JP6500377B2 - 情報処理装置及びプログラム - Google Patents

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Description

本発明は、情報処理装置及びプログラムに関する。
ユーザのアプリケーションやコンテンツの利用履歴から当該ユーザの嗜好に合致したアプリケーション等を推薦する技術が提案されている。近年では、アプリケーションの利用履歴から得られるユーザ間の嗜好の類似関係に基づき、あるユーザに対して他のユーザの嗜好を参照にアプリケーション等を推薦する技術が提案されている(例えば、特許文献1,2)。
特開2012−22650号公報 特開2005−33600号公報
ところで、一般的に、第1の機器と異なるカテゴリの第2の機器を利用する場合に、当該第2の機器についてのあるユーザの利用履歴がない場合には当該第2の機器に搭載するアプリケーション利用履歴から得られるユーザ間の嗜好の類似関係に基づき当該あるユーザに対して他のユーザの嗜好を参照して当該第2の機器に搭載するアプリケーションを当該あるユーザに推薦することができない。
本発明は、第1の機器と異なるカテゴリの第2の機器についてあるユーザの利用履歴がない場合であっても、第1の機器に搭載されたアプリケーションの利用履歴を利用して第1の機器とは異なるカテゴリの第2の機器に搭載するアプリケーションを当該あるユーザへ推薦することを目的とする。
本発明に係るプログラムは、コンピュータを、推薦対象の利用者が利用する第1の機器であって第1のカテゴリに含まれる第1の機器に搭載された各アプリケーションの利用実績を参照して前記第1の機器の各利用者の当該各アプリケーションに対する嗜好度を算出する第1嗜好度算出手段、前記第1嗜好度算出手段により算出された嗜好度に基づき前記第1の機器の利用者をアプリケーションの嗜好が類似する利用者毎に分類することで複数のグループを形成する第1形成手段、前記第1のカテゴリとは異なる第2のカテゴリに含まれる第2の機器に搭載された各アプリケーションの利用実績を参照して前記第2の機器の各利用者の当該各アプリケーションに対する嗜好度を算出する第2嗜好度算出手段、前記第2嗜好度算出手段により算出された嗜好度に基づき前記第2の機器の利用者をアプリケーションの嗜好が類似する利用者毎に分類することで複数のグループを形成する第2形成手段、前記第2形成手段により形成されたグループの中から、前記第1形成手段により形成され前記推薦対象の利用者が属するグループに属する利用者とアプリケーションの嗜好が類似する利用者が属するグループを選出する選出手段、前記選出手段により選出されたグループに属する利用者の前記第2の機器に搭載されたアプリケーションの利用実績を参照して当該各アプリケーションの推奨度を算出する推奨度算出手段、前記推奨度に基づき前記推薦対象の利用者に推奨する前記第2の機器のアプリケーションを特定し、提示する提示手段、として機能させ、前記各嗜好度算出手段は、前記各アプリケーションの利用実績をアプリケーション毎利用者毎に集計することによって各アプリケーションの利用回数を利用者毎に算出し、その算出した利用回数を参照して各利用者の当該各アプリケーションに対する嗜好度を算出することを特徴とする
本発明に係るプログラムは、コンピュータを、推薦対象の利用者が利用する第1の機器であって第1のカテゴリに含まれる第1の機器に搭載された各アプリケーションの利用実績を参照して前記第1の機器の各利用者の当該各アプリケーションに対する嗜好度を算出する第1嗜好度算出手段、前記第1嗜好度算出手段により算出された嗜好度に基づき前記第1の機器の利用者をアプリケーションの嗜好が類似する利用者毎に分類することで複数のグループを形成する第1形成手段、前記第1のカテゴリとは異なる第2のカテゴリに含まれる第2の機器に搭載された各アプリケーションの利用実績を参照して前記第2の機器の各利用者の当該各アプリケーションに対する嗜好度を算出する第2嗜好度算出手段、前記第2嗜好度算出手段により算出された嗜好度に基づき前記第2の機器の利用者をアプリケーションの嗜好が類似する利用者毎に分類することで複数のグループを形成する第2形成手段、前記第2形成手段により形成されたグループの中から、前記第1形成手段により形成され前記推薦対象の利用者が属するグループに属する利用者とアプリケーションの嗜好が類似する利用者が属するグループを選出する選出手段、前記選出手段により選出されたグループに属する利用者の前記第2の機器に搭載されたアプリケーションの利用実績を参照して当該各アプリケーションの推奨度を算出する推奨度算出手段、前記推奨度に基づき前記推薦対象の利用者に推奨する前記第2の機器のアプリケーションを特定し、提示する提示手段、として機能させ、前記各嗜好度算出手段は、予め決められた計算方法を用いることで、相対的に多くの利用者に利用されるアプリケーションの嗜好度が小さくなるよう補正することを特徴とする。
また、前記選出手段は、前記第2形成手段により形成されたグループの中から、前記第1形成手段により形成され前記推薦対象の利用者が属するグループに属する利用者と予め設定された閾値以上に、属する利用者が重複しているグループを選出することを特徴とする。
また、前記提示手段は、前記選出手段により選出されたグループに属する利用者の前記第2の機器に搭載された各アプリケーションの嗜好度をアプリケーション毎に集計して当該各アプリケーションの推奨度を算出することを特徴とする。
また、前記提示手段は、前記推奨度が予め設定された閾値以上のアプリケーションの中から前記推薦対象の利用者に提示するアプリケーションを特定することを特徴とする。
本発明に係る情報処理装置は、推薦対象の利用者が利用する第1の機器であって第1のカテゴリに含まれる第1の機器に搭載された各アプリケーションの利用実績を参照して前記第1の機器の各利用者の当該各アプリケーションに対する嗜好度を算出する第1嗜好度算出手段と、前記第1嗜好度算出手段により算出された嗜好度に基づき前記第1の機器の利用者をアプリケーションの嗜好が類似する利用者毎に分類することで複数のグループを形成する第1形成手段と、前記第1のカテゴリとは異なる第2のカテゴリに含まれる第2の機器に搭載された各アプリケーションの利用実績を参照して前記第2の機器の各利用者の当該各アプリケーションに対する嗜好度を算出する第2嗜好度算出手段と、前記第2嗜好度算出手段により算出された嗜好度に基づき前記第2の機器の利用者をアプリケーションの嗜好が類似する利用者毎に分類することで複数のグループを形成する第2形成手段と、前記第2形成手段により形成されたグループの中から、前記第1形成手段により形成され前記推薦対象の利用者が属するグループに属する利用者とアプリケーションの嗜好が類似する利用者が属するグループを選出する選出手段と、前記選出手段により選出されたグループに属する利用者の前記第2の機器に搭載されたアプリケーションの利用実績を参照して当該各アプリケーションの推奨度を算出する推奨度算出手段と、前記推奨度に基づき前記推薦対象の利用者に推奨する前記第2の機器のアプリケーションを特定し、提示する提示手段と、を有し、前記各嗜好度算出手段は、前記各アプリケーションの利用実績をアプリケーション毎利用者毎に集計することによって各アプリケーションの利用回数を利用者毎に算出し、その算出した利用回数を参照して各利用者の当該各アプリケーションに対する嗜好度を算出することを特徴とする。
請求項1に記載の発明によれば、第1の機器に搭載されたアプリケーションの利用履歴を利用して第1の機器とは異なるカテゴリの第2の機器に搭載するアプリケーションを推薦することができる。
請求項2に記載の発明によれば、各ユーザのアプリケーションの嗜好度をより正確に求めることができる。
請求項3に記載の発明によれば、推薦対象の利用者が属する第1の機器のグループと関連性のある第2の機器のグループを選出することができる。
請求項4に記載の発明によれば、推薦対象の利用者とアプリケーションの嗜好が合致するユーザのアプリケーションの嗜好に基づき、推薦対象の利用者に第2の機器に搭載するアプリケーションを推薦することができる。
請求項5に記載の発明によれば、推薦対象の利用者に対して推薦するのにふさわしいアプリケーションのみを推薦することができる。
請求項6に記載の発明によれば、第1の機器に搭載されたアプリケーションの利用履歴を利用して第1の機器とは異なるカテゴリの第2の機器に搭載するアプリケーションを推薦することができる。
本発明に係る情報処理装置の一実施の形態を示すブロック構成図である。 本実施の形態における情報処理装置のハードウェア構成図である。 本実施の形態における利用情報蓄積部に蓄積された利用情報のデータ構成の一例を示した図である。 本実施の形態における推薦処理を示したフローチャートである。 本実施の形態における利用実績情報記憶部に登録された利用実績情報のデータ構成の一例を示した図である。 本実施の形態における嗜好性情報記憶部に登録された嗜好性情報のデータ構成の一例を示した図である。 本実施の形態において関連度を算出する際のPCとスマートフォンの各グループの関係を示した概念図である。 本実施の形態において推薦対象のユーザとアプリケーションの嗜好が類似するユーザの嗜好性情報のデータ構成の一例を示した図である。
以下、図面に基づいて、本発明の好適な実施の形態について説明する。
図1は、本発明に係る情報処理装置の一実施の形態を示すブロック構成図である。図1には、パーソナルコンピュータ(PC)1、スマートフォン(スマホ)2,3及び情報処理装置10が示されている。本実施の形態において、第1の機器としてのPC1及び第2の機器としてのスマートフォン2,3は、各ユーザにより個人的に使用される機器である。各ユーザはそれぞれ、基本的にPC1とスマートフォン2,3の双方の機器を使用する。本実施の形態では、第2の機器の使用をこれから開始しようとするユーザに対して、第2の機器に搭載するアプリケーションを推薦するが、スマートフォン3は、特にアプリケーションの推薦対象とするユーザが個人的に使用する第2の機器に該当する。スマートフォン2は、推薦対象とするユーザ以外のユーザにより以前から使用されている第2の機器である。
PC1及びスマートフォン2,3には、それぞれユーザの操作状況を監視するエージェントがインストールされており、ユーザがアプリケーションを起動して利用を開始すると、エージェントは、その利用されたアプリケーションを識別する情報を含む利用情報を情報処理装置10に送信する。
図2は、本実施の形態における情報処理装置10のハードウェア構成図である。本実施の形態における情報処理装置10は、PC等の汎用的なコンピュータで実現してよい。すなわち、情報処理装置10は、CPU31、ROM32、RAM33、ハードディスクドライブ(HDD)34、入力手段として設けられたマウス35とキーボード36、及び表示装置として設けられたディスプレイ37をそれぞれ接続する入出力コントローラ38、通信手段として設けられたネットワークコントローラ39を内部バス40に接続して構成される。PC1も情報処理装置10と同様のハードウェア構成でよい。スマートフォン2,3もPCと同様にCPU、RAMを搭載し、また形態は異なるもののストレージ、入出力手段を有している。
図1に戻り、本実施の形態における情報処理装置10は、利用情報収集部11、集計処理部12、嗜好度算出部13、グループ化処理部14、関連グループ選出部15、推薦処理部16、利用情報蓄積部21、利用実績情報記憶部22、嗜好性情報記憶部23及びグループ情報記憶部24を有している。
利用情報収集部11は、PC1及びスマートフォン2から送信されてくる利用情報を収集して利用情報蓄積部21に登録する。集計処理部12及び嗜好度算出部13は、第1嗜好度算出手段及び第2嗜好度算出手段として設けられている。このうち、集計処理部12は、利用情報蓄積部21に蓄積されたPC1に搭載された各アプリケーションの利用実績を参照してPC1の各利用者の当該各アプリケーションに対する嗜好度を算出し、その算出結果を利用実績情報として利用実績情報記憶部22に登録する。同様に、利用情報蓄積部21に蓄積されたスマートフォン2に搭載された各アプリケーションの利用実績を参照してスマートフォン2の各利用者の当該各アプリケーションに対する嗜好度を算出し、その算出結果を利用実績情報として利用実績情報記憶部22に登録する。嗜好度算出部13は、予め決められた計算方法を用いることで、利用実績情報記憶部22に記憶された利用実績情報をユーザに利用されるアプリケーションの嗜好度を示す指標とした場合、この嗜好度のうち相対的に多くのユーザに利用されるアプリケーションの嗜好度が小さくなるよう補正し、その補正した嗜好度を嗜好性情報記憶部23に登録する。
グループ化処理部14は、第1形成手段として設けられ、嗜好度算出部13により算出されたPC1に搭載された各アプリケーションの嗜好度に基づきPC1のユーザをアプリケーションの嗜好が類似するユーザ毎に分類することで複数のグループを形成し、その形成したPC1のグループをグループ情報記憶部24に登録する。グループ化処理部14は、また第2形成手段として設けられ、嗜好度算出部13により算出されたスマートフォン2に搭載された各アプリケーションの嗜好度に基づきスマートフォン2のユーザをアプリケーションの嗜好が類似するユーザ毎に分類することで複数のグループを形成し、その形成したスマートフォン2のグループをグループ情報記憶部24に登録する。関連グループ選出部15は、選出手段として設けられ、グループ化処理部14により形成されたスマートフォン2のグループの中から、推薦対象のユーザと同じPC1のグループに属するユーザとアプリケーションの嗜好が類似するユーザが属するグループを選出する。推薦処理部16は、推奨度算出手段として設けられ、関連グループ選出部15により選出されたグループに属するユーザのスマートフォン2に搭載されたアプリケーションの利用実績を参照して当該各アプリケーションの推奨度を算出する。推薦処理部16はまた、提示手段として設けられ、算出した推奨度に基づき推薦対象のユーザに推奨するスマートフォン3のアプリケーションを特定し、提示する。
情報処理装置10における各構成要素11〜16は、情報処理装置10を形成するコンピュータと、コンピュータに搭載されたCPU31で動作するプログラムとの協調動作により実現される。また、各記憶手段21〜24は、情報処理装置10に搭載されたHDD34にて実現される。あるいは、RAM33又は外部にある記憶手段をネットワーク経由で利用してもよい。
また、本実施の形態で用いるプログラムは、通信手段により提供することはもちろん、CD−ROMやUSBメモリ等のコンピュータ読み取り可能な記録媒体に格納して提供することも可能である。通信手段や記録媒体から提供されたプログラムはコンピュータにインストールされ、コンピュータのCPU31がプログラムを順次実行することで各種処理が実現される。
本実施の形態は、推薦対象のユーザとPC1のアプリケーションの嗜好が類似するPC1の他のユーザの、PC1とは異なるカテゴリのスマートフォン2におけるアプリケーションの嗜好に基づき、推薦対象のユーザにスマートフォン2のアプリケーションを推薦することを特徴としている。ここで、本実施の形態において「カテゴリ」というのは、機器の種類を示し、一般に、PC、スマートフォン、タブレット端末、テレビ、DVDレコーダ、冷蔵庫、エアコン等の一般名称で表せる。例えば、PCであれば、メーカ、型番、性能、型式(デスクトップ型、ノート型等)等が異なっても同一のカテゴリに含まれる。DVDレコーダとブルーレイレコーダ等用途が同じであれば、同じカテゴリにまとめてもよい。但し、本実施の形態において取り扱う機器は、アプリケーションをインストールして実行可能な機能が搭載されている必要はある。
次に、本実施の形態における推薦処理について説明する。本実施の形態では、PC1のユーザがPC1とは異なるカテゴリに属するスマートフォン3の利用をこれから開始しようとするため、あるいは利用を開始してから日が浅いため、このスマートフォン3のユーザをアプリケーションの推薦対象として、スマートフォン3のアプリケーションを推薦する場合を例にして説明する。なお、本実施の形態では、説明の便宜上、アプリケーションのバージョンを考慮しないものとして説明する。つまり、同じアプリケーションであれば同一のアプリケーションとして取り扱う。
推薦対象のユーザに対してスマートフォン3のアプリケーションを推薦するためには、PC1及びスマートフォン2から利用情報を収集、蓄積しておく必要がある。すなわち、PC1及びスマートフォン2においてアプリケーションが利用されると、そのアプリケーションが利用されたPC1あるいはスマートフォン2にインストールされたエージェントは、自機器、自機器を使用するユーザ及び利用されたアプリケーションの各識別情報を含む利用情報を情報処理装置10に送信することで、アプリケーションの利用を通知する。利用情報収集部11は、いずれかのPC1あるいはスマートフォン2から送信されてきた利用情報を受信すると、その受信した利用情報を利用情報蓄積部21に登録する。なお、利用情報収集部11は、必ずしもPC1及びスマートフォン2から直接収集する必要はなく、他のコンピュータを介して間接的に収集するようにしてもよい。
図3は、本実施の形態における利用情報蓄積部21に蓄積される利用情報のデータ構成例を示した図である。利用情報は、機器が利用された日時を示す「利用日時」、利用された機器の識別情報として機器IDが設定される「機器」、利用したユーザの識別情報としてユーザIDが設定される「ユーザ」及び利用されたアプリケーションの識別情報としてアプリケーションIDが設定される「アプリケーション」を含む。
以下、本実施の形態における推薦処理について図4に示したフローチャートを用いて説明する。前述した利用情報の収集は常時行われているが、本実施の形態における推薦処理は、推薦したいタイミングで実施すればよい。
ステップ110において、集計処理部12は、利用情報の「機器」を参照することによってPC1から収集した利用情報をPC1に搭載されたアプリケーションの利用実績として利用情報蓄積部21から抽出し、ユーザ毎アプリケーション毎に集計する。集計する期間は、例えば現時点から遡って半年など所望の期間を設定してよい。ただ、集計対象とする期間が短すぎると収集される利用情報の数が少なく正しい結果(推薦するのに適切なアプリケーション)が得られない可能性が生じやすいので、ある程度の長さの期間を設定するのが好ましい。集計処理部12は、集計値から単位時間当たりの利用回数を利用実績情報として利用実績情報記憶部22に登録する。
図5は、本実施の形態における利用実績情報記憶部22に登録されたPC1の利用実績情報が示した図である。利用実績情報は、PC1に搭載された各アプリケーションの単位時間当たりの各ユーザの利用回数を示す情報である。「ユーザ」にはアプリケーションを利用したユーザのユーザIDが設定される。「app001」、「app002」及び「app003」は、ユーザにより利用されたアプリケーションのアプリケーションIDであり、アプリケーション毎に各ユーザにより利用された回数が設定される。図5では、便宜的にPC1で利用された閲覧ソフトウェアに該当する3種類のアプリケーション(app001、app002及びapp003)のみを示したが、PC1に搭載されたアプリケーション全てに対してアプリケーション毎ユーザ毎に利用回数が集計され利用実績情報記憶部22に登録される。ところで、アプリケーションが利用されるためには起動される必要がある。本実施の形態においてアプリケーションの「利用回数」というのは、起動後に操作された回数ではなく、アプリケーションの起動回数と同義である。起動回数が多いほど、当該アプリケーションは当該ユーザによって気に入られてよく利用されている、すなわち当該ユーザの嗜好に合致したアプリケーションであるということになる。
図5における数値例を参照すると、ユーザAは、app003と比較して、app001,app002をよく利用していることから、ユーザAの利用実績情報からは、閲覧ソフトとしてapp001及びapp002を気に入って利用している(嗜好していることから嗜好度が高い)と判断しうる。なお、嗜好(度)に関しては更に後述する。
集計処理部12はまた、スマートフォン2に対してもPC1と同様に処理して、スマートフォン2における各ユーザのアプリケーション利用をユーザ毎アプリケーション毎に集計して利用実績情報を生成し、利用実績情報記憶部22に登録する。
なお、集計処理部12における利用回数の集計対象期間が長い場合において、集計対象期間の当初は頻繁に利用していたものの最近はほとんど利用しなくなったアプリケーションが存在するかもしれない。つまり、ユーザのアプリケーションに対する嗜好が変わったのかもしれない。従って、このような嗜好の遷移の状況を考慮し、集計対象期間を小計を求める複数の期間に分割し、古い分割期間ほど利用回数が減算されるように調整してもよい。例えば、直近1週間の利用回数が10回ならそのまま10回として集計する。集計対象期間当初の1週間の利用回数が10回なら所定の割合を乗算するなどして3回として集計する。このようにして嗜好の遷移を考慮するようにしてもよい。
続いて、嗜好度算出部13は、利用実績情報を参照して嗜好度を算出する(ステップ120)。「嗜好度」とは、ユーザのアプリケーションに対するお気に入りの度合いを示す指標である。本実施の形態では、嗜好度をユーザのアプリケーションに対する嗜好性を示す指標として用いるが、前述したように、あるユーザにとって利用回数の多いアプリケーションは、当該ユーザの嗜好性と合致しているアプリケーションであると考えられる。しかしながら、多くのユーザに利用されているアプリケーションは、多くのユーザと嗜好性が合致しているとは限らず、例えば部署等の組織において利用が推奨された(スタンダード化された)アプリケーションであるために利用回数が多くなっているとも考えられる。つまり、利用実績情報が示す値(利用回数)が必ずしもユーザの嗜好を表していると決めつけにくいところもある。
そこで、本実施の形態では、利用実績情報(アプリケーションの利用回数)を嗜好度としてそのまま用いずに、嗜好度算出部13を設けて利用実績情報を補正することにより嗜好度を算出するようにした。
本実施の形態では、文書要約や情報検索の分野で用いられているtf−idfという手法を利用して利用実績情報を補正することにする。この手法を用いることで、多くのユーザに利用されているアプリケーションの嗜好度を下げ、限定されたユーザによって利用されているアプリケーションの嗜好度が上がるように調整する。嗜好度は次の計算式により算出される。
嗜好度=tfi,j×idf ・・・(1)
式(1)において
tfi,j=ni,j/Σk,j
但し、ni,jはユーザjがアプリケーションiを利用した回数であり、Σk,jは全ユーザのアプリケーションiの利用回数の総和である。
idf=log(|D|/|{d:d∋t}|)
但し、|D|は総ユーザ数、|{d:d∋t}|はアプリケーションiを利用したことのあるユーザ数である。
例えば、ユーザAのアプリケーションapp001の嗜好度は次のように算出できる。
tfA,app001=7/(7+8+10+9+6+9+0+9)=0.121
idf=log(8/7)=0.058
よって、
嗜好度=0.121×0.058=0.0070
嗜好度算出部13は、ユーザ毎アプリケーション毎に嗜好度を算出すると、算出した嗜好度を含む嗜好性情報を嗜好性情報記憶部23に登録する。
図6は、本実施の形態における嗜好性情報記憶部23に登録された嗜好性情報のデータ構成例を示した図である。データ構成は、利用実績情報で同じでよく、ユーザ毎アプリケーション毎に設定される数値がアプリケーションの利用回数ではなく上記計算により算出された嗜好度となる。図6に示した数値例によると、app001は、全体として利用回数の総和は大きかったものの利用ユーザ数が他のアプリケーションより多いため、相対的に小さい値の嗜好度が得られることになる。
続いて、グループ化処理部14は、嗜好度算出部13により生成された嗜好性情報を参照してPC1のユーザ及びスマートフォン2のユーザをそれぞれアプリケーションの嗜好が類似するユーザ毎にグループ分けする(ステップ130)。利用実績情報(アプリケーションの利用回数)を嗜好度として用いてグループ化を行ってもよいが、本実施の形態では、前述したように嗜好度算出部13により算出された嗜好度を用いてグループ化を行う。アプリケーションの嗜好が類似しているユーザは、アプリケーションの利用が類似すると考えられる。つまり、例えば閲覧ソフトウェアであれば、アプリケーションの嗜好が類似しているユーザは、複数種類の閲覧ソフトウェアの中から同じ閲覧ソフトウェアを選択して他の閲覧ソフトウェアより多く利用する、すなわち当該アプリケーション(閲覧ソフトウェア)の利用回数は相対的に大きい値を示すことになる。
アプリケーションの嗜好が類似しているユーザを分類する手法は特に問わないが、本実施の形態では、嗜好性情報を入力としてクラスタ分析を用いてアプリケーションの嗜好が類似しているユーザ毎に分類することで複数のグループを形成する。分類するグループの数(クラスタ数)は、アプリケーションの種類や数、ユーザ人数等に応じて適宜設定すればよい。グループ化処理部14は、グループ分けにより形成したグループの識別情報(グループID)に、当該グループに属するユーザの識別情報(ユーザID)を対応付けしてグループ情報を生成してグループ情報記憶部24に登録する。
なお、基本的には、嗜好性情報に含まれる全ユーザを対象に全てのアプリケーションの嗜好度を入力としてユーザをグループ分けするが、嗜好度の値が他のアプリケーションより相対的に小さいアプリケーションの嗜好度は参照せずにクラスタ分析を行うようにしてもよい。例えば、嗜好度の総和が例えば下位からn番目(最下位は下位からn=1番目)までのアプリケーション、あるいは嗜好度の総和が予め設定された閾値より小さいアプリケーションは、クラスタ分析の際に用いないようにしてもよい。これらのアプリケーションは、ユーザの嗜好が顕著に表れにくいからである。
また、利用情報を参照して、集計処理部12における利用期間の集計対象期間(例えば6ヶ月)に対してユーザの利用期間(例えば3日)が予め設定された閾値(例えば1週間)より短かったり、利用回数が予め設定された閾値より小さいユーザの嗜好性情報をクラスタ分析の際に用いないようにしてもよい。
以上のようにして、各ユーザは、アプリケーションの嗜好の類似性により複数のグループに分類されるわけであるが、推薦対象のユーザは、PC側のいずれかのグループには属するけれどもスマートフォン側のグループには属していない。関連グループ選出部15は、推薦対象のユーザと嗜好が類似するユーザが属するスマートフォン側のグループを選出する(ステップ140)。この選出方法を図7を用いて説明する。
図7には、グループ情報に基づきPC側のグループとスマートフォン側のグループとが模式的に示されている。図7において、図面の左側にはグループ名称(グループID)が“P−”で始まるPCのグループが、図面の右側にはグループ名称(グループID)が“S−”で始まるスマートフォンのグループ、がそれぞれ示されている。ここで、推薦対象のユーザが“P−G1”に属するユーザXとする。ユーザXと同じグループには、ユーザA,B,C,D,Eが属している。
一方、スマートフォン2をすでに利用している推薦対象以外のユーザは、スマートフォン側のいずれかのグループに分類されることになる。図7に例示したグループ構成では、ユーザA,B,C,Dはグループ“S−G1”に、ユーザEはグループ“S−G2”に、それぞれ分類されている。このようなグループ構成のもと、関連グループ選出部15は、推薦対象のユーザXが属しているPC側のグループ“P−G1”とスマートフォン側の各グループとの関連性を以下のようにして算出する。
例えば、グループ“S−G1”には5人のユーザA,B,C,D,Lが属しているが、このうちの4人のユーザA,B,C,Dがグループ“P−G1”に属している。つまり、グループ“P−G1”に属する5人のうち4人はグループ“P−G1”に属しているため、グループ“P−G1”とグループ“S−G1”との重複度合いは、4/5=0.8である。また、グループ“S−G2”には6人のユーザE,G,H,I,N,Qが属しているが、このうちの1人のユーザEがグループ“P−G1”に属している。従って、グループ“P−G1”とグループ“S−G2”との重複度合いは1/6=0.17である。
関連グループ選出部15は、グループ情報記憶部24に登録されているグループ情報に基づき、以上のように推薦対象のユーザXが属しているPC側のグループ“P−G1”とスマートフォン側の各グループとの重複度合いを算出する。そして、各グループの重複度合いを、関連性の有無の判断に用いるために予め設定された閾値と比較し、その閾値以上の重複度合いのグループを、PC側のグループ“P−G1”と関連性のあるグループとして選出する。例えば、閾値が0.6だとすると、グループ“S−G1”は関連性有り、グループ“S−G2” は関連性無しと判定される。関連グループ選出部15は、このようにして関連性有りのグループを選出する。
ところで、関連性有りと判断されるグループが複数選出される場合があり得る。この場合は複数のグループを選出してもよい。あるいは重複度合いが最大値のグループをただ1つ選出してもよい。一方、関連性有りのグループが1つも選出されない場合もあり得る。この場合、ユーザXとアプリケーションの嗜好が類似するユーザが属するグループは存在しない、つまり、ユーザXとアプリケーションの嗜好が類似するグループは存在しないものとみなして、後段において推薦処理部16が行うアプリケーションの推薦を行わないことになる。
推薦対象のユーザXが属するPC側のグループ“P−G1”には、PC1においてアプリケーションの嗜好が類似したユーザ、つまりPC1においてユーザXと同じアプリケーションを利用しているユーザA〜Eが属している。そして、スマートフォン2をすでに利用しているユーザA〜Eをより多く属するスマートフォン側のグループ(上記例のグループ“S−G1”)に属するユーザA〜Dにおけるスマートフォン2のアプリケーションの利用の傾向を分析して得られたアプリケーションの嗜好は、ユーザXのスマートフォン3の嗜好に合致すると推測される。従って、推薦処理部16は、グループ“S−G1” に属するユーザにより利用されているアプリケーションの中から特定したアプリケーションをユーザXに提示する(ステップ150)。
すなわち、推薦処理部16は、関連グループ選出部15が以上のようにして選出したグループに属するユーザA〜D,Lの嗜好性情報を嗜好性情報記憶部23から読み出す。この読み出した各ユーザの嗜好性情報を図8に示す。ここでは、app001、app002及びapp003という3種類の閲覧ソフトウェアに着目しているものとする。推薦処理部16は、この嗜好性情報に基づきユーザXに推薦するアプリケーションを特定する。
例えば、各アプリケーションの嗜好度を集計して求めた合計値を推奨度とし、この推奨度が最大値となるアプリケーション、図8に示した数値例によると閲覧ソフトウェアとしてapp002をユーザXに推奨するアプリケーションとして特定する。そして、ディスプレイ37に表示したり、スマートフォン3に電子メール等により送信することで提示する。
なお、推薦するアプリケーションの特定方法としては、各ユーザの嗜好度の総和を推奨度としてアプリケーション毎に求め、推奨度が最大となるアプリケーションに特定する方法に限定する必要はない。例えば、重複しているユーザA〜Dの嗜好度に重み付けしてから推奨度を算出してもよい。また、一ユーザの嗜好の影響を受けにくくするために嗜好度の中央値が最大となるアプリケーションに特定してもよい。
また、本実施の形態では、推奨度の上位1位の閲覧ソフトウェアのみを提示するようにしたが、この提示する内容はこれに限る必要はない。例えば、上位いくつかを提示してもよいし、全ての閲覧ソフトウェア推奨度の高い順にリスト表示して提示するようにしてもよい。
あるいは、推薦するのにふさわしいアプリケーションのみを推薦するために、予め閾値を設定しておき、算出した推奨度がその閾値以上の場合にのみ推薦を行うようにしてもよい。
本実施の形態では、閲覧ソフトウェアを例にして説明したが、例えば音楽視聴ソフトウェアや画像処理ソフトウェア等他のアプリケーションの種類においても同様に推薦を行うようにしてもよい。
また、本実施の形態では、第1の機器としてPC、推薦対象とする第2の機器としてスマートフォンを例にして説明したが、機器の組合せは任意でよい。ただ、PCとスマートフォンは、同じアプリケーションにおいてPC版やスマホ版が用意されているようにアプリケーションの嗜好が合致しやすいため、アプリケーションを推薦するのに好適な組合せである。
推薦対象とする第2の機器として洗濯機が選択されている場合、第1の機器としてPCを選択してもよい。ただ、白物家電である洗濯機に対して情報処理装置であるPCを第1の機器として設定すると、ステップ140において関連性有りのグループが選出されない可能性が高くなることが推測できる。この場合は、同じ白物家電である冷蔵庫を第1の機器として設定するのが好適である。
1 PC、2,3 スマートフォン、10 情報処理装置、11 利用情報収集部、12 集計処理部、13 嗜好度算出部、14 グループ化処理部、15 関連グループ選出部、16 推薦処理部、21 利用情報蓄積部、22 利用実績情報記憶部、23 嗜好性情報記憶部、24 グループ情報記憶部、31 CPU、32 ROM、33 RAM、34 ハードディスクドライブ(HDD)、35 マウス、36 キーボード、37 ディスプレイ、38 入出力コントローラ、39 ネットワークコントローラ、40 内部バス。

Claims (6)

  1. コンピュータを、
    推薦対象の利用者が利用する第1の機器であって第1のカテゴリに含まれる第1の機器に搭載された各アプリケーションの利用実績を参照して前記第1の機器の各利用者の当該各アプリケーションに対する嗜好度を算出する第1嗜好度算出手段、
    前記第1嗜好度算出手段により算出された嗜好度に基づき前記第1の機器の利用者をアプリケーションの嗜好が類似する利用者毎に分類することで複数のグループを形成する第1形成手段、
    前記第1のカテゴリとは異なる第2のカテゴリに含まれる第2の機器に搭載された各アプリケーションの利用実績を参照して前記第2の機器の各利用者の当該各アプリケーションに対する嗜好度を算出する第2嗜好度算出手段、
    前記第2嗜好度算出手段により算出された嗜好度に基づき前記第2の機器の利用者をアプリケーションの嗜好が類似する利用者毎に分類することで複数のグループを形成する第2形成手段、
    前記第2形成手段により形成されたグループの中から、前記第1形成手段により形成され前記推薦対象の利用者が属するグループに属する利用者とアプリケーションの嗜好が類似する利用者が属するグループを選出する選出手段、
    前記選出手段により選出されたグループに属する利用者の前記第2の機器に搭載されたアプリケーションの利用実績を参照して当該各アプリケーションの推奨度を算出する推奨度算出手段、
    前記推奨度に基づき前記推薦対象の利用者に推奨する前記第2の機器のアプリケーションを特定し、提示する提示手段、
    として機能させ
    前記各嗜好度算出手段は、前記各アプリケーションの利用実績をアプリケーション毎利用者毎に集計することによって各アプリケーションの利用回数を利用者毎に算出し、その算出した利用回数を参照して各利用者の当該各アプリケーションに対する嗜好度を算出することを特徴とするプログラム。
  2. コンピュータを、
    推薦対象の利用者が利用する第1の機器であって第1のカテゴリに含まれる第1の機器に搭載された各アプリケーションの利用実績を参照して前記第1の機器の各利用者の当該各アプリケーションに対する嗜好度を算出する第1嗜好度算出手段、
    前記第1嗜好度算出手段により算出された嗜好度に基づき前記第1の機器の利用者をアプリケーションの嗜好が類似する利用者毎に分類することで複数のグループを形成する第1形成手段、
    前記第1のカテゴリとは異なる第2のカテゴリに含まれる第2の機器に搭載された各アプリケーションの利用実績を参照して前記第2の機器の各利用者の当該各アプリケーションに対する嗜好度を算出する第2嗜好度算出手段、
    前記第2嗜好度算出手段により算出された嗜好度に基づき前記第2の機器の利用者をアプリケーションの嗜好が類似する利用者毎に分類することで複数のグループを形成する第2形成手段、
    前記第2形成手段により形成されたグループの中から、前記第1形成手段により形成され前記推薦対象の利用者が属するグループに属する利用者とアプリケーションの嗜好が類似する利用者が属するグループを選出する選出手段、
    前記選出手段により選出されたグループに属する利用者の前記第2の機器に搭載されたアプリケーションの利用実績を参照して当該各アプリケーションの推奨度を算出する推奨度算出手段、
    前記推奨度に基づき前記推薦対象の利用者に推奨する前記第2の機器のアプリケーションを特定し、提示する提示手段、
    として機能させ、
    前記各嗜好度算出手段は、予め決められた計算方法を用いることで、相対的に多くの利用者に利用されるアプリケーションの嗜好度が小さくなるよう補正することを特徴とするプログラム。
  3. 前記選出手段は、前記第2形成手段により形成されたグループの中から、前記第1形成手段により形成され前記推薦対象の利用者が属するグループに属する利用者と予め設定された閾値以上に、属する利用者が重複しているグループを選出することを特徴とする請求項1に記載のプログラム。
  4. 前記提示手段は、前記選出手段により選出されたグループに属する利用者の前記第2の機器に搭載された各アプリケーションの嗜好度をアプリケーション毎に集計して当該各アプリケーションの推奨度を算出することを特徴とする請求項2に記載のプログラム。
  5. 前記提示手段は、前記推奨度が予め設定された閾値以上のアプリケーションの中から前記推薦対象の利用者に提示するアプリケーションを特定することを特徴とする請求項1又は4に記載のプログラム。
  6. 推薦対象の利用者が利用する第1の機器であって第1のカテゴリに含まれる第1の機器に搭載された各アプリケーションの利用実績を参照して前記第1の機器の各利用者の当該各アプリケーションに対する嗜好度を算出する第1嗜好度算出手段と、
    前記第1嗜好度算出手段により算出された嗜好度に基づき前記第1の機器の利用者をアプリケーションの嗜好が類似する利用者毎に分類することで複数のグループを形成する第1形成手段と、
    前記第1のカテゴリとは異なる第2のカテゴリに含まれる第2の機器に搭載された各アプリケーションの利用実績を参照して前記第2の機器の各利用者の当該各アプリケーションに対する嗜好度を算出する第2嗜好度算出手段と、
    前記第2嗜好度算出手段により算出された嗜好度に基づき前記第2の機器の利用者をアプリケーションの嗜好が類似する利用者毎に分類することで複数のグループを形成する第2形成手段と、
    前記第2形成手段により形成されたグループの中から、前記第1形成手段により形成され前記推薦対象の利用者が属するグループに属する利用者とアプリケーションの嗜好が類似する利用者が属するグループを選出する選出手段と、
    前記選出手段により選出されたグループに属する利用者の前記第2の機器に搭載されたアプリケーションの利用実績を参照して当該各アプリケーションの推奨度を算出する推奨度算出手段と、
    前記推奨度に基づき前記推薦対象の利用者に推奨する前記第2の機器のアプリケーションを特定し、提示する提示手段と、
    を有し、
    前記各嗜好度算出手段は、前記各アプリケーションの利用実績をアプリケーション毎利用者毎に集計することによって各アプリケーションの利用回数を利用者毎に算出し、その算出した利用回数を参照して各利用者の当該各アプリケーションに対する嗜好度を算出することを特徴とする情報処理装置。
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