JP6500151B1 - 商品提案サポートシステム - Google Patents

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Abstract

【課題】商品の購入を希望するユーザに対してエージェントが商品の提案をするのをサポートすることが可能であり、エージェントによるレコメンドの精度を向上させることのできる商品提案サポートシステムを提供する。
【解決手段】商品提案サポートシステムは、複数のデータ項目に分類されたユーザの個人データが登録されている。商品に関するユーザのリクエストをユーザ端末から受信すると、その商品に関するレコメンドを提案するエージェントに提供すべきデータ項目を選択して、エージェント端末に送信する。エージェントからレコメンドを受けたユーザが商品を購入すると、ユーザによるエージェントの評価をユーザ端末から受信し、その評価に基づいてデータ項目の重み付けを行う。この重み付けの度合いに基づいて、エージェントに提供すべきデータ項目が選択される。
【選択図】図3

Description

本発明は、商品の購入を希望するユーザに対してエージェントが商品の提案をするのをサポートする商品提案サポートシステムに関する。
従来から、インターネット上のECサイト等で、ユーザが商品を購入する際に、ユーザの過去の購入履歴や閲覧履歴に基づいて、そのユーザが購入しそうな商品をレコメンドするシステムが提案されている(例えば特許文献1参照)。
特開2013−171436号公報
ところで、インターネット上のECサイト等で取り扱われる商品については、一般の生活者であっても、自らの得意分野については、専門家に勝るとも劣らない知識(暗黙知)を有している場合が少なくない。しかしながら、従来のシステムにおいては、商品をレコメンドする際に、そのような一般の生活者(エージェント)の知識(暗黙知)を活用することについて、何ら考慮がなされていない。したがって、当然のことながら、商品の購入を希望するユーザに対してエージェントが商品の提案をするのをサポートするシステムについても、何ら考慮がなされていない。
本発明は、上記の課題に鑑みてなされたもので、商品の購入を希望するユーザに対してエージェントが商品の提案をするのをサポートすることが可能であり、しかも、エージェントによるレコメンドの精度を向上させることのできる商品提案サポートシステムを提供することを目的とする。
本発明の商品提案サポートシステムは、複数のデータ項目に分類されたユーザの個人データが登録されているデータベースと、購入を希望する商品に関するユーザのリクエストを、ユーザ端末から受信するリクエスト受信部と、前記リクエストを受けた商品に関するレコメンドを提案するエージェントに提供すべきデータ項目を、前記複数のデータ項目の中から選択するデータ項目選択部と、前記データ項目選択部によって選択されたデータ項目をエージェント端末に送信するデータ項目送信部と、前記エージェントからレコメンドを受けたユーザが商品を購入した場合に、前記ユーザによる前記エージェントの評価を前記ユーザ端末から受信する評価受信部と、前記ユーザによる前記エージェントの評価に基づいて、前記データ項目の重み付けを行う重み付け部と、を備え、前記データ項目選択部は、前記重み付けの度合いに基づいて前記エージェントに提供すべきデータ項目を選択する。
この構成によれば、データ項目選択部によって選択されたデータ項目(例えば、家族構成、家の種類、ペットの有無、デザイン嗜好など)がエージェント端末に送信される。そして、エージェントは、エージェント端末に送信されたデータ項目を考慮して、ユーザに商品(そのユーザからリクエストを受けた商品)に関するレコメンドを提案する。この場合、データ項目は、ユーザによるエージェントの評価(それ以前になされたエージェントの評価)に基づいて重み付けされており、その重み付けの度合いに基づいて、エージェント端末に送信されるデータ項目が選択されるので、エージェントによるレコメンドの精度が向上する。
また、本発明の商品提案サポートシステムでは、前記重み付け部で、前記ユーザによる前記エージェントの評価が高いほど前記データ項目の重み付けの値を大きくする重み付けが行われ、前記データ項目選択部で、前記データ項目の重み付けの値が大きいほど、当該データ項目が前記エージェントに提供すべきデータ項目として選択されてもよい。
この構成によれば、ユーザによるエージェントの評価が高いほどデータ項目の重み付けの値が大きくなり、エージェントに提供すべきデータ項目として選択されやすくなる。これにより、エージェントによるレコメンドの精度が向上する。
また、本発明の商品提案サポートシステムでは、前記データ項目送信部は、前記データ項目に対応する個人データを前記エージェント端末に送信してもよい。
この構成によれば、データ項目だけでなく、そのデータ項目に対応する個人データ(例えば、4人家族、2階建て、犬1匹、シンプルなど)もエージェント端末に送信される。したがって、エージェントは、データ項目に対応する個人データを考慮して、ユーザに商品のレコメンドを提案することができ、エージェントによるレコメンドの精度がさらに向上する。
また、本発明の商品提案サポートシステムでは、前記データ項目送信部は、前記ユーザの個人データを入力データとして当該ユーザに対する商品のレコメンドを出力する機能を有するレコメンドシステムに、前記データ項目選択部によって選択された前記データ項目に対応する個人データを送信してもよい。
この構成によれば、データ項目選択部によって選択されたデータ項目に対応する個人データ(例えば、4人家族、2階建て、犬1匹、シンプルなど)が、レコメンドシステムに送信される。レコメンドシステムは、ユーザの個人データを入力データとしてそのユーザに対する商品のレコメンドを出力する機能を備えているので、レコメンドシステムによるレコメンドの精度が向上する。
また、本発明の商品提案サポートシステムでは、前記ユーザ端末と前記エージェント端末との間で送受信されるメッセージを取得するメッセージ取得部と、前記メッセージ取得部で取得した前記メッセージに含まれる個人データを抽出する個人データ抽出部と、を備え、前記重み付け部は、前記メッセージから抽出された前記個人データに対応する前記データ項目の重み付けを行ってもよい。
この構成によれば、ユーザ端末とエージェント端末との間で送受信されるメッセージから、メッセージに含まれる個人データが抽出され、抽出された個人データに対応するデータ項目が、ユーザによるエージェントの評価(そのユーザによりなされるエージェントの評価)に基づいて重み付けされる。これにより、エージェントによるレコメンドの精度がさらに向上する。
また、本発明の商品提案サポートシステムでは、前記データベースに、前記メッセージから抽出された前記個人データが追加で登録されてもよい。
この構成によれば、メッセージから抽出された個人データがデータベースに追加で登録される。追加で登録された個人データが新しいデータ項目(それまでに登録されていないデータ項目)である場合には、その個人データとともにデータ項目(新しいデータ項目)が追加で登録される。データベースに登録される個人データやデータ項目が増加することにより、エージェントによるレコメンドの精度がさらに向上する。
また、本発明の商品提案サポートシステムでは、前記エージェント端末から前記ユーザに対する商品のレコメンドを受信するレコメンド受信部と、複数のエージェント端末からレコメンドを受信した場合に、複数の前記エージェントのレコメンドの中から前記ユーザ端末に送信すべきレコメンドを選択するレコメンド選択部と、を備え、前記レコメンド選択部は、前記評価の高いエージェントのレコメンドを、前記ユーザ端末に送信すべきレコメンドとして選択してもよい。
この構成によれば、複数のエージェントのレコメンドの中から、ユーザによる評価の高いエージェントのレコメンドが、選択されてユーザ端末に送信される。これにより、ユーザは、ユーザ(他のユーザも含む)による評価の高いレコメンドを受けることが可能になる。
また、本発明の商品提案サポートシステムは、前記ユーザ端末から前記リクエストを受信してから所定時間以内に、前記エージェントからのレコメンドを前記ユーザ端末へ送信するレコメンド送信部を備えてもよい。
この構成によれば、ユーザ端末からリクエストを受信してから所定時間以内(例えば24時間以内)に、ユーザ端末にエージェントからのレコメンドが送信される。これにより、ユーザは、リクエストから所定時間以内(例えば24時間以内)に、エージェントのレコメンドを受けることが可能になる。
本発明によれば、商品の購入を希望するユーザに対してエージェントが商品の提案をするのをサポートすることが可能であり、エージェントによるレコメンドの精度を向上させることができる。
本発明の実施の形態のシステム全体の構成を示す図である。 本発明の実施の形態における商品提案サポートシステムのブロック図である。 本発明の実施の形態における商品提案サポートシステムの動作を示すフロー図である。
以下、本発明の実施の形態の商品提案サポートシステムについて、図面を用いて説明する。本実施の形態では、インターネット上のECサイト等に用いられる商品提案サポートシステムの場合を例示する。
本発明の実施の形態の商品提案サポートシステムの構成を、図面を参照して説明する。図1は、本実施の形態のシステム全体の構成を示す図である。図1に示すように、商品提案サポートシステム1は、複数のユーザ端末2に第1のネットワーク3を介して接続されているとともに、複数のエージェント端末4に第2のネットワーク5を介して接続されている。
ユーザ端末2は、ユーザ(例えば、ECサイトの利用者)が所持する端末装置であり、エージェント端末4は、エージェント(例えば、商品についての暗黙知を有する一般の生活者)が所持する端末装置である。ユーザ端末2やエージェント端末4は、例えばスマートフォンやパーソナルコンピュータなどである。また、第1のネットワーク3と第2のネットワーク5は、例えばインターネット網などである。第1のネットワーク3と第2のネットワーク5は、異なるネットワークであってもよく、同一のネットワークであってもよい。
また、図1に示すように、商品サポートシステムは、第1のネットワーク3を介してレコメンドシステム6に接続されている。レコメンドシステム6は、ユーザの個人データを入力として、そのユーザに対する商品のレコメンドを出力する機能を有している(後述する)。レコメンドシステム6から出力されたレコメンドは、第1のネットワーク3を介してユーザ端末2に送信される。
図2は、商品提案サポートシステム1のブロック図である。図2に示すように、商品提案サポートシステム1は、ユーザ処理部10と、中央処理部20と、エージェント処理部30と備えている。ユーザ処理部10は、ユーザ端末2との間のデータ通信を行う機能を備えており、エージェント処理部30は、エージェント端末4との間のデータ通信を行う機能を備えている。そして、中央処理部20は、ユーザ端末2やエージェント端末4から得られた各種のデータを処理する機能を備えている。
より具体的には、ユーザ処理部10は、リクエスト受付部11と、レコメンド送信部12と、評価受信部13を備えている。また、中央処理部20は、データベース21と、データ項目選択部22と、重み付け部23と、メッセージ取得部24と、個人データ抽出部25と、レコメンド選択部26を備えている。また、エージェント処理部30は、データ項目送信部31と、レコメンド受信部32を備えている。
データベース21には、複数のデータ項目に分類されたユーザの個人データが登録されている。複数のデータ項目には、例えば、性別、年齢、家族構成、家の種類、ペットの有無、デザイン嗜好、・・・、などが含まれる。個人データは、ユーザごとに登録される。例えば、ユーザAの個人データは、男性、40歳、4人家族、2階建て、犬1匹、シンプルなデザインが好み、・・・、などであり、ユーザBの個人データは、女性、30歳、2人家族、2階建て、猫1匹、ナチュラルなデザインが好み、・・・、などであり、ユーザCの個人データは、男性、20歳、1人暮らし、マンション、犬1匹、モノトーンが好み、・・・、などである。
リクエスト受付部11は、購入を希望する商品に関するユーザのリクエスト(例えば「5万円前後でいい掃除機が欲しい」など)を、ユーザ端末2から受信する。データ項目選択部22は、リクエストを受けた商品(例えば、掃除機)に関するレコメンドを提案するエージェント(例えば、掃除機の暗黙知を有する一般の生活者)に提供すべきデータ項目を、複数のデータ項目の中から選択する。例えば、上述したような複数のデータ項目の中から、「家族構成、家の種類、ペットの有無、デザイン嗜好」の4つのデータ項目を、エージェントに提供すべきデータ項目として選択する。なお、データ項目選択部22が、どのようにしてデータ項目を選択するかについては、後で詳しく説明する。
データ項目送信部31は、データ項目選択部22によって選択されたデータ項目(例えば、家族構成、家の種類、ペットの有無、デザイン嗜好、など)をエージェント端末4に送信する。この場合、データ項目送信部31は、データ項目に対応する個人データ(例えば、4人家族、2階建て、犬1匹、シンプルなデザインが好み、など)をエージェント端末4に送信する。
エージェント端末4にデータ項目と個人データが送信されると、エージェントは、それらのデータ項目や個人データを考慮しながら、自らの知識(暗黙知)を活用して、ユーザに商品のレコメンド(例えば、「二階建てで移動が大変だから、コードレスで軽いものがおすすめです。さらにお子さんが寝ている夜でも、静かで安心なのがX社製の掃除機Yです。」など)を行う。
また、データ項目送信部31は、レコメンドシステム6に、データ項目選択部22によって選択されたデータ項目に対応する個人データ(例えば、4人家族、2階建て、犬1匹、シンプルなデザインが好み、など)を送信してもよい。
レコメンドシステム6に個人データが送信されると、レコメンドシステム6では、そのユーザ(例えば、ユーザA)と他のユーザの個人データの類似度を判定し、個人データの類似度の高い他のユーザ(例えば、ユーザC)が過去に購入した商品や、その他のユーザ(例えば、ユーザC)が過去にエージェントからレコメンドされた商品を、そのユーザ(例えば、ユーザA)にリコメンドする。なお、個人データの類似度の判定は、公知の技術を利用することができる。また、過去に購入した商品やレコメンドされた商品の履歴情報は、データベース21に記憶することができる。
レコメンド受信部32は、エージェント端末4からユーザに対する商品のレコメンドを受信する。レコメンド選択部26は、多数のエージェント端末4からレコメンドを受信した場合に、それらのエージェントのレコメンドの中からユーザ端末2に送信すべきレコメンドを選択する。この場合、レコメンド選択部26は、評価の高い所定数(例えば3人)のエージェントのレコメンドを、ユーザ端末2に送信すべきレコメンドとして選択する。レコメンド送信部12は、エージェントからのレコメンド(レコメンド選択部26によって選択されたレコメンド)をユーザ端末2へ送信する。
また、レコメンド送信部12は、ユーザ端末2からリクエストを受信してから所定時間以内(例えば24時間以内)に、エージェントからのレコメンドをユーザ端末2へ送信してもよい。例えば、レコメンド送信部12は、レコメンド選択部26によって24時間以内に選択されたレコメンドをユーザ端末2へ送信してもよい。
なお、エージェントが商品のレコメンドを行うときに、エージェントとユーザとの間でメッセージ(例えば、「ペットの毛もちゃんと吸いますか」などのユーザの質問、「犬や猫の毛はもちろん、ダニもきちんと吸引します」などのエージェントの回答、「サイズも小さくて、デザインも自分好み。メンテナンスも簡単そうだし、音も静かでよさそう。」などのユーザのコメント、など)の送受信が行われてもよい。
メッセージ取得部24は、ユーザ端末2とエージェント端末4との間で送受信されるメッセージを取得する機能を備えている。そして、個人データ抽出部25は、メッセージ取得部24で取得したメッセージに含まれる個人データ(例えば、小さいサイズが好き、メンテナンス重視、静音性を重視、など)を抽出する機能を備えている。個人データ抽出部25で抽出された個人データは、データベース21に追加で登録される。
そして、エージェントからレコメンドを受けたユーザが商品を購入すると、ユーザはエージェントの評価を行う。評価受信部13は、ユーザによるエージェントの評価をユーザ端末2から受信する。エージェントの評価は、例えば、5段階評価(最も評価が高いと「評価5」、最も評価が低いと「評価1」)などで行われる。
重み付け部23は、ユーザによるエージェントの評価に基づいて、データ項目によって選択されたデータ項目(例えば、家族構成、家の種類、ペットの有無、デザイン嗜好、など)の重み付けを行う。この場合、重み付け部23では、ユーザによるエージェントの評価が高いほどデータ項目の重み付けの値を大きくする重み付けが行われる。例えば、ユーザによるエージェントの評価が「評価5」である場合には、これらのデータ項目の重み付けの値が100%に設定され、ユーザによるエージェントの評価が「評価4」である場合には、これらのデータ項目の重み付けの値が80%に設定される。また、ユーザによるエージェントの評価が「評価3」である場合には、これらのデータ項目の重み付けの値が60%に設定され、ユーザによるエージェントの評価が「評価2」である場合には、これらのデータ項目の重み付けの値が40%に設定され、ユーザによるエージェントの評価が「評価1」である場合には、これらのデータ項目の重み付けの値が20%に設定される。また、重み付け部23は、ユーザによるエージェントの評価に基づいて、メッセージから抽出された個人データに対応するデータ項目(例えば、小さいサイズが好き、メンテナンス重視、静音性を重視、など)の重み付けを行っても良い。
また、この場合、重み付け部23は、「掃除機」という商品カテゴリーについて各データ項目の重み付けを行うが、どのデータ項目が重要であるか(重み付けの値を大きくするか)は、商品カテゴリーによって異なる。重み付け部23は、商品カテゴリーごとにデータ項目の重み付けを行う機能を有している。これにより、商品カテゴリーごとに最適なデータ項目の重み付けを行うことができ、レコメンド精度を向上させることができる。
データ項目選択部22は、重み付けの度合いに基づいて、エージェントに提供すべきデータ項目を選択する。この場合、データ項目選択部22では、データ項目の重み付けの値が大きいほど、データ項目がエージェントに提供すべきデータ項目として選択される。
例えば、商品が「掃除機」であるときに、「性別」のデータ項目の重み付けの値が「20%」であり、「年齢」のデータ項目の重み付けの値が「30%」であり、「家族構成」のデータ項目の重み付けの値が「60%」であり、「家の種類」のデータ項目の重み付けの値が「80%」であり、「ペットの有無」のデータ項目の重み付けの値が「70%」であり、「デザイン嗜好」のデータ項目の重み付けの値が「65%」であるとする。この場合、データ項目選択部22は、重み付けの値が大きい順に所定数(例えば4つ)のデータ項目(家族構成、家の種類、ペットの有無、デザイン嗜好)を選択する。
以上のように構成された商品提案サポートシステム1について、図3のフロー図を参照してその動作を説明する。
本実施の形態の商品提案サポートシステム1を用いて、商品の購入を希望するユーザに対してエージェントが商品の提案をするのをサポートする場合には、図3に示すように、まず、ユーザ(例えば、ユーザA)がユーザ端末2からリクエスト(例えば「5万円前後でいい掃除機が欲しい」など)を入力する(S1)。商品提案サポートシステム1にリクエストが送信されると(S2)、データ項目選択部22によってエージェントに提供すべきデータ項目(例えば、家族構成、家の種類、ペットの有無、デザイン嗜好)が選択される(S3)。そして、商品提案サポートシステム1からエージェント端末4に、選択されたデータ項目(例えば、家族構成、家の種類、ペットの有無、デザイン嗜好)とそのユーザの個人データ(例えば、4人家族、2階建て、犬1匹、シンプルなデザインが好み)が送信される。
エージェント端末4では、商品提案サポートシステム1から送信されたデータ項目と個人データが表示され、エージェントは、それらのデータ項目や個人データを考慮しながら、自らの知識(暗黙知)を活用して、ユーザに商品のレコメンド(例えば、「二階建てで移動が大変だから、コードレスで軽いものがおすすめです。さらにお子さんが寝ている夜でも、静かで安心なのがX社製の掃除機Yです。」など)を行うが、その過程で、エージェントとユーザとの間でメッセージ(例えば、「ペットの毛もちゃんと吸いますか」などのユーザの質問、「犬や猫の毛はもちろん、ダニもきちんと吸引します」などのエージェントの回答、「デザインも自分好み。音も静かでよさそう。」などのユーザのコメント、など)の送受信が行われてもよい(S7)。その場合、ユーザ端末2とエージェント端末4との間で送受信されるメッセージが取得され(S8)、取得したメッセージに含まれる個人データ(例えば、・・・、など)が抽出される(S9)。
エージェントがエージェント端末4にレコメンドを入力すると(S10)、商品提案サポートシステム1にレコメンドが送信される(S11)。多数のエージェントからレコメンドを送信された場合には、それらの中からユーザ端末2に送信すべきレコメンドが選択され(S12)。選択されたエージェント(例えば、評価の高い3人のエージェント)のレコメンドがユーザ端末2に送信され(S13)、ユーザ端末2で表示される(S14)。そして、エージェントからレコメンドを受けたユーザが商品を購入すると、ユーザはエージェントの評価を行い、ユーザ端末2に入力する(S15)。ユーザ端末2に入力された評価は、商品提案サポートシステム1に送信され(S16)、その評価に基づいてデータ項目の重み付けが行われる(S17)。
このようにして、データ項目に重み付けがなされる。そして、次のユーザ(例えば、ユーザB)が商品を購入する場合には、データ項目の重み付けの度合い(重み付けの値)に基づいて、エージェントに提供すべきデータ項目が選択される。なお、次のユーザは、先のユーザと同じユーザ(例えば、ユーザA)であってもよい。
このような本実施の形態の商品提案サポートシステム1によれば、データ項目選択部22によって選択されたデータ項目(例えば、家族構成、家の種類、ペットの有無、デザイン嗜好など)がエージェント端末4に送信される。エージェントは、エージェント端末4に送信されたデータ項目を考慮しながら、自らの知識(暗黙知)を活用して、ユーザに商品(そのユーザからリクエストを受けた商品)に関するレコメンドを提案することができる。
この場合、データ項目は、ユーザによるエージェントの評価(それ以前になされたエージェントの評価)に基づいて重み付けされており、その重み付けの度合いに基づいて、エージェント端末4に送信されるデータ項目が選択されるので、エージェントによるレコメンドの精度が向上する。
本実施の形態では、ユーザによるエージェントの評価が高いほどデータ項目の重み付けの値が大きくなり、エージェントに提供すべきデータ項目として選択されやすくなる。これにより、エージェントによるレコメンドの精度が向上する。
また、本実施の形態では、データ項目だけでなく、そのデータ項目に対応する個人データ(例えば、4人家族、2階建て、犬1匹、シンプルなデザインが好み、など)もエージェント端末4に送信される。したがって、エージェントは、データ項目に対応する個人データを考慮して、ユーザに商品のレコメンドを提案することができ、エージェントによるレコメンドの精度がさらに向上する。
また、本実施の形態では、データ項目選択部22によって選択されたデータ項目に対応する個人データ(例えば、4人家族、2階建て、犬1匹、シンプルなデザインが好み、など)が、レコメンドシステム6に送信される。レコメンドシステム6は、ユーザの個人データを入力データとしてそのユーザに対する商品のレコメンドを出力する機能を備えているので、レコメンドシステム6によるレコメンドの精度が向上する。
また、本実施の形態では、ユーザ端末2とエージェント端末4との間で送受信されるメッセージから、メッセージに含まれる個人データが抽出され、抽出された個人データに対応するデータ項目が、ユーザによるエージェントの評価(そのユーザによりなされるエージェントの評価)に基づいて重み付けされる。これにより、エージェントによるレコメンドの精度がさらに向上する。
この場合、メッセージから抽出された個人データがデータベース21に追加で登録される。追加で登録された個人データが新しいデータ項目(それまでに登録されていないデータ項目)である場合には、その個人データとともにデータ項目(新しいデータ項目)が追加で登録される。データベース21に登録される個人データやデータ項目が増加することにより、エージェントによるレコメンドの精度がさらに向上する。
また、本実施の形態では、複数のエージェントのレコメンドの中から、ユーザによる評価の高いエージェントのレコメンドが、選択されてユーザ端末2に送信される。これにより、ユーザは、ユーザ(他のユーザも含む)による評価の高いレコメンドを受けることが可能になる。
また、本実施の形態では、ユーザ端末2からリクエストを受信してから所定時間以内(例えば24時間以内)に、ユーザ端末2にエージェントからのレコメンドが送信される。これにより、ユーザは、リクエストから所定時間以内(例えば24時間以内)に、エージェントのレコメンドを受けることが可能になる。
以上、本発明の実施の形態を例示により説明したが、本発明の範囲はこれらに限定されるものではなく、請求項に記載された範囲内において目的に応じて変更・変形することが可能である。
以上のように、本発明にかかる商品提案サポートシステムは、商品の購入を希望するユーザに対してエージェントが商品の提案をするのをサポートすることが可能であり、エージェントによるレコメンドの精度を向上させることができるという効果を有し、インターネット上のECサイト等で用いられ、有用である。
1 商品提案サポートシステム
2 ユーザ端末
3 第1のネットワーク
4 エージェント端末
5 第2のネットワーク
6 レコメンドシステム
10 ユーザ処理部
11 リクエスト受付部
12 レコメンド送信部
13 評価受信部
20 中央処理部
21 データベース
22 データ項目選択部
23 重み付け部
24 メッセージ取得部
25 個人データ抽出部
26 レコメンド選択部
30 エージェント処理部
31 データ項目送信部
32 レコメンド受信部

Claims (7)

  1. 複数のデータ項目に分類されたユーザの個人データが登録されているデータベースと、
    購入を希望する商品に関するユーザのリクエストを、ユーザ端末から受信するリクエスト受信部と、
    前記リクエストを受けた商品に関するレコメンドを提案するエージェントに提供すべき商品カテゴリーに応じたデータ項目を、前記複数のデータ項目の中から選択するデータ項目選択部と、
    前記データ項目選択部によって選択されたデータ項目と、前記データ項目に対応する個人データを、エージェント端末に送信するデータ項目送信部と、
    前記エージェントからレコメンドを受けたユーザが商品を購入した場合に、前記ユーザによる前記エージェントの評価を前記ユーザ端末から受信する評価受信部と、
    前記ユーザによる前記エージェントの評価に基づいて、前記商品カテゴリーごとに前記データ項目の重み付けを行う重み付け部と、
    を備え、
    前記データ項目選択部は、前記重み付けの度合いに基づいて前記エージェントに提供すべきデータ項目を選択することを特徴する、商品提案サポートシステム。
  2. 前記重み付け部では、前記ユーザによる前記エージェントの評価が高いほど前記データ項目の重み付けの値を大きくする重み付けが行われ、
    前記データ項目選択部では、前記データ項目の重み付けの値が大きいほど、当該データ項目が前記エージェントに提供すべきデータ項目として選択される、請求項1に記載の商品提案サポートシステム。
  3. 前記データ項目送信部は、前記ユーザの個人データを入力データとして当該ユーザに対する商品のレコメンドを出力する機能を有するレコメンドシステムに、前記データ項目選択部によって選択された前記データ項目に対応する個人データを送信する、請求項1または請求項2に記載の商品提案サポートシステム。
  4. 前記ユーザ端末と前記エージェント端末との間で送受信されるメッセージを取得するメッセージ取得部と、
    前記メッセージ取得部で取得した前記メッセージに含まれる個人データを抽出する個人データ抽出部と、
    を備え、
    前記重み付け部は、前記メッセージから抽出された前記個人データに対応する前記データ項目の重み付けを行う、請求項1〜請求項3のいずれか一項に記載の商品提案サポートシステム。
  5. 前記データベースには、前記メッセージから抽出された前記個人データが追加で登録される、請求項に記載の商品提案サポートシステム。
  6. 前記エージェント端末から前記ユーザに対する商品のレコメンドを受信するレコメンド受信部と、
    複数のエージェント端末からレコメンドを受信した場合に、複数の前記エージェントのレコメンドの中から前記ユーザ端末に送信すべきレコメンドを選択するレコメンド選択部と、
    を備え、
    前記レコメンド選択部は、前記評価の高いエージェントのレコメンドを、前記ユーザ端末に送信すべきレコメンドとして選択する、請求項1〜請求項のいずれか一項に記載の商品提案サポートシステム。
  7. 前記ユーザ端末から前記リクエストを受信してから所定時間以内に、前記エージェントからのレコメンドを前記ユーザ端末へ送信するレコメンド送信部を備える、請求項1〜請求項のいずれか一項に記載の商品提案サポートシステム。
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