JP6499679B2 - 遊技機 - Google Patents

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Description

本発明は、パチンコ遊技機等の遊技機に関する。
遊技機として、遊技領域に設けられた所定の始動領域(入賞領域)を遊技媒体が通過(始動条件が成立)した後に開始条件が成立したことに基づいて、可変表示装置において識別情報の可変表示(変動)が行われ、可変表示の表示結果が特定表示結果となった場合に遊技者にとって有利な有利状態(例えば、大当り遊技状態)に制御可能に構成されたものがある。また、遊技機として、所定の始動領域を遊技媒体が通過したにもかかわらず未だ開始条件が成立していない可変表示について保留記憶として記憶するとともに保留表示として表示するように構成されたものがある。
また、上述のような遊技機として、保留表示の表示態様が特殊態様から特別態様に変化可能な遊技機が知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開2014−168556号公報
しかしながら、特許文献1に記載の遊技機等には興趣向上の余地がある。
本発明は、上記の点に鑑みなされたものであり、遊技の興趣を向上させることができる遊技機の提供を目的とする。
(A)可変表示を行い、遊技者に有利な有利状態に制御可能な遊技機であって、未だ開始されていない可変表示に関する情報を保留記憶として記憶可能な保留記憶手段と、前記保留記憶手段に記憶されている保留記憶に対応する保留表示を、当該保留記憶に対応する可変表示が開始される前に、少なくとも第1の表示態様または第2の表示態様を含む複数の表示態様のうちのいずれかの表示態様にて表示可能な保留表示手段と、前記有利状態に制御されるか否かを判定する判定手段と、前記判定手段の判定結果に基づいて、前記第1の表示態様または前記第2の表示態様の保留表示に対応する可変表示が開始される前に、特定演出を実行する特定演出実行手段とを備え、前記第1の表示態様の保留表示が表示されてから当該第1の表示態様の保留表示に対応する可変表示が行われる迄に前記特定演出が実行されない場合に当該第1の表示態様の保留表示に対応する可変表示において前記有利状態に制御される割合は、前記第2の表示態様の保留表示が表示されてから当該第2の表示態様の保留表示に対応する可変表示が行われる迄に前記特定演出が実行されない場合に当該第2の表示態様の保留表示に対応する可変表示において前記有利状態に制御される割合と比べて低く、前記第1の表示態様の保留表示が表示されてから当該第1の表示態様の保留表示に対応する可変表示が行われる迄に前記特定演出が実行された場合に当該第1の表示態様の保留表示に対応する可変表示において前記有利状態に制御される割合は、前記第2の表示態様の保留表示が表示されてから当該第2の表示態様の保留表示に対応する可変表示が行われる迄に前記特定演出が実行された場合に当該第2の表示態様の保留表示に対応する可変表示において前記有利状態に制御される割合と比べて高く、保留表示が前記第1の表示態様で表示されるよりも、前記第2の表示態様で表示される方が前記有利状態に制御される割合が高く、前記第1の表示態様の保留表示は、前記第2の表示態様に変化するときと変化しないときとがあり、前記第1の表示態様の保留表示が前記第2の表示態様に変化せずに前記特定演出が実行されたときには、前記第1の表示態様の保留表示が前記第2の表示態様に変化して前記特定演出が実行されたときよりも前記有利状態に制御される割合が高い、ことを特徴とする。
(1)上記目的を達成するため、本発明の他の態様による遊技機は、可変表示を行い、可変表示の表示結果として特定表示結果(例えば、大当り図柄として予め定められた特別図柄、大当り組み合わせとは異なる確定飾り図柄等)が導出表示されたときに遊技者に有利な有利状態(例えば、大当り遊技状態等)に制御可能な遊技機であって、未だ開始されていない可変表示について、保留記憶として記憶可能な保留記憶手段(例えば、図2に示したRAM102、RAM122等)と、前記保留記憶手段に記憶されている保留記憶に対応する保留表示(例えば、図1の保留表示エリア5Hに表示される保留表示等)を、当該保留記憶に対応する可変表示が開始される前に(即ち、当該ターゲットとなる保留表示が消化される前に)、少なくとも第1の表示態様(例えば、図3(B)に示す「□」等)または第2の表示態様(例えば、図3(B)に示す「◎」等)を含む複数の表示態様のうちのいずれかの表示態様にて表示可能な保留表示手段(例えば、図1の保留表示エリア5H等)と、特定演出(例えば、画像表示装置5の表示領域に表示される背景予告、ランプ9による発光等)を実行する特定演出実行手段(例えば、演出制御用CPU120等)とを備え、前記第1の表示態様の保留表示が表示されてから当該第1の表示態様の保留表示に対応する可変表示が行われる迄に前記特定演出が実行されない場合に当該第1の表示態様の保留表示に対応する可変表示の表示結果として特定表示結果が導出表示される割合(例えば、保留表示の表示態様が「□」に決定されるとともに背景予告について実行しないことが決定された場合(図4(B)の符号fの場合)の大当り期待度等)は、前記第2の表示態様の保留表示が表示されてから当該第2の表示態様の保留表示に対応する可変表示が行われる迄に前記特定演出が実行されない場合に当該第2の表示態様の保留表示に対応する可変表示の表示結果として特定表示結果が導出表示される割合(例えば、保留表示の表示態様が「◎」に決定されるとともに背景予告について実行しないことが決定された場合(図4(B)の符号bの場合)の大当り期待度や、保留表示の表示態様が「□」→「◎」に決定されるとともに背景予告について実行しないことが決定された場合(図4(B)の符号dの場合)の大当り期待度等)と比べて低く、前記第1の表示態様の保留表示が表示されてから当該第1の表示態様の保留表示に対応する可変表示が行われる迄に前記特定演出が実行された場合に当該第1の表示態様の保留表示に対応する可変表示の表示結果として特定表示結果が導出表示される割合(例えば、保留表示の表示態様が「□」に決定されるとともに背景予告について実行することが決定された場合(図4(B)の符号eの場合)の大当り期待度等)は、前記第2の表示態様の保留表示が表示されてから当該第2の表示態様の保留表示に対応する可変表示が行われる迄に前記特定演出が実行された場合に当該第2の表示態様の保留表示に対応する可変表示の表示結果として特定表示結果が導出表示される割合(例えば、保留表示の表示態様が「◎」に決定されるとともに背景予告について実行することが決定された場合(図4(B)の符号aの場合)の大当り期待度や、保留表示の表示態様が「□」→「◎」に決定されるとともに背景予告について実行することが決定された場合(図4(B)の符号cの場合)の大当り期待度等)と比べて高いことを特徴とする。
上記構成によれば、遊技の興趣を向上させることができる。
(2)上記(1)の遊技機は、前記保留記憶手段に記憶されている保留記憶に基づいて、特定表示結果を導出表示するか否かを判定する開始前判定手段(例えば、CPU103が特図表示結果判定(決定)用の乱数値MR1と特図表示結果判定(決定)テーブルとを用いて可変表示結果を大当りとするか等を判定する処理等)を更に備え、前記特定演出実行手段は、前記開始前判定手段の判定結果に基づいて前記特定演出を実行するようにしてもよい(例えば、図3(B)や図3(C)に示すように、演出制御用CPU120は、大当りとなるかハズレとなるかに基づいて特定予告の実行有無を判定している)。
上記構成によれば、遊技の興趣を向上させることができる。
(3)上記(1)又は(2)の遊技機は、表示されている保留表示の表示態様を変化させる変化演出(例えば、「□」を「◎」に変化させる演出等)ととともに、該変化演出が実行されることを示唆する変化示唆演出(例えば、「□」を「◎」に変化させるキャラクタを登場させる演出等)を実行可能な保留演出手段(例えば、保留表示の表示態様を変化させる場合などにおいて演出制御用CPU120によって実行される処理等)を更に備え、前記変化示唆演出は、前記特定演出の実行有無に応じて実行割合が異なるようにしてもよい。例えば、特定予告を実行する場合と実行しない場合とで異なる変化示唆演出実行有無決定テーブルを参照することにより、変化示唆演出の実行割合を、特定予告の実行有無に応じて異ならせるようにしてもよい。
上記構成によれば、遊技の興趣を向上させることができる。
(4)上記(1)から(3)のいずれかの遊技機は、前記特定演出が実行されたことを特定可能に報知する報知手段(例えば、図5(B)や図5(D)に示した報知画像I等)を更に備えるようにしてもよい。
上記構成によれば、特定演出が実行されたことを認識しやすくでき遊技の興趣を向上させることができる。
(5)上記(2)の遊技機において、前記開始前判定手段の判定の対象となった保留記憶に対応する保留表示(即ち、ターゲットとなる保留表示)よりも先に可変表示が行われる保留表示(即ち、当該ターゲットとなる保留表示よりも先に消化される保留表示)として、前記第2の表示態様(例えば、図3(B)に示す「◎」等)の保留表示が表示されている場合は、前記第2の表示態様の保留表示が表示されていない場合と比べて、前記開始前判定手段の判定の対象となった保留記憶に対応する保留表示が、前記第1の表示態様(例えば、図3(B)に示す「□」等)により表示される割合が低くなるようにしてもよい(例えば、図4(A)のS2では、当該ターゲットとなる保留表示よりも先に消化される保留表示の中に表示態様が「◎」である保留表示が存在するときには、ターゲットとなる保留表示の表示態様が「□」に決定されることはなく「〇」に決定されるようにしている(S5))。
上記構成によれば、遊技の興趣低下を防止することができる。
(6)上記(2)の遊技機において、前記開始前判定手段の判定の対象となった保留記憶に対応する保留表示よりも先に可変表示が行われる保留表示として、前記第1の表示態様の保留表示が表示されている場合は、前記第1の表示態様の保留表示が表示されていない場合と比べて、前記開始前判定手段の判定の対象となった保留記憶に対応する保留表示が、前記第2の表示態様により表示される割合が低くなるようにしてもよい(例えば、図4(A)のS2では、当該ターゲットとなる保留表示よりも先に消化される保留表示の中に表示態様が「□」である保留表示が存在するときには、ターゲットとなる保留表示の表示態様が「◎」に決定されることはなく「〇」に決定されるようにしている(S5))。
上記構成によれば、遊技の興趣低下を防止することができる。
(7)上記(1)から(6)のいずれかの遊技機において、前記第1の表示態様の保留表示(例えば、図3(B)に示す「□」等)は、前記第1の表示態様の保留表示または前記第2の表示態様(例えば、図3(B)に示す「◎」等)の保留表示とは異なる第3の表示態様の保留表示(例えば、図3(B)に示す「〇」等)と比べて前記第2の表示態様に変化し易いものであってもよい。また、前記第1の表示態様の保留表示は、前記第3の表示態様の保留表示と比べて前記第2の表示態様に変化し易いことを遊技者が認識容易な表示態様(例えば、「□」は、点滅する、又は、濃淡や明度等が変化する表示態様としている)であってもよい。
上記構成によれば、遊技の興趣低下を防止することができる。
本実施形態におけるパチンコ遊技機の正面図である。 各種の制御基板等を示す構成図である。 各種の判定等について説明する説明図である。 入賞時演出決定処理の一例を示すフローチャート等である。 画像表示装置における表示例を示す図である。
以下、図面を参照しつつ、本発明の一実施形態を詳細に説明する。図1は、パチンコ遊技機の正面図である。遊技機(パチンコ遊技機)1は、大別して、遊技盤面を構成する遊技盤2と、遊技盤2を支持固定する遊技機用枠3とから構成されている。遊技盤2には、略円形状の遊技領域が形成されている。遊技盤2の遊技領域(以下、単に遊技領域という)には、遊技媒体としての遊技球が、所定の打球発射装置から発射されて打ち込まれる。以下、遊技領域内又は遊技領域周辺の主要部材について説明する。
遊技機1は、図1に示すように、普通入賞球装置6A、普通可変入賞球装置6B、特別可変入賞球装置7、第1特別図柄表示装置4A、第2特別図柄表示装置4B、第1保留表示器25A、第2保留表示器25B、普通図柄表示器20、通過ゲート41、普図保留表示器25C、画像表示装置5、スピーカ8(スピーカ8L、8R)、ランプ9、スティックコントローラ31A、プッシュボタン31Bを備える。普通入賞球装置6Aは、常に一定の開放状態に保たれる始動領域としての第1始動入賞口を形成する。普通可変入賞球装置6Bは、図2に示す普通電動役物用となるソレノイド81によって、通常開放状態と拡大開放状態とに変化する電動チューリップ型役物を備え、始動領域としての第2始動入賞口を形成する。なお、電動チューリップ型役物は、普図ゲーム(後述)における可変表示結果(最終結果)が「普図当り」になった場合に拡大開放状態に制御される。特別可変入賞球装置7は、図2に示す大入賞口扉用となるソレノイド82によって開閉駆動される大入賞口扉を備え、大入賞口扉によって開放状態と閉鎖状態とに変化する特定領域としての大入賞口を形成する。なお、大入賞口は、第1特図ゲーム(後述)または第2特図ゲーム(後述)における可変表示結果(最終結果)が「大当り」になった場合等に開放状態に制御される。
第1特別図柄表示装置4Aは、特別図柄の可変表示を行う。より詳細には、第1特別図柄表示装置4Aは、普通入賞球装置6Aへの入賞の後に(遊技球が第1始動入賞口を通過したことによる第1始動条件が成立した後に)、所定の開始条件(後述する第1開始条件)が成立したことに基づいて特別図柄の可変表示を行う。第2特別図柄表示装置4Bは、特別図柄の可変表示を行う。より詳細には、第2特別図柄表示装置4Bは、普通可変入賞球装置6Bへの入賞の後に(遊技球が第2始動入賞口を通過したことによる第2始動条件が成立した後に)、所定の開始条件(後述する第2開始条件)が成立したことに基づいて特別図柄の可変表示を行う。
以下、第1特別図柄表示装置4Aにおいて可変表示される特別図柄を第1特図とも称し、第1特図の可変表示を「第1特図ゲーム」とも称する。第2特別図柄表示装置4Bにおいて可変表示される特別図柄を第2特図とも称し、第2特図の可変表示を「第2特図ゲーム」とも称する。また、第1特図ゲームと第2特図ゲームの両方を「特図ゲーム」と総称し、第1始動条件と第2始動条件の両方を「特図始動条件」と総称し、第1始動条件と第2始動条件の両方を「特図始動条件」と総称し、第1開始条件と第2開始条件の両方を「特図開始条件」と総称する場合がある。
特図ゲームにおける可変表示結果が「大当り」になった後(例えば、大当り図柄として予め定められた特別図柄が可変表示結果として導出表示(停止表示)された後)には、大当り遊技状態(遊技者にとって有利な有利状態の一例)に制御される。大当り遊技状態とは、特別可変入賞球装置7の大入賞口扉が、所定の上限時間(例えば29秒間や0.1秒間)が経過するまでの期間あるいは所定個数(例えば9個)の入賞球が発生するまでの期間、大入賞口を開放状態に制御する遊技状態である。
普通入賞球装置6Aへの入賞があったにもかかわらず(第1始動条件が成立したにもかかわらず)、未だ第1特図ゲームを開始するための開始条件(第1開始条件とも称する)が成立していないときには、当該可変表示は、保留記憶として記憶される。具体的には、当該入賞に基づく可変表示(第1特図ゲーム)を実行するための情報が、所定数(例えば4)を上限に入賞順がわかるような態様で保留される(第1特図保留記憶として記憶される。詳細は後述する)。普通可変入賞球装置6Bへの入賞があったにもかかわらず(第2始動条件が成立したにもかかわらず)、未だ第2特図ゲームを開始するための開始条件(第2開始条件とも称する)が成立していないときには、当該可変表示は、保留記憶として記憶される。具体的には、当該入賞に基づく可変表示(第2特図ゲーム)を実行するための情報が、所定数(例えば4)を上限に入賞順がわかるような態様で保留される(第2特図保留記憶として記憶される。詳細は後述する)。また、第1特図保留記憶と第2特図保留記憶とを合せた全体(後述する特図保留記憶)における入賞順もわかるようにしている。例えば、第1特図保留記憶や第2特図保留記憶とは別に第1特図保留記憶と第2特図保留記憶とを合せた全体における入賞順がわかるような情報を記憶してもよい。なお、第1始動条件の成立時に直ちに第1開始条件が成立したときにも、一瞬ではあるが(記憶後に直ちに消化されるが)、第1特図保留記憶が記憶されるようにしてもよい。また、第2始動条件の成立時に直ちに第2開始条件が成立したときにも、一瞬ではあるが、第2特図保留記憶が記憶されるようにしてもよい。なお、第1特図保留記憶と第2特図保留記憶の両方を「特図保留記憶」と総称する場合がある。
特図開始条件は、例えば、特図ゲームの保留数(特図保留記憶数とも称する)が0でない場合であって、特図ゲームが実行されていない状態であり、且つ、大当り遊技状態に制御されていない状態であるときに成立する。特図開始条件が成立したときは(特図ゲームが開始される毎に)、特図保留記憶は消化され(特図保留記憶が減少し)、特図ゲームが開始される。換言すれば、特図保留記憶は、特図ゲームが開始される毎に減少する。より詳細には、第1特図ゲームの保留数(第1特図保留記憶数)は、第1特図ゲームが開始される毎に(第1開始条件が成立する毎に)減少し、第2特図ゲームの保留数(第2特図保留記憶数)は、第2特図ゲームが開始される毎に(第2開始条件が成立する毎に)減少する。
本実施形態では、特図保留記憶は、第1特図保留記憶であるか第2特図保留記憶であるかにかかわらず、入賞順に消化する。従って、例えば、第1特図保留記憶、第1特図保留記憶、第2特図保留記憶、第1特図保留記憶の順に記憶されている場合には、第1開始条件、第1開始条件、第2開始条件、第1開始条件の順に成立する。つまり、上述したように、特図開始条件は、特図保留記憶数が0でない場合であって、特図ゲームが実行されていない状態であり、且つ、大当り遊技状態に制御されていない状態であるときに成立するが、より詳細には、第1特図保留記憶数が1以上であって第2特図保留記憶が1以上であるときに当該2以上の特図保留記憶のうち最も先に記憶された特図保留記憶が第1特図保留記憶である場合(第1特図保留記憶数が1以上であって第2特図保留記憶数が0である場合も同様)には第1開始条件が成立し、最も先に記憶された特図保留記憶が第2特図保留記憶である場合(第1特図保留記憶数が0であって第2特図保留記憶数が1以上である場合も同様)には第2開始条件が成立する。
第1保留表示器25Aは、第1特図ゲームの保留数(第1特図保留記憶数)を特定可能に表示する。第2保留表示器25Bは、第2特図ゲームの保留数(第2特図保留記憶数)を特定可能に表示する。普通図柄表示器20は、普通図柄の可変表示を行う。より詳細には、普通図柄表示器20は、遊技球が通過ゲート41を通過した後に(遊技球が通過ゲート41を通過したことによる普図始動条件が成立した後に)、所定の開始条件(後述する普図ゲームの開始条件)が成立したことに基づいて普通図柄の可変表示を行う。なお、普通図柄の可変表示を「普図ゲーム」とも称する。
遊技球が通過ゲート41を通過したにもかかわらず(普図始動条件が成立したにもかかわらず)、未だ普図ゲームの開始条件(普図開始条件とも称する)が成立していないときには、当該通過に基づく可変表示(普図ゲーム)は所定数(例えば4)を上限に保留される(普図保留記憶として記憶される)。
普図ゲームの開始条件(普図開始条件)は、例えば、普通保留記憶数が0でない場合であって、普通図柄の可変表示(普図ゲーム)が実行されていない状態であり、且つ、大当り遊技状態に制御されていない状態であるときに成立する条件であってもよい。なお、普図始動条件の成立時に直ちに普図開始条件が成立したときにも、一瞬ではあるが、普図保留記憶が記憶されるようにしてもよい。
普図保留表示器25Cは、普図ゲームの保留数(普図保留記憶数)を特定可能に表示する。なお、普図ゲームの保留数(普図保留記憶数とも称する)は、普図ゲームが開始される毎に(普図開始条件が成立する毎に)減少する。
画像表示装置5は、飾り図柄(演出図柄とも称する)の可変表示や各種の演出表示を行う。画像表示装置5は、例えば、LCD等から構成される表示領域を有するものであってもよい。画像表示装置5の表示領域には、例えば、図柄表示エリア5L、5C、5Rや保留表示エリア5Hが配置されている。図柄表示エリア5L、5C、5Rでは、特図ゲームに対応して、飾り図柄の飾り図柄の可変表示が行われる。その後、特図ゲームにおける可変表示結果として確定特別図柄が導出表示されることに対応して、飾り図柄表示エリア5L、5C、5Rにおいて可変表示結果となる確定飾り図柄(最終停止図柄)が導出表示される。なお、飾り図柄表示エリア5L、5C、5Rの夫々にて可変表示が行われる飾り図柄を夫々、左図柄、中図柄、右図柄とも称する。なお、識別情報の可変表示を可変表示ゲームと総称する場合があるが、上述した特図ゲーム、普図ゲームとともに、飾り図柄の可変表示も可変表示ゲームに含まれる。
特図ゲームにおける可変表示結果が「大当り」になるときには、図柄表示エリア5L、5C、5Rにおいて、予め定められた大当り組み合わせとなる確定飾り図柄が導出表示される。また、特図ゲームにおける可変表示結果が「大当り」とならないときには、図柄表示エリア5L、5C、5Rにおいて、予め定められた大当り組み合わせとは異なる確定飾り図柄が導出表示される。つまり、図柄表示エリア5L、5C、5Rにて導出表示される確定飾り図柄が予め定められた大当り組み合わせとなった後には大当り遊技状態に制御されるため、遊技者は、飾り図柄の可変表示(画像表示装置5の表示領域)に注目する。なお、予め定められた大当り組み合わせの一例は、左図柄、中図柄、右図柄が同一図柄となる組み合わせ(例えば、(「3」「3」「3」)や(「7」「7」「7」)等)である。
また、確定飾り図柄が導出表示される迄の間においては、例えば、予め定められた大当り組み合わせと一部が一致している状態(リーチ状態)で行われるリーチ演出が実行される。大当り組み合わせと一部が一致している状態とは、例えば、同一の左図柄と右図柄とが導出表示されている状態であって中図柄が未だ可変表示している状態である。
ある演出Aの大当り期待度(信頼度)は、例えば、(大当りとなるときに演出Aが実行される確率)×(大当りになる確率)/{(大当りとなるときに演出Aが実行される確率)×(大当りになる確率)+(大当りとならないときに演出Aが実行される確率)×(大当りにならない確率)}によって算出される(大当り期待度が「1」になる場合には必ず「大当り」になる)。また、ある演出Aとある演出Bがともに実行される場合の大当り期待度(信頼度)は、例えば、(大当りとなるときに演出Aと演出Bとがともに実行される確率)×(大当りになる確率)/{(大当りとなるときに演出Aと演出Bとがともに実行される確率)×(大当りになる確率)+(大当りとならないときに演出Aと演出Bとがともに実行される確率)×(大当りにならない確率)}によって算出される(大当り期待度が「1」になる場合には必ず「大当り」になる)。
保留表示エリア5Hでは、特図ゲームに対応する飾り図柄の可変表示の保留数が特定可能に表示される。例えば、保留表示エリア5Hでは、入賞順(消化順)がわかるような態様で、飾り図柄の可変表示の保留数に応じた数の保留表示が表示される。具体的には、第1特図ゲームに対応する飾り図柄の保留表示と、第2特図ゲームに対応する飾り図柄の保留表示とが入賞順に従って並べられて保留表示エリア5Hに表示される。
なお、入賞順に特図保留記憶が消化されるとともに特図ゲームが開始されると説明したが、保留表示エリア5Hおいては、当該特図ゲームに対応する飾り図柄の可変表示が開始される毎に、開始される可変表示に対応する保留表示が消去される。更に保留表示エリア5Hに、消去される保留表示(開始される可変表示に対応する保留表示)の他に他の保留表示があるときには、当該他の保留表示の表示位置を消去される保留表示の側に移動(シフト)させる。
更に、遊技機1は、画像表示装置5を用いた演出として、リーチ演出以外の種々の演出も実行可能である。例えば、保留表示の表示態様による演出や、背景による演出や、キャラクタや文字による演出等が実行可能である。また、遊技機1は、画像表示装置5を用いない演出として、例えば、スピーカ8による音声出力動作のみによる演出や、ランプ9による発光動作のみによる演出等も実行可能である。これらの演出を実行することによって、リーチ演出の実行の有無や種類(ノーマルのリーチ演出や、ノーマルのリーチ演出よりも大当り期待度が高いスーパーリーチのリーチ演出等)、大当り期待度等を遊技者に報知又は示唆するようにしてもよい。
演出に関する判定や決定(演出の実行有無、実行する演出の種類、演出の内容等に関する判定や決定)は、始動入賞時に行われる場合と可変表示開始時に行われる場合とがあってもよい。例えば、ある始動入賞に対応する保留表示の表示態様をどのようにするかの決定や、ある始動入賞に対応する可変表示が行われる迄に背景予告を実行するか否かの決定を、当該始動入賞時に行ってもよい。また、例えば、ある始動入賞に対応する可変表示をどのようにするかの決定(リーチ演出の実行有無、種類の決定)を当該可変表示開始時に行ってもよい。
図2は、各種の制御基板等を示す構成図である。遊技機1には、例えば図2に示すように、主基板11、演出制御基板12、音声制御基板13、ランプ制御基板14、中継基板15等が搭載されている。なお、遊技機1には、例えば、払出制御基板、情報端子基板、発射制御基板、インタフェース基板、タッチセンサ基板等が搭載されていてもよい。
主基板11は、メイン側の制御基板である。主基板11は、第1保留表示器25A、第2保留表示器25B、普図保留表示器25C、第1特別図柄表示装置4A、第2特別図柄表示装置4B、普通図柄表示器20を制御する機能、中継基板15を介して演出制御基板12側に演出制御コマンドを出力する機能、ホールの管理コンピュータに各種の情報を出力する機能等を有する。
演出制御基板12側に出力される演出制御コマンドは、例えば、第1始動入賞口(第2始動入賞口)への入賞を通知する第1始動口入賞指定コマンド(第2始動口入賞指定コマンド)、第1特図保留記憶数(第2特図保留記憶数)を通知する第1保留記憶数通知コマンド(第2保留記憶数通知コマンド)、入賞時の判定結果として可変表示結果が大当りとなるか否かの判定結果や大当り種別の判定結果を示す図柄指定コマンド、特別図柄や飾り図柄等の変動パターンを指定する変動パターン指定コマンド、特別図柄や飾り図柄等の可変表示結果を指定する可変表示結果通知コマンド、遊技機1の現在の遊技状態(例えば、低確状態、高確状態、低べース状態、高ベース状態等)を指定する遊技状態指定コマンド等である。
主基板11には、例えば図2に示すように、遊技制御用マイクロコンピュータ100、スイッチ回路110、ソレノイド回路111等が搭載されている。スイッチ回路110は、ゲートスイッチ21、第1始動口スイッチ22A、第2始動口スイッチ22B、カウントスイッチ23からの検出信号を遊技制御用マイクロコンピュータ100に出力する。ソレノイド回路111は、遊技制御用マイクロコンピュータ100からのソレノイド駆動信号を普通電動役物用のソレノイド81や大入賞口扉用のソレノイド82に出力する。
遊技制御用マイクロコンピュータ100は、例えば図2に示すように、ROM101、RAM102、CPU103、乱数回路104、I/O105を備える。CPU103は、例えば、各種の乱数値(乱数値を示す数値データ)を更新可能にカウントする。例えば、CPU103は、乱数回路104等によって、特図表示結果判定(決定)用の乱数値MR1、大当り種別判定(決定)用の乱数値MR2、変動パターン決定用の乱数値MR3、普図表示結果判定用の乱数値MR4を更新可能にカウントする。乱数値MR1は、特図ゲームにおける特別図柄等の可変表示結果を「大当り」するか否か(大当り遊技状態に制御するか否か)を判定(決定)するために用いられる乱数値である。乱数値MR2は、可変表示結果を「大当り」とする場合に、大当り種別を複数種類のいずれかに判定(決定)するために用いられる乱数値である。乱数値MR3は、飾り図柄の変動パターンを予め用意された複数種類のいずれかに決定するために用いられる乱数値である。乱数値MR4は、普図ゲームにおける普通図柄の可変表示結果を「普図当り」とするか否か(普通可変入賞球装置6B(電動チューリップ型役物)を拡大開放状態に制御するか否か)を判定(決定)するために用いられる乱数値である。また、CPU103は、例えば、ROM101から読み出したプログラムを実行することにより各種の判定(決定)を行う。
ROM101は、CPU103によって実行されるプログラムを記憶する。また、ROM101は、CPU103が各種の判定(決定)を行うために用いられる各種テーブルを構成するデータを記憶する。RAM102は、未だ開始されていない可変表示に関する情報(つまり、保留された特別図柄の可変表示を実行するための情報(特図保留記憶)。例えば、CPU103による乱数値MR1等の乱数値を示す数値データ等を用いた判定(決定)結果や、乱数値MR1等の乱数値を示す数値データ等)を入賞順(消化順)がわかるような態様で(例えば入賞順を示した保留番号に対応付けて)記憶する。また、RAM102は、現在の遊技状態(例えば、低確状態、高確状態、低べース状態、高ベース状態等)を示す情報(例えば、各種のフラグ等)を記憶する。RAM102は、バックアップ電源によってバックアップされるバックアップRAMであってもよい。
演出制御基板12は、サブ側の制御基板である。演出制御基板12は、演出制御コマンドを入力する機能、画像表示装置5等における演出を判定(決定)する機能等を有する。
演出制御基板12は、例えば図2に示すように、演出制御用CPU120、ROM121、RAM122、表示制御部123、乱数回路124、I/O125を備える。演出制御用CPU120は、例えば、乱数回路124等によって、各種の演出判定(決定)用の乱数値を更新可能にカウントする。また、演出制御用CPU120は、ROM121から読み出したプログラムを実行することにより各種の判定(決定)を行う。
ROM121は、演出制御用CPU120によって実行されるプログラムを記憶する。また、ROM121は、演出制御用CPU120が各種の判定(決定)を行うために用いられる各種テーブルを構成するデータを記憶する。RAM122は、未だ開始されていない可変表示に関する情報(つまり、保留された飾り図柄の可変表示を実行するための情報(図柄指定コマンド等によって示される情報。例えば、大当りとなるか否かの判定結果等を示す情報))を入賞順(消化順)がわかるような態様で(例えば入賞順を示したバッファ番号に対応付けて)記憶する。また、RAM122は、演出制御用CPU120による判定(決定)結果(例えば、保留表示の表示態様の判定結果、特定予告の実行有無の判定結果等)を記憶する。また、RAM122は、現在の遊技状態(例えば、低確状態、高確状態、低べース状態、高ベース状態等)を示す情報(例えば、各種のフラグ等)を記憶してもよい。
表示制御部123は、画像表示装置5を制御する。例えば、表示制御部123は、演出制御用PCU120からの指令や制御データ等に基づいて、飾り図柄の可変表示や、保留表示の表示態様による演出、背景による演出等の各種の演出の実行を制御する。音声制御基板13は、演出制御基板12(演出制御用PCU120)からの指令や制御データ等に基づいてスピーカ8を制御する。ランプ制御基板14は、演出制御基板12(演出制御用PCU120)からの指令や制御データ等に基づいてランプ9を制御する。
次に、遊技機1における制御の具体的な一例について概略的に説明する。
(普図ゲームに関する制御について)
遊技領域に向けて発射された遊技球が通過ゲート41を通過してゲートスイッチ21によって検出された場合(普図始動条件が成立した場合)、CPU103によって普図表示結果判定用の乱数値MR4(当該通過時の乱数値MR4を示す数値データ)が取得(抽出)される。また、上限個数を超えないことを条件に、当該通過に基づく普図ゲームに対応する普図保留記憶(取得した乱数値MR4を示す数値データ)がRAM102に記憶される。
その後、普図開始条件が成立したときには、CPU103によって、今回消化される普図保留記憶(乱数値MR4を示す数値データ)と普図表示結果判定テーブルとを用いて今回消化される普図保留記憶に基づく普図ゲームにおける普通図柄の可変表示結果を「普図当り」とするか否かが判定される。普通図柄の可変表示結果の判定後には、普通図柄表示器20において普図ゲームが開始される。普図ゲームでは、判定結果に基づいて可変表示結果が導出表示される。普図ゲームにおける可変表示結果が「普図当り」となったときには、所定時間、普通可変入賞球装置6Bの電動チューリップ型役物が拡大開放状態に制御され、遊技球が第2始動入賞口に入賞し易くなる。
(特図ゲームに関する制御について)
特図始動条件が成立した場合、CPU103によって特図表示結果判定(決定)用の乱数値MR1(当該通過時の乱数値MR1を示す数値データ)等が取得(抽出)される。また、上限個数を超えないことを条件に、当該通過に基づく特図ゲームに対応する特図保留記憶(取得した乱数値MR1を示す数値データ等)がRAM102に記憶される。また、CPU103によって、今回記憶された特図保留記憶(乱数値MR1を示す数値データ等)と特図表示結果判定(決定)テーブル等とを用いて当該通過に基づく特図ゲームにおいて特別図柄の可変表示結果を「大当り」とするか等が判定される。また、演出制御基板12側に、始動入賞時に関する演出制御コマンド(例えば、図柄指定コマンド等)が出力される。
演出制御基板12側では、始動入賞時に関する演出制御コマンドによって示される情報(例えば図柄指定コマンドによって示される「大当り」となるか等を示す情報等)がRAM122に記憶される。また、演出制御用CPU120によって、演出決定用の乱数値(当該演出制御コマンドを入力したときの乱数値を示す数値データ)が取得(抽出)され、取得された乱数値と演出決定用のテーブルとを用いて演出(例えば、保留表示の表示態様による演出、背景による演出等の演出態様)が決定される。決定された演出は、決定内容(決定した実行タイミング、決定した演出態様等)に従って実行される。なお、上述のように、始動入賞時に決定される演出(保留表示の表示態様による演出、背景による演出等)は、予告演出のうちの先読み予告演出の一例である。先読み予告演出によれば、ある可変表示が開始されるよりも前に、その可変表示における、リーチ演出の実行の有無や種類、大当り期待度等を遊技者に報知又は示唆することが可能になる。
その後、特図開始条件が成立したときには、CPU103によって、今回消化される特図保留記憶(乱数値MR1を示す数値データ等)と特図表示結果判定(決定)テーブル等とを用いて今回消化される特図保留記憶に基づく特図ゲームにおける特別図柄の可変表示結果を「大当り」とするか等が決定される。特別図柄の可変表示結果の決定後には、特図ゲームが開始される。特図ゲームでは、決定結果に基づいて可変表示結果が導出表示される。特図ゲームにおける可変表示結果が「大当り」となったときには、大当り遊技状態に制御され、遊技球が大入賞口に入賞し易くなる。また、特別図柄の可変表示結果の決定後(特別図柄を開始するタイミング)において、演出制御基板12側に、可変表示開始時に関する演出制御コマンド(例えば、可変表示結果通知コマンド等)が出力される。
演出制御基板12側では、可変表示開始時に関する演出制御コマンドに基づく情報(例えば可変表示結果通知コマンドに基づく「大当り」となるか等を示す情報等)がRAM122に記憶される。また、演出制御用CPU120によって、演出決定用の乱数値(当該演出制御コマンドを入力したときの乱数値を示す数値データ)が取得(抽出)され、取得された乱数値と演出決定用のテーブルとを用いて演出(例えば、飾り図柄の可変表示中に表示させるキャラクタや文字によるカット演出等の演出態様)が決定される。決定された演出は、決定内容(決定した実行タイミング、決定した演出態様等)に従って実行される。なお、上述のように、可変表示開始時に決定される演出は、予告演出の一例である。予告演出によれば、大当り期待度等を遊技者に報知又は示唆することが可能になる。
なお、大当り遊技状態が終了した後には、通常状態とは異なる遊技状態となる場合があるようにしてもよい。例えば、CPU103によって大当り種別判定(決定)用の乱数値MR2と大当り種別判定(決定)テーブルとを用いて決定された大当り種別に応じて、大当り遊技状態が終了した後に高確状態(確変変状)や高ベース状態(時短状態)になるようにしてもよい。
高確状態とは、特別図柄(第1特図、第2特図)における可変表示結果において「大当り」となる確率が、通常状態(低確状態)よりも高い遊技状態である。例えば、特図表示結果判定(決定)テーブルとして、通常状態用のものと高確状態用のものとを用意しておき、高確状態であるときには、高確状態用のテーブルを用いて、特別図柄の可変表示結果を「大当り」とするか否かを判定(決定)すればよい。なお、高確状態用のテーブルには、通常状態用のテーブルに比べ、より多くの大当り判定(決定)値(特図表示結果判定(決定)用の乱数値MR1と比較される大当りに対応する数値)が設定されていればよい。
高ベース状態とは、普通図柄における可変表示結果において「普図当り」となる確率が、通常状態(低ベース)よりも高い遊技状態である。例えば、普図表示結果判定テーブルとして、通常状態用のものと高ベース状態用のものとを用意しておき、高ベース状態であるときには、高ベース状態用のテーブルを用いて、普通図柄の可変表示結果を「大普図当り」とするか否かを判定すればよい。なお、高ベース状態用のテーブルには、通常状態用のテーブルに比べ、より多くの普図当り判定値(普図表示結果判定用の乱数値MR4と比較される普図当りに対応する数値)が設定されていればよい。なお、高ベース状態であるときには、通常状態であるときに比べ、普通図柄の可変表示の時間を短くしてもよいし、「普図当り」となったときに電動チューリップ型役物を拡大開放状態に制御する時間を長くしてもよいし、これらの組み合わせにより高ベース状態を実現してもよい。
図3は、各種の判定等について説明する説明図である。図3(A)は、ROM101に記憶される特図表示結果判定(決定)テーブルの構成例を示している。なお、以下の説明において、特図表示結果判定(決定)用の乱数値MR1の更新可能な値(取り得る値)は65536個(「0」〜「65535」の範囲の値)であるものとする。
図3(A)に示す特図表示結果判定(決定)テーブルは、特図ゲームにおいて可変表示結果を「大当り」するか「ハズレ」とするかを判定(決定)するために参照されるテーブルである。図3(A)に示す特図表示結果判定(決定)テーブルは、遊技機1の遊技状態に応じて、乱数値MR1と比較される判定値が、「大当り」や「ハズレ」の特図表示結果に割り当てられている。具体的には、低確状態(通常状態)に対して662個の判定値(「8000」〜「8661」の範囲の値)が「大当り」に割り当てられている。一方、高確状態に対して5462個の判定値「8000」〜「13461」が「大当り」に割り当てられている。
CPU103は、現在の遊技状態が低確状態であるときには、取得した乱数値MR1が、低確状態に対応する662個の大当り判定値のいずれかと一致するか否かを判定する。CPU103は、取得した乱数値MR1が662個の大当り判定値のいずれかと一致すると判定した場合には可変表示結果を「大当り」とすることに判定(決定)し、いずれにも一致しなかったと判定した場合には可変表示結果を「ハズレ」とすることに判定(決定)する。従って、現在の遊技状態が低確状態であるときに、「大当り」とすることに判定(決定)する確率は、662/65536、即ち約99分の1である。CPU103は、現在の遊技状態が高確状態であるときには、取得した乱数値MR1が、高確状態に対応する5462個の大当り判定値のいずれかと一致するか否かを判定(決定)する。CPU103は、取得した乱数値MR1が5462個の大当り判定値のいずれかと一致すると判定した場合には可変表示結果を「大当り」とすることに判定(決定)し、いずれにも一致しなかったと判定した場合には可変表示結果を「ハズレ」とすることに判定(決定)する。従って、現在の遊技状態が高確状態であるときに、「大当り」とすることに判定(決定)する確率は、5462/65536、即ち約12分の1である。
図3(B)は、画像表示装置5の保留表示エリア5Hに表示される保留表示の表示態様の決定割合を説明する説明図である。具体的には、図3(B)は、保留表示の表示態様が、当該保留表示に対応する可変表示において大当りとなるかハズレとなるかに応じて、異なる割合で決定される旨を示している。なお、以下の説明において、保留表示の表示態様として、「◎(二重丸/点灯)」、「□(四角/点滅等)」、「〇(丸/点灯)」の3通りがあるものとする。また、「□→◎」は、「□」から「◎」に変化することを表している。「□」から「◎」に変化するタイミングは、一定(例えば、ターゲットとなる保留表示が消化される1変動前の期間等)であるものとする。
3通りの表示態様のうち「〇」は最も大当り期待度が低く、一番表示され易い(出現頻度)が高い通常の表示態様である。「□」は、点滅する、又は、濃淡や明度等が変化する表示態様であり、単に点灯する「◎」や「〇」よりも目立つようになっている。なお、「□」について、「〇」よりも目立つが「◎」よりも目立たない態様としてもよい。
図3(B)に示すように、ハズレ時(当該保留表示に対応する可変表示においてハズレとなるとき)には、保留表示の表示態様として、「◎」が1%の割合で決定され、「□→◎」が1%の割合で決定され、「□」が4%の割合で決定され、「〇」が94%の割合で決定される。例えば、ROM121には、ハズレ時用の保留表示態様決定テーブル(当該保留表示に対応する可変表示においてハズレとなるときに参照される保留表示態様決定テーブル)が記憶され、ハズレ時用の保留表示態様決定テーブルには、夫々の表示態様(「◎」、「□→◎」、「□」、「〇」)が上述の割合で決定されるように、夫々の表示態様に保留表示態様決定用の乱数値(演出決定用の乱数値の1つ)と比較される判定値が割り当てられていればよい。例えば、保留表示態様決定用の乱数値の更新可能な値が100個である場合、ハズレ時用の保留表示態様決定テーブルには、保留表示態様決定用の乱数値と比較される判定値が、「◎」に1個、「□→◎」に1個、「□」に4個、「〇」に94個、割り当てられていればよい。
また、図3(B)に示すように、大当り時(当該保留表示に対応する可変表示において大当りとなるとき)には、保留表示の表示態様として、「◎」が46%の割合で決定され、「□→◎」が20%の割合で決定され、「□」が20%の割合で決定され、「〇」が14%の割合で決定される。例えば、ROM121には、大当り時用の保留表示態様決定テーブル(当該保留表示に対応する可変表示において大当りとなるときに参照される保留表示態様決定テーブル)が記憶され、大当り時用の保留表示態様決定テーブルには、夫々の表示態様が上述の割合で決定されるように、夫々の表示態様に保留表示態様決定の乱数値と比較される判定値が割り当てられていればよい。
続いて、始動入賞時に演出制御用CPU120によって実行される演出決定処理(入賞時演出決定処理)の一部である、保留表示の表示態様を決定する処理について説明する。始動入賞時(より詳細には、タイマ割込みによりRAM122に記憶されている保留情報(図柄指定コマンド等によって示される情報)が増加した場合と判断したとき)に、演出制御用CPU120は、RAM122に記憶されている図柄指定コマンドによって示される情報を確認する。
図柄指定コマンドによって示される情報がハズレとなることを示す情報であったときには(当該保留表示に対応する可変表示においてハズレとなるときには)、演出制御用CPU120は、保留表示の表示態様を決定するためにハズレ時用の保留表示態様決定テーブルを参照する。そして、演出制御用CPU120は、取得した保留表示態様決定用の乱数値が、ハズレ時用の保留表示態様決定テーブルにおける夫々の表示態様(「◎」、「□→◎」、「□」、「〇」)の判定値のいずれと一致するかを判定し、一致したいずれかの表示態様とすることを決定する。
一方、図柄指定コマンドによって示される情報が大当りとなることを示す情報であったときには(当該保留表示に対応する可変表示において大当りとなるときには)、演出制御用CPU120は、保留表示の表示態様を決定するために大当り時用の保留表示態様決定テーブルを参照する。そして、演出制御用CPU120は、取得した保留表示態様決定用の乱数値が、大当り時用の保留表示態様決定テーブルにおける夫々の表示態様(「◎」、「□→◎」、「□」、「〇」)の判定値のいずれと一致するかを判定し、一致したいずれかの表示態様とすることを決定する。
また、上述の保留表示の表示態様に関する決定内容は記憶される。例えば、演出制御用CPU120は、ある保留表示の表示態様の決定したときには、決定した保留表示の表示態様を示す情報を、RAM122における当該保留表示に対応する保留記憶(例えば、大当りとなるか否かの判定結果等を示す情報)に対応付けて記憶(例えば、バッファ番号に対応付けて記憶等)すればよい。
図3(B)によれば(他の条件(例えば背景予告の実行有無)が同一であれば)、大当り期待度は、表示態様が「◎」であるときが最も高く、表示態様が「□」から「◎」に変化したときが2番目に高く、表示態様が「□」であるときが3番目に高く、表示態様が「〇」であるときが最も低くなっている。
図3(C)及び図3(D)は、画像表示装置5の表示領域において実行可能な特定予告(特定演出)の実行有無の決定割合を説明する説明図である。図3(C)は、保留表示の表示態様が「◎」、「□→◎」、「〇」のいずれかである場合(保留表示の表示態様を「◎」、「□→◎」、「〇」のいずれかに決定した場合)における特定予告の実行有無の決定割合を示し、具体的には、特定予告の実行有無が、当該保留表示に対応する可変表示において大当りとなるかハズレとなるかに応じて異なる割合で決定される旨を示している。図3(D)は、保留表示の表示態様が「□」である場合(保留表示の表示態様を「□」に決定した場合)における特定予告の実行有無の決定割合を示し、具体的には、特定予告の実行有無が、当該保留表示に対応する可変表示において大当りとなるかハズレとなるかに応じて異なる割合で決定される旨を示している。なお、特定予告の一例は、背景予告(背景による演出)である。また、特定予告(背景予告)が実行されるタイミングは、一定(例えば、ターゲットとなる保留表示が消化される1変動前の期間等)であるものとする。
保留表示の表示態様が「◎」、「□→◎」、「〇」のいずれかであって当該保留表示に対応する可変表示においてハズレとなる場合(即ち、当該保留表示に対応する可変表示においてハズレとなるときに保留表示の表示態様として「◎」、「□→◎」、「〇」のいずれかが決定された場合)には、図3(C)に示すように、特定予告について、「実行有」が8%の割合で決定され、「実行無」が92%の割合で決定される。例えば、ROM121には、当該保留表示に対応する可変表示においてハズレとなるときに保留表示の表示態様として「◎」、「□→◎」、「〇」のいずれかが決定された場合に参照される特定予告実行有無決定テーブル(以下、説明の便宜上、「特定予告実行有無決定テーブルA」と称する)が記憶され、特定予告実行有無決定テーブルAには、「実行有」が8%の割合で決定され、「実行無」が92%の割合で決定されるように、「実行有」と「実行無」とに特定予告実行有無決定の乱数値(演出決定用の乱数値の1つ)と比較される判定値が割り当てられていればよい。例えば、特定予告実行有無決定用の乱数値の更新可能な値が100個である場合、特定予告実行有無決定テーブルAには、特定予告実行有無決定用の乱数値と比較される判定値が、「実行有」に8個、「実行無」に92個、割り当てられていればよい。
保留表示の表示態様が「◎」、「□→◎」、「〇」のいずれかであって当該保留表示に対応する可変表示において大当りとなる場合(即ち、当該保留表示に対応する可変表示において大当りとなるときに保留表示の表示態様として「◎」、「□→◎」、「〇」のいずれかが決定された場合)には、図3(C)に示すように、特定予告について、「実行有」が14%の割合で決定され、「実行無」が86%の割合で決定される。例えば、ROM121には、当該保留表示に対応する可変表示において大当りとなるときに保留表示の表示態様として「◎」、「□→◎」、「〇」のいずれかが決定された場合に参照される特定予告実行有無決定テーブル(以下、説明の便宜上、「特定予告実行有無決定テーブルB」と称する)が記憶され、特定予告実行有無決定テーブルBには、「実行有」が14%の割合で決定され、「実行無」が86%の割合で決定されるように、「実行有」と「実行無」とに特定予告実行有無決定の乱数値と比較される判定値が割り当てられていればよい。
保留表示の表示態様が「□」であって当該保留表示に対応する可変表示においてハズレとなる場合(即ち、当該保留表示に対応する可変表示においてハズレとなるときに保留表示の表示態様として「□」が決定された場合)には、図3(D)に示すように、特定予告について、「実行有」が1%の割合で決定され、「実行無」が99%の割合で決定される。例えば、ROM121には、当該保留表示に対応する可変表示においてハズレとなるときに保留表示の表示態様として「□」が決定された場合に参照される特定予告実行有無決定テーブル(以下、説明の便宜上、「特定予告実行有無決定テーブルC」と称する)が記憶され、特定予告実行有無決定テーブルCには、「実行有」が1%の割合で決定され、「実行無」が99%の割合で決定されるように、「実行有」と「実行無」とに特定予告実行有無決定の乱数値と比較される判定値が割り当てられていればよい。
保留表示の表示態様が「□」であって当該保留表示に対応する可変表示において大当りとなる場合(即ち、当該保留表示に対応する可変表示において大当りとなるときに保留表示の表示態様として「□」が決定された場合)には、図3(D)に示すように、特定予告について、「実行有」が25%の割合で決定され、「実行無」が75%の割合で決定される。例えば、ROM121には、当該保留表示に対応する可変表示において大当りとなるときに保留表示の表示態様として「□」が決定された場合に参照される特定予告実行有無決定テーブル(以下、説明の便宜上、「特定予告実行有無決定テーブルD」と称する)が記憶され、特定予告実行有無決定テーブルDには、「実行有」が25%の割合で決定され、「実行無」が75%の割合で決定されるように、「実行有」と「実行無」とに特定予告実行有無決定の乱数値と比較される判定値が割り当てられていればよい。
続いて、始動入賞時に演出制御用CPU120によって実行される演出決定処理(入賞時演出決定処理)の一部である、特定予告の実行有無を決定する処理について説明する。始動入賞時において、演出制御用CPU120は、RAM122に記憶されている図柄指定コマンドによって示される情報と、保留表示の表示態様の決定結果を確認する。
図柄指定コマンドによって示される情報がハズレとなることを示す情報であり、且つ、保留表示の表示態様の決定結果が「◎」、「□→◎」、「〇」のいずれかであったときには、演出制御用CPU120は、特定予告の実行有無を決定するために特定予告実行有無決定テーブルAを参照する。そして、演出制御用CPU120は、例えば、特定予告実行有無決定用の乱数値が、特定予告実行有無決定テーブルAにおける「実行有」の判定値と一致するか否かを判定し、一致すると判定した場合には「実行有」に決定し、一致しないと判定した場合(即ち「実行無」の判定値と一致する場合)には「実行無」に決定する。
図柄指定コマンドによって示される情報がハズレとなることを示す情報であり、且つ、保留表示の表示態様の決定結果が「□」であったときには、演出制御用CPU120は、特定予告の実行有無を決定するために特定予告実行有無決定テーブルCを参照する。そして、演出制御用CPU120は、例えば、特定予告実行有無決定用の乱数値が、特定予告実行有無決定テーブルCにおける「実行有」の判定値と一致するか否かを判定し、一致すると判定した場合には「実行有」に決定し、一致しないと判定した場合(即ち「実行無」の判定値と一致する場合)には「実行無」に決定する。
図柄指定コマンドによって示される情報が大当りとなることを示す情報であり、且つ、保留表示の表示態様の決定結果が「◎」、「□→◎」、「〇」のいずれかであったときには、演出制御用CPU120は、特定予告の実行有無を決定するために特定予告実行有無決定テーブルBを参照する。そして、演出制御用CPU120は、例えば、特定予告実行有無決定用の乱数値が、特定予告実行有無決定テーブルBにおける「実行有」の判定値と一致するか否かを判定し、一致すると判定した場合には「実行有」に決定し、一致しないと判定した場合(即ち「実行無」の判定値と一致する場合)には「実行無」に判定する。
図柄指定コマンドによって示される情報が大当りとなることを示す情報であり、且つ、保留表示の表示態様の決定結果が「□」であったときには、演出制御用CPU120は、特定予告の実行有無を決定するために特定予告実行有無決定テーブルDを参照する。そして、演出制御用CPU120は、例えば、特定予告実行有無決定用の乱数値が、特定予告実行有無決定テーブルDにおける「実行有」の判定値と一致するか否かを判定し、一致すると判定した場合には「実行有」に決定し、一致しないと判定した場合(即ち「実行無」の判定値と一致する場合)には「実行無」に決定する。
また、上述の特定予告に関する決定内容は記憶される。例えば、演出制御用CPU120は、ある保留表示が関連して(ある保留表示における可変表示において大当りとなるかハズレとなるかに応じて)、特定予告の「実行有」を決定したときには、RAM122における当該保留表示に対応する保留記憶(保留情報)に対応付けて特定予告を実行する旨を示す情報を記憶すればよい。
図3(C)及び図3(D)によれば(他の条件(例えば保留表示の表示態様)が同一であれば)、特定予告が実行される場合には、特定予告が実行されない場合よりも、大当り期待度の期待度は高くなっている。
図4(A)は、始動入賞時に演出制御用CPU120によって実行される入賞時演出決定処理の一例を示すフローチャートである。なお、始動入賞時に演出制御用CPU120は、タイマ割込みにより、保留表示態様決定用の乱数値を更新する演出用乱数更新処理などとともに、入賞時演出決定処理等を実行する。また、本フローチャートにおいてS1はステップS1の略である。S2以降も同様である。
演出制御用CPU120は、保留記憶数が3個以上あるか否か(今回の入賞により特図保留記憶数が3個以上になるか否か)を判定する(S1)。例えば、演出制御用CPU120は、RAM122に記憶されている保留情報を参照して、第1特図保留記憶数と第2特図保留記憶数の和が3個以上あるか否かを判定すればよい。保留記憶数が3個以上の場合(S1;YES)、演出制御用CPU120は、保留表示の表示態様がいずれも「〇」であるか否かを判定する(S2)。例えば、演出制御用CPU120は、RAM122に記憶されている保留表示の表示態様に関する情報を参照して、保留表示の表示態様がいずれも「〇」であるか否かを判定すればよい。
保留表示の表示態様がいずれも「〇」である場合(S2;YES)、演出制御用CPU120は、保留表示の表示態様を保留表示態様決定用の乱数値等を用いて決定する(S3)。具体的には、図柄指定コマンドによって示される情報がハズレとなることを示す情報であったときには(当該保留表示に対応する可変表示においてハズレとなるときには)、演出制御用CPU120は、保留表示態様決定用の乱数値(演出用乱数更新処理により更新されたもの)とハズレ時用の保留表示態様決定テーブルとを用いて保留表示の表示態様を決定し、図柄指定コマンドによって示される情報が大当りとなることを示す情報であったときには(当該保留表示に対応する可変表示において大当りとなるときには)、演出制御用CPU120は、保留表示態様決定用の乱数値と大当り時用の保留表示態様決定テーブルとを用いて保留表示の表示態様を決定する。S3の処理により、当該保留表示に対応する可変表示においてハズレとなるか大当りとなるかに応じて、図3(B)に示すような割合で保留表示の表示態様が決定される。また、S3の処理による決定内容(決定結果)はRAM122に記憶(例えば、バッファ番号に対応付けて記憶等)される。S4、S5、S6の処理による決定内容についても同様である。
S3に続いて、演出制御用CPU120は、特定予告の実行有無を特定予告実行有無決定用の乱数値等を用いて決定する(S4)。具体的には、図柄指定コマンドによって示される情報がハズレとなることを示す情報であり、且つ、S3における決定内容が「◎」、「□→◎」、「〇」のいずれかであったときには、演出制御用CPU120は、特定予告実行有無決定用の乱数値と特定予告実行有無決定テーブルAとを用いて特定予告の実行有無を決定する。また、図柄指定コマンドによって示される情報がハズレとなることを示す情報であり、且つ、S3における決定内容が「□」であったときには、演出制御用CPU120は、特定予告実行有無決定用の乱数値と特定予告実行有無決定テーブルCとを用いて特定予告の実行有無を決定する。また、図柄指定コマンドによって示される情報が大当りとなることを示す情報であり、且つ、S3における決定内容が「◎」、「□→◎」、「〇」のいずれかであったときには、特定予告実行有無決定用の乱数値と特定予告実行有無決定テーブルBとを用いて特定予告の実行有無を決定する。また、図柄指定コマンドによって示される情報が大当りとなることを示す情報であり、且つ、S3における決定内容が「□」であったときには、演出制御用CPU120は、特定予告実行有無決定用の乱数値と特定予告実行有無決定テーブルDとを用いて特定予告の実行有無を決定する。S4の処理により、当該保留表示に対応する可変表示においてハズレとなるか大当りとなるかや、S3における保留表示の表示態様の決定結果に応じて、図3(C)または図3(D)に示すような割合で特定予告の実行有無が決定される。そして、入賞時演出決定処理を終了する。
保留記憶数が3個以上ではない場合や(S1;NO)、保留表示の表示態様がいずれかが「〇」ではない場合(S2;NO)、演出制御用CPU120は、保留表示の表示態様を「〇」に決定するとともに(S5)、特定予告を実行しないことを決定し(S6)、入賞時演出決定処理を終了する。
なお、S1において3個以上であるかを判定するのは、保留表示の表示態様が変化するタイミングや背景予告が実行されるタイミングはターゲットの消化1変動前の期間である点を考慮し、保留表示の表示態様を変化させる迄の期間や、特定予告を実行する迄の期間を十分に確保するためである。ターゲットの保留表示が保留表示エリア5Hに表示された後、直ぐに、ターゲットの保留表示の表示態様が変化したり特定予告が実行されたりすると慌ただしくなるため(また、慌ただしくて表示態様が変化したかや特定予告が実行されたかが認識し難い虞があるため)、3個以上であるかを判定している。
但し、S1の処理を省略してもよい(3個未満であってもS3、S4を実行してもよい)。例えば、詳細は後述するが、ターゲットとなる保留表示が消化されるタイミングやターゲットの可変表示中の一のタイミングにおいて、ターゲットの保留表示に対応する今回表示の表示態様を変化させたり特定予告を実行させたりする場合には、今回表示の表示態様を変化させるタイミングや特定予告を実行させるタイミングに間に合うため、S1の処理を省略してもよい。
また、S2において保留表示の表示態様がいずれも「〇」であるか否かを判定するのは、保留表示エリア5Hに「〇」以外の表示態様(「□」、「◎」)の保留表示が複数個表示されるとターゲットが分かり難くなるためである。なお、S2の処理を省略してもよい(保留表示の表示態様がいずれも「〇」であってもS3、S4を実行してもよい)。これにより、興趣を高めることができる。
図4(B)は、S3、S4の処理による決定内容を表したものである。具体的には、S3の処理による決定結果とS4の処理による決定結果の組み合わせ(符号a〜符号h)と、夫々の組み合わせとなったときの大当り期待度を表したものである。なお、図4(B)に示した大当り期待度を算出するのに際し、大当り確率を99分の1としている。
(保留表示の表示態様が「◎」且つ特定予告が実行有/符号a)
ハズレ時に、保留表示の表示態様が「◎」に決定される割合は1%であり(図3(B)参照)、特定予告が実行有と決定される割合は8%である(図3(C)参照)。よって、ハズレ時に、保留表示の表示態様が「◎」且つ特定予告が実行有となる割合は0.08%である。大当り時に、保留表示の表示態様が「◎」に決定される割合は46%であり(図3(B)参照)、特定予告が実行有と決定される割合は14%である(図3(C)参照)。よって、大当り時に、保留表示の表示態様が「◎」且つ特定予告が実行有となる割合は6.44%である。従って、保留表示の表示態様が「◎」且つ特定予告が実行有となったときの大当り期待度は、(1×6.44)/{(1×6.44)+(98×0.08)}によって算出され、約45%となる)。なお、上記「98」は大当り確率が99分の1であるときのハズレの数(期待値)、上記「1」は大当り確率を99分の1であるときの大当りの数(期待値)を表している。
(保留表示の表示態様が「◎」且つ特定予告が実行無/符号b)
ハズレ時に、保留表示の表示態様が「◎」に決定される割合は1%であり(図3(B)参照)、特定予告が実行無と決定される割合は92%である(図3(C)参照)。よって、ハズレ時に、保留表示の表示態様が「◎」且つ特定予告が実行有となる割合は0.92%である。大当り時に、保留表示の表示態様が「◎」に決定される割合は46%であり(図3(B)参照)、特定予告が実行無と決定される割合は86%である(図3(C)参照)。よって、大当り時に、保留表示の表示態様が「◎」且つ特定予告が実行無となる割合は39.56%である。従って、保留表示の表示態様が「◎」且つ特定予告が実行無となったときの大当り期待度は、(1×39.56)/{(1×39.56)+(98×0.92)}によって算出され、約31%となる。
(保留表示の表示態様が「□」→「◎」且つ特定予告が実行有/符号c)
ハズレ時に、保留表示の表示態様が「□」→「◎」に決定される割合は1%であり(図3(B)参照)、特定予告が実行有と決定される割合は8%である(図3(C)参照)。よって、ハズレ時に、保留表示の表示態様が「□」→「◎」且つ特定予告が実行有となる割合は0.08%である。大当り時に、保留表示の表示態様が「□」→「◎」に決定される割合は20%であり(図3(B)参照)、特定予告が実行有と決定される割合は14%である(図3(C)参照)。よって、大当り時に、保留表示の表示態様が「□」→「◎」且つ特定予告が実行有となる割合は2.80%である。従って、保留表示の表示態様が「◎」且つ特定予告が実行有となったときの大当り期待度は、(1×2.8)/{(1×2.8)+(98×0.08)}によって算出され、約26%となる)。
(保留表示の表示態様が「□」→「◎」且つ特定予告が実行無/符号d)
ハズレ時に、保留表示の表示態様が「□」→「◎」に決定される割合は1%であり(図3(B)参照)、特定予告が実行無と決定される割合は92%である(図3(C)参照)。よって、ハズレ時に、保留表示の表示態様が「□」→「◎」且つ特定予告が実行有となる割合は0.92%である。大当り時に、保留表示の表示態様が「□」→「◎」に決定される割合は20%であり(図3(B)参照)、特定予告が実行無と決定される割合は86%である(図3(C)参照)。よって、大当り時に、保留表示の表示態様が「□」→「◎」且つ特定予告が実行無となる割合は17.2%である。従って、保留表示の表示態様が「◎」且つ特定予告が実行有となったときの大当り期待度は、(1×17.2)/{(1×17.2)+(98×0.92)}によって算出され、約16%となる。
(保留表示の表示態様が「□」且つ特定予告が実行有/符号e)
ハズレ時に、保留表示の表示態様が「□」に決定される割合は4%であり(図3(B)参照)、特定予告が実行有と決定される割合は1%である(図3(D)参照)。よって、ハズレ時に、保留表示の表示態様が「□」且つ特定予告が実行有となる割合は0.04%である。大当り時に、保留表示の表示態様が「□」に決定される割合は20%であり(図3(B)参照)、特定予告が実行有と決定される割合は25%である(図3(D)参照)。よって、大当り時に、保留表示の表示態様が「□」且つ特定予告が実行有となる割合は5.00%である。従って、保留表示の表示態様が「◎」且つ特定予告が実行有となったときの大当り期待度は、(1×5)/{(1×5)+(98×0.04)}によって算出され、約56%となる。
(保留表示の表示態様が「□」且つ特定予告が実行無/符号f)
ハズレ時に、保留表示の表示態様が「□」に決定される割合は4%であり(図3(B)参照)、特定予告が実行無と決定される割合は99%である(図3(D)参照)。よって、ハズレ時に、保留表示の表示態様が「□」且つ特定予告が実行無となる割合は3.96%である。大当り時に、保留表示の表示態様が「□」に決定される割合は20%であり(図3(B)参照)、特定予告が実行無と決定される割合は75%である(図3(D)参照)。よって、大当り時に、保留表示の表示態様が「□」且つ特定予告が実行無となる割合は15.0%である。従って、保留表示の表示態様が「◎」且つ特定予告が実行有となったときの大当り期待度は、(1×15)/{(1×15)+(98×3.96)}によって算出され、約4%となる。
(保留表示の表示態様が「〇」且つ特定予告が実行有/符号g)
同様に、保留表示の表示態様が「〇」且つ特定予告が実行有となったときの大当り期待度は、(1×1.96)/{(1×1.96)+(98×7.52)}によって算出され、約0.3%となる。
(保留表示の表示態様が「〇」且つ特定予告が実行無/符号h)
同様に、保留表示の表示態様が「〇」且つ特定予告が実行無となったときの大当り期待度は、(1×12.04)/{(1×12.04)+(98×86.48)}によって算出され、約0.1%となる。
図4(B)によれば(保留表示の表示態様と背景予告の実行有無の組み合わせによれば)、特定予告が実行されない場合における、保留表示の表示態様による大当り期待度は、「◎」、「□」→「◎」、「□」、「〇」の順に高い(「◎」が約31%、「□」→「◎」が約16%、「□」が約4%、「〇」が約0.1%)。一方、特定予告が実行される場合における、保留表示の表示態様による大当り期待度は、「□」、「◎」、「□」→「◎」、「〇」の順に高い(「□」が約56%、「◎」が約45%、「□」→「◎」が約26%、「〇」が約0.3%)。
つまり、保留表示が「□」で表示され当該保留表示が消化される迄に特定予告が実行されなかった場合における当該保留表示に対応する可変表示の大当り期待度は、保留表示が「◎」で表示され当該保留表示が消化される迄に特定予告が実行されなかった場合における当該保留表示に対応する可変表示の大当り期待度や、保留表示が「□」で表示され後に「◎」に変化し当該保留表示が消化される迄に特定予告が実行されなかった場合における当該保留表示に対応する可変表示の大当り期待度に比べて低くなっているが、保留表示が「□」で表示され当該保留表示が消化される迄に特定予告が実行された場合における当該保留表示に対応する可変表示の大当り期待度は、保留表示が「◎」で表示され当該保留表示が消化される迄に特定予告が実行された場合における当該保留表示に対応する可変表示の大当り期待度や、保留表示が「□」で表示され後に「◎」に変化し当該保留表示が消化される迄に特定予告が実行された場合における当該保留表示に対応する可変表示の大当り期待度に比べて高くなっている。
換言すれば、特定予告が実行されるか否かに応じて、保留表示の表示態様による大当り期待度の順位に逆転が生じるようになっている。例えば、「□」の場合(「◎」に変化しない場合)と、「◎」の場合(当所から「◎」の場合)とを比較すると、特定予告が実行されなければ大当り期待度は「◎」の場合の方が高いが(「◎」は約31%。「□」は約4%)、特定予告が実行されれば大当り期待度は「□」の場合の方が高くなる(「◎」は約45%。「□」は約56%)となる。また例えば、「□」の場合(「◎」に変化しない場合)と、「□」から「◎」に変化した場合とを比較すると、特定予告が実行されなければ大当り期待度は「□」から「◎」に変化した場合の方が高いが(「□」→「◎」は約16%。「□」は約4%)、特定予告が実行されれば大当り期待度は「□」の場合の方が高くなる(「□」→「◎」は約26%。「□」は約56%)となる。
図5は、画像表示装置5における表示例を示す図である。図5(A)〜図5(D)の夫々は、特図ゲームに対する3個目の入賞が発生し、当該3個目の入賞をターゲットとして、保留表示の表示態様が決定され、背景予告(特定予告)の実行有無が決定された場合における、画像表示装置5における決定内容毎の表示例を表している。なお、背景予告では、背景として桜の花びらが表示されるものとする。また、背景予告が実行されるタイミング、及び、保留表示の表示態様が変化するタイミングは、上述したように、ともにターゲットの消化1変動前の期間であるものとする。なお、図5(A)〜図5(D)の夫々において、上段の図はターゲットの保留表示が追加表示された場面を表し、下段の図はターゲットの消化1変動前の場面を表している。
図5(A)は、保留表示の表示態様が「□」に決定されるとともに背景予告について実行しないことが決定された場合(図4(B)の符号fの場合)の表示例である。保留表示の表示態様が「□」に決定されたため、入賞時に「□」が追加表示されている(上段の図)。また、背景予告について実行しないことが決定されたため、消化1変動前に背景は変化していない(下段の図)。
図5(B)は、保留表示の表示態様が「□」に決定されるとともに背景予告について実行することが決定された場合(図4(B)の符号eの場合)の表示例である。保留表示の表示態様が「□」に決定されたため、入賞時に「□」が追加表示されている(上段の図)。また、背景予告について実行することが決定されたため、消化1変動前に背景として桜の花びらが表示されている(下段の図)。なお、「背景予告」と表示した報知画像Iは、演出制御用CPU120が、背景予告が実行された旨を遊技者に報知するために表示させたものである(図5(D)も同様)。これにより、例えば、実行された背景予告が気付きにくいものであったとしても、背景予告が実行されたことを遊技者に認識させることができる。報知画像Iの表示期間は、当該可変表示中である。つまり、報知画像Iは、ターゲットとなる保留表示が消化される1変動前の可変表示中において背景予告が実行されたときに報知画像Iを表示し、当該可変表示が終了するときに報知画像Iを消去する。なお、報知画像Iの表示期間は、上記期間以外であってもよい。ターゲットの可変表示が開始された後(即ち、ターゲットの可変表示中)に報知画像Iを消去してもよい。例えば、ターゲットの可変表示において大当り組み合わせとなる確定飾り図柄が導出されないときには、ターゲットの可変表示中における第1のタイミングにおいて報知画像Iを消去し、大当り組み合わせとなる確定飾り図柄が導出されるときには、第1のタイミングよりも後のタイミングである第2のタイミング(例えば、確定飾り図柄が導出されるタイミング、又は、確定飾り図柄が導出されるよりも少し前のタイミング等)において報知画像Iを消去してもよい。
図5(C)は、保留表示の表示態様が「□」→「◎」に決定されるとともに背景予告について実行しないことが決定された場合(図4(B)の符号dの場合)の表示例である。保留表示の表示態様が「□」→「◎」に決定されたため、入賞時に「□」が追加表示され(上段の図)、消化1変動前には「◎」に変化している。また、背景予告について実行しないことが決定されたため、消化1変動前に背景は変化していない(下段の図)。
図5(D)は、保留表示の表示態様が「□」→「◎」に決定されるとともに背景予告について実行することが決定された場合(図4(B)の符号cの場合)の表示例である。保留表示の表示態様が「□」→「◎」に決定されたため、入賞時に「□」が追加表示され(上段の図)、消化1変動前には「◎」に変化している。また、背景予告について実行することが決定されたため、消化1変動前に背景として桜の花びらが表示されている(下段の図)。
図5(A)〜図5(D)の中では、大当り期待度は、図5(B)の場合が約56%と最も高く(図4(B)の符号eを参照)、図5(D)の場合が約26%と次に高く(図4(B)の符号cを参照)、図5(C)の場合が約16%と次に高く(図4(B)の符号dを参照)、図5(A)の場合が約4%と最も低い(図4(B)の符号fを参照)。つまり、背景が桜の花びらにならなければ大当り期待度は「◎」に変化した場合の方が高いが(図5(C)の場合の大当り期待度>図5(A)の場合の大当り期待度)、背景が桜の花びらになれば大当り期待度は「□」の場合(「◎」に変化しない場合)の方が高くなる(図5(B)の場合の大当り期待度>図5(D)の場合の大当り期待度)。
なお、上記実施形態にて説明した各種の決定割合は、例示であって、本実施形態において説明したものに限定されない。例えば、特定予告が実行されるか否かに応じて、保留表示の表示態様による期待度の順位に逆転が生じるようになっていれば、大当り確率は図3(A)に示したものでなくてもよいし、保留表示の表示態様の決定割合は図3(B)に示したものでなくてもよいし、特定予告の決定割合は図3(B)や図3(C)に示したものでなくてもよい。
なお、上記実施形態では、保留表示の表示態様を「□」から「◎」に変化させる変化演出を単独で実行しているが(単に保留表示の表示態様を「□」から「◎」に変化させているが)、変化演出とともに、該変化演出が実行されることを示唆する変化示唆演出(作用演出とも称する)を実行してもよい。例えば、演出制御用CPU120は、変化示唆演出として「□」を「◎」に変化させるキャラクタを登場させる演出を実行してもよい。また、変化示唆演出は、特定演出の実行有無に応じて実行割合が異なるようにしてもよい。一例として、特定演出が実行されない場合には特定演出が実行される場合に比べ、変化示唆演出が実行される割合を高くしてもよい。なお、特定予告を実行する場合と実行しない場合とで異なる変化示唆演出実行有無決定テーブルを参照することにより、変化示唆演出の実行割合を、特定予告の実行有無に応じて異ならせるようにしてもよい。例えば、特定演出が実行する場合には特定演出が実行されなかった場合よりも変化示唆演出の実行割合を高くしてもよい。
また、上記実施形態では、保留表示の表示態様が、「◎」、「□→◎」、「〇」のいずれかである場合と、「□」である場合とで、特定予告の実行有無の実行割合を異ならせているが、特定予告の実行有無の実行割合を異ならせる態様は、これに限定されない。例えば、「◎」、「□→◎」のいずれかである場合と、「〇」である場合と、「□」である場合とで、特定予告の実行有無の実行割合を異ならせてもよい。
なお、上記実施形態では、保留表示の表示態様を決定した後に背景予告の実行有無を決定しているが、背景予告の実行有無を決定した後に保留表示の表示態様を決定してもよい。また、段階的に決定するのではなく、保留表示の表示態様と背景予告の実行有無の組み合わせ(図4(B)の符号a〜符号h)を纏めて(一斉に)決定してもよい。
また、上記実施形態では、「〇」以外の保留表示が他に存在する場合(当該ターゲットとなる保留表示よりも先に消化される保留表示の中に表示態様が「〇」以外の保留表示が存在する場合)には当該保留表示を抽選によらずに「〇」に決定しているが、この場合であっても抽選により「◎」、「□→◎」、「□」、「〇」のいずれかに決定してもよい。また、「〇」以外の保留表示が他に存在する場合と存在しないとで、決定割合を異ならせてもよい。例えば、既に「◎」が存在する場合には存在しない場合よりも「□」に決定される割合を低くしてもよい。なお、「◎」が存在することには「□→◎」と決定されている場合の変化前が含まれてもよいし含まれなくてもよい。また例えば、既に「□」が存在する場合には存在しない場合よりも「◎」に決定される割合を低くしてもよい。なお、「◎」に決定されることには「□→◎」と決定さすることが含まれてもよいし含まれなくてもよい。
なお、上記実施形態では、保留表示の表示態様の変化タイミングや特定予告(背景予告)の実行タイミングは、ともにターゲットとなる保留表示が消化される1変動前の期間としたが、1変動前の期間において、保留表示の表示態様の変化タイミングの方が特定予告の実行タイミングよりも早いタイミングとしている。特定予告が実行されれば保留表示の表示態様が「□」から「◎」に変化しなかった場合の方が「◎」に変化した場合よりも大当り期待度が高くなるため、例えば、先に到来する保留表示の表示態様の変化タイミングにおいて保留表示の表示態様が「□」から「◎」に変化したか否かに応じて後に到来する特定予告の実行タイミングにおいて特定予告が実行されるか否かに注目(期待)させることができる。具体的には、保留表示の表示態様の変化タイミングにおいて保留表示の表示態様が「□」から「◎」に変化しなかった場合には特定予告の実行タイミングにおいて特定予告が実行されることに期待し、保留表示の表示態様が「□」から「◎」に変化した場合には特定予告が実行されないことに期待させることができる。
上記に代えて、特定予告の実行タイミングの方が保留表示の表示態様の変化タイミングよりも早いタイミングとしてもよい。特定予告が実行されれば保留表示の表示態様が「□」から「◎」に変化しなかった場合の方が「◎」に変化した場合よりも大当り期待度が高くなるため、例えば、先に到来する特定予告の実行タイミングにおいて特定予告が実行されたか否かに応じて後に到来する保留表示の表示態様の変化タイミングにおいて保留表示の表示態様が「□」から「◎」に変化するか否かに注目(期待)させることができる。具体的には、特定予告の実行タイミングにおいて特定予告が実行されなかった場合には保留表示の表示態様の変化タイミングにおいて保留表示の表示態様が「□」から「◎」に変化することに期待し、特定予告が実行された場合には保留表示の表示態様が「□」から「◎」に変化しないことに期待させることができる。
上記に代えて、上述の両タイミングを略同時(又は同時)としてもよい。これにより、当該タイミングにおいて、特定予告が実行されるか否かと、保留表示が「□」から「◎」に変化するか否かの両方に注目させることができる。
また、保留表示の表示態様の変化タイミングや特定予告の実行タイミングは、ターゲットとなる保留表示が消化される1変動前の期間でなくてもよい。例えば、保留表示の表示態様の変化タイミングをターゲットとなる保留表示が消化される3変動前とし、特定予告の実行タイミングをターゲットとなる保留表示が消化される2変動前としてもよい。
また、特定予告の実行タイミングは、ターゲットとなる保留表示が消化される前の期間でなくてもよい。例えば、特定予告の実行タイミングは、ターゲットとなる保留表示が消化されるタイミングであってもよいし、ターゲットの可変表示中(変動中)の一のタイミングであってもよい。これにより、ターゲットとなる保留表示が消化された後において特定予告が実行されるか否かに注目させることができる。
なお、特定予告の実行タイミングがターゲットとなる保留表示が消化される前の期間でない場合(ターゲットとなる保留表示が消化されるタイミングやターゲットの可変表示中の一のタイミングである場合)には、特定予告の実行有無を始動入賞時(タイマ割込みによりRAM122に記憶されている保留情報が増加した場合と判断したとき)に決定してもよいし、変動開始時(より詳細には、タイマ割込みによりRAM122に記憶されているターゲットとなる保留情報に基づいて可変表示を実行するとき)に決定してもよい。
また、ターゲットとなる保留表示が消化される前の期間に保留表示の表示態様を変化させることに代えて又は加えて、ターゲットとなる保留表示が消化されるときに保留表示に対応する今回表示(保留表示が消化されるときに消化される保留表示に代えて表示されるもの)の表示態様を変化させてもよい。例えば、表示態様が「□」である保留表示を消去するとともに、表示態様が「◎」である今回表示を表示させるようにしてもよい。なお、今回表示は、消化時表示、アクティブ表示などとも称される。また、ターゲットの可変表示中(変動中)に今回表示の表示態様を変化させてもよい。例えば、ターゲットの可変表示中に今回表示の表示態様を「□」から「◎」に変化させてもよい。つまり、以上のように、大当りとなるかハズレとなるかに応じて保留表示の表示態様の決定割合を異ならせることに代えて又は加えて、大当りとなるかハズレとなるかに応じて今回表示の表示態様の決定割合を異ならせるようにしてもよい。これにより、ターゲットとなる保留表示が消化された後の今回表示について表示態様が変化するか否かに注目させることができる。
なお、今回表示の表示態様は、始動入賞時(タイマ割込みによりRAM122に記憶されている保留情報が増加した場合と判断したとき)に決定してもよいし、変動開始時(より詳細には、タイマ割込みによりRAM122に記憶されているターゲットとなる保留情報に基づいて可変表示を実行するとき)に決定してもよい。
また、上記実施形態では、大当りとなるかハズレとなるかに応じて保留表示の表示態様の決定割合を異ならせているが、例えば、入賞時に、いずれの種類のリーチとなるかに関する演出制御コマンド(変動カテゴリコマンドとも称されるもの)を出力することにより、リーチとなるか否かやいずれのリーチとなるかに応じて保留表示の表示態様の決定割合を異ならせてもよい。特定予告の実行有無の決定についても同様である。
また、上記実施形態における保留表示の表示態様の数は3種類(「◎」、「□」、「〇」)であるが、2種類であってもよいし4種類以上であってもよい。また、上記実施形態における保留表示の表示態様は例示であって、「◎」、「□」、「〇」以外の表示態様(例えば、白色、青色、赤色等)であってもよい。また、特定予告も背景に関する演出に限定されない(例えば、ランプ9による発光等であってもよい)。
なお、「□」の大当り期待度(「◎」に変化しない場合の大当り期待度)を「〇」の大当り期待度と同程度に低くするとともに、「〇」の表示態様と「◎」の表示態様との相違点に比べ、「□」と「〇」の相違点を少なくしてもよい。例えば、「〇」と「◎」とは形状も色も異なるものとし、「□」と「〇」とは形状か色のうちの一方のみが異なり他方が同一となるようにしてもよい。これにより、「□」は、大当り期待度が低い点においては「〇」に近しくまた「◎」に変化し得る点においては「◎」に近しいということを遊技者に認識させることができる。
また、上記実施形態では、大当り期待度に関係して、保留表示の表示態様や特定予告の実行有無を異ならせているが、上記に代えてまたは加えて、高確状態になる期待度や高ベース状態になる期待度に関係して、保留表示の表示態様や特定予告の実行有無を異ならせてもよい。
また、上記実施形態では、演出制御基板12側にて保留表示の表示態様を決定したが、主基板11側にて保留表示の表示態様を決定し、演出制御基板12側に例えば演出制御コマンドにより出力してもよい。また、上記実施形態では、演出制御基板12側にて特定予告(背景による演出)の実行有無を決定したが、主基板11側にて特定予告の実行有無を決定し、演出制御基板12側に例えば演出制御コマンドにより出力してもよい。
また、上記実施形態では、第1特図保留記憶であるか第2特図保留記憶であるかにかかわらず入賞順に消化するが、第1特図保留記憶と第2特図保留記憶とがある場合には第2特図保留記憶を優先して消化するようにしてもよい。第2特図保留記憶を優先して消化する態様においては、保留表示の表示態様による演出や背景による演出を、第1特図ゲームに対応する飾り図柄の保留表示においても第2特図ゲームに対応する飾り図柄の保留表示においても実行してもよいし、第1特図ゲームに対応する飾り図柄の保留表示と第2特図ゲームに対応する飾り図柄の保留表示とのうちの何れか一方において実行してもよい。なお、第2特図保留記憶を優先して消化する態様では、図4(A)のS1の処理において、今回入賞した特図ゲームに対応する保留数について3個以上であるか否かを判定してもよい。例えば、第1始動入賞があったときには、演出制御用CPU120は、RAM122に記憶されている第1特図保留記憶数が3個以上あるか否かを判定してもよい。
また、第2特図保留記憶を優先して消化する態様の場合には、第1特図ゲームに対応する飾り図柄の保留表示と第2特図ゲームに対応する飾り図柄の保留表示とを区別して、夫々の入賞順がわかるような態様で、夫々の保留数に応じた数の保留表示を表示してもよい。例えば、保留表示エリア5Hの左側(つまり画像表示装置5の表示領域内の下部左側)では、第1特図ゲームに対応する飾り図柄の可変表示の保留数に応じた数の保留表示を表示し、保留表示エリア5Hの右側(つまり画像表示装置5の表示領域内の下部右側)では、第2特図ゲームに対応する飾り図柄の可変表示の保留数に応じた数の保留表示を表示してもよい。
その他にも、遊技機の装置構成やデータ構成、フローチャートで示した処理、画像表示装置5における画像表示動作は、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で、任意に変更及び修正が可能である。加えて、本発明は、いわゆる封入式遊技機にも適用することができる。
1…遊技機(パチンコ遊技機)、2…遊技盤、3…遊技機用枠、4A…第1特別図柄表示装置、4B…第2特別図柄表示装置、5…画像表示装置、5H…保留表示エリア、6A…普通入賞球装置、6B…普通可変入賞球装置、7…特別可変入賞球装置、8…スピーカ、9…ランプ、11…主基板、12…演出制御基板、13…音声制御基板、14…ランプ制御基板、15…中継基板、20…普通図柄表示器、21…ゲートスイッチ、22A…第1始動口スイッチ、22B…第2始動口スイッチ、23…カウントスイッチ、25A…第1保留表示器、25B…第2保留表示器、25C…普図保留表示器、31A…スティックコントローラ、31B…プッシュボタン、41…通過ゲート、100…遊技制御用マイクロコンピュータ、101,121…ROM、102,122…RAM、103…CPU、104,124…乱数回路、105,125…I/O、120…演出制御用CPU、123…表示制御部

Claims (1)

  1. 可変表示を行い、遊技者に有利な有利状態に制御可能な遊技機であって、
    未だ開始されていない可変表示に関する情報を保留記憶として記憶可能な保留記憶手段と、
    前記保留記憶手段に記憶されている保留記憶に対応する保留表示を、当該保留記憶に対応する可変表示が開始される前に、少なくとも第1の表示態様または第2の表示態様を含む複数の表示態様のうちのいずれかの表示態様にて表示可能な保留表示手段と、
    前記有利状態に制御されるか否かを判定する判定手段と、
    前記判定手段の判定結果に基づいて、前記第1の表示態様または前記第2の表示態様の保留表示に対応する可変表示が開始される前に、特定演出を実行する特定演出実行手段と
    を備え、
    前記第1の表示態様の保留表示が表示されてから当該第1の表示態様の保留表示に対応する可変表示が行われる迄に前記特定演出が実行されない場合に当該第1の表示態様の保留表示に対応する可変表示において前記有利状態に制御される割合は、
    前記第2の表示態様の保留表示が表示されてから当該第2の表示態様の保留表示に対応する可変表示が行われる迄に前記特定演出が実行されない場合に当該第2の表示態様の保留表示に対応する可変表示において前記有利状態に制御される割合と比べて低く、
    前記第1の表示態様の保留表示が表示されてから当該第1の表示態様の保留表示に対応する可変表示が行われる迄に前記特定演出が実行された場合に当該第1の表示態様の保留表示に対応する可変表示において前記有利状態に制御される割合は、
    前記第2の表示態様の保留表示が表示されてから当該第2の表示態様の保留表示に対応する可変表示が行われる迄に前記特定演出が実行された場合に当該第2の表示態様の保留表示に対応する可変表示において前記有利状態に制御される割合と比べて高く、
    保留表示が前記第1の表示態様で表示されるよりも、前記第2の表示態様で表示される方が前記有利状態に制御される割合が高く、
    前記第1の表示態様の保留表示は、前記第2の表示態様に変化するときと変化しないときとがあり、
    前記第1の表示態様の保留表示が前記第2の表示態様に変化せずに前記特定演出が実行されたときには、前記第1の表示態様の保留表示が前記第2の表示態様に変化して前記特定演出が実行されたときよりも前記有利状態に制御される割合が高い、
    ことを特徴とする遊技機。
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