JP6498396B2 - 家電管理システム - Google Patents

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Description

本発明は、家電(家庭用電子機器)と当該家電を管理する管理装置(管理サーバ)とが互いに通信ネットワークを介して接続された家電管理システムに関する。
近年、冷蔵庫や空気調和機などの各種家電を通信ネットワークと接続させた、いわゆるネットワーク家電が普及し始めている。そして、このようなネットワーク家電を、通信ネットワークに接続した管理サーバにて管理し、スマートフォンやタブレット、携帯電話機などの通信端末を用いて、上記管理サーバを介して遠隔操作するシステムが開発されている(例えば、特許文献1参照)。
特許第4621643号公報(2010年11月5日登録)
しかしながら、上記したような従来のシステムでは、ネットワーク家電の遠隔操作に当り、ユーザが通信端末から操作に関する入力をする必要がある。つまり、遠隔操作にはユーザの指示や判断を必要とする。そのため、遠隔操作が、突発のアクシデント、緊急性のある事象、家電の運転状況等に対応できるものには必ずしもなっておらず、ユーザの利便性に叶うシステムとはなっていない。
そこで、本願発明は、上記課題に鑑みなされ、ユーザの利便性を向上させることが可能な家電管理システムを提供することにある。
上記の課題を解決するために、本発明の一態様に係る家電管理システムは、家電と当該家電を管理する管理装置とが互いに通信ネットワークを介して接続された家電管理システムにおいて、上記管理装置は、上記通信ネットワークを介して情報提供装置または上記家電から受信した判断材料情報に基づき、上記家電の動作を制限する必要があると判断すると、上記家電に動作を制限させる操作信号を送信する操作指示手段を備え、上記家電は、上記管理装置から上記操作信号を受信すると、当該家電の動作を制限する制御手段を備えた、ことを特徴としている。
上記構成によると、管理装置が受信した判断材料情報に基づき、家電の動作を制限する必要があると判断すると、家電に動作を制限させる操作信号を送信する。よって、上記家電管理システムでは、管理装置の判断により家電の動作の制限を行うことができ、ユーザの指示または判断を必要としない。このように、判断材料情報に応じて管理装置から家電が制御されるシステムを提供することができる。そのため、ユーザの利便性を向上させることができる。
本発明の一実施形態に係る家電管理システムの概略構成図である。 上記家電管理システムに含まれる管理サーバの構成を示すブロック図である。 上記家電管理システムに含まれる冷蔵庫の構成を示すブロック図である。 本発明の別の実施形態に係る家電管理システムの概略構成図である。
〔実施形態1〕
本発明の一実施形態を、図1〜3を参照して以下に説明する。
(家電管理システム)
図1は、本実施形態の家電管理システム100の概略構成を示す図である。図1に示すように、家電管理システム100は、ユーザ宅50に設置される家電10と、管理サーバ(管理装置)20とを含んで構成される。図1では家電10は1つしか示していないが、数や種類は限定されない。家電管理システム100において、管理サーバ20は、家電10を管理しており、通信ネットワーク60を介して、家電10に操作信号を送信し、また、家電10から家電10の状態を示す状態情報を受信する。
ユーザ宅50には、狭域通信を行う無線LAN(Wireless Local Area Network)が整備されており、無線LANの中継局40は、広域通信を行う通信ネットワーク60と接続されている。中継局40は、例えばWiFi(登録商標)ルータやWiFiアクセスポイントなどの通信機器である。通信ネットワーク60としては、例えば、インターネットが利用できる。また、電話回線網、移動体通信網、CATV(CAble TeleVision)通信網、衛星通信網などを利用することもできる。
さらに、家電管理システム100は、各種情報を通信ネットワーク60を介して管理サーバ20に送信(提供)する情報提供サーバ70を含んでいる。情報提供サーバ70の数は限定されない。情報提供サーバ70が提供する情報は限定されないが、本実施形態では、情報提供サーバ70は、地震に関する情報を提供するサーバであるとして説明をする。地震に関する情報としては、例えば、緊急地震速報の情報、地震注意報あるいは警報の解除の情報が挙げられるがこれには限定されない。情報提供サーバ70が提供する情報は、例えば、台風の予報、警報等の気象に関する情報であってもよい。
また、家電管理システム100は、通信端末30を含んでおり、通信ネットワーク60を介して、管理サーバ20と通信端末30とが通信可能になっている。通信端末30は、後述のように、管理サーバ20に対して設定を行うのに用いられる。なお、家電10を通信端末30から遠隔操作(制御)できる構成になっていてもよい。家電10を通信端末30から遠隔操作するための構成については公知技術を用いることができる。
(管理サーバ)
図2は、家電管理システム100における管理サーバ20の概略構成を示すブロック図である。管理サーバ20は、各家電10を管理するサーバであり、図2に示すように、制御部21、記憶部22、及び通信部23を備えている。制御部21は、例えば、CPU(Central Processing Unit)や専用プロセッサなどの演算処理部などにより構成されるコンピュータ装置から成り、管理サーバ20の各部の動作を制御するブロックである。また、制御部21は、情報取得部としての機能と、操作指示部(操作指示手段)21bとしての機能とを有する。
情報取得部21aは、操作指示部21bが家電10の動作の制限の要否の判断を行うための情報(判断材料情報)を、通信ネットワーク60を介して情報提供サーバ70または家電10から取得するブロックである。また、操作指示部21bが家電10の動作の制限の解除の要否の判断を行うための情報(不要判断材料情報)を、通信ネットワーク60を介して情報提供サーバ70または家電10から取得するブロックである。本実施形態では、情報取得部21aが受信する判断材料情報とは、情報提供サーバ70から受信する緊急地震速報の情報であり、不要判断材料情報とは、情報提供サーバ70から受信する地震注意報あるいは警報の解除の情報であるとする。
操作指示部21bは、情報取得部21aが取得した判断材料情報に基づき、家電10の動作を制限する必要があると判断すると、後述の通信部14を制御して、家電10に動作を制限させる操作信号を送信するブロックである。また、操作指示部21bは、上記操作信号を送信後、所定時間経過した場合、または、情報取得部21aが取得した不要判断材料情報に基づき。家電10の動作の制限が不要と判断した場合、家電10に動作の制限を解除させる解除信号を送信する。
操作指示部21bは、1つだけでなく複数の判断材料情報に基づいて、家電10の動作の制限の要否を判断してもよい。複数の判断材料情報とは、1つの情報提供サーバ70から受信した複数の判断材料情報だけでなく、複数の情報提供サーバ70…それぞれから受信した判断材料情報であってもよい。同様に、操作指示部21bは、1つだけでなく複数の不要判断材料情報に基づいて、家電10の動作の制限の解除の要否を判断してもよい。
本実施形態では、操作指示部21bは、家電10のドア部17の開閉をロックする操作信号を送信し、当該ロックを解除する解除信号を送信するものとして説明するが、操作信号および解除信号はこれらに限定されない。操作指示部21bの処理については後述する。
記憶部22は、管理サーバ20で用いられる各種情報(データ)を記憶するブロックである。また、記憶部22は、通信端末30から受信した設定情報、家電10の状態を示す状態情報を、家電10毎に記憶したDB(DataBase)22aを有している。このDB22aにより、管理サーバ20からの家電10毎の個別の制御が可能となる。家電10の状態情報には、家電10の動作に関する情報、家電10の設置場所あるいは地域に関する情報が含まれる。
通信部23は、通信ネットワーク60を介して家電10と相互通信を行うブロックである。通信部23は、また、通信ネットワーク60を介して通信端末30と相互通信を行う。
(家電)
家電10は、ユーザ宅50に設置される電子機器であり、例えば、冷蔵庫、空気調和機、洗濯機、各種AV(Audio-Visual)機器、調理器具、照明装置、給湯機器、撮影機器、各種家庭用ロボット(例えば、掃除ロボット、家事支援ロボット、動物型ロボット等)等である。また、家電10は空気調和機の室外機等であってもよいので、ユーザ宅50は、室内室外に限定されない。また、ユーザ宅50は、オフィスや公共の場であっても構わない。
家電10は、通信ネットワーク60を介して管理サーバ20から操作信号等を受信すると共に、家電10の状態を示す信号等を、通信ネットワーク60を介して管理サーバ20に送信する。なお、通信ネットワーク60を介した通信を可能にするため家電アダプタを設け、この家電アダプタを家電10に装着するようにしてもよい。このような家電アダプタを家電10に装着させる構成であれば、共通(汎用)の家電アダプタを機種や種類の異なる家電に適用させることができ、コストを抑えることができる。
本実施形態では、家電10は、冷蔵庫であるとして以下の説明を行う。図3は、家電10の概略構成を示すブロック図である。家電10は、図3に示すように、制御部(制御手段)11、記憶部12、動作部13、通信部14、音声出力部15、状態検知部16、ドア部17、および表示操作部18を備える。
制御部11は、家電10の各部における各種制御を行うブロックである。制御部11は、例えば、CPUや専用プロセッサなどの演算処理部などにより構成されるコンピュータ装置から成る。制御部11は、操作信号を解析し、記憶部12に記憶されている各種情報及び各種制御を実施するためのプログラムを読み出して動作部13に実行させることで、家電10の各部の動作を統括的に制御する。
制御部11は、後述の通信部14が受信した操作信号が示す操作を受け付ける操作受付部(操作受付手段)10aとしての機能を有する。通信
記憶部12は、RAM(Random Access Memory)、ROM(Read Only Memory)、HDD(Hard Disk Drive)などを含み、家電10にて用いられる各種データを記憶するブロックである。
動作部13は、家電10における各種動作(機能)を実行するブロックである。動作部13は、管理サーバ20から受信したドア部17の開閉をロックする(ドア部17をロックする)操作信号に基づき、制御部11の制御により、ドア部17をロックする動作を実行する。
通信部14は、家電10が通信ネットワーク60に接続するためのブロックである。
音声出力部15は、スピーカなどの音声出力装置である。
状態検知部16は、家電10の状態を示す状態情報を検知するブロックである。状態情報としては、例えば、ドア部17開閉状態含む動作状況、あるいは設定状況を示す情報等が挙げられる。また、状態情報は、家電10の置かれた状態に関する情報であってもよい。なお、これらは例示であり、家電10で検知できる家電10に関連する情報であればどのようなものでもよい。また、状態検知部16が検知した状態情報を、制御部11は、通信部14から管理サーバ20に出力する。また、状態検知部16が検知した状態情報を、制御部11は、表示操作部18にて表示する場合もある。
ドア部17は、家電10が備える筐体に対して開閉自在に設けられた扉部である。
表示操作部18は、ユーザに提示するための各種情報を表示する表示部と、ユーザからの入力を受け付けて制御部11に伝達する操作部とが一体と成ったブロックである。表示操作部18には、ドア部17のロックを解除する指示を入力するための解除ボタンが設けられている。なお、表示部と操作部とが別々に設けられていてもよい。
(通信端末)
通信端末30は、通信機器であり、通信ネットワーク60を介して管理サーバ20と接続している。通信端末30としては、タブレット端末やスマートフォン、パーソナルコンピュータ等の汎用機器を想定する。
通信端末30は、ユーザからの入力を受け付ける機能を有している。通信端末30は、家電10のドア部17のロックを実行設定するための情報(許可情報)の入力をユーザから受け付け、管理サーバ20に送信するように構成されている。ロックの実行設定とは、管理サーバ20が家電10に操作信号を送信するのを許可する(遠隔ロック機能をONにする)設定である。本実施形態では、通信端末30に、家電10のドア部17のロックの実行設定をするためのソフトウェア(アプリケーション)が内蔵されているものとする。この実行設定は、家電10から行えるようになっていてもよい。
また、通信端末30は、ユーザから受け付けた家電10のドア部17のロックの解除指示を管理サーバ20に送信できるように構成されている。通信端末30から解除指示を受信した管理サーバ20は、家電10のドア部17のロックを解除する。
また、通信端末30は、ユーザに提示するための各種情報を表示する機能を有している。通信端末30は、家電10についての情報(例えば、家電10の状態を示す情報や、操作を受け付けたか否かの情報等)を、管理サーバ20からを通信ネットワーク60介して受信し表示する。よって、ユーザは、家電10のドア部17がロックされているか、ロックが解除されているかの情報を通信端末30にて確認することができる。
(遠隔ロックの処理の流れ)
まず、ユーザが通信端末30のユーザインターフェース(UI)から遠隔ロック機能をONにするかどうか設定する。例えば、通信端末30の表示メニューの中に「地震・天候によるロック機能をONにする」という項目があり、この項目をONにすると、その情報(実行設定するための許可情報)が管理サーバ20に送信され、管理サーバ20に登録される。
次に、管理サーバ20が情報提供サーバ70から緊急地震速報を受信すると、管理サーバ20は遠隔ロック機能がONに設定されている場合、家電10のドア部17をロックする操作信号を家電10に送信する。なお、本明細書では、家電10のドア部17をロックする操作信号を家電10に送信することを、家電10を遠隔ロックすると称する場合もある。
家電10のドア部17をロックする操作信号を受信した家電10は、開閉されないようにドア部17をロックする。
家電10は、ドア部17のロックを実行すると、管理サーバ20にドア部17がロック状態であることを通信によって通知する。管理サーバ20は、遠隔ロックが成功したことを受信によって確認すると、家電10に、例えば、「緊急地震速報がありました。ドアをロックします。ロックを解除するときは解除ボタンを5秒押してください。」といった音声情報(メッセージ)を送り、音声出力部15から音声出力(発話)させる。このとき、表示操作部18に、上記音声情報を例えば文字情報とランプの点灯情報として表示してもよい。家電10が音声出力または表示を行うことで、ユーザ宅50内の人に家電の状態を通知することができる。ドア部17のロック中に解除ボタンが5秒押されたことを検知した場合、家電10は、ドア部17のロックを解除し、その旨を管理サーバ20に通知(送信)する。そして、管理サーバ20は、通信端末30に家電10のドア部17のロックが解除されたことを通知する。
さらに、管理サーバ20は、遠隔ロックが成功したことを受信によって確認すると、通信端末30に、家電10のドア部17が遠隔ロック状態であることを通知する。通知を受けた通信端末30は、家電10のドア部17が遠隔ロック状態である情報を表示すると共に、遠隔ロックの解除を通信端末30から操作できる解除操作UIを通信端末上に表示する。もしくは、通信端末30から可能な遠隔ロックの解除方法を画面上に表示する。
通信端末30からの操作により遠隔ロックが解除された場合、管理サーバ20は家電10に、例えば「スマホからロックが解除されました。ドアの開閉ができます。」という音声情報を送信し、音声出力部15から音声出力させる。このとき、表示操作部18に、上記音声情報を例えば文字情報とランプの点灯情報として表示してもよい。
管理サーバ20は情報提供サーバ70から地震予報または警報の解除の情報を受信すると、管理サーバ20は、家電10に遠隔ロックを解除する解除信号を送信する。さらに、例えば「地震警報が解除されましたので、ドアのロックを解除します。」という音声情報を送信し、音声出力部15から音声出力させる。このとき、表示操作部18に、上記音声情報を例えば文字情報とランプの点灯情報として表示してもよい。また、管理サーバ20は、同時に通信端末30にも遠隔ロックが解除された旨の通知を行う。なお、管理サーバ20は遠隔ロックの解除信号の送信を、上記操作信号の送信後、所定時間経過した場合に行ってもよい。
以上のように、本実施形態の家電管理システム100では、管理サーバ20は、情報提供サーバ70から受信した緊急地震速報に基づき、家電10のドア部17をロックする必要があると判断すると、家電10にドア部17をロックさせる操作信号を送信する。また、管理サーバ20は、操作信号を送信後、情報提供サーバ70から地震警報が解除されたという情報を受信すると、家電10のドア部17のロックが不要と判断し、家電10にドア部17のロックを解除させる解除信号を送信する。よって、家電管理システム100では、管理サーバ20の判断により家電10のドア部17のロックおよびロック解除を行うことができ、ユーザの指示または判断を必要としない。
このように、本実施形態によると、情報提供サーバ70から受信した情報に応じて管理サーバ20から家電10が制御されるシステムを提供することができる。そのため、ユーザの利便性を向上させることができる。ドア部17をロックすることで、家電10の筐体の中のものが腐敗することや、中のものが飛び出して破損したり、ユーザを負傷させたりすることを防ぐことができる。
〔実施形態2〕
(家電管理システム)
本発明の別の実施形態について、図1、2、および4を参照して以下に説明する。なお、本実施形態において、実施形態1で説明した構成部材と同様の機能を有する構成部材には、実施形態1と同じ符号を付すと共に、詳細説明を省略する。
本実施形態の家電管理システム100Aでは、管理サーバ20はユーザ宅50内にある複数の家電10−1,10−2,10−3,10−4を管理している。管理する数は限定されない。また、家電10−1,10−2,10−3,10−4は、実施形態1で説明した家電10の機能に加え、自装置の消費電力量を検出できる機能を有する。検出された消費電力量の情報(判断材料情報、不要判断材料情報)は、管理サーバ20に送信され、登録される。本実施形態では、家電10−1はドア部17を有する冷蔵庫である場合を例にして説明する。家電10−2,10−3,10−4はドア部17を有していなくてもよい。
本実施形態の家電管理システム100Aでは、情報提供サーバ70Aは、時刻の情報、時刻と連動する(家電10が設置された地域・契約での)電気代情報(判断材料情報、不要判断材料情報)を管理サーバ20に提供するサーバである。情報提供サーバ70Aは、また、地域別の気温情報を提供するように構成されていてもよい。時刻は管理サーバ20Aで計測するように構成されていてもよい。また、通信端末30は、実施形態1で説明した機能に加え、ユーザ宅50において利用可能な消費電力量の基準値、またはユーザ宅50において利用可能な電気代の基準値の少なくとも一方を含む節電基準値を設定あるいは変更して、管理サーバ20に送信する機能を有する。管理サーバ20は、受信した節電基準値を登録する。なお、管理サーバ20は、ユーザ宅50がある地域で一日に消費可能な電力量を情報提供サーバ70Aから受信して登録しておいてもよい。
本実施形態では、管理サーバ20は、各家電10−1,10−2,10−3,10−4から受信した消費電力量の情報と、情報提供サーバ70Aから受信した時刻と連動する電気代情報とに基づき、家電10−1に対する遠隔ロックの判断を行う。このとき、管理サーバ20は、登録してある節電基準値を参照し、消費電力量の情報と電気代情報とから算出される現在のユーザ宅50の電気代と節電基準値との差を算出し、差が一定値を超えると、家電10−1に対する遠隔ロックを行うと判断する。差が一定値を下回ると、家電10−1に対する遠隔ロックを解除すると判断する。
管理サーバ20における遠隔ロックを行うと判断した場合の操作信号の送信、および遠隔ロックを解除すると判断した場合の解除信号の送信、および、家電10−1における受信した操作信号および解除信号による制御は、実施形態1と同様であるため、説明は繰り返さない。
(遠隔ロックの処理の流れ)
本実施形態では、管理サーバ20は、各家電10−1,10−2,10−3,10−4から、それぞれの消費電力量の情報を一定時間間隔で受信するものとする。
まず、ユーザが通信端末30のユーザインターフェース(UI)から遠隔ロック機能をONにするかどうか設定する。例えば、通信端末30の表示メニューの中に「節電ロック機能をONにする」という項目があり、この項目をONにすると、その情報(実行設定するための許可情報)が管理サーバ20に送信され、管理サーバ20に登録される。
次に、管理サーバ20は、各家電10−1,10−2,10−3,10−4から受信した消費電力量の情報と、情報提供サーバ70Aから受信した時刻と連動する電気代情報とに基づき、家電10−1に対する遠隔ロックの判断を行う。判断については、上記した通り、登録してある節電基準値を参照する。
ここで、算出したユーザ宅50の現在の電気代が節電基準値の例えば7割(第1基準)に達している場合、管理サーバ20から家電10−1(家電10−2,10−3,10−4のいずれかであってもよい)に、例えば、「このままの状態ですと電気代が基準値(具体的な値段であってもよい)を超えるかもしれません。省エネしてください。」という音声情報を送信し、音声出力部15から音声出力させる。このとき、表示操作部18に、上記音声情報を例えば文字情報とランプの点灯情報として表示してもよい。この音声出力によりユーザ宅50内ユーザに、いずれかの家電10−1,10−2,10−3,10−4の電源をOFFにさせたり、家電10−1のドア部17の開閉を控えさせるなどの対策をさせたりすることができる。
算出したユーザ宅50の現在の電気代が節電基準値の例えば8割(第2基準)に達している場合、管理サーバ20から家電10−1に「もうすぐ冷蔵庫のドアをロックします。」という音声情報を送信し、音声出力部15から音声出力させる。このとき、表示操作部18に、上記音声情報を例えば文字情報とランプの点灯情報として表示してもよい。このとき、管理サーバ20は、通信端末30に上記音声情報と同様の内容を表示させる情報を送信をする。これを受信した通信端末30は、その画面において上記音声情報と同様の内容の文字情報を表示させ、画面上のボタンにより遠隔ロックを行わないことを選択できるようなUIを表示してもよい。
ユーザ宅50の電気代が、節電基準値の9割(第3基準)に達した場合、管理サーバ20から家電10−1に「冷蔵庫のドアをロックしました。解除する場合は解除ボタンを5秒押してください。」という音声情報を送信し、音声出力部15から音声出力させる。このとき、表示操作部18に、上記音声情報を例えば文字情報とランプの点灯情報として表示してもよい。それと同時に、管理サーバ20は、家電10−1の遠隔ロックを行う。さらに、管理サーバ20は、通信端末30に、家電10−1が遠隔ロック状態であることを通知する。通知を受けた通信端末30は、家電10のドア部17が遠隔ロック状態である情報を表示すると共に、遠隔ロックの解除を通信端末30から操作できる解除操作UIを通信端末上に表示する。もしくは、通信端末30から可能な遠隔ロックの解除方法を画面上に表示する。
また、家電管理システム100Aでは、管理サーバ20が、情報提供サーバ70Aから、気温が下がったという情報(解除判断材料情報)を受信したり、時刻が経過して電気代が下がったという情報(解除判断材料情報)を受信した場合、家電10−1の遠隔ロック解除する構成にしてもよい。また、管理サーバ20が、運転中の他の家電10−2,10−3,10−4の電源がOFFになった情報(解除判断材料情報)を受信した場合、家電10−1の遠隔ロックを解除する構成であってもよい。
ここで、第1基準、第2基準、および第3基準は、それぞれユーザにて通信端末30または家電10−1にて設定して管理サーバ20に登録もよいし、管理サーバ20が情報提供サーバ70Aから受信した情報に基づき変更してもよい。例えば、気温が一定値以上の日は、家電10−1のドア部17の開閉回数による消費電力の変化が大きいため、第3基準を早め(例えば、8割5分)にするといったように変更してもよい。
また、管理サーバ20Aは、管理している家電10−1、10−2、10−3、10−4から受信した状態情報により、第1基準、第2基準、および第3基準のいずれかを変更してもよい。例えば、家電10−2が稼働しているか否かの情報、家電10−1のドア部17の開閉の単位時間(例えば、1時間)当たりの回数の情報等から、第1基準、第2基準、および第3基準の値を上下させてもよい。
本実施形態では、家電10−1の動作を制限する必要があると判断すると、管理サーバ20は、家電10−1のドア部17をロックする操作信号を送信するものとして説明したが、別の家電10−2の消費電力を抑制する操作信号を別の家電10−2に送信してもよい。それは、例えば、別の家電10−2が空気調和機の場合、設定温度を上げるまたは下げる操作信号、あるいは、電源ONまたはOFFの信号であってもよい。
以上から分かるように、本実施形態では、管理サーバ20が、家電10−1の設置されるユーザ宅50内(同一空間)に設置された機器(家電10−2、10−3、10−4)の消費電力量に関する情報によって、家電10−1のドア部17をロックできる。よって、ユーザの利便性が向上し、ユーザ宅50内における節電や省エネに貢献できるシステムを提供することができる。
〔実施形態3〕
本発明のさらに別の実施形態について、図1〜3を用いて以下に説明する。なお、本実施形態において、実施形態1で説明した構成部材と同様の機能を有する構成部材には、実施形態1と同じ符号を付すと共に、詳細説明を省略する。
本実施形態の家電管理システム100Bでは、管理サーバ20の操作指示部21bは、家電10から受信した家電の状態情報に基づき、家電の動作を制限する必要があると判断すると、家電10に動作を制限させる操作信号を送信する。本実施形態では、一例として、家電10は冷蔵庫であり、管理サーバ20が家電10から受信する家電10の状態情報は、ドア部17の開閉の情報であるとして説明する。
管理サーバ20は、受信したドア部17の開閉の情報からドア部17の開閉回数をカウントして、あるいは、ドア部17の開閉回数の情報を受信して、開閉回数が設定回数を超えたと判断すると、家電10にドア部17をロックする操作信号を送信する。このように、家電10にドア部17をロックする操作信号を送信することで、ユーザのつまみ食い防止の補助を行うことができる。
開閉回数は、1日のうちの回数であっても、単位時間当りの回数でもよく、何を基準としてカウントされるかは限定されない。設定回数の情報(条件情報)は、管理サーバ20に予め登録されていても、家電10または通信端末30にて設定して送信して管理サーバ20に登録できるようになっていてもよい。
なお、要冷蔵の物がある場合には、冷蔵庫(家電10)にしまう必要があるため、開閉回数が設定回数に到達する前に、家電10の音声出力部15または表示操作部18からユーザへの通知を行うのが好ましい。例えば、設定回数が6回の場合、家電10は、開閉回数が4回になると警告を行い、開閉回数が5回になると、警告と共に残りの開閉可能な回数を通知し、開閉回数が6回になると、ドア部17のロックを実行しその旨を通知するように構成されていてもよい。
また、食事の準備の時間帯等では開閉回数が多くなる傾向にあり、ドア部17のロックがユーザに不利益を与えないためにも、時間帯によって設定回数が異なるように設定されていてもよい。また、管理サーバ20は、特定の時間帯(例えば、食事の準備の時間帯、食べても太り難いと考えられる時間帯)には、ドア部17の開閉回数によらず、家電10にドア部17のロックを指示する操作信号を送信しないように構成されていてもよい。また、管理サーバ20は、特定の時間帯(例えば、深夜の時間帯)には、ドア部17の開閉回数によらず、家電10にドア部17のロックを指示する操作信号を送信するように構成されていてもよい。特定の時間帯は、通信端末30または家電10にて設定して管理サーバ20に送信して登録できるようになっているとよい。
また、通信端末(情報提供装置)30がユーザの歩数や運動量等の情報を自動あるいは手動で取り込み、それが管理サーバ20に送信される構成となっており、管理サーバ20は、受信したユーザの歩数や運動量等の情報によって、ドア部17の開閉回数の基準値を緩和する構成となっていてもよい。あるいは、ユーザの歩数や運動量等の設定値に応じて、家電10にドア部17のロックを指示する操作信号を送信するように構成されていてもよい。つまり、設定値よりも上回ったら、家電10にドア部17のロックを解除する解除信号を送信したり、設定値を下回ったら、家電10にドア部17のロックを指示する操作信号を送信したりするように構成されていてもよい。設定値は、予め、通信端末30にて設定して管理サーバ20に送信して登録できるようになっているのが好ましい。
また、ユーザ宅50内の体重計が管理サーバ20に接続されており、体重計(情報提供装置)が計測したユーザの体重やBMI等が管理サーバ20に送信される構成となっていてもよい。そして、管理サーバ20は、ユーザの体重やBMIが設定値よりも下回ったら、家電10にドア部17のロックを解除する解除信号を送信したり、設定値を上回ったら、家電10にドア部17のロックを指示する操作信号を送信したりするように構成されていてもよい。体重やBMIの設定値は、予め、通信端末30、または、家電10あるいは体重計から設定して管理サーバ20に登録できるようになっているのが好ましい。
なお、通信端末30からのロックの実行設定、解除指示、通信端末30および家電10への通知、家電10からの解除指示等は、実施形態1と同様であるため説明は省略する。
以上からわかるように、本実施形態によると、ユーザの利便性が向上し、ユーザの健康(例えば、ダイエット)を考慮したシステムを提供することができる。
〔実施形態4〕
上記で説明した家電10(特に、制御部11)、管理サーバ20(特に、制御部21)、または通信端末30は、集積回路(ICチップ)等に形成された論理回路(ハードウェア)によって実現してもよいし、CPU(Central Processing Unit)を用いてソフトウェアによって実現してもよい。
後者の場合、家電10、管理サーバ20、または通信端末30は、各機能を実現するソフトウェアであるプログラムの命令を実行するCPU、上記プログラム及び各種データがコンピュータ(又はCPU)で読み取り可能に記録されたROM(Read Only Memory)又は記憶装置(これらを「記録媒体」と称する)、上記プログラムを展開するRAM(Random Access Memory)等を備えている。そして、コンピュータ(又はCPU)が上記プログラムを上記記録媒体から読み取って実行することにより、本発明の目的が達成される。上記記録媒体としては、「一時的でない有形の媒体」、例えば、テープ、ディスク、カード、半導体メモリ、プログラマブルな論理回路等を用いることができる。また、上記プログラムは、該プログラムを伝送可能な任意の伝送媒体(通信ネットワークや放送波等)を介して上記コンピュータに供給されてもよい。なお、本発明は、上記プログラムが電子的な伝送によって具現化された、搬送波に埋め込まれたデータ信号の形態でも実現され得る。
本発明は上述した各実施形態に限定されるものではなく、種々の変更が可能であり、異なる実施形態にそれぞれ開示された技術的手段を適宜組み合わせて得られる実施形態についても本発明の技術的範囲に含まれる。さらに、各実施形態にそれぞれ開示された技術的手段を組み合わせることにより、新しい技術的特徴を形成することができる。
〔まとめ〕
本発明の態様1に係る家電管理システム(100)は、家電(10)と当該家電(10)を管理する管理装置(管理サーバ20)とが互いに通信ネットワーク(60)を介して接続された家電管理システム(100)において、上記管理装置(管理サーバ20)は、上記通信ネットワーク(60)を介して情報提供装置(情報提供サーバ70)または上記家電(10)から受信した判断材料情報に基づき、上記家電(10)の動作を制限する必要があると判断すると、上記家電(10)に動作を制限させる操作信号を送信する操作指示手段(操作指示部21b)を備え、上記家電(10)は、上記管理装置(管理サーバ20)から上記操作信号を受信すると、当該家電(10)の動作を制限する制御手段(制御部11)を備えた、ことを特徴としている。
上記構成によると、管理装置が受信した判断材料情報に基づき、家電の動作を制限する必要があると判断すると、家電に動作を制限させる操作信号を送信する。よって、上記家電管理システムでは、管理装置の判断により家電の動作の制限を行うことができ、ユーザの指示または判断を必要としない。このように、判断材料情報に応じて管理装置から家電が制御されるシステムを提供することができる。そのため、ユーザの利便性を向上させることができる。判断材料情報は、例えば、突発のアクシデント、緊急性のある事象、または家電の運転状況の情報であってもよい。
本発明の態様2に係る家電管理システムは、態様1の家電管理システムにおいて、上記操作指示手段は、上記操作信号を送信後、所定時間経過した場合、または、上記情報提供装置または上記家電から受信した不要判断材料情報に基づき上記家電の動作の制限が不要と判断した場合、上記家電に動作の制限を解除させる解除信号を送信し、上記制御手段は、上記解除信号を受信すると上記家電の動作の制限を解除してもよい。
上記構成によると、操作信号を送信後、所定時間経過すると、または、管理装置にて家電の動作の制限が不要と判断されると、管理装置から解除信号を送信することによって、家電の動作の制限の解除を行うことができる。なお、不要判断材料情報は、判断材料情報と同じでも、別途受信した情報でもよい。
本発明の態様3に係る家電管理システムは、態様1または2の家電管理システムにおいて、上記判断材料情報は、特定事象の発生を事前に通知する情報であってもよい。
上記構成によると、特定事象の発生を事前に通知する情報により、家電の動作を制限する必要があると判断して、操作信号を送信することで、特定事象の発生より前に家電の動作を制限することができる。よって、例えば、特定事象の発生を事前に通知する情報として緊急地震速報を受信すると、家電の動作を停止させる操作信号を送信する等、安全に配慮したシステムを提供することができる。
本発明の態様4に係る家電管理システムは、態様1から3のいずれか1つの家電管理システムにおいて、上記判断材料情報は、上記家電が設置された地域の災害、天候、時刻、または電力に関する情報であってもよい。
上記構成によると、管理装置にて、家電が設置された地域の災害、天候、時刻、または電力に関する情報によって、家電の動作の制限の要否が判断される。よって、災害、天候、時刻、または電力に応じて管理装置から家電が制御されるシステムにすることができる。
本発明の態様5に係る家電管理システムは、態様1から3のいずれか1つの家電管理システムにおいて、上記判断材料情報は、上記家電が有するセンサが検知した情報であってもよい。
上記構成によると、管理装置が、家電が有するセンサが検知した情報によって、家電の動作の制限の要否を判断する。よって、家電の状況に応じて管理装置から家電が制御されるシステムとすることができる。家電が有するセンサが検知した情報は、例えば、家電の稼働状況、家電の消費電力、家電の使用状況、家電の周囲の環境の情報であってもよい。
本発明の態様6に係る家電管理システムは、態様1から3のいずれか1つの家電管理システムにおいて、上記判断材料情報は、ユーザの健康に関する情報であってもよい。
上記構成によると、管理装置が、ユーザの健康に関する情報に基づき、家電の動作の制限の要否を判定する。よって、家電の動作を制限させてユーザの健康管理に役立てるシステムにすることができる。
本発明の態様7に係る家電管理システムは、態様1から3のいずれか1つの家電管理システムにおいて、上記判断材料情報は、上記家電と同一空間に設置された機器の稼働状態に関する情報であってもよい。
上記構成によると、管理装置が、上記家電と同一空間に設置された機器の稼働状態に関する情報によって、家電の動作の制限の要否を判断する。家電と同一空間に設置された機器の稼働状態(例えば、電源ON/OFF、消費電力量等であってもよい)に応じて、家電の動作制限できるので、同一空間における節電やエネに貢献できるシステムとすることができる。
本発明の態様8に係る家電管理システムは、態様1から7のいずれか1つの家電管理システムにおいて、上記家電は開閉自在に設けられた扉部(ドア部17)を有しており、上記操作信号は、上記扉部の開閉をロックする信号であってもよい。
上記構成によると、管理装置の判断により、家電の扉部の開閉をロックすることができる。例えば、扉部が閉じた状態である方が安全である場合には、閉じた状態にロックすることで、安全性を確保することができる。
本発明の態様9に係る家電管理システムは、態様1から8のいずれか1つの家電管理システムにおいて、上記通信ネットワークに接続する通信端末(30)を備え、当該通信端末から上記管理装置が上記操作信号の送信を許可する許可情報を受信している場合に、上記操作指示手段は上記家電の動作の制限の要否を判断してもよい。
上記構成によると、操作信号の送信を許可する許可情報を通信端末から受信している場合に、管理装置にて、家電の動作の制限の要否が判断される。よって、ユーザが通信端末から許可情報を入力して管理装置に送信しておくと上記判断が行われる。そのため、ユーザの与り知らぬところで、管理装置から操作信号が送信されることを防ぐことができる。つまり、ユーザの管理下で管理装置からの操作信号の送信をするシステムとすることができる。
本発明の態様10に係る家電管理システムは、態様1から9のいずれか1つの家電管理システムにおいて、上記通信ネットワークに接続する通信端末(30)を備え、上記通信端末から上記管理装置が上記操作信号を送信する条件を示す条件情報を受信している場合に、上記操作指示手段は、上記条件情報が示す条件が満たされていると判定すると、上記家電の動作の制限の要否を判断してもよい。
上記構成によると、通信端末から操作信号を送信する条件を示す条件情報を受信している場合に、管理装置にて、条件情報が示す条件が満たされていると判定されると、家電の動作の制限の要否が判断される。よって、ユーザが通信端末から条件情報を入力して管理装置に送信しておくと上記判定および上記判断が行われる。条件が満たされない場合には、管理装置から操作信号が送信されることがない。そのため、ユーザの意図を反映させて管理装置から操作信号を送信することができる。
本発明の態様11に係る管理装置は、通信ネットワークを介して家電を管理する管理装置において、上記通信ネットワークを介して情報提供装置または上記家電から受信した判断材料情報に基づき、上記家電の動作を制限する必要があると判断すると、上記家電に動作を制限させる操作信号を送信する操作指示手段を備えたことを特徴としている。
上記構成によると、管理装置の判断により家電の動作を制限することができる。そのため、ユーザの利便性を向上させることができる。
また、本発明の各態様に係る家電及び通信端末も本発明の範疇に含まれる。
また、本発明の態様12に係る家電管理方法は、家電と当該家電を管理する管理装置とが互いに通信ネットワークを介して接続された家電管理システムでの家電管理方法において、上記管理装置が、上記通信ネットワークを介して情報提供装置または上記家電から受信した判断材料情報に基づき、上記家電の動作を制限する必要があると判定すると、上記家電に動作を制限させる操作信号を上記家電に送信する操作指示ステップと、上記家電が、上記管理装置から上記操作信号を受信すると、当該家電の動作を制限する制御ステップとを、を含むことを特徴としている。
上記方法によると、家電管理システムにおいて管理装置の判断によって家電の動作を制限できる。ユーザの判断を必要とすることがないため、ユーザの利便性を向上させることができる。
また、本発明の各態様に係る管理装置、家電、または通信端末は、コンピュータによって実現してもよく、この場合には、コンピュータを管理装置、家電、または通信端末が備える各手段として動作させることにより、管理装置、家電または通信端末をコンピュータにて実現させる制御プログラム、及びそれを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体も本発明の範疇に入る。
本発明は、家電と当該家電を管理する管理装置とが互いに通信ネットワークを介して接続された家電管理システム等に利用可能である。
10,10−1,10−2,10−3,10−4 家電
11 制御部(制御手段)
13 動作部
16 状態検知部(センサ)
17 ドア部(扉部)
20 管理サーバ(管理装置)
21 制御部
21a 情報取得部
21b 操作指示部(操作指示手段)
30 通信端末
60 通信ネットワーク
70,70A 情報提供サーバ(情報提供装置)
100,100A,100B 家電管理システム

Claims (2)

  1. 家電と当該家電を管理する管理装置とが互いに通信ネットワークを介して接続された家電管理システムにおいて、
    上記管理装置は、上記通信ネットワークを介して情報提供装置または上記家電から受信した判断材料情報に基づき、上記家電の動作を制限する必要があると判断すると、上記家電に動作を制限させる操作信号を送信する操作指示手段を備え、
    上記家電は、上記管理装置から上記操作信号を受信すると、当該家電の動作を制限する制御手段を備え
    上記家電は開閉自在に設けられた扉部を有する冷蔵庫であり、
    上記操作信号は上記扉部の開閉をロックする信号であり、
    上記判断材料情報はユーザの体重あるいはBMIの情報であることを特徴とする家電管理システム。
  2. 上記通信ネットワークに接続する通信端末を備え、
    上記通信端末から上記管理装置が上記操作信号の送信を許可する許可情報を受信している場合に、上記操作指示手段は上記家電の動作の制限の要否を判断することを特徴とする請求項に記載の家電管理システム。
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