JP6497299B2 - 医療支援装置 - Google Patents
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Description
医療支援装置による術者の支援では、ドリルユニットの先端が施術位置に到達した時点での多関節アームの形態を、術者が医療行為を実施しやすい多関節アームの形態とすることが好ましい。ここで言う多関節アームの形態とは、各関節アクチュエータの軸角度によって決定される複数のリンクの姿勢である。
しかしながら、関節アクチュエータの動作が不可能となるアーム形態を知得するためには、多くの経験が必要であり、医療行為の術者は、関節アクチュエータの動作が不可能となるアーム形態を知らない可能性が高い。
位置取得部は、医療行為を受ける患者の患部の位置を表す施術位置を取得する。
条件1:多関節アームの先端部に取り付けられる医療器具(32)が、施術位置に対応して予め規定された姿勢で当該施術位置に到達可能なアーム形態であること。
さらに、制御部は、形態特定部で特定した指定形態となるように多関節アームを動作させる制御であるアーム制御を実行する。
特に、指定形態は、術者が医療行為をスムーズに達成可能なアーム形態であるため、医療支援装置によれば、術者が医療行為を実施している際に多関節アームの関節部が動作不可能となることを低減できる。
したがって、医療支援装置によれば、医療行為の進捗をスムーズなものとすることができる。
<1.1 医療支援装置>
図1,図2に示す医療支援装置1は、基台4と、多関節アーム6と、力センサ30と、医療器具32と、位置追跡装置34と、ロボット制御部40とを備えている。
基台4は、多関節アーム6が設置される台である。
ベース部8は、基台4に回転可能に固定される。上腕部10は、ベース部8から延出する。前腕部12は、上腕部10の先端から延出する。ハンド取付部14は、前腕部12の先端に位置し、医療器具32を保持する。すなわち、ハンド取付部14は、多関節アーム6の先端部に相当する。
なお、ここで言うリンクとは、多関節アーム6を構成する部材であり、剛体とみなせる部材である。本実施形態におけるリンクは、ベース部8,上腕部10,前腕部12,ハンド取付部14である。
位置追跡装置34は、医療支援装置1において予め規定された基準点と、患者の患部との相対的な位置関係を特定する周知の装置である。この位置追跡装置34にて特定した患者の患部は、施術位置と対応付けられる。そして、術者が医療行為を実施している間、位置追跡装置34は、患者の患部の位置を追跡する。
<1.2 ロボット制御部>
ロボット制御部40は、制御部42と記憶部50とを備え、多関節アーム6の関節アクチュエータ28を駆動する。
条件2: 術者が医療行為をスムーズに達成可能な1つのアーム形態として予め規定されたアーム形態であること。
<1.3 アーム駆動処理>
次に、ロボット制御部40が実行するアーム駆動処理について説明する。
そして、アーム駆動処理が起動されると、図3に示すように、ロボット制御部40は、予め立案された医療計画を取得し、その医療計画に含まれる施術位置を取得する(S110)。
アーム駆動処理では、続いて、ロボット制御部40は、S110で取得した施術位置に対応する指定形態を、位置姿勢対応マップから特定する(S120)。具体的にS120では、ロボット制御部40は、位置姿勢対応マップに規定されている複数のアーム形態の中から、S110で取得した施術位置に対応するアーム形態を、施術位置に対応する指定形態として特定し取得する。
さらに、アーム駆動処理では、ロボット制御部40は、推定角度θ(j,t+1)を算出する(S170)。ここで言う推定角度θ(j,t+1)は、多関節アーム6の先端部の位置P(t+1)における各関節アクチュエータ28の軸角度である。
そして、ロボット制御部40は、推定角度θ(j,t+1)が目標角度θ_goal(j)に近づくか否かを判定する(S180)。具体的にS180では、ロボット制御部40は、対応する関節アクチュエータ28ごとに、推定結果それぞれが、対応する現況値それぞれよりも小さいか否かを判定する。ここで言う推定結果とは、目標角度θ_goal(j)から推定角度θ(j,t+1)を減算した結果である。また、現況値とは、目標角度θ_goal(j)から現時点tでの軸角度θ(j,t)を減算した結果である。
なお、推定角度θ(j,t+1)が目標角度θ_goal(j)から遠ざかる場合(S180:YES)に移行されるS200では、ロボット制御部40は、多関節アーム6の先端部の移動量の絶対値(以下、移動量絶対値)dPが最大となる各関節アクチュエータ28の軸角度の制御量dθ(j,t+1)を算出する。
また、具体的にS200では、以下の2つの条件を満たす各関節アクチュエータ28の軸角度の制御量dθ(j,t+1)を算出する。
第2条件:図5に示すように、移動ベクトルdXに従って多関節アーム6の先端部を移動させる場合に比べて、移動量絶対値dPが大きいこと。
さらに、アーム駆動処理では、ロボット制御部40は、S200で算出した各関節アクチュエータ28の軸角度の制御量dθに従って、多関節アーム6の先端部を移動させる場合の各関節アクチュエータ28の軸角度θ(j,t+1)を、下記(4)式に基づいて算出する(S210)。
そのS230では、ロボット制御部40は、対象値が、予め規定された許容値dεよりも小さいか否かを判定する。ここで言う対象値とは、各関節アクチュエータ28それぞれの目標角度θ_goal(j)から、対応する関節アクチュエータ28それぞれの現時点tでの軸角度θ(j,t)を減算した結果である。
一方、S230での判定の結果、対象値が許容値dεよりも小さければ(S230:YES)、ロボット制御部40は、各関節アクチュエータ28の軸角度が目標角度θ_goal(j)に一致するものと判定し、本アーム駆動処理を終了する。
[2.実施形態の効果]
(2.1) 以上説明したように、医療支援装置1によれば、術者が多関節アーム6の構造を熟知していなかったとしても、指定形態を実現できる。
(2.4) アーム駆動処理においては、力センサ30で検出した力の大きさ及び向きに従って多関節アーム6を駆動させることが、多関節アーム6の駆動としてスムーズであれば、CP制御を実行することができる。
[3.その他の実施形態]
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において、様々な態様にて実施することが可能である。
(3.6) 上記実施形態においては、記憶部50にプログラムが格納されていたが、プログラムを格納する記憶媒体は、これに限るものではなく、半導体メモリなどの非遷移的実体的記憶媒体に格納されていてもよい。
[4.対応関係の一例]
アーム駆動処理におけるS110を実行することで得られる機能が位置取得部に相当する。S120を実行することで得られる機能が形態特定部に相当する。
Claims (4)
- 複数のリンク(8,10,12,14)が回転可能な関節部(16,18,20,22,24,26)を介して直列に連結された多関節アーム(6)と、
医療行為を受ける患者の患部の位置を表す施術位置を取得する位置取得部(40,S110)と、
前記関節部の軸角度によって前記複数のリンクの姿勢が決定された前記多関節アームの形態それぞれをアーム形態とし、
前記アーム形態の中で、前記多関節アームの先端部に取り付けられる医療器具(32)が、前記施術位置に対応して予め規定された姿勢で当該施術位置に到達可能な1つのアーム形態であり、術者が前記医療行為をスムーズに達成可能な1つのアーム形態として前記施術位置に応じて予め規定された前記アーム形態である指定形態を、前記位置取得部で取得した前記施術位置に基づいて特定する形態特定部(40,S120)と、
前記形態特定部で特定した指定形態となるように前記多関節アームを動作させる制御であるアーム制御を実行する制御部(40,S130〜S230)と、
前記多関節アームの先端部に設置され、前記医療器具に加わる力の大きさ及び向きを検出する力センサ(30)と、
を備え、
前記制御部は、
前記形態特定部で特定した指定形態を実現する前記関節部それぞれの軸角度である目標角度を算出する目標算出部(40,S130)と、
前記力センサで検出した力の大きさ及び向きに従って、前記多関節アームの先端部を移動させる移動の方向及び移動量を表す移動ベクトルを算出する移動算出部(40,S150)と、
前記移動算出部で算出した移動ベクトルに従って前記多関節アームの先端部を移動させると、前記関節部の各軸角度が前記目標角度に近づく場合、当該移動ベクトルに従って、前記多関節アームの先端部の経路が連続する制御であるCP制御を前記アーム制御として実行する実行部(40,S180〜S230)と、
を備える、医療支援装置(1)。 - 前記移動算出部は、前記力センサで検出した力の大きさ及び向きを取得するごとに、前記移動ベクトルを算出し、
前記制御部は、
前記移動算出部で前記移動ベクトルを算出するごとに、当該移動ベクトル分、前記多関節アームの先端部を移動させた前記関節部それぞれの軸角度である推定角度を算出する推定算出部(40,S160,S170)を更に備え、
前記実行部は、
前記推定算出部で算出した推定角度が前記目標角度に近づく場合、前記CP制御を前記アーム制御として実行する、請求項1に記載の医療支援装置。 - 前記実行部は、
前記移動算出部で算出した移動ベクトルに従って前記多関節アームの先端を移動させると、前記関節部の各軸角度が前記目標角度から遠ざかる場合、前記多関節アームの先端部の経路が不連続となる制御であるPTP制御を前記アーム制御として実行する、請求項1または請求項2に記載の医療支援装置。 - 前記実行部は、
前記移動算出部で算出した移動ベクトル分、前記多関節アームの先端部を移動させる場合に比べて、前記多関節アームの先端部の移動量が多く、かつ、前記多関節アームの先端
部の移動量が最大となることを満たす、前記関節部それぞれの軸角度となるように前記多関節アームを動作させることを、前記PTP制御として実行する、請求項3に記載の医療支援装置。
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