JP6496876B1 - 問診システム及びそのプログラム - Google Patents
問診システム及びそのプログラム Download PDFInfo
- Publication number
- JP6496876B1 JP6496876B1 JP2018172167A JP2018172167A JP6496876B1 JP 6496876 B1 JP6496876 B1 JP 6496876B1 JP 2018172167 A JP2018172167 A JP 2018172167A JP 2018172167 A JP2018172167 A JP 2018172167A JP 6496876 B1 JP6496876 B1 JP 6496876B1
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- disease
- patient
- probability
- question
- side terminal
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
- 208000037265 diseases, disorders, signs and symptoms Diseases 0.000 claims abstract description 311
- 201000010099 disease Diseases 0.000 claims abstract description 309
- 208000024891 symptom Diseases 0.000 claims description 47
- 238000004364 calculation method Methods 0.000 claims description 18
- 230000006870 function Effects 0.000 claims description 5
- 238000003745 diagnosis Methods 0.000 abstract description 14
- 238000000034 method Methods 0.000 description 14
- 238000012790 confirmation Methods 0.000 description 12
- 230000008569 process Effects 0.000 description 10
- 239000003814 drug Substances 0.000 description 9
- 206010037660 Pyrexia Diseases 0.000 description 6
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 6
- 238000012545 processing Methods 0.000 description 6
- 230000004044 response Effects 0.000 description 5
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 4
- 230000004069 differentiation Effects 0.000 description 4
- 230000007704 transition Effects 0.000 description 4
- 238000013461 design Methods 0.000 description 3
- 230000002452 interceptive effect Effects 0.000 description 3
- 238000012546 transfer Methods 0.000 description 3
- 206010020751 Hypersensitivity Diseases 0.000 description 2
- 230000001154 acute effect Effects 0.000 description 2
- 230000007815 allergy Effects 0.000 description 2
- 230000008859 change Effects 0.000 description 2
- 230000001684 chronic effect Effects 0.000 description 2
- 229940079593 drug Drugs 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 2
- 230000007613 environmental effect Effects 0.000 description 2
- 230000036541 health Effects 0.000 description 2
- 206010011224 Cough Diseases 0.000 description 1
- 206010012735 Diarrhoea Diseases 0.000 description 1
- 206010068319 Oropharyngeal pain Diseases 0.000 description 1
- 201000007100 Pharyngitis Diseases 0.000 description 1
- 238000004458 analytical method Methods 0.000 description 1
- 238000013477 bayesian statistics method Methods 0.000 description 1
- 238000004891 communication Methods 0.000 description 1
- 238000000605 extraction Methods 0.000 description 1
- 208000030533 eye disease Diseases 0.000 description 1
- 206010022000 influenza Diseases 0.000 description 1
- 230000010365 information processing Effects 0.000 description 1
- 238000005259 measurement Methods 0.000 description 1
- 230000035790 physiological processes and functions Effects 0.000 description 1
- 230000001932 seasonal effect Effects 0.000 description 1
- 238000000926 separation method Methods 0.000 description 1
- 208000017520 skin disease Diseases 0.000 description 1
- 238000012360 testing method Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Measuring And Recording Apparatus For Diagnosis (AREA)
- Medical Treatment And Welfare Office Work (AREA)
Abstract
【解決手段】 問診サーバ1が、患者側端末4から入力された年齢、性別等の影響要素によって問診DB2に記憶された基礎点数を演算して事前確率の基礎データを求め、カテゴライズ質問により鑑別すべき疾患を絞り込み、絞り込まれた疾患の事前確率を計算し、事前確率が高い疾患の推定に影響が大きい質問から順番に鑑別質問を患者側端末4に提供し、その回答結果に基づいて各疾患の確率を変動させ、鑑別終了の条件で鑑別を終了し、問診後の確率(最終確率)が高い順に疾患名と最終確率を医師側端末5に提供する。
【選択図】 図3
Description
従来の問診システムには、紙の問診票を電子化してデータ入力し、医師側の情報処理装置に問診結果を表示するものがあった。
また、予め定められた質問を患者に順次提供して問診をナビゲーションする従来の問診システムもあった。
尚、関連する先行技術文献として、特許第4228352号公報「医療受診者用問診システム」(特許文献1)、特許第3591106号公報「対話型自動問診方法及び装置」(特許文献2)、特開2008−011865号公報「健康管理装置及びこれを機能させるためのプログラム」(特許文献3)、特開2013−073253号公報「患者由来情報システム、及び診察情報抽出システム」(特許文献4)がある。
特許文献2には、患者の生理状態を示す非数値情報である症状を、グラフィックを利用して対話型問診形式で入力する方法が記載されている。
特許文献4には、院内サーバが、患者側端末に質問を表示させ、患者由来情報から症状を分析し、分析結果を医師側端末に送信して表示させるシステムが記載されている。
本発明は上記実状に鑑みて為されたもので、問診の質問への回答内容に応じて質問内容を遷移させ、問診結果に基づいて可能性のある疾患の確率を推定して医師に提供して、問診と診断を効率化できる問診システム及びそのプログラムを提供することを目的とする。
上記従来例の問題点を解決するための本発明は、患者側端末に問診の質問事項を表示させ、患者側端末からの回答を入力する問診サーバを有する問診システムであって、問診サーバが、疾患情報と、当該疾患情報に関連して疾患を分類して患者の疾患を絞り込むカテゴライズ質問と回答に応じて疾患毎に患者が当該疾患であると疑われる疾患の確率を計算する数値を有する鑑別質問とを含む質問情報を記憶する記憶部を備え、患者側端末にカテゴライズ質問を提供し、患者側端末から入力されたカテゴライズ質問に対する回答に基づいて記憶部の疾患情報を参照して複数の疾患に絞り込んで疾患リストを生成し、当該絞り込まれた複数の疾患について患者の疾患の確率が高くなる数値の鑑別質問から順に患者側端末に出力し、患者側端末からの鑑別質問に対する回答に基づいて患者の疾患の確率を演算し、当該演算された疾患の確率に基づいて、疾患の確率が高い疾患について、当該疾患の確率が高くなる数値の鑑別質問から順に患者側端末に出力し、患者側端末からの鑑別質問に対する回答に基づいて患者の疾患の確率を変動させる演算を行い、特定の条件となるまで、疾患の確率の演算と鑑別質問の提供を繰り返して当該疾患の確率に基づいて疾患リストを並べ替え、鑑別候補の疾患を、疾患の確率の高い順に医師側端末に提供することを特徴とする。
本発明は、上記問診システムにおいて、問診サーバが、複数の疾患に絞り込む際に、随伴症状を確認するカテゴライズ質問を患者側端末に出力し、当該質問への回答となる随伴症状に応じて疾患の確率を再計算し、当該再計算された疾患の確率に基づいて疾患リストを並べ替えることを特徴とする。
本発明は、上記問診システムにおいて、問診サーバが、患者側端末から入力される影響要素によって記憶部に記憶された各疾患の基礎点数を変更し、変更した基礎点数に基づいて疾患を絞り込むためのカテゴライズ質問を患者側端末に提供することを特徴とする。
本発明は、上記問診システムにおいて、問診サーバが、疾患の確率の演算と質問の提供の繰り返しを終了させる特定の条件として、疾患の確率が特定数を超えるか、または、質問の数が一定数を超えた場合とすることを特徴とする。
本発明は、上記問診システムにおいて、問診サーバが、患者側端末に表示させた問診の質問事項と回答の内容を示すテキストデータと2次元バーコードを患者側端末に表示させることを特徴とする。
本発明は、患者側端末に問診の質問事項を表示させ、患者側端末からの回答を入力する問診サーバを有する問診システムにおける問診サーバで動作するプログラムであって、問診サーバを、疾患情報に関連して疾患を分類して患者の疾患を絞り込むカテゴライズ質問と回答に応じて疾患毎に患者が当該疾患であると疑われる疾患の確率を計算する数値を有する鑑別質問とを含む質問情報を記憶する記憶部を参照して患者側端末にカテゴライズ質問を提供し、患者側端末から入力されたカテゴライズ質問に対する回答に基づいて記憶部の疾患情報を参照して複数の疾患に絞り込んで疾患リストを生成し、当該絞り込まれた複数の疾患について患者の疾患の確率が高くなる数値の鑑別質問から順に患者側端末に出力し、患者側端末からの鑑別質問に対する回答に基づいて患者の疾患の確率を演算し、当該演算された疾患の確率に基づいて、疾患の確率が高い疾患について、当該疾患の確率が高くなる数値の鑑別質問から順に患者側端末に出力し、患者側端末からの鑑別質問に対する回答に基づいて患者の疾患の確率を変動させる演算を行い、特定の条件となるまで、疾患の確率の演算と鑑別質問の提供を繰り返して当該疾患の確率に基づいて疾患リストを並べ替え、鑑別候補の疾患を、疾患の確率の高い順に医師側端末に提供するよう機能させることを特徴とする。
本発明は、上記プログラムにおいて、問診サーバが、複数の疾患に絞り込む際に、随伴症状を確認するカテゴライズ質問を患者側端末に出力し、当該質問への回答となる随伴症状に応じて疾患の確率を再計算し、当該再計算された疾患の確率に基づいて疾患リストを並べ替えることを特徴とする。
本発明は、上記プログラムにおいて、問診サーバが、患者側端末から入力される影響要素によって記憶部に記憶された各疾患の基礎点数を変更し、変更した基礎点数に基づいて疾患を絞り込むためのカテゴライズ質問を患者側端末に提供することを特徴とする。
本発明は、上記プログラムにおいて、問診サーバが、疾患の確率の演算と質問の提供の繰り返しを終了させる特定の条件として、疾患の確率が特定数を超えるか、または、質問の数が一定数を超えた場合とすることを特徴とする。
本発明は、上記プログラムにおいて、問診サーバが、患者側端末に表示させた問診の質問事項と回答の内容を示すテキストデータと2次元バーコードを患者側端末に表示させることを特徴とする。
[実施の形態の概要]
本発明の実施の形態に係る問診システムは、問診サーバが、問診DBに各疾患について基礎点数を保持し、患者側端末から入力された年齢、性別等の影響要素によって基礎点数を増減し、カテゴライズ質問により鑑別すべき疾患を絞り込み、絞り込まれた疾患の事前確率を計算し、事前確率が高い疾患の推定に影響が大きい質問(尤度比が高くなることが期待される質問)から順番に鑑別質問を患者側端末に提供し、その回答結果に基づいて各疾患の確率を再計算し、疾患の確率が特定数を超えるか、鑑別質問が一定数を超えた段階で鑑別処理を終了し、問診後の確率(最終確率)が高い順に疾患名と最終確率を医師側端末に提供するものであり、これにより、問診入力の効率化を図ると共に、医師における診断を効率化するものである。
本発明の実施の形態に係る問診システム(本システム)について図1を参照しながら説明する。図1は、本システムの構成ブロック図である。
本システムは、図1に示すように、対話式の問診を行って疾患を絞り込み、確率の高い疾患を推論する問診サーバ1と、問診サーバ1が接続するネットワーク3と、ネットワーク3に接続する患者側端末4及び医師側端末5とを基本的に備えている。
尚、患者側端末4と医師側端末5とは、本来複数台がネットワーク3に接続するものであるが、図1では説明を簡単にするために各1台を示している。
[問診サーバ1]
問診サーバ1は、問診処理を実行し、記憶部12の問診情報を参照しながら、患者側端末4に質問事項を提供し、疾患の絞り込みを行い、確率の高い疾患を推定(推論)して医師側端末5に疾患の確率を提供する。
問診サーバ1は、制御部11と、記憶部12と、インタフェース部13とを備えている。
問診情報は、記憶部12に記憶するようにしているが、外部の問診データベースに記憶するようにしてもよく、問診データベースは、問診サーバ1に直接接続してもよいし、ネットワーク3を介して問診サーバ1に接続してもよい。
インタフェース部13は、ネットワーク3に接続するためのインタフェース部である。
ネットワーク3は、インターネットを想定しているが、病院内のローカルネットワークであってもよい。
患者側端末4は、ネットワーク3に無線接続するタブレット等の端末装置であり、表示される質問事項に患者が回答を入力するものである。患者側端末4は、ネットワーク3に接続する基地局装置と無線通信を行う。
医師側端末5は、ネットワーク3に無線又は有線で接続するタブレット等の端末装置又は医師の診察室に設置されるパーソナルコンピュータ(PC)であり、問診サーバ1での問診処理の結果を表示するものである。
患者個人端末装置であれば、患者は、来院してから質問事項に回答するのではなく、予め自宅でクリニックのホームページにアクセスして質問事項のページにリンクして、質問事項を表示させて回答するようにしてもよい。
また、来院した患者が、患者個人端末装置を用いて、クリニックが用意した紙に印刷した2次元バーコード、例えばQRコード(登録商標)をアプリで読み込ませて、質問事項のページにリンクするようにしてもよい。
次に、記憶部12に記憶される問診情報について図2を参照しながら説明する。図2は、問診情報の関係を示す概略図である。
記憶部12内の問診情報としては、医療機関マスタ21と、主訴カテゴライズマスタ22と、疾患マスタ23と、症状マスタ24と、質問マスタ25と、実績テーブル26とを基本的に有している。
具体的な診断推論のロジックは、図3を用いて後述する。
[医療機関マスタ21]
医療機関マスタ21は、問診を行う医療機関に関するデータを記憶する。例えば、医療機関(クリニック)が「内科」であれば、当該クリニックの状況に合わせた内科に関連するデータを記憶している。つまり、クリニックが「内科」であれば、皮膚病や眼病の患者は来院することは考えられないので、医療機関マスタ21のデータに基づいて「内科」に応じた疾患リストが疾患マスタ23から生成される。
特殊要因は、本システムを運用することで、実績テーブル26に蓄積されたデータに基づいて更新されて、疾患絞り込みの精度を向上させるものとなっている。
主訴カテゴライズマスタ22は、医療機関マスタ21のデータに基づいて、疾患を分類して絞り込むために、主訴についてのカテゴライズに関連する情報を記憶する。
まず、制御部11は、主訴カテゴライズマスタ22のデータを参照して、質問マスタ25から主訴を問う質問「主訴はなんですか?」を患者側端末4に出力し、その回答に対して、その症状がいつから継続しているのかを問う質問等を質問マスタ25から患者側端末4に出力し、その回答に対して症状マスタ24の症状と疾患マスタ23の疾患を参照し、クリニックに応じて患者の疾患を分類して絞り込みを行う。
疾患マスタ23は、疾患(病気)に関連するデータを記憶し、各疾患に関する「基礎点数」も記憶する。
基礎点数とは、性別、年代、季節などによらず、当クリニックの外来に来るすべての患者の内、その疾患を持っている患者の総数を点数化(外来での出現頻度のランク化)したものである。疾患マスタ23に記憶されている基礎点数は、後述する診断推論ロジックの処理における初期値となる。基礎点数の詳細は後述する。
症状マスタ24は、症状に関連するデータを記憶する。症状に関連するデータは、疾患マスタ23の症状のデータと紐づいており、カテゴライズ質問に対する回答の症状について症状マスタ24が参照され、疾患の分類、絞り込みに利用される。
また、後述する鑑別質問への回答の症状についても症状マスタ24が参照され、疾患の確率を演算するのに利用される。
また、鑑別質問においても、症状に関連する回答があると、症状マスタ22と疾患マスタ23を参照して、症状に応じた質問を生成する。
質問マスタ25は、カテゴライズ質問、鑑別質問を記憶する。
カテゴライズ質問は、疾患を分類して当該患者に該当する可能性のある疾患を絞り込むための質問である。
鑑別質問は、絞り込まれた疾患について、当該患者がその疾患であると疑われる確率(疾患の確率)を算出するための個別質問である。
カテゴライズ質問と鑑別質問についての詳細は後述する。
また、質問マスタ25には、質問と予想される回答に応じて尤度比が設定されている。尤度比は、疾患の確率を計算する際に用いられるもので、詳細は後述する。
実績テーブル26は、上記のカテゴライズ質問と回答、鑑別質問と回答を問診回答結果データとして記憶し、絞り込まれた疾患の疾患名と疾患の確率を鑑別リストとして記憶する。
そして、実績テーブル26は、クリニックの過去数年分の実績データ(病気毎の患者数の総計等)を記憶している。尚、実績データは、後述する環境要素として利用される。
次に、本システムにおける問診サーバにおける診断推論のロジックについて図3を参照しながら説明する。図3は、診断推論のロジックを示す概略図である。
図3の左側は、取り扱う情報(入力情報[Input]と出力情報[Output])を記載している。図3の右側は、左側の情報によって制御部11で実行される処理を示しており、右側の一連の処理が診断推論のロジックのフローとなっている。
そして、当該フローの出力が「鑑別リスト」である。
図2に示した医療機関マスタ21から、患者が問診を受けるクリニック(例えば、内科等)に関するデータを取得し、当該データに基づいて疾患マスタ23の疾患情報から関連性のある疾患を候補として抽出し、疾患マスタ23に記憶する各疾患の基礎点数(疾患基礎点数)から疾患リストを生成する。この段階では、疾患リストの疾患の数は例えば数百程度である。
最も頻出する病気を「100」とし、頻出の可能性がないものを「0」とし、0〜100の間で疾患毎に点数を付与している。
オッズは、基礎点数に各影響要素の数値(%)を乗算したものである。影響要素については後述する。
オッズは、疾患リストに記載されている全ての疾患について算出される。
カテゴライズ質問と回答の例を説明する。
例えば、「主訴は何ですか?」というカテゴライズ質問に対して、回答として「発熱」があると、発熱時期を特定するため、「いつから熱がありますか?」という次の(カテゴライズ)質問をして、「3日前」の回答があると、これによって対象疾患を絞り込むものである。この絞り込みにより疾患の数は数十程度となる。
質問に対する回答は、疾患と症状を特定することになるので、尤度比は疾患と症状に関連し、尤度比が低い場合は、患者が当該疾患である可能性が低く、尤度比が高い場合は当該疾患である可能性が高いことになる。
事前確率の再計算は、事前確率の基礎データ(x)と尤度比(LR)を用いて、{x/(1−x)*LR}を[1+{x/(1−x)*LR}]で除算することで為される。
更に、症状回答によって発症様式(慢性・急性)を判別して絞込を行う。
更に、事前確率が高い疾患に関して尤度比が高くなると思われる鑑別質問を患者側端末4に出力して事前確率の再計算を行う。
以上が診断推論のロジックである。
次に、問診サーバ1における具体的な問診処理について図4を参照しながら説明する。図4は、問診処理のフローチャートである。
問診サーバ1は、図4に示すように、影響要素入力手段が、患者側端末4に影響要素として年齢、性別、季節、特殊要因を入力させるための画面を表示し、影響要素のデータを入力させて取得する(S1)。
特殊要因とは、クリニックのある地域の地域性、そのクリニックでの傾向を考慮して特定の疾患の基礎点数を通常より高い点数とするためのデータとなる。
そして、患者が女性であった場合には、当該疾患の基礎点数に0.9が乗算されて採点され、男性であった場合には、疾患基礎点数に0.1が乗算されて採点される。
また、季節の場合、例えば、冬場に流行する疾患であれば、9−11月と12−2月に「40%」、3−5月と6−8月に「10%」が設定される。
疾患の基礎点数は、事前確率をより精度の高いものにするために、外来による疾患の出現頻度を点数化(外来での出現頻度のランク化)したものである。
このように、回答結果により疾患の事前確率が再計算されて変動し、その変動に応じて鑑別リストが並べ替えられ、更に鑑別精度を高めるための最適な鑑別質問が提供される。
そして、算出された最終確率と疾患名、質問と回答内容が実績テーブル26に記憶され、医師側端末5からのアクセスによって表示部に最終画面として表示される。
次に、医師側端末5に提供される問診結果確認画面について図5を参照しながら説明する。図5は、医師側端末に表示される問診結果確認画面を示す概略図である。
図5に示すように、医師側端末5の表示画面には、左側に患者の基本情報を示す「患者基礎情報」の欄が表示され、その下側にスタッフが入力した「スタッフコメント」欄が表示される。
更に、問診結果確認画面の右側に「病歴・生活慣習質問」の欄が表示され、その下側に「診察に関する要望」の欄が表示される。
ステータスは、診察が完了したかどうかを示すものであり、また、主訴カテゴライズは、カテゴライズ質問に回答したことにより、上述した処理によって特定された疾患の確率の高い病名が表示される。
「スタッフコメント」欄に記入されたコメントは、病歴・生活慣習質問とその回答として利用されるものである。
また、「病歴・生活習慣質問」の欄には、質問に対して、病歴、手術歴、アレルギー等の回答が表示される。
「診察に関する要望」の欄には、クリニック側で任意に追加した質問とその回答が表示される。
次に、医師側端末5に提供される最終画面について図6を参照しながら説明する。図6は、医師側端末に表示される最終画面を示す概略図である。
図6に示すように、医師側端末5の表示画面には、最終確率(事後確率)が高い順に、病気ID、病名5a、基礎点数、年齢、性別、季節に対する影響要素の点数、患者への質問に対する回答に応じた尤度比の点数(5b)、更に事後確率(5c)が、一覧で表示される。
また、各疾患の事後確率に影響を与えた質問数を表示し、それをクリックすると、その質問の一覧と結果が表示されるように構成してもよい。これにより、確率が低い疾患がきちんと除外されているかどうか確認することができるものである。
以下、本実施の形態の応用例1について説明する。
図5の画面では、「電子カルテ用フォーマット」ボタンで電子カルテS欄転記用フォーマットを表示して、そのデータをコピーし、電子カルテ用のネットワークを介して電子カルテのサーバにアクセスし、当該患者の電子カルテにコピーしたデータをペーストして、電子カルテに患者の基本情報と質問に対する回答を取り込むようにしている。
そこで、問診サーバ1のネットワーク3と電子カルテのネットワークを完全に分離し、電子カルテへの転記を容易にした手法を以下に説明する。
患者側端末4で質問事項に患者が回答した結果内容(問診内容)を確認する機能(例えば、確認ボタン)を患者側端末4の画面に設け、問診内容の確認作業が為されると、図7に示す画面を表示する。図7は、問診内容確認画面を示す概略図である。
問診内容確認画面では、図7に示すように、問診内容がテキストで表示されると共にその下に2次元バーコードも表示される。問診内容は、問診処理によって得られるものであるから、患者毎に質問事項と回答内容が異なるものである。
ここで、問診サーバ1が接続するネットワーク3と電子カルテを記憶する電子カルテのサーバが接続するネットワークは、分離されており、双方に接続する端末は設けられていない。
尚、図7の2次元バーコードを電子カルテ端末装置がバーコードリーダーで読み取った後に、図7の下側の「転記済み」ボタンをタッチしてチェックを入れるようにすると、転記を行ったか否かが容易に判別できる。
このように、問診サーバ1が接続するネットワーク3と電子カルテのサーバが接続するネットワークを分離し、電子カルテへの転記を2次元バーコードにより行うようにすることで、セキュリティを向上させることができる。
次に、本実施の形態の応用例2について説明する。
応用例2では、問診質問設計アルゴリズムを医師が参照できるよう1画面で表示する機能を設けたものである。つまり、問診票の画面遷移(出現する質問及び出現する条件、回答による各疾患の点数の増減等)を一覧表示する。これにより、医師は、質問設計アルゴリズムを視覚的に確認し、質問の遷移を設計できることになる。
本システムによれば、問診サーバ1が、患者側端末4から入力された年齢、性別等の影響要素によって問診DB2に記憶された基礎点数を演算して事前確率の基礎データを求め、カテゴライズ質問により鑑別すべき疾患を絞り込み、絞り込まれた疾患の事前確率を計算し、事前確率が高い疾患の尤度比が高くなると期待される質問から順番に鑑別質問を患者側端末4に提供し、その回答結果に基づいて各疾患の確率を変動させ、鑑別終了の条件で鑑別を終了し、問診後の確率(最終確率)が高い順に疾患名と最終確率を医師側端末5に提供するものであり、これにより、問診と診断を効率化できる効果がある。
Claims (10)
- 患者側端末に問診の質問事項を表示させ、前記患者側端末からの回答を入力する問診サーバを有する問診システムであって、
前記問診サーバは、疾患情報と、当該疾患情報に関連して疾患を分類して患者の疾患を絞り込むカテゴライズ質問と回答に応じて疾患毎に前記患者が当該疾患であると疑われる疾患の確率を計算する数値を有する鑑別質問とを含む質問情報を記憶する記憶部を備え、
前記患者側端末にカテゴライズ質問を提供し、前記患者側端末から入力された前記カテゴライズ質問に対する回答に基づいて前記記憶部の前記疾患情報を参照して複数の疾患に絞り込んで疾患リストを生成し、当該絞り込まれた複数の疾患について前記患者の疾患の確率が高くなる数値の鑑別質問から順に前記患者側端末に出力し、前記患者側端末からの前記鑑別質問に対する回答に基づいて前記患者の疾患の確率を演算し、当該演算された疾患の確率に基づいて、前記疾患の確率が高い疾患について、当該疾患の確率が高くなる数値の鑑別質問から順に前記患者側端末に出力し、前記患者側端末からの前記鑑別質問に対する回答に基づいて前記患者の疾患の確率を変動させる演算を行い、特定の条件となるまで、疾患の確率の演算と鑑別質問の提供を繰り返して当該疾患の確率に基づいて前記疾患リストを並べ替え、鑑別候補の疾患を、疾患の確率の高い順に医師側端末に提供することを特徴とする問診システム。 - 問診サーバは、複数の疾患に絞り込む際に、随伴症状を確認するカテゴライズ質問を患者側端末に出力し、当該質問への回答となる随伴症状に応じて疾患の確率を再計算し、当該再計算された疾患の確率に基づいて疾患リストを並べ替えることを特徴とする請求項1記載の問診システム。
- 問診サーバは、患者側端末から入力される影響要素によって記憶部に記憶された各疾患の基礎点数を変更し、変更した基礎点数に基づいて疾患を絞り込むためのカテゴライズ質問を前記患者側端末に提供することを特徴とする請求項1又は2記載の問診システム。
- 問診サーバは、疾患の確率の演算と質問の提供の繰り返しを終了させる特定の条件として、疾患の確率が特定数を超えるか、または、質問の数が一定数を超えた場合とすることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか記載の問診システム。
- 問診サーバは、患者側端末に表示させた問診の質問事項と回答の内容を示すテキストデータと2次元バーコードを前記患者側端末に表示させることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか記載の問診システム。
- 患者側端末に問診の質問事項を表示させ、前記患者側端末からの回答を入力する問診サーバを有する問診システムにおける前記問診サーバで動作するプログラムであって、
前記問診サーバを、疾患情報に関連して疾患を分類して患者の疾患を絞り込むカテゴライズ質問と回答に応じて疾患毎に前記患者が当該疾患であると疑われる疾患の確率を計算する数値を有する鑑別質問とを含む質問情報を記憶する記憶部を参照して前記患者側端末にカテゴライズ質問を提供し、前記患者側端末から入力された前記カテゴライズ質問に対する回答に基づいて前記記憶部の前記疾患情報を参照して複数の疾患に絞り込んで疾患リストを生成し、当該絞り込まれた複数の疾患について前記患者の疾患の確率が高くなる数値の鑑別質問から順に前記患者側端末に出力し、前記患者側端末からの前記鑑別質問に対する回答に基づいて前記患者の疾患の確率を演算し、当該演算された疾患の確率に基づいて、前記疾患の確率が高い疾患について、当該疾患の確率が高くなる数値の鑑別質問から順に前記患者側端末に出力し、前記患者側端末からの前記鑑別質問に対する回答に基づいて前記患者の疾患の確率を変動させる演算を行い、特定の条件となるまで、疾患の確率の演算と鑑別質問の提供を繰り返して当該疾患の確率に基づいて前記疾患リストを並べ替え、鑑別候補の疾患を、疾患の確率の高い順に医師側端末に提供するよう機能させることを特徴とするプログラム。 - 問診サーバは、複数の疾患に絞り込む際に、随伴症状を確認するカテゴライズ質問を患者側端末に出力し、当該質問への回答となる随伴症状に応じて疾患の確率を再計算し、当該再計算された疾患の確率に基づいて疾患リストを並べ替えることを特徴とする請求項6記載のプログラム。
- 問診サーバは、患者側端末から入力される影響要素によって記憶部に記憶された各疾患の基礎点数を変更し、変更した基礎点数に基づいて疾患を絞り込むためのカテゴライズ質問を前記患者側端末に提供することを特徴とする請求項6又は7記載のプログラム。
- 問診サーバは、疾患の確率の演算と質問の提供の繰り返しを終了させる特定の条件として、疾患の確率が特定数を超えるか、または、質問の数が一定数を超えた場合とすることを特徴とする請求項6乃至8のいずれか記載のプログラム。
- 問診サーバは、患者側端末に表示させた問診の質問事項と回答の内容を示すテキストデータと2次元バーコードを前記患者側端末に表示させることを特徴とする請求項6乃至9のいずれか記載のプログラム。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2017206885 | 2017-10-26 | ||
JP2017206885 | 2017-10-26 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP6496876B1 true JP6496876B1 (ja) | 2019-04-10 |
JP2019079503A JP2019079503A (ja) | 2019-05-23 |
Family
ID=66092514
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2018172167A Active JP6496876B1 (ja) | 2017-10-26 | 2018-09-14 | 問診システム及びそのプログラム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6496876B1 (ja) |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2021022188A (ja) * | 2019-07-29 | 2021-02-18 | 日本電気株式会社 | 受付システム、携帯端末、受付装置、制御方法、及びプログラム |
CN113157640A (zh) * | 2020-12-31 | 2021-07-23 | 上海明品医学数据科技有限公司 | 一种家庭医生辅助问诊装置、终端及问诊系统 |
WO2021251578A1 (ko) * | 2020-06-10 | 2021-12-16 | 주식회사 비플러스랩 | 발병 질환 예측 방법 및 그 시스템 |
WO2021251579A1 (ko) * | 2020-06-10 | 2021-12-16 | 주식회사 비플러스랩 | 진료 기초 데이터 제공 방법 및 그 시스템 |
KR20210153499A (ko) * | 2020-06-10 | 2021-12-17 | 주식회사 비플러스랩 | 발병 질환 예측 방법 및 그 시스템 |
KR20210153500A (ko) * | 2020-06-10 | 2021-12-17 | 주식회사 비플러스랩 | 진료 기초 데이터 제공 방법 및 그 시스템 |
Families Citing this family (12)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP6871639B2 (ja) * | 2019-05-24 | 2021-05-12 | 株式会社WorkVision | 問診情報入力装置、方法、およびプログラム |
JP7315165B2 (ja) * | 2019-06-10 | 2023-07-26 | TXP Medical株式会社 | 診断支援システム |
US10878567B1 (en) * | 2019-09-18 | 2020-12-29 | Triage Technologies Inc. | System to collect and identify skin conditions from images and expert knowledge |
JP6969837B1 (ja) * | 2020-03-31 | 2021-11-24 | 株式会社Peco | 動物診療支援システム、動物診療支援サーバおよび動物診療支援プログラム |
JP7568590B2 (ja) * | 2020-07-02 | 2024-10-16 | 東日本メディコム株式会社 | ヒアリング支援システム、ヒアリング支援方法、及びプログラム |
JP7072817B1 (ja) | 2021-03-12 | 2022-05-23 | 株式会社メディアコンテンツファクトリー | Web問診システム及びそのプログラム |
JP7112133B1 (ja) | 2021-04-22 | 2022-08-03 | 株式会社Yuimedi | 医療データ分析システム、医療データ分析プログラムおよび医療データ分析方法 |
JP7181509B2 (ja) * | 2021-04-28 | 2022-12-01 | オムロン株式会社 | 分析支援プログラム、分析支援方法および分析支援システム |
KR102567562B1 (ko) * | 2021-06-07 | 2023-08-16 | 계명대학교 산학협력단 | 인공지능 기반 개인 질환 예측 장치 및 방법 |
JP7049030B1 (ja) * | 2021-08-26 | 2022-04-06 | 株式会社Peco | 動物健康管理システム |
JP7569578B1 (ja) | 2023-07-28 | 2024-10-18 | ユニバーシティ オブ ゴールウェイ | 骨盤底機能不全判定のためのシステムおよび方法 |
JP7450310B1 (ja) | 2023-11-07 | 2024-03-15 | iAnalysis合同会社 | 問診支援システム |
Family Cites Families (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2003150707A (ja) * | 2001-11-12 | 2003-05-23 | Omron Corp | 医療用問診装置 |
JP2004126981A (ja) * | 2002-10-03 | 2004-04-22 | Medifocus:Kk | 診断装置、診断方法およびプログラム |
JP2004140502A (ja) * | 2002-10-16 | 2004-05-13 | Mebius Corp | 配信要求方法、配信方法、データの送信方法、データの処理方法、データの利用方法、データの入力方法、通信ネットワークシステム |
JP4228352B2 (ja) * | 2005-10-07 | 2009-02-25 | 有限会社クレドシステム | 医療受診者用問診システム |
WO2011016447A1 (ja) * | 2009-08-06 | 2011-02-10 | 株式会社キャメッド | 自動問診システム、自動問診プログラム及び自動問診方法 |
US20160275253A1 (en) * | 2014-02-12 | 2016-09-22 | Akiyoshi Shimura | Disease detecting system and disease detecting method |
JP6885663B2 (ja) * | 2015-06-18 | 2021-06-16 | Mrt株式会社 | 情報処理装置及び方法、並びにプログラム |
-
2018
- 2018-09-14 JP JP2018172167A patent/JP6496876B1/ja active Active
Cited By (10)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2021022188A (ja) * | 2019-07-29 | 2021-02-18 | 日本電気株式会社 | 受付システム、携帯端末、受付装置、制御方法、及びプログラム |
JP7467839B2 (ja) | 2019-07-29 | 2024-04-16 | 日本電気株式会社 | 受付システム、受付装置、制御方法、及びプログラム |
WO2021251578A1 (ko) * | 2020-06-10 | 2021-12-16 | 주식회사 비플러스랩 | 발병 질환 예측 방법 및 그 시스템 |
WO2021251579A1 (ko) * | 2020-06-10 | 2021-12-16 | 주식회사 비플러스랩 | 진료 기초 데이터 제공 방법 및 그 시스템 |
KR20210153499A (ko) * | 2020-06-10 | 2021-12-17 | 주식회사 비플러스랩 | 발병 질환 예측 방법 및 그 시스템 |
KR20210153500A (ko) * | 2020-06-10 | 2021-12-17 | 주식회사 비플러스랩 | 진료 기초 데이터 제공 방법 및 그 시스템 |
KR102437313B1 (ko) * | 2020-06-10 | 2022-08-29 | 주식회사 비플러스랩 | 진료 기초 데이터 제공 방법 및 그 시스템 |
KR102437310B1 (ko) * | 2020-06-10 | 2022-08-29 | 주식회사 비플러스랩 | 발병 질환 예측 방법 및 그 시스템 |
CN113157640A (zh) * | 2020-12-31 | 2021-07-23 | 上海明品医学数据科技有限公司 | 一种家庭医生辅助问诊装置、终端及问诊系统 |
CN113157640B (zh) * | 2020-12-31 | 2023-05-23 | 上海明品医学数据科技有限公司 | 一种家庭医生辅助问诊装置、终端及问诊系统 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2019079503A (ja) | 2019-05-23 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP6496876B1 (ja) | 問診システム及びそのプログラム | |
Cabitza et al. | Unintended consequences of machine learning in medicine | |
Maciejewski et al. | An empirical examination of the stage theory of grief | |
JP6066826B2 (ja) | 分析システム及び保健事業支援方法 | |
US20200342352A1 (en) | Methods and systems for an artificial intelligence support network for behavior modification | |
CN110504035B (zh) | 医疗资料库及系统 | |
US8670997B2 (en) | Quality metric extraction and editing for medical data | |
Riegel et al. | Electronically monitored medication adherence predicts hospitalization in heart failure patients | |
Thomas-Jackson et al. | In-hospital breastfeeding and intention to return to work influence mothers’ breastfeeding intentions | |
JP2018503902A (ja) | 診断妥当性基準を採用することによって病態を特定するための診断検査の最適なシーケンスを決定することに適合した医用鑑別診断装置 | |
Finkelstein et al. | Patient and hospital characteristics associated with patient assessments of hospital obstetrical care | |
US20150154373A1 (en) | Disease risk decision support platform | |
WO2021140731A1 (ja) | 情報伝達装置および情報伝達方法 | |
CN111863223B (zh) | 医疗卫生服务的推荐方法、系统、电子设备及存储介质 | |
WO2009083886A1 (en) | Presenting patient relevant studies for clinical decision making | |
CN113948194A (zh) | 一种智能化精准母婴健康管理信息平台 | |
CN116312926A (zh) | 健康路径推荐方法及相关装置、电子设备和存储介质 | |
JP6869406B2 (ja) | 診療報酬分析装置、診療報酬分析方法及び診療報酬分析プログラム | |
JP2009031900A (ja) | 健診データ処理装置 | |
Auerbach et al. | How physicians perceive hospitalist services after implementation: anticipation vs reality | |
JP5602177B2 (ja) | 医療支援システム、及び医療支援プログラム | |
JP7315165B2 (ja) | 診断支援システム | |
WO2023217737A1 (en) | Health data enrichment for improved medical diagnostics | |
Luo et al. | Generalizability of an automatic explanation method for machine learning prediction results on asthma-related hospital visits in patients with asthma: quantitative analysis | |
US20210265030A1 (en) | Maximizing patient referral outcome through healthcare utilization and/or referral evaluation |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20180914 |
|
A871 | Explanation of circumstances concerning accelerated examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A871 Effective date: 20180914 |
|
A975 | Report on accelerated examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971005 Effective date: 20180928 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20181024 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20181206 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20190226 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20190311 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 6496876 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
S533 | Written request for registration of change of name |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |