JP6496769B2 - 吸音パネル - Google Patents
吸音パネル Download PDFInfo
- Publication number
- JP6496769B2 JP6496769B2 JP2017080846A JP2017080846A JP6496769B2 JP 6496769 B2 JP6496769 B2 JP 6496769B2 JP 2017080846 A JP2017080846 A JP 2017080846A JP 2017080846 A JP2017080846 A JP 2017080846A JP 6496769 B2 JP6496769 B2 JP 6496769B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- pores
- sound
- compartments
- absorbing panel
- inner peripheral
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Landscapes
- Soundproofing, Sound Blocking, And Sound Damping (AREA)
Description
図1の(A)には、この発明の第1の実施形態に従った吸音パネル10の一実施例の一部の斜視図が拡大されて概略的に示されている。図1の(A)において、上記一部は内部構造を示す為に切り欠かれている。
隔室14の内部空間,この隔室14に対応する有底筒状部材16の内部空間,そしてこの有底筒状部材16に対応する二次有底筒状部材18の内部空間に達することにより減衰(吸音)される。
図2の(A)には、この発明の第2の実施形態に従った吸音パネル20の一実施例の一部の斜視図が拡大されて概略的に示されている。図2の(A)において、上記一部は内部構造を示す為に切り欠かれている。
図3の(A)には、この発明の第3の実施形態に従った吸音パネル30の一実施例の一部の斜視図が拡大されて概略的に示されている。図3の(A)において、上記一部は内部構造を示す為に切り欠かれている。
この発明の第4の実施形態に従った吸音パネルの一実施例は、図1の(A)中に示されている第1の実施形態に従った吸音パネル10の一実施例と、図2の(A)中に示されている第2の実施形態に従った吸音パネル20の一実施例と、そして図3の(A)及び(B)中に示されている第3の実施形態に従った吸音パネル30の一実施例と、を組み合わせることにより作成されていて、図示はされていない。
図5には、この発明の第5の実施形態に従った吸音パネル50の一実施例の一部の斜視図が拡大されて概略的に示されている。図5において、上記一部は内部構造を示す為に切り欠かれている。
図6には、この発明の第6の実施形態に従った吸音パネル60の一実施例の一部の斜視図が拡大されて概略的に示されている。図6において、上記一部は内部構造を示す為に切り欠かれている。
この発明の第7の実施形態に従った吸音パネルの一実施例は、図5中に示されている第5の実施形態に従った吸音パネル50の一実施例と、図6中に示されている第6の実施形態に従った吸音パネル60の一実施例と、を組み合わせることにより作成されていて、図示はされていない。
この発明の第8の実施形態に従った吸音パネルの一実施例は、図1の(A)中に示されている第1の実施形態に従った吸音パネル10の一実施例と、図2の(A)中に示されている第2の実施形態に従った吸音パネル20の一実施例と、そして図3の(A)及び(B)中に示されている第3の実施形態に従った吸音パネル30の一実施例の中の少なくとも1つと、図5中に示されている第5の実施形態に従った吸音パネル50の一実施例及び図6中に示されている第6の実施形態に従った吸音パネル60の一実施例の中の少なくとも1つと、が組み合わされていて、図示はされていない。
この発明の第9の実施形態に従った吸音パネルは、第2の実施形態の吸音パネル20又は第5の実施形態の吸音パネル50において、第2の実施形態の吸音パネル20の高さ方向仕切り24の複数の細孔24a又は第5の実施形態の吸音パネル50の隔室52の側壁の複数の細孔52aが、その中心線に沿った両端の開口の径よりも前記中心線に沿った前記両端の間の位置の開口の径の方が小さく設定されている細孔を含んでいる。そして第9の実施形態に従った吸音パネルは、図示されていない。
図7には、この発明の第10の実施形態に従った吸音パネル90の一実施例の一部が拡大されて示されている。この実施形態の吸音パネル90は、図1の(A)中に示されている吸音パネル10,図2の(A)中に示されている吸音パネル20,図3の(A)及び(B)中に示されている吸音パネル30,図示されていないが前述した第4の実施形態に従った吸音パネル,図5中に示されている吸音パネル50,図6中に示されている吸音パネル60,図示されていないが前述した第7の実施形態に従った吸音パネル,図示されていないが前述した第8の実施形態に従った吸音パネル、そして図示されていないが前述した第9の実施形態に従った吸音パネルの何れかであることが出来る。
このような複数の細孔92aの夫々では、従来の内周壁パネル12に形成されていて中心線に沿った両端の開口の径と前記中心線に沿った前記両端の間の位置の開口の径とが同じである従来の細孔12aに比べ、夫々の細孔92aを音波が通過する間に夫々の細孔92aの壁面により音波に生じる粘性抵抗が大きくなるとともに、夫々の細孔92aを音波が通過する間に生じる粘性抵抗が大きくなることで夫々の細孔92aを音波が通過する際に生じる空気の流れの乱れが夫々の細孔92aの周囲にも大きく広がり音波の圧力損失が大きくなるので、夫々の細孔92aを通過して対応する吸音パネル90の複数の隔室94の夫々に入る音波が夫々の細孔92aを通過するだけで減衰(吸音)されるエネルギー量が多くなる。
図8には、この発明の第11の実施形態に従った吸音パネル100の一実施例の一部の斜視図が拡大されて示されている。図8において、上記一部は内部構造を示す為に切り欠かれている。
この発明の第12の実施形態に従った吸音パネルの一実施例は、図8中に示されている第11の実施形態の吸音パネル100において、図7の第10の実施形態の内周壁パネル92の複数の細孔92aが含んでいる、その中心線に沿った両端の開口の径よりも前記中心線に沿った前記両端の間の位置の開口の径の方が小さく設定されている細孔を、図8中に示されている第11の実施形態の高さ方向仕切り106の複数の細孔106aが含んでいる。そして第12の実施形態に従った吸音パネルは、図示されていない。
この発明の第13の実施形態に従った吸音パネルの一実施例は、航空機のエンジンポッドにおいて空気流れ通路を規定しており複数の細孔が形成されておらず空気や水を含む流体が貫通しない、即ち流体無貫通の、図8中に示されている内周壁パネル102の裏面に公知の固定手段、例えば接着剤、により固定されて使用されることが出来る。この吸音パネルは、図2の(A)中に示されている第2の実施形態に従った吸音パネル20の一実施例及び図5中に示されている第5の実施形態に従った吸音パネル50の一実施例の何れか1つ、又は、図1の(A)中に示されている第1の実施形態に従った吸音パネル10の一実施例の複数、図3の(A)及び(B)中に示されている第3の実施形態に従った吸音パネル30の一実施例の複数、図1の(A)中に示されている第1の実施形態に従った吸音パネル10の一実施例と図3の(A)及び(B)中に示されている第3の実施形態に従った吸音パネル30の一実施例との組わせのみを除く、図1の(A)中に示されている第1の実施形態に従った吸音パネル10の一実施例、図2の(A)中に示されている第2の実施形態に従った吸音パネル20の一実施例、図3の(A)及び(B)中に示されている第3の実施形態に従った吸音パネル30の一実施例、そして図5中に示されている第5の実施形態に従った吸音パネル50の一実施例の何れか2つを含む2つ以上の組み合わせであることが出来る。
この発明の第14の実施形態に従った吸音パネルは、前述した第13の実施形態に従った吸音パネルにおいて、第2の実施形態に記載の構成を備えた吸音パネル20の高さ方向仕切り24の複数の細孔24a及び第5の実施形態に記載の構成を備えた吸音パネル50の隔室52の複数の細孔52aの少なくとも何れか一方が、図7の第10の実施形態の内周壁パネル92の複数の細孔92aが含んでいる、その中心線に沿った両端の開口の径よりも前記中心線に沿った前記両端の間の位置の開口の径の方が小さく設定されている細孔を、含むことを特徴としている。そして第14の実施形態に従った吸音パネルは、図示されていない。
なお、第13の実施形態に従った吸音パネルは、以下の種々の例を含むことが出来る。
内周壁パネルの裏面に対面した内部空間を夫々が有し、相互に隔離されている複数の隔室と;
複数の隔室の夫々において夫々の隔室の高さ方向における中途位置で夫々の隔室に一体的に形成され、夫々の隔室の内部空間を前記高さ方向に仕切り、複数の細孔が形成されている高さ方向仕切りと;
を備えることを特徴とする吸音パネル。
内周壁パネルの裏面に対面した内部空間を夫々が有した複数の隔室を備えていて、
複数の隔室の夫々において前記内部空間を規定する側壁が隣接する隔室の前記内部空間と連通する複数の細孔を有している、
ことを特徴とする吸音パネル。
内周壁パネルの裏面に対面した内部空間を夫々が有し、相互に隔離されている複数の隔室と;
複数の隔室の夫々において夫々の隔室の高さ方向における中途位置で夫々の隔室に一体的に形成され、夫々の隔室の内部空間を前記高さ方向に仕切り、複数の細孔が形成されている高さ方向仕切りと;
高さ方向仕切りに対面した内部空間を夫々が有し、相互に隔離されている複数の隔室と;
複数の隔室の夫々に一体的に形成されて複数の隔室の夫々の内部空間に突出していて、高さ方向仕切りの複数の細孔に連通している中空の有底筒状部材と;
を備えることを特徴とする吸音パネル。
内周壁パネル裏面に対面した内部空間を夫々が有し、相互に隔離されている複数の隔室と;
複数の隔室の夫々において夫々の隔室の高さ方向における中途位置で夫々の隔室に一体的に形成され、夫々の隔室の内部空間を前記高さ方向に仕切り、複数の細孔が形成されている高さ方向仕切りと;
複数の隔室の夫々に一体的に形成されて複数の隔室の夫々の内部空間に突出していて、高さ方向仕切りに向かい拡径された拡径部及び高さ方向仕切りとは反対側に位置する小径部を有し、前記小径部が夫々の隔室の内側面に向かい曲げられている漏斗状断面部材と;
を備えることを特徴とする吸音パネル。
内周壁パネルの裏面に対面した内部空間を夫々が有した複数の隔室と;
複数の隔室の夫々において夫々の隔室の高さ方向における中途位置で夫々の隔室に一体的に形成され、夫々の隔室の内部空間を前記高さ方向に仕切り、複数の細孔が形成されている高さ方向仕切りと;
を備えていて、
複数の隔室の夫々において前記内部空間を規定する側壁が隣接する隔室の前記内部空間と連通する複数の細孔を有している、
ことを特徴とする吸音パネル。
内周壁パネルの裏面に対面した内部空間を夫々が有し、相互に隔離されている複数の隔室と;
複数の隔室の夫々において夫々の隔室の高さ方向における中途位置で夫々の隔室に一体的に形成され、夫々の隔室の内部空間を前記高さ方向に仕切り、前記エンジンポッドに格納されているエンジンから発せられ前記内周壁パネルから前記複数の隔室の夫々に伝達された音波により振動する高さ方向振動膜と;
を備えることを特徴とする吸音パネル。
内周壁パネルの裏面に対面した内部空間を夫々が有し、相互に隔離されている複数の隔室と;
複数の隔室の夫々において夫々の隔室の高さ方向における中途位置で夫々の隔室に一体的に形成され、夫々の隔室の内部空間を前記高さ方向に仕切り、前記エンジンポッドに格納されているエンジンから発せられ前記内周壁パネルから前記複数の隔室の夫々に伝達された音波により振動する高さ方向振動膜と;
を備えていて、
複数の隔室の夫々において前記内部空間を規定する側壁が隣接する隔室の前記内部空間と連通する複数の細孔を有している、
ことを特徴とする吸音パネル。
前記[1]に記載の吸音パネルの前記高さ方向仕切りと;
前記[6]に記載の吸音パネルの前記高さ方向振動膜と;
を備えていることを特徴とする吸音パネル。
前記[3]に記載の吸音パネルの前記高さ方向仕切り及び前記有底筒状部材と;
前記[2]に記載の吸音パネルの前記隔室の前記側壁と;
を備えていることを特徴とする吸音パネル。
前記[3]に記載の吸音パネルの前記高さ方向仕切り及び前記有底筒状部材と;
前記[6]に記載の吸音パネルの前記高さ方向振動膜と;
を備えていることを特徴とする吸音パネル。
前記[4]に記載の吸音パネルの前記高さ方向仕切り及び前記漏斗状断面部材と;
前記[2]に記載の吸音パネルの前記隔室の前記側壁と;
を備えていることを特徴とする吸音パネル。
前記[4]に記載の吸音パネルの前記高さ方向仕切り及び前記漏斗状断面部材と;
前記[6]に記載の吸音パネルの前記高さ方向振動膜と;
を備えていることを特徴とする吸音パネル。
Claims (13)
- 航空機のエンジンポッドにおいて空気流れ通路を規定しており複数の細孔が形成されている内周壁パネルの裏面に固定されて使用される吸音パネルであって:
内周壁パネルの複数の細孔に連通した内部空間を夫々が有し、相互に隔離されている複数の隔室と;
複数の隔室の夫々に相互に同心的に一体的に形成され、複数の隔室の夫々の内部空間に相互に離間して相互に異なる深さに突出し、内周壁パネルの複数の細孔に連通している複数の中空の有底筒状部材と;
を備えることを特徴とする吸音パネル。 - 航空機のエンジンポッドにおいて空気流れ通路を規定しており複数の細孔が形成されている内周壁パネルの裏面に固定されて使用される吸音パネルであって:
内周壁パネルの複数の細孔に連通した内部空間を夫々が有し、相互に隔離されている複数の隔室と;
複数の隔室の夫々に一体的に形成されて複数の隔室の夫々の内部空間に突出していて、内周壁パネルの複数の細孔に向かい拡径された拡径部及び前記複数の細孔とは反対側に位置する小径部を有し、前記小径部が夫々の隔室の内側面に向かい曲げられている漏斗状断面部材と;
を備えることを特徴とする吸音パネル。 - 請求項1に記載の吸音パネル;請求項2に記載の吸音パネル;そして、航空機のエンジンポッドにおいて空気流れ通路を規定しており複数の細孔が形成されている内周壁パネルの裏面に固定されて使用される吸音パネルであって、内周壁パネルの複数の細孔に連通した内部空間を夫々が有し相互に隔離されている複数の隔室と、複数の隔室の夫々において夫々の隔室の高さ方向における中途位置で夫々の隔室に一体的に形成され夫々の隔室の内部空間を前記高さ方向に仕切り複数の細孔が形成されている高さ方向仕切りと、を備えることを特徴とする吸音パネル;の中の少なくとも2つの吸音パネルが組み合わされていることを特徴とする吸音パネル。
- 前記高さ方向仕切りの前記細孔が、その中心線に沿った両端の開口の径よりも前記中心線に沿った前記両端の間の位置の開口の径の方が小さく設定されている細孔を含む、ことを特徴とする請求項3に記載の吸音パネル。
- 請求項1に記載の吸音パネル及び請求項2に記載の吸音パネルの中の少なくとも1つと;そして、
航空機のエンジンポッドにおいて空気流れ通路を規定しており複数の細孔が形成されている内周壁パネルの裏面に固定されて使用される吸音パネルであって、内周壁パネルの複数の細孔に連通した内部空間を夫々が有した複数の隔室を備えていて、複数の隔室の夫々において前記内部空間を規定する側壁が隣接する隔室の前記内部空間と連通する複数の細孔を有している、ことを特徴とする吸音パネル、及び、
航空機のエンジンポッドにおいて空気流れ通路を規定しており複数の細孔が形成されている内周壁パネルの裏面に固定されて使用される吸音パネルであって、内周壁パネルの複数の細孔に連通した内部空間を夫々が有し相互に隔離されている複数の隔室と、複数の隔室の夫々において夫々の隔室の高さ方向における中途位置で夫々の隔室に一体的に形成され夫々の隔室の内部空間を前記高さ方向に仕切り前記エンジンポッドに格納されているエンジンから発せられ前記複数の細孔から前記複数の隔室の夫々に侵入した音波により振動する高さ方向振動膜と、を備えることを特徴とする吸音パネル、
の中の少なくとも1つの吸音パネルと、
が組み合わされている、ことを特徴とする吸音パネル。 - 前記側壁の前記複数の細孔が、その中心線に沿った両端の開口の径よりも前記中心線に沿った前記両端の間の位置の開口の径の方が小さく設定されている細孔を含む、ことを特徴とする請求項5に記載の吸音パネル。
- 前記内周壁パネルの複数の細孔が、その中心線に沿った両端の開口の径よりも前記中心線に沿った前記両端の間の位置の開口の径の方が小さく設定されている細孔を含む、ことを特徴とする請求項1乃至6の何れか1項に記載の吸音パネル。
- 航空機のエンジンポッドにおいて空気流れ通路を規定しており複数の細孔が形成されている内周壁パネルの裏面に固定されて使用される吸音パネルであり、内周壁パネルの複数の細孔に連通した内部空間を夫々が有し相互に隔離されている複数の隔室と、複数の隔室の夫々に相互に同心的に一体的に形成され複数の隔室の夫々の内部空間に相互に離間して相互に異なる深さに突出し内周壁パネルの複数の細孔に連通している複数の中空の有底筒状部材と、を備えている吸音パネルにおいて;
前記複数の隔室の夫々に、
夫々の隔室の高さ方向における中途位置で夫々の隔室に一体的に形成され夫々の隔室の内部空間を前記高さ方向に仕切り複数の細孔が形成されている高さ方向仕切り、
前記複数の隔室の夫々において前記内部空間を規定している側壁であって隣接する隔室の前記内部空間と連通する複数の細孔を有している側壁、そして、
前記複数の隔室の夫々において夫々の隔室の高さ方向における中途位置で夫々の隔室に一体的に形成され夫々の隔室の内部空間を前記高さ方向に仕切り前記エンジンポッドに格納されているエンジンから発せられ内周壁パネルの前記複数の細孔から前記複数の隔室の夫々に侵入した音波により振動する高さ方向振動膜、
の少なくとも1つがさらに設けられている、
ことを特徴とする吸音パネル。 - 前記高さ方向仕切りの前記複数の細孔及び前記側壁の前記複数の細孔の少なくとも何れか一方が、その中心線に沿った両端の開口の径よりも前記中心線に沿った前記両端の間の位置の開口の径の方が小さく設定されている細孔を含む、
ことを特徴とする請求項8に記載の吸音パネル。 - 前記内周壁パネルの複数の細孔が、その中心線に沿った両端の開口の径よりも前記中心線に沿った前記両端の間の位置の開口の径の方が小さく設定されている細孔を含む、ことを特徴とする請求項8又は9に記載の吸音パネル。
- 航空機のエンジンポッドにおいて空気流れ通路を規定しており複数の細孔が形成されている内周壁パネルの裏面に固定されて使用される吸音パネルであり、内周壁パネルの複数の細孔に連通した内部空間を夫々が有し相互に隔離されている複数の隔室と、複数の隔室の夫々に一体的に形成されて複数の隔室の夫々の内部空間に突出していて内周壁パネルの複数の細孔に向かい拡径された拡径部及び前記複数の細孔とは反対側に位置する小径部を有し前記小径部が夫々の隔室の内側面に向かい曲げられている漏斗状断面部材と、を備えている吸音パネルにおいて、
前記複数の隔室の夫々に、
夫々の隔室の高さ方向における中途位置で夫々の隔室に一体的に形成され夫々の隔室の内部空間を前記高さ方向に仕切り複数の細孔が形成されている高さ方向仕切り、
前記複数の隔室の夫々において前記内部空間を規定している側壁であって隣接する隔室の前記内部空間と連通する複数の細孔を有している側壁、そして、
前記複数の隔室の夫々において夫々の隔室の高さ方向における中途位置で夫々の隔室に一体的に形成され夫々の隔室の内部空間を前記高さ方向に仕切り前記エンジンポッドに格納されているエンジンから発せられ内周壁パネルの前記複数の細孔から前記複数の隔室の夫々に侵入した音波により振動する高さ方向振動膜、
の少なくとも1つがさらに設けられている、
ことを特徴とする吸音パネル。 - 前記高さ方向仕切りの前記複数の細孔及び前記側壁の前記複数の細孔の少なくとも何れか一方が、その中心線に沿った両端の開口の径よりも前記中心線に沿った前記両端の間の位置の開口の径の方が小さく設定されている細孔を含む、
ことを特徴とする請求項11に記載の吸音パネル。 - 前記内周壁パネルの複数の細孔が、その中心線に沿った両端の開口の径よりも前記中心線に沿った前記両端の間の位置の開口の径の方が小さく設定されている細孔を含む、ことを特徴とする請求項11又は12に記載の吸音パネル。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2017080846A JP6496769B2 (ja) | 2017-04-14 | 2017-04-14 | 吸音パネル |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2017080846A JP6496769B2 (ja) | 2017-04-14 | 2017-04-14 | 吸音パネル |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2018177042A JP2018177042A (ja) | 2018-11-15 |
JP6496769B2 true JP6496769B2 (ja) | 2019-04-03 |
Family
ID=64282136
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2017080846A Active JP6496769B2 (ja) | 2017-04-14 | 2017-04-14 | 吸音パネル |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6496769B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP7399076B2 (ja) * | 2020-12-28 | 2023-12-15 | 公益財団法人鉄道総合技術研究所 | 集電装置の空力音低減構造とその製造方法 |
Family Cites Families (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US3481427A (en) * | 1968-11-29 | 1969-12-02 | Mc Donnell Douglas Corp | Acoustical panel structure |
US3948346A (en) * | 1974-04-02 | 1976-04-06 | Mcdonnell Douglas Corporation | Multi-layered acoustic liner |
JPS59153598U (ja) * | 1983-03-31 | 1984-10-15 | 日野自動車株式会社 | 吸音材 |
JP2815542B2 (ja) * | 1994-08-31 | 1998-10-27 | 三菱電機ホーム機器株式会社 | 多孔質構造体を用いた吸音機構 |
US5923003A (en) * | 1996-09-09 | 1999-07-13 | Northrop Grumman Corporation | Extended reaction acoustic liner for jet engines and the like |
US5721402A (en) * | 1996-09-09 | 1998-02-24 | Northrop Grumman Corporation | Noise suppression system for a jet engine |
JP3536201B2 (ja) * | 1999-04-22 | 2004-06-07 | 株式会社アルム | 吸音パネル |
JP2012241435A (ja) * | 2011-05-20 | 2012-12-10 | Comany Inc | 薄膜付き吸音パネル及びクリーンルーム |
US9643392B2 (en) * | 2013-07-29 | 2017-05-09 | The Boeing Company | Septumization of honeycomb sandwiches |
-
2017
- 2017-04-14 JP JP2017080846A patent/JP6496769B2/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2018177042A (ja) | 2018-11-15 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US9500131B2 (en) | Sound-damping arrangement for an engine nacelle and engine nacelle comprising such an arrangement | |
RU2688063C2 (ru) | Акустическая структура, гондола двигателя, самолет, способ изготовления акустической структуры и способ снижения шума | |
US9378721B2 (en) | Low frequency acoustic attenuator and process for making same | |
RU2668948C2 (ru) | Звуковой волновод для использования в акустических структурах | |
US6182787B1 (en) | Rigid sandwich panel acoustic treatment | |
KR101908833B1 (ko) | 소음기 | |
US20170030610A1 (en) | Flow channel and heating, ventilation, or air conditioning system | |
CN105788587A (zh) | 一种多孔复合吸声结构 | |
KR100720639B1 (ko) | 흡음 구조체 | |
CN105719634A (zh) | 宽带复合吸声结构 | |
JPH0271300A (ja) | 吸音体とそれを利用した吸音ダクト | |
JP2015187632A (ja) | 吸音材 | |
CN110099810A (zh) | 用于使机动车内部通风的通风装置 | |
JP6496769B2 (ja) | 吸音パネル | |
JP3653763B2 (ja) | 消音器 | |
KR20130035405A (ko) | 선박용 소음기 | |
CN105810186A (zh) | 一种复合吸声结构 | |
KR102375148B1 (ko) | 차량용 소음기 | |
RU2568799C1 (ru) | Глушитель шума многосекционный | |
JP6568389B2 (ja) | グロメット | |
US20170325018A1 (en) | Acoustic baffle | |
JPH10236333A (ja) | 自動車のダッシュパネル | |
US10657947B2 (en) | Integrated broadband acoustic attenuator | |
RU2568800C1 (ru) | Комбинированный глушитель шума кочетова | |
KR102107133B1 (ko) | 어쿠스틱 단위블록으로 축조된 방음벽 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20181204 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20190204 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20190212 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20190311 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 6496769 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |