JP6496141B2 - 車両用スラスト軸受 - Google Patents

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本発明は、上部ケースおよび下部ケースを有して相対的に回転する車両用スラスト軸受に関するものであって、特に、四輪自動車におけるストラット型サスペンション(マクファーソン式)のスラスト軸受やエアサスペンションのスラスト軸受として車両に組み込まれる車両用スラスト軸受に関するものである。
四輪自動車の前輪に用いられるストラット型サスペンションは、一般に、主軸と一体となった外筒の中に油圧式ショックアブソーバを内蔵したストラットアッセンブリにダンパーコイルスプリングを組合せた構造をもっている。
ストラット型サスぺンションにおいては、ステアリング操作においてストラットアッセンブリがダンパーコイルスプリングとともに回る際に、ストラットアッセンブリのピストンロッドが回る形式のものと、ピストンロッドが回らない形式のものとがあるが、いずれの形式においてもストラットアッセンブリの円滑な回動を許容するべく、ストラットアッセンブリの車両のボディへの取付機構とダンパーコイルスプリングの上端部との間に、車両用スラスト軸受が使用される。
従来、車両用スラスト軸受として、ストラット型サスペンションを有した車両のボディ側に取り付けられる外輪と、車両のストラット型サスペンションのショックアブソーバに用いたピストンロッドの軸心の回りで外輪に対して回動自在に重ね合う内輪と、外輪と内輪との間に形成された環状空間内に介在してタイヤ側から負荷されるスラスト荷重及びラジアル荷重を受ける保持器とを備えたストラット用軸受が知られている(例えば、特許文献1および特許文献2)。
特開2008-230279号公報(特に図2参照) 特許5029058号公報(特に図3参照)
しかしながら、上述した従来のストラット用軸受は、車両のボディであるハウジングに取付マウント部材としての別部材であるサポート本体部を介して組付けられる構造であったため、組付けが多くて組付け作業が繁雑であるという問題があった。
そこで、本発明は、前述したような従来技術の問題を解決するものであって、すなわち、本発明の目的は、車両のサスペンションをボディへ組付ける際の部品点数を削減しつつ部品を薄肉化して組み付け作業を簡略化する車両用スラスト軸受を提供することである。
本請求項1に係る発明は、サスペンションを有した車両のボディ側に取り付けられる上部ケースと、前記上部ケースに対して回動自在に重ね合う下部ケースとを備えた車両用スラスト軸受において、前記上部ケースが、該上部ケースの上部領域に前記ボディに取り付ける取付マウント部を備えていることにより、前述した課題を解決するものである。
本請求項2に係る発明は、請求項1に記載された車両用スラスト軸受の構成に加えて、スラスト荷重を受ける軸受片が、前記上部ケースと下部ケースとの間に形成された環状空間内に配設されていることにより、前述した課題をさらに解決するものである。
本請求項3に係る発明は、請求項2に記載された車両用スラスト軸受の構成に加えて、前記軸受片が、合成樹脂製の環状滑り軸受片であることにより、前述した課題をさらに解決するものである。
本請求項4に係る発明は、請求項2に記載された車両用スラスト軸受の構成に加えて、前記軸受片が、前記上部ケースおよび下部ケースと接触する複数の転動体であることにより、前述した課題をさらに解決するものである。
本請求項5に係る発明は、請求項1乃至請求項4のいずれか1つに記載された車両用スラスト軸受の構成に加えて、前記取付マウント部が、ピストンロッドの周方向において等間隔に配設した3つのボディ取付用ねじ穴を有していることにより、前述した課題をさらに解決するものである。
本発明の車両用スラスト軸受は、サスペンションを有した車両のボディ側に取り付けられる上部ケースと、上部ケースに対して回動自在に重ね合う下部ケースとを備ていることにより、上部ケースと下部ケースとの円滑な相対的な回動を実現することができるばかりでなく、以下のような特有の効果を奏することができる。
本請求項1に係る発明の車両用スラスト軸受によれば、上部ケースが、この上部ケースの上部領域にボディに取り付ける取付マウント部を備えていることにより、上部ケースが従来のような取付マウント部材を兼ねるため、その分の部品点数を削減しつつ部品を薄肉化することができる。
また、従来のような取付マウント部材を単独で車両のボディに介在させて組付ける必要がなくなるため、車両のボディに対する車両用スラスト軸受の組付けを簡略化することができる。
さらに、従来のような上部ケース部材と取付マウント部材とがそれぞれ別部材である場合に比較すると、上部ケースの剛性が高まるため、車両用スラスト軸受の強度を高めることができる。
本請求項2に係る発明の車両用スラスト軸受によれば、請求項1に係る発明が奏する効果に加えて、下部ケースと上部ケースとが間接的に互いに接触してタイヤ側から負荷されるスラスト荷重を接触箇所で受け、スラスト荷重を受ける軸受片が、上部ケースと下部ケースとの間に形成された環状空間内に配設されていることにより、上部ケースと下部ケースとの間における摩擦抵抗が小さくなるため、上部ケースと下部ケースとの相対的な回動をより円滑にすることができる。
本請求項3に係る発明の車両用スラスト軸受によれば、請求項2に係る発明が奏する効果に加えて、軸受片が、合成樹脂製の環状滑り軸受片であることにより、環状滑り軸受片が一部材で形成されるため、耐久性を重視した車両用スラスト軸受を製造することができる。
また、上部ケースと下部ケースとが相対的に回転したときに振動が生じないため、静音で回転することができる。
本請求項4に係る発明の車両用スラスト軸受によれば、請求項2に係る発明が奏する効果に加えて、軸受片が、上部ケースおよび下部ケースと接触する複数の転動体であることにより、上部ケースと下部ケースとが相対的に回転したときに転動体が転動するため、小さい摩擦力で回転する摩擦抵抗を重視した車両用スラスト軸受を製造することができる。
本請求項5に係る発明の車両用スラスト軸受によれば、請求項1乃至請求項4のいずれか1つに係る発明が奏する効果に加えて、取付マウント部が、ピストンロッドの周方向において等間隔に配設した3つのボディ取付用ねじ穴を有していることにより、ボディ側の取付箇所の3つのボディ側ねじ穴と上部ケースの3つのボディ取付用ねじ穴とが位置合わせされて車両用スラスト軸受自体が車両のボディに直接取り付けられるため、取り付け時に3組のボルトとナットとで車両用スラスト軸受を車両のボディにねじ留めできる。
本発明の第1実施例である車両用スラスト滑り軸受の分解下方斜視図。 (A)(B)は本発明の第1実施例である車両用スラスト滑り軸受の平面図および底面図。 図2(A)に示す符号3−3で視た断面図。 本発明の車両用スラスト滑り軸受をストラット型サスペンションに組み込んだ状態を示す断面図。 図3に示す符号4で示す箇所の拡大断面図。 本発明の第2実施例である車両用スラスト転がり軸受の断面図。
本発明は、サスペンションを有した車両のボディ側に取り付けられる上部ケースと、上部ケースに対して回動自在に重ね合う下部ケースとを備えた車両用スラスト軸受において、上部ケースが、この上部ケースの上部領域にボディに取り付ける取付マウント部を備えていることにより、車両のサスペンションをボディへ組付ける際の部品点数を削減しつつ部品を薄肉化して組み付け作業を簡略化するものであれば、その具体的な実施態様は、如何なるものであっても構わない。
例えば、車両用スラスト軸受は、上部ケースと下部ケースとの間に形成された環状空間内に介在してタイヤ側から負荷されるスラスト荷重を受ける軸受片を備えるものでもよいし、軸受片を備えずに上部ケースと下部ケースとが直接摺動するものでもよい。
また、軸受片を備える場合、この軸受片は、上部ケースまたは下部ケースに対して摺動する滑り軸受片でもよいし、上部ケースおよび下部ケースに対して接触して転動自在な転がり軸受片としてのボールなどの転動体でもよい。
車両のサスペンションは、タイヤ側からスラスト荷重が負荷される構造であれば、如何なるものであっても構わない。
以下に、本発明の第1実施例である車両用スラスト軸受としての車両用スラスト滑り軸受100について、図1乃至図5に基づいて説明する。
ここで、図1は、本発明の第1実施例である車両用スラスト滑り軸受100の分解下方斜視図であり、図2(A)は、本発明の第1実施例である車両用スラスト滑り軸受100の平面図であり、図2(B)は、本発明の第1実施例である車両用スラスト滑り軸受100の底面図であり、図3は、図2(A)に示す符号3−3で視た断面図であり、図4は、本発明の車両用スラスト滑り軸受100をストラット型サスペンションに組み込んだ状態を示す断面図であり、図5は、図3に示す符号5で示す箇所の拡大断面図である。
本発明の第1実施例である車両用スラスト滑り軸受100は、図1乃至図5に示すように、合成樹脂製の上部ケース110と、合成樹脂製の下部ケース120と、軸受片としての合成樹脂製の環状滑り軸受片130とを備えている。
このうち、上部ケース110は、ピストンロッドの軸方向Yにおいて円環状の上部ケース下面111aを形成して車両側に取付けられる円環状の上部ケース基部111と、この上部ケース基部111の径方向Xの内周側から垂下した内周側円筒部112と、上部ケース基部111の径方向Xの外周側から垂下した外周側円筒部113と、この上部ケース110の上部領域UAに車両のボディVBに取り付ける取付マウント部114とを一体成形することで形成されている。
これにより、従来のような取付マウント部材を単独で車両のボディVBに介在させて組付ける必要がなくなる。
さらに、従来のような上部ケース部材と取付マウント部材とがそれぞれ別部材である場合に比較すると、上部ケース110の剛性が高まる。
また、上部ケース110が取付マウント部114を備えることにより、従来のような別部材である場合と比べて部品が薄肉化され、ダンパーコイルスプリングSSの設定範囲を広げることができる。
言い換えると、バネ定数設定範囲を広げて乗り心地の調整の自由度を広げることができる。
さらに、車両用スラスト軸受110自体が車両のボディVBに直接取り付けられる。
また、下部ケース120は、ピストンロッドの軸心AXの回りで上部ケース110に対して回動自在に重ね合うように構成されている。
本実施例では、下部ケース120は、上部ケース110に対して軸心AXの回りで回転自在に上部ケース110に重ね合わされる円環状の下部ケース基部121と、下部ケース基部121の径方向内側から垂下する内周側円筒部122とを一体成形することで形成されている。
下部ケース基部121の径方向外側には、内側環状係合爪121aが形成され、内側環状係合爪121aが、上部ケース110の外周側円筒部113に形成された外側環状係合爪113aと円周方向Rに回動自在に係合する。
また、下部ケース基部121の内側環状係合爪121aより径方向内側には、外側環状係合溝121bが形成され、外側環状係合溝121bが、上部ケース基部111の上部ケース下面111aに形成された外側環状係合突条111aaと僅かな隙間を空けて噛み合うように係合する。
これにより、径方向外側から上部ケース110と下部ケース120との間に形成された環状空間内への異物の侵入を防止する。
さらに、下部ケース120の内周側円筒部122の内側には、内側環状係合突条122aが形成され、内側環状係合突条122aが、上部ケース110の内周側円筒部112の下端に形成された内側環状係合溝112aと僅かな隙間を空けて噛み合うように係合する。
これにより、径方向内側から上部ケース110と下部ケース120との間に形成された環状空間内への異物の侵入を防止する。
また、環状滑り軸受片130は、上部ケース110と下部ケース120との間に形成された環状空間内に介在してタイヤ側から負荷されるスラスト荷重及びラジアル荷重を受けるように構成されている。
本実施例では、環状滑り軸受片130は、上部ケース基部111の上部ケース下面111aと下部ケース基部121の下部ケース上面121cとの間の環状空間および内周側円筒部112の外周面112bと下部ケース基部121の内周面121dとの間の環状空間に配設されている。
そして、環状滑り軸受片130は、円環状のスラスト滑り軸受片部131と、円筒状のラジアル滑り軸受片部132と、スラスト滑り軸受片部131から下方に突出した回転止め突起部133とを有している。
スラスト滑り軸受片部131は、上部ケース基部111の上部ケース下面111aと摺動自在に接触する軸受上面131aと、下部ケース120の下部ケース基部121の下部ケース上面121cと接触する軸受下面131bとを有している。
他方、ラジアル滑り軸受片部132は、上部ケース110の内周側円筒部112の外周面112bと摺動自在に接触する軸受内周面132aと、下部ケース120の下部ケース基部121の内周面121dと接触する軸受外周面132bとを有している。
また、回転止め突起部133は、下部ケース120の下部ケース上面121cに形成された回転止め凹部123と係合し、環状滑り軸受片130の下部ケース120に対する回転を規制する。
なお、本実施例では、一例として環状滑り軸受片130が下部ケース120に対して回転しないように回転止め突起部133および回転止め凹部123とを設けたが、これらを設けずに環状滑り軸受片130が下部ケース120に対して回転するように構成してもよい。
図4に示すように、下部ケース基部121の下部ケース下面121eには、ゴムで環状に形成されたスプリングパッドSPが配設されている。
ストラット型サスペンション(マクファーソン式)において、車両用スラスト滑り軸受100は、上部ケース110の取付マウント部114の上面を車両のボディVBのボディ側座面VB1に直接当接させ、他方、スプリングパッドSPをダンパーコイルスプリングSSの上端部に当接させて、車両用スラスト滑り軸受100を車両のボディVBのボディ側座面VB1とダンパーコイルスプリングSSとの間に配設して、組み込まれる。
また、上部ケース110は、ピストンロッドの周方向である円周方向Rにおいて等間隔に配設した3つのボディ取付用ねじ穴114aを有している。
車両のボディVBにおける上部ケース110の取付箇所には、ボディ取付用ねじ穴114aと対応した3つのボディ側ねじ穴VB2が配設されている。
これにより、ボディ側ねじ穴VB2とボディ取付用ねじ穴114aとを位置合わせして図示しないボルトとナットとにより上部ケース110が車両のボディVBに直接取り付けられる。
なお、ボディ取付用ねじ穴114aおよびボディ側ねじ穴VB2を、円周方向Rにおいてそれぞれ3つ等間隔で配設したが、4つ以上でもよいし、等間隔でなくてもよい。
この場合であっても同様の効果を得ることができるからである。
また、取付マウント部114の中央には、ピストンロッドの上端部が嵌合するピストンロッド嵌合穴114bが形成されている。
このようにして得られた本発明の第1実施例である車両用スラスト軸受としての車両用スラスト滑り軸受100は、上部ケース110が、この上部ケース110の上部領域UAにボディVBに取り付ける取付マウント部114を備えていることにより、上部ケース110が従来のような取付マウント部材を兼ねる分の部品点数を削減しつつ部品を薄肉化し、車両のボディVBに対する車両用スラスト滑り軸受100の組付けを簡略化し、従来のような上部ケース部材と取付マウント部材とがそれぞれ別部材である場合に比較して車両用スラスト滑り軸受100の強度を高めることができる。
さらに、軸受片が、合成樹脂製の環状滑り軸受片130であることにより、耐久性を重視した車両用スラスト滑り軸受100を製造することができるとともに、静音で回転することができる。
また、取付マウント部114が、ピストンロッドの周方向において等間隔に配設した3つのボディ取付用ねじ穴114aを有していることにより、取り付け時に3組のボルトとナットとで車両用スラスト軸受100を車両のボディVBにねじ留めできるなど、その効果は甚大である。
続いて、本発明の第2実施例である車両用スラスト軸受としての車両用スラスト転がり軸受200について、図6に基づいて説明する。
ここで、図6は、本発明の第2実施例である車両用スラスト転がり軸受200の断面図である。
第2実施例の車両用スラスト転がり軸受200は、第1実施例の車両用スラスト滑り軸受100の環状滑り軸受片130を複数のボール状の転動体230(転がり軸受片)としたものであり、多くの要素について第1実施例の車両用スラスト滑り軸受100と共通するので、共通する事項については詳しい説明を省略し、下2桁が共通する200番台の符号を付すのみとする。
本発明の第2実施例である車両用スラスト転がり軸受200の複数の転動体230は、図6に示すように、上部ケース210と下部ケース220との間に形成された環状空間内に介在して上部ケース210および下部ケース220と接触するように構成されている。
具体的には、上部ケース210の上部ケース下面211aには、一例として金属製の上部ケース側環状レール211abが配設され、上部ケース側環状レール211abが、転動体230におけるY軸方向上側およびX軸方向内側と当接するように構成されている。
他方、下部ケース220の下部ケース上面221cには、一例として金属製の下部ケース側環状レール221caが配設され、下部ケース側環状レール221caが、転動体230におけるY軸方向下側およびX軸方向外側と当接するように構成されている。
これにより、上部ケース210と下部ケース220とが相対的に回転したときに転動体230が転動する。
このようにして得られた本発明の第2実施例である車両用スラスト軸受としての車両用スラスト転がり軸受200は、軸受片が、上部ケース210および下部ケース220と接触する複数の転動体230であることにより、小さい摩擦力で回転する摩擦抵抗を重視した車両用スラスト軸受を製造することができるなど、その効果は甚大である。
100 ・・・ 車両用スラスト滑り軸受(車両用スラスト軸受)
200 ・・・ 車両用スラスト転がり軸受(車両用スラスト軸受)
110、 210 ・・・ 上部ケース
111、 211 ・・・ 上部ケース基部
111a、 211a ・・・ 上部ケース下面
111aa ・・・ 外側環状係合突条
211ab・・・ 上部ケース側環状レール
112、 212 ・・・ 内周側円筒部
112a ・・・ 内側環状係合溝
112b ・・・ 外周面
113、 213 ・・・ 外周側円筒部
113a ・・・ 外側環状係合爪
114、 214 ・・・ 取付マウント部
114a、 214a ・・・ ボディ取付用ねじ穴
114b、 214b ・・・ ピストンロッド嵌合穴
120、 220 ・・・ 下部ケース
121、 221 ・・・ 下部ケース基部
121a ・・・ 内側環状係合爪
121b ・・・ 外側環状係合溝
121c、 221c ・・・ 下部ケース上面
221ca・・・ 下部ケース側環状レール
121d ・・・ 内周面
121e ・・・ 下部ケース下面
122、 222 ・・・ 内周側円筒部
122a ・・・ 内側環状係合突条
123 ・・・ 回転止め凹部
130 ・・・ 環状滑り軸受片(軸受片)
230 ・・・ 転動体(転がり軸受片、軸受片)
131 ・・・ スラスト滑り軸受片部
131a ・・・ 軸受上面
131b ・・・ 軸受下面
132 ・・・ ラジアル滑り軸受片部
132a ・・・ 軸受内周面
132b ・・・ 軸受外周面
133 ・・・ 回転止め突起部
AX ・・・ ピストンロッドの軸心
R ・・・ 円周方向
SS ・・・ ダンパーコイルスプリング
SP ・・・ スプリングパッド
UA ・・・ 上部ケースの上部領域
VB ・・・ 車両のボディ
VB1 ・・・ ボディ側座面
VB2 ・・・ ボディ側ねじ穴
X ・・・ 径方向
Y ・・・ 軸方向

Claims (5)

  1. サスペンションを有した車両のボディ側に取り付けられる上部ケースと、前記上部ケースに対して回動自在に重ね合う下部ケースとを備えた車両用スラスト軸受において、
    前記上部ケースが、該上部ケースの上部領域に前記ボディに取り付ける取付マウント部を備えている車両用スラスト軸受。
  2. スラスト荷重を受ける軸受片が、前記上部ケースと下部ケースとの間に形成された環状空間内に配設されている請求項1に記載の車両用スラスト軸受。
  3. 前記軸受片が、合成樹脂製の環状滑り軸受片である請求項2に記載の車両用スラスト軸受。
  4. 前記軸受片が、前記上部ケースおよび下部ケースと接触する複数の転動体である請求項2に記載の車両用スラスト軸受。
  5. 前記取付マウント部が、ピストンロッドの周方向において等間隔に配設した3つのボディ取付用ねじ穴を有している請求項1乃至請求項4のいずれか1つに記載の車両用スラスト軸受。
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