JP6495020B2 - とろみ度測定装置 - Google Patents

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Description

この発明は、例えば、ミキサ食や、とろみを調整したとろみ調整食(ペースト食)のように、ペースト状、または、ゾル状ではあるが固形物(つぶ)が混入しているとろみ食のとろみ度を測定するとろみ度測定装置に関するものである。
従来、病院や介護施設等において、患者や入所者の中で摂食機能の低下した人々(特に、高齢者)を対象にとろみをつけた食品、ミキサ食などが多く提供されている。
具材の大きさや、やわらかさの程度は、患者や入所者の咀嚼・嚥下機能の能力によって異なり、咀嚼・嚥下機能の能力の高い人はとろみが少ない(粘度が低い)食品であっても摂食可能であるが、咀嚼・嚥下機能の能力の低い人は、その能力の程度に応じてとろみを調整する必要がある。
ところで、各食品メーカが咀嚼・嚥下困難者の程度に合わせて最適なとろみ度(粘度やかたさ)をもつ食品を提供している。
各食品メーカは官能評価とともに、同心円法によるとろみ度の測定(例えば、特許文献1参照)や、専用機器によるとろみ度の測定(例えば、特許文献2参照)などを行っている。
その中で特許文献1の同心円法によるとろみ度の測定は、例えば、等間隔の同心円とその中心から円周に向かって60度毎に6方向へ直線が描かれた平板(スプレッドメータ)を使用して行われる。
このスプレッドメータの直線と円が交わる点には中心からの距離が記されており、測定対象物であるとろみ食をスプレッドメータの中央に所定量載せて特定の時間内に、所定の温度下でとろみ食の広がり状態(具合)を調べてそのとろみ度を測定する。
また、特許文献2のとろみ度測定装置によるとろみ度の測定は、円錐体と平板部材との間にとろみ食を充填し、モータを駆動して回転軸を回転させると、円板に加わるトルクおよびとろみ食による抵抗が、コイルスプリングに引張り荷重となって加わり、それに伴って、コイルスプリングが伸長させられ、2つの円板の間に、コイルスプリングの撓みに対応するねじれが発生する。
そこで、一方の円板に円弧状の電気抵抗体を取り付け、他方の円板にピックアップを取り付け、電気抵抗体に外部から一定の電圧を印加すると、ピックアップの先端は電気抵抗体に接した状態で移動する。
したがって、ピックアップから出力される電圧を読み込むことにより、2つの円板の間のねじれの角度を検出することができ、このねじれの角度に基づいて、円錐体に加わるトルクを算出することにより、とろみ食のとろみ度を測定する。
特開2006−329850号公報 特開2004−309442号公報
上記した特許文献1の同心円法によるとろみ度の測定は、スプレッドメータの中央(中心)にとろみ食を載置し、とろみ食の拡がり状態(具合)を調べることにより、とろみ食のとろみ度を測定できるので、構成が簡単で、操作も簡単である。
しかしながら、特許文献1の同心円法によるとろみ度の測定は、とろみ食の広がり状態が一定していないので、とろみ食のとろみ度を正確に測定することができないという問題がある。
上記した特許文献2のとろみ度測定装置は、2つの円板の間のねじれの角度をトルクに換算してとろみ食のとろみ度を算出しているので、とろみ食のとろみ度を正確に測定することができる。
しかしながら、特許文献2のとろみ度測定装置は、2つの円板の間のねじれの角度の算出、このねじれの角度に基づくとろみ度(トルク)の算出を電気的に行っているので、構成が複雑で、高価になるという問題がある。
この発明は、上記した不都合を解消するためになされたもので、構成が簡単で、安価に製作することができ、とろみ度を正確に測定することのできるとろみ度測定装置を提供するものである。
請求項1に記載のとろみ度測定装置は、とろみ食を収容する容器と、前記容器の上方に配置される基台と、回転軸が前記基台に対して回転自在に支持されることにより、前記容器および前記基台に対して回転自在なモータと、前記モータの回転軸に設けられ、前記とろみ食内に入り込む棒状体と、前記モータの筐体と前記基台との間に設けられ、前記モータの回転軸が回転することで前記とろみ食内に入り込んでいる前記棒状体が回転しているときに、前記とろみ食から受ける前記棒状体の反力によって変形する弾性体と、前記弾性体の変形量を前記とろみ食のとろみ度として表示する表示部とを有し、前記棒状体は、前記棒状体から前記とろみ食内へ突出する抵抗体を有し、前記とろみ食のとろみ度を測定するときと、前記とろみ食を攪拌するときとでは、前記モータの回転軸の回転方向が反対であり、前記モータの回転軸を、前記とろみ食を攪拌するように回転させるとき、前記モータの筐体が回転するのを停止させるストッパを設けたことを特徴とする。
請求項2に記載のとろみ度測定装置は、とろみ食を収容する容器と、前記容器の上方に配置される基台と、筐体が前記基台に対して回転自在に支持されることにより、前記容器および前記基台に対して回転自在なモータと、前記モータの回転軸に設けられ、前記とろみ食内に入り込む棒状体と、前記モータの筐体と前記基台との間に設けられ、前記モータの回転軸が回転することで前記とろみ食内に入り込んでいる前記棒状体が回転しているときに、前記とろみ食から受ける前記棒状体の反力によって変形する弾性体と、前記弾性体の変形量を前記とろみ食のとろみ度として表示する表示部とを有し、前記棒状体は、前記棒状体から前記とろみ食内へ突出する抵抗体を有し、前記とろみ食のとろみ度を測定するときと、前記とろみ食を攪拌するときとでは、前記モータの回転軸の回転方向が反対であり、前記モータの回転軸を、前記とろみ食を攪拌するように回転させるとき、前記モータの筐体が回転するのを停止させるストッパを設けたことを特徴とする。
請求項に記載のとろみ度測定装置は、請求項1または請求項2に記載のとろみ度測定装置において、前記弾性体は、一端が前記基台に取り付けられ、他端が前記モータの筐体に取り付けられて前記モータの回転軸または前記棒状体の外周に巻き回されたぜんまいばねであることを特徴とする。
請求項に記載のとろみ度測定装置は、とろみ食を収容する容器と、前記容器の上方に配置される基台と、回転軸が前記基台に対して回転自在に支持されることにより、前記容器および前記基台に対して回転自在なモータと、前記モータの回転軸に設けられ、前記とろみ食内に入り込む棒状体と、前記モータの筐体と前記基台との間に設けられ、前記モータの回転軸が回転することで前記とろみ食内に入り込んでいる前記棒状体が回転しているときに、前記とろみ食から受ける前記棒状体の反力によって変形する弾性体と、前記弾性体の変形量を前記とろみ食のとろみ度として表示する表示部とを有し、前記弾性体は、一端が前記基台に絶縁されて取り付けられ、他端が前記モータの筐体に絶縁されて取り付けられて前記モータの回転軸または前記棒状体の外周に巻き回された第1ぜんまいばねと、一端が前記基台に絶縁されて取り付けられ、他端が前記モータの筐体に絶縁されて取り付けられて前記モータの回転軸または前記棒状体の外周に巻き回された第2ぜんまいばねとで構成され、前記第1ぜんまいばねの一端および前記第2ぜんまいばねの一端は、電源に接続され、前記第1ぜんまいばねの他端および前記第2ぜんまいばねの他端は、前記モータに接続されていることを特徴とする。
請求項5に記載のとろみ度測定装置は、とろみ食を収容する容器と、前記容器の上方に配置される基台と、筐体が前記基台に対して回転自在に支持されることにより、前記容器および前記基台に対して回転自在なモータと、前記モータの回転軸に設けられ、前記とろみ食内に入り込む棒状体と、前記モータの筐体と前記基台との間に設けられ、前記モータの回転軸が回転することで前記とろみ食内に入り込んでいる前記棒状体が回転しているときに、前記とろみ食から受ける前記棒状体の反力によって変形する弾性体と、前記弾性体の変形量を前記とろみ食のとろみ度として表示する表示部とを有し、前記弾性体は、一端が前記基台に絶縁されて取り付けられ、他端が前記モータの筐体に絶縁されて取り付けられて前記モータの回転軸または前記棒状体の外周に巻き回された第1ぜんまいばねと、一端が前記基台に絶縁されて取り付けられ、他端が前記モータの筐体に絶縁されて取り付けられて前記モータの回転軸または前記棒状体の外周に巻き回された第2ぜんまいばねとで構成され、前記第1ぜんまいばねの一端および前記第2ぜんまいばねの一端は、電源に接続され、前記第1ぜんまいばねの他端および前記第2ぜんまいばねの他端は、前記モータに接続されていることを特徴とする。
請求項に記載のとろみ度測定装置は、請求項1請求項のいずれか1項に記載のとろみ度測定装置おいて、前記弾性体は、張力を調整可能であることを特徴とする。
請求項に記載のとろみ度測定装置は、請求項1または請求項2に記載のとろみ度測定装置おいて、前記表示部は、指針と、目盛りとで構成されていることを特徴とする。
請求項1に記載のとろみ度測定装置によれば、弾性体の変形量をとろみ食のとろみ度として表示部に表示するので、構成が簡単で、安価に製作することができ、とろみ度を正確に測定することができる。
また、棒状体が、棒状体からとろみ食内へ突出する抵抗体を有するので、とろみ食を攪拌することができる。
さらに、とろみ食を攪拌するときと、とろみ食のとろみ度を測定するときとでは、モータの回転方向が反対であり、モータの回転軸を、とろみ食を攪拌するように回転させるとき、モータの筐体が回転するのを停止させるストッパを設けたので、攪拌時は指針が振れず、測定時は指針が振れて目盛りを指示し、また、とろみ食を攪拌するときにおける弾性体の疲労を回避できることにより、弾性体の寿命が長くなるとともに、とろみ度の測定精度を長く維持することができる。
請求項2に記載のとろみ度測定装置によれば、モータが筐体で回転自在に支持されているので、モータが強固に支持されることにより、とろみ度を正確に測定することができる。
また、弾性体の変形量をとろみ食のとろみ度として表示部に表示するので、構成が簡単で、安価に製作することができる。
さらに、棒状体が、棒状体からとろみ食内へ突出する抵抗体を有するので、とろみ食を攪拌することができる。
また、とろみ食を攪拌するときと、とろみ食のとろみ度を測定するときとでは、モータの回転方向が反対であり、モータの回転軸を、とろみ食を攪拌するように回転させるとき、モータの筐体が回転するのを停止させるストッパを設けたので、攪拌時は指針が振れず、測定時は指針が振れて目盛りを指示し、また、とろみ食を攪拌するときにおける弾性体の疲労を回避できることにより、弾性体の寿命が長くなるとともに、とろみ度の測定精度を長く維持することができる。
請求項に記載のとろみ度測定装置によれば、弾性体をぜんまいばねとしたので、回転軸の回転引張り荷重を小さくできることにより、小さなとろみ度(粘度やかたさ)を測定することができる。
また、弾性体をぜんまいばねとしたので、装置をコンパクトに(小形化)することができる。
請求項4または請求項5に記載のとろみ度測定装置によれば、弾性体を第1、第2ぜんまいばねとしたので、回転軸の回転引張り荷重を小さくできることにより、小さなとろみ度(粘度やかたさ)を測定することができる。
また、弾性体を第1、第2ぜんまいばねとしたので、装置をコンパクトにすることができる。
また、第1、第2ぜんまいばねを介してモータに電力を供給する構成としたので、モータに電力を供給する配線がモータに及ぼす回転引張り荷重をなくすことができることにより、とろみ度を正確に測定することができる。
請求項に記載のとろみ度測定装置によれば、弾性体の張力が調整可能であるので、表示部のゼロ点修正や、弾性体の製造ばらつきや、弾性体の経年変化による張力の修正ができ、とろみ度を正確に測定して表示部に表示することができる。
請求項に記載のとろみ度測定装置によれば、表示部を、指針と、目盛りとで構成したので、構成を簡単にすることができる。
この発明の第1実施例であるとろみ度測定装置の外観斜視図である。 図1に示した蓋体の内部などを示す斜視図に相当する説明図である。 コイルスプリング(弾性体)の張力調整機構を示す説明図で、図2の矢印A方向から見た平面図に相当する図である。 この発明の第2実施例であるとろみ度測定装置の要部を示す説明図で、図2に対応する図である。 ぜんまいばね(弾性体)部分を示す説明図で、図4の矢印B方向から見た拡大側面図に相当する図である。 ぜんまいばね(弾性体)の張力調整機構を示す説明図で、図5のC−C線断面図に相当する図である。 この発明の第3実施例であるとろみ度測定装置の要部を示す説明図で、図2および図4に対応する図である。 第1、第2ぜんまいばね(弾性体)部分を示す説明図で、図7の矢印D方向から見た拡大側面図に相当する図である。 第1、第2ぜんまいばね(弾性体)の張力調整機構を示す説明図で、図8のE−E線断面図に相当する図である。
以下、この発明の実施例を、図面を参照して説明する。
図1はこの発明の第1実施例であるとろみ度測定装置の外観斜視図、図2は図1に示した蓋体の内部などを示す斜視図に相当する説明図、図3はコイルスプリング(弾性体)の張力調整機構を示す説明図で、図2の矢印A方向から見た平面図に相当する図である。
この発明のとろみ度測定装置Mは、とろみ食Fを収容する容器11と、この容器11の上方(例えば、容器11の上端部内から上側)に配置される基台(後述する底板部13a)と、回転軸23が基台に対して回転自在に支持されて容器11内に一部(例えば、所定の高さまで、または、全体)が入り込むことにより、容器11および基台に対して回転自在なモータ21と、このモータ21の回転軸23に設(取り付)けられ、とろみ食F内に少なくとも一部が入り込む棒状体31と、モータ21の筐体(ハウジング)22と基台(非回転部)との間に設けられ、モータ21の回転軸23が回転することでとろみ食F内に入り込んでいる棒状体31が回転しているときに、とろみ食Fから受ける棒状体31、および、抵抗体としての羽根33の反力によって伸長(変形)する、弾性体としてのコイルスプリング46と、このコイルスプリング46の伸長量(変形量)をとろみ食Fのとろみ度として表示する表示部51とで構成されている。
上記した容器11は、上方(上底)が開放した、例えば、有底円筒形状の容器本体12と、この容器本体12の開口部を閉塞する蓋体13とで構成されている。
そして、蓋体13は、基台としての円板状の底板部13aと、この底板部13aの周囲に設けられた環状の側壁部13bと、この側壁部13bの上側に、側壁部13bの上側を閉塞するように設けられたカバー部(上板部)13cとで構成されている。
そして、カバー部13cには、後述する指針25、目盛り45A,45Bが露出する開口部14と、攪拌スイッチ15と、測定スイッチ16A,16Bとが設けられている。
上記したモータ21は、例えば、直流モータと、減速機とで構成され、筐体22を上側にするとともに、筐体22から突出する回転軸23を下側にして、容器11の蓋体13を構成する底板部13aの中心に、ベアリング18で回転軸23が回転自在に支持されている。すなわち、モータ21は、容器本体12および底板部13に対して回転自在に支持されている。
そして、モータ21の下側へ突出する回転軸23は、蓋体13から容器本体12内に一部が入り込んでいる。
そして、モータ21の円筒状の筐体22には、円周面の所定位置から半径方向外側へ突出する張架部材24が設(取り付)けられ、この張架部材24から平面視で左側周面方向へ所定距離離れた位置に、半径方向外側へ突出する指針25が設けられている。
モータ21の回転軸23に同軸に設(取り付)けられ、とろみ食F内に少なくとも一部が入り込む、例えば、断面形状が円形の棒状体31には、とろみ食F内に入り込む部位(部分)に、半径方向へ突出する、抵抗体としての羽根33が周方向に複数(例えば、2つ)取り付(設)けられている。
上記した棒状体31は、とろみ食Fのとろみ度を測定するとろみ度測定体として機能するとともに、とろみ食Fなどを攪拌する攪拌(補助)体としても機能する。
また、羽根33(抵抗体)は、とろみ食Fのとろみ度を測定するとろみ度測定体として機能するとともに、とろみ食Fなどを攪拌する攪拌(主)体としても機能する。
上記した容器11を構成する蓋体13の底板部13aの上面には、上側に突出する支持棒(支持体)41と、この支持棒41の上端部に、平面視で右側から当接する、張力調整機構としてのローレット付ナット(ナット)42と、このローレット付ナット42に螺合し、支持棒41の上端部に設けられた貫通孔41aを平面視で右側から左側へ貫通する、張力調整機構としての張力調整ねじ43と、平面視で支持棒41から所定距離左側に離れた位置に、上側に突出するストッパ棒(ストッパ)44と、平面視でストッパ棒44から所定距離左側に離れた位置に、指針25がとろみ食Fのとろみ度を指し示す円弧状の目盛り45A,45Bとが設けられている。
そして、ストッパ棒44よりも半径方向外側に位置する張架部材24の部位(部分)と、張力調整ねじ43のストッパ棒44側の部位(部分)との間に、コイルスプリング(弾性体)46を張架することにより、張架部材24はストッパ棒44に当接し、指針25が目盛り45A,45Bの所定の値(所定のとろみ度)を指し示す。
なお、コイルスプリング46は、ストッパ棒44よりも半径方向内側に位置する張架部材24の部位(部分)と、張力調整ねじ43のストッパ棒44側の部位(部分)との間に張架してもよい。
上記した指針25と、目盛り45A,45Bとにより、表示部51が構成されている。
なお、モータ21は、蓋体13内に収容した電池(図示省略)に、配線(図示省略)によって接続されている。
次に、とろみ食Fの攪拌について説明する。
まず、容器本体12内にとろみ食Fを入れ、容器本体12の開口部を蓋体13で閉塞することにより、とろみ食F内に棒状体31および羽根33を入り込ませる。
そして、攪拌スイッチ15を操作してオン状態とし、モータ21を駆動させると、図2および図3において、回転軸23が反時計方向へ、例えば、1000rpm〜2000rpmの一定の攪拌回転数で回転することによって棒状体31および羽根33も反時計方向へ回転する。
このように、棒状体31および羽根33が反時計方向へ回転すると、棒状体31および羽根33が受けるとろみ食Fの抵抗によってモータ21が時計方向へ回転移動することにより、張架部材24がストッパ棒44に当接してモータ21が時計方向へ回転移動しなくなるので、容器11内のとろみ食Fを棒状体31および羽根33で攪拌する。
そして、所定時間後に攪拌スイッチ15を操作してオフ状態とすることにより、モータ21が停止し、容器11内のとろみ食Fの攪拌が終了する。
次に、とろみ食Fのとろみ度の測定について説明する。
まず、容器本体12内にとろみ食Fを入れ、容器本体12の開口部を蓋体13で閉塞することにより、とろみ食F内に棒状体31および羽根33を入り込ませる。
そして、例えば、測定スイッチ16Aを操作してオン状態として測定スイッチ16Aを所定の色に点灯させ、モータ21を駆動させると、図2および図3において、回転軸23が時計方向へ、例えば、50rpm〜120rpmの一定の測定回転数で回転(回動)することによって棒状体31および羽根33も時計方向へ回転(回動)する。
このように、棒状体31および羽根33がとろみ食F内で時計方向へ回転(回動)すると、棒状体31および羽根33が受けるとろみ食Fのとろみ度に応じた反力(回転モーメント)(図2および図3において、反時計方向の力)により、モータ21が、図2および図3において、反時計方向へ回動する。
このように、モータ21が反時計方向へ回動すると、棒状体31および羽根33が受けるとろみ食Fのとろみ度に応じてコイルスプリング46が伸長(変形)してモータ21の反時計方向への回動が所定位置で停止し、指針25が、点灯している測定スイッチ16Aの色と同じ色の目盛り45Aの値(とろみ度)を指し示す。
したがって、指針25が示す目盛り45Aを読み取ることにより、とろみ食Fのとろみ度とすることができる。
そして、所定時間後に測定スイッチ16Aを操作してオフ状態とすることにより、モータ21が停止するとともに、測定スイッチ16Aも消灯し、棒状体31および羽根33の回転(回動)も停止し、モータ21はコイルスプリング46の付勢力により、張架部材24がストッパ棒44に当接する位置まで、時計方向へ戻されるように回動する。
上述したように、測定スイッチ16Aを操作してモータ21(回転軸23)を回転させた状態で、とろみ食Fのとろみ度と、このとろみ度を測定する棒状体31、羽根33の回転数とが適合せず、指針25が目盛り45Aの範囲内を指し示さない場合(指針25が目盛り45Aの範囲外を指し示す場合)は、とろみ度の測定範囲を切り換えるために、測定スイッチ16Bを操作してオン状態にして測定スイッチ16Aをオフ状態として測定スイッチ16Bを測定スイッチ16Aと異なる色に点灯させるとともに、測定スイッチ16Aを消灯させ、モータ21を駆動させると、図2および図3において、回転軸23が時計方向へ、例えば、120rpm〜200rpmの一定の測定回転数で回転(回動)することによって棒状体31および羽根33も時計方向へ回転(回動)する。
このように、棒状体31および羽根33がとろみ食F内で時計方向へ回転(回動)すると、棒状体31および羽根33が受けるとろみ食Fのとろみ度に応じた反力(回転モーメント)(図2および図3において、反時計方向の力)により、モータ21が、図2および図3において、反時計方向へ回動する。
このように、モータ21が反時計方向へ回動すると、棒状体31および羽根33が受けるとろみ食Fのとろみ度に応じてコイルスプリング46が伸長(変形)してモータ21の反時計方向への回動が所定位置で停止し、指針25が、点灯している測定スイッチ16Bの色と同じ色の目盛り45Bの値(とろみ度)を指し示す。
したがって、指針25が示す目盛り45Bを読み取ることにより、とろみ食Fのとろみ度とすることができる。
そして、所定時間後に測定スイッチ16Bを操作してオフ状態とすることにより、モータ21が停止するとともに、測定スイッチ16Bも消灯し、棒状体31および羽根33の回転(回動)も停止し、モータ21はコイルスプリング46の付勢力により、張架部材24がストッパ棒44に当接する位置まで、時計方向へ戻されるように回動する。
上述したように、指針25が示す目盛り45A,45Bが、とろみ食Fのとろみ度となることについて考察する。
モータ21(回転軸23)が一定の回転数(rpm)で回転しているときのモータ21の出力をP(W)とし、そのときのモータ21のトルクをT(Nm)とし、モータ21(回転軸23)の回転数(rpm)とトルク(Nm)との関係値をnとすると、
P=(2π/60)×T×n ・・・(1)
と表すことができ(の式が成立し)、
T=(60/2π)×(P/n) ・・・(2)
と変形することができる。
(2)式から、モータ21(回転軸23)の回転数(rpm)がトルクT(指針25が目盛り45A,45Bを指し示す位置)に影響を及ぼすことが分かる。
したがって、指針25が示す目盛り45A,45Bを読み取ることにより、とろみ食Fのとろみ度とすることができる。
上記より、モータ21(回転軸23)の回転数を一定に制御することが重要となり、この発明のとろみ度測定装置では、モータ21(回転軸23)を任意にセットした一定の回転数に制御し、とろみ度(トルク)の測定精度の向上を図っている。
次に、コイルスプリング46の張力調整について説明する。
図3において、張力調整ねじ43を回転させてもコイルスプリング46が捩じれないように、ローレット付ナット42を支持棒41から離して張力調整ねじ43を回転させて、張力調整ねじ43のストッパ棒44方向へのローレット付ナット42からの突出長を長くした後、ローレット付ナット42を支持棒41に当接させることにより、コイルスプリング46の張力(付勢力)を弱く調整することができる。
また、図3において、張力調整ねじ43を回転させてもコイルスプリング46が捩じれないように、ローレット付ナット42を支持棒41から離して張力調整ねじ43を回転させて、張力調整ねじ43のストッパ棒44方向へのローレット付ナット42からの突出長を短くした後、ローレット付ナット42を支持棒41に当接させることにより、コイルスプリング46の張力(付勢力)を強く調整することができる。
上述したように、この発明の第1実施例によれば、コイルスプリング46の伸長量(変形量)をとろみ食Fのとろみ度として表示部51に表示するので、構成が簡単で、安価に製作することができ、とろみ度を正確に測定することができる。
また、棒状体31が羽根33を有するので、とろみ食Fなどを攪拌することができる。
また、とろみ食Fを攪拌するときと、とろみ食Fのとろみ度を測定するときとでは、モータ21(回転軸23)の回転方向が反対であり、モータ21の回転23軸を、とろみ食Fを攪拌するように回転させるとき、モータ21の筐体22が回転するのを停止させるストッパ棒44を設けたので、攪拌時は指針25が振れず、測定時は指針25が振れて目盛り45A,45Bを指示し、また、とろみ食Fを攪拌するときにおけるコイルスプリング46の疲労を回避できることにより、コイルスプリング46の寿命が長くなるとともに、とろみ度の測定精度を長く維持することができる。
また、コイルスプリング46の張力が調整可能であるので、表示部51のゼロ点修正や、コイルスプリング46の製造ばらつきや、コイルスプリング46の経年変化による張力の修正ができ、とろみ度を正確に測定して表示部51に表示することができる。
また、表示部51を、指針25と、目盛り45A,45Bとで構成したので、構成を簡単にすることができる。
また、とろみ度の測定範囲を切り換えられる構成としたので、幅広い範囲のとろみ度を測定することができる。
また、指針25が指し示す目盛り45A,45Bを、測定スイッチ16A,16Bに対応させたので、とろみ度の誤測定を回避することができる。
図4はこの発明の第2実施例であるとろみ度測定装置の要部を示す説明図で、図2に対応する図、図5はぜんまいばね(うずまきばね:弾性体)部分を示す説明図で、図4の矢印B方向から見た拡大側面図に相当する図、図6はぜんまいばね(うずまきばね:弾性体)の張力調整機構を示す説明図で、図5のC−C線断面図に相当する図であり、図1〜図3に示した部分と同一部分または図1〜図3に示した部分に相当する部分に同一符号を付してその説明を省略する。
この第2実施例のとろみ度測定装置が第1実施例のとろみ度測定装置と相違するのは、コイルスプリング(弾性体)46をぜんまいばね(うずまきばね:弾性体)63にした点と、コイルスプリング46をぜんまいばね63にしたことに伴って張力調整機構を変更した点とである。
すなわち、底板部13aの上面には、ベアリング18(回転軸23)を中心にして回動する、張力調整機構としての回動部材61と、この回動部材61の回動を固定する、張力調整機構としての固定ねじ(固定部材)62と、一端(内周端)が基台(回動部材61に設けられた取付部61bのスリット61c)に取り付けられ、他端(外周端)がモータ21の筐体22から突出する張架部材24に取り付けられてモータ21の回転軸23の外周に巻き回されたぜんまいばね63とが設けられている。
回動部材61には、ベアリング18(回転軸23)を中心にした円弧状孔61aと、例えば、回転軸23と平行に上方へ延びる取付部61bとが設けられ、この取付部61bには、ぜんまいばね63の一端を取り付けるためのスリット61cが設けられている。
そして、底板部13aには、図示は省略されているが、回動部材61の円弧状孔61aを貫通する固定ねじ62のねじ軸部が螺合するねじ穴(孔)が設けられている。
この第2実施例におけるとろみ食の攪拌、とろみ度の測定は、第1実施例と同様な動作になるので、とろみ食の攪拌、とろみ度の測定の説明を省略し、ぜんまいばね63の張力調整について説明する。
図6において、固定ねじ62を緩めて回動部材61を時計方向へ回動させた後、固定ねじ62を締め付けて回動部材61を固定することにより、ぜんまいばね63の張力(付勢力)を強く調整することができる。
また、図6において、固定ねじ62を緩めて回動部材61を反時計方向へ回動させた後、固定ねじ62を締め付けて回動部材61を固定することにより、ぜんまいばね63の張力(付勢力)を弱く調整することができる。
この第2実施例においても、第1実施例と同様な効果を得ることができる。
また、弾性体をぜんまいばね63としたので、回転軸23の回転引張り荷重を小さくできることにより、小さなとろみ度(粘度やかたさ)を測定することができる。
また、弾性体をぜんまいばね63としたので、装置をコンパクトに(小形化)することができる。
図7はこの発明の第3実施例であるとろみ度測定装置の要部を示す説明図で、図2および図4に対応する図、図8は第1、第2ぜんまいばね(第1、第2うずまきばね:弾性体)部分を示す説明図で、図7の矢印D方向から見た拡大側面図に相当する図、図9は第1、第2ぜんまいばね(第1、第2うずまきばね:弾性体)の張力調整機構を示す説明図で、図8のE−E線断面図に相当する図であり、図1〜図6に示した部分と同一部分または図1〜図6に示した部分に相当する部分に同一符号を付してその説明を省略する。
この第3実施例のとろみ度測定装置が第2実施例のとろみ度測定装置と相違するのは、1枚のぜんまいばね(うずまきばね:弾性体)63を、導電性を有する(導電体で構成された)2枚のぜんまいばね(うずまきばね:弾性体)64A,64Bにした点と、この2枚のぜんまいばね64A,64Bを介してモータ23に電力を供給している点とである。
すなわち、一端(内周端)が基台(回動部材61に設けられた取付部61bのスリット61c)に絶縁されて(図示省略)取り付けられ、他端(外周端)がモータ21の筐体22から突出する張架部材24に絶縁されて(図示省略)取り付けられてモータ21の回転軸22の外周に巻き回された第1ぜんまいばね(第1うずまきばね)64Aと、一端(内周端)が基台(回動部材61に設けられた取付部61bのスリット61c)に絶縁されて(図示省略)取り付けられ、他端(外周端)がモータ21の筐体22から突出する張架部材24に絶縁されて(図示省略)取り付けられてモータ21の回転軸22の外周に巻き回され、第1ぜんまいばね64Aよりも下側に配置された第2ぜんまいばね(第2うずまきばね)64Bとで弾性体が構成されている。
そして、図示は省略されてるが、第1ぜんまいばね64Aの一端(内周端)および第2ぜんまいばね64Bの一端(内周端)は、配線によって電源に接続され、第1ぜんまいばね64Aの他端(外周端)および第2ぜんまいばね64Bの他端(外周端)は、配線によってモータ21に接続されている。
この第3実施例におけるとろみ食の攪拌、とろみ度の測定、張力の調整は、第1実施例または第2実施例と同様な動作になるので、とろみ食の攪拌、とろみ度の測定、張力の調整の説明を省略する。
この第3実施例においても、第1実施例または第2実施例と同様な効果を得ることができる。
また、第1、第2ぜんまいばね64A,64Bを介してモータ21に電力を供給する構成としたので、モータ21に電力を供給する配線がモータ21に及ぼす回転引張り荷重をなくすことができることにより、とろみ度を正確に測定することができる。
上記した実施例では、回転軸23を基台(底板部13a)に対して回転自在に支持することにより、モータ21を容器11および基台に対して回転自在とした例を示したが、筐体22をベアリングで基台に対して回転自在に支持することにより(筐体22に、回転軸23が筐体22から突出する方向へ取り付けた円筒状の取付ベースをベアリングで基台に対して回転自在に支持することにより)、モータ21を容器11および基台に対して回転自在としてもよい。
すなわち、とろみ食を収容する容器と、前記容器の上方に配置される基台と、筐体が前記基台に対して回転自在に支持されることにより、前記容器および前記基台に対して回転自在なモータと、前記モータの回転軸に設けられ、前記とろみ食内に入り込む棒状体と、前記モータの筐体と前記基台との間に設けられ、前記モータの回転軸が回転することで前記とろみ食内に入り込んでいる前記棒状体が回転しているときに、前記とろみ食から受ける前記棒状体の反力によって変形する弾性体と、前記弾性体の変形量を前記とろみ食のとろみ度として表示する表示部とを有する、構成としてもよい。
このような構成とすることにより、図1〜図3に示した実施例と同様な効果を得ることができる。
また、モータが基台で回転自在に支持されているので、モータが強固に支持されることにより、とろみ度を正確に測定することができる。
また、棒状体31を断面形状円形とした例を示したが、棒状体31の断面形状は、どのような形状であってもよい。
また、棒状体31が回転しているときにとろみ食Fの反力を受け易くするために、棒状体31に羽根33(抵抗体)を設けた例を示したが、棒状体31のみでも、回転しているときにとろみ食Fの反力を受けるので、羽根33を設けなくてもとろみ食Fのとろみ度を測定することができる。
また、羽根33を抵抗体とした例を示したが、抵抗体は、棒状体31の周面に取り付けたスクリュ、ピッチドパドル、プロペラ、泡立て器のワイヤとしたり、棒状体31の下端に取り付けた羽根、スクリュ、ピッチドパドル、アンカ翼(側面視U字形状)、プロペラ、棒状体31よりも半径の大きい(太い)ロータ、泡立て器のワイヤとしてもよい。
上述したスクリュ、ピッチドパドル、プロペラで抵抗体を構成しても、抵抗体を羽根33とした場合と同様な動作となり、同様な効果を得ることができる。
また、ぜんまいばね63、第1、第2ぜんまいばね64A,64Bをモータ21の回転軸23の外周に巻き回す例を示したが、ぜんまいばね63、第1、第2ぜんまいばね64A,64Bの取付位置によっては、棒状体31の外周にぜんまいばね63、第1、第2ぜんまいばね64A,64Bを巻き回してもよい。
また、とろみ食Fのとろみ度を測定する例を示したが、この発明のとろみ度測定装置は、粘度のようなものも測定することができる。
また、表示部51を指針25と目盛り45A,45Bと構成した例を示したが、LEDなどでとろみ度を表示するようにしてもよい。
また、電力を電池とした例を示したが、商用電源を電力としてもよい。
M とろみ度測定装置
11 容器
12 容器本体
13 蓋体
13a 底板部(基台)
13b 側壁部
13c カバー部(上板部)
14 開口部
15 攪拌スイッチ
16A 測定スイッチ
16B 測定スイッチ
18 ベアリング
21 モータ
22 筐体(ハウジング)
23 回転軸
24 張架部材
25 指針
31 棒状体
33 羽根(抵抗体)
41 支持棒(支持体)
41a 貫通孔
42 ローレット付ナット(張力調整機構)
43 張力調整ねじ(張力調整機構)
44 ストッパ棒(ストッパ)
45A 目盛り
45B 目盛り
46 コイルスプリング(弾性体)
51 表示部
61 回動部材(張力調整機構)
61a 円弧状孔
61b 取付部
61c スリット
62 固定ねじ(固定部材、張力調整機構)
63 ぜんまいばね(うずまきばね:弾性体)
64A 第1ぜんまいばね(第1うずまきばね:弾性体)
64B 第2ぜんまいばね(第2うずまきばね:弾性体)
F とろみ食

Claims (7)

  1. とろみ食を収容する容器と、
    前記容器の上方に配置される基台と、
    回転軸が前記基台に対して回転自在に支持されることにより、前記容器および前記基台に対して回転自在なモータと、
    前記モータの回転軸に設けられ、前記とろみ食内に入り込む棒状体と、
    前記モータの筐体と前記基台との間に設けられ、前記モータの回転軸が回転することで前記とろみ食内に入り込んでいる前記棒状体が回転しているときに、前記とろみ食から受ける前記棒状体の反力によって変形する弾性体と、
    前記弾性体の変形量を前記とろみ食のとろみ度として表示する表示部とを有
    前記棒状体は、前記棒状体から前記とろみ食内へ突出する抵抗体を有し、
    前記とろみ食のとろみ度を測定するときと、前記とろみ食を攪拌するときとでは、前記モータの回転軸の回転方向が反対であり、
    前記モータの回転軸を、前記とろみ食を攪拌するように回転させるとき、前記モータの筐体が回転するのを停止させるストッパを設けた、
    ことを特徴とするとろみ度測定装置。
  2. とろみ食を収容する容器と、
    前記容器の上方に配置される基台と、
    筐体が前記基台に対して回転自在に支持されることにより、前記容器および前記基台に対して回転自在なモータと、
    前記モータの回転軸に設けられ、前記とろみ食内に入り込む棒状体と、
    前記モータの筐体と前記基台との間に設けられ、前記モータの回転軸が回転することで前記とろみ食内に入り込んでいる前記棒状体が回転しているときに、前記とろみ食から受ける前記棒状体の反力によって変形する弾性体と、
    前記弾性体の変形量を前記とろみ食のとろみ度として表示する表示部とを有
    前記棒状体は、前記棒状体から前記とろみ食内へ突出する抵抗体を有し、
    前記とろみ食のとろみ度を測定するときと、前記とろみ食を攪拌するときとでは、前記モータの回転軸の回転方向が反対であり、
    前記モータの回転軸を、前記とろみ食を攪拌するように回転させるとき、前記モータの筐体が回転するのを停止させるストッパを設けた、
    ことを特徴とするとろみ度測定装置。
  3. 請求項1または請求項2に記載のとろみ度測定装置において、
    前記弾性体は、一端が前記基台に取り付けられ、他端が前記モータの筐体に取り付けられて前記モータの回転軸または前記棒状体の外周に巻き回されたぜんまいばねである、
    ことを特徴とするとろみ度測定装置。
  4. ろみ食を収容する容器と、
    前記容器の上方に配置される基台と、
    回転軸が前記基台に対して回転自在に支持されることにより、前記容器および前記基台に対して回転自在なモータと、
    前記モータの回転軸に設けられ、前記とろみ食内に入り込む棒状体と、
    前記モータの筐体と前記基台との間に設けられ、前記モータの回転軸が回転することで前記とろみ食内に入り込んでいる前記棒状体が回転しているときに、前記とろみ食から受ける前記棒状体の反力によって変形する弾性体と、
    前記弾性体の変形量を前記とろみ食のとろみ度として表示する表示部とを有し、
    前記弾性体は、一端が前記基台に絶縁されて取り付けられ、他端が前記モータの筐体に絶縁されて取り付けられて前記モータの回転軸または前記棒状体の外周に巻き回された第1ぜんまいばねと、一端が前記基台に絶縁されて取り付けられ、他端が前記モータの筐体に絶縁されて取り付けられて前記モータの回転軸または前記棒状体の外周に巻き回された第2ぜんまいばねとで構成され、
    前記第1ぜんまいばねの一端および前記第2ぜんまいばねの一端は、電源に接続され、
    前記第1ぜんまいばねの他端および前記第2ぜんまいばねの他端は、前記モータに接続されている、
    ことを特徴とするとろみ度測定装置。
  5. とろみ食を収容する容器と、
    前記容器の上方に配置される基台と、
    筐体が前記基台に対して回転自在に支持されることにより、前記容器および前記基台に対して回転自在なモータと、
    前記モータの回転軸に設けられ、前記とろみ食内に入り込む棒状体と、
    前記モータの筐体と前記基台との間に設けられ、前記モータの回転軸が回転することで前記とろみ食内に入り込んでいる前記棒状体が回転しているときに、前記とろみ食から受ける前記棒状体の反力によって変形する弾性体と、
    前記弾性体の変形量を前記とろみ食のとろみ度として表示する表示部とを有し、
    前記弾性体は、一端が前記基台に絶縁されて取り付けられ、他端が前記モータの筐体に絶縁されて取り付けられて前記モータの回転軸または前記棒状体の外周に巻き回された第1ぜんまいばねと、一端が前記基台に絶縁されて取り付けられ、他端が前記モータの筐体に絶縁されて取り付けられて前記モータの回転軸または前記棒状体の外周に巻き回された第2ぜんまいばねとで構成され、
    前記第1ぜんまいばねの一端および前記第2ぜんまいばねの一端は、電源に接続され、
    前記第1ぜんまいばねの他端および前記第2ぜんまいばねの他端は、前記モータに接続されている、
    ことを特徴とするとろみ度測定装置。
  6. 請求項1請求項5のいずれか1項に記載のとろみ度測定装置おいて、
    前記弾性体は、張力を調整可能である、
    ことを特徴とするとろみ度測定装置。
  7. 請求項1または請求項2に記載のとろみ度測定装置おいて、
    前記表示部は、指針と、目盛りとで構成されている、
    ことを特徴とするとろみ度測定装置。
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