JP6493153B2 - 移動式収納装置 - Google Patents

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Description

本発明は、車両に載置して移動させることが可能な移動式収納装置に関する。
車両に載置して移動させることが可能な移動式収納装置として、箱状の収納部の下方側に車輪を備えた構成のものが知られている。例えば下記特許文献1には、冷蔵機能を有する保冷庫の底面に、固定キャスタと旋回キャスタがそれぞれ二つずつ設けられた構成の移動式冷蔵庫が記載されている。このような構成の移動式収納装置は、作業者が手で押すことによって移動させることができるので、車両への積み込み作業等が容易なものとなる。
実開平6−10775号公報
上記特許文献1に記載されている移動式冷蔵庫は比較的小型のものであるから、載置される車両としては、例えばバンのような小型の運搬車が想定されているものと考えられる。このため、移動式冷蔵庫を作業者が手で押しながら移動させたり、運搬車への積み込みを行ったりすることは比較的容易である。
しかしながら、例えば車両運搬用の積載車に載置されるような大型の移動式収納装置とした場合には、その重量が大きくなるので、移動式収納装置を作業者が手で押して移動させることは容易ではない。また、移動式収納装置を積載車の荷台に載置する際には、積載車のスロープ、すなわち登り斜面に沿って移動式収納装置を移動させる必要がある。このため、作業者が手作業で移動式収納装置を荷台に載置することはほぼ不可能である。
本発明はこのような課題に鑑みてなされたものであり、その目的は、積載車の荷台に容易に載置される移動式収納装置を提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明に係る移動式収納装置は、直方体の箱状に形成された収納部(100,100C,100D)と、収納部の下方側部分に取り付けられた複数の車輪(300)と、を備える。収納部の側面には、転倒防止のための支持フレーム(600C,600D)が取り付けられ、支持フレームは、移動式収納装置の移動方向に沿って収納部と隣り合う位置に取り付けられており、支持フレームのうち、収納部側とは反対側の端部となる位置には、牽引用のフック(23)が掛けられる被牽引部(620)が形成されている。
このような構成の移動式収納装置を積載車の荷台に載置する際には、積載車に設けられた電動ウィンチのフックを被牽引部に掛けた状態とし、電動ウィンチの巻き取りを行うことによって移動式収納装置を移動させればよい。つまり、人力によることなく、電動ウィンチの駆動力によってスロープ上を移動させることができるので、移動式収納装置の重量が大きい場合でも容易に荷台に載置することができる。
本発明によれば、積載車の荷台に容易に載置される移動式収納装置が提供される。
本発明の第1実施形態に係る移動式収納装置の構造を示す斜視図である。 本発明の第1実施形態に係る移動式収納装置の構造を示す斜視図である。 移動式収納装置のうち、車輪の軸受け部分の構造を示す断面図である。 移動式収納装置が積載車の荷台に載置された状態を示す図である。 移動式収納装置を積載車の荷台に載置する方法を説明するための図である。 変形例に係る移動式収納装置の構造を示す斜視図である。 他の変形例に係る移動式収納装置の構造を示す斜視図である。 他の変形例に係る移動式収納装置のうち、車輪の軸受け部分の構造を示す図である。 本発明の第2実施形態に係る移動式収納装置の構造を示す斜視図である。 本発明の第2実施形態に係る移動式収納装置の構造を示す斜視図である。 本発明の第2実施形態に係る移動式収納装置の使用例を示す斜視図である。 本発明の第2実施形態に係る移動式収納装置の使用例を示す斜視図である。 変形例に係る移動式収納装置の構造を示す斜視図である。 変形例に係る移動式収納装置の構造を示す斜視図である。
以下、添付図面を参照しながら本発明の実施形態について説明する。説明の理解を容易にするため、各図面において同一の構成要素に対しては可能な限り同一の符号を付して、重複する説明は省略する。
本発明の第1実施形態に係る移動式収納装置10の構成について、図1を参照しながら説明する。移動式収納装置10は、後述の積載車20(図4を参照)の荷台21上に載置される収納装置として構成されている。移動式収納装置10は、収納部100と、調温部200と、被牽引部400と、を備えている。
収納部100は、荷物を収納するための空間(不図示)が内部に形成されている箱状の部分である。図1に示されるように、収納部100の外形は概ね直方体となっている。収納部100のうち下方側部分には、回転自在な4つの車輪300が設けられている。収納部100は、これらの車輪300により下方から支えられている。このため、移動式収納装置10は、車輪300の回転によって水平方向に移動することが可能となっている。ただし、移動式収納装置10には、車輪300を回転駆動させる駆動機構のようなものは設けられていない。このため、移動式収納装置10が自走することは不可能となっている。
調温部200は、収納部100の内部空間の温度を調整する冷蔵装置である。調温部200は、収納部100の側面のうち、移動式収納装置10の移動方向における前方側となる側面(以下、「前方側面110」と表記する)において、前方側に向かって突出するように設けられている。調温部200は、内部に不図示の冷凍サイクルや熱交換器等が設けられており、外部からの電力の供給を受けて収納部100内の空調を行う。
調温部200には、給電ケーブル210の一端が接続されている。給電ケーブル210は、外部からの電力を調温部200に供給するためのケーブルである。給電ケーブル210の他端には、外部電源に接続されるコネクタ220が設けられている。尚、移動式収納装置10が積載車20に載置されて移動する際には、給電ケーブル210を介した電力の供給は行われない。このため、給電ケーブル210やコネクタ220は調温部200から取り外されるか、調温部200の近傍に収納された状態となる。このため、他の図においては、給電ケーブル210やコネクタ220の図示を省略することがある。
尚、図1においては、水平方向であり且つ移動式収納装置10の後方側から前方側に向かう方向、をy方向としてy軸を設定している。また、移動式収納装置10を前方側から見た場合において、水平方向であり且つ左側から右側に向かう方向、をx方向としてx軸を設定している。更に、鉛直上方に向かう方向をz方向としてz軸を設定している。以降の図面においても、同様にしてx軸、y軸、z軸を設定している。
被牽引部400は、移動式収納装置10を積載車20に載置する際において、牽引用のフックが掛けられる部分である。被牽引部400はU字型に形成された金属棒であって、その両端が収納部100の底面に固定されている。被牽引部400は、収納部100の底面のうち前方側の端部近傍から、下方に向かって突出している。
移動式収納装置10のうち上記以外の構成について、図2を参照しながら説明する。収納部100の側面のうち、移動式収納装置10の移動方向における後方側となる側面(以下、「後方側面120」と表記する)には、一対のドア121が設けられている。ドア121が開放されると、収納部100の内部空間と外部とが連通した状態となり、収納部100内への荷物の搬入や搬出が可能な状態となる。
図2に示されるように、それぞれの車輪300は、個別に設けられた車軸310の端部に接続されており、車軸310の中心軸周りに回転自在となっている。先に説明した被牽引部400は、それぞれの車軸310と同じ高さとなる位置に形成されている。
図3を参照しながら、収納部100に対する車軸310の取り付け構造について説明する。図3には、前方右側に取り付けられた車軸310及びその近傍の部分を、x軸に垂直な面に沿って切断した断面が示されている。図3で符号101が付されているのは、収納部100のうち下方側に設けられたフレームである。以下では、当該フレームのことを「フレーム101」と表記する。
フレーム101の底面には、下方側から固定部材410が取り付けられている。固定部材410は、車軸310を保持するための部材である。車軸310は、固定部材410に設けられた円形の貫通穴を貫いた状態で配置されている。当該貫通穴の内周面と、車軸310の外周面との間には、複数の金属球430を有する玉軸受けが配置されている。このような構成により、車軸310はその中心軸周りに回転自在な状態で、固定部材410により保持されている。
固定部材410の上方側部分にはフランジが形成されている。当該フランジは、フレーム101に対してボルト420により締結固定されている。他の車軸310についても、図3に示されているものと同様の構成によりフレーム101に取り付けられている。
図4には、移動式収納装置10が積載車20に載置された状態が示されている。積載車20は、家庭用の乗用車をその荷台21上に載置した状態で走行することが可能な車両である。荷台21の上面、すなわち乗用車等が載置される面である載置面21aのうち前方側(図4では右側)の端部には、電動ウィンチ22が設けられている。電動ウィンチ22は、先端にフック23が設けられたワイヤー24を巻き取ることにより、フック23が掛けられた対象物を荷台21上に移動させる装置である。電動ウィンチ22は、その本体部分が荷台21に対して固定されている。
図4に示されるように、移動式収納装置10は積載車20の荷台21上に載置されて運搬されるものである。このため、移動式収納装置10は、その全幅が2500mm以下であり、全長が20000mm以下であり、全高が3000mm以下であることが望ましい。
図4に示されるように、積載車20の走行時における載置面21aの高さは、積載車20が走行する地表面Gよりも高くなっている。このため、移動式収納装置10を地表面Gから載置面21a上に載置する際には、積載車20は荷台21の状態を変化させる。
図5を参照しながら、移動式収納装置10を載置面21a上に載置する方法について説明する。移動式収納装置10を載置面21a上に載置する際には、積載車20は、荷台21を後方側(図5では左側)にスライドさせ、且つ荷台21の後方側端部が地表面Gに接触するように荷台21を傾斜させる。このため、図5に示されるように、載置面21aによって地表面Gからの登り斜面であるスロープが形成される。
荷台21が図5のように傾斜した状態とされた後、電動ウィンチ22からワイヤー24が引き出される。ワイヤー24の先端のフック23は、地表面Gの上(荷台21よりも後方側)に停車している移動式収納装置10の被牽引部400に掛けられる。
その後、電動ウィンチ22によってワイヤー24が巻き取られると、移動式収納装置10はフック23及びワイヤー24から力を受けて、載置面21a上を前方側に向かって移動する。図5では、移動式収納装置10がワイヤー24等から受ける力の方向が矢印AR1で示されている。
移動式収納装置10の全体が載置面21a上に移動すると、電動ウィンチ22によるワイヤー24の巻き取りが停止される。その後、荷台21が元の状態に戻されて、図4の状態となる。
尚、移動式収納装置10の載置が完了して図4の状態となった後においても、フック23は被牽引部400に掛けられたままとすることが望ましい。積載車20が走行し移動式収納装置10の運搬が行われる際において、荷台21上における移動式収納装置10の位置ずれが防止されるためである。
このように、本実施形態に係る移動式収納装置10を積載車20の荷台21に載置する際には、積載車20に設けられた電動ウィンチ22のフック23を被牽引部400に掛けた状態とし、電動ウィンチ22の巻き取りを行うことによって移動式収納装置10を移動させればよい。つまり、人力によることなく、電動ウィンチ22の駆動力によって載置面21a(スロープ)上を移動させることができるので、移動式収納装置10の重量が大きい場合でも容易に荷台21上に載置することができる。
変形例に係る移動式収納装置10Aの構成について、図6を参照しながら説明する。移動式収納装置10Aは、被牽引部の取り付け位置においてのみ移動式収納装置10と異なっており、その他の構成については移動式収納装置10と同一である。以下では、移動式収納装置10Aに設けられた被牽引部のことを「被牽引部400A」と表記する。
図6に示されるように、被牽引部400Aは、前方側面110から前方側(y方向側)に向かって突出している。このように、被牽引部が形成される位置は、収納部100のうち移動方向における端部側となる位置であればよい。
ただし、例えば前方側面110の上端部近傍に被牽引部が形成された場合には、電動ウィンチ22の巻き取りによって移動式収納装置10Aが力を受ける方向が、移動式収納装置10Aの進行方向に対して傾斜してしまうこととなる。つまり、図5の矢印AR2で示されるように、前方側の斜め下方に向かって移動式収納装置10Aが回転モーメントを受けることとなる。
このため、移動式収納装置10Aの重量や、載置面21aの傾斜角度等によっては、上記回転モーメントによって移動式収納装置10Aの後輪が浮き上がってしまったり、電動ウィンチ22の駆動力が効率よく発揮されなくなってしまったりすることが懸念される。
そこで、移動式収納装置10Aのように、収納部100の高さ方向における中央(図6の点線DL)よりも下方側となる位置に被牽引部400Aが形成されることが望ましい。このような位置に被牽引部400Aが形成されていれば、移動式収納装置10Aが受ける回転モーメントが小さくなるので、移動式収納装置10Aの後輪が浮き上がってしまったりすること等が防止される。
更に望ましくは、移動式収納装置10のように、車軸310と同じ高さとなる位置に被牽引部400が形成されていればよい。このような位置に被牽引部400が形成されていれば、移動式収納装置10が受ける回転モーメントをほぼ0とすることができる。
他の変形例に係る移動式収納装置10Bの構成について、図7及び図8を参照しながら説明する。移動式収納装置10Bは、被牽引部の取り付け位置において移動式収納装置10と異なっている。また、車輪300の回転を抑制する固定機構500を備える点においても、移動式収納装置10と異なっている。その他の構成については移動式収納装置10と同一である。以下では、移動式収納装置10Bに設けられた被牽引部のことを「被牽引部400B」と表記する。
図7に示されるように、移動式収納装置10Bにおいては、被牽引部400Bは2つ形成されている。それぞれの被牽引部400Bは、移動式収納装置10の場合と同様に、収納部100の底面のうち前方側の端部近傍から下方に向かって突出している。それぞれの被牽引部400Bは互いに離間しており、x方向に沿って並ぶように配置されている。このように、複数の被牽引部が形成されている構成であっても、上記実施形態の場合と同様の効果を奏する。
尚、2つの被牽引部400Bが前方側面110に取り付けられており、前方側面110から前方側(y方向側)に向かって突出しているような構成としてもよい。換言すれば、図6に示されるような被牽引部400Aが、x方向に沿って2つ並ぶように配置されていてもよい。
図8に示されるように、固定機構500は固定部材410に取り付けられている。固定機構500は電磁式のブレーキ装置であって、車輪300が回転自在な状態と、車輪300がロックされて回転し得ない状態と、を切り替えることが可能となっている。このような固定機構500は、全ての車輪300に対して設けられているのであるが、一部の車輪300のみに設けられている構成であってもよい。
尚、固定機構500は、例えば手動操作によって上記切り替えを行うことが可能な機械式のブレーキ装置であってもよい。固定機構500は、上記切り替えを行うことが可能な装置として構成されていればよく、その具体的な構成や取り付け位置は図8に示されるものに限定されない。
移動式収納装置10Bが積載車20の荷台21上に載置され運搬される際には、固定機構500によって、一部又は全ての車輪300がロックされた状態とされる。これにより、荷台21上における移動式収納装置10の位置ずれが確実に防止される。
ところで、箱状の収納部100を車両によって運搬するには、収納部100を車両の荷台上に載置するのではなく、収納部100が車両によって牽引されるような態様とすることも考えられる。つまり、車輪300を備えた収納部100が、車両と共に公道上を走行するような態様とすることも考えられる。しかしながら、その場合には移動式収納装置を牽引車登録する必要があるので、維持費がかかってしまうこととなる。これに対し、以上に説明した移動式収納装置10等は、公道を走行するものではないので登録は不要であり、維持費がかかってしまうことが無い。また、高速走行に耐え得る構成とする必要もないので、車輪300や車軸310の構成を簡素化しコストを低減することもできる。
尚、車輪300や車軸310の具体的な構成は、本発明を実施するにあたっては特に限定されない。つまり、図2や図3に示されている構成とは異なる構成としてもよい。例えば、車軸310がそれぞれの車輪300に個別に設けられているのではなく、一対の車輪300によって一つの車軸310が共有されているような構成としてもよい。車輪300の個数は、3輪以下であってもよく、5輪以上であってもよい。
本発明の第2実施形態に係る移動式収納装置10Cの構成について、図9及び図10を参照しながら説明する。図9は、移動式収納装置10Cを前方側(y方向側)から見て描いた斜視図である。また、図10は、移動式収納装置10Cを側方側(x方向側)から見て描いた斜視図である。以下では、移動式収納装置10Cの構成のうち、図7に示される移動式収納装置10Bの構成とは異なる点についてのみ説明する。
移動式収納装置10Cの収納部100Cは、移動式収納装置10Bの収納部100に比べて、そのy方向に沿った寸法が短くなっている。また、収納部100Cの下方側には、車輪300が左右に2つしか設けられていない。
収納部100Cの下方側には、2つの被牽引部400Cが設けられている。尚、被牽引部400Cの形状や位置は、図7に示される被牽引部400Bの形状や位置とそれぞれ同一である。
収納部100Cの後方側面120には、支持フレーム600Cが取り付けられている。支持フレーム600Cは、金属製の棒状の骨材を複数組み合わせることにより箱状に形成されたものである。支持フレーム600Cは、x方向に沿った寸法及びz方向に沿った寸法のそれぞれにおいて、収納部100Cの寸法と略同一となっている。
支持フレーム600Cは、移動式収納装置10Cの移動方向、すなわちy方向に沿って、収納部100Cと隣り合う位置に取り付けられている。このように、支持フレーム600Cの取り付けによって、移動式収納装置10Cの全体形状が−y方向に延長されている。
支持フレーム600Cの下方側且つ後方側には一対の車輪610が設けられている。それぞれの車輪610の構成は、収納部100Cに設けられた車輪300の構成と同一である。移動式収納装置100Cは、車輪300及び車輪610の回転によって水平方向に移動することが可能となっている。
以上のような構成の支持フレーム600Cが取り付けられたことにより、移動式収納装置10Cが前方側(y方向側)や後方側(−y方向側)に向かって転倒してしまうことが防止される。尚、支持フレーム600Cは、不図示の脱着機構によって収納部100Cから取り外すことが可能となっている。少なくとも、移動式収納装置10Cが積載車20に載置される際や、積載車20に載置されて移動する際には、転倒防止のために支持フレーム600Cが取り付けられることが望ましい。
尚、支持フレーム600Cは、上記のように移動式収納装置10Cの転倒防止を目的として設けられるものであるが、作業部屋の骨格として用いることもできる。図11及び図12に示されるように、支持フレーム600Cの全体を資材700で覆えば、支持フレーム600C及び資材700の内部に形成された空間を作業部屋として用いることができる。資材700としては、例えばビニールのような可撓性を有する素材が用いられてもよく、例えば断熱性を有する硬質のパネルが用いられてもよい。
図12に示されるように、資材700のうち後方側(−y方向側)の面には、内部空間への出入り口710が形成されていてもよい。
第2実施形態の変形例に係る移動式収納装置10Dの構成について、図13及び図14を参照しながら説明する。図13は、移動式収納装置10Dを前方側(y方向側)から見て描いた斜視図である。また、図14は、移動式収納装置10Dを側方側(x方向側)から見て描いた斜視図である。
移動式収納装置10Dは、支持フレーム600Dが収納部100Dの後方側面120に取り付けられているのではなく、収納部100Dの前方側面110に取り付けられている点において、移動式収納装置10Cの構成と異なっている。このような支持フレーム600Dの取り付けによって、移動式収納装置10Dの全体形状がy方向に延長されている。
支持フレーム600Dの下方側且つ前方側には一対の車輪610が設けられている。それぞれの車輪610の構成は、収納部100Dに設けられた車輪300の構成と同一である。移動式収納装置100Dは、車輪300及び車輪610の回転によって水平方向に移動することが可能となっている。
支持フレーム600Dのうち、収納部100D側とは反対側の端部となる位置(本変形例ではy方向側の端部となる位置)には、2つの被牽引部620が形成されている、被牽引部620の形状は、図7に示される被牽引部400Bの形状と同一である。また、それぞれの被牽引部620は、車輪610の車軸(不図示)と同じ高さとなる位置において、y方向に沿って並ぶように形成されている。
移動式収納装置10Dが積載車20に載置される際には、図5と同様に、電動ウィンチ22のフック23が被牽引部620に掛けられる。その後、電動ウィンチ22によってワイヤー24が巻き取られて、移動式収納装置10Dが載置面21a上に移動する。その際、移動式収納装置10Dは載置面21aに沿って傾斜した状態となる。しかしながら、支持フレーム600Dの取り付けにより、移動式収納装置10Dのy方向の寸法が長くなっているので、移動式収納装置10Dが転倒してしまうことが防止される。
尚、支持フレーム600Dも、不図示の脱着機構によって収納部100Dから取り外すことが可能となっている。少なくとも、移動式収納装置10Dが積載車20に載置される際や、積載車20に載置されて移動する際には、転倒防止のために支持フレーム600Dが取り付けられることが望ましい。
以上、具体例を参照しつつ本発明の実施の形態について説明した。しかし、本発明はこれらの具体例に限定されるものではない。すなわち、これら具体例に、当業者が適宜設計変更を加えたものも、本発明の特徴を備えている限り、本発明の範囲に包含される。例えば、前述した各具体例が備える各要素およびその配置、材料、条件、形状、サイズなどは、例示したものに限定されるわけではなく適宜変更することができる。また、前述した各実施の形態が備える各要素は、技術的に可能な限りにおいて組み合わせることができ、これらを組み合わせたものも本発明の特徴を含む限り本発明の範囲に包含される。
10,10A,10B,10C,10D:移動式収納装置
100,100C,100D:収納部
200:調温部
300,610:車輪
310:車軸
400,400A,400B,400C,620:被牽引部
500:固定機構
20:積載車
23:フック

Claims (6)

  1. 移動式収納装置(10,10A,10B,10C,10D)あって、
    直方体の箱状に形成された収納部(100,100C,100D)と、
    前記収納部の下方側部分に取り付けられた複数の車輪(300)と、を備え、
    前記収納部の側面には、転倒防止のための支持フレーム(600C,600D)が取り付けられ、
    前記支持フレームは、移動式収納装置の移動方向に沿って前記収納部と隣り合う位置に取り付けられており、
    前記支持フレームのうち、前記収納部側とは反対側の端部となる位置には、牽引用のフック(23)が掛けられる被牽引部(620)が形成されている移動式収納装置。
  2. 前記被牽引部は、前記収納部の高さ方向における中央、よりも下方側となる位置に形成されている、請求項1に記載の移動式収納装置。
  3. 前記被牽引部は、前記車輪の車軸(310)と同じ高さとなる位置に形成されている、請求項2に記載の移動式収納装置。
  4. 前記車輪が回転しないように固定する固定機構(500)を更に備える、請求項1に記載の移動式収納装置。
  5. 前記収納部の内部空間の温度を低温に保つ冷蔵装置(200)を更に備える、請求項1に記載の移動式収納装置。
  6. 前記支持フレームの下方側部分には車輪(610)が設けられている、請求項に記載の移動式収納装置。
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