JP6492506B2 - シーケンス同期化装置、方法及び受信機 - Google Patents

シーケンス同期化装置、方法及び受信機 Download PDF

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Description

本発明は、通信技術分野に関し、特に、マルチキャリア通信システムのシーケンス同期化装置、方法及び受信機に関する。
通信レートへの要求が高まるにつれて、マルチキャリア通信システム例えば離散マルチトーン(DMT、Discrete Multi-Tone)、直交周波数分割多重(OFDM、Orthogonal Frequency Division Multiplexing)などは、幅広く用いられている。
図1は、マルチキャリア通信システムの受信機の機能ブロック図である。図1に示すように、シーケンス同期化(sequence synchronization)は、クロック同期化の後であり、また、信号復調前の必要なステップである。シーケンス同期化は、受信側及び送信側の信号シーケンスの同期化であり、また、送信機及び受信機の協調稼働を実現するための必須条件である。一般的に言えば、マルチキャリア通信システムのシーケンス同期化は、主に、相関演算及び波高(wave crest)判断に基づいて行われる。
図2は、従来技術中のシーケンス同期化を示す図であり、相関演算に基づくシーケンス同期化の装置を示している。図2に示すように、受信側にローカル相関シーケンスが予め記憶されている。若干の特定又は重複のシンボルシーケンスが送信機により生成されて送信された後に、受信側が信号を受信してクロック同期化を行う。それから、相関演算ユニットが入力信号シーケンスとローカル相関シーケンスとに対して相関演算を行う。その後、波高検出回路が相関値シーケンスから相関値の波高を見つけ、シーケンス同期化信号を得る。このような方法の利点は、正確度が良いことにある。
しかしながら、本発明の発明者は、上述の従来技術中に、先ず、ローカル相関シーケンスが記憶空間を占める必要があり、次に、相関演算の複雑度が高く、演算レートにより制限されていることを発見した。特に、高レート通信システム(例えば100Gb/s)について言えば、シングルシンボル内に長シーケンスの相関演算が行われ、時間遅延、コスト及びパワー消耗がすべて制限要因になる。相関シーケンスの長さを短縮又は最適化することにより、複雑度を部分的に低減することができるが、演算レートが依然として足りない。また、波高検出のエラー率が大きくなり、シーケンス同期化の正確度が低くなる可能性もある。
本発明の実施例は、マルチキャリア通信システムのシーケンス同期化装置、方法及び受信機を提供し、その目的は、できるだけ最小の複雑度でシーケンス同期化を実現し、且つ、シーケンス同期化装置が簡単、迅速及び正確にシーケンス同期化を行えるようにさせることにある。
本発明の実施例の一側面によれば、シーケンス同期化装置が提供され、前記シーケンス同期化装置は、
クロック同期化後の、トレーニングシンボルを含む信号を受信する信号受信ユニットであって、前記トレーニングシンボルは、全部又は一部のサブキャリアに基づいて、同相(in-phase)変調されており又は固定位相差を用いて変調されている、信号受信ユニット;及び、
前記トレーニングシンボルを検出し、前記信号のシーケンス同期化を実現するシンボル検出ユニットを含む。
本発明の実施例の他の側面によれば、シーケンス同期化方法が提供され、前記シーケンス同期化方法は、
クロック同期化後の、トレーニングシンボルを含む信号を受信し、前記トレーニングシンボルは、全部又は一部のサブキャリアに基づいて、同相変調されており又は固定位相差を用いて変調されており;及び、
前記トレーニングシンボルを検出し、前記信号のシーケンス同期化を実現することを含む。
本発明の実施例の他の側面によれば、受信機が提供され、前記受信機は、
送信機が送信した、トレーニングシンボルを含む信号を受信してクロック同期化を行うクロック同期化ユニットであって、前記トレーニングシンボルは、全部又は一部のサブキャリアに基づいて、同相変調されており又は固定位相差を用いて変調されている、クロック同期化ユニット;
クロック同期化後の信号を受信し、前記トレーニングシンボルを検出し、前記信号のシーケンス同期化を実現するシーケンス同期化ユニット;
シーケンス同期化後の信号に対して復調を行う信号復調ユニット;及び
復調後の信号に対してデコーディングを行うデコーディングユニットを含む。
本発明の実施例の他の側面によれば、マルチキャリア通信システムが提供され、前記マルチキャリア通信システムは、
トレーニングシンボルを含む信号を送信する送信機であって、前記トレーニングシンボルは、全部又は一部のサブキャリアに基づいて、同相変調されており又は固定位相差を用いて変調されている、送信機;及び、
前記送信機が送信した、前記トレーニングシンボルを含む信号を受信し、前記信号に対してクロック同期化を行った後に前記トレーニングシンボルを検出し、前記信号のシーケンス同期化を実現し、信号復調及びデコーディングを行う受信機を含む。
本発明の有益な効果は、全部又は一部のサブキャリアに基づいて、同相変調されている又は固定位相差を用いて変調されているトレーニングシンボルを検出することにより、できるだけ最小の複雑度でシーケンス同期化を実現することができるのみならず、シーケンス同期化装置が簡易、迅速及び正確にシーケンス同期化を行えるようにさせることもできる。
マルチキャリア通信システム中の受信機の機能ブロック図である。 従来技術中のシーケンス同期化を示す図である。 本発明の実施例におけるシーケンス同期化装置の構成図である。 本発明の実施例におけるシーケンス同期化のために構成されたトレーニングシンボルを示す図である。 本発明の実施例におけるトレーニングシンボル及び他のシンボルの波形を示す図である。 本発明の実施例におけるシーケンス同期化装置の他の構成図である。 本発明の実施例におけるシーケンス同期化装置の他の構成図である。 本発明の実施例における異なる振幅制限波高因子の場合の送信機及び受信機が得たトレーニングシンボルと参照値とのパワー比を示す図である。 本発明の実施例におけるシーケンス同期化装置の他の構成図である。 本発明の実施例におけるシーケンス同期化装置の他の構成図である。 本発明の実施例における送信機及び受信機が得たトレーニングシンボルの中間サンプリング点と参照値とのパワー比を示す図である。 本発明の実施例におけるシーケンス同期化方法のフローチャートである。
以下、添付した図面を参照しながら、本発明を実施するための形態を詳しく説明する。
本発明の本実施例において、シーケンス同期化装置が提供される。図3は、本発明の本実施例におけるシーケンス同期化装置の構成図である。図3に示すように、シーケンス同期化装置300は、信号受信ユニット301及びシンボル検出ユニット302を含む。
そのうち、信号受信ユニット301は、クロック同期化後の、トレーニングシンボルを含む信号を受信し、該トレーニングシンボルは、全部又は一部のサブキャリアに基づいて、同相変調されている又は固定位相差を用いて変調されている。シンボル検出ユニット302は、トレーニングシンボルを検出し、信号のシーケンス同期化を実現する。
本実施例において、送信機側で、信号にトレーニングシンボル(training symbol)を追加することができ、該トレーニングシンボルは、マルチキャリアがそれぞれ変調される特性を用いることで、一部又は全部のサブキャリアに、同様の位相を持たせるように変調されてもよく、又は、固定位相差を以て変調されてもよい。このようにしたら、このシンボルの波形の時間領域のパワー分布(distribution)は、他のデータとは異なるようになり、検出のために用いることができる。
例えば、一つのDMT変調システムを例とする。図4は、シーケンス同期化のために構成されたトレーニングシンボルを示す図である。全部のサブキャリアの位相がφであり、サブキャリアの数がSCと記されるとする場合、トレーニングシンボルにサイクリックプレフィックス(CP)が追加される前の離散逆フーリエ変換(IDFT)は、次のように表されてもよい。
Figure 0006492506
そのうち、2f0は、サンプリング率であり、各サブキャリアパワーは、1である。実際にサンプリングする高速逆フーリエ変換(IFFT)の周期的拡張(periodical extension)のせいで、実際にCPを追加する前の波形公式は、次のように表されてもよい。
Figure 0006492506
分かるように、該トレーニングシンボルのパワーが主に波形の境界の時刻に集中し、中間の時刻の信号パワーがとても小さい。これに対して、他の伝送データのシンボルの各時刻におけるパワーがほぼ同じである。このような特性は、CP追加後に依然として存在する。例えば、DMTシステムのSCが512であり、CPが32であり、各シンボルが1056個のサンプリング点を有し、送信機の振幅制限波高因子が3.16であり、トレーニングシンボルの全てのサブキャリア位相φが0であるとする。
図5は、本発明の実施例におけるトレーニングシンボル及び他のシンボルの波形を示す図であり、データシンボル及びトレーニングシンボルの波形の対比を示している。図5に示すように、トレーニングシンボルの波形の時間領域におけるパワー分布は、他のデータシンボルとは異なるので、トレーニングシンボルは、シーケンス同期化を行うための検出に用いることができる。
なお、上述の公式などは、同相変調されているトレーニングシンボルのみについての例示である。しかしながら、本発明は、これに限定されず、例えば、更に、固定位相差を用いて変調を行うことによりトレーニングシンボルを得てもよい。また、上述の公式などは、全てのサブキャリアに基づいて変調されたトレーニングシンボルのみについての例示である。しかしながら、本発明は、これに限定されず、例えば、更に、一部のサブキャリアを変調することによりトレーニングシンボルを得てもよい。また、トレーニングシンボルは、一つであってもよく、周期的又は非周期的に追加される複数のものであってもよく、即ち、実際の状況に応じて具体的な実施方式を決めてもよい。
本実施例において、受信機側で、振幅に関する値に基づいてトレーニングシンボルを検出してもよい。そのうち、振幅に関する値は、パワー、振幅絶対値、又は、振幅に基づいて計算により得られた他の量(振幅計算による他の量)であってもよい。例えば、パワー又は振幅の平均値の判断に基づく検出方法により、シーケンス同期化を行ってもよい。しかしながら、本発明は、これに限定されず、実際の状況に応じて該振幅に関する値を計算してもよい。具体的に如何に振幅に関する値を計算するかについては、従来技術を参照することができる。
よって、特殊トレーニングシンボルに基づくシーケンス同期化装置は簡単、迅速、且つ正確なものであるので、できるだけ最小の複雑度でシーケンス同期化を実現することができる。
一例において、受信機のクロック同期化信号全体のシンボルパワーを監視測定することにより、シーケンス同期化を検出してもよい。図6は、本発明の本実施例のシーケンス同期化装置の他の構成図である。図6に示すように、シーケンス同期化装置600は、信号受信ユニット301及びシンボル検出ユニット302を上述のように含む。
図6に示すように、シンボル検出ユニット302は、計算ユニット601及び判断ユニット602を含んでもよい。そのうち、計算ユニット601は、信号中のシンボルについて、パワー、又は、振幅絶対値、又は、振幅計算による他の量を計算し;判断ユニット602は、シンボルのパワー、又は、振幅絶対値、又は、振幅計算による他の量と、所定閾値との比較を行い、そして、比較結果に基づいて、該シンボルがトレーニングシンボルであるかどうかを判断する。
具体的な実施に当たっては、シンボル毎に検出を行ってもよく、信号の各シンボルについて逐一検出を行い、判断ユニット602の判断結果に基づいてシーケンス同期化を実現することができる。そのうち、所定閾値は、経験値に基づいて予め設定されたものであってもよく、計算により得られたものであってもよい。
図7は、本発明の本実施例におけるシーケンス同期化装置の他の構成図である。図7に示すように、シーケンス同期化装置700は、上述のように、信号受信ユニット301及びシンボル検出ユニット302を含み、且つ、シンボル検出ユニット302は、計算ユニット601及び判断ユニット602を含んでもよい。
図7に示すように、シーケンス同期化装置700は更に、参照値取得ユニット703及び閾値設定ユニット704を含んでもよい。そのうち、参照値取得ユニット703は、信号の複数のシンボルのパワー、又は、振幅絶対値、又は、振幅計算による他の量に対して平均を行って参照値を取得し、閾値設定ユニット704は、該参照値及び送信機の振幅制限情報に基づいて該所定閾値を確定する。
この例において、マルチサブキャリアシステムにおける送信機側では、一般的に、振幅制限処理が行われ、図4に示すように、振幅制限処理は、トレーニングシンボルのパワーに対して大量の衰減を生成することができるが、伝送のデータシンボルなどのパワーに与える影響がとても小さい。このようなシンボルのパワーの差は、受信機側で検出することができ、これにより、シーケンス同期化を見つけることができる。また、パワー計算が振幅絶対値の計算で置換されてもよく、これにより、計算の複雑度を低減することができる。
この例において、クロック同期化の後に、受信機側の計算ユニット3021は、逐一に来ているシンボルについて、そのパワー又は振幅絶対値又は振幅計算による他の量を計算することができる。参照値取得ユニット703は、N回(Nは1よりも大きい正整数である)の計算により得られたシンボルのパワー又は振幅絶対値又は振幅計算による他の量に対して平均化を行うことができ、Nの値の選択は、安定な参照値を得ることができるよう行われてもよい。閾値設定ユニット704は、得られた参照値、及び、送信機側の振幅制限によるトレーニングシンボルへのパワー衰減に基づいて、適切な閾値を設定することができる。
その後、計算ユニット3021は、逐一に来ているシンボルについて、そのパワー又は振幅絶対値又は振幅計算による他の量を計算することができ、判断ユニット3022は、各シンボルのパワー又は振幅絶対値又は振幅計算による他の量と、閾値設定ユニット704が設定した閾値との比較を行い、現在のシンボルがトレーニングシンボルであるかどうをを判断することができる。
この例において、閾値設定ユニット704が設定した初期の閾値は、十分に大きく設置することができ、これにより、安定な閾値を設定する前に誤った同期化指示が出ないことを保証することができる。判断の量が振幅絶対値である時に、このような方法の各シンボルの計算複雑度は、サブキャリアの桁(order of magnitude)のモジュール(module)演算及び平均化に基づくものであり;判断の量がパワーである時に、サブキャリアの桁(order of magnitude)の乗算の複雑度が更に追加され得る。
上述のDMTシステムを例とする。図8は、N=100のとき、異なる振幅制限波高因子の場合に、送信機及び受信機側が得たトレーニングシンボルと参照値のパワー比であり、そのうち、振幅制限波高因子は、システムの固定の値であってもよい。波高因子が3.16である時に、トレーニングシンボルのパワーの振幅制限後の値は、参照値より8.69dB小さくなり、受信機側においてその差はノイズ影響を受けて、7.09dBになり、よって、閾値は、参照値より4dB小さいものを選択することができる。振幅制限波高因子が小さいほど、トレーニングシンボルに対してのパワー減衰が大きく、容易に検出される。
他の例において、受信機のクロック同期化信号の一つのシンボルの一部の特殊なサンプリング点のパワーを監視測定することにより、シーケンス同期化を検出することができる。図9は、本発明の実施例におけるシーケンス同期化装置の他の構成図である。図9に示すように、シーケンス同期化装置900は、信号受信ユニット301及びシンボル検出ユニット302を上述のように含む。
図9に示すように、シンボル検出ユニット302は、選択ユニット901、計算ユニット902及び判断ユニット903を含んでもよく、そのうち、選択ユニット901は、信号中のシンボルの複数のサンプリング点を選択し、計算ユニット902は、複数のサンプリング点に基づいて、該シンボルのパワー又は振幅絶対値又は振幅計算による他の量を計算し;判断ユニット903は、該シンボルのパワー又は振幅絶対値又は振幅計算による他の量と、所定閾値との比較を行い、比較結果に基づいて該シンボルがトレーニングシンボルであるかどうかかを判断する。
具体的な実施に当たって、シンボル毎に検出を行ってもよい。信号の各シンボルに対して逐一検出を行い、判断ユニット903の判断結果に基づいてシーケンス同期化を実現することができる。そのうち、所定閾値は、経験値に基づいて予め設定されてもよく、計算により取得されてもよい。
図10は、本発明の実施例におけるシーケンス同期化装置の他の構成図である。図10に示すように、シーケンス同期化装置1000は、上述のように、信号受信ユニット301及びシンボル検出ユニット302を含み、且つ、シンボル検出ユニット302は、選択ユニット901、計算ユニット902及び判断ユニット903を含んでもよい。
図10に示すように、シーケンス同期化装置1000は更に、参照値取得ユニット1004及び閾値設定ユニット1005を含んでもよく、そのうち、参照値取得ユニット1004は、信号の複数のシンボルのパワー又は振幅絶対値又は振幅計算による他の量に対して平均化を行って参照値を取得し、閾値設定ユニット1005は、該参照値及び送信機の振幅制限情報に基づいて該所定閾値を確定する。
この例において、トレーニングシンボルが同相変調されていれば、トレーニングシンボルと伝送データが波形の中間の時刻におけるパワーの差がかなり大きい。また、チャンルの有効な記憶長さが有限であり、各シンボルの境界の時刻における波形が中間の時刻におけるものに影響を与えることが難しいため、このようなパワーの差は、ノイズによる影響のみを受け、且つ、受信側のみに存在するため、トレーニングシンボルの検出のために用いることができる。また、パワーの計算を振幅絶対値の計算で置換することにより、計算の複雑度を低減することもできる。
この例において、クロック同期化の後に、計算ユニット902は、逐一に来ているシンボルについて、その中間のM個(Mは1よりも大きい正整数である)のサンプリング点だけを取ってもよく、Mの値の選択は、シングルシンボルの安定な計算値を得ることができるように行われてもよく、計算ユニット902は、取得したM個のサンプリング点について、そのパワー又は振幅絶対値又は振幅計算による他の量を計算してもよい。参照値取得ユニット1004は、N回の計算により得られたパワー又は振幅絶対値又は振幅計算による他の量に対して平均化を行ってもよく、Nの値の選択は、安定な参照値を得ることができることように行われてもよい。閾値設定ユニット1005は、得られた参照値、及び、送信機の振幅制限によるトレーニングシンボルへのパワー衰減に基づいて、適切な閾値を設定してもよい。
その後、計算ユニット902は、その後に逐一に来ているシンボルについて、そのパワー又は振幅絶対値又は振幅計算による他の量を計算してもよい。判断ユニット903は、各シンボルのパワー又は振幅絶対値又は振幅計算による他の量と、閾値設定ユニット1005が設定した閾値との比較を行い、現在のシンボルがトレーニングシンボルであるかどうかを判断してもよい。
この例において、判断の量が振幅絶対値である時に、この方法の各シンボルの計算複雑度は、M個のモジュール演算及び平均化であり、判断の量がパワーである時に、M個の乗算の複雑度が更に追加され得る。
上述のDMTシステムを例とする。図11は、本発明の実施例における送信機及び受信機側が得たトレーニングシンボルの中間サンプリング点と参照値とのパワー比を示す図であり、送信機及び受信機側が得たトレーニングシンボルの中間サンプリング点のパワーと参照値のパワーとの比を示しており、この比は、計算時に取った中間サンプリング点の数により影響される。
M=100の時に、送信機側のトレーニングシンボルは参照値より32.15dB小さくなり、受信機側においてノイズの影響を受けてその差は21.25dBになる。よって、閾値は、参照値より10dB小さいものを選択してもよい。Mが大きいほど、取ったサンプリング点が多く、境界に接近し、境界におけるトレーニングシンボルと参照値とのパワー差が小さく、検出され難い。Mが小さいほど、パワー差が大きく、検出され易く、計算複雑度が低い。しかしながら、Mが小さすぎては行けなく、伝送データに対して計算されたパワーがシンボル全体のパワーに接近するように、十分に足りる数の点を有しなければならず、これにより、誤った判断を避けることができる。
なお、以上は、シンボルのM個の中間サンプリング点を取ることを例として説明したが、本発明は、これに限定されない。例えば、トレーニングシンボルが固定位相差を採用して変調された時に、トレーニングシンボル及び伝送データが波形の他の時刻におけるパワー差が大きい可能性があるので、シンボルのM個の非中間のサンプリング点を取ってもよい。即ち、実際の状況に応じて具体的な実施方式を確定してもよい。
上述の実施例からわかるように、全部又は一部のサブキャリアに基づいて、同相変調されている又は固定位相差を以て変調されているトレーニングシンボルを検出することにより、できるだけ最小の複雑度でシーケンス同期化を実現することができるのみならず、シーケンス同期化装置が簡単、迅速及び正確にシーケンス同期化を行えるようにさせることもできる。
本発明の本実施例において、シーケンス同期化方法が提供され、それは、実施例1におけるシーケンス同期化装置に対応するため、ここでは同じ内容を省略する。
図12は、本発明の本実施例におけるシーケンス同期化方法のフローチャートである。図12に示すように、前記シーケンス同期化方法は、次のステップを含む。
ステップ1201:クロック同期化後の、トレーニングシンボルを含む信号を受信し、該トレーニングシンボルは、全部又は一部のサブキャリアに基づいて、同相変調されている又は固定位相差を以て変調されているものであり;
ステップ1202:該トレーニングシンボルを検出し、信号のシーケンス同期化を実現する。
一例において、トレーニングシンボルを検出し、信号のシーケンス同期化を実現することは、具体的に、信号中のシンボルについて、そのパワー又は振幅絶対値又は振幅計算による他の量を計算し、及び、該シンボルのパワー又は振幅絶対値又は振幅計算による他の量と、所定閾値との比較を行い、比較結果に基づいて該シンボルがトレーニングシンボルであるかどうかを判断することを含む。
他の例において、トレーニングシンボルを検出し、信号のシーケンス同期化を実現することは、具体的に、信号中のシンボルの複数のサンプリング点を選択し、複数のサンプリング点に基づいて、該シンボルのパワー又は振幅絶対値又は振幅計算よる他の量を計算しし;及び、該シンボルのパワー又は振幅絶対値又は振幅計算による他の量と、所定閾値との比較を行い、比較結果に基づいて該シンボルがトレーニングシンボルであるかどうかを判断する。
本実施例において、所定閾値は、経験値に基づいて予め設定されてもよく、計算により取得されてもよい。シーケンス同期化方法は、更に、信号の複数のシンボルのパワー又は振幅絶対値又は振幅計算による他の量に対して平均化を行って参照値を取得し、該参照値及び送信機の振幅制限情報に基づいて所定閾値を確定することをも含む。
上述の実施例から分かるように、全部又は一部のサブキャリアに基づいて、同相変調されている又は固定位相差を採用して変調されているトレーニングシンボルを検出することにより、できるだけ最小の複雑度でシーケンス同期化を実現することができるのみならず、シーケンス同期化装置が簡単、迅速及び正確にシーケンス同期化を行えるようにさせることもできる。
本発明の本実施例において、受信機が提供され、該受信機は、実施例1に記載のシーケンス同期化装置を含み、ここでは、同じ内容を省略する。
本実施例において、該受信機は、次のユニットを含む。
クロック同期化ユニット:送信機が送信した、トレーニングシンボルを含む信号を受信してクロック同期化を行い、前記トレーニングシンボルは、全部又は一部のサブキャリアに基づいて、同相変調されており又は固定位相差を以て変調されており;
シーケンス同期化ユニット:クロック同期化後の信号を受信し、前記トレーニングシンボルを検出して前記信号のシーケンス同期化を実現し;
信号復調ユニット:シーケンス同期化後の信号に対して復調を行い;
デコーディングユニット:復調後の信号に対してデコーディングを行う。
また、本発明の実施例では、マルチキャリア通信システムが更に提供され、該マルチキャリア通信システムは、次のものを含む。
送信機:トレーニングシンボルを含む信号を送信し、前記トレーニングシンボルは、全部又は一部のサブキャリアに基づいて、同相変調されており又は固定位相差を採用して変調されており;
受信機:前記送信機が送信した、前記トレーニングシンボルを含む信号を受信し、前記信号に対してクロック同期化を行った後に、前記トレーニングシンボルを検出して前記信号のシーケンス同期化を実現し、そして、信号復調及びデコーディングを行う。
本発明の実施例では、コンピュータ可読プログラムが更に提供され、そのうち、シーケンス同期化装置において前記プログラムを実行する時に、前記プログラムは、コンピュータに、前記シーケンス同期化装置において実施例2に記載のシーケンス同期化方法を実行させる。
本発明の実施例では、コンピュータ可読プログラムを記憶した記憶媒体が更に提供され、そのうち、前記コンピュータ可読プログラムは、コンピュータに、シーケンス同期化装置において実施例2に記載のシーケンス同期化方法を実行させる。
なお、本発明の上述の装置及び方法は、ハードウェアにより実現されてもよく、ハードウェアとソフトウェアとの組み合わせにより実現されてもよい。また、本発明は、このようなコンピュータ可読なプログラムにも関し、即ち、前記プログラムは、ロジック部により実行されている時に、前記ロジック部に、上述の装置又は構成部品を実現させることができ、又は、前記ロジック部に、上述の各種方法又はステップを実現させることができる。本発明は、さらに、上述のプログラムを記録している記憶媒体、例えば、ハードディスク、磁気ディスク、光ディスク、DVD、flashメモリなどにも関する。
また、上述の各実施例を含む実施形態に関し、更に以下の付記を開示する。
(付記1)
シーケンス同期化装置であって、
クロック同期化後の、トレーニングシンボルを含む信号を受信する信号受信ユニットであって、前記トレーニングシンボルは、全部又は一部のサブキャリアに基づいて、同相変調されており、又は、固定位相差を用いて変調されている、信号受信ユニット;及び
前記トレーニングシンボルを検出し、前記信号のシーケンス同期化を実現するシンボル検出ユニットを含む、装置。
(付記2)
付記1に記載のシーケンス同期化装置であって、
前記シンボル検出ユニットは、
前記信号中のシンボルについて、振幅に関する値を計算する計算ユニット;及び
前記シンボルの、振幅に関する値と、所定閾値との比較を行い、比較結果に基づいて前記シンボルが前記トレーニングシンボルであるかどうかを判断する判断ユニットを含む、装置。
(付記3)
付記1に記載のシーケンス同期化装置であって、
前記シンボル検出ユニットは、
前記信号中のシンボルの複数のサンプリング点を選択する選択ユニット;
前記複数のサンプリング点に基づいて、前記シンボルの、振幅に関する値を計算する計算ユニット;及び
前記シンボルの、振幅に関する値と、所定閾値との比較を行い、比較結果に基づいて、前記シンボルが前記トレーニングシンボルであるかどうかを判断する判断ユニットを含む、装置。
(付記4)
付記2又は3に記載のシーケンス同期化装置であって、
前記シーケンス同期化装置は、更に、
前記信号の複数のシンボルの、振幅に関する値に対して平均化を行って参照値を取得する参照値取得ユニット;及び
前記参照値及び送信機の振幅制限情報に基づいて、前記所定閾値を確定する閾値設定ユニットを含む、装置。
(付記5)
シーケンス同期化方法であって、
クロック同期化後の、トレーニングシンボルを含む信号を受信し、前記トレーニングシンボルは、全部又は一部のサブキャリアに基づいて、同相変調されており、又は、固定位相差を用いて変調されており;及び
前記トレーニングシンボルを検出し、前記信号のシーケンス同期化を実現することを含む、方法。
(付記6)
付記5に記載のシーケンス同期化方法であって、
前記トレーニングシンボルを検出し、前記信号のシーケンス同期化を実現することは、
前記信号中のシンボルについて、振幅に関する値を計算し;及び
前記シンボルの、振幅に関する値と、所定閾値との比較を行い、比較結果に基づいて前記シンボルが前記トレーニングシンボルであるかどうかを判断することを含む、方法。
(付記7)
付記5に記載のシーケンス同期化方法であって、
前記トレーニングシンボルを検出し、前記信号のシーケンス同期化を実現することは、
前記信号中のシンボルの複数のサンプリング点を選択し;
前記複数のサンプリング点に基づいて、前記シンボルの、振幅に関する値を計算し;及び
前記シンボルの、振幅に関する値と、所定閾値との比較を行い、比較結果に基づいて、前記シンボルが前記トレーニングシンボルであるかどうかを判断することを含む、方法。
(付記8)
付記6又は7に記載のシーケンス同期化方法であって、
前記シーケンス同期化方法は、更に、
前記信号の複数のシンボルの、振幅に関する値にたして平均化を行って参照値を取得し;及び
前記参照値及び送信機の振幅制限情報に基づいて前記所定閾値を確定することを含む、方法。
(付記9)
受信機であって、
送信機が送信した、トレーニングシンボルを含む信号を受信してクロック同期化を行うクロック同期化ユニットであって、前記トレーニングシンボルは、全部又は一部のサブキャリアに基づいて、同相変調されており、又は、固定位相差を採用して変調されている、クロック同期化ユニット;
クロック同期化後の信号を受信し、前記トレーニングシンボルを検出し、前記信号のシーケンス同期化を実現するシーケンス同期化ユニット;
シーケンス同期化後の信号に対して復調を行う信号復調ユニット;及び
復調後の信号に対してデコーディングを行うデコーディングユニットを含む、受信機。
(付記10)
付記9に記載の受信機であって、
前記シーケンス同期化ユニットは、
クロック同期化後の、トレーニングシンボルを含む信号を受信する信号受信ユニットであって、前記トレーニングシンボルは、全部又は一部のサブキャリアに基づいて、同相変調されており、又は、固定位相差を用いて変調されている、信号受信ユニット;及び
前記トレーニングシンボルを検出し、前記信号のシーケンス同期化を実現するシンボル検出ユニットを含む、受信機。
(付記11)
付記10に記載の受信機であって、
前記シンボル検出ユニットは、
前記信号中のシンボルについて、振幅に関する値を計算する計算ユニット;及び
前記シンボルの、振幅に関する値と、所定閾値との比較を行い、比較結果に基づいて、前記シンボルが前記トレーニングシンボルであるかどうかを判断する判断ユニットを含む、受信機。
(付記12)
付記10に記載の受信機であって、
前記シンボル検出ユニットは、
前記信号中のシンボルの複数のサンプリング点を選択する選択ユニット;
前記複数のサンプリング点に基づいて、前記シンボルの、振幅に関する値を計算する計算ユニット;及び
前記シンボルの、振幅に関する値と、所定閾値との比較を行い、比較結果に基づいて前記シンボルが前記トレーニングシンボルであるかどうかを判断する判断ユニットを含む、受信機。
(付記13)
付記11又は12に記載の受信機であって、
前記シーケンス同期化ユニットは、更に、
前記信号の複数のシンボルの、振幅に関する値に対して平均化を行って参照値を得る参照値取得ユニット;及び
前記参照値及び送信機の振幅制限情報に基づいて前記所定閾値を確定する閾値設定ユニットを含む、受信機。
(付記14)
マルチキャリア通信システムであって、
トレーニングシンボルを含む信号を送信する送信機であって、前記トレーニングシンボルは、全部又は一部のサブキャリアに基づいて、同相変調されており、又は、固定位相差を採用して変調されている、送信機;及び
前記送信機が送信した、前記トレーニングシンボルを含む信号を受信する受信機であって、前記信号に対してクロック同期化を行った後に、前記トレーニングシンボルを検出し、前記信号のシーケンス同期化を実現し、信号復調及びデコーディングを行う受信機を含む、システム。
(付記15)
コンピュータ可読プログラムであたて、
シーケンス同期化装置において前記プログラム時を実行する時に、前記プログラムは、コンピュータに、前記シーケンス同期化装置において、付記5ないし付記8中の任意の一項に記載のシーケンス同期化方法を実行させるための、プログラム。
(付記16)
コンピュータ可読プログラムを記憶した記憶媒体であって、
前記コンピュータ可読プログラムは、コンピュータに、シーケンス同期化装置において、付記5ないし8中の任意の一項に記載のシーケンス同期化方法を実行させる、記憶媒体。
以上、本発明の好ましい実施形態を説明したが、本発明はこの実施形態に限定されず、本発明の趣旨を離脱しない限り、本発明に対するあらゆる変更は本発明の技術的範囲に属する。

Claims (6)

  1. シーケンス同期化装置であって、
    クロック同期化後の、トレーニングシンボルを含む信号を受信する信号受信ユニットであって、前記トレーニングシンボルは、全部又は一部のサブキャリアに同様の位相を持たせるように変調されている、信号受信ユニット;及び
    前記トレーニングシンボルを検出し、前記信号のシーケンス同期化を実現するシンボル検出ユニットを含み、
    前記シンボル検出ユニットは、
    前記信号中のシンボルについて、振幅に関する値を計算する計算ユニット;及び
    前記シンボルの、振幅に関する値と、所定閾値との比較を行い、比較結果に基づいて前記シンボルが前記トレーニングシンボルであるかどうかを判断する判断ユニットを含み、
    前記シーケンス同期化装置は、更に、
    前記信号の複数のシンボルの、振幅に関する値に対して平均化を行って参照値を取得する参照値取得ユニット;及び
    前記参照値及び送信機の振幅制限情報に基づいて、前記所定閾値を確定する閾値設定ユニットを含む、装置。
  2. シーケンス同期化装置であって、
    クロック同期化後の、トレーニングシンボルを含む信号を受信する信号受信ユニットであって、前記トレーニングシンボルは、全部又は一部のサブキャリアに同様の位相を持たせるように変調されている、信号受信ユニット;及び
    前記トレーニングシンボルを検出し、前記信号のシーケンス同期化を実現するシンボル検出ユニットを含み、
    前記シンボル検出ユニットは、
    前記信号中のシンボルの複数のサンプリング点を選択する選択ユニット;
    前記複数のサンプリング点に基づいて、前記シンボルの、振幅に関する値を計算する計算ユニット;及び
    前記シンボルの、振幅に関する値と、所定閾値との比較を行い、比較結果に基づいて、前記シンボルが前記トレーニングシンボルであるかどうかを判断する判断ユニットを含み、
    前記シーケンス同期化装置は、更に、
    前記信号の複数のシンボルの、振幅に関する値に対して平均化を行って参照値を取得する参照値取得ユニット;及び
    前記参照値及び送信機の振幅制限情報に基づいて、前記所定閾値を確定する閾値設定ユニットを含む、装置。
  3. シーケンス同期化方法であって、
    クロック同期化後の、トレーニングシンボルを含む信号を受信し、前記トレーニングシンボルは、全部又は一部のサブキャリアに同様の位相を持たせるように変調されており;及び
    前記トレーニングシンボルを検出し、前記信号のシーケンス同期化を実現することを含み、
    前記トレーニングシンボルを検出し、前記信号のシーケンス同期化を実現することは、
    前記信号中のシンボルについて、振幅に関する値を計算し;及び
    前記シンボルの、振幅に関する値と、所定閾値との比較を行い、比較結果に基づいて前記シンボルが前記トレーニングシンボルであるかどうかを判断することを含み、
    前記シーケンス同期化方法は、更に、
    前記信号の複数のシンボルの、振幅に関する値に対して平均化を行って参照値を取得し;及び
    前記参照値及び送信機の振幅制限情報に基づいて前記所定閾値を確定することを含む、方法。
  4. シーケンス同期化方法であって、
    クロック同期化後の、トレーニングシンボルを含む信号を受信し、前記トレーニングシンボルは、全部又は一部のサブキャリアに同様の位相を持たせるように変調されており;及び
    前記トレーニングシンボルを検出し、前記信号のシーケンス同期化を実現することを含み、
    前記トレーニングシンボルを検出し、前記信号のシーケンス同期化を実現することは、
    前記信号中のシンボルの複数のサンプリング点を選択し;
    前記複数のサンプリング点に基づいて、前記シンボルの、振幅に関する値を計算し;及び
    前記シンボルの、振幅に関する値と、所定閾値との比較を行い、比較結果に基づいて、前記シンボルが前記トレーニングシンボルであるかどうかを判断することを含み、
    前記シーケンス同期化方法は、更に、
    前記信号の複数のシンボルの、振幅に関する値に対して平均化を行って参照値を取得し;及び
    前記参照値及び送信機の振幅制限情報に基づいて前記所定閾値を確定することを含む、方法。
  5. 請求項1又は2に記載のシーケンス同期化装置を含む、受信機。
  6. 請求項5に記載の受信機を含む、マルチキャリア通信システム。
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