JP6490493B2 - 血液浄化システム - Google Patents

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Description

本発明は、予め設定された所定の工程信号に基づいて複数の血液浄化手段における所定の工程が行われる血液浄化システムに関するものである。
一般に、血液浄化システムは、病院等医療現場における機械室に透析液供給装置を設置しておき、これとは別の場所である透析室(治療室)に透析用監視装置を設置するとともに、これら透析液供給装置と透析用監視装置とを配管で連結させて構成されている。透析液供給装置は、清浄水が供給されて所定濃度の透析液を作製するものである一方、透析用監視装置は、患者に透析治療を施すための血液浄化器(ダイアライザ)の数に対応して複数設置され、透析液供給装置で作製された透析液を配管を介して導入し、血液浄化器に供給する。
すなわち、機械室に設置された透析液供給装置から透析室に設置された複数の透析用監視装置に分配して透析液を送液し、それぞれにおいてダイアライザに透析液を供給するよう構成されているのである。また、透析液供給装置と各透析用監視装置とを電気的に接続しておき、透析治療工程時、配管の洗浄工程又は消毒工程時において、当該透析液供給装置(供給手段)から各透析用監視装置(血液浄化手段)に対して電気信号(工程信号)を送信するものが提案されている(例えば、特許文献1参照)。これにより、各透析用監視装置は、所定の電気信号(工程信号)を受信すると、その信号に応じた動作(ポンプの駆動や電磁弁の開閉等)が行われることとなる。
ところで、透析液供給装置から各透析用監視装置に供給される透析液は、高い清浄度が要求されており、従来、透析液に含有された生物粒子をリアルタイムにて計数し得る生物粒子計数手段を透析装置に配設したものが提案されている。かかる生物粒子計数手段によれば、透析液を所定量採取して生物粒子を培養等するオフラインタイプのものに比べ、透析治療時に透析液の清浄度を正確に把握することができる。
特開2004−16412号公報 特開2013−144057号公報
しかしながら、上記従来の血液浄化システムにおいては、透析液の清浄度についてリアルタイムにて把握させ得るものの、生物粒子計数手段による計数値に基づいて透析液供給装置又は各透析用監視装置にて何らかの動作が行われるものではない。したがって、生物粒子計数手段によってリアルタイムに得られた生物粒子の計数値を有効に活用することができないという問題があった。そこで、本出願人は、生物粒子計数手段による計数値に基づいて透析液供給装置又は各透析用監視装置にて所定の動作を行わせ、生物粒子計測手段によってリアルタイムに得られた生物粒子の計数値を有効活用させることを鋭意検討するに至った。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたもので、生物粒子計数手段による計数値を有効活用することができる血液浄化システムを提供することにある。
請求項1記載の発明は、患者に血液浄化治療を施すための血液浄化器が取り付けられる複数の血液浄化手段と、該血液浄化手段のそれぞれに透析液、透析液原液、熱湯、洗浄液又は消毒液等の所定の液体を供給可能な供給手段とを具備し、予め設定された所定の工程信号に基づいて複数の前記血液浄化手段における所定の工程が行われる血液浄化システムにおいて、前記血液浄化手段に供給される前記所定の液体に含有された生物粒子をリアルタイムにて計数し得る生物粒子計数手段を具備し、当該生物粒子計数手段による計数値に基づいて所定の動作が行われるとともに、当該所定の動作が前記工程信号に応じて決定されるものとされ、且つ、前記工程信号に基づき行われる工程は、前記血液浄化手段による血液浄化治療を行わせる治療工程、前記所定の液体を流通させる流路を洗浄又は消毒させる洗浄消毒工程を有するとともに、前記所定の動作は、当該治療工程又は洗浄消毒工程に応じた前記生物粒子計数手段による計数値に基づく動作とされることを特徴とする。
請求項記載の発明は、請求項1記載の血液浄化システムにおいて、前記所定の動作は、前記治療工程のとき、前記生物粒子計数手段による計数値に基づいて、前記血液浄化手段に供給される前記所定の液体の清浄度を報知、又は前記血液浄化手段による血液浄化治療を継続若しくは停止させる動作とされるとともに、前記洗浄消毒工程のとき、前記生物粒子計数手段による計数値に基づいて、洗浄又は消毒の効果を監視、又は前記所定の液体を流通させる流路の清浄度を報知する動作とされることを特徴とする。
請求項記載の発明は、請求項記載の血液浄化システムにおいて、前記洗浄消毒工程のとき、前記生物粒子計数手段による計数値に基づいて、前記洗浄又は消毒を追加で行わせることを特徴とする。
請求項記載の発明は、請求項1〜3の何れか1つに記載の血液浄化システムにおいて、前記所定の液体を流通させる流路から前記生物粒子計数手段に前記所定の液体を導く導入流路を有するとともに、前記洗浄消毒工程は、前記所定の液体を流通させる流路に熱湯又は消毒液を流通させる消毒工程を有し、当該消毒工程のとき、前記導入流路による熱湯又は消毒液の導入を制限し得ることを特徴とする。
請求項記載の発明は、請求項1〜4の何れか1つに記載の血液浄化システムにおいて、前記血液浄化手段に供給される前記所定の液体を清浄化する清浄化フィルタを具備するとともに、前記生物粒子計数手段は、当該清浄化フィルタの少なくとも下流側を流れる前記所定の液体の生物粒子を計数し得るものとされ、前記工程信号に応じて、当該清浄化フィルタの清浄化効果を評価し得ることを特徴とする。
請求項記載の発明は、請求項記載の血液浄化システムにおいて、前記生物粒子計数手段は、前記清浄化フィルタの上流側及び下流側を流れる前記所定の液体の生物粒子をそれぞれ計数して比較し得るものとされ、前記工程信号に応じて、当該清浄化フィルタの清浄化効果を評価し得ることを特徴とする。
請求項1の発明によれば、血液浄化手段に供給される所定の液体に含有された生物粒子をリアルタイムにて計数し得る生物粒子計数手段を具備し、当該生物粒子計数手段による計数値に基づいて所定の動作が行われるとともに、当該所定の動作が工程信号に応じて決定されるので、生物粒子計数手段による計数値を有効活用することができる。
また、工程信号に基づき行われる工程は、血液浄化手段による血液浄化治療を行わせる治療工程、所定の液体を流通させる流路を洗浄又は消毒させる洗浄消毒工程を有するとともに、所定の動作は、当該治療工程又は洗浄消毒工程に応じた生物粒子計数手段による計数値に基づく動作とされるので、生物粒子計数手段による計数値に基づき、治療工程及び洗浄消毒工程に応じた所定動作を行わせることができる。
請求項の発明によれば、所定の動作は、治療工程のとき、生物粒子計数手段による計数値に基づいて、血液浄化手段に供給される所定の液体の清浄度を報知、又は血液浄化手段による血液浄化治療を継続若しくは停止させる動作とされるとともに、洗浄消毒工程のとき、生物粒子計数手段による計数値に基づいて、洗浄又は消毒の効果を監視、又は所定の液体を流通させる流路の清浄度を報知する動作とされるので、生物粒子計数手段による計数値に基づき、治療工程及び洗浄消毒工程に応じたより適切な所定動作を行わせることができる。
請求項の発明によれば、洗浄消毒工程のとき、生物粒子計数手段による計数値に基づいて、洗浄又は消毒を追加で行わせるので、洗浄又は消毒をより確実に行わせることができる。
請求項の発明によれば、所定の液体を流通させる流路から生物粒子計数手段に所定の液体を導く導入流路を有するとともに、洗浄消毒工程は、所定の液体を流通させる流路に熱湯又は消毒液を流通させる消毒工程を有し、当該消毒工程のとき、導入流路による熱湯又は消毒液の導入を制限し得るので、熱湯又は消毒液により生物粒子計測手段が損傷してしまうのを防止することができる。
請求項の発明によれば、血液浄化手段に供給される所定の液体を清浄化する清浄化フィルタを具備するとともに、生物粒子計数手段は、当該清浄化フィルタの少なくとも下流側を流れる所定の液体の生物粒子を計数し得るものとされ、工程信号に応じて、当該清浄化フィルタの清浄化効果を評価し得るので、清浄化フィルタの性能や寿命を正確に把握することができる。
請求項の発明によれば、生物粒子計数手段は、清浄化フィルタの上流側及び下流側を流れる所定の液体の生物粒子をそれぞれ計数して比較し得るものとされ、工程信号に応じて、当該清浄化フィルタの清浄化効果を評価し得るので、清浄化フィルタの性能や寿命をリアルタイム且つ正確に把握することができる。
本発明の実施形態に係る血液浄化システムを示す全体模式図 同血液浄化システムにおける監視装置(血液浄化手段)の構成を示す模式図 同血液浄化システムにおける制御内容(治療工程時の制御)を示すフローチャート 同血液浄化システムにおける制御内容(洗浄消毒工程及び治療工程時の制御)を示すフローチャート 同血液浄化システムにおける制御内容(洗浄消毒工程時の制御)を示すフローチャート 本発明の第2の実施形態に係る血液浄化システムを示す全体模式図 本発明の他の実施形態に係る血液浄化システムを示す全体模式図 本発明の更に他の実施形態に係る血液浄化システムを示す全体模式図
以下、本発明の実施形態について図面を参照しながら具体的に説明する。
第1の実施形態に係る血液浄化システムは、所定濃度の透析液を複数の透析用監視装置に供給するためのものであり、図1に示すように、病院等医療現場における透析室(治療室)に設置された複数の監視装置1(本発明の「血液浄化手段」に相当)と、当該医療現場における透析室とは別の場所である機械室に設置された透析液供給装置2(本発明の「供給手段」に相当)とから主に構成される。
監視装置1(血液浄化手段)は、患者に血液浄化治療(血液透析治療)を施すためのダイアライザ8(血液浄化器)(図2参照)が取り付けられ、透析液供給装置2から供給された透析液を当該ダイアライザ8に供給するためのもので、透析室に複数設置されている。かかる監視装置1は、血液透析治療や他の制御内容(洗浄又は消毒)の指示及び所定の表示を行わせ得るタッチパネル1aが配設されている。
より具体的には、複数の監視装置1の各々は、図2に示すように、透析液供給装置2から延設された配管L1が引き込まれるとともに、図示しない排液手段に接続された配管L2を具備し、これら配管L1、L2に跨って複式ポンプ10が配設されて構成されている。このうち監視装置1内における配管L1には、当該配管L1を流れる液体の流量を検出する流量検出センサ11、当該液体の給液圧を検出する液圧検出センサ12、及び当該液体の電導度(濃度)を検出する電導度検出センサ13が配設されている。
また、複式ポンプ10からは、配管L1と連通した透析液導入ラインL4と、配管L2と連通した透析液排出ラインL5が延設されており、カプラCを介して当該透析液導入ラインL4の先端をダイアライザ8の透析液導入口8aに接続し得るとともに、カプラCを介して当該透析液排出ラインL5の先端をダイアライザ8の透析液排出口8bに接続し得るよう構成されている。このように、各監視装置1には、それぞれ患者に応じたダイアライザ8が取り付けられるようになっており、当該ダイアライザ8には、患者の血液を体外循環させる血液回路9が接続されることとなる。
複式ポンプ10のポンプ室は、図示しない単一のプランジャにより、配管L1に接続された送液側ポンプ室と、配管L2に接続された排出側ポンプ室とに隔成されており、当該プランジャが往復動することにより、送液側ポンプ室に送られた透析液又は洗浄液をダイアライザ8に供給するとともに、ダイアライザ8内の透析液を排出側ポンプ室に吸入するよう構成されている。さらに、監視装置1内には、複式ポンプ10をバイパスしつつ配管L2と透析液排出ラインL5とを連通する配管L3が形成されており、この配管L3の途中に除水ポンプ14が配設されている。かかる除水ポンプ14を駆動させることにより、ダイアライザ8内を流れる患者の血液に対して除水を行わせることが可能とされる。
なお、複式ポンプ10に代えて、所謂チャンバ形式のものとしてもよいとともに、流量検出センサ11、液圧検出センサ12或いは電導度検出センサ13等のセンサ類は、任意選択的に配設してもよく若しくは他の汎用的なものを加えるようにしてもよい。さらに、本実施形態においては、当該センサ類を配管L1に配設するようにしているが、他の配管(例えば配管L2)に配設するものとしてもよい。
透析液供給装置2(供給手段)は、清浄水及び透析液原液を用いて所定濃度の透析液を作製し得るとともに、監視装置1(血液浄化手段)のそれぞれに作製した透析液を供給可能なものである。すなわち、透析液供給装置2は、配管L1を介して複数の監視装置1のそれぞれと接続されており、かかる配管L1を介して監視装置1のそれぞれに透析液、熱湯、洗浄液又は消毒液等の所定の液体を供給し得るよう構成されているのである。なお、透析液供給装置2には、透析液供給や洗浄又は消毒に関する制御内容の指示及び所定の表示を行わせ得るタッチパネル2aが配設されている。
一方、複数の監視装置1は、透析液供給装置2から送信される予め設定された所定の工程信号に基づいて所定の工程(ポンプの駆動や電磁便の開閉等を動作させる工程であって、配管内を透析液に置換する置換工程、血液浄化治療工程或いは洗浄消毒工程等)が行われるよう構成されている。これにより、各監視装置1は、所定の工程信号に従って一律的に且つ一斉に所定の工程が行われることとなる。
なお、本実施形態に係る血液浄化システムにおいては、透析液供給装置2(供給手段)とそれぞれの監視装置1(血液浄化手段)とが、LAN(ローカルエリアネットワーク:構内通信網)にて接続されており、双方向の情報の通信が可能とされている。これにより、本血液浄化システムにおいては、複数の監視装置1に対して透析液供給装置2から所定情報を送信し得るものとされ、上述した工程信号に基づく所定の動作を維持させつつ当該所定情報に基づいて複数の監視装置1を制御し得る構成とされている。
すなわち、透析液供給装置2とそれぞれの監視装置1との間は、LANケーブルαを介在してLAN接続されているとともに、透析液供給装置2にはLANケーブルαを介して監視装置1との間で通信するためのインターフェイス部4及び制御部5が配設される一方、監視装置1のそれぞれにはLANケーブルαを介して透析液供給装置2との間で通信するためのインターフェイス部6及び制御部7(図2参照)が配設されているのである。さらに、LANケーブルαには、透析通信システムTが接続されており、監視装置1及び透析液供給装置2の間の通信が制御されるよう構成されている。なお、かかるLANは、本実施形態の如くLANケーブルαを用いるもの(有線)に限らず、無線で双方向の情報の通信が可能なもの(無線LAN)であってもよい。
そして、透析液供給装置2においては、制御部5による所定の動作(透析液の作製等)が行われるとともに、インターフェイス部4を介して工程信号を監視装置1に送信し得るようになっている。また、監視装置1においては、インターフェイス部6にて透析液供給装置2から工程信号を受信すると、その工程信号に基づく動作(治療前のプライミング、血液透析治療、返血、洗浄・消毒等)が制御部7による制御にて行われる。
ここで、本実施形態においては、配管L1における全ての監視装置1より上流側に生物粒子計数手段3が接続されている。かかる生物粒子計数手段3は、導入流路L1aを介して配管L1に接続され、当該配管L1を流通しつつ監視装置1に供給される前の所定の液体(透析液、熱湯、洗浄液又は消毒液等)が導かれるよう構成されてり、その導かれた所定の液体に含有された生物粒子(生物に由来する微粒子)をリアルタイムにて計数し得るものである。
より具体的には、本実施形態に係る生物粒子計数手段3は、導入流路L1aから導入した液体に特定の波長のレーザ光を照射し、その散乱光や自家蛍光を検出する光検出部3aと、光検出部3aから出力された信号に基づいて自家蛍光数を計数する自家蛍光計数部3bとを有して構成されており、当該自家蛍光数が生物粒子数(生物粒子計数手段3の計数値)としてカウントされる。なお、自家蛍光は、生物粒子内(細胞内)に存在する代謝に必要な物質(リボフラビン、NAD(P)H(ニコチンアミドアデニンジヌクレオチド(リン酸)等)から発せられる光(レーザ光が生物粒子に吸収されてそのエネルギーを利用して放出される光)である。
また、生物粒子計数手段3は、透析液供給装置2のインターフェイス部4と配線βを介して電気的に接続されており、その計数値(生物粒子の個数)が透析液供給装置2に送信可能とされている。そして、本実施形態においては、受信した生物粒子計数手段3による計数値に基づいて所定の動作(透析液供給装置2による動作、監視装置1による動作及び本血液浄化システムを構成する他の装置による動作を含む)が行われるとともに、当該所定の動作が工程信号に応じて決定されるよう構成されている。
具体的には、工程信号に基づき行われる工程は、監視装置1による血液浄化治療を行わせる治療工程、所定の液体を流通させる流路(導入流路L1a)を洗浄又は消毒させる洗浄消毒工程を有するとともに、所定の動作は、当該治療工程又は洗浄消毒工程に応じた生物粒子計数手段3による計数値に基づく動作とされる。例えば、所定の動作は、治療工程のとき、生物粒子計数手段3による計数値に基づいて、監視装置1に供給される所定の液体の清浄度を報知、又は監視装置1による血液浄化治療を継続若しくは停止させる動作とされるとともに、洗浄消毒工程のとき、生物粒子計数手段3による計数値に基づいて、洗浄又は消毒の効果を監視、又は所定の液体を流通させる流路(配管L1)の清浄度を報知する動作とされる。
さらに、本実施形態においては、洗浄消毒工程のとき、生物粒子計数手段3による計数値に基づいて、洗浄又は消毒を追加で行わせるようにしてもよい。加えて、本実施形態においては、所定の液体を流通させる流路(配管L1)から生物粒子計数手段3に所定の液体を導く導入流路L1aを有するとともに、洗浄消毒工程は、所定の液体を流通させる流路(配管L1)に熱湯又は消毒液を流通させる消毒工程を有し、当該消毒工程のとき、例えば導入流路L1aに配設された弁(不図示)等により、導入流路L1aによる熱湯又は消毒液の導入を制限し得るよう構成することができる。この場合の制限は、消毒工程が開始された際、導入流路L1aに配設された弁を閉状態とすることにより、その流路を遮断する形態を含み、さらに必要に応じて導入流路L1aの消毒を行わせるため、時々消毒液を導入するものであってもよい。生物粒子計数手段3を構成する機器の保護のため、消毒時間を短縮することもできる。
次に、本実施形態に係る血液浄化システムにおける制御内容について、図3〜5のフローチャートに基づいて説明する。
先ず、治療工程における制御内容について、図3のフローチャートに基づいて説明する。S1にて、透析液供給装置2から治療工程を行わせるための工程信号が各監視装置1に発信されると、S2にて生物粒子計数手段3による生物粒子の計数が行われる。そして、S3にて生物粒子計数手段3による計数値が所定の閾値aより小さいか否かが判定され、計数値が閾値aより小さいと判定された場合、S4に進んで治療を継続して行わせる。
また、S3にて計数値が閾値aより小さくないと判定された場合、S5に進み、計数値が所定の閾値b(但し、a<b)より小さいか否か判定され、計数値が閾値bより小さいと判定された場合は、S6に進んで所定の報知が行われた後、S4に進んで治療を継続して行わせる。S6にて行われる報知は、生物粒子が多く清浄度が悪化している旨の表示等にて行われ、例えば操作者が次回の洗浄消毒時、洗浄消毒の効果を上げるために時間を延ばすなど、必要に応じた処置を行わせることができる。一方、S5にて計数値が閾値bより小さくないと判定された場合、S7に進み、清浄度が極めて悪い旨を把握させ得る所定の警報が行われた後、S8にて操作者により治療継続をするか否かが判定される。そして、S8にて操作者により治療継続をする判断がされた場合、S4に進んで治療を継続させるとともに、治療継続をしないと判断された場合、S9に進んで治療を停止させる。
次に、洗浄消毒工程における制御内容について、図4のフローチャートに基づいて説明する。S1にて、透析液供給装置2から洗浄消毒工程を行わせるための工程信号が各監視装置1に発信されると、S2にて生物粒子計数手段3による生物粒子の計数が停止されるとともに、S3にて洗浄消毒に必要な動作(洗浄液及び消毒液の流通等)が行われる。そして、洗浄消毒工程が終了し、S4にて、治療工程を行わせるための工程信号が透析液供給装置2から各監視装置1に発信されると、S5にて治療に必要な動作(透析液の供給等)が行われる。
その後、S6にて生物粒子計数手段3による生物粒子の計数が行われ、S7にて計数値が予め設定した閾値A(治療経過に伴うトレンドから正常範囲として設定された値)より小さいか否かが判定され、計数値が閾値Aより小さい場合、S8に進んで治療を継続して行わせる。また、S7にて計数値が閾値Aより小さくないと判定された場合、S9に進み、計数値が予め設定した閾値B(治療に影響を及ぼすと考えられる値)より小さいか否か判定され、計数値が閾値Bより小さいと判定された場合は、S10に進んで所定の報知が行われた後、S8に進んで治療を継続して行わせる。
S10にて行われる報知は、生物粒子が多く清浄度が悪化している旨の表示等にて行われ、例えば操作者が次回の洗浄消毒時、洗浄消毒の効果を上げるために時間を延ばすなど、必要に応じた処置を行わせることができる。一方、S9にて計数値が閾値Bより小さくないと判定された場合、S11に進み、清浄度が極めて悪い旨を把握させ得る所定の警報が行われた後、S12にて操作者により治療継続をするか否かが判定される。そして、S12にて操作者により治療継続をする判断がされた場合、S8に進んで治療を継続させるとともに、治療継続をしないと判断された場合、S13に進んで治療を停止させる。
次に、洗浄消毒工程における他の制御内容について、図5のフローチャートに基づいて説明する。S1にて、透析液供給装置2から洗浄消毒工程を行わせるための工程信号が各監視装置1に発信されると、S2にて生物粒子計数手段3による生物粒子の計数が停止されるとともに、S3にて消毒に必要な動作(消毒液の流通等)が行われる。そして、消毒動作が終了し、S4にて洗浄動作が開始すると、S5にて生物粒子計数手段3による生物粒子の計数が行われる。
そして、S6にて生物粒子計数手段3による計数値が所定の閾値A’より小さいか否かが判定され、計数値が閾値A’(治療経過に伴うトレンドから正常範囲として設定された値)より小さいと判定された場合、S7に進んで透析液の供給を行わせる。また、S6にて計数値が閾値A’より小さくないと判定された場合、S8に進み、計数値が閾値B’(治療に影響を及ぼすと考えられる値)より小さいか否か判定され、計数値が閾値B’より小さいと判定された場合は、S9に進んで所定の報知が行われた後、S7に進んで透析液の供給を行わせる。
S9にて行われる報知は、生物粒子が多く清浄度が悪化している旨の表示等にて行われ、例えば操作者が次回の洗浄消毒時、洗浄消毒の効果を上げるために時間を延ばすなど、必要に応じた処置を行わせることができる。一方、S8にて計数値が閾値B’より小さくないと判定された場合、S10に進み、清浄度が極めて悪い旨を把握させ得る所定の警報が行われた後、S11にて操作者により追加の消毒及び洗浄を行わせるか否かが判定される。
S11にて操作者により追加の消毒及び洗浄を行わせると判断されると、S2に戻り、一連の動作を再び行わせるとともに、操作者により追加の消毒及び洗浄を行わないと判断されると、S12に進んで、操作者により透析液の供給を行わせてもよいか否かが判定される。その後、S12にて操作者により透析液の供給を行わせてもよいと判定されると、S7にて透析液の供給が行われるとともに、操作者により透析液の供給を行わないと判断されると、S13に進んで、透析液の供給を停止する。
上記実施形態によれば、監視装置1に供給される所定の液体に含有された生物粒子をリアルタイムにて計数し得る生物粒子計数手段3を具備し、当該生物粒子計数手段3による計数値に基づいて所定の動作が行われるとともに、当該所定の動作が工程信号に応じて決定されるので、生物粒子計数手段3による計数値を有効活用することができる。また、本実施形態に係る工程信号に基づき行われる工程は、監視装置1による血液浄化治療を行わせる治療工程、所定の液体を流通させる流路を洗浄又は消毒させる洗浄消毒工程を有するとともに、所定の動作は、当該治療工程又は洗浄消毒工程に応じた生物粒子計数手段3による計数値に基づく動作とされるので、生物粒子計数手段3による計数値に基づき、治療工程及び洗浄消毒工程に応じた所定動作を行わせることができる。
さらに、本実施形態に係る所定の動作は、治療工程のとき、生物粒子計数手段3による計数値に基づいて、監視装置1に供給される所定の液体の清浄度を報知、又は血液浄化手段による血液浄化治療を継続若しくは停止させる動作とされるとともに、洗浄消毒工程のとき、生物粒子計数手段3による計数値に基づいて、洗浄又は消毒の効果を監視、又は所定の液体を流通させる流路の清浄度を報知する動作とされるので、生物粒子計数手段3による計数値に基づき、治療工程及び洗浄消毒工程に応じたより適切な所定動作を行わせることができる。
加えて、本実施形態によれば、洗浄消毒工程のとき、生物粒子計数手段3による計数値に基づいて、洗浄又は消毒を追加で行わせるので、洗浄又は消毒をより確実に行わせることができる。さらに、所定の液体を流通させる流路から生物粒子計数手段3に所定の液体を導く導入流路L1aを有するとともに、洗浄消毒工程は、所定の液体を流通させる流路に熱湯又は消毒液を流通させる消毒工程を有し、当該消毒工程のとき、導入流路L1aによる熱湯又は消毒液の導入を制限し得るので、熱湯又は消毒液により生物粒子計測手段3が損傷してしまうのを防止することができる。
次に、本発明に係る第2の実施形態について説明する。
本実施形態に係る血液浄化システムは、第1の実施形態と同様、所定濃度の透析液を複数の透析用監視装置に供給するためのものであり、図6に示すように、病院等医療現場における透析室(治療室)に設置された複数の監視装置1(本発明の「血液浄化手段」に相当)と、当該医療現場における透析室とは別の場所である機械室に設置された透析液供給装置2(本発明の「供給手段」に相当)とから主に構成される。なお、第1の実施形態と同様の構成要素には同一の符号を付し、それらの説明を省略する。
ここで、本実施形態においては、配管L1における全ての監視装置1より上流側に清浄化フィルタ15及び生物粒子計数手段3が接続されている。清浄化フィルタ15は、監視装置1に供給される所定の液体を清浄化するための微粒子濾過フィルタから成り、生物粒子等の微粒子を吸着(例えば生物粒子と親和性のある抗生物質が含まれた繊維から成るフィルタにて吸着)させるよう構成されている。
本実施形態に係る生物粒子計数手段3は、配管L1における清浄化フィルタ15より上流側から延びる導入流路L1aに接続されたものと、下流側から延びる導入流路L1aに接続されたものとで構成されており、清浄化フィルタ15の上流側及び下流側を流れる所定の液体の生物粒子をそれぞれ計数して比較し得るものとされている。そして、清浄化フィルタ15の上流側及び下流側を流れる所定の液体の生物粒子をそれぞれ計数して比較することにより、工程信号に応じて、当該清浄化フィルタ15の清浄化効果を評価し得るよう構成されている。例えば、治療毎に得られる生物粒子数を比較し、清浄化フィルタ15の前後で値を監視することにより、生物粒子の捕捉具合が低下しているか否かを確認し、清浄化フィルタ15の清浄効果を評価することができる。
また、図7に示すように、配管L1における清浄化フィルタ15より上流側から延びる導入流路L1aの先端と、下流側から延びる導入流路L1aの先端とに単一の生物粒子計数手段3を接続するとともに、上流側から延びる導入流路L1a及び下流側から延びる導入流路L1aのそれぞれに、流路を開閉し得る弁手段16を接続したものとしてもよい。この場合、弁手段16を交互に開状態とすることにより、清浄化フィルタ15の上流側及び下流側を流れる所定の液体の生物粒子をそれぞれ計数して比較することができる。
なお、本実施形態に係る生物粒子計数手段3は、清浄化フィルタ15の上流側及び下流側を流れる所定液体の生物粒子を計数し、それらを比較し得るものとされているが、清浄化フィルタ15の少なくとも下流側を流れる所定の液体の生物粒子を計数し得るものとされ、工程信号に応じて、当該清浄化フィルタ15の清浄化効果を評価し得るものであれば足りる。すなわち、清浄化フィルタ15の下流側のみに生物粒子計数手段3に所定の液体を導入し得る導入流路L1aを接続するものとしてもよいのである。
上記実施形態によれば、監視装置1に供給される所定の液体を清浄化する清浄化フィルタ15を具備するとともに、生物粒子計数手段3は、当該清浄化フィルタ15の少なくとも下流側を流れる所定の液体の生物粒子を計数し得るものとされ、工程信号に応じて、当該清浄化フィルタ15の清浄化効果を評価し得るので、清浄化フィルタ15の性能や寿命を正確に把握することができる。特に、生物粒子計数手段3は、清浄化フィルタ15の上流側及び下流側を流れる所定の液体の生物粒子をそれぞれ計数して比較し得るものとされ、工程信号に応じて、当該清浄化フィルタ15の清浄化効果を評価し得るものとすれば、清浄化フィルタ15の性能の極端な低下や寿命をリアルタイム且つ正確に把握することができる。
以上、本実施形態に係る血液浄化システムついて説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、例えば図8に示すように、監視装置1内に生物粒子計数手段3を配設してもよい。この場合、適用される監視装置1(血液浄化手段)は、同図に示すように、血液回路(不図示)に接続されるダイアライザ8(血液浄化器)と、ダイアライザ8に透析液を導入可能な透析液導入ラインL4と、ダイアライザ8からの排液を排出可能な透析液排出ラインL5と、複式ポンプ10と、除水ポンプ14とを有して構成されている。同図中符号fは、透析液導入ラインL4に接続された濾過フィルタを示している。
ダイアライザ8は、血液回路にて体外循環する血液を浄化するためのもので、血液回路の基端が接続される接続ポート8a、8bと、透析液導入ラインL4及び透析液排出ラインL5がそれぞれ接続される接続ポートとを有している。複式ポンプ10は、透析液導入ラインL4及び透析液排出ラインL5を跨って配設され、透析液導入ラインL4を介してダイアライザ8に透析液を供給しつつ透析液排出ラインL5を介してダイアライザ8からの排液を排出させるものである。なお、透析液排出ラインL5には、複式ポンプ10をバイパスさせるバイパスラインL3が接続されており、そのバイパスラインL3に除水ポンプ14が接続されている。透析液導入ラインL4には、サンプルポートと称される透析液を採取するための透析液取出手段Bが接続されている。
ここで、生物粒子計数手段3は、透析液導入ラインL4における濾過フィルタfと透析液取出手段Bとの間に接続されており、治療工程時にダイアライザ8に供給される透析液や洗浄消毒工程時の洗浄液等における生物粒子を計数し得るよう構成されている。しかして、上記実施形態と同様に、生物粒子計数手段3による計数値に基づいて所定の動作が行われるとともに、当該所定の動作が工程信号に応じて決定されるよう構成されている。
さらに、上記の如きセントラルシステムから成るものに代えて、個人用透析装置から成るものに適用してもよい。この場合、個人用透析装置(本発明の「血液浄化手段」に相当)は、それぞれ透析液原液或いは消毒液を収容したタンクを具備するとともに、供給手段から送液された清浄水及びタンク内の透析液原液を用いて所定濃度の透析液を作製し或いは希釈した消毒液を作製し得るものとされる。なお、供給手段から供給された透析液原液(所定の液体)を血液浄化手段にて所定濃度の透析液に調製して治療を行うものであってもよい。
またさらに、生物粒子計数手段は、監視装置1(血液浄化手段)に供給される所定の液体に含有された生物粒子をリアルタイムにて計数し得るものであればよく、本実施形態のものに限定されない。また、工程信号に基づいて行われる工程は、他の種々工程であってもよく、その工程信号に応じて決定される所定の動作も他の種々動作であってもよい。なお、本実施形態においては、血液透析治療を行うシステムとされているが、他の血液浄化治療を行う血液浄化システムに適用するようにしてもよい。
血液浄化手段に供給される所定の液体に含有された生物粒子をリアルタイムにて計数し得る生物粒子計数手段を具備し、当該生物粒子計数手段による計数値に基づいて所定の動作が行われるとともに、当該所定の動作が工程信号に応じて決定されるものとされ、且つ、工程信号に基づき行われる工程は、血液浄化手段による血液浄化治療を行わせる治療工程、所定の液体を流通させる流路を洗浄又は消毒させる洗浄消毒工程を有するとともに、所定の動作は、当該治療工程又は洗浄消毒工程に応じた生物粒子計数手段による計数値に基づく動作とされる血液浄化システムであれば、他の機能が付加されたもの等にも適用することができる。
1 監視装置(血液浄化手段)
2 透析液供給装置(供給手段)
3 生物信号計数手段
4 インターフェイス部
5 制御部
6 インターフェイス部
7 制御部
8 ダイアライザ(血液浄化器)
9 血液回路
10 複式ポンプ
11 流量検出センサ
12 液圧検出センサ
13 電導度検出センサ
14 除水ポンプ
15 清浄化フィルタ
L1 配管(所定の液体が流通する流路)
L1a 導入流路

Claims (6)

  1. 患者に血液浄化治療を施すための血液浄化器が取り付けられる複数の血液浄化手段と、
    該血液浄化手段のそれぞれに透析液、透析液原液、熱湯、洗浄液又は消毒液等の所定の液体を供給可能な供給手段と、
    を具備し、予め設定された所定の工程信号に基づいて複数の前記血液浄化手段における所定の工程が行われる血液浄化システムにおいて、
    前記血液浄化手段に供給される前記所定の液体に含有された生物粒子をリアルタイムにて計数し得る生物粒子計数手段を具備し、当該生物粒子計数手段による計数値に基づいて所定の動作が行われるとともに、当該所定の動作が前記工程信号に応じて決定されるものとされ、且つ、前記工程信号に基づき行われる工程は、前記血液浄化手段による血液浄化治療を行わせる治療工程、前記所定の液体を流通させる流路を洗浄又は消毒させる洗浄消毒工程を有するとともに、前記所定の動作は、当該治療工程又は洗浄消毒工程に応じた前記生物粒子計数手段による計数値に基づく動作とされることを特徴とする血液浄化システム。
  2. 前記所定の動作は、前記治療工程のとき、前記生物粒子計数手段による計数値に基づいて、前記血液浄化手段に供給される前記所定の液体の清浄度を報知、又は前記血液浄化手段による血液浄化治療を継続若しくは停止させる動作とされるとともに、前記洗浄消毒工程のとき、前記生物粒子計数手段による計数値に基づいて、洗浄又は消毒の効果を監視、又は前記所定の液体を流通させる流路の清浄度を報知する動作とされることを特徴とする請求項1記載の血液浄化システム。
  3. 前記洗浄消毒工程のとき、前記生物粒子計数手段による計数値に基づいて、前記洗浄又は消毒を追加で行わせることを特徴とする請求項記載の血液浄化システム。
  4. 前記所定の液体を流通させる流路から前記生物粒子計数手段に前記所定の液体を導く導入流路を有するとともに、前記洗浄消毒工程は、前記所定の液体を流通させる流路に熱湯又は消毒液を流通させる消毒工程を有し、当該消毒工程のとき、前記導入流路による熱湯又は消毒液の導入を制限し得ることを特徴とする請求項1〜3の何れか1つに記載の血液浄化システム。
  5. 前記血液浄化手段に供給される前記所定の液体を清浄化する清浄化フィルタを具備するとともに、前記生物粒子計数手段は、当該清浄化フィルタの少なくとも下流側を流れる前記所定の液体の生物粒子を計数し得るものとされ、前記工程信号に応じて、当該清浄化フィルタの清浄化効果を評価し得ることを特徴とする請求項1〜4の何れか1つに記載の血液浄化システム。
  6. 前記生物粒子計数手段は、前記清浄化フィルタの上流側及び下流側を流れる前記所定の液体の生物粒子をそれぞれ計数して比較し得るものとされ、前記工程信号に応じて、当該清浄化フィルタの清浄化効果を評価し得ることを特徴とする請求項記載の血液浄化システム。
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