JP6489670B1 - チャットシステム、チャットボットサーバー装置、チャットボットid管理装置、チャット仲介サーバー装置、プログラム、チャット方法、およびチャット仲介方法 - Google Patents

チャットシステム、チャットボットサーバー装置、チャットボットid管理装置、チャット仲介サーバー装置、プログラム、チャット方法、およびチャット仲介方法 Download PDF

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Abstract

【課題】チャットサービスを提供中であっても、より適切なチャットボットサーバー装置に接続先を変更することを可能とするチャットシステムを提供する。【解決手段】チャットシステムは、チャットボットID管理部と、チャットボットID受信部と、変更部とを備える。チャットボットID管理部は、分野データと、チャットボットサーバー装置を識別するためのチャットボットIDとを関連付けて記憶する。チャットボットID受信部は、端末装置側から送信された質問データに対応して分野データ推論部から出力された分野データに基づいて、チャットボットID管理部を参照して得られるチャットボットIDを取得する。変更部は、チャットボットID受信部が取得したチャットボットIDに基づいて、端末装置が送信する質問データを送信する先のチャットボットサーバー装置を変更することのできる機能を有する。【選択図】図1

Description

本発明は、チャットシステム、チャットボットサーバー装置、チャットボットID管理装置、チャット仲介サーバー装置、プログラム、チャット方法、およびチャット仲介方法に関する。
人工知能技術を用いて、ユーザー等からのテキスト入力に対して自動的に適切なテキスト応答を返すことのできるチャットボットサーバー装置の利用が広がっている。このようなチャットボットサーバー装置を用いることにより、ユーザー等からの多種多様なテキスト入力に対して、人手をかけることなく、適切な応答を返せるようになっている。こういったチャットボットサーバー装置は、例えば、インターネットを介したカスタマーサポート業務や情報提供業務等に利用されている。
例えば、特許文献1には、機械学習処理により入力テキストと応答テキストとの関係を学習し、学習結果である知識データに基づいて入力テキストに適した応答テキストを生成するチャットボットサーバー装置が記載されている。
特許第6218057号公報
しかしながら、現状では、1台のチャットボットサーバー装置があらゆる分野の入力テキストに対して適した応答テキストを出力できるようにすることは困難である。現状では、個々のチャットボットサーバーは、その得意分野に属するテキストに特化して学習処理を行い、その学習結果を用いてチャットサービスを提供している。
例えば、ユーザーが、あるチャットボットサーバー装置との間でチャット(テキストのやり取り)を行っているとき、その内容および分野が、当初のものから移っていくことがあり得る。例えば、ユーザーの質問が、より専門的な事項に移って行ったり、元の分野に関連する他の分野に移って行ったりする場合である。しかしながら、従来技術では、ユーザーとチャットボットサーバー装置との間でのやりとり中に、よりよい他のチャットボットサーバー装置への切り替えを行うことはできない。
本発明は、上記のような事情を考慮して為されたものであり、例えばあるチャットボットサーバー装置がチャットサービスを提供中であっても、より適切なチャットボットサーバー装置に接続先を変更することを可能とするチャットシステム、チャットボットサーバー装置、チャットボットID管理装置、チャット仲介サーバー装置、プログラム、チャット方法、およびチャット仲介方法を提供しようとするものである。
[1]上記の課題を解決するため、本発明の一態様によるチャットシステムは、チャットボットサーバー装置と、チャットボットID管理装置と、チャット仲介サーバー装置と、を具備するチャットシステムであって、前記チャットボットサーバー装置は、質問データと答弁データとの関係を表すデータを保持する答弁管理部と、前記質問データと、前記質問データが属する分野の情報である分野データとの関係を表すデータを保持する分野データ管理部と、端末装置側から送信された質問データと、前記答弁管理部とに基づいて、答弁データを推論する答弁推論部と、端末装置側から送信された前記質問データと、前記分野データ管理部とに基づいて、分野データを推論する分野データ推論部と、を具備し、前記チャットボットID管理装置は、前記分野データと、前記チャットボットサーバー装置を識別するためのチャットボットIDとを関連付けて記憶するチャットボットID管理部と、端末装置側から送信された前記質問データに対応して前記分野データ推論部によって推論され前記チャットボットサーバー装置側から出力された前記分野データに基づいて、前記分野データに対応する前記チャットボットIDを出力するチャットボットID伝達部と、を具備し、前記チャット仲介サーバー装置は、前記端末装置から前記質問データを受信する質問受信部と、前記質問受信部が受信した前記質問データを前記チャットボットサーバー装置に送信する質問伝達部と、前記答弁推論部によって推論された前記答弁データと、前記分野データ推論部によって推論された前記分野データとを受信する答弁受信部と、前記答弁受信部が受信した前記答弁データを前記端末装置に送信する答弁出力部と、前記答弁受信部が受信した前記分野データを前記チャットボットID管理装置に送信する分野データ伝達部と、前記分野データ伝達部が送信した前記分野データに対応して前記チャットボットID管理装置から前記チャットボットIDを受信するチャットボットID受信部と、前記チャットボットID受信部が受信した前記チャットボットIDに基づいて、前記端末装置が送信する前記質問データを送信する先の前記チャットボットサーバー装置を変更する変更部と、を具備する。
[2]また、本発明の一態様は、上記のチャットシステムにおいて、前記変更部は、前記質問データを送信した元の前記端末装置に対して、前記チャットボットID受信部が取得した前記チャットボットIDが示す前記チャットボットサーバー装置を接続先とするか否かの承認を得ることを試み、前記承認が得られた場合にのみ、前記質問データを送信する先の前記チャットボットサーバー装置を変更する、ものである。
[3]また、本発明の一態様は、上記のチャットシステムにおいて、前記チャットボットサーバー装置は、自装置に対応する分野データである自分野データを記憶するとともに、前記分野データ推論部が推論して得られた前記分野データと前記自分野データとが異なる場合にのみ前記分野データを外部に出力するよう制御する推論結果伝達部、をさらに具備するものである。
[4]また、本発明の一態様は、上記のチャットシステムにおいて、前記チャットボットサーバー装置における前記分野データ推論部は、推論した前記分野データの確からしさを表す確度を算出し、前記チャット仲介サーバー装置において、前記答弁受信部は、前記分野データとともに前記確度を受信し、前記確度が所定の閾値以上である場合にのみ、前記分野データ伝達部は前記分野データを前記チャットボットID管理装置に送信し、前記チャットボットID受信部は前記チャットボットID管理装置から前記チャットボットIDを受信し、前記変更部は前記端末装置が送信する前記質問データを送信する先の前記チャットボットサーバー装置を変更するものである。
[5]また本発明の一態様によるチャットボットサーバー装置は、質問データと答弁データとの関係を表すデータを保持する答弁管理部と、前記質問データと、前記質問データが属する分野の情報である分野データとの関係を表すデータを保持する分野データ管理部と、端末装置側から送信された質問データと、前記答弁管理部とに基づいて、答弁データを推論する答弁推論部と、端末装置側から送信された前記質問データと、前記分野データ管理部とに基づいて、分野データを推論する分野データ推論部と、を具備するものである。
[6]また本発明の一態様によるチャットボットID管理装置は、チャットサービスのクライアントである端末装置から送信される質問データが属する分野の情報である分野データと、前記チャットサービスのサーバーであるチャットボットサーバー装置を識別するためのチャットボットIDとを関連付けて記憶するチャットボットID管理部と、前記端末装置側から送信された前記質問データに対応して推論され前記チャットボットサーバー装置から出力された前記分野データに基づいて、前記分野データに対応する前記チャットボットIDを出力するチャットボットID伝達部と、を具備するものである。
[7]また本発明の一態様によるチャット仲介サーバー装置は、チャットサービスのクライアントである端末装置から送信される質問データを受信する質問受信部と、前記質問受信部が受信した前記質問データを前記チャットサービスのサーバーであるチャットボットサーバー装置に送信する質問伝達部と、前記チャットボットサーバー装置によって推論された結果として、前記質問データに対応する答弁データと、前記質問データに対応する分野データとを、受信する答弁受信部と、前記答弁受信部が受信した前記答弁データを端末装置に送信する答弁出力部と、前記答弁受信部が受信した前記分野データをチャットボットID管理装置に送信する分野データ伝達部と、前記分野データ伝達部が送信した前記分野データに対応して前記チャットボットID管理装置から前記チャットボットIDを受信するチャットボットID受信部と、前記チャットボットID受信部が受信した前記チャットボットIDに基づいて、前記端末装置が送信する前記質問データを送信する先の前記チャットボットサーバー装置を変更する変更部と、を具備するものである。
[8]また、本発明の一態様は、コンピューターを、質問データと答弁データとの関係を表すデータを保持する答弁管理部と、前記質問データと、前記質問データが属する分野の情報である分野データとの関係を表すデータを保持する分野データ管理部と、端末装置側から送信された質問データと、前記答弁管理部とに基づいて、答弁データを推論する答弁推論部と、端末装置側から送信された前記質問データと、前記分野データ管理部とに基づいて、分野データを推論する分野データ推論部と、を具備するチャットボットサーバー装置として機能させるためのプログラムである。
[9]また、本発明の一態様は、コンピューターを、チャットサービスのクライアントである端末装置から送信される質問データが属する分野の情報である分野データと、前記チャットサービスのサーバーであるチャットボットサーバー装置を識別するためのチャットボットIDとを関連付けて記憶するチャットボットID管理部と、前記端末装置側から送信された前記質問データに対応して推論され前記チャットボットサーバー装置から出力された前記分野データに基づいて、前記分野データに対応する前記チャットボットIDを出力するチャットボットID伝達部と、を具備するチャットボットID管理装置として機能させるためのプログラムである。
[10]また、本発明の一態様は、コンピューターを、チャットサービスのクライアントである端末装置から送信される質問データを受信する質問受信部と、前記質問受信部が受信した前記質問データを前記チャットサービスのサーバーであるチャットボットサーバー装置に送信する質問伝達部と、前記チャットボットサーバー装置によって推論された結果として、前記質問データに対応する答弁データと、前記質問データに対応する分野データとを、受信する答弁受信部と、前記答弁受信部が受信した前記答弁データを端末装置に送信する答弁出力部と、前記答弁受信部が受信した前記分野データをチャットボットID管理装置に送信する分野データ伝達部と、前記分野データ伝達部が送信した前記分野データに対応して前記チャットボットID管理装置から前記チャットボットIDを受信するチャットボットID受信部と、前記チャットボットID受信部が受信した前記チャットボットIDに基づいて、前記端末装置が送信する前記質問データを送信する先の前記チャットボットサーバー装置を変更する変更部と、を具備するチャット仲介サーバー装置として機能させるためのプログラムである。
[11]また、本発明の一態様は、チャットシステムがチャットサービスを実行するためのチャット方法であって、前記チャットサービスのサーバーであるチャットボットサーバー装置において、答弁管理部が、質問データと答弁データとの関係を表すデータを保持し、分野データ管理部が、前記質問データと、前記質問データが属する分野の情報である分野データとの関係を表すデータを保持し、答弁推論部が、前記チャットサービスのクライアントである端末装置側から送信された質問データと、前記答弁管理部とに基づいて、答弁データを出力し、分野データ推論部が、端末装置側から送信された前記質問データと、前記分野データ管理部とに基づいて、分野データを推論し、前記分野データに基づいてチャットボットIDを提供するためのチャットボットID管理装置において、チャットボットID管理部が、前記分野データと、前記チャットボットサーバー装置を識別するための前記チャットボットIDとを関連付けて記憶し、前記端末装置から接続する先の前記チャット仲介サーバー装置において、チャットボットID受信部が、前記端末装置側から送信された前記質問データに対応して前記分野データ推論部から出力された前記分野データに基づいて、前記チャットボットID管理部を参照して得られる前記チャットボットIDを取得し、前記変更部が、前記チャットボットID受信部が取得した前記チャットボットIDに基づいて、前記端末装置が送信する前記質問データを送信する先の前記チャットボットサーバー装置を変更する、チャット方法である。
[12]また、本発明の一態様は、チャット仲介サーバー装置が端末装置とチャットボットサーバー装置との間を仲介するチャット仲介方法であって、質問受信部が、前記端末装置から質問を受信し、質問伝達部が、前記質問受信部が受信した質問を、選ばれているチャットボットサーバー装置に送信し、答弁受信部が、質問送信先である前記チャットボットサーバー装置から、質問に基づいた推論処理の結果である推論結果を受信し、前記推論結果は、前記質問に対する答弁と、前記質問に関連する分野データと、前記分野データの確からしさを表す確度とを含むものであり、前記答弁受信部が受信した前記確度が所定の閾値以上である場合にのみ、分野データ伝達部が前記推論結果に含まれていた分野データをチャットボットID管理装置に送信し、且つ、チャットボットID受信部が送信された前記分野データに対応するチャットボットIDを前記チャットボットID管理装置から受信し、前記チャットボットIDはチャットボットサーバー装置の接続先を変更するための候補を示すものであり、答弁出力部14は、前記推論結果に含まれていた答弁を前記端末装置に送信し、前記チャットボットID受信部が前記チャットボットIDを受信していた場合には、変更部が、前記チャットボットID受信部が取得した前記チャットボットIDに基づいて、前記端末装置が送信する前記質問データを送信する先の前記チャットボットサーバー装置を変更する、チャット仲介方法である。
本発明によれば、例えばより良い情報を提供するために、接続先のチャットボットサーバー装置を動的に屁脳することが可能となる。つまり、例えば、ユーザーに対して、より詳しい情報、より専門的な内容の情報を提供することができるようになる。
本発明の実施形態によるチャットシステムの装置構成を示すブロック図である。 同実施形態によるチャット仲介サーバー装置の概略機能構成を示すブロック図である。 同実施形態によるチャットボットID管理装置の概略機能構成を示すブロック図である。 同実施形態によるチャットボットサーバー装置の概略機能構成を示すブロック図である。 同実施形態によるチャットシステムの一連の動作手順の例を示す概略図である。 同実施形態における端末装置の表示部でのチャット内容の表示例を示す概略図である。 同実施形態におけるチャット仲介サーバー装置の処理手順を示すフローチャート(その1)である。 同実施形態におけるチャット仲介サーバー装置の処理手順を示すフローチャート(その2)である。 同実施形態におけるチャットボットID管理装置の処理手順を示すフローチャートである。 同実施形態におけるチャットボットサーバー装置の処理手順を示すフローチャートである。 同実施形態における分野データの構成の実例を示す概略図である。
次に、本発明の一実施形態について、図面を参照しながら説明する。
図1は、本実施形態によるチャットシステムの装置構成を示すブロック図である。図示するように、チャットシステム100は、チャット仲介サーバー装置1と、チャットボットID管理装置2と、複数のチャットボットサーバー装置3A,3B,3C,・・・と、複数の端末装置6A,6B,6C,・・・とを含んで構成される。同図では3台のチャットボットサーバー装置と3台の端末装置とを記載しているが、チャットボットサーバー装置と端末装置のそれぞれの台数は任意である。チャットシステム100は、通常、多数のチャットボットサーバー装置と、多数の端末装置を含んで構成される。なお、チャットボットサーバー装置3A,3B,3C,・・・の各々をチャットボットサーバー装置3と呼ぶ場合がある。また、端末装置6A,6B,6C,・・・の各々を端末装置6と呼ぶ場合がある。
なお、「ID」(identifier, identificationの略)は、識別子、識別情報を意味する。
図示するチャットシステム100において、装置間の通信は、例えばインターネットプロトコル(IP)を用いて行われる。
チャットシステム100は、全体として、概ね次のように機能する。端末装置6は、チャット仲介サーバー装置1を経由して、チャットボットサーバー装置3に対して質問を送る。チャットボットサーバー装置3は、受信した質問に対応して、答弁を出力する。チャットボットサーバー装置3から出力された答弁は、チャット仲介サーバー装置1を経由して端末装置6に送られる。この、端末装置6からの質問と、チャットボットサーバー装置3からの答弁とによって、チャットサービスが成立する。端末装置6からの質問と、チャットボットサーバー装置3からの答弁は、複数回繰り返される場合がある。チャットボットサーバー装置3のそれぞれは、特定分野の質問に対して良好な答弁を返す。チャットボットサーバー装置3の違いは、チャットボットサーバー装置3が学習した知識等に依存するものである。多数存在するチャットボットサーバー装置3のうち、端末装置6からの質問が送達されるチャットボットサーバー装置3は、適宜選択される。チャットサービスの途中で、チャット仲介サーバー装置1は、質問を送信する先のチャットボットサーバー装置3を変更することもできる。
チャット仲介サーバー装置1は、端末装置6とチャットボットサーバー装置3とを仲介する。
チャットボットID管理装置2は、チャットボットサーバー装置3を識別する情報であるチャットボットIDを管理する。また、チャットボットID管理装置2は、チャットボットIDと関連付ける形で分野データの情報を管理する。分野データとは、チャット内容(質問内容)の分野を表す情報である。なお、分野データをインテンツ(intents)とも呼ぶ。
チャットボットサーバー装置3は、外部から受信する質問に応じて答弁を返す。また、チャットボットサーバー装置3は、その質問に基づいて、分野データを推論し、推論結果である員丹津の情報を返す。
端末装置6は、チャットサービスのクライアントとして機能する機器である。ユーザーは、端末装置6を操作して、チャット仲介サーバー装置1にアクセスし、チャットを行う。端末装置6の具体例は、PC(パーソナルコンピューター)や、タブレット端末や、スマートフォン(スマホ)や、腕時計型端末装置等である。
図2は、チャット仲介サーバー装置1の概略機能構成を示すブロック図である。図示するように、チャット仲介サーバー装置1は、質問受信部11と、質問伝達部12と、答弁受信部13と、答弁出力部14と、分野データ伝達部15と、チャットボットID受信部16と、変更チャットボット情報伝達部17と、変更承認部18とを含んで構成される。
なお、チャット仲介サーバー装置1は、端末装置6ごとに、チャットのスレッドに関する情報を記憶し、管理する。具体的には、チャット仲介サーバー装置1は、端末装置6ごとに、その時点での接続先のチャットボットサーバー装置3を識別する情報を記憶している。端末装置6からの接続先のチャットボットサーバー装置3は、適宜変更可能であるように構成されている。
質問受信部11は、端末装置6から送られる質問を受信する。
質問伝達部12は、質問受信部11が受信した質問を、チャットボットサーバー装置3に送信する。
なお、複数のチャットボットサーバー装置3のうち、質問伝達部12が送信する先のチャットボットサーバー装置3は、所定の方法により定められる。例えば、ユーザーが端末装置6の画面上で選択することにより、接続先のチャットボットサーバー装置3が定められる。あるいは、端末装置6で稼働するチャット用のアプリが、質問内容を分析することによって接続先のチャットボットサーバー装置3を定めるようにしてもよい。また、既に端末装置6と特定のチャットボットサーバー装置3との間でチャットを開始している状況においては、前回の接続先と同じチャットボットサーバー装置3を接続先として定めてもよい。また、既に端末装置6と特定のチャットボットサーバー装置3との間でチャットを開始している状況であっても、後述する方法により、接続先のチャットボットサーバー装置3を変更することができる場合もある。
答弁受信部13は、チャットボットサーバー装置3から送信される答弁を受信する。この答弁は、当該チャットボットサーバー装置3に対して送られた質問に対応して、チャットボットサーバー装置3によって生成されたものである。また、答弁受信部13は、答弁とともに、チャットボットサーバー装置3から分野データを受信する場合がある。答弁受信部13は、分野データを受信する場合、その分野データの確度のデータを併せて受信する。確度は、分野データの確からしさを表す数値であり、チャットボットサーバー装置3から出力される。確度は、例えば、0%以上100%以下の数値で表される。
答弁出力部14は、答弁受信部13が受信した答弁を、質問送付元である端末装置6に対して送信する。
分野データ伝達部15は、答弁受信部13が受信した分野データの情報を、チャットボットID管理装置2に送信する。
チャットボットID受信部16は、分野データ伝達部15が送信した分野データの情報に対応してチャットボットID管理装置2から送信されるチャットボットIDを受信する。
変更チャットボット情報伝達部17は、チャットボットID受信部16が受信したチャットボットIDを、端末装置6に送信する。これにより、変更チャットボット情報伝達部17は、変更可能なチャットボットIDを端末装置6側に対して紹介することになる。
変更承認部18は、変更チャットボット情報伝達部17が端末装置6側に送信したチャットボットIDに関して、当該チャットボットIDに関連付けられるチャットボットサーバー装置3への変更を承認するか否かを表す情報を、端末装置6から受信する。
そのチャットボットIDへの変更が承認された場合には、変更承認部18は、その端末装置6の接続先のチャットボットサーバー装置3を変更する。また、変更承認部18は、その端末装置6からの直前の質問の内容を、変更先のチャットボットサーバー装置3に対して再送するよう、質問伝達部12に指示する。そのチャットボットIDへの変更が承認されなかった場合には、その端末装置6の現在の接続先のチャットボットサーバー装置3を、そのまま維持する。
図3は、チャットボットID管理装置2の概略機能構成を示すブロック図である。図示するように、チャットボットID管理装置2は、受信部21と、分野データ管理部22と、チャットボットID管理部23と、チャットボットID伝達部24とを含んで構成される。
受信部21は、チャット仲介サーバー装置1から、分野データの情報を受信する。
分野データ管理部22は、分野データに関する情報を記憶し、管理する。具体的には、分野データ管理部22は、少なくとも、分野データを識別する情報とチャットボットIDとを関連付けて記憶する。分野データとチャットボットIDとは、例えば、1対1に対応する。また、複数個の分野データに対して1個のチャットボットIDが対応していてもよい。つまり、分野データ管理部22は、受信部21が受信した分野データに関連するチャットボットIDの情報を出力することができる。
チャットボットID管理部23は、チャットボットIDの情報を記憶し、管理する。チャットボットID管理部23が、前記の分野データと関連付けてチャットボットIDを記憶していると捉えることもできる。
チャットボットID伝達部24は、分野データ管理部22およびチャットボットID管理部23を参照し、受信部21が受信した分野データに対応するチャットボットIDが存在する場合、そのチャットボットIDの情報をチャット仲介サーバー装置1に送信する。このチャットボットIDは、現在チャットサービスを提供しているチャットボットサーバー装置3に代わり得るチャットボットサーバー装置3を識別するものである。
図4は、チャットボットサーバー装置3の概略機能構成を示すブロック図である。図示するように、チャットボットサーバー装置3は、チャットボットサーバー装置3は、質問受信部31と、推論エンジン部32と、推論結果伝達部33と、答弁推論部34と、答弁管理部35と、分野データ推論部36と、分野データ管理部37とを含んで構成される。なお、答弁推論部34と、答弁管理部35と、分野データ推論部36と、分野データ管理部37とは、推論エンジン部32に含まれるものである。
質問受信部31は、チャット仲介サーバー装置1から質問を受信する。この質問は、元は端末装置6側から送信された質問である。
推論エンジン部32は、質問受信部31が受信した質問に基づく推論処理を行う。推論エンジン部32は、推論の結果として、答弁や分野データを出力する。具体的には、例えば、推論エンジン部32は人工知能技術を用いて実現される。つまり、推論エンジン部32は、予め学習済のモデルを保持しており、そのモデルに基づいて、入力される質問に最も適した答弁や分野データを算出(あるいは選択)し、出力する。このとき、推論エンジン部32は、分野データの確度の数値(例えば、0%以上且つ100%以下)のデータを出力する場合もある。
推論エンジン部32による推論アルゴリズム自体(機械学習過程を含む)は、既存技術を利用して実現可能である。
推論結果伝達部33は、推論エンジン部32による推論結果を、チャット仲介サーバー装置1に送信する。具体的には、推論結果伝達部33は、質問受信部31が受信した質問に最尤に対応する答弁および分野データを、チャット仲介サーバー装置1に送信する。
なお、チャットボットサーバー装置3は、自己が対応可能な分野データの情報を元々記憶している。推論結果伝達部33は、自己が対応可能な分野データと、推論エンジン部32が推論結果として出力する分野データとが異なる場合のみに、その分野データの情報をチャット仲介サーバー装置1に送信するようにしてもよい。チャットボットサーバー装置3は、推論結果の分野データが何であるかに関わらず、推論結果である答弁を、チャット仲介サーバー装置1に送信する。既に説明したように、推論結果伝達部33がチャット仲介サーバー装置1に送信する答弁は、元の質問を送信した端末装置6に転送される。
なお、上記の推論エンジン部32に含まれる各部の機能は、次の通りである。
答弁推論部34は、答弁管理部35が保持するモデルを参照し、入力される質問に対応する答弁を出力する。
答弁管理部35は、質問を入力として答弁を出力とするモデルを保持し、管理する。このモデルは、予め機械学習済である。なお、チャットを実行する際にこのモデルをオンライン学習させてもよい。
分野データ推論部36は、分野データ管理部37が保持するモデルを参照し、入力される質問に対応する分野データを出力する。このとき、分野データ推論部36は、出力する分野データとともに、その分野データの確からしさを表す確度のデータを出力する。分野データ推論部36は、分野データを推論する過程において、確度を算出する。
分野データ管理部37は、質問を入力として分野データを出力とするモデルを保持し、管理する。このモデルは、予め機械学習済である。なお、チャットを実行する際にこのモデルをオンライン学習させてもよい。
次に、チャットシステム100の動作手順例について説明する。
図5は、チャットシステム100による動作手順の一例を示す概略図である。ここに示す例では、端末装置6は、チャット仲介サーバー装置1を経由してチャットボットサーバー装置3との間でチャットを行う。端末装置6は、最初の段階では、チャットボットサーバー装置3Aとの間で質問および答弁のやり取りを行う。そして、端末装置6は、途中で接続先をチャットボットサーバー装置3Bに切り替え、切り替え後は、チャットボットサーバー装置3Bとの間で質問および答弁のやり取りを行う。以下、この図の手順に沿って説明する。
ステップS1において、端末装置6は、チャット仲介サーバー装置1に対して質問を送信する。チャット仲介サーバー装置1は、その質問を受信する。
ステップS2において、チャット仲介サーバー装置1は、ステップS1で受信した質問を、チャットボットサーバー装置3Aに送信(伝達)する。本ステップにおいてチャット仲介サーバー装置1が質問を送信する先のチャットボットサーバー装置3は、複数の中から適宜選択されたものである。具体的には、送信先のチャットボットサーバー装置3は、予め定められているもの、あるいは端末装置6側で選択されたものである。チャットボットサーバー装置3Aは、送信された質問を受信する。
チャットボットサーバー装置3Aは、受信した質問に基づいて、答弁および分野データを推論する。
ステップS3において、チャットボットサーバー装置3Aは、推論結果である答弁と分野データ(分野データの確度のデータを含む)とを、チャット仲介サーバー装置1に送信する。チャット仲介サーバー装置1は、これらの答弁と分野データとを受信する。
ステップS4において、チャット仲介サーバー装置1は、チャットボットサーバー装置3Aから受信した分野データを、チャットボットID管理装置2に送信する。チャットボットID管理装置2は、その分野データの情報を受信する。
チャットボットID管理装置2は、受信した分野データの情報に基づいて、その分野データに対応するチャットボットIDを特定する。
チャット仲介サーバー装置1がチャットボットサーバー装置3Aから分野データの情報を受信しなかった場合には、このステップS4の処理を省略してもよい。また、チャット仲介サーバー装置1が受信した分野データの確度が所定の閾値未満である場合にも、このステップS4の処理を省略してもよい。
ステップS5において、チャットボットID管理装置2は、ステップS4で受信した分野データに対応するチャットボットIDを、チャット仲介サーバー装置1に送信する。このチャットボットIDは、チャットボットサーバー装置3Aに代わり得るチャットボットサーバー装置3に対応するIDである。
ステップS6において、チャット仲介サーバー装置1は、ステップS3で受信した答弁を、質問送信元の端末装置6に送信する。端末装置6は、この答弁を受信する。端末装置6は、この答弁を画面に表示したり、合成音声により読み上げたりすることによって、ユーザーへの提示を行う。
ステップS7において、チャット仲介サーバー装置1は、ステップS5で受信したチャットボットID(およびそのチャットボットIDに関連付けられた情報)を、端末装置6に送信する。端末装置6は、このチャットボットID等を受信する。端末装置6は、受信したチャットボットID等を例えば画面に表示することによって、接続先のチャットボットサーバー装置3の変更をユーザーに対して提案する。
なお、チャット仲介サーバー装置1がステップS5においてチャットボットIDを受信しなかった場合や、チャット仲介サーバー装置1が受信したチャットボットIDが現チャットボットサーバー装置を指すものである場合には、ステップS7の処理を省略してもよい。
ステップS8において、端末装置6は、チャットボットサーバー装置3を変更するか否かを表す情報をチャット仲介サーバー装置1に送信する。
本例では、接続先のチャットボットサーバー装置を、チャットボットサーバー装置3Aからチャットボットサーバー装置3Bに変更する。
ステップS9において、チャット仲介サーバー装置1は、ステップS1において受信済であった質問を、接続変更先であるチャットボットサーバー装置3Bに再送する。チャットボットサーバー装置3Bは、その質問を受信する。
チャットボットサーバー装置3Bは、受信した質問に基づいて、答弁および分野データを推論する。
ステップS10において、チャットボットサーバー装置3Bは、推論結果である答弁を、チャット仲介サーバー装置1に送信する。チャット仲介サーバー装置1は、この答弁を受信する。
ステップS11において、チャット仲介サーバー装置1は、ステップS10で受信した答弁を、質問送信元の端末装置6に送信する。端末装置6は、この答弁を受信する。端末装置6は、この答弁を画面に表示したり、合成音声により読み上げたりすることによって、ユーザーへの提示を行う。
以上で、チャットシステム100の一連の処理を終了する。
ただし、端末装置6は、さらに引き続き、質問を送信することもできる。端末装置6がさらに質問を送信した場合、チャット仲介サーバー装置1は、その質問を、その時点での接続先であるチャットボットサーバー装置3Bに送信する。
また、質問と答弁のやり取りを複数回繰り返して行ってもよい。
図6は、一連のチャットの動作手順に対応する、端末装置6の表示部(例えば、タッチパネル機能を備えた液晶ディスプレイ等)における表示例を示す概略図である。以下、同図の表示例に沿って説明する。
図6のC1は、図5のステップS1に対応するものであり、端末装置6から送信される質問のデータである。C1の質問の内容は、「G2コーティング剤の効果はどのくらい持ちますか」である。
図6のC2は、図5のステップS6に対応するものであり、端末装置6が受信する答弁のデータである。C2の答弁の内容は、「G2の効果は約3か月持続します。」である。
図6のC3は、図5のステップS7に対応するものであり、端末装置6が受信する、変更先候補のチャットボットID(およびそのチャットボットIDに関連付けられた情報)のデータである。変更先候補のチャットボットIDへの変更の提案文言として端末装置6の画面に表示されるテキストC3は、「G2より効果が長く持つ製品がありますがご紹介しましょうか?」である。このときに表示されるテキストのデータは、例えば、チャットボットID管理装置2から提供される。
図6のC4は、図5のステップS8に対応するものであり、端末装置6から送信される変更承認(肯定)のデータである。C4の内容は、「はい、お願いします。」である。
図6のC5は、図5のステップS11に対応するものであり、端末装置6が、変更後のチャットボットサーバー装置から受信する答弁のデータである。C5の答弁の内容は、「こんにちは!私はG3コーティング剤のチャットボットです。私の撥水効果はG2の3か月より長く約1年持続できる製品です。よろしくお願いします。」である。
なお、上記の通り、図6に示す例ではC1の質問から推論される分野データに基づいて、チャットボットサーバー装置の接続先が変更されている。この例では、C1の質問から推論される分野データは「G2コーティング剤」−「効果持続」にあたるものである。そして、「G2コーティング剤」−「効果持続」の分野データは、G3コーティング剤のチャットボットのチャットボットIDに関連付けられている。したがって、C1の質問に対して、C2の答弁が返されるとともに、C2においてG3コーティング剤のチャットボットサーバー装置への接続の変更が提案されている。これにより、「G2コーティング剤」と比較したときに「G3コーティング剤」の「効果持続」に有意な特徴がある場合に、「G2コーティング剤」−「効果持続」という分野に属する質問を送信したユーザーを、「G3コーティング剤」のチャットボットサーバー装置に誘導することも可能となる。
次に、チャットシステム100を構成する主要な装置それぞれにおける処理手順について説明する。
図7および図8は、チャット仲介サーバー装置1の処理手順を示すフローチャートである。図7および図8は、結合子で相互に結合されている1つのフローチャートの、それぞれ、前半部分および後半部分を示す。本フローチャートは、端末装置6側から送信される1回の質問に対応する処理を示している。以下、本フローチャートに沿って説明する。
まず図7のステップS21において、チャット仲介サーバー装置1の質問受信部11は、1つの端末装置6から、1つの質問を受信する。
ステップS22において、チャット仲介サーバー装置1の質問伝達部12は、ステップS21において受信した質問を、選ばれているチャットボットサーバー装置3に送信(転送)する。
ステップS23において、チャット仲介サーバー装置1の答弁受信部13は、ステップS22における送信先であるチャットボットサーバー装置3から、前記質問に基づいた推論処理の結果である推論結果を受信する。推論結果は、質問に対する答弁を含む。また、推論結果は、質問に関連する分野データを含む場合がある。また、推論結果が分野データを含む場合、推論結果はその分野データの確からしさを表す確度を含む場合がある。
ステップS24において、チャット仲介サーバー装置1は、受信したステップS23で推論結果に基づき、分野データの確度が所定の閾値以上であるか否かを判定する。確度の閾値は、例えば、60%である。ただし、確度の閾値として他の値を用いてもよい。分野データの確度が閾値以上である場合(ステップS24:YES)には、次のステップS25の処理に移る。分野データの確度が閾値未満である場合(ステップS24:NO)には、ステップS27に飛ぶ。
上記の「ステップS24:YES」の場合には、次のステップS25およびS26の処理を実行する。
ステップS25において、チャット仲介サーバー装置1の分野データ伝達部15は、推論結果に含まれていた分野データを、チャットボットID管理装置2に送信する。
そして、ステップS26において、チャット仲介サーバー装置1のチャットボットID受信部16は、ステップS25で送信した分野データに対応するチャットボットID(およびそのチャットボットIDに関連するデータ)を、チャットボットID管理装置2から受信する。ここで受信したチャットボットIDは、チャットボットサーバー装置3の接続先を変更するための候補を示す識別情報である。
ステップS27において、チャット仲介サーバー装置1の答弁出力部14は、ステップS23で受信した推論結果に含まれていた答弁を、端末装置6に送信する。
図8に移って、ステップS28において、チャット仲介サーバー装置1は、現在の質問に関してチャット仲介サーバー装置1がチャットボットID管理装置2からチャットボットIDを受信した(ステップS26)か否かを判定する。チャット仲介サーバー装置1がチャットボットIDを受信していた場合(ステップS28:YES)には、次のステップS29に進む。チャット仲介サーバー装置1がチャットボットIDを受信していなかった場合(ステップS28:NO)には、本フローチャート全体の処理を終了する。
なお、「ステップS28:NO」となるのは、ステップS24における判定結果が「NO」の場合である。
ステップS29において、チャット仲介サーバー装置1の変更チャットボット情報伝達部17は、ステップS25で受信したチャットボットIDへの変更を、端末装置6に問い合わせる。言い換えれば、変更チャットボット情報伝達部17は、それまでの接続先から、上記チャットボットIDで特定される新たな接続先のチャットボットサーバー装置3に、接続を切り替えるか否かを問い合わせるためのメッセージを端末装置6に送信する。このメッセージのテキストは、例えば、チャットボットID管理装置2で管理されており、ステップS25においてチャットボットID受信部16が併せて受信したものである。
ステップS30において、チャット仲介サーバー装置1の変更承認部18は、ステップS29において行った問い合わせに対応して端末装置6からの応答を受信する。また、変更承認部18は、受信した端末装置6からの応答が、チャットボットサーバー装置の接続先の変更を承認するものであるか否かを判定する。接続先であるチャットボットIDの変更が承認された場合(ステップS30:YES)、次のステップS31の処理に進む。接続先であるチャットボットIDの変更が承認されなかった場合(ステップS30:NO)、チャット仲介サーバー装置1は、本フローチャート全体の処理を終了する。
つまり、変更チャットボット情報伝達部17と変更承認部18とは協調動作して、
質問を送信した元の端末装置6に対して、チャットボットID受信部16が取得したチャットボットIDが示すチャットボットサーバー装置3を接続先とするか否かの承認を得ることを試みる。この承認が得られた場合にのみ、変更承認部18は、質問を送信する先のチャットボットサーバー装置3を変更する(下の、ステップS31以後の処理)。
「ステップS30:YES」の場合には、以下の、ステップS31からS34までの処理を行う。
ステップS31において、チャット仲介サーバー装置1の変更承認部18は、変更が承認されたチャットボットIDに基づいて、端末装置6からの接続先であるチャットボットサーバー装置3を変更する。新たなチャットボットサーバー装置3にアクセスするための情報(例えば、URL(ユニバーサルリソースロケーター)等)は、チャットボットIDと関連付けて予めチャット仲介サーバー装置1内に記憶しておく。あるいは、新たなチャットボットサーバー装置3にアクセスするための情報を、チャット仲介サーバー装置1は、必要時にチャットボットID管理装置2から受け取るようにしてもよい。
ステップS32において、チャット仲介サーバー装置1の質問伝達部12は、ステップS21で端末装置6から受信していた質問を、新たに接続されたチャットボットサーバー装置3に送信(再送)する。
ステップS33において、チャット仲介サーバー装置1の答弁受信部13は、ステップS32で質問を送信した先のチャットボットサーバー装置3から、その質問に対応する推論結果(答弁)を受信する。同一の質問に対する答弁であるが、それぞれ異なるチャットボットサーバー装置3で推論された結果であるため、ステッププS23で受信した推論結果(答弁)とステップS33で受信する推論結果(答弁)との内容は、通常、異なる。
ステップS34において、チャット仲介サーバー装置1の答弁出力部14は、ステップS33で受信した答弁を、端末装置6に送信する。
以上で、チャット仲介サーバー装置1は、本フローチャートに示す処理(端末装置6側からの1件の質問に関する処理)を終了する。
つまり、チャット仲介サーバー装置1において、答弁受信部13は、分野データとともにその分野データの確からしさを表す確度を受信し、確度が所定の閾値以上である場合にのみ、分野データ伝達部15は分野データをチャットボットID管理装置2に送信し、チャットボットID受信部16はチャットボットID管理装置2からチャットボットIDを受信し、変更部は端末装置6が送信する質問データを送信する先のチャットボットサーバー装置3を変更するものである。
また、つまり、上記のフローチャートで示したチャット仲介方法は、次の通りである。即ち、質問受信部が、前記端末装置から質問を受信し、質問伝達部が、前記質問受信部が受信した質問を、選ばれているチャットボットサーバー装置に送信し、答弁受信部が、質問送信先である前記チャットボットサーバー装置から、質問に基づいた推論処理の結果である推論結果を受信し、前記推論結果は、前記質問に対する答弁と、前記質問に関連する分野データと、前記分野データの確からしさを表す確度とを含むものであり、前記答弁受信部が受信した前記確度が所定の閾値以上である場合にのみ、分野データ伝達部が前記推論結果に含まれていた分野データをチャットボットID管理装置に送信し、且つ、チャットボットID受信部が送信された前記分野データに対応するチャットボットIDを前記チャットボットID管理装置から受信し、前記チャットボットIDはチャットボットサーバー装置の接続先を変更するための候補を示すものであり、答弁出力部14は、前記推論結果に含まれていた答弁を前記端末装置に送信し、前記チャットボットID受信部が前記チャットボットIDを受信していた場合には、変更部が、前記チャットボットID受信部が取得した前記チャットボットIDに基づいて、前記端末装置が送信する前記質問データを送信する先の前記チャットボットサーバー装置を変更する。
また、上で説明したフローチャートの変形例として、次のような処理を実施してもよい。つまり、ステップS24の判定処理において、受信した推論結果に分野データが含まれるか否かを判定するようにしてもよい。そして、受信した推論結果に分野データが含まれる場合にはステップS24:YESへの分岐を行い、受信した推論結果に分野データが含まれない場合(チャットボットサーバー装置3から分野データが送信されなかった場合。つまり、チャットボットサーバー装置3は処理中の質問が自装置の分野に属するものであると判定した場合。)にはステップS24:NOへの分岐を行う。
図9は、チャットボットID管理装置2の処理手順を示すフローチャートである。このフローチャートは、チャット仲介サーバー装置1からの1回の分野データの受信に対応する処理を示している。
ステップS41において、チャットボットID管理装置2の受信部21は、チャット仲介サーバー装置1から、分野データの情報を受信する。
ステップS42において、チャットボットID管理装置2は、分野データ管理部22を参照し、ステップS41で受信した分野データに関連付けられたチャットボットIDを特定する。
ステップS43において、チャットボットID管理装置2は、ステップS42で特定されたチャットボットIDをキーとして、当該チャットボットIDに関する情報を取得する。チャットボットIDに関する情報としては、例えば、チャットボットサーバー装置の名称や、チャットボットサーバー装置にアクセスするためのアクセス情報(URL等)や、当該チャットボットサーバー装置への接続先の変更を確認する際に端末装置6側に送信するテキストの情報等を含んでよい。
ステップS44において、チャットボットID管理装置2のチャットボットID伝達部24は、ステップS42で得られたチャットボットIDと、ステップS43で得られた当該チャットボットIDの関連情報とを、要求元であるチャット仲介サーバー装置1に送信する。
図10は、チャットボットサーバー装置3の処理手順を示すフローチャートである。このフローチャートは、チャット仲介サーバー装置1から送信される1回の質問の受信に対応する処理を示している。なお、チャットボットサーバー装置3内に含まれる機械学習モデル(答弁の推論のためのモデルや、)は、予め学習済である。
ステップS51において、チャットボットサーバー装置3の質問受信部31は、チャット仲介サーバー装置1から送られる質問を受信する。
ステップS52において、チャットボットサーバー装置3の答弁推論部34は、ステップS51で受信した質問に基づいて、答弁を推論する。このとき、答弁推論部34は、答弁管理部35内に記憶されている機械学習済のモデルを参照することによって、答弁を参照する。
ステップS53において、チャットボットサーバー装置3の分野データ推論部36は、ステップS51で受信した質問に基づいて、分野データを推論する。このとき、分野データ推論部36は、分野データ管理部37内に記憶されている機械学習済のモデルを参照することによって、分野データを参照する。
ステップS54において、チャットボットサーバー装置3の推論結果伝達部33は、ステップで得られた答弁と、ステップで得られた分野データとを、併せて推論結果として、送信元のチャット仲介サーバー装置1に対して送信する。
なお、チャットボットサーバー装置3は、自装置が対応できる分野を表す自分野データ情報をあらかじめ記憶しておくようにしてもよい。そして、チャットボットサーバー装置3は、ステップS53で推論結果として得られた分野データと、予め記憶していた自分野データとが一致するか否かを判定するようにしてもよい。これら両者が一致する場合には、推論結果伝達部33は、例えば、両者が一致していることを表す情報を、推論結果と一緒にチャット仲介サーバー装置1に送信する。あるいは、これら両者が一致する場合には、推論結果伝達部33は、例えば、推論結果である分野データをチャット仲介サーバー装置1に送信することを省略する。このような方法で、あるいは他の方法で、推論結果である分野データと自分野データとが一致していることをチャット仲介サーバー装置1に伝達することにより、必要以上に接続先のチャットボットサーバー装置3を変更するという処理の手間を抑制することができる。
次に、分野データの実例について説明する。
図11は分野データの構成の実例を示す概略図である。図示するように、分野データの集合は、多階層(図示する例では4階層)のツリー構造を有する。このツリーの各ノードが、チャットボットサーバー装置3が対応する分野データにあたるものである。あるノードから見て、上位のノード(親ノード等)は分野の上位概念に対応し、下位のノード(子ノード等)は分野の下位概念に対応する。
図示するツリーの例では、最上位の階層(深さレベル1)において、「飲食店」、「家電製品」、「化粧品」、などといった分野のノードが含まれる。深さレベル1のノードのうちの「飲食店」の子ノードとして、次の階層(深さレベル2)において、「店のご紹介」、「料理のご案内」、「ご予約方法」、「アクセス」、などといった分野のノードが含まれる。深さレベル2のノードのうちの「料理のご案内」の子ノードとして、次の階層(深さレベル3)において、「きつねうどん」、「天ぷらうどん」、「激辛ラーメン」、「豚骨ラーメン」、などといった分野のノードが含まれる。深さレベル3のノードのうちの「豚骨ラーメン」の子ノードとして、次の階層(深さレベル4)において、「材料の原産地」、「アレルギー情報」、「おいしい食べ方」、「相性が合う別の料理」、などといった分野のノードが含まれる。
図示するツリーの例では、深さレベル1において、業種の分類としている。また、深さレベル2以下において、それらの業種に応じた分類のツリーを設けている。
また、分野ツリーに含まれる各ノードについて、ノードを一意に識別するための識別子が付与されている。
この例ではツリーの深さを最大で4としたが、最大の深さレベルをいくつにするかは任意である。また、ここでは、分野間のつながりの形態をツリー構造とした例を示したが、他の形態により分野間がつながっていてもよい。なお、いずれの場合も、1個の分野(ツリー上の1個のノード)に識別子(分野データの識別情報)を付与する。
また、分野データ間のつながりをツリー構造などといった特定の形態の構造として表さなくてもよい。例えば、構造を有さず、単に複数の分野データを要素とする分野データ集合が存在しているだけでもよい。
以上説明した実施形態におけるチャット仲介サーバー装置1や、チャットボットID管理装置2や、チャットボットサーバー装置3や、端末装置6などといった各装置を構成する各機能部は、例えば、電子回路を用いて実現される。また、各機能部は、必要に応じて、半導体メモリーや磁気ハードディスク装置などといった記憶手段を内部に備えてよい。また、各機能部を、コンピューターおよびソフトウェアによって実現するようにしてもよい。
各装置の少なくとも一部の機能をコンピューターで実現する場合、この機能を実現するためのプログラムをコンピューター読み取り可能な記録媒体に記録して、この記録媒体に記録されたプログラムをコンピューターシステムに読み込ませ、実行することによって実現しても良い。なお、ここでいう「コンピューターシステム」とは、OSや周辺機器等のハードウェアを含むものとする。また、「コンピューター読み取り可能な記録媒体」とは、フレキシブルディスク、光磁気ディスク、ROM、CD−ROM、DVD−ROM、USBメモリー等の可搬媒体、コンピューターシステムに内蔵されるハードディスク等の記憶装置のことをいう。さらに「コンピューター読み取り可能な記録媒体」とは、インターネット等のネットワークや電話回線等の通信回線を介してプログラムを送信する場合の通信線のように、一時的に、動的にプログラムを保持するもの、その場合のサーバーやクライアントとなるコンピューターシステム内部の揮発性メモリーのように、一定時間プログラムを保持しているものも含んでも良い。また上記プログラムは、前述した機能の一部を実現するためのものであっても良く、さらに前述した機能をコンピューターシステムにすでに記録されているプログラムとの組み合わせで実現できるものであっても良い。
以上、実施形態を説明したが、本発明はさらに次のような変形例でも実施することが可能である。
例えば、チャットシステム100においては、サーバー側の機能を、チャット仲介サーバー装置1とチャットボットID管理装置2とチャットボットサーバー装置3とに分散させたが、これらの機能を構成するためのサーバー装置の構成は任意である。つまり、本実施形態で示した特定の機能を例えば複数のコンピューター(サーバー装置)に分散させてもよいし、特定の複数の機能を統合して単独のコンピューター(サーバー装置)に集約させてもよい。また、サーバー側の負荷量に応じて動的にハードウェア構成(処理能力)を変えるようにしてもよい。
以上において説明した実施形態によれば、チャットシステム100は、チャットボットサーバー装置3と、チャットボットID管理装置2と、チャット仲介サーバー装置と1を具備する。
チャットボットサーバー装置3は、少なくとも、答弁管理部35と、分野データ管理部37と、答弁推論部34と、分野データ推論部36とを含む。ここで、分野データは、質問等の分野を表すデータである。
答弁管理部35は、質問データ(端末装置6側からチャットのテキストとして送信されてくる質問)と答弁データ(前記質問に対応するチャットの答弁)との関係を表すデータを保持する。質問データと答弁データとの関係を表すデータの一例は、機械学習済の「モデル」である。
分野データ管理部37は、質問データと、その質問データが属する分野の情報である分野データとの関係を表すデータを保持する。質問データと分野データとの関係を表すデータの一例は、機械学習済の「モデル」である。
答弁推論部34は、端末装置6側から送信された質問データと、答弁管理部35とに基づいて、答弁データを推論し、出力する。
分野データ推論部36は、端末装置5側から送信された質問データと、分野データ管理部37とに基づいて、分野データを推論し、出力する。
これにより、チャットボットサーバー装置3は、単に質問データに対応する答弁データを出力するだけでなく、質問データが属する分野を表す分野データをも出力することができる。これにより、外部の装置は、チャットボットサーバー装置3が出力した分野データに基づき、その質問データにより整合する他のチャットボットサーバー装置3を探す(検索等)ことが可能となる。
チャットボットID管理装置2は、少なくとも、チャットボットID管理部23と、チャットボットID伝達部24とを具備する。
チャットボットID管理部23は、前述の通り、チャットボットIDと分野データとを関連付けて記憶し、管理する。チャットボットIDは、チャットボットサーバー装置3を識別するための情報である。
チャットボットID伝達部24は、端末装置6側から送信された質問データに対応して(チャットボットサーバー装置3の)分野データ推論部によって推論されチャットボットサーバー装置3側から出力された分野データに基づいて、分野データに対応するチャットボットIDを、チャットボットID管理部23から取得し、出力する。
これにより、チャットボットID管理装置2は、渡された分野データに整合するチャットボットサーバー装置3を識別するための情報(チャットボットID)を出力することができる。外部の装置は、チャットボットID管理装置2が出力するチャットボットIDに基づいて、分野データに合うチャットボットサーバー装置3を特定することができる。
チャット仲介サーバー装置1は、少なくとも、質問受信部11と、質問伝達部12と、答弁受信部13と、答弁出力部14と、分野データ伝達部15と、チャットボットID受信部16と、変更部(変更チャットボット情報伝達部17および変更承認部18)とを具備する。
質問受信部11は、端末装置6から質問データを受信する。
質問伝達部12は、質問受信部11が受信した質問データをチャットボットサーバー装置3に送信する。
答弁受信部13は、(チャットボットサーバー装置3の)答弁推論部34によって推論された答弁データと、分野データ推論部36によって推論された分野データとを受信する。ただし、チャットボットサーバー装置3が分野データを出力せず、答弁データのみを出力する場合もあり得る。
答弁出力部14は、答弁受信部13が受信した答弁データを端末装置6に送信する。
分野データ伝達部15は、答弁受信部13が受信した分野データをチャットボットID管理装置2に送信する。
チャットボットID受信部16は、分野データ伝達部15が送信した分野データに対応してチャットボットID管理装置2からチャットボットIDを受信する。
変更部は、チャットボットID受信部16が受信したチャットボットIDに基づいて、端末装置6が送信する質問データを送信する先のチャットボットサーバー装置3を変更することができる。
これにより、チャット仲介サーバー装置1は、例えばチャットサービスの途中であっても、端末装置6の接続先のチャットボットサーバー装置3を変更することができる。
また、次の形態としてもよい。チャット仲介サーバー装置1の変更部は、質問データを送信した元の端末装置6に対して、チャットボットID受信部が取得した前記チャットボットIDが示すチャットボットサーバー装置3を接続先とするか否かの承認を得ることを試み、承認が得られた場合にのみ、質問データを送信する先のチャットボットサーバー装置3を変更する。
また、変更部が端末装置6に対して接続先のチャットボットサーバー装置3を変更するか否かの問合せ(承認取得)を省略するようにしてもよい。
また、次の形態としてもよい。即ち、チャットボットサーバー装置3は、推論の結果得られた分野データと自分野データとが一致する場合には、推論結果である分野データの出力を抑止する。つまり、推論結果伝達部33は、自装置に対応する分野データである自分野データを記憶するとともに、分野データ推論部が推論して得られた分野データと自分野データとが異なる場合にのみ分野データを外部に出力するよう制御する。これにより、チャットボットサーバー装置3は、自分野データに属する質問を受信している限りは、質問に関連する分野データを出力しない。したがって、チャットボットサーバー装置3の変更に関する冗長な手順を省略できる。
また、本実施形態によるチャット方法は次の通りである。ただし、チャット仲介サーバー装置1とチャットボットID管理装置2とチャットボットサーバー装置3とが備える各機能を、それぞれ、同一の装置(コンピューター)上に実装してもよいし、別の装置(コンピューター上)に実装してもよい。
チャットサービスのサーバーであるチャットボットサーバー装置3において、答弁管理部35が、質問データと答弁データとの関係を表すデータを保持し、分野データ管理部37が、前記質問データと、前記質問データが属する分野の情報である分野データとの関係を表すデータを保持し、答弁推論部34が、前記チャットサービスのクライアントである端末装置6側から送信された質問データと、前記答弁管理部とに基づいて、答弁データを出力し、分野データ推論部36が、端末装置6側から送信された前記質問データと、前記分野データ管理部とに基づいて、分野データを推論する。
また、分野データに基づいてチャットボットIDを提供するためのチャットボットID管理装置2において、チャットボットID管理部23が、分野データと、チャットボットサーバー装置3を識別するための前記チャットボットIDとを関連付けて記憶する。
また、端末装置6からの接続先であるチャット仲介サーバー装置1において、チャットボットID受信部16が、端末装置6側から送信された質問データに対応して分野データ推論部36から出力された分野データに基づいて、チャットボットID管理部23を参照して得られるチャットボットIDを取得し、変更部が、前記チャットボットID受信部16が取得したチャットボットIDに基づいて、端末装置6が送信する質問データを送信する先のチャットボットサーバー装置3を変更する。
以上、この発明の実施形態について図面を参照して詳述してきたが、具体的な構成はこの実施形態に限られるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の設計等も含まれる。
本発明は、例えば、様々な業種における顧客向け、納入業者向け、あるいは従業員向けの情報提供業務に利用することができる。但し、本発明の利用範囲はここに例示したものには限られない。
1 チャット仲介サーバー装置
2 チャットボットID管理装置
3,3A,3B,3C,・・・ チャットボットサーバー装置
6,6A,6B,6C,・・・ 端末装置
11 質問受信部
12 質問伝達部
13 答弁受信部
14 答弁出力部
15 分野データ伝達部(答弁データ伝達部)
16 チャットボットID受信部
17 変更チャットボット情報伝達部(変更部)
18 変更承認部(変更部)
21 受信部
22 分野データ管理部
23 チャットボットID管理部
24 チャットボットID伝達部
31 質問受信部
32 推論エンジン部
33 推論結果伝達部
34 答弁推論部
35 答弁管理部
36 分野データ推論部
37 分野データ管理部
100 チャットシステム

Claims (14)

  1. チャットボットサーバー装置と、チャットボットID管理装置と、チャット仲介サーバー装置と、を具備するチャットシステムであって、
    前記チャットボットサーバー装置は、
    質問データと答弁データとの関係を表すデータを保持する答弁管理部と、
    前記質問データと、前記質問データが属する分野の情報である分野データとの関係を表すデータを保持する分野データ管理部と、
    端末装置側から送信された質問データと、前記答弁管理部とに基づいて、答弁データを推論する答弁推論部と、
    端末装置側から送信された前記質問データと、前記分野データ管理部とに基づいて、分野データを推論する分野データ推論部と、
    を具備し、
    前記チャットボットID管理装置は、
    前記分野データと、前記チャットボットサーバー装置を識別するためのチャットボットIDとを関連付けて記憶するチャットボットID管理部と、
    端末装置側から送信された前記質問データに対応して前記分野データ推論部によって推論され前記チャットボットサーバー装置側から出力された前記分野データに基づいて、前記分野データに対応する前記チャットボットIDを出力するチャットボットID伝達部と、
    を具備し、
    前記チャット仲介サーバー装置は、
    前記端末装置から前記質問データを受信する質問受信部と、
    前記質問受信部が受信した前記質問データを前記チャットボットサーバー装置に送信する質問伝達部と、
    前記答弁推論部によって推論された前記答弁データと、前記分野データ推論部によって推論された前記分野データとを受信する答弁受信部と、
    前記答弁受信部が受信した前記答弁データを前記端末装置に送信する答弁出力部と、
    前記答弁受信部が受信した前記分野データを前記チャットボットID管理装置に送信する分野データ伝達部と、
    前記分野データ伝達部が送信した前記分野データに対応して前記チャットボットID管理装置から前記チャットボットIDを受信するチャットボットID受信部と、
    前記チャットボットID受信部が受信した前記チャットボットIDに基づいて、前記端末装置が送信する前記質問データを送信する先の前記チャットボットサーバー装置を変更する変更部と、
    を具備する、チャットシステム。
  2. 前記変更部は、前記質問データを送信した元の前記端末装置に対して、前記チャットボットID受信部が取得した前記チャットボットIDが示す前記チャットボットサーバー装置を接続先とするか否かの承認を得ることを試み、前記承認が得られた場合にのみ、前記質問データを送信する先の前記チャットボットサーバー装置を変更する、
    請求項1に記載のチャットシステム。
  3. 前記チャットボットサーバー装置は、
    自装置に対応する分野データである自分野データを記憶するとともに、前記分野データ推論部が推論して得られた前記分野データと前記自分野データとが異なる場合にのみ前記分野データを外部に出力するよう制御する推論結果伝達部、
    をさらに具備する請求項1または2に記載のチャットシステム。
  4. 前記チャットボットサーバー装置における前記分野データ推論部は、推論した前記分野データの確からしさを表す確度を算出し、
    前記チャット仲介サーバー装置において、
    前記答弁受信部は、前記分野データとともに前記確度を受信し、
    前記確度が所定の閾値以上である場合にのみ、前記分野データ伝達部は前記分野データを前記チャットボットID管理装置に送信し、前記チャットボットID受信部は前記チャットボットID管理装置から前記チャットボットIDを受信し、前記変更部は前記端末装置が送信する前記質問データを送信する先の前記チャットボットサーバー装置を変更する、
    請求項1から3までのいずれか一項に記載のチャットシステム。
  5. 質問データと答弁データとの関係を表すデータを保持する答弁管理部と、
    前記質問データを入力として、前記質問データが属する分野の情報である分野データを出力するモデルであって、予め機械学習済のモデル、を保持する分野データ管理部と、
    端末装置側から送信された質問データと、前記答弁管理部とに基づいて、答弁データを推論する答弁推論部と、
    端末装置側から送信された前記質問データと、前記分野データ管理部が保持する前記モデルとに基づいて、分野データを推論し、前記分野データと、前記分野データの確からしさを表す確度と、を出力する分野データ推論部と、
    を具備するチャットボットサーバー装置。
  6. 前記分野データ管理部は、チャットを実行する際に前記モデルをオンライン学習させる、
    請求項5に記載のチャットボットサーバー装置。
  7. チャットサービスのクライアントである端末装置から送信される質問データが属する分野の情報である分野データと、前記チャットサービスのサーバーであるチャットボットサーバー装置を識別するためのチャットボットIDとを関連付けて記憶するチャットボットID管理部と、
    前記端末装置側から送信された前記質問データに対応して推論され前記チャットボットサーバー装置から出力された前記分野データに基づいて、前記分野データに対応する前記チャットボットIDを出力するチャットボットID伝達部と、
    を具備するチャットボットID管理装置。
  8. チャットサービスのクライアントである端末装置から送信される質問データを受信する質問受信部と、
    前記質問受信部が受信した前記質問データを前記チャットサービスのサーバーであるチャットボットサーバー装置に送信する質問伝達部と、
    前記チャットボットサーバー装置によって推論された結果として、前記質問データに対応する答弁データと、前記質問データに対応する分野データとを、受信する答弁受信部と、
    前記答弁受信部が受信した前記答弁データを端末装置に送信する答弁出力部と、
    前記答弁受信部が受信した前記分野データをチャットボットID管理装置に送信する分野データ伝達部と、
    前記分野データ伝達部が送信した前記分野データに対応して前記チャットボットID管理装置からャットボットIDを受信するチャットボットID受信部と、
    前記チャットボットID受信部が受信した前記チャットボットIDに基づいて、前記端末装置が送信する前記質問データを送信する先の前記チャットボットサーバー装置を変更する変更部と、
    を具備するチャット仲介サーバー装置。
  9. コンピューターを、
    質問データと答弁データとの関係を表すデータを保持する答弁管理部と、
    前記質問データを入力として、前記質問データが属する分野の情報である分野データを出力するモデルであって、予め機械学習済のモデル、を保持する分野データ管理部と、
    端末装置側から送信された質問データと、前記答弁管理部とに基づいて、答弁データを推論する答弁推論部と、
    端末装置側から送信された前記質問データと、前記分野データ管理部が保持する前記モデルとに基づいて、分野データを推論し、前記分野データと、前記分野データの確からしさを表す確度と、を出力する分野データ推論部と、
    を具備するチャットボットサーバー装置として機能させるためのプログラム。
  10. 前記分野データ管理部は、チャットを実行する際に前記モデルをオンライン学習させる、
    請求項9に記載のプログラム。
  11. コンピューターを、
    チャットサービスのクライアントである端末装置から送信される質問データが属する分野の情報である分野データと、前記チャットサービスのサーバーであるチャットボットサーバー装置を識別するためのチャットボットIDとを関連付けて記憶するチャットボットID管理部と、
    前記端末装置側から送信された前記質問データに対応して推論され前記チャットボットサーバー装置から出力された前記分野データに基づいて、前記分野データに対応する前記チャットボットIDを出力するチャットボットID伝達部と、
    を具備するチャットボットID管理装置として機能させるためのプログラム。
  12. コンピューターを、
    チャットサービスのクライアントである端末装置から送信される質問データを受信する質問受信部と、
    前記質問受信部が受信した前記質問データを前記チャットサービスのサーバーであるチャットボットサーバー装置に送信する質問伝達部と、
    前記チャットボットサーバー装置によって推論された結果として、前記質問データに対応する答弁データと、前記質問データに対応する分野データとを、受信する答弁受信部と、
    前記答弁受信部が受信した前記答弁データを前記端末装置に送信する答弁出力部と、
    前記答弁受信部が受信した前記分野データをチャットボットID管理装置に送信する分野データ伝達部と、
    前記分野データ伝達部が送信した前記分野データに対応して前記チャットボットID管理装置からャットボットIDを受信するチャットボットID受信部と、
    前記チャットボットID受信部が受信した前記チャットボットIDに基づいて、前記端末装置が送信する前記質問データを送信する先の前記チャットボットサーバー装置を変更する変更部と、
    を具備するチャット仲介サーバー装置として機能させるためのプログラム。
  13. チャットシステムがチャットサービスを実行するためのチャット方法であって、
    前記チャットサービスのサーバーであるチャットボットサーバー装置において、
    答弁管理部が、質問データと答弁データとの関係を表すデータを保持し、
    分野データ管理部が、前記質問データと、前記質問データが属する分野の情報である分野データとの関係を表すデータを保持し、
    答弁推論部が、前記チャットサービスのクライアントである端末装置側から送信された質問データと、前記答弁管理部とに基づいて、答弁データを出力し、
    分野データ推論部が、端末装置側から送信された前記質問データと、前記分野データ管理部とに基づいて、分野データを推論し、
    前記分野データに基づいてチャットボットIDを提供するためのチャットボットID管理装置において、
    チャットボットID管理部が、前記分野データと、前記チャットボットサーバー装置を識別するための前記チャットボットIDとを関連付けて記憶し、
    前記端末装置から接続する先のャット仲介サーバー装置において、
    チャットボットID受信部が、前記端末装置側から送信された前記質問データに対応して前記分野データ推論部から出力された前記分野データに基づいて、前記チャットボットID管理部を参照して得られる前記チャットボットIDを取得し、
    更部が、前記チャットボットID受信部が取得した前記チャットボットIDに基づいて、前記端末装置が送信する前記質問データを送信する先の前記チャットボットサーバー装置を変更する、
    チャット方法。
  14. チャット仲介サーバー装置が端末装置とチャットボットサーバー装置との間を仲介するチャット仲介方法であって、
    質問受信部が、前記端末装置から質問を受信し、
    質問伝達部が、前記質問受信部が受信した質問を、選ばれているチャットボットサーバー装置に送信し、
    答弁受信部が、質問送信先である前記チャットボットサーバー装置から、質問に基づいた推論処理の結果である推論結果を受信し、前記推論結果は、前記質問に対する答弁と、前記質問に関連する分野データと、前記分野データの確からしさを表す確度とを含むものであり、
    前記答弁受信部が受信した前記確度が所定の閾値以上である場合にのみ、分野データ伝達部が前記推論結果に含まれていた分野データをチャットボットID管理装置に送信し、且つ、チャットボットID受信部が送信された前記分野データに対応するチャットボットIDを前記チャットボットID管理装置から受信し、前記チャットボットIDはチャットボットサーバー装置の接続先を変更するための候補を示すものであり、
    答弁出力は、前記推論結果に含まれていた答弁を前記端末装置に送信し、
    前記チャットボットID受信部が前記チャットボットIDを受信していた場合には、変更部が、前記チャットボットID受信部が取得した前記チャットボットIDに基づいて、前記端末装置が送信する前記質を送信する先の前記チャットボットサーバー装置を変更する、
    チャット仲介方法。
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