JP6489164B2 - 光ファイバセンサ装置及び光ファイバセンサシステム - Google Patents
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Description
この発明は、例えば、時間領域リフレクトメトリ(OTDR:Optical Time Domain Reflectometry)において、測定距離の長延化を可能にする光ファイバセンサ装置、及びこの光ファイバセンサ装置を用いた光ファイバセンサシステムに関する。
光ファイバ通信の発展とともに、光ファイバ自体をセンシング媒体とする分布型光ファイバセンシングが盛んに研究されている。分布型光ファイバセンシングでは、光ファイバの片端から光パルスを入射し、光ファイバ中で後方散乱された光を時間に対して測定するOTDRが代表的である。
ここで、測定距離を長延化すると、光ファイバが長くなり、レイリー散乱光による雑音が大きくなるという課題がある。
そこで、測定距離の長延化を可能にする、光ファイバ中で発生するラマン散乱光強度から温度を求める分布型の光ファイバ温度センサが提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特許文献1に開示されている光ファイバ温度センサでは、光ファイバの入力側の端部から離れるにしたがって、自然ラマン散乱光発生効率が高くなるように配置されている。
この出願に係る発明者らが検討したところ、OTDRを用いた光ファイバセンサシステムにおいて、測定距離の長延化の課題を解決する新たな手法として、光ファイバの両側からOTDRで測定を行うことで、測定距離の長延化が可能になることを見出した。
この発明は、上述の問題点に鑑みてなされたものである。この発明の目的は、測定距離の長延化を行う光ファイバセンサシステムで用いて好適な光ファイバセンサ装置と、この光ファイバセンサ装置を用いた光ファイバセンサシステムを提供することにある。
上述した目的を達成するために、この発明の光ファイバセンサ装置は、プローブ光を生成する光源部と、光ファイバで反射された反射光を検出する光検出部と、第1〜4の入出力端子を備え、第1の入出力端子にプローブ光が入力され、第2の入出力端子が終端されている光路切換部とを備えて構成される。
光路切換部は、第1の入出力端子と第3の入出力端子を接続し、かつ、第2の入出力端子と第4の入出力端子を接続する第1の状態と、第1の入出力端子と第4の入出力端子を接続し、かつ、第2の入出力端子と第3の入出力端子を接続する第2の状態とを取ることができる。
また、この発明の光ファイバセンサシステムは、n(nは2以上の整数)の上記の光ファイバセンサ装置と、n−1本の光ファイバを備えて構成される。
第k(kは1以上n−1以下の整数)の光ファイバセンサ装置の第3の入出力端子は、第kの光ファイバに接続されており、第k+1の光ファイバセンサ装置の第4の入出力端子は、第kの光ファイバに接続されている。
この発明の光ファイバセンサ装置及び光ファイバセンサシステムによれば、光ファイバの両側からOTDRで測定を行うことで、測定距離の長延化が可能になる。
以下、図を参照して、この発明の実施の形態について説明するが、各構成要素の形状、大きさ及び配置関係については、この発明が理解できる程度に概略的に示したものに過ぎない。また、以下、この発明の好適な構成例につき説明するが、数値的条件などは、単なる好適例にすぎない。従って、この発明は以下の実施の形態に限定されるものではなく、この発明の構成の範囲を逸脱せずにこの発明の効果を達成できる多くの変更又は変形を行うことができる。なお、各図において共通する構成要素は省略する場合がある。
(第1の光ファイバセンサシステム)
図1を参照して、この発明の第1の実施形態に係る光ファイバセンサシステム(以下、第1の光ファイバセンサシステムとも称する。)について説明する。図1は、第1の光ファイバセンサシステムを説明するための模式図である。図1(A)は、概略的な構成図を示し、図1(B)は、測定感度を示す。図1(B)は、横軸に光ファイバの長手方向の位置を示し、縦軸に測定感度を示している。
図1を参照して、この発明の第1の実施形態に係る光ファイバセンサシステム(以下、第1の光ファイバセンサシステムとも称する。)について説明する。図1は、第1の光ファイバセンサシステムを説明するための模式図である。図1(A)は、概略的な構成図を示し、図1(B)は、測定感度を示す。図1(B)は、横軸に光ファイバの長手方向の位置を示し、縦軸に測定感度を示している。
第1の光ファイバセンサシステムは、nの光ファイバセンサ装置10と、n−1本の光ファイバ90を備えて構成される。
光ファイバセンサ装置10は、光源部12と、サーキュレータ14と、光検出部16と、演算部18と、光路切換部20とを備えて構成される。
光源部12は、プローブ光を生成する。光源部12は、例えば、連続光を生成する光源と、連続光から光パルスを生成する光パルス発生器を備えて構成される。この光パルスが、プローブ光として、光源部12から出力される。
この光源部12から出力されたプローブ光は、サーキュレータ14及び光路切換部20を経て、光ファイバ90に入力される。なお、サーキュレータ14に換えて、光カプラとアイソレータを組み合わせて用いても良い。
光ファイバ90に入力されたプローブ光は、光ファイバ90中で反射される。プローブ光が光ファイバ90で反射された反射光は、光路切換部20及びサーキュレータ14を経て光検出部16に送られる。
光検出部16は、例えば、アバランシェフォトダイオード(APD)などで構成され、反射光の強度を測定する。
演算部18は光検出部16での測定結果、及び、光路切換部20の状態に基づいて、光ファイバ90に応力が印加されている位置を取得する。
なお、OTDRの中で、自然ブリルアン散乱を測定するBOTDR(Brillouin OTDR)を利用する場合は、光検出部を、例えば、特開2016−191659に開示されているような自己遅延ヘテロダイン干渉計で構成し、ブリルアン周波数シフト(BFS:Brillouin Frequency Shift)を測定してもよい。ブリルアン散乱は、光ファイバに入射される光パルスの中心周波数に対して、ストークス側及び反ストークス側にGHz程度周波数シフトした位置に観測され、そのスペクトルはブリルアン利得スペクトル(BGS:Brillouin Gain Spectrum)と呼ばれる。ブリルアン周波数シフトは、BGSの周波数シフトの大きさを示す。
図2を参照して、光路切換部20について説明する。図2は、光路切換部を説明するための模式図である。光路切換部20は、第1〜4の入出力端子20a〜20dを備えて構成される。第1〜4の入出力端子20a〜20dは、それぞれ光路切換部20への入力や光路切換部20からの出力に用いられる端子である。
第1の入出力端子20aは、サーキュレータ14と接続されており、プローブ光が入力される。また、第1の入出力端子20aは、第3又は第4の入出力端子20c又は20dから入力される反射光を出力し、サーキュレータ14を経て光検出部16に送る。
第2の入出力端子20bは終端されていて、他の端子から入力された光を出力した際の反射、散乱等を抑制する。
第3の入出力端子20c及び第4の入出力端子20dは光ファイバに接続される。光路切換部20は、例えば、光クロススイッチで構成される。この場合、光路切換部20は、第1の入出力端子20aと第3の入出力端子20cを接続し、かつ、第2の入出力端子20bと第4の入出力端子20dを接続する第1の状態(図2(A))と、第1の入出力端子20aと第4の入出力端子20dを接続し、かつ、第2の入出力端子20bと第3の入出力端子20cを接続する第2の状態(図2(B))とを取ることができる。第1の状態は、バー状態であり、第2の状態はクロス状態である。
光路切換部20の光路を切り換える構成は、当業者であれば実現可能である。この光路切換部20の状態は、演算部18に送られる。
第kの光ファイバセンサ装置10−kの第3の入出力端子は、第kの光ファイバ90−kに接続されており、また、第k+1の光ファイバセンサ装置10−(k+1)の第4の入出力端子は、第kの光ファイバ90−kに接続されている。
以下の説明では、第1の状態、すなわち、第kの光ファイバセンサ装置10−kが第kの光ファイバ90−kに対してプローブ光を送る状態を順方向と称し、第2の状態、すなわち、第k+1の光ファイバセンサ装置10−(k+1)が第kの光ファイバ90−kに対してプローブ光を送る状態を逆方向と称することもある。
第kの光ファイバ90−kに対して、順方向で測定する場合、光ファイバの長さが長くなる、すなわち、測定距離が長延化すると、測定感度が下がっていき、ある長さを超えると閾値を下回り、十分な測定を行うことができなくなる(図1(B)中、曲線I)。
同様に、第kの光ファイバ90−kに対して、逆方向で測定する場合、光ファイバの長さが長くなると、測定感度が下がっていき、ある長さを超えると閾値を下回り、十分な測定を行うことができなくなる(図1(B)中、曲線II)。
従来は、例えば順方向の一方向のみの測定しか行っていない。このため、測定距離が長くなる場合は、それぞれの光ファイバセンサ装置での測定可能距離ごとに光ファイバセンサ装置が必要となる。
これに対し、第1の光ファイバセンサシステムでは、第kの光ファイバに対して、順方向及び逆方向の両者の測定を行うことができる。このため、順方向及び逆方向の両者の測定結果を組み合わせることで、測定感度を高めることができる(図1(B)中、曲線I+II)。その結果、それぞれの光ファイバセンサ装置での測定可能距離よりも広い間隔で光ファイバセンサ装置を配置しても、十分な測定感度で測定を行うことができる。
(第2の光ファイバセンサシステム)
図3を参照して、この発明の第2の実施形態に係る光ファイバセンサシステム(以下、第2の光ファイバセンサシステムとも称する。)について説明する。図3は、第2の光ファイバセンサシステムを説明するための模式図である。
図3を参照して、この発明の第2の実施形態に係る光ファイバセンサシステム(以下、第2の光ファイバセンサシステムとも称する。)について説明する。図3は、第2の光ファイバセンサシステムを説明するための模式図である。
第2の光ファイバセンサシステムは、光ファイバセンサ装置11の、サーキュレータ14と、光路切換部20との間に波長フィルタ30を備える点が、第1の光ファイバセンサシステムと異なっている。他の構成は、第1の光ファイバセンサシステムと同様なので、重複する説明を省略する。
第1の光ファイバセンサシステムでは、1つの光ファイバに対して、順方向及び逆方向の両者の測定を順次に行う。これに対し、光ファイバセンサシステムの用途によっては、よりリアルタイム性が求められることがある。この場合は、1つの光ファイバに対して、順方向及び逆方向の両者の測定を同時に行う必要がある。
この第2の光ファイバセンサシステムは、各光ファイバセンサ装置が備える波長フィルタが透過させる波長帯域(透過波長)が、互いに異なっている。
第kの光ファイバ90−kに対して、第kの光ファイバセンサ装置11−kが波長λkの光をプローブ光として順方向測定を行い、第k+1の光ファイバセンサ装置11−(k+1)が波長λk+1の光をプローブ光として逆方向測定を行う。第kの光ファイバセンサ装置11−kが備える波長フィルタ30の透過波長がλk、第k+1の光ファイバセンサ装置11−(k+1)が備える波長フィルタ30の透過波長がλk+1である場合、第kの光ファイバセンサ装置11−kが生成する波長λkのプローブ光は、第k+1の光ファイバセンサ装置11−(k+1)の波長フィルタ30で遮断され、第k+1の光ファイバセンサ装置11−(k+1)が生成する波長λk+1のプローブ光は、第kの光ファイバセンサ装置11−kの波長フィルタ30で遮断される。このため、第kの光ファイバセンサ装置11−kと第k+1の光ファイバセンサ装置11−(k+1)は、同時に同じ光ファイバの測定を行うことができる。
(第3の光ファイバセンサシステム)
図4を参照して、この発明の第3の実施形態に係る光ファイバセンサシステム(以下、 第3の光ファイバセンサシステムとも称する。)について説明する。図4は、第3の光ファイバセンサシステムを説明するための模式図である。図4(A)は、概略的な構成図を示し、図4(B)は、測定感度を示す。図4(B)は、横軸に光ファイバの長手方向の位置を示し、縦軸に測定感度を示している。
図4を参照して、この発明の第3の実施形態に係る光ファイバセンサシステム(以下、 第3の光ファイバセンサシステムとも称する。)について説明する。図4は、第3の光ファイバセンサシステムを説明するための模式図である。図4(A)は、概略的な構成図を示し、図4(B)は、測定感度を示す。図4(B)は、横軸に光ファイバの長手方向の位置を示し、縦軸に測定感度を示している。
第3の光ファイバセンサシステムは、光路切換部21の構成が第1の光ファイバセンサシステムと異なっている。他の構成は、第1の光ファイバセンサシステムと同様なので、重複する説明を省略する。
図5を参照して、光路切換部21について説明する。図2は、光路切換部を説明するための模式図である。光路切換部21は、第1〜4の入出力端子を備えて構成される。第1〜4の入出力端子は、それぞれ光路切換部21への入力や光路切換部21からの出力に用いられる端子である。
第3の光ファイバセンサシステムでは、光路切換部21が、2つの光クロススイッチ22及び24を備えて構成される。
各光クロススイッチは、第1〜4の端子を備えている。バー状態では、第1の端子と第3の端子が接続され、 かつ、 第2の端子と第4の端子が接続される。また、クロス状態では、第1の端子と第4の端子が接続され、かつ、第2の端子と第3の端子が接続される。
この光路切換部21は、第1の光クロススイッチ22の第1及び第2の端子22a及び22bが、それぞれ、光路切換部21の第1の入出力端子及び第2の入出力端子となる。また、第2の光クロススイッチ24の第1及び第3の端子24a及び24cがそれぞれ、光路切換部21の第3及び第4の入出力端子となる。そして、第1の光クロススイッチ22の第3及び第4の端子22c及び22dが、それぞれ、第2の光クロススイッチ24の第2及び第4の端子24b及び24dと接続される。
第1の光クロススイッチ22がクロス状態であり、かつ、第2の光クロススイッチがクロス状態の場合(図5(A))は、第1の光クロススイッチの第1の端子22a、第1の光クロススイッチの第4の端子22d、第2の光クロススイッチの第4の端子24d及び第2の光クロススイッチの第1の端子24aが接続される。このとき、第1の光クロススイッチの第2の端子22b、第1の光クロススイッチの第3の端子22c、第2の光クロススイッチの第2の端子24b及び第2の光クロススイッチの第3の端子24cが接続される。
すなわち、 第1の入出力端子(第1の光クロススイッチの第1の端子22a)と第3の入出力端子(第2の光クロススイッチの第1の端子24a)が接続され、かつ、第2の入出力端子(第1の光クロススイッチの第2の端子22b)と第4の入出力端子(第2の光クロススイッチの第3の端子24c)が接続された、第1の状態となる。
また、第1の光クロススイッチ22がバー状態であり、かつ、第2の光クロススイッチ24がクロス状態の場合(図5(B))は、第1の光クロススイッチの第1の端子22a、第1の光クロススイッチの第3の端子22c、第2の光クロススイッチの第2の端子24b及び第2の光クロススイッチの第3の端子24cが接続される。このとき、第1の光クロススイッチの第2の端子22b、第1の光クロススイッチの第4の端子22d、第2の光クロススイッチの第4の端子24d及び第2の光クロススイッチの第1の端子24aが接続される。
すなわち、第1の入出力端子(第1の光クロススイッチの第1の端子22a)と第4の入出力端子(第2の光クロススイッチの第3の端子24c)が接続され、かつ、第2の入出力端子(第1の光クロススイッチの第2の端子22b)と第3の入出力端子(第2の光クロススイッチの第1の端子24a)が接続された、第2の状態となる。
さらに、第1の光クロススイッチ22がバー状態であり、かつ、第2の光クロススイッチ24がバー状態の場合(図5(C))は、第1の光クロススイッチの第1の端子22a、 第1の光クロススイッチの第3の端子22c、第2の光クロススイッチの第2の端子24b、第2の光クロススイッチの第4の端子24d、第1の光クロススイッチの第4の端子22d及び第1の光クロススイッチの第2の端子22bが接続される。このとき、第2の光クロススイッチの第1の端子24aと第2の光クロススイッチの第3の端子24cが接続される。
すなわち、第1の入出力端子(第1の光クロススイッチの第1の端子22a)と第2の入出力端子(第1の光クロススイッチの第2の端子22b)が接続され、かつ、第3の入出力端子(第2の光クロススイッチの第1の端子24a)と第4の入出力端子(第2の光クロススイッチの第4の端子24d)が接続された、第3の状態となる。
第kの光ファイバセンサ装置13−kの光路切換部21が第3の状態のときは、第k−1の光ファイバセンサ装置から順方向に出力されたプローブ光は、第k−1の光ファイバを伝播して、第kの光ファイバセンサ装置13−kを通過して、さらに第kの光ファイバ90−kを伝搬する。そして、第kの光ファイバセンサ装置13−kで生成されたプローブ光は終端される。
このように、第kの光ファイバセンサ装置の光路切換部が第3の状態のときは、第kの光ファイバセンサ装置はスルー状態となり、第k−1の光ファイバと第kの光ファイバとがそのまま接続された状態となる。
この第3の光ファイバセンサシステムでは、例えば、第kの光ファイバセンサ装置に不具合が生じ、修理が必要になった場合など、第kの光ファイバセンサ装置の光路切換部を第3の状態にすることで、他の光ファイバセンサ装置での測定を継続したまま、当該光ファイバセンサ装置の修理等を行うことができる。
また、いくつかの光ファイバセンサ装置の光路切換部を第3の状態にして、この光ファイバセンサ装置をスリープさせることで、消費電力を抑制することもできる。
例えば、第k+1の光ファイバセンサ装置をスルー状態にしてスリープさせると、光ファイバの長さが2倍以上になるので、十分な感度での測定が行えない場合もある。
しかし、測定感度が低い状態で、測定を行い、異常が示された場合には、第k+1の光ファイバセンサ装置をアクティブにして、十分な感度での測定を行うなど、省エネルギーの観点でも優れた効果が期待される(図4(B))。
10、11、13 光ファイバセンサ装置
12 光源部
14 サーキュレータ
16 光検出部
18 演算部
20、21 光路切換部
22、24 光クロススイッチ
30 波長フィルタ
90 光ファイバ
12 光源部
14 サーキュレータ
16 光検出部
18 演算部
20、21 光路切換部
22、24 光クロススイッチ
30 波長フィルタ
90 光ファイバ
Claims (4)
- 光源部と、
光検出部と、
第1〜4の入出力端子を備えて構成され、前記第2の入出力端子が終端されている光路切換部と
を備え、
前記第3の入出力端子と前記第4の入出力端子のいずれか一方又は双方に光ファイバが接続され、
前記光路切換部は、
前記第1の入出力端子と前記第3の入出力端子を接続し、かつ、前記第2の入出力端子と前記第4の入出力端子を接続する第1の状態と、
前記第1の入出力端子と前記第4の入出力端子を接続し、かつ、前記第2の入出力端子と前記第3の入出力端子を接続する第2の状態とを
取ることができ、
前記第1の状態及び前記第2の状態では、
前記光源部がプローブ光を生成し、
前記プローブ光は、前記第1の入出力端子に入力され、前記第3の入出力端子又は前記第4の入出力端子を経て光ファイバに出力され、
前記光ファイバで反射された反射光は、前記第3の入出力端子又は前記第4の入出力端子に入力され、前記第1の入出力端子を経て前記光検出部に送られ、
前記光検出部は、前記反射光を検出する
ことを特徴とする光ファイバセンサ装置。 - 前記光源部と前記光路切換部の間に、波長フィルタを備える
ことを特徴とする請求項1に記載の光ファイバセンサ装置。 - 前記第3の入出力端子と前記第4の入出力端子の双方に光ファイバが接続され、
前記光路切換部は、さらに
前記第1の入出力端子と前記第2の入出力端子を接続し、かつ、前記第3の入出力端子と前記第4の入出力端子を接続する第3の状態を取ることができ、
前記第3の状態では、前記光ファイバから前記第3の入出力端子及び前記第4の入出力端子の一方に入力された光は、前記第3の入出力端子及び前記第4の入出力端子の他方を経て光ファイバに出力される
ことを特徴とする請求項1又は2に記載の光ファイバセンサ装置。 - n(nは2以上の整数)の請求項1〜3のいずれか一項に記載の光ファイバセンサ装置と、n−1本の光ファイバを備え、
第k(kは1以上n−1以下の整数)の前記光ファイバセンサ装置の第3の入出力端子は、第kの光ファイバに接続されており、
第k+1の前記光ファイバセンサ装置の第4の入出力端子は、前記第kの光ファイバに接続されている
ことを特徴とする光ファイバセンサシステム。
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