JP6488275B2 - 無線試験信号を用いて無線周波無線信号トランシーバを試験するためのシステム及び方法 - Google Patents

無線試験信号を用いて無線周波無線信号トランシーバを試験するためのシステム及び方法 Download PDF

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Description

本発明は、無線周波(RF)無線信号トランシーバを試験することに関し、具体的には、RF試験信号を伝達するためのRF信号ケーブルを必要とすることなくそのようなデバイスを試験することに関する。
今日の電子デバイスの多くは、接続目的及び通信目的の両方で無線技術を使用する。無線デバイスは電磁エネルギーを送受信するため、また2つ以上の無線デバイスが、信号周波数及び電力スペクトル密度により、互いの動作に干渉する危険性を有するため、これらのデバイス及びデバイスの無線技術は、様々な無線技術規格仕様に準拠しなければならない。
そのようなデバイスを設計する場合、技術者は、そのようなデバイスが、含まれる無線技術の規定の規格に基づく仕様のそれぞれを満たすか、又は超えることを保証することに多大な注意を払う。さらに、これらのデバイスが後に、大量生産される際、含まれる無線技術の規格に基づく仕様への準拠性を含め、製造欠陥が不適切な動作を生じさせないことを保証するために、デバイスが試験される。
製造及び組立後にこれらのデバイスを試験するために、現在の無線デバイス試験システム(「テスタ」)は、各デバイスから受け取る信号を解析するためのサブシステムを使用する。そのようなサブシステムは、少なくともデバイスに伝送すべきソース信号を提供するためのベクトル信号発生器(VSG)、及びデバイスが生成する信号を解析するためのベクトル信号解析器(VSA)を含む。VSGによる試験信号の生成及びVSAが行う信号解析は、一般的に、様々な周波数範囲、帯域幅、及び信号変調特性を有する多岐にわたる無線技術規格への準拠について様々なデバイスを試験するためにそのそれぞれを使用できるようにするようにプログラム可能である。
被試験デバイス(DUT)の較正及び性能検証試験は、典型的にはDUTとテスタとが電磁放射によって通信する無線信号経路ではなく、RFケーブル等の導電性信号経路を使用して行われる。従って、テスタとDUTとの間の信号は周囲空間を介して放射されるのではなく、導電性信号経路を介して伝えられる。そのような導電性信号経路を使用することは、測定の再現性及び一貫性の確保を助け、信号搬送(伝送及び受信)における要因としてDUTの配置及び向きを排除する。
多重入出力(MIMO)DUTの場合、DUTの入力/出力接続ごとに何らかの形で信号経路を設ける必要がある。例えば、3つのアンテナを用いて動作させることを意図するMIMOデバイスでは、3つの導電性信号経路、例えばケーブルや接続を試験用に設ける必要がある。
しかし、導電性信号経路を使用することは、DUTとテスタとの間でケーブルを物理的に脱着する必要があるため、各DUTを試験するのにかかる時間に著しく影響を及ぼす。更に、MIMO DUTの場合、何れも試験の開始時及び終了時にそのような脱着操作を複数回行わなければならない。更に、試験中に伝達される信号は通常目的の使用においてそうであるように周囲空間を介して放射されず、そのような試験中にDUTのアンテナアセンブリは使用されないので、そのような試験は実際の動作をシミュレートせず、アンテナに起因する如何なる性能特性も試験結果に反映されない。
代替策として、ケーブルによる電気伝導ではなく電磁放射によって伝達される試験信号を使用して試験を行うことができる。この代替策は、試験ケーブルの脱着を必要とせず、それによりそのような脱着に関連する試験時間を短縮する利益がある。しかし、放射信号及び受信アンテナが存在する「チャネル」、即ち試験信号が放射され受信される周囲空間は、本質的に他の場所で生じて周囲空間に広がる他の電磁信号に起因する信号干渉及び誤りを起こしやすい。そのような信号は、DUTアンテナによって受信され、信号反射により各干渉信号源からのマルチパス信号を含み得る。従って、「チャネル」の「状態」は、アンテナ接続ごとに個々の導電性信号経路、例えばケーブルを使用する場合に比べて劣る。
そのような外生信号の干渉を防ぐ、又は少なくとも著しく減らす1つの方法は、シールドエンクロージャを使用してDUT及びテスタの放射信号インターフェイスを隔離することである。しかし、そのようなエンクロージャは、概して互角の測定精度及び再現性をもたらしてはいない。これは、とりわけ最も小さい電波暗室よりも小さいエンクロージャに当てはまる。加えて、そのようなエンクロージャは、DUTの配置及び向き並びにそのようなエンクロージャ内で作り出されるマルチパス信号の建設的干渉及び相殺的干渉に敏感となる傾向がある。
従って、外部生成信号及びマルチパス信号効果による干渉信号を回避することによって試験の再現性及び精度を維持しながら、放射電磁試験信号を使用することができ、それにより実際のシステム動作をシミュレートすると共に、さもなければ試験ケーブルの脱着に必要な試験時間を回避する無線信号トランシーバ、特に無線MIMO信号トランシーバを試験するためのシステム及び方法を有することが望ましい。
本発明によれば、無線周波(RF)信号トランシーバ被試験デバイス(DUT)の無線試験を助けるシステム及び方法が提供される。制御された電磁環境内でDUTが動作している状態で、テスタがDUTと複数の試験信号を無線でやり取りする。DUT及び試験機器からのフィードバック信号に従ってそれぞれの試験信号の信号位相が制御される。そのようなフィードバック信号に従ってそれぞれの試験信号の振幅も制御することができ、それによりテスタとDUTとの間の見掛けの信号経路損失を最小化できるようにし、導電性信号経路を効果的にシミュレートする。
本発明の一実施形態によれば、無線周波(RF)信号トランシーバ被試験デバイス(DUT)の無線試験を助けるシステムは、構造体と、導電性信号経路と、複数のアンテナと、RF信号制御回路とを含む。構造体は、外部領域から生じる電磁放射から内部領域を実質的に隔離した状態で内部領域及び外部領域を画定し、内部領域はDUTを配置できるように構成される第1の内部位置と、第1の内部位置から離れた第2の内部位置と、第1の内部位置と第2の内部位置との間の画定容積の実質的に側方に配置される1つ以上のRF吸収材料とを含む。導電性信号経路は、DUTに結合し、内部領域と外部領域との間で1つ以上の電気信号を伝達するためのものである。複数のアンテナは、少なくとも部分的に第2の内部位置に配置され、複数の位相制御RF試験信号を放射する。RF信号制御回路は、導電性信号経路及び複数のアンテナに結合され、RF試験信号を複製して複数の複製RF試験信号をもたらし、複数の複製RF試験信号の少なくとも一部のそれぞれの位相を複数の信号データに従って制御して複数の位相制御RF試験信号をもたらすことにより、複数の位相制御RF試験信号に関係し、且つ1つ以上の電気信号によって伝達されるDUTからの複数の信号データ、及びRF試験信号に応答する。
本発明の別の実施形態によれば、無線周波(RF)多重入出力(MIMO)信号トランシーバ被試験デバイス(DUT)の無線試験を助ける方法は、構造体、導電性信号経路、及び複数のアンテナを設けるステップを含む。構造体は、外部領域から生じる電磁放射から内部領域を実質的に隔離した状態で内部領域及び外部領域を画定し、内部領域はDUTを配置できるように構成される第1の内部位置と、第1の内部位置から離れた第2の内部位置と、第1の内部位置と第2の内部位置との間の画定容積の実質的に側方に配置される1つ以上のRF吸収材料とを含む。導電性信号経路は、DUTに結合し、内部領域と外部領域との間で1つ以上の電気信号を伝達するためのものである。複数のアンテナは、少なくとも部分的に第2の内部位置に配置され、複数の位相制御RF試験信号を放射する。RF試験信号を複製して複数の複製RF試験信号を与え、複数の複製RF試験信号の少なくとも一部のそれぞれの位相を複数の信号データに従って制御して複数の位相制御RF試験信号を与えることにより、複数の位相制御RF試験信号に関係し、且つ1つ以上の電気信号によって伝達されるDUTからの複数の信号データ、及びRF試験信号に応答するステップが更に含まれる。
図1は、無線信号トランシーバの典型的な動作環境及びあり得る試験環境を示す。 図2は、導電性試験信号経路を使用する、無線信号トランシーバ用の試験環境を示す。 図3は、導電性信号経路を使用するMIMO無線信号トランシーバ用の試験環境、及びそのような試験環境のチャネルモデルを示す。 図4は、放射電磁信号を使用するMIMO無線信号トランシーバ用の試験環境、そのような試験環境のチャネルモデルを示す。 図5は、放射電磁試験信号を使用してMIMO DUTを試験することができる、例示的実施形態による試験環境を示す。 図6は、DUTがシールドエンクロージャ内で放射電磁試験信号を使用して試験される試験環境を示す。 図7は、マルチパス信号効果が低減された状態で、無線DUTがシールドエンクロージャ内で放射電磁試験信号を使用して試験される試験環境の例示的実施形態を示す。 図8は、マルチパス信号効果が低減された状態で、無線DUTがシールドエンクロージャ内で放射電磁試験信号を使用して試験される試験環境の例示的実施形態を示す。 図9は、図7及び図8の試験環境内で使用するための、一例示的実施形態によるシールドエンクロージャの物理表現を示す。
以下の詳細な説明は、添付図面を参照した本発明の実施形態例の説明である。そのような説明は、例示を意図され、本発明の範囲に関しての限定を意図しない。そのような実施形態は、当業者が本発明を実施できるようにするのに十分に詳細に説明され、本発明の思想又は範囲から逸脱せずに、幾つかの変形を有する他の実施形態を実施することも可能なことが理解されよう。
本開示全体を通して、文脈から逆のことが明確に示されない場合、説明される個々の回路素子が単数であってもよく、又は複数であってもよいことが理解されよう。例えば、「回路(circuit)」及び「回路(circuitry)」という用語は、単一の構成要素又は複数の構成要素の何れかを含み得るもので、能動回路であってもよく、且つ/又は受動回路であってもよく、一緒に接続されるか、又は他の様式で結合されて(例えば、1つ以上の集積回路チップとして)、記載される機能を提供する。さらに、「信号」という用語は、1つ以上の電流、1つ以上の電圧、又はデータ信号を指し得る。図面内で、同様又は関連する要素は同様又は関連する文字、数字、又は英数字指示子を有する。さらに、本発明は、離散電子回路(好ましくは、1つ以上の集積回路チップの形態で)を使用する実施態様の文脈で考察されたが、そのような回路の任意の部分の回路は代替的に、処理すべき信号周波数又はデータレートに応じて、1つ以上の適宜プログラムされたプロセッサを使用して実施し得る。さらに、図が様々な実施形態の機能ブロックの図を示す限り、機能ブロックは必ずしも、ハードウェア回路間の分割を示すわけではない。
図1に示されているように、無線信号トランシーバの(少なくとも実際の動作をシミュレートすることに関する)典型的な動作環境及び理想的な試験環境は、テスタ100及びDUT200を無線通信させる。典型的には、有線信号インターフェイス11a、11bを介してテスタ100及びDUT200と試験コマンド及びデータをやり取りするために、何らかの形の試験コントローラ10(例えば、パーソナルコンピュータ)も使用される。テスタ100及びDUT200は、導電性の信号コネクタ(例えば、その多くの種類が当技術分野で良く知られている同軸ケーブル接続)104、204によって接続される1つ(又はMIMOデバイスではそれ以上)のアンテナ102、202をそれぞれ有する。試験信号(ソース及び応答)が、テスタ100とDUT200との間でアンテナ102、202を介して無線搬送される。例えば、DUT200の伝送(TX)試験中、DUTアンテナ202から電磁信号203が放射される。アンテナの放射パターンの指向性に応じて、この信号203は多数の方向に放射し、テスタアンテナ102によって受信される入射信号成分203i及び反射信号成分203rをもたらす。上記のように、多くの場合にマルチパス信号効果及び他の場所で生じる他の電磁信号(不図示)の産物であるこれらの反射信号成分203rは、建設的及び相殺的な信号干渉をもたらし、それにより高信頼且つ再現可能な信号の受信及び試験結果を妨げる。
図2に示されているように、そのような信頼できない試験結果を回避するために、RF同軸ケーブル106等の導電性信号経路を使用してテスタ100及びDUT200のアンテナコネクタ104、204を接続し、テスタ100とDUT200との間で試験信号を搬送するための、一貫性がある高信頼且つ再現可能な導電性信号経路をもたらす。しかし上記のように、導電性信号経路を使用することは、試験前後にケーブル106を脱着するのにかかる時間によって全体的な試験時間を長くする。
図3に示されているように、MIMO DUT200aを試験する場合、試験ケーブルを脱着するための追加の試験時間が一層長くなる。この場合、対応するテスタコネクタ104とDUTコネクタ204とを接続し、DUT200a内のRF信号受信器210が受信するためにテスタ100a内のRF信号源110(例えばVSG)からRF試験信号を搬送できるようにするには、複数の試験ケーブル106が必要である。例えば典型的な試験環境内では、MIMOデバイスを試験するためのテスタが、対応する1つ以上のRF試験信号111a、111b、...、111n(例えば不定の信号パワー、パケットコンテンツ、及びデータ転送速度を有するパケットデータ信号)を提供する1つ以上のVSG110a、110b、...、110nを有する。それぞれのテスタコネクタ104a、104b、...、104n及びDUTコネクタ204a、204b、...、204nを介して接続される対応する試験ケーブル106a、106b、...、106nは、これらの信号を伝達し、受信RF試験信号211a、211b、...、211nを、DUT200a内の対応するRF信号受信器210a、210b、...、210nに与える。従って、これらの試験ケーブル106の脱着にかかる追加の試験時間は、試験ケーブル106の本数に対応してn倍長くなり得る。
上記のように、テスタ100aとDUT200aとを接続するために試験ケーブルを使用することは、一貫性があり、高信頼且つ再現可能な試験接続を与える利点がある。当技術分野で良く知られているように、これらの試験接続107は、対角行列20によって特徴付けられる信号チャネルHとしてモデル化することができ、対角行列の要素22は、それぞれの信号チャネル特性(例えば、それぞれの試験ケーブル106に関する信号経路の伝導性や損失)の係数h11、h22、...、hnnに対応する。
図4に示されているように、1つ以上の例示的実施形態によれば、導電性又は有線チャネル107(図3)が、テスタ100aとDUT200aとの間の無線信号インターフェイス106aに対応する無線チャネル107aによって置換されている。上記のように、テスタ100a及びDUT200aは、それぞれのアンテナアレイ102、202を介して試験信号111、211を伝達する。この種の試験環境では、信号チャネル107aはもはや対角行列20によって表わされないが、代わりに対角線22から外れた1つ以上の非ゼロ係数24a、24bを有する行列20aによって表わされる。当業者なら容易に理解されるように、これはチャネル107a内で使用可能な複数の無線信号経路のためである。例えば、理想的には各DUTコネクタ204がその対応するテスタコネクタ104からの信号だけを受け取るケーブルによる信号環境と異なり、この無線チャネル107a内では、第1のDUTアンテナ202aが、例えばチャネルH行列係数h11、h12、...、及びh1nに対応する、テスタアンテナ102a、102b、...、102nの全てによって放射される試験信号を受信する。
良く知られている原理によれば、チャネル行列Hの係数hは、RF試験信号の送受信に影響を及ぼすチャネル107aの特性に相当する。集合的に、これらの係数hは、以下の等式で示すようにH行列のノルムとHの逆行列のノルムとの積であるチャネル状態数k(H)を定める:
k(H)=||H||*||H−1||
これらの係数に影響する要素は、測定誤りを引き起こす可能性がある方法でチャネル状態数を変え得る。例えば、状態の悪いチャネルでは、小さな誤りが試験結果の大きな誤りを引き起こし得る。チャネル番号が低い場合、チャネル内の小さな誤りが、受信(RX)アンテナにおける小さな測定値をもたらし得る。しかし、チャネル番号が高い場合、チャネル内の小さな誤りが、受信アンテナにおける大きな測定誤りを引き起こし得る。このチャネル状態数k(H)は、試験環境(例えばシールドエンクロージャ)内のDUTの物理的な位置及び向き、並びにDUTの様々なアンテナ204の向きにも影響されやすい。従って、他の場所で生じる、又は反射によって到達して受信アンテナ204に当たる外部からの干渉信号がなくても、反復可能で且つ正確な試験結果の可能性は低い。
図5に示されているように、1つ以上の例示的実施形態によれば、テスタ100aとDUT200aとの間の試験信号インターフェイスは無線とすることができる。DUT200aは、シールドエンクロージャ300の内部301に配置される。このシールドエンクロージャ300は、例えばファラデーケージと構造の点で、又は少なくとも効果の点で同様の金属製のエンクロージャとして実装することができる。シールドエンクロージャ300は、エンクロージャ300の外部領域302から生じる放射信号からDUT200aを隔離する。例示的実施形態によれば、エンクロージャ300の形状は、エンクロージャ300が閉鎖式の導波路として機能するものである。
他の場所、例えばエンクロージャ300内に又はエンクロージャ300の反対側の内部表面302上に配置されるのは、複数(n)のアンテナアレイ102a、102b、...、102nであり、そのそれぞれは、テスタ100a内の試験信号源110a、110b、...、110nから生じる複数の位相制御RF試験信号103a、103b、...、103n(以下でより詳細に説明する)を放射する。各アンテナアレイは、複数(M)のアンテナ素子を含む。例えば、第1のアンテナアレイ102aはm個のアンテナ素子102aa、102ab、...、102amを含む。それらのアンテナ素子102aa、102ab、...、102amのそれぞれは、それぞれのRF信号制御回路130aによって与えられる個々の位相制御RF試験信号131aa、131ab、...、131amによって駆動される。
第1のRF信号制御回路130aの例に示されている通り、第1のRF試験信号源110aからのRF試験信号111aは、信号振幅制御回路132によって自らの振幅を増加(例えば増幅)又は低下(例えば減衰)される。結果として生じる振幅制御試験信号133は、信号複製回路134(例えば信号ドライバ)によって複製される。その結果生じる振幅制御複製RF試験信号135a、135b、...、135mは、それぞれの位相制御回路136a、136b、...、136mによってそのそれぞれの信号位相を制御(例えばシフト)され、アンテナアレイ102aのアンテナ素子102aa、102ab、...、102amを駆動するための振幅及び位相制御信号131aa、131ab、...、131amが形成される。
残りのアンテナアレイ102b、...、102n及びそのそれぞれのアンテナ素子も、対応するRF信号制御回路130b、...、130mによって同様の方法で駆動される。これにより、上記のチャネルH行列による、DUT200aのアンテナ202a、202b、...、202nに伝達され、そのようなアンテナによって受信されるための対応する数の複合放射信号103a、103b、...、103nが形成される。DUT200aはその対応する受信試験信号211a、211b、...、211mを処理し、それらの受信信号の特性(例えば振幅、相対位相等)を示す1つ以上のフィードバック信号201aを与える。これらのフィードバック信号201aは、RF信号制御回路130内の制御回路138に与えられる。この制御回路138は、制御信号137、139a、139b、...、139mを振幅制御回路132及び位相制御回路136に与える。従って、閉ループ制御経路が設けられ、これにより、DUT200aによる受信のための、テスタ100aからの個々の放射信号の利得及び位相が制御できるようになる。(これに代えて、制御回路130をテスタ100aの一部として含めても良い。)
良く知られているチャネル最適化技法によれば、制御回路138はDUT200aからのこのフィードバックデータ201aを使用し、チャネル状態数k(H)を最小化し、実質的に等しい振幅を有する、各DUTアンテナ202において測定される受信信号を形成するように、放射信号の振幅及び位相を変えることにより、最適なチャネル状態を実現する。これにより、導電性信号経路(例えばRF信号ケーブル)を使用してもたらされる試験結果と実質的に互角の試験結果を放射信号がもたらす通信チャネルが作り出される。
連続した伝送及びチャネル状態フィードバック事象後の、RF信号制御回路130の制御回路138によるこの操作は、最適化されたチャネル状態数k(H)を繰り返し実現するように各アンテナアレイ102a、102b、...、102nの信号の振幅及び位相を変える。そのような最適化されたチャネル状態数k(H)を実現すると、対応する振幅及び位相の設定を保持することができ、テスタ100a及びDUT200aは、その後も一連の試験において、あたかもケーブルによる試験環境内で行うかのように続行することができる。
実際には、上記の反復プロセスによってチャネル状態を最適化する際に使用するための基準DUTを、シールドエンクロージャ300内の試験デバイス内に配置することができる。その後、エンクロージャ300の制御されたチャネル環境内で被る経路損失の差は十分正常な試験許容差の範囲内にあるので、インスタンスごとにチャネルの最適化を実行する必要なしに、更に、同じ設計のDUTを連続して試験することができる。
引き続き図5が参照される。例えば初期伝送が13.8dbのチャネル状態数をもたらすようにモデル化され、h11及びh22係数の振幅はそれぞれ−28db及び−28.5dbだった。チャネルHの振幅行列は以下のように表わされる。
Figure 0006488275
上記のように振幅及び位相を反復的に調節した後、チャネル状態数k(H)が2.27dbまで減り、h11及びh22係数の振幅はそれぞれ−0.12db及び−0.18dbであり、以下のチャネル振幅行列をもたらした。
Figure 0006488275
これらの結果はケーブルによる試験環境の結果に匹敵し、それにより、そのような無線試験環境が匹敵する精度の試験結果を提供できることを示している。ケーブルによる信号経路の脱着時間をなくし、利得及び位相を調節するための時間短縮を加味し、受信信号の全体的な試験時間が大幅に短縮される。
図6を参照すると、チャネル状態に対するマルチパス信号効果の影響をより良く理解することができる。上記のように、エンクロージャ300の内部301に配置されると、DUT200aは、伝送試験中に各アンテナ202aから電磁信号203aを放射する。この信号203aは、外部に向けて、さらにテスタ100aのアンテナ102aから離れて放射する成分203b、203cを含む。しかし、これらの信号成分203b、203cはエンクロージャ300の内部表面304、306に反射して反射信号成分203br、203crとして到達し、マルチパス信号の状態に応じて建設的又は相殺的に主たる入射信号成分203aiと結合する。上記のように、干渉の建設的及び相殺的性質により、適切な較正及び性能検証に使用するのに試験結果が信頼できず不正確になる傾向がある。
図7に示されているように、例示的な一実施形態によれば、反射面304、306にRF吸収材料320a、320bが配置される。その結果、反射信号成分203br、203crが著しく減衰され、それにより入射一次信号成分203aiとの建設的干渉又は相殺的干渉を減らす。
エンクロージャ300aの内部301に又はその内部表面302上に装着されるアンテナアレイ102aとテスタ100aとの間で使用するために、追加のRF信号制御回路150を含めることができる(或いはこの追加の制御回路150はテスタ100aの一部として含めることができる。)アンテナ素子102aa、102ab、...、102amに当たる放射信号は、制御システム156によって与えられる1つ以上の位相制御信号157a、157b、...、157mに従って制御される位相制御要素152a、152b、...、152mを有する、位相制御回路152によってそれぞれの信号位相が制御(例えばシフト)された、受信信号103aa、103ab、...、103amを形成する。その結果生じる位相制御信号153は、信号結合器154内で結合され、テスタ100a向けの受信信号155a及び制御システム156向けのフィードバック信号155bをもたらす。制御システム156はこのフィードバック信号155bを閉ループ制御網の一部として処理し、複合受信信号103aa、103ab、...、103amのそれぞれの位相を必要に応じて調節し、エンクロージャ300aの内部領域301に関連する見掛けの信号経路損失を最小限にする。DUT200aの配置又は向きがエンクロージャ300a内で変わる場合、この閉ループ制御網は、これらのアンテナ102a及び位相制御回路152によって使用可能にされるフェーズドアレイをシステムが再構成することも可能にする。その結果、このフィードバックループを使用して経路損失を最小限にした後、エンクロージャ300a内の放射信号環境を用いてDUT信号203aをテスタ100aに正確且つ再現可能に搬送することが実現され得る。
図8に示されているように、正確且つ再現可能な試験結果をもたらす際の同様の制御及び改善を、DUTの信号受信試験について実現することができる。この場合、テスタ100aによって与えられる試験信号111aが信号結合器/スプリッタ154によって複製され、アンテナ素子102aa、102ab、...、102amによって放射される前に、複製試験信号153のそれぞれの位相が位相制御回路152によって必要に応じて調節される。前の事例と同様に、反射信号成分103br、103crが著しく減衰され、一次入射信号成分103aiとの建設的干渉及び相殺的干渉の低減をもたらす。DUT200aからの1つ以上のフィードバック信号203aが複製試験信号153の位相を制御するのに必要な情報を制御システム156に与え、エンクロージャ300aの内部301に関連する見掛けの信号経路損失を最小限にすることにより、一貫性があり再現可能な信号経路損失状態を確立する。
図9に示されているとおり、1つ以上の例示的実施形態によれば、シールドエンクロージャ300bはほぼ図示の通りに実装することができる。上記のように、DUTは、テスタアンテナアレイ102a、102b、...、102n(図5)が配置される内部表面302を含み又は内部表面302に面する内部領域301bとは反対側の、エンクロージャ300bの内部301の一端301dに配置することができる。その間には、RF吸収材料320によって覆われる導波路空洞を形成する内部領域301aがある。
本発明の構造及び動作方法での様々な他の変更及び代替が、本発明の範囲及び思想から逸脱せずに、当業者に明らかになろう。本発明は、特定の好ましい実施形態に関連して説明されたが、特許請求される本発明が、そのような特定の実施形態に過度に限定されるべきではないことを理解されたい。以下の特許請求の範囲が本発明の範囲を規定し、これらの特許請求の範囲及びそれらの均等物内の構造及び方法がそれによって包含されることが意図される。

Claims (18)

  1. 無線周波(RF)信号トランシーバ被試験デバイス(DUT)の無線試験を助けるシステムを含む装置であって、
    外部領域から生じる電磁放射から内部領域を実質的に隔離した状態で前記内部領域及び前記外部領域を画定する構造体であって、前記内部領域は、
    DUTを配置できるように構成される第1の内部位置、
    前記第1の内部位置から離れた第2の内部位置、及び
    前記第1の内部位置と前記第2の内部位置との間の画定容積の実質的に側方に配置される1つ以上のRF吸収材料
    を含む、構造体と、
    前記DUTに結合し、前記内部領域と前記外部領域との間で1つ以上の電気信号を伝達するための導電性信号経路と、
    少なくとも部分的に前記第2の内部位置に配置され、複数の振幅及び位相制御RF試験信号を放射する複数のアンテナと、
    前記導電性信号経路及び前記複数のアンテナに結合されたRF信号制御回路と
    を含み
    前記RF信号制御回路は、前記複数の振幅及び位相制御RF試験信号に関係して前記1つ以上の電気信号により伝達される前記DUTからの複数の信号データと、RF試験信号とに対し、
    前記RF試験信号の振幅を前記複数の信号データに従って制御して振幅制御RF試験信号を与えること、
    前記振幅制御RF試験信号を複製して複数の複製振幅制御RF試験信号を与えること、及び
    前記複数の複製振幅制御RF試験信号の少なくとも一部のそれぞれの位相を前記複数の信号データに従って制御して前記複数の振幅及び位相制御RF試験信号を与えること
    により応答する、装置。
  2. 前記複数の複製振幅制御RF試験信号の少なくとも一部のそれぞれの位相を前記複数の信号データに従って制御して前記複数の振幅及び位相制御RF試験信号を与えることが、前記複数の複製振幅制御RF試験信号の少なくとも一部の前記それぞれの位相を反復的に制御することを含む、請求項1に記載の装置。
  3. 前記第1の内部位置と前記第2の内部位置との間の前記画定容積が無線信号経路の少なくとも一部を画定し、
    前記1つ以上のRF吸収材料が、前記放射される複数の振幅及び位相制御RF試験信号の前記画定容積内での反射を低減する、請求項1に記載の装置。
  4. 前記無線信号経路が、関連するRF信号経路損失を有し、
    前記複数の複製振幅制御RF試験信号の少なくとも一部のそれぞれの位相を前記複数の信号データに従って制御して、前記複数の振幅及び位相制御RF試験信号を与えることが、前記複数の複製振幅制御RF試験信号の少なくとも一部の前記それぞれの位相を反復的に制御し、前記RF信号経路損失を減らすことを含む、請求項3に記載の装置。
  5. 前記複数の複製振幅制御RF試験信号の少なくとも一部のそれぞれの位相及び振幅を前記複数の信号データに従って制御して、前記複数の振幅及び位相制御RF試験信号を与えることが、前記複数の複製振幅制御RF試験信号の少なくとも一部の前記それぞれの位相及び振幅を反復的に制御することを含む、請求項1に記載の装置。
  6. 前記第1の内部位置と前記第2の内部位置との間の前記画定容積が無線信号経路の少なくとも一部を画定し、
    前記1つ以上のRF吸収材料が、前記放射される複数の振幅及び位相制御RF試験信号の前記画定容積内での反射を低減する、請求項に記載の装置。
  7. 前記無線信号経路が、関連するRF信号経路損失を有し、
    前記複数の複製振幅制御RF試験信号の少なくとも一部のそれぞれの位相を前記複数の信号データに従って制御して、前記複数の振幅及び位相制御RF試験信号を与えることが、前記複数の複製振幅制御RF試験信号の少なくとも一部の前記それぞれの位相及び振幅を反復的に制御し、前記RF信号経路損失を減らすことを含む、請求項に記載の装置。
  8. 前記RF信号制御回路が、前記複数の複製振幅制御RF試験信号の少なくとも一部の前記それぞれの位相を制御することにより、前記複数の信号データに関係する第1の1つ以上の制御信号に応答するRF信号位相制御回路を含む、請求項1に記載の装置。
  9. 前記RF信号制御回路が、前記RF試験信号の少なくとも一部のそれぞれの振幅を制御することにより、前記複数の信号データに関係する第2の1つ以上の制御信号に応答するRF信号増幅回路を更に含む、請求項に記載の装置。
  10. 無線周波(RF)多重入出力(MIMO)信号トランシーバ被試験デバイス(DUT)の無線試験を助ける方法であって、
    外部領域から生じる電磁放射から内部領域を実質的に隔離した状態で前記内部領域及び前記外部領域を画定する構造体であって、前記内部領域は、
    DUTを配置できるように構成される第1の内部位置、
    前記第1の内部位置から離れた第2の内部位置、及び
    前記第1の内部位置と前記第2の内部位置との間の画定容積の実質的に側方に配置される1つ以上のRF吸収材料
    を含む構造体を設けるステップと、
    前記DUTに結合し、前記内部領域と前記外部領域との間で1つ以上の電気信号を伝達するための導電性信号経路を設けるステップと、
    少なくとも部分的に前記第2の内部位置に配置され、複数の振幅及び位相制御RF試験信号を放射する複数のアンテナを設けるステップと、
    前記複数の振幅及び位相制御RF試験信号に関係して前記1つ以上の電気信号により伝達される前記DUTからの複数の信号データと、RF試験信号とに対し、
    前記RF試験信号の振幅を前記複数の信号データに従って制御して振幅制御RF試験信号を与えること、
    前記振幅制御RF試験信号を複製して複数の複製振幅制御RF試験信号を与えること、及び
    前記複数の複製振幅制御RF試験信号の少なくとも一部のそれぞれの位相を前記複数の信号データに従って制御して前記複数の振幅及び位相制御RF試験信号を与えること
    により応答するステップと
    を含む、方法。
  11. 前記複数の複製振幅制御RF試験信号の少なくとも一部のそれぞれの位相を前記複数の信号データに従って制御して、前記複数の振幅及び位相制御RF試験信号を与えることが、前記複数の複製振幅制御RF試験信号の少なくとも一部の前記それぞれの位相を反復的に制御することを含む、請求項10に記載の方法。
  12. 前記第1の内部位置と前記第2の内部位置との間の前記画定容積が無線信号経路の少なくとも一部を画定し、 前記1つ以上のRF吸収材料が、前記放射される複数の振幅及び位相制御RF試験信号の前記画定容積内での反射を低減する、請求項10に記載の方法。
  13. 前記無線信号経路が、関連するRF信号経路損失を有し、
    前記複数の複製振幅制御RF試験信号の少なくとも一部のそれぞれの位相を前記複数の信号データに従って制御して、前記複数の振幅及び位相制御RF試験信号を与えることが、前記複数の複製振幅制御RF試験信号の少なくとも一部の前記それぞれの位相を反復的に制御し、前記RF信号経路損失を減らすことを含む、請求項12に記載の方法。
  14. 前記複数の複製振幅制御RF試験信号の少なくとも一部のそれぞれの位相及び振幅を前記複数の信号データに従って制御して前記複数の振幅及び位相制御RF試験信号を与えることが、前記複数の複製振幅制御RF試験信号の少なくとも一部の前記それぞれの位相及び振幅を反復的に制御することを含む、請求項10に記載の方法。
  15. 前記第1の内部位置と前記第2の内部位置との間の前記画定容積が無線信号経路の少なくとも一部を画定し、
    前記1つ以上のRF吸収材料が、前記放射される複数の振幅及び位相制御RF試験信号の前記画定容積内での反射を低減する、請求項10に記載の方法。
  16. 前記無線信号経路が、関連するRF信号経路損失を有し、
    前記複数の複製振幅制御RF試験信号の少なくとも一部のそれぞれの位相を前記複数の信号データに従って制御して、前記複数の振幅及び位相制御RF試験信号を与えることが、前記複数の複製振幅制御RF試験信号の少なくとも一部の前記それぞれの位相及び振幅を反復的に制御し、前記RF信号経路損失を減らすことを含む、請求項15に記載の方法。
  17. 前記複数の複製振幅制御RF試験信号の少なくとも一部のそれぞれの位相を前記複数の信号データに従って制御して、前記複数の振幅及び位相制御RF試験信号を与えることが、前記複数の複製振幅制御RF試験信号の少なくとも一部の前記それぞれの位相を制御することにより、前記複数の信号データに関係する第1の1つ以上の制御信号に応答することを含む、請求項10に記載の方法。
  18. 記RF試験信号の少なくとも一部のそれぞれの振幅を制御することにより、前記複数の信号データに関係する第2の1つ以上の制御信号に応答するステップを更に含む、請求項17に記載の方法。
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