JP6488019B2 - セカンダリセルとの通信の時間多重化 - Google Patents

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Description

[関連出願]
本出願は、2015年2月5日に提出された米国仮特許出願第62/112,295号の優先権を主張する。
[技術分野]
本開示は、セルラー通信ネットワークに関し、具体的には、そうしたネットワークにおけるセカンダリセル(SCell)との通信に関する。
ワイヤレス技術は、動作すべき無線スペクトルを要する。無線スペクトルは、有限であって、世界のあらゆる地域において高度に規制される。ワイヤレスデバイスの増加した使用は、ワイヤレス通信のために使用されるべき追加的なスペクトルについての需要を増加させている。結果として、無線スペクトルは、ワイヤレス通信事業者にとって最も高価なリソースの1つである。
未ライセンスの共有スペクトルを利用するために、新たなLTE(Long Term Evolution)技術が開発されている。未ライセンスのスペクトルにおいてLTEを使用する主たる目的は、より良好なモバイルサービスを提供するために、相対的に大量の未ライセンスのスペクトルを活用することである。これらの技術のうちの幾つかは、ライセンス支援型LTE(LAA−LTE)又はLTE−U(LTE Unlicensed)と呼ばれる。LAA−LTEの最初の重点事項は、5GHzの共有スペクトルの小さな一部分を使用することである。アメリカ合衆国及びカナダでは、5GHz帯域内における共用のために、250MHzのスペクトルが割り当てられている。
共有スペクトル又は未ライセンスのスペクトルは、従来のライセンスされた3GPPスペクトルに比べ、極めて異なる態様で動作する。未ライセンスのスペクトルのユーザは、他のユーザ及び他の無線技術とスペクトルリソースを共有しなければならず、しかも、その共有を、当該スペクトルができるだけ効率的に使用されることを確保するのと同時に、公平なやり方で行わなければならない。
様々な技術、例えばWi−Fiが、未ライセンスのスペクトルを同時に使用し得る。これとは対照的に、LTEのプロトコル及び仕様は、LTEノードのみが同じスペクトル内で動作するという前提で開発されてきた。
図1は、現行のセルラー通信ネットワーク構成を示す。例示の目的のため、LAA−LTEが使用されている。セルラー通信ネットワーク内では、未ライセンスのスペクトル内の5GHzチャネルが、ライセンスされたLTEセル30(プライマリセル、PCell、又はプライマリキャリア)とのキャリアアグリゲーション構成において、ユーザデバイス20への専らダウンリンク(DL)送信のために、セカンダリコンポーネントキャリア40として使用される。つまり、5GHzセル40は、DL専用セカンダリセル(SCell)又はセカンダリキャリアである。アップリンク(UL)送信は、PCell30を使用して送信される。注記される点は、現行のLAA−LTEの文脈におけるDL専用セカンダリセルという観念が、ここではユーザデータの送信を指すものの、制御データといった全てのデータの送信を必ずしも指さない点である。注記される点は、より詳細に以下に説明するような幾つかの制御信号が、SCell40から現行のLTEノードに通信される点である。この、スペクトルのアグリゲーションは、より応答性の高いユーザ経験を伴った、より大きなパイプを供給する。また、ライセンスされたスペクトル内で永続的なアンカーを維持して制御情報及びシグナリング情報の全てを搬送することにより、ユーザ経験は、よりシームレスとなり、より高い信頼性を有するようになる。
LAA−LTEのために導入されようとしている最も有意な変更の1つは、他の技術が関連付けられる無線チャネルへアクセスし及びこの(これらの)チャネルの他のユーザの測定を実行することを可能にする目的で、発展型ノードB(eNB)として知られているLAA−LTE基地局が、未ライセンスのスペクトル内における全ての送信を定期的に停止するという要件である。このON/OFF又は不連続送信(DTX)は、数十から数百ミリ秒のオーダであり、需要及び関連付けられる無線チャネルの使用量に基づいて、動的に変化し得る。
上記の不連続送信のメカニズムに加え、LAA−LTE eNBによって利用され得る、多くのチャネル候補が存在する。例えば、アメリカ合衆国において、FCCは、35GHz帯域(未ライセンスの全米情報基盤帯域、又はUNII帯域と呼ぶ)、即ち、UNII−1、UNII−2、及びUNII−3/ISM(産業、科学、及び医療)を定義している。これらの帯域の各々は、幾つかの20MHzチャネル(UNII−1では4個、UNII−2では16個、及び、組み合わされたUNII−3/ISM帯域では5個)をカバ―する。これらの帯域を図2に示す。
SCellを使用して通信するために、SCellチャネル選択スキームが企図されている。現在構想されているSCellチャネル選択スキームには幾つかの問題があり、SCellを使用したセルラーネットワーク通信の改良への必要性を生じる。
現在構想されているSCellチャネル選択スキームにおいては、全ての利用可能な5GHz SCellチャネルから1つ又は複数の「最良の」チャネルを使用するために、LAA−LTE eNBによるチャネル選択の実行を可能にする試みが存在する。
これらのスキームは、複数個の基準を考慮することがあるかもしれず、例えば、他のいずれかのデバイスによって使用されていないチャネルを選択すること、最も軽度に使用されるチャネルを選択すること、別のLAA−LTEデバイスによって使用されていないチャネルを選択すること、等を行い得る。
しかしながら、これらのアプローチには、以下のものを含めた、複数個の問題が存在する。
1)チャネル使用量が非常に動的であり、時間的に変動する。
2)「最良の」チャネル判定を含めたチャネル品質判定が、eNBにより行われる。しかしながら、ユーザデバイス(例えばユーザ機器(UE))における送信の受信機による、チャネル品質及び「最良の」チャネルの判定が好ましいであろう。
3)チャネル品質は、地理的に局所化される。1つのエリア内のUEは、或るチャネルを「最良」であると感知するかもしれないが、一方で、別のカバレージエリア内の他のUEは、別のチャネルをより良好であると感知する。
よって、「最良の」SCellチャネル、又は、延いては複数のSCellチャネル、を選択することは、困難なプロセスであり、当該プロセスは、相対的に頻繁に繰り返される必要があり、それでもなお、最適性能に満たない性能を生じるおそれがある。さらに、そうしたSCellチャネル選択は、eNBの粒度において行われ、つまり、カバレージエリア内の全てのUEは、選択されたSCellチャネルの同じセットを利用することになる。
本開示は、未ライセンスのスペクトル内のSCell無線チャネルとの通信の時間多重化を提供しつつ、キャリアアグリゲーションを使用することによるSCellチャネル選択手続を用いて、上記の困難のうちの少なくとも幾つかの克服に努めるシステム及び方法を提供する。本開示の幾つかの実施形態によると、セルラーネットワークのネットワークノードは、ネットワークノードに関連付けられ、且つ、未ライセンスのスペクトル内で動作する、潜在的なSCellを通じたユーザデバイスへの送信を時間多重化すること、を実行する。潜在的なSCellの各々は、送信ルーティンに従って、それぞれの送信ピリオドの期間中に、ダウンリンク受信用にスケジューリングされたユーザデバイスへデータをシーケンシャルに送信する。特に、ネットワークノードに関連付けられる潜在的なSCellのセットは、次々に、それぞれのSCellの送信ルーティンをそれぞれの送信時間にわたり実行する。このようにして、SCellとユーザデバイスとの間の通信は、通信サイクル内に時間多重化される。
本開示の1つの態様において、ネットワークノードは、
(a)潜在的なSCellのセット内のSCellがモバイルデバイスのセットへデータを送信すべきであるかを判定し、
(b)SCellがモバイルデバイスのセットへデータを送信すべきであると判定することに応答して、
(b1)SCell送信時間長にわたり、SCellのための送信機をターンオンし、
(b2)SCell送信ピリオドの満了後に、SCellについての送信機をターンオフする。幾つかの実施形態では、SCellの送信ルーティン内で、ネットワークノードが、SCellがアクティブ化されるべきであるかをも判定してもよく、SCellがアクティブ化されるべきであると判定することに応答して、SCellをアクティブ化する。
この開示の文脈における時間多重化は、潜在的なSCellのセット内のSCellについてのそれぞれのSCellの送信ルーティンを多重化することを含む。所与のSCellに関連付けられるSCellルーティンは、通信サイクル内で繰り返され得る。
通信サイクルは、受信ピリオドの期間中に受信ルーティンを実行することも含み得る。SCellの受信ルーティンにおいて、ワイヤレスノードは、SCell受信機ピリオドにわたり、SCell受信機をターンオンする。SCell受信ピリオドは、同じSCellについてのSCell送信ピリオドの直後に続いてもよく、又は、幾つかの他のSCellの送信ルーティンの後、若しくは全てのSCellの送信ルーティンの後など、より遅い時間に生じてもよい。
またさらなる実施形態において、ワイヤレスネットワークは、SCell送信時間長の満了後にSCellが非アクティブ化されるべきであるかを判定し、SCellが非アクティブ化されるべきであると判定することに応答して、当該SCellを非アクティブ化する。
一例としてLTEを使用すると、SCell時間多重化手続は以下のようになる。
・ eNB無線ユニットは、最初のSCellを、最初のSCellに関連付けられる無線チャネル上で、関連付けられる送信ピリオドにわたり、当該SCellについての送信機をONに設定することにより送信する。当該関連付けられる送信ピリオドの後に、SCell送信機は停止され、その無線チャネルを使用するユーザデバイスは、チャネル品質を測定する。
・ eNB無線ユニットはその後、次のSCell無線チャネルに移動し、当該eNB無線ユニットを、次のSCellに関連付けられる新たなチャネル周波数にチューニングし、その時点の対象のSCellに関連付けられる送信時間長にわたり、送信を行う。当該送信時間長の後に、その時点の送信は停止し、その時点のSCellチャネルについての測定値の受信を行うために使用される受信ピリオドが、後に続く。
・ 上記のステップが、全ての利用可能な/潜在的なSCellチャネルについて繰り返され、次いで、結果的に最初のSCellに戻り、SCell時間多重化手続の、時としてローテーションとも称される新たな通信サイクルにおいて、このプロセスを繰り返す。
全てのSCellが、各ローテーションにおいてそれら自体の送信ピリオドを必ずしも必要としないことがあり得るが、好ましくは、LAA SCellは、それら自体の受信ピリオドを有するべきである。例えば、特定のSCellからデータを受信するモバイルデバイス(例えばユーザ機器(UE))が存在しない場合、及び/又は、モバイルデバイスダウンリンク(DL)データバッファ、例えばUE DLデータバッファが、定義された閾値を下回る場合、当該SCellの送信ピリオドは、スキップされてもよい。
SCell送信ピリオドは、全てのSCellについて必ずしも等しい必要はなく、又は、通信サイクル毎に固定される必要はない。例えば、送信すべき多くのデータを有するSCellが、他のSCellよりも長いピリオドにわたって送信を行ってもよい。
各SCellについての受信ピリオド(又は時間長)(即ち、eNBがユーザデバイスからチャネル品質測定値を受信する時間)もまた、各SCellについて異なってもよく、ローテーション毎に変化してもよい。しかしながら、SCellについての送信ピリオドがスキップされるときでさえも、最小限の受信ピリオドは維持される。
1つの態様において、複数のユーザデバイスへサービスする、セルラー通信ネットワークのネットワークノードにより実装される方法が提供される。この方法は、未ライセンスのスペクトル内の無線チャネルを用いる複数のSCellの各々についての送信ルーティンを判定することを含み、各送信ルーティンは、ダウンリンク(DL)バッファステータスに基づく関連付けられる送信ピリオドを有する。この方法は、当該送信ルーティンをそれぞれの送信ピリオドにわたり実行することにより、複数のユーザデバイスへの当該複数のSCellからの送信を時間多重化することも含む。
1つの態様において、通信サイクルは、複数のSCellについての送信ルーティンのシーケンスを含む。
1つの態様において、この方法は、ダウンリンクバッファステータスに基づいて、追加的な通信サイクルを実行すること、をさらに含む。
1つの態様において、各送信ピリオドは、ゼロから最大値(MAX_TX)まで変動する。
1つの態様において、SCellについての関連付けられる送信ピリオドは、後続する通信サイクルにおいて変化し得る。
1つの態様において、この方法は、複数のSCellの各1つについての受信ルーティンを判定することであって、各受信ルーティンは、関連付けられる受信ピリオドを有する、受信ルーティンを判定することと、当該受信ルーティンをそれぞれの受信ピリオドにわたり実行することにより、複数のSCellへの複数のユーザデバイスからのデータの受信を時間多重化することと、をさらに含む。1つの態様において、受信ピリオドの各1つは、最小値(MIN_RX)を上回る。
1つの態様において、所与のSCellの受信ルーティンは、当該所与のSCellについての送信ルーティンの後に実行される。代替的態様において、通信サイクル内において、全てのSCellの受信ルーティンは、全ての送信ルーティンの後に実行される。
1つの態様において、この方法は、複数のユーザデバイスから得られるチャネル品質測定値に基づいて無線チャネルを選択することと、通信サイクルの、関連付けられる送信ピリオドの期間中にSCellをアクティブ化することと、当該通信サイクルの残存時間の期間中に当該SCellを非アクティブ化することと、をさらに含む。
1つの態様において、無線チャネルは、SCellと、チャネル品質測定値に基づいて複数のユーザデバイスから選択される1つ以上のユーザデバイスと、の間の通信のために使用される。
1つの態様において、セルラー通信ネットワーク内のネットワークノードが提供される。このネットワークノードは、1つ以上のユーザデバイスと通信するためのユーザインタフェース回路と、態様のうちのいずれかにおいて提供された方法のステップを実行するように構成される処理回路と、を含む。
1つの態様において、装置が提供される。この装置は、開示された態様のいずれか1つに従った方法を実行するように適合される。
1つの態様において、コンピュータプログラムが提供される。このコンピュータプログラムは、複数のユーザデバイスへサービスする、セルラー通信ネットワークのネットワークノード内の処理回路によって実行された場合に、開示された態様のいずれか1つに従った方法を当該ネットワークノードに行わせる実行可能な命令を含む。
1つの態様において、コンピュータプログラムが提供される。このコンピュータプログラムは、複数のユーザデバイスへサービスする、セルラー通信ネットワークのネットワークノード内の処理回路によって実行された場合に、開示された態様のいずれか1つに従った方法を当該ネットワークノードに行わせる実行可能な命令を含む。
1つの態様において、開示されたようなコンピュータプログラムを包含する担体が提供される。この担体は、電子信号、光信号、無線信号、又はコンピュータ読取可能な記憶媒体のうちの1つである。
1つの態様において、非一時的なコンピュータ読取可能な記憶媒体は、ネットワークノードにおける処理回路により実行された場合に、開示された態様のいずれか1つに従った方法を当該ネットワークノードに行わせる実行可能な命令を含むコンピュータプログラムを包含する。
当業者は、添付の図面に関連付けて実施形態の以下の詳細な説明を読むと、本開示の範囲を認め、本開示の追加的な態様について認識するであろう。
この明細書に組み込まれ、この明細書の一部をなすこれらの添付の図面は、この開示の幾つかの態様を示しており、説明と共に、この開示の原理を解説するように働く。
図1は、ライセンス支援型アクセス(LAA)ネットワーク内の通信を示す。 図2は、現在利用可能なアメリカ合衆国の5GHz UNII/ISM帯域を示す。 図3は、セカンダリセルのアクティブ化についての既存の3GPP標準ルーティンメッセージを示す。 図4は、本開示の1つの実施形態による、4個のSCellを通じた時間多重化手続を示す。この時間多重化手続においては、各SCellの送信ルーティンの直後にSCellの受信ルーティンが続く。 図5は、本開示の1つの実施形態による、4個のSCellを通じた時間多重化ローテーションを示す。この時間多重化ローテーションにおいては、SCell送信時間長及びSCell受信時間長が、各ルーティン内で変動し、SCell送信が、或るSCellの送信ルーティン内では実行されない。 図6は、本開示の1つの実施形態による、4個のSCellを通じた時間多重化手続を示す。この時間多重化手続においては、時間多重化ローテーション内において、全てのSCellの受信ルーティンが、SCellの送信ルーティンの後に実行される。 図7は、本開示の1つの実施形態による、4個のSCellを通じた時間多重化手続を示す。この時間多重化手続においては、SCellの送信ルーティン及びSCellの受信ルーティンが、2つの無線ユニットを介して同時に実行される。 図8は、本開示の例示的な実施形態のフローチャートを示す。 図9は、本開示の例示的な実施形態のフローチャートを示す。ここでは、各SCellについて、送信ルーティンが、受信ルーティンと交互に出現する。 図10は、本開示の別の例示的な実施形態のフローチャートを示す。ここでは、全てのSCellについての送信ルーティンの後に受信ルーティンが続く。 図11は、本開示の1つの実施形態によるLTEノード(例えば、基地局か、又はより包括的には、無線アクセスノード)の1つの例を示す。 図12は、本開示の1つの実施形態によるLTEノード(例えば、基地局か、又はより包括的には、無線アクセスノード)の別の例を示す。
以下に明記される実施形態は、当業者が当該実施形態を実行することを可能にする情報を表し、また、当該実施形態を実行するベストモードを示している。添付の図面に照らして以下の説明を読むと、当業者は、この開示の概念を理解するであろうし、ここに具体的には扱われていない、これらの概念の応用例を認識するであろう。理解されるべきこととして、それら概念及び応用例はこの開示の範囲内に入る。
本開示の実施形態について詳細に説明する前に、第3世代パートナーシッププロジェクト(3GPP)LTE(Long Term Evolution)におけるキャリアアグリゲーション(CA)と、LTEを使用する、未ライセンスのスペクトルへのライセンス支援型アクセス(LAA)と、についての簡単な説明が有益である。
キャリアアグリゲーション(CA)
LTEリリース10(LTE Rel−10)標準は、20メガヘルツ(MHz)よりも大きな帯域幅をサポートする。LTE Rel−10に対する1つの重要な要件は、LTEリリース8(LTE Rel−8)との後方互換性を確保することである。このことは、スペクトル互換性も含むべきである。このことは、20MHzよりも広いLTE Rel−10キャリアが、LTE Rel−8端末にとって複数個のLTEキャリアとして現れるべきであることを暗示する。そうしたキャリアの各々を、コンポーネントキャリア(CC)と称することができる。特に、初期のLTE Rel−10配備については、多くのLTEレガシー端末に比べ、より少数のLTE Rel−10対応端末が存在することが予期され得る。従って、レガシー端末についても、幅の広いキャリアの効率的な使用を確保することが必要であり、即ち、レガシー端末が広帯域LTE Rel−10キャリアの全ての部分においてスケジューリングされることが可能なキャリアを実装可能であることを確保することが必要である。この互換性を得るための端的なやり方が、キャリアアグリゲーション(CA)という手段によるものである。CAは、LTE Rel−10端末が複数のCCを受信可能であることを暗示しており、ここでCCは、LTE Rel−8キャリアと同じ構造を有するか、又は、同じ構造を有する少なくとも可能性を有する。CA対応ユーザ機器(UE)には、常にアクティブ化されているプライマリセル(PCell)と、動的にアクティブ化又は非アクティブ化されることが可能な1つ以上のセカンダリセル(SCell)と、が割り当てられる。
アグリゲートされるCCの数及び個々のCCの帯域幅は、アップリンクとダウンリンクとで異なってもよい。対称構成とは、ダウンリンク及びアップリンクにおけるCCの数が同じであるケースを指し、一方で、非対称構成とは、CCの数が異なるケースを指す。セル内で構成されるCCの数が、端末により把握されるCCの数とは異なってもよいことに留意することが重要である。セルが同数のアップリンクCC及びダウンリンクCCで構成されている場合でさえも、端末は、例えば、アップリンクCCよりも多くのダウンリンクCCをサポートすることが可能である。
図3は、図1におけるような、CAが使用されているときのセカンダリセルのアクティブ化についての既存の3GPP標準ルーティンメッセージを示す。UE20は、まず、PCell30を介してLTEシステム(通信ネットワーク)に接続される。ネットワークは、その後、UE20を構成して、複数個のSCell40をアグリゲートすることができる。SCell40の構成は、無線リソース制御(RRC)シグナリングを介して行われ、RRCシグナリングは、典型的には数十msを要する。構成されたSCell40は、2つの状態、即ち、アクティブ化されるか、又は、非アクティブ化されるか、のうちの1つでの動作へ入ることが可能である。アクティブ化されたSCellについて、UEは、時間/周波数同期を維持するために当該SCellをモニタリングし、制御チャネルをモニタリングし、チャネル品質情報/チャネル状態情報(CQI/CSI)のレポートをネットワークへ返送する。非アクティブ化されたSCell40について、UE20は、SCell40をモニタリングしない。アクティブ化コマンド及び非アクティブ化コマンドは、メディアアクセス制御(MAC)要素によって送信され、UEは、これらのコマンドを迅速に実行することができる。
LTEを使用する、未ライセンスのスペクトルへのライセンス支援型アクセス(LAA)
これまで、LTEにより使用されるスペクトルは、LTE専用であった。このことは、共存の課題についてLTEシステムが考慮する必要がないために、スペクトル効率の最大化が可能であるという利点を有している。しかしながら、定義によれば、未ライセンスのスペクトルを複数の異なる技術により同時に使用/共有することができる。LTEは、未ライセンスの帯域内で動作するために、IEEE 802.11(WiFi)といった他のシステムとの共存の課題を考慮する必要がある。
図1に示すようなLAAフレームワークにおいて、UE20は、ライセンスされた帯域内のPCell30と、未ライセンスの帯域内の1つ以上のSCell40と、へ接続される。この開示において、未ライセンスのスペクトル内で動作するSCell40、つまりLAA SCellは、SCellと短縮して称される。LAAフレームワーク下において、PCell30は、モビリティ及び上位レイヤ制御を保持し、一方、SCell40は、ベストエフォートユーザデータを供給することに照準を合わせられている。PCellは、また、未ライセンスのSCell40が利用不可能であるときに、ユーザへサービスすることが想定される。
提案される解決策の実施形態
「最良の」LAA SCellチャネルを選択することの難しさについては、上で注記した。より優れた解決策とは、全ての利用可能な5GHzチャネル上のLAA−LTE SCell40を構成し、その後、個々のUE20をアクティブ化して、各UE20のチャネル品質のフィードバックレポート及び測定値に基づき、これらのSCellのサブセットを使用することであろう。これにより、UE20の粒度でチャネル選択を実行することが可能になるはずである。
しかしながら、全ての利用可能なSCellの同時構成は、非実用的である(また、不可能であることが多い)。なぜなら、この同時構成の要件が、LAA−LTE eNBの各5GHz無線ユニットが、これほど多くのセルキャリアを同時に動作させることが可能であること、であるためである。しかしながら、例えば、現世代のLTE eNB無線ユニットは、アメリカ合衆国の5GHz UNII/ISM帯域において利用可能な25個のキャリアよりはるかに少ない、少数のキャリア、例えば4個のセルキャリアをサポートすることに限定されている。
複数のSCell40を介して通信するニーズは、SCell40との通信が時間において多重化される、ここに記載される実施形態を介して応えられる。開示される実施形態は、LAA−LTEの不連続的な特質と、SCell通信のDL専用という特質と、によく適する。
キャリアアグリゲーション中に、プライマリセル(P−Cell)30は、セキュリティ、ハンドオーバ、及び物理アップリンク制御チャネルの搬送といった作業に従事し、SCell40は、関連付けられる送信ピリオドの時間長にわたり、データ送信ルーティンを実行する。
ユーザ端末20は、ワイヤレス端末であってもよく、又は、有線端末であってもよい。ワイヤレス端末は、モバイルフォン(若しくは「セルラー」フォンと称される)、モバイル端末を有するコンピュータといった、ユーザのために音声及び/又はデータの接続性を提供するデバイスへの言及であってもよく、例えば、無線アクセスネットワークと音声及び/又はデータを交換する、ポータブル式、ポケット型、ハンドヘルド式、コンピュータ内蔵型、又は車両搭載型の、モバイル装置であってもよい。また、ユーザ端末は、パーソナル通信サービス(PCS)フォン、コードレスフォン、SIP(Session Initiation Protocol)フォン、パーソナルデジタルアシスタント(PDA)であってもよい。ユーザ端末は、加入者ユニット/局、モバイル局、ユーザ機器(UE)、ユーザデバイスと称されてもよい。
ネットワークノードは、例えば、アクセスネットワーク上のエアインタフェースを通じて1つ以上のセクタを使用することによりユーザ端末と通信するデバイスへの言及であってもよい。ネットワークノードは、基地局であってもよく、又は、発展型基地局(NodeB、eNB、又はe−NodeB、発展型ノードB)、若しくはリレーノード、若しくはリモート無線ヘッドであってもよい。また、ネットワークノード、eNodeB、eNB、eNB無線ユニットという用語は、この開示内においては、互換可能に使用され得る。さらに、本開示によると、ネットワークノードのコンポーネントは、同じ地理的ロケーションに共設されてもよく、又は、複数の地理的ロケーションにわたって分散されてもよい。
幾つかの実施形態において、セルラー通信ネットワークは、第3世代パートナーシッププロジェクト(3GPP)LTE(Long Term Evolution)ネットワークであり、ネットワークノードは、LTEノード(例えば、進化型又は発展型ノードB(eNB))であり、モバイルデバイスは、ユーザ機器(UE)である。
ここに記載される、セカンダリセルにおけるユーザデバイスとの通信に関し、SCell、SCellチャネル、SCellキャリアという用語は、当業者にとって均等性が明らかな程度まで、本開示では時として互換可能に使用され得る。さらに、「SCellへの/からの送信」、及び類似する表現は、SCellキャリア/無線チャネル/チャネル周波数への/からの送信に言及するものとして理解されてよい。同様に、「SCellへの/からの受信」、及び類似する表現は、SCellキャリア/無線チャネル/チャネル周波数への/からの受信に言及するものとして理解されてよい。
例えば、3GPP LTE標準に記述されている通りの、各UEについて最良のSCellを判定する目的での、利用可能なSCellの標準的なUE測定を使用することを含めた、既存のキャリアアグリゲーション構成、及び、アクティブ化/非アクティブ化のシグナリングの手続を使用することができる。
本開示は、セルラー通信ネットワークのSCellへの送信の時間多重化を提供することにより、SCell無線チャネル選択手続に纏わる上記の困難のうちの少なくとも幾つかの克服に努めるシステム及び方法を提供する。本開示の幾つかの実施形態によると、セルラーネットワーク1のネットワークノードは、当該ノードに関連付けられる潜在的なSCellへの送信の時間多重化を、複数の潜在的なSCellからの送信を時間多重化することにより、実行する。特に、通信サイクルのSCellの送信ルーティンにおいて、ネットワークノードに関連付けられる潜在的なCellのセットについて、ネットワークノードは、
(a)潜在的なSCell40のセット内のSCell40がモバイルデバイスのセットへデータを送信すべきであるかを判定し、
(b)SCell40がモバイルデバイスのセットへデータを送信すべきであると判定することに応答して、
(b1)SCell40の送信時間長にわたり、SCell40についての送信機をターンオンし、
(b2)SCell送信時間長の満了後に、SCell40についての送信機をターンオフする。
幾つかの実施形態において、セルラー通信ネットワークは、第3世代パートナーシッププロジェクト(3GPP)LTE(Long Term Evolution)ネットワークであり、ネットワークノードは、LTEノード(例えば、進化型又は発展型ノードB(eNB))である。
幾つかの実施形態では、SCellの送信ルーティン内において、ネットワークノードが、SCellがアクティブ化されるべきであるかをも判定し、SCellがアクティブ化されるべきであると判定することに応答して、SCellをアクティブ化する。
時間多重化のローテーションは、潜在的なSCellのセット内のSCellの各1つについてのそれぞれのSCellの送信ルーティンを含む。所与のSCellに関連付けられるSCellルーティンは、ローテーション内で繰り返されてもよい。
時間多重化のローテーションは、潜在的なSCellのセット内の幾つかのSCellについてのそれぞれのSCellの受信ルーティンを含んでもよい。SCellの受信ルーティンにおいて、ワイヤレスノードは、SCell受信機時間長にわたり、SCell受信機をターンオンする。SCell受信機ルーティンは、同じSCellについてのSCell送信ピリオドの直後に続いてもよく、又は、幾つかの他のSCellの送信ルーティンの後、若しくは全てのSCellの送信ルーティンの後といった、より遅い時点に生じてもよい。
またさらなる実施形態において、ワイヤレスネットワークは、SCell送信時間長の満了後にSCellが非アクティブ化されるべきであるかをも判定し、最初のSCellが非アクティブ化されるべきであると判定することに応答して、当該SCellを非アクティブ化する。
幾つかの実施形態において、一例としてLTEを使用すると、SCell時間多重化手続は以下のようになる。
・ eNB無線ユニットは、最初のSCellへの送信を、最初のSCellに関連付けられるチャネル周波数上で、送信時間長にわたり、当該SCellについての送信機をONに設定することにより行う。当該送信時間長の後に、SCell送信機は停止され、受信機は、そのチャネルを測定する。
・ eNB無線ユニットはその後、次のSCellチャネルに移動し、当該eNB無線ユニットを、次のSCellに関連付けられる新たなチャネル周波数にチューニングし、その時点の対象のSCellに関連付けられる送信時間長にわたり、送信を行う。当該送信時間長の後に、その時点の送信は終了し、その時点のSCellチャネルについての測定値の受信を行うピリオドが後に続く。
・ 上記のステップが、全ての利用可能な/潜在的なSCellチャネルについて繰り返され、次いで、結果的に最初のSCellに戻り、SCell時間多重化手続の新たなサイクル又はローテーションにおいて、このプロセスを繰り返す。
全てのSCellが、各通信サイクル(ローテーション)においてそれら自体の送信ピリオドを必ずしも必要としないことがあってもよい。例えば、特定のSCellについてアクティブ化されるモバイルデバイス(例えばユーザ機器(UE))が存在しない場合、及び/又は、ユーザデバイスダウンリンク(DL)データバッファ、例えばUE DLデータバッファが、定義された閾値を下回る場合、当該SCellの送信は、スキップされてもよい。
SCell送信時間長は、全てのSCellについて必ずしも等しい必要はなく、又は、ローテーション毎に固定される必要はない。例えば、送信すべき大量のデータを有するSCellは、他のSCellよりも長いピリオドにわたり、送信を行ってもよい。
各SCellについての受信時間長(即ち、eNBが測定値の受信を実行する時間)もまた、各SCellについて異なってもよく、ローテーション毎に変化してもよい。
好ましくは、SCellについての送信ピリオドがスキップされるときでさえも、最小限の受信ピリオドは維持される。
1つの実装例によると、以下のパラメータが事業者により定義され及び可能性として構成されてもよい。
・ MAX TX時間長−全ての潜在的なSCellについて共通の値。各SCellが各通信サイクル内で送信を続ける最大のピリオドを左右する。
・ MIN RX時間長−全ての潜在的なSCellについて共通の値。各SCellが各通信サイクル内で受信モードにある最小のピリオドを左右する。
MAX TX時間長及びMIN RX時間長を使用することにより、事業者は、SCellについての最大の送信対受信比をアプリオリに決定することができる。例えば、18:2ミリ秒は、各サイクルにおける、18ミリ秒の各SCellの最大TX時間長と、2ミリ秒の最小受信ピリオドとを提供する。この比率は、複数のSCell間で動的に共有されてもよく、又は、単一のSCellにより使用されてもよい。図4にこのことを示す。
例によって上に示したように、4個のSCellキャリア(無線チャネル)がネットワークノードにより、時間的に多重化される。しかしながら、キャリアの数の上限は、ネットワークノードによりサポートされるいかなるキャリア数であることもできる。図4において、4個のSCell40の無線チャネルは、通信サイクル50中に、41、42、43、及び44と表記されるそれぞれの送信ルーティンを実行する。各ルーティンは、それぞれのユーザデバイスへのデータのダウンリンク送信のための、関連する送信ピリオドにわたって継続する。例えば、送信ルーティン41中において、最初のSCellのダウンリンクバッファからのダウンリンクデータは、このピリオドの期間中にデータを受信するようにスケジューリングされたユーザデバイス20へ送信される。この実施形態において、送信ピリオドは固定されており、全てのSCellについて等しい。また、図4には、同じく長さの等しい、それぞれの受信ピリオドに関連付けられる受信ルーティン51、52、53、及び54も示されている。例えば、受信ルーティン51中に、ユーザデバイス20からのアップリンク制御データは、このチャネル上で通信される。上で示したように、制御データは、時間/周波数同期を維持するために、及び、チャネル品質情報/チャネル状態情報(CQI/CSI)のレポートをネットワークへ返送するために、使用される。CQI/CSI情報は、現在の無線チャネルか、それとも他の無線チャネルの1つ、のいずれが、より良好なチャネル品質を提供するのかを判定するために、ネットワークノードにより使用される。
同じく示されるように、次の通信サイクル55が、最後の受信ピリオド54の後に開始する。新たな通信サイクル55中に、最初のサイクル50におけるようなルーティンが繰り返される。
図5は、通信サイクル50´内の送信ルーティン41´、42´、及び44´と、後続する通信サイクル55´内の送信ルーティン42´、43´、及び44´と、を有する実施形態を示す。この実施形態において、それぞれの送信ルーティンについての各送信ピリオドは、サイクル毎に独立して定義される。さらに、図5に関連付けられる実施形態では、ネットワークノードがサイクル50´内での送信を必要としないと判定したSCellについての送信ルーティン43´が、スキップされる。同様に、次のサイクル55´では、送信ルーティン42´がスキップされる。また、図5には、それぞれの受信ピリオドに関連付けられる受信ルーティン51´、52´、53´、及び54´も示されている。留意されるべき点は、受信ルーティンが、サイクル50´内のSCell43´について、及びサイクル55´内のSCell42´について、依然として存在している点である。他の実施形態において、これら2つの変形のうちのいずれか1つの1つのみを使用して、受信ピリオドの前に、送信ピリオド又は全てのSCellの多重化を実施してよい。
参照番号50´´を使用して図6に示される、送信サイクルのさらに別の変形例によると、送信ルーティン41、42、43、及び44は、受信ルーティン51´、52´、53´、及び54´の前に実行される。
図7は、50´´´において、通信サイクルのさらに別の変形例を示す。この実施形態では、受信ルーティン52、53、及び54が、例としてSCell1により実行される送信ルーティン41中に、例としてSCell2、SCell3、及びSCell4により実行される。この実施形態では、送信を行うSCellにより実行される受信ルーティンは存在しない。例えば、Scell1が送信ルーティン41を実行している時にScell1に受信ルーティンを行わせる価値は少ない。換言すると、送信を行うSCellについて実行される測定には価値が少ないかもしれず、その理由は、受信機がeNB自身の送信を測定するためである。
図4〜図7に関連して論じたように、SCellの送信ルーティン及び受信ルーティンの順序、時間長、及び周期性は、フレキシブルである。また、図4〜図7に関し、4個のキャリアの実施形態が例として使用されているが、キャリアの数の上限は、基地局によりサポートされるいかなるキャリア数であることもできる。
図8は、本開示の例示的な実施形態のフローチャートを示し、ネットワークノードの動作の概略を述べている。10において示されるように、ネットワークノードは、未ライセンスのスペクトル内の無線チャネルを用いる、図4〜図7に示されるような複数のSCellの各々についての送信ルーティンを判定する。各送信ルーティンは、ダウンリンク(DL)バッファステータスに基づいて確立された送信ピリオドに関連付けられる。
12において示されるように、ネットワークノードは、送信ルーティン及び受信ルーティンの実行を、それぞれの送信ピリオド及び受信ピリオドの期間中に制御することにより、複数のユーザデバイスへの複数のSCellからの、及び、複数のSCellへの複数のユーザデバイスからの、送信及び受信を時間多重化する。
図9は、本開示の例示的な実施形態のフローチャートを示し、ここでは、各SCellについて、送信ルーティンが、受信ルーティンと交互に出現する。この実施形態によると、図4に関連して示され、説明されたように、SCellについての送信ルーティン41、42、43、及び44の後に、当該Scellについての受信ルーティン51、52、53、及び54が続く。送信ルーティン内において、502において示されるように、Scell DLバッファステータスがチェックされる。Scellバッファステータスは、そのScellについて構成されスケジューリングされた全てのユーザデバイスへのDL送信を待つデータにより、バッファがどの程度満たされているのかについての情報を提供する。決定ブロック504の「Yes」の分岐が示すように、バッファ内のデータが閾値を上回っている場合、ネットワークノードは、506に示されるように、SCell、例えばSCell1を、当該SCell1についてスケジューリングされた1つ以上のUEのためにアクティブ化し、Scell1送信機をターンオンする。
一方、決定ブロックの分岐「No」が示すように、DLデータに対する余地がバッファにまだある場合、即ち、バッファが閾値よりも小さい場合、SCell1についての送信ルーティンがスキップされる。
MAX_ON_DURATIONタイマの満了時に、又は、SCell1についての全てのデータが送信されたときに、508において示されるように、SCell送信機は非アクティブ化され、UEは、SCell1について非アクティブ化される。
510において示されるように、受信ルーティンが次に実行され、ネットワークノード80は、このSCell1についての受信ピリオドを計算する。SCell1の受信機は、512において示されるように、SCell1無線チャネルについての品質データを含む、UEからの測定値データを受信するために、ターン「オン」される。決定ブロック514の分岐「No」の分岐が示すように、受信ルーティンの後に、新たな送信ルーティンが開始する。この方法は、その後、516において示されるように、他のSCellについて、即ち図4の例のSCell2から4について繰り返される。新たな送信ルーティンは、例えば、以前に考察されたものと同じScellについてのものであり得るが、このことは、このScellが、事業者構成)を介して、といった様々なやり方で知得することができる高い優先度を、他のScellよりも、又は、潜在的なScellのセット内の新たなScellよりも、有している場合に生じる。
図10は、本開示の別の例示的な実施形態のフローチャートを示す。ここでは、全てのSellについての送信ルーティンの後に、受信ルーティンが続く。図10において602、604、606、608、610、及び612において示される機能性は、図9において502、504、506、及び508において示されるものと類似しているが、この実施形態によると、ステップ610において、SCell1についての測定時間長(受信ピリオド)が判定され、SCell(例えばScCell1)の時間長について記憶される。次に、612において示されるように、このSCell1について送信すべきデータが依然として存在する場合、614において示されるように、SCellの受信機はターン「オン」されて、UEからの測定値を受信する。612及び616において示されるように、より多くのSCellが、送信すべきデータを有している場合、620において示されるように、受信機を、最初の構成されたSCell周波数にチューニングし、受信機は、622において示されるように、610において以前に計算され記憶された時間長にわたり、測定(例えばRSSI)を開始する。決定ブロック624の「Yes」の分岐が示すように、より多くのSCellが、測定値の受信を必要とする場合、626において示されるように、受信機を、次の構成されたSCellにチューニングする。全ての構成されたSCellについて、ステップ622〜626が繰り返される。ブロック624の「No」の分岐が示すように、UEから測定値を受信する必要のあるSCellがない場合、次の通信サイクルが開始する。視認されるように、この実施形態では、受信ルーティンが、全てのSCellについての全ての送信ルーティンが実行された後に実行される。
図9及び図10の実施形態によるものの、可能性として、他の説明された実施形態にも関連して、受信ルーティンにおいては、受信ルーティンについての時間長がScellについて計算され、その後、このScellについての受信機が、この時間長にわたりターンオンされ、測定値(例えば(例えば受信信号強度標識RSSI))の受信を可能にする。このことは、全てのScellについて、又は、幾つかのScellについてのみ、行うことができる。追加的に、このことは、図9におけるように、所与のScellについての送信ルーティンのすぐ後に、又は、図10におけるように、ローテーション内の全ての送信ルーティンが実行された後に、又は、別の組み合わせにおいて、行うことができる。
「潜在的な」又は「構成された」Scellのセットは、ここでは、それによってネットワークノードが通信する能力を有する少なくともセカンダリセルとして理解されるべきである。そうしたセットは、事業者による構成又は或るScellの他のScellに対する優先度などといった追加的な考慮事項により、さらに制限されてもよい。
図11は、ここでは単一のネットワークノード80として示されている、上記のネットワークノードのうちのいずれか1つの幾つかのコンポーネントを示す、概略図である。例えばメモリの形のコンピュータプログラムプロダクト6400に記憶されたソフトウェア命令6600を実行することが可能な、適切な中央処理ユニット(CPU)、マルチプロセッサ、マイクロコントローラ、デジタル信号プロセッサ(DSP)、特定用途向け集積回路などのうちの1つ以上の任意の組み合わせを使用して、処理回路6000が提供される。このプロセッサ6000は、コンピュータプログラムプロダクト6400に記憶された命令6600を実行することにより、ここに記載される方法及び/又は手続を実行するように構成され得る。
コンピュータプログラムプロダクト6400は、メモリであってよく、又は、読出し及び書込みメモリ(RAM)、並びに読出し専用メモリ(ROM)のあらゆる組み合わせであってよい。メモリは、永続ストレージをも含み、この永続ストレージは、例えば、磁気メモリ、光メモリ、ソリッドステートメモリ、又は、延いては遠隔搭載メモリ、のいずれかの単一物、又は、組み合わせであってもよい。
ネットワークノード80は、データメモリ6300をさらに含み、このデータメモリ6300は、データを記憶するための永続的なメモリ及び/又は揮発性のメモリを含み、そのデータは、例えば、命令6600によってプロセッサ6000により実行された場合に使用される
ネットワークノード80は、コアネットワークノード及び他のネットワークノードと通信するためのインタフェース回路6200をさらに含む。ユーザデバイスとの通信のために、ユーザインタフェース回路6100が提供されるが、これは、ユーザデバイスがワイヤレスデバイスである場合にはアンテナ回路であってもよい。
ネットワークノード80は、また、アナログコンポーネント及びデジタルコンポーネントを含む1つ以上の送受信機6500と、1つ以上の無線セル内のユーザデバイスとの無線通信のための、適切な数のアンテナ6100と、を含む。プロセッサ6000は、例えば、送受信機6500に制御信号を送信すること、及び、送受信機6500からその動作のレポートを受信すること、により、無線ネットワークノード80の全体的な動作を制御する。
ネットワークノード580の他のコンポーネントは、ここに提示される概念を不明瞭にしないように省略されている。
図12は、ここで説明されている通りの方法を実装するネットワークノード80の別の実施形態の例を示す。示されるように、ネットワークノード80は、SCell時間多重化モジュール60を含む。SCell時間多重化モジュール60は、SCellルーティン判定モジュール62と、SCellルーティン実行モジュール64と、を含む。全てのモジュールは、ソフトウェアで実装されてもよい。SCell時間多重化モジュール60は、上記のように、SCellとの通信を時間多重化するように動作する。SCellルーティン判定モジュール62は、上記のように、送信ルーティン及び受信ルーティンを判定するように動作する。SCellルーティン実行モジュール64は、上記のように、送信ルーティン及び受信ルーティンの実行を制御するように動作する。SCell時間多重化モジュール60は、上記のように動作する追加的なモジュールを含んでよい。
本開示の幾つかの実施形態は、単一のFDD無線ユニット又はTDD無線ユニットが複数のLAA−LTE SCellキャリアを動作させることを許容してもよい。そうした動作は、UE及び他のネットワーク要素にとって透過的であってもよい。さらに、SCellチャネル選択が「eNB毎」よりもむしろ「UE毎」に行われることを可能にすることにより、LAA−LTEノードについてより高いレベルの性能が提供され得る。
本開示を通じて以下の頭字語のいくつかが使用されている。
・ 3GPP 3rd Generation Partnership Project
・ ASIC Application Specific Integrated Circuit
・ CA Carrier Aggregation
・ CPU Central Processing Unit
・ CQI Channel Quality Information
・ DTX Discontinuous Transmission
・ eNB Enhanced or Evolved Node B
・ FDD Frequency Division Duplexing
・ FDMA Frequency Division Multiple Access
・ FPGA Field Programmable Gate Array
・ ISM Industrial, Scientific and Medical
・ LAA Licensed Assisted Access
・ LA−LTE Licensed Access Long Term Evolution
・ LTE Long Term Evolution
・ LTE Rel−8 Long Term Evolution Release 8
・ LTE Rel−10 Long Term Evolution Release 10
・ LTE−U Long Term Evolution Unlicensed
・ MAC Medium Access Control
・ MHz Megahertz
・ ms Millisecond
・ PCell Primary Cell
・ RRC Radio Resource Control
・ RRH Remote Radio Head
・ RSSI Receive Signal Strength Indication
・ SCell Secondary Cell
・ TDD Time Division Duplexing
・ UE User Equipment
・ UNII Unlicensed National Information Infrastructure
当業者は、本開示の態様及び実施形態に対する改善例及び変形例を認識するであろう。全てのそうした改善例及び変形例は、ここに開示される概念の範囲内にあるものとみなされる。

Claims (27)

  1. 複数のユーザデバイス(20)へサービスする、セルラー通信ネットワークのネットワークノード(80)により実装される方法であって、
    未ライセンスのスペクトル内の無線チャネルを用いる、それぞれのチャネル周波数と関連付けられた複数のSCell(40)の各々についての送信ルーティン(41,42,43,44)を判定すること(10)であって、各送信ルーティンは、ダウンリンク(DL)バッファステータスに基づく関連付けられる送信ピリオドを有することと、
    前記送信ルーティンをそれぞれの送信ピリオドの期間中に実行することにより、前記複数のユーザデバイスへの前記複数のSCellからの送信を時間多重化すること(12)と、
    を含む方法。
  2. 前記複数のSCellについての前記送信ルーティンのシーケンスを通信サイクル(50)が含む、請求項1の方法。
  3. 前記ダウンリンクバッファステータスに基づいて、追加的な通信サイクルを実行すること、をさらに含む、請求項2の方法。
  4. 各送信ピリオドは、ゼロから最大値(MAX_TX)まで変動する、請求項1〜3のいずれかの方法。
  5. SCellについての前記関連付けられる送信ピリオドは、後続する通信サイクルにおいて変化し得る、請求項3の方法。
  6. 前記複数のSCellの各1つについての受信ルーティン(51,52,53,54)を判定することと、各受信ルーティンは、関連付けられる受信ピリオドを有することと、
    前記受信ルーティンをそれぞれの受信ピリオドにわたって実行することにより、前記複数のSCellへの前記複数のユーザデバイスからのデータの受信を時間多重化することと、
    をさらに含む、請求項1〜5のいずれかの方法。
  7. 前記受信ピリオドの各1つは、最小値(MIN_RX)を上回る、請求項6の方法。
  8. 所与のSCellの前記受信ルーティンは、前記所与のSCellについての前記送信ルーティンの後に実行される、請求項6又は7の方法。
  9. 通信サイクル内において、全てのSCellの受信ルーティンは、全ての送信ルーティンの後に実行される、請求項2の方法。
  10. 前記複数のユーザデバイスから得られるチャネル品質測定値に基づくことにより、使用するための無線チャネルを選択することと、
    通信サイクルの、前記関連付けられる送信ピリオドの期間中に前記SCellをアクティブ化すること(506,606)と、
    前記通信サイクルの残存時間の期間中に前記SCellを非アクティブ化すること(512,688)と、
    をさらに含む、請求項1の方法。
  11. 前記無線チャネルは、前記SCellと、チャネル品質測定値に基づいて前記複数のユーザデバイスから選択される1つ以上のユーザデバイスと、の間の通信のために使用される、請求項10の方法。
  12. セルラー通信ネットワーク内のネットワークノード(80)であって、
    1つ以上のユーザデバイスと通信するためのユーザインタフェース回路(6100)と、
    処理回路(60,6000)と、を含み、
    前記処理回路(60,6000)は、
    未ライセンスのスペクトル内の無線チャネルを用いる、それぞれのチャネル周波数と関連付けられた複数のSCellの各々についての送信ルーティンを判定することであって、各送信ルーティンは、ダウンリンク(DL)バッファステータスに基づく関連付けられる送信ピリオドを有する、送信ルーティンを判定することと、
    前記送信ルーティンをそれぞれの送信ピリオドにわたり実行することにより、複数のユーザデバイスへの前記複数のSCellからの送信を時間多重化することと、
    を行うように構成される、ネットワークノード(80)。
  13. 前記複数のSCellについての前記送信ルーティンのシーケンスを通信サイクルが含む、請求項12のネットワークノード。
  14. 前記処理回路は、前記ダウンリンクバッファステータスに基づいて、追加的な通信サイクルを実行する、ようにさらに構成される、請求項13のネットワークノード。
  15. 各送信ピリオドは、ゼロから最大値(MAX_TX)まで変動する、請求項12〜14のいずれかのネットワークノード。
  16. SCellについての前記関連付けられる送信ピリオドは、後続する通信サイクルにおいて変化し得る、請求項14のネットワークノード。
  17. 前記処理回路は、
    前記複数のSCellの各1つについての受信ルーティンを判定することであって、各受信ルーティンは、関連付けられる受信ピリオドを有する、受信ルーティンを判定することと、
    前記受信ルーティンをそれぞれの受信ピリオドにわたり実行することにより、前記複数のSCellへの前記複数のユーザデバイスからのデータの受信を時間多重化することと、
    を行うようにさらに構成される、請求項12〜16のいずれかのネットワークノード。
  18. 前記受信ピリオドの各1つは、最小値(MIN_RX)を上回る、請求項17のネットワークノード。
  19. 所与のSCellの前記受信ルーティンは、前記所与のSCellについての前記送信ルーティンの後に実行される、請求項17又は18のネットワークノード。
  20. 通信サイクル内において、全てのSCellの受信ルーティンは、全ての送信ルーティンの後に実行される、請求項13のネットワークノード。
  21. 前記処理回路は、
    前記複数のユーザデバイスから得られるチャネル品質測定値に基づくことにより、使用するための無線チャネルを選択し、
    通信サイクルの前記関連付けられる送信ピリオドの期間中に前記SCellをアクティブ化し、
    前記通信サイクルの残存時間の期間中に前記SCellを非アクティブ化する、
    ようにさらに構成される、請求項12のネットワークノード。
  22. 前記無線チャネルは、前記SCellと、チャネル品質測定値に基づいて前記複数のユーザデバイスから選択される1つ以上のユーザデバイスと、の間の通信のために使用される、請求項21のネットワークノード。
  23. 未ライセンスのスペクトル内の無線チャネルを用いる、それぞれのチャネル周波数と関連付けられた複数のSCellの各々についての送信ルーティンを判定すること(10)であって、各送信ルーティンは、ダウンリンク(DL)バッファステータスに基づく関連付けられる送信ピリオドを有する、送信ルーティンを判定すること(10)と、
    前記送信ルーティンをそれぞれの送信ピリオドにわたり実行することにより、複数のユーザデバイスへの前記複数のSCellからの送信を時間多重化すること(12)と、
    を行うように適合される装置(80)。
  24. 請求項2〜11のいずれか1項の方法を実行するように適合される、請求項23の装置。
  25. 複数のユーザデバイスへサービスする、セルラー通信ネットワークのネットワークノード内の処理回路によって実行された場合に、請求項1〜11の方法のいずれか1つを前記ネットワークノードに行わせる実行可能な命令を含む、コンピュータプログラム(6600)。
  26. 複数のユーザデバイスへサービスする、セルラー通信ネットワークのネットワークノード内の処理回路によって実行された場合に、請求項1〜11の方法のいずれか1つを前記ネットワークノードに行わせる実行可能な命令を含む、コンピュータプログラム(6600)。
  27. ネットワークノード内の処理回路により実行された場合に、請求項1〜11の方法のいずれか1つを前記ネットワークノードに行わせる実行可能な命令を含むコンピュータプログラムを包含する、非一時的なコンピュータ読取可能な記憶媒体。
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