JPWO2016047513A1 - 基地局及びユーザ端末 - Google Patents

基地局及びユーザ端末 Download PDF

Info

Publication number
JPWO2016047513A1
JPWO2016047513A1 JP2016550126A JP2016550126A JPWO2016047513A1 JP WO2016047513 A1 JPWO2016047513 A1 JP WO2016047513A1 JP 2016550126 A JP2016550126 A JP 2016550126A JP 2016550126 A JP2016550126 A JP 2016550126A JP WO2016047513 A1 JPWO2016047513 A1 JP WO2016047513A1
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cell
carrier
base station
user terminal
band
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2016550126A
Other languages
English (en)
Other versions
JP6546185B2 (ja
Inventor
宏行 浦林
宏行 浦林
智春 山▲崎▼
智春 山▲崎▼
直久 松本
直久 松本
憲由 福田
憲由 福田
空悟 守田
空悟 守田
真人 藤代
真人 藤代
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kyocera Corp
Original Assignee
Kyocera Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kyocera Corp filed Critical Kyocera Corp
Publication of JPWO2016047513A1 publication Critical patent/JPWO2016047513A1/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6546185B2 publication Critical patent/JP6546185B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W56/00Synchronisation arrangements
    • H04W56/001Synchronization between nodes
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W56/00Synchronisation arrangements
    • H04W56/001Synchronization between nodes
    • H04W56/0015Synchronization between nodes one node acting as a reference for the others
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W16/00Network planning, e.g. coverage or traffic planning tools; Network deployment, e.g. resource partitioning or cells structures
    • H04W16/14Spectrum sharing arrangements between different networks
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W48/00Access restriction; Network selection; Access point selection
    • H04W48/16Discovering, processing access restriction or access information
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W56/00Synchronisation arrangements
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W56/00Synchronisation arrangements
    • H04W56/001Synchronization between nodes
    • H04W56/0025Synchronization between nodes synchronizing potentially movable access points
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W72/00Local resource management
    • H04W72/04Wireless resource allocation
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W74/00Wireless channel access
    • H04W74/08Non-scheduled access, e.g. ALOHA
    • H04W74/0833Random access procedures, e.g. with 4-step access
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W88/00Devices specially adapted for wireless communication networks, e.g. terminals, base stations or access point devices
    • H04W88/02Terminal devices
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W88/00Devices specially adapted for wireless communication networks, e.g. terminals, base stations or access point devices
    • H04W88/08Access point devices

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Computer Security & Cryptography (AREA)
  • Mobile Radio Communication Systems (AREA)

Abstract

基地局は、ライセンスを要するライセンスド帯域が割り当てられた第1のセル及びライセンス不要のアンライセンスド帯域が割り当てられた第2のセルを管理し、前記第1のセル及び前記第2のセルに適用されるキャリアアグリゲーションによりユーザ端末と通信する。基地局は、前記第2のセルにおけるキャリアセンスの結果に基づき前記アンライセンスド帯域から選択された少なくとも1つのキャリアにより、前記第2のセルと前記ユーザ端末との同期に用いられる同期用信号を送信する送信部と、前記キャリアのうち一部又は全部についての前記同期用信号の検知動作の指示を、前記第1のセルを介して前記ユーザ端末に行う制御部とを有する。

Description

本発明は、アンライセンスド帯域を用いる基地局及びユーザ端末に関する。
移動通信システムの標準化プロジェクトである3GPP(3rd Generation Partnership Project)では、急増するトラフィック需要に応えるべく、LTE(Long Term Evolution)における新たな周波数帯域の活用や周波数の利用効率の改善が検討されている(例えば非特許文献1参照)。
具体的には、3GPPでは、Wi−Fi(登録商標。以下同じ。)やBluetooth(登録商標。以下同じ。)等に用いられるライセンスが不要な周波数帯域(アンライセンスド帯域(Unlicensed Band))を、LTEシステムにおいて使用可能とする技術(LAA:Licensed Assisted Access)が検討されている。LAAにおいて、ライセンスを要するライセンスド帯域(Licensed Band)が用いられるライセンスセル(L−Cell:Licensed LTE Cell)とアンライセンスド帯域が用いられるアンライセンスセル(U−Cell:Unlicensed LTE Cell)とにキャリアアグリゲーション(carrier aggregation)が適用される。
ここで、法律(例えば、日本における電波法)上、アンライセンスド帯域を用いて信号を送信する場合、既に運用されているWi−Fi等や他の移動体通信事業者による通信(他の通信)への影響を考慮し、信号を送信する前にキャリアセンスを用いるLBT(Listen before Talk)方式に基づくことが定められている。
一方、従来のLTEの仕様では、ユーザ端末(UE:User Equipment)は、キャリアアグリゲーションのために、SCell(Secondary Cell)の設定情報の取得及びSCellとの同期を必要とする。従来のLTEの仕様では、SCell(Secondary Cell)の設定情報は、PCell(Primary Cell)を介した基地局(eNB)からの制御信号によって、UEに通知される。SCellとUEとの同期には、Scellを介してeNBから送信される同期用信号が用いられる。
3GPP技術仕様書「TS36.300 V12.0.1」 2014年3月
キャリアアグリゲーションにおいてU−Cellが使用される場合、上述したように、U−Cellにおいて信号を送信する前にLBT方式に基づきキャリアセンスをする必要がある。
しかしながら、従来のLTEの仕様及びLAAでは、アンライセンスド帯域において他の通信を考慮した信号の送信方法及びLBT方式に基づくU−CellとUEとが同期する方法が規定されてない。
そこで、本発明は、アンライセンスド帯域が用いられた通信におけるセルとユーザ端末との同期を可能とする基地局及びユーザ端末を提供することを目的とする。
第1の特徴における基地局は、ライセンスを要するライセンスド帯域が割り当てられた第1のセル及びライセンス不要のアンライセンスド帯域が割り当てられた第2のセルを管理し、前記第1のセル及び前記第2のセルに適用されるキャリアアグリゲーションによりユーザ端末と通信する。基地局は、前記第2のセルにおけるキャリアセンスの結果に基づき前記アンライセンスド帯域から選択された少なくとも1つのキャリアにより、前記第2のセルと前記ユーザ端末との同期に用いられる同期用信号を送信する送信部と、前記キャリアのうち一部又は全部についての前記同期用信号の検知動作の指示を、前記第1のセルを介して前記ユーザ端末に行う制御部とを有する。
第2の特徴におけるユーザ端末は、ライセンスを要するライセンスド帯域が割り当てられた第1のセル及びライセンス不要のアンライセンスド帯域が割り当てられた第2のセルを管理する基地局と、前記第1のセル及び前記第2のセルに適用されるキャリアアグリゲーションにより通信する。ユーザ端末は、前記第1のセルを介して前記基地局から行われる、前記アンライセンスド帯域のうち少なくとも1つのキャリアにより送信される前記第2のセルとの同期に用いられる同期用信号の検知動作の指示に基づき、前記キャリアの一部又は全部についての同期用信号の検知動作を行う制御部と、前記検知動作の結果を示す検知報告を、前記第1のセルを介して前記基地局に送信する送信部とを有する。
第3の特徴における基地局は、ライセンスを要するライセンスド帯域が割り当てられた第1のセル及びライセンス不要のアンライセンスド帯域が割り当てられた第2のセルを管理し、前記第1のセル及び前記第2のセルに適用されるキャリアアグリゲーションによりユーザ端末と通信する。基地局は、前記第2のセルにおけるキャリアセンスの結果に基づき決定された前記アンライセンスド帯域のうちの少なくとも1つのキャリア及び該キャリアにおける時間タイミングと前記第2のセルの設定情報とを、前記第1のセルを介して前記ユーザ端末に送信する送信部を有する。
第4の特徴におけるユーザ端末は、ライセンスを要するライセンスド帯域が割り当てられた第1のセル及びライセンス不要のアンライセンスド帯域が割り当てられた第2のセルを管理する基地局と、前記第1のセル及び前記第2のセルに適用されるキャリアアグリゲーションにより通信する。ユーザ端末は、前記第1のセルを介して前記基地局から送信される、前記第2のセルにおけるキャリアセンスの結果に基づき決定された前記アンライセンスド帯域のうちの少なくとも1つのキャリア及び該キャリアにおける時間タイミングと前記第2のセルの設定情報とを受信する受信部を有する。
第1実施形態及び第2実施形態におけるLTEシステムの構成図である。 第1実施形態及び第2実施形態におけるUEのハードウェア構成図である。 第1実施形態及び第2実施形態におけるeNBのハードウェア構成図である。 第1実施形態及び第2実施形態における無線インターフェイスのプロトコルスタック図である。 第1実施形態及び第2実施形態における適用シナリオを説明するための図である。 第1実施形態におけるUEの機能ブロック図である。 第1実施形態におけるeNBの機能ブロック図である。 第1実施形態におけるアンライセンスド帯域を用いてUEがデータ受信するまでの動作手順の一例を示すシーケンス図である。 第1実施形態の変形例におけるアンライセンスド帯域を用いてUEがデータ受信するまでの動作手順の一例を示すシーケンス図である。 第2実施形態におけるアンライセンスド帯域を用いてUEがデータ受信するまでの動作手順の一例を示すシーケンス図である。 第2実施形態におけるU−Cellを介してeNBから送信されるサブフレームフォーマットの一例を示す図である。 第2実施形態におけるU−Cellを介してeNBから送信されるサブフレームフォーマットの他の例を示す図である。 第2実施形態の変形例におけるアンライセンスド帯域を用いてUEがデータ受信するまでの動作手順の一例を示すシーケンス図である。 付記に係る図である。 付記に係る図である。 付記に係る図である。 付記に係る図である。
以下において、3GPP規格に基づく移動体通信システムであるLTEシステムに本発明を適用する場合の実施形態を説明する。
(1)LTEシステム
図1は、第1実施形態及び第2実施形態におけるLTEシステムの構成図である。
図1に示すように、第1実施形態におけるLTEシステムは、UE(User Equipment)100、E−UTRAN(Evolved−UMTS Terrestrial Radio Access Network)10、及びEPC(Evolved Packet Core)20を有する。
UE100は、ユーザ端末に相当する。UE100は、移動型の通信装置であり、セル(サービングセル)との無線通信を行う。UE100の構成については後述する。
E−UTRAN10は、無線アクセスネットワークに相当する。E−UTRAN10は、複数のeNB(evolved Node−B)200を含む。eNB200は、基地局に相当する。eNB200は、X2インターフェイスを介して相互に接続される。eNB200の構成については後述する。
eNB200は、1又は複数のセルを管理しており、自セルとの接続を確立したUE100との無線通信を行う。eNB200は、無線リソース管理(RRM)機能、ユーザデータのルーティング機能、モビリティ制御・スケジューリングのための測定制御機能等を有する。「セル」は、無線通信エリアの最小単位を示す用語として使用される他に、UE100との無線通信を行う機能を示す用語としても使用される。
EPC20は、コアネットワークに相当する。EPC20は、MME(Mobility Management Entity)/S−GW(Serving−Gateway)300を含む。MMEは、UE100に対する各種モビリティ制御等を行う。S−GWは、ユーザデータの転送制御を行う。MME/S−GW300は、S1インターフェイスを介してeNB200と接続される。
E−UTRAN10及びEPC20により、LTEシステムのネットワーク(以下「LTEネットワーク」という)が構成される。LTEネットワークは、移動体ネットワークに相当する。
図2は、UE100のハードウェア構成図である。図2に示すように、UE100は、複数のアンテナ101、無線送受信機110、ユーザインターフェイス120、GNSS(Global Navigation Satellite System)受信機130、バッテリ140、メモリ150、及びプロセッサ160を有する。メモリ150及びプロセッサ160は、制御部を構成する。UE100は、GNSS受信機130を有していなくてもよい。また、メモリ150をプロセッサ160と一体化し、このセット(すなわち、チップセット)をプロセッサ160’としてもよい。
アンテナ101及び無線送受信機110は、無線信号の送受信に用いられる。無線送受信機110は、プロセッサ160が出力するベースバンド信号(送信信号)を無線信号に変換してアンテナ101から送信する。また、無線送受信機110は、アンテナ101が受信する無線信号をベースバンド信号(受信信号)に変換してプロセッサ160に出力する。
ユーザインターフェイス120は、UE100を所持するユーザとのインターフェイスであり、例えば、ディスプレイ、マイク、スピーカ、及び各種ボタン等を含む。ユーザインターフェイス120は、ユーザからの操作を受け付けて、該操作の内容を示す信号をプロセッサ160に出力する。GNSS受信機130は、UE100の地理的な位置を示す位置情報を得るために、GNSS信号を受信して、受信した信号をプロセッサ160に出力する。バッテリ140は、UE100の各ブロックに供給すべき電力を蓄える。
メモリ150は、プロセッサ160により実行されるプログラム、及びプロセッサ160による処理に使用される情報を記憶する。プロセッサ160は、ベースバンド信号の変調・復調及び符号化・復号等を行うベースバンドプロセッサと、メモリ150に記憶されるプログラムを実行して各種の処理を行うCPU(Central Processing Unit)と、を含む。プロセッサ160は、さらに、音声・映像信号の符号化・復号を行うコーデックを含んでもよい。プロセッサ160は、後述する各種の処理及び各種の通信プロトコルを実行する。
図3は、eNB200のブロック図である。図3に示すように、eNB200は、複数のアンテナ201、無線送受信機210、ネットワークインターフェイス220、メモリ230、及びプロセッサ240を有する。メモリ230及びプロセッサ240は、制御部を構成する。また、メモリ230をプロセッサ240と一体化し、このセット(すなわち、チップセット)をプロセッサとしてもよい。
アンテナ201及び無線送受信機210は、無線信号の送受信に用いられる。無線送受信機210は、プロセッサ240が出力するベースバンド信号(送信信号)を無線信号に変換してアンテナ201から送信する。また、無線送受信機210は、アンテナ201が受信する無線信号をベースバンド信号(受信信号)に変換してプロセッサ240に出力する。
ネットワークインターフェイス220は、X2インターフェイスを介して近隣eNB200と接続され、S1インターフェイスを介してMME/S−GW300と接続される。ネットワークインターフェイス220は、X2インターフェイス上で行う通信及びS1インターフェイス上で行う通信に用いられる。
メモリ230は、プロセッサ240により実行されるプログラム及びプロセッサ240による処理に使用される情報を記憶する。プロセッサ240は、ベースバンド信号の変調・復調及び符号化・復号等を行うベースバンドプロセッサと、メモリ230に記憶されるプログラムを実行して各種の処理を行うCPUと、を含む。プロセッサ240は、後述する各種の処理及び各種の通信プロトコルを実行する。
図4は、LTEシステムにおける無線インターフェイスのプロトコルスタック図である。図4に示すように、無線インターフェイスプロトコルは、OSI参照モデルの第1層乃至第3層に区分されており、第1層は物理(PHY)層である。第2層は、MAC(Medium Access Control)層、RLC(Radio Link Control)層、及びPDCP(Packet Data Convergence Protocol)層を含む。第3層は、RRC(Radio Resource Control)層を含む。
物理層は、符号化・復号、変調・復調、アンテナマッピング・デマッピング、及びリソースマッピング・デマッピングを行う。UE100の物理層とeNB200の物理層との間では、物理チャネルを介してユーザデータ及び制御情報が伝送される。
MAC層は、データの優先制御、ハイブリッドARQ(HARQ)による再送処理等を行う。UE100のMAC層とeNB200のMAC層との間では、トランスポートチャネルを介してユーザデータ及び制御情報が伝送される。eNB200のMAC層は、上下リンクのトランスポートフォーマット(トランスポートブロックサイズ、変調・符号化方式)及びUE100への割当リソースブロックを決定するスケジューラを含む。
RLC層は、MAC層及び物理層の機能を利用してデータを受信側のRLC層に伝送する。UE100のRLC層とeNB200のRLC層との間では、論理チャネルを介してユーザデータ及び制御情報が伝送される。
PDCP層は、ヘッダ圧縮・伸張、及び暗号化・復号化を行う。
RRC層は、制御情報を取り扱う制御プレーンでのみ定義される。UE100のRRC層とeNB200のRRC層との間では、各種設定のための制御情報(RRCメッセージ)が伝送される。RRC層は、無線ベアラの確立、再確立及び解放に応じて、論理チャネル、トランスポートチャネル、及び物理チャネルを制御する。UE100のRRCとeNB200のRRCとの間にRRC接続がある場合、UE100はRRCコネクティッド状態であり、そうでない場合、UE100はRRCアイドル状態である。
RRC層の上位に位置するNAS(Non−Access Stratum)層は、セッション管理及びモビリティ管理等を行う。
(2)適用シナリオ
以下において、第1実施形態及び第2実施形態におけるLTEシステムの適用シナリオについて説明する。第1実施形態及び第2実施形態におけるLTEシステムは、ライセンスを要する周波数帯域であるライセンスド帯域(Licensed Band)に加え、ライセンスが不要な周波数帯域であるアンライセンスド帯域(Unlicensed Band)を使用して通信するシステムである。アンライセンスド帯域は、無線通信を行う種々の機器により周波数共用が可能な周波数帯域である。種々の機器には、他の移動体通信事業者(以下、事業者という)により運用される同方式の基地局又はWLAN Access Point(WLAN AP)等の装置を含む。アンライセンスド帯域は、例えば、Wi−FiやBluetooth等に用いられる5GHz帯の周波数帯域である。
図5は、第1実施形態及び第2実施形態における適用シナリオを説明するための図である。図5に示すように、事業者Aが構築するネットワークは、マクロ基地局200a1、アンライセンスド帯域が用いられるアンライセンスセル(Unlicensed Cell(以下、U−Cellという)を管理する小型基地局200b1及び小型基地局200c1並びに事業者Aが設置するWLAN AP200d1を含む。事業者Bが構築するネットワークは、マクロ基地局200a2、アンライセンスド帯域が用いられるU−Cellを管理する小型基地局200b2及び小型基地局200c2並びに事業者Bが設置するWLAN AP200d2を含む。図5の例では、事業者Aが構築するネットワークと事業者Bが構築するネットワークとは、地理的に同じ位置に存在する。さらに地理的に同じ位置に、アンライセンスド帯域を用いて通信するWLAN AP200d3が存在してもよい。WLAN AP200d3は、個人により設置されるWLAN APであってもよく、公衆WLAN APであってもよい。なお、図5に示すネットワーク及びネットワークに含まれる機器は一例であって、他のネットワーク及び機器が含まれてもよい。
図5の例では、5GHz帯がアンライセンスド帯域であり、事業者A、業者B及びWi−Fiにより共用されている。一方、5GHz帯以外の周波数帯域がライセンスド帯域である。
ここで、第1実施形態及び第2実施形態におけるLTEシステムは、例えば事業者Aのネットワークにおいて、UE100とeNB200とがライセンスド帯域のキャリア及びアンライセンスド帯域のキャリアを用いてキャリアアグリゲーションを行う場面に適用される。この場合、キャリアアグリゲーションにおけるPCell(Primary Cell)はL−Cellであり、SCell(Secondary Cell)はU−Cellである。
法律上、事業者Aのネットワークにおいて、アンライセンスド帯域を用いて信号を送信する場合、事業者B及びWi−Fi等における通信への影響を回避するため、信号を送信する前にキャリアセンスを用いるLBT(Listen before Talk)方式に基づくことが規定されている。
以下において、第1実施形態及び第2実施形態におけるアンライセンスド帯域を用いたキャリアアグリゲーションを実現するためのLBT方式に基づくキャリアセンスを用いた通信制御方法を説明する。具体的には、LBT方式に基づくキャリアセンスを用いた、U−CellとUE100との同期を可能とする通信制御方法を説明する。
(機能ブロック)
(UE)
図6は、第1実施形態におけるUE100の機能ブロック図である。UE100は、送受信部1001、ベースバンド部1002、制御部1003、ユーザI/F1004、キャリアセンス制御部1005及び記憶部1006を備える。なお、キャリアセンス制御部1005は、少なくとも後述する第1実施形態の変形例及び第2実施形態の変形例のようにU−Cellを介した上りリンク送信を行う場合のみ備えられていればよい。
下りリンクのデータについては、アンテナ101で受信された無線周波数信号がアンプで増幅され、送受信部1001で周波数変換されてベースバンド信号に変換される。ベースバンド部1002がベースバンド信号に対して高速フーリエ変換(FFT:Fast Fourier Transform)処理や誤り訂正復号、再送制御の受信処理等を行う。
上りリンクのデータについては、ベースバンド部1002が、マッピング処理、HARQの送信処理やチャネル符号化、DFT処理、逆高速フーリエ変換(IFFT:Inverse Fast Fourier Transform)処理を行う。送受信部1001は、ベースバンド部1002から出力されたベースバンド信号を無線周波数帯に変換する。その後、アンプで増幅され、アンテナ101により送信される。
制御部1003は、プロセッサ160により実現され、UE100の各機能を制御する。例えば、制御部1003は、eNB200から割り当てられた無線リソース情報を受信し、受信した無線リソース情報を記憶部1006に記憶する。制御部1003は、記憶部1006から無線リソース情報を読み出し、送受信の制御を行う。制御部1003は、eNB200からの後述する同期用信号の検知動作を制御する。
ユーザI/F1004は、ユーザインターフェイス120により実現され、ユーザからの入力を受け付け、ユーザに対する情報を表示出力する。
キャリアセンス制御部1005は、プロセッサ160により実現され、eNB200により行われるキャリアセンスの指示に基づき、指示において特定されたキャリアについてのキャリアセンスを行うように制御する。
記憶部1006は、メモリ150により実現され、無線リソース情報等の各種情報を記憶する。
(eNB)
図7は、第1実施形態におけるeNB200の機能ブロック図である。eNB200は、送受信部2001、ベースバンド部2002、制御部2003、バックホールI/F2004、キャリアセンス制御部2005及び記憶部2006を備える。
eNB200からUE100に送信される下りリンクのデータについては、eNB200の上位に位置する上位局、例えばS−GW300からバックホールI/F2004を介してベースバンド部2002に入力される。
ベースバンド部2002では、パケットデータの分割・結合、RLC再送制御の送信処理などのRLC層の送信処理、MAC再送制御、例えばHARQの送信処理、スケジューリング、伝送フォーマット選択、チャネル符号化、IFFT処理が行われて、送受信部2001に転送される。また、ベースバンド部2002では、同期信号の生成処理が行われる。同期信号は、パケットデータに多重されて送受信部2001に転送される。
送受信部2001では、ベースバンド部2002から出力されたベースバンド信号を無線周波数帯に変換する周波数変換処理が施され、その後、アンプで増幅されてアンテナ201より送信される。ここで、ベースバンド信号とは、上述したパケットデータや同期用信号等である。
UE100からeNB200に送信される上りリンクのデータについては、アンテナ201で受信された無線周波数信号がアンプで増幅され、送受信部2001で周波数変換されてベースバンド信号に変換され、ベースバンド部2002に入力される。
ベースバンド部2002では、入力されたベースバンド信号に対して、FFT処理、誤り訂正復号、MAC再送制御の受信処理、RLC層の受信処理がなされ、バックホールI/F2004を介して、例えばS−GW300に転送される。
制御部2003は、プロセッサ240により実現され、eNB200の各機能を制御する。制御部2003は、例えばeNB200の状態管理や無線リソース割り当てを行う。制御部2003は、UE100に対して、UE100が実行する同期用信号の検知動作の指示及びキャリアセンスの指示に関する制御を行う。
バックホールI/F2004は、ネットワークインターフェイス220により実現され、X2インターフェイスを介して近隣eNB200と接続し、S1インターフェイスを介してMME/S−GW300と接続する。
キャリアセンス制御部2005は、プロセッサ240により実現され、セルの無線リソース状況に基づき、キャリアセンスを実行するか否かを判定する。
記憶部2006は、メモリ230により実現され、制御部2003による処理に使用される情報を記憶する。
[第1実施形態]
図8は、第1実施形態におけるアンライセンスド帯域を用いてUE100がデータ受信するまでの動作手順の一例を示すシーケンス図である。図8におけるeNB200は、ライセンスド帯域が割り当てられたL−Cell及びアンライセンスド帯域が割り当てられたU−Cellを管理する。UE100は、L−Cell配下に在圏している。なお、図8におけるL−CellとU−Cellとの間のシーケンスは、eNB200の内部信号(内部メッセージ)を示している。
ステップS101において、eNB200は、L−Cellを介してUE100に、L−Cellの設定情報(L−config)を送信する。eNB200によるL−Cellを介したL−configの送信は、従来のLTEの仕様に基づき行われる。
ステップS102において、eNB200は、L−Cellの無線リソース状況に基づき、U−Cellを使用するか否か、すなわちU−Cellにおけるキャリアセンスを実行するか否かを判定する。無線リソース状況とは、例えばL−Cellの混雑度であり、混雑度が所定の閾値を超えた場合、U−Cellを使用すると判定される。混雑度の閾値はオペレータ間で共通のパラメータを利用してもよいし、オペレータ間でLAN/RANで混雑度に関する情報のやり取りを行ってもよい。なお、無線リソース状況は、例えばL−Cellにおけるトラフィック状況であってもよい。
ここで、ステップS102においてU−Cellを使用すると判定された場合、ステップS103において、eNB200は、U−Cellを介したディスカバリ信号(DRS:Discovery Signal)の送信指示及びU−Cellにおけるキャリアセンスの指示を行う。
参照信号と同期信号とをまとめてDRSと称する。DRSは、セルとUE100との同期及びチャネル品質推定に用いられる信号である。DRSには、以下に示す参照信号及び同期信号の少なくとも一つが含まれる。参照信号は、RS(Reference Signal)、DMRS(Demodulation Reference Signal)、CSI−RS(Channel State Information)のいずれか一つ以上を含む。同期信号は、PSS(Primary Synchronization Signal)及びSSS(Secondary Synchronization Signal)を含む。参照信号、同期信号及び制御信号の送信間隔は、LTEリリース8に基づく送信間隔でもよいし、LTEリリース12においてスモールセル用に仕様化された長い送信間隔でもよいし、新たに規定する送信間隔でもよい。
ステップS103におけるキャリアセンスの指示は、アンライセンスド帯域のうち一部又は全部のキャリアをキャリアセンスするように指定してもよい。アンライセンスド帯域は、複数の小周波数帯域(例えば20MHz帯)毎に区切られており、いずれの小周波数帯域を用いるかを選択できる。小周波数帯域が、一つのキャリア(コンポーネントキャリア(CC:Component carrier))に対応する。
ステップS104において、eNB200は、L−CellからのDRS指示及びキャリアセンスの指示を受け付けた場合、U−Cellにおいてキャリアセンスの指示により指定されたキャリアに対するキャリアセンスを行い、指定されたキャリアの使用可否を判定する(U−Cell使用判定処理)。ステップS104におけるU−Cellにおける使用判定処理は、L−CellからのDRS指示及びキャリアセンスの指示における停止要求を受け付けるまで継続する。
U−Cell使用判定処理は、例えば電力がアンライセンスド帯域全体で平均的に基準値を超えれば使用不可と判定したり、電力がアンライセンスド帯域を分割した小帯域で一つでも基準値を超えれば使用不可と判定したり、所定のシーケンス時の電力が基準値を超えれば使用不可と判定したりする。これらの判定を所定の時間又はランダムに実施する。なお、判定においてキャリアセンスにより使用可能な最大電力を決定してもよい。
ステップS105において、eNB200は、キャリアセンスの結果、使用可能と判定されたキャリアのうち少なくとも1つのキャリアを選択する。eNB200は、選択されたキャリアにより、U−CellとUE100との同期に用いられるDRSを、U−Cellを介して送信する。DRSの送信は、他の基地局(eNB又はWLAN AP)と周期を合わせるようにしてデータの衝突を避けるように制御してもよい。
DRSの送信タイミングは、一定周期、一定周期から所定の時間摂動(Ntime_perturbation)を加えたタイミング又は一定周期の送信に加えて所定の時間摂動を加えたタイミングであってもよい。所定の時間摂動とは、例えばPLMN(Public Land Mobile Network) ID、MCC(Mobile Country Code)、MNC(Mobile Network Code)、SFN(System Frame Number)及びSN(Slot Number)、PCI(Physical Cell ID)等のうち1つ又は複数を用いて生成してもよい。ここで、L−CellとU−Cellとの時間同期がとれている場合、SFN及びSNはL−Cellのフレームタイミングを基準として用いてもよい。所定の時間摂動は、例えば下記の式に基づき算出してもよい。
time_perturbation=(c(2)×2+c(1)×2+c(0))−3[subframe]又は[OFDMsymbol]
c(n)=(x(n+Nc)+x(n+N))mod2
(n+31)=(x(n+3)+x(n))mod2
(n+31)=(x(n+3)+x(n+2)+x(n+1)+x(n))mod2
=1600
(0)=1
(n)=0,n=1,2,・・・,30
init=PLMNID×2+((SFN)mod(2))×2+floor(SN/2)=x(0)×2+x(1)×2+・・・+x(30)×230
これにより、近傍エリア内に複数のU−Cellが共存する場合においても、DRSの衝突を抑圧することが可能となる。
DRSの送信周波数リソースは、固定周波数リソースで送信してもよく、固定周波数リソースから所定の周波数摂動(Nfrequency_perturbation)を加えた周波数リソースで送信してもよく、又は固定周波数リソースでの送信に加えてさらに所定の周波数摂動を加えた周波数リソースで送信してもよい。
ここで、DRSの他に、PBCH(Physical Broadcast Channel)によりBroadcast情報(他のオペレータへの報知情報)を送信してもよい。PBCHには、DRSに関する情報(送信間隔、タイミング等)が含まれてもよいし、データ送信時に後述する(第2実施形態)のリザベーションチャネル(Reservation Channel)に相当する情報が含まれてもよい。
ステップS106において、eNB200は、L−Cellに対して、周期的又は非周期的にU−CellのDRSの送信状況(DRS送信状況)を通知する。DRS送信状況は、アンライセンスド帯域における各キャリアに対するキャリアセンスの結果を示したものである。キャリアセンスの結果は各キャリアにおけるDRS送信の停止を示す情報及び開始情報等の情報を含む。例えばU−Cellにおけるキャリアセンスの結果、キャリアが利用不可と判定された場合、利用可能と判断されたキャリアにおけるDRS送信を停止し、L−Cellに対してDRS送信が停止状態であることを示すDRS送信状況を通知する。また、例えばU−Cellにおけるキャリアセンスの結果、キャリアが利用可能と判定された場合、UE100に対するDRS送信を開始し、DRS送信に用いられたキャリアを示すDRS送信状況を通知する。L−Cellに対するU−CellのDRS送信状況が非周期的に通知される場合、送信状況の通知のトリガは、L−CellからのDRS送信状況通知要求又はDRS送信状況の変化とする。
ステップS107において、eNB200は、U−CellからのDRS送信状況に基づき、アンライセンスド帯域のうち使用するキャリアを選択する。
ステップS108において、eNB200は、選択されたキャリアのうち一部又は全部についてのDRSを検知するためのサーチ(検知動作)指示を、L−Cellを介してUE100に行う。DRSのサーチ指示には、例えばL−Cellのフレームタイミングを基準としたDRSの送信タイミング、送信電力、PSS/SSS系列又はPCI等が含まれてもよい。
ステップS109において、eNB200は、所定の周期又は非周期で、アンライセンスド帯域から選択された少なくとも1つのキャリアにより、DRSを送信する。
ステップS110において、UE100は、eNB200からのL−Cellを介したサーチ指示に基づき、キャリアの一部又は全部についてのDRSのサーチ(検知動作)を行う。UE100は、DRSのサーチ(検知動作)の結果を示す検知報告を、L−Cellを介してeNB200に送信する。DRS検知報告には、DRSの受信電力やU−Cellからのパスロス推定結果等が含まれてもよい。DRS検知報告の送信トリガは、L−Cellを介して送信されるDRS検知報告送信要求の受信後でもよいし、DRSサーチ指示の受信後、周期的に送信してもよい。
ステップS111において、eNB200は、L−Cellを介して受信したDRS検知報告に基づき、UE100がアンライセンスド帯域のうち使用可能なキャリアを判別する。本実施形態では、使用可能なキャリアをキャリアアグリゲーションに用いる。eNB200は、キャリアアグリゲーションに使用可能なキャリアを含むU−Cellの設定情報(U−Config)を、L−Cellを介してUE100に送信する。U−Configは、キャリア選択処理(ステップS107)から後述するアクティベイト指示(ステップS112)までの間の任意のタイミングで送信される。
ステップS112において、eNB200は、UE100に送信するデータが発生した場合、L−Cellを介してアクティベイト指示を、UE100に送信する。
ステップS113において、eNB200は、U−Cellにおけるアクティベイト指示を行う。
ステップS114において、eNB200は、U−Cellにおけるスケジューリングを行う。スケジューリンングを行うためのスケジューリング情報は、アクティベイト指示と合わせて通知してもよいし、それぞれで通知してもよい。
ステップS115において、eNB200は、L−Cellを介して、UE100に対して、U−Cellのスケジューリング情報を送信する。スケジューリング情報は、L−Cellを介してではなく、U−Cellを介して送信されてもよい。
UE100は、受信したスケジューリンング情報を用いて、アンライセンスド帯域のキャリアによるデータ受信が可能になる。すなわち、UE100とeNB200とが、ライセンスド帯域のキャリアとアンライセンスド帯域のキャリアとを用いたキャリアアグリゲーションによる通信が可能となる。
上述したように、第1実施形態によれば、アンライセンスド帯域が用いられる前に、eNB200がLBT方式に基づくキャリアセンスを行い、キャリアセンスの結果に基づき選択されたアンライセンスド帯域のうちのキャリアにより同期用信号を送信する。UE100は、同期用信号及び同期用信号の検知動作を行う。これにより、U−CellとUE100との同期が可能となり、アンライセンスド帯域のキャリアを用いたキャリアアグリゲーションを実現できる。
[第1実施形態の変形例]
第1実施形態の変形例では、上述した図9に示した第1実施形態の動作に加えて、UE100においてアンライセンスド帯域のキャリアに対するキャリアセンスを行う。
図9は、第1実施形態の変形例におけるアンライセンスド帯域を用いてUE100がデータ受信するまでの動作手順の一例を示すシーケンス図である。図9に示す第1実施形態の変形例におけるシーケンスのうち図8に示す第1実施形態におけるシーケンスと同じシーケンスには同一の符号を付与しており、これらの説明は省略する。以下の説明において、第1実施形態との相違点を中心に説明する。
第1実施形態の変形例では、ステップS112によるアクティベイト指示をUE100が受け付けた後、ステップS112aにおいて、UE100がキャリアセンスを行う。図9の例では、アクティベイト指示には、キャリアセンスの指示及びキャリアセンスの対象となるアンライセンスド帯域のうちのキャリアを特定する情報が含まれている。UE100は、アクティベイト指示に含まれる特定されたキャリアについてキャリアセンスを行う。
ステップS112bにおいて、UE100は、L−Cellを介して、eNB200にキャリアセンスの結果を送信する。
なお、UE100がキャリアセンスを行うタイミングは、図9に示すアクティベイト指示後に限られない。UE100がキャリアセンスを行うタイミングは、例えばDRSサーチ指示の受信後(ステップS108)又はU−configの受信後(ステップS111)でもよい。この場合、DRSサーチ指示又はU−configには、キャリアセンスの指示及びキャリアセンスの対象となるアンライセンスド帯域のうちのキャリアを特定する情報が含まれている。
また、キャリアセンスの指示は、新たな信号として定義されてもよい。この場合、eNB200がステップS108、ステップS111又はステップS112後に、アクティベイト指示をL−Cellを介してUE100に送信する。
eNB200は、L−Cellを介してUE100から受信したキャリアセンスの結果に基づき、アンライセンスド帯域のうち使用中のキャリアを除き、以降の処理を実行する。
上述したように、第1の実施形態の変形例によれば、UE100においてキャリアセンスを行うことによって、アンライセンスド帯域のうち同一キャリアを使用している他のセル及びUE100からの使用状況を検知できる。eNB200は、UE100がアンライセンスド帯域を用いてデータ受信する場合、キャリアセンスの結果に基づき、他のセルへの影響の少ないキャリアの選択が可能となる。
[第2実施形態]
図10は、第2実施形態におけるアンライセンスド帯域を用いてUE100がデータ受信するまでの動作手順の一例を示すシーケンス図である。図10におけるeNB200は、ライセンスド帯域が割り当てられたL−Cell及びアンライセンスド帯域が割り当てられたU−Cellを管理する。UE100は、L−Cell配下に在圏している。なお、図10におけるL−CellとU−Cellとの間のシーケンスは、eNB200の内部信号(内部メッセージ)を示している。
ステップS201及びS202は、それぞれ図8に示すステップS101及びS102に対応する。
ステップS202においてU−Cellを使用すると判定された場合、ステップS203において、eNB200は、U−Cellにおけるキャリアセンスを行うためのキャリアセンス要求を行う。
ステップS204において、eNB200は、キャリアセンス要求に基づき、U−Cellにおけるキャリアセンスを行う。eNB200は、キャリアセンスにより、アンライセンスド帯域のうちUE100との通信に適する一つ以上のキャリアを決定する。具体的には、例えば、キャリアセンスによる計測期間における計測対象のキャリアの受信強度が所定の閾値以下である割合を算出する。そして、算出された割合が、所定の割合以下である場合、計測対象のキャリアをUE100との通信に適するキャリアとして決定する。
ステップS205において、eNB200は、キャリアセンスの結果に基づき決定されたキャリアについて他のU−Cellにおいて送信されるリザベーションチャネルの検知を行う。リザベーションチャネルとは、アンライセンスド帯域のうち自キャリアが占有するサブフレーム長等の情報を他キャリアのU−Cellに対して送信するためのチャネルである。リザベーションチャネルがチャネルとして確保されてもよいし、占有するサブフレーム長等の情報がPSS及びSSSのIDを用いて送信されてもよい。
リザベーションチャネルに含まれる情報は、例えばリザベーションチャネル以後に続くデータ長の情報、次のデータ送信のタイミングの情報、データ送信周期、DRS等タイミング基準からのオフセット量、収容UE数、帯域幅、当該帯域以外に占有している帯域の情報及び帯域の占有率情報である。リザベーションチャネルをサーチすることにより、アンライセンスド帯域で使用されているチャネルの空き状態となるタイミング情報等が特定される。
ステップS206において、eNB200は、キャリアセンスにより決定されたキャリアと受信された他のU−Cellにおいて送信されるリザベーションチャネルの情報とに基づき、アンライセンスド帯域のうち使用する帯域(キャリア)及び使用する帯域における時間タイミングを決定する。なお、アンライセンスド帯域のうち使用するキャリア及び使用するキャリアにおける時間タイミングの決定には、アンライセンスド帯域を用いて送信する予定のデータ量等の情報が用いられてもよい。リザベーションチャネルの受信により、リザベーションチャネルを送信したU−Cellによる送信終了の時間タイミングを検知できる。よって、例えば、自局のタイミングとして時間タイミングの直後を設定できる。また、使用帯域は所定の周期で更新してもよい。
ステップS207において、eNB200は、U−Cellにおいて決定された使用する帯域(使用帯域)及び時間タイミングの情報をL−Cellに通知する。
ステップS208において、eNB200は、L−Cellを介して、UE100に、U−Cellの設定情報、使用帯域及び時間タイミング情報を通知する。
ステップS209において、eNB200は、U−Cellを介して、同期用信号(Synchronization Channel)を送信する。
ステップS210において、eNB200は、U−Cellを介して、リザベーションチャネルを送信する。
なお、eNB200は、U−Cellを介して同期信号、リザベーションチャネル、データ信号、参照信号のうち少なくとも一つ以上の信号を送信する。上記信号は1サブフレーム内の同時に送信されてもよいし、複数のサブフレームに跨がって送信されてもよい。また、リザベーションチャネルを送信するか否かは任意としてもよい。
ステップS211において、eNB200は、L−Cellを介して、UE100に、(e)PDCCHによりU−Cellにおける無線リソースの割当情報を送信する。U−Cellにおける無線リソースの割当情報は、後述するステップS212におけるU−Cellのデータの送信タイミングより前又は同タイミングで送信される。
なお、U−Cellを介して送信されるデータの送信先が1つのUE100であり、UE100に割り当てる帯域が判断できる場合、割当情報をリザベーションチャネル又はU−configに含め、L−Cellを介した(e)PDCCHの送信は行わなくてもよい。
また、(e)PDCCHによる無線リソースの割当情報では、同期信号の送信後に無線リソースが割り当てられるUE100が同期できないといった場合が起こりうる。そのため、(e)PDCCHに無線リソースの割当情報を含めるのではなく、リザベーションチャネルにデータ領域内の各UE100への無線リソース割当情報を含めるように構成してもよい。また、(e)PDDCHによりクロスキャリアかつクロスサブフレームスケジューリングを行い、同期信号よりも先にUEに割り当てる無線リソースを指定するようにしてもよい。
ステップS212において、eNB200は、U−Cellを介して、データを送信する。UE100は、割当情報に従い、U−Cellを介して送信されたデータを受信する。
ステップS213において、UE100はデータの受信後、確認応答(ACK/NACK)をL−Cellを介して、eNB200に送信する。
ステップS214において、参照信号のデータからチャネルの品質情報を計測することによって、チャネル品質情報をL−Cellを介してeNB200に送信する。例えば、チャネル品質情報はCQIやRSRP等である。チャネル品質情報は、確認応答と同時に送信してもよい。
ステップS215において、eNB200は、L−Cellを介して受信した確認応答を、U−Cellに通知する。
なお、リザベーションチャネルは、下りリンク送信に限らず、上りリンク送信が可能な場合、上りリンクに適用してもよい。上りリンクに適用される場合、例えば、サブフレームは1ユーザにより占有される。
UE100がU−Cellからのデータを受信するタイミングを、同期の開始サブフレームをL−Cellを介した(e)PDCCH等を利用して事前にUE100に通知してもよい。なお、指示してから時間がたつとWiFiの割り込みの発生も考えられるため、直前に送ることが望ましい。また、UE100が(e)PDCCH受信後、所定のWindowサイズの間、UE100はU−Cellを介したデータを受信し続けるようにしてもよい。
図11は、第2実施形態におけるU−Cellを介してeNB200から送信されるサブフレームフォーマットの一例を示す図である。
図11に示すように、第1サブフレームの先頭に同期信号(PSS/SSS)が送信され、その後ユーザデータ(PDSCH(Physical Downlink Shared Channel))が送信される。なお、PSS/SSSはサブフレーム内に限らず、通信を開始する前にバースト的に送信されるようにしてもよい。第2サブフレーム以降は同期信号を送信する必要はなく、第2サブフレーム以降はデータの送信を継続的に行う。データ送信時には同時に参照信号(RS)が送信される。UE100は、参照信号により復号及びチャネル品質の測定が可能となる。同期信号(PSS/SSS)は、U−CellとUE100との同期に用いられる同期用信号である。
このように、第2実施形態では、アンライセンスド帯域のうちのキャリアにより同一サブフレームにおいてU−CellとUE100との同期に用いられる同期用信号及びユーザデータが時分割で送信される。
図12は、第2実施形態におけるU−Cellを介してeNB200から送信されるサブフレームフォーマットの他の例を示す図である。
図12と図11とのサブフレームフォーマットの差異は、第一サブフレームにリザベーションチャネルが送信されることである。リザベーションチャネルにはONの長さ、周期及びオフセット、ON/OFF比率等占有率情報、収容UE数、帯域幅並びに合計帯域幅の情報のうち少なくとも一つ以上が含まれる。自局のU−Cellにおいてキャリアセンスが行われる前に、他のU−Cellを管理するeNB200がリザベーションチャネルを受信することにより、自局のU−Cellにおける使用帯域及び時間タイミングを決定する。これにより、他のU−Cellにおけるデータ送受信の終了に合わせて、自U−Cellにおける使用帯域でのデータ送受信を開始することが可能となる。さらに、無通信となる期間を短縮し、帯域の効率的な利用を可能とする。
なお、UE100により受信されたリザベーションチャネルの一部又は全部の情報を、UE100が接続するL−Cellに通知してもよい。この場合、eNB200は、UE100が受信したリザベーションチャネルの情報を用いて、U−Cellにおける使用帯域、時間タイミングを決定してもよい。この場合、リザベーションチャネルには、送信されたU−Cellを識別する識別子が含まれる。UE100は、U−Cellの識別子に基づいて、接続しているU−Cellからのリザベーションチャネルと、接続していないU−Cellからのリザベーションチャネルとを識別し、リザベーションチャネルを通知するか否かの判定を行ってもよい。
このように、第2実施形態では、アンライセンスド帯域のうちのキャリアにより同一サブフレームにおいてU−CellとUE100との同期に用いられる同期用信号、ユーザデータ及びリザベーションチャネルが時分割で送信される。
なお、サブフレームの構成は、アンライセンスド帯域の占有率に基づき制御されてもよい。例えば、アンライセンスド帯域における占有率が所定の閾値未満の場合、当該サブフレームの使用が許容されなかったり、ユーザデータを前方サブフレームに詰めて占有サブフレーム数を短くしたりしてもよい。また、アンライセンスド帯域における占有帯域が大きい場合、占有時間をより短くするように制御してもよい。
なお、第2実施形態では、ライセンスド帯域のサブフレームの先頭のタイミングと、アンライセンスド帯域のサブフレームの送信開始タイミングとを合わせない構成が可能であり、eNB200が送信タイミングを微調整することが可能となる。例えば、タイミングが0.5msec以内のずれであれば、Wi−Fi等の衝突を考慮して送信開始タイミングを送信機会毎に変えるといった制御が可能となる。Wi−Fiの基本単位はLTEに比べて細かいことから微調整は有効である。
また、第2実施形態においてU−Cellとライセンスセルとのタイミングのずれを許容する場合、アンライセンスド帯域のサブフレーム番号が不明になり、L−Cellを介してUE100が送信するAck/Nackのタイミングが分からなくなる場合がある。その対応として、サブフレーム番号をリザベーションチャネルに含めたり、L−Cellと±0.5msec以内で共用したりしてもよい。
なお、図11及び図12における同期信号(PSS/SSS)は、サブフレームの先頭のみに送信する場合に限らず、同期信号を周期的に送信してもよい。
[第2実施形態の変形例]
第2実施形態の変形例では、下りリンクに加えて上りリンクの通信が行われる場合であって、上述した図10に示した第2実施形態の動作に加えて、UE100からランダムアクセスプリアンブルが送信される。
図13は、第2実施形態の変形例におけるアンライセンスド帯域を用いてUE100がデータ受信するまでの動作手順の一例を示すシーケンス図である。図13に示す第2実施形態の変形例におけるシーケンスのうち図10に示す第2実施形態におけるシーケンスと同じシーケンスには同一の符号を付与しており、これらの説明は省略する。以下の説明において、第2実施形態との相違点を中心に説明する。
ステップS208aにおいて、eNB200は、U−config、U−Cellにおける使用帯域、時間タイミング及びU−Cellに対するプリアンブル系列の設定情報を含むランダムアクセスプリアンブル送信指示を、L−Cellを介してUE100に送信する。
なお、ステップS208aにおいて、アンライセンスド帯域が複数キャリアを含む場合(例えば、20MHz帯域幅を3つ含む場合等)、各キャリアに対する複数のプリアンブル系列の設定情報を(例えばリストとして)送信してもよい。この場合、UE100は、L−Cellを介してPBCH又はPDSCHにより通知されるRACH(Random Access Channel)情報に基づいて、指定された複数の帯域を用いてRACH送信を行う。この場合、帯域毎に初回の送信の送信電力は同程度となる。これにより、通信可能なアンライセンスド帯域の選択処理を高速化できる。
ステップS208bにおいて、UE100は、ランダムアクセスプリアンブル送信指示に基づき、ランダムアクセスプリアンブルをU−Cellを介してeNB200に送信する。
なお、UE100は、使用帯域(キャリア)についてキャリアセンスを行った後、使用可能であると判定された場合のみ、ランダムアクセスプリアンブルを送信してもよい。なお、UE100は、ランダムアクセスプリアンブルの送信前にキャリアセンスを行う場合、ステップS208aにおいて、さらにキャリアセンスの有効時間を示す情報がUE100に送信されるようにしてもよい。UE100は、キャリアセンスの有効時間を示す情報に基づき、前回キャリアセンスを行ってからキャリアセンスの有効時間が経過している場合(キャリアセンス有効時間のタイマが満了している場合)、キャリアセンスを行う。前回キャリアセンスを行ってからキャリアセンスの有効時間が経過していない場合(キャリアセンス有効時間のタイマが満了していない場合)、キャリアセンスの有効時間が経過するまでキャリアセンスを行わない。これにより、UE100における不要なキャリアセンスの動作を省略し、消費電力を抑えるとともに通信開始までの遅延を最小化できる。
一方、UE100は、キャリアセンスの結果、キャリアセンスの対象の使用帯域が使用不可と判定された場合、別の使用帯域についてキャリアセンスを行い、使用可能であると判定された場合、ランダムアクセスプリアンブルを送信する。なお、ランダムアクセスプリンアンブルの送信は、ステップS208aにおいてUE100が複数のプリアンブル系列の設定情報を受信している場合、別の使用帯域に対するランダムアクセスプリアンブルを送信してもよい。
eNB200は、U−Cellを介して、UE100からのランダムアクセスプリアンブルを受信した場合に、使用帯域についてUE100において干渉が発生していないと判断する。
ステップS208cにおいて、eNB200は、L−CellにU−Cellを介したランダムアクセスプリアンブルの受信通知を行う。受信通知に含まれる情報は、例えばプリアンブル系列又はUE100にユニークな識別子である。
なお、eNB200は、ランダムアクセスプリアンブルを受信した場合、使用帯域についてキャリアセンスを行い、eNB200(U−Cell)側で干渉が発生していないことが確認された後に、L−Cellに受信通知を送信してもよい。
なお、eNB200は、U−Cellにおけるキャリアセンスの結果とランダムアクセスプリアンブルとの受信を同時に行ってもよい。この場合、ステップS207で通知される時間タイミング情報には、使用帯域毎のキャリアセンスを実行するタイミングが含まれている。また、ステップS208aで送信されるプリアンブル系列の設定情報に含まれるランダムアクセスプリアンブルの送信タイミング及び送信帯域は、キャリアセンスを実行するタイミングに基づき決定される。これにより、UE100とeNB200とがアンライセンス帯域を用いてデータ通信を開始するまでの遅延を最小化できる。
ステップS208dにおいて、eNB200は、使用帯域についてのUE100によるU−Cellを介したデータの受信可否を判断し、L−CellからU−Cellにデータが受信可能である使用帯域を用いてのデータ送信要求を行う。なお、L−Cellが用いるメモリにおいて、U−Cellからの情報を所定時間保存し、再度通信が発生した場合に再利用してもよい。
なお、ステップS208dにおけるデータ送信要求は、ステップS208bの前に行われてもよい。この場合、予めいずれのサブフレームで送信するのかを示す情報が決定されている。eNB200におけるL−Cellは、ステップS208g又はステップS211において、当該サブフレームとステップS208b及びS208eで決定されたデータ送信帯域とを用いて、データ用のリソース割当を行う。これにより、UE100とeNB200とがアンライセンス帯域を用いてデータ通信を開始するまでの遅延を最小化できる。
ステップS208eにおいて、eNB200は、データ送信要求において指定されたデータ送信帯域におけるキャリアセンスを行い、データ送信帯域のうち使用可能な帯域(データ使用帯域)を選択する。なお、上述したeNB200におけるU−Cellにおけるキャリアセンスの結果とランダムアクセスプリアンブルとの受信が同時に行われた場合、ステップS208eの動作を省略してもよい。
ステップS208fにおいて、eNB200は、キャリアセンスの結果に基づき、データ使用帯域及び時間タイミングを、U−CellからL−Cellに通知する。
ステップS208gにおいて、eNB200は、L−Cellを介して、データ使用帯域及び時間タイミングを、UE100に送信する。
[その他の実施形態]
上述した実施形態では、L−CellとU−Cellとが同一のeNB200に管理され、L−CellとU−Cellとにキャリアアグリゲーションが適用される例を示した。しかしながら、L−Cellを管理するeNB200とU−Cellを管理するeNB200とが異なる構成であってもよい。すなわち、本発明は、アンライセンスド帯域を用いたDual Connectivity通信においても適用可能である。
[付記1]
(1.はじめに)
無線通信システムにおけるトラフィック需要の増加に伴い、より良いQoSを提供し続けるために追加的な周波数が必要とされる。携帯電話事業者によるアンライセンスドスペクトルの使用は、無線サービスを提供するために利用可能な選択肢の一つである。LTEを用いた新しい検討項目であるライセンスアシストアクセス(LAA)が合意されている。これによると、他の技術と共存し、規制要件を満たすと同時に、アンライセンスドスペクトルに対するライセンスアシストアクセスを可能にするようにLTEを強化し、単一の包括的なソリューションを決定するための検討が必要である。リリース13の時間枠の制限のため、アンライセンスドスペクトルの検討は、次のガイドライン及び仮定に従うべきである。
・アンライセンスドスペクトルに対するライセンスアシストアクセスのための単一の包括的なソリューションフレームワークを決定する。
デュアルコネクティビティは検討項目に含まれていない。
アンライセンスドスペクトルへのスタンドアロンのアクセスは、検討項目の一部ではない。
・DL専用であるか、又はULとDLが含まれている1つ以上の低電力Scell(すなわち、規制電力制限に基づく)がアンライセンスドスペクトルで動作するような、LTEキャリアアグリゲーションの構成とアーキテクチャとに焦点を当てる。
LTEキャリアアグリゲーションでは、UEがScellのブロードキャストシステム情報を受信することは想定されていない。
・可能な限り既存のLTE設計の特徴や機能を再利用する。
本付記では、既存のLTE設計を使用して、設計目標とLAAの必要な機能を説明する。
(2.設計対象)
LTE物理層のハイレベル設計
アンライセンスドスペクトルに対するライセンスアシストアクセスを可能とする素直な方法は、異なる国や地域における各種規制を適合させるための拡張及び修正を加えた上で現在のLTE物理層を再利用することである。このアプローチは、標準化に必要な労力を最小限に抑える事が出来ると考えられる。しかし、Wi−Fiのような他の既に配備されているアンライセンスドスペクトルでの使用を前提とした技術との共存を保証する必要がある。別のアプローチは、可能な限り既存の機能を再利用した上で、全く新しいLTE物理層の設計(すなわち、アンライセンスドスペクトルについて、さらなるLTE物理層の強化)を作成することである。このアプローチは、他のアンライセンスドスペクトルの配備との良好な調和を実現する効果的なLTE物理層を得る事が出来る可能性が高まる。一方、それは集中制御システムの利点を失う可能性があり、ライセンスドLTEシステムを改悪する可能性がある。また、新しい物理層の設計は、リリース13の時間枠内で完了することは非常に困難である可能性がある。したがって、アンライセンスドスペクトルのためのLTE物理層は、規則に適合するための拡張と共に既存のLTEのリリース12の設計を再利用すべきであることを提案する。
単一の包括的なソリューションフレームワーク
LAA動作のための単一の包括的なソリューションを決定することが要求される。したがって、それぞれの国や地域の規制を満たすことができる1つの統合LAAソリューションを検討する必要がある。アンライセンスドスペクトルの規制はそれぞれの国や地域で異なっているので、最も厳しい国と地域の規制を使用してシステムを設計することが要求される。例えば、LAAの機能を有効にするには、動的周波数選択(DFS)、送信電力制御(TPC)、リスンビフォアトーク(LBT)、及びバースト伝送方式は、既存の物理層の設計に組み込まれることを考慮しなければならない。上記の特徴が必須か任意かは更なる検討が必要である。
他のアンライセンスドスペクトルの配備との共存
他のアンライセンスドスペクトルの配備との共存のための設計目標を定義することが要求される。Wi−Fiとの公平性のために、LAAはWi−Fiサービスに影響を与えるべきではない。異なるLAAオペレータ間と同じ帯域でのLAAと他の技術との間の公平性の共存は、同様に設計目標である。
(3.必要な機能強化)
この節では、法規制、Wi−Fiとの共存、他のLAAサービス・無線アクセスとの共存の観点から、上記の設計目標を達成するために必要な機能強化を検討する。
1.規制
第2節で述べたように、DFS、TPC、LBT、及びLTEバースト伝送は、アンライセンスドスペクトルを使用するためにいくつかの国や地域で必要とされる。ほぼすべての国は、いくつかのバンドのためのDFS及びTPCに関連する要件がある。これらの機能は、既存のリリースではサポートされていないが、上記の要件を満たすためにそれらを導入すべきである。また、ヨーロッパと日本で求められているLBTとバースト伝送も同様に導入されるべきである。
2.Wi−Fiとの共存
アンライセンスドスペクトルにおけるコンポーネントキャリア(CC)の帯域幅
5GHzのスペクトルは、無線LANで使用するために20MHzの帯域幅毎に分割される。アンライセンスドスペクトル中のCCが、よりよい共存のために、この帯域幅と整合されるべきである。CCがライセンスドバンド中又はアンライセンスドスペクトル中であるかに拘らず、集約されたCCの最大数は5であることに留意すべきである。これは、必要に応じて、4つまでのCCが同時に集約されることが必要であることを意味する。
CC内又はLTEバースト内でのリソース占有
Wi−Fiとの効果的な共存を実現するために、ライセンスドスペクトルは、「オンデマンド」ベースで使用されるべきである。リソースの占有率は極めて低いにも関わらず、LTEがアンライセンスドスペクトルを使用することは好ましい状況ではない(図14における左の図を参照。)。従って、アンライセンスドスペクトルのCCにおける最小リソース占有ルールを仕様化する必要がある。また、アンライセンスドバンドのCCでのオン期間中であっても、同じリソース上でのWi−Fiの割り込みを可能にするために、LTE送信に短いアイドル期間を作成すべきである(例えば、LTE方式のバースト)。その場合には、アンライセンスドスペクトルのLTEバーストにおける最小リソース占有ルールもまた仕様化すべきである。
3.他のLAAサービスとの共存
PCI(物理セルID)衝突回避
同じPCIが隣接セルに割り当てられるべきではない。オペレータのネットワーク内では、セル計画やSON機能によって達成することができる。しかし、セルの数が増加するにつれてPCI衝突が予想される。
複数のLAAのサービスで同じCCの共有
1つのCCが複数のLAAサービスによって共有される状況がある。その場合には、Wi−FiとLAAサービス間の共存のシナリオよりも、より緊密な連携を達成することができる。時間領域と周波数領域の両方のリソース共有を考慮することができる。時間領域のリソース共有に関する、周期的なリソースの共有又はバーストリソース共有を考慮すべきである。
4.無線アクセス
アンライセンスドスペクトルにおけるUE・セル間の同期
アンライセンスドスペクトルを「オンデマンド」ベースで使用する場合、同期のためにDRSを再利用するのが妥当である。
アンライセンスドスペクトルにおけるマルチアンテナ伝送のサポートとそれに関連するフィードバック
最大スループットを達成するために、マルチアンテナ伝送はアンライセンスドスペクトル帯域でサポートされるべきである。また、ビームフォーミングに基づく技術は、アンライセンスドスペクトルに不要な干渉が発生しないことにより、効果的である。アンライセンスドスペクトルCSI情報のフィードバックをマルチアンテナ送信技術において実装することが考慮されるべきである。
HARQプロトコル
LTEバーストが適用される場合、HARQ ACK/NACKの送信と対応する再送が修正されるべきである。アンライセンスドスペクトルがUL伝送として使用される場合、同期HARQの設計を適用し続けることができるかを議論するべきである。
スケジューリング及び必要なフィードバック
動的スケジューリングは、ライセンススペクトルと同じようにアンライセンスドスペクトルでサポートされるべきである。自己スケジューリングとクロスキャリアスケジューリングの両方がサポートされるべきである。アンライセンスドスペクトルを「オンデマンド」ベースで使用する場合、eNodeBは、UEからの必要なフィードバックを取得するためのいくつかの拡張が必要とされる。既存のPDCCHの設計が十分ロバストか否かのさらなる検討が必要とされる。
(4.要求される機能)
この節では、第3節で説明した潜在的な問題に対応する必要な機能について議論する。DLのみのシナリオの完了に高い優先度があるため、LAAに要求される機能をDLのみ(表1乃至表4)とUL特有(表5)とに分ける。
Figure 2016047513
Figure 2016047513
Figure 2016047513
Figure 2016047513
Figure 2016047513
[付記2]
(1.はじめに)
LTEを用いたライセンスアシストアクセス(LAA)に関する検討が承認されている。装置内、同一チャネル、RAT内・RAT間の隣接チャネルの共存シナリオを考慮すべきである。加えて、この検討項目の焦点は、LTEキャリアアグリゲーション構成や、LTE FDD又はLTE TDDで、DLのみ又はUL・DLの両方で動作する1種以上の低消費電力Scellがアンライセンスドスペクトルで動作するアーキテクチャに焦点を当てている。本付記では、上記の仮定を考慮して配備シナリオや評価手法を検討する。
(2.配備シナリオ)
この節では、LAAの配備シナリオを検討する。この検討項目の配備モデルは、次の2つのモデルに分類できる。
1)複数セルが同一場所の場合
2)セル間で理的なバックホールを有し、複数セルが異なる場所の場合
カバレッジエリアがライセンスキャリアとは全く異なる場合、例えば、マクロセルとRRHアンライセンスドセルの場合、このような大きなカバレッジエリアでアンライセンスドのキャリアを制御することが難しい。また、このような場合には、ライセンス小セルはWiFiとの公平性を考慮して使用されるべきである。そこで、図17に示すように、LAAセル小セルと共同配置されるメインシナリオを想定する。LAAのために、小セル強化(SCE)のシナリオを再利用及び修正することを提案する。例えば、周波数が3.5GHzから5GHz帯に変更される。
提案1: 最小の修正を加えた小セル強化(SCE)のシナリオがLAAの検討項目評価のために再利用されるべきである。
屋内と屋外の両方の配備を検討する。そこで、屋内配備のためのシナリオ2bと屋外配備のためのシナリオ2aをLAA検討項目の同じシナリオ(表6)に再利用することを提案する。
提案2: 屋内配備のためのシナリオ2bと屋外配備のためのシナリオ2aをLAA検討項目の評価に再利用すべきである。
Figure 2016047513
LAAセルとWiFi APの配備
次のような状況を考慮する必要がある。
1)WiFiとの共存
2)別のオペレータのLAAセルとの共存
WiFiやアンライセンスドバンドへの影響を評価するために小セルシナリオからセル配備を変更する。小セルをLAAセル及びWiFi APに変更し、4つのパターンに分類する。表7は、提案される配備シナリオである。パターンAとパターンBを比較すると、WiFiとの共存の影響を評価することができる。パターンC又はパターンDを比較すると、異なる事業者LAAセルとの共存の影響を評価することができる。
提案3: LAAセル及びWiFi APのための配備シナリオは、表7に示されている。
Figure 2016047513
UEのドロップシナリオ
UEドロップシナリオを小セルシナリオから変更する。Wi−FiセルとLAAセル当たりのUEの総数は10であることを提案する。一部のUEは、Wi−FiとLAAセルの両方に接続することができる。表8に示されるようなUEドロップを提案する。
提案4: 表8に示すようにUEドロップシナリオを使用することを提案する。
Figure 2016047513
その他のシミュレーション条件
さらに、以下の条件を前提とする。
1)帯域幅が20MHz(1CC)である
2)WiFiがIEEE802.11acである
3)2つの送信アンテナと2つの受信アンテナ
(3.評価方法)
LAAセルが同じキャリアに追加のWiFiネットワークよりもWiFiサービス(データ、ビデオ、音声サービス)以上に影響を与えるべきではない。表9に示すように、LAAとWiFi間の公平性を推定するための性能指標を考慮する。
Figure 2016047513
例えば、WiFiのスループットに与える影響は、上記の性能指標を用いて次のように評価される。
1)WiFiのスループットは、パターンAの場合にはXである
2)WiFiのスループットは、パターンBの場合にはYである
X = <Yの場合、LTE−Uは、WiFiネットワークへの公平性を達成する。
提案5: WiFiネットワークの公平性を測定するために使用される性能指標を表9に示す。
[相互参照]
米国仮出願第62/056137号(2014年9月26日出願)の全内容が、参照により本願明細書に組み込まれている。
本発明は、無線通信分野において有用である。

Claims (12)

  1. ライセンスを要するライセンスド帯域が割り当てられた第1のセル及びライセンス不要のアンライセンスド帯域が割り当てられた第2のセルを管理し、前記第1のセル及び前記第2のセルに適用されるキャリアアグリゲーションによりユーザ端末と通信する基地局であって、
    前記第2のセルにおけるキャリアセンスの結果に基づき前記アンライセンスド帯域から選択された少なくとも1つのキャリアにより、前記第2のセルと前記ユーザ端末との同期に用いられる同期用信号を送信する送信部と、
    前記キャリアのうち一部又は全部についての前記同期用信号の検知動作の指示を、前記第1のセルを介して前記ユーザ端末に行う制御部とを有する基地局。
  2. 前記送信部は、前記ユーザ端末からの前記検知動作の結果を示す検知報告に基づき、前記キャリアのうち前記キャリアアグリゲーションに使用可能なキャリアを含む前記第2のセルの設定情報を、前記第1のセルを介して前記ユーザ端末に送信する請求項1に記載の基地局。
  3. 前記第1のセルの無線リソース状況に基づき、前記キャリアセンスが実行されるか否かを判定するキャリアセンス制御部を有する請求項1に記載の基地局。
  4. 前記制御部は、前記ユーザ端末からの前記検知動作の結果を示す検知報告を受信した後、前記検知報告に基づき特定されたキャリアについてのキャリアセンスの指示を前記ユーザ端末に行う請求項1に記載の基地局。
  5. ライセンスを要するライセンスド帯域が割り当てられた第1のセル及びライセンス不要のアンライセンスド帯域が割り当てられた第2のセルを管理する基地局と、前記第1のセル及び前記第2のセルに適用されるキャリアアグリゲーションにより通信するユーザ端末であって、
    前記第1のセルを介して前記基地局から行われる、前記アンライセンスド帯域のうち少なくとも1つのキャリアにより送信される前記第2のセルとの同期に用いられる同期用信号の検知動作の指示に基づき、前記キャリアの一部又は全部についての同期用信号の検知動作を行う制御部と、
    前記検知動作の結果を示す検知報告を、前記第1のセルを介して前記基地局に送信する送信部とを有するユーザ端末。
  6. 前記第1のセルを介して前記基地局により行われるキャリアセンスの指示に基づき、前記指示において特定された前記キャリアについてのキャリアセンスを行うキャリアセンス制御部を有する請求項5に記載のユーザ端末。
  7. ライセンスを要するライセンスド帯域が割り当てられた第1のセル及びライセンス不要のアンライセンスド帯域が割り当てられた第2のセルを管理し、前記第1のセル及び前記第2のセルに適用されるキャリアアグリゲーションによりユーザ端末と通信する基地局であって、
    前記第2のセルにおけるキャリアセンスの結果に基づき決定された前記アンライセンスド帯域のうちの少なくとも1つのキャリア及び該キャリアにおける時間タイミングと前記第2のセルの設定情報とを、前記第1のセルを介して前記ユーザ端末に送信する送信部を有する基地局。
  8. 前記送信部は、前記キャリアにより同一サブフレームにおいて前記第2のセルと前記ユーザ端末との同期に用いられる同期用信号及びユーザデータを時分割で送信する請求項7に記載の基地局。
  9. 前記送信部は、前記キャリアにより同一サブフレームにおいて前記第2のセルと前記ユーザ端末との同期に用いられる同期用信号、ユーザデータ及び自局において前記アンライセンスド帯域を占有するサブフレーム長を含むリザベーションチャネルを時分割で送信する請求項7に記載の基地局。
  10. 前記送信部は、前記キャリア、前記時間タイミング及び前記第2のセルの設定情報とともに、前記第2のセルに対するプリアンブル系列の設定情報を含むランダムアクセスプリアンブル送信指示を、前記第1のセルを介して前記ユーザ端末に送信する請求項7に記載の基地局。
  11. ライセンスを要するライセンスド帯域が割り当てられた第1のセル及びライセンス不要のアンライセンスド帯域が割り当てられた第2のセルを管理する基地局と、前記第1のセル及び前記第2のセルに適用されるキャリアアグリゲーションにより通信するユーザ端末であって、
    前記第1のセルを介して前記基地局から送信される、前記第2のセルにおけるキャリアセンスの結果に基づき決定された前記アンライセンスド帯域のうちの少なくとも1つのキャリア及び該キャリアにおける時間タイミングと前記第2のセルの設定情報とを受信する受信部を有するユーザ端末。
  12. 前記受信部は、前記第1のセルを介して前記基地局から送信される、前記キャリア、前記時間タイミング及び前記第2のセルの設定情報ともに、前記第2のセルに対するプリアンブル系列の設定情報を含むランダムアクセスプリアンブル送信指示を受信し、
    前記プリアンブル送信指示の受信に応じて、ランダムアクセスプリンアンブルを、前記第2のセルを介して前記基地局に送信する送信部を有する請求項11に記載のユーザ端末。
JP2016550126A 2014-09-26 2015-09-16 基地局及びユーザ端末 Active JP6546185B2 (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US201462056137P 2014-09-26 2014-09-26
US62/056,137 2014-09-26
PCT/JP2015/076224 WO2016047513A1 (ja) 2014-09-26 2015-09-16 基地局及びユーザ端末

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPWO2016047513A1 true JPWO2016047513A1 (ja) 2017-07-13
JP6546185B2 JP6546185B2 (ja) 2019-07-17

Family

ID=55581040

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2016550126A Active JP6546185B2 (ja) 2014-09-26 2015-09-16 基地局及びユーザ端末

Country Status (4)

Country Link
US (1) US10285146B2 (ja)
EP (1) EP3200516A4 (ja)
JP (1) JP6546185B2 (ja)
WO (1) WO2016047513A1 (ja)

Families Citing this family (15)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN113411878A (zh) 2014-10-20 2021-09-17 索尼公司 用于无线通信的基站侧和用户侧的装置与方法
CN107079501B (zh) * 2014-10-30 2020-06-09 Lg 电子株式会社 在无线通信系统中在未授权载波上执行用于小区的接入发起和响应的方法和装置
CN105991211B (zh) * 2015-01-28 2020-01-21 中国移动通信集团公司 非授权频段下的参考信号发送方法、接收方法及装置
US11916709B2 (en) 2016-03-10 2024-02-27 Interdigital Patent Holdings, Inc. Determination of a signal structure in a wireless system
JP6615045B2 (ja) * 2016-05-10 2019-12-04 アルパイン株式会社 通信装置、通信制御方法および通信システム
CN114826847A (zh) 2016-05-11 2022-07-29 Idac控股公司 支持在同一信道内使用混合参数配置的物理(phy)层方案
CN107438263B (zh) * 2016-05-27 2019-11-29 北京佰才邦技术有限公司 一种无线链路质量的测量方法及终端
US10517021B2 (en) 2016-06-30 2019-12-24 Evolve Cellular Inc. Long term evolution-primary WiFi (LTE-PW)
CA3033509C (en) * 2016-08-10 2022-07-12 Idac Holdings, Inc. Methods for flexible resource usage
US11350449B2 (en) * 2016-09-29 2022-05-31 Apple Inc. Frequency hopping for unlicensed internet of things
KR101915469B1 (ko) * 2016-11-29 2018-11-06 에스케이텔레콤 주식회사 스트리밍 서비스 제공 방법 및 이를 위한 장치
US11601820B2 (en) * 2017-01-27 2023-03-07 Qualcomm Incorporated Broadcast control channel for shared spectrum
BR112019019607A2 (pt) 2017-03-24 2020-04-22 Ericsson Telefon Ab L M método para sincronização em um sistema de comunicação sem fio, dispositivo sem fio, dispositivo terminal, meio de armazenamento lido por computador e sistema de comunicações
CN109246831B (zh) * 2017-09-30 2019-11-05 华为技术有限公司 随机接入方法及装置
CN109803313B (zh) * 2017-11-17 2020-10-30 电信科学技术研究院 一种拥塞控制方法、终端及计算机可读存储介质

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003124938A (ja) * 2001-10-19 2003-04-25 Matsushita Electric Ind Co Ltd 通信領域予約方法及びそれに用いる無線通信装置
JP2012244378A (ja) * 2011-05-19 2012-12-10 Sharp Corp 無線通信システム、基地局装置、移動局装置、無線通信方法および集積回路
WO2013161135A1 (ja) * 2012-04-27 2013-10-31 日本電気株式会社 無線端末、無線局、無線通信システム、及びこれらに実装される方法
JP2014500685A (ja) * 2010-12-06 2014-01-09 インターデイジタル パテント ホールディングス インコーポレイテッド ライセンス不要スペクトルでワイヤレス動作を可能にする方法

Family Cites Families (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US9854446B2 (en) * 2011-07-07 2017-12-26 Lg Electronics Inc. Method and apparatus for transmitting a signal in a wireless communication system
JP6388780B2 (ja) * 2014-03-19 2018-09-12 株式会社Nttドコモ ユーザ端末、無線基地局及び無線通信方法
WO2016021979A1 (ko) * 2014-08-07 2016-02-11 엘지전자 주식회사 동기 신호 수신 방법 및 사용자기기와, 동기 신호 전송 방법 및 기지국
US10342002B2 (en) * 2014-09-16 2019-07-02 Lg Electronics Inc. Method and device for transmitting and receiving wireless signal in wireless communication system
US9913171B2 (en) * 2014-09-18 2018-03-06 Lg Electronics Inc. Method for eliminating inter-cell interference in non-licensed band in wireless communication system and apparatus therefor
EP3206448B1 (en) * 2014-10-10 2020-03-04 Samsung Electronics Co., Ltd. Method and device for configuring cell in wireless communication system

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003124938A (ja) * 2001-10-19 2003-04-25 Matsushita Electric Ind Co Ltd 通信領域予約方法及びそれに用いる無線通信装置
JP2014500685A (ja) * 2010-12-06 2014-01-09 インターデイジタル パテント ホールディングス インコーポレイテッド ライセンス不要スペクトルでワイヤレス動作を可能にする方法
JP2012244378A (ja) * 2011-05-19 2012-12-10 Sharp Corp 無線通信システム、基地局装置、移動局装置、無線通信方法および集積回路
WO2013161135A1 (ja) * 2012-04-27 2013-10-31 日本電気株式会社 無線端末、無線局、無線通信システム、及びこれらに実装される方法

Non-Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Title
ERICSSON, QUALCOMM, HUAWEI, ALCATEL-LUCENT: "Study on Licensed-Assisted Access using LTE[online]", 3GPP TSG-RAN#65 RP-141664, JPN6018048078, 12 September 2014 (2014-09-12), ISSN: 0003934633 *

Also Published As

Publication number Publication date
US20170289937A1 (en) 2017-10-05
EP3200516A1 (en) 2017-08-02
WO2016047513A1 (ja) 2016-03-31
US10285146B2 (en) 2019-05-07
EP3200516A4 (en) 2018-05-30
JP6546185B2 (ja) 2019-07-17

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6546185B2 (ja) 基地局及びユーザ端末
CN109478968B (zh) 用于有执照和无执照频谱中的iot操作的方法和装备
US10306637B2 (en) Radio base station and user terminal
US20170295576A1 (en) Base station and mobile station
CN115943587A (zh) 在非许可侧行链路上的覆盖内网络控制的卸载
JP2018133821A (ja) ユーザ端末、無線基地局及び無線通信方法
KR20160147907A (ko) 비주기적 비컨 및 기준 신호 송신을 위한 lte-u 통신 디바이스들 및 방법들
EP3216136B1 (en) User equipment and method for communicating on cells configured for licensed assisted access (laa)
CN115486120A (zh) 用于固定用户设备的rrm测量放松
CN114269017A (zh) 电子设备以及无线通信方法
CN114270999A (zh) 新无线电频分双工频带中的半双工操作
JP2019062542A (ja) ユーザ端末、通信方法及び通信システム
US11563533B2 (en) Uplink frequency hopping in unlicensed frequency band
CN115552987A (zh) 用于用户设备(ue)间协调的车对万物(v2x)目的地标识共享
CN115066843A (zh) 车辆到万物(v2x)用户设备(ue)间协调
JP2024514131A (ja) 処理能力が制約されたシナリオにおいてマルチrtt測位を改善するためにprsとsrsとの関連付けを定義すること
CN114175816A (zh) 指示缺乏用于传输的数据的技术
WO2016121609A1 (ja) ユーザ端末及び基地局

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20180316

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20181211

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20190212

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20190604

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20190620

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6546185

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150