JP6487878B2 - シグナリングオーバーヘッドを低減するためのシステム及び方法 - Google Patents

シグナリングオーバーヘッドを低減するためのシステム及び方法 Download PDF

Info

Publication number
JP6487878B2
JP6487878B2 JP2016138455A JP2016138455A JP6487878B2 JP 6487878 B2 JP6487878 B2 JP 6487878B2 JP 2016138455 A JP2016138455 A JP 2016138455A JP 2016138455 A JP2016138455 A JP 2016138455A JP 6487878 B2 JP6487878 B2 JP 6487878B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
frame
access point
management frame
station
information
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2016138455A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2016195447A (ja
Inventor
ヤン,ユンソォン
クウォン,ヨンフン
ルゥォン,ジガン
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Huawei Technologies Co Ltd
Original Assignee
Huawei Technologies Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Huawei Technologies Co Ltd filed Critical Huawei Technologies Co Ltd
Publication of JP2016195447A publication Critical patent/JP2016195447A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6487878B2 publication Critical patent/JP6487878B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W28/00Network traffic management; Network resource management
    • H04W28/02Traffic management, e.g. flow control or congestion control
    • H04W28/06Optimizing the usage of the radio link, e.g. header compression, information sizing, discarding information
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W24/00Supervisory, monitoring or testing arrangements
    • H04W24/02Arrangements for optimising operational condition
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W48/00Access restriction; Network selection; Access point selection
    • H04W48/08Access restriction or access information delivery, e.g. discovery data delivery
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W8/00Network data management
    • H04W8/22Processing or transfer of terminal data, e.g. status or physical capabilities
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W84/00Network topologies
    • H04W84/02Hierarchically pre-organised networks, e.g. paging networks, cellular networks, WLAN [Wireless Local Area Network] or WLL [Wireless Local Loop]
    • H04W84/10Small scale networks; Flat hierarchical networks
    • H04W84/12WLAN [Wireless Local Area Networks]

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Computer Security & Cryptography (AREA)
  • Databases & Information Systems (AREA)
  • Mobile Radio Communication Systems (AREA)

Description

本出願は、2012年5月15日に出願した「能動的スキャニングのシグナリングオーバーヘッドを低減するためのシステム及び方法」と題する米国特許仮出願第61/647,343号、及び2012年7月5日に出願した「ネットワークアクセスのためのシグナリングオーバーヘッドを低減するためのシステム及び方法」と題する米国特許仮出願第61/668,366号の利益を主張する2013年5月14日に出願した「シグナリングオーバーヘッドを低減するためのシステム及び方法」と題する米国特許非仮出願第13/894,144号の利益を主張するものであり、これらの出願全体を本明細書において参照により援用する。
本発明は一般に、デジタル通信に関し、より詳細にはシグナリングオーバーヘッドを低減するためのシステム及び方法に関する。
米国電気電子学会(IEEE)802.11は、無線ローカルエリアネットワーク(WLAN)又はWi−Fi通信を実施するための一連の規格である。タスクグループが、IEEE802.11ai高速初期リンクセットアップ(FILS)の規格を開発する任務を受けたが、これはIEEE802.11タスクグループai(TGai)と称される。IEEE802.11ai FILSは、Wi−Fiアクセス・ポイントとのWi−Fiハンドヘルドの高速な認証及び関連付けのためのメディアアクセス制御(MAC)レイヤプロトコルを提供することによって、Wi−Fiステーション(STA)又はハンドセット(一般に、モバイル、移動局、ユーザ、端末、加入者などとも称される)がWi−Fiアクセスポイント(AP)(一般に、基地局、NodeB、拡張型NodeB、基地端末局、通信コントローラなどとも称される)に接続するための時間を大幅に短縮することが意図されている。
IEEE802.11タスクグループai(TGai)において、高速初期リンクセットアップ(FILS)の必要性は一般に、モバイルユーザが既存の拡張サービスセット(ESS)のカバレッジエリアに常時出入りしているような環境から生じる。ステーションがESSに入るごとに、ステーションは、初期リンクセットアップを実行して、WLAN接続を確立する。これは一般に、同時にESSに入る多数のユーザに適応し、初期リンクセットアップフェーズ内に費やされる時間を最小化して、初期認証を安全に提供する効率的なメカニズムを必要とする。TGaiの作業範囲は、アクセスポイント/ネットワークディスカバリの向上、安全な認証、及び認証フェーズ中の上位レイヤプロトコルメッセージの交換における並行性をサポートするメカニズムを含み得る。
シグナリングオーバーヘッドを低減するためのシステム及び方法を提供する本開示の例示的な実施形態。
本開示の例示的な実施形態によれば、第1のステーションを動作させるための方法が提供される。方法は、第1のステーションが、通信デバイスから第1の管理フレームを受信するステップと、第1のステーションが、第1の管理フレームへの参照及び第1のステーションに固有の第1の管理フレームの更新情報を含む最適化された管理フレームを生成するステップとを含む。方法はまた、第1のステーションが、最適化された管理フレームを送信するステップも含む。
本開示の別の例示的な実施形態によれば、第1のアクセスポイントを動作させるための方法が提供される。方法は、第1のアクセスポイントが、第1のステーションから第1の管理フレームを受信するステップと、第1のアクセスポイントが、第1の管理フレームに応答して第1の最適化された管理フレームを生成するステップであり、第1の最適化された管理フレームは通信デバイスによって送信された第2の管理フレームへの参照及び第1のステーションに固有の第2の管理フレームのための更新情報を含む、生成するステップとを含む。方法はまた、第1のアクセスポイントが、第1の最適化された管理フレームを送信するステップも含む。
本開示の別の例示的な実施形態によれば、第1のステーションが提供される。第1のステーションは、受信機と、受信機に動作可能に結合されたプロセッサと、プロセッサに動作可能に結合された送信機とを含む。受信機は、通信デバイスから第1の管理フレームを受信する。プロセッサは、第1の管理フレームへの参照及び第1のステーションに固有の第1の管理フレームのための更新情報を含む最適化された管理フレームを生成する。送信機は、最適化された管理フレームを送信する。
本開示の別の例示的な実施形態によれば、アクセスポイントが提供される。アクセスポイントは、受信機と、受信機に動作可能に結合されたプロセッサと、プロセッサに動作可能に結合された送信機とを含む。受信機は、第1のステーションから第1の管理フレームを受信する。プロセッサは、第1の管理フレームに応答して第1の最適化された管理フレームを生成し、第1の最適化された管理フレームは、通信デバイスによって送信された第2の管理フレームへの参照及び第1のステーションに固有の第2の管理フレームのための更新情報を含む。送信機は、第1の最適化された管理フレームを送信する。
本開示、及びその利益のより完全な理解のために、これ以降、添付の図面と併せて以下の説明が参照される。
本明細書において説明される例示的な実施形態による、例示の通信システムを示す図である。 本明細書において説明される例示的な実施形態による、通信システムにおいて行なわれる送信を示す例示の図である。 本明細書において説明される例示的な実施形態による、最適化された管理フレームがサポートされる通信システムにおいて行なわれる送信を示す例示の第1の図である。 本明細書において説明される例示的な実施形態による、最適化された管理フレームがサポートされる通信システムにおいて行なわれる送信を示す例示の第2の図である。 本明細書において説明される例示的な実施形態による、最適化された管理フレームがサポートされる通信システムにおいて行なわれる送信を示す例示の第3の図である。 本明細書において説明される例示的な実施形態による、最適化された管理フレームがサポートされる通信システムにおいて行なわれる送信を示す例示の第4の図である。 本明細書において説明される例示的な実施形態による、最適化された管理フレームがサポートされ、最適化フレームがその他のアクセスポイントによって行なわれる管理フレームの送信を参照し得る通信システムにおいて行なわれる送信を示す例示の図である。 本明細書において説明される例示的な実施形態による、第1の例示の管理フレーム参照情報要素を示す図である。 本明細書において説明される例示的な実施形態による、第2の例示の管理フレーム参照情報要素を示す図である。 本明細書において説明される例示的な実施形態による、シーケンス制御番号を含むシーケンス制御フィールドを備える第3の例示の管理フレーム参照情報要素を示す図である。 本明細書において説明される例示的な実施形態による、FCSを含むFCSフィールドを備える第4の例示の管理フレーム参照情報要素を示す図である。 本明細書において説明される例示的な実施形態による、タイムスタンプのいくつかの最下位ビット(LSB)又はバイトのような、タイムスタンプ又は部分タイムスタンプを含むタイムスタンプフィールドを備える第5の例示の管理フレーム参照情報要素を示す図である。 本明細書において説明される例示的な実施形態による、例示の要求情報省略情報要素を示す図である。 本明細書において説明される例示的な実施形態による、ステーションがアクセスポイントを発見する際にステーションにおいて生じる動作を示す第1の例示のフロー図である。 本明細書において説明される例示的な実施形態による、ステーションがアクセスポイントを発見する際にステーションにおいて生じる動作を示す第2の例示のフロー図である。 本明細書において説明される例示的な実施形態による、アクセスポイントがディスカバリプロセスに参加する際にアクセスポイントにおいて生じる第1の動作を示す例示のフロー図である。 本明細書において説明される例示的な実施形態による、アクセスポイントがディスカバリプロセスに参加する際にアクセスポイントにおいて生じる第2の動作を示す例示のフロー図である。 本明細書において説明される例示的な実施形態による、例示の第1の通信デバイスを示す図である。 本明細書において説明される例示的な実施形態による、例示の第2の通信デバイスを示す図である。
現在の例示的な実施形態の動作及びその構造は、後段において詳細に説明される。しかし、本開示が、多種多様な特定の文脈において具現されうる多くの適用可能な発明コンセプトを提供することを理解されたい。説明される特定の実施形態は、本開示の特定の構造、及び本開示を動作させる方法を例示するものに過ぎず、本開示の範囲を限定するものではない。
本開示の1つの実施形態は、シグナリングオーバーヘッドを低減することに関する。たとえば、第1のステーションにおいて、第1のステーションは、通信デバイスから第1の管理フレームを受信し、第1の管理フレームへの参照及び第1のステーションに固有の第1の管理フレームの更新情報を含む最適化された管理フレームを生成し、最適化された管理フレームを送信する。別の例として、第1のアクセスポイントにおいて、第1のアクセスポイントは、第1のステーションから第1の管理フレームを受信し、第1の管理フレームに応答して第1の最適化された管理フレームを生成し、第1の最適化された管理フレームは通信デバイスによって送信された第2の管理フレームへの参照及び第1のステーションに固有の第2の管理フレームのための更新情報を含み、第1のアクセスポイントは第1の最適化された管理フレームを送信する。
本開示は、特定の文脈、つまりアクセスポイント/ネットワークディスカバリのために能動的スキャニング及び受動的スキャニングを使用するIEEE802.11 TGai準拠の通信システムにおける例示的な実施形態に関して説明される。しかし、本開示はまた、第3世代パートナーシッププロジェクト(3GPP)又はマシンツーマシン(たとえば、oneM2M)技術規格のような、その他の規格に準拠する、及びアクセスポイント/ネットワークディスカバリにスキャニングを使用する規格外の通信システムに適用され得る。
図1は、通信システム100を示す。通信システム100はまた、無線LAN(WLAN)基本サービス・セット(BSS)として参照され得ることに留意されたい。通信システム100は、複数のステーションにサービスを提供するアクセスポイント(AP)105を含む。アクセスポイント及び複数のステーションは通信デバイスの例であることに留意されたい。複数のステーションは、ステーション110から114のような、通常のステーションを含み得、パーソナルコンピュータ、ラップトップ、タブレット、マルチメディアサーバなどを含み得る。複数のステーションはまた、オフロードステーション120から124のような、オフロードステーションを含み得、通常は他のアクセスネットワークを通してサービスにアクセスするステーションを含み得る。例示のオフロードステーションは、携帯電話、ユーザ機器などを含む。複数のステーションはまた、センサー130から134のようなセンサーを含み得る。一般に、センサーは、気象情報、セキュリティ情報、位置情報、健康情報、安全情報、パフォーマンス情報などのような情報を収集するために使用される。センサーは、アクセスポイント105を通して、情報をサーバ又は情報アグリゲータに送信し得る。センサーはまた、情報を送信する前に、情報を集約し得る。
通信システムは、複数のステーションと通信することができる複数のアクセスポイントを用い得ることが理解されるが、簡略化のために限られた数のアクセスポイント及びステーションのみが示される。
IEEE802.11技術規格において、アクセスポイント/ネットワークディスカバリのために定義されている2つのスキャニング技術がある。第1の技術は、受動的スキャニングと称される。受動的スキャニングにおいて、ステーションは、特定の期間の間アクセスポイントによって送信されるビーコンフレームを聴く。次いで、ビーコンフレームに従って、ステーションは、アクセスポイントを発見し、アクセスポイントのうちの1つを選択して関連付けを開始する。受動的スキャニングは、追加の送信を何ら付加しないので、通信システムのオーバーヘッドに悪影響を与えることはない。第2の技術は、能動的スキャニングと称される。能動的スキャニングにおいて、ステーションは、ステーションが発見しようとする1以上のアクセスポイントのサービスセット識別子(SSID)を含むプローブ要求フレームを送信する。プローブ要求フレームに列挙された1以上のアクセスポイントは、プローブ応答フレームをステーションに送信し得る。プローブ応答フレームは、通信システムに関する情報だけでなく、アクセスポイントに関する情報を含み得る。ステーションは、アクセスポイントを選択し、プローブ応答フレームに含まれている情報に従ってそのアクセスポイントとの関連付けを行なうことができる。能動的スキャニングは、ステーションが通信チャネルにアクセスできるようになると直ちにプローブ要求フレームを送信し得るので、高速アクセスポイント/ネットワークディスカバリを可能にする。しかし、能動的スキャニングは、通信システムオーバーヘッドを増大させ、通信システムの効率に悪影響を与え得る。
図2は、通信システムにおいて行なわれる送信の図200を示す。図2に示されるように、第1のトレース205は、アクセスポイント(「AP」)によって行なわれる送信を表し、第2のトレース207は、第1のステーション(「STA1」)によって行なわれる送信を表し、第3のトレース209は、第2のステーション(「STA2」)によって行なわれる送信を表し、第4のトレース211は、第3のステーション(「STA3」)によって行なわれる送信を表す。
第1のステーションは、第1のプローブ要求(「PROBE REQ1」)220をアクセスポイントに送信し得、アクセスポイントは、第1のプローブ応答(「PROBE RESP1」)222を送信することによって応答し得る。同様に、第2のステーションは、第2のプローブ要求(「PROBE REQ2」)225をアクセスポイントに送信し得、アクセスポイントは、第2のプローブ応答(「PROBE RESP2」)227を送信することによって応答し得る。
プローブ要求及びプローブ応答は、ステーション及びアクセスポイントによって送信される管理フレームの例であることに留意されたい。一般に、管理フレームは、通信を確立及び/又は維持するために使用される。管理フレームの例は、プローブ要求フレーム、プローブ応答フレーム、アソシエーション要求フレーム、アソシエーション応答フレーム、認証要求フレーム、認証応答フレーム、認証解除フレーム、再アソシエーション要求フレーム、再アソシエーション応答フレーム、アソシエーション解除フレーム、ビーコンフレーム、パブリックアクションフレーム(たとえば、ジェネリックアドバタイズメントサービス(GAS)初期要求フレーム、GAS初期応答フレーム、GASカムバック要求フレーム、GASカムバック応答フレーム)などを含む。したがって、プローブ要求フレーム及びプローブ応答フレームの説明は、例示的な実施形態の範囲又は精神を限定するものとして解釈されるべきではない。
参照することによってシグナリングオーバーヘッドを低減するというコンセプトは、IEEE802.11/Wi−Fi準拠の通信システムにおいて使用されるプローブ要求フレーム及びプローブ応答フレームに限定されることはない。一般に、ステーションは、受信した、別のステーションから同じアクセスポイント又は異なるアクセスポイントに送信された管理フレーム(一般には同一タイプ)を参照することによって、最適化された管理フレームをアクセスポイントに送信し得る。アクセスポイントは、第1の管理フレームを第1のステーションから受信し、第2の最適化された管理フレームを第2のステーションから受信し得るが、第2のステーションは第1の管理フレームを参照することによって第1の管理フレームを組み入れる。アクセスポイントは、応答管理フレームを、そうでなければ第2のステーションが送信したであろう完全な管理フレームを推測するために第2の管理フレーム及び参照先の第1の管理フレームを考慮して、少なくとも第2のステーションに送信し得る。参照先管理フレームを識別するために使用されうる参照情報の一部の例は、シーケンス番号、フレームチェックサム(FCS)、タイムスタンプ、行なわれたダイアログ、送信元メディアアクセス制御(MAC)アドレス、宛先MACアドレス、受信側アドレス、送信側アドレス、メッセージトランザクションIDなどを含む。
同様に、アクセスポイントは、正規の管理フレームを第1のステーションに送信し、次いで最適化された管理フレーム(一般には同一タイプの)を、以前送信された正規の管理フレームの参照と共に第2のステーションに送信し得る。第2のステーションは、第1のステーションに応答して送信される正規の管理フレームと、正規の管理フレームへの参照を含み、第2のステーションに応答して送信される最適化された管理フレームの両方を受信し得る。第2のステーションは、正規の管理フレーム及び最適化された管理フレームを共に考慮して、そうでなければアクセスポイントが送信したであろう完全な管理フレームを推測することができる。
一般コンセプトはさらに、任意の分散無線通信システムに適用されてもよく、ここで通信ステーションは、同じ媒体を使用してデータを送信する前に媒体を聴く。そのような分散無線通信システムの追加の例は、IEEE802.15、UWA、ブルートゥース、及び任意のデバイス間通信技術を含む。本明細書において説明される例示的な実施形態は、特に、多数のステーションが同時にアクセスポイントにアクセスを試みるときに役に立つことができる。アクセスの試みにおける初期シグナリングは、すべてのステーションにとって同一又は類似する傾向があるので、ステーションは、他のステーションによって送信された同一の情報を利用して、そのシグナリングオーバーヘッドを低減することができ、しかも、他のステーションによって送信された同一の情報を参照することによって、送信しようとする情報を失うこともない。同様に、アクセスポイントは、最近送信した同一の情報を参照することによって、送信しようとする情報を失うことなく、そのシグナリングオーバーヘッドを低減することができる。それらのアクセスの試みにおけるシグナリングオーバーヘッドを低減することによって、アクセスネットワークの輻輳が回避され、より多くのステーションが、同じ期間内にそれぞれの初期ネットワーク・アクセス・シグナリング手順を終了することができるようになり得る。したがって、より多くのステーションがサービスを受け始めることができ、全体的なユーザ経験が向上し得る。
通常、ステーションが、プローブ要求フレーム又はその他の管理フレームのようなフレームを送信するとき、一般のエリア内で動作しているその他のステーションもまた、フレームを受信してデコードし得る。同様に、アクセスポイントが、プローブ応答フレーム又はその他の管理フレームのようなフレームをステーションに送信するとき、一般のエリア内で動作しているその他のステーションもまた、フレームを受信してデコードし得る。したがって、その他のステーション及び/又はアクセスポイントによって送信された情報又は情報要素(IE)を使用して通信システムのオーバーヘッドを低減することが可能であり得る。
従来、各ステーションは、能動的スキャニングを介してアクセスポイントを発見するとき、他のステーションからのその他のプローブ要求フレームを考慮することなく、各自のプローブ要求フレームを送信する。これは、受動的スキャニングと比較すると、アクセスポイントのより高速な発見につながるが、それらの個々のプローブ要求フレームを送信するためのシグナリングオーバーヘッドが高くなり過ぎて通信システムが効率的に動作できなくなり得る。さらに、アクセスポイントは、最近送信した他のプローブ応答フレームを考慮することなく、各プローブ要求フレームのためにプローブ応答フレームを送信する。しかし、さまざまなステーションによって送信されたプローブ要求フレーム内の多くの情報要素は、同じであり、単一のアクセスポイントによってさまざまなステーションに送信されるプローブ応答フレーム内の多くの情報要素は、同じである。時間的に近接して送信されるプローブ要求フレーム及び/又はプローブ応答フレーム間のこれらの共通の情報要素を繰り返し送信することは、使用可能な通信システムリソースを非効率的に使用する方法となり、結果として通信システム効率の低下をまねくことになり得る。
したがって、例示的な実施形態の態様によれば、能動的スキャニングを実行する際のシグナリングオーバーヘッドは、参照により、最近のプローブ要求フレーム又は最近のプローブ応答フレームを組み入れる最適化されたプローブ要求フレーム又は最適化されたプローブ応答フレームのような最適化された管理フレームを送信することによって低減され得る。
例示的な実施形態によれば、ステーションは、プローブ要求フレーム又はプローブ応答フレームのような以前送信された管理フレームへの参照、および、特にステーションが自身の管理フレームに含めたであろうが以前送信された管理フレームには含まれていない情報を含む更新情報、を含む、最適化されたプローブ要求フレームのような最適化された管理フレームを送信し得る。言い換えれば、更新情報は、以前送信された管理フレームと、ステーションが自身の管理フレームに含めたであろうものとの間の差分を含む。
別の例示的な実施形態によれば、アクセスポイントは、第1のプローブ要求のような管理フレームを第1のステーションから、そして最適化されたプローブ要求のような最適化された管理フレームを第2のステーションから受信し得る。最適化されたプローブ要求は、第1のプローブ要求を参照することによって第1のプローブ要求の少なくとも一部を組み入れ得る。アクセスポイントは、プローブ応答のような管理フレームを、最適化されたプローブ要求及び第1のプローブ要求に基づいて少なくとも第2のステーションに送信し得る。
図3aは、最適化された管理フレームがサポートされる通信システムにおいて行なわれる送信300を示す第1の図を表す。図3aに示されるように、第1のトレース305は、アクセスポイント(「AP」)によって行なわれる送信を表し、第2のトレース307は、第1のステーション(「STA1」)によって行なわれる送信を表し、第3のトレース309は、第2のステーション(「STA2」)によって行なわれる送信を表す。
第2のステーションは、たとえばプローブ要求(「PROBE REQ1」)のような、第1の管理フレーム312への参照を含む、たとえば最適化されたプローブ要求(「PROBE REQ2」)のような、最適化された管理フレーム310を送信し得る。第1の管理フレーム312への参照に加えて、最適化された管理フレーム310は、第1の管理フレーム312と、第2のステーションが最適化された管理フレーム310の代わりに送信したであろう第2の管理フレームとの間の差分の更新情報を含み得る。アクセスポイントは、たとえばプローブ応答(「PROBE RESP」)のような、第3の管理フレーム314を、第2のステーションに送信し得る。アクセスポイントは、第2のステーションと、第1の管理フレーム312の送信元、つまり第1のステーションの両方に、第3の管理フレーム314をブロードキャストすることができる。
アクセスポイントが最適化された管理フレーム310を受信する前に第1の管理フレーム312に応答して管理フレームをすでに送信してしまい得るので、アクセスポイントは第3の管理フレーム314をユニキャスト又はブロードキャストできることに留意されたい。これは、特に、最適化された管理フレームが、第1の管理フレーム312の情報要素を置換、追加、又は省略する更新情報を含む場合に当てはまる。
別の例示的な実施形態によれば、アクセスポイントは、第1のステーションから受信した第1の管理フレームに応答して、第2の管理フレームを送信し得る。次いで、第2のステーションから受信した第3の管理フレーム(最適化されているか否かにかかわらず)に応答して、第1の最適化された管理フレームを少なくとも第2のステーションに送信し得る。第1の最適化された管理フレームは、第2の管理フレームへの参照、及び可能性として更新情報を含む。アクセスポイントは、第2のステーション(及び可能性としてその他のステーション)が第2の管理フレームを聴くことができたことを知っている限り、これを行い得る。
いくつかの理由から、アクセスポイントは、第1の最適化された管理フレームの対象ステーション、つまり第2のステーションが第2の管理フレームを聴くことができたことを知り得る。一例として、アクセスポイントは、第1の管理フレームへの参照を含む第2のステーションからの第2の最適化された管理フレームを受信し得る。
図3bは、最適化された管理フレームがサポートされる通信システムにおいて行なわれる送信330を示す第2の図を表す。図3bに示されるように、第1のトレース335は、アクセスポイント(「AP」)によって行なわれる送信を表し、第2のトレース337は、第1のステーション(「STA1」)によって行なわれる送信を表し、第3のトレース339は、第2のステーション(「STA2」)によって行なわれる送信を表す。
第2のステーションは、たとえばプローブ要求(「PROBE REQ1」)のような、第1の管理フレーム342への参照を含む、たとえば最適化されたプローブ要求(「PROBE REQ2」)のような、第1の最適化された管理フレーム340を送信し得る。第1の管理フレーム342への参照に加えて、第1の最適化された管理フレーム340は、第1の管理フレーム342と、第2のステーションが第1の最適化された管理フレーム340の代わりに送信したであろう第2の管理フレームとの間の差分の更新情報を含み得る。アクセスポイントは、たとえばプローブ応答(「PROBE RESP1」)のような、第3の管理フレーム346への参照を含む、たとえば最適化されたプローブ応答(「PROBE RESP」)のような、第2の最適化された管理フレーム344を第2のステーションに送信し得る。第3の管理フレーム346への参照に加えて、第2の最適化された管理フレーム344は、第3の管理フレーム346と、アクセスポイントが第2の最適化された管理フレーム344の代わりに送信したであろう第4の管理フレームとの間の差分の更新情報を含み得る。
図3bに示されるように、第2のステーションは、第1のステーションによってアクセスポイントに送信された第1の管理フレーム342を受信する。通信チャネルがクリアするのを待機する間、第2のステーションは、第1の管理フレーム342を処理して、第1の管理フレーム342を参照する第1の最適化された管理フレーム340を生成し、それによりその通常の管理フレームを第1の最適化された管理フレーム340で置き換える。第2のステーションは、第1の最適化された管理フレーム340をアクセスポイントに送信する。第2のステーションは、アクセスポイントが第1の管理フレーム342に応答して送信する第3の管理フレーム346を受信はしているが、第1の最適化された管理フレーム340を送信する前に第3の管理フレーム346を処理する機会がないことがあり得る。したがって、第2のステーションが、第1の最適化された管理フレーム340の送信をキャンセルする機会がなかったか、又は第3の管理フレーム346に関して第1の最適化された管理フレーム340を変更する機会がなかったこともあり得る。しかし、第1の最適化された管理フレーム340が第1の管理フレーム342を参照しているので、アクセスポイントは、第1の管理フレーム342が送信されるときから第2のステーションが動作状態にあり聴いていたことを推測することができる、したがって第2の最適化された管理フレーム344が送信されるときに動作状態にあり聴いているはずであると推測することができる。したがって、アクセスポイントは、第1の最適化された管理フレーム340に応答して第2の最適化された管理フレーム344を送信し得る。第2の最適化された管理フレーム344は、第3の管理フレーム346ですでに提供されている情報を補足及び/又は置換し得る。第2のステーションは、第3の管理フレーム346及び第2の最適化された管理フレーム344を共に受信して処理し、アクセスポイントを発見することができる。
別の例として、アクセスポイントは、第1の管理フレームへの第1のプローブ応答のような、第3の管理フレームを送信し得る前に、たとえば第1のステーションからの第1のプローブ要求のような、第1の管理フレーム、及びたとえば第2のステーションからの第2のプローブ要求のような、第2の管理フレームを受信し得る。言い換えれば、アクセスポイントは、第3の管理フレームにおいて第2のステーションに固有である情報を組み入れるために第2の管理フレームを処理する時間がほとんどない。
図3cは、最適化された管理フレームがサポートされる通信システムにおいて行なわれる送信360を示す第3の図を表す。図3cに示されるように、第1のトレース365は、アクセスポイント(「AP」)によって行なわれる送信を表し、第2のトレース367は、第1のステーション(「STA1」)によって行なわれる送信を表し、第3のトレース369は、第2のステーション(「STA2」)によって行なわれる送信を表す。
第2のステーションは、第2の管理フレーム372(「PROBE REQ1」)が第1のステーションによって送信された後に、たとえばプローブ要求(「PROBE REQ2」)のような、第1の管理フレーム370を送信し得る。アクセスポイントは、たとえばプローブ応答(「PROBE RESP1」)のような、第3の管理フレーム376への参照を含む、たとえば最適化されたプローブ応答(「PROBE RESP2」)のような、最適化された管理フレーム374を第2のステーションに送信し得る。第3の管理フレーム376への参照に加えて、最適化された管理フレーム374は、第3の管理フレーム376と、アクセスポイントが最適化された管理フレーム374の代わりに送信したであろう第4の管理フレームとの間の差分の更新情報を含み得る。
図3cに示されるように、第2のステーションは、第1のステーションが第2の管理フレーム372を送信した後に、第1の管理フレーム370を送信する。第1の管理フレーム370は、第1の管理フレーム370を生成して送信する前に、第2のステーションが第2の管理フレーム372を受信し、第2の管理フレーム372を処理することができたか否かに応じて、最適化された管理フレームであることもあり得、そうでないこともあり得る。アクセスポイントは、第2の管理フレーム372に応答して第3の管理フレーム376を送信する前に、第1の管理フレーム370を受信する。したがって、アクセスポイントは、第2のステーションが聴いており、第3の管理フレーム376を受信できることを推測することができる。ゆえに、アクセスポイントは、第1の管理フレーム370に応答して第3の管理フレーム376を参照する最適化された管理フレーム374を送信し得る。第2のステーションは、第3の管理フレーム376及び最適化された管理フレーム374を共に受信して処理し、アクセスポイントを発見し得る。
図3dは、最適化された管理フレームがサポートされる通信システムにおいて行なわれる送信380を示す第4の図を表す。図3dに示されるように、第1のトレース385は、アクセスポイント(「AP」)によって行なわれる送信を表し、第2のトレース387は、第1のステーション(「STA1」)によって行なわれる送信を表し、第3のトレース389は、第2のステーション(「STA2」)によって行なわれる送信を表す。
第2のステーションは、たとえばプローブ応答(「PROBE RESP1」)のような、第1の管理フレーム392への参照を含む、たとえば最適化されたプローブ要求(「PROBE REQ2」)のような、第1の最適化された管理フレーム390を送信し得る。第1の管理フレーム392への参照に加えて、第1の最適化された管理フレーム390は、第1の管理フレーム392と、第2のステーションが第1の最適化された管理フレーム390の代わりに送信したであろう第2の管理フレームとの間の差分の更新情報を含み得る。アクセスポイントは、第1の管理フレーム392への参照を含み得る、たとえば最適化されたプローブ応答(「PROBE RESP2」)のような、第2の最適化された管理フレーム394を第2のステーションに送信し得る。第1の管理フレーム392への参照に加えて、第2の最適化された管理フレーム394は、第1の管理フレーム392と、アクセスポイントが第2の最適化された管理フレーム394の代わりに送信したであろう第3の管理フレームとの間の差分の更新情報を含み得る。
図3a〜図3dを参照して説明された例示的な実施形態は、単一のアクセスポイントによりサービスを提供される他のステーションによって送信されるか、又はサービスを提供される他のステーションに送信される管理フレームを参照することにより、シグナリングオーバーヘッドを低減する。例示的な実施形態によれば、単一のアクセスポイントに関連して動作している他の通信デバイス(アクセスポイント及びステーションを含む)の管理フレームの送信を参照することに加えて、最適化された管理フレームは、他のアクセスポイントによって送信される管理フレームの送信を参照し得る。
図4は、最適化された管理フレームがサポートされ、最適化フレームがその他のアクセスポイントによって行なわれる管理フレームの送信を参照し得る通信システムにおいて行なわれる送信400を示す図を表す。図4に示されるように、第1のトレース405は、第1のアクセスポイント(「AP1」)によって行なわれる送信を表し、第2のトレース407は、第2のアクセスポイント(「AP2」)によって行なわれる送信を表し、第3のトレース409は、第1のステーション(「STA1」)によって行なわれる送信を表し、第4のトレース411は、第2のステーション(「STA2」)によって行なわれる送信を表す。
第2のステーションは、たとえばプローブ要求(「PROBE REQ1」)のような、第1の管理フレーム422への参照を含む、たとえば最適化されたプローブ要求(「PROBE REQ2」)のような、第1の最適化された管理フレーム420を送信し得る。第1の管理フレーム422への参照に加えて、第1の最適化された管理フレーム420は、第1の管理フレーム422と、第2のステーションが第1の最適化された管理フレーム420の代わりに送信したであろう第2の管理フレームとの間の差分の更新情報を含み得る。第1のアクセスポイントは、たとえばプローブ応答(「PROBE RESP1」)のような、第3の管理フレーム426への参照を含む、たとえば最適化されたプローブ応答(「PROBE RESP2」)のような、第2の最適化された管理フレーム424を第2のステーションに送信し得る。第3の管理フレーム426が第2のアクセスポイントによって送信されており、第1のアクセスポイントによっては送信されていないことに留意されたい。第1の管理フレーム426への参照に加えて、第2の最適化された管理フレーム424は、第2の管理フレーム426と、第1のアクセスポイントが第2の最適化された管理フレーム424の代わりに送信したであろう第4の管理フレームとの間の差分の更新情報を含み得る。本明細書において提示される状況(たとえば、第1の最適化された管理フレーム420が第1の管理フレーム422への参照を含む)が例示を目的とするものであり、図3dに示される同じ精神に基づいて、第1の最適化された管理フレーム420が、第1の管理フレーム422ではなく、たとえばプローブ応答(「PROBE RESP1」)のような、第3の管理フレーム426への参照を含み得ることもまた可能であることに留意されたい。
図4に示されるように、第1のアクセスポイントは、第2のアクセスポイントによって送信された第3の管理フレーム426を参照する第2の最適化された管理フレーム424を送信する。さまざまなアクセスポイントによって送信された管理フレームを一意に識別するため、第1のアクセスポイントによって送信された最適化された管理フレーム内の管理フレーム参照情報要素は、上記で説明された、参照されている管理フレームのシーケンス制御番号、FCS、タイムスタンプなどに加えて、管理フレームが参照されている第2のアクセスポイントの送信側アドレス(TA)、基本サービス・セット識別子(BSSID)などを含み得る。代替的に、異なるTA又はBSSID値は通常異なるFCSを生成するので、以前送信された管理フレームのFCSでも十分であり得る。異なるアクセスポイントからの管理フレームを参照することは、第1のステーション及び第2のステーションが共にワイルドカード管理フレームを送信するときに有用となり得る。ワイルドカード管理フレームは通常、ステーションがアクセスポイントに送信する要求フレーム(例、プローブ要求)である。一般に、ワイルドカード要求は、そのような要求を受信する任意のアクセスポイントがそれに応答し得ることを意味する。そのような状況において、第2のアクセスポイントは、別のアクセスポイントによって送信される管理フレーム(例、プローブ応答)を利用して、そのシグナリングオーバーヘッドを低減し得る。
例示的な実施形態によれば、ステーションは、その管理フレームをアクセスポイントに送信する前に、別のステーションによって送信された管理フレームを受信し得る。ステーションは、隠れたノードの問題を回避するため、その管理フレームの送信に遅延(例、プローブ遅延)を意図的に適用して、最初にチャネルを監視し得る。加えて、IEEE802.11において使用されるキャリアセンス多重アクセス/衝突回避(CSMA/CD)技術及びランダムバックオフメカニズムはまた、別のステーションの送信又は別のステーションとのチャネルの競合に負けたことにより、ステーションにその管理フレーム(例、プローブ要求)の送信を強制的に延期させることができる。他のステーションの管理フレームを受信した後、ステーションは、受信した管理フレームの情報を、自身の管理フレームで要求又は供給しようとする情報と比較し得る。一例として、情報の比較はまた、どの情報要素が同じであるか、どの情報要素が異なるか、どの情報要素が受信した管理フレームで欠落しているか、受信した管理フレーム内のどの情報要素が必要ないか、などを識別することを含み得る。情報の比較に従って、ステーションは、受信した管理フレームを参照として使用するか、又は使用しないかを決定し得る。同様に、複数の管理フレームが受信されたとき、ステーションは、各々の受信した管理フレームからの情報との比較を行なって、(選択基準を満たすならば)1つの受信した管理フレームを選択して参照として使用し得る。ステーションは、受信した管理フレームの少なくとも一部を組み入れた最適化された管理フレームをアクセスポイントに送信し得る。
具体的な例として、最適化された管理フレーム(例、最適化されたプローブ要求)は、新しいプローブ要求参照情報要素のような、新しい管理フレーム参照情報要素(IE)を含むことができ、この情報要素は、受信した管理フレームの送信元アドレス(SA)(参照先管理フレームを送信したステーションのアドレスであり得る)、シーケンス制御番号、及び/又は参照先管理フレームのフレーム・チェック・サム(FCS)のような、受信した管理フレーム(参照先管理フレームでもある)の参照情報を含む。図5aは、第1の例示の管理フレーム参照情報要素500を示す。図5aに示されるように、最適化された管理フレーム内の管理フレーム参照情報要素500のSAフィールド505は、以前参照先管理フレームも受信している受信側アクセスポイントに、どの管理フレームが参照されているかを示すために使用されるSAを含む。
図5bは、第2の例示の管理フレーム参照情報要素520を示す。図5bに示されるように、SAフィールド525及びシーケンス制御番号527は、以前受信した管理フレームを参照先管理フレームとして一意に識別するために一緒に使用され得る。プローブ要求フレームのような、以前受信した管理フレームへの参照情報を含めることにより、この例におけるステーションのような通信デバイスは、最適化された管理フレームで共通の情報を送信する必要がないことがあり得、それによりシグナリングオーバーヘッドを低減し得る。一例として、プローブ要求フレームは、100バイトを超える情報を含み得る。しかし、図5a及び図5bに示されるような管理フレーム参照情報要素のみを含むような、最適化されたプローブ要求フレームは、約10バイトの、MACヘッダを除くフレーム本体を、わずか8バイト長の管理フレーム参照情報要素500と共に含み得る。
もし、プローブ要求のような、参照先管理フレーム内に欠落している要求されるべき情報又は置換されるべき情報があるならば、この例においてステーションのような通信デバイスはまた、欠落している情報要素又は置換されるべき情報を最適化された管理フレームに含め得る。第1の通信デバイスによる最適化された管理フレーム内のそのような情報要素の明示的な配置は、最適化されたプローブ要求の場合のアクセスポイントのような第2の通信デバイスに、第2の通信デバイスが、第1の通信デバイスからの最適化された管理フレームを、最適化された管理フレームで明示的に搬送された情報要素に含まれている補足及び/又は置換情報を伴う参照先管理フレームと見なし得ることを示し得る。管理フレーム内の情報要素は事前定義済みの順序で搬送される必要があるので、最適化された管理フレームで明示的に搬送される情報要素は、前述の理由により、新しい管理フレーム参照情報要素の前又は後に搬送され得る。順序付けは、明示的に搬送される情報要素が、参照先管理フレームで偶然搬送された同じ情報要素よりも優先されるという事実を否定しない。欠落した情報要素及び/又は置換されるべき情報要素を搬送する情報要素が、更新情報と称され得ることに留意されたい。
例示的な実施形態によれば、最適化された管理フレームは、新しいプローブ応答参照情報要素のような、新しい管理フレーム参照情報要素を含み得、この情報要素は、シーケンス制御番号、FCS、タイムスタンプなどのような、どの管理フレームが参照されているかを推測するために使用される以前送信された管理フレームの参照情報を含む。図5cは、どの管理フレームが参照されているかを推測するために使用されるシーケンス制御番号を含むシーケンス制御フィールド545を備える第3の例示の管理フレーム参照情報要素540を示す。図5dは、参照先管理フレームからコピーされたFCSを含むFCSフィールド555を備える第4の例示の管理フレーム参照情報要素550を示す。図5eは、現行の802.11規格で定義されたタイムスタンプフィールドのいくつかの最下位ビット(LSB)またはバイトのような、参照先管理フレームからコピーされたタイムスタンプ又は部分タイムスタンプを含むタイムスタンプフィールド565を備える第5の例示の管理フレーム参照情報要素560を示す。最適化された管理フレームを受信するステーションは、参照情報を使用して、以前受信した管理フレームを一意に識別することができ、含まれている更新情報を適用してアクセスポイントを発見し得る。したがって、以前送信した管理フレームの参照情報を提供することにより、アクセスポイントは、両方の管理フレームに共通する情報の送信を繰り返す必要がなくなる。一例として、正規のプローブ応答は100バイトよりも長いことがあり得るが、図5c〜図5eに示される管理フレーム参照情報要素のみを含むような、最適化された管理フレームは、長さ4バイトほどの短さの、MACヘッダを除くフレーム本体を有し得る。
もし、参照先管理フレームが、通信デバイスによって必要とされていない情報を含むならば、通信デバイスは、通信デバイスによって必要とされていない参照先管理フレームの情報要素の識別子を示すために要求情報省略情報要素を最適化された管理フレームに含め得る。したがって、第2の通信デバイスは、第1の通信デバイスからの最適化された管理フレームを、要求情報省略情報要素で特定された情報要素が除去された参照先管理フレームと見なし得る。図5fは、例示の要求情報省略情報要素570を示す。図5fに示されるように、第1のフィールド575は第1の省略された情報要素の識別子を含み、第2のフィールド577はN番目の省略された情報要素の識別子を含む。したがって、要求情報省略要素及び明示的に搬送された正規情報要素は、各管理フレームで通信デバイス固有の情報を強調するために使用され得、共通する情報の繰り返しは最適化された管理フレームにおいて回避される。
もし、プローブ応答のような、参照先管理フレーム内に欠落している供給されるべき情報又は置換されるべき情報があるならば、この例におけるアクセスポイントのような通信デバイスはまた、欠落している情報要素又は置換されるべき情報要素を最適化された管理フレームに含め得る。第1の通信デバイスによる最適化された管理フレーム内のそのような情報要素の明示的な配置は、最適化されたプローブ応答の場合のステーションのような第2の通信デバイスに、第2の通信デバイスが、第1の通信デバイスからの最適化された管理フレームを、最適化された管理フレームで明示的に搬送された情報要素に補足及び/又は置換情報が含まれている参照先管理フレームと見なし得ることを示し得る。管理フレーム内の情報要素は事前定義済みの順序で搬送される必要があるので、最適化された管理フレームで明示的に搬送される情報要素は、前述の理由により、新しい管理フレーム参照情報要素の前又は後に搬送され得る。順序付けは、明示的に搬送された情報要素が、参照先管理フレームで偶然搬送される同じ情報要素よりも優先されるべきであるという事実を否定しない。欠落した情報要素及び/又は置換されるべき情報要素を搬送する情報要素が、更新情報と称され得ることに留意されたい。
一部の状況において、第2のステーションは、アクセスポイントからフレームを受信し得るが、たとえば第1のステーションがアクセスポイントのカバレッジ・エリアの遠い端に位置する場合など、第1のステーションからフレームを受信できないことがあり得る。したがって、第2のステーションは、第1のステーションによって送信される第1の管理フレームを受信することはできないが、第1の管理フレームに応答してアクセスポイントによって送信される第2の管理フレームは受信し得る。そのような状況において、第2の管理フレームは、第2のステーションの要件に完全には対応し得ない。別の例示的な実施形態によれば、第2のステーションは、たとえば最適化されたプローブ要求のような、最適化された管理フレームを送信し得、これはたとえば、別のステーションのプローブ要求に応答して以前送信された、プローブ応答のようなアクセスポイントによって送信された受信管理フレームを参照する。一例として、図5c〜図5fを参照すると、管理フレーム参照情報要素が、最適化された管理フレームに含まれ得る。第2のステーションはまた、参照先管理フレームで欠落しているか又は置換されるべき情報要素を含みうる。参照先管理フレームの組み入れは、第2のステーションが以前アクセスポイントによって送信された管理フレームに含まれている情報にすでにアクセスしたアクセスポイントまで含めることができる。したがって、アクセスポイントは、以前送信された管理フレームを参照する最適化された管理フレームを送信することによって、追加又は一意の情報を第2のステーションに提供する必要があり得るだけである(その一例が図3dに示されている)。
図6aは、ステーションがアクセスポイントを発見する際にステーションにおいて生じる動作600のフロー図を示す。動作600は、ステーションがアクセスポイントを発見する際の、ステーション110〜134のような、ステーションにおいて生じる動作を示し得る。
動作600は、ステーションが第1の管理フレームを受信するステップで開始し得る(ブロック605)。第1の管理フレームは、別のステーションによって送信されたプローブ要求であり得る。代替的に、第1の管理フレームは、アクセスポイントによって送信されたプローブ応答であり得る。しかし、第1の管理フレームは、前に説明された管理フレームの任意の他のタイプの1つであり得る。ステーションは、第1の管理フレームへの参照を備える最適化された管理フレームを生成し得る(ブロック607)。最適化された管理フレームはまた、最適化された管理フレームがステーションによって必要とされる情報要素を含むように、第1の管理フレームの情報要素を置換、追加、及び/又は省略し得る更新情報を含み得る。言い換えれば、更新情報は、最適化された管理フレームがステーションに必要とされる情報要素を有するような方法で、第1の管理フレームの情報要素を変更するために使用され得る。最適化された管理フレームは、最適化されたプローブ要求であり得る。しかし、最適化された管理フレームは、前に説明された管理フレームの任意の他のタイプの1つであり得る。
ステーションは、最適化された管理フレームをアクセスポイントに送信し得る(ブロック609)。ステーションは、第2の管理フレームをアクセスポイントから受信し得る(ブロック611)。第2の管理フレームは、最適化された管理フレームに応答してアクセスポイントによって送信されるプローブ応答であり得る。しかし、第2の管理フレームは、前に説明された管理フレームの任意の他のタイプの1つであり得る。ステーションは、第2の管理フレームからアクセスポイントに関する情報を取得し得、ステーションは、アクセスポイントとの関連付けを開始し得る(ブロック613)。ステーションはまた、もし、第1の管理フレームが第2の管理フレームと同じタイプのフレームであるならば、受信した第1の管理フレームからアクセスポイントに関する情報を取得し得ることに留意されたい。いくつかの構成において、ステーションは、異なる周波数チャネルに同調して、異なる周波数チャネルで動作しているアクセスポイントについてそのスキャニングを繰り返し得ることに留意されたい。そのような構成において、ステーションは、アクセスポイントを選択して、選択したアクセスポイントに関連付けを開始する前に、使用可能な周波数チャネルの一部又は全部をスキャンし得る。
図6bは、ステーションがアクセスポイントを発見する際にステーションにおいて生じる動作650のフロー図を示す。動作650は、ステーション110〜134のようなステーションがアクセスポイントを発見する際の、ステーションにおいて生じる動作を示し得る。
動作650は、ステーションが第1の管理フレームを受信するステップで開始し得る(ブロック655)。第1の管理フレームは、別のステーションによって送信されたプローブ要求であり得る。代替的に、第1の管理フレームは、アクセスポイントによって送信されたプローブ応答であり得る。しかし、第1の管理フレームは、前に説明された管理フレームの任意の他のタイプの1つであり得る。ステーションは、第1の管理フレームへの参照を有する最適化された管理フレームを生成し得る(ブロック657)。最適化された管理フレームはまた、最適化された管理フレームがステーションによって必要とされる情報要素を含むように、第1の管理フレームの情報要素を置換、追加、及び/又は省略し得る更新情報を含み得る。最適化された管理フレームは、最適化されたプローブ要求であり得る。しかし、最適化された管理フレームは、前に説明された管理フレームの任意の他のタイプの1つであり得る。
ステーションは、最適化された管理フレームをアクセスポイントに送信し得る(ブロック659)。ステーションは、第2の管理フレームをアクセスポイントから受信し得る(ブロック661)。第2の管理フレームは、最適化された管理フレームに応答してアクセスポイントによって送信されたプローブ応答であり得る。しかし、第2の管理フレームは、前に説明された管理フレームの任意の他のタイプの1つであり得る。
堅固な通信システムは一般に、エラーイベントから回復し得る必要がある。具体的な例として、アクセスポイントが第1の管理フレームを受信しないが、第1の管理フレームを参照する最適化された管理フレームを受信するとき、アクセスポイントは、第1の管理フレームの位置を見出すことができないことがあり得、したがって、ステーションによって要求された情報を構築できないことがあり得る。アクセスポイントが第1の管理フレームの位置を見出すことができなかったことをステーションに知らせるために、アクセスポイントは、たとえば否定的プローブ応答のような、否定的管理フレームを、ステーション及び第1の管理フレームの送信元ステーションの両方に送信し得る。否定的管理フレームは、たとえば、プローブ要求の無効な参照を示し得る。
一例として、アクセスポイントは、否定的管理フレームに、たとえば無効プローブ要求参照情報要素のような無効管理フレーム参照情報要素を含み得る。無効管理フレーム参照情報要素は、管理フレーム参照情報要素と類似する情報要素構造を有し得るが、異なる意味を示すために異なる情報要素識別子(情報要素ID)を備えている。無効プローブ応答参照情報要素の場合、アクセスポイントは、最適化された管理フレームのプローブ要求参照情報要素からSA及び/又はシーケンス制御番号をコピーし得るが、これはアクセスポイントが受信していないプローブ要求を一意に識別するために両ステーションによって使用される。否定的管理フレームを受信するとき、第1の管理フレームの送信元ステーションは、アクセスポイントが第1の管理フレームを受信しなかったと解釈し得る。送信元ステーションは、第1の管理フレームを再送信しようと試みるか、又はアクセスポイントのカバレッジ・エリアの外部にあるので、アクセスポイントがそのサービス提供アクセスポイントとして適切ではないと判断し、それによりアクセスポイントのスキャニングを終了し得る。
ステーションは、送信した最適化された管理フレームが有効な最適化された管理フレームであることを、受信した第2の管理フレームが示すか否かを決定するために、検査を行い得る(ブロック663)。一般に、最適化された管理フレームは、最適化された管理フレームの受信側によっても受信されている管理フレームを参照するならば、有効である。例示的な実施形態によれば、もし、最適化された管理フレームが有効ではないならば、アクセスポイントは、最適化された管理フレームが有効ではないことをステーションに示すために、第2の管理フレームにインジケータを含め得る。
もし、最適化された管理フレームが有効であるならば(ブロック663)、ステーションは、第2の管理フレームからアクセスポイントに関する情報を取得し得、ステーションは、アクセスポイントとの関連付けを開始し得る(ブロック665)。いくつかの構成において、ステーションは、異なる周波数チャネルに同調して、異なる周波数チャネルで動作しているアクセスポイントのためにそのスキャニングを繰り返し得ることに留意されたい。そのような構成において、ステーションは、アクセスポイントを選択して、選択したアクセスポイントとの関連付けを開始する前に、使用可能な周波数チャネルの一部又は全部をスキャンし得る。
もし、最適化された管理フレームが有効ではないならば(ブロック663)、ステーションは、第3の管理フレームを生成し得る(ブロック667)。構成に応じて、第3の管理フレームは、最適化された管理フレームの参照先管理フレームとは異なる管理フレームへの参照を含む最適化された管理フレームであり得る。可能性として、2つの参照先管理フレームの送信元ステーションは、同じであり得る。代替的に、第3の管理フレームは、たとえばプローブ要求のような、ステーションによって必要とされる情報を含む、正規の管理フレームであり得る。第3の管理フレームはまた、たとえば無効プローブ応答参照情報要素のような、無効管理フレーム参照情報要素をも含み得、これは、たとえばプローブ応答参照情報要素のような、管理フレーム参照情報要素と類似している。無効管理フレーム参照情報要素は、参照先であるが無効な最適化された管理フレームにシーケンス制御番号を含めて、たとえばアクセスポイントが第1の管理フレームの有効な記録を有していないなど、ステーションが別の管理フレームを送信している理由をアクセスポイントに示し得る。ステーションは、第3の管理フレームを送信し(ブロック669)、ブロック661に戻り、第3の管理フレームに対応する管理フレームを受信し得る。第3の管理フレームを受信すると、アクセスポイントは、たとえばプローブ応答のような、正規の管理フレームをステーションに送信し得る。
前に説明されたエラーを回避又は最小化するために、最適化された管理フレームの送信側デバイスは、最適化された管理フレームの受信側デバイスが、最適化された管理フレームによって参照される管理フレームのレコードを有するはずであることを知っていることが有用となり得る。この制限は、ステーション及びアクセスポイントにいくらかのメモリの要件を課し得る。そのようなメモリの要件を制限するために、最大タイマーのようなタイマーが、アクセスポイント及びステーションが過去に受信又は送信した管理フレームを記憶するために指定されてもよい。一例として、IEEE802.11タスクグループai(TGai)において、ステーションが、アクセスポイントとの初期リンクセットアップを100ミリ秒以内に完了することが目標である。したがって、タイマーの意味のある値は、最大で数十ミリ秒であり得る。ゆえに、メモリ要件は概して過度ではない。例示的な実施形態によれば、各管理フレームのタイマーは、指定された値(例、最大タイマー値)で初期化され、管理フレームが送信又は受信されるとともに開始される。タイマーが満了した後、アクセスポイント及び/又はステーションは、相手側が関連付けられた管理フレームの受信又は送信の有効な記録をもはや有していないと想定し得る。満了したタイマーを持つ管理フレームを参照する後続の最適化された管理フレームは、無効管理フレームであると決定され得る。加えて、最適化された管理フレームの送信側デバイスは、満了したタイマーを持つ管理フレームを参照するべきではない。
図7aは、アクセスポイントがディスカバリプロセスに参加する際にアクセスポイントにおいて生じる第1の動作700のフロー図を示す。第1の動作700は、アクセスポイント105のようなアクセスポイントが複数のステーションを伴うディスカバリプロセスに参加する際に生じる動作を示し得る。
第1の動作700は、アクセスポイントが、たとえばプローブ要求のような、第1の管理フレームを第1のステーションから受信するステップとともに開始し得る(ブロック705)。アクセスポイントは、たとえばプローブ応答のような、第2の管理フレームを用いて第1の管理フレームに応答し得る(ブロック707)。アクセスポイントは、たとえばプローブ要求のような、第2のステーションからの第3の管理フレームを受信し得る(ブロック709)。前に説明したように、第1の管理フレーム、第2の管理フレーム、及び第3の管理フレームが受信及び/又は送信された順序により、アクセスポイントは、第2のステーションが第2の管理フレームを受信することができたと推測し得る。代替的に、前に説明され、また図3dに示されるように、アクセスポイントは、たとえば第2の管理フレーム内にあったシーケンス番号の参照情報を提供することによって、第2の管理フレームを明示的に参照する第3の管理フレームを第2のステーションから受信し得る。その結果、アクセスポイントは、第3の管理フレームに応答して最適化された管理フレームを生成する(ブロック711)。最適化された管理フレームはまた、第2の管理フレームの情報を置換、追加、又は省略するための更新情報を含み得る。アクセスポイントは、最適化された管理フレームを送信し得る(ブロック713)。
図7bは、アクセスポイントがディスカバリプロセスに参加する際にアクセスポイントにおいて生じる第2の動作750のフロー図を示す。第2の動作750は、アクセスポイント105のような、アクセスポイントが複数のステーションを伴うディスカバリプロセスに参加する際に生じる動作を示し得る。
第2の動作750は、アクセスポイントが、たとえばプローブ要求のような、第1の管理フレームを第1のステーションから受信するステップとともに開始し得る(ブロック755)。アクセスポイントは、たとえばプローブ応答のような、第2の管理フレームを用いて第1の管理フレームに応答し得る(ブロック757)。アクセスポイントは、たとえば最適化されたプローブ要求のような、第1の最適化された管理フレームを第2のステーションから受信し得る(ブロック759)。第1の最適化された管理フレームは、第1の管理フレームへの参照を含み得る。第1の最適化された管理フレームはまた、第1の管理フレーム内の情報を置換、追加、又は省略するための更新情報を含み得る。
アクセスポイントは、第1の最適化された管理フレームが有効であるか否かを決定するために、検査を行い得る(ブロック761)。一般に、最適化された管理フレームは、アクセスポイントによって受信されている管理フレームを参照するならば、有効である。もし、第1の最適化された管理フレームが有効であるならば、アクセスポイントは、たとえば最適化されたプローブ応答のような、第2の最適化された管理フレームを生成し得る(ブロック763)。第2の最適化された管理フレームは、第2の管理フレームへの参照を含み得る。第2の最適化された管理フレームはまた、第2の管理フレーム内の情報を置換、追加、又は省略するための更新情報を含み得る。アクセスポイントは、第2の最適化された管理フレームを第2のステーションに送信し得る(ブロック765)。
もし、第1の最適化された管理フレームが有効でないならば、アクセスポイントは、たとえば否定的管理フレームのような、第3の管理フレームを生成し得る(ブロック767)。第3の管理フレームは、第1の最適化された管理フレームの参照先管理フレーム、すなわち第1の管理フレームがアクセスポイントによって受信されていないことを示す無効管理フレームインジケータを含み得る。アクセスポイントは、第3の管理フレームを、少なくとも第2のステーション(及び可能性として第1のステーション)に送信し得る(ブロック765)。
例示的な実施形態によれば、第3のステーションは、第1の最適化された管理フレームにおいて、第2のステーション及び/又はアクセスポイントによって送信された第2の最適化された管理フレームを参照することによってさらに組み入れ得る。同様に、第1のアクセスポイントは、第1の最適化された管理フレームにおいて、第2のアクセスポイント及び/又はステーションによって送信された第2の最適化された管理フレームを参照することによってさらに組み入れ得る。複数レベルの参照は著しいメモリ要件をまねくので、その使用は特定の状況において許容され得るが、他の状況においては許容され得ない。
例示的な実施形態によれば、他のステーションが、ステーションによってアクセスポイントに、又はアクセスポイントによってステーションに送信された管理フレームを漏れ聞く(受信する)ことができるようにするため、管理フレームは、ブロードキャストアドレスを管理フレームの受信側アドレス(RA)として使用することによって送信され得る。
図8は、第1の通信デバイス800を示す。通信デバイス800は、モバイルステーション、モバイル、ユーザ、端末、加入者、ユーザ機器などのような、ステーションの実施態様であり得る。通信デバイス800は、本明細書において説明される実施形態のさまざまなものを実施するために使用され得る。図8に示されるように、送信機805は、プローブ要求フレームなどのような、管理フレームを送信するように構成される。通信デバイス800はまた、プローブ応答フレームなどのような、管理フレームを受信するように構成された受信機810を含む。
最適化フレーム処理ユニット820は、最適化された管理フレームを生成するように構成される。最適化フレーム処理ユニット820は、タイマーを使用することなどによって、有効及び/又は無効な管理フレームの記録を維持するだけでなく参照するために、管理フレームを選択するように構成される。最適化フレーム処理ユニット820は、参照先管理フレーム内の情報を置換、追加、又は省略するための更新情報を生成するように構成される。最適化フレーム処理ユニット820は、参照先管理フレーム及び更新情報から完全な管理フレームを生成するように構成される。有効フレーム検査ユニット822は、最適化された管理フレームの有効性を決定するように構成される。有効フレーム検査ユニット822は、有効及び/又は無効な管理フレームの記録を使用して、最適化された管理フレームの有効性を決定するように構成される。関連付けユニット824は、アクセスポイントとの関連付けにおけるステップを開始し、実行するように構成される。メモリ830は、管理フレーム、最適化された管理フレーム、更新情報、有効及び/又は無効な管理フレーム記録などを格納するように構成される。
通信デバイス800の要素は、固有のハードウェア論理ブロックとして実施されてもよい。代替において、通信デバイス800の要素は、プロセッサ、コントローラ、特殊用途向け集積回路などで実行するソフトウェアとして実施されてもよい。さらに別の代替において、通信デバイス800の要素は、ソフトウェア及び/又はハードウェアの組み合わせとして実施されてもよい。
一例として、受信機810及び送信機805は、特定のハードウェアブロックとして実施され得、最適化フレーム処理ユニット820、有効フレーム検査ユニット822、及び関連付けユニット824は、(プロセッサ815のような)マイクロプロセッサ又はカスタム回路又はフィールドプログラマブル論理アレイのカスタムコンパイル済み論理アレイで実行するソフトウェアモジュールであり得る。最適化フレーム処理ユニット820、有効フレーム検査ユニット822、及び関連付けユニット824は、メモリ830に格納されたモジュールであり得る。
図9は、第2の通信デバイス900を示す。通信デバイス900は、アクセスポイント、通信コントローラ、基地局などの実施態様であり得る。通信デバイス900は、本明細書において説明される実施形態のさまざまなものを実施するために使用され得る。図9に示されるように、送信機905は、プローブ応答フレームなどのような、管理フレームを送信するように構成される。通信デバイス900はまた、プローブ要求フレームなどのような、管理フレームを受信するように構成される受信機910を含む。
最適化フレーム処理ユニット920は、最適化された管理フレームを生成するように構成される。最適化フレーム処理ユニット920は、タイマーを使用することなどによって、有効及び/又は無効な管理フレームの記録を維持するだけでなく参照するために管理フレームを選択するように構成される。最適化フレーム処理ユニット920は、参照先管理フレーム内の情報を置換、追加、又は省略するための更新情報を生成するように構成される。最適化フレーム処理ユニット920は、参照先管理フレーム及び更新情報から完全な管理フレームを生成するように構成される。有効フレーム検査ユニット922は、最適化された管理フレームの有効性を決定するように構成される。有効フレーム検査ユニット922は、有効及び/又は無効な管理フレームの記録を使用して、最適化された管理フレームの有効性を決定するように構成される。関連付けユニット924は、アクセスポイントとの関連付けにおけるステップを開始し、実行するように構成される。メモリ930は、管理フレーム、最適化された管理フレーム、更新情報、有効及び/又は無効な管理フレーム記録などを格納するように構成される。
通信デバイス900の要素は、特定のハードウェア論理ブロックとして実施され得る。代替において、通信デバイス900の要素は、プロセッサ、コントローラ、特殊用途向け集積回路などにおいて実行するソフトウェアとして実施され得る。さらに別の代替において、通信デバイス900の要素は、ソフトウェア及び/又はハードウェアの組み合わせとして実施され得る。
一例として、受信機910及び送信機905は、特定のハードウェア・ブロックとして実施され得るが、最適化フレーム処理ユニット920、有効フレーム検査ユニット922、及び関連付けユニット924は、(プロセッサ915のような)マイクロプロセッサ又はカスタム回路又はフィールドプログラマブル論理アレイのカスタムコンパイル済み論理アレイで実行するソフトウェアモジュールであり得る。最適化フレーム処理ユニット920、有効フレーム検査ユニット922、及び関連付けユニット924は、メモリ930に格納されたモジュールであり得る。
本開示及びその利益が詳細に説明されてきたが、さまざまな変更、置換、改変が、添付の特許請求の範囲によって定義される本開示の精神及び範囲を逸脱することなく本明細書において行なわれ得ることが理解されるべきである。

Claims (13)

  1. ステーションを動作させるための方法であって、
    前記ステーションが、第1のフレームをアクセスポイントから受信するステップであり、前記第1のフレームは、前記アクセスポイントについての情報と、関連付けられたシーケンス番号とを含む、受信するステップと、
    前記ステーションが、前記関連付けられたシーケンス番号を含む第2のフレームを前記アクセスポイントに送信するステップと、
    前記ステーションが、第3のフレームを前記アクセスポイントから受信するステップとを備え、前記第3のフレームは、前記アクセスポイントについての前記情報の一部のみを含むように最適化され
    前記第1のフレームはプローブ応答フレームであり、前記第2のフレームはプローブ要求フレームであり、前記第3のフレームは最適化されたプローブ応答フレームである、
    方法。
  2. 前記第3のフレームにおける前記アクセスポイントについての前記情報の前記一部は、前記ステーションにおいて更新される必要のある情報を含む、
    請求項1に記載の方法。
  3. 前記方法は、前記ステーションが、前記第1のフレームにおける前記アクセスポイントについての前記情報と、第3のフレームにおける前記アクセスポイントについての前記情報の前記一部とを処理することにより、前記アクセスポイントについての前記情報を更新するステップを更に備える、
    請求項1または2に記載の方法。
  4. 前記方法は、前記ステーションが、前記アクセスポイントについての前記更新された情報に従って前記アクセスポイントとの関連付け手順を開始することを決定するステップを更に備える、請求項に記載の方法。
  5. アクセスポイントを動作させるための方法であって、
    前記アクセスポイントが、前記アクセスポイントについての情報と、関連付けられたシーケンス番号とを含む第1のフレームを送信するステップと、
    前記アクセスポイントが、前記関連付けられたシーケンス番号を含む第2のフレームをステーションから受信するステップと、
    前記アクセスポイントが、前記アクセスポイントについての前記情報の一部のみを含むように最適化された第3のフレームを送信するステップとを備え、
    前記第1のフレームはプローブ応答フレームであり、前記第2のフレームはプローブ要求フレームであり、前記第3のフレームは最適化されたプローブ応答フレームである、
    方法。
  6. 前記第3のフレームにおける前記アクセスポイントについての前記情報の前記一部は、前記ステーションにおいて更新される必要のある情報を含む、請求項に記載の方法。
  7. ステーションであって、
    第1のフレームをアクセスポイントから受信するように構成された受信機であり、前記第1のフレームは、前記アクセスポイントについての情報と、関連付けられたシーケンス番号とを含む、受信機と、
    前記受信機に動作可能に結合されたプロセッサであり、前記第1のフレームにおける前記アクセスポイントについての前記情報と前記関連付けられたシーケンス番号とを処理し、前記関連付けられたシーケンス番号を含む第2のフレームを生成するように構成されたプロセッサと、
    前記プロセッサに動作可能に結合されたメモリであり、前記アクセスポイントについての前記情報を格納するように構成されたメモリと、
    前記プロセッサに動作可能に結合された送信機であり、前記第2のフレームを送信するように構成された送信機とを備え、
    前記受信機は、第3のフレームを前記アクセスポイントから受信するように更に構成され、前記第3のフレームは、前記アクセスポイントについての前記情報の一部のみを含むように最適化されており、前記アクセスポイントについての前記情報の前記一部は、前記ステーションにおいて更新される必要のある情報を含み、
    前記第1のフレームはプローブ応答フレームであり、前記第2のフレームはプローブ要求フレームであり、前記第3のフレームは最適化されたプローブ応答フレームである、
    ステーション。
  8. 前記プロセッサは、前記第3のフレームを処理し、前記第3のフレームにおける前記アクセスポイントについての前記情報の前記一部を使って、前記メモリにおける前記アクセスポイントについての前記情報を更新するように更に構成されている、
    請求項に記載のステーション。
  9. 前記プロセッサは、前記メモリにおける前記アクセスポイントについての前記更新された情報に従って、前記アクセスポイントとの関連付け手順を開始することを決定するように更に構成されている、
    請求項に記載のステーション。
  10. アクセスポイントであって、
    前記アクセスポイントについての情報を格納するように構成されたメモリと、
    前記メモリに動作可能に結合されたプロセッサであり、前記アクセスポイントについての前記情報と、関連付けられたシーケンス番号とを含む第1のフレームを生成するように構成された、プロセッサと、
    前記プロセッサに動作可能に結合された送信機であり、前記第1のフレームを送信するように構成された、送信機と、
    前記プロセッサに動作可能に結合された受信機であり、第2のフレームをステーションから受信するように構成され、前記第2のフレームは前記関連付けられたシーケンス番号を含む、受信機と、を備え、
    前記プロセッサは、前記アクセスポイントについての前記情報の一部のみを含むように最適化された第3のフレームを生成するように更に構成されており、
    前記送信機は、前記第3のフレームを送信するように更に構成され、前記第1のフレームはプローブ応答フレームであり、前記第2のフレームはプローブ要求フレームであり、前記第3のフレームは最適化されたプローブ応答フレームである、
    アクセスポイント。
  11. 前記アクセスポイントについての前記情報の前記一部は、前記ステーションにおいて更新される必要のある情報を含む、
    請求項10に記載のアクセスポイント。
  12. コンピュータに請求項1乃至いずれか1項に記載の方法を実行させるプログラム。
  13. プログラムを記録したコンピュータ可読記憶媒体であって、
    前記プログラムは、コンピュータに請求項1乃至いずれか1項に記載の方法を実行させる、コンピュータ可読記憶媒体。
JP2016138455A 2012-05-15 2016-07-13 シグナリングオーバーヘッドを低減するためのシステム及び方法 Active JP6487878B2 (ja)

Applications Claiming Priority (6)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US201261647343P 2012-05-15 2012-05-15
US61/647,343 2012-05-15
US201261668366P 2012-07-05 2012-07-05
US61/668,366 2012-07-05
US13/894,144 US9204287B2 (en) 2012-05-15 2013-05-14 System and method for reducing signaling overhead
US13/894,144 2013-05-14

Related Parent Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2015511916A Division JP5973659B2 (ja) 2012-05-15 2013-05-15 シグナリングオーバーヘッドを低減するためのシステム及び方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2016195447A JP2016195447A (ja) 2016-11-17
JP6487878B2 true JP6487878B2 (ja) 2019-03-20

Family

ID=49581247

Family Applications (2)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2015511916A Active JP5973659B2 (ja) 2012-05-15 2013-05-15 シグナリングオーバーヘッドを低減するためのシステム及び方法
JP2016138455A Active JP6487878B2 (ja) 2012-05-15 2016-07-13 シグナリングオーバーヘッドを低減するためのシステム及び方法

Family Applications Before (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2015511916A Active JP5973659B2 (ja) 2012-05-15 2013-05-15 シグナリングオーバーヘッドを低減するためのシステム及び方法

Country Status (6)

Country Link
US (2) US9204287B2 (ja)
EP (1) EP2850899B1 (ja)
JP (2) JP5973659B2 (ja)
KR (2) KR101615595B1 (ja)
CN (1) CN104303575B (ja)
WO (1) WO2013170750A1 (ja)

Families Citing this family (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US9572092B2 (en) 2012-10-15 2017-02-14 Lg Electronics Inc. Method and apparatus for active scanning in wireless LAN
US20160029300A1 (en) * 2013-03-15 2016-01-28 Intellectual Discovery Co., Ltd. Method and device for configuring link in wireless lan system
EP3005739B1 (en) * 2013-05-31 2019-05-15 Fundacio per a la Universitat Oberta de Catalunya (UOC) Method and apparatus for sending and receiving data in a machine to machine wireless network
US9485734B2 (en) * 2014-06-30 2016-11-01 Intel Corporation Wireless communication system method for synchronizing Bluetooth devices based on received beacon signals
US10135957B2 (en) * 2015-06-15 2018-11-20 Qualcomm Incorporated Methods and apparatus for communicating high efficiency control information
US10432675B2 (en) * 2017-04-17 2019-10-01 Microsoft Technology Licensing, Llc Collision prevention in secure connection establishment

Family Cites Families (15)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH05191454A (ja) 1992-01-16 1993-07-30 Nec Corp データ転送方式
JPH1188464A (ja) 1997-09-04 1999-03-30 Fujitsu Ltd データ転送装置およびデータ転送方法
JP2000069531A (ja) 1998-08-26 2000-03-03 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> 誤り補償方法および該方法を用いた基地局装置
JP2004500753A (ja) 1999-11-09 2004-01-08 ノキア コーポレイション 圧縮されているデータの可変長符号化
JP3785108B2 (ja) * 2002-03-28 2006-06-14 株式会社東芝 通信方法、通信装置、基地局装置及び端末装置
US8830846B2 (en) 2005-04-04 2014-09-09 Interdigital Technology Corporation Method and system for improving responsiveness in exchanging frames in a wireless local area network
JP2007013649A (ja) * 2005-06-30 2007-01-18 Toyota Industries Corp 共有情報更新方法
US7801546B2 (en) 2005-09-26 2010-09-21 Cisco Technology, Inc. Distributing configuration parameters in a high density network
CN100547968C (zh) 2005-09-30 2009-10-07 联想(北京)有限公司 一种在无线局域网中查找资源的方法
US9369538B2 (en) 2006-01-13 2016-06-14 Nokia Technologies Oy Roaming queries prior to association/authentication
CN101379769B (zh) 2006-02-01 2011-07-13 Lg电子株式会社 用于在无线局域网络系统中传输信息的方法
CN101262274B (zh) 2007-03-05 2011-06-29 电信科学技术研究院 一种基站及其配置时分双工系统帧结构的方法
US8699430B2 (en) 2008-10-10 2014-04-15 The Trustees Of The Stevens Institute Of Technology Method and apparatus for dynamic spectrum access
JP5390300B2 (ja) * 2009-08-27 2014-01-15 株式会社Nttドコモ 無線装置、無線装置の動作モード切換え方法
JP5436345B2 (ja) 2010-06-08 2014-03-05 Kddi株式会社 携帯端末を利用した無線lan設定方法およびシステム

Also Published As

Publication number Publication date
JP2015517767A (ja) 2015-06-22
EP2850899A1 (en) 2015-03-25
EP2850899B1 (en) 2017-08-02
KR20160048224A (ko) 2016-05-03
US9204287B2 (en) 2015-12-01
JP2016195447A (ja) 2016-11-17
KR101640107B1 (ko) 2016-07-15
US10187820B2 (en) 2019-01-22
WO2013170750A1 (en) 2013-11-21
KR20150010985A (ko) 2015-01-29
CN104303575A (zh) 2015-01-21
EP2850899A4 (en) 2015-04-29
US20130308530A1 (en) 2013-11-21
US20160044535A1 (en) 2016-02-11
JP5973659B2 (ja) 2016-08-23
CN104303575B (zh) 2019-03-08
KR101615595B1 (ko) 2016-04-26

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6487878B2 (ja) シグナリングオーバーヘッドを低減するためのシステム及び方法
JP5816696B2 (ja) ピアトゥピア通信を確立するための方法および装置
JP5827359B2 (ja) マシンツーマシン通信登録のための方法および装置
JP5526236B2 (ja) 無線通信ネットワーク内でのピア発見のための方法および装置
JP6128354B2 (ja) 効率的な通信システム走査のためのシステムおよび方法
KR101632222B1 (ko) 무선랜 시스템에서 고속 링크 동기화 방법 및 장치
EP2422551B1 (en) Wireless station connectivity information distribution
US20120155350A1 (en) Probe messaging for direct link connections
US9491621B2 (en) Systems and methods for fast initial link setup security optimizations for PSK and SAE security modes
WO2015130895A1 (en) Access point initiated neighbor report request
JP2019036971A (ja) 効果的なアクセスポイント発見のためのシステムおよび方法
US10091636B2 (en) Probe messaging for direct link connections
CN114208317A (zh) 用于具有多个usim的wtru的寻呼方法
US20170019749A1 (en) Service control system, user apparatus, and service control method
US11457394B2 (en) Multi-link aggregation architecture and operations
EP2944123A1 (en) System and method for indicating and acquiring information of an access point
WO2023055342A1 (en) Enabling distributed non-access stratum terminations

Legal Events

Date Code Title Description
A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20170620

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20170621

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20170914

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20171120

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20180529

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20180828

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20190205

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20190222

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6487878

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250