JP2000069531A - 誤り補償方法および該方法を用いた基地局装置 - Google Patents

誤り補償方法および該方法を用いた基地局装置

Info

Publication number
JP2000069531A
JP2000069531A JP10239708A JP23970898A JP2000069531A JP 2000069531 A JP2000069531 A JP 2000069531A JP 10239708 A JP10239708 A JP 10239708A JP 23970898 A JP23970898 A JP 23970898A JP 2000069531 A JP2000069531 A JP 2000069531A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
packet
mobile station
base station
station
sequence number
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP10239708A
Other languages
English (en)
Inventor
Akira Sadatsuka
晃 定塚
Atsushi Ota
厚 太田
Akinori Hirukawa
明則 蛭川
Masahiro Umehira
正弘 梅比良
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Telegraph and Telephone Corp
Original Assignee
Nippon Telegraph and Telephone Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nippon Telegraph and Telephone Corp filed Critical Nippon Telegraph and Telephone Corp
Priority to JP10239708A priority Critical patent/JP2000069531A/ja
Publication of JP2000069531A publication Critical patent/JP2000069531A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Detection And Prevention Of Errors In Transmission (AREA)
  • Data Exchanges In Wide-Area Networks (AREA)
  • Mobile Radio Communication Systems (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 通信中のパケットに符号誤りが発生した場合
に、再送により符号誤りを補償して、既存の交換機設備
に対する改造を最小限に止どめ、かつ、簡潔な制御で確
実な誤り補償処理を実現する。 【解決手段】 パケット網に接続された交換機から複数
の基地局に対し同報的に通信を行い、移動局は複数ある
基地局の中から無線伝送路の通信状熊の良い基地局を逐
次選択して通信を行う。基地局において交換機が同報的
に送信したパケットを受信した際に該パケットの宛先移
動局を判別S〜Sし、宛先移動局が自局が通信中の
局であるかどうかにかかわらず受信したパケットの累積
数を宛先移動局別にカウントSし、通信中のパケット
の誤り状態管理及び再送信の際に利用するシーケンス番
号Sとしてカウント値を用いる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、一つの移動局が複
数ある基地局の中から無線伝送路の通信状態の良い基地
局を逐次選択して通信を行う無線通信システムにおい
て、通信中のパケットに符号誤りが発生した場合に、再
送により符号誤りを補償する誤り補償方法に関する。
【0002】本発明は、特に、交換機と基地局との間の
接続にスターカプラを用いたPDS(Passive Double S
tar )方式を採用したワイヤレスATMシステム及ぴ高
速無線LANにおいて利用される。さらに、本発明は、
これらのシステムにおいて、低伝送遅延時間特性が要求
されるリアルタイム系のアプリケーション(例えば音声
やテレビ会議等)の伝送を行う際に利用される。
【0003】
【従来の技術】移動無線通信では、伝搬環境が変化する
ため、安定した通信品質を維持することが難しく、誤り
が発生する確率が高くなる。このため、誤りを補償する
技術が必要となる。図5に従来の誤り補償方法の基本動
作を説明する図を示す。同図において、太い横線は、そ
れぞれ送信局側、及び、受信局側に対する時間軸を示
し、71〜78で示した四角形は送信したパケットを、
四角形内の数字はパケットに付加されたシーケンス番号
を示す。
【0004】送信局から受信局への矢印はパケットの流
れを示し、受信局から送信局への矢印は制御情報の流れ
を示す。矢印が受信局又は送信局まで届かず、×印がつ
いているところは無線伝送路上で誤りが生じたことを示
している。送信局側から送信されたパケットには、パケ
ット毎にシーケンス番号が付加されており、受信局側で
は受信状態がチェックされ、符号誤りがなく正常受信の
場合には、パケットに付加されたシーケンス番号を含ん
だACK信号を制御情報として送信局側へ送信する。
【0005】送信局側では、移動局よりACK信号を受
信出来なかった場合には、受信されたACK信号のシー
ケンス番号以外のシーケンス番号が付加されたパケット
を受信局ヘ再送信する。例えば、図においてシーケンス
番号2および3のパケットについては、送信局側でAC
K信号を受信することなしにシーケンス番号4のパケッ
トのACK信号を受信したために、受信側にて正常受信
がなされていないことが予想され、そこで送信側はシー
ケンス番号2及び3のパケットを再送信する。
【0006】この結果、受信側では符号誤りの発生した
シーケンス番号2及び3のパケットの誤り補償が行われ
たことになる。図6は、従来の誤り補償方法の基地局の
処理の例を示す図で、送信局にパケットが入力されてか
ら再送制御回路に収容するまでの処理フローを示す。
【0007】送信局はパケットが到着すると(S1
0)、入力されたパケットのヘッダを参照し(S1
1)、そのヘッダを自局が持つテーブルに照らし合せ
(S12)、自局が通信中の移動局宛てのパケットかど
うかを判定する(S13)。通信中の移動局宛てのパケ
ットの場合には、自局が管理しているシーケンス番号カ
ウンタ回路の値CUNTを1ずつ増やし(CUNT=C
UNT+1)(S14)、その値をシーケンス番号とし
てパケットに付加し(S15)、パケットを再送制御回
路に収容し(S16)、処理を終了する(S17)。
【0008】図7は従来の誤り補償方法の送信側の処理
の例を示す図である。図8は従来の誤り補償方法の受信
側の処理の例を示す図である。送信局はパケットを送信
し(S20)、受信局はパケットを受信する(S2
1)。その後、受信したパケットに誤りがないかを調べ
(S22)、誤りの有無を判定し(S23)、誤り無し
の場合にはそのパケットに付加されていたシーケンス番
号を参照し(S24)、その受信したシーケンス番号に
対し受信局が備える受信状態管理テーブルを更新する
(S25)。
【0009】誤り有りの場合には、(S24〜S25)
の処理を省略する。その後、受信状態管理テーブルの内
容の全部又は一部を制御情報として送信局に送信する
(S26)。送信局はこの制御情報を受信し(S2
7)、制御情報の符号誤りの有無を調べ(S28)、誤
りの有無を判定し(S29)、誤りがない場合には制御
情報の内容を送信局が備える送信状態管理テーブルに反
映する(S30)。
【0010】誤っている場合には、(S30)の処理を
省略する。そして、送信状態管理テーブルを参照して
(S31)、送信済みパケットの中に正常受信が確認さ
れなかったパケットがあるかどうかを判定し(S3
2)、ある場合には正常受信されていないパケットを再
送信として次回送信パケットに設定する(S33)。
【0011】一方、送信済みパケットの中に正常受信が
確認されなかったパケットがない場合には、未送信のパ
ケットを次回送信パケットに設定し(S34)、パケッ
トの送信タイミングを待つ。
【0012】図9は従来方式の誤り補償方法を用いた基
地局装置の構成を示す図である。図において、201は
基地局装置、221はパケット分離回路、212はシー
ケンス番号付加回路、230はシーケンス番号カウンタ
回路、218は再送制御回路を示す。図において、基地
局装置201に入力されたパケットはパケット分離回路
221へ送られる。
【0013】パケット分離回路221は受信したパケッ
トについて通信中の移動局宛てのパケットか否かを判定
し、通信中の移動局宛てのパケットのみを分離し、シー
ケンス番号カウンタ回路230へ送る。シーケンス番号
カウンタ回路230は、受信したパケットの宛先移動局
を判定し、この移動局に対するカウンタ値をカウントア
ッブする。
【0014】シーケンス番号付加回路212では、シー
ケンス番号カウンタ回路230のカウンタ値をパケット
に付加し、再送制御回路218へ送る。再送制御回路2
18では、パケットに付加されたシーケンス番号を用い
てパケットの宛先移動局と通信状態の確認をパケット単
位で行い、符号誤りが検出されたパケットに対して再送
信を行い、パケットの誤りを補償する。
【0015】以上が、従来方式における誤り補償の概要
である。再送のパケットを、符号誤りのあるパケットだ
けに限定したり、また、一つでも誤ったらそれ以降を全
部再送信する等、再送信の具体的な手順は様々な方法が
提案されているが、全ての方式に共通なのは、パケット
に付加されるシーケンス番号を介して通信状態の管理を
行うこと、付加されるシーケンス番号は通信を行う送信
局と受信局に閉じて管理されており、他の基地局に対し
ては継統性がないことである。
【0016】また、従来方式における誤り補償方法を適
用した基地局装置では、自局と通信中の移動局宛てのパ
ケットだけに対し、シーケンス番号の管理(つまりシー
ケンス番号カウンタ回路によるカウントアップ)を行っ
ていることが特徴となつている。
【0017】図10に、本発明の対象となる無線通信シ
ステムの概要を示す。図において、41は交換機、4
2、43,44,45は基地局、46は移動局を、91
は基地局42のサービスエリア、92は基地局43のサ
ービスエリア、93は基地局44のサービスエリア、9
4は基地局45のサービスエリアを示す。ある移動局4
6は、複数の基地局42,43,44,45の中から、
最も通信状態の良い基地局43を選択して通信を行う。
【0018】従って、基地局43と移動局46の通信状
態が劣化した場合には、移動局46はより通信状態が良
い他の基地局を検索し、その基地局との通信を行う。例
えば、移動局46がサービスエリア92からサービスエ
リア93に移動した場合、移動局46は基地局43との
通信状態よりも、基地局44との通信状態の方が良く、
この状況を反映して基地局の切り替えを行う。
【0019】この基地局の切替処理はハンドオーバーと
呼ばれ、無線通信システムにおいては重要な技術のーつ
である。一方、対象としているシステムにおいては、交
換機41から各基地局42,43,44,45へは同報
的に信号が伝送され、各基地局42,43,44,45
は、その中から自局が通信中の移動局宛てのパケットが
存在する場合には、そのパケットを選択して通信中の移
動局に送信する。
【0020】このパケットの選択においては、通常、パ
ケットのヘッダに付加されたアドレスが用いられる。図
11及び図12に、特開平9−186704「データ伝
送システム及び該システムでハンドオーバーを実施する
方法並びに該システムの基地局」に記載の、従来方式に
おける誤り補償方法の概要を示す。特に図11はハンド
オーバー前の通信状態、図12はハンドオーバー後の通
信状態を、それぞれ表している。
【0021】図において、41は交換機、42,43は
基地局、46は移動局を示し、81〜89で示した四角
はデータを収容したパケットを、31,32,33はカ
ウンターメッセージを収容した制御パケットを示す。四
角に×印がついているところはパケットが移動局へ送ら
れる際、伝送路上で誤りが生じたことを示し、交換機4
1から基地局42,43、及び基地局42,43から移
動局46への矢印はパケットの流れを示す。
【0022】移動局46から基地局42及び、基地局4
2から基地局43への矢印は制御情報の流れを示す。ま
た、制御パケット31,32,33内の記号C1,C
2,C3はカウンターメッセージを示す。交換機41
は、ハンドオーバー時の送受信状態管理用に、データと
は異なる制御パケットを適当な間隔で挿入し、カウンタ
ーメッセージC1,C2,C3は、この制御パケットに
付加された特別なシーケンス番号を意味している。
【0023】図11において、移動局46は、最初、基
地局42と通信していたが、その後通信状態の変化によ
り、図12では基地局43との通信に切り替えている。
交換機41は適宜番号を付加したカウンターメッセ−ジ
を収容したパケットを挿入して基地局へ向けて同報送信
している。これにより、移動局46と基地局42の間て
どのカウンターメッセージまで受信できたかを基地局4
3に通知すれば、基地局43はどのパケット以降を再送
すればよいのかが把握できる。
【0024】例えば図11において、交換機41はパケ
ット81,82、カウンターメッセージC1を収容した
制御パケット31、パケット83〜85、カウンターメ
ッセージC2を収容した制御パケット32を基地局4
2,43へ向けて同報送信している。
【0025】基地局42は移動局46へ、これらのパケ
ット81,82、カウンターメッセ−ジC1を収容した
制御パケッ卜31、パケット83〜85、カウンターメ
ッセージC2を収容した制御パケット32を送信する。
移動局46は、パケット81,82とカウンクーメッセ
−ジC1を収容した制御パケット31までは正常に受信
できているが、通信状態の劣化によりパケット83〜8
5、カウンターメッセージC2を収容した制御パケット
32については受信できていない。
【0026】移動局46は、一連のハンドオーバー手順
に加えて、基地局42ヘカウンターメッセ−ジC1を収
容した制御パケット31まで受信済みであることを制御
情報として送信する。図12において、移動局46が通
信状態の良い基地局43へ通信を切り替えた後、基地局
42は基地局43へ移動局46がカウンターメッセ−ジ
C1を収容した制御パケット31までのパケットを受信
済みであることを制御情報として通知する。
【0027】基地局43はカウンターメッセージC1を
収容した制御パケット31以降のパケット83〜85、
カウンターメッセージC2を収容した制御パケット32
を移動局46へ送信する。さらに、交換機41より受信
したパケット86及びそれ以降のパケットについても移
動局46へ送信する。これにより、移動局46はハンド
オーバーを実施しながらも、パケット81〜85の全て
のパケットを正常に受信することができる。
【0028】誤り補償を行わなければ、例えば交換機よ
りカウンターメッセージC2以降のパケットは基地局4
3からの送信に切り替えると指示すれば、ハンドオーバ
ーを実施できる。しかし、この場合にはパケット損失が
発生する危険性がある。一方、図5〜図8で説明した従
来方式では、基地局毎に独立のシーケンス番号を用いて
いたために、ハンドオーバーが実施される時にはシーケ
ンス番号を継続利用できないために、一時的に再送が行
われないパケットが存在する。
【0029】特開平9−186704「データ伝送シス
テム及び該システムでハンドオーバーを実施する方法並
びに該システムの基地局」は、このハンドオーバー時の
パケット誤りを補償するための方法であるが、カウンタ
ーメッセージは数パケットに1回しか挿入されないの
で、通常はパケット単位で誤り補償制御を行うために、
別途、図5〜図8で説明した誤り補償方式が必要とな
る。
【0030】
【発明が解決しようとする課題】マルチメディア通信に
おいて、パケット損失率は重要な伝送品質であり、ワイ
ヤレスATMシステムにおけるハンドオーバー時にはパ
ケット(セル)の無損失切り替えが求められている。こ
の問題を解決するための従来技術としては、図11、図
12で説明した誤り補償方法があげられる。
【0031】しかし、この場合、交換機はカウンターメ
ッセージを送出する機能が必要となり、既存の交換機の
改造が必要となるから、新規に無線通信システムを開発
する場合のインパクトが大きい。さらに、図5〜図8で
説明した誤り補償方法と、ハンドオーバー時の誤り補償
方法の2種類の方法を、場合によっては同時に実施しな
ければならないため、処理が複雑になるという問題があ
った。
【0032】本発明の目的は、既存の交換機設備に対す
る改造を最小限に止どめ、かつ、簡潔な制御で誤り補償
処理を実現することのできる誤り補償方法及び該誤り補
償方法を用いた基地局装置を提供することにある。
【0033】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、上述の
課題は前記特許請求の範囲に記載した手段により解決さ
れる。すなわち、請求項1の発明は、パケット網に接続
された交換機と、該交換機に有線伝送路又は無線伝送路
を介して接統された複数の基地局と、該基地局の中の一
つの基地局と無線伝送路を介して接続された移動局とを
含んでなり、
【0034】交換機から複数の基地局に対しては同報的
に通信を行い、移動局は複数ある基地局の中から無線伝
送路の通信状態の良い基地局を逐次選択して通信を行う
無線通信システムにおける、基地局及び移動局が送信す
るパケットにシーケンス番号を付加し、該シーケンス番
号を用いて通信中のパケットの誤り状態を確認しあい、
符号誤り検出時にはパケットを再送信する誤り補償方法
であって、
【0035】基地局において交換機が同報的に送信した
パケットを受信した際に該パケットの宛先移動局を判別
し、該宛先移動局が自局が通信中の局であるかどうかに
かかわらず受信したパケットの累積数を宛先移動局別に
カウントし、通信中のパケットの誤り状態管理及び再送
信の際に利用するシーケンス番号として前記カウント値
を用いる誤り補償方法である。
【0036】請求項2の発明は、パケット網に接続され
た交換機と、該交換機に有線伝送路又は無線伝送路を介
して接続された複数の基地局と、該基地局の中の一つの
基地局と無線伝送路を介して接続された移動局とを含ん
でなり、交換機から複数の基地局に対しては同報的に通
信を行い、移動局は、複数ある基地局の中から無線伝送
路の通信状態の良い基地局を逐次選択して通信を行う無
線通信システムにおいて、
【0037】基地局及び移動局が送信するパケットにシ
ーケンス番号を付加し、該シーケンス番号を用いて通信
中のパケットの誤り状態を確認しあい、符号誤り検出時
にはパケットを再送信する誤り補償方法を用いた基地局
装置であって、基地局装置は交換機から入力されたパケ
ットの宛先移動局を判別し更に宛先移動局毎に入力され
たパケットの累積数をカウントするシーケンス番号カウ
ンタ回路と、
【0038】交換機から入力されたパケットの宛先移動
局に対する前記シーケンス番号カウンタ回路のカウンタ
値をシーケンス番号として前記パケットに付加するシー
ケンス番号付加回路と、該シーケンス番号を用いて通信
中のパケットの誤り状態の管理とパケット誤り時の再送
信制御を行う再送制御回路を備えていることを特徴とす
る基地局装置。
【0039】請求項3の発明は、請求項2記載の基地局
装置において、再送制御回路に入力されるパケットを、
自局が通信中である移動局宛てのパケット及び自局と隣
接する基地局が通信中の移動局宛てのパケットのみに限
定し、それ以外のパケットを分離廃棄するパケット分離
回路を備えて構成したものである。
【0040】請求項4の発明は、請求項2記載の基地局
装置において、再送制御回路に入力されるパケットを、
自局が通信中である移動局宛てのパケット及びハンドオ
ーバー手順が起動している自局以外の基地局と通信中の
移動局宛てのパケットのみに限定し、それ以外のパケッ
トを分離廃棄するパケット分離回路を備えて構成したも
のである。
【0041】従来方式では、基地局は交換機からパケッ
トを受信した際に、受信したパケットについて自局が通
信中の移動局宛てのパケットか否かを判断し、通信中の
移動局宛てのパケットだけを分離し、分離したパケット
の宛先移動局を判定し、この移動局に対するカウンタ値
をカウントアップし、このカウンタ値をシーケンス番号
としてパケットに付加し、このシーケンス番号を用いて
パケットの宛先移動局と通信状態の確認を行い、符号誤
りが検出されたパケットに対して再送信を行い、パケッ
トの誤りを補償していた。
【0042】本発明は、交換機が同報的に送信したパケ
ットを受信した際に該パケットの宛先移動局を判別し、
該宛先移動局が自局が通信中の局であるかどうかにかか
わらず受信したパケットの累積数を宛先移動局別にカウ
ントし、通信中のパケットの誤り状態管理及び再送信の
際に利用するシーケンス番号として前記カウント値を用
いる点で従来と異なる。
【0043】その結果、このシーケンス番号を介してハ
ンドオーバー時、基地局と移動局間で再送を継続するこ
とが可能となった。このため、交換機がカウンターメッ
セージを収容したパケットを基地局へ向けて同報送信を
行う必要はなく、ハンドオーバー時にも誤り補償を行え
る点が異なる。さらに、従来方式では、ハンドオーバー
時、二種類の誤り補償方法を併用して実施する必要があ
ったが、本発明では、一つの統合的な誤り補償方法のみ
でハンドオーバー時にも誤り補償が可能な点で異なる。
【0044】一方、以上の誤り補償方法を基地局装置で
実現するために、基地局装置に、交換機から入力された
パケットの宛先移動局を判別し、宛先移動局毎に入力さ
れたパケットの累積数をカウントするシーケンス番号カ
ウンタ回路と、交換機から入力されたパケットの宛先移
動局に対するシーケンス番号カウンタ回路のカウンタ値
をシーケンス番号としてパケットに付加するシーケンス
番号付加回路と、パケットに付加されたシーケンス番号
を用いて通信中のパケットの誤り状態の管理とパケット
誤り時の再送信制御を行う再送制御回路を備えることを
提案している。
【0045】従来の装置では、交換機から入力されたパ
ケットについて、自局が通信中の移動局宛てのパケット
か否かを判定し、通信中の移動局宛てのパケットだけを
分離し、シーケンス番号カウンタ回路へ送るパケット分
離回路を備えていたが、本発明の基地局装置はシーケン
ス番号カウンタ回路の前段にパケット分離回路を備えて
いない点で異なる。従って、本発明の基地局装置では、
シーケンス番号カウンタ回路において交換機から入力さ
れた全てのパケットについて宛先移動局を判別し、宛先
移動局毎に入力されたパケットの累積数をカウントし、
【0046】シーケンス番号付加回路において、交換機
から入力されたパケットの宛先移動局に対するシーケン
ス番号カウンタ回路のカウンタ値を、シーケンス番号と
してパケットに付加し、再送制御回路において、パケッ
トに付加されたシーケンス番号を用いて、通信中のパケ
ットの誤り状態の管理とパケット誤り時の再送制御を行
う。
【0047】その結果、このシーケンス番号を介してハ
ンドオーバ時に、基地局と移動局間で再送を継続するこ
とが可能となり、本発明の誤り補償方法を実現すること
が可能な点で異なる。さらに、再送制御回路に入力され
るパケットを、自局が通信中である移動局宛てのパケッ
ト及び自局と隣接する基地局が通信中の移動局宛てのパ
ケットのみに限定し、
【0048】それ以外のパケットを分離廃棄するパケッ
ト分離回路、または、再送制御回路に入力されるパケッ
トを、自局が通信中である移動局宛てのパケット及びハ
ンドオーバー手順が起動している自局以外の基地局と通
信中の移動局宛てのパケットのみに限定し、それ以外の
パケットを分離廃棄するパケット分離回路を備えてい
る。これは再送制御回路へ入力されるパケットについ
て、パケット分離回路で制限することで、再送制御回路
が制御及び蓄積するパケットの量を減らすことができる
ようにしたものである。
【0049】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態の例を
図に基づいて説明する。図1は、本発明の一実施形態に
おける基地局の処理の例を示す流れ図を表している。な
お、本実施形態の説明においては、宛先移動局番号をN
MT、宛先移動局別のカウンタ値をCUNT[NMT]
と表記することにした。まず、一連の誤り補償制御を行
うに先だって、各基地局はシステム立ち上げ時にリセッ
ト処理等により、宛先移動局別のカウンタ値CUNT
[NMT]は全て初期値になっているものとする。
【0050】その後、通信の開始に伴いパケットが交換
機から基地局に入力されると(S1)、基地局は入力さ
れたパケットのヘッダを参照し(S2)、そのへッダを
自局が持つテーブルと照らし合せ、宛先移動局番号NM
Tを認識する(S3)。基地局は、この番号を基に宛先
移動局別のカウンタ値CUNT[NMT]を1ずつ増や
す(CUNT「NMT」=CUNT[NMT]+1)
(S4)。
【0051】このカウンタ値CUNT[NMT]をシー
ケンス番号としてパケットに付加する(S5)。そして
シーケンス番号を付加されたパケットを再送制御回路に
収容し(S6)、処理を終了する(S7)。以上の処理
の後、従来方式における図6に示した手順に従って、パ
ケットの送受信を行う。
【0052】このように、本発明は、基地局にて交換機
よりパケットを受信してから再送制御回路に収容するま
での処理において、パケットに付加するシーケンス番号
を決定する方法に係る。なお、本実施の形態の例は請求
項1の発明に対応している。
【0053】図2、図3は、本発明の一実施形態におけ
る、移動局が通信中の伝送路の通信状態の劣化に伴い、
通信中の基地局を変更する際に行われる誤り補償の処理
概要を表している。特に、図2は基地局を変更する前ま
での処理を、図3は基地局を変更した後の処理を示す。
【0054】図2及び図3において、41は交換機、4
2〜45は基地局、46は移動局を示し、51〜61で
示した四角はパケットを、四角に×印がついているとこ
ろはパケットが移動局へ送られる際、伝送路上で誤りが
生じたことを示し、四角内の数字はパケットに付加され
たシーケンス番号を示し、101、102は制御情報を
示し、交換機から基地局への矢印及び、基地局から移動
局への矢印はパケットの流れを示し、移動局から基地局
への矢印は、制御情報を示す。
【0055】図2において、交換機41は基地局42,
43,44,45へ同報的に移動局46宛のパケット5
1〜57を送信している。基地局42,43,44,4
5は交換機41より受信した移動局46宛のパケット5
1〜57をカウントし、そのカウント値1〜7をパケッ
ト51〜57にシーケンス番号として付加し、蓄積して
いる。
【0056】移動局46は、まず基地局43と通信を行
っている。基地局43はシーケンス番号1〜7のパケッ
ト51〜57を移動局46へ送信している。基地局43
が送信したシーケンス番号1〜7のパケット51〜57
に対し、移動局46はパケット内に誤りが含まれている
かを検証する。
【0057】単発的な誤りではなく、例えば図において
シーケンス番号2,3のパケット52,53及びシーケ
ンス番号5〜7のパケット55〜57がバースト的に誤
っている様に、伝送路の通信特性劣化が検出されると、
移動局46は自局と最も通信状態の良い基地局を探す。
移動局46と最良の通信状態の基地局が基地局44であ
った場合、移動局46はハンドオーバー手順に従い無線
回線を移動局46〜基地局43から移動局46〜基地局
44への変更処理を行う。
【0058】図3において、移動局46は従来方式にお
ける図8による処理手順に従って基地局43と通信して
いた際の受信状態管理テーブルの内容の全部又は一部を
制御情報として基地局44へ送信する。例えば移動局4
6は基地局43より誤り無く受信することができたパケ
ットのシーンス番号1,4を含んだACK信号を制御情
報101,102として基地局44へ送信する。
【0059】基地局44は移動局46から受信した制御
情報101,102をもとに、移動局46ヘシーケンス
番号2,3のパケット52,53及びシーケンス番号5
〜7のパケット55〜57を送信する。つづいて、交換
機41は基地局42,43,44,45へ同報的に移動
局46宛のパケット58〜61を送信する。
【0060】基地局42,43,44,45は交換機4
1より受信した移動局46宛のパケット58〜61をカ
ウントし、そのカウント値8〜11をパケット58〜6
1にシーケンス番号として付加し、蓄積している。基地
局44はシーケンス番号8〜11のパケット58〜61
を移動局46へ送信する。
【0061】以上の処理は、ハンドオーバーが実施され
た際の誤り補償の動作の概要であるが、誤り補償手順は
ハンドオーバーが行われたことにより変更されていない
ことが特徴である。なお、本実施の形態の例は請求項1
の発明に対応している。
【0062】図4は本発明の一実施形態における、基地
局装置の構成例を示す図である。図において、301は
基地局装置、211はパケット分離回路、222はシー
ケンス番号付加回路、231はシーケンス番号カウンタ
回路、218は再送制御回路を示す。図において、基地
局装置301に入力されたパケットはシーケンス番号カ
ウンタ回路231へ送られる。
【0063】シーケンス番号カウンタ回路231は入力
されたパケットの宛先移動局をパケットのヘッダを参照
して判別し、カウントアップを行い(移動局番号NMT
に対しCUNT[NMT]=CUNT[NMT]+
1)、宛先移動局毎に入力パケット数の累積値を管理す
る。この際、このカウントアップ作業は、入力されたパ
ケットが自局が通信中の移動局宛てでなくても行われ
る。
【0064】シーケンス番号付加回路222は基地局に
入力されたパケットに、シーケンス番号カウンタ回路2
31のカウンタ値CUNT[NMT]を付加し、パケッ
ト分離回路211ヘ送る。パケット分離回路211は受
信したパケットについて、自局が通信中の移動局宛て又
は隣接する基地局が通信中の移動局宛てのパケットか否
かを判定し、この条件に合ったパケットのみを分離す
る。
【0065】分離されたパケットは再送制御回路218
へ送られる。再送制御回路218では、パケットに付加
されたシーケンス番号を用いてパケットの宛先移動局と
通信状態の確認をパケット単位で行い、符号誤りが検出
されたパケットに対して再送信を行い、パケットの誤り
を補償する。
【0066】なお、上述のパケット分離回路211で
は、自局が通信中の移動局宛て以外のパケットであって
も、隣接する基地局が、通信中の移動局宛てのパケット
であれば、再送制御回路218へ送信するようにしてい
たが、隣接基地局に限らず、全てのパケットを再送制御
回路218へ送信してもよい。
【0067】また、近隣の基地局においてハンドオーバ
ー手順が起動しているかどうかを判定し、ハンドオーバ
ー手順が起動している場合に限って、その基地局が通信
中の移動局宛てのパケットを分離し、再送制御回路21
8へ送信するようにしてもよい。なお、本実施形態の例
は請求項2、請求項3、及び請求項4の発明に対応して
いる。
【0068】
【発明の効果】以上詳細に示した様に、本発明によれ
ば、一つの交換機に接続された基地局内で、移動局が通
信状態の劣化に伴い通信相手となる基地局を変更する際
に、ハンドオーバーを行いながらもパケット誤り補償を
継続的に行うことが可能となり、その結果、パケット損
失のないハンドオーバーを実現することができる。ま
た、本発明は、PDS方式を採用したシステムであれ
ば、無線側の基地局と移動局に本発明の機能を与え、か
つ、基地局が接続する既存の交換機にわずかの機能を付
加することによって、本発明の誤り補償方法及び本方法
を用いた基地局装置を実現することが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態における基地局の処理の例
を示す流れ図である。
【図2】本発明の一実施形態における、移動局のハンド
オーバー前の誤り補償の処理の概要を示す図である。
【図3】本発明の一実施形態における、移動局のハンド
オーバー後の誤り補償の処理の概要を示す図である。
【図4】本発明の一実施形態における、基地局装置の構
成例を示す図である。
【図5】従来の誤り補償方法の基本動作を説明する図で
ある。
【図6】従来の誤り補償方法の基地局の処理の例を示す
図である。
【図7】従来の誤り補償方法の送信側の処理の例を示す
図である。
【図8】従来の誤り補償方法の受信側の処理の例を示す
図である。
【図9】従来方式の誤り補償方法を用いた基地局装置の
構成を示す図である。
【図10】本発明の対象となる無線通信システムの概要
を示す図である。
【図11】従来のハンドオーバー前の誤り補償方法の概
要を示す図である。
【図12】従来のハンドオーバー後の誤り補償方法の概
要を示す図である。
【符号の説明】
41 交換機 42〜45 基地局 201,301 基地局装置 46 移動局 51〜61,71〜78,81〜89 データを収
容したパケット 31〜33 カウンターメッセージを収容した制御
パケット 91〜94 基地局のサービスエリア 101,102 制御情報 211,221 パケット分離回路 212,222 シーケンス番号付加回路 218 再送制御回路 230,231 シーケンス番号カウンタ回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) // H04L 1/16 (72)発明者 蛭川 明則 東京都新宿区西新宿三丁目19番2号 日本 電信電話株式会社内 (72)発明者 梅比良 正弘 東京都新宿区西新宿三丁目19番2号 日本 電信電話株式会社内 Fターム(参考) 5K014 AA03 BA00 DA02 EA04 FA05 HA05 5K030 GA12 HA08 HC14 JA05 JL07 JT03 LA02 5K067 AA23 CC08 DD16 EE02 EE10 EE16 GG01 HH26 HH28 JJ71 9A001 CC05 EE04

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 パケット網に接続された交換機と、該交
    換機に有線伝送路又は無線伝送路を介して接統された複
    数の基地局と、該基地局の中の一つの基地局と無線伝送
    路を介して接続された移動局とを含んでなり、交換機か
    ら複数の基地局に対しては同報的に通信を行い、移動局
    は複数ある基地局の中から無線伝送路の通信状態の良い
    基地局を逐次選択して通信を行う無線通信システムにお
    ける、 基地局及び移動局が送信するパケットにシーケンス番号
    を付加し、該シーケンス番号を用いて通信中のパケット
    の誤り状態を確認しあい、符号誤り検出時にはパケット
    を再送信する誤り補償方法であって、 基地局において交換機が同報的に送信したパケットを受
    信した際に該パケットの宛先移動局を判別し、 該宛先移動局が自局が通信中の局であるかどうかにかか
    わらず受信したパケットの累積数を宛先移動局別にカウ
    ントし、 通信中のパケットの誤り状態管理及び再送信の際に利用
    するシーケンス番号として前記カウント値を用いること
    を特徴とする誤り補償方法。
  2. 【請求項2】 パケット網に接続された交換機と、該交
    換機に有線伝送路又は無線伝送路を介して接続された複
    数の基地局と、該基地局の中の一つの基地局と無線伝送
    路を介して接続された移動局とを含んでなり、交換機か
    ら複数の基地局に対しては同報的に通信を行い、移動局
    は複数ある基地局の中から無線伝送路の通信状態の良い
    基地局を逐次選択して通信を行う無線通信システムにお
    いて、基地局及び移動局が送信するパケットにシーケン
    ス番号を付加し、該シーケンス番号を用いて通信中のパ
    ケットの誤り状態を確認しあい、符号誤り検出時にはパ
    ケットを再送信する誤り補償方法を用いた基地局装置で
    あって、 基地局装置は交換機から入力されたパケット
    の宛先移動局を判別し更に宛先移動局毎に入力されたパ
    ケットの累積数をカウントするシーケンス番号カウンタ
    回路と、 交換機から入力されたパケットの宛先移動局に対する前
    記シーケンス番号カウンタ回路のカウンタ値をシーケン
    ス番号として前記パケットに付加するシーケンス番号付
    加回路と、 該シーケンス番号を用いて通信中のパケットの誤り状態
    の管理とパケット誤り時の再送信制御を行う再送制御回
    路を備えていることを特徴とする基地局装置。
  3. 【請求項3】 再送制御回路に入力されるパケットを、
    自局が通信中である移動局宛てのパケット及び自局と隣
    接する基地局が通信中の移動局宛てのパケットのみに限
    定し、それ以外のパケットを分離廃棄するパケット分離
    回路を備えたことを特徴とする請求項2記載の基地局装
    置。
  4. 【請求項4】 再送制御回路に入力されるパケットを、
    自局が通信中である移動局宛てのパケット及びハンドオ
    ーバー手順が起動している自局以外の基地局と通信中の
    移動局宛てのパケットのみに限定し、それ以外のパケッ
    トを分離廃棄するパケット分離回路を備えたことを特徴
    とする請求項2記載の基地局装置。
JP10239708A 1998-08-26 1998-08-26 誤り補償方法および該方法を用いた基地局装置 Pending JP2000069531A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10239708A JP2000069531A (ja) 1998-08-26 1998-08-26 誤り補償方法および該方法を用いた基地局装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10239708A JP2000069531A (ja) 1998-08-26 1998-08-26 誤り補償方法および該方法を用いた基地局装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2000069531A true JP2000069531A (ja) 2000-03-03

Family

ID=17048752

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10239708A Pending JP2000069531A (ja) 1998-08-26 1998-08-26 誤り補償方法および該方法を用いた基地局装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2000069531A (ja)

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002118560A (ja) * 2000-10-04 2002-04-19 Ntt Communications Kk 無線通信システム
JP2008244538A (ja) * 2007-03-26 2008-10-09 Hitachi Communication Technologies Ltd 無線通信方法、無線移動機および無線基地局収容装置
JP2009513086A (ja) * 2005-10-31 2009-03-26 エルジー エレクトロニクス インコーポレイティド 無線通信ネットワークにおけるデータ伝送管理
US8219097B2 (en) 2005-10-31 2012-07-10 Lg Electronics Inc. Method of transmitting and receiving radio access information in a wireless mobile communications system
US8305970B2 (en) 2005-10-31 2012-11-06 Lg Electronics Inc. Method of transmitting a measurement report in a wireless mobile communications system
US8817737B2 (en) 2005-10-31 2014-08-26 Lg Electronics Inc. Method of transmitting and receiving data in a mobile communication network
US8830945B2 (en) 2005-10-31 2014-09-09 Lg Electronics Inc. Method for processing control information in a wireless mobile communication system
JP2016195447A (ja) * 2012-05-15 2016-11-17 華為技術有限公司Huawei Technologies Co.,Ltd. シグナリングオーバーヘッドを低減するためのシステム及び方法

Cited By (23)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002118560A (ja) * 2000-10-04 2002-04-19 Ntt Communications Kk 無線通信システム
US8830945B2 (en) 2005-10-31 2014-09-09 Lg Electronics Inc. Method for processing control information in a wireless mobile communication system
JP2011182432A (ja) * 2005-10-31 2011-09-15 Lg Electronics Inc 無線通信ネットワークにおけるデータ伝送管理
JP2014180048A (ja) * 2005-10-31 2014-09-25 Lg Electronics Inc 無線通信ネットワークにおけるデータ伝送管理
US8134974B2 (en) 2005-10-31 2012-03-13 Lg Electronics Inc. Data transfer management in a radio communications network
US8219097B2 (en) 2005-10-31 2012-07-10 Lg Electronics Inc. Method of transmitting and receiving radio access information in a wireless mobile communications system
US8305970B2 (en) 2005-10-31 2012-11-06 Lg Electronics Inc. Method of transmitting a measurement report in a wireless mobile communications system
US8406767B2 (en) 2005-10-31 2013-03-26 Lg Electronics Inc. Data transfer management in a radio communications network
US8817737B2 (en) 2005-10-31 2014-08-26 Lg Electronics Inc. Method of transmitting and receiving data in a mobile communication network
USRE48326E1 (en) 2005-10-31 2020-11-24 Evolved Wireless Llc Method of transmitting and receiving radio access information in a wireless mobile communications system
US10129795B2 (en) 2005-10-31 2018-11-13 Lg Electronics Inc. Data transfer management in a radio communications network
USRE48478E1 (en) 2005-10-31 2021-03-16 Evolved Wireless Llc Method of transmitting and receiving radio access information in a wireless mobile communications system
JP2009513086A (ja) * 2005-10-31 2009-03-26 エルジー エレクトロニクス インコーポレイティド 無線通信ネットワークにおけるデータ伝送管理
US8831616B2 (en) 2005-10-31 2014-09-09 Lg Electronics Inc. Data transfer management in a radio communications network
US9516573B2 (en) 2005-10-31 2016-12-06 Lg Electronics Inc. Data transfer management in a radio communications network
USRE46602E1 (en) 2005-10-31 2017-11-07 Evolved Wireless Llc Method of transmitting and receiving radio access information in a wireless mobile communications system
USRE46679E1 (en) 2005-10-31 2018-01-16 Evolved Wireless Llc Method of transmitting and receiving radio access information in a wireless mobile communications system
USRE46714E1 (en) 2005-10-31 2018-02-13 Evolved Wireless Llc Method of transmitting and receiving radio access information in a wireless mobile communications system
US9930580B2 (en) 2005-10-31 2018-03-27 Lg Electronics Inc. Data transfer management in a radio communications network
JP2008244538A (ja) * 2007-03-26 2008-10-09 Hitachi Communication Technologies Ltd 無線通信方法、無線移動機および無線基地局収容装置
US8892100B2 (en) 2007-03-26 2014-11-18 Hitachi, Ltd. Radio communication method, radio mobile device and radio base station accomodation apparatus
US10187820B2 (en) 2012-05-15 2019-01-22 Futurewei Technologies, Inc. System and method for reducing signaling overhead
JP2016195447A (ja) * 2012-05-15 2016-11-17 華為技術有限公司Huawei Technologies Co.,Ltd. シグナリングオーバーヘッドを低減するためのシステム及び方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP1208675B1 (en) Multicast radio communication system and apparatus
EP2575279B1 (en) Data transfer method
US9961599B2 (en) Methods to control multiple radio access bearers in a wireless device
KR100737724B1 (ko) 반 신뢰성의 재전송 프로토콜용 패킷 폐기 통지
US7894381B2 (en) System and method of reliably broadcasting data packet under ad-hoc network environment
US8238262B2 (en) Method for sending acknowledgement messages within a wireless communication network
US6345185B1 (en) Method for transmitting a PSMM in a communication system
KR100340720B1 (ko) 오류발생 패킷 데이터의 재전송 장치 및 방법
US8503351B1 (en) Base station, relay, system and method for packet re-transmission in a multi-hop network
KR100988874B1 (ko) 무선통신시스템에서 상태변수 또는 패킷 시퀀스넘버를비교하는 방법 및 장치
JPH11215192A (ja) 可変長パケット通信方法およびパケット通信装置
EP1295425B1 (en) Radio system and stations for, and method of, multicast communication
US20100074172A1 (en) Method for reception of data packets and correspponding transmission method
JP3275849B2 (ja) 無線atmアクセスシステムのセルフロー同期確立方式
JP4051338B2 (ja) 無線通信システムにおけるデータパケットの伝送方法
JP2000069531A (ja) 誤り補償方法および該方法を用いた基地局装置
US8102857B2 (en) System and method for processing data and control messages in a communication system
GB2396088A (en) A data transfer procedure for transferring data of a data sequence between a transmitting entity and a receiving entity
KR101008978B1 (ko) 애드 혹 네트워크 환경에서 신뢰성 있게 브로드캐스팅하는시스템 및 방법
EP1335517B1 (en) Selective retransmission method for an ARQ protocol
US11652577B2 (en) Wireless communication system and wireless communication method
Fukui et al. Performance of combined ARQ with SR and GBN for broadband wireless systems on a 40 GHz band radio channel
JP3298398B2 (ja) 無線ネットワークによる連続パケット中継方法
JP2918028B2 (ja) マルチアクセス通信システム
KR20070020071A (ko) 무선 통신 시스템에서 자율적인 재전송을 제공하는 방법 및시스템