JP6486928B2 - セルラ移動通信システムでのスケジューリング要請方法及び装置 - Google Patents

セルラ移動通信システムでのスケジューリング要請方法及び装置 Download PDF

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Description

本発明は、セルラ(cellular)無線通信システムに関し、特に基地局間の搬送波結合を支援する通信システムで端末が基地局に上向きリンクデータを伝送するためのスケジューリング要請情報を伝送する方法及び装置に関する。
無線通信システムは、初期の音声中心のサービスを提供したものから脱皮して、例えば、3GPPのHSPA(High Speed Packet Access)、LTE(LongTerm Evolution)、3GPP2のHRPD(High Rate Packet Data)、UMB(Ultra Mobile Broadband)、及びIEEEの802.16eなどの通信標準のように、高速、高品質のパケットデータサービスを提供する広帯域無線通信システムに発展している。
広帯域無線通信システムの代表的な例であるLTEシステムで下向きリンク(Downlink)は、OFDM(Orthogonal Frequency Division Multiplexing)方式を採用しており、上向きリンク(Uplink)は、SC−FDMA(Single Carrier Frequency Division Multiple Access)方式を採用している。前記のような多重接続方式は、通常、各ユーザ別にデータあるいは制御情報を搭載して伝送する時間−周波数資源が互いに重ならないように、すなわち直交性(Orthogonality)が成立するように、割り当て及び運用することによって、各ユーザ別にデータあるいは制御情報を区分する。
また、LTEシステムは、初期伝送で復号失敗が発生した場合、物理階層で当該データを再伝送するHARQ(Hybrid Automatic Repeatre Quest)方式を採用している。HARQ方式というのは、受信機がデータを正確に復号しない場合、受信機が送信機に復号失敗を通知する情報(NACK)を伝送し、送信機が物理階層で当該データを再伝送することができるようにする。また、受信機は、送信機が再伝送したデータを既存に復号失敗したデータと結合し、データ受信性能を高める。また、受信機がデータを正確に復号した場合、復号成功を通知する情報(ACK)を伝送し、送信機が新しいデータを伝送するようにすることができる。
広帯域無線通信システムで高速の無線データサービスを提供するために重要なもののうち1つは、拡張性帯域幅(scalable bandwidth)の支援である。その一例として、LTEシステムは、20/15/10/5/3/1.4MHzなどの多様な帯域幅を有することが可能である。したがって、サービス事業者は、多様な帯域幅のうち特定の帯域幅を選択して、サービスを提供することができる。また、端末機は、最大20MHz帯域幅を支援できるものから最小1.4MHz帯域幅のみを支援するものなど、様々な種類が存在することができる。
次に、IMT−Advanced要求水準のサービスを提供することを目標とするLTE−Advanced(以下、LTE−Aと簡単に称する)システムは、LTEキャリアの結合(carrier aggregation)を通じて最大100MHz帯域幅に至る広帯域のサービスを提供することができる。LTE−Aシステムは、高速のデータ伝送のためにLTEシステムより広帯域を必要とする。それと同時に、LTE−Aシステムは、LTE端末に対する互換性(backward compatibility)が重要で、LTE端末がLTE−Aシステムに接続し、サービスを受けることが求められる。このために、LTE−Aシステムは、全体システム帯域をLTE端末が送信あるいは受信することができる帯域幅のサーブバンド(subband)あるいは構成搬送波(component carrier;CC)に分けて、所定の構成搬送波を結合する。また、LTE−Aシステムは、各構成搬送波別にデータを生成及び伝送し、各構成搬送波別に活用される既存のLTEシステムの送受信プロセスを通じてLTE−Aシステムの高速データ伝送を支援することができる。
図1は、従来技術による搬送波結合を支援するLTE−Aシステムのシステム構成の一例を示す図である。図1は、基地局102が2個の構成搬送波CC#1、CC#2の結合を支援し、CC#1は、周波数f1、CC#2は、f1と異なる周波数f2で構成される例を示す。CC#1とCC#2は、同一基地局102に設けられる。また、基地局102は、それぞれの構成搬送波に相当するカバレージ104、106を提供する。搬送波結合を支援するLTE−Aシステムで、基本的にデータ伝送及びデータ伝送を支援するための制御情報伝送は、当該構成搬送波別にそれぞれ行われる。図1の構成は、下向きリンク搬送波結合だけでなく、上向きリンク搬送波結合についても同様に適用可能である。
搬送波結合システムでは、それぞれの構成搬送波をPcellあるいはScellに区分して運用する。Pcell(Primary Cell)(または第1セル)は、端末に基本的な無線資源を提供し、端末が初期接続及びハンドオーバーなどの動作を行うのに基準になるセルを意味する。Pcellは、下向きリンクprimary frequency(あるいはPrimary Component Carrier;PCC)と上向きリンクprimary frequencyで構成される。また、Scell(Secondary Cell)(または第2セル)は、端末にPcellと一緒に追加的な無線資源を提供するセルであって、下向きリンクsecondary frequency(あるいはSecondaryComponent Carrier;SCC)と上向きリンクsecondary frequencyで構成される。本発明では、別途言及がない限り、セルと構成搬送波を混用して使用する。
既存の搬送波結合を支援するLTE−Aシステムは、同一基地局内で搬送波結合を行わなければならない制約条件があった。
ところが、最近、互いに異なる基地局の間に搬送波結合を行う場合についても、論議が進行中にあり、特に、互いに異なる基地局の間に搬送波結合を行う場合、端末が上向きリンクデータ伝送のためにスケジューリング要請を伝送する方法を明確に定義する必要性が提起されている。
本発明は、前述したような問題点を解決するためになされたものであって、その目的は、移動通信システムで端末が上向きリンクデータを伝送するためにスケジューリング要請をする方法及び装置を提供することにある。
具体的に、本発明の目的は、互いに異なる基地局間の搬送波結合を行うシステムで、端末のスケジューリング要請手続及び方法を提供することにある。
上記問題点を解決するために、本発明の少なくとも2以上の基地局間の搬送波結合を支援する無線通信システムで端末のスケジューリング要請情報伝送方法は、基地局からスケジューリング要請情報伝送関連情報を受信する受信段階と、上向きリンクデータの伝送必要時に、あらかじめ定められた基準によって前記スケジューリング要請情報を伝送する目的基地局を決定する決定段階と、前記決定結果によって前記スケジューリング要請情報を伝送する伝送段階とを含むことを特徴とする。
また、本発明の他の実施形態による少なくとも2以上の基地局間の搬送波結合を支援する無線通信システムで端末のスケジューリング要請情報伝送方法は、基地局から前記搬送波結合された各基地局に対するスケジューリング要請制御情報伝送用資源に関する情報を受信する段階と、上向きリンクデータの伝送必要時に、あらかじめ定められた基準によって前記スケジューリング要請情報を伝送する目的基地局を決定する決定段階と、前記決定された目的基地局に対応する資源を通じて前記スケジューリング要請情報を伝送する段階とを含むことを特徴とする。
また、本発明の他の実施形態による第1基地局及び第2基地局を含む少なくとも2以上の基地局間の搬送波結合を支援する無線通信システムで端末の伝送電力制御方法は、前記第1基地局へのスケジューリング要請制御情報の伝送、及び前記第2基地局への上向きリンク制御情報伝送を決定する段階と、前記第1基地局及び第2基地局に伝送する信号電力の総和が端末の最大可用伝送電力を超過するか否かを判断する段階と、超過時に前記上向きリンク制御情報の種類によって、前記スケジューリング要請制御情報の伝送と前記上向きリンク制御情報伝送に対して優先順位を決定する段階と、前記決定された優先順位によって前記スケジューリング要請制御情報または前記上向きリンク制御情報のうち少なくとも1つを前記第1基地局または第2基地局に伝送する段階とを含むことを特徴とする。
また、本発明の少なくとも2以上の基地局間の搬送波結合を支援する無線通信システムでスケジューリング要請情報を伝送する端末は、基地局と信号を送受信する送受信部と、前記基地局からスケジューリング要請情報伝送関連情報を受信し、上向きリンクデータの伝送必要時に、あらかじめ定められた基準によって前記スケジューリング要請情報を伝送する目的基地局を決定し、前記決定結果によって前記スケジューリング要請情報を伝送するように制御する制御部とを含むことを特徴とする。
また、本発明の少なくとも2以上の基地局間の搬送波結合を支援する無線通信システムでスケジューリング制御情報を伝送する基地局は、端末または隣接する基地局と信号を送受信する送受信部と、スケジューリング要請情報伝送関連情報を端末に伝送し、前記端末からスケジューリング要請情報を受信し、前記スケジューリング要請情報に対応してスケジューリング制御情報を生成し、前記生成されたスケジューリング制御情報を前記基地局の下向きリンク周波数または前記搬送波結合された残りの基地局の下向きリンク周波数を通じて前記端末に伝送するように制御する制御部とを含むことを特徴とする。
前述したように、本発明は、無線通信システムで端末のスケジューリング要請手続及び方法を定義することによって、端末が上向きリンクデータを効率的に伝送することができる。
従来技術による搬送波結合を支援するLTE−Aシステムのシステム構成の一例を示す図である。 互いに異なる基地局の間に搬送波結合を通じて広帯域を構成するLTE−Aシステムのシステム構成の一例を示す図である。 互いに異なる基地局の間に搬送波結合が適用されたシステムで端末がそれぞれの基地局別に「スケジューリング要請」制御情報を伝送する概念を示す図である。 第1実施形態による基地局と端末の間の送受信動作を示す図である。 第1実施形態による基地局の手続を示す図である。 第1実施形態による端末の手続を示す図である。 第1実施形態の「方法2」による基地局と端末間の送受信動作を示す図である。 第1実施形態の「方法2」による基地局の手続を示す図である。 第1実施形態の「方法2」による端末の手続を示す図である。 第2実施形態の互いに異なる基地局が結合されたシステムで端末がそれぞれの基地局別に「スケジューリング要請」制御情報を伝送する概念を示す図である。 第3実施形態で端末の「スケジューリング要請」制御情報伝送時点とSRS伝送時点が重複される場合の基地局動作を示す図である。 本発明の実施形態による基地局装置を示す図である。 本発明の実施形態による端末装置を示す図である。
以下、本発明の実施形態を添付の図面とともに詳しく説明する。また、本発明を説明するに際して、関連した公知機能あるいは構成に対する具体的な説明が本発明の要旨を不明にすることができると判断された場合、その詳細な説明を省略する。また、後述する用語は、本発明での機能を考慮して定義された用語であって、これは、ユーザ、運用者の意図または慣例などによって変わることができる。したがって、その定義は、本明細書の全般にわたった内容に基づいて行われなければならない。以下、基地局は、端末の資源割り当てを行う主体であって、eNodeB、eNB、NodeB、BS(Base Station)、無線接続ユニット、基地局制御機、またはネットワーク上のノードのうち少なくとも1つであることができる。
端末は、UE(User Equipment)、MS(Mobile Station)、セルラーフォン、スマートフォン、コンピュータ、または通信機能を行うことができるマルチメディアシステムを含むことができる。また、本発明は、E−UTRA(あるいはLTEと称する)あるいはAdvanced E−UTRA(あるいはLTE−Aと称する)システムを一例として具体的な実施形態を説明するが、類似の技術的背景及び/またはチャネル形態を有するその他の通信システムにも本発明の実施形態が適用されることができる。また、本発明の実施形態は、熟練された技術的知識を有する者の判断として本発明の範囲を大きく逸脱しない範囲で一部の変形を通じて他の通信システムにも適用されることができる。
本発明は、互いに異なる基地局の間に搬送波結合(carrier aggregation)を通じて広帯域を構成するLTE−Aシステムで、端末が上向きリンクデータを伝送するためにスケジューリング要請を行う方法を定義する。
まず、図2を参照して互いに異なる基地局の間に搬送波結合を通じて広帯域を構成するLTE−Aシステムのシステム構成の一例を説明する。
図2は、マクロ基地局201のカバレージ202内に相対的に少ないカバレージ204、206、208の小型基地局、例えば、ピコ(pico)基地局203、205、207が配置された例を示す。一般的に、マクロ基地局は、pico基地局より相対的に高い伝送電力で信号伝送が可能で、マクロ基地局のカバレージがpico基地局のカバレージより相対的に大きい特徴がある。
マクロ基地局201とpico基地局203、205、207は、相互連結されており、一定程度のバックホールディレイ(backhaul delay)を有することができる。したがって、マクロ基地局とpico基地局の間に伝送遅延に敏感な情報を交換することは好ましくないことがある。
図2に示された例は、マクロ基地局とpico基地局との間の搬送波結合を例示しているが、本発明は、これに限定されず、地理的に互いに異なる所に位置する基地局の間の搬送波結合に対して適用してもよい。例えば、互いに異なる所に位置するマクロ基地局とマクロ基地局の間の搬送波結合、あるいは互いに異なる所に位置するpico基地局とpico基地局の間の搬送波結合などにすべて適用可能である。また、結合される搬送波の個数にも制限がない。
図2の例で、マクロ基地局は、下向きリンク信号伝送のための周波数f1を使用し、pico基地局は、下向きリンク信号伝送のための周波数f2を使用することを仮定する。所定の端末209に、マクロ基地局は、周波数f1を通じてデータあるいは制御情報を伝送し、pico基地局は、周波数f2を通じてデータあるいは制御情報を伝送する。前記のような搬送波結合を通じて様々な基地局が互いに異なる周波数を通じて端末に同時に信号伝送をすることができ、したがって、最大データレート及びシステムスループット(throughput)を向上させることができる。
図2の構成は、下向きリンク搬送波結合だけでなく、上向きリンク搬送波結合に対しても同様に適用可能である。例えば、端末は、マクロ基地局に上向きリンク信号伝送のための周波数を通じてデータあるいは制御情報を伝送し、端末は、pico基地局に上向きリンク信号伝送のための周波数f2’を通じてデータあるいは制御情報を伝送することができる。前記f1’は、前記f1と対応し、前記f2’は、前記f2と対応すると定義することができる。
端末が基地局に上向きリンク物理データチャネル(Physical Uplink Shared Channel;PUSCH)を通じて上向きリンクデータを伝送しようとする場合、「スケジューリング要請(scheduling request;SR)」制御情報を上向きリンク物理制御チャネル(Physical Uplink Control Channel;PUCCH)で構成し、基地局に伝送することによって、上向きリンクデータをスケジューリングすることを要請する。
図1のように、同一基地局内で搬送波結合を行うシステムでは、端末が上向きリンクデータ伝送のために「スケジューリング要請(Scheduling Request;SR)」制御情報をあらかじめ定められた固定された1つの上向きリンク構成搬送波を通じて(例えばPcell)伝送し、前記「スケジューリング要請」制御情報を受信した基地局は、搬送波結合された上向きリンク構成搬送波のうちどんな構成搬送波での端末の上向きリンクデータ伝送をスケジューリングすべきかを判断し、スケジューリング情報を下向きリンク物理制御チャネル(Physical Downlink Control Channel;PDCCH)で構成し、端末に伝送する。前記「スケジューリング要請」制御情報が伝送される上向きリンク構成搬送波を1つに固定することによって、端末の上向きリンク搬送波結合支援可否と関係なき「スケジューリング要請」制御情報伝送動作を一貫して維持することができる。
しかし、同一基地局内で搬送波結合を行う図1のシステムとは異なって、図2のように、互いに異なる基地局の間に搬送波結合を行うシステムでは、前記「スケジューリング要請」制御情報が伝送される上向きリンク構成搬送波を1つの固定された上向きリンク構成搬送波に制限すれば、前記「スケジューリング要請」制御情報を受信した基地局は、自分が担当する上向きリンク構成搬送波のみに対してスケジューリング判断を行う制約が発生する。これは、基地局別にそれぞれスケジューラが設けられ、互いに異なる基地局の間に一定程度のバックホールディレイが存在するからである。すなわち、前記「スケジューリング要請」制御情報を受信した所定の基地局が他の基地局に前記端末のスケジューリング要請可否を通知するためには、前記バックホールディレイに該当する時間が所要されるので、動的なスケジューリングが不可能になり、したがって、システム効率が劣る。
これより、本発明では、前記のような問題点を解決するために、互いに異なる基地局の間に搬送波結合を行うシステムで端末がそれぞれの基地局別に「スケジューリング要請」制御情報を伝送することを主要要旨とする具体的な手続を提案する。
図3は、本発明の実施形態によって端末が前記それぞれの基地局別に「スケジューリング要請」制御情報を伝送する概念を示すブロック図である。この場合、図3は、図2のように、互いに異なる基地局の間に搬送波結合を行うシステムを仮定する。
図3に示されたように、端末が第1基地局が管轄する上向きリンク周波数のうち1つを通じて上向きリンクデータを伝送しようとする場合、第1基地局の上向きリンク周波数に該当するf1’を通じて「スケジューリング要請」制御情報を伝送する。また、もし端末が第2基地局が管轄する上向きリンク周波数のうち1つを通じて上向きリンクデータを伝送しようとする場合、第2基地局の上向きリンク周波数に該当するf2’を通じて「スケジューリング要請」制御情報を伝送する。
すなわち、従来の端末は、あらかじめ定められた固定された1つの上向きリンク構成搬送波を通じてスケジューリング要請制御情報を基地局に伝送したが、本発明の実施形態によれば、端末は、上向きリンクデータを伝送しようとする上向きリンク周波数に対応する基地局にそれぞれスケジューリング要請制御情報を伝送することができる。
以下、具体的な実施形態を通じて本発明が提案する「スケジューリング要請」制御情報の伝送方法を説明する。
〈第1実施形態〉
本発明の第1実施形態は、互いに異なる基地局1と基地局2との間に搬送波結合を行うシステムで端末が「スケジューリング要請」制御情報を伝送する方法を説明する。
前記基地局1は、下向きリンク周波数f1及び上向きリンク周波数f1’で運用され、前記基地局2は、下向きリンク周波数f2及び上向きリンク周波数f2’で運用されることを仮定する。また、端末は、前記f1及びf2を通じてそれぞれの基地局から下向きリンク信号を受信し、前記f1’及びf2’を通じてそれぞれの基地局に上向きリンク信号を伝送することを仮定する。
以下、図4を参照して第1実施形態による基地局と端末の間の送受信動作を説明する。また、図5は、図4に対応する基地局の手続を示し、図6は図4に対応する端末の手続を示す。
図4の402段階で、基地局1と基地局2は、端末の「スケジューリング要請」制御情報伝送用資源をそれぞれ設定し、端末に通知する(図5の502段階)。本発明の一実施形態によれば、前記スケジューリング要請」制御情報伝送用資源に関する情報は、上位階層シグナリング、例えば、RRC(Radio Resource Control)シグナリングを用いて前記端末に通知することができる。
前記「スケジューリング要請」制御情報伝送用資源は、「スケジューリング要請」制御情報の伝送周期、「スケジューリング要請」制御情報の伝送周期内でのタイミングオフセット、「スケジューリング要請」制御情報資源インデックスなどを含む。また、それぞれの基地局別に端末に前記「スケジューリング要請」制御情報伝送用資源を設定して通知する時点は、互いに異なることができる。
端末は、それぞれの基地局から前記「スケジューリング要請」制御情報伝送用資源に関する情報を受信した後(図6の602段階)、404段階で、上向きリンクデータ伝送が必要な場合、定められた基準によって基地局1または基地局2を目的基地局と判断する。また、端末は、前記判断結果に基づいて「スケジューリング要請」制御情報を伝送する。(図6の604段階)
端末は、前記目的基地局を判断するとき、伝送しようとするデータのタイプ、端末とそれぞれの基地局との間のチャネル状態、端末の可用電力を示すパワーヘッドルーム(power headroom)、搬送波結合を構成するセルの活性化可否などを考慮する。例えば、端末は、音声データを伝送しようとする場合、移動性保障のためにマクロ基地局を目的基地局と判断することができる。また、端末は、相対的にチャネル状態が良い基地局を目的基地局と判断することができる。また、端末のパワーヘッドルームが相対的に大きいセルあるいは当該セルで構成される基地局を目的基地局と判断することができる。また、端末は、非活性化されたセルは排除し、活性化(activation)されたセルを含む基地局のうち目的基地局を決定することができる。
端末は、前記判断結果による目的基地局の上向きリンク周波数を通じて、当該基地局があらかじめ設定して端末に通知した前記「スケジューリング要請」制御情報伝送用資源によって「スケジューリング要請」制御情報をPUCCHで構成して伝送する。したがって、前記「スケジューリング要請」制御情報は、別途の基地局識別子を明示的に含まないことがあり、ただし、「スケジューリング要請」制御情報が伝送される上向きリンク周波数から暗黙的にどの基地局に対応する上向きリンクで端末がスケジューリング要請をするかを示すことができる。
前記では、端末が伝送するスケジューリング要請制御情報に対応する基地局識別子を明示的に含まないことがあると記述したが、必ずこれに限定される必要はない。本発明の他の実施形態によれば、前記スケジューリング要請制御情報に対応する基地局識別子を含む「スケジューリング要請」制御情報を構成し、基地局に伝送する方法も可能である。
基地局1あるいは基地局2は、前記端末にあらかじめ設定した「スケジューリング要請」制御情報伝送用資源によって端末が伝送した「スケジューリング要請」制御情報をそれぞれ上向きリンク周波数f1’とf2’で受信されるかを確認(受信試み)する。(図5の504段階)。
もし、前記404段階で、端末が基地局1を目的基地局と判断し、「スケジューリング要請」制御情報を伝送したら、基地局2は、端末の「スケジューリング要請」制御情報を受信せず、基地局1が端末の「スケジューリング要請」制御情報を受信することができる。
前記目的基地局が端末の「スケジューリング要請」制御情報を成功的に受信すれば、406段階で、目的基地局は、端末の「スケジューリング要請」制御情報によって目的基地局に対応する上向きリンクでスケジューリング可否を決定する。
もし前記目的基地局が端末に上向きリンクデータに対するスケジューリングを決定した場合、目的基地局は、スケジューリング制御情報をPDCCHで構成し、目的基地局に対応する下向きリンク周波数を通じて端末に伝送する(図5の506段階)。前記スケジューリング制御情報は端末が上向きリンクデータを伝送するのに必要な、資源割り当て情報、変調方式、上向きリンク電力制御情報などを含む。
前記目的基地局に「スケジューリング要請」制御情報を伝送した端末は、スケジューリング要請」制御情報を伝送した時点から所定の時間区間の間に端末が伝送しようとする上向きリンクデータに対するスケジューリング制御情報を目的基地局に対応する下向きリンク周波数を通じて受信を試みる。(図6の606段階)。前記所定の時間区間は、基地局が端末にあらかじめ設定して通知するか、あるいは固定された値として定義することができる。
端末が前記目的基地局からスケジューリング制御情報を成功的に受信すれば、408段階で、当該スケジューリング制御情報によって上向きリンクデータをPUSCHで構成して伝送する。(図6の608段階)
一方、端末が前記所定の時間区間の間に前記目的基地局からスケジューリング制御情報を受信しなければ、端末は、ランダムアクセス手続によって前記目的基地局にもう一度スケジューリング要請をするか、あるいは、前記目的基地局がスケジューリングをすることができない状況であると判断し、前記目的基地局ではない他の基地局に「スケジューリング要請」制御情報を伝送することによって、スケジューリング要請をすることもできる。
一方、408段階で、端末が伝送するPUSCHの目的基地局は、前記404段階で、端末が伝送した「スケジューリング要請」制御情報の目的基地局と同一である。例えば、前記404段階で、端末が基地局1を目的基地局と判断し、「スケジューリング要請」制御情報を伝送したら、基地局1は、基地局1に対応する上向きリンクでスケジューリングを行い、端末は、基地局1のスケジューリングによって基地局1を目的基地局にしてPUSCHを伝送する。
前記406段階で、スケジューリング情報を伝送した基地局は、スケジューリング情報によって端末が伝送したPUSCHの受信を試みる。(図5の508段階)
前記説明は、基地局1が1つの下向きリンク周波数f1と1つの上向きリンク周波数f1’で運用され、基地局2が1つの下向きリンク周波数f2と1つの上向きリンク周波数f2’で運用される例を説明したが、それぞれの基地局が複数個の上/下向きリンク周波数で運用される場合にも適用することができる。
例えば、基地局1が複数個の下向きリンク周波数f1、f2と複数個の上向きリンク周波数f1’、f2’で運用され、基地局2が複数個の下向きリンク周波数f3、f4と複数個の上向きリンク周波数f3’、f4’で運用される場合を仮定することができる。この場合、基地局1と基地局2は、それぞれの基地局内に少なくとも1つ以上の「スケジューリング要請」制御情報伝送用資源を割り当てて運用する。また、端末の「スケジューリング要請」制御情報がそれぞれの基地局内でどの上向きリンク周波数を通じて伝送されることができるかをシグナリングを用いて端末に通知するかあるいはあらかじめ定義して運用する。
前記説明した方法以外に、第1実施形態の様々な多様な変形された方法が可能である。以下、説明の便宜のために、前述した第1実施形態の方法を「方法1」と称し、第1実施形態の変形された方法を「方法2」と称する。図7を参照して、方法2による基地局と端末の間の送受信動作を説明する。
図7は、本発明の方法2による基地局と端末の間の送受信動作を示す図である。また、図8は、図7に対応する基地局の手続を示し、図9は、図7に対応する端末の手続を示す。
説明の便宜のために、図4、図5、図6の説明と重複する説明は省略する。本発明の方法2によれば、方法1の前記406段階の説明とは異なって、706段階で、基地局1と基地局2のうち任意の基地局が端末の「スケジューリング要請」制御情報に対応するスケジューリング情報を伝送することができる(図8の806段階)。これは、基地局1と基地局2の間のバックホールディレイが大きくないため、基地局間の情報交換が動的に可能な場合に有用である。したがって、基地局1あるいは基地局2は、端末から受信した「スケジューリング要請」制御情報を相手基地局に伝達し、スケジューリング判断に利用するようにする。
端末に上向きリンクデータに対するスケジューリングを決定した基地局1あるいは基地局2は、スケジューリング制御情報をPDCCHで構成し、当該基地局に対応する下向きリンク周波数を通じて端末に伝送する。
「スケジューリング要請」制御情報を伝送した端末は、スケジューリング要請」制御情報を伝送した時点から所定の時間区間の間に端末が伝送しようとする上向きリンクデータに対するスケジューリング制御情報を基地局1あるいは基地局2に対応する下向きリンク周波数を通じて受信を試みる(図9の906段階)。
端末が前記基地局1あるいは基地局2からスケジューリング制御情報を成功的に受信すれば、708段階で、当該スケジューリング制御情報によって上向きリンクデータをPUSCHで構成して伝送する。この際、端末が伝送するPUSCHの目的基地局は、端末が伝送した「スケジューリング要請」制御情報の目的基地局と異なることがある。
本発明の実施形態によれば、基地局は、前記「方法1」を適用するか、「方法2」を適用するか否かを決定し、端末にシグナリングを用いて通知することによって、システム構成に適したスケジューリング要請手続を運用することができる。この場合、前記シグナリングは、上位階層シグナリング、例えば、RRC(Radio Resource Control)シグナリングを使用することができる。
例えば、基地局間のバックホールディレイが相対的に大きい場合「方法1」を適用し、基地局間のバックホールディレイが小さくて、基地局間に動的な制御情報交換が可能な場合「方法2」を適用することができる。
一方、前記906段階で、もし端末が前記所定の時間区間の間に基地局からスケジューリング制御情報を受信しない場合、下記のような追加的な動作を定義することができる。
動作1:端末は、基地局1と基地局2に共通で適用される前記所定の時間区間をあらかじめ設定される。端末が「スケジューリング要請」制御情報を伝送した時点から前記所定の時間区間の間にどの基地局からもスケジューリング制御情報を受信しなければ、端末は、ランダムアクセス手続によって前記目的基地局にもう一度スケジューリング要請をするか、あるいは、前記目的基地局がスケジューリングをすることができない状況であると判断し、前記目的基地局ではない他の基地局に「スケジューリング要請」制御情報を伝送することによって、スケジューリング要請をする。
動作2:端末は、基地局1に適用する前記所定の時間区間と基地局2に適用する前記所定の時間区間、また、どの基地局からスケジューリング制御情報をまず受信試みなければならないかを示す優先順位情報をそれぞれあらかじめ設定される。端末が「スケジューリング要請」制御情報を伝送した時点から前記優先順位が高い基地局から当該基地局に対応する所定の時間区間の間にスケジューリング制御情報を受信しなければ、残りの基地局から当該基地局に対応する所定の時間区間の間にスケジューリング制御情報を受信試みる。もし、端末が前記残りの基地局からも当該基地局に対応する所定の時間区間の間にスケジューリング制御情報を受信しなければ、端末は、ランダムアクセス手続によって前記優先順位が高い基地局にスケジューリング要請をする。
〈第2実施形態〉
第2実施形態は、互いに異なる基地局1と基地局2が結合されたシステムで端末が「スケジューリング要請」制御情報を伝送する方法を図10を参照して説明する。
図10は、前記説明した第2実施形態の概念を示す図である。
図10に示されたように、基地局1と基地局2は、いずれも、共通の下向きリンク周波数f1及び上向きリンク周波数f1’で運用されることを仮定する。また、端末は、前記f1を通じてそれぞれの基地局から下向きリンク信号を受信し、前記f1’を通じてそれぞれの基地局で上向きリンク信号を伝送することを仮定する。
第2実施形態は、前記第1実施形態の場合とは異なって、端末が「スケジューリング要請」制御情報を伝送するために使用する上向きリンク周波数が目的基地局と関係なく、同一であるという特徴がある。このような特徴を維持したまま、前記第1実施形態で説明した「方法1」と「方法2」を第2実施形態の構成に同じく適用することができる。但し、目的基地局を区別するために、それぞれの基地局別に「スケジューリング要請」制御情報伝送用資源を互いに区別可能に設定する。すなわち、「スケジューリング要請」制御情報伝送用資源を構成する「スケジューリング要請」制御情報の伝送周期、「スケジューリング要請」制御情報の伝送周期内でのタイミングオフセット、「スケジューリング要請」制御情報資源インデックスのうち少なくとも1つの構成要素は、基地局別に区別可能に異なる値を設定する。
このために、各基地局は、端末の目的基地局を区別するためのスケジューリング要請」制御情報伝送用資源に関する情報を端末に伝送することができる。この場合、基地局1が基地局2から前記資源に関する情報を伝達された後、基地局1及び基地局2の両方に対するスケジューリング要請制御情報伝送用資源に関する情報を端末に伝送することができ、または基地局1及び基地局2各々が自分に対するスケジューリング要請制御情報伝送用資源に関する情報を端末に伝送することができる。前記スケジューリング要請制御情報伝送用資源に関する情報の例示は、前述した通りであり、各基地局は、自分が使用する値を設定し、端末に通知することができる。
それでは、端末は、上向きリンクデータの伝送必要時に、あらかじめ定められた基準によって前記スケジューリング要請情報を伝送する目的基地局を決定する。また、端末は、前記決定結果に基づいて、伝送しようとする目的基地局に対応する資源を通じてスケジューリング要請制御情報を伝送することができる。
前述したように、各基地局別にスケジューリング要請制御情報伝送用資源が区分されているので、搬送波結合された基地局の間に同一の周波数を使用しても、各基地局は、自分に要請されたスケジューリング要請制御情報を検出することができる。
〈第3実施形態〉
以下で記述される本発明の第3実施形態は、任意の時点に端末が基地局1に「スケジューリング要請」制御情報と基地局2に上向きリンク制御情報あるいはデータを同時に伝送する場合、伝送しようとする信号電力の総和が端末の最大可用伝送電力を超過する場合の動作を説明する。
−任意の時点に端末が基地局1に「スケジューリング要請」制御情報と基地局2にチャネル状態を示すチャネル状態指示子(Channel State Indictor、CSI)制御情報を同時に伝送する場合:CSIの場合、周期的に伝送される特徴に起因して次回のCSI伝送時点に復旧する機会があるので、「スケジューリング要請」制御情報伝送に優先順位を設ける。すなわち、端末は、「スケジューリング要請」制御情報を基地局1に伝送し、伝送しようとする信号電力の総和が端末の最大可用伝送電力を超過しないようにCSI制御情報の伝送電力を必要な強さより低めて、基地局2に伝送するか、あるいはCSI制御情報を伝送しない。端末が「スケジューリング要請」制御情報伝送に使用する資源とCSI制御情報伝送に使用する資源は、基地局1と基地局2からそれぞれ設定される。
−任意の時点に端末が基地局1に「スケジューリング要請」制御情報と基地局2にHARQ ACK/NACK制御情報を同時に伝送する場合:HARQ ACK/NACKエラーが発生すれば、システム効率が劣るので、HARQ ACK/NACK伝送に優先順位を設ける。すなわち、端末は、HARQ ACK/NACK制御情報を基地局2に伝送し、伝送しようとする信号電力の総和が端末の最大可用伝送電力を超過しないように「スケジューリング要請」制御情報の伝送電力を必要な強さより低めて、基地局2に伝送するか、あるいは「スケジューリング要請」制御情報を伝送しない。端末が「スケジューリング要請」制御情報伝送に使用する資源とHARQ ACK/NACK制御情報伝送に使用する資源は、それぞれ基地局1と基地局2から設定される。
−任意の時点に端末が基地局1に「スケジューリング要請」制御情報と基地局2に上向きリンクチャネル環境測定のためのサウンディング基準信号(Sounding Reference Signal、SRS)を同時に伝送する場合:SRSの場合、周期的に伝送される特徴に起因して次回のSRS伝送時点に復旧する機会があるので、「スケジューリング要請」制御情報伝送に優先順位を設ける。すなわち、端末は「スケジューリング要請」制御情報を基地局1に伝送し、伝送しようとする信号電力の総和が端末の最大可用伝送電力を超過しないようにSRSの伝送電力を必要な強さより低めて、基地局2に伝送するか、あるいはSRSを伝送しない。端末が「スケジューリング要請」制御情報伝送に使用する資源とSRS制御情報伝送に使用する資源は、基地局1と基地局2からそれぞれ設定される。または、図11を参照して異なる方法を定義することができる。
−図11は、任意のサブフレームに端末が基地局1に伝送する「スケジューリング要請」制御情報の伝送可能サブフレームさと端末が基地局2に伝送するSRSの伝送サブフレームが一致する場合の基地局1の「スケジューリング要請」制御情報受信動作を示す。もし基地局1が端末にSRS伝送サブフレームのようなサブフレームにPUCCH formatでshortened PUCCH formatを使用するように設定した場合(段階1102)、端末は、shortened PUCCH formatで「スケジューリング要請」制御情報を基地局1に伝送し、SRSを基地局2に伝送する。Shortened PUCCH formatは、normal PUCCH formatの最後のシンボルを伝送しないように構成することによって、最後のシンボル位置にSRSを伝送するようにする機能である。したがって、基地局1と基地局2は、互いに相手基地局が端末に設定したSRS伝送時点を含むSRS伝送関連制御情報と「スケジューリング要請」制御情報の伝送可能時点を含む「スケジューリング要請」制御情報伝送関連制御情報を、基地局間のシグナリングを用いて共通で認知することによって(段階1104)、基地局1は、現在サブフレームで端末がshortened PUCCH formatを使用して、「スケジューリング要請」制御情報を伝送するか否かを把握することができる(段階1106)。もし、前記基地局間のシグナリングがない場合、基地局1の立場では、端末が基地局2に伝送するSRSの伝送時点を把握することができないので、端末が基地局1に対する「スケジューリング要請」制御情報の伝送可能時点にShortened PUCCH formatとnormal PUCCH formatの2つのPUCCH formatに対して検出を試みなければならない(段階1108)。
−任意の時点に端末が基地局1に「スケジューリング要請」制御情報と基地局2に「スケジューリング要請」制御情報を同時に伝送する場合:端末が伝送する音声データの場合、移動性保障のためにマクロ基地局に伝送され、音声データ伝送関連伝送資源は、SPS(semi−persistent scheduling)方式であらかじめ基地局から設定される。伝送遅延に敏感な音声データではない場合、端末と基地局の間の相対的な距離が近いpico基地局に伝送されるようにして、高速データ伝送が可能に運用することができる。したがって、マクロ基地局に伝送される「スケジューリング要請」制御情報の優先順位をpico基地局に伝送される「スケジューリング要請」制御情報の優先順位より相対的に低めて運用する。すなわち、端末は、pico基地局に対する「スケジューリング要請」制御情報をpico基地局に伝送し、伝送しようとする信号電力の総和が端末の最大可用伝送電力を超過しないようにマクロ基地局に対する「スケジューリング要請」制御情報の伝送電力を必要な強さより低めて、マクロ基地局に伝送するか、あるいは伝送しない。もし前記基地局1と基地局2が同じタイプの基地局なら、すなわちすべてマクロ基地局であるか、すべてpico基地局であれば、事前にどの基地局に対する「スケジューリング要請」制御情報の優先順位を高くすべきかをあらかじめ設定し、端末にシグナリングを用いて通知する。
−任意の時点に端末が基地局1に「スケジューリング要請」制御情報と基地局2にPUSCHを同時に伝送する場合:一番目の方法で、基地局1あるいは基地局2は、端末に任意の時点にPUSCHとPUCCHの同時伝送が可能であるか否かをシグナリングを用いて通知する。もし、前記シグナリングを用いて端末のPUSCHとPUCCHの同時伝送が許容されたら、端末は、「スケジューリング要請」制御情報伝送に優先順位を設ける。すなわち、端末は、「スケジューリング要請」制御情報を基地局1に伝送し、伝送しようとする信号電力の総和が端末の最大可用伝送電力を超過しないようにPUSCHの伝送電力を必要な強さより低めて、基地局2に伝送するかあるいはPUSCHを伝送しない。何故なら、PUSCHの場合、HARQが適用され、再伝送を通じてエラー訂正をすることができる機会があるからである。端末が「スケジューリング要請」制御情報伝送に使用する資源とPUSCH伝送に使用する資源は、それぞれ基地局1と基地局2から設定される。もし端末のPUSCHとPUCCHの同時伝送が許容されなければ、端末は、「スケジューリング要請」制御情報を基地局1に伝送し、PUSCHは伝送しない。基地局1と基地局2は、前記端末に対するPUSCHとPUCCHの同時伝送許容可否に対して相互基地局シグナリングを用いて通知することによって、共通された端末動作を認識する。二番目の方法は、基地局が前記端末に対するPUSCHとPUCCHの同時伝送許容可否に対して別途のシグナリングをしない方法である。この場合、端末は、基本的にPUSCHとPUCCHの同時伝送が可能であると判断し、前記一番目の方法でシグナリングを用いて端末のPUSCHとPUCCHの同時伝送が許容された場合と同じ動作を行う。
図12は、本発明の実施形態による基地局1の装置を示す図である。説明の便宜のために、本発明と直接的が関連のない装置は、その図示及び説明を省略する。
図12を参照すれば、基地局1の装置は、PDCCHブロック1205、PDSCHブロック1210、多重化機(multiplexer)1215、送信RFブロック1220で構成される送信部と、PUCCHブロック1225、PUSCHブロック1230、PRACHブロック1235、逆多重化機(Demultiplexer)1240、受信RFブロック1245で構成される受信部と「スケジューリング要請」制御機(SR controller)1255、スケジューラ(Scheduler)1250とを備える。なお、本発明の実施形態によれば、前記スケジューリング要請制御機とスケジューラを統合して制御部と称することができる。
「スケジューリング要請」制御機は、端末の「スケジューリング要請」制御情報伝送用資源を管理し、端末が「スケジューリング要請」制御情報と上向きリンク制御情報あるいはデータを同時に伝送する場合の関連動作を制御し、スケジューラ、送信部及び受信部のそれぞれの構成ブロック、および基地局2に関連情報を通知する。PDCCHブロックは、スケジューラ及び「スケジューリング要請」制御機の制御によってスケジューリング情報などを含む下向きリンク制御情報に対してチャネルコーディング、変調などのプロセスを行い、PDCCH(Physical Downlink Control Channel)を生成する。PDSCHブロックは、スケジューラの制御によって下向きリンクデータに対してチャネルコーディング、変調などのプロセスを行い、PDSCH(Physical Downlink Shared Channel)を生成する。それぞれのPDCCHブロック、PDSCHブロックで生成されたPDCCH、PDSCHは、多重化機によって多重化された後、送信RFブロックで信号処理された後、端末に伝送される。前述した「スケジューリング要請」制御情報伝送用資源などの情報は、PDSCHを通じて端末に伝送される。
基地局1の受信部は、端末から受信した信号を逆多重化し、それぞれPUCCHブロック、PUSCHブロックに配分する。PUCCHブロックは、端末の上向きリンク制御情報を含むPUCCH(Physical Uplink Control Channel)に対して復調、チャネルデコーディングなどのプロセスを行い、「スケジューリング要請」制御情報、HARQ ACK/NACK、CSIなどの情報を獲得する。PUSCHブロックは、端末の上向きリンクデータを含むPUSCH(Physical Uplink Shared Channel)に対して復調、チャネルデコーディングなどのプロセスを行い、端末が伝送した上向きリンクデータを獲得する。PRACHブロックは、端末が伝送するランダムアクセスプリアンブルに対して復調などのプロセスを行い、端末のランダムアクセス手続に対応する動作を行う。基地局1の受信部は、PUCCHブロック、PUSCHブロック、PRACHブロックの出力結果をスケジューラ及び「スケジューリング要請」制御機に印加し、スケジューリングプロセスに活用する。
一方、本発明の一実施形態による基地局1の制御部は、スケジューリング要請情報伝送関連情報を端末に伝送し、前記端末からスケジューリング要請情報を受信することができる。また、制御部は、前記スケジューリング要請情報に対応してスケジューリング制御情報を生成し、前記生成されたスケジューリング制御情報を前記基地局の下向きリンク周波数または前記搬送波結合された残りの基地局の下向きリンク周波数を通じて前記端末に伝送するように制御することができる。
図13は、本発明の実施形態による端末装置を示す。図13を参照すれば、端末は、PUCCHブロック1305、PUSCHブロック1310、PRACHブロック1315、多重化機(Multiplxer)1320、送信RFブロック1325で構成される送信部と、PDCCHブロック1330、PDSCHブロック1340、逆多重化機(demuliplxer)1345、受信RFブロック1350で構成される受信部と、「スケジューリング要請」制御機1355とを備える。「スケジューリング要請」制御機は、本発明では、制御部と称することができ、基地局から受信した制御情報から端末の「スケジューリング要請」動作及び受信部及び送信部のそれぞれの構成ブロックを制御する。
受信部でPDCCHブロックは、端末が受信したPDCCHに対して復調、チャネルデコーディングなどのプロセスを行い、下向きリンク制御情報を獲得する。PDSCHブロックは、端末が受信したPDSCHに対して復調、チャネルデコーディングなどのプロセスを行い、下向きリンクデータを獲得する。送信部でPUCCHブロックは「スケジューリング要請」制御情報、HARQ ACK/NACK、CSIなどを含む上向きリンク制御情報に対してチャネルコーディング、変調などのプロセスを行い、PUCCHを生成する。PUSCHブロックは、上向きリンクデータに対してチャネルコーディング、変調などのプロセスを行い、PUSCHを生成する。PRACHブロックは、端末が伝送するランダムアクセスプリアンブルを構成する。
それぞれのPUCCHブロック、PUSCHブロック、PRACHブロックで生成されたPUCCH、PUSCH、ランダムアクセスプリアンブルは、多重化機によって多重化された後、送信RFブロックで信号処理された後、基地局1あるいは基地局2に伝送される。
一方、本発明の実施形態による端末の制御部は、基地局からスケジューリング要請情報伝送関連情報を受信する。また、制御部は、上向きリンクデータの伝送必要時にあらかじめ定められた基準によって前記スケジューリング要請情報を伝送する目的基地局を決定し、前記決定結果によって前記スケジューリング要請情報を伝送するように制御することができる。
この場合、制御部は、伝送しようとするデータのタイプ、端末とそれぞれの基地局との間のチャネル状態、端末の可用電力を示すパワーヘッドルーム(power headroom)、搬送波結合を構成するセルの活性化可否のうち少なくとも1つを考慮して前記目的基地局を決定することができる。また、前記制御部は、前記決定結果による目的基地局の上向きリンク周波数及び前記受信したスケジューリング要請情報伝送関連情報に基づいて前記スケジューリング要請情報を前記基地局に伝送するように制御することができる。
また、本発明の一実施形態による制御部は、スケジューリング要請情報の伝送後、あらかじめ定められた時間の間に前記目的基地局に対応する下向きリンク周波数を通じてスケジューリング制御情報受信を試みることができる。また、制御部は、前記あらかじめ定められた時間の間に前記スケジューリング制御情報を受信しない場合、前記目的基地局にランダムアクセスを行うように制御することができる。
また、制御部は、本発明の他の実施形態によって前記スケジューリング要請情報を伝送した後、あらかじめ定められた時間の間に前記目的基地局に対応する下向きリンク周波数を通じてスケジューリング制御情報受信を試みることができる。前記あらかじめ定められた時間の間に前記スケジューリング制御情報を受信しない場合、制御部は、前記目的基地局以外の搬送波結合された他の基地局に前記スケジューリング要請情報を伝送するように制御することができる。
また、制御部は、前記スケジューリング要請情報を伝送した後、あらかじめ定められた時間の間に前記搬送波結合された少なくとも2以上の基地局各々に対応する下向きリンク周波数を通じてスケジューリング制御情報受信を試みるように制御することができる。
また、制御部は、前記基地局が前記スケジューリング要請情報受信に対応して前記基地局に対応する下向きリンク周波数のみを通じてスケジューリング制御情報を伝送するか、または前記搬送波結合された少なくとも2以上の基地局のうち任意のいずれか1つの下向きリンク周波数を通じて前記スケジューリング制御情報を伝送すべきかを指示する指示情報を、前記基地局から受信することもできる。
前述した本発明の実施形態によれば、無線通信システムで端末のスケジューリング要請手続及び方法を定義することによって、端末が上向きリンクデータを効率的に伝送することができる。
一方、本明細書と図面に開示された本発明の実施形態は、本発明の技術内容を容易に説明し、本発明の理解を助けるために特定例を提示したものに過ぎず、本発明の範囲を限定しようとするものではない。すなわち本発明の技術的思想に基づく他の変形例が実施可能であることは、本発明の属する技術分野における通常の知識を有する者に自明である。
201 マクロ基地局
202、204、206、208 カバレージ
203、205、207 ピコ(pico)基地局
209 端末
1、2 基地局
1205 PDCCHブロック
1210 PDSCHブロック
1215 多重化機(multiplexer)
1220 送信RFブロック
1225 PUCCHブロック
1230 PUSCHブロック
1235 PRACHブロック
1240 逆多重化機(Demultiplexer)
1245 受信RFブロック
1255 スケジューリング要請制御機(SR controller)
1250 スケジューラ(Scheduler)
1305 PUCCHブロック
1310 PUSCHブロック
1315 PRACHブロック
1320 多重化機(Multiplxer)
1325 送信RFブロック
1330 PDCCHブロック
1340 PDSCHブロック
1345 逆多重化機(demuliplxer)
1350 受信RFブロック
1355 スケジューリング要請制御機

Claims (24)

  1. 第1基地局と第2基地局間の搬送波結合を支援する無線通信システムにおける端末のスケジューリング要請情報伝送方法において、
    スケジューリング要請情報伝送関連情報を前記第1基地局と前記第2基地局から受信する段階と、
    上向きリンクデータの伝送が必要と判断される場合、前記第1基地局と前記第2基地局のうちから前記スケジューリング要請情報を伝送する目的基地局を決定する段階と、
    前記目的基地局が第1基地局に決定された場合、前記第1基地局から受信したスケジューリング要請情報伝送関連情報に基づいて、スケジューリング要請情報を前記第1基地局に伝送する段階と、
    前記第1基地局から前記第2基地局への前記スケジューリング要請情報の伝送に対応し、前記第2基地局からスケジューリング制御情報を受信する段階とを含む、
    端末のスケジューリング要請情報伝送方法。
  2. 前記目的基地局の決定段階は、
    末とそれぞれの基地局との間のチャネル状態、端末の可用電力を示すパワーヘッドルーム、搬送波結合を構成するセルの活性化可否のうち少なくとも1つに基づいて、前記第1基地局と前記第2基地局のうちから前記スケジューリング要請情報を伝送する目的基地局を決定する
    ことを特徴とする、請求項1に記載の端末のスケジューリング要請情報伝送方法。
  3. 前記スケジューリング要請情報の伝送段階は、
    前記第1基地局の上向きリンク周波数に基づいて、前記第1基地局に前記スケジューリング要請情報を伝送する段階をさらに含む
    ことを特徴とする、請求項1に記載の端末のスケジューリング要請情報伝送方法。
  4. 前記スケジューリング要請情報の伝送後、あらかじめ定められた時間の間に前記第2基地局に対応する下向きリンク周波数を通じて、前記スケジューリング制御情報が受信されるかを確認する段階と
    前記あらかじめ定められた時間の間に前記スケジューリング制御情報を受信しない場合、前記第2基地局にランダムアクセスを行う段階とをさらに含む
    ことを特徴とする請求項3に記載の端末のスケジューリング要請情報伝送方法。
  5. 前記スケジューリング要請情報の伝送後、あらかじめ定められた時間の間に前記第2基地局に対応する下向きリンク周波数を通じて、前記スケジューリング制御情報が受信されるかを確認する段階と
    前記あらかじめ定められた時間の間に前記スケジューリング制御情報を受信しない場合、前記第1基地局に前記スケジューリング要請情報を伝送する段階とをさらに含む
    ことを特徴とする、請求項3に記載の端末のスケジューリング要請情報伝送方法。
  6. 前記スケジューリング要請情報の伝送後、あらかじめ定められた時間の間に前記第1基地局及び前記第2基地局各々に対応する下向きリンク周波数を通じて、前記スケジューリング制御情報が受信されるかを確認する段階をさらに含む
    ことを特徴とする、請求項1に記載の端末のスケジューリング要請情報伝送方法。
  7. 前記スケジューリング制御情報が前記第2基地局に対応する下方リンク周波数を通じて伝送されるか、又は前記第1基地局に対応する下方リンク周波数を通じて伝送されるかを指示する情報を、前記第2基地局から受信する段階をさらに含む
    ことを特徴とする請求項1に記載の端末のスケジューリング要請情報伝送方法。
  8. 第1基地局と第2基地局間の搬送波結合を支援する無線通信システムにおける端末のスケジューリング要請情報伝送方法において、
    スケジューリング要請情報の伝送支援に関する情報を前記第1基地局と前記第2基地局から受信する段階と、
    上向きリンクデータの伝送が必要と判断される場合、前記第1基地局と前記第2基地局のうちから前記スケジューリング要請情報を伝送する目的基地局を決定する段階と、
    前記目的基地局が第1基地局に決定された場合、前記第1基地局に対応する支援を通じて、スケジューリング要請情報を前記第1基地局に伝送する段階と、
    前記第1基地局から前記第2基地局への前記スケジューリング要請情報の伝送に対応し、前記第2基地局からスケジューリング制御情報を受信する段階とを含む、
    端末のスケジューリング要請情報伝送方法。
  9. 前記第1基地局と前記第2基地局は、同一の上向きリンク周波数及び同一の下向きリンク周波数を使用する
    ことを特徴とする請求項8に記載の端末のスケジューリング要請情報伝送方法。
  10. 前記スケジューリング要請情報の伝送資源に関する情報は、
    前記スケジューリング要請情報の伝送周期、前記スケジューリング要請情報の伝送周期内でのタイミングオフセット、前記スケジューリング要請情資源インデックスのうち少なくとも1つを含む
    ことを特徴とする請求項8に記載の端末のスケジューリング要請情報伝送方法。
  11. 第1基地局と第2基地局間の搬送波結合を支援する無線通信システムにおける第1基地局のスケジューリング制御情報の伝送方法において、
    スケジューリング要請情報伝送関連情報を端末に伝送する段階と、
    前記スケジューリング要請情報伝送関連情報に基づいて決定されたスケジューリング要請情報を前記端末から受信する段階と、
    前記第1基地局と前記第2基地局との間の情報に基づいて、前記スケジューリング要請情報を前記第2基地局に伝送する段階とを含む、
    第1基地局のスケジューリング制御情報伝送方法。
  12. 第1基地局と第2基地局間の搬送波結合を支援する無線通信システムの端末において、
    前記第1基地局又は前記第2基地局と信号を送受信する送受信部と、
    スケジューリング要請情報伝送関連情報を前記第1基地局と前記第2基地局から受信し、上向きリンクデータの伝送が必要と判断される場合、前記第1基地局と前記第2基地局のうちから前記スケジューリング要請情報を伝送する目的基地局を決定し、前記目的基地局が第1基地局に決定された場合、前記第1基地局から受信したスケジューリング要請情報伝送関連情報に基づいて、スケジューリング要請情報を前記第1基地局に伝送し、前記第1基地局から前記第2基地局への前記スケジューリング要請情報の伝送に対応し、前記第2基地局からスケジューリング制御情報を受信するように制御する制御部とを含む、
    端末。
  13. 前記制御部は
    末とそれぞれの基地局との間のチャネル状態、端末の可用電力を示すパワーヘッドルーム、搬送波結合を構成するセルの活性化可否のうち少なくとも1つに基づいて、前記第1基地局と前記第2基地局のうちから前記スケジューリング要請情報を伝送する目的基地局を決定する
    ことを特徴とする、請求項12に記載の端末。
  14. 前記制御部は、
    前記第1基地局の上向きリンク周波数に基づいて、前記第1基地局に前記スケジューリング要請情報を伝送するように制御する
    ことを特徴とする、請求項12に記載の端末。
  15. 前記制御部は、
    前記スケジューリング要請情報の伝送後、あらかじめ定められた時間の間に前記第2基地局に対応する下向きリンク周波数を通じて、前記スケジューリング制御情報が受信されるかを確認し、前記あらかじめ定められた時間の間に前記スケジューリング制御情報を受信しない場合に前記第2基地局ランダムアクセスを行うように制御する
    ことを特徴とする、請求項14に記載の端末。
  16. 前記制御部は、
    前記スケジューリング要請情報の伝送後、あらかじめ定められた時間の間に前記第2基地局に対応する下向きリンク周波数を通じて、前記スケジューリング制御情報が受信されるかを確認し、前記あらかじめ定められた時間の間に前記スケジューリング制御情報を受信しない場合、前記第1基地局に前記スケジューリング要請情報を伝送するように制御する
    ことを特徴とする、請求項14に記載の端末。
  17. 前記制御部は、
    前記スケジューリング要請情報の伝送後、あらかじめ定められた時間の間に前記第1基地局及び前記第2基地局各々に対応する下向きリンク周波数を通じて前記スケジューリング制御情報が受信されるかを確認する
    ことを特徴とする、請求項12に記載の端末。
  18. 前記制御部は、
    前記スケジューリング制御情報が前記第2基地局に対応する下方リンク周波数を通じて伝送されるか、又は前記第1基地局に対応する下方リンク周波数を通じて伝送されるかを指示する情報を、前記第2基地局から受信する
    ことを特徴とする、請求項12に記載の端末。
  19. 第1基地局と第2基地局間の搬送波結合を支援する無線通信システムの第1基地局において、
    端末または前記第2基地局と信号を送受信する送受信部と、スケジューリング要請情報伝送関連情報を前記端末に伝送し、前記スケジューリング要請情報伝送関連情報に基づいて決定されたスケジューリング要請情報を前記端末から受信し、前記第1基地局と前記第2基地局との間の情報に基づいて、前記スケジューリング要請情報を前記第2基地局に伝送するように制御する制御部とを含む
    ことを特徴とする、第1基地局。
  20. 前記スケジューリング制御情報の受信段階は、
    第1基地局と第2基地局との間のバックホールディレイが既に設定された閾値未満の場合、前記スケジューリング制御情報を受信するための情報を受信する段階と、
    前記スケジューリング要請情報が第1基地局から第2基地局に伝送される場合、前記スケジューリング制御情報を受信するための情報に基づいて、前記スケジューリング制御情報を前記第2基地局から受信する段階とをさらに含む、
    請求項1に記載の端末のスケジューリング要請情報伝送方法。
  21. 前記スケジューリング制御情報の受信段階は、
    第1基地局と第2基地局との間のバックホールディレイが既に設定された閾値未満の場合、前記スケジューリング制御情報を受信するための情報を受信する段階と、
    前記スケジューリング要請情報が第1基地局から第2基地局に伝送される場合、前記スケジューリング制御情報を受信するための情報に基づいて、前記スケジューリング制御情報を前記第2基地局から受信する段階とを含む
    ことを特徴とする、請求項8に記載の端末のスケジューリング要請情報伝送方法。
  22. 前記スケジューリング要請情報の伝送段階は、
    前記第1基地局と前記第2基地局との間のバックホールディレイを識別する段階と、
    前記識別されたバックホールディレイが既に設定された閾値未満の場合、前記スケジューリング要請情報の受信に対応して前記スケジューリング制御情報を伝送するために前記スケジューリング要請情報を前記第2基地局に伝送する段階とを含むこと
    を特徴とする、請求項11に記載の第1基地局のスケジューリング制御情報伝送方法。
  23. 前記制御部は、
    第1基地局と第2基地局との間のバックホールディレイが既に設定された閾値未満の場合、前記スケジューリング制御情報を受信するための情報を受信し、前記スケジューリング要請情報が第1基地局から第2基地局に伝送される場合、前記スケジューリング制御情報を受信するための情報に基づいて、前記スケジューリング制御情報を前記第2基地局から受信するように制御する
    ことを特徴とする、請求項12に記載の端末。
  24. 前記制御部は、
    前記第1基地局と前記第2基地局との間のバックホールディレイを識別し、前記識別されたバックホールディレイが既に設定された閾値未満の場合、前記スケジューリング要請情報の受信に対応してスケジューリング制御情報を伝送するために前記スケジューリング要請情報を前記第2基地局に伝送するように制御する
    ことを特徴とする、請求項19に記載の第1基地局。
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