JP5744809B2 - 移動通信方法、無線基地局及び移動局 - Google Patents

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Description

本発明は、移動通信方法、無線基地局及び移動局に関する。
LTE(Long Term Evolution)方式のRelease-10において、図6(a)に示すように、20MHzを超える広帯域通信(例えば、100Hzの通信)を実現するために、同一の無線基地局eNB配下の複数のCC(Component Carrier:コンポーネントキャリア)を束ねて通信を行うCA(Carrier Aggregation:キャリアアグリゲーション)が導入された。
その後、LTE方式のRelease-12以降で、「Small Cell enhancement」が提案され、従来よりも更に柔軟なネットワークアーキテクチャの1つとして、異なる無線基地局eNB配下のCC(セル)を束ねて通信を行う「Inter-site CA」の導入が検討されている(図6(b)参照)。
例えば、「Inter-site CA」を用いて、図6(b)に示すように、信頼性の必要なC-planeデータ(SRB:Signaling Radio Bearer)については、無線基地局eNB#1(マクロeNB)配下のセル#1(マクロセル)で通信を行い、広帯域通信の必要なU-planeデータ(DRB:Data Radio Bearer)については、無線基地局eNB#10(スモールeNB)配下のセル#10(スモールセル)で通信を行うといった運用も考えられる。
このように、C-planeデータについては、無線基地局eNB#1配下のセル#1で通信を行い、U-planeデータについては、無線基地局eNB#10配下のセル#10で通信を行う場合、図7に示すように、基本的には、無線基地局eNB#1が、移動局UEと無線基地局eNB#1/無線基地局eNB#10との間の接続性や設定のハンドリングを行うことが想定される。
また、かかる場合、基本的には、セル#1(マクロセル)を信頼性の高いPcell(Primary Cell)に設定し、セル#10を付随的なScell(Secondary Cell)として設定することも想定される。
かかる場合、各無線基地局eNB#1/#10は、独立にスケジューラを用いて移動局UEに対するスケジューリング処理を行うことが想定される。
また、LTE方式において、移動局UEは、送信すべき上りリンクデータが発生した場合、図8に示すように、無線基地局eNBに対してスケジューリング要求を行うことが規定されている。
図8に示すように、移動局UEに対して、個別のSR(Scheduling Request、スケジューリング要求)送信用リソースである「PUCCH(Physical Uplink Control Channel)-SRリソース」が割り当てられている場合、移動局UEは、STEP1において、無線基地局eNBに対して、かかるPUCCH-SRを用いて、SRを送信する。
一方、移動局UEに対して、PUCCH-SRが割り当てられていない場合、移動局UEは、STEP1において、RA(Random Access、ランダムアクセス)手順を開始する。
STEP2において、移動局UEは、上述のSRに対して割り当てられた「UL grant」に対応するPUSCH(Physical Uplink Shared Channel)を用いて、無線基地局eNBに対して、BSR(Buffer Status Report)を送信する。
ここで、STEP1においてRA手順が行われた場合、RA手順において送信される「RA response」によって「UL grant」が指定される。
なお、図9に示すように、BSRは、上りリンクデータが存在するLCG(Logical Channel Group、論理チャネルグループ)毎に、各LCH(Logical Channel)におけるバッファ滞留量を算出して報告するものである。
3GPP 36.300 3GPP 36.321
既存のLTE方式では、「Inter-site CA」において、スケジューラが、無線基地局eNB毎に独立に搭載される場合においても、移動局UEは、BSRがトリガされている場合に「UL grant」を受信したセルで、BSRを報告することとなる。
例えば、図10の例では、移動局UEは、ベアラ#B/LCH#Bにおいて送信すべき上りデータが発生した場合には、PUCCH-SRが割り当てられているベアラ#A/LCH#Aを介して、SRを送信し、「UL grant」を受信することになる。ここで、LCH#A及びLCH#Bは、同一のLCG#1に属しているものとする。
その結果、移動局UEは、無線基地局eNB#1の無線リソースを介して、無線基地局eNB#1に対して、ベアラ#B/LCH#BにおけるBSRを送信することとなる。
なお、本明細書では、「ベアラ」と「LCH」とは同義であるものとして説明を行う。
ここで、無線基地局eNB#1は、移動局UEとの間で、ベアラ#B/LCH#Bを設定していないため、かかるベアラ#B/LCH#BにおけるBSRを受信した場合であっても、移動局UEに対して、ベアラ#B/LCH#Bにおいて上りデータを送信するためのリソースを割り当てることができない。
したがって、ベアラ#B/LCH#Bが設定されている無線基地局eNB#10に対して、ベアラ#B/LCH#BにおけるBSRが届くまで、ベアラ#B/LCH#Bにおいて上りデータを送信するためのリソースを割り当てが行われず、上りデータの送信遅延が発生してしまうという問題点があった。
そこで、本発明は、上述の課題に鑑みてなされたものであり、「Inter-site CA」が行われる際の上りデータの送信遅延の発生を回避することができる移動通信方法、無線基地局及び移動局を提供することを目的とする。
本発明の第1の特徴は、移動局が第1無線基地局配下の第1セル及び第2無線基地局配下の第2セルを介してキャリアアグリゲーションを行うことができるように構成されている移動通信システムにおける移動通信方法であって、前記移動局と前記第1無線基地局との間で第1論理チャネルが設定されており、該移動局と前記第2無線基地局との間で第2論理チャネルが設定されており、該第1無線基地局によって該移動局に対してスケジューリング要求送信用リソースが割り当てられており、該移動局において該第2論理チャネルにて送信すべき上りデータが発生した場合、該移動局が、該スケジューリング要求送信用リソースを用いて該第1無線基地局に対してスケジューリング要求を送信する工程と、前記第1無線基地局が、前記移動局に対して、バッファ滞留量送信用リソースを通知する工程と、前記移動局が、前記バッファ滞留量送信用リソースを用いて、該第1無線基地局に対して、前記第2論理チャネルにおけるバッファ滞留量を送信する工程と、前記第1無線基地局が、前記第2無線基地局に対して、前記第2論理チャネルにおけるバッファ滞留量を通知する工程と、前記第2無線基地局が、前記バッファ滞留量の受信に応じて、前記移動局に対して、前記上りデータを送信するためのリソースを割り当てる工程とを有することを要旨とする。
本発明の第2の特徴は、移動局が第1無線基地局配下の第1セル及び第2無線基地局配下の第2セルを介してキャリアアグリゲーションを行うことができるように構成されている移動通信システムにおける移動通信方法であって、前記移動局と前記第1無線基地局との間で第1論理チャネルが設定されており、該移動局と前記第2無線基地局との間で第2論理チャネルが設定されており、該第1無線基地局及び該第2無線基地局の各々によって該移動局に対してスケジューリング要求送信用リソースが割り当てられており、該移動局において該第2論理チャネルにて送信すべき上りデータが発生した場合、該移動局が、該第1無線基地局によって割り当てられた該スケジューリング要求送信用リソースを用いて該第1無線基地局に対してスケジューリング要求を送信せず、該第2無線基地局によって割り当てられた該スケジューリング要求送信用リソースを用いて該第無線基地局に対してスケジューリング要求を送信する工程と、前記第2無線基地局が、前記移動局に対して、バッファ滞留量送信用リソースを通知する工程と、前記移動局が、前記バッファ滞留量送信用リソースを用いて、該第2無線基地局に対して、前記第2論理チャネルにおけるバッファ滞留量を送信する工程と、前記第2無線基地局が、前記バッファ滞留量に応じて、前記移動局に対して、前記上りデータを送信するためのリソースを割り当てる工程とを有することを要旨とする。
本発明の第3の特徴は、移動局が第1無線基地局配下の第1セル及び第2無線基地局配下の第2セルを介してキャリアアグリゲーションを行うことができるように構成されている移動通信システムにおける移動通信方法であって、前記移動局と前記第1無線基地局との間で第1論理チャネルが設定されており、該移動局と前記第2無線基地局との間で第2論理チャネルが設定されており、該第1無線基地局においてスケジューリング要求送信用リソースが割り当てられており、前記第2無線基地局においてスケジューリング要求送信用リソースが割り当てられておらず、該移動局において該第2論理チャネルにて送信すべき上りデータが発生した場合、該移動局が、該第1無線基地局によって割り当てられた該スケジューリング要求送信用リソースを用いて該第1無線基地局に対してスケジューリング要求を送信せず、該第2無線基地局との間でランダムアクセス手順を開始する工程と、前記第2無線基地局が、前記ランダムアクセス手順において、前記移動局に対して、バッファ滞留量送信用リソースを通知する工程と、前記移動局が、前記バッファ滞留量送信用リソースを用いて、該第2無線基地局に対して、前記第2論理チャネルにおけるバッファ滞留量を送信する工程と、前記第2無線基地局が、前記バッファ滞留量に応じて、前記移動局に対して、前記上りデータを送信するためのリソースを割り当てる工程とを有することを要旨とする。
本発明の第4の特徴は、移動局が第1無線基地局配下の第1セル及び第2無線基地局配下の第2セルを介してキャリアアグリゲーションを行うことができるように構成されている移動通信システムにおける移動通信方法であって、前記移動局と前記第1無線基地局との間で第1論理チャネルが設定されており、該移動局と前記第2無線基地局との間で第2論理チャネルが設定されており、該第1無線基地局によって該移動局に対してスケジューリング要求送信用リソースが割り当てられており、該移動局において該第2論理チャネルにて送信すべき上りデータが発生した場合には、該第1無線基地局によって該スケジューリング要求送信用リソースが割り当てられている場合であっても、該移動局が、該第2無線基地局によって通知されたバッファ滞留量送信用リソースを用いて、該第2無線基地局に対して、前記第2論理チャネルにおけるバッファ滞留量を送信する工程と、前記第2無線基地局が、前記バッファ滞留量の受信に応じて、前記移動局に対して、前記上りデータを送信するためのリソースを割り当てる工程とを有することを要旨とする。
本発明の第5の特徴は、移動局が第1無線基地局配下の第1セル及び第2無線基地局配下の第2セルを介してキャリアアグリゲーションを行うことができるように構成されている移動通信システムにおいて該第2無線基地局として動作可能な無線基地局であって、前記移動局と前記第1無線基地局との間で第1論理チャネルが設定されており、該移動局と前記第2無線基地局との間で第2論理チャネルが設定されており、該第1論理チャネルにおいてスケジューリング要求送信用リソースが割り当てられており、該移動局において該第2論理チャネルにて送信すべき上りデータが発生した場合に、該移動局が、該スケジューリング要求送信用リソースを用いて該第1無線基地局に対してスケジューリング要求を送信した後、前記第1無線基地局から、該第2論理チャネルにおけるバッファ滞留量を受信するように構成されている受信部と、前記バッファ滞留量の受信に応じて、前記移動局に対して、前記上りデータを送信するためのリソースを通知するように構成されている送信部とを具備することを要旨とする。
本発明の第6の特徴は、第1無線基地局配下の第1セル及び第2無線基地局配下の第2セルを介してキャリアアグリゲーションを行うことができるように構成されている移動局であって、前記第1無線基地局との間で第1論理チャネルが設定されており、前記第2無線基地局との間で第2論理チャネルが設定されており、該第1無線基地局によってスケジューリング要求送信用リソースが割り当てられており、該第2無線基地局によってスケジューリング要求送信用リソースが割り当てられておらず、該第2論理チャネルにて送信すべき上りデータが発生した場合であっても、該スケジューリング要求送信用リソースを用いて該第1無線基地局に対してスケジューリング要求を送信せず、該第2無線基地局との間でランダムアクセス手順を開始するように構成されており、前記ランダムアクセス手順において、前記第2無線基地局から取得したバッファ滞留量送信用リソースを用いて、該第2無線基地局に対して、前記第2論理チャネルにおけるバッファ滞留量を送信するように構成されていることを要旨とする。
本発明の第7の特徴は、第1無線基地局配下の第1セル及び第2無線基地局配下の第2セルを介してキャリアアグリゲーションを行うことができるように構成されている移動局であって、前記第1無線基地局との間で第1論理チャネルが設定されており、前記第2無線基地局との間で第2論理チャネルが設定されており、該第1無線基地局及び該第2無線基地局の各々によってスケジューリング要求送信用リソースが割り当てられており、該第2論理チャネルにて送信すべき上りデータが発生した場合、前記第1無線基地局によって割り当てられた該スケジューリング要求送信用リソースを用いて該第1無線基地局に対してスケジューリング要求を送信せず、該第2無線基地局によって割り当てられた該スケジューリング要求送信用リソースを用いて該第2無線基地局に対してスケジューリング要求を送信するように構成されており、前記第2無線基地局から取得したバッファ滞留量送信用リソースを用いて、該第2無線基地局に対して、前記第2論理チャネルにおけるバッファ滞留量を送信するように構成されていることを要旨とする。
本発明の第8の特徴は、第1無線基地局配下の第1セル及び第2無線基地局配下の第2セルを介してキャリアアグリゲーションを行うことができるように構成されている移動局であって、前記第1無線基地局との間で第1論理チャネルが設定されており、前記第2無線基地局との間で第2論理チャネルが設定されており、該第2論理チャネルに該第2無線基地局が関連付けられており、該第2論理チャネルにて送信すべき上りデータが発生した場合には、該第1無線基地局によってスケジューリング要求送信用リソースが割り当てられている場合であっても、該第2無線基地局によって通知されたバッファ滞留量送信用リソースを用いて、該第2無線基地局に対して、前記第2論理チャネルにおけるバッファ滞留量を送信するように構成されていることを要旨とする。
本発明の第9の特徴は、第1無線基地局配下の第1セル及び第2無線基地局配下の第2セルを介してキャリアアグリゲーションを行うことができるように構成されている移動局であって、前記第1無線基地局との間で第1論理チャネルが設定されており、前記第2無線基地局との間で第2論理チャネルが設定されており、該第2論理チャネルに該第2無線基地局が関連付けられており、該第2論理チャネルにて送信すべき上りデータが発生した場合には、該第1無線基地局によってスケジューリング要求送信用リソースが割り当てられている場合であっても、該第1無線基地局によって割り当てられた該スケジューリング要求送信用リソースを用いて該第1無線基地局に対してスケジューリング要求を送信せず、該第2無線基地局によって割り当てられた該スケジューリング要求送信用リソースを用いて該第2無線基地局に対してスケジューリング要求を送信する、或いは、ランダムアクセス手順を起動するように構成されており、所定期間、前記第2無線基地局によってリソースが割り当てられない場合に、前記第1無線基地局に対して、該第1無線基地局によって割り当てられた前記スケジューリング要求送信用リソースを用いてスケジューリング要求を送信する、或いは、ランダムアクセス手順を起動するように構成されていることを要旨とする。
本発明の第10の特徴は、移動局が第1無線基地局配下の第1セル及び第2無線基地局配下の第2セルを介してキャリアアグリゲーションを行うことができるように構成されている移動通信システムにおいて該第1無線基地局として動作可能な無線基地局であって、前記移動局と前記第1無線基地局との間で第1論理チャネルが設定されており、該移動局と前記第2無線基地局との間で第2論理チャネルが設定されており、該第1無線基地局によって該移動局に対してスケジューリング要求送信用リソースが割り当てられており、該移動局において該第2論理チャネルにて送信すべき上りデータが発生した場合に、該移動局から、該スケジューリング要求送信用リソースを用いてスケジューリング要求を受信した後、該移動局に対して、バッファ滞留量送信用リソースを通知するように構成されており、前記移動局から、前記バッファ滞留量送信用リソースを用いて、前記第2論理チャネルにおけるバッファ滞留量を受信した際に、前記第2無線基地局に対して、該バッファ滞留量を通知するように構成されていることを要旨とする。
以上説明したように、本発明によれば、「Inter-site CA」が行われる際の上りデータの送信遅延の発生を回避することができる移動通信方法、無線基地局及び移動局を提供することができる。
本発明の第1の実施形態に係る移動通信システムの全体構成図である。 本発明の第1の実施形態に係る無線基地局の機能ブロック図である。 本発明の第2の実施形態に係る移動通信システムの全体構成図である。 本発明の変更例1に係る移動局の機能ブロック図である。 本発明の変更例1に係る移動局の動作を示すフローチャートである。 従来技術を説明するための図である。 従来技術を説明するための図である。 従来技術を説明するための図である。 従来技術を説明するための図である。 従来技術を説明するための図である。
(本発明の第1の実施形態に係る移動通信システム)
図1及び図2を参照して、本発明の第1の実施形態に係る移動通信システムについて説明する。
図1に示すように、本実施形態に係る移動通信システムは、LTE方式の移動通信システムであって、「Inter-site CA」を適用することができるように構成されている。
また、本実施形態に係る移動通信システムは、セル#10を管理する無線基地局eNB#10(スモールeNB)と、セル#1を管理する無線基地局eNB#1(マクロeNB)とを具備している。
ここで、セル#10は、スモールセル(ファントムセル)であり、セル#1は、マクロセルである。なお、セル#10のカバレッジエリア及びセル#1のカバレッジエリアは、少なくとも一部で重なるように配置されている。
図1に示すように、本実施形態に係る移動通信システムでは、セル#1において移動局UEと無線基地局eNB#1との間でベアラ#A/LCH#Aが設定されており、セル#10において移動局UEと無線基地局eNB#10との間でベアラ#B/LCH#Bが設定されている。
また、本実施形態に係る移動通信システムでは、移動局UEに対して、無線基地局eNB#1配下のセルにおいてPUCCH-SRが割り当てられている。
図2に示すように、本実施形態に係る無線基地局は、受信部11と、送信部12とを具備している。
無線基地局eNB#1の受信部11は、移動局UEや無線基地局eNB#10から各種信号を受信するように構成されており、無線基地局eNB#1の送信部12は、移動局UEや無線基地局eNB#10に対して各種信号を送信するように構成されている。
一方、無線基地局eNB#10の受信部11は、移動局UEや無線基地局eNB#1から各種信号を受信するように構成されており、無線基地局eNB#10の送信部12は、移動局UEや無線基地局eNB#1に対して各種信号を送信するように構成されている。
以下、図1を参照して、本実施形態に係る移動通信システムの動作例1について説明する。
第1に、移動局UEは、ベアラ#B/LCH#Bにて送信すべき上りデータが発生した場合、PUCCH-SRが割り当てられているため、無線基地局eNB#1に対して、かかるPUCCH-SRを用いて、SRを送信する。
第2に、無線基地局eNB#1の受信部11が、かかるSRを受信すると、無線基地局eNB#1の送信部12は、移動局UEに対して、無線基地局eNB#1配下のセルの無線リソースを用いて、PUSCHを割り当てる「UL grant」を送信する。
第3に、移動局UEは、「UL grant」に対応するPUSCHを用いて、ベアラ#B/LCH#Bにおけるバッファ滞留量を報告するBSRを送信する。
第4に、無線基地局eNB#1の受信部11が、かかるBSRを受信すると、無線基地局eNB#1の送信部12は、無線基地局eNB#10に対して、かかるベアラ#B/LCH#Bにおけるバッファ滞留量を通知する。
第5に、無線基地局eNB#10の受信部11が、かかるバッファ滞留量を受信すると、無線基地局eNB#10の送信部12は、移動局UEに対して、ベアラ#B/LCH#Bの上りデータを送信するためのリソースを通知する。
この場合、BSRは、LCH/ベアラ毎に通知されてもよいし、LCG毎に通知され、「どちらの無線基地局宛てであるか」或いは「どのセルにおけるUL grantを期待しているか」について通知されてもよい。
また、図1を参照して、本実施形態に係る移動通信システムの動作例2について説明する。なお、かかる動作例2では、無線基地局eNB#10によってPUCCH-SRが割り当てられているものとする。
第1に、移動局UEは、ベアラ#B/LCH#Bにて送信すべき上りデータが発生した場合、ベアラ#A/LCH#Aが設定されている無線基地局eNB#1によってPUCCH-SRが割り当てられている場合であっても、無線基地局eNB#1に対して、かかるPUCCH-SRを用いてSRを送信せず、無線基地局eNB#10との間で、スケジューリング要求の送信手順を開始する。
つまり、移動局UEは、ベアラ#B/LCH#Bが設定されている無線基地局#10によってPUCCH-SRが割り当てられている場合には、無線基地局#10に対して、PUCCH-SRを用いてSRを送信し、そうでない場合には、無線基地局#10との間でRA手順を開始する。
すなわち、かかる場合、移動局UEは、各無線基地局eNB#1/#10に対して関連付けられているLCHについてのみ、LCG毎に、各LCHにおけるバッファ滞留量の総量を報告することとなる。
換言すると、同じLCGに属するLCHであっても、BSRを報告すべき無線基地局でない場合には、かかるLCHにおけるバッファ滞留量は、かかるBSに反映されない。
第2に、無線基地局eNB#10の受信部11が、かかるSRを受信すると、無線基地局eNB#10の送信部12は、移動局UEに対して、無線基地局eNB#10配下のセルの無線リソースを用いて、PUSCHを割り当てる「UL grant」を送信する。
第3に、移動局UEが、かかるPUSCHを用いて、無線基地局eNB#10に対して、ベアラ#B/LCH#Bにおけるバッファ滞留量を報告するBSRを送信する。
第4に、無線基地局eNB#10の受信部11が、かかるBSRを受信すると、無線基地局eNB#10の送信部12が、移動局UEに対して、ベアラ#B/LCH#Bの上りデータを送信するためのリソースを通知する。
(変更例1)
図3乃至図5を参照して、本発明の変更例1に係る移動通信システムについて、上述の第1の実施形態に係る移動通信システムとの相違点に着目して説明する。
図3に示すように、本変更例1に係る移動局UEは、管理部21と、送信部22と、受信部23とを具備している。
管理部21は、無線基地局eNB(或いは、無線基地局eNB配下のセル)とベアラ/LCHとの対応関係を管理するように構成されている。
本変更例1に係る移動通信システムでは、管理部21は、無線基地局eNB#1(或いは、無線基地局eNB#1配下のセル#1)とベアラ#A/LCH#Aとを関連付け、無線基地局eNB#10(或いは、無線基地局eNB#10配下のセル#10)とベアラ#B/LCH#Bとを関連付けるように構成されている。
受信部23は、無線基地局eNB#1/10から各種信号を受信するように構成されており、送信部22は、無線基地局eNB#1/E10に対して各種信号を送信するように構成されている。
以下、図4を参照して、本実施形態に係る移動通信システムの動作例について説明する。
第1に、移動局UEは、ベアラ#B/LCH#Bに関連付けられている無線基地局#10によってPUCCH-SRが割り当てられていない場合には、ベアラ#B/LCH#Bにて送信すべき上りデータが発生した場合に、ベアラ#A/LCH#Aに関連付けられている無線基地局eNB#1によってPUCCH-SRが割り当てられている場合であっても、ベアラ#B/LCH#Bに関連付いていない無線基地局eNB#1に対して、かかるPUCCH-SRを用いて、SRを送信することなく、移動局UEは、ベアラ#B/LCH#Bに関連付いている無線基地局eNB#10との間でRA手順を開始する。
なお、移動局UEは、ベアラ#B/LCH#Bに関連付けられている無線基地局#10によってPUCCH-SRが割り当てられている場合には、ベアラ#B/LCH#Bにて送信すべき上りデータが発生した場合に、ベアラ#A/LCH#Aと関連付けられている無線基地局からeNB#1によってPUCCH-SRが割り当てられている場合であっても、ベアラ#B/LCH#Bに関連付いていない無線基地局eNB#1に対して、かかるPUCCH-SRを用いて、SRを送信することなく、移動局UEは、ベアラ#B/LCH#Bに関連付いている無線基地局eNB#10に対して、ベアラ#B/LCH#Bにおいて割り当てられているPUCCH-SRを用いて、SRを送信する。
第2に、無線基地局eNB#10は、かかるBSRの受信に応じて、移動局UEに対して、上りデータを送信するためのリソースを割り当てる。
ここで、受信部23は、ベアラ#B/LCH#Bの設定時に、かかるベアラ#B/LCH#Bに関連付けられる無線基地局eNB#10(セル#10)の情報について、個別シグナリングによって取得するように構成されている。
また、受信部23が、ベアラ#B/LCH#Bに関連付けられている無線基地局eNB#10(セル#10)において「UL grant」を受信した場合に、送信部22は、かかる「UL grant」に対応するPUSCHを用いて、無線基地局eNB#10に対して、ベアラ#B/LCH#Bにおけるバッファ滞留量を報告するBSRを送信するように構成されている。
一方、受信部23が、ベアラ#B/LCH#Bに関連付けられていない無線基地局eNB/セル(例えば、無線基地局#1/セル#1)において「UL grant」を受信した場合に、送信部22は、かかる「UL grant」に対応するPUSCHを用いて、ベアラ#B/LCH#Bにおけるバッファ滞留量を報告するBSRを送信しないように構成されている。
なお、受信部23が、所定期間、ベアラ#B/LCH#Bに関連付けられている無線基地局eNB#10から、「UL grant」を受信しない場合、送信部22は、無線基地局eNB#10に対して、SRを再送するように構成されていてもよい。
或いは、受信部23が、所定期間、ベアラ#B/LCH#Bに関連付けられている無線基地局eNB#10から、「UL grant」を受信しない場合、送信部22は、無線基地局eNB#1に対してSRを送信するように構成されていてもよいし、無線基地局eNB#1との間でRA手順を起動するように構成されていてもよい。
また、上述のケースにおいて、複数の無線基地局eNBと「Inter-site CA」を行っている場合に、どの無線基地局eNBに対して優先的にSRを送信する(或いは、どの無線基地局eNBとの間でRA手順を起動する)かについて予め決められていてもよい。さらに、かかる優先度は、無線基地局eNBによっ指定されていてもよい。
次に、図5を参照して、本実施形態に係る移動局UEの動作例について説明する。
図5に示すように、移動局UEは、ステップS101において、ベアラ#B/LCH#Bにて送信すべき上りデータが発生したことを検知すると、ステップS102において、ベアラ#B/LCH#Bに関連付けられている無線基地局eNB#10に対して、SRを送信する(ベアラ#B/LCH#BにおいてPUCCH-SRが割り当てられている場合)か、或いは、無線基地局eNB#10との間で、RA手順を開始する(ベアラ#B/LCH#BにおいてPUCCH-SRが割り当てられていない場合)。
ステップS203において、移動局UEが、所定期間内に、無線基地局eNB#10から「UL grant」を受信すると、本動作は、ステップS104に進み、移動局UEが、所定期間内に、無線基地局eNB#10から「UL grant」を受信しないと、本動作は、ステップS102に戻る。
ステップS104において、移動局UEは、「UL grant」に対応するPUSCHを用いて、無線基地局eNB#10に対して、ベアラ#B/LCH#Bにおけるバッファ滞留量を報告するBSRを送信する。
以上に述べた本実施形態の特徴は、以下のように表現されていてもよい。
本実施形態の第1の特徴は、移動局UEが無線基地局eNB#1(第1無線基地局)配下のセル#1(第1セル)及び無線基地局eNB#10(第2無線基地局)配下のセル#10(第2セル)を介して「Inter-site CA(キャリアアグリゲーション)」を行うことができるように構成されている移動通信システムにおける移動通信方法であって、移動局UEと無線基地局eNB#1との間でベアラ#A/LCH#A(第1論理チャネル)が設定されており、移動局UEと無線基地局eNB#10との間でベアラ#B/LCH#B(第2論理チャネル)が設定されており、ベアラ#A/LCH#Aに関連付けられている無線基地局eNB#1によって移動局UEに対してPUCCH-SR(スケジューリング要求送信用リソース)が割り当てられており、移動局UEにおいてベアラ#B/LCH#Bにて送信すべき上りデータが発生した場合、移動局UEが、上述のPUCCH-SRを用いて無線基地局eNB#1に対してSR(スケジューリング要求)を送信する工程と、無線基地局eNB#1が、移動局UEに対して、PUSCH(バッファ滞留量送信用リソース)を指定する「UL grant」を通知する工程と、移動局UEが、かかる「UL grant」で指定されるPUSCHを用いて、無線基地局eNB#1に対して、ベアラ#B/LCH#Bにおけるバッファ滞留量を報告するBSRを送信する工程と、無線基地局eNB#1が、無線基地局eNB#10に対して、ベアラ#B/LCH#Bにおけるバッファ滞留量を通知する工程と、無線基地局eNB#10が、かかるバッファ滞留量の受信に応じて、移動局UEに対して、上りデータを送信するためのリソースを割り当てる工程とを有することを要旨とする。
かかる構成によれば、無線基地局eNB#10と無線基地局eNB#1との間で、移動局UEのベアラ#B/LCH#Bにおけるバッファ滞留量を共有することができるため、移動局UEが、ベアラ#B/LCH#Bが設定されていない無線基地局eNB#1に対して、ベアラ#B/LCH#Bにおけるバッファ滞留量を報告するBSRを送信した場合であっても、無線基地局eNB#10が、移動局UEに対して、ベアラ#B/LCH#Bにおいて上りデータを送信するためのリソースを割り当てることができる。
本実施形態の第2の特徴は、移動局UEが無線基地局eNB#1配下のセル#1及び無線基地局eNB#10配下のセル#10を介して「Inter-site CA」を行うことができるように構成されている移動通信システムにおける移動通信方法であって、移動局UEと無線基地局eNB#1との間でベアラ#A/LCH#Aが設定されており、移動局UEと無線基地局eNB#10との間でベアラ#B/LCH#Bが設定されており、ベアラ#A/LCH#Aに関連付けられている無線基地局eNB#1及びベアラ#B/LCH#Bに関連付けられている無線基地局eNB#10によって移動局UEに対してPUCCH-SRが割り当てられており、移動局UEにおいてベアラ#B/LCH#Bにて送信すべき上りデータが発生した場合、移動局UEが、無線基地局#1によって割り当てられたPUCCH-SRを用いて無線基地局eNB#1に対してSRを送信せず、無線基地局#10によって割り当てられたPUCCH-SRを用いて無線基地局eNB#10に対してSRを送信する工程と、無線基地局eNB#10が、移動局UEに対して、「UL grant」を通知する工程と、移動局UEが、かかる「UL grant」で指定されたPUSCHを用いて、無線基地局eNB#10に対して、ベアラ#B/LCH#BにおけるBSRを送信する工程と、無線基地局eNB#10が、かかるBSRの受信に応じて、移動局UEに対して、上りデータを送信するためのリソースを割り当てる工程とを有することを要旨とする。
かかる構成によれば、移動局UEが、ベアラ#B/LCH#Bにて送信すべき上りデータが発生した場合に、ベアラ#A/LCH#Aに関連付けられている無線基地局eNB#1によってPUCCH-SRが割り当てられている場合であっても、ベアラ#B/LCH#Bに関連付いていない無線基地局eNB#1に対して、かかるPUCCH-SRを用いて、SRを送信することなく、移動局UEは、ベアラ#B/LCH#Bに関連付いている無線基地局eNB#10に対してSRを送信するように構成されているため、無線基地局eNB#10が、移動局UEに対して、ベアラ#B/LCH#Bにおいて上りデータを送信するためのリソースを割り当てることができる。
本実施形態の第3の特徴は、移動局UEが無線基地局eNB#1配下のセル#1及び無線基地局eNB#10配下のセル#10を介して「Inter-site CA」を行うことができるように構成されている移動通信システムにおける移動通信方法であって、移動局UEと無線基地局eNB#1との間でベアラ#A/LCH#Aが設定されており、移動局UEと無線基地局eNB#10との間でベアラ#B/LCH#Bが設定されており、ベアラ#A/LCH#Aに関連付けられている無線基地局eNBによって移動局UEに対してPUCCH-SRが割り当てられており、ベアラ#B/LCH#Bに関連付けられている無線基地局eNB#10によって移動局UEに対してPUCCH-SRが割り当てられておらず、移動局UEにおいてベアラ#B/LCH#Bにて送信すべき上りデータが発生した場合、移動局UEが、無線基地局eNB#1によって割り当てられたPUCCH-SRを用いて無線基地局eNB#1に対してSRを送信せず、無線基地局#1との間でRA手順を起動する工程と、かかるRA手順において無線基地局eNB#10が、移動局UEに対して、「UL grant」を通知する工程と、移動局UEが、かかる「UL grant」で指定されたPUSCHを用いて、無線基地局eNB#10に対して、ベアラ#B/LCH#BにおけるBSRを送信する工程と、無線基地局eNB#10が、かかるBSRの受信に応じて、移動局UEに対して、上りデータを送信するためのリソースを割り当てる工程とを有することを要旨とする。
かかる構成によれば、移動局UEが、ベアラ#B/LCH#Bにて送信すべき上りデータが発生した場合に、ベアラ#A/LCH#Aに関連付けられている無線基地局eNB#1によってPUCCH-SRが割り当てられている場合であっても、ベアラ#B/LCH#Bに関連付けられていない無線基地局eNB#1に対して、かかるPUCCH-SRを用いて、SRを送信することなく、移動局UEは、ベアラ#B/LCH#Bに関連付けられている無線基地局eNB#10に対してSRを送信するように構成されているため、無線基地局eNB#10が、移動局UEに対して、ベアラ#B/LCH#Bにおいて上りデータを送信するためのリソースを割り当てることができる。
本実施形態の第4の特徴は、移動局UEが無線基地局eNB#1配下のセル#1及び無線基地局eNB#10配下のセル#10を介して「Inter-site CA」を行うことができるように構成されている移動通信システムにおける移動通信方法であって、移動局UEと無線基地局eNB#1との間でベアラ#A/LCH#Aが設定されており、移動局UEと無線基地局eNB#10との間でベアラ#B/LCH#Bが設定されており、ベアラ#B/LCH#Bに無線基地局eNB#10(又は、セル#10)が関連付けられており、移動局UEにおいてベアラ#B/LCH#Bにて送信すべき上りデータが発生した場合には、無線基地局eNB#1によって移動局UEに対してPUCCH-SRが割り当てられている場合であっても、移動局UEが、無線基地局eNB#10によって通知されたPUSCHを用いて、無線基地局eNB#10に対して、ベアラ#B/LCH#BにおけるBSRを送信する工程と、無線基地局eNB#10が、かかるBSRの受信に応じて、移動局UEに対して、上りデータを送信するためのリソースを割り当てる工程とを有することを要旨とする。
かかる構成によれば、移動局UEは、送信すべき上りデータが発生したベアラ#B/LCH#Bに関連付けられている無線基地局eNB#10に対して、ベアラ#B/LCH#Bにおけるバッファ滞留量を報告するBSRを送信するように構成されているため、無線基地局eNB#10が、移動局UEに対して、ベアラ#B/LCH#Bにおいて上りデータを送信するためのリソースを割り当てることができる。
本実施形態の第5の特徴は、移動局UEが無線基地局eNB#1配下のセル#1及び無線基地局eNB#10配下のセル#10を介して「Inter-site CA」を行うことができるように構成されている移動通信システムにおいて無線基地局eNB#10として動作可能な無線基地局eNBであって、移動局UEと無線基地局eNB#1との間でベアラ#A/LCH#Aが設定されており、移動局UEと無線基地局eNB#10との間でベアラ#B/LCH#Bが設定されており、無線基地局eNB#1によって移動局UEに対してPUCCH-SRが割り当てられており、移動局UEにおいてベアラ#B/LCH#Bにて送信すべき上りデータが発生した場合、移動局UEが、PUCCH-SRを用いて無線基地局eNB#1に対してSRを送信した後、無線基地局eNB#1から、ベアラ#B/LCH#Bにおけるバッファ滞留量を受信するように構成されている受信部12と、かかるバッファ滞留量の受信に応じて、移動局UEに対して、上りデータを送信するためのリソースを通知するように構成されている送信部13とを具備することを要旨とする。
本実施形態の第6の特徴は、無線基地局eNB#1配下のセル#1及び無線基地局eNB#10配下のセル#10を介して「Inter-site CA」を行うことができるように構成されている移動局UEであって、無線基地局eNB#1との間でベアラ#A/LCH#Aが設定されており、無線基地局eNB#10との間でベアラ#B/LCH#Bが設定されており、無線基地局eNB#1及び無線基地局eNB#10によって移動局UEに対してPUCCH-SRが割り当てられており、ベアラ#B/LCH#Bにて送信すべき上りデータが発生した場合であっても、無線基地局eNB#1によって割り当てられたPUCCH-SRを用いて無線基地局eNB#1に対してSRを送信せず、無線基地局eNB#10によって割り当てられたPUCCH-SRを用いて無線基地局eNB#10に対してSRを送信するように構成されており、無線基地局eNB#10によって通知されたPUSCHを用いて、無線基地局eNB#10に対して、ベアラ#B/LCH#BにおけるBSRを送信するように構成されていることを要旨とする。
本実施形態の第7の特徴は、無線基地局eNB#1配下のセル#1及び無線基地局eNB#10配下のセル#10を介して「Inter-site CA」を行うことができるように構成されている移動局UEであって、無線基地局eNB#1との間でベアラ#A/LCH#Aが設定されており、無線基地局eNB#10との間でベアラ#B/LCH#Bが設定されており、無線基地局eNB#1によって移動局UEに対してPUCCH-SRが割り当てられており、無線基地局eNB#10によって移動局UEに対してPUCCH-SRが割り当てられておらず、ベアラ#B/LCH#Bにて送信すべき上りデータが発生した場合であっても、無線基地局eNB#1によって割り当てられたPUCCH-SRを用いて無線基地局eNB#1に対してSRを送信せず、無線基地局eNB#10との間でRA手順を開始するように構成されており、かかるRA手順において、無線基地局eNB#10によって通知されたPUSCHを用いて、無線基地局eNB#10に対して、ベアラ#B/LCH#BにおけるBSRを送信するように構成されていることを要旨とする。
本実施形態の第8の特徴は、無線基地局eNB#1配下のセル#1及び無線基地局eNB#10配下のセル#10を介して「Inter-site CA」を行うことができるように構成されている移動局UEであって、無線基地局eNB#1との間でベアラ#A/LCH#Aが設定されており、無線基地局eNB#10との間でベアラ#B/LCH#Bが設定されており、無線基地局eNB#10によって移動局UEに対してPUCCH-SRが割り当てられており、ベアラ#B/LCH#Bに無線基地局eNB#1(又は、セル#1)が関連付けられており、ベアラ#B/LCH#Bにて送信すべき上りデータが発生した場合、PUCCH-SRを用いて無線基地局eNB#10に対してSRを送信するように構成されており、無線基地局eNB#10によって通知されたPUSCHを用いて、無線基地局eNB#10に対して、ベアラ#B/LCH#BにおけるBSRを送信するように構成されていることを要旨とする。
本実施形態の第9の特徴は、無線基地局eNB#1配下のセル#1及び無線基地局eNB#10配下のセル#10を介して「Inter-site CA」を行うことができるように構成されている移動局UEであって、無線基地局eNB#1との間でベアラ#A/LCH#Aが設定されており、無線基地局eNB#10との間でベアラ#B/LCH#Bが設定されており、ベアラ#B/LCH#Bに無線基地局eNB#10(又は、セル#10)が関連付けられており、ベアラ#B/LCH#Bにて送信すべき上りデータが発生した場合には、無線基地局eNB#1によって移動局UEに対してPUCCH-SRが割り当てられている場合であっても、無線基地局eNB#1によって割り当てられたPUCCH-SRを用いて無線基地局eNB#1に対してSRを送信せず、無線基地局eNB#10によって割り当てられたPUCCH-SRを用いて無線基地局eNB#10に対してSRを送信する、或いは、無線基地局eNB#10との間でRA手順を起動するように構成されており、所定期間、無線基地局eNB#10によって移動局UEに対してリソースが割り当てられない場合に、無線基地局eNB#1に対して、無線基地局eNB#1によって割り当てられたPUCCH-SRを用いてSRを送信する、或いは、無線基地局eNB#1との間でRA手順を起動するように構成されていることを要旨とする。
本実施形態の第10の特徴は、移動局UEが無線基地局eNB#1配下のセル#1及び無線基地局eNB#10配下のセル#10を介して「Inter-site CA」を行うことができるように構成されている移動通信システムにおいて無線基地局eNB#1として動作可能な無線基地局eNBであって、移動局UEと無線基地局eNB#1との間でベアラ#A/LCH#Aが設定されており、移動局UEと無線基地局eNB#10との間でベアラ#B/LCH#Bが設定されており、無線基地局eNB#1によって移動局UEに対してPUCCH-SRが割り当てられており、移動局UEにおいてベアラ#B/LCH#Bにて送信すべき上りデータが発生した場合、移動局UEから、PUCCH-SRを用いてSRを受信した後、移動局UEに対して、「UL grant」を通知するように構成されており、移動局UEから、かかる「UL grant」で指定されたPUSCHを用いて、ベアラ#B/LCH#Bにおけるバッファ滞留量を受信した際に、無線基地局eNB#10に対して、かかるバッファ滞留量を通知するように構成されていることを要旨とする。
なお、ベアラと無線基地局(或いは、セル)との関連付けは、RRCレイヤで通知されてもよいし、PDCPレイヤやRLCレイヤやMACレイヤや物理レイヤ等の任意のレイヤで通知されてもよい。
なお、上述の移動局UEや無線基地局eNB#1/#10の動作は、ハードウェアによって実施されてもよいし、プロセッサによって実行されるソフトウェアモジュールによって実施されてもよいし、両者の組み合わせによって実施されてもよい。
ソフトウェアモジュールは、RAM(Random Access Memory)や、フラッシュメモリや、ROM(Read Only Memory)や、EPROM(Erasable Programmable ROM)や、EEPROM(Electronically Erasable and Programmable ROM)や、レジスタや、ハードディスクや、リムーバブルディスクや、CD-ROMといった任意形式の記憶媒体内に設けられていてもよい。
かかる記憶媒体は、プロセッサが当該記憶媒体に情報を読み書きできるように、当該プロセッサに接続されている。また、かかる記憶媒体は、プロセッサに集積されていてもよい。また、かかる記憶媒体及びプロセッサは、ASIC内に設けられていてもよい。かかるASICは、移動局UEや無線基地局eNB#1/#10内に設けられていてもよい。また、かかる記憶媒体及びプロセッサは、ディスクリートコンポーネントとして移動局UEや無線基地局eNB#1/#10内に設けられていてもよい。
以上、上述の実施形態を用いて本発明について詳細に説明したが、当業者にとっては、本発明が本明細書中に説明した実施形態に限定されるものではないということは明らかである。本発明は、特許請求の範囲の記載により定まる本発明の趣旨及び範囲を逸脱することなく修正及び変更態様として実施することができる。従って、本明細書の記載は、例示説明を目的とするものであり、本発明に対して何ら制限的な意味を有するものではない。
eNB#1、eNB#10…無線基地局
UE…移動局
11、23…受信部
12、22…送信部
21…管理部

Claims (10)

  1. 移動局が第1無線基地局配下の第1セル及び第2無線基地局配下の第2セルを介してキャリアアグリゲーションを行うことができるように構成されている移動通信システムにおける移動通信方法であって、
    前記移動局と前記第1無線基地局との間で第1論理チャネルが設定されており、該移動局と前記第2無線基地局との間で第2論理チャネルが設定されており、該第1無線基地局によって該移動局に対してスケジューリング要求送信用リソースが割り当てられており、該移動局において該第2論理チャネルにて送信すべき上りデータが発生した場合、該移動局が、該スケジューリング要求送信用リソースを用いて該第1無線基地局に対してスケジューリング要求を送信する工程と、
    前記第1無線基地局が、前記移動局に対して、バッファ滞留量送信用リソースを通知する工程と、
    前記移動局が、前記バッファ滞留量送信用リソースを用いて、該第1無線基地局に対して、前記第2論理チャネルにおけるバッファ滞留量を送信する工程と、
    前記第1無線基地局が、前記第2無線基地局に対して、前記第2論理チャネルにおけるバッファ滞留量を通知する工程と、
    前記第2無線基地局が、前記バッファ滞留量の受信に応じて、前記移動局に対して、前記上りデータを送信するためのリソースを割り当てる工程とを有することを特徴とする移動通信方法。
  2. 移動局が第1無線基地局配下の第1セル及び第2無線基地局配下の第2セルを介してキャリアアグリゲーションを行うことができるように構成されている移動通信システムにおける移動通信方法であって、
    前記移動局と前記第1無線基地局との間で第1論理チャネルが設定されており、該移動局と前記第2無線基地局との間で第2論理チャネルが設定されており、該第1無線基地局及び該第2無線基地局の各々によって該移動局に対してスケジューリング要求送信用リソースが割り当てられており、該移動局において該第2論理チャネルにて送信すべき上りデータが発生した場合、該移動局が、該第1無線基地局によって割り当てられた該スケジューリング要求送信用リソースを用いて該第1無線基地局に対してスケジューリング要求を送信せず、該第2無線基地局によって割り当てられた該スケジューリング要求送信用リソースを用いて該第無線基地局に対してスケジューリング要求を送信する工程と、
    前記第2無線基地局が、前記移動局に対して、バッファ滞留量送信用リソースを通知する工程と、
    前記移動局が、前記バッファ滞留量送信用リソースを用いて、該第2無線基地局に対して、前記第2論理チャネルにおけるバッファ滞留量を送信する工程と、
    前記第2無線基地局が、前記バッファ滞留量に応じて、前記移動局に対して、前記上りデータを送信するためのリソースを割り当てる工程とを有することを特徴とする移動通信方法。
  3. 移動局が第1無線基地局配下の第1セル及び第2無線基地局配下の第2セルを介してキャリアアグリゲーションを行うことができるように構成されている移動通信システムにおける移動通信方法であって、
    前記移動局と前記第1無線基地局との間で第1論理チャネルが設定されており、該移動局と前記第2無線基地局との間で第2論理チャネルが設定されており、該第1無線基地局によって該移動局に対してスケジューリング要求送信用リソースが割り当てられており、前記第2無線基地局によって該移動局に対してスケジューリング要求送信用リソースが割り当てられておらず、該移動局において該第2論理チャネルにて送信すべき上りデータが発生した場合、該移動局が、該第1無線基地局によって割り当てられた該スケジューリング要求送信用リソースを用いて該第1無線基地局に対してスケジューリング要求を送信せず、該第2無線基地局との間でランダムアクセス手順を開始する工程と、
    前記第2無線基地局が、前記ランダムアクセス手順において、前記移動局に対して、バッファ滞留量送信用リソースを通知する工程と、
    前記移動局が、前記バッファ滞留量送信用リソースを用いて、該第2無線基地局に対して、前記第2論理チャネルにおけるバッファ滞留量を送信する工程と、
    前記第2無線基地局が、前記バッファ滞留量に応じて、前記移動局に対して、前記上りデータを送信するためのリソースを割り当てる工程とを有することを特徴とする移動通信方法。
  4. 移動局が第1無線基地局配下の第1セル及び第2無線基地局配下の第2セルを介してキャリアアグリゲーションを行うことができるように構成されている移動通信システムにおける移動通信方法であって、
    前記移動局と前記第1無線基地局との間で第1論理チャネルが設定されており、該移動局と前記第2無線基地局との間で第2論理チャネルが設定されており、該第1無線基地局によって該移動局に対してスケジューリング要求送信用リソースが割り当てられており、該移動局において該第2論理チャネルにて送信すべき上りデータが発生した場合には、該第1無線基地局によって該スケジューリング要求送信用リソースが割り当てられている場合であっても、該移動局が、該第2無線基地局によって通知されたバッファ滞留量送信用リソースを用いて、該第2無線基地局に対して、前記第2論理チャネルにおけるバッファ滞留量を送信する工程と、
    前記第2無線基地局が、前記バッファ滞留量の受信に応じて、前記移動局に対して、前記上りデータを送信するためのリソースを割り当てる工程とを有することを特徴とする移動通信方法。
  5. 移動局が第1無線基地局配下の第1セル及び第2無線基地局配下の第2セルを介してキャリアアグリゲーションを行うことができるように構成されている移動通信システムにおいて該第2無線基地局として動作可能な無線基地局であって、
    前記移動局と前記第1無線基地局との間で第1論理チャネルが設定されており、該移動局と前記第2無線基地局との間で第2論理チャネルが設定されており、該第1無線基地局によって該移動局に対してスケジューリング要求送信用リソースが割り当てられており、該移動局において該第2論理チャネルにて送信すべき上りデータが発生した場合に、該移動局が、該スケジューリング要求送信用リソースを用いて該第1無線基地局に対してスケジューリング要求を送信した後、該第1無線基地局から、該第2論理チャネルにおけるバッファ滞留量を受信するように構成されている受信部と、
    前記バッファ滞留量の受信に応じて、前記移動局に対して、前記上りデータを送信するためのリソースを通知するように構成されている送信部とを具備することを特徴とする無線基地局。
  6. 第1無線基地局配下の第1セル及び第2無線基地局配下の第2セルを介してキャリアアグリゲーションを行うことができるように構成されている移動局であって、
    前記第1無線基地局との間で第1論理チャネルが設定されており、前記第2無線基地局との間で第2論理チャネルが設定されており、該第1無線基地局によって該移動局に対してスケジューリング要求送信用リソースが割り当てられており、該第2無線基地局によって該移動局に対してスケジューリング要求送信用リソースが割り当てられておらず、該第2論理チャネルにて送信すべき上りデータが発生した場合であっても、該第1無線基地局によって割り当てられた該スケジューリング要求送信用リソースを用いて該第1無線基地局に対してスケジューリング要求を送信せず、該第2無線基地局との間でランダムアクセス手順を開始するように構成されており、
    前記ランダムアクセス手順において、前記第2無線基地局によって通知されたバッファ滞留量送信用リソースを用いて、該第2無線基地局に対して、前記第2論理チャネルにおけるバッファ滞留量を送信するように構成されていることを特徴とする移動局。
  7. 第1無線基地局配下の第1セル及び第2無線基地局配下の第2セルを介してキャリアアグリゲーションを行うことができるように構成されている移動局であって、
    前記第1無線基地局との間で第1論理チャネルが設定されており、前記第2無線基地局との間で第2論理チャネルが設定されており、該第1無線基地局及び該第2無線基地局の各々によって前記移動局に対してスケジューリング要求送信用リソースが割り当てられており、該第2論理チャネルにて送信すべき上りデータが発生した場合、前記第1無線基地局によって割り当てられた該スケジューリング要求送信用リソースを用いて該第1無線基地局に対してスケジューリング要求を送信せず、該第2無線基地局によって割り当てられた該スケジューリング要求送信用リソースを用いて該第2無線基地局に対してスケジューリング要求を送信するように構成されており、
    前記第2無線基地局によって通知されたバッファ滞留量送信用リソースを用いて、該第2無線基地局に対して、前記第2論理チャネルにおけるバッファ滞留量を送信するように構成されていることを特徴とする移動局。
  8. 第1無線基地局配下の第1セル及び第2無線基地局配下の第2セルを介してキャリアアグリゲーションを行うことができるように構成されている移動局であって、
    前記第1無線基地局との間で第1論理チャネルが設定されており、前記第2無線基地局との間で第2論理チャネルが設定されており、該第2論理チャネルに該第2無線基地局が関連付けられており、該第2論理チャネルにて送信すべき上りデータが発生した場合には、該第1無線基地局によってスケジューリング要求送信用リソースが割り当てられている場合であっても、該第2無線基地局によって通知されたバッファ滞留量送信用リソースを用いて、該第2無線基地局に対して、前記第2論理チャネルにおけるバッファ滞留量を送信するように構成されていることを特徴とする移動局。
  9. 第1無線基地局配下の第1セル及び第2無線基地局配下の第2セルを介してキャリアアグリゲーションを行うことができるように構成されている移動局であって、
    前記第1無線基地局との間で第1論理チャネルが設定されており、前記第2無線基地局との間で第2論理チャネルが設定されており、該第2論理チャネルに該第2無線基地局が関連付けられており、該第2論理チャネルにて送信すべき上りデータが発生した場合には、該第1無線基地局によって前記移動局に対してスケジューリング要求送信用リソースが割り当てられている場合であっても、該第1無線基地局によって割り当てられた該スケジューリング要求送信用リソースを用いて該第1無線基地局に対してスケジューリング要求を送信せず、該第2無線基地局によって割り当てられた該スケジューリング要求送信用リソースを用いて該第2無線基地局に対してスケジューリング要求を送信する、或いは、該第2無線基地局との間でランダムアクセス手順を起動するように構成されており、
    所定期間、前記第2無線基地局によって該移動局に対してリソースが割り当てられない場合に、前記第1無線基地局に対して、該第1無線基地局によって割り当てられた前記スケジューリング要求送信用リソースを用いてスケジューリング要求を送信する、或いは、該第1無線基地局との間でランダムアクセス手順を起動するように構成されていることを特徴とする移動局。
  10. 移動局が第1無線基地局配下の第1セル及び第2無線基地局配下の第2セルを介してキャリアアグリゲーションを行うことができるように構成されている移動通信システムにおいて該第1無線基地局として動作可能な無線基地局であって、
    前記移動局と前記第1無線基地局との間で第1論理チャネルが設定されており、該移動局と前記第2無線基地局との間で第2論理チャネルが設定されており、該第1無線基地局によって該移動局に対してスケジューリング要求送信用リソースが割り当てられており、該移動局において該第2論理チャネルにて送信すべき上りデータが発生した場合に、該移動局から、該スケジューリング要求送信用リソースを用いてスケジューリング要求を受信した後、該移動局に対して、バッファ滞留量送信用リソースを通知するように構成されており、
    前記移動局から、前記バッファ滞留量送信用リソースを用いて、前記第2論理チャネルにおけるバッファ滞留量を受信した際に、前記第2無線基地局に対して、該バッファ滞留量を通知するように構成されていることを特徴とする無線基地局。
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