JP6486020B2 - 2,3−ブタンジオールの製造方法 - Google Patents
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Description
これに対し、本発明者らは、発酵生産物中のアセトインを化学変換によって2,3−ブタンジオールにまで押し切ることで高い収率で2,3−ブタンジオールを得ることができると考え、アセトインの2,3−ブタンジオールへの変換方法を検討した。その結果、アセトインは、水素ガス雰囲気下、不均一系金属触媒の存在下に還元処理することで、高い収率で2,3−ブタンジオールに変換できることを見出し、本発明に至った。
[1] 発酵法により得られた2,3−ブタンジオールと3−ヒドロキシ−2−ブタノンとを含む溶液中の3−ヒドロキシ−2−ブタノンを、水素ガス雰囲気下、ルテニウムを含有する不均一系金属触媒の存在下に還元反応させて、該3−ヒドロキシ−2−ブタノンを2,3−ブタンジオールに変換する2,3−ブタンジオールの製造方法であって、前記還元反応を、前記発酵法により得られた2,3−ブタンジオールと3−ヒドロキシ−2−ブタノンとを含む前記溶液中で行うことを特徴とする2,3−ブタンジオールの製造方法。
[2] 前記発酵法により得られた2,3−ブタンジオールと3−ヒドロキシ−2−ブタノンとを含む前記溶液が、微生物による発酵生産物を含むことを特徴とする上記[1]に記載の2,3−ブタンジオールの製造方法、
[3] 前記発酵生産物が、ピルビン酸、リンゴ酸、コハク酸、乳酸、フマル酸、酢酸、ギ酸、エタノール及びトレハロースから選ばれる少なくとも一つを含むことを特徴とする上記[2]に記載の2,3−ブタンジオールの製造方法、
[4] 2,3−ブタンジオールの製造方法であって、微生物の発酵により、3−ヒドロキシ−2−ブタノンと2,3−ブタンジオールとを含む混合物を得る微生物発酵工程と、水素ガス雰囲気下、ルテニウムを含有する不均一系金属触媒の存在下に前記混合物を原料として還元反応を行ない、前記3−ヒドロキシ−2−ブタノンを2,3−ブタンジオールに変換する化学変換工程と、を含むことを特徴とする2,3−ブタンジオールの製造方法、
に存する。
特に、本発明によれば、糖類等のバイオマス原料から微生物発酵を経て2,3−ブタンジオールを製造する際に、発酵工程で副生するアセトインを2,3−ブタンジオールに変換することで、高い収率で2,3−ブタンジオールを製造することが可能となる。さらに発酵生産物中のアセトインを除去できることから2,3−ブタンジオールの純度も向上し、アセトインを分離する工程や装置が省略可能となり、設備や製造効率の面でも有利である。また微生物発酵により得られた2,3−ブタンジオールを、各種合成樹脂の原料モノマー等として使用する場合も、アセトインを含有しないことで、ポリマーの重合度に悪影響を及ぼすことなく所望の合成樹脂を製造できるという利点も有する。
は、本発明の実施態様の一例(代表例)であり、本発明はこれらの内容に限定されるもの
ではなく、その要旨の範囲内で種々変形して実施することができる。
本発明においては、後述の本発明の触媒の存在下、原料に含まれる水素ガス雰囲気下に、原料中の3−ヒドロキシ−2−ブタノン、例えば発酵生産物中のアセトインを還元反応させて、3−ヒドロキシ−2−ブタノン(アセトイン)のカルボニル基を水素化することにより2,3−ブタンジオールを製造する。
なお本明細書において、微生物発酵により、発酵生産物として3−ヒドロキシ−2−ブタノン(アセトイン)と2,3−ブタンジオールとを含む混合物を得る工程を、「微生物発酵工程」という。
この場合、この発酵生産物は、通常、3−ヒドロキシ−2−ブタノン及び2,3−ブタンジオールの他、ピルビン酸、リンゴ酸、コハク酸、乳酸、フマル酸、酢酸、ギ酸、エタノール及びトレハロースから選ばれる少なくとも一つを含んでいてもよい。特に、2,3−ブタンジオールを発酵法で得る際にピルビン酸を経由することから、発酵生産物中にはピルビン酸が含まれる可能性が高い。本発明では、このような発酵生産物を含む混合物も2,3−ブタンジオールの製造原料として用いることができる。
前記微生物発酵時の培養液の温度は、特に限定はされず、通常30℃以上、好ましくは35℃以上、通常45℃以下である。
前記微生物発酵に要する時間は、特に限定はされず、通常1時間以上、好ましくは3時間以上であり、通常168時間以下、好ましくは72時間以下である。
本発明の製造方法では、水素ガス雰囲気下、不均一系金属触媒(以下、「本発明の触媒」ということがある。)の存在下に、3−ヒドロキシ−2−ブタノン(アセトイン)を2,3−ブタンジオールに還元する。なお本発明において前記アセトインを還元する工程を、「化学変換工程」ということがある。
金属を2種類以上用いる場合は、その組み合わせは特に限定されず、それぞれの金属が触媒活性を有するもの(共触媒)でも、1種類以上の金属の触媒活性を向上させるもの(助触媒)であってもよいが、これらのうち助触媒が好ましい。
例えば、ルテニウムとルテニウム以外の助触媒金属として、鉄、オスミウム、コバルト、ロジウム、イリジウム、ニッケル、パラジウム、銅、スズ、白金等を用いる場合、ルテニウム以外の金属の含有率は特に限定されず、その金属のもたらす役割により、適宜最適化して使用することができる。上記の助触媒金属としては白金が好ましい。
本発明における3−ヒドロキシ−2−ブタノン(アセトイン)から2,3−ブタンジオールへの還元反応は、溶媒を用いて行ってもよく、無溶媒でも行うことができる。還元反応に溶媒を用い、溶液中で還元処理を行う場合、用いる溶媒としては、特に限定されないが、通常、水;メタノール、エタノール、1,4−ブタンジオール、2,3−ブタンジオール、1,2−ブタンジオール、1,3−ブテンジオールなどのアルコール類;テトラヒドロフラン、ジオキサン、ジエチレングリコールジメチルエーテル等のエーテル類;ヘキサン、デカリンなどの炭化水素類;等が挙げられる。これらの溶媒は、単独でも2種類以上の混合溶媒としても用いることができる。特に微生物による2,3−ブタンジオールの発酵生産により得られた発酵生産物には、アセトインと共に目的物である2,3−ブタンジオールが含有されているため、2,3−ブタンジオールが溶媒成分の一つとなる。本発明において行われる還元反応は、2,3−ブタンジオールが生成物であり、溶媒成分の分離が必要ないことから、2,3−ブタンジオールを溶媒として含むものであることが望ましく、また前記微生物発酵工程で通常水性媒体を用いることから、水と2,3−ブタンジオールを溶媒として含むものがより望ましい。
本発明における還元反応においては、必要に応じて反応系に塩基を加えてもよい。
即ち、微生物による発酵生産物には、副生する有機酸が含まれているために酸性になっていることがある。このような酸性の発酵生産物を原料として用いると、アセトインの水酸基が水素化分解を起こす可能性があり、収率の低下を招く恐れがあるので、この酸の中和を目的に塩基を加えてもよい。
本発明における還元反応の反応温度は特に限定されないが、通常20℃以上、好ましくは50℃以上、通常350℃以下、好ましくは250℃以下である。還元反応を前記温度範囲内で行うことにより、高い触媒活性が得られ、生産性が向上する。
また前記培養液中に含まれる2,3−ブタンジオールは、そのまま用いても分離・回収して用いてもよいが、分離・回収せずにそのまま前記化学変換工程に用いることが好ましい。本発明で用いる溶媒について記載した通り、2,3−ブタンジオールは前記化学変換工程における溶媒として用いることができるため、分離せずにそのまま用いることで、溶媒を追加する必要がないためである。この場合、前記化学変換工程に用いる培養液中に含まれる溶媒は、水と2,3−ブタンジオールが主な成分となる混合溶媒となる。
また前記化学変換工程において、アセトインを2,3−ブタンジオールに還元する反応を阻害する物質が含まれる場合、その阻害物質を除去する工程を含んでいてもよい。例えば本発明で用いられる不均一系金属触媒の触媒活性を低下させるような不純物、具体的には含硫黄化合物や含窒素化合物等の成分を除去・精製する工程が挙げられ、その方法として、各種常法による除去・精製方法を用いることができる。
本発明における還元反応に使用される反応装置については、特に限定されないが、通常は高圧反応が可能なオートクレーブが使用される。反応には回分反応器の他、連続反応器の使用も可能であり、連続反応器では、触媒を反応器に充填し、原料液と水素含有ガスを流通させて、反応を行うこともできる。連続反応器の場合は、触媒の分離工程が不要であり、大量生産を行う場合は連続反応器を用いることが望ましい。
本発明の製造方法により得られた2,3−ブタンジオールは、その用途に応じて必要な純度まで精製される。即ち、例えば、還元反応生成物の2,3−ブタンジオール中にアセトインが残存する場合、このような2,3−ブタンジオールを各種合成樹脂の原料モノマーとして用いると、アセトインの残存で得られる合成樹脂の物性が低下する可能性がある。このため、還元反応生成物は、必要に応じて、更に精製を行って2,3−ブタンジオールの純度を高めることが好ましい。この場合の、精製方法として、一般的には蒸留法が選択される。また、高分子膜やゼオライト膜などによる膜分離処理で、蒸留工程を省く、もしくは簡便な条件にすることもできる。
<GC測定条件>
装置 : 島津製作所社製 GC−14A
カラム : Inertcap pure wax 0.3mm×50m 膜厚0.25μm
カラム温度 : 80℃から250℃まで
昇温速度 : 10℃/分
検出器 : FID
キャリアーガス: He
サンプル注入量: 0.4μl
ミクロオートクレーブ(70ml)に、3−ヒドロキシ−2−ブタノン(アセトイン)0.5g(5.7mmol)、1.5質量%Ru担持活性炭触媒を0.1g(アセトインに対しRuが0.3質量%)、2,3−ブタンジオール(溶媒)3g、及び攪拌子を、アルゴン雰囲気下で仕込んだ。前記ミクロオートクレーブを密閉後、100体積%水素ガスで内圧3MPaとした。前記ミクロオートクレーブを反応温度である150℃に設定した電気炉内に設置して昇温し、15分経過した時点を反応開始とした。反応開始から1時間経過後、ミクロオートクレーブを電気炉から取り出し、室温まで放冷後、残圧をパージした後、ミクロオートクレーブ中の反応液を全量回収した。
このGC測定用サンプルについて、上記条件によるGC分析を行い、アセトイン転化率及び2,3−ブタンジオール収率(アセトインのうち2,3−ブタンジオールに変換された割合)を求めた。結果を表1に示した。
触媒として3質量%Ru担持シリカ触媒を使用した以外は実施例1と同様の方法で反応を行ない、同様に得られた反応液のGC分析でアセトイン転化率及び2,3−ブタンジオール収率を求めた。結果を表1に示した。
Claims (4)
- 発酵法により得られた2,3−ブタンジオールと3−ヒドロキシ−2−ブタノンとを含む溶液中の3−ヒドロキシ−2−ブタノンを、水素ガス雰囲気下、ルテニウムを含有する不均一系金属触媒の存在下に還元反応させて、該3−ヒドロキシ−2−ブタノンを2,3−ブタンジオールに変換する2,3−ブタンジオールの製造方法であって、
前記還元反応を、前記発酵法により得られた2,3−ブタンジオールと3−ヒドロキシ−2−ブタノンとを含む前記溶液中で行うことを特徴とする2,3−ブタンジオールの製造方法。 - 前記発酵法により得られた2,3−ブタンジオールと3−ヒドロキシ−2−ブタノンとを含む前記溶液が、微生物による発酵生産物を含むことを特徴とする請求項1に記載の2,3−ブタンジオールの製造方法。
- 前記発酵生産物が、ピルビン酸、リンゴ酸、コハク酸、乳酸、フマル酸、酢酸、ギ酸、エタノール及びトレハロースから選ばれる少なくとも一つを含むことを特徴とする請求項2に記載の2,3−ブタンジオールの製造方法。
- 2,3−ブタンジオールの製造方法であって、
微生物の発酵により、3−ヒドロキシ−2−ブタノンと2,3−ブタンジオールとを含む混合物を得る微生物発酵工程と、
水素ガス雰囲気下、ルテニウムを含有する不均一系金属触媒の存在下に前記混合物を原料として還元反応を行ない、前記3−ヒドロキシ−2−ブタノンを2,3−ブタンジオールに変換する化学変換工程と、
を含むことを特徴とする2,3−ブタンジオールの製造方法。
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