JP6485788B1 - 提示装置、提示方法及びプログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】利用者への必要情報の提示性に優れる提示装置、提示方法及びプログラムを提供すること。【解決手段】本発明の提示装置は、利用者に関する情報を受信する受信部と、前記受信部で受信する情報に基づいて、必要情報を時系列に提示する提示部と、を備える。【選択図】図1

Description

本発明は、提示装置、提示方法及びプログラムに関する。
現代人の多くが何らかの睡眠障害を有しているといわれている。睡眠不足は、生活の質(QOL:Quality of Life)や生産性の低下につながり、能力を低下させ、より深刻な場合では、うつ病などの精神疾患につながるだけでなく、命にかかわる病気のリスクを高めることが分かっている。また、日々わずかな睡眠不足でも、その睡眠不足が積み重なること(いわゆる睡眠負債)により、命にかかわる病気のリスクを高め、日々の生活の質が下がる。
このように、睡眠不足が企業活動や生活に与える影響は想像以上に深刻なものであることが解明されてきており、これに対応して、睡眠状態を判定・改善する方法が種々提案されている。例えば、特許文献1では、複数のセンサ類からの睡眠情報を取得する睡眠情報取得部を備え、データベースのアドバイス情報のうち、睡眠情報に基づいて睡眠の状況を改善するに適したものを選択し、この選択の中からユーザにとって難易度が最も低いものを出力対象に設定する情報処理ブロックを備え、この出力対象となるアドバイス情報をモニタに出力する表示制御部を備えた睡眠改善装置が提案されている。
特許文献1に開示される発明によれば、睡眠改善に適した複数のアドバイス情報のうち、ユーザにとって最も難易度の低いものを情報処理手段が出力することになるため、ユーザはアドバイス情報を容易に実践して睡眠の改善を図ることが可能となるとしている。
特開2009−233027号公報
しかしながら、従来の発明では、ユーザ(利用者)の睡眠情報等に基づいて睡眠状況に問題があるか否かを判定し、その結果や改善手法の提示を行うものの、どのように提示すればユーザの行動の改善につながるかが考慮されていない(特許文献1の発明は、容易に実践できるものを提示する提示内容に関する発明、換言すると何を提示すれば効果的であるかを考慮した発明であり、どのように提示すれば効果的であるかについては考慮されていない)。
本発明は、上記課題を鑑みてなされたものであり、利用者への必要情報の提示性に優れる提示装置、提示方法及びプログラムを提供することを目的とする。
上記の課題を解決すべく、本発明の提示装置は、利用者に関する情報を受信する受信部と、前記受信部で受信する情報に基づいて、必要情報を時系列に提示する提示部と、を備える。
本発明によれば、利用者への必要情報の提示性に優れる提示装置、提示方法及びプログラムを提供することができる。
実施形態に係るユーザ端末を備えたシステムの概略構成図の一例である。 実施形態に係るユーザ端末の機能構成図の一例である。 実施形態に係るデバイスの機能構成図の一例である。 実施形態に係るサーバの機能構成図の一例である。 実施形態に係るユーザ端末の記憶装置に格納されるデータベースの一例である。 実施形態に係るユーザ端末が備える表示装置に表示(提示)される表示画面の一例である。 実施形態に係るデバイスが備える表示装置に表示(提示)される表示画面の一例である。 実施形態に係るユーザ端末を備えるシステムの動作の一例を示すフローチャートである。 実施形態に係るユーザ端末を備えるシステムの動作の一例を示すフローチャートである。 実施形態に係るユーザ端末を備えるシステムの動作の一例を示すフローチャートである。 (a)は、実施形態に係るユーザ端末が備える表示装置に表示(提示)される表示画面の一例、(b)は、実施形態に係るデバイスが備える表示装置に表示(提示)される表示画面の一例である。
(実施形態)
以下、図面を参照して本発明の実施形態について説明する。なお、本発明の睡眠には、「仮眠」及び「本睡眠」が含まれる。ここで、一般的には、「仮眠」とは睡眠を補う意味での日中の数分から2〜3時間程度の睡眠のことをいい「本睡眠」とは夜間の数時間程度の睡眠のことをいうが、例えば、夜勤等により昼夜の生活が逆転しているようなユーザ(利用者)の場合は、夜間に「仮眠」が行われ、日中に「本睡眠」が行われることもある。また「必要情報」とは、ユーザの睡眠を改善するために必要な情報のことであり、例えば、ユーザの睡眠を改善するための助言や案内(アンケート等)の他、会議や出張等、ユーザの行動スケジュールに含まれるイベント等の情報が含まれる。
(システムの構成)
初めに、図1を参照して本実施形態に係るユーザ端末3(提示装置)を備えたシステム1の構成について説明する。システム1は、センサ群2と、ユーザ端末3と、デバイス4と、サーバ5とを備える。ユーザ端末3及びサーバ5は、ネットワーク6により接続されている。また、センサ群2及びデバイス4は、ユーザ端末3と無線通信又は有線通信により通信可能に接続されている。
(センサ群2)
センサ群2は、ユーザ(利用者)の睡眠に関する情報、例えば、脈拍、血圧、体温、脳波、眼電位、筋電位、体動、心拍数、いびき、呼吸など人体から取得できるバイタルデータや、室内の気温、湿度等の環境情報などを検出する複数のセンサで構成される。センサ群2を構成する各センサは、検出した情報に識別子を付与してユーザ端末3へと出力する。なお、本実施形態では、センサ群2で検出される情報は、ユーザ端末3を介してサーバ5へと送信される構成となっているが、センサ群2で検出される情報をユーザ端末3を介さずにサーバ5へと送信する構成としてもよい。
センサ群2の上記記載は例示に過ぎず、現存及び将来的に開発・提供されるセンサのすべてが含まれる。例えば、センサ群2には、バイタルデータを検出するセンサ群2として人体に取り付けた状態で高精度な睡眠データを計測できるデバイスのみならず、人体に取り付けないで(皮膚に接触しない状態で)に脳波、眼電位、筋電位等に並ぶ高精度な睡眠データを計測できるデバイス等や人体に埋め込んで使用するデバイス等が含まれてもよい。
(ユーザ端末3)
図2は、ユーザ端末3(提示装置)の構成図である。ユーザ端末3は、通信部301と、記憶装置302と、入力装置303と、表示装置304と、記憶部305と、入力受付部306と、表示部307(提示部)と、通知部308と、制御部309とを備える。ユーザ端末3は、例えば、スマートフォン及びタブレット端末等の携帯端末、テレビ、スマートテレビ、デスクトップPC、ノートPC等の表示画面を有するデバイスである。ユーザ端末3は、図示しないCPU(Central Processing Unit)、RAM(Random Access Memory)、ROM(Read Only Memory)、RTC(Real-Time Clock)、GPS(Global Positioning System)センサ等を備え、CPUがプログラムを実行することにより、図2に示す機能が実現される。また、ユーザ端末3は、図示しないカメラ、スピーカ、マイク等を備える。
通信部301は、サーバ5から送信される情報、例えば、表示装置304へ表示(提示)させるための情報等をネットワーク6を介して受信する。また、通信部301は、入力装置303で受け付けた入力内容等の情報を、ネットワーク6を介してサーバ5へ送信する。また、通信部301は、センサ群2で検出される情報を受信する。また、通信部301は、センサ群2で検出される情報をサーバ5へ送信する。また、通信部301は、デバイス4へ提示する情報を送信する。
記憶装置302は、例えば、HDD(Hard Disk Drive)や半導体記憶装置(SSD(Solid State Drive)等)、ROM、RAM等である。記憶装置302には、ユーザ端末3の識別子やプログラム等が格納されている。
入力装置303は、例えば、キーボード、マウス、タッチパネル等である。ユーザは、入力装置303を操作して、ユーザ登録、ログイン、質問の回答、属性情報等を入力することができる。入力装置303からは、ユーザの入力操作に対応する信号が出力されて入力受付部306で受け付けられる。
表示装置304は、例えば、液晶ディスプレイ、プラズマディスプレイ、有機ELディスプレイなどであるが、表示可能であれば他の装置や機器あってもよい。表示装置304は、表示部307により制御され、ユーザに必要情報の提示に利用されるほか、ユーザ登録画面、ログイン画面、回答入力画面、属性情報入力画面等が表示される。
記憶部305は、記憶装置302を制御し、記憶装置302への情報の書き込み、読み出し、消去等を行う。
入力受付部306は、入力装置303から出力される信号を受け付ける。
表示部307(提示部)は、表示装置304を制御する。表示部307は、例えば、表示装置304に必要情報、ユーザ登録画面、ログイン画面、回答入力画面、属性情報入力画面等を表示させる。なお、表示部307の制御により表示装置304に表示される画面については、図6を参照して詳述する。
通知部308は、表示部307が表示装置304に提示する必要情報を更新する旨を通知する。
制御部309は、ユーザ端末3を制御する。
(デバイス4)
デバイス4は、ユーザ端末3と連携して、必要情報を提示するウエアラブルデバイスであり、図示しないCPU(Central Processing Unit)、RAM(Random Access Memory)、ROM(Read Only Memory)、RTC(Real-Time Clock)等を備え、CPUがプログラムを実行することにより、次に説明する図3に示す機能が実現される。
図3に示すように、デバイス4は、通信部401と、記憶装置402と、表示装置403と、記憶部404と、表示部405と、制御部406とを備える。通信部401は、ユーザ端末3の通信部301と無線通信を行い、ユーザ端末3から送信される情報を受信する。
記憶装置402は、例えば、半導体記憶装置(SSD(Solid State Drive)等)、ROM、RAM等である。記憶装置402には、デバイス4の識別子やプログラム等が格納されている。
表示装置403は、例えば、液晶ディスプレイ、プラズマディスプレイ、有機ELディスプレイなどである。表示装置403は、表示部405により制御され、ユーザへの必要情報の提示に利用される。
記憶部404は、記憶装置402を制御し、記憶装置402への情報の書き込み、読み出し、消去等を行う。
表示部405は、表示装置403を制御する。表示部405は、ユーザ端末3から送信される情報に基づいて、表示装置403に必要情報を表示させる。なお、表示部405の制御により表示装置403に表示される画面については、図7を参照して詳述する。
制御部406は、デバイス4を制御する。
(サーバ5)
図4は、サーバ5の構成図である。サーバ5は、通信部501と、記憶装置502と、情報取得部503と、判定部504と、学習部505と、助言提示部506と、質問抽出部507と、制御部508とを備える。サーバ5は、図示しないCPU(Central Processing Unit)、RAM(Random Access Memory)、ROM(Read Only Memory)、RTC(Real-Time Clock)等を備え、CPUがプログラムを実行することにより、図4に示す機能が実現される。
通信部501は、ネットワーク6を介してユーザ端末3から送信される情報を受信する。この情報には、ユーザが入力装置303を使用して入力した情報、例えば、ユーザ登録をする際に入力される属性情報、ログイン時に入力される情報、睡眠に関する質問への回答、行動スケジュール等の睡眠状態判定に必要となる情報が含まれる。また、通信部501は、ネットワーク6を介してユーザ端末3へ、質問、助言、判定結果の情報等を送信する。
図5は、記憶装置502に格納されるデータベース(以下、DBともいう)を示す図である。記憶装置502は、例えば、HDD(Hard Disk Drive)や半導体記憶装置(SSD(Solid State Drive))であり、図5に示すように、属性DB1、質問DB2、睡眠ログDB3、学習DB4、行動スケジュールDB5及び助言DB6が格納されている。
なお、本実施形態では、これらDB1〜DB6は、記憶装置502に格納されているが、コンピュータ読み取り可能な外部記憶媒体(例えば、USBメモリや外付けHDD)に記憶されていてもよいし、ネットワーク6を介して他のコンピュータやサーバ等から読出可能及び/又は書込可能に構成されていてもよい。
属性DB1には、情報取得部503により取得されるユーザの属性情報、例えば、識別番号(ID)、年齢、性別、職業、連絡先、住所、生活パタン(就寝時間帯、食事の時間帯)、習慣(飲酒・喫煙の有無)等、ユーザの睡眠状態の判定に必要な属性情報が各ユーザの識別番号に関連付けて格納されている。
質問DB2には、睡眠に対するユーザの主観情報を取得するための質問が複数格納されている。質問DB2に格納された質問には、例えば、「眠気を感じますか?」、「仕事に集中できましたか?」等、起床中の眠気や生産性に関する質問等が含まれる。
睡眠ログDB3には、情報取得部503で取得される情報、すなわち、センサ群2で検出されるユーザの睡眠に関する情報(客観情報)、及びユーザの睡眠に関する質問への回答(主観情報)等が各ユーザの識別番号に関連付けて格納されている。
なお、睡眠ログDB3には、ユーザのカテゴリ毎に分類された状態で情報が格納されることが好ましい。カテゴリ毎にユーザの睡眠に関する情報を睡眠ログDB3に格納することで、生活パタンや勤務状態の類似するユーザの睡眠状態を比較・考慮して、ユーザの睡眠状態を判定したり、助言を行うことができる。このため、ユーザの個々人の状況及び状態に合わせた判定・助言を行うことができる。
なお、分類されるカテゴリの定義は任意であるが、例えば、後述の行動スケジュールが類似するユーザ同士に分類してもよい。職業や勤務企業の業種で分類する場合、総合職や事務職で勤務状態が異なる場合にも同じカテゴリに分類されてしまうが、行動スケジュールに基づいて分類を行うことで、各ユーザの勤務状態の実態に適合した分類を行うことができる。
具体的には、属性情報に含まれる勤務先の情報や行動スケジュール(行動スケジュールのうち、特に、行動予定の情報)に含まれている勤務状況等に基づいて、ユーザを所定のカテゴリに分類する。この分類先のカテゴリとしては、例えば、シフト勤務のユーザ、時差のある出張に出かけるユーザ、突発的な夜勤や勤務のあるユーザなど、任意にカテゴリを設定することができる。また時差のある出張に出かけるユーザの場合でも、長期滞在であるか短期滞在(例えば1週間以内)であるか等、さらに細かく設定するようにしてもよい。なお、突発的な夜勤や勤務であるかどうかは、行動スケジュールのうち行動履歴の所定期間(例えば、1ヵ月、2か月等)内に同様の夜勤や勤務があったかどうかにより判断することができる。
学習DB4には、睡眠状態を判定するための教師データと、学習部505により学習された睡眠状態の学習内容が各ユーザの識別番号に関連付けて格納されている。
行動スケジュールDB5には、情報取得部503により取得されたユーザの行動スケジュールが格納されている。なお、行動スケジュールDB5に格納される行動スケジュールのうち、現在時刻を過ぎていない予定については行動予定として行動スケジュールDB5に格納されるが、現在時刻を過ぎたものについては行動履歴として行動スケジュールDB5に格納される。具体的には、RTCから取得した現在時刻より先(未だ過ぎていないもの)の期間のものついては行動予定の情報として取り扱われ、RTCから取得した現在時刻より後(過ぎたもの)の期間のものついては行動履歴の情報として取り扱われる。
助言DB6には、助言提示部506によりユーザへ提示される助言、例えば、より良い睡眠状態を得るために実行が推奨される推奨情報、例えば、食事時間帯や入浴時間帯、定期的な運動、入眠前の過ごし方、睡眠時の環境等の情報が、その根拠と関連付けて格納されている。また、助言DB6には、より良い睡眠状態を得るために実行が推奨されない非推奨情報、例えば、食事、飲酒、入浴、仮眠等をしてはいけない時間帯等など、してはいけない行動や時間帯等の情報が、その根拠と関連付けて格納されている。なお、推奨情報及び非推奨情報の時間帯は、本睡眠や行動スケジュールに含まれるイベントから逆算する形で定義されている。換言すると、本睡眠やイベントの何時間前や何分前に、推奨情報を実行するか、非推奨情報を実行しないか、として定義されている。
また、記憶装置502には、その他、本実施形態に係る睡眠状態判定プログラム等が格納されている。
情報取得部503は、ユーザの属性情報、行動スケジュール、睡眠に関する質問への回答(主観情報)等、センサ群2での検出結果(客観情報)等、睡眠上チア判定に必要となる情報を取得する。情報取得部503で取得されたユーザの主観情報及び客観情報は、ユーザの識別番号ごとに睡眠ログDB3に格納される。
なお、これらの情報は、ユーザ端末3から定期的及び/又は不定期に送信される。なお、属性情報や行動スケジュールは、ユーザが所属する企業や会社のサーバ等から取得するようにしてもよいし、ユーザがユーザ端末3の入力装置303を操作して入力したものを取得するようにしてもよい。また、情報取得部503は、行動スケジュールに含まれるフライト番号や新幹線の予約内容から該当するフライトスケジュールや列車の運行スケジュールを取得するようにしてもよい。この場合、例えば、旅行会社、カレンダーのアプリケーションソフトウェアを提供する企業、鉄道事業者、運送事業者等の交通事業者、ホテルや旅館等の宿泊業者等が保有する顧客情報管理サーバから情報を取得する。
これにより、個人的な行動スケジュールだけでなく、就業(業務)に関する行動スケジュールを考慮したユーザの睡眠状態の判定及び助言を行うことができる。ここで、上記顧客情報管理サーバからの個人情報である行動スケジュールの取得は、API(Application Programming Interface)連携により取得するようにしてもよいし、ユーザの行動スケジュールに変更があると上記顧客情報管理サーバから変更部分の情報だけをサーバ5へ送信するようにしてもよい。
また、上記顧客情報管理サーバから自動的にユーザの行動スケジュールを取得する以外にも、旅行会社、カレンダーのアプリケーションソフトウェアを提供する企業、鉄道事業者、運送事業者等の交通事業者、ホテルや旅館等の宿泊業者等の(社員、アルバイト等を含む)就労者が、ユーザの予約内容を記入し、所定の宛先(例えば、サーバ5)へメールを送信すると、サーバ5でメールのテキスト情報を認識し、ユーザの行動スケジュールを取得して行動スケジュールDB5に格納するようにしてもよい。また、旅行会社、カレンダーのアプリケーションソフトウェアを提供する企業、鉄道事業者、運送事業者等の交通事業者、ホテルや旅館等の宿泊業者等の(社員、アルバイト等を含む)就労者が送信されたメールに含まれる行動スケジュールをサーバ5の管理者が入力して行動スケジュールDB5に格納するようにしてもよい。
属性情報は、ユーザの属性情報、例えば、識別番号(ID)、年齢、性別、職業、勤務パタン(日勤、夜勤、交代勤務等)、連絡先、住所、生活パタン(就寝時間帯、食事の時間帯)、習慣(飲酒・喫煙の有無)等の情報であり、ユーザへの睡眠の助言や睡眠状態の判定に必要な情報が含まれる。情報取得部503で取得されたユーザの属性情報は、ユーザの識別番号ごとに属性DB1に格納される。
行動スケジュールのうち、行動予定は、ユーザの今後の行動スケジュールであり、例えば、グループウェアのスケジュール機能を利用して入力された各ユーザの1日の予定、週間予定、月間予定、勤務パタン(日勤、夜勤、交代勤務等)等のスケジュール情報や勤務管理情報、フライトスケジュールである。この行動予定には、各曜日の勤務時間帯、外出予定(何年何月何日の何時〜何時まで等の情報)、出張予定(何年何月何日〜何年何月何日まで等の情報)、会議(何年何月何日の何時〜何時まで、及び出席者等の情報)、商談(何年何月何日の何時〜何時まで、出席者等の情報)等の予定が含まれる。また、外出や出張の場合には、外出先の情報(会社名、連絡先等の情報)、出張先の情報(会社名、連絡先等の情報)、宿泊先(ホテル名、電話番号、住所等の情報)、利用交通機関(フライト便番号等の情報)などの情報が含まれる。
また、上記行動予定がこれからのユーザの行動の予定であるのに対して、行動スケジュールの行動履歴は、今までのユーザの行動結果の情報であり、例えば、グループウェアのスケジュール機能を利用して入力された各ユーザの過去の1日の予定、週間予定、月間予定等のスケジュール情報や勤務管理情報等の情報である。また、初めは、行動予定として行動スケジュールDB5に格納されていたが、現在時刻を過ぎたため行動履歴と取り扱われる情報も含まれる。
また、情報取得部503は、行動スケジュールに含まれる商談、面談、会議等のイベントの重要度(優先度ともいう)に関する情報も取得する。この重要度は、ユーザが今後の行動スケジュールを入力する際に合わせて入力を行ってもよいし、イベントの重要度を自動で判定して各イベントに重要度の重み付け又はタグ(重要度「高」、「中」、「低」等)の付与を行うようにしてもよい。自動で重要度の重み付け又はタグを付与する場合、各ユーザの属性情報に基づいてイベントの重要度を自動で判定するようにしてもよい。
例えば、移動先が遠距離である場合、商社勤務やIT会社勤務であれば、移動中よりも移動先での商談、会議等の重要度が高いと考えられるが、航空会社や鉄道会社勤務であれば、移動中が勤務時間であると考えられ、移動先でのイベントよりも移動中のイベントがより重要であると考えられる。このように、ユーザの属性情報からイベントの重要度を判定して重み付け又はタグを付与する。また、ユーザによる重要度の修正を受け付けて、このユーザによる修正を機械学習により反映させる仕組みとしてもよい。情報取得部503で取得されたユーザの行動スケジュールは、ユーザの識別番号ごとに行動スケジュールDB5に格納される。
なお、情報取得部503で、ユーザの現在位置や移動先における天気、気温、湿度等の環境情報を取得するようにしてもよい。この場合、情報取得部503は、ユーザ端末3のGPSセンサで検出される位置情報を取得し、該位置情報に基づいて環境情報を取得すればよい。例えば、現在位置が東京であれば、東京の天気、気温、湿度等の環境情報をネットワーク6を介して取得する。また、情報取得部503は、行動スケジュールに含まれるユーザの移動先(出張先)における環境情報を取得するようにしてもよい。例えば、ユーザの行動予定として来週から1週間の海外出張が入力されている場合、出張先の滞在予定期間における天気、気温、湿度等の環境情報を取得する。
判定部504は、情報取得部503で取得されるユーザの行動スケジュールに含まれるイベントの重要度、質問に対する回答である主観情報、センサ群2で検出される客観情報、等に基づいてユーザの睡眠状態を判定する。
判定部504は、ユーザの睡眠に対して点数(スコア)を付与する。この判定部504による睡眠状態の点数化は、情報取得部503で取得される客観情報や主観情報に各々重みづけをして算出される値を合計したものを点数(スコア)として付与してもよく、分類されたカテゴリ毎に情報取得部503で取得される情報に各々重みづけをして算出される値を合計したものを点数(スコア)として付与してもよい。また後述する学習部505で学習したユーザ個々人の学習内容が反映されるようにしてもよい。
なお、本実施形態では、判定部504は、睡眠の判定を行うためリセットのタイミングとして本睡眠を基準としている。換言すると、判定部504は、本睡眠を1日の始まりとしている。すなわち、本実施形態では、本睡眠を基準として実際にユーザが睡眠を取得した時間帯に基づいて睡眠状態の判定を行う。本睡眠を基準として、睡眠状態の判定を行うことで、ユーザが時差を有する海外出張に出かけた場合や勤務時間帯が変化する交代勤務を行っている場合でも、有効に判定を行うことができる。
通常行われている所定の時刻(例えば、午前零時)を基準とした場合、時差がある場所へ行く際や交代勤務を行っており、通常の生活リズム(例えば、AM6:00に起床してPM11:00に寝る生活)とは異なる生活リズムで活動する必要がある場合に対応することができない。しかし、本睡眠を基準とすることで、このような通常の生活リズムとは異なる生活リズムで活動する必要がある場合にも対応することができ、効果的な判定を行うことができる。
学習部505は、判定部504で算出されるユーザの睡眠状態が、質問に対する回答、つまりユーザの睡眠に対する感覚に近づくようにユーザ各人の睡眠状態を学習する。なお、本実施形態では、予め学習DB4に格納されている教師データに基づいて情報取得部503で取得される情報からユーザの睡眠状態を算出する。次いで、算出された睡眠状態が、質問に対する回答、つまりユーザの睡眠に対する感覚に近づくように補正を行う。すなわち学習部505では、ユーザ各人に合わせて睡眠状態がカスタマイズされていく。
なお、本実施形態では、学習部505での睡眠状態の学習は、例えばベイズ推定等を用いた機械学習で行われており、入力とそれに対応すべき出力(人間の専門家が訓練例にラベル付けすることで提供されることが多いのでラベルとも呼ばれる)を写像する関数を生成する教師あり学習により睡眠状態を学習しているが、入力のみ(ラベルなしの例)からモデルを構築する教師なし学習、ラベルありの例とラベルなしの例をどちらも扱えるようにした半教師あり学習、周囲の環境を観測することでどう行動すべきかを学習する強化学習、関連する複数の問題について同時に学習させ、主要な問題の予測精度を向上させるマルチタスク学習のほか種々の手法を用いることができる。
なお、学習部505は、ユーザの属性に基づいて、ユーザの睡眠状態の学習内容を、ユーザとは異なる他のユーザの睡眠状態の学習内容に反映させるようにしてもよい。例えば、同じ企業に勤めるシフト勤務者(例えば、2交代制や3交代制など)のユーザAとユーザBとが存在する場合、先に(例えば半年前に)勤務をはじめ睡眠状態の学習が進んでいるユーザAの学習内容を勤務し始めて間もないユーザBへ反映させるようにしてもよい。また、同一の企業やシフトに勤務していなくともライフスタイル(例えば、職業、睡眠時間帯)が似ているユーザ同士において、あるユーザの睡眠状態の学習内容を、他のユーザの睡眠状態の学習内容に反映させるようにしてもよい。
助言提示部506は、情報取得部503で取得されるユーザの行動スケジュールに含まれるイベントの重要度、判定部504における睡眠状態の判定結果(スコア)や学習部505での学習内容に基づいて、ユーザへ睡眠状態を改善するための助言を、実行すべき日時とともに提示する。具体的には、助言提示部506は、より良い睡眠状態を得るための(判定部504スコアをアップさせるための)食事時間帯や入浴時間帯、定期的な運動、入眠前の過ごし方、睡眠時の環境、起きている時間の過ごし方等を、該助言を実行する日時とともにユーザ端末3へ送信するよう通信部501に指示する。なお、本実施形態では、助言提示部506は、判定部504と同様に睡眠の助言を行うためリセットのタイミングとして本睡眠を基準としている。効果については、判定部504の場合と同様である。また、助言提示部506は、行動スケジュールDB5から重要度(優先度)の高いイベントを抽出して、該イベントが実行される日時とともにユーザ端末3へ送信するよう通信部501に指示する。さらに、助言提示部506は、質問を回答すべき時間帯の情報をユーザ端末3へ送信するよう通信部501に指示する。
なお、判定部504における睡眠状態の判定結果が悪い場合(例えば、レベル1の場合)やユーザがユーザ端末3の入力装置303を操作して睡眠に関して助言を求めた場合に、助言提示部506は、ユーザへ睡眠状態を改善するための助言を、該助言を実行する日時とともに提示するように構成してもよい。その他、情報取得部503で取得されるユーザの行動予定からシフト勤務や海外出張等、ライフスタイルが変化することが予めわかっている場合、助言提示部506は、変化後のライフスタイルと属性が類似する他のユーザの学習内容に基づいて、より良い睡眠状態を得るための(判定部504のスコアをアップさせるための)助言を、該助言を実行する日時とともに提示するようにしてもよい。
質問抽出部507は、質問DB2からユーザへ提示する質問を抽出し、該抽出した質問を通信部501にユーザ端末3へ送信するように指示する。ユーザ端末3で受信された質問は睡眠に関するアンケートとして表示装置304に表示される。なお、アンケートには複数の質問が含まれることもあれば、1の質問しか含まれないこともある。
制御部508は、サーバ5を制御する。
図6は、実施形態に係るユーザ端末3が備える表示装置304に提示(表示)される表示画面の一例である。なお、図6は、RTCから取得される現在時刻が12月15日AM06:00である場合に表示装置304に表示される表示画面の例である。なお、以下の説明では、12月15日を現在日ともいう。
図6に示すように、表示部307は、画面の左右(横)方向(以下、第1の方向ともいう)に日時を所定期間に区分(図6に示す例では「日」)して時系列に表示させる。また、表示部307は、画面の上下(縦)方向(以下、第2の方向ともいう)に区分内における必要情報を時系列に表示させる。なお、図6に示す例では、表示部307は、第1の方向に日付を表示させ、第2の方向に各日付に含まれる必要情報を表示させているが、第2の方向に日付を表示させ、第1の方向に各日付に含まれる必要情報を表示させるようにしてもよい。また、第1,第2の方向は、各々厳密に縦方向及び横方向である必要はなく、第1の方向と第2の方とが同一又は異なる方向であってもよい。
より具体的には、表示部307は、RTCから取得される現在時刻に基づいて、画面701の上段枠702内に、第1の方向に8日分の日付702Aを表示させる。図6に示す例では、現在日である12月15日を含む12月14日(日)〜12月21日(日)が表示されている。ここで、図6に示す例では、表示部307は、現在日(12月15日)を含む前後8日を表示しているが、何日分を表示させるかは任意であり、例えば、8日分を初期設定として、ユーザが入力装置303を操作して何日分を表示させるか適宜変更できる構成としてもよい。また、図6に示す例では、表示部307は、現在日を起点とした過去1日分(12月14日)と、現在日以降の6日分(12月16日〜12月21日)を表示させているが、現在日を起点として過去何日分を表示させるか、及び/又は現在日以降何日分を表示させるかは任意である。
また、表示部307は、上段枠702内に行動スケジュール追加用のアイコン702Bを表示させる。ユーザがアイコン702Bをタップ操作すると、表示部307は、行動スケジュールを入力するための入力画面へと表示画面を遷移させる。ユーザが、該入力画面において、行動スケジュールに追加すべきイベント、例えば、出張や会議の情報を入力すると、該入力操作に対応する信号が入力装置303から出力される。該信号は、入力受付部306で受け付けられた後、通信部301からサーバ5へと送信される。なお、ユーザ端末3から送信される上記信号に含まれる情報が情報取得部503により取得される。
また、表示部307は、各日付に含まれる必要情報を第2の方向に表示させる。具体的には、表示部307は、各日付に含まれる必要情報を中段枠703内及び下段枠704内にラインL1に沿って時系列に第2の方向に表示させる。なお、ユーザが上段枠702内に表示された日付をタップ操作すると、該操作に対応する信号が入力装置303から出力される。該信号は、入力受付部306で受け付けられ、表示部307は、タップされた日付に含まれる必要情報を第2の方向に表示させる。なお、図6では、図示していないが、画面701を左右にスクロールすることで、画面701に表示される日付が変化する。具体的には、画面701を右側にスクロールすると14日以前の日付を画面に表示することができ、画面701を左側にスクロールすると21日以後の日付を画面に表示することができる。
図6に示す例では、現在日である12月15日の必要情報が第2の方向に表示されている。表示部307は、中段枠703内の左側部にセンサ群2により検出された前日における睡眠時間帯703A(図6に示す例では、23:10)を表示させ、中段枠703の中央部に睡眠時間703B(図6に示す例では6時間00分)を表示させ、中段枠703の右側部に睡眠の詳細を表示する画面へ移行するためのアイコン703Cを表示させる。ユーザがアイコン703Cをタップ操作すると、該入力操作に対応する信号が入力装置303から出力される。該信号は、入力受付部306で受け付けられ、表示部307は、入力受付部306で受け付けられた信号に基づいて、睡眠の詳細を表示する画面(例えば、睡眠の状態を示す指標(寝つき、眠りの深さ、規則性、中途覚醒、睡眠時間等))を表示させる。睡眠の詳細を示す場合、一般的には、ノンレム睡眠の時間、レム睡眠の時間、睡眠時間に対するノンレム睡眠の割合等の指標を提示するが、一般のユーザがそのような指標を理解することは難しく、指標がどうなれば睡眠が改善したかを理解することができない。しかし、睡眠の状態を示す指標を「寝つき」、「眠りの深さ」、「規則性」、「中途覚醒」、「睡眠時間」とすることにより一般のユーザも指標がどうなれば睡眠が改善したかを理解することが容易となる。
また、表示部307は、下段枠704内に現在時刻を起点として、ラインL1に沿って推奨情報及び非推奨情報の少なくとも一方を含む必要情報(助言、行動スケジュールに含まれるイベント、主観情報等を取得するために質問等の案内を含む情報)を時系列にラインL1に沿って第2の方向に表示させる。より具体的には、表示部307は、下段枠704内に、現在時刻を示すラインL2を表示させるとともに、ラインL2の下側に、ラインL1の左側に時刻704Aを1時間ごとに表示させ、ラインL2の下側、かつラインL1の右側の第1枠704B内に推奨情報(実行が推奨される情報)及び非推奨情報(実行が推奨されない情報)の少なくとも一方を含む助言、第2枠704C内にイベント、第3枠704D内に案内を各々表示させる。つまり、表示部307は、現在時刻を示すラインL2の下側に、現在時刻以降の必要情報を時系列に表示させる。また、表示部307は、ユーザ端末やアプリケーションソフトの再起動等により、必要情報を表示装置304に再表示(再提示)させる際に、現在時刻を起点として必要情報を時系列に表示させる。なお、図6では、図示していないが、画面701を下側にスクロールすることで、ラインL2が下側にスクロール(移動)されるとともに、ラインL2の上側に過去の必要情報が時系列に表示させる。これにより、ユーザは過去の履歴を確認することができる。
表示部307は、助言提示用の第1枠704B内に、助言を実行する時刻704B1、具体的な助言内容704B2、及び助言内容を表したアイコン704B3を表示させる。また、表示部307は、イベント提示用の第2枠704C内に、イベント(図6に示す例では、会議)の開始時刻704C1、具体的なイベント内容704C2を表示させる。なお、図6に示す例では、表示部307は、第2枠704C内にイベントの開始時刻だけを表示させているが、イベントの開始時刻及び終了時刻を表示させるようにしてもよい。さらに、表示部307は、案内用の第3枠704D内に、具体的な案内の内容704D2、及び案内内容を表したアイコン704D3を表示させる。
また、ユーザが第1枠704B又は第3枠704Dのいずれかをタップ操作すると、該操作に対応する信号が入力装置303から出力される。該信号は、入力受付部306で受け付けられ、表示部307は、タップされた第1枠704B又は第3枠704Dに関連付けられた画面を表示させる。例えば、ユーザが第1枠704Bをタップ操作すると、表示部307は、助言を実行したか否かを入力するための入力画面へと表示画面を遷移させる。ユーザが、該入力画面において、助言を実行したか否かを入力すると、該入力操作に対応する信号が入力装置303から出力される。該信号は、入力受付部306で受け付けられた後、通信部301からサーバ5へと送信される。また、表示部307は、第1枠704B〜第3枠704Dをユーザがタップ操作すると、既読済みとして、タップ操作した第1枠704B〜第3枠704D内の文字の色を変更して表示装置304に表示させる。なお、タップ操作した第1枠704B〜第3枠704D内の文字の色を変更する以外の態様により、既読済みであることを示すようにしてもよい。
また、ユーザが第3枠704Dをタップ操作すると、表示部307は、案内(図6に示す例では、アンケート)に対応する情報(図6に示す例では、アンケートの回答)を入力するための入力画面へと表示画面を遷移させる。ユーザが、該入力画面において、アンケート(質問)に対する情報(回答)を入力すると、該入力操作に対応する信号が入力装置303から出力される。該信号は、入力受付部306で受け付けられた後、通信部301からサーバ5へと送信される。なお、ユーザ端末3から送信される上記信号に含まれる情報が情報取得部503により取得される。
また、表示部307は、画面701の下側に、第1アイコン705A、第2アイコン705B、第3アイコン705Cを表示させる。第1アイコン705Aは、必要情報をタイムライン(時系列)表示させるためのアイコンである。ユーザが第1アイコン705Aをタップ操作すると、該入力操作に対応する信号が入力装置303から出力される。該信号は、入力受付部306で受け付けられる。表示部307は、入力受付部306で受け付けられた信号に基づいて、図6に示す画面へと表示画面を遷移させる。第2アイコン705Bは、睡眠傾向を表示させるためのアイコンである。ユーザが第2アイコン705Bをタップ操作すると、該入力操作に対応する信号が入力装置303から出力される。該信号は、入力受付部306で受け付けられる。表示部307は、入力受付部306で受け付けられた信号に基づいて、睡眠傾向を示す画面(例えば、日々の睡眠のスコアがグラフ表示された画面等)へと表示画面を遷移させる。第3アイコン705Cは、設定画面を表示させるためのアイコンである。ユーザが第3アイコン705Cをタップ操作すると、該入力操作に対応する信号が入力装置303から出力される。該信号は、入力受付部306で受け付けられる。表示部307は、入力受付部306で受け付けられた信号に基づいて、設定画面へと表示画面を遷移させる。
また、表示部307は、睡眠アイコン706を表示装置304へ表示させる。睡眠アイコン706は、睡眠をとる場合に利用する画面(睡眠入力)を表示させるためのアイコンである。ユーザが睡眠アイコン706をタップ操作すると、表示部307は、睡眠入力画面へと表示画面を遷移させる。ユーザが、該入力画面において、睡眠に関する情報、例えば、睡眠時間帯等を入力すると、該入力操作に対応する信号が入力装置303から出力される。該信号は、入力受付部306で受け付けられた後、通信部301からサーバ5へと送信される。なお、ユーザ端末3から送信される上記信号に含まれる情報が情報取得部503により取得される。なお、ユーザの睡眠時間や睡眠状態に関しては、センサ群2から取得が可能である。このため、睡眠アイコン706は補助的なものであり、睡眠アイコン706は必ずしも必須の構成ではない。従って、睡眠アイコン706を必ずしも表示装置304に表示させ無くてもよいし、設定で睡眠アイコン706を表示装置304に表示させるか否かをユーザが選択できるように構成されていてもよい。
なお、図6に示す画面では、ユーザに提示する必要情報(例えば、助言、イベント、案内等)が時系列に表示されていればよく、アイコン702B、703C、705A〜705C及び706等を表示する位置は、図6に示す位置に限られない。
また、表示部307は、助言を表示させる際に、助言に含まれる推奨情報と、非推奨情報とを異なる態様で表示させるようにしてもよい。また、表示部307は、複数の推奨情報又は複数の非推奨情報を連続して時系列に提示する場合、異なる態様で表示させるようにしてもよい。異なる態様で表示させる場合、例えば、表示の大きさ、表示の色、表示の形状、文章の文字数、文字のフォントを異なる態様とすることができる。また、表示部307は、必要情報を時系列に表示させる際に、必要情報を提示する根拠を関連付けて(例えば、同じ枠内に)表示させるようにしてもよい。
図7は、実施形態に係るデバイス4が備える表示装置403に提示(表示)される表示画面の一例である。図7に示すように、デバイス4の表示部405(図3参照)は、ユーザ端末3から送信される情報に基づいて、表示装置403に助言、イベント、案内等を表示させる。例えば、図7(a)は、表示部405が、ユーザ端末3から送信される情報に基づいて、12月15日7:00にミーティング(イベント)があることを表示装置403へ表示させた例を示した図である。図7(b)は、表示部405が、ユーザ端末3から送信される情報に基づいて、12月15日6:30に食事をとること(助言)を表示装置403へ表示させた例を示した図である。図7(c)は、表示部405が、ユーザ端末3から送信される情報に基づいて、12月15日6:50に移動(通勤)すること(イベント)を表示装置403へ表示させた例を示した図である。図7(d)は、表示部405が、ユーザ端末3から送信される情報に基づいて、12月15日8:00に運動すること(助言)を表示装置403へ表示させた例を示した図である。
なお、図7(a)では、文字によりユーザへの提示内容を現しているが、図7(b)〜図7(d)に示すように、アイコンによりユーザへの提示内容を現すようにしてもよい。また、図7(b)〜図7(d)では、アイコンによりユーザへの提示内容を現しているが、図7(a)に示すように、文字によりユーザへの提示内容を現すようにしてもよい。さらに、文字とアイコンを併用してユーザへの提示内容を現すようにしてもよい。また、通知部308が、表示部307が表示装置304に提示する必要情報を更新する旨をデバイス4に通知するようにしてもよい。この場合、デバイス4の表示部405は、ユーザ端末3から送信される必要情報を更新する旨の信号に基づいて、表示装置403に必要情報を更新する旨を表示させる。
図8〜図10は、実施形態に係るユーザ端末3を備えるシステム1の動作の一例を示すフローチャートである。以下、図8〜図10を参照してシステム1の動作の一例について説明する。
初めに、図8を参照して、実施形態に係るシステム1のユーザ登録の動作を示すフローチャートである。
(ステップS101)
初めにユーザUは、ユーザ端末3の入力装置303を操作してサーバ5へとアクセスし、本実施形態のアプリケーションソフト(以下、たんにアプリともいう)をダウンロード(以下、DLともいう)する。サーバ5の制御部508は、ユーザ端末3からアプリのDL要求を受け付けると、要求のあったユーザ端末3へ通信部301を介して記憶装置502に格納されているアプリの情報を送信する。ユーザ端末3では、通信部301を介して送信されるアプリの情報が通信部301で受信され、記憶装置302に格納される。
(ステップS102)
アプリのDLが完了すると、ユーザUは、ユーザ端末3の入力装置303を操作してDLしたアプリをインストールする。
(ステップS103)
次にユーザUは、ユーザ端末3の入力装置303を操作して属性情報(例えば、ニックネーム(ログインID)、連絡先(メールアドレスや電話番号)、パスワード等)を入力する。入力された属性情報は、入力受付部306で受け付けられ、ユーザ端末3の通信部301を介してユーザ端末3の識別子とともにサーバ5へ送信される。
(ステップS104)
サーバ5では、制御部508は、属性情報を受信したユーザ端末3に対してID(識別子)及びPW(パスワード)を発行する。制御部508により発行されたID及びPWは、通信部501を介してユーザ端末3へ送信される。ユーザ端末3では、サーバ5から送信されるID及びPWが通信部301で受信される。ユーザ端末3の記憶部305は、通信部301で受信したID及びPWを記憶装置302へ格納する。
(ステップS105)
サーバ5の情報取得部503は、通信部501で受信した属性情報を、ユーザ端末3の識別子、及び発行したID・PWに関連付けて記憶装置502の属性DB1に格納する。
なお、上記ユーザ登録においては、入力された属性情報でいったん仮登録を行い、登録されたメールアドレスへ招待用のURLを送り、該URLからアスセスすることで正式に登録する構成としてもよい。また、ユーザ登録を招待制としてもよい。招待制とすることで、使ってもらうユーザ層をコントロールすることができ、興味本位で登録だけのユーザが増えたり、運営側が意図しない(他のユーザを非難するような質の低い)ユーザが多数集まってしまう虞を排除することができる。このため、入口段階でサービスの印象が悪くなってしまい、ターゲットユーザが流れてきても定着しないという状況の発生を抑制することができる。ユーザ登録をAPI連携により、他のSNS(Facebook(登録商標)やTwitter(登録商標)など)を利用して行うようにしてもよい。
次に、図9を参照して、実施形態に係るサーバ5での動作の一例について説明する。
(ステップS201)
サーバ5の情報取得部503は、センサ群2で検出される情報をユーザ端末3から取得する。情報取得部503は、取得した情報を記憶装置502の睡眠ログDB3へ格納する。
(ステップS202)
サーバ5の情報取得部503は、ユーザの行動スケジュール(行動予定及び行動履歴)をユーザ端末3から取得する。情報取得部503は、取得した情報を記憶装置502の行動スケジュールDB5へ格納する。
(ステップS203)
質問抽出部507は、ユーザ端末3からの指示に基づいて、質問DB2からユーザへ提示する質問を抽出し、通信部501にユーザ端末3へ送信するように指示する。通信部501は、ネットワーク6を介してユーザ端末3へ抽出された質問を送信する。ユーザ端末3の通信部301で受信された質問は、表示部307により表示装置304にアンケート(質問)画面として表示される。
(ステップS204)
ユーザが、ユーザ端末3の入力装置303を操作して、質問への回答を行うと、該回答は、入力受付部306で受け付けられ、ユーザ端末3の通信部301からサーバ5へと送信される。サーバ5の通信部501は、ユーザ端末3から送信される回答を受信する。サーバ5の情報取得部503は、通信部501で受信された質問への回答情報(主観情報)を取得し、睡眠ログDB3へ格納する。
(ステップS205)
判定部504は、情報取得部503で取得されるユーザの行動スケジュールに含まれるイベントの重要度、センサ群2で検出される情報、及び質問への回答に等の情報に基づいてユーザの睡眠状態を判定する。具体的には、判定部504は、情報取得部503で取得される情報に各々重みづけをして算出される値を合計したものを、最高得点が100点となるように規格化して睡眠状態のスコアを算出する。さらに判定部504は、算出されたスコアに基づいて、睡眠状態のレベルを算出する。
(ステップS206)
学習部505は、センサ群2で検出される情報(客観情報)に基づいて算出されるユーザの睡眠状態が、質問への回答(主観情報)、つまりユーザの睡眠に対する感覚に近づくようにユーザ各人の睡眠状態を学習する。
(ステップS207)
助言提示部506は、必要情報をユーザ端末3へ送信させる。具体的には、助言提示部506は、情報取得部503で取得されるユーザの行動スケジュールに含まれるイベントの重要度、判定部504における睡眠状態の判定結果(スコア)等に基づいて、ユーザへ睡眠状態を改善するための助言を、その実行すべき日時とともにユーザ端末3へ送信するよう通信部501へ指示する。また、助言提示部506は、行動スケジュールDB5から重要度(優先度)の高いイベントを抽出して、該イベントが実行される日時とともにユーザ端末3へ送信するよう通信部501に指示する。さらに、助言提示部506は、質問を回答すべき時間帯の情報をユーザ端末3へ送信するよう通信部501へ指示する。通信部501は、助言提示部506からの指示に基づいて必要情報をネットワーク6を介してユーザ端末3へ送信する。
次に、図10を参照して、実施形態に係るユーザ端末3での提示の動作の一例について説明する。
(ステップS301)
ユーザ端末3の通信部301は、サーバ5から送信される必要情報、換言すると、助言提示部506から提示される助言、イベント、案内等の情報を受信する。
(ステップS302)
ユーザ端末3の表示部307は、RTCから現在時刻を取得する。
(ステップS303)
ユーザ端末3の表示部307は、通信部301で受信した必要情報及びRTCから現在時刻に基づいて、必要情報を表示装置304へ時系列に表示させる。具体的には、表示部307は、図6に示すように、現在時刻以降の必要情報を表示装置304に時系列に表示させる。
(ステップS304)
表示部307は、入力装置303が操作されたか、換言すると、入力受付部306でタップ操作に対応する信号が受け付けられたかを判定する。タップ操作に対応する信号が受け付けられていない場合、制御部309は、ステップS305の動作へ移行する。また、タップ操作に対応する信号が受け付けられている場合、制御部309は、ステップS307の動作へ移行する。
(ステップS305)
表示部307は、通信部301がサーバ5から新たな必要情報を受信しているか否か、換言すると、通信部301が更新情報を受信しているか否かを判定する。更新情報を受信している場合、制御部309は、ステップS306の動作へ移行する。
(ステップS306)
通知部308は、表示部307が表示装置304に提示する必要情報を更新する旨を通知する。具体的には、必要情報が更新された旨のPUSH通知(音(音声含む)や振動等で知らせるようにしてもよい)を行う。
(ステップS307)
表示部307は、入力受付部306でタップ操作に対応する信号に応じて、表示部307は、表示装置304に表示させる表示画面を遷移させる。なお、どの表示画面に遷移させるかは、図6を参照して説明したので重複する説明を省略する。
以上のように、本実施形態に係るユーザ端末3は、ユーザに関する情報を受信する通信部301と、通信部301で受信する情報に基づいて、必要情報を時系列に表示させる表示部307とを備える。このように、本実施形態では、主に睡眠に関する情報、例えば、より良い睡眠を取得するための助言、ユーザの睡眠状態をアンケートである案内、イベント等、ユーザにとって必要な必要情報が時系列に表示される。助言、イベント、案内等が所定のタイミングに単発で表示されると一覧性がなく、ユーザは、そのたびに助言、イベント、案内等の実行に追われることになるが、本実施形態のように時系列に表示することで、ユーザは、助言、イベント、案内を時系列に沿って順序良く認識することができ利便性が向上する。また、必要情報が時系列に提示されることで、助言、イベント、案内の因果関係(例えば、14時に会議があるので(根拠に該当)、「昼食を軽めにする」,「昼休みに15分程度の仮眠をとる」等の助言が提示されていること)を理解しやすくなり、ユーザが助言を実行するモチベーション(動機)が向上する。
また、本実施形態では、ユーザ端末3の表示部307は、2以上の必要情報を表示させる。換言すると表示部307は、1度に2以上の助言、イベント、案内等を時系列に表示させる。このため、ユーザは、複数の必要情報を一度に閲覧することができる。結果、ユーザは、ひと目で、所定期間に行うべき助言、イベント、案内等を認識することができる。
また、本実施形態では、ユーザ端末3の表示部307は、現在時刻以降の必要情報を表示する。このため、ユーザは、優先度の高い現在時刻以降の(これから実行するべき)助言、イベント、案内等を認識することができる。また、優先度の高い現在時刻以降の必要情報を表示することで、大きさが限られているスマートフォン等の画面を有効に利用して、ユーザに必要情報を表示することができる。
また、本実施形態では、必要情報は、推奨情報及び非推奨情報の少なくとも一方を含んでいる。このように、より良い睡眠状態を得るために実行が推奨される推奨情報と、実行が推奨されない非推奨情報とを表示することで、ユーザに対し、より効果的に、良い睡眠状態を得るための助言を行うことができる。
また、本実施形態では、ユーザ端末3の表示部307は、推奨情報と、非推奨情報とを異なる態様で表示する。これにより、ユーザは、実行が推奨される推奨情報と、実行が推奨されない非推奨情報とを容易に分けて認識することができる。この結果、ユーザが推奨情報と非推奨情報とを取り違えて認識する虞を低減することができる。また、本実施形態では、2以上の必要情報を時系列に表示するが、このような場合においても、推奨情報と非推奨情報とを容易に分けて認識することができる。
また、本実施形態では、ユーザ端末3の表示部307は、複数の推奨情報又は複数の非推奨情報を連続して時系列に表示する場合、異なる態様で表示する。これにより、ユーザは、推奨情報又は非推奨情報が続く時間帯を認識することができ、該時間帯に向けて集中力を高めることができ、より効果的に必要情報を実行することができる。
また、本実施形態では、ユーザ端末3の表示部307は、必要情報及び必要情報を表示する根拠を関連付けて表示する。必要情報に、その必要情報を行う根拠を関連付けて表示することで、ユーザが必要情報を実行する動機付けをすることができる。この結果、ユーザが必要情報を実行する確率が飛躍的に高まる。
また、本実施形態では、ユーザ端末3の表示部307は、必要情報を再表示する際に、現在時刻を起点として必要情報を時系列に表示する。このため、ユーザは、再起動、換言するとログインの度に、優先度の高い現在時刻以降の(これから実行するべき)助言、イベント、案内等を認識することができる。また、優先度の高い現在時刻以降の必要情報を表示することで、大きさが限られているスマートフォン等の画面を有効に利用して、ユーザに必要情報を表示することができる。
また、本実施形態のユーザ端末3は、ユーザ端末3の表示部307は、通信部301で受信する情報に基づいて、表示する必要情報を更新し、表示部307が表示する必要情報を更新すると、その旨を通知する通知部308を備える。つまり、本実施形態では、必要情報を更新されると、その旨が通知されるので、助言が更新された場合に、ユーザが気づかずに更新前の助言等を実行することを防止することができる。また、本実施形態では、複数の必要情報が時系列に表示されるため、ユーザが次に何を行うかを覚えているおり、ユーザ端末3に表示される助言等を確認せずに実行することが考えられるが、このようなことも防止することができる。
また、本実施形態のユーザ端末3は、横方向(第1の方向)に日時を所定期間に区分して時系列に表示させ、縦方向(第2の方向)に区分内における必要情報を時系列に表示させる。このため、どの日に何を行うのかが一目で把握することができ、一覧性に優れる。なお、本実施形態では、第1の方向を画面701の横方向(図6の横方向)、第2の方向を画面701の縦方向(図6の縦方向)としているが、第1,第2の方向は同一であってよいし、互いに異なる方向であってもよい。
また、本実施形態では、必要情報に睡眠に関する情報を含んでいるので、ユーザに対して睡眠に関する助言を適切に提示することができる。
また、本実施形態に係る提示方法は、通信部301が、利用者に関する情報を受信する工程と、表示部307が、通信部301で受信する情報に基づいて、必要情報を時系列に提示する工程と、を有する。
また、本実施形態に係るプログラムは、コンピュータを、利用者に関する情報を受信する通信部301と、通信部301で受信する情報に基づいて、必要情報を時系列に提示させる表示部307と、として機能させる。
(実施形態から抽出される発明)
なお、本実施形態からはさらに以下の発明が抽出される。以下、本実施形態から抽出される発明の特徴を説明するが、本発明の特徴は、上記実施形態及び下記抽出される発明に限定されるものではなく、本発明の特徴の目的を達成できる範囲での変形、改良等や、各特徴の組み合わせは本発明の特徴に含まれるものである。また、上記実施形態において説明した行動スケジュール、生活パタン及びライフログ等の情報は、行動情報に含まれるものである。
また、上記実施形態では、ユーザ端末3の表示装置304に表示させるイベントをサーバ5から送信する実施形態となっているが、ユーザがユーザ端末3の入力装置303を操作して入力した行動スケジュールを記憶装置302に格納しておき、記憶装置302から行動スケジュールに含まれるイベントを読み出してユーザ端末3の表示装置304に表示させるようにしてもよい。さらに、上記実施形態では、助言の生成及び質問の生成は、サーバ5で行っているが、助言の生成及び質問の生成をユーザ端末3で行うようにしてもよい。サーバ5の機能の一部又は全部をユーザ端末3に備えるようにしてもよい。
また、図6に示す例では、表示部307は、画面の上下(縦)方向(第2の方向)に必要情報を時系列に表示させているが、例えば、やるべきこと(ToDoリスト)と、その時間とを下記に示すように表示させる形態としてもよい(図11(a)参照)。
− 6:30 炭水化物を控えめの朝食
− 7:00 アンケート
− 8:00 軽めの有酸素運動
−12:30 15分程度の仮眠
上記のような提示形態とした場合、提示される情報が少ないため、ユーザは、特定の期間(例えば、任意の日、任意の時間帯)にやるべきこと及び時間を一目で把握することができ、一覧性に優れるととに、その内容の把握も容易となる。
また、デバイス4の表示装置403に必要情報を提示する際にも、上記提示形態のようにやるべきこと(ToDoリスト)と、その時間とを提示するようにしてもよい(図11(b)参照)。上記提示形態とすることで、比較的表示画面の小さなデバイス4においても、一度(一画面中)に提示可能な必要情報の数が多くなるため、ユーザは、より多くのやること及び時間を把握することができ利便性に優れる。
以上説明したように、本発明は、利用者への必要情報の提示性に優れる提示装置、提示方法及びプログラムを提供することができる。
1 システム
2 センサ群
3 ユーザ端末
301 通信部
302 記憶装置
303 入力装置
304 表示装置
305 記憶部
306 入力受付部
307 表示部
308 通知部
309 制御部
4 デバイス
401 通信部
402 記憶装置
403 表示装置
404 記憶部
405 表示部
406 制御部
5 サーバ
501 通信部
502 記憶装置
503 情報取得部
504 判定部
505 学習部
506 助言提示部
507 質問抽出部
508 制御部
6 ネットワーク
701 画面
702 上段枠
703 中段枠
704 下段枠
704B 助言提示用の第1枠
704C イベント提示用の第2枠
704D 案内用の第3枠
705A〜705C アイコン
DB1 属性DB
DB2 質問DB
DB3 睡眠ログDB
DB4 学習DB
DB5 行動スケジュールDB
DB6 助言DB

Claims (13)

  1. 利用者の行動スケジュールを取得する取得部と、
    睡眠に関する助言及び前記助言の実行タイミングがイベントに関連付けて格納されたデータベースを参照し、前記利用者に対して、前記行動スケジュールに含まれるイベントに対応する前記助言及び前記助言の実行タイミングを時系列に提示する助言提示部と、
    を備えることを特徴とする提示装置。
  2. 前記データベースには、前記助言の実行タイミングが、対応する前記イベントの発生時刻から算出する形で格納され、
    前記助言提示部は、
    前記行動スケジュールに含まれるイベントの発生時刻から算出される前記助言の実行タイミングを時系列に提示することを特徴とする請求項1に記載の提示装置。
  3. 前記助言提示部は、
    現在時刻以降の助言を提示することを特徴とする請求項1又は請求項に記載の提示装置。
  4. 前記助言は、
    推奨情報及び非推奨情報の少なくとも一方を含むことを特徴とする請求項1乃至請求項のいずれかに記載の提示装置。
  5. 前記助言提示部は、
    前記助言及び前記助言の根拠を関連付けて提示することを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれかに記載の提示装置。
  6. 前記助言提示部は、
    前記推奨情報と、前記非推奨情報とを異なる態様で提示することを特徴とする請求項に記載の提示装置。
  7. 前記助言提示部は、
    複数の前記推奨情報又は複数の前記非推奨情報を連続して時系列に提示する場合、異なる態様で提示することを特徴とする請求項又は請求項に記載の提示装置。
  8. 前記助言提示部は、
    前記助言を再提示する際に、現在時刻を起点として助言を時系列に提示することを特徴とする請求項1乃至請求項のいずれかに記載の提示装置。
  9. 前記助言提示部は、
    前記取得部取得する前記行動スケジュールに基づいて、提示する助言を更新し、
    前記助言提示部が提示する助言を更新すると、その旨を通知する通知部を備えることを特徴とする請求項1乃至請求項のいずれかに記載の提示装置。
  10. 前記助言提示部は、
    第1の方向に日時を所定期間に区分して時系列に表示させ、
    第2の方向に前記区分内における助言を時系列に表示させることを特徴とする請求項1乃至請求項のいずれかに記載の提示装置。
  11. 前記助言提示部は、
    前記推奨情報及び前記非推奨情報を同一画面内に提示することを特徴とする請求項4、6、7のいずれかに記載の提示装置。
  12. 取得部が、利用者の行動スケジュールを取得する工程と、
    助言提示部が、睡眠に関する助言及び前記助言の実行タイミングがイベントに関連付けて格納されたデータベースを参照し、前記利用者に対して、前記行動スケジュールに含まれるイベントに対応する前記助言及び前記助言の実行タイミングを時系列に提示する工程と、
    を有することを特徴とする提示方法。
  13. コンピュータを、
    利用者の行動スケジュールを取得する取得部、
    睡眠に関する助言及び前記助言の実行タイミングがイベントに関連付けて格納されたデータベースを参照し、前記利用者に対して、前記行動スケジュールに含まれるイベントに対応する前記助言及び前記助言の実行タイミングを時系列に提示する助言提示部、
    として機能させることを特徴とするプログラム。
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