JP6483909B1 - 吸収性物品 - Google Patents
吸収性物品 Download PDFInfo
- Publication number
- JP6483909B1 JP6483909B1 JP2018220748A JP2018220748A JP6483909B1 JP 6483909 B1 JP6483909 B1 JP 6483909B1 JP 2018220748 A JP2018220748 A JP 2018220748A JP 2018220748 A JP2018220748 A JP 2018220748A JP 6483909 B1 JP6483909 B1 JP 6483909B1
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- fusion
- fused
- ventral
- thickness direction
- peripheral wall
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
- 230000002745 absorbent Effects 0.000 title claims abstract description 70
- 239000002250 absorbent Substances 0.000 title claims abstract description 70
- 230000004927 fusion Effects 0.000 claims abstract description 147
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 claims abstract description 131
- 238000012360 testing method Methods 0.000 claims abstract description 29
- 238000005304 joining Methods 0.000 claims abstract description 16
- 210000001015 abdomen Anatomy 0.000 claims description 26
- 238000005259 measurement Methods 0.000 claims description 19
- 230000003187 abdominal effect Effects 0.000 abstract description 43
- 239000004745 nonwoven fabric Substances 0.000 description 22
- 210000002414 leg Anatomy 0.000 description 20
- 238000000034 method Methods 0.000 description 18
- 239000000463 material Substances 0.000 description 16
- 238000002844 melting Methods 0.000 description 16
- 230000008018 melting Effects 0.000 description 16
- 230000000052 comparative effect Effects 0.000 description 12
- 238000007789 sealing Methods 0.000 description 9
- 239000000853 adhesive Substances 0.000 description 8
- 230000001070 adhesive effect Effects 0.000 description 8
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 7
- 239000000155 melt Substances 0.000 description 7
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 5
- 238000000926 separation method Methods 0.000 description 5
- 230000015572 biosynthetic process Effects 0.000 description 4
- 238000011156 evaluation Methods 0.000 description 4
- 210000002784 stomach Anatomy 0.000 description 4
- 239000002131 composite material Substances 0.000 description 3
- 239000000835 fiber Substances 0.000 description 3
- 238000010438 heat treatment Methods 0.000 description 3
- 229920003002 synthetic resin Polymers 0.000 description 3
- 239000000057 synthetic resin Substances 0.000 description 3
- 241001391944 Commicarpus scandens Species 0.000 description 2
- 239000006096 absorbing agent Substances 0.000 description 2
- 239000007788 liquid Substances 0.000 description 2
- -1 polypropylene Polymers 0.000 description 2
- 238000009864 tensile test Methods 0.000 description 2
- 240000001973 Ficus microcarpa Species 0.000 description 1
- 239000004831 Hot glue Substances 0.000 description 1
- 239000004698 Polyethylene Substances 0.000 description 1
- 239000004743 Polypropylene Substances 0.000 description 1
- 235000010724 Wisteria floribunda Nutrition 0.000 description 1
- 210000001217 buttock Anatomy 0.000 description 1
- 230000006835 compression Effects 0.000 description 1
- 238000007906 compression Methods 0.000 description 1
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 1
- 230000003247 decreasing effect Effects 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 238000003475 lamination Methods 0.000 description 1
- 229920000573 polyethylene Polymers 0.000 description 1
- 229920000642 polymer Polymers 0.000 description 1
- 229920000098 polyolefin Polymers 0.000 description 1
- 229920001155 polypropylene Polymers 0.000 description 1
- 230000002250 progressing effect Effects 0.000 description 1
- 238000001612 separation test Methods 0.000 description 1
- 239000012209 synthetic fiber Substances 0.000 description 1
- 229920002994 synthetic fiber Polymers 0.000 description 1
- 229920001169 thermoplastic Polymers 0.000 description 1
- 239000004416 thermosoftening plastic Substances 0.000 description 1
- 230000008719 thickening Effects 0.000 description 1
- 239000002759 woven fabric Substances 0.000 description 1
Images
Classifications
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61F—FILTERS IMPLANTABLE INTO BLOOD VESSELS; PROSTHESES; DEVICES PROVIDING PATENCY TO, OR PREVENTING COLLAPSING OF, TUBULAR STRUCTURES OF THE BODY, e.g. STENTS; ORTHOPAEDIC, NURSING OR CONTRACEPTIVE DEVICES; FOMENTATION; TREATMENT OR PROTECTION OF EYES OR EARS; BANDAGES, DRESSINGS OR ABSORBENT PADS; FIRST-AID KITS
- A61F13/00—Bandages or dressings; Absorbent pads
- A61F13/15—Absorbent pads, e.g. sanitary towels, swabs or tampons for external or internal application to the body; Supporting or fastening means therefor; Tampon applicators
- A61F13/45—Absorbent pads, e.g. sanitary towels, swabs or tampons for external or internal application to the body; Supporting or fastening means therefor; Tampon applicators characterised by the shape
- A61F13/49—Absorbent articles specially adapted to be worn around the waist, e.g. diapers
- A61F13/496—Absorbent articles specially adapted to be worn around the waist, e.g. diapers in the form of pants or briefs
- A61F13/4963—Absorbent articles specially adapted to be worn around the waist, e.g. diapers in the form of pants or briefs characterized by the seam
Landscapes
- Health & Medical Sciences (AREA)
- Epidemiology (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Biomedical Technology (AREA)
- Heart & Thoracic Surgery (AREA)
- Vascular Medicine (AREA)
- Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
- Animal Behavior & Ethology (AREA)
- General Health & Medical Sciences (AREA)
- Public Health (AREA)
- Veterinary Medicine (AREA)
- Absorbent Articles And Supports Therefor (AREA)
Abstract
【解決手段】吸収性物品1は、腹側部11と背側部13とを備え、腹側部及び背側部における横方向の端部11e、13e同士が縦方向に沿い厚さ方向に重なり互いに接合された接合部14aを含む。接合部は、縦方向に沿って配置された複数の融着部30を含む。融着部は、腹側シート部材と背側シート部材とが互いに厚さ方向に融着されたコア部MCと、コア部の周縁から筒状に厚さ方向に延び、腹側シート部材と背側シート部材とが厚さ方向に融着された周壁部SWと、を含む。接合部の剥離強度の試験において、試料を把持する冶具間の間隔に対する冶具間に掛かる荷重を示すグラフで示される領域を、最大荷重間隔を境界として低間隔側領域と、長間隔側領域と、に区画したとき、低間隔側領域の面積aと長間隔側領域の面積bとの比a/bは、0.5以上、2.0以下である。
【選択図】図2
Description
ただし、周壁部の幅(縦方向又は横方向)が不均一の場合、例えば幅が部分的に小さい場合には、腹側シート部材や背側シート部材シート部材における融着部(周壁部)との境界部分ではなく、周壁部そのもの(幅が小さい部分)に破断が生じ易くなる可能性がある。そのような融着部(周壁部)の数が相対的に少なければ、実際に周壁部そのものに破断が生じる可能性は低いが、その数が相対的に多くなると、実際に周壁部そのものに破断が生じる可能性が高くなる。そうなると、接合部の腹側部の部分及び背側部の部分を互いに縦方向に連続的に引き剥し難くなる。そこで、本吸収性物品では、更に、周壁部の幅の均一性を高めるために、接合部の剥離強度の試験において、低間隔側領域の面積aと長間隔側領域の面積bとの比であるa/bが、0.5以上、2.0以下になるようにしている。すなわち、低間隔側領域の面積aと長間隔側領域の面積bとが概ね等しくなるようにしている。
ここで、接合部の接合はほぼ融着部で形成されているので、接合部の剥離強度に主に影響するのは、融着部(の周壁部)及びその周囲のシート部材である。すなわち、剥離試験における間隔と荷重との関係を示すグラフに現れるのは、それらの融着部(の周壁部)及びその周囲のシート部材の破断に関する荷重ということができる。したがって、低間隔側領域は、試験機による試料の剥離方向に対して融着部の前側の半分及びその周囲のシート部材(以下、「前半部分」ともいう。)の破断を示している。一方、長間隔側領域は、剥離方向に対して融着部の後側の半分及びその周囲のシート部材(以下、「後半部分」ともいう。)の破断を示している。
本吸収性物品では、剥離強度のグラフで表される特定領域において、低間隔側領域の面積aと長間隔側領域の面積bとが概ね同じであるので、前半部分の破断のエネルギーと後半部分の破断のエネルギーが概ね同じである。したがって、前半部分の破断と後半部分の破断とは、概ね同じように進行したと考えられる。すなわち、融着部の前側の半分とその周囲のシート部材との間の破断の状態と、融着部の後側の半分とその周囲のシート部材との間の破断の状態とは、概ね同じであると考えられる。よって、周壁部に部分的に幅が小さ過ぎるというような箇所は生じていないということができる。言い換えると、周壁部において幅が不均一な部分が少ないということができる。
このように本吸収性物品において、融着部は、全体として周壁部の幅が比較的均一である。そのため、腹側部と背側部とを互いに引き剥がすとき、引き剥がそうとする力により周壁部そのものが破断することを抑制でき、腹側シート部材又は背側シート部材における融着部(周壁部)との境界部分に破断を生じ易くすることができる。すなわち、周壁部で破断する融着部の数を相対的に少なくすることができる。その結果、各接合部を、縦方向に沿って最後まで腹側部と背側部とに引き剥し易くすることができ、周壁部が破断し、破断した部分から破断が進展して、接合部以外の部分のシート部材を破断することを抑制できる。
このように、接合部を有する本吸収性物品は、吸収性物品の取り外し時に、接合部以外のシート部材を破らずに、腹側部と背側部とに適切に分離し易くすることが可能となる。
なお、所定の基準荷重とは、試料における融着部以外の部分において、腹側シート部材と背側シート部材とを引き剥がすときに要する荷重であり、融着部以外の接合(例示:繊維同士の自然な交絡など)の剥離に関する荷重である。そのような荷重としては、例えば、4N/25mmが挙げられる。
本吸収性物品では、上記構成を有することにより、腹側部と背側部とを互いに引き剥がすとき、シート部材(融着部を含まず)における融着部との境界部分に破断をより生じ易くすることができ、より多くの融着部において周壁部が破断することを抑制できる。それにより、吸収性物品の取り外し時に、接合部以外のシート部材を破らずに、腹側部と背側部とをより確実に分離することができる。
本吸収性物品では、腹側シート部材又は背側シート部材(融着部を含まず)の破断強度を100%とすると、融着部の破断強度の下限は110%である。そのため、より多くの融着部において周壁部が破断することを抑制でき、よりシート部材(融着部を含まず)における融着部との境界部分に破断を生じ易くすることができる。それにより、吸収性物品の取り外し時に、接合部以外のシート部材を破らずに、腹側部と背側部とを更により確実に分離し易くすることができる。なお、融着部の破断強度の上限は特にないが、破断強度が高過ぎると融着部が固くなり過ぎることになり、装着者や介護者が接触したときに違和感を生じるおそれがあるので、300%以下が好ましい。
本吸収性物品では、接合部における複数の融着部すべてにおいて、コア部の位置が、腹側部と背側部との境界よりも腹側部の側又は背側部の側にずれている。ここで、接合部を引き剥がすときには、コア部が存在する側のシート部材に融着部が残存し、コア部が存在しない側のシート部材に融着部が除去された穴が形成される。したがって、本吸収性物品では、接合部における複数の融着部すべてにおいて、コア部の位置が、特定の側(腹側部の側又は背側部の側)にずれることで、融着部の残存と穴の形成が同じ側で行われることになる。それにより、接合部を引き剥がすときの腹側部と背側部との分離をよりスムーズかつ適切に行うことができる。
本吸収性物品では、接合部において、複数の弾性部材が複数の融着部と厚さ方向に重なっていない。そのため、弾性部材が融着部と重なり、周壁部の面内方向の寸法(厚さ)が不均一になって、周壁部が破断し易くなる、という事態を回避できる。それにより、吸収性物品の取り外し時に、シート部材に配置された弾性部材の影響を受けることなく、より多くの融着部において周壁部が破断することを抑制でき、よりシート部材における融着部との境界部分に破断を生じ易くすることができる。また、吸収性物品の取り外し時に、弾性部材が融着部と共に分離され、取り外し作業中の装着者又は介護者の肌に当たる、という事態を抑制できる。それにより、接合部以外のシート部材を破らずに、腹側部と背側部とにより適切に分離し易くできる。
なお、複数の弾性部材が複数の融着部と重ならない、とは、複数の弾性部材のうちの少なくとも80%以上が複数の融着部と重ならないことを意味する。
本吸収性物品では、上記構成を有しているため、コア部の形状が円形又は楕円形である場合、周壁部の外縁の描く形状も概ね円形又は楕円形となる。したがって、吸収性物品の取り外しのとき、シート部材における融着部との境界部分が、境界部分を破断するときの力の方向に対して曲面になる。それゆえ、融着部ごとに、円形又は楕円形の曲面に沿って徐々に、シート部材における融着部との境界部分に破断を生じ易くできる。それにより、腹側部と背側部とをスムーズかつ適切に分離し易くすることが可能となる。
本吸収性物品では、上記構成を有するため、吸収性物品の取り外しのとき、装着者又は介護者が概ね同じ大きさの力を用いて、接合部を縦方向に沿って最後まで連続的に安定的に引き剥すことができる。すなわち、腹側部と背側部とをスムーズかつ適切に分離し易くすることが可能となる。ただし、ここでいう同一とは、複数の融着部の破断強度がいずれも破断強度の平均値±10%以内の範囲にすべて含まれる、という意味である。
本吸収性物品では、各融着部において、コア部の面積を100%とすると、周壁部の面積の下限は5%である。すなわち、融着部の接合の機能を担う主な部分はコア部であるが、コア部に対する周壁部の割合を多くすることで、周壁部をより強固にすることができる。それゆえ、融着部をシート部材と比較してより強固にする(破断強度を高くする)ことができ、シート部材における融着部との境界部分に破断を生じ易くすることができる。それにより、吸収性物品の取り外し時に、接合部以外のシート部材を破らずに、腹側部と背側部とを更により分離し易くすることができる。なお、周壁部の面積の上限は、コア部が接合の機能を担う主な部分である観点から60%以下が好ましい。
まず、図2に示す展開状態の使い捨ておむつが横方向Wに連続的に連結された使い捨ておむつ連続体(図示されず)が形成される。使い捨ておむつ連続体は、隣り合う使い捨ておむつのうちの一方の腹側部11の端部11b及び背側部13の端部13bが、それぞれ他方の腹側部11の端部11a及び背側部13の端部13aに連結された構造を有する。使い捨ておむつ連続体は、横方向Wが搬送方向MDと平行になるように搬送される。続いて、使い捨ておむつ連続体は、搬送方向MDに搬送されつつ、折り畳み装置(図示されず)で、中心軸線CWに沿って縦方向Lに折り畳まれる。すなわち、使い捨ておむつ連続体では、各使い捨ておむつの腹側部11の端部11aと背側部13の端部13aとが積層され、腹側部11の端部11bと背側部13の端部13bとが積層される。次いで、使い捨ておむつ連続体では、接合部形成装置(図示されず)により、腹側部11及び背側部13の両端部がそれぞれ超音波シールで接合される。図4は、接合部の形成方法を説明する模式図である。この図は、図3における領域Bの一部を示す。具体的には、接合部形成装置の超音波ホーン43とアンビルの凸部41とにより、使い捨ておむつ連続体Sにおける腹側部11の端部11aと背側部13の端部13aとの積層部分、及び、腹側部11の端部11bと背側部13の端部13bとの積層部分がそれぞれ挟持される。その挟持された部分に、所定の期間、所定の超音波のエネルギーが供給される。それにより、それら積層部分の複数のカバーシート5b、5a、5a、5bが互いに融着され、コア部MC及び周壁部SWを含む融着部30が形成される。その融着部30により、腹側部11と背側部13の両端部がそれぞれ接合され、一対の接合部14a、14bが形成される。接合部形成装置として、例えば特許文献2に記載のシール装置が挙げられる。供給されるエネルギーの大きさ、供給のタイミングや期間により、コア部MCや周壁部SWの形状等を制御できる。例えば、搬送速度を通常よりも低く設定することや、エネルギーを通常よりも高くすることや、凸部41の大きさを通常よりも小さくして、カバーシートの融着部を形成すべき領域に供給される単位面積当たりのエネルギー密度を高めて、エネルギーを効率的に利用することなどで、凸部41の先端だけでなく、凸部41の周囲にもエネルギーを十分に付与できるように制御できる。それにより、通常、凸部41の先端に形成されるコア部MCだけでなく、凸部41の周囲に周壁部SWも形成することができる。なお、凸部41は超音波ホーンに形成され、アンビルが平坦に形成されてもよい。
<A.接合部のT型剥離試験>
(1)使い捨ておむつ1における接合部14a(腹側部11のカバーシート5(腹側シート部材)及び背側部13のカバーシート5(背側シート部材)を含む)の一部を含む部分を、縦方向L25mm×横方向W50mmの大きさで切り出し、試料とする。
(2)剥離試験用の試験機50を使用し、切り出した試料の腹側部11のカバーシート5及び背側部13のカバーシート5における横方向Wの同じ側(切り出される前の使い捨ておむつ1の中央側)の端部を、試験機50が備える二つのチャック(冶具)51、51でそれぞれ把持する。ただし、把持するときのチャック間の距離(初期値)は予め30mmに設定されている。
(3)試験機50にて、二つのチャック51、51の間隔Dmが拡がるように、二つのチャック51、51を一定速度(例示:100mm/min)で引張って、接合部14aの腹側部11のカバーシート5と背側部13のカバーシート5とを180°方向に剥離させつつ、二つのチャック51、51の間隔Dmと二つのチャック51、51に掛かる荷重Fを測定する。
(4)二つのチャック51、51間に掛かる荷重Fと二つのチャック51、51の間隔Dmとの関係に基づき、接合部14aの剥離強度を測定する。測定された荷重Fの最大値を剥離強度(N/25mm)とする。これにより接合部14aの縦方向L25mmの部分に含まれるm個の融着部30(例示:m=6)による接合に対する剥離強度が計測される。この場合、一測定の結果は例えばm個分の融着部30の総合的な値又は均した値と見ることができる。ここで、上記(1)〜(4)の測定は、接合部14aに含まれる複数の融着部30のすべて(例示:60個)が評価されるように行われる。例えば、融着部30の総数が60個で、一測定につき6個分(m=6)の融着部30を測定する場合、少なくとも10回の測定が行われる。
なお、接合部14aを最後まで腹側部11と背側部13とに引き剥すとき、接合部14aの複数の融着部30のうちのできるだけ多くの融着部30が上記a/bの数値範囲を満たすことが好ましい。それにより、接合部14a以外のシート部材を破ることを抑制でき、接合部14aを腹側部11と背側部13とに適切に引き剥し易くことができる。できるだけ多くの融着部30としては、90%以上の融着部30が挙げられ、95%以上が好ましく、100%がより好ましい。例えば、上記のT型剥離試験で確認する場合には以下のように言うことができる。例えば、融着部30の総数が60個で、一測定につき6個分(m=6)の融着部30を測定する場合、十回の測定のうち、少なくとも九回は上記a/bの数値範囲を満たすことが好ましく(90%)、10回は満たすことがより好ましい(100%)。あるいは、例えば、上記のT型剥離試験において、融着部30の総数が60個で、一測定につき3個分(m=3)の融着部30を測定する場合、二十回の測定のうち、少なくとも十八回は上記a/bの数値範囲を満たすことが好ましく(90%)、少なくとも十九回は満たすことがより好ましく(95%)、10回は満たすことが更により好ましい(100%)。
また特に、ウエスト開口部WO側から引き剥がしを行うことを想定する場合、ウエスト開口部WO側から連続的に90%以上の融着部30が上記数値範囲を満たすことが好ましい。一方に、レッグ開口部LO側から引き剥がしを行うことを想定する場合、レッグ開口部LO側から連続的に90%以上の融着部30が上記数値範囲を満たすことが好ましい。それにより、使い捨ておむつ1の取り外し時に、接合部14a以外のシート部材を破ることをより抑制でき、腹側部と背側部とを適切により適切に分離し易くすることができる。
(1)融着部30の大きさが小さ過ぎて、融着部30そのものの破断強度の測定は困難なため、便宜上以下の方法で疑似的に融着部30を模した試料を準備する。
(1−1)腹側部11のカバーシート5用の資材と背側部13のカバーシート5用の資材とを重ね合わせる。次いで、シール機(富士インパルス株式会社製:ポリシーラー、P−300)を使用して、重ね合わされた資材を加圧しながら、熱シールで接合する。加熱時間は1秒であり、加熱長は200mmであり、加熱幅は5mmである。それにより、資材の積層体を形成する。積層体には、例えば、長さ200mm×幅5mmの融着部が形成される。ただし、5mmの幅は、接合部14の融着部30の横方向Wの寸法(幅)に揃えている(誤差±30%)。
(1−2)積層体を、150mm×5mmの大きさで切り出し、試料とする。このとき、試料には、長さ150mm×幅2mmの融着部が形成されている。
(2)最大荷重容量が50Nであるロードセルを備えた引張試験機(島津製作所株式会社製:オートグラフ、AGS−1kNG)を使用し、試料の第2方向の両端部を引張試験機が備える二つのチャックでそれぞれ把持する。ただし、把持するときのチャック間の距離(初期値)は予め100mmに設定されている。
(3)引張試験機で、二つのチャックの間隔が拡がるよう、二つのチャックを一定速度(例示:100mm/min)で引張りつつ、二つのチャックに掛かる荷重を測定する。
(4)試料が破断したときの荷重を破断強度とする。ただし、六つの試料の破断強度の平均値を最終的な破断強度(N/5mm)として算出する。なお、この試料の融着部は接合部14の融着部30とは異なるが、試料の融着部の幅を融着部30の横方向Wの寸法(幅)に概ね揃えることで、破断強度を概ね揃えることができる。
(1)腹側部11又は背側部13のカバーシート5用の資材を、150mm×5mm(長手方向×幅方向)の大きさで切り出し、試料とする。
(2)最大荷重容量が50Nであるロードセルを備えた引張試験機(島津製作所株式会社製:オートグラフ、AGS−1kNG)を使用し、試料の長手方向の両端部を引張試験機が備える二つのチャックでそれぞれ把持する。ただし、把持するときのチャック間の距離(初期値)は予め100mmに設定されている。
(3)引張試験機で、二つのチャックの間隔が拡がるよう、二つのチャックを一定速度(例示:100mm/min)で引張りつつ、二つのチャックに掛かる荷重を測定する。
(4)試料が破断したときの荷重を破断強度とする。ただし、六つの試料の破断強度の平均値を最終的な破断強度(N/5mm)として算出する。
このように使い捨ておむつ1は、上記構成を有するため、コア部MCの形状が円形又は楕円形である場合、周壁部SWの外縁の描く形状も概ね円形又は楕円形となる。したがって、使い捨ておむつ1の取り外しのとき、カバーシート5(シート部材)における融着部30との境界部分PBが、境界部分PBを破断するときの力の方向に対して曲面になる。それゆえ、融着部30ごとに、円形又は楕円形の曲面に沿って徐々に、カバーシート5における融着部30との境界部分PBに破断を生じ易くできる。それにより、腹側部11と背側部13とをスムーズかつ適切に分離し易くすることが可能となる。
このように、使い捨ておむつ1は、上記構成を有するため、使い捨ておむつ1の取り外しのとき、装着者又は介護者が概ね同じ大きさの力を用いて、接合部14aを縦方向Lに沿って最後まで連続的に安定的に引き剥すことができる。すなわち、腹側部11と背側部13とをスムーズかつ適切に分離し易くすることが可能となる。ただし、ここでいう同一とは、複数の融着部30の破断強度がいずれも破断強度の平均値±20%以内の範囲にすべて含まれる、という意味である。
このように使い捨ておむつ1では、融着部30にて、コア部MCの面積Sbを基準として周壁部SWの面積Saの下限は5%である。すなわち、融着部30の接合の機能を担う主な部分はコア部MCであるが、コア部MCに対する周壁部SWの割合を多くすることで、周壁部SWをより強固にすることができる。それゆえ、融着部30をカバーシート5(シート部材)と比較してより強固にする(破断強度を高くする)ことができ、カバーシート5における融着部30との境界部分PBに破断を生じ易くすることができる。それにより、使い捨ておむつ1の取り外し時に、接合部14a以外のカバーシート5を破らずに、腹側部11と背側部13とを更により確実に分離できる。なお、周壁部SWの面積Saの上限は、コア部MCの接合の機能を妨げない観点から60%以下が好ましい。
(1)試料
実施例1:図1〜図7に示される使い捨ておむつを準備した。図4の説明で記載されている特許文献2に記載のシール方法を用いた。カバーシート5と超音波ホーン43及び凸部41とが接触する接触時間を約0.05秒とし、接合部14a用の複数の凸部41の総面積を約110mm2とし、一個の凸部41の大きさを約1.5mm2とした。超音波ホーン43で供給される超音波(30kHz)の強度を比較例1の場合と概ね同じとした。ただし、腹側部11のカバーシート5及び背側部13のカバーシート5は、いずれも15g/m2のSMS不織布を用いた。
比較例1:特許文献1に記載のシール方法を用い、実施例1の使い捨ておむつと同じ構造の使い捨ておむつを準備した。アンビルの凸部の形状を、図7(a)と同様に楕円として接合部を形成した。カバーシートと超音波ホーン及び凸部とが接触する接触時間を約0.005秒とした。接合部用の複数の凸部の総面積を約180mm2とし、一個の凸部の大きさを実施例1と概ね同じとした。超音波ホーンで供給される超音波(30kHz)の強度を実施例1の場合と概ね同じとした。腹側部のカバーシート及び背側部のカバーシートは、いずれも15g/m2のSMS不織布を用いた。
実施例1の使い捨ておむつにおいて、正面から見て横方向Wの左側の接合部14a及び右側の接合部14bの各々について、上記A.接合部の剥離試験、を実施した。
同様に、比較例1の使い捨ておむつにおいて、正面から見て横方向の左側の接合部及び右側の接合部の各々について、上記A.接合部の剥離試験、を実施した。
実施例1の使い捨ておむつについて、融着部30の周壁部SWの寸法(厚さ)を計測した。具体的には、周壁部SWにおけるコア部MCを挟んで横方向Wの左側・右側の幅DP(W、L)・幅DP(W、R)を、当該幅DPの計測位置を通る縦方向Lに垂直な断面で融着部30を切断して、走査型電子顕微鏡で観察し、計測した。同様にして、周壁部SWにおけるコア部MCを挟んで縦方向Lの左側・右側の幅DP(L、L)・幅DP(L、R)を、当該幅DPの計測位置を通る横方向Wに垂直な断面で融着部30を切断して、電子顕微鏡で観察し、計測した。
同様にして、比較例1の使い捨ておむつの各々について、融着部の周壁部SWにおけるコア部MCを挟んで横方向Wの左側・右側の幅DP(W、L)・幅DP(W、R)、及び、周壁部SWにおけるコア部MCを挟んで縦方向Lの左側・右側の幅DP(L、L)・幅DP(L、R)を計測した。
評価の結果を下記の表1に示す。実施例1の使い捨ておむつでは、特定領域における低間隔側領域Aaの面積aと長間隔側領域Abの面積bとの比a/bが、左右の接合部14a、14bのいずれにおいても0.5≦a/b≦2.0であった。すなわち、面積aと面積bとが概ね同じであった。したがって、左右の接合部14a、14bのいずれにおいても、周壁部SWに部分的に幅が小さ過ぎるというような箇所は生じておらず、周壁部SWにおいて面内方向の寸法(幅DP)が比較的均一であった。なお、そのときの荷重Fの最大値F1(表1中では、最大荷重(F1))は、それぞれ、14.5〜16.0N/25mmであり、左右で概ね同じであった。なお、融着部30の総数が60個で、一測定につき6個分の融着部30を測定し、十回の測定のうち十回とも上記数値範囲を満たした。
実施例1では、右の接合部14bにおいて、周壁部SWにおける横方向Wの左側(L)の幅DP(W、L)と右側(R)の幅DP(W、R)との差Δ1は、平均値DP(W)aveの2.5%であった。また、周壁部SWにおける縦方向Lの上側(U)の幅DP(L、U)と下側(D)の幅DP(L、D)との差Δ2は、平均値DP(L)aveの6.7%であった。そして、平均値DP(L)aveと平均値DP(W)aveとの比は0.84で両者は概ね等しいといえた。以上のことから、実施例1において、右の接合部14bにおいて、周壁部SWの面内方向の寸法(幅DP)が比較的均一であることが分かった。
同様に、左の接合部14aにおいて、差Δ1は、平均値DP(W)aveの0.65%であった。また、差Δ2は、平均値DP(L)aveの17%であった。そして、平均値DP(L)aveと平均値DP(W)aveとの比は0.79で両者は概ね等しいといえた。以上のことから、実施例1において、左の接合部14aにおいても、周壁部SWの面内方向の寸法(幅DP)が比較的均一であることが分かった。
したがって、実施例1では、周壁部SWにおいて面内方向の寸法(幅DP)が比較的均一であることが分かった。
ただし、
Δ1/DP(W)ave(%)=|DP(W、L)−DP(W、R)|/DP(W)ave×100
DP(W)ave=(DP(W、L)+DP(W、R))/2
Δ2/DP(L)ave(%)=|DP(L、U)−DP(L、D)|/DP(L)ave×100
DP(L)ave=(DP(L、U)+DP(L、D))/2
である。
(1)試料
実施例2:上記のB.融着部の破断強度、の(1)の方法により、腹側部11のカバーシート5用の一枚の不織布と、背側部13のカバーシート5用の一枚の不織布とを用いて、すなわち合計二枚の不織布を用いて、融着部の破断強度を測定するための試料を作成した。また、腹側部又は背側部のカバーシート5用の一枚の不織布を、カバーシートの破断強度を測定するための試料とした。
実施例3:上記のB.融着部の破断強度、の(1)の方法により、腹側部11のカバーシート5用の二枚の不織布と、背側部13のカバーシート5用の二枚の不織布とを用いて、すなわち合計四枚の不織布を用いて、融着部の破断強度を測定するための試料を作成した。また、腹側部又は背側部のカバーシート5用の二枚の不織布を、カバーシートの破断強度を測定するための試料とした。
比較例2:融着部の破断強度を測定するための試料として実施例2の融着部の破断強度を測定するための試料を用い、カバーシートの破断強度を測定するための試料として実施例3のカバーシートの破断強度を測定するための試料を用いた。融着部の破断強度を測定するための試料において、本来は四枚のはずのカバーシートの枚数を二枚に減らすことで、融着部を構成する材料を減少させて、融着部が不均一であることを模擬した。
実施例2〜3、比較例2の融着部の破断強度を測定するための試料につき、上記のB.融着部の破断強度、に基づいて、破断強度を計測した。
実施例2〜3、比較例2のカバーシートの破断強度を測定するための試料につき、上記のC.腹側部及び背側部のカバーシートの破断強度、に基づいて、破断強度を計測した。
評価の結果を下記の表2に示す。実施例2にて、腹側部のカバーシートが一枚かつ背側部のカバーシートが一枚の接合部を模した、不織布が二枚の融着部の破断強度K2は、腹側部又は背側部の一枚のカバーシートを模した、一枚の不織布の破断強度K1よりも大きかった(K1<K2)。
同様に、実施例3にて、腹側部のカバーシートが二枚かつ背側部のカバーシートが二枚の接合部を模した、不織布が四枚の融着部の破断強度K2は、腹側部又は背側部の二枚のカバーシートを模した、二枚の不織布の破断強度K1よりも大きかった(K1<K2)。
一方、比較例2にて、腹側部のカバーシートが一枚かつ背側部のカバーシートが一枚の接合部を模した、すなわち不織布が四枚の融着部の破断強度よりも弱い不織布が二枚の融着部の破断強度K2は、腹側部又は背側部の二枚のカバーシートを模した、二枚の不織布の破断強度K1よりも小さかった(K1>K2)、
これらのことから、融着部の周壁部に相当する側壁部分が不均一でなければ、融着部の破断強度がカバーシートの破断強度を上回るので、カバーシートにおける融着部との境界部分で、破断を生じさせることが可能となると考えられる。したがって、融着部の形状に関わらず周壁部を略均一に形成できれば、接合部の引き剥がしに要する破断強度をカバーシートの破断強度に収束させることができる。それにより、資材(カバーシート)の破断強度で接合部の引き剥がしをコントロールできるので、資材の破断強度を適切に設定することで、安定的に接合部を引き剥がすことが可能となる。
11 腹側部
13 背側部
14a 接合部
30 融着部
MC コア部
SW 周壁部
Claims (8)
- 互いに直交する縦方向、横方向及び厚さ方向を有し、腹側シート部材を含む腹側部と、背側シート部材を含む背側部と、を備え、前記腹側部及び前記背側部における前記横方向の少なくとも一方の端部同士が前記縦方向に沿って前記厚さ方向に重なり合った状態で互いに接合された接合部を含む吸収性物品であって、
前記接合部は、前記縦方向に沿って互いに離間しつつ配置された複数の融着部を含み、
前記融着部は、
前記腹側シート部材と前記背側シート部材とが互いに前記厚さ方向に融着されたコア部と、
前記コア部を筒状に囲みつつ前記コア部の周縁から前記厚さ方向に延びるように、前記腹側シート部材と前記背側シート部材とが互いに前記厚さ方向に融着された周壁部と、
を含み、
前記接合部のT型剥離試験であって、前記接合部の一部を含む試料を二つの冶具で把持し、前記二つの冶具の間隔が拡がるようにして前記接合部を剥離させつつ、前記二つの冶具間に掛かる荷重を測定する前記試験を、前記接合部の全部について実施するように複数の測定を行ったとき、前記複数の測定のうちの90%以上において、
前記間隔に対する前記荷重を示すグラフで示される領域のうち、所定の基準荷重以上の特定領域について、前記荷重が最大値を示すときの前記間隔である最大荷重間隔を境界として低間隔側領域と、長間隔側領域と、に区画したとき、前記低間隔側領域の面積aと前記長間隔側領域の面積bとの比であるa/bは、0.5以上、2.0以下である、
吸収性物品。 - 前記融着部における破断強度は、前記腹側シート部材及び前記背側シート部材のいずれか一方における前記融着部を含まない部分の破断強度よりも高い、
請求項1に記載の吸収性物品。 - 前記融着部における破断強度は、前記腹側シート部材及び前記背側シート部材のいずれか一方における前記融着部を含まない部分の破断強度を100%とすると、110%以上である、
請求項2に記載の吸収性物品。 - 前記周壁部の前記厚さ方向の寸法は、前記コア部の前記厚さ方向の寸法よりも大きく、
前記複数の融着部の各々における前記厚さ方向の前記コア部の位置は、前記厚さ方向における前記腹側部と前記背側部との境界よりも前記腹側部の側又は前記背側部の側にずれている、
請求項1乃至3のいずれか一項に記載の吸収性物品。 - 前記腹側シート部材及び前記背側シート部材の少なくとも一方に、前記横方向に前記接合部まで延び、前記縦方向に間隔を空けて並んだ複数の弾性部材を更に備え、
前記複数の弾性部材は、前記接合部において、前記複数の融着部と前記厚さ方向に重ならない、
請求項1乃至4のいずれか一項に記載の吸収性物品。 - 前記複数の融着部は、前記厚さ方向から見た前記コア部の形状が円形又は楕円形である融着部を含む、
請求項1乃至5のいずれか一項に記載の吸収性物品。 - 前記接合部において前記縦方向に沿って配置された前記複数の融着部の破断強度は同一である、
請求項1乃至6のいずれか一項に記載の吸収性物品。 - 前記複数の融着部の各々において、前記厚さ方向から見て、前記周壁部の面積は、前記コア部の面積を100%とすると、5〜60%の範囲内である、
請求項1乃至7のいずれか一項に記載の吸収性物品。
Priority Applications (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
EP19854299.5A EP3821862B1 (en) | 2018-08-29 | 2019-02-04 | Absorbent article |
PCT/JP2019/003920 WO2020044592A1 (ja) | 2018-08-29 | 2019-02-04 | 吸収性物品 |
CN201980054756.5A CN112584807B (zh) | 2018-08-29 | 2019-02-04 | 吸收性物品 |
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2018160526 | 2018-08-29 | ||
JP2018160526 | 2018-08-29 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP6483909B1 true JP6483909B1 (ja) | 2019-03-13 |
JP2020036869A JP2020036869A (ja) | 2020-03-12 |
Family
ID=65718286
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2018220748A Active JP6483909B1 (ja) | 2018-08-29 | 2018-11-26 | 吸収性物品 |
Country Status (4)
Country | Link |
---|---|
EP (1) | EP3821862B1 (ja) |
JP (1) | JP6483909B1 (ja) |
CN (1) | CN112584807B (ja) |
WO (1) | WO2020044592A1 (ja) |
Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2001046432A (ja) * | 1999-08-11 | 2001-02-20 | Oji Paper Co Ltd | パンツ型使いすておむつ |
JP2004298413A (ja) * | 2003-03-31 | 2004-10-28 | Uni Charm Corp | シール装置および前記シール装置を用いたシール方法 |
JP2006192902A (ja) * | 2001-03-28 | 2006-07-27 | Uni Charm Corp | シール装置およびシール部を有する軟質物品の製造方法 |
WO2017130785A1 (ja) * | 2016-01-28 | 2017-08-03 | 大王製紙株式会社 | パンツタイプ使い捨ておむつ |
Family Cites Families (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
PL2120828T3 (pl) * | 2006-12-22 | 2014-04-30 | Sca Hygiene Prod Ab | Wyrób chłonny typu majtkowego i sposób wytwarzania wyrobów chłonnych typu majtkowego |
CN101710064A (zh) * | 2009-12-16 | 2010-05-19 | 淄博泰宝防伪技术产品有限公司 | 揭开式标识横断力的检测方法 |
JP6657996B2 (ja) * | 2016-01-25 | 2020-03-04 | 株式会社Ihi | 燃焼ガス供給システム |
JP6807887B2 (ja) * | 2018-03-28 | 2021-01-06 | ユニ・チャーム株式会社 | 吸収性物品 |
JP6704440B2 (ja) * | 2018-10-31 | 2020-06-03 | ユニ・チャーム株式会社 | 吸収性物品 |
-
2018
- 2018-11-26 JP JP2018220748A patent/JP6483909B1/ja active Active
-
2019
- 2019-02-04 WO PCT/JP2019/003920 patent/WO2020044592A1/ja unknown
- 2019-02-04 CN CN201980054756.5A patent/CN112584807B/zh active Active
- 2019-02-04 EP EP19854299.5A patent/EP3821862B1/en active Active
Patent Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2001046432A (ja) * | 1999-08-11 | 2001-02-20 | Oji Paper Co Ltd | パンツ型使いすておむつ |
JP2006192902A (ja) * | 2001-03-28 | 2006-07-27 | Uni Charm Corp | シール装置およびシール部を有する軟質物品の製造方法 |
JP2004298413A (ja) * | 2003-03-31 | 2004-10-28 | Uni Charm Corp | シール装置および前記シール装置を用いたシール方法 |
WO2017130785A1 (ja) * | 2016-01-28 | 2017-08-03 | 大王製紙株式会社 | パンツタイプ使い捨ておむつ |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
EP3821862B1 (en) | 2023-07-05 |
CN112584807B (zh) | 2022-05-03 |
EP3821862A1 (en) | 2021-05-19 |
JP2020036869A (ja) | 2020-03-12 |
WO2020044592A1 (ja) | 2020-03-05 |
EP3821862A4 (en) | 2021-08-18 |
CN112584807A (zh) | 2021-03-30 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP6647015B2 (ja) | 吸収性物品 | |
JP6881960B2 (ja) | パンツ型着用物品 | |
JP6791625B2 (ja) | パンツ型吸収性物品 | |
JP6255266B2 (ja) | パンツ型の吸収性物品 | |
WO2019123549A1 (ja) | パンツ型着用物品 | |
JP5828505B2 (ja) | パンツ型吸収性物品 | |
JP2009291331A (ja) | パンツ形状の着用物品およびその製造方法 | |
JP6483909B1 (ja) | 吸収性物品 | |
JP6704440B2 (ja) | 吸収性物品 | |
JP7340917B2 (ja) | 吸収性物品 | |
CN110730650B (zh) | 吸收性物品 | |
JP7236584B2 (ja) | パンツ型吸収性物品 | |
WO2023127399A1 (ja) | パンツ型吸収性物品 | |
JP2016002391A (ja) | パンツ型吸収性物品 | |
JP2020099618A (ja) | パンツ型吸収性物品 | |
JP7338026B2 (ja) | パンツ型吸収性物品 | |
WO2023127768A1 (ja) | パンツ型吸収性物品 | |
WO2023022000A1 (ja) | パンツ型吸収性物品 | |
JP3210618U (ja) | パンツ型吸収性物品 | |
JP2023027016A (ja) | パンツ型吸収性物品 | |
JP2016043165A (ja) | パンツ型吸収性物品 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20181130 |
|
A871 | Explanation of circumstances concerning accelerated examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A871 Effective date: 20181130 |
|
A975 | Report on accelerated examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971005 Effective date: 20181205 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20181211 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20181225 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20190115 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20190214 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 6483909 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |