JP6482019B2 - 細径低曲げ損失光ファイバの設計方法 - Google Patents

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本発明は単一モード光通信に供する、細径低曲げ損失の単一モード光ファイバ、並びにこれを用いた光コード及び光ケーブルに関する。
Fiber To The Home(FTTH)の進展に伴い、光線路設備の建設、保守、並びに運用に関わる作業の更なる効率化が求められている。特にデータセンタや局内施設などにおいては、通信容量の増大に併せて光ファイバの心線数が増加し、取扱い性の向上による作業効率の改善が重要となっている。近年では、小曲げ径における曲げ損失を低減した光ファイバが開発・実用化されており、作業時の不慮の曲げによる通信断の防止などへの応用も検討されている(例えば、非特許文献1参照)。
しかし、光ファイバが非常に小さい径に曲げられた場合、光ファイバが物理的に破断する確率が増加する。この破断確率は光ファイバのクラッド径に大きく依存し、例えば、従来のクラッド外径125μmにおいて、曲げ回数1回、曲げ付与時間1秒において、1.25mm未満の曲げ半径で10-5以下の破断確率を得ることは困難であるという課題があった。
本発明の細径低曲げ損失光ファイバでは、コア周辺に空孔を付与した、いわゆる空孔アシスト型光ファイバにおいて、クラッドの外径、コアの半径及び比屈折率差、並びに空孔の直径及び位置を好適に制御することにより、曲げ回数1回、曲げ付与時間1秒、曲げ半径0.55mmにおける破断確率を10-5以下とし、かつ波長1625nm及び曲げ半径5mmで0.45dB/1巻以下となる曲げ損失特性と、波長1310nmにおいて8.6μmから9.2μmまでのモードフィールド径(MFD:Mode-field diameter)特性と、1260nm以下のカットオフ波長特性と、波長1300nmから1324nmまでの零分散波長特性と、0.092ps/nm2/km以下の零分散スロープ特性とを同時に実現している。
具体的には、本発明の細径低曲げ損失光ファイバでは、屈折率が均一なクラッドと、前記クラッドの中央に配置された当該クラッドよりも高い屈折率を有するコアと、前記クラッドの中央を中心とした同心円状に配置された複数の空孔とを備え、コアの半径aを3.6μm〜4.1μmの範囲、コアのクラッドに対する比屈折率差Δを0.32%〜0.38%の範囲、各空孔の内接円の半径Rとコアの半径aとの比R/aを2.8〜3.0の範囲、各空孔の外接円から各空孔の内接円を除いた領域に対して全ての空孔が占める面積の割合を示す空孔占有率Sを0.35〜0.40の範囲とし、クラッドの外径Dを55〜65μmの範囲とすることにより、曲げ回数1回、曲げ付与時間1秒、曲げ半径0.55mmにおける破断確率を10-5以下とし、かつ波長1625nm及び曲げ半径5mmで0.45dB/1巻以下となる曲げ損失特性と、波長1310nmにおいて8.6μmから9.2μmまでのMFD特性と、1260nm以下のカットオフ波長特性と、波長1300nmから1324nmまでの零分散波長特性と、0.092ps/nm2/km以下の零分散スロープ特性とを同時に実現する手段としている。
以上説明したように、本発明によれば、コア周辺に空孔を付与した光ファイバにおいて、前述したコア構造及び空孔構造に加え、当該光ファイバのクラッド外径を好適に制御することとしたため、所望の曲げ損失特性、MFD特性、零分散特性、並びに零分散スロープ特性を満たしつつ、半径0.55mm未満の極小曲げにおける破断確率の低減を可能とするといった効果を奏する。
また、本発明の細径低曲げ損失光ファイバは、曲げ半径0.55mmにおける光ファイバの破断確率を10-5以下に低減したため、当該細径低曲げ損失光ファイバを用いて構成される直径1.1mmの光コードに2つ折りの状態が印加されても、光ファイバの破断による通信断が発生する確率を低減できると言った効果を奏する。
更に、本発明の細径低曲げ損失光ファイバでは、クラッド外径自身が縮小されているため、限られた空間における光配線密度の向上も可能にするといった効果も奏する。
尚、光(ファイバ)コードとは、光(ファイバ)ケーブルのうち、単心または2心程度の光ファイバ心線を含む、主として機器内(の基板間)の配線やラック間の配線に用いられるものをいい、コード型光(ファイバ)ケーブルと称されることもある。
本発明の細径低曲げ損失光ファイバの断面構造を示す概念図 クラッド外径と許容曲げ半径との関係を表すグラフ 空孔付き細径低曲げ損失光ファイバにおけるクラッドの外径とカットオフ波長との関係を表すグラフ LP11モード及びLP01モード間の閉じ込め損失差とLP01モードの閉じ込め損失との関係を表すグラフ コア半径と比屈折率差の構造条件(D=60μm,n=10,S=0.40)を表すグラフ(但し、(a)R/a=2.6,(b)R/a=2.8,(c)R/a=3.0,(d)R/a=3.2) コア半径と比屈折率差の構造条件(D=60μm,n=10,R/a=3.0)を表すグラフ(但し、(a)S=0.30,(b)S=0.35)
以下では、本発明の細径低曲げ損失光ファイバの実施の形態について図面を用いて説明する。
図1は本発明の細径低曲げ損失光ファイバの断面構造を示す概念図である。
本発明の細径低曲げ損失光ファイバは、屈折率が均一なクラッド1と、前記クラッド1の中央に配置された当該クラッド1よりも高い屈折率を有するコア2と、前記コア2の周辺において前記クラッド1の中央を中心とした同心円状に配置された複数の空孔3とを備える。
ここで、コア2の半径をa、クラッド1の外径をD、空孔3の直径をd、空孔3の数をn、各空孔3の内接円4(図中の内側の点線)の半径をRとし、各空孔3の外接円5(図中の外側の点線)から各空孔3の内接円4を除いた領域(図中の内側の点線と外側の点線で挟まれた領域)に対して全ての空孔3が占める面積の割合を示す空孔占有率Sを式(1)に定義する(非特許文献2参照)。
Figure 0006482019
尚、前記空孔3の数nは任意の整数とすることができるが、後述する良好な曲げ損失特性を実現するため、6個以上であることが好ましく、また、偏光依存性の低減のため偶数個の空孔が等間隔に配置されることが好ましい。以下では、空孔3の数nを10個とし、前記コア2のクラッド1に対する比屈折率差がΔであるステップ型の屈折率分布を有する場合について説明する。
尚、Δは前記コア2の屈折率n1、クラッド1の屈折率n2を用いて、式(2)により定義される。
Figure 0006482019
図2はクラッド外径Dと光ファイバの許容最小曲げ半径との関係を表すグラフである。ここでは、光ファイバの寿命予測として一般的に知られているPower law theoryを用いて計算を行った(非特許文献3参照)。尚、光ファイバの許容最小曲げ半径は、プルーフレベル1%、曲げ回数1回、曲げ付与時間1秒において、破断確率が10-5となる曲げ半径として定義した。
図2から、クラッドの外径を縮小するにつれて、許容曲げ半径を小さくすることができることがわかる。また、許容曲げ半径を0.55mm以下とするためには、クラッドの外径Dを66μm以下とする必要があることがわかる。ここで、0.55mmの曲げ半径は、直径1.1mmの光コードを2つ折りした際に、内部の光ファイバに印加される実効的な曲げ半径に相当する。従って、60μm以下のクラッドの外径で所望の伝送特性を有する光ファイバが設計出来れば、極小曲げによる光ファイバの破断確率を低減した、高信頼かつ低曲げ損失な光ファイバコードを実現することが可能となる。
そこで、以下では、クラッドの外径を60μmとして空孔の数nが10個の細径低曲げ損失光ファイバの設計を行った。
図3は作製した空孔付き細径光ファイバのクラッドの外径Dと22mカットオフ波長λcとの関係を表すグラフである。作製した光ファイバのクラッドの外径は125,80及び60μmであり、a,Δ,R/a,d/2a及びSはそれぞれ4.7μm,0.35%,2.76,0.53及び0.40である。図3より、クラッドの外径の縮小に伴い、カットオフ波長が長波長化することがわかる。従って、本発明の細径低曲げ損失光ファイバにおいて、1260nm以下の遮断波長を実現するためには、クラッドの外径Dの縮小によるカットオフ波長の長波長化の影響を考慮した設計が必要となる。
図4は図3に示した光ファイバの、22mカットオフ波長における基本(LP01)モードの閉じ込め損失と高次(LP11)モードの閉じ込め損失との差を、前記LP01モードの閉じ込め損失の関数としてプロットした図面である。尚、図4中のプロットは計算結果を、破線は前記の計算結果を一次関数で近似した線である。
図4より、LP01モードの閉じ込め損失が大きくなるにつれて、カットオフ波長におけるLP11モード及びLP01モード間の閉じ込め損失差も大きくなっていることがわかる。また、LP01モードの閉じ込め損失は、クラッドの外径Dの減少とともに増大することが分かる。従って、LP01モードの閉じ込め損失に応じて、実効的なカットオフ波長を与えるLP11モード及びLP01モード間の閉じ込め損失差を可変することにより、クラッドの外径Dを縮小した細径光ファイバにおいても、所望の1260nm以下のカットオフ波長を実現することができると考えられる。
そこで、以下の検討では、図4中の破線で示した2モード(LP11−LP10)間の閉じ込め損失差とLP01モードの閉じ込め損失との関係を用いて、細径光ファイバのカットオフ波長を設計した。尚、2モード間の閉じ込め損失差をΔα、LP01モードの閉じ込め損失をα01とすると、本実施の形態におけるΔαとα01の関係は式(3)により記述することができる。
Figure 0006482019
図5は本発明の細径低曲げ損失光ファイバにおける、コア半径aと比屈折率差Δの構造条件を示すグラフである。尚、図5(a),(b),(c),(d)はSを0.40に固定し、R/aをそれぞれ2.6,2.8,3.0,3.2とした計算結果を示す。
図中の実線は波長1310nmにおけるMFDが8.6μm〜9.2μmの範囲を示しており、実線に囲まれた範囲で特性を満たす。ここで、8.6μm〜9.2μmのMFDは、現在、汎用的に使用されているクラッド外径Dが125μmの単一モード光ファイバ(SMF:Single-mode fiber)の国際規格(非特許文献4参照)の範囲内であるため、本発明の細径低曲げ損失光ファイバと従来のSMFとを良好な特性で接続できるため好ましい。
また、点線はカットオフ波長λcが1260nmとなる境界を示しており、点線より左側の領域で所望の特性が実現できる。二点鎖線は零分散波長λ0が1324nmとなる境界を示しており、二点鎖線の右側の領域で1324nm以下の零分散波長が実現できる。一点鎖線は零分散スロープs0が0.092ps/nm2/kmとなる境界を示しており、一点鎖線の右側の領域で0.092ps/nm2/km以下のs0を実現することができる。
ここで、上述の汎用SMFにおけるλ0及びs0の国際規格(非特許文献4参照)は、それぞれ1300nm〜1324nm及び0.092ps/nm2/km以下である。このため、本発明の細径低曲げ損失光ファイバのλ0及びs0特性を、既存の国際規格と整合するように設計することにより、容易に既存の汎用SMFと混在した光伝送路も設計できるため好ましい。
図5(a)〜(d)より、R/aが2.6及び3.2の場合、MFD、λc、λ0及びs0の全ての条件を満足するaとΔの設計領域が確保できないことが分かる。一方、R/aが2.8及び3.0の場合は、MFD、λc、λ0及びs0の全ての特性を満たすaとΔの設計領域が得られることがわかる。従って、本発明の細径低曲げ損失光ファイバでは、R/aを2.8〜3.0の範囲で設定することが好ましい。
次に、本発明の細径低曲げ損失光ファイバの曲げ損失αb特性について説明する。
一般に、複数の空孔を付与した光ファイバでは、R/aの低減、もしくはSの増加によりαb特性を改善できることが知られている(非特許文献2参照)。従って、本発明の細径低曲げ損失光ファイバでは、R/aを上限の3.0とした場合に、αbの特性改善が最も困難になると考えられる。一方、非特許文献2では、Sを0.4より大きな値に設定すると、1260nm以下の遮断波長を実現することが困難となることも指摘されている。
そこで、R/aを3.0に固定し、Sを0.3,0.35と変化させた場合のa及びΔの構造条件を図6(a),(b)に示す。
図中の実線は波長1310nmにおけるMFDが8.6μm〜9.2μmとなる範囲を示しており、実線に囲まれた範囲で特性を満たす。点線はカットオフ波長λcが1260nmとなる境界を示しており、点線より左側の領域で所望の特性が実現できる。二点鎖線は零分散波長λ0が1324nmとなる境界を示しており、二点鎖線の右側の領域で1324nm以下の零分散波長が実現できる。
一点鎖線は零分散スロープs0が0.092ps/nm2/kmとなる境界を示しており、一点鎖線の右側の領域で0.092ps/nm2/km以下のs0を実現することができる。破線は曲げ損失αbが波長1625nm及び曲げ半径5mmにおいて0.45dB/1巻となる境界を示しており、破線の上側の領域で、波長1625nm及び曲げ半径5mmにおけるαbを0.45dB/1巻以下とすることが可能になる。
ここで、クラッド外径Dが125μmで曲げ損失特性を改善した低曲げ損失光ファイバの国際規格では、波長1625nm及び曲げ半径5mmにおける曲げ損失を0.45dB/1巻以下とすることが定められている(非特許文献5参照)。従って、本発明の細径低曲げ損失光ファイバも、既存のクラッド外径Dが125μmの低曲げ損失光ファイバと同等のαb特性を満たすことにより、良好な取扱い性が得られるものと考えられる。
図6より、Sの低減に伴いカットオフ波長の制限が緩和されることがわかる。また、Sの低減によりαbによる設計領域の制限が顕在化し、Sが0.3の場合には、MFD、λc、λ0、s0及びαbの全ての条件を満足するaとΔの設計領域が得られないことが分かる。
一方、Sが0.35の場合には、曲げ損失による制限が緩和され、MFD、λc、λ0、s0及びαbの全ての条件を満足するaとΔの設計領域が十分に得られることがわかる。尚、R/aが3.0でSが0.4の時の計算結果は図5(c)に示した通りである。
ここで、曲げ損失による構造境界は、図5(c)横軸の下限よりも更にコア半径の小さい領域に存在しており、図5(c)に示したハッチングの設計領域では、波長1625nm及び曲げ半径5mmにおける曲げ損失を0.45dB/1巻よりも十分小さく低減できる。
従って、本発明の細径低曲げ損失光ファイバのR/aは2.8〜3.0の範囲に、Sは0.35〜0.40の範囲に設定することが望ましいことがわかる。また、図5及び図6からコア半径aは3.55〜4.07μmの範囲、比屈折率差Δは0.32〜0.38%の範囲で設定することが望ましいことがわかる。
従って、クラッド外径Dを60μmにし、コア半径aを3.6〜4.1μmの範囲、比屈折率差Δを0.32〜0.38%の範囲、R/aを2.8〜3.0の範囲、Sを0.35〜0.40の範囲として制御することにより、1260nm以下のカットオフ波長特性と、1324nm以下の零分散波長特性と、0.092ps/nm2/km以下の零分散スロープ特性と、波長1310nmにおいて8.6〜9.2μmのMFD特性と、波長1625nm及び曲げ半径5mmにおいて0.45dB/1巻以下の曲げ損失特性とを有する細径低曲げ損失光ファイバを実現することが可能となる。
上記実施の形態に示した設計条件に基づき、a、Δ、R/a及びSが、それぞれ3.85μm、0.35%、2.9及び0.38の光ファイバについて検討を行った。尚、規格化空孔直径d/2aは0.52とした。本構造を用い、クラッド外径Dが55、60及び65μmの細径低曲げ損失光ファイバを作製した。表1に作製した本発明の光ファイバの諸元を示す。
Figure 0006482019
表1より、何れのクラッド外径においても、所望のMFD、λc、λ0、 s0及びαb特性が実現されていることが分かる。従って、実施の形態に示した、コア半径、比屈折率差、R/a及びSの条件を用いることにより、クラッド外径を55〜65μmに縮小した細径低曲げ損失光ファイバを実現することが可能となる。
1:クラッド、2:コア、3:空孔、4:内接円、5:外接円。
S. Aozasa,et al.,"Highly reliαble optical fiber distribution facilities in central office employing single-mode hole-assisted fiber cord",Proc.,IWCS 59th,pp. 126-132,2010. K. Nakajima,et al.,"Bending-loss insensitive fiber with hole-assisted structure",Trans. Commun.,vol. E94-B,No. 3,2011. M. Tachikura,et al.,"Improved theoretical estimation of mechanical reliαbility of optical fibers",Proc. SPIE,vol. 5623,pp. 622 - 629,2005. ITU-T Recommendation G.652,2009 - 11. ITU-T Recommendation G.657,2012 - 10.

Claims (3)

  1. 屈折率が均一なクラッドと、前記クラッドの中央に配置された当該クラッドよりも高い屈折率を有するコアと、前記クラッドの中央を中心とした同心円状に配置された複数の空孔とを備える細径低曲げ損失光ファイバの設計方法であって
    コアの半径aを3.6μm〜4.1μmの範囲、コアのクラッドに対する比屈折率差Δを0.32%〜0.38%の範囲、各空孔の内接円の半径Rとコアの半径aとの比R/aを2.8〜3.0の範囲、各空孔の外接円から各空孔の内接円を除いた領域に対して全ての空孔が占める面積の割合を示す空孔占有率Sを0.35〜0.40の範囲、クラッドの外径Dを55〜65μmの範囲とし、
    カットオフ波長は、LP11モード−LP10モード間の閉じ込め損失差の計算結果Δα、及びLP01モードの閉じ込め損失の計算結果α 01 が、下記数式の関係を満たす波長とする
    ことを特徴とする細径低曲げ損失光ファイバの設計方法
    Figure 0006482019
  2. 前記空孔の数10個とすることを特徴する請求項1に記載の細径低曲げ損失光ファイバの設計方法
  3. 前記細径低曲げ損失光ファイバは、
    1260nm以下のカットオフ波長特性と、波長1310nmで8.6μmから9.2μmまでのモードフィールド径特性と、1300nmから1324nmまでの零分散波長特性と、0.092ps/nm2/km以下の零分散スロープ特性と、波長1625nm及び曲げ半径5mmで0.45dB/1巻以下の曲げ損失特性とを有する
    ことを特徴とする請求項1または2に記載の細径低曲げ損失光ファイバの設計方法
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