JP6481238B2 - 抄紙装置 - Google Patents
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Description
しかし、前記、紙そのものの「厚さ」を測定する測定器(レーザー測定器等)は高価であり、又、巻いた再生紙の単位長さ巻取り当たりの「直径」を測定する場合、測定バラツキが大きく、さらに、前記測定方法では任意のタイミングで測定できないという問題がある。
又、最終成果物としての仕上がり用紙の重量を簡易で安価な測定方法で測定可能とするものである。
前記仕上げ部は、前記帯状紙を単葉紙に裁断する裁断部と、前記単葉紙を搬送する搬送装置と、前記搬送装置の搬送経路上において所定のタイミングで前記単葉紙を前記搬送経路上から排除する分離部を有し、前記分離部で排除した単葉紙を収納する収納部と、前記収納部に新たに収納された単葉紙の重量を測定する重量測定部を備え、前記測定した単葉紙の重量に応じて、前記希釈液の供給量に対する前記第2の移送手段の再生パルプ量を制御する再生パルプ量制御手段を有することを特徴とするものである。
前記重量算出部は、前記算出された新たな単葉紙の重量を、ユーザー任意のタイミングで表示する表示部及び/又は、前記重量の経時変化を記録する記録部を備えることを特徴とするものである。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。図1〜図4において、図1は、第1の実施例の全体構成を示すブロック図、図2は、第2の実施例の全体構成を示すブロック図、図3は、パルパー部の模式図(図中、第1の実施例は「脱墨部」を備えない。)、図4は、抄紙部及び仕上げ部の模式図(第1の実施例、第2の実施例共通)である。
前記第1の実施例と第2の実施例については、以下で説明する個々の“処理部”は共通するが、構成上の大きな違いは、古紙からインク成分を取り除くための「脱墨部」を備えるかどうかの違いである(第1の実施例は「脱墨部」を備えず、第2の実施例は「脱墨部」を備える)。脱墨部を備えることにより、古紙からインキ,トナーなど着色剤を除去し白いパルプを作成することができる。
前記古紙再生処理装置は、前記仕上げ部15における重量測定部516にて測定した仕上がり用紙(単葉紙)の重量に応じて、パルパー部9から抄紙部13にかけてのパルプ懸濁液の流通経路における再生パルプの移送量を制御する再生パルプ制御手段を備えている。以下に、前記「パルプ懸濁液の流通経路」、「重量測定部」、「再生パルプ制御手段」について順を追って説明する。
〔第1の実施例〕
図5は、パルプ懸濁液8を移送する第1の移送手段としてチューブポンプ110を用いた場合における配管の接続状態を示す概略図である。チューブポンプ110は、パルパー部9の取出口186とヘッドボックス44の流入部45とを接続する配管92の途中位置に設けられ、前記各部の間でパルプ懸濁液を移送するようになっている。
図6は、パルプ懸濁液8を移送する第2の移送手段としてチューブポンプ115を、第3の移送手段としてチューブポンプ116を用いた場合における配管の接続状態を示す概略図である。チューブポンプ115は、パルパー部9の取出口186と脱墨部11の流入口213とを接続する配管91の途中位置に設けられ、又、チューブポンプ116は、脱墨部11の流出口214とヘッドボックス44の流入部45とを接続する配管93の途中位置に設けられ、前記各部の間でパルプ懸濁液を移送するようになっている。
第1の実施例及び、第2の実施例において、ポンプ110,112,115,116の種類は、特に限定されず、チューブポンプ、モーノポンプ、遠心ポンプ、斜流ポンプ、軸流ポンプ、混流ポンプ、ギアポンプ、ピストンポンプ 、プランジャーポンプ、ベーンポンプ、ねじポンプ等を用いることができる。
重量測定部516は、仕上げ部15にて最終成果物として仕上げられた単葉紙について、その重量を測定する。
詳細には、重量算出部79を備え、新たに排除された単葉紙の収納前に前記重量センサにより測定された単葉紙収納部の重量と、前記新たに排除された単葉紙の収納後に前記重量センサにより測定された単葉紙収納部の重量との差分から、新たに排除された単葉紙の重量を算出する。尚、前記重量センサ515は、例えば、ロードセル70を用いる。ロードセル70は、検出重量値に応じたアナログ電圧信号値を出力するものである。
分離部510から排出される単葉紙を十分に収容可能な容量とされていることが好ましい。
但し、単葉紙収容部514の収容可能な容量が大きすぎれば、単葉紙の収容量が少ない時と多い時においての単葉紙の重量の測定精度に差が生じることが考えられる。すなわち、ロードセル515の適合スケールによる測定精度の問題である。前記問題を解決する手段としては、以下のような構成が考えられる。図13A、図13Bに示すように、単葉紙収容部514が開閉式の底板517を一体的に備え、上部2箇所に固定されるロードセル515に吊り下げられている。
又、前記底板517が自動的に解放され、収容されている単葉紙519が下方に排出された後、搬送ベルトにより単葉紙519を所定の場所に移送するように構成してもよい。
尚、前記所定の重量は、ロードセル515の適合スケールを維持できる範囲内に設定される。
そして、成果物としての単葉紙の仕様に応じた複数の基準公差値を記憶してある。
これら基準公差値の群は、作業者によるマニュアル入力部75の入力操作によって入力される。
前記測定された新たな単葉紙の重量と前記設定された単葉紙の仕様に対応する基準公差値を比較する比較部72を備えることにより、設定された成果物としての単葉紙の仕様に応じた紙厚制御が可能である。
次に本実施例の動作を図9〜図11のフローチャートに基づいて説明する。前記本実施例の動作とは、仕上げ部15の仕上がり用紙(単票紙)の重量を定期的に自動測定し、前記測定結果に基づき、抄紙部にパルプ懸濁液を移送するための移送ポンプの吐出量(移送する再生パルプ量)をフィードバック制御する動作のことである。
に制御する。尚、その際、基準公差値は、4.5±0.3g(A4一枚当たり)に設定する。前記ステップ10に対しては、重量の測定結果が基準公差値の上限値(4.8g)を超える場合は、基準公差値の範囲内に収まるように、押圧ローラの移動速度を所定量減速させる。前記所定量は、例えば、測定時に上限を超える値が、0.1gのときは50rpm減速させ、0.2gのとき100rpm減速させる。
次に、前記再生パルプ制御手段の基本フローを、上述の第1の実施例に適用した場合について説明する。前記「重量測定」のサブルーチンに基づき、単葉紙の重量を測定した後、さらに、前記「速度制御」のサブルーチンに基づき、再生パルプ量制御手段により、前記測定した単葉紙の重量に応じて、第1の移送手段としてのチューブポンプ110における押圧ローラ304の移動速度(ロータ駆動部の回転数)を制御することにより、移送ポンプの吐出量を変化させ、抄紙部に移送する再生パルプ量を制御する。例えば、前記移動速度の初期値として、1150rpmに設定される。又、図5に示すように、第1の移送ポンプ110の下流部から抄紙部にパルプ懸濁液を移送する移送流路92の途中にて、希釈液を供給する希釈液流路98を合流したミキシング流路118を備えている。前記希釈液流路98は流量調整弁113を設けており、配管92に流入する白水の流量を調整可能となっている。実施例においては、10L/min一定としている。
次に、前記再生パルプ制御手段の基本フローを、上述の第2の実施例に適用した場合について説明する。前記「重量測定」のサブルーチンに基づき、単葉紙の重量を測定した後、さらに、前記「速度制御」のサブルーチンに基づき、再生パルプ量制御手段により、前記測定した単葉紙の重量に応じて、第2の移送手段としてのチューブポンプ115における押圧ローラ306の移動速度を制御することにより、移送ポンプの吐出量を変化させ、抄紙部に移送する再生パルプ量を制御する。例えば、前記移動速度の初期値として、1150rpmに設定される。尚、抄紙部へのパルプ供給量を安定させる為に(パルプ供給量の大きな変動を防ぐ為に)、第3の移送手段としてのチューブポンプ116については、押圧ローラ307の移動速度は、定速制御手段(不図示)により一定に固定されている。実施例では、2100rpm一定に固定されている。又、図6に示すように、第2の移送手段の下流部から脱墨部にパルプ懸濁液を移送する移送流路91の途中にて、希釈液を供給する希釈液流路99を合流したミキシング流路118を備えている。前記希釈液流路99は流量調整弁を設けており、配管92に流入する白水の流量を調整可能となっている。実施例においては、10L/min一定としている。
他の制御手段として、第2の移送手段における押圧ローラ306の移動速度を一定速度に固定し、前記流入する白水の流量を可変制御するように構成することで、脱墨部のパルプ濃度を調整してもよい。又は、第2の移送手段における押圧ローラ306の移動速度及び、前記流入する白水の流量の双方の比率を可変制御するように構成することで、脱墨部のパルプ濃度を調整してもよい。
図12Aはフィードバック制御を用いない場合、図12Bはフィードバック制御を用いた場合の実測値のグラフである。双方共、上述した抄紙装置の抄紙工程において、最終成果物として紙受け台63に送り出される仕上がり用紙(単葉紙)の処理枚数と各々の重量を、処理枚数200枚毎のサンプリング周期で測定した測定データについて、前記処理枚数の積算値(枚)を横軸に、対応する各々の重量(g)を縦軸としてグラフに表現したものである。尚、仕上がり用紙(単葉紙)の仕様は、A4用紙(一枚;5g)に設定されている。
これは、単に不安定状態から脱して当初の設定に落ち着いたに過ぎない。尚、B部は、懸濁液製造部においての槽内のパルプ懸濁液の残量が少なくなり、パルプ懸濁液の濃度の上昇を抑えるために水を槽内に投入して薄める(4%から2%に薄める)希釈タイミングである。前記希釈時におけるオーバーシュートは約5.3gで、希釈から約300枚経過しても収束していない。前記オーバーシュートは槽内の底部に溜まったパルプが濃度的に不安定な状態を作り出した為に発生する。
以上、本発明の実施の形態について詳述してきたが、具体的構成は、この実施の形態に限られるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲における設計の変更などがあっても本発明に含まれる。例えば、第1の実施例、第2の実施例において給紙部1を備えず、操作者が古紙をパルパー部9に直接投入してもよい。その際、前記投入する古紙は、細断後の用紙でも、非細断用紙でもよい。前記非細断用紙をパルパー部9に直接投入する場合は、パルパー部の攪拌装置にパルプ懸濁液を製造する程度の十分な能力が必要となる。
又、第1の実施例、第2の実施例において、給紙部1を備えず、さらに、パルパー部9に替えて、攪拌装置38を有しない単なる貯留槽としてのパルプ懸濁液貯留部を備えるように構成してもよい。その場合、操作者が別のパルパー装置等にて作成したパルプ懸濁液を前記パルプ懸濁液貯留部に投入すればよい。又、前記パルプ懸濁液貯留部においては、単なる前記パルプ懸濁液を攪拌だけの能力を有する(パルプ懸濁液を製造する程の能力は有しない)攪拌装置を備えるように構成してもよい。前記構成によれば、装置全体が簡易で安価に構成できると共に、仕上がり用紙の重量バラツキを抑えることができる。
9 パルパー部
13 抄紙部
15 仕上げ部
44 ヘッドボックス
70 ロードセル
77 再生パルプ量制御手段
110 第1の移送手段(チューブポンプ)
115 第2の移送手段(チューブポンプ)
116 第3の移送手段(チューブポンプ)
510 分離部
511 分離爪
514 単葉紙収容部
516 重量測定部
Claims (10)
- 古紙を離解して再生パルプを含むパルプ懸濁液を製造するパルパー部と、前記パルプ懸濁液を帯状の湿紙に抄紙する抄紙部と、前記パルパー部で製造されたパルプ懸濁液を前記抄紙部に移送する第1の移送手段と、前記帯状の湿紙を乾燥させる乾燥部と、前記帯状の湿紙を乾燥させた帯状紙を受け取って設定仕様に整形する仕上げ部を備える抄紙装置において、前記仕上げ部は、前記帯状紙を単葉紙に裁断する裁断部と、前記単葉紙を搬送する搬送装置と、搬送装置の搬送経路上において所定のタイミングで前記単葉紙を前記搬送経路上から排除する分離部を有し、前記分離部で排除した単葉紙を収納する収納部と、前記収納部に収納された単葉紙の重量を測定する重量測定部を備え、
前記測定した単葉紙の重量に応じて、前記第1の移送手段が移送する再生パルプ量を制御する再生パルプ量制御手段を有することを特徴とする抄紙装置。 - 前記第1の移送手段が、可撓性チューブと、前記可撓性チューブを押し潰しながらパルプ懸濁液を移送する押圧ローラと、前記押圧ローラを移動させる移動手段を備えたチューブポンプであることを特徴とする請求項1に記載の抄紙装置。
- 前記再生パルプ量制御手段は、前記測定した単葉紙の重量に応じて、前記押圧ローラの移動速度を制御することを特徴とする請求項2に記載の抄紙装置。
- 古紙を離解して再生パルプを含むパルプ懸濁液を製造するパルパー部と、前記パルプ懸濁液を脱墨する脱墨部と、前記脱墨されたパルプ懸濁液を帯状の湿紙に抄紙する抄紙部と、前記パルパー部で製造されたパルプ懸濁液を前記脱墨部に移送する第2の移送手段と、前記第2の移送手段の下流部から脱墨部にパルプ懸濁液を移送する流通流路の途中にて、希釈液を供給する希釈液流路を合流したミキシング流路と、前記脱墨部で脱墨されたパルプ懸濁液を前記抄紙部に移送する第3の移送手段と、前記帯状の湿紙を受け取って乾燥させる乾燥部と、前記帯状の湿紙を乾燥させた帯状紙を受け取って設定仕様に整形する仕上げ部を備える抄紙装置において、前記仕上げ部は、前記帯状紙を単葉紙に裁断する裁断部と、前記単葉紙を搬送する搬送装置と、前記搬送装置の搬送経路上において所定のタイミングで前記単葉紙を前記搬送経路上から排除する分離部を有し、前記分離部で排除した単葉紙を収納する収納部と、前記収納部に新たに収納された単葉紙の重量を測定する重量測定部を備え、前記測定した単葉紙の重量に応じて、前記希釈液の供給量に対する前記第2の移送手段が移送する再生パルプ量を制御する再生パルプ量制御手段を有することを特徴とする抄紙装置。
- 第2の移送手段及び、第3の移送手段が、可撓性チューブと、前記可撓性チューブを押し潰しながらパルプ懸濁液を移送する押圧ローラと、前記押圧ローラを移動させる移動手段を備えたチューブポンプである請求項4に記載の抄紙装置。
- 前記第3の移送手段は、定速制御手段により前記押圧ローラの移動速度を一定速度に保持すると共に、前記第2の移送手段は、前記再生パルプ量制御手段により前記押圧ローラの移動速度を、前記測定した単葉紙の重量に応じて制御することを特徴とする請求項5に記載の抄紙装置。
- 前記仕上げ部は、前記分離部で排除された新たな単葉紙の収納前に前記重量測定部により測定された収納部の重量と、前記新たな単葉紙の収納後に前記重量測定部により測定された収納部の重量との差分から、前記新たな単葉紙の重量を算出する重量算出部を備えることを特徴とする請求項1乃至請求項6のいずれか一項に記載の抄紙装置。
- 前記重量算出部は、基準公差値を複数記憶する記憶手段と、成果物としての単葉紙の仕様を設定する設定手段と、前記算出された新たな単葉紙の重量と前記設定された単葉紙の仕様に対応する基準公差値を比較する比較手段を備えることを特徴とする請求項7に記載の抄紙装置。
- 前記重量算出部は、前記算出された新たな単葉紙の重量を、ユーザー任意のタイミングで表示する表示部及び/又は、前記重量の経時変化を記録する記録部を備えることを特徴とする請求項7又は請求項8に記載の抄紙装置。
- 再生パルプを含むパルプ懸濁液を貯留するパルプ懸濁液貯留部と、前記パルプ懸濁液を帯状の湿紙に抄紙する抄紙部と、前記パルプ懸濁液貯留部のパルプ懸濁液を前記抄紙部に移送する第1の移送手段と、前記帯状の湿紙を乾燥させる乾燥部と、前記帯状の湿紙を乾燥させた帯状紙を受け取って単葉紙に整形する仕上げ部を備える抄紙装置において、前記単葉紙の重量を測定する重量測定部を備え、前記測定した単葉紙の重量に応じて、前記第1の移送手段の再生パルプ量を制御する再生パルプ量制御手段を有することを特徴とする抄紙装置。
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