JP6480390B2 - 回転機 - Google Patents

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本発明は、回転機に関し、特に、インバータモータなどの回転機に於いて発生する電荷蓄積に起因した電食に対する対策が施された回転機に関する。
一般的な回転機としてのモータは、機械機器を駆動する駆動源として広範囲な分野で多用されている。また、一般産業用のモータには、高いレベルのコスト性および耐久性が要求される。
このようなモータとして、近年はインバータモータが多用されるようになっている。インバータモータは、インバータ回路により回転数を任意に調整することができることから、効率を高めて消費電力を小さくできるので、様々な機器で多用されている。
しかしながら、インバータモータを駆動すると、シャフトはハウジングから電気的に浮いている状態であるため、静電容量によってシャフトには電荷が発生する。その電荷がシャフトとハウジングとの接点であるベアリングを介して放電される。ベアリングは、外輪と内輪との間に回転体を介装させることで構成されるが、これらの部材を経由して電荷が放電されることで傷がついてしまう電食が発生することがある。
係る電食を防止するための構成が特許文献1に記載されている。この特許文献の回転電機では、フレームに固定子を固定し、固定子から離間して内部に回転子が配置され、この回転子に連結された回転軸が転がり軸を介して回転自在に支承されている。また、回転軸に嵌合するシールパッキンが配置され、更にシールパッキンの近傍には導電性グリスが満たされている。かかる構成により、回転子とフレームとの間の導通性が長期間に渡り導電性グリスを介して確保され、電食の発生が抑制されている。
特許第4106763号公報
しかしながら、上記した回転電機では、シールパッキンの近傍に満たされた導電性グリスで、回転子とフレームとを導通させることで電食が発生することを防止していたが、導電性グリスは電気抵抗が低くない。具体的には、回転子の電荷を良好にフレームに逃がすためには、両者の間に存在する導電経路の抵抗率を5Ω・cm以下とする必要があるが、導電性グリスの抵抗率は低くても数十Ω・cmである。このことから、導電性グリスを介して回転子の電荷を良好にフレームに逃がすことができず、電食の発生を必ずしも抑止することができない場合があった。
本発明は、上記の事情に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、簡易な構成でシャフトとケーシングとを導通させることで電食を抑止する回転機を提供することにある。
本発明の回転機は、ケーシングと、前記ケーシングの内部に固定配置される固定子と、前記固定子の内側で回転する回転子と、前記回転子と共に回転するシャフトと、前記シャフトと前記ケーシングとの間に配置されるベアリングと、外側部分が前記ケーシングに接触すると共に内側部分が前記シャフトに接触する導電性プレートと、を具備し、 前記導電性プレートには、内側端部から半径方向外側に向かって伸びる複数の切込部が形成され、 前記導電性プレートは、外側主面と、内側主面と、前記外側主面および前記内側主面の内側端部を繋ぐ内側面と、前記外側主面および前記内側主面の外側端部を繋ぐ外側面と、を有し、前記導電性プレートの内側部分は、前記シャフトの軸方向外側に向かって曲折され、前記導電性プレートの内側部分の前記内側主面が、前記導電性プレートに発生する曲げ応力により、前記シャフトの表面に接触し、前記ケーシングは前記シャフトが貫通して外部に導出される導出孔を有し、 前記導出孔を取り囲む前記ケーシングの内壁を外側に向かって窪ませて凹状領域を形成し、前記導電性プレートは、前記凹状領域が形成された領域で前記ケーシングとの間に間隙が形成され、更に、前記導出孔が形成された領域で前記ケーシングとの間に間隙が形成されることを特徴とする。
また、本発明の回転機では、前記導電性プレートを前記ケーシングの内壁に押圧する押圧部材を更に具備することを特徴とする。
また、本発明の回転機では、前記切込部は、半径方向内側部分が半径方向外側部分よりも、前記シャフトが回転する側に配置されるように傾斜することを特徴とする。
本発明の回転機は、ケーシングと、前記ケーシングの内部に固定配置される固定子と、前記固定子の内側で回転する回転子と、前記回転子と共に回転するシャフトと、前記シャフトと前記ケーシングとの間に配置されるベアリングと、外側部分が前記ケーシングに接触すると共に内側部分が前記シャフトに接触する導電性プレートと、を具備し、 前記導電性プレートには、内側端部から半径方向外側に向かって伸びる複数の切込部が形成され、 前記導電性プレートは、外側主面と、内側主面と、前記外側主面および前記内側主面の内側端部を繋ぐ内側面と、前記外側主面および前記内側主面の外側端部を繋ぐ外側面と、を有し、前記導電性プレートの内側部分は、前記シャフトの軸方向外側に向かって曲折され、前記導電性プレートの内側部分の前記内側主面が、前記導電性プレートに発生する曲げ応力により、前記シャフトの表面に接触し、前記ケーシングは前記シャフトが貫通して外部に導出される導出孔を有し、 前記導出孔を取り囲む前記ケーシングの内壁を外側に向かって窪ませて凹状領域を形成し、前記導電性プレートは、前記凹状領域が形成された領域で前記ケーシングとの間に間隙が形成され、更に、前記導出孔が形成された領域で前記ケーシングとの間に間隙が形成されることを特徴とする。このことから、長期に渡り導電性プレートとケーシングとを導通させ、回転機の運転状況下において電食が発生することを抑止することができる。
また、本発明の回転機では、前記導電性プレートを前記ケーシングの内壁に押圧する押圧部材を更に具備することを特徴とする。従って、導電性プレートとケーシングとをより確実に導通させることができる。
また、本発明の回転機では、前記切込部は、半径方向内側部分が半径方向外側部分よりも、前記シャフトが回転する側に配置されるように傾斜することを特徴とする。
本発明の実施形態に係る回転機としてのインバータモータを示す斜視図である。 本発明の実施形態に係る回転機としてのインバータモータを示す図であり、(A)は断面図であり、(B)は拡大断面図である。 (A)および(B)は、本発明の実施形態に係る回転機としてのインバータモータに用いられる導電性プレートを示す斜視図である。 本発明の実施形態に係る回転機としてのインバータモータに用いられる固定リングを示す斜視図である。
以下、本発明の実施形態に係る回転機としてのモータ10を図面に基づき詳細に説明する。以下の説明では、同一の構成を有する部位には同一の符号を付し、繰り返しの説明は省略する。以下の説明では、上下前後左右の各方向を適宜用いるが、前後は軸方向に沿う前後を意味しており、上方、下方、左方および右方は半径方向外側に対応している。
図1を参照して、本形態のモータ10は、所謂インバータモータであり、その内部にインバータを有している。このインバータは、外部から供給される商用交流電力を直流電力に変換するコンバータ回路と、コンバータ回路で変換された直流電力を平滑化する平滑回路と、平滑化された直流電力を所定の周波数の交流電力に変換するインバータ回路と、から構成されている。このようなモータ10は、ブラシレスモータとも称される。また、外部から直流電力が供給される場合もあり、このような場合は、直流電力を所定の周波数の交流電力に変換するインバータ回路がモータ10に内蔵される。
ケーシング11は、中空構造とされた略円筒形状を呈し、後述する固定子や回転子はケーシング11に内蔵される。ケーシング11は、前方側および後方側を向く円形側面の中央部分に、後述するシャフト14が外部に導出される導出孔17が形成されている。また、ケーシング11の半径方向外側を向く側面を、羽根状に外部に突出させて放熱フィン16が形成されている。モータ10が回転することで発生する熱を、放熱フィン16を経由して外部に放出することで、モータ10が過熱状態になることが抑止される。また、ケーシング11の前方側面の中央部分を前方に突出させることで突出部32が形成されており、後述するベアリング15や導電性プレート20は突出部32に収納される。かかる構成は、ケーシング11の後方側面に関しても同様である。ここで、ケーシング11は、アルミケース、絞り加工された鋼板、モールド一体成形品、またはこれらの組み合わせから構成される。
シャフト14は、円柱状の鋼棒から成り、ケーシング11を前後方向に貫通している。ケーシング11の内部で磁気的作用により回転子が回転することで発生する動力は、シャフト14を介して外部に取り出される。
図2を参照して、モータ10の構成を詳述する。図2(A)はモータ10の中心を通過する切断面に於ける断面図であり、図2(B)は導電性プレート20およびその周辺部を拡大して示す断面図である。
図2(A)を参照して、ケーシング11の内部には、モータ10の固定子としてのコイル12と、回転子としてのマグネット13が内蔵されている。コイル12は、ケーシング11の内壁に固定された固定子鉄心41に巻回されている。一方、マグネット13は、シャフト14が挿通する円筒状の回転子鉄心42の外側表面に固着されている。換言すると、マグネット13はシャフト14に固着されており、シャフト14と共に回転する。モータ10の運転状況下では、上記したインバータ回路から電流が供給されたコイル12が所定の磁界を発生させ、コイル12とマグネット13との間で磁気的作用が生じることで、シャフト14が所定方向に所定の回転速度で回転する。
制御基板30は、ケーシング11の内部における前方部分に配置され、インバータを構成するトランジスタ等の電子部品が実装される。外部から供給された電力は、制御基板30に実装されたインバータで所定の周波数の交流電力に変換された後に、コイル12に供給される。ここで、制御基板30は、ケーシング11の後方部分に配置されてもよい。
図2(B)を参照して、ケーシング11の前方端部に形成される突出部32には、ベアリング15、固定リング35、導電性プレート20が内蔵されている。
ベアリング15は、ケーシング11とシャフト14との間に配置され、シャフト14を回転自在に支持する機能を有する。ベアリング15は、外輪36と、内輪37と、外輪36と内輪37との間に配置された鋼球38とから成る。外輪36はケーシング11側に固定され、内輪37はシャフト14に固定され、鋼球38は外輪36と内輪37との間で回転可能とされている。また、外部からの異物がベアリング15に入り込むことを防止するために、外輪36と内輪37との間隙は封止されている。
導電性プレート20は、ケーシング11の軸方向内側面に当接するように、シャフト14および導出孔17と同心円的に配置されている。導電性プレート20は、カーボン等の導電性粉末が添加された可撓性を有する合成樹脂から成り、その具体的形状は後述する。導電性プレート20の外側部分の前方主面は、ケーシング11の内壁に接触して導通している。また、導電性プレート20の内側部分は略90度曲折されており、導電性プレート20の後方主面がシャフト14の表面に接触している。シャフト14に接触する導電性プレート20の内側部分が曲折していることで、導電性プレート20の曲折部39の曲げ応力で、導電性プレート20の内側部分がソフトにシャフト14に押し当てられるようになる。従って、シャフト14の回転に伴う導電性プレート20の摩耗を抑制し、導電性プレート20を長期にわたって使用することが可能と成る。
固定リング35は、ベアリング15と、導電性プレート20との間に配置されている。固定リング35の後方主面はベアリング15に接触し、固定リング35の前方主面は導電性プレート20に接触している。固定リング35を、ケーシング11の内壁とベアリング15との間に配置することで、シャフト14と共に回転する内輪37をケーシング11の内壁から離間させている。また、本形態では、固定リング35は、導電性プレート20をケーシング11の内側側面に押し付けており、これにより固定リング35は確実にケーシング11と導通するように成る。
凹状領域18は、導出孔17を取り囲む部分のケーシング11の内壁を窪ませることで形成されている。導電性プレート20の曲折部39が、凹状領域18に収納されることで、曲折部39における導電性プレート20の曲率を小さくして、曲折箇所に作用するストレスを小さくすることが出来る。
上記した構成のモータ10を運転すると、コイル12には電圧が印加される一方、シャフト14は外部とは電気的に接続されていないので、シャフト14には電荷が蓄積されることに成る。この電荷がケーシング11側に移動する経路としては、シャフト14を回転可能に支持するベアリング15を経由する経路と、シャフト14に当接する導電性プレート20を経由する経路の2つが存在している。導電性プレート20を経由する経路の抵抗値は、ベアリング15を経由する経路する抵抗値よりも低い。従って、本形態では、モータ10が運転することでシャフト14に蓄積する電荷は、導電性プレート20を経由してケーシング11側に移動し、電荷がベアリング15を経由しないので、上記した電食が発生することが抑止されている。また、導電性プレート20は直にシャフト14の表面に接触しており、両者の間に導電グリスなどの抵抗値が大きい物質が介在していないことから、導電性プレート20を経路として電荷を容易にケーシング11側に移動させることが出来る。
更に、導電性プレート20が接触する部分のシャフト14の表面は、導電性プレート20の摩耗を抑制するために、滑らかな面とされている。シャフト14の表面の十点平均粗さRzの好ましい値は3.2μm以下であり、特に好ましい値は0.8μm以下である。このようにすることで、導電性プレート20の摩耗を抑制し、導電性プレート20の寿命を延ばすことが出来る。
図3を参照して、上記したモータ10に内蔵される導電性プレート20の構成を詳述する。図3(A)は導電性プレート20を示す斜視図であり、図3(B)は他の形態の導電性プレート20を示す斜視図である。
図3(A)を参照して、導電性プレート20は、概略的に円環状を呈する板状部材であり、上記したケーシング11に取り付けた際に外側を向く外側主面22と、外側主面22に対向する内側主面23と、外側主面22と内側主面23の内側端部を繋ぐ内側面24と、外側主面22と内側主面23の外側端部を繋ぐ外側面25と、を有している。
導電性プレート20の中心部を円形に開口して形成した孔部26の幅L2は、図2(B)に示すシャフト14の直径L1よりも短く設定されている。これにより、導電性プレート20の孔部26にシャフト14を貫通することで、導電性プレート20の内側部分を曲折させ、導電性プレート20の内側主面23を、シャフト14の表面にソフトに接触させることが出来る。
導電性プレート20の孔部26の周辺部には複数の切込部21が形成されている。切込部21は、導電性プレート20の半径方向に対して平行または略平行に形成されており、孔部26の外周部の円周方向に沿って等間隔または略等間隔に形成されている。
切込部21は、導電性プレート20の内側端部から、導電性プレート20の中間部分まで連続して伸びる切断部として形成されている。切込部21の外側の端部は、上記したシャフト14の半径方向に於ける外縁部分を示す外周円28に到達するまで、または外周円28よりも外側まで延在している。そのようにすることで、図2(B)に示したように、導電性プレート20の孔部26にシャフト14を挿通すると、切込部21が形成されている導電性プレート20の内側部分を、シャフト14に沿って曲折させてソフトに接触させることが出来る。
更に、図2(B)を参照して、切込部21の外側の端部は、導電性プレート20の曲折部39まで延在させてもよい。更には、切込部21の外側の端部を、曲折部39の中央部、または曲折部39の外側端部まで延在させてもよい。このようにすることで、上記した効果を顕著にすることが出来る。
図3(B)を参照して、上記した切込部21の他の形態を説明する。この図に示す切込部21は、二点鎖線で示す半径方向から傾斜して形成されている。具体的には、矢印で示すシャフト14の回転方向が時計回りの場合は、切込部21は、その外側部分が反時計回りに向かって傾斜している。このようにすることで、導電性プレート20が接触している状態のシャフト14が回転することで、導電性プレート20の内側部分に引っ張り応力が作用しても、その応力で導電性プレート20の内側部分が破損してしまうことを抑制し、導電性プレート20の寿命を延ばすことが出来る。更に切込部21が形成された導電性プレート20の内側部分が捻れてしまうことを抑制出来る。
図4を参照して、導電性プレート20を押圧固定する押圧部材である固定リング35の形状を説明する。固定リング35は、リング状に成形された鋼板から成り、例えば、120度単位で厚み方向に波状に曲折加工されている。固定リング35は、その形状に由来して、ウェーブワッシャとも称される。
固定リング35は、図2(B)に示したように、厚み方向に圧縮された状態で、ベアリング15と導電性プレート20との間に配置される。これにより、固定リング35がベアリング15を後方に押圧することで、ベアリング15をケーシング11の内壁から離間している。また、固定リング35が導電性プレート20を前方に押圧することで、導電性プレート20がケーシング11の内壁に押し付けられ、導電性プレート20がケーシング11と電気的に接続する。更に、シャフト14が回転することに伴い、シャフト14に接触する導電性プレート20が変位や変形することも抑制されている。
以上、本発明の実施形態を示したが、本発明は、上記実施形態に限定されるものではない。
例えば、上記した本形態では、回転機としてインバータモータであるモータ10を例示したが、インバータモータ以外のモータや発電機等に本形態の構成を適用することも出来る。
更に、図2(B)を参照して、導電性プレート20の内側部分は必ずしも曲折される必要はなく、導電性プレート20は平坦形状のまま、導電性プレート20の内側の側面がシャフト14の表面に接触するようにしてもよい。
更に、図2(B)では、導電性プレート20はケーシング11の内壁面に接触しているが、導電性プレート20をケーシング11の外側面に接触するようにしてもよい。このようにすることで、導電性プレート20が経年劣化により摩耗した場合に、導電性プレート20を容易に交換することができる。
10 モータ
11 ケーシング
12 コイル
13 マグネット
14 シャフト
15 ベアリング
16 放熱フィン
17 導出孔
18 凹状領域
20 導電性プレート
21 切込部
22 外側主面
23 内側主面
24 内側面
25 外側面
26 孔部
28 外周円
30 制御基板
32 突出部
35 固定リング
36 外輪
37 内輪
38 鋼球
39 曲折部
41 固定子鉄心
42 回転子鉄心

Claims (3)

  1. ケーシングと、前記ケーシングの内部に固定配置される固定子と、前記固定子の内側で回転する回転子と、前記回転子と共に回転するシャフトと、前記シャフトと前記ケーシングとの間に配置されるベアリングと、外側部分が前記ケーシングに接触すると共に内側部分が前記シャフトに接触する導電性プレートと、を具備し、
    前記導電性プレートには、内側端部から半径方向外側に向かって伸びる複数の切込部が形成され、
    前記導電性プレートは、外側主面と、内側主面と、前記外側主面および前記内側主面の内側端部を繋ぐ内側面と、前記外側主面および前記内側主面の外側端部を繋ぐ外側面と、を有し、前記導電性プレートの内側部分は、前記シャフトの軸方向外側に向かって曲折され、前記導電性プレートの内側部分の前記内側主面が、前記導電性プレートに発生する曲げ応力により、前記シャフトの表面に接触し、
    前記ケーシングは前記シャフトが貫通して外部に導出される導出孔を有し、 前記導出孔を取り囲む前記ケーシングの内壁を外側に向かって窪ませて凹状領域を形成し、
    前記導電性プレートは、前記凹状領域が形成された領域で前記ケーシングとの間に間隙が形成され、更に、前記導出孔が形成された領域で前記ケーシングとの間に間隙が形成されることを特徴とする回転機。
  2. 前記導電性プレートを前記ケーシングの内壁に押圧する押圧部材を更に具備することを特徴とする請求項1に記載の回転機。
  3. 前記切込部は、半径方向内側部分が半径方向外側部分よりも、前記シャフトが回転する側に配置されるように傾斜することを特徴とする請求項1または請求項2に記載の回転機。
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