JP6479827B2 - データ伝送インジケーション方法、アクセスポイント、及び端末 - Google Patents

データ伝送インジケーション方法、アクセスポイント、及び端末 Download PDF

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Description

本発明は、通信技術の分野に関するものであり、具体的には、データ伝送インジケーション方法、アクセスポイント、及び端末に関するものである。
直交周波数分割多重化(Orthogonal Frequency Division Multiplexing、以下略してOFDM)は、現在の無線通信の基本伝送方式であり、ここで、サブキャリアの直交性によって許される範囲内で、サブキャリア間隔は最小になるように圧縮され、それによって、平行であり、かつ互いに干渉しない複数の伝送路を形成し、システムの周波数利用効率を改善する。前述のOFDMの特徴は、直交周波数分割多元接続(Orthogonal Frequency Division Multiple Access、以下略してOFDMA)において使用され、互いに干渉しないOFDMにおけるサブキャリアが複数のユーザに割り振られ、マルチユーザアクセス又はデータ伝送を実施する。OFDMAモードにおいてデータを送信することは、実際には、送信端が、複数の受信端のデータを、受信端に対応するサブチャネルを使用することによって、サブチャネルに関連付けられている受信端に同期的に送信することである(本明細書におけるサブチャネルは、1つのサブキャリアを含み得るか、又は複数のサブキャリアを含み得る)。
従来技術では、OFDMAモードにおける伝送は、伝送を実行するために20MHzの帯域幅のみサポートすることができ、20MHzは64個のサブキャリアに分割されるものとしてよく、ここで、48個のサブキャリアは、ユーザデータの伝送に使用される。従来のOFDMA技術では、シグナリング部分(シグナリング部分のフォーマットは、20MHzの帯域幅にのみ適用可能である)は、データフォーマット内の物理層プリアンブルの後に追加されるとともに、シグナリング部分は、各サブキャリアに対して割り振られたユーザを示すために使用され、ここで、1つのサブキャリアは1つのユーザ識別子(Identity、以下略してID)にのみ対応することができる。送信端は、異なるサブキャリア上で異なるユーザのデータを同期的に送信し、それに対応して、ユーザは、対応するサブキャリア上で、送信端によって送信されたデータを受信する。
しかしながら、ユーザの数が48を超える場合、20MHzの帯域幅の制限があるため、従来技術では、48ユーザ以外の残りのユーザについては、残りのユーザが送信端のデータを受信するときにインジケーションが実行されることができない。
本発明は、48ユーザ以外の残りのユーザについては、残りのユーザが送信端のデータを受信するときにインジケーションが実行されることができない、という従来技術における問題を解決するために使用される、データ伝送インジケーション方法、アクセスポイント、及び端末を提供する。
第1の態様によれば、本発明は、データ伝送インジケーション方法であって、
アクセスポイントにより、直交周波数分割多元接続OFDMA物理層シグナリングを端末に送信するステップであって、OFDMA物理層シグナリングは、端末に対して割り振られたサブチャネルを端末に示すために使用され、それにより、端末はOFDMA物理層シグナリングに従って端末に対応するサブチャネルを判定し、OFDMA物理層シグナリングは、端末の識別子、及び端末の識別子に対応するサブチャネル情報を含む、ステップを含む方法を提供する。
第1の態様に関して、第1の態様の第1の可能な実装方式において、端末の識別子は、1つ又は複数の端末グループの識別子であり、各端末グループは、少なくとも1つの端末を含み、サブチャネル情報は、アップリンクサブチャネル又はダウンリンクサブチャネル又はアップリンク及びダウンリンク双方向サブチャネルを含み、その場合に、端末に対して割り振られたサブチャネルを端末に示すために使用されているOFDMA物理層シグナリングは、
各端末グループに、割り振られたサブチャネルがアップリンクサブチャネル又はダウンリンクサブチャネル又はアップリンク及びダウンリンク双方向サブチャネルであることを示すために使用されているOFDMA物理層シグナリングを含み、端末グループ及びサブチャネルは一対一の対応関係にある。
第1の態様の第1の可能な実装方式に関して、第1の態様の第2の可能な実装方式において、アクセスポイントにより、OFDMA物理層シグナリングを端末に送信するステップの前に、当該方法は、
アクセスポイントにより、端末グループの識別子と端末のアドレスとの間のマッピング関係を端末に送信するステップであって、それにより、端末が配置されている端末グループを端末が学習する、ステップをさらに含む。
第1の態様に関して、第1の態様の第3の可能な実装方式において、端末の識別子は、1つの端末グループの識別子であり、端末グループは、少なくとも2つの端末を含み、その場合に、端末に対して割り振られたサブチャネルを端末に示すために使用されているOFDMA物理層シグナリングは、
端末グループ内の各端末に、割り振られたサブチャネルがアップリンクサブチャネル又はダウンリンクサブチャネル又はアップリンク及びダウンリンク双方向サブチャネルであることを示すために使用されているOFDMA物理層シグナリングを含み、端末グループ内の各端末及びサブチャネルは一対一の対応関係にある。
第1の態様から第1の態様の第3の可能な実装方式までのいずれか1つに関して、第1の態様の第4の可能な実装方式において、アクセスポイントにより、直交周波数分割多元接続OFDMA物理層シグナリングを端末に送信するステップは、
アクセスポイントにより、直交周波数分割多重化OFDMプリアンブルを端末に送信するステップであって、OFDMプリアンブルは、OFDMA物理層シグナリングを運ぶ、ステップ、又は
アクセスポイントにより、ヌルデータパケットアナウンスメントNDPAフレームを端末に送信するステップであって、NDPAフレームは、OFDMA物理層シグナリングを運ぶ、ステップを含む。
第1の態様から第1の態様の第3の可能な実装方式までのいずれか1つに関して、第1の態様の第5の可能な実装方式において、アクセスポイントにより、直交周波数分割多元接続OFDMA物理層シグナリングを端末に送信するステップは、
アクセスポイントにより、NDPAフレーム及びOFDMプリアンブルを端末に送信するステップを含み、
NDPAフレームは、OFDMA物理層シグナリングにおける端末の識別子を運び、そしてOFDMプリアンブルは、端末の識別子に対応するとともに、OFDMA物理層シグナリング内にあるサブチャネル情報を運ぶか、又は、NDPAフレームは、端末の識別子に対応するとともに、OFDMA物理層シグナリング内にあるサブチャネル情報を運び、そしてOFDMプリアンブルは、OFDMA物理層シグナリングにおける端末の識別子を運ぶ。
第1の態様から第1の態様の第5の可能な実装方式までのいずれか1つに関して、第1の態様の第6の可能な実装方式において、OFDMA物理層シグナリングは、ダウンリンクOFDMAデータ情報を受信するために端末に割り振られたサブチャネルを端末に示すために特に使用され、その場合に、アクセスポイントにより、直交周波数分割多元接続OFDMA物理層シグナリングを端末に送信するステップの後に、当該方法は、
アクセスポイントにより、OFDMAモードにおいて端末に対応するサブチャネル上でダウンリンクOFDMAデータ情報を送信するステップであって、ダウンリンクOFDMAデータ情報は、OFDMAプリアンブル及びOFDMAデータを含み、OFDMAプリアンブルは、スイッチングフィールド及びウルトラハイスループットシグナリング(ultra high throughput signaling)B UHT−SIG−Bを含む、ステップをさらに含む。
第1の態様の第6の可能な実装方式に関して、第1の態様の第7の可能な実装方式において、OFDMA物理層シグナリング又はダウンリンクOFDMAデータ情報は、OFDMA確認応答ACK要求(OFDMA acknowledge ACK request)又はOFDMAブロック確認応答BA要求(OFDMA block acknowledge BA request)を運び、OFDMA ACK要求又はOFDMA BA要求は、OFDMAモードにおいてACK応答又はBA応答をアクセスポイントに送信するように端末に指示するために使用され、その場合に、OFDMA物理層シグナリングは、端末に対応し、ACK応答又はBA応答がアクセスポイントに送信されるとともに、端末に対して割り振られたサブチャネルを示すためにさらに使用され、その場合に、アクセスポイントにより、OFDMAモードにおいて端末に対応するサブチャネル上でダウンリンクOFDMAデータ情報を送信するステップの後に、当該方法は、
アクセスポイントにより、OFDMAモードにおいて端末に対応するサブチャネル上で端末によって送信されたACK応答又はBA応答を受信するステップをさらに含む。
第1の態様の第6の可能な実装方式に関して、第1の態様の第8の可能な実装方式において、OFDMA物理層シグナリングは、端末に対応し、ACK応答又はBA応答がアクセスポイントに送信されるとともに、端末に対して割り振られたサブチャネルを示すために使用され、その場合に、アクセスポイントにより、端末に対応するサブチャネル上でダウンリンクOFDMAデータ情報を送信するステップの後に、当該方法は、
アクセスポイントにより、ACK要求フレーム又はBA要求フレームを端末に送信するステップであって、ACK要求フレーム又はBA要求フレームは専用情報ビットを含み、専用情報ビットは、OFDMAモードにおいてACK応答又はBA応答をアクセスポイントに送信するように端末に指示するために使用される、ステップと、
アクセスポイントにより、OFDMAモードにおいて対応するサブチャネル上で端末によって送信されたACK応答又はBA応答を受信するステップとをさらに含む。
第1の態様から第1の態様の第3の可能な実装方式までのいずれか1つに関して、第1の態様の第9の可能な実装方式において、OFDMA物理層シグナリングは、OFDMA ACK要求又はOFDMA BA要求を運び、OFDMA ACK要求又はOFDMA BA要求は、OFDMAモードにおいてACK応答又はBA応答をアクセスポイントに送信するように端末に指示するために使用され、その場合に、OFDMA物理層シグナリングは、端末に対応し、ACK応答又はBA応答がアクセスポイントに送信されるとともに、端末に対して割り振られたサブチャネルを端末に示すために特に使用され、その場合に、アクセスポイントにより、直交周波数分割多元接続OFDMA物理層シグナリングを端末に送信するステップは、
アクセスポイントにより、マルチユーザ多入力多出力MU−MIMOモードにおいてマルチユーザ多入力多出力MU−MIMOデータ情報を端末に送信するステップであって、MU−MIMOデータ情報は、OFDMA物理層シグナリングを運ぶ、ステップを含み、
その場合に、アクセスポイントにより、直交周波数分割多元接続OFDMA物理層シグナリングを端末に送信するステップの後に、当該方法は、
アクセスポイントにより、OFDMAモードにおいて対応するサブチャネル上で端末によって送信されたACK応答又はBA応答を受信するステップをさらに含む。
第1の態様から第1の態様の第3の可能な実装方式までのいずれか1つに関して、第1の態様の第10の可能な実装方式において、OFDMA物理層シグナリングは、端末に対応し、ACK応答又はBA応答がアクセスポイントに送信されるとともに、端末に対して割り振られたサブチャネルを端末に示すために特に使用され、その場合に、アクセスポイントにより、直交周波数分割多元接続OFDMA物理層シグナリングを端末に送信するステップは、
アクセスポイントにより、MU−MIMOモードにおいてMU−MIMOデータ情報を端末に送信するステップであって、MU−MIMOデータ情報は、OFDMA物理層シグナリングを運ぶ、ステップと、
アクセスポイントにより、ACK要求フレーム又はBA要求フレームを端末に送信するステップであって、ACK要求フレーム又はBA要求フレームは専用情報ビットを含み、専用情報ビットは、OFDMAモードにおいてACK応答又はBA応答をアクセスポイントに送信するように端末に指示するために使用される、ステップとを含み、
その場合に、アクセスポイントにより、直交周波数分割多元接続OFDMA物理層シグナリングを端末に送信するステップの後に、当該方法は、
アクセスポイントにより、OFDMAモードにおいて端末に対応するサブチャネル上で端末によって送信されたACK応答又はBA応答を受信するステップをさらに含む。
第1の態様から第1の態様の第3の可能な実装方式までのいずれか1つに関して、第1の態様の第11の可能な実装方式において、OFDMA物理層シグナリングは、端末に対応し、ACK応答又はBA応答がアクセスポイントに送信されるとともに、端末に対して割り振られたサブチャネルを端末に示すために特に使用され、その場合に、アクセスポイントにより、直交周波数分割多元接続OFDMA物理層シグナリングを端末に送信するステップは、
アクセスポイントにより、MU−MIMOモードにおいてMU−MIMOデータ情報を端末に送信するステップと、
アクセスポイントにより、ACK要求フレーム又はBA要求フレームを端末に送信するステップであって、ACK要求フレーム又はBA要求フレームは専用情報ビットを含み、専用情報ビットは、OFDMAモードにおいてACK応答又はBA応答をアクセスポイントに送信するように端末に指示するために使用され、ACK要求フレーム又はBA要求フレームは、OFDMA物理層シグナリングを運ぶ、ステップとを含み、
その場合に、アクセスポイントにより、直交周波数分割多元接続OFDMA物理層シグナリングを端末に送信するステップの後に、当該方法は、
アクセスポイントにより、OFDMAモードにおいて対応するサブチャネル上で端末によって送信されたACK応答又はBA応答を受信するステップをさらに含む。
第1の態様から第1の態様の第3の可能な実装方式までのいずれか1つに関して、第1の態様の第12の可能な実装方式において、OFDMA物理層シグナリングは、OFDMA ACK要求又はOFDMA BA要求を運び、OFDMA ACK要求又はOFDMA BA要求は、OFDMAモードにおいてACK応答又はBA応答をアクセスポイントに送信するように端末に指示するために使用され、その場合に、OFDMA物理層シグナリングは、端末に対応し、ACK応答又はBA応答がアクセスポイントに送信されるとともに、端末に対して割り振られたサブチャネルを端末に示すために特に使用され、アクセスポイントにより、直交周波数分割多元接続OFDMA物理層シグナリングを端末に送信するステップの後に、当該方法は、
アクセスポイントにより、OFDMA+MU−MIMOモードにおいて端末に対応するサブチャネル上でOFDMA+MU−MIMOデータ情報を端末に送信するステップと、
アクセスポイントにより、OFDMAモードにおいて対応するサブチャネル上で端末によって送信されたACK応答又はBA応答を受信するステップとをさらに含む。
第1の態様から第1の態様の第3の可能な実装方式までのいずれか1つに関して、第1の態様の第13の可能な実装方式において、OFDMA物理層シグナリングは、端末に対応し、ACK応答又はBA応答がアクセスポイントに送信されるとともに、端末に対して割り振られたサブチャネルを端末に示すために特に使用され、アクセスポイントにより、直交周波数分割多元接続OFDMA物理層シグナリングを端末に送信するステップの後に、当該方法は、
アクセスポイントにより、OFDMA+MU−MIMOモードにおいて端末に対応するサブチャネル上でOFDMA+MU−MIMOデータ情報を端末に送信するステップと、
アクセスポイントにより、ACK要求フレーム又はBA要求フレームを端末に送信するステップであって、ACK要求フレーム又はBA要求フレームは専用情報ビットを含み、専用情報ビットは、OFDMAモードにおいてACK応答又はBA応答をアクセスポイントに送信するように端末に指示するために使用される、ステップと、
アクセスポイントにより、OFDMAモードにおいて対応するサブチャネル上で端末によって送信されたACK応答又はBA応答を受信するステップとをさらに含む。
第1の態様から第1の態様の第5の可能な実装方式までのいずれか1つに関して、第1の態様の第14の可能な実装方式において、OFDMA物理層シグナリングは、端末に対応し、アップリンクOFDMAデータ情報がアクセスポイントに送信されるとともに、端末に対して割り振られたサブチャネルを端末に示すために特に使用され、その場合に、アクセスポイントにより、直交周波数分割多元接続OFDMA物理層シグナリングを端末に送信するステップの前に、当該方法は、
アクセスポイントにより、端末によって送信されたアップリンク伝送フレームを受信するステップをさらに含み、
その場合に、アクセスポイントにより、直交周波数分割多元接続OFDMA物理層シグナリングを端末に送信するステップの後に、当該方法は、
アクセスポイントにより、OFDMAモードにおいて対応するサブチャネル上で端末によって送信されたアップリンクOFDMAデータ情報を受信するステップをさらに含む。
第1の態様の第14の可能な実装方式に関して、第1の態様の第15の可能な実装方式において、アップリンクOFDMAデータ情報は、OFDMA ACK要求又はOFDMA BA要求を運び、OFDMA ACK要求又はOFDMA BA要求は、OFDMAモードにおいてACK応答又はBA応答を端末に送信するようにアクセスポイントに指示するためにさらに使用され、その場合に、アクセスポイントにより、対応するサブチャネル上で端末によって送信されたアップリンクOFDMAデータ情報を受信するステップの後に、当該方法は、
アクセスポイントにより、OFDMAモードにおいて端末に対応するサブチャネル上でアップリンクOFDMAデータ情報に対応するACK応答又はBA応答を送信するステップをさらに含む。
第1の態様から第1の態様の第5の可能な実装方式までのいずれか1つに関して、第1の態様の第16の可能な実装方式において、OFDMA物理層シグナリングは、端末に対応し、アップリンクOFDMAデータ情報がアクセスポイントに送信されるとともに、端末に対して割り振られたサブチャネルを端末に示すために特に使用され、その場合に、アクセスポイントにより、直交周波数分割多元接続OFDMA物理層シグナリングを端末に送信するステップの後に、当該方法は、
アクセスポイントにより、OFDMAモードにおいて対応するサブチャネル上で端末によって送信されたアップリンクOFDMAデータ情報を受信するステップをさらに含む。
第2の態様によれば、本発明は、データ伝送インジケーション方法であって、
端末により、アクセスポイントによって送信された直交周波数分割多元接続OFDMA物理層シグナリングを受信するステップであって、OFDMA物理層シグナリングは、端末に対してアクセスポイントによって割り振られたサブチャネルを端末に示すために使用され、OFDMA物理層シグナリングは、端末の識別子、及び端末の識別子に対応するサブチャネル情報を含む、ステップと、
端末により、OFDMA物理層シグナリングに従って端末に対応するサブチャネルを判定するステップとを含む方法を提供する。
第2の態様に関して、第2の態様の第1の可能な実装方式において、端末の識別子は、1つ又は複数の端末グループの識別子であり、各端末グループは、少なくとも1つの端末を含み、サブチャネル情報は、アップリンクサブチャネル又はダウンリンクサブチャネル又はアップリンク及びダウンリンク双方向サブチャネルを含み、その場合に、端末に対して割り振られたサブチャネルを端末に示すために使用されているOFDMA物理層シグナリングは、
各端末グループに、割り振られたサブチャネルがアップリンクサブチャネル又はダウンリンクサブチャネル又はアップリンク及びダウンリンク双方向サブチャネルであることを示すために使用されているOFDMA物理層シグナリングを含み、端末グループ及びサブチャネルは一対一の対応関係にある。
第2の態様の第1の可能な実装方式に関して、第2の態様の第2の可能な実装方式において、端末により、アクセスポイントによって送信された直交周波数分割多元接続OFDMA物理層シグナリングを受信するステップの前に、当該方法は、
端末により、端末グループの識別子と端末のアドレスとの間のマッピング関係を受信するステップであって、マッピング関係はアクセスポイントによって送信される、ステップをさらに含み、
その場合に、端末により、OFDMA物理層シグナリングに従って端末に対応するサブチャネルを判定するステップは、
端末により、マッピング関係に従って、端末が端末グループ内に配置されていることを判定し、その場合に、端末により、端末グループに対応するサブチャネルが、端末に対応するサブチャネルであることを判定するステップとを含む。
第2の態様に関して、第2の態様の第3の可能な実装方式において、端末の識別子は、1つの端末グループの識別子であり、端末グループは、少なくとも2つの端末を含み、その場合に、端末に対して割り振られたサブチャネルを端末に示すために使用されているOFDMA物理層シグナリングは、
端末グループ内の各端末に、割り振られたサブチャネルがアップリンクサブチャネル又はダウンリンクサブチャネル又はアップリンク及びダウンリンク双方向サブチャネルであることを示すために使用されているOFDMA物理層シグナリングを含み、端末グループ内の各端末及びサブチャネルは一対一の対応関係にある。
第2の態様から第2の態様の第3の可能な実装方式までのいずれか1つに関して、第2の態様の第4の可能な実装方式において、端末により、アクセスポイントによって送信された直交周波数分割多元接続OFDMA物理層シグナリングを受信するステップは、
端末により、アクセスポイントによって送信された直交周波数分割多重化OFDMプリアンブルを受信するステップであって、OFDMプリアンブルは、OFDMA物理層シグナリングを運ぶ、ステップ、又は
端末により、アクセスポイントによって送信されたヌルデータパケットアナウンスメントNDPAフレームを受信するステップであって、NDPAフレームは、OFDMA物理層シグナリングを運ぶ、ステップを含む。
第2の態様から第2の態様の第3の可能な実装方式までのいずれか1つに関して、第2の態様の第5の可能な実装方式において、端末により、アクセスポイントによって送信された直交周波数分割多元接続OFDMA物理層シグナリングを受信するステップは、
端末により、アクセスポイントによって送信されたNDPAフレーム及びOFDMプリアンブルを受信するステップであって、NDPAフレームは、OFDMA物理層シグナリングにおける端末の識別子を運び、そしてOFDMプリアンブルは、端末の識別子に対応するとともに、OFDMA物理層シグナリング内にあるサブチャネル情報を運ぶか、又は、NDPAフレームは、端末の識別子に対応するとともに、OFDMA物理層シグナリング内にあるサブチャネル情報を運び、そしてOFDMプリアンブルは、OFDMA物理層シグナリングにおける端末の識別子を運ぶ、ステップをさらに含む。
第2の態様から第2の態様の第5の可能な実装方式までのいずれか1つに関して、第2の態様の第6の可能な実装方式において、OFDMA物理層シグナリングは、ダウンリンクOFDMAデータ情報を受信するためにアクセスポイントによって端末に割り振られたサブチャネルを端末に示すために特に使用され、その場合に、端末により、OFDMA物理層シグナリングに従って端末に対応するサブチャネルを判定するステップの後に、当該方法は、
端末により端末に対応するサブチャネル上で、アクセスポイントによって送信されたダウンリンクOFDMAデータ情報を受信するステップであって、ダウンリンクOFDMAデータ情報は、OFDMAプリアンブル及びOFDMAデータを含み、OFDMAプリアンブルは、スイッチングフィールド及びウルトラハイスループットシグナリングB UHT−SIG−Bを含む、ステップをさらに含む。
第2の態様の第6の可能な実装方式に関して、第2の態様の第7の可能な実装方式において、端末により端末に対応するサブチャネル上で、アクセスポイントによって送信されたダウンリンクOFDMAデータ情報を受信するステップは、
端末により、OFDMAデータに対応するとともに、アクセスポイントによって送信された送信先端末アドレスを受信するステップと、
端末により、端末が送信先端末アドレスと一致するかどうかを判定するステップと、
もし一致すれば、端末により端末に対応するサブチャネル上で、アクセスポイントによって送信されたダウンリンクOFDMAデータ情報を受信するステップとを特に含む。
第2の態様の第7の可能な実装方式に関して、第2の態様の第8の可能な実装方式において、OFDMA物理層シグナリング又はダウンリンクOFDMAデータ情報は、OFDMA確認応答ACK要求又はOFDMAブロック確認応答BA要求を運び、OFDMA ACK要求又はOFDMA BA要求は、OFDMAモードにおいてACK応答又はBA応答をアクセスポイントに送信するように端末に指示するために使用され、その場合に、OFDMA物理層シグナリングは、端末に対応し、ACK応答又はBA応答がアクセスポイントに送信されるとともに、端末に対して割り振られたサブチャネルを示すためにさらに使用され、その場合に、端末により端末に対応するサブチャネル上で、アクセスポイントによって送信されたダウンリンクOFDMAデータ情報を受信するステップの後に、当該方法は、
端末により、OFDMAモードにおいて端末に対応するサブチャネル上でアクセスポイントにACK応答又はBA応答を送信するステップをさらに含む。
第2の態様の第7の可能な実装方式に関して、第2の態様の第9の可能な実装方式において、OFDMA物理層シグナリングは、端末に対応し、ACK応答又はBA応答がアクセスポイントに送信されるとともに、端末に対して割り振られたサブチャネルを示すために使用され、その場合に、端末により端末に対応するサブチャネル上で、アクセスポイントによって送信されたダウンリンクOFDMAデータ情報を受信するステップの後に、当該方法は、
端末により、アクセスポイントによって送信されたACK要求フレーム又はBA要求フレームを受信するステップであって、ACK要求フレーム又はBA要求フレームは専用情報ビットを含み、専用情報ビットは、OFDMAモードにおいてACK応答又はBA応答をアクセスポイントに送信するように端末に指示するために使用される、ステップと、
端末により、OFDMAモードにおいて端末に対応するサブチャネル上でアクセスポイントにACK応答又はBA応答を送信するステップとをさらに含む。
第2の態様から第2の態様の第3の可能な実装方式までのいずれか1つに関して、第2の態様の第10の可能な実装方式において、OFDMA物理層シグナリングは、OFDMA ACK要求又はOFDMA BA要求を運び、OFDMA ACK要求又はOFDMA BA要求は、OFDMAモードにおいてACK応答又はBA応答をアクセスポイントに送信するように端末に指示するために使用され、その場合に、OFDMA物理層シグナリングは、端末に対応し、ACK応答又はBA応答がアクセスポイントに送信されるとともに、端末に対して割り振られたサブチャネルを端末に示すために特に使用され、その場合に、端末により、アクセスポイントによって送信された直交周波数分割多元接続OFDMA物理層シグナリングを受信するステップは、
端末により、アクセスポイントによって送信されたマルチユーザ多入力多出力MU−MIMOデータ情報を受信するステップであって、MU−MIMOデータ情報は、OFDMA物理層シグナリングを運ぶ、ステップを含み、
その場合に、端末により、OFDMA物理層シグナリングに従って端末に対応するサブチャネルを判定するステップの後に、当該方法は、
端末により、OFDMAモードにおいて端末に対応するサブチャネル上でアクセスポイントにACK応答又はBA応答を送信するステップをさらに含む。
第2の態様から第2の態様の第3の可能な実装方式までのいずれか1つに関して、第2の態様の第11の可能な実装方式において、OFDMA物理層シグナリングは、端末に対応し、ACK応答又はBA応答がアクセスポイントに送信されるとともに、端末に対して割り振られたサブチャネルを端末に示すために特に使用され、その場合に、端末により、アクセスポイントによって送信された直交周波数分割多元接続OFDMA物理層シグナリングを受信するステップは、
端末により、アクセスポイントによって送信されたMU−MIMOデータ情報を受信するステップであって、MU−MIMOデータ情報は、OFDMA物理層シグナリングを運ぶ、ステップと、
端末により、アクセスポイントによって送信されたACK要求フレーム又はBA要求フレームを受信するステップであって、ACK要求フレーム又はBA要求フレームは専用情報ビットを含み、専用情報ビットは、OFDMAモードにおいてACK応答又はBA応答をアクセスポイントに送信するように端末に指示するために使用される、ステップとを含み、
その場合に、端末により、OFDMA物理層シグナリングに従って端末に対応するサブチャネルを判定するステップの後に、当該方法は、
端末により、OFDMAモードにおいて端末に対応するサブチャネル上でアクセスポイントにACK応答又はBA応答を送信するステップをさらに含む。
第2の態様から第2の態様の第3の可能な実装方式までのいずれか1つに関して、第2の態様の第12の可能な実装方式において、OFDMA物理層シグナリングは、端末に対応し、ACK応答又はBA応答がアクセスポイントに送信されるとともに、端末に対して割り振られたサブチャネルを端末に示すために特に使用され、その場合に、端末により、アクセスポイントによって送信された直交周波数分割多元接続OFDMA物理層シグナリングを受信するステップは、
端末により、アクセスポイントによって送信されたMU−MIMOデータ情報を受信するステップと、
端末により、アクセスポイントによって送信されたACK要求フレーム又はBA要求フレームを受信するステップであって、ACK要求フレーム又はBA要求フレームは専用情報ビットを含み、専用情報ビットは、OFDMAモードにおいてACK応答又はBA応答をアクセスポイントに送信するように端末に指示するために使用され、ACK要求フレーム又はBA要求フレームは、OFDMA物理層シグナリングを運ぶ、ステップとを含み、
その場合に、端末により、OFDMA物理層シグナリングに従って端末に対応するサブチャネルを判定するステップの後に、当該方法は、
端末により、OFDMAモードにおいて端末に対応するサブチャネル上でアクセスポイントにACK応答又はBA応答を送信するステップをさらに含む。
第2の態様から第2の態様の第3の可能な実装方式までのいずれか1つに関して、第2の態様の第13の可能な実装方式において、OFDMA物理層シグナリングは、OFDMA ACK要求又はOFDMA BA要求を運び、OFDMA ACK要求又はOFDMA BA要求は、OFDMAモードにおいてACK応答又はBA応答をアクセスポイントに送信するように端末に指示するために使用され、その場合に、OFDMA物理層シグナリングは、端末に対応し、ACK応答又はBA応答がアクセスポイントに送信されるとともに、端末に対して割り振られたサブチャネルを端末に示すために特に使用され、その場合に、端末により、OFDMA物理層シグナリングに従って端末に対応するサブチャネルを判定するステップの後に、当該方法は、
端末により端末に対応するサブチャネル上で、アクセスポイントによって送信されたOFDMA+MU−MIMOデータ情報を受信するステップと、
端末により、OFDMAモードにおいて端末に対応するサブチャネル上でアクセスポイントにACK応答又はBA応答を送信するステップとをさらに含む。
第2の態様から第2の態様の第3の可能な実装方式までのいずれか1つに関して、第2の態様の第14の可能な実装方式において、OFDMA物理層シグナリングは、端末に対応し、ACK応答又はBA応答がアクセスポイントに送信されるとともに、端末に対して割り振られたサブチャネルを端末に示すために特に使用され、その場合に、端末により、OFDMA物理層シグナリングに従って端末に対応するサブチャネルを判定するステップの後に、当該方法は、
端末により端末に対応するサブチャネル上で、アクセスポイントによって送信されたOFDMA+MU−MIMOデータ情報を受信するステップと、
端末により、アクセスポイントによって送信されたACK要求フレーム又はBA要求フレームを受信するステップであって、ACK要求フレーム又はBA要求フレームは専用情報ビットを含み、専用情報ビットは、OFDMAモードにおいてACK応答又はBA応答をアクセスポイントに送信するように端末に指示するために使用される、ステップと、
端末により、OFDMAモードにおいて端末に対応するサブチャネル上でアクセスポイントにACK応答又はBA応答を送信するステップとをさらに含む。
第2の態様から第2の態様の第5の可能な実装方式までのいずれか1つに関して、第2の態様の第15の可能な実装方式において、OFDMA物理層シグナリングは、端末に対応し、アップリンクOFDMAデータ情報がアクセスポイントに送信されるとともに、端末に対して割り振られたサブチャネルを端末に示すために特に使用され、その場合に、端末により、アクセスポイントによって送信された直交周波数分割多元接続OFDMA物理層シグナリングを受信するステップの前に、当該方法は、
端末により、アップリンク伝送フレームをアクセスポイントに送信するステップをさらに含み、
その場合に、端末により、OFDMA物理層シグナリングに従って端末に対応するサブチャネルを判定するステップの後に、当該方法は、
端末により、OFDMAモードにおいて端末に対応するサブチャネル上でアップリンクOFDMAデータ情報をアクセスポイントに送信するステップをさらに含む。
第2の態様の第15の可能な実装方式に関して、第2の態様の第16の可能な実装方式において、アップリンクOFDMAデータ情報は、OFDMA ACK要求又はOFDMA BA要求を運び、OFDMA ACK要求又はOFDMA BA要求は、OFDMAモードにおいてACK応答又はBA応答を端末に送信するようにアクセスポイントに指示するためにさらに使用され、その場合に、端末により、端末に対応するサブチャネル上でアップリンクOFDMAデータ情報をアクセスポイントに送信するステップの後に、当該方法は、
端末により端末に対応するサブチャネル上で、アップリンクOFDMAデータ情報に対応するとともに、アクセスポイントによって送信されたACK応答又はBA応答を受信するステップをさらに含む。
第2の態様から第2の態様の第5の可能な実装方式までのいずれか1つに関して、第2の態様の第17の可能な実装方式において、OFDMA物理層シグナリングは、端末に対応し、アップリンクOFDMAデータ情報がアクセスポイントに送信されるとともに、端末に対して割り振られたサブチャネルを端末に示すために特に使用され、その場合に、端末により、OFDMA物理層シグナリングに従って端末に対応するサブチャネルを判定するステップの後に、当該方法は、
端末により、OFDMAモードにおいて端末に対応するサブチャネル上でアップリンクOFDMAデータ情報をアクセスポイントに送信するステップをさらに含む。
第3の態様によれば、本発明は、アクセスポイントであって、
直交周波数分割多元接続OFDMA物理層シグナリングを端末に送信するように構成された送信モジュールであって、OFDMA物理層シグナリングは、端末に対して割り振られたサブチャネルを端末に示すために使用され、それにより、端末はOFDMA物理層シグナリングに従って端末に対応するサブチャネルを判定し、OFDMA物理層シグナリングは、端末の識別子、及び端末の識別子に対応するサブチャネル情報を含む、送信モジュールを備えるアクセスポイントを提供する。
第3の態様に関して、第3の態様の第1の可能な実装方式において、端末の識別子は、1つ又は複数の端末グループの識別子であり、各端末グループは、少なくとも1つの端末を含み、サブチャネル情報は、アップリンクサブチャネル又はダウンリンクサブチャネル又はアップリンク及びダウンリンク双方向サブチャネルを含み、その場合に、端末に対して割り振られたサブチャネルを端末に示すために使用されているOFDMA物理層シグナリングは、
各端末グループに、割り振られたサブチャネルがアップリンクサブチャネル又はダウンリンクサブチャネル又はアップリンク及びダウンリンク双方向サブチャネルであることを示すために使用されているOFDMA物理層シグナリングを含み、端末グループ及びサブチャネルは一対一の対応関係にある。
第3の態様の第1の可能な実装方式に関して、第3の態様の第2の可能な実装方式において、送信モジュールは、OFDMA物理層シグナリングが端末に送信される前に、端末グループの識別子と端末のアドレスとの間のマッピング関係を端末に送信し、それにより、端末が配置されている端末グループを端末が学習する、ようにさらに構成される。
第3の態様に関して、第3の態様の第3の可能な実装方式において、端末の識別子は、1つの端末グループの識別子であり、端末グループは、少なくとも2つの端末を含み、その場合に、端末に対して割り振られたサブチャネルを端末に示すために使用されているOFDMA物理層シグナリングは、
端末グループ内の各端末に、割り振られたサブチャネルがアップリンクサブチャネル又はダウンリンクサブチャネル又はアップリンク及びダウンリンク双方向サブチャネルであることを示すために使用されているOFDMA物理層シグナリングを含み、端末グループ内の各端末及びサブチャネルは一対一の対応関係にある。
第3の態様から第3の態様の第3の可能な実装方式までのいずれか1つに関して、第3の態様の第4の可能な実装方式において、送信モジュールは、直交周波数分割多重化OFDMプリアンブルを端末に送信し、OFDMプリアンブルは、OFDMA物理層シグナリングを運ぶ、ように特に構成されるか、又はヌルデータパケットアナウンスメントNDPAフレームを端末に送信し、NDPAフレームは、OFDMA物理層シグナリングを運ぶ、ように特に構成される。
第3の態様から第3の態様の第3の可能な実装方式までのいずれか1つに関して、第3の態様の第5の可能な実装方式において、送信モジュールは、NDPAフレーム及びOFDMプリアンブルを端末に送信し、NDPAフレームは、OFDMA物理層シグナリングにおける端末の識別子を運び、そしてOFDMプリアンブルは、端末の識別子に対応するとともに、OFDMA物理層シグナリング内にあるサブチャネル情報を運ぶか、又は、NDPAフレームは、端末の識別子に対応するとともに、OFDMA物理層シグナリング内にあるサブチャネル情報を運び、そしてOFDMプリアンブルは、OFDMA物理層シグナリングにおける端末の識別子を運ぶ、ようにさらに構成される。
第3の態様から第3の態様の第の可能な実装方式までのいずれか1つに関して、第3の態様の第6の可能な実装方式において、OFDMA物理層シグナリングは、ダウンリンクOFDMAデータ情報を受信するために端末に割り振られたサブチャネルを端末に示すために特に使用され、その場合に、送信モジュールは、直交周波数分割多元接続OFDMA物理層シグナリングが端末に送信された後に、OFDMAモードにおいて端末に対応するサブチャネル上でダウンリンクOFDMAデータ情報を送信し、ダウンリンクOFDMAデータ情報は、OFDMAプリアンブル及びOFDMAデータを含み、OFDMAプリアンブルは、スイッチングフィールド及びウルトラハイスループットシグナリングB UHT−SIG−Bを含む、ようにさらに構成される。
第3の態様の第6の可能な実装方式に関して、第3の態様の第7の可能な実装方式において、OFDMA物理層シグナリング又はダウンリンクOFDMAデータ情報は、OFDMA確認応答ACK要求又はOFDMAブロック確認応答BA要求を運び、OFDMA ACK要求又はOFDMA BA要求は、OFDMAモードにおいてACK応答又はBA応答をアクセスポイントに送信するように端末に指示するために使用され、その場合に、OFDMA物理層シグナリングは、端末に対応し、ACK応答又はBA応答がアクセスポイントに送信されるとともに、端末に対して割り振られたサブチャネルを示すためにさらに使用され、その場合に、当該アクセスポイントは、
送信モジュールがOFDMAモードにおいて端末に対応するサブチャネル上でダウンリンクOFDMAデータ情報を送信した後に、OFDMAモードにおいて端末に対応するサブチャネル上で端末によって送信されたACK応答又はBA応答を受信するように構成された受信モジュールをさらに備える。
第3の態様の第の可能な実装方式に関して、第3の態様の第8の可能な実装方式において、OFDMA物理層シグナリングは、端末に対応し、ACK応答又はBA応答がアクセスポイントに送信されるとともに、端末に対して割り振られたサブチャネルを示すために使用され、その場合に、送信モジュールは、ダウンリンクOFDMAデータ情報が端末に対応するサブチャネル上で送信された後に、ACK要求フレーム又はBA要求フレームを端末に送信し、ACK要求フレーム又はBA要求フレームは専用情報ビットを含み、専用情報ビットは、OFDMAモードにおいてACK応答又はBA応答をアクセスポイントに送信するように端末に指示するために使用される、ようにさらに構成され、
受信モジュールは、OFDMAモードにおいて対応するサブチャネル上で端末によって送信されたACK応答又はBA応答を受信するようにさらに構成される。
第3の態様から第3の態様の第3の可能な実装方式までのいずれか1つに関して、第3の態様の第9の可能な実装方式において、OFDMA物理層シグナリングは、OFDMA ACK要求又はOFDMA BA要求を運び、OFDMA ACK要求又はOFDMA BA要求は、OFDMAモードにおいてACK応答又はBA応答をアクセスポイントに送信するように端末に指示するために使用され、その場合に、OFDMA物理層シグナリングは、端末に対応し、ACK応答又はBA応答がアクセスポイントに送信されるとともに、端末に対して割り振られたサブチャネルを端末に示すために特に使用され、その場合に、送信モジュールは、マルチユーザ多入力多出力MU−MIMOモードにおいてMU−MIMOデータ情報を端末に送信し、MU−MIMOデータ情報は、OFDMA物理層シグナリングを運ぶ、ように特に構成され、
受信モジュールは、送信モジュールが直交周波数分割多元接続OFDMA物理層シグナリングを端末に送信した後に、OFDMAモードにおいて対応するサブチャネル上で端末によって送信されたACK応答又はBA応答を受信するようにさらに構成される。
第3の態様から第3の態様の第3の可能な実装方式までのいずれか1つに関して、第3の態様の第10の可能な実装方式において、OFDMA物理層シグナリングは、端末に対応し、ACK応答又はBA応答がアクセスポイントに送信されるとともに、端末に対して割り振られたサブチャネルを端末に示すために特に使用され、その場合に、送信モジュールは、MU−MIMOモードにおいてMU−MIMOデータ情報を端末に送信し、ここでMU−MIMOデータ情報はOFDMA物理層シグナリングを運び、そしてACK要求フレーム又はBA要求フレームを端末に送信し、ACK要求フレーム又はBA要求フレームは専用情報ビットを含み、専用情報ビットは、OFDMAモードにおいてACK応答又はBA応答をアクセスポイントに送信するように端末に指示するために使用される、ように特に構成され、
その場合に、受信モジュールは、送信モジュールが直交周波数分割多元接続OFDMA物理層シグナリングを端末に送信した後に、OFDMAモードにおいて端末に対応するサブチャネル上で端末によって送信されたACK応答又はBA応答を受信するようにさらに構成される。
第3の態様から第3の態様の第3の可能な実装方式までのいずれか1つに関して、第3の態様の第11の可能な実装方式において、OFDMA物理層シグナリングは、端末に対応し、ACK応答又はBA応答がアクセスポイントに送信されるとともに、端末に対して割り振られたサブチャネルを端末に示すために特に使用され、その場合に、送信モジュールは、MU−MIMOモードにおいてMU−MIMOデータ情報を端末に送信するとともに、ACK要求フレーム又はBA要求フレームを端末に送信し、ACK要求フレーム又はBA要求フレームは専用情報ビットを含み、専用情報ビットは、OFDMAモードにおいてACK応答又はBA応答をアクセスポイントに送信するように端末に指示するために使用され、ACK要求フレーム又はBA要求フレームは、OFDMA物理層シグナリングを運ぶ、ように特に構成され、
その場合に、受信モジュールは、送信モジュールが直交周波数分割多元接続OFDMA物理層シグナリングを端末に送信した後に、OFDMAモードにおいて対応するサブチャネル上で端末によって送信されたACK応答又はBA応答を受信するようにさらに構成される。
第3の態様から第3の態様の第3の可能な実装方式までのいずれか1つに関して、第3の態様の第12の可能な実装方式において、OFDMA物理層シグナリングは、OFDMA ACK要求又はOFDMA BA要求を運び、OFDMA ACK要求又はOFDMA BA要求は、OFDMAモードにおいてACK応答又はBA応答をアクセスポイントに送信するように端末に指示するために使用され、その場合に、OFDMA物理層シグナリングは、端末に対応し、ACK応答又はBA応答がアクセスポイントに送信されるとともに、端末に対して割り振られたサブチャネルを端末に示すために特に使用され、送信モジュールは、直交周波数分割多元接続OFDMA物理層シグナリングが端末に送信された後に、OFDMA+MU−MIMOモードにおいて端末に対応するサブチャネル上でOFDMA+MU−MIMOデータ情報を端末に送信するようにさらに構成され、
受信モジュールは、OFDMAモードにおいて対応するサブチャネル上で端末によって送信されたACK応答又はBA応答を受信するようにさらに構成される。
第3の態様から第3の態様の第3の可能な実装方式までのいずれか1つに関して、第3の態様の第13の可能な実装方式において、OFDMA物理層シグナリングは、端末に対応し、ACK応答又はBA応答がアクセスポイントに送信されるとともに、端末に対して割り振られたサブチャネルを端末に示すために特に使用され、その場合に、送信モジュールは、直交周波数分割多元接続OFDMA物理層シグナリングが端末に送信された後に、OFDMA+MU−MIMOモードにおいて端末に対応するサブチャネル上でOFDMA+MU−MIMOデータ情報を端末に送信するとともに、ACK要求フレーム又はBA要求フレームを端末に送信し、ACK要求フレーム又はBA要求フレームは専用情報ビットを含み、専用情報ビットは、OFDMAモードにおいてACK応答又はBA応答をアクセスポイントに送信するように端末に指示するために使用される、ようにさらに構成され、
その場合に、受信モジュールは、OFDMAモードにおいて対応するサブチャネル上で端末によって送信されたACK応答又はBA応答を受信するようにさらに構成される。
第3の態様から第3の態様の第5の可能な実装方式までのいずれか1つに関して、第3の態様の第14の可能な実装方式において、OFDMA物理層シグナリングは、端末に対応し、アップリンクOFDMAデータ情報がアクセスポイントに送信されるとともに、端末に対して割り振られたサブチャネルを端末に示すために特に使用され、
その場合に、受信モジュールは、送信モジュールが直交周波数分割多元接続OFDMA物理層シグナリングを端末に送信する前に、端末によって送信されたアップリンク伝送フレームを受信し、送信モジュールが直交周波数分割多元接続OFDMA物理層シグナリングを端末に送信した後に、OFDMAモードにおいて対応するサブチャネル上で端末によって送信されたアップリンクOFDMAデータ情報を受信するようにさらに構成される。
第3の態様の第14の可能な実装方式に関して、第3の態様の第15の可能な実装方式において、アップリンクOFDMAデータ情報は、OFDMA ACK要求又はOFDMA BA要求を運び、OFDMA ACK要求又はOFDMA BA要求は、OFDMAモードにおいてACK応答又はBA応答を端末に送信するようにアクセスポイントに指示するためにさらに使用され、その場合に、送信モジュールは、受信モジュールが対応するサブチャネル上で端末によって送信されたアップリンクOFDMAデータ情報を受信した後に、OFDMAモードにおいて端末に対応するサブチャネル上でアップリンクOFDMAデータ情報に対応するACK応答又はBA応答を送信するようにさらに構成される。
第3の態様から第3の態様の第5の可能な実装方式までのいずれか1つに関して、第3の態様の第16の可能な実装方式において、OFDMA物理層シグナリングは、端末に対応し、アップリンクOFDMAデータ情報がアクセスポイントに送信されるとともに、端末に対して割り振られたサブチャネルを端末に示すために特に使用され、その場合に、受信モジュールは、送信モジュールが直交周波数分割多元接続OFDMA物理層シグナリングを端末に送信した後に、OFDMAモードにおいて対応するサブチャネル上で端末によって送信されたアップリンクOFDMAデータ情報を受信するようにさらに構成される。
第4の態様によれば、本発明は、端末であって、
アクセスポイントによって送信された直交周波数分割多元接続OFDMA物理層シグナリングを受信するように構成された受信モジュールであって、OFDMA物理層シグナリングは、端末に対してアクセスポイントによって割り振られたサブチャネルを端末に示すために使用され、OFDMA物理層シグナリングは、端末の識別子、及び端末の識別子に対応するサブチャネル情報を含む、受信モジュールと、
OFDMA物理層シグナリングに従って端末に対応するサブチャネルを判定するように構成された判定モジュールとを備える端末を提供する。
第4の態様に関して、第4の態様の第1の可能な実装方式において、端末の識別子は、1つ又は複数の端末グループの識別子であり、各端末グループは、少なくとも1つの端末を含み、サブチャネル情報は、アップリンクサブチャネル又はダウンリンクサブチャネル又はアップリンク及びダウンリンク双方向サブチャネルを含み、その場合に、端末に対して割り振られたサブチャネルを端末に示すために使用されているOFDMA物理層シグナリングは、
各端末グループに、割り振られたサブチャネルがアップリンクサブチャネル又はダウンリンクサブチャネル又はアップリンク及びダウンリンク双方向サブチャネルであることを示すために使用されているOFDMA物理層シグナリングを含み、端末グループ及びサブチャネルは一対一の対応関係にある。
第4の態様の第1の可能な実装方式に関して、第4の態様の第2の可能な実装方式において、受信モジュールは、アクセスポイントによって送信された直交周波数分割多元接続OFDMA物理層シグナリングが受信される前に、端末グループの識別子と端末のアドレスとの間のマッピング関係を受信し、マッピング関係はアクセスポイントによって送信される、ようにさらに構成され、その場合に、判定モジュールは、マッピング関係に従って、端末が端末グループ内に配置されていることを判定し、その場合に、端末グループに対応するサブチャネルが、端末に対応するサブチャネルであることを判定するように特に構成される。
第4の態様に関して、第4の態様の第3の可能な実装方式において、端末の識別子は、1つの端末グループの識別子であり、端末グループは、少なくとも2つの端末を含み、その場合に、端末に対して割り振られたサブチャネルを端末に示すために使用されているOFDMA物理層シグナリングは、
端末グループ内の各端末に、割り振られたサブチャネルがアップリンクサブチャネル又はダウンリンクサブチャネル又はアップリンク及びダウンリンク双方向サブチャネルであることを示すために使用されているOFDMA物理層シグナリングを含み、端末グループ内の各端末及びサブチャネルは一対一の対応関係にある。
第4の態様から第4の態様の第3の可能な実装方式までのいずれか1つに関して、第4の態様の第4の可能な実装方式において、受信モジュールは、アクセスポイントによって送信された直交周波数分割多重化OFDMプリアンブルを受信し、OFDMプリアンブルは、OFDMA物理層シグナリングを運ぶ、ように特に構成されるか、又はアクセスポイントによって送信されたヌルデータパケットアナウンスメントNDPAフレームを受信し、NDPAフレームは、OFDMA物理層シグナリングを運ぶ、ように特に構成される。
第4の態様から第4の態様の第3の可能な実装方式までのいずれか1つに関して、第4の態様の第5の可能な実装方式において、受信モジュールは、アクセスポイントによって送信されたNDPAフレーム及びOFDMプリアンブルを受信し、NDPAフレームは、OFDMA物理層シグナリングにおける端末の識別子を運び、そしてOFDMプリアンブルは、端末の識別子に対応するとともに、OFDMA物理層シグナリング内にあるサブチャネル情報を運ぶ、ようにさらに構成されるか、又はアクセスポイントによって送信されたNDPAフレーム及びOFDMプリアンブルを受信し、NDPAフレームは、端末の識別子に対応するとともに、OFDMA物理層シグナリング内にあるサブチャネル情報を運び、そしてOFDMプリアンブルは、OFDMA物理層シグナリングにおける端末の識別子を運ぶ、ようにさらに構成される。
第4の態様から第4の態様の第5の可能な実装方式までのいずれか1つに関して、第4の態様の第6の可能な実装方式において、OFDMA物理層シグナリングは、ダウンリンクOFDMAデータ情報を受信するためにアクセスポイントによって端末に割り振られたサブチャネルを端末に示すために特に使用され、その場合に、受信モジュールは、判定モジュールがOFDMA物理層シグナリングに従って端末に対応するサブチャネルを判定した後に、端末に対応するサブチャネル上で、アクセスポイントによって送信されたダウンリンクOFDMAデータ情報を受信し、ダウンリンクOFDMAデータ情報は、OFDMAプリアンブル及びOFDMAデータを含み、OFDMAプリアンブルは、スイッチングフィールド及びウルトラハイスループットシグナリングB UHT−SIG−Bを含む、ようにさらに構成される。
第4の態様の第6の可能な実装方式に関して、第4の態様の第7の可能な実装方式において、受信モジュールは、
OFDMAデータに対応するとともに、アクセスポイントによって送信された送信先端末アドレスを受信するように構成された受信ユニットと、
端末が送信先端末アドレスに一致しているかどうかを判定し、もし一致すれば、端末に対応するサブチャネル上で、アクセスポイントによって送信されたダウンリンクOFDMAデータ情報を受信するように受信ユニットに指示するように構成された判定ユニットとを備える。
第4の態様の第7の可能な実装方式に関して、第4の態様の第8の可能な実装方式において、OFDMA物理層シグナリング又はダウンリンクOFDMAデータ情報は、OFDMA確認応答ACK要求又はOFDMAブロック確認応答BA要求を運び、OFDMA ACK要求又はOFDMA BA要求は、OFDMAモードにおいてACK応答又はBA応答をアクセスポイントに送信するように端末に指示するために使用され、その場合に、OFDMA物理層シグナリングは、端末に対応し、ACK応答又はBA応答がアクセスポイントに送信されるとともに、端末に対して割り振られたサブチャネルを示すためにさらに使用され、その場合に、当該端末は、
受信モジュールが、端末に対応するサブチャネル上で、アクセスポイントによって送信されたダウンリンクOFDMAデータ情報を受信した後に、OFDMAモードにおいて端末に対応するサブチャネル上でアクセスポイントにACK応答又はBA応答を送信するように構成された送信モジュールをさらに備える。
第4の態様の第7の可能な実装方式に関して、第4の態様の第9の可能な実装方式において、OFDMA物理層シグナリングは、端末に対応し、ACK応答又はBA応答がアクセスポイントに送信されるとともに、端末に対して割り振られたサブチャネルを示すためにさらに使用され、その場合に、受信モジュールは、アクセスポイントによって送信されたダウンリンクOFDMAデータ情報が端末に対応するサブチャネル上で受信された後に、アクセスポイントによって送信されたACK要求フレーム又はBA要求フレームを受信し、ACK要求フレーム又はBA要求フレームは専用情報ビットを含み、専用情報ビットは、OFDMAモードにおいてACK応答又はBA応答をアクセスポイントに送信するように端末に指示するために使用される、ようにさらに構成され、
その場合に、送信モジュールは、OFDMAモードにおいて端末に対応するサブチャネル上でアクセスポイントにACK応答又はBA応答を送信するようにさらに構成される。
第4の態様から第4の態様の第3の可能な実装方式までのいずれか1つに関して、第4の態様の第10の可能な実装方式において、OFDMA物理層シグナリングは、OFDMA ACK要求又はOFDMA BA要求を運び、OFDMA ACK要求又はOFDMA BA要求は、OFDMAモードにおいてACK応答又はBA応答をアクセスポイントに送信するように端末に指示するために使用され、その場合に、OFDMA物理層シグナリングは、端末に対応し、ACK応答又はBA応答がアクセスポイントに送信されるとともに、端末に対して割り振られたサブチャネルを端末に示すために特に使用され、その場合に、受信モジュールは、アクセスポイントによって送信されたマルチユーザ多入力多出力MU−MIMOデータ情報を受信するように特に構成され、
送信モジュールは、判定モジュールがOFDMA物理層シグナリングに従って端末に対応するサブチャネルを判定した後に、OFDMAモードにおいて端末に対応するサブチャネル上でアクセスポイントにACK応答又はBA応答を送信するようにさらに構成される。
第4の態様から第4の態様の第3の可能な実装方式までのいずれか1つに関して、第4の態様の第11の可能な実装方式において、OFDMA物理層シグナリングは、端末に対応し、ACK応答又はBA応答がアクセスポイントに送信されるとともに、端末に対して割り振られたサブチャネルを端末に示すために特に使用され、その場合に、受信モジュールは、アクセスポイントによって送信されたMU−MIMOデータ情報を受信し、ここでMU−MIMOデータ情報はOFDMA物理層シグナリングを運び、そしてアクセスポイントによって送信されたACK要求フレーム又はBA要求フレームを受信し、ACK要求フレーム又はBA要求フレームは専用情報ビットを含み、専用情報ビットは、OFDMAモードにおいてACK応答又はBA応答をアクセスポイントに送信するように端末に指示するために使用される、ように特に構成され、
その場合に、送信モジュールは、判定モジュールがOFDMA物理層シグナリングに従って端末に対応するサブチャネルを判定した後に、OFDMAモードにおいて端末に対応するサブチャネル上でアクセスポイントにACK応答又はBA応答を送信するようにさらに構成される。
第4の態様から第4の態様の第3の可能な実装方式までのいずれか1つに関して、第4の態様の第12の可能な実装方式において、OFDMA物理層シグナリングは、端末に対応し、ACK応答又はBA応答がアクセスポイントに送信されるとともに、端末に対して割り振られたサブチャネルを端末に示すために特に使用され、その場合に、受信モジュールは、アクセスポイントによって送信されたMU−MIMOデータ情報を受信するとともに、アクセスポイントによって送信されたACK要求フレーム又はBA要求フレームを受信し、ACK要求フレーム又はBA要求フレームは専用情報ビットを含み、専用情報ビットは、OFDMAモードにおいてACK応答又はBA応答をアクセスポイントに送信するように端末に指示するために使用され、ACK要求フレーム又はBA要求フレームは、OFDMA物理層シグナリングを運ぶ、ように特に構成され、
その場合に、送信モジュールは、判定モジュールがOFDMA物理層シグナリングに従って端末に対応するサブチャネルを判定した後に、OFDMAモードにおいて端末に対応するサブチャネル上でアクセスポイントにACK応答又はBA応答を送信するようにさらに構成される。
第4の態様から第4の態様の第3の可能な実装方式までのいずれか1つに関して、第4の態様の第13の可能な実装方式において、OFDMA物理層シグナリングは、OFDMA ACK要求又はOFDMA BA要求を運び、OFDMA ACK要求又はOFDMA BA要求は、OFDMAモードにおいてACK応答又はBA応答をアクセスポイントに送信するように端末に指示するために使用され、その場合に、OFDMA物理層シグナリングは、端末に対応し、ACK応答又はBA応答がアクセスポイントに送信されるとともに、端末に対して割り振られたサブチャネルを端末に示すために特に使用され、その場合に、受信モジュールは、判定モジュールがOFDMA物理層シグナリングに従って端末に対応するサブチャネルを判定した後に、端末に対応するサブチャネル上で、アクセスポイントによって送信されたOFDMA+MU−MIMOデータ情報を受信するようにさらに構成され、
送信モジュールは、OFDMAモードにおいて端末に対応するサブチャネル上でアクセスポイントにACK応答又はBA応答を送信するようにさらに構成される。
第4の態様から第4の態様の第3の可能な実装方式までのいずれか1つに関して、第4の態様の第14の可能な実装方式において、OFDMA物理層シグナリングは、端末に対応し、ACK応答又はBA応答がアクセスポイントに送信されるとともに、端末に対して割り振られたサブチャネルを端末に示すために特に使用され、その場合に、受信モジュールは、判定モジュールがOFDMA物理層シグナリングに従って端末に対応するサブチャネルを判定した後に、端末に対応するサブチャネル上で、アクセスポイントによって送信されたOFDMA+MU−MIMOデータ情報を受信するとともに、アクセスポイントによって送信されたACK要求フレーム又はBA要求フレームを受信し、ACK要求フレーム又はBA要求フレームは専用情報ビットを含み、専用情報ビットは、OFDMAモードにおいてACK応答又はBA応答をアクセスポイントに送信するように端末に指示するために使用される、ようにさらに構成され、
送信モジュールは、OFDMAモードにおいて端末に対応するサブチャネル上でアクセスポイントにACK応答又はBA応答を送信するようにさらに構成される。
第4の態様から第4の態様の第5の可能な実装方式までのいずれか1つに関して、第4の態様の第15の可能な実装方式において、OFDMA物理層シグナリングは、端末に対応し、アップリンクOFDMAデータ情報がアクセスポイントに送信されるとともに、端末に対して割り振られたサブチャネルを端末に示すために特に使用され、その場合に、送信モジュールは、受信モジュールがアクセスポイントによって送信された直交周波数分割多元接続OFDMA物理層シグナリングを受信する前に、アップリンク伝送フレームをアクセスポイントに送信するようにさらに構成され、判定モジュールがOFDMA物理層シグナリングに従って端末に対応するサブチャネルを判定した後に、OFDMAモードにおいて端末に対応するサブチャネル上でアップリンクOFDMAデータ情報をアクセスポイントに送信するようにさらに構成される。
第4の態様の第15の可能な実装方式に関して、第4の態様の第16の可能な実装方式において、アップリンクOFDMAデータ情報は、OFDMA ACK要求又はOFDMA BA要求を運び、OFDMA ACK要求又はOFDMA BA要求は、OFDMAモードにおいてACK応答又はBA応答を端末に送信するようにアクセスポイントに指示するためにさらに使用され、その場合に、受信モジュールは、送信モジュールがアップリンクOFDMAデータ情報をアクセスポイントに送信した後に、端末に対応するサブチャネル上で、アップリンクOFDMAデータ情報に対応するとともに、アクセスポイントによって送信されたACK応答又はBA応答を受信するようにさらに構成される。
第4の態様から第4の態様の第5の可能な実装方式までのいずれか1つに関して、第4の態様の第17の可能な実装方式において、OFDMA物理層シグナリングは、端末に対応し、アップリンクOFDMAデータ情報がアクセスポイントに送信されるとともに、端末に対して割り振られたサブチャネルを端末に示すために特に使用され、その場合に、送信モジュールは、判定モジュールがOFDMA物理層シグナリングに従って端末に対応するサブチャネルを判定した後に、OFDMAモードにおいて端末に対応するサブチャネル上でアップリンクOFDMAデータ情報をアクセスポイントに送信するようにさらに構成される。
本発明は、データ伝送インジケーション方法、アクセスポイント、及び端末を提供し、ここで、アクセスポイントは、OFDMA物理層シグナリングを端末に送信し、それにより、各端末は、端末が対応するサブチャネルを学習し、したがって、端末は、端末に対応するサブチャネル上で対応する動作を実行し得る。すなわち、アクセスポイントがOFDMA物理層シグナリングに従って各端末に対してサブチャネルを割り振る方式は、アクセスポイントがより多くの端末に対してサブチャネルを示すことを可能にし、すなわち、アクセスポイントがサブチャネルを示す端末の数は制限されない。
本発明の実施形態における技術的解決策をより明確に説明するために、以下において、実施形態又は従来技術の説明に必要な添付図面を簡単に紹介する。明らかに、以下の説明の添付図面は、本発明のいくつかの実施形態を示しており、当業者であれば、創造的労力を費やすことなくこれらの添付図面から他の図面を導き出すことができる。
本発明によるデータ伝送インジケーション方法の実施形態2の概略のフローチャートである。 本発明によるデータ伝送インジケーション方法の実施形態4の概略のフローチャートである。 本発明によるデータ伝送の概略図1である。 本発明によるデータ伝送の概略図2である。 本発明によるデータ伝送の概略図3である。 本発明によるデータ伝送の概略図4である。 本発明によるデータ伝送インジケーション方法の実施形態5の概略のフローチャートである。 本発明によるデータ伝送の概略図5である。 本発明によるデータ伝送の概略図6である。 本発明によるデータ伝送インジケーション方法の実施形態6の概略のフローチャートである。 本発明によるデータ伝送の概略図7である。 本発明によるデータ伝送の概略図8である。 本発明によるデータ伝送インジケーション方法の実施形態7の概略のフローチャートである。 本発明によるデータ伝送インジケーション方法の実施形態8の概略のフローチャートである。 本発明によるデータ伝送インジケーション方法の実施形態9の概略のフローチャートである。 本発明によるデータ伝送インジケーション方法の実施形態10の概略のフローチャートである。 本発明によるデータ伝送インジケーション方法の実施形態11の概略のフローチャートである。 本発明によるデータ伝送インジケーション方法の実施形態12の概略のフローチャートである。 本発明によるデータ伝送の概略図9である。 本発明によるデータ伝送の概略図10である。 本発明によるデータ伝送インジケーション方法の実施形態13の概略のフローチャートである。 本発明によるデータ伝送の概略図11である。 本発明によるデータ伝送の概略図12である。 本発明によるデータ伝送インジケーション方法の実施形態14の概略のフローチャートである。 本発明によるデータ伝送インジケーション方法の実施形態15の概略のフローチャートである。 本発明によるデータ伝送インジケーション方法の実施形態17の概略のフローチャートである。 本発明によるデータ伝送インジケーション方法の実施形態18の概略のフローチャートである。 本発明によるデータ伝送インジケーション方法の実施形態19の概略のフローチャートである。 本発明によるデータ伝送インジケーション方法の実施形態20の概略のフローチャートである。 本発明によるデータ伝送インジケーション方法の実施形態21の概略のフローチャートである。 本発明によるデータ伝送インジケーション方法の実施形態22の概略のフローチャートである。 本発明によるデータ伝送インジケーション方法の実施形態23の概略のフローチャートである。 本発明によるデータ伝送インジケーション方法の実施形態24の概略のフローチャートである。 本発明によるデータ伝送インジケーション方法の実施形態25の概略のフローチャートである。 本発明によるデータ伝送インジケーション方法の実施形態26の概略のフローチャートである。 本発明によるアクセスポイントの実施形態2の概略の構造図である。 本発明による端末の実施形態1の概略の構造図である。 本発明による端末の実施形態2の概略の構造図である。 本発明による端末の実施形態3の概略の構造図である。 アクセスポイントがOFDMAモードにおいてダウンリンクデータ情報を端末に送信するIDFT実装のブロック図である。 本発明によるアクセスポイントの実施形態4の概略の構造図である。 アクセスポイントがOFDMA物理層シグナリングを使用することによってアップリンクOFDMAデータ情報の伝送を実施するブロック図である。 本発明による端末の実施形態4の概略の構造図である。 本発明による端末の実施形態5の概略の構造図である。
本発明の実施形態の目的、技術的解決策、及び利点をよりわかりやすくするために、以下では、本発明の実施形態の添付図面を参照しつつ本発明の実施形態における技術的解決策を明確に説明する。明らかに、説明されている実施形態は、本発明の実施形態の一部であってすべてではない。創造的労力を費やすことなく本発明の実施形態に基づいて当業者が得る他のすべての実施形態は、本発明の保護の範囲内に収まるものとする。
本出願に関わる端末、すなわち、ユーザ機器は、無線端末又は有線端末であってよい。無線端末は、ユーザに音声及び/若しくはデータ接続性を提供するデバイス、無線接続機能を有するハンドヘルドデバイス、又は無線モデムに接続される別の処理デバイスを指すものとしてよい。無線端末は、無線アクセスネットワーク(RAN、Radio Access Networkなど)を使用することによって1つ又は複数のコアネットワークと通信し得る。無線端末は、携帯電話(「セルラ」電話とも称される)などの携帯端末、又は携帯端末を備えるコンピュータであってよく、例えば、無線アクセスネットワークと言語及び/若しくはデータを交換する、ポータブル、ポケットサイズ、ハンドヘルド、コンピュータ内蔵型、又は車載型モバイル装置であってよい。例えば、それは、パーソナル通信サービス(PCS、Personal Communication Service)電話、コードレス電話機、セッション開始プロトコル(SIP)電話、無線ローカルループ(WLL、Wireless Local Loop)局、又は携帯情報端末(PDA、Personal Digital Assistant)などのデバイスであってよい。無線端末は、システム、加入者ユニット(Subscriber Unit)、加入者局(Subscriber Station)、移動局(Mobile Station)、携帯端末(Mobile)、リモート局(Remote Station)、アクセスポイント(Access Point)、リモート端末(Remote Terminal)、アクセス端末(Access Terminal)、ユーザ端末(User Terminal)、ユーザエージェント(User Agent)、ユーザデバイス(User Device)、又はユーザ機器(User Equipment)とも称され得る。
本出願に関わるアクセスポイント(基地局など)は、WLANのアクセスポイント(Access Point)であり得るか、又は1つ若しくは複数のセクタを使用することによってアクセスネットワーク内のエアーインターフェース上で無線端末と通信するデバイスを指すものとしてよい。基地局は、受信された無線フレーム及びIPパケットを相互に変換し、無線端末とアクセスネットワークの残り部分との間でルータとしての機能を果たし、ここで、アクセスネットワークの残り部分は、インターネットプロトコル(IP)ネットワークを含み得る。基地局は、同様に、エアーインターフェースの属性管理を調整し得る。例えば、基地局は、GSM又はCDMAにおける基地局(BTS、Base Transceiver Station)であり、同様に、WCDMAにおける基地局(NodeB)であり、さらに、LTEにおける発展型NodeB(NodeB、eNB、又はe−NodeB、evolved Node B)であってよく、これは本出願では限定されない。
本発明の実施形態1は、データ伝送インジケーション方法を提供する。実施形態に関わる方法は、アクセスポイントが、OFDMA物理層シグナリングを使用することによって、端末が対応するサブチャネルを示す特定のプロセスである。方法は、アクセスポイントにより、OFDMA物理層シグナリングを端末に送信することであって、ここで、OFDMA物理層シグナリングは、端末に対して割り振られたサブチャネルを端末に示すために使用され、それにより、端末はOFDMA物理層シグナリングに従って端末に対応するサブチャネルを判定し、ここで、OFDMA物理層シグナリングは、端末の識別子、及び端末の識別子に対応するサブチャネル情報を含む、送信することを含む。
本発明のこの実施形態では、1つ又は複数の端末があり得ることに留意されたい。アクセスポイントは、各端末に対して同じ動作を実行し、したがって、本発明のこの実施形態における端末を使用することによって説明が行われる。
特に、アクセスポイントは、OFDMモードにおいてOFDMA物理層シグナリングを端末に送信し、すなわち、アクセスポイントは、OFDMA物理層シグナリングをアクセスポイントのカバーエリア内の端末に送信し得るが、しかしアクセスポイントのカバーエリア内の別の端末は、同様に、OFDMA物理層シグナリングを取得し、正しく復調するためにリッスンすることができる。本発明のこの実施形態におけるOFDMA物理層シグナリングは、端末の識別子、及び端末の識別子に対応するサブチャネル情報を含み、端末に対して割り振られたサブチャネルを端末に示すために使用され、それにより、各端末は端末に対応するサブチャネルを学習し、そのサブチャネル上で対応する動作を実行し、例えば、端末に対応するサブチャネル上で、端末に属するとともに、アクセスポイントによって送信されたデータを受信し得るか、又は端末に対応するサブチャネル上で、対応する応答情報若しくはアップリンクデータ情報をアクセスポイントに送信し得る。前述のOFDMA物理層シグナリングにおける端末の識別子は、単一の端末グループの識別子であってよいか、又は複数の端末グループの識別子であってよく、端末グループは、複数の端末を含み得る。
サブチャネルのチャネル帯域幅は、本発明では限定されず、アクセスポイントは、端末の帯域幅要求条件に従ってサブチャネルの帯域幅を判定する。さらに、示されているサブチャネルは、複数の形態で提示されるものとしてよく、これはサブチャネルの中心周波数及び帯域幅であり得るか、又は開始周波数帯域のチャネル数及び帯域幅であり得るか、又は開始周波数帯域から終了周波数帯域までのチャネル数範囲であり得、これは本発明では限定されない。
この実施形態に関わるOFDMA物理層シグナリングによって端末に対して示されるサブチャネルは、1つの端末に対応し得るか、又は複数の端末に対応し得る。例えば、複数の端末は、1つのグループにグループ化されるものとしてよく、OFDMA物理層シグナリングは、サブチャネルをこのグループに対して割り振り、その場合に、グループ内のすべての端末は、サブチャネルを使用し得る。
従来技術におけるシグナリング部分のフォーマットは、20MHzの帯域幅のみをサポートすることができ、ユーザは、48個のサブキャリアにおける各サブキャリアに対して割り振られ、20MHzよりも大きい帯域幅が使用され得るときには、従来技術は、その帯域幅をサポートするための対応する拡張解決策を有していない。しかしながら、本発明のこの実施形態におけるOFDMA物理層シグナリングは、より大きい帯域幅をサポートすることができ、そして多数の端末について、割り振られるサブチャネルを、複数の端末に対して割り振るとともに示すことができ、ここで、サブチャネルは、1つ又は複数のサブキャリアを含む。したがって、本発明のこの実施形態及び従来技術に対する主題は異なり(従来技術では、主題はサブキャリアに対してユーザを割り振ることであり、本発明のこの実施形態では、主題はユーザに対してサブチャネル又はサブキャリアを割り振ることである)、従来技術は、サブキャリアの制限があるため48個の端末に対するインジケーションしか実行できず、OFDMA物理層シグナリングによって端末に対するサブチャネルを示すことは、帯域幅によって制限され得ず、サブチャネルは、より大きな帯域幅においてより多くの端末(48よりも多いユーザ)に対して割り振られ得る。確かに、本発明のこの実施形態は、48個より少ない量の端末に対して、それでもサブチャネルを割り振ることができる。
本発明のこの実施形態において提供されるデータ伝送インジケーション方法において、アクセスポイントは、OFDMA物理層シグナリングを端末に送信し、それにより、各端末は端末が対応するサブチャネルを学習し、したがって、端末は、端末に対応するサブチャネル上で対応する動作を実行し得る。すなわち、アクセスポイントがOFDMA物理層シグナリングに従って各端末に対してサブチャネルを割り振る方式は、アクセスポイントがより多くの端末に対してサブチャネルを示すことを可能にし、すなわち、アクセスポイントがサブチャネルを示す端末の数は制限されない。
図1は、本発明によるデータ伝送インジケーション方法の実施形態2の概略のフローチャートである。この実施形態に関わるこの方法は、サブチャネルが、OFDMA物理層シグナリングを使用することによって端末に示される実現可能な実装方式である。さらに、実施形態1に基づき、端末の識別子は、1つ又は複数の端末グループの識別子であってよく、各端末グループは、少なくとも1つの端末を含み、サブチャネル情報は、アップリンクサブチャネル又はダウンリンクサブチャネル又はアップリンク及びダウンリンク双方向サブチャネルを含む。方法は以下を含む。
S101:アクセスポイントは、端末グループの識別子と端末のアドレスとの間のマッピング関係を端末に送信し、それにより、端末が配置されている端末グループを端末が学習する。
特に、端末は、端末が属する端末グループを知る必要があり、その場合に、アクセスポイントが端末グループに対してサブチャネルを割り振るときのみ、端末に対応するサブチャネルを知ることができる。したがって、アクセスポイントは、端末グループの識別子と端末のアドレスとの間のマッピング関係を各端末に送信する必要があり、それにより、端末が配置されている端末グループを各端末が学習する。端末がグルーピング管理フレーム形態で端末グループの識別子と各端末のアドレスとの間のマッピング関係を通知される単純な方式については、テーブル1への参照がなされてよく、これは特に次のとおりである。
Figure 0006479827
テーブル1に示されている端末グルーピング管理フレームを使用することによって、端末が配置されている端末グループの識別子を端末が学習し得る。
S102:アクセスポイントは、OFDMA物理層シグナリングを端末に送信し、それにより、端末は、OFDMA物理層シグナリングに従って端末に対応するサブチャネルを判定し、ここで、OFDMA物理層シグナリングは、端末の識別子、及び端末の識別子に対応するサブチャネル情報を含み、OFDMA物理層シグナリングは、各端末グループに、割り振られたサブチャネルがアップリンクサブチャネル又はダウンリンクサブチャネル又はアップリンク及びダウンリンク双方向サブチャネルであることを示すために使用される。
適宜、OFDMA物理層シグナリングは、専用インジケーションビットを使用することによって、端末に対して割り振られたサブチャネルがアップリンクサブチャネル又はダウンリンクサブチャネル又はアップリンク及びダウンリンク双方向サブチャネルであることを示し得る。すなわち、前述のOFDMA物理層シグナリングは、端末グループのための割り振られたサブチャネルを示し得るだけでなく、端末グループに、割り振られたサブチャネルが、アップリンクサブチャネル又はダウンリンクサブチャネル又はアップリンク及びダウンリンク双方向サブチャネルであることも示し得る。
特に、端末の識別子は、1つ又は複数の端末グループの識別子であり、OFDMA物理層シグナリングは、各端末グループに対して割り振られたサブチャネルを1つ又は複数の端末グループに示すために使用され、ここで、端末グループ及びサブチャネルは一対一の対応関係にある。
前述のOFDMA物理層シグナリングのインジケーションに含まれる関係するフィールドは、以下のテーブル2に示されているフォーマットであるものとしてよい。テーブル2におけるグループ番号は、現在の複数の端末のグルーピング識別子を示すために使用され、端末は、局(Station、以下略してSTA)であってよい。テーブル2に示されているフィールドは、サブチャネルが各端末グループに対して割り振られていることを示すものとしてよく、ここでの各端末グループは、少なくとも1つの端末を含み得る。例えば、端末グループ1は、STA1及びSTA2を含み、端末グループ2は、STA3からSTA5を含み、グループnは、STA kからSTA nを含む。このインジケーション方法によれば、STA1及びSTA2は両方ともサブチャネル1上で動作し、STA3からSTA5はサブチャネル2上で動作し、そしてSTA kからSTA nはすべて、サブチャネルn上で動作する。このインジケーションを使用することによって、端末は、端末に対応するサブチャネルを学習することができ、アクセスポイントは、同様に、各割り振られたサブチャネル上で端末グループ内の端末を柔軟にスケジュールすることができる。それに加えて、端末グループは共通要素を有することもでき、例えば、端末グループ1は、STA1からSTA3を含み、そして端末グループ2は、STA2からSTA5を含み得る。ここにおいて、STA2及びSTA3は両方とも端末グループ1及び端末グループ2の中にある。この方式で、アクセスポイントは、インジケーションの効果的な範囲内で、STAに対するすべてのサブチャネルを柔軟に割り振り、それにより、アクセスポイントによる端末のスケジューリングの柔軟性をさらに改善する。
Figure 0006479827
別の場合には、サブチャネルにおいて、OFDMAモードにおけるサブキャリア間の間隔がOFDMモードにおけるサブキャリア間の間隔と異なる場合、及び、特別な場合として、OFDMモードにおけるサブキャリア間の間隔が、OFDMAモードにおけるサブキャリア間の間隔の整数倍(K倍)である場合、複数の端末の動作しているサブチャネル上の効果的なインジケーションは、OFDMAモードにおけるサブキャリアが単純にグループ化される方式で実施され得る。各20MHz(すなわち、単位サブチャネル帯域幅)におけるOFDMモードのサブキャリアの量は64であり、その場合に、OFDMAモードにおけるサブキャリアの量は64*K(*は積記号)であり、したがって、アクセスポイントは、サブチャネル内の64*K個のサブキャリアを端末グループ内の端末に割り振るものとしてよく(テーブル3を参照)、すなわち、各端末は、いくつかの(1つ又は複数の)サブキャリアに対応する。すなわち、テーブル3は、サブチャネルが関係する限り、実際にはテーブル2を詳述しており、ここで、サブキャリアkは、OFDMAモードにおけるサブキャリア識別子であり得る(すなわち、k=64*Kであり、kは1からkまでの任意の整数であり得る)か、又はOFDMモードにおけるサブキャリア識別子であり得る(すなわち、k=64である)。従来技術では、サブキャリア間の間隔に関する詳細化をサポートすることができず、したがって、20MHzではより多くのユーザに対するインジケーションを実行することができないことに留意されたい。
サブキャリアkがOFDMAモードにおけるサブキャリア識別子である場合には、この実施形態の方法のインジケーション単位粒度は、OFDMAの各サブキャリアに特有であり(すなわち、サブキャリアは端末に対応し得る)、サブキャリアkがOFDMモードにおけるサブキャリア識別子である場合には、この実施形態の方法のインジケーション単位粒度は、OFDMAのK個のサブキャリアである。したがって、本発明の方法の実施形態は、単位帯域幅(例えば、単位帯域幅は20MHzである)に対するサブキャリア間のより狭い間隔を使用することによってサブチャネルを分割し、分割されたサブチャネルが単純にグループ化される方式で複数の端末の動作サブチャネル上で効果的なインジケーションを実施することができる。
それに加えて、K=4のときには、各64個の連続したOFDMAサブキャリアは、チャネル単位(5MHz)を占有し、この場合、実施形態1及び実施形態2におけるチャネル番号は、同様に、インジケーション方式として使用され続けるものとしてよい。
Figure 0006479827
本発明のこの実施形態において提供されるデータ伝送インジケーション方法において、アクセスポイントは、端末の識別子、及び端末の識別子に対応するサブチャネル情報を運ぶとともに含んでいるOFDMA物理層シグナリングを端末に送信し、アクセスポイントは、端末グループの識別子と各端末のアドレスとの間のマッピング関係を各端末にさらに送信し、それにより、端末が配置されている端末グループを各端末が学習し、そして端末に対応するサブチャネルをさらに学習し、それによって、そのサブチャネル上で対応する動作を実行する。すなわち、アクセスポイントがOFDMA物理層シグナリングに従って各端末に対してサブチャネルを割り振る方式は、アクセスポイントがより多くの端末に対してサブチャネルを示すことを可能にし、すなわち、アクセスポイントがサブチャネルを示す端末の数は制限されない。
本発明の実施形態3は、データ伝送インジケーション方法を提供する。この実施形態に関わるこの方法は、アクセスポイントが、OFDMA物理層シグナリングを使用することによって端末に対するサブチャネルを示す別の実現可能な実装方式である。実施形態1に基づき、OFDMA物理層シグナリングは、端末の識別子、及び端末の識別子に対応するサブチャネル情報を含むものとしてよく、端末の識別子は、単一の端末グループの識別子であり、端末グループは、少なくとも2つの端末を含み、そしてOFDMA物理層シグナリングは、端末グループ内の各端末に、割り振られたサブチャネルがアップリンクサブチャネル又はダウンリンクサブチャネル又はアップリンク及びダウンリンク双方向サブチャネルであることを示すために使用される。
適宜、OFDMA物理層シグナリングは、専用インジケーションビットを使用することによって、端末に対して割り振られたサブチャネルがアップリンクサブチャネル又はダウンリンクサブチャネル又はアップリンク及びダウンリンク双方向サブチャネルであることを示し得る。端末グループ内の端末及びサブチャネルは一対一の対応関係にある。すなわち、前述のOFDMA物理層シグナリングは、端末グループ内の各端末のための割り振られたサブチャネルを示し得るだけでなく、端末グループ内の各端末に、割り振られたサブチャネルが、アップリンクサブチャネル又はダウンリンクサブチャネル又はアップリンク及びダウンリンク双方向サブチャネルであることも示し得る。
特に、前述のOFDMA物理層シグナリングのインジケーションに含まれる関係するフィールドは、以下のテーブル4に示されているフォーマットであるものとしてよい。テーブル4におけるグループ番号は、現在の端末グループのグルーピング識別子を示すために使用され、グループ番号に続くサブチャネルは、そしてグループ番号に対応する端末グループ内のSTAは、別々に一対一の対応関係にあり、すなわち、アクセスポイントは、サブチャネルを端末グループ内の端末に順に割り振る。すなわち、そのグループ番号に対応するグループ内のSTAは順にSTA1からSTAnであり、その場合に、フォーマットに従って、STA1はサブチャネル1に対応し、STA2はサブチャネル2に対応し、以下同様に、STAnはサブチャネルnに対応する。
OFDMモードにおけるサブチャネル内のサブキャリア間の間隔がOFDMAモードにおける間隔と異なる前述の場合において、グループ内の各STAによって割り振られたサブチャネルは、チャネル番号又は同様のものを使用するだけの方式で示され得るだけでなく、テーブル4’に示されているように、同様に、サブキャリア範囲を使用する方式で示され得る。
Figure 0006479827
Figure 0006479827
すなわち、前述の端末グループ内の各端末は、異なるサブチャネルに対応し、そしてOFDMA物理層シグナリングは、より大きい帯域幅(20MHzの帯域幅に制限されない)をサポートし得るので、サブチャネルは、より多くの端末に示され得る。
本発明のこの実施形態において提供されるデータ伝送インジケーション方法において、アクセスポイントは、OFDMA物理層シグナリングを端末に送信し、それにより、各端末は端末が対応するサブチャネルを学習し、したがって、端末は、端末に対応するサブチャネル上で対応する動作を実行し得る。すなわち、アクセスポイントがOFDMA物理層シグナリングに従って各端末に対してサブチャネルを割り振る方式は、アクセスポイントがより多くの端末に対してサブチャネルを示すことを可能にする。
図2は、本発明によるデータ伝送インジケーション方法の実施形態4の概略のフローチャートである。この実施形態に関わるこの方法は、OFDMA物理層シグナリングを運ぶOFDMプリアンブルが端末に送信されるプロセスであり、それにより、端末は、OFDMA物理層シグナリングに従って端末に対応するサブチャネルを学習し、そして端末に対応するサブチャネル上で、アクセスポイントによって送信されたダウンリンクOFDMAデータ情報を受信する。方法は以下を含む。
S201:アクセスポイントは、OFDMプリアンブルを端末に送信し、ここで、OFDMプリアンブルは、OFDMA物理層シグナリングを運ぶ。
特に、アクセスポイントは、OFDMモードにおけるOFDMプリアンブルをアクセスポイントのカバーエリア内の任意の端末に送信し、ここで、OFDMプリアンブルは、ショートトレーニングフィールド(Short Training Field、以下略してSTF)、ロングトレーニングフィールド(Long Training Field、以下略してLTF)、レガシーシグナリング(Legacy Signaling、以下略してL−SIG)、及びウルトラハイスループットシグナリングA(Ultra High Throughput Signaling A、以下略してUHT−SIG−A)を含み、UHT−SIG−Aは、OFDMA物理層シグナリングを運ぶ。OFDMモードは以下のとおりであることに留意されたい。アクセスポイントは、OFDMプリアンブルを端末に送信するが、しかしこの場合、アクセスポイントは、OFDMプリアンブルが送信される先の特定の端末を知らず、したがって、アクセスポイントは、OFDMプリアンブルを任意の端末に送信し、すべてのアクティブ(active)端末は、OFDMプリアンブルをリッスンするとともに受信し、その場合にOFDMA物理層シグナリングを取得し、それによって端末に対応するチャネルを学習する。
OFDMA物理層シグナリングが本発明のこの実施形態におけるサブチャネルを示す方式について、実施形態1から実施形態3における説明への参照がなされてよく、本発明のこの実施形態において詳細はここで再び説明されないことに留意されたい。
S202:アクセスポイントは、OFDMAモードにおいて端末に対応するサブチャネル上でダウンリンクOFDMAデータ情報を送信し、ここで、ダウンリンクOFDMAデータ情報は、OFDMAプリアンブル及びOFDMAデータ(Data Symbol)を含み、OFDMAプリアンブルは、スイッチングフィールド(Switching Field)、及びウルトラハイスループットシグナリングB(Ultra High Throughput Signaling B、以下略してUHT−SIG−B)を含む。
特に、アクセスポイントは、OFDMAモードにおいて端末に対応するサブチャネル上でダウンリンクOFDMAデータ情報を送信し、すなわち、アクセスポイントは、端末に対応するそれぞれのサブチャネル上でダウンリンクOFDMAデータ情報を同時に複数の端末に送信することができ、したがって、シグナリングオーバヘッドは低減され、マルチユーザダイバシティ利得がもたらされ得る。それに加えて、端末に対応するサブチャネルは、基本サービスセット(Basic Service Set、以下略してBSS)の一次チャネルをさらに含むものとしてよく、ここで、一次チャネルは、制御シグナリング及び管理シグナリングを交換するためにアクセスポイント及び端末によって使用され、すなわち、一次チャネル上でOFDMA物理層シグナリングを完全に送信した後、アクセスポイントは、一次チャネルを解放し得るか、又は一次チャネルを別のサブチャネルと一緒に使用することによってダウンリンクOFDMAデータ情報を端末に送信し得る。
OFDMプリアンブル及びダウンリンクOFDMAデータ情報のデータ伝送フレームフォーマットについては、以下のテーブル5への参照がなされてよい。さらに、一緒に送信されるときに、OFDMA物理層シグナリング及びOFDMAデータは両方ともテーブル5におけるフォーマットを使用することができ、OFDMA物理層シグナリングのみが個別に送信される場合に、OFDMプリアンブルのみが送信される。
Figure 0006479827
OFDMAモードにおいて送信される内容は、各端末について互いから独立していること、すなわち、端末に対応するそれぞれのサブチャネル上のSwitching Fields、UHT−SIG−B、及びOFDMAデータはすべて互いから独立していることに留意されたい。前述のSwitching Fieldは、ウルトラハイスループットショートトレーニングフィールド(Ultra High Throughput Short Training Field、以下略してUHT−STF)及びウルトラハイスループットロングトレーニングフィールド(Ultra High Throughput Long Training Field、以下略してUHT−LTF)を含み得る。OFDMAモードにおいては、UHT−STFは、OFDMA物理層シグナリングによって示されるサブチャネル又はすべてのチャネルの自動利得制御(Automatic Gain Control、以下略してAGC)又はチャネル同期を完了させるために端末によって使用される。UHT−LTFは、サブチャネル又はすべてのチャネル上でチャネル推定を完了させるために端末によって使用される。UHT−SIG−Aにおける物理層シグナリングが端末グループに対するチャネル割り振りのみを実行する場合、UHT−SIG−Bは、サブチャネル内のサブチャネルに対応する端末グループ内の端末に対してさらなるインジケーションを実行するために送信端によって使用され得る。
OFDMA+MU−MIMOモードにおいて、UHT−STFが、OFDMA物理層シグナリングによって示されるサブチャネル又はすべてのチャネル、及び対応する時空間ストリーム(space−time streams)上でAGC又はチャネル同期を実行するために端末によって使用される場合、UHT−LTFは、OFDMA物理層シグナリングによって示されるサブチャネル又はすべてのチャネル、及び対応する時空間ストリームのサブチャネル上でチャネル推定を実行するために端末によって使用される。さらに、MU−MIMOの時空間ストリーム割り振り情報は、UHT−SIG−Aで運ばれ得るか、又はUHT−SIG−Bで運ばれ得る。
それに加えて、アクセスポイントは、OFDMモードにおいて一次チャネル上でOFDMプリアンブルを送信し得るか(図2aにおける例を参照)、又は反復方式により複数のサブチャネル上でOFDMプリアンブルを送信し得る(図2bにおける例を参照)。その場合に、アクセスポイントは、OFDMAモードに切り替えられ、前述の示されたサブチャネル上でOFDMAプリアンブル及びOFDMAデータを端末に送信する。その一方で、OFDMのサブキャリア間の間隔がOFDMAの間隔と異なる場合(単位チャネルが20MHzである例が使用される)には、アクセスポイントにより、OFDMプリアンブル及びダウンリンクOFDMAデータ情報を送信することについては、図2cにおける例への参照がなされてよく、すなわち、この単位チャネル(図中の一次チャネルである)は複数のサブキャリアに分割され、1つ又は複数のサブキャリアは端末に対応する。OFDMのサブキャリア間の間隔がOFDMAの間隔と異なり、そして帯域幅が複数の単位チャネルの帯域幅の総和である場合には、アクセスポイントにより、OFDMプリアンブル及びダウンリンクOFDMAデータ情報を送信することについては、図2dにおける例への参照がなされてよい。
それに対応して、端末は、アイドル状態において及びOFDMモードにおいてOFDMプリアンブルを検出するとともに受信し、OFDMモードにおいてOFDMプリアンブルを受信した後(OFDMプリアンブルは、一次チャネル上で受信され得るか、又は複数のサブチャネル上で受信され得る)、端末は、OFDM方式でUHT−SIG−AにおけるOFDMA物理層シグナリングを読み取るとともに、OFDMA物理層シグナリングによって示されるサブチャネルに切り替えられ、AGCを再び調節し、対応するサブチャネルのチャネル状態情報に関する推定を完了し、そして対応するサブチャネル上でダウンリンクOFDMAデータ情報を復調し、端末に属するOFDMAプリアンブル及びOFDMAデータを取得する。
端末の別の受信方法は、端末が、アイドル状態において及びOFDMモードにおいてOFDMプリアンブルを検出するとともに受信し、OFDMモードにおいてOFDMプリアンブルを受信した後(OFDMプリアンブルは、一次チャネル上で受信され得るか、又は複数のサブチャネル上で受信され得る)、端末は、OFDM方式でUHT−SIG−AにおけるOFDMA物理層シグナリングを読み取るとともに、アクセスポイントがデータを送信するこのときに占有されている帯域幅全体に切り替えられ、AGCを再び調節し、OFDMA物理層シグナリングによって示されるサブチャネルのチャネル状態情報に関する推定又は帯域幅全体のチャネル状態情報に関する推定を完了し、そして対応するサブチャネル上でダウンリンクOFDMAデータ情報を復調し、端末に属するOFDMAプリアンブル及びOFDMAデータを取得することである。
本発明のこの実施形態において提供されるデータ伝送インジケーション方法において、アクセスポイントは、OFDMA物理層シグナリングを運ぶOFDMプリアンブルを端末に送信し、それにより端末はOFDMプリアンブルからOFDMA物理層シグナリングを取得し、それによって、OFDMA物理層シグナリングに従って、端末が端末に対応するダウンリンクOFDMAデータ情報を受信すべきであるサブチャネルを学習し得る。すなわち、アクセスポイントがOFDMA物理層シグナリングに従って各端末に対してサブチャネルを割り振る方式は、端末がアクセスポイントのデータを受信するときに、アクセスポイントがより多くの端末に対するインジケーションを実行することを可能にし、すなわち、アクセスポイントがサブチャネルを示す端末の数は制限されない。
図3は、本発明によるデータ伝送インジケーション方法の実施形態5の概略のフローチャートである。この実施形態に関わる方法は、アクセスポイントがOFDMA物理層シグナリングを運ぶヌルデータパケットアナウンスメント(Null Data Packet Announcement、以下略してNDPA)を端末に送信するプロセスであり、それにより、端末は、NDPAフレームからOFDMA物理層シグナリングを取得し、したがって、端末は、OFDMA物理層シグナリングに従って端末に対応するサブチャネルを学習し、そして端末に対応するサブチャネル上で、アクセスポイントによって送信されたダウンリンクOFDMAデータ情報を受信する。方法は以下を含む。
S301:アクセスポイントは、NDPAフレームを端末に送信し、ここで、NDPAフレームは、前述のOFDMA物理層シグナリングを運ぶ。
特に、排他的なNDPAフレームは、本発明のこの実施形態において、OFDMA物理層シグナリングを運ぶために使用され、そしてOFDMA物理層シグナリングが伝送されるときにもたらされるオーバヘッドを低減するために使用される。本発明のこの実施形態におけるNDPAフレームのフォーマットは、特に以下のテーブル6に示されている。
Figure 0006479827
アクセスポイントは、OFDMモードにおいてNDPAフレームをアクセスポイントのカバーエリア内の端末に送信するものとしてよく、そしてサブチャネル(一次チャネルなど)上でNDPAフレームを送信するものとしてよいか(図3aにおける例を参照)、又は複数のサブチャネル上でNDPAフレームを送信するものとしてよく(図3bにおける例を参照)、そして他のすべての端末は、NDPAフレームを取得するためにリッスンし得ることに留意されたい。その場合に、アクセスポイントは、OFDMモードにおいてOFDMプリアンブルを送信する必要がさらにある。前述のOFDMA物理層シグナリングは、NDPAフレームで運ばれ得るか、又はNDPAフレームとOFDMプリアンブルの両方で運ばれ得るが、しかし一般的には、シグナリングのオーバヘッドを低減するためにNDPAフレームでのみ運ばれる。適宜、NDPAフレームがOFDMA物理層シグナリングを運ぶときに、OFDMプリアンブルは、端末グループ内の特定の端末識別子をさらに示し得る。
OFDMA物理層シグナリングが本発明のこの実施形態におけるサブチャネルを示す方式について、実施形態1から実施形態3における説明への参照がなされてよく、本発明のこの実施形態において詳細はここで再び説明されないことに留意されたい。
S302:アクセスポイントは、OFDMAモードにおいて端末に対応するサブチャネル上でダウンリンクOFDMAデータ情報を送信し、ここで、ダウンリンクOFDMAデータ情報は、OFDMAプリアンブル及びOFDMAデータを含み、OFDMAプリアンブルは、スイッチングフィールド(Switching Field)及びUHT−SIG−Bを含む。
特に、アクセスポイントは、OFDMAモードにおいてダウンリンクOFDMAデータ情報を送信し、すなわち、アクセスポイントは、端末に対応するそれぞれのサブチャネル上でダウンリンクOFDMAデータ情報を同時に複数の端末に送信することができ、したがって、対応する時間周波数リソースは十分に使用され得る。
それに対応して、端末は、アイドル状態においてOFDM方式でNDPAフレームを検出するとともに受信し、OFDM方式でOFDMA物理層シグナリングを読み取り、その場合に、端末は、同様に、OFDM方式でOFDMプリアンブルを受信し、OFDMA物理層シグナリングによって示されるサブチャネルを使用することによってOFDMAモードに切り替えられ、そしてサブチャネル上で、OFDMAモードにおいてアクセスポイントによって送信されたOFDMAプリアンブル及びOFDMAデータを受信する。
本発明のこの実施形態において提供されるデータ伝送インジケーション方法において、アクセスポイントは、OFDMA物理層シグナリングを運ぶNDPAフレームを端末に送信し、それにより端末はNDPAフレームからOFDMA物理層シグナリングを取得し、それによって、OFDMA物理層シグナリングに従って、端末が端末に対応するダウンリンクOFDMAデータ情報を受信すべきであるサブチャネルを学習するものとしてよく、それにより、対応するサブチャネル上で、アクセスポイントによって送信されたダウンリンクOFDMAデータ情報を受信する。すなわち、アクセスポイントがOFDMA物理層シグナリングに従って各端末に対してサブチャネルを割り振る方式は、端末がアクセスポイントのデータを受信するときに、アクセスポイントがより多くの端末に対するインジケーションを実行することを可能にし、すなわち、アクセスポイントがサブチャネルを示す端末の数は制限されない。それに加えて、アクセスポイントは、端末に対応するそれぞれのサブチャネル上でダウンリンクOFDMAデータ情報を同時に複数の端末に送信することができ、したがって、対応する時間周波数リソースは十分に使用され得る。
図4は、本発明によるデータ伝送インジケーション方法の実施形態6の概略のフローチャートである。この実施形態に関わる方法は、アクセスポイントがOFDMA物理層シグナリングに含まれる内容を別々に運ぶNDPAフレーム及びOFDMプリアンブルを端末に送信するプロセスであり、それにより、端末は、NDPAフレーム及びOFDMプリアンブルからOFDMA物理層シグナリングを取得し、したがって、端末は、OFDMA物理層シグナリングに従って端末に対応するサブチャネルを学習し、そして端末に対応するサブチャネル上で、アクセスポイントによって送信されたダウンリンクOFDMAデータ情報を受信する。方法は以下を含む。
S401:アクセスポイントは、NDPAフレーム及びOFDMプリアンブルを端末に送信する。
特に、NDPAフレーム及びOFDMプリアンブルは、2つの連携方式でOFDMA物理層シグナリングを運び得る。これらの方式は以下のように独立している。
第1の方式:アクセスポイントは、NDPAフレーム及びOFDMプリアンブルを端末に送信し、ここで、NDPAフレームは、前述のOFDMA物理層シグナリングにおける端末の識別子を運び、そしてOFDMプリアンブルは、端末の識別子に対応するとともに、前述のOFDMA物理層シグナリング内にあるサブチャネル情報を運ぶ。本明細書の端末の識別子は、実施形態2において1つ又は複数の端末グループの識別子であってよく、サブチャネルと端末グループとは一対一の対応関係にあり、そしてさらに実施形態3において単一の端末グループの識別子であってよく、サブチャネルとグループ内の端末とは一対一の対応関係にある。
第2の方式:アクセスポイントは、NDPAフレーム及びOFDMプリアンブルを端末に送信し、ここで、NDPAフレームは、端末の識別子に対応するとともに、前述のOFDMA物理層シグナリング内にあるサブチャネル情報を運び、そしてOFDMプリアンブルは、前述のOFDMA物理層シグナリングにおける端末の識別子を運ぶ。本明細書の端末の識別子は、実施形態2において1つ又は複数の端末グループの識別子であってよく、サブチャネルと端末グループとは一対一の対応関係にあり、そしてさらに実施形態3において単一の端末グループの識別子であってよく、サブチャネルとグループ内の端末とは一対一の対応関係にある。
すなわち、NDPAフレーム及びOFDMプリアンブルは、OFDMA物理層シグナリングを示すために互いに連携し得る。テーブル5におけるユーザグループ情報フィールドは、端末の識別子を含むものとしてよく、そして端末の識別子に対応するサブチャネル情報をさらに含むものとしてよい。それに加えて、テーブル5の制御情報フィールドは、現在示されている端末又は端末グループのサブチャネル情報の有効な時間の長さをさらに示すものとしてよく、それにより、端末は、時間の長さに従って、端末若しくは端末グループのサブチャネル情報のインジケーションが有効又は期限切れであるかを判定することができ、期限切れでない場合、端末は、現在のサブチャネルを使用してデータを受信及び送信し続けることができる。
NDPAフレームが、端末の識別子、及び端末の識別子に対応するサブチャネル情報を運ぶ(すなわち、完全なOFDMA物理層シグナリングを運ぶ)場合、OFDMプリアンブルは、再び、端末の識別子、若しくは端末の識別子に対応するサブチャネル情報を運び得ないか(OFDMプリアンブルは、同様に、OFDMA物理層シグナリングを運ぶことができ、前述の実施形態において具体的説明がすでになされており、詳細はここで再び説明されない)、又はNDPAフレームが端末の識別子のみを運ぶ場合、OFDMプリアンブルは、端末の識別子に対応するとともに、NDPAフレーム内にあるサブチャネル情報をさらに運ぶ必要があるか、又はNDPAフレームがサブチャネル情報のみを運ぶ場合、OFDMプリアンブルは、サブチャネル情報に対応するとともに、NDPAフレーム内にある、端末の識別子をさらに運ぶ必要がある。
OFDMA物理層シグナリングが本発明のこの実施形態におけるサブチャネルを示す方式について、実施形態1から実施形態3における説明への参照がなされてよく、本発明のこの実施形態において詳細はここで再び説明されないことに留意されたい。
S402:アクセスポイントは、OFDMAモードにおいて端末に対応するサブチャネル上でダウンリンクOFDMAデータ情報を送信し、ここで、ダウンリンクOFDMAデータ情報は、OFDMAプリアンブル及びOFDMAデータを含み、OFDMAプリアンブルは、スイッチングフィールド(Switching Field)及びUHT−SIG−Bを含む。
特に、アクセスポイントは、OFDMAモードにおいてダウンリンクOFDMAデータ情報を送信し、すなわち、アクセスポイントは、端末に対応するそれぞれのサブチャネル上でダウンリンクOFDMAデータ情報を同時に複数の端末に送信することができ、したがって、対応する時間周波数リソースは十分に使用され得る。
それに対応して、端末は、アイドル状態においてOFDM方式でNDPAフレームを受信し、OFDM方式でNDPAフレームにおいて運ばれるOFDMA物理層シグナリングの一部を読み取り、その場合に、端末は、同様に、OFDM方式でOFDMプリアンブルを受信し、次に、OFDMA物理層シグナリングに対して補足されるとともに、OFDMプリアンブル内にある、内容のその部分を読み取り、次に、NDPAフレームとOFDMプリアンブルとを組み合わせることによって得られたOFDMA物理層シグナリングによって示されるサブチャネルに従って、OFDMAモードに切り替えられ、端末に対応するサブチャネル上でOFDMAプリアンブル及び端末のOFDMAデータを読み取り/復調する。
本発明のこの実施形態において提供されるデータ伝送インジケーション方法において、アクセスポイントは、OFDMA物理層シグナリングを運ぶNDPAフレーム及びOFDMプリアンブルを端末に送信し、それにより各端末は、NDPAフレーム及びOFDMプリアンブルを使用することによって、端末が端末に対応するダウンリンクOFDMAデータ情報を受信すべきであるサブチャネルを学習するものとしてよく、それにより、アクセスポイントによって送信されたダウンリンクOFDMAデータ情報を受信する。すなわち、アクセスポイントがOFDMA物理層シグナリングに従って各端末に対してサブチャネルを割り振る方式は、端末がアクセスポイントのデータを受信するときに、アクセスポイントがより多くの端末に対するインジケーションを実行することを可能にし、すなわち、アクセスポイントがサブチャネルを示す端末の数は制限されない。それに加えて、アクセスポイントは、端末に対応するそれぞれのサブチャネル上でダウンリンクOFDMAデータ情報を同時に複数の端末に送信することができ、したがって、対応する時間周波数リソースは十分に使用され得る。
さらに、図2から図4に示されている実施形態に基づき、本発明の実施形態の実現可能な実装方式として、この実施形態に関わる方法は、ダウンリンクOFDMAデータ情報を端末に送信した後に、アクセスポイントが対応するサブチャネル上で端末によって送信されたACK応答又はBA応答を受信するプロセスである。適宜、前述のOFDMA物理層シグナリング又はOFDMAデータは、OFDMA確認応答(Acknowledge、以下略してACK)要求又はOFDMAブロック確認応答(Block ACK、以下略してBA)要求を運び、OFDMA ACK要求又はOFDMA BA要求は、OFDMAモードにおいてACK応答又はBA応答をアクセスポイントに送信するように端末に指示するために使用され、その場合に、前述のOFDMA物理層シグナリングは、端末に対応し、ACK応答又はBA応答がアクセスポイントに送信されるとともに、端末に対して割り振られたサブチャネルを示すためにさらに使用される。S202又はS302又はS402の後に、S10の動作が実行され得る。
S10:アクセスポイントは、OFDMAモードにおいて端末に対応するサブチャネル上で端末によって送信されたACK応答又はBA応答を受信する。
特に、アクセスポイントによって送信されたダウンリンクOFDMAデータ情報が各端末によって正しく受信されたことを示すために、各端末は、ACK応答又はBA応答によってアクセスポイントに応答する必要がある。アクセスポイントがOFDMA ACK要求又はOFDMA BA要求をOFDMAデータ又はOFDMA物理層シグナリングに追加する場合(図4aを参照すると、アクセスポイントがOFDMA ACK要求を追加する例が使用されている)、アクセスポイントのOFDMA物理層シグナリングのインジケーションに従って端末に対応するサブチャネル上でダウンリンクOFDMAデータ情報を受信した後に、端末は、OFDMA物理層シグナリングによって示されるサブチャネル上でOFDMAモードにおいてACK又はBA応答によって直接応答し得る。ACK応答はOFDMA ACK要求に対応し、BA応答はOFDMA BA要求に対応する。その場合に、アクセスポイントは、それぞれの対応するサブチャネル上で端末によって送信されたACK応答又はBA応答を受信する。すなわち、複数の端末が端末に対応するサブチャネル上で応答を同時にアクセスポイントに送信することが有効化され、対応する時間周波数リソースは十分に使用される。
本発明のこの実施形態において提供されるデータ伝送インジケーション方法において、端末は、OFDMA物理層シグナリングによって示されるサブチャネル上で、アクセスポイントによって送信されたダウンリンクOFDMAデータ情報を受信し、そして複数の端末は、対応するサブチャネル上でACK応答又はBA応答を同時にアクセスポイントに送信することができ、すなわち、アクセスポイントがOFDMA物理層シグナリングに従って各端末に対してサブチャネルを割り振る方式は、端末がACK応答又はBA応答をアクセスポイントに送信するときに、アクセスポイントがより多くの端末に対するインジケーションを実行することを可能にし、すなわち、アクセスポイントがサブチャネルを示す端末の数は制限されず、したがって、複数の端末のACK応答又はBA応答は並行してアクセスポイントに伝送され、対応する時間周波数リソースは十分に使用される。
さらに、図2から図4に示されている実施形態に基づき、本発明の実施形態の別の実現可能な実装方式として、この実施形態に関わる方法は、OFDMA物理層シグナリング及びダウンリンクOFDMAデータ情報を端末に送信した後に、アクセスポイントが単一のACK要求フレーム又はBA要求フレームを端末に送信するプロセスであり、それにより、端末はOFDMA物理層シグナリングによって示されるサブチャネル上でACK応答又はBA応答をアクセスポイントに送信することができる。
前述のOFDMA物理層シグナリングは、端末に対応し、ACK応答又はBA応答がアクセスポイントに送信されるとともに、端末に対して割り振られたサブチャネルを示すためにさらに使用されるものとしてよい。S202又はS302又はS402の後に、次のステップが実行され得る。
S20:アクセスポイントは、ACK要求フレーム又はBA要求フレームを端末に送信し、ここで、ACK要求フレーム又はBA要求フレームは専用情報ビットを含み、専用情報ビットは、OFDMAモードにおいてACK応答又はBA応答をアクセスポイントに送信するように端末に指示するために使用される。
特に、ダウンリンクOFDMAデータ情報を端末に送信した後に、アクセスポイントは、単一のACK要求フレーム又はBA要求フレームを端末にさらに送信するものとしてよく(図4bを参照すると、BA要求フレームが個別に送信される例が使用されている)、ここで、ACK要求フレーム又はBA要求フレームは専用情報ビットを含み、専用情報ビットは、OFDMAモードにおいてACK応答又はBA応答をアクセスポイントに送信するように端末に指示するために使用される。適宜、ACK要求フレーム又はBA要求フレームは、OFDMA物理層シグナリングを運び得るか、又はOFDMA物理層シグナリングを運び得ない。端末は、OFDMA物理層シグナリングに従って、端末がACK応答又はBA応答をアクセスポイントに送信するサブチャネルを判定する。ACK要求フレーム又はBA要求フレームがOFDMA物理層シグナリングを運ばない場合、端末は、アクセスポイントがダウンリンクOFDMAデータ情報を送信するときの各端末に対応するサブチャネル上でACK応答又はBA応答によって応答し、すなわち、端末は、端末がダウンリンクOFDMAデータ情報を受信するサブチャネルを、端末がACK応答又はBA応答によって応答するサブチャネルとして使用し得る。
専用情報ビットの表現は、ACK要求フレーム又はBA要求フレームを、OFDMAモードにおいてACK応答又はBA応答をアクセスポイントに送信するように端末に指示するために使用されるフレームタイプ(すなわち、従来のACK要求フレーム又はBA要求フレームと異なる新しいフレームタイプ)として識別することであってよい。別の専用情報ビットの表現は、同様に、以下のとおりであるものとしてよく、ACK要求フレーム又はBA要求フレームのフレームタイプが変更されていない場合には、専用情報ビットはOFDMAモードにおいてACK応答又はBA応答をアクセスポイントに送信するように端末に指示するために直接使用される。
それに加えて、OFDMプリアンブルと同様に、ACK要求フレーム若しくはBA要求フレームは、一次チャネル上でのみ送信され得るか、又は二重伝送(Duplicated Transmission)方式ですべてのサブチャネル上で送信され得る。
S21:アクセスポイントは、OFDMAモードにおいて対応するサブチャネル上で端末によって送信されたACK応答又はBA応答を受信する。
特に、OFDMA物理層シグナリングに従って、端末がACK応答又はBA応答をアクセスポイントに送信するサブチャネルを学習した後に、端末は、OFDMAモードにおいて対応するサブチャネル上でACK応答又はBA応答をアクセスポイントに送信する。すなわち、すべての端末が、それぞれの対応するサブチャネル上でACK応答又はBA応答を同時にアクセスポイントに送信することができ、すなわち、複数の端末のACK応答又はBA応答は並行して伝送され得るとともに、対応する時間周波数リソースは十分に使用される。
適宜、端末のサブチャネルが、複数の単位チャネル(単位が20MHzであるチャネルなど)である場合、端末は、二重伝送方式によりこれらの複数の単位チャネル上でACK応答若しくはBA応答を送信し得るか、又は非二重伝送方式によりACK応答若しくはBA応答を送信し得る。
本発明のこの実施形態において提供されるデータ伝送インジケーション方法において、ACK応答又はBA応答がアクセスポイントに送信されるサブチャネルは、アクセスポイントによって送信されたOFDMA物理層シグナリングを使用することによって端末に示される。すなわち、アクセスポイントがOFDMA物理層シグナリングに従って各端末に対してサブチャネルを割り振る方式は、端末がACK応答又はBA応答をアクセスポイントに送信するときに、アクセスポイントがより多くの端末に対するインジケーションを実行することを可能にし、すなわち、アクセスポイントがサブチャネルを示す端末の数は制限されず、したがって、複数の端末のACK応答又はBA応答は並行してアクセスポイントに伝送され、対応する時間周波数リソースは十分に使用される。
図5は、本発明によるデータ伝送インジケーション方法の実施形態7の概略のフローチャートである。この実施形態に関わる方法は、アクセスポイントがOFDMA物理層シグナリングを運ぶマルチユーザ多入力多出力(Multi−User Multiple−Input Multiple−Output、以下略してMU−MIMO)データ情報を端末に送信するプロセスであり、OFDMA ACK要求又はOFDMA BA要求は、OFDMA物理層シグナリングで運ばれ、それにより、端末は、OFDMAモードにおいて端末に対応するサブチャネル上でACK応答又はBA応答によって応答する。図5に示されているように、方法は以下を含む。
S501:アクセスポイントは、MU−MIMOモードにおいてMU−MIMOデータ情報を端末に送信し、ここで、MU−MIMOデータ情報は、OFDMA物理層シグナリングを運ぶ。
特に、前述のMU−MIMOデータ情報で運ばれるOFDMA物理層シグナリングは、OFDMAモードにおいてACK応答又はBA応答をアクセスポイントに送信するように端末に指示するために使用されるOFDMA ACK要求又はOFDMA BA要求を含み、すなわち、アクセスポイントは、端末が対応するMU−MIMOデータ情報を取得した後にACK応答又はBA応答によって応答することを端末に要求する。OFDMA物理層シグナリングは、端末に対応し、ACK応答又はBA応答がアクセスポイントに送信されるとともに、端末に対して割り振られたサブチャネルを端末に示すために使用される。
S502:アクセスポイントは、OFDMAモードにおいて対応するサブチャネル上で端末によって送信されたACK応答又はBA応答を受信する。
特に、OFDMA物理層シグナリングに従って、ACK応答又はBA応答がアクセスポイントに送信されるサブチャネルを判定した後に、端末は、OFDMAモードにおいて対応するサブチャネル上でACK応答又はBA応答をアクセスポイントに送信する。すなわち、すべての端末が、それぞれの対応するサブチャネル上でACK応答又はBA応答を同時にアクセスポイントに送信することができ、すなわち、複数の端末のACK応答又はBA応答は並行して伝送され得るとともに、その場合に、対応する時間周波数リソースは十分に使用され得る。
本発明のこの実施形態において提供されるデータ伝送インジケーション方法において、アクセスポイントは、OFDMA物理層シグナリングを、端末に送信されるMU−MIMOデータ情報に追加し、ここで、OFDMA物理層シグナリングは、ACK応答又はBA応答をアクセスポイントに送信するとともに、端末に割り振られたサブチャネルを端末に示すために使用され、それにより、複数の端末が、対応するサブチャネル上でACK応答又はBA応答を同時にアクセスポイントに送信することができ、すなわち、アクセスポイントがOFDMA物理層シグナリングに従って各端末に対してサブチャネルを割り振る方式は、端末がACK応答又はBA応答をアクセスポイントに送信するときに、アクセスポイントがより多くの端末に対するインジケーションを実行することを可能にし、すなわち、アクセスポイントがサブチャネルを示す端末の数は制限されず、したがって、複数の端末のACK応答又はBA応答は並行してアクセスポイントに伝送され、対応する時間周波数リソースは十分に使用される。
図6は、本発明によるデータ伝送インジケーション方法の実施形態8の概略のフローチャートである。この実施形態に関わる方法は、アクセスポイントがOFDMA物理層シグナリングを運ぶMU−MIMOデータ情報を端末に送信し、ACK要求フレーム又はBA要求フレームを端末に送信するプロセスであり、それにより、端末は、OFDMAモードにおいて端末に対応するサブチャネル上でACK応答又はBA応答によって応答する。図6に示されているように、方法は以下を含む。
S601:アクセスポイントは、MU−MIMOモードにおいてMU−MIMOデータ情報を端末に送信し、ここで、MU−MIMOデータ情報は、OFDMA物理層シグナリングを運ぶ。
特に、OFDMA物理層シグナリングは、ACK応答又はBA応答がアクセスポイントに送信されるとともに、端末に対して割り振られたサブチャネルを端末に示すために使用される。
S602:アクセスポイントは、ACK要求フレーム又はBA要求フレームを端末に送信し、ここで、ACK要求フレーム又はBA要求フレームは専用情報ビットを含み、専用情報ビットは、OFDMAモードにおいてACK応答又はBA応答をアクセスポイントに送信するように端末に指示するために使用される。
特に、アクセスポイントによって端末に送信されたACK要求フレーム又はBA要求フレームは、アクセスポイントが、MU−MIMOデータ情報が首尾よく伝送されたかどうかを学習するために、端末が対応するMU−MIMOデータ情報を取得した後に、OFDMAモードにおいてACK応答又はBA応答によってアクセスポイントに応答することを端末に要求するという目的を有する。
S603:アクセスポイントは、OFDMAモードにおいて対応するサブチャネル上で端末によって送信されたACK応答又はBA応答を受信する。
特に、OFDMA物理層シグナリングに従って、ACK応答又はBA応答がアクセスポイントに送信されるサブチャネルを判定した後に、端末は、OFDMAモードにおいて対応するサブチャネル上でACK応答又はBA応答をアクセスポイントに送信する。すなわち、すべての端末が、それぞれの対応するサブチャネル上でACK応答又はBA応答を同時にアクセスポイントに送信することができ、すなわち、複数の端末のACK応答又はBA応答は並行して伝送され得るとともに、その場合に、対応する時間周波数リソースは十分に使用され得る。
本発明のこの実施形態において提供されるデータ伝送インジケーション方法において、アクセスポイントは、OFDMA物理層シグナリングを、端末に送信されるMU−MIMOデータ情報に追加し、ここで、OFDMA物理層シグナリングは、ACK応答又はBA応答をアクセスポイントに送信するとともに、端末に割り振られたサブチャネルを端末に示すために使用され、それにより、複数の端末が、対応するサブチャネル上でACK応答又はBA応答を同時にアクセスポイントに送信することができ、すなわち、アクセスポイントがOFDMA物理層シグナリングに従って各端末に対してサブチャネルを割り振る方式は、端末がACK応答又はBA応答をアクセスポイントに送信するときに、アクセスポイントがより多くの端末に対するインジケーションを実行することを可能にし、すなわち、アクセスポイントがサブチャネルを示す端末の数は制限されず、したがって、複数の端末のACK応答又はBA応答は並行してアクセスポイントに伝送され、対応する時間周波数リソースは十分に使用される。
図7は、本発明によるデータ伝送インジケーション方法の実施形態9の概略のフローチャートである。この実施形態に関わる方法は、アクセスポイントがOFDMA物理層シグナリングを運ぶACK要求フレーム又はBA要求フレームを端末に送信するプロセスであり、それにより、端末は、OFDMAモードにおいて端末に対応するサブチャネル上でACK応答又はBA応答によって応答する。図7に示されているように、方法は以下を含む。
S701:アクセスポイントは、MU−MIMOモードにおいてMU−MIMOデータ情報を端末に送信する。
S702:アクセスポイントは、ACK要求フレーム又はBA要求フレームを端末に送信し、ここで、ACK要求フレーム又はBA要求フレームは専用情報ビットを含み、専用情報ビットは、OFDMAモードにおいてACK応答又はBA応答をアクセスポイントに送信するように端末に指示するために使用され、ACK要求フレーム又はBA要求フレームは、OFDMA物理層シグナリングを運ぶ。
特に、アクセスポイントによって端末に送信されたACK要求フレーム又はBA要求フレームは、アクセスポイントが、MU−MIMOデータ情報が首尾よく伝送されたかどうかを学習するために、端末が対応するMU−MIMOデータ情報を取得した後に、OFDMAモードにおいてACK応答又はBA応答によってアクセスポイントに応答することを端末に要求するという目的を有する。ACK要求フレーム又はBA要求フレームで運ばれるOFDMA物理層シグナリングは、ACK応答又はBA応答がアクセスポイントに送信されるとともに、端末に対して割り振られたサブチャネルを端末に示すために使用される。
S703:アクセスポイントは、OFDMAモードにおいて対応するサブチャネル上で端末によって送信されたACK応答又はBA応答を受信する。
特に、OFDMA物理層シグナリングに従って、ACK応答又はBA応答がアクセスポイントに送信されるサブチャネルを判定した後に、端末は、OFDMAモードにおいて対応するサブチャネル上でACK応答又はBA応答をアクセスポイントに送信する。すなわち、すべての端末が、それぞれの対応するサブチャネル上でACK応答又はBA応答を同時にアクセスポイントに送信することができ、すなわち、複数の端末のACK応答又はBA応答は並行して伝送され得るとともに、その場合に、対応する時間周波数リソースは十分に使用され得る。
本発明のこの実施形態において提供されるデータ伝送インジケーション方法において、アクセスポイントは、OFDMA物理層シグナリングを端末に送信されるACK要求フレーム又はBA要求フレームに追加し、ここで、OFDMA物理層シグナリングは、ACK応答又はBA応答をアクセスポイントに送信するとともに、端末に割り振られたサブチャネルを端末に示すために使用され、それにより、複数の端末が、対応するサブチャネル上でACK応答又はBA応答を同時にアクセスポイントに送信することができ、すなわち、アクセスポイントがOFDMA物理層シグナリングに従って各端末に対してサブチャネルを割り振る方式は、端末がACK応答又はBA応答をアクセスポイントに送信するときに、アクセスポイントがより多くの端末に対するインジケーションを実行することを可能にし、すなわち、アクセスポイントがサブチャネルを示す端末の数は制限されず、したがって、複数の端末のACK応答又はBA応答は並行してアクセスポイントに伝送され、対応する時間周波数リソースは十分に使用される。
図8は、本発明によるデータ伝送インジケーション方法の実施形態10の概略のフローチャートである。この実施形態に関わる方法は、アクセスポイントがOFDMA ACK要求又はOFDMA BA要求を運ぶOFDMA物理層シグナリングを端末に送信するプロセスであり、それにより、端末は、OFDMAモードにおいて端末に対応するサブチャネル上でACK応答又はBA応答によって応答する。図8に示されているように、方法は以下を含む。
S801:アクセスポイントは、直交周波数分割多元接続OFDMA物理層シグナリングを端末に送信する。
特に、OFDMA物理層シグナリングは、OFDMA ACK要求又はOFDMA BA要求を運び、OFDMA ACK要求又はOFDMA BA要求は、OFDMAモードにおいてACK応答又はBA応答をアクセスポイントに送信するように端末に指示するために使用され、すなわち、アクセスポイントは、端末が対応するOFDMA+MU−MIMOデータ情報を取得した後にACK応答又はBA応答によってアクセスポイントに応答することを端末に要求し、それにより、後に続くOFDMA+MU−MIMOデータ情報が首尾よく伝送されたかどうかを学習する。OFDMA物理層シグナリングは、ACK応答又はBA応答がアクセスポイントに送信されるとともに、端末に対して割り振られた対応するサブチャネルを端末に示すために使用される。
S802:アクセスポイントは、OFDMA+MU−MIMOモードにおいて端末に対応するサブチャネル上でOFDMA+MU−MIMOデータ情報を端末に送信する。
適宜、OFDMA+MU−MIMOデータ情報は、OFDMA物理層シグナリングを運び得るか、又はOFDMA物理層シグナリングを運び得ない。
S803:アクセスポイントは、OFDMAモードにおいて対応するサブチャネル上で端末によって送信されたACK応答又はBA応答を受信する。
特に、OFDMA物理層シグナリングに従って、ACK応答又はBA応答がアクセスポイントに送信されるサブチャネルを判定した後に、端末は、OFDMA又はOFDMA+MU−MIMOモードにおいて対応するサブチャネル上でACK応答又はBA応答をアクセスポイントに送信する(この場合、アクセスポイントは、OFDMA物理層シグナリングにおけるサブチャネルの割り振りを示す必要があるだけでなく、各サブチャネルにおけるMU−MIMO時空間ストリームの割り振り状況をさらに示す必要もある)。すなわち、すべての端末が、それぞれの対応するサブチャネル上でACK応答又はBA応答を同時にアクセスポイントに送信することができ、すなわち、複数の端末のACK応答又はBA応答は並行して伝送され得るとともに、その場合に、対応する時間周波数リソースは十分に使用され得る。
本発明のこの実施形態において提供されるデータ伝送インジケーション方法において、アクセスポイントは、OFDMA物理層シグナリングを端末に送信し、ここで、OFDMA物理層シグナリングは、ACK応答又はBA応答をアクセスポイントに送信するとともに、端末に割り振られたサブチャネルを端末に示すために使用され、それにより、複数の端末が、対応するサブチャネル上でACK応答又はBA応答を同時にアクセスポイントに送信することができ、すなわち、アクセスポイントがOFDMA物理層シグナリングに従って各端末に対してサブチャネルを割り振る方式は、端末がACK応答又はBA応答をアクセスポイントに送信するときに、アクセスポイントがより多くの端末に対するインジケーションを実行することを可能にし、すなわち、アクセスポイントがサブチャネルを示す端末の数は制限されず、したがって、複数の端末のACK応答又はBA応答は並行してアクセスポイントに伝送され、対応する時間周波数リソースは十分に使用される。
図9は、本発明によるデータ伝送インジケーション方法の実施形態11の概略のフローチャートである。この実施形態に関わる方法は、アクセスポイントがOFDMA物理層シグナリング、そしてACK要求フレーム又はBA要求フレームを端末に送信するプロセスであり、それにより、端末は、OFDMAモードにおいて端末に対応するサブチャネル上でACK応答又はBA応答によって応答する。図9に示されているように、方法は以下を含む。
S901:アクセスポイントは、直交周波数分割多元接続OFDMA物理層シグナリングを端末に送信する。
特に、OFDMA物理層シグナリングは、ACK応答又はBA応答がアクセスポイントに送信されるとともに、端末に対して割り振られた対応するサブチャネルを端末に示すために使用される。
S902:アクセスポイントは、OFDMA+MU−MIMOモードにおいて端末に対応するサブチャネル上でOFDMA+MU−MIMOデータ情報を端末に送信する。
適宜、OFDMA+MU−MIMOデータ情報は、OFDMA物理層シグナリングを運び得るか、又はOFDMA物理層シグナリングを運び得ない。
S903:アクセスポイントは、ACK要求フレーム又はBA要求フレームを端末に送信し、ここで、ACK要求フレーム又はBA要求フレームは専用情報ビットを含み、専用情報ビットは、OFDMAモードにおいてACK応答又はBA応答をアクセスポイントに送信するように端末に指示するために使用される。
適宜、ACK要求フレーム又はBA要求フレームは、OFDMA物理層シグナリングを運び得るか、又はOFDMA物理層シグナリングを運び得ない。さらに、適宜、前述のOFDMA+MU−MIMOデータ情報がOFDMA物理層シグナリングを運ぶときに、ACK要求フレーム若しくはBA要求フレームは、OFDMA物理層シグナリングを運び得ないか、又は前述のOFDMA+MU−MIMOデータ情報がOFDMA物理層シグナリングを運ばないときに、ACK要求フレーム若しくはBA要求フレームは、OFDMA物理層シグナリングを運び得る。
S904:アクセスポイントは、OFDMAモードにおいて対応するサブチャネル上で端末によって送信されたACK応答又はBA応答を受信する。
特に、OFDMA物理層シグナリングに従って、ACK応答又はBA応答がアクセスポイントに送信されるサブチャネルを判定した後に、端末は、ACK要求フレーム又はBA要求フレーム内の専用情報ビットに従って、OFDMA又はOFDMA+MU−MIMOモードにおいて対応するサブチャネル上でACK応答又はBA応答をアクセスポイントに送信することを判定する。すなわち、すべての端末が、それぞれの対応するサブチャネル上でACK応答又はBA応答を同時にアクセスポイントに送信することができ、すなわち、複数の端末のACK応答又はBA応答は並行して伝送され得るとともに、その場合に、対応する時間周波数リソースは十分に使用され得る。
本発明のこの実施形態において提供されるデータ伝送インジケーション方法において、アクセスポイントは、OFDMA物理層シグナリングを端末に送信し、ここで、OFDMA物理層シグナリングは、ACK応答又はBA応答をアクセスポイントに送信するとともに、端末に割り振られたサブチャネルを端末に示すために使用され、それにより、複数の端末が、対応するサブチャネル上でACK応答又はBA応答を同時にアクセスポイントに送信することができ、すなわち、アクセスポイントがOFDMA物理層シグナリングに従って各端末に対してサブチャネルを割り振る方式は、端末がACK応答又はBA応答をアクセスポイントに送信するときに、アクセスポイントがより多くの端末に対するインジケーションを実行することを可能にし、すなわち、アクセスポイントがサブチャネルを示す端末の数は制限されず、したがって、複数の端末のACK応答又はBA応答は並行してアクセスポイントに伝送され、対応する時間周波数リソースは十分に使用される。
図10は、本発明によるデータ伝送インジケーション方法の実施形態12の概略のフローチャートである。この実施形態の方法は、端末によって開始されたアップリンクOFDMAデータ情報の伝送のプロセスを伴う。この方法は特に以下のステップを含む。
S1001:アクセスポイントは、端末によって送信されたアップリンク伝送フレームを受信する。
特に、この実施形態に関わる方法は、STAによって開始されたアップリンクOFDMAデータ情報の伝送の前述のプロセスであり、アップリンク伝送フレームは、OFDMAデータ伝送要求を運ぶ。
端末は、OFDMモードにおいてアップリンク伝送フレームを伝送するものとしてよく、ここで、アップリンク伝送フレームは、特にどのような種類のものであってもよい。端末は、OFDMAデータ伝送要求をアップリンク伝送フレームに追加することができ、ここで、OFDMAデータ伝送要求は、OFDMAモードにおいてその後のデータ伝送を完了することをアクセスポイントに要求するために使用される。
端末のアップリンク伝送フレームを受信した後、アクセスポイントは、端末のOFDMAデータ伝送要求又は現在のネットワーク状況に従って、伝送を実行するために端末をOFDMAモードに切り替えるかどうか、例えば、アクセスポイントにおける別の端末からの要求があるかどうかを判断する。アクセスポイントが、端末はOFDMAモードに切り替えられる必要があると判定した場合、アクセスポイントは、その後のデータ伝送においてOFDMAモードを使用するか、又は、アクセスポイントの判定結果が、端末はOFDMAモードに切り替えられないという結果である場合、アクセスポイントは、OFDMモードにおいてデータ伝送を実行することを続ける。
S1002:アクセスポイントは、OFDMA物理層シグナリングを端末に送信する。
特に、アクセスポイントが、OFDMAデータ伝送要求又は現在のネットワーク状況に従って端末はOFDMAモードに切り替えられる必要があると判定し、OFDMAモードにおいてデータ伝送を実行するときに、アクセスポイントは、OFDMA物理層シグナリングを端末に送信し、ここで、OFDMA物理層シグナリングは、それぞれの対応するサブチャネル上でアップリンクOFDMAデータ情報を送信するように端末に指示するために使用される。
OFDMA物理層シグナリングは、前述の実施形態におけるOFDMプリアンブルで運ばれ得るか、若しくはNDPAフレームで運ばれ得るか、又は、NDPAフレーム及びOFDMプリアンブルは、OFDMA物理層シグナリングを運ぶために互いに連携し得ることに留意されたい。特定のプロセスについて、前述の実施形態への参照がなされてよく、詳細はここで再び説明されない。適宜、OFDMA物理層シグナリングがOFDMプリアンブルで運ばれる例が使用されており(図10aにおける例を参照)、OFDMプリアンブル部分は、一次チャネル上でのみ伝送され得るか、又は複数のサブチャネル(一次チャネルを含む)上で伝送されるものとしてよく、図10bにおける例への参照がなされる。
適宜、S1002の後に、アクセスポイントは、前述の端末に対応するそれぞれのサブチャネル上で端末のダウンリンクOFDMAデータ情報をさらに送信し得る。ダウンリンクOFDMAデータ伝送プロセスについて、前述の実施形態への参照がなされてよく、詳細はここで再び説明されない。
端末は、OFDMA物理層シグナリングによって示されるサブチャネルを使用することによって、端末がアップリンクOFDMAデータ情報をアクセスポイントに送信するサブチャネルを学習し、すなわち、アクセスポイントが付加的にアップリンクOFDMAデータ情報を伝送するように端末に指示するときに生じるシグナリングインジケーションは回避され、システム効率は改善される。
S1003:アクセスポイントは、OFDMAモードにおいて対応するサブチャネル上で端末によって送信されたアップリンクOFDMAデータ情報を受信する。
特に、OFDMA物理層シグナリングに従って、アップリンクOFDMAデータ情報がアクセスポイントに送信されるサブチャネルを判定した後に、端末は、そのサブチャネル上でアップリンクOFDMAデータ情報をアクセスポイントに送信する。
適宜、S1002の後、アクセスポイントがダウンリンクOFDMAデータ情報を端末にさらに送信する場合、端末が、対応するサブチャネル上で、アクセスポイントによって送信されたダウンリンクOFDMAデータ情報を受信し、固定された時間長の間待った後、端末は、端末に関連付けられているアップリンクOFDMAデータ情報をサブチャネル上で送信する。
本発明のこの実施形態において提供されるデータ伝送インジケーション方法において、端末は、アップリンク伝送フレームをアクセスポイントに送信し、それにより、アクセスポイントは、OFDMA物理層シグナリングを使用することによって、各端末に対して、アップリンクOFDMAデータ情報が送信されるサブチャネルを示し、したがって、各端末は、対応するサブチャネル上でデータをアクセスポイントに送信し得る。すなわち、サブチャネルは、アクセスポイントがOFDMA物理層シグナリングを送信する方式で端末に対して割り振られ、それにより、アップリンクOFDMAデータ情報がアクセスポイントに送信されるときに、アクセスポイントはより多くの端末に対するインジケーションを実行することができ、アクセスポイントが付加的にアップリンクOFDMAデータ情報を伝送するように端末に指示するときに生じるシグナリングインジケーションは回避され、システム効率は改善される。
さらに、この実施形態に関わる方法は、端末がアップリンクOFDMAデータ情報をアクセスポイントに送信するという図10に示されている前述のシナリオにおいて、端末によって送信されたアップリンクOFDMAデータ情報を受信した後に、アクセスポイントが対応するサブチャネル上でACK応答又はBA応答を端末に送信するプロセスに向けられている。さらに、S1003の後に、方法は以下をさらに含む。
S1004:アクセスポイントは、OFDMAモードにおいて端末に対応するサブチャネル上でアップリンクOFDMAデータ情報に対応するACK応答又はBA応答を送信する。
特に、端末は、端末に対応するサブチャネル上でアップリンクOFDMAデータ情報をアクセスポイントに送信し、ここで、アップリンクOFDMAデータ情報は、OFDMA ACK要求又はOFDMA BA要求を運び、OFDMA ACK要求又はOFDMA BA要求は、OFDMAモードにおいてACK応答又はBA応答を端末に送信するようにアクセスポイントに指示し、すなわち、アクセスポイントにアップリンクOFDMAデータ情報の伝送状況を端末に対してフィードバックさせるために使用される。
アクセスポイントは、OFDMA物理層シグナリングを送信する主体であり、したがって、アクセスポイントは、対応するサブチャネル上で、端末に関連付けられているアップリンクOFDMAデータ情報のACK応答又はBA応答を、端末に直接送信することができ、それにより、端末は、アップリンクOFDMAデータが首尾よく伝送されたかどうかを学習する。
実施形態1から実施形態3におけるフレームフォーマット及びインジケーション方式は、同様に、アクセスポイントがアップリンクマルチユーザ伝送データ(アップリンクOFDMAデータ情報又はアップリンクMU−MIMOデータ情報)に対してOFDMAモードにおいて並行してACK又はBA応答によって端末に応答する場合に適用可能であることに留意されたい。
本発明のこの実施形態において提供されるデータ伝送インジケーション方法において、ACK要求又はBA要求は、端末によってアクセスポイントに送信されるアップリンクOFDMAデータ情報で運ばれ、それにより、アクセスポイントは、対応するサブチャネル上でアップリンクOFDMAデータ情報に対応するACK応答又はBA応答を端末に送信することができる。すなわち、アクセスポイントがOFDMA物理層シグナリングに従って各端末に対してサブチャネルを割り振る方式は、端末がアップリンクOFDMAデータをアクセスポイントに送信するときに、アクセスポイントがより多くの端末に対するインジケーションを実行することを可能にし、すなわち、アクセスポイントがサブチャネルを示す端末の数は制限されず、したがって、端末は、アクセスポイントによって送信されたACK応答又はBA応答に従って、アップリンクOFDMAデータが首尾よく伝送されたかどうかを学習することができる。
図11は、本発明によるデータ伝送インジケーション方法の実施形態13の概略のフローチャートである。この実施形態の方法は、アクセスポイントによって開始されたアップリンクOFDMAデータ情報の伝送のプロセスを伴う。この方法は特に以下のステップを含む。
S1101:アクセスポイントは、OFDMA物理層シグナリングを端末に送信する。
特に、OFDMA物理層シグナリングは、前述の実施形態におけるOFDMプリアンブルで運ばれ得るか、若しくはNDPAフレームで運ばれ得るか、又は、NDPAフレーム及びOFDMプリアンブルは、OFDMA物理層シグナリングを運ぶために互いに連携し得る。特定のプロセスについて、前述の実施形態への参照がなされてよく、詳細はここで再び説明されない。
OFDMA物理層シグナリングは、端末に対応し、アップリンクOFDMAデータ情報がアクセスポイントに送信されるとともに、端末に対して割り振られたサブチャネルを端末に示すために特に使用される。適宜、本発明のすべての実施形態において、OFDMA物理層シグナリングは、サブチャネルの割り振りがアップリンクに使用されるか、又はダウンリンクにのみ使用されるか、又はアップリンクとダウンリンクの両方に使用されるかを端末に示すために使用される情報ビットを含み得る。この実施形態では、OFDMA物理層シグナリング内の情報ビットは、そのサブチャネルがアップリンク伝送に使用されるサブチャネルであることを端末に示す。アクセスポイントがチャネル使用権を取得した場合には、端末は、配信されるOFDMA物理層シグナリングを使用することによって、対応するサブチャネル上でアップリンクOFDMAデータ情報をアクセスポイントに送信するように指示される。OFDMA物理層シグナリングがOFDMプリアンブルで運ばれる例が使用され、OFDM部分は、複数のサブチャネル上で伝送され得るか(11aを参照)、又は一次チャネル上でのみ伝送され得る(11bを参照)。
S1102:アクセスポイントは、OFDMAモードにおいて対応するサブチャネル上で端末によって送信されたアップリンクOFDMAデータ情報を受信する。
特に、OFDMA物理層シグナリングに従って、アップリンクOFDMAデータ情報がアクセスポイントに送信されるサブチャネルを判定した後に、端末は、そのサブチャネル上でアップリンクOFDMAデータ情報をアクセスポイントに送信し、したがって、アクセスポイントは、対応するサブチャネル上で端末によって送信されたアップリンクOFDMAデータ情報の複数の断片を受信することができ、対応する時間周波数リソースは十分に使用される。
本発明のこの実施形態において提供されるデータ伝送インジケーション方法において、アクセスポイントは、OFDMA物理層シグナリングを使用することによって、端末に対して、アップリンクOFDMAデータ情報が送信されるサブチャネルを示し、それにより、各端末は、対応するサブチャネル上でアップリンクデータをアクセスポイントに送信することができ、対応する時間周波数リソースは十分に使用される。さらに、サブチャネルは、アクセスポイントがOFDMA物理層シグナリングを送信する方式で各端末に対して割り振られ、それにより、端末がアップリンクOFDMAデータをアクセスポイントに送信するときに、アクセスポイントはより多くの端末に対するインジケーションを実行することができ、すなわち、アクセスポイントがサブチャネルを示す端末の数は制限されない。
図12は、本発明によるデータ伝送インジケーション方法の実施形態14の概略のフローチャートである。図12に示されているように、方法は以下を含む。
S1201:端末は、アクセスポイントによって送信されたOFDMA物理層シグナリングを受信し、ここで、OFDMA物理層シグナリングは、端末に対してアクセスポイントによって割り振られたサブチャネルを端末に示すために使用され、ここで、OFDMA物理層シグナリングは、端末の識別子、及び端末の識別子に対応するサブチャネル情報を含む。
特に、端末は、OFDMモードにおいてアクセスポイントによって送信されたOFDMA物理層シグナリングを受信し、ここで、本明細書のOFDMモードは、アクセスポイントが、OFDMA物理層シグナリングをアクセスポイントのカバーエリア内の端末に送信し得るが、しかしアクセスポイントのカバーエリア内の別の端末は、同様に、OFDMA物理層シグナリングを取得し、正しく復調するためにリッスンすることができるモードを指す。本発明のこの実施形態におけるOFDMA物理層シグナリングは、端末の識別子、及び端末の識別子に対応するサブチャネル情報を含む。
サブチャネルのチャネル帯域幅は、本発明では限定されず、アクセスポイントは、端末の帯域幅要求条件に従ってサブチャネルの帯域幅を判定する。さらに、示されているサブチャネルは、複数の形態で提示されるものとしてよく、これはサブチャネルの中心周波数及び帯域幅であり得るか、又は開始周波数帯域のチャネル数及び帯域幅であり得るか、又は開始周波数帯域から終了周波数帯域までのチャネル数範囲であり得、これは本発明では限定されない。
S1202:端末は、OFDMA物理層シグナリングに従って端末に対応するサブチャネルを判定する。
特に、各端末は、OFDMA物理層シグナリングに含まれる内容に従って端末に対応するサブチャネルを判定し、対応するサブチャネル上で対応する動作を実行することができ、例えば、端末に対応するサブチャネル上で、端末に属するとともに、アクセスポイントによって送信されたデータを受信し得るか、又は端末に対応するサブチャネル上で対応する応答情報若しくはアップリンクデータ情報をアクセスポイントに送信し得る。前述のOFDMA物理層シグナリングにおける端末の識別子は、単一の端末の識別子であってよいか、又は端末グループの識別子であってよく、端末グループは、複数の端末を含み得る。
端末に対してこの実施形態に関わるOFDMA物理層シグナリングによって示されるサブチャネルは、1つの端末に対応し得るか、又は複数の端末に対応し得る。例えば、複数の端末は、1つのグループにグループ化されるものとしてよく、OFDMA物理層シグナリングは、サブチャネルをこのグループに対して割り振り、その場合に、グループ内のすべての端末は、サブチャネルを使用し得る。
従来技術におけるシグナリング部分のフォーマットは、20MHzの帯域幅のみをサポートすることができ、ユーザは、48個のサブキャリアにおける各サブキャリアに対して割り振られ、20MHzよりも大きい帯域幅が使用され得るときには、従来技術は、その帯域幅をサポートするための対応する拡張解決策を有していない。しかしながら、本発明のこの実施形態におけるOFDMA物理層シグナリングは、より大きい帯域幅をサポートすることができ、そして多数の端末について、割り振られるサブチャネルを、複数の端末に対して割り振るとともに示すことができ、ここで、サブチャネルは、1つ又は複数のサブキャリアを含む。したがって、本発明のこの実施形態及び従来技術に対する主題は異なり(従来技術では、主題はサブキャリアに対してユーザを割り振ることであり、本発明のこの実施形態では、主題はユーザに対してサブチャネル又はサブキャリアを割り振ることである)、従来技術は、サブキャリアの制限があるため48個の端末に対するインジケーションしか実行できず、OFDMA物理層シグナリングによって端末に対するサブチャネルを示すことは、帯域幅によって制限され得ず、サブチャネルは、より大きな帯域幅においてより多くの端末(48よりも多いユーザ)に対して割り振られ得る。確かに、本発明のこの実施形態は、48個より少ない量の端末に対して、それでもサブチャネルを割り振ることができる。
本発明のこの実施形態において提供されるデータ伝送インジケーション方法において、端末は、アクセスポイントによって送信されたOFDMA物理層シグナリングを受信し、そして端末に対応するサブチャネルを判定し、それによって、対応するサブチャネル上で対応する動作を実行する。すなわち、アクセスポイントがOFDMA物理層シグナリングに従って各端末に対してサブチャネルを割り振る方式は、アクセスポイントがより多くの端末に対してサブチャネルを示すことを可能にし、すなわち、アクセスポイントがサブチャネルを示す端末の数は制限されない。
図13は、本発明によるデータ伝送インジケーション方法の実施形態15の概略のフローチャートである。この実施形態に関わるこの方法は、サブチャネルが、OFDMA物理層シグナリングを使用することによって端末に示される実現可能な実装方式である。さらに、図12に示されている実施形態に基づき、端末の識別子は、1つ又は複数の端末グループの識別子であってよく、各端末グループは、少なくとも1つの端末を含み、サブチャネル情報は、アップリンクサブチャネル又はダウンリンクサブチャネル又はアップリンク及びダウンリンク双方向サブチャネルを含む。方法は以下を含む。
S1301:端末は、端末グループの識別子と端末のアドレスとの間のマッピング関係を受信し、ここで、マッピング関係はアクセスポイントによって送信される。
特に、端末は、端末が属する端末グループを知る必要があり、その場合に、アクセスポイントが端末グループに対してサブチャネルを割り振るときのみ、端末に対応するサブチャネルを知ることができる。したがって、アクセスポイントは、端末グループの識別子と端末のアドレスとの間のマッピング関係を各端末に送信する必要があり、それにより、端末が配置されている端末グループを各端末が学習する。端末がグルーピング管理フレーム形態で端末グループの識別子と各端末のアドレスとの間のマッピング関係を通知される単純な方式については、テーブル1のフォーマット及び関係する説明への参照がなされてよく、本発明のこの実施形態において詳細はここで再び説明されない。
S1302:端末は、アクセスポイントによって送信されたOFDMA物理層シグナリングを受信し、ここで、OFDMA物理層シグナリングは、端末の識別子、及び端末の識別子に対応するサブチャネル情報を含み、OFDMA物理層シグナリングは、各端末グループに、割り振られたサブチャネルがアップリンクサブチャネル又はダウンリンクサブチャネル又はアップリンク及びダウンリンク双方向サブチャネルであることを示すために使用される。
適宜、OFDMA物理層シグナリングは、専用インジケーションビットを使用することによって、端末に対して割り振られたサブチャネルがアップリンクサブチャネル又はダウンリンクサブチャネル又はアップリンク及びダウンリンク双方向サブチャネルであることを示し得る。すなわち、OFDMA物理層シグナリングは、端末グループのための割り振られたサブチャネルを示し得るだけでなく、端末グループに、割り振られたサブチャネルが、アップリンクサブチャネル又はダウンリンクサブチャネル又はアップリンク及びダウンリンク双方向サブチャネルであることも示し得る。
特に、端末の識別子は、1つ又は複数の端末グループの識別子であり、OFDMA物理層シグナリングは、各端末グループに対して割り振られたサブチャネルを1つ又は複数の端末グループに示すために使用され、ここで、端末グループ及びサブチャネルは一対一の対応関係にある。
OFDMA物理層シグナリングのインジケーションに含まれる関係するフィールドについて、テーブル2及びテーブル3に示されているフォーマット及び関係する説明への参照がなされてよく、本発明のこの実施形態において詳細はここで再び説明されない。
S1303:端末は、マッピング関係に従って、端末が端末グループ内に配置されていることを判定し、その場合に、端末は、端末グループに対応するサブチャネルが、端末に対応するサブチャネルであることを判定する。
本発明のこの実施形態において提供されるデータ伝送インジケーション方法において、アクセスポイントは、端末の識別子、及び端末の識別子に対応するサブチャネル情報を運ぶとともに含んでいるOFDMA物理層シグナリングを端末に送信し、アクセスポイントは、端末グループの識別子と各端末のアドレスとの間のマッピング関係を各端末にさらに送信し、それにより、端末が配置されている端末グループを各端末が学習し、そして端末に対応するサブチャネルをさらに学習し、それによって、そのサブチャネル上で対応する動作を実行する。すなわち、アクセスポイントが前述のOFDMA物理層シグナリングに従って各端末に対してサブチャネルを割り振る方式は、アクセスポイントがより多くの端末に対してサブチャネルを示すことを可能にし、すなわち、アクセスポイントがサブチャネルを示す端末の数は制限されない。
本発明の実施形態16は、データ伝送インジケーション方法を提供する。この実施形態に関わるこの方法は、アクセスポイントが、OFDMA物理層シグナリングを使用することによって端末に対するサブチャネルを示す別の実現可能な実装方式である。図12に示されている実施形態に基づき、OFDMA物理層シグナリングは、端末の識別子、及び端末の識別子に対応するサブチャネル情報を含むものとしてよく、端末の識別子は、単一の端末グループの識別子であり、端末グループは、少なくとも2つの端末を含み、そしてOFDMA物理層シグナリングは、端末グループ内の各端末に、割り振られたサブチャネルがアップリンクサブチャネル又はダウンリンクサブチャネル又はアップリンク及びダウンリンク双方向サブチャネルであることを示すために使用される。
適宜、OFDMA物理層シグナリングは、専用インジケーションビットを使用することによって、端末に対して割り振られたサブチャネルがアップリンクサブチャネル又はダウンリンクサブチャネル又はアップリンク及びダウンリンク双方向サブチャネルであることを示し得る。端末グループ内の端末及びサブチャネルは一対一の対応関係にある。すなわち、前述のOFDMA物理層シグナリングは、端末グループ内の各端末のための割り振られたサブチャネルを示し得るだけでなく、端末グループ内の各端末に、割り振られたサブチャネルが、アップリンクサブチャネル又はダウンリンクサブチャネル又はアップリンク及びダウンリンク双方向サブチャネルであることも示し得る。
特に、OFDMA物理層シグナリングのインジケーションに含まれる関係するフィールドについて、テーブル4に示されているフォーマット及び関係する説明への参照がなされてよく、本発明のこの実施形態において詳細はここで再び説明されない。
テーブル4における前述の端末グループ内の各端末は、異なるサブチャネルに対応し、そしてOFDMA物理層シグナリングは、より大きい帯域幅(20MHzの帯域幅に制限されない)をサポートし得るので、サブチャネルは、より多くの端末に示され得る。
本発明のこの実施形態において提供されるデータ伝送インジケーション方法において、端末は、アクセスポイントによって送信されたOFDMA物理層シグナリングを受信し、そしてOFDMA物理層シグナリングに従って端末が対応するサブチャネルを学習し、それにより、端末は、端末に対応するサブチャネル上で対応する動作を実行し得る。すなわち、アクセスポイントがOFDMA物理層シグナリングに従って各端末に対してサブチャネルを割り振る方式は、アクセスポイントがより多くの端末に対してサブチャネルを示すことを可能にし、すなわち、アクセスポイントがサブチャネルを示す端末の数は制限されない。
図14は、本発明によるデータ伝送インジケーション方法の実施形態17の概略のフローチャートである。この実施形態に関わる方法は、端末がOFDMプリアンブルで運ばれるOFDMA物理層シグナリングを受信し、OFDMA物理層シグナリングに従って端末に対応するサブチャネルを学習し、端末に対応するサブチャネル上で、アクセスポイントによって送信されたダウンリンクOFDMAデータ情報を受信するプロセスである。方法は以下を含む。
S1401:端末は、アクセスポイントによって送信されたOFDMプリアンブルを受信し、ここで、OFDMプリアンブルは、OFDMA物理層シグナリングを運ぶ。
S1402:端末は、OFDMA物理層シグナリングに従って端末に対応するサブチャネルを判定する。
特に、端末は、OFDMモードにおいてアクセスポイントによって送信されたOFDMプリアンブルを受信し、ここで、本明細書におけるOFDMモードは、アクセスポイントがOFDMプリアンブルをアクセスポイントのカバーエリア内の任意の端末に送信するモードを指す。OFDMプリアンブルは、STF、LTF、L−SIG、及びUHT−SIG−Aを含み、ここで、UHT−SIG−Aは、OFDMA物理層シグナリングを運ぶ。アクセスポイントがOFDMモードにおいてOFDMプリアンブルを送信することは、アクセスポイントがOFDMプリアンブルを端末に送信することを指すが、しかしこの場合、アクセスポイントは、OFDMプリアンブルが送信される先の特定の端末を知らず、したがって、アクセスポイントは、OFDMプリアンブルを任意の端末に送信し、すべてのアクティブ端末は、OFDMプリアンブルをリッスンするとともに受信し、その場合にOFDMA物理層シグナリングを取得し、それによって端末に対応するチャネルを学習することに留意されたい。
本発明のこの実施形態におけるOFDMA物理層シグナリングに含まれる内容について、実施形態14から実施形態16における説明への参照がなされてよく、本発明のこの実施形態において詳細はここで再び説明されないことに留意されたい。
S1403:端末は、対応するサブチャネル上で、アクセスポイントによって送信されたダウンリンクOFDMAデータ情報を受信し、ここで、ダウンリンクOFDMAデータ情報は、OFDMAプリアンブル及びOFDMAデータを含み、OFDMAプリアンブルは、スイッチングフィールド及びUHT−SIG−Bを含む。
特に、アクセスポイントは、OFDMAモードにおいて端末に対応するサブチャネル上でダウンリンクOFDMAデータ情報を送信し、すなわち、アクセスポイントは、端末に対応するそれぞれのサブチャネル上でダウンリンクOFDMAデータ情報を同時に複数の端末に送信することができ、したがって、シグナリングオーバヘッドは低減され、マルチユーザダイバシティ利得がもたらされ得る。それに加えて、端末に対応するサブチャネルは、BSSの一次チャネルをさらに含むものとしてよく、ここで、一次チャネルは、制御シグナリング及び管理シグナリングを交換するためにアクセスポイント及び端末によって使用され、すなわち、一次チャネル上でOFDMA物理層シグナリングを完全に送信した後、アクセスポイントは、一次チャネルを解放し得るか、又は一次チャネルを別のサブチャネルと一緒に使用することによってダウンリンクOFDMAデータ情報を端末に送信し得る。
OFDMプリアンブル及びダウンリンクOFDMAデータ情報のデータ伝送フレームフォーマットについては、テーブル5に示されているフォーマット及び関係する説明への参照がなされてよく、本発明のこの実施形態において詳細はここで再び説明されない。
それに加えて、アクセスポイントは、端末グループに対してサブチャネルを割り振る必要があり、実際にも、各端末に対してサブチャネルを割り振るが、しかしアクセスポイントによって毎回送信されるデータは、端末グループ内の特定の端末に対して送信され、したがって、端末は、端末グループ内の端末の実際の端末アドレスを学習する必要がある。したがって、アクセスポイントは、特定の送信先端末アドレスを各サブチャネル上で伝送されるUHT−SIG−B又は媒体アクセス制御(Media Access Control、以下略してMAC)層ヘッダに追加する必要がさらにあり、ここで、送信先端末アドレスは、テーブル1からテーブル4におけるグループ番号によって示されている端末グループ内の要素のアドレスであり、端末は、UHT−SIG−B又はMAC層ヘッダ内の送信先端末アドレスを読み取る。
それに対応して、OFDM方式で受信されたOFDMプリアンブルを判定した後、端末は、UHT−SIG−AのOFDMA物理層シグナリングを読み取り、そして端末のアドレスに従って、端末がOFDMA物理層シグナリングによって示された端末グループ内にあるかどうかを判定する。端末が端末グループ内にある場合、端末は、OFDMAモードに切り替えられ、端末グループに対応するサブチャネル情報に従って示されたサブチャネルにさらに切り替えられ、OFDMAプリアンブルをさらに受信し、そして受信されたUHT−SIG−B若しくはMAC層ヘッダで運ばれる送信先端末アドレスに従って、端末が送信先端末であるかどうかを判定し、そうであれば、端末はその後のOFDMAデータを読み取り、又はそうでなければ、端末は読み取りを停止する。端末が端末グループ内にないと判定された場合、端末は、OFDMAモードに切り替えられないことを選択し、OFDM方式でOFDMAプリアンブル及びOFDMAデータを取得し続け得る。
前述のステップにおいて、端末が送信先端末であろうとなかろうと関係なく、端末は、データフレームフォーマット(すなわち、OFDMプリアンブル、OFDMAプリアンブル、及びOFDMAデータを含む)内の時間長を読み取り、伝送に必要な時間を判定し得る。非送信先端末は、時間長に従って端末のネットワークアロケーションベクトル(Network Allocation Vector、以下略してNAV)を設定する。NAVの時間長では、非送信先端末は、端末の電力損失を低減するために、任意のサブチャネルを再びリッスンしないことを選択してもよい。それに加えて、非送信先端末は、同様に、L−SIGのlengthに従ってNAVを設定することができ、ここでのlengthは、複数のデータフレームの全長を示すものとしてよく、その全長によって占有される時間を計算するために端末によって使用される。
本発明のこの実施形態において提供されるデータ伝送インジケーション方法において、端末は、OFDMA物理層シグナリングを運ぶOFDMプリアンブルを受信し、そしてOFDMプリアンブルからOFDMA物理層シグナリングを取得し、それによって、OFDMA物理層シグナリングに従って、端末が端末に対応するダウンリンクOFDMAデータ情報を受信すべきであるサブチャネルを学習する。すなわち、アクセスポイントがOFDMA物理層シグナリングに従って各端末に対してサブチャネルを割り振る方式は、端末がアクセスポイントのデータを受信するときに、アクセスポイントがより多くの端末に対するインジケーションを実行することを可能にし、すなわち、アクセスポイントがサブチャネルを示す端末の数は制限されない。
図15は、本発明によるデータ伝送インジケーション方法の実施形態18の概略のフローチャートである。この実施形態に関わる方法は、端末がNDPAフレームで運ばれるOFDMA物理層シグナリングを取得し、OFDMA物理層シグナリングに従って端末に対応するサブチャネルを学習し、端末に対応するサブチャネル上で、アクセスポイントによって送信されたダウンリンクOFDMAデータ情報を受信するプロセスである。方法は以下を含む。
S1501:端末は、アクセスポイントによって送信されたNDPAフレームを受信し、ここで、NDPAフレームは、OFDMA物理層シグナリングを運ぶ。
特に、排他的なNDPAフレームは、本発明のこの実施形態において、OFDMA物理層シグナリングを運ぶために使用され、そしてOFDMA物理層シグナリングが伝送されるときにもたらされるオーバヘッドを低減するために使用される。本発明のこの実施形態におけるNDPAフレームのフォーマットについて、テーブル6への参照がなされてよく、本発明のこの実施形態において詳細はここで再び説明されない。
アクセスポイントは、OFDMモードにおいてNDPAフレームをアクセスポイントのカバーエリア内の端末に送信するものとしてよく、そして一次チャネル上でNDPAフレームを送信するものとしてよいか、又は複数のサブチャネル上でNDPAフレームを送信するものとしてよく、他のすべての端末は、NDPAフレームを取得するためにリッスンし得ることに留意されたい。その場合に、アクセスポイントは、OFDMモードにおいてOFDMプリアンブルを送信する必要がさらにある。前述のOFDMA物理層シグナリングは、NDPAフレームで運ばれ得るか、又はNDPAフレームとOFDMプリアンブルの両方で運ばれ得るが、しかし一般的には、シグナリングのオーバヘッドを低減するためにNDPAフレームでのみ運ばれる。適宜、NDPAフレームがOFDMA物理層シグナリングを運ぶときに、OFDMプリアンブルは、端末グループ内の特定の端末識別子をさらに示し得る。
S1502:端末は、OFDMA物理層シグナリングに従って端末に対応するサブチャネルを判定する。
本発明のこの実施形態におけるOFDMA物理層シグナリングに含まれる内容について、実施形態14から実施形態16における説明への参照がなされてよく、本発明のこの実施形態において詳細はここで再び説明されないことに留意されたい。
S1503:端末は、対応するサブチャネル上で、アクセスポイントによって送信されたダウンリンクOFDMAデータ情報を受信し、ここで、ダウンリンクOFDMAデータ情報は、OFDMAプリアンブル及びOFDMAデータを含み、OFDMAプリアンブルは、スイッチングフィールド及びUHT−SIG−Bを含む。
特に、アクセスポイントは、OFDMAモードにおいてダウンリンクOFDMAデータ情報を送信し、すなわち、アクセスポイントは、端末に対応するそれぞれのサブチャネル上でダウンリンクOFDMAデータ情報を同時に複数の端末に送信することができ、したがって、対応する時間周波数リソースは十分に使用され得る。それに加えて、端末に対応するサブチャネルは、BSSの一次チャネルをさらに含むものとしてよく、ここで、一次チャネルは、制御シグナリング及び管理シグナリングを交換するためにアクセスポイント及び端末によって使用され、すなわち、一次チャネル上でOFDMA物理層シグナリングを完全に送信した後、アクセスポイントは、一次チャネルを解放し得るか、又は一次チャネルを別のサブチャネルと一緒に使用することによってダウンリンクOFDMAデータ情報を端末に送信し得る。
端末は、アイドル状態においてOFDM方式でNDPAフレームを検出するとともに受信し、OFDM方式でOFDMA物理層シグナリングを読み取り、その場合に、端末は、同様に、OFDM方式でOFDMプリアンブルを受信する。OFDMプリアンブル及びダウンリンクOFDMAデータ情報のデータ伝送フレームフォーマットについては、テーブル5に示されているフォーマット及び関係する説明への参照がなされてよく、本発明のこの実施形態において詳細はここで再び説明されない。
それに加えて、アクセスポイントは、端末グループに対してサブチャネルを割り振る必要があり、実際にも、各端末に対してサブチャネルを割り振るが、しかしアクセスポイントによって毎回送信されるデータは、端末グループ内の特定の端末に対して送信され、したがって、端末は、端末グループ内の端末の実際の端末アドレスを学習する必要がある。したがって、アクセスポイントは、特定の送信先端末アドレスを各サブチャネル上で伝送されるUHT−SIG−B又はMAC層ヘッダに追加する必要がさらにあり、ここで、送信先端末アドレスは、テーブル1からテーブル4におけるグループ番号によって示されている端末グループ内の要素のアドレスであり、端末は、UHT−SIG−B又はMAC層ヘッダ内の送信先端末アドレスを読み取る。
それに対応して、OFDM方式で受信されたOFDMプリアンブルを判定した後、端末は、端末のアドレスに従って、端末がOFDMA物理層シグナリングによって示された端末グループ内にあるかどうかを判定する。端末が端末グループ内にある場合、端末は、OFDMAモードに切り替えられ、端末グループに対応するサブチャネル情報に従って示されたサブチャネルにさらに切り替えられ、OFDMAプリアンブルをさらに受信し、そして受信されたUHT−SIG−B若しくはMAC層ヘッダで運ばれる送信先端末アドレスに従って、端末が送信先端末であるかどうかを判定し、そうであれば、端末はその後のOFDMAデータを読み取り、又はそうでなければ、端末は読み取りを停止する。端末が端末グループ内にないと判定された場合、端末は、OFDMAモードに切り替えられないことを選択し、OFDM方式でOFDMAプリアンブル及びOFDMAデータを取得し続け得る。
前述のステップにおいて、端末が送信先端末であろうとなかろうと関係なく、端末は、データフレームフォーマット(すなわち、OFDMプリアンブル、OFDMAプリアンブル、及びOFDMAデータを含む)内の時間長を読み取り、伝送に必要な時間を判定し得る。非送信先端末は、時間長に従って端末のNAVを設定する。NAVの時間長では、非送信先端末は、端末の電力損失を低減するために、任意のサブチャネルを再びリッスンしないことを選択してもよい。それに加えて、非送信先端末は、同様に、L−SIGのlengthに従ってNAVを設定することができ、ここでのlengthは、複数のデータフレームの全長を示すものとしてよく、その全長によって占有される時間を計算するために端末によって使用される。
本発明のこの実施形態において提供されるデータ伝送インジケーション方法において、端末は、OFDMA物理層シグナリングを運ぶとともに、アクセスポイントによって送信されたNDPAフレームを受信し、それにより端末はNDPAフレームからOFDMA物理層シグナリングを取得し、それによって、OFDMA物理層シグナリングに従って、端末が端末に対応するダウンリンクOFDMAデータ情報を受信すべきであるサブチャネルを学習するものとしてよく、それにより、対応するサブチャネル上で、アクセスポイントによって送信されたダウンリンクOFDMAデータ情報を受信する。すなわち、アクセスポイントがOFDMA物理層シグナリングに従って各端末に対してサブチャネルを割り振る方式は、端末がアクセスポイントのデータを受信するときに、アクセスポイントがより多くの端末に対するインジケーションを実行することを可能にし、すなわち、アクセスポイントがサブチャネルを示す端末の数は制限されない。
図16は、本発明によるデータ伝送インジケーション方法の実施形態19の概略のフローチャートである。この実施形態に関わる方法は、アクセスポイントがOFDMA物理層シグナリングに含まれる内容を別々に運ぶNDPAフレーム及びOFDMプリアンブルを端末に送信するプロセスであり、それにより、端末は、NDPAフレーム及びOFDMプリアンブルからOFDMA物理層シグナリングを取得し、したがって、端末は、OFDMA物理層シグナリングに従って端末に対応するサブチャネルを学習し、そして端末に対応するサブチャネル上で、アクセスポイントによって送信されたダウンリンクOFDMAデータ情報を受信する。方法は以下を含む。
S1601:端末は、アクセスポイントによって送信されたNDPAフレーム及びOFDMプリアンブルを受信する。
特に、NDPAフレーム及びOFDMプリアンブルは、2つの連携方式でOFDMA物理層シグナリングを運び得る。これらの方式は以下のように独立している。
第1の方式:端末は、アクセスポイントによって送信されたNDPAフレーム及びOFDMプリアンブルを受信し、ここで、NDPAフレームは、前述のOFDMA物理層シグナリングにおける端末の識別子を運び、そしてOFDMプリアンブルは、端末の識別子に対応するとともに、前述のOFDMA物理層シグナリング内にあるサブチャネル情報を運ぶ。本明細書の端末の識別子は、実施形態2において1つ又は複数の端末グループの識別子であってよく、サブチャネルと端末グループとは一対一の対応関係にあり、そしてさらに実施形態3において単一の端末グループの識別子であってよく、サブチャネルとグループ内の端末とは一対一の対応関係にある。
第2の方式:端末は、アクセスポイントによって送信されたNDPAフレーム及びOFDMプリアンブルを受信し、ここで、NDPAフレームは、端末の識別子に対応するとともに、前述のOFDMA物理層シグナリング内にあるサブチャネル情報を運び、そしてOFDMプリアンブルは、前述のOFDMA物理層シグナリングにおける端末の識別子を運ぶ。本明細書の端末の識別子は、実施形態2において1つ又は複数の端末グループの識別子であってよく、サブチャネルと端末グループとは一対一の対応関係にあり、そしてさらに実施形態3において単一の端末グループの識別子であってよく、サブチャネルとグループ内の端末とは一対一の対応関係にある。
すなわち、NDPAフレーム及びOFDMプリアンブルは、OFDMA物理層シグナリングを示すために互いに連携し得る。テーブル5におけるユーザグループ情報フィールドは、端末の識別子を含むものとしてよく、そして端末の識別子に対応するサブチャネル情報をさらに含むものとしてよい。それに加えて、テーブル5の制御情報フィールドは、現在示されている端末又は端末グループのサブチャネル情報の有効な時間の長さをさらに示すものとしてよく、それにより、端末は、時間の長さに従って、端末若しくは端末グループのサブチャネル情報のインジケーションが有効又は期限切れであるかを判定することができ、期限切れでない場合、端末は、現在のサブチャネルを使用してデータを受信及び送信し続けることができる。
NDPAフレームが端末の識別子のみを運ぶ場合、OFDMプリアンブルは、端末の識別子に対応するとともに、NDPAフレーム内にあるサブチャネル情報をさらに運ぶ必要があるか、又はNDPAフレームがサブチャネル情報のみを運ぶ場合、OFDMプリアンブルは、サブチャネル情報に対応するとともに、NDPAフレーム内にある、端末の識別子をさらに運ぶ必要がある。
S1602:端末は、OFDMA物理層シグナリングに従って端末に対応するサブチャネルを判定する。
本発明のこの実施形態におけるOFDMA物理層シグナリングに含まれる内容について、実施形態14から実施形態16における説明への参照がなされてよく、本発明のこの実施形態において詳細はここで再び説明されないことに留意されたい。
S1603:端末は、対応するサブチャネル上で、アクセスポイントによって送信されたダウンリンクOFDMAデータ情報を受信し、ここで、ダウンリンクOFDMAデータ情報は、OFDMAプリアンブル及びOFDMAデータを含み、OFDMAプリアンブルは、スイッチングフィールド及びUHT−SIG−Bを含む。
特に、アクセスポイントは、OFDMAモードにおいてダウンリンクOFDMAデータ情報を送信し、すなわち、アクセスポイントは、端末に対応するそれぞれのサブチャネル上でダウンリンクOFDMAデータ情報を同時に複数の端末に送信することができ、したがって、対応する時間周波数リソースは十分に使用され得る。それに加えて、端末に対応するサブチャネルは、BSSの一次チャネルをさらに含むものとしてよく、ここで、一次チャネルは、制御シグナリング及び管理シグナリングを交換するためにアクセスポイント及び端末によって使用され、すなわち、一次チャネル上でOFDMA物理層シグナリングを完全に送信した後、アクセスポイントは、一次チャネルを解放し得るか、又は一次チャネルを別のサブチャネルと一緒に使用することによってダウンリンクOFDMAデータ情報を端末に送信し得る。
端末は、アイドル状態においてOFDM方式でNDPAフレームを検出するとともに受信し、NDPAフレームで運ばれるOFDMA物理層シグナリングの一部を読み取り、その場合に、端末は、同様に、OFDMモードにおいてOFDMプリアンブルを受信し、次に、OFDMA物理層シグナリングに対して補足されるとともに、OFDMプリアンブル内にある、内容のその部分を読み取る。
OFDMプリアンブル及びダウンリンクOFDMAデータ情報のデータ伝送フレームフォーマットについては、テーブル5に示されているフォーマット及び関係する説明への参照がなされてよく、本発明のこの実施形態において詳細はここで再び説明されない。
それに加えて、アクセスポイントは、端末グループに対してサブチャネルを割り振る必要があり、実際にも、各端末に対してサブチャネルを割り振るが、しかしアクセスポイントによって毎回送信されるデータは、端末グループ内の特定の端末に対して送信され、したがって、端末は、端末グループ内の端末の実際の端末アドレスを学習する必要がある。したがって、アクセスポイントは、特定の送信先端末アドレスを各サブチャネル上で伝送されるUHT−SIG−B又はMAC層ヘッダに追加する必要がさらにあり、ここで、送信先端末アドレスは、テーブル1からテーブル4におけるグループ番号によって示されている端末グループ内の要素のアドレスであり、端末は、UHT−SIG−B又はMAC層ヘッダ内の送信先端末アドレスを読み取る。
それに対応して、OFDMモードにおいて受信されたOFDMプリアンブルを判定した後、端末は、端末のアドレスに従って、端末がOFDMA物理層シグナリングによって示された端末グループ内にあるかどうかを判定する。端末が端末グループ内にある場合、端末は、OFDMAモードに切り替えられ、端末グループに対応するサブチャネル情報に従って示されたサブチャネルにさらに切り替えられ、OFDMAプリアンブルをさらに受信し、そして受信されたUHT−SIG−B若しくはMAC層ヘッダで運ばれる送信先端末アドレスに従って、端末が送信先端末であるかどうかを判定し、そうであれば、端末はその後のOFDMAデータを読み取り、又はそうでなければ、端末は読み取りを停止する。端末が端末グループ内にないと判定された場合、端末は、OFDMAモードに切り替えられないことを選択し、OFDMモードにおいてOFDMAプリアンブル及びOFDMAデータを取得し続け得る。
前述のステップにおいて、端末が送信先端末であろうとなかろうと関係なく、端末は、データフレームフォーマット(すなわち、OFDMプリアンブル、OFDMAプリアンブル、及びOFDMAデータを含む)内の時間長を読み取り、伝送に必要な時間を判定し得る。非送信先端末は、時間長に従って端末のNAVを設定する。NAVの時間長では、非送信先端末は、端末の電力損失を低減するために、任意のサブチャネルを再びリッスンしないことを選択してもよい。それに加えて、非送信先端末は、同様に、L−SIGのlengthに従ってNAVを設定することができ、ここでのlengthは、複数のデータフレームの全長を示すものとしてよく、その全長によって占有される時間を計算するために端末によって使用される。
本発明のこの実施形態において提供されるデータ伝送インジケーション方法において、端末は、OFDMA物理層シグナリングを運ぶとともに、アクセスポイントによって送信されたNDPAフレーム及びOFDMプリアンブルを受信し、そしてNDPAフレーム及びOFDMプリアンブルにおけるOFDMA物理層シグナリングを使用することによって、端末が端末に対応するダウンリンクOFDMAデータ情報を受信すべきであるサブチャネルを学習し、それにより、アクセスポイントによって送信されたダウンリンクOFDMAデータ情報を受信する。すなわち、アクセスポイントがOFDMA物理層シグナリングに従って各端末に対してサブチャネルを割り振る方式は、端末がアクセスポイントのデータを受信するときに、アクセスポイントがより多くの端末に対するインジケーションを実行することを可能にし、すなわち、アクセスポイントがサブチャネルを示す端末の数は制限されない。
さらに、図14から図16に示されている実施形態に基づき、本発明の実施形態の実現可能な実装方式として、この実装に関わる方法は、アクセスポイントによって送信されたダウンリンクOFDMAデータ情報を受信した後に、端末が対応するサブチャネル上でアクセスポイントにACK応答又はBA応答を送信するプロセスである。適宜、前述のOFDMA物理層シグナリング又はOFDMAデータは、OFDMA ACK要求又はOFDMA BA要求を運び、OFDMA ACK要求又はOFDMA BA要求は、OFDMAモードにおいてACK応答又はBA応答をアクセスポイントに送信するように端末に指示するために使用され、その場合に、前述のOFDMA物理層シグナリングは、端末に対応し、ACK応答又はBA応答がアクセスポイントに送信されるとともに、端末に対して割り振られたサブチャネルを示すためにさらに使用される。すなわち、S1403又はS1503又はS1603の後に、S20の動作が実行され得る。
S30:端末は、OFDMAモードにおいて端末に対応するサブチャネル上でアクセスポイントにACK応答又はBA応答を送信する。
特に、アクセスポイントによって送信されたダウンリンクOFDMAデータ情報が各端末によって正しく受信されたことを示すために、各端末は、ACK応答又はBA応答によってアクセスポイントに応答する必要がある。アクセスポイントがOFDMA ACK要求又はOFDMA BA要求をダウンリンクOFDMAデータ情報又はOFDMA物理層シグナリングに追加する場合、アクセスポイントのOFDMA物理層シグナリングのインジケーションに従って端末に対応するサブチャネル上でダウンリンクOFDMAデータ情報を受信した後に、端末は、OFDMA物理層シグナリングによって示されるサブチャネル上でOFDMAモードにおいてACK又はBA応答によって直接応答し得る。ACK応答はOFDMA ACK要求に対応し、BA応答はOFDMA BA要求に対応する。その場合に、アクセスポイントは、それぞれの対応するサブチャネル上で端末によって送信されたACK応答又はBA応答を受信する。すなわち、複数の端末が端末に対応するサブチャネル上で応答を同時にアクセスポイントに送信することが有効化され、対応する時間周波数リソースは十分に使用される。
本発明のこの実施形態において提供されるデータ伝送インジケーション方法において、端末は、OFDMA物理層シグナリングによって示されるサブチャネル上で、アクセスポイントによって送信されたダウンリンクOFDMAデータ情報を受信し、そして複数の端末は、対応するサブチャネル上でACK応答又はBA応答を同時にアクセスポイントに送信することができ、すなわち、アクセスポイントがOFDMA物理層シグナリングに従って各端末に対してサブチャネルを割り振る方式は、端末がACK応答又はBA応答をアクセスポイントに送信するときに、アクセスポイントがより多くの端末に対するインジケーションを実行することを可能にし、すなわち、アクセスポイントがサブチャネルを示す端末の数は制限されず、したがって、複数の端末のACK応答又はBA応答は並行してアクセスポイントに伝送され、対応する時間周波数リソースは十分に使用される。
さらに、図14から図16に示されている実施形態に基づき、本発明の実施形態の別の実現可能な実装方式として、この実施形態に関わる方法は、アクセスポイントによって送信されたOFDMA物理層シグナリング及びダウンリンクOFDMAデータ情報を受信した後に、端末は、アクセスポイントによって送信された単一のACK要求フレーム又はBA要求フレームを受信するプロセスであり、それにより、端末はOFDMA物理層シグナリングによって示されるサブチャネル上でACK応答又はBA応答をアクセスポイントに送信することができる。前述のOFDMA物理層シグナリングは、端末に対応し、ACK応答又はBA応答がアクセスポイントに送信されるとともに、端末に対して割り振られたサブチャネルを示すためにさらに使用されるものとしてよい。S202又はS302又はS402の後に、次のステップが実行され得る。
S40:端末は、アクセスポイントによって送信されたACK要求フレーム又はBA要求フレームを受信し、ここで、ACK要求フレーム又はBA要求フレームは専用情報ビットを含み、専用情報ビットは、OFDMAモードにおいてACK応答又はBA応答をアクセスポイントに送信するように端末に指示するために使用される。
特に、ダウンリンクOFDMAデータ情報を端末に送信した後に、アクセスポイントは、単一のACK要求フレーム又はBA要求フレームを端末にさらに送信するものとしてよく(図4bを参照すると、BA要求フレームが個別に送信される例が使用されている)、ここで、ACK要求フレーム又はBA要求フレームは専用情報ビットを含み、専用情報ビットは、OFDMAモードにおいてACK応答又はBA応答をアクセスポイントに送信するように端末に指示するために使用される。適宜、ACK要求フレーム又はBA要求フレームは、OFDMA物理層シグナリングを運び得るか、又はOFDMA物理層シグナリングを運び得ない。端末は、OFDMA物理層シグナリングに従って、端末がACK応答又はBA応答をアクセスポイントに送信するサブチャネルを判定する。
専用情報ビットの表現は、ACK要求フレーム又はBA要求フレームを、OFDMAモードにおいてACK応答又はBA応答をアクセスポイントに送信するように端末に指示するために使用されるフレームタイプ(すなわち、従来のACK要求フレーム又はBA要求フレームと異なる新しいフレームタイプ)として識別することであってよい。別の専用情報ビットの表現は、同様に、以下のとおりであるものとしてよく、ACK要求フレーム又はBA要求フレームのフレームタイプが変更されていない場合には、専用情報ビットはOFDMAモードにおいてACK応答又はBA応答をアクセスポイントに送信するように端末に指示するために直接使用される。
それに加えて、OFDMプリアンブルと同様に、ACK要求フレーム若しくはBA要求フレームは、一次チャネル上でのみ送信され得るか、又は二重伝送(Duplicated Transmission)方式ですべてのサブチャネル上で送信され得る。
S21:端末は、OFDMAモードにおいて対応するサブチャネル上でアクセスポイントにACK応答又はBA応答を送信する。
特に、OFDMA物理層シグナリングに従って、端末がACK応答又はBA応答をアクセスポイントに送信するサブチャネルを学習した後に、端末は、OFDMAモードにおいて対応するサブチャネル上でACK応答又はBA応答をアクセスポイントに送信する。すなわち、すべての端末が、それぞれの対応するサブチャネル上でACK応答又はBA応答を同時にアクセスポイントに送信することができ、すなわち、複数の端末のACK応答又はBA応答は並行して伝送され得るとともに、対応する時間周波数リソースは十分に使用される。
適宜、端末のサブチャネルが、複数の単位チャネル(単位が20MHzであるチャネルなど)である場合、端末は、二重伝送方式によりこれらの複数の単位チャネル上でACK応答若しくはBA応答を送信し得るか、又は非二重伝送方式によりACK応答若しくはBA応答を送信し得る。
本発明のこの実施形態において提供されるデータ伝送インジケーション方法において、端末は、アクセスポイントによって送信されたOFDMA物理層シグナリングを受信し、そしてOFDM物理層シグナリングに従って、ACK応答又はBA応答がアクセスポイントに送信されるサブチャネルを判定する。すなわち、アクセスポイントがOFDMA物理層シグナリングに従って各端末に対してサブチャネルを割り振る方式は、端末がACK応答又はBA応答をアクセスポイントに送信するときに、アクセスポイントがより多くの端末に対するインジケーションを実行することを可能にし、すなわち、アクセスポイントがサブチャネルを示す端末の数は制限されず、したがって、複数の端末のACK応答又はBA応答は並行してアクセスポイントに伝送され、対応する時間周波数リソースは十分に使用される。
図17は、本発明によるデータ伝送インジケーション方法の実施形態20の概略のフローチャートである。この実施形態に関わる方法は、アクセスポイントがOFDMA物理層シグナリングを運ぶMU−MIMOデータ情報を端末に送信し、OFDMA ACK要求又はOFDMA BA要求をOFDMA物理層シグナリングに追加するプロセスであり、それにより、端末は、OFDMAモードにおいて端末に対応するサブチャネル上でACK応答又はBA応答によって応答する。図17に示されているように、方法は以下を含む。
S1701:端末は、アクセスポイントによって送信されたMU−MIMOデータ情報を受信し、ここで、MU−MIMOデータ情報は、OFDMA物理層シグナリングを運ぶ。
特に、前述のMU−MIMOデータ情報で運ばれるOFDMA物理層シグナリングは、OFDMAモードにおいてACK応答又はBA応答をアクセスポイントに送信するように端末に指示するために使用される、OFDMA ACK要求又はOFDMA BA要求をさらに含み、すなわち、アクセスポイントは、端末が対応するMU−MIMOデータ情報を取得した後にACK応答又はBA応答によって応答することを端末に要求する。OFDMA物理層シグナリングは、ACK応答又はBA応答がアクセスポイントに送信されるとともに、端末に対して割り振られたサブチャネルを端末に示すために使用される。
S1702:端末は、OFDMA物理層シグナリングに従って端末に対応するサブチャネルを判定する。
本発明のこの実施形態におけるOFDMA物理層シグナリングに含まれる内容について、実施形態14から実施形態16における説明への参照がなされてよく、本発明のこの実施形態において詳細はここで再び説明されないことに留意されたい。
S1703:端末は、OFDMAモードにおいて対応するサブチャネル上でアクセスポイントにACK応答又はBA応答を送信する。
特に、OFDMA物理層シグナリングに従って、ACK応答又はBA応答がアクセスポイントに送信されるサブチャネルを判定した後に、端末は、OFDMAモードにおいて対応するサブチャネル上でACK応答又はBA応答をアクセスポイントに送信する。すなわち、すべての端末が、それぞれの対応するサブチャネル上でACK応答又はBA応答を同時にアクセスポイントに送信することができ、すなわち、複数の端末のACK応答又はBA応答は並行して伝送され得るとともに、その場合に、対応する時間周波数リソースは十分に使用され得る。
本発明のこの実施形態において提供されるデータ伝送インジケーション方法において、端末は、OFDMA物理層シグナリングを運ぶとともに、アクセスポイントによって送信されたMU−MIMOデータ情報を受信し、そしてOFDMA物理層シグナリングに従って、端末がACK応答又はBA応答をアクセスポイントに送信するサブチャネルを判定し、それにより、複数の端末が、対応するサブチャネル上でACK応答又はBA応答を同時にアクセスポイントに送信することができ、すなわち、アクセスポイントがOFDMA物理層シグナリングに従って各端末に対してサブチャネルを割り振る方式は、端末がACK応答又はBA応答をアクセスポイントに送信するときに、アクセスポイントがより多くの端末に対するインジケーションを実行することを可能にし、すなわち、アクセスポイントがサブチャネルを示す端末の数は制限されず、したがって、複数の端末のACK応答又はBA応答は並行してアクセスポイントに伝送され、対応する時間周波数リソースは十分に使用される。
図18は、本発明によるデータ伝送インジケーション方法の実施形態21の概略のフローチャートである。この実施形態に関わる方法は、アクセスポイントがOFDMA物理層シグナリングを運ぶMU−MIMOデータ情報、及びACK要求フレーム又はBA要求フレームを端末に送信するプロセスであり、それにより、端末は、OFDMAモードにおいて端末に対応するサブチャネル上でACK応答又はBA応答によって応答する。図18に示されているように、方法は以下を含む。
S1801:端末は、アクセスポイントによって送信されたMU−MIMOデータ情報を受信し、ここで、MU−MIMOデータ情報は、OFDMA物理層シグナリングを運ぶ。
特に、OFDMA物理層シグナリングは、ACK応答又はBA応答がアクセスポイントに送信されるとともに、端末に対して割り振られたサブチャネルを端末に示すために使用される。
S1802:端末は、アクセスポイントによって送信されたACK要求フレーム又はBA要求フレームを受信し、ここで、ACK要求フレーム又はBA要求フレームは専用情報ビットを含み、専用情報ビットは、OFDMAモードにおいてACK応答又はBA応答をアクセスポイントに送信するように端末に指示するために使用される。
特に、端末は、アクセスポイントによって送信されたACK要求フレーム又はBA要求フレームを受信し、すなわち、アクセスポイントは、端末が対応するMU−MIMOデータ情報を取得した後にOFDMAモードにおいてACK応答又はBA応答によってアクセスポイントに応答することを端末に要求し、それにより、MU−MIMOデータ情報が首尾よく伝送されたかどうかを学習する。
S1803:端末は、OFDMA物理層シグナリングに従って端末に対応するサブチャネルを判定する。
本発明のこの実施形態におけるOFDMA物理層シグナリングに含まれる内容について、実施形態14から実施形態16における説明への参照がなされてよく、本発明のこの実施形態において詳細はここで再び説明されないことに留意されたい。
S1804:端末は、OFDMAモードにおいて対応するサブチャネル上でアクセスポイントにACK応答又はBA応答を送信する。
特に、OFDMA物理層シグナリングに従って、ACK応答又はBA応答がアクセスポイントに送信されるサブチャネルを判定した後に、端末は、OFDMAモードにおいて対応するサブチャネル上でACK応答又はBA応答をアクセスポイントに送信する。すなわち、すべての端末が、それぞれの対応するサブチャネル上でACK応答又はBA応答を同時にアクセスポイントに送信することができ、すなわち、複数の端末のACK応答又はBA応答は並行して伝送され得るとともに、その場合に、対応する時間周波数リソースは十分に使用され得る。
本発明のこの実施形態において提供されるデータ伝送インジケーション方法において、端末は、OFDMA物理層シグナリングを運ぶとともに、アクセスポイントによって送信されたMU−MIMOデータ情報を受信し、そしてOFDMA物理層シグナリングに従って、ACK応答又はBA応答がアクセスポイントに送信されるサブチャネルを判定し、それにより、複数の端末が、対応するサブチャネル上でACK応答又はBA応答を同時にアクセスポイントに送信することができ、すなわち、アクセスポイントがOFDMA物理層シグナリングに従って各端末に対してサブチャネルを割り振る方式は、端末がACK応答又はBA応答をアクセスポイントに送信するときに、アクセスポイントがより多くの端末に対するインジケーションを実行することを可能にし、すなわち、アクセスポイントがサブチャネルを示す端末の数は制限されず、したがって、複数の端末のACK応答又はBA応答は並行してアクセスポイントに伝送され、対応する時間周波数リソースは十分に使用される。
図19は、本発明によるデータ伝送インジケーション方法の実施形態22の概略のフローチャートである。この実施形態に関わる方法は、アクセスポイントがOFDMA物理層シグナリングを運ぶACK要求フレーム又はBA要求フレームを端末に送信するプロセスであり、それにより、端末は、OFDMAモードにおいて端末に対応するサブチャネル上でACK応答又はBA応答によって応答する。図19に示されているように、方法は以下を含む。
S1901:端末は、アクセスポイントによって送信されたMU−MIMOデータ情報を受信する。
S1902:端末は、アクセスポイントによって送信されたACK要求フレーム又はBA要求フレームを受信し、ここで、ACK要求フレーム又はBA要求フレームは専用情報ビットを含み、専用情報ビットは、OFDMAモードにおいてACK応答又はBA応答をアクセスポイントに送信するように端末に指示するために使用され、ACK要求フレーム又はBA要求フレームは、OFDMA物理層シグナリングを運ぶ。
特に、アクセスポイントによって端末に送信されたACK要求フレーム又はBA要求フレームは、アクセスポイントが、端末が対応するMU−MIMOデータ情報を取得した後に、ACK応答又はBA応答によってアクセスポイントに応答することを端末に要求し、それにより、MU−MIMOデータ情報が首尾よく伝送されたかどうかを学習するという目的を有する。ACK要求フレーム又はBA要求フレームで運ばれるOFDMA物理層シグナリングは、ACK応答又はBA応答がアクセスポイントに送信されるとともに、端末に対して割り振られたサブチャネルを端末に示すために使用される。
S1903:端末は、OFDMA物理層シグナリングに従って端末に対応するサブチャネルを判定する。
本発明のこの実施形態におけるOFDMA物理層シグナリングに含まれる内容について、実施形態14から実施形態16における説明への参照がなされてよく、本発明のこの実施形態において詳細はここで再び説明されないことに留意されたい。
S1904:端末は、OFDMAモードにおいて端末に対応するサブチャネル上でアクセスポイントにACK応答又はBA応答を送信する。
特に、OFDMA物理層シグナリングに従って、ACK応答又はBA応答がアクセスポイントに送信されるサブチャネルを判定した後に、端末は、OFDMAモードにおいて対応するサブチャネル上でACK応答又はBA応答をアクセスポイントに送信する。すなわち、すべての端末が、それぞれの対応するサブチャネル上でACK応答又はBA応答を同時にアクセスポイントに送信することができ、すなわち、複数の端末のACK応答又はBA応答は並行して伝送され得るとともに、その場合に、対応する時間周波数リソースは十分に使用され得る。
本発明のこの実施形態において提供されるデータ伝送インジケーション方法において、端末は、OFDMA物理層シグナリングを運ぶとともに、アクセスポイントによって送信されたACK要求フレーム又はBA要求フレームを受信し、そしてOFDMA物理層シグナリングに従って、ACK応答又はBA応答がアクセスポイントに送信されるサブチャネルを判定し、それにより、複数の端末が、対応するサブチャネル上でACK応答又はBA応答を同時にアクセスポイントに送信することができ、すなわち、アクセスポイントがOFDMA物理層シグナリングに従って各端末に対してサブチャネルを割り振る方式は、端末がACK応答又はBA応答をアクセスポイントに送信するときに、アクセスポイントがより多くの端末に対するインジケーションを実行することを可能にし、すなわち、アクセスポイントがサブチャネルを示す端末の数は制限されず、したがって、複数の端末のACK応答又はBA応答は並行してアクセスポイントに伝送され、対応する時間周波数リソースは十分に使用される。
図20は、本発明によるデータ伝送インジケーション方法の実施形態23の概略のフローチャートである。この実施形態に関わる方法は、アクセスポイントがOFDMA ACK要求又はOFDMA BA要求を運ぶOFDMA物理層シグナリングを端末に送信するプロセスであり、それにより、端末は、OFDMAモードにおいて端末に対応するサブチャネル上でACK応答又はBA応答によって応答する。図20に示されているように、方法は以下を含む。
S2001:端末は、アクセスポイントによって送信されたOFDMA物理層シグナリングを受信する。
特に、OFDMA物理層シグナリングは、OFDMA ACK要求又はOFDMA BA要求を運び、OFDMA ACK要求又はOFDMA BA要求は、OFDMAモードにおいてACK応答又はBA応答をアクセスポイントに送信するように端末に指示するために使用され、すなわち、アクセスポイントは、端末が対応するOFDMA+MU−MIMOデータ情報を取得した後にACK応答又はBA応答によってアクセスポイントに応答することを端末に要求し、それにより、後に続くOFDMA+MU−MIMOデータ情報が首尾よく伝送されたかどうかを学習する。OFDMA物理層シグナリングは、ACK応答又はBA応答がアクセスポイントに送信されるとともに、端末に対して割り振られた対応するサブチャネルを端末に示すために使用される。
S2002:端末は、OFDMA物理層シグナリングに従って端末に対応するサブチャネルを判定する。
本発明のこの実施形態におけるOFDMA物理層シグナリングについて、実施形態14から実施形態16における説明への参照がなされてよく、本発明のこの実施形態において詳細はここで再び説明されないことに留意されたい。
S2003:端末は、対応するサブチャネル上で、アクセスポイントによって送信されたOFDMA+MU−MIMOデータ情報を受信する。
適宜、OFDMA+MU−MIMOデータ情報は、OFDMA物理層シグナリングを運び得るか、又はOFDMA物理層シグナリングを運び得ない。
S2004:端末は、OFDMAモードにおいて対応するサブチャネル上でアクセスポイントにACK応答又はBA応答を送信する。
特に、OFDMA物理層シグナリングに従って、ACK応答又はBA応答がアクセスポイントに送信されるサブチャネルを判定した後に、端末は、OFDMA+MU−MIMOモードにおいて対応するサブチャネル上でACK応答又はBA応答をアクセスポイントに送信する。すなわち、すべての端末が、それぞれの対応するサブチャネル上でACK応答又はBA応答を同時にアクセスポイントに送信することができ、すなわち、複数の端末のACK応答又はBA応答は並行して伝送され得るとともに、その場合に、対応する時間周波数リソースは十分に使用され得る。
本発明のこの実施形態において提供されるデータ伝送インジケーション方法において、端末は、アクセスポイントによって送信されたOFDMA物理層シグナリングを受信し、そしてOFDMA物理層シグナリングに従って、ACK応答又はBA応答がアクセスポイントに送信されるサブチャネルを判定し、それにより、複数の端末が、対応するサブチャネル上でACK応答又はBA応答を同時にアクセスポイントに送信することができ、すなわち、アクセスポイントがOFDMA物理層シグナリングに従って各端末に対してサブチャネルを割り振る方式は、端末がACK応答又はBA応答をアクセスポイントに送信するときに、アクセスポイントがより多くの端末に対するインジケーションを実行することを可能にし、すなわち、アクセスポイントがサブチャネルを示す端末の数は制限されず、したがって、複数の端末のACK応答又はBA応答は並行してアクセスポイントに伝送され、対応する時間周波数リソースは十分に使用される。
図21は、本発明によるデータ伝送インジケーション方法の実施形態24の概略のフローチャートである。この実施形態に関わる方法は、アクセスポイントがOFDMA物理層シグナリング、そしてACK要求フレーム又はBA要求フレームを端末に送信するプロセスであり、それにより、端末は、OFDMAモードにおいて端末に対応するサブチャネル上でACK応答又はBA応答によって応答する。図21に示されているように、方法は以下を含む。
S2101:端末は、アクセスポイントによって送信されたOFDMA物理層シグナリングを受信する。
特に、OFDMA物理層シグナリングは、ACK応答又はBA応答がアクセスポイントに送信されるとともに、端末に対して割り振られた対応するサブチャネルを端末に示すために使用される。
S2102:端末は、OFDMA物理層シグナリングに従って端末に対応するサブチャネルを判定する。
本発明のこの実施形態におけるOFDMA物理層シグナリングについて、実施形態14から実施形態16における説明への参照がなされてよく、本発明のこの実施形態において詳細はここで再び説明されないことに留意されたい。
S2103:端末は、対応するサブチャネル上で、アクセスポイントによって送信されたOFDMA+MU−MIMOデータ情報を受信する。
適宜、OFDMA+MU−MIMOデータ情報は、OFDMA物理層シグナリングを運び得るか、又はOFDMA物理層シグナリングを運び得ない。
S2104:アクセスポイントは、ACK要求フレーム又はBA要求フレームを端末に送信し、ここで、ACK要求フレーム又はBA要求フレームは専用情報ビットを含み、専用情報ビットは、OFDMAモードにおいてACK応答又はBA応答をアクセスポイントに送信するように端末に指示するために使用される。
特に、すなわち、アクセスポイントは、ACK要求フレーム又はBA要求フレームを使用することによって、端末が対応するMU−MIMOデータ情報を取得した後にACK応答又はBA応答によってアクセスポイントに応答することを端末に要求し、それにより、後に続くOFDMA+MU−MIMOデータ情報が首尾よく伝送されたかどうかを学習する。
適宜、ACK要求フレーム又はBA要求フレームは、OFDMA物理層シグナリングを運び得るか、又はOFDMA物理層シグナリングを運び得ない。さらに、適宜、前述のOFDMA+MU−MIMOデータ情報がOFDMA物理層シグナリングを運ぶときに、ACK要求フレーム若しくはBA要求フレームは、OFDMA物理層シグナリングを運び得ないか、又は前述のOFDMA+MU−MIMOデータ情報がOFDMA物理層シグナリングを運ばないときに、ACK要求フレーム若しくはBA要求フレームは、OFDMA物理層シグナリングを運び得る。
S2105:端末は、OFDMAモードにおいて対応するサブチャネル上でアクセスポイントにACK応答又はBA応答を送信する。
特に、OFDMA物理層シグナリングに従って、ACK応答又はBA応答がアクセスポイントに送信されるサブチャネルを判定した後に、端末は、ACK要求フレーム又はBA要求フレーム内の専用情報ビットに従って、OFDMA+MU−MIMOモードにおいて対応するサブチャネル上でACK応答又はBA応答をアクセスポイントに送信することを判定する。すなわち、すべての端末が、それぞれの対応するサブチャネル上でACK応答又はBA応答を同時にアクセスポイントに送信することができ、すなわち、複数の端末のACK応答又はBA応答は並行して伝送され得るとともに、その場合に、対応する時間周波数リソースは十分に使用され得る。
本発明のこの実施形態において提供されるデータ伝送インジケーション方法において、端末は、アクセスポイントによって送信されたOFDMA物理層シグナリングを受信し、そしてOFDMA物理層シグナリングに従って、ACK応答又はBA応答がアクセスポイントに送信されるサブチャネルを判定し、それにより、複数の端末が、対応するサブチャネル上でACK応答又はBA応答を同時にアクセスポイントに送信することができ、すなわち、アクセスポイントがOFDMA物理層シグナリングに従って各端末に対してサブチャネルを割り振る方式は、端末がACK応答又はBA応答をアクセスポイントに送信するときに、アクセスポイントがより多くの端末に対するインジケーションを実行することを可能にし、すなわち、アクセスポイントがサブチャネルを示す端末の数は制限されず、したがって、複数の端末のACK応答又はBA応答は並行してアクセスポイントに伝送され、対応する時間周波数リソースは十分に使用される。
図22は、本発明によるデータ伝送インジケーション方法の実施形態25の概略のフローチャートである。この実施形態の方法は、端末によって開始されたアップリンクOFDMAデータ情報の伝送のプロセスを伴う。この方法は特に以下のステップを含む。
S2201:端末は、アップリンク伝送フレームをアクセスポイントに送信する。
特に、この実施形態に関わる方法は、STAによって開始されたアップリンクOFDMAデータ情報の伝送の前述のプロセスであり、アップリンク伝送フレームは、OFDMAデータ伝送要求を運ぶ。
端末は、OFDMモードにおいてアップリンク伝送フレームを伝送するものとしてよく、ここで、アップリンク伝送フレームは、特にどのような種類のものであってもよい。端末は、OFDMAデータ伝送要求をアップリンク伝送フレームに追加することができ、ここで、OFDMAデータ伝送要求は、OFDMAモードにおいてその後のデータ伝送を完了することをアクセスポイントに要求するために使用される。
端末のアップリンク伝送フレームを受信した後、アクセスポイントは、端末のOFDMAデータ伝送要求又は現在のネットワーク状況に従って、伝送を実行するために端末をOFDMAモードに切り替えるかどうか、例えば、アクセスポイントにおける別の端末からの要求があるかどうかを判断する。アクセスポイントが、端末はOFDMAモードに切り替えられる必要があると判定した場合、アクセスポイントは、その後のデータ伝送においてOFDMAモードを使用するか、又は、アクセスポイントの判定結果が、端末はOFDMAモードに切り替えられないという結果である場合、アクセスポイントは、OFDMモードにおいてデータ伝送を実行することを続ける。
S2202:端末は、アクセスポイントによって送信されたOFDMA物理層シグナリングを受信する。
特に、アクセスポイントが、OFDMAデータ伝送要求又は現在のネットワーク状況に従って端末はOFDMAモードに切り替えられる必要があると判定し、OFDMAモードにおいてデータ伝送を実行するときに、アクセスポイントは、OFDMA物理層シグナリングを端末に送信し、ここで、OFDMA物理層シグナリングは、それぞれの対応するサブチャネル上でアップリンクOFDMAデータ情報を送信するように端末に指示するために使用される。
OFDMA物理層シグナリングは、前述の実施形態におけるOFDMプリアンブルで運ばれ得るか、若しくはNDPAフレームで運ばれ得るか、又は、NDPAフレーム及びOFDMプリアンブルは、OFDMA物理層シグナリングを運ぶために互いに連携し得ることに留意されたい。特定のプロセスについて、前述の実施形態への参照がなされてよく、詳細はここで再び説明されない。
適宜、S2202の後に、アクセスポイントは、前述の端末に対応するそれぞれのサブチャネル上で端末のダウンリンクOFDMAデータ情報をさらに送信し得る。ダウンリンクOFDMAデータ伝送プロセスについて、前述の実施形態への参照がなされてよく、詳細はここで再び説明されない。
S2203:端末は、OFDMA物理層シグナリングに従って端末に対応するサブチャネルを判定する。
特に、端末は、OFDMA物理層シグナリングによって示されるサブチャネルを使用することによって、端末がアップリンクOFDMAデータ情報をアクセスポイントに送信するサブチャネルを学習し、すなわち、アクセスポイントが付加的にアップリンクOFDMAデータ情報を伝送するように端末に指示するときに生じるシグナリングインジケーションは回避され、システム効率は改善される。
S2204:端末は、OFDMAモードにおいて対応するサブチャネル上でアップリンクOFDMAデータ情報をアクセスポイントに送信する。
OFDMA物理層シグナリングに従って、アップリンクOFDMAデータ情報がアクセスポイントに送信されるサブチャネルを判定した後に、端末は、そのサブチャネル上でアップリンクOFDMAデータ情報をアクセスポイントに送信する。
適宜、S2202の後、アクセスポイントがダウンリンクOFDMAデータ情報を端末にさらに送信する場合、端末が、対応するサブチャネル上で、アクセスポイントによって送信されたダウンリンクOFDMAデータ情報を受信し、固定された時間長の間待った後、端末は、端末に関連付けられているアップリンクOFDMAデータ情報をサブチャネル上で送信する。
本発明のこの実施形態において提供されるデータ伝送インジケーション方法において、端末は、アップリンク伝送フレームをアクセスポイントに送信し、それにより、アクセスポイントは、OFDMA物理層シグナリングを使用することによって、各端末に対して、アップリンクOFDMAデータ情報が送信されるサブチャネルを示し、したがって、各端末は、対応するサブチャネル上でデータをアクセスポイントに送信し得る。すなわち、サブチャネルは、アクセスポイントがOFDMA物理層シグナリングを送信する方式で端末に対して割り振られ、それにより、アップリンクOFDMAデータ情報がアクセスポイントに送信されるときに、アクセスポイントはより多くの端末に対するインジケーションを実行することができ、アクセスポイントが付加的にアップリンクOFDMAデータ情報を伝送するように端末に指示するときに生じるシグナリングインジケーションは回避され、システム効率は改善される。
さらに、この実施形態に関わる方法は、端末がアップリンクOFDMAデータ情報をアクセスポイントに送信するという図22に示されている前述のシナリオにおいて、アップリンクOFDMAデータ情報をアクセスポイントに送信した後に、端末が対応するサブチャネル上でアクセスポイントによって送信されたACK応答又はBA応答を受信するプロセスに向けられている。さらに、S2204の後に、方法は以下をさらに含む。
S2205:端末は、対応するサブチャネル上で、アップリンクOFDMAデータ情報に対応するとともに、アクセスポイントによって送信されたACK応答又はBA応答を受信する。
特に、端末は、端末に対応するサブチャネル上でアップリンクOFDMAデータ情報をアクセスポイントに送信し、ここで、アップリンクOFDMAデータ情報は、OFDMA ACK要求又はOFDMA BA要求を運び、OFDMA ACK要求又はOFDMA BA要求は、OFDMAモードにおいてACK応答又はBA応答を端末に送信するようにアクセスポイントに指示し、すなわち、アクセスポイントにアップリンクOFDMAデータ情報の伝送状況を端末に対してフィードバックさせるために使用される。
アクセスポイントは、OFDMA物理層シグナリングを送信する主体であり、したがって、アクセスポイントは、対応するサブチャネル上で、端末に関連付けられているアップリンクOFDMAデータ情報のACK応答又はBA応答を、端末に直接送信することができ、それにより、端末は、アップリンクOFDMAデータが首尾よく伝送されたかどうかを学習する。
本発明のこの実施形態において提供されるデータ伝送インジケーション方法において、ACK要求又はBA要求は、端末によってアクセスポイントに送信されるアップリンクOFDMAデータ情報で運ばれ、それにより、アクセスポイントは、対応するサブチャネル上でアップリンクOFDMAデータ情報に対応するACK応答又はBA応答を端末に送信することができる。すなわち、アクセスポイントがOFDMA物理層シグナリングに従って各端末に対してサブチャネルを割り振る方式は、端末がアップリンクOFDMAデータをアクセスポイントに送信するときに、アクセスポイントがより多くの端末に対するインジケーションを実行することを可能にし、すなわち、アクセスポイントがサブチャネルを示す端末の数は制限されず、したがって、端末は、アクセスポイントによって送信されたACK応答又はBA応答に従って、アップリンクOFDMAデータが首尾よく伝送されたかどうかを学習することができる。
図23は、本発明によるデータ伝送インジケーション方法の実施形態26の概略のフローチャートである。この実施形態の方法は、アクセスポイントによって開始されたアップリンクOFDMAデータ情報の伝送のプロセスを伴う。この方法は特に以下のステップを含む。
S2301:端末は、アクセスポイントによって送信されたOFDMA物理層シグナリングを受信する。
特に、OFDMA物理層シグナリングは、前述の実施形態におけるOFDMプリアンブルで運ばれ得るか、若しくはNDPAフレームで運ばれ得るか、又は、NDPAフレーム及びOFDMプリアンブルは、OFDMA物理層シグナリングを運ぶために互いに連携し得る。特定のプロセスについて、前述の実施形態への参照がなされてよく、詳細はここで再び説明されない。
OFDMA物理層シグナリングは、端末に対応し、アップリンクOFDMAデータ情報がアクセスポイントに送信されるとともに、端末に対して割り振られたサブチャネルを端末に示すために特に使用される。適宜、本発明のすべての実施形態において、OFDMA物理層シグナリングは、サブチャネルの割り振りがアップリンクに使用されるか、又はダウンリンクにのみ使用されるか、又はアップリンクとダウンリンクの両方に使用されるかを端末に示すために使用される情報ビットを含み得る。この実施形態では、OFDMA物理層シグナリング内の情報ビットは、そのサブチャネルがアップリンク伝送に使用されるサブチャネルであることを端末に示す。アクセスポイントがチャネル使用権を取得した場合には、端末は、配信されるOFDMA物理層シグナリングを使用することによって、対応するサブチャネル上でアップリンクOFDMAデータ情報をアクセスポイントに送信するように指示される。
S2302:端末は、OFDMA物理層シグナリングに従って端末に対応するサブチャネルを判定する。
特に、端末は、OFDMA物理層シグナリングによって示されるサブチャネルを使用することによって、端末がアップリンクOFDMAデータ情報をアクセスポイントに送信するサブチャネルを学習し、すなわち、アクセスポイントが付加的にアップリンクOFDMAデータ情報を伝送するように端末に指示するときに生じるシグナリングインジケーションは回避され、システム効率は改善される。
S2303:端末は、OFDMAモードにおいて対応するサブチャネル上でアップリンクOFDMAデータ情報をアクセスポイントに送信する。
特に、OFDMA物理層シグナリングに従って、アップリンクOFDMAデータ情報がアクセスポイントに送信されるサブチャネルを判定した後に、端末は、そのサブチャネル上でアップリンクOFDMAデータ情報をアクセスポイントに送信する。
本発明のこの実施形態において提供されるデータ伝送インジケーション方法において、アクセスポイントは、OFDMA物理層シグナリングを使用することによって、端末に対して、アップリンクOFDMAデータが送信されるサブチャネルを示し、それにより、各端末は、対応するサブチャネル上でデータをアクセスポイントに送信することができる。すなわち、サブチャネルは、アクセスポイントがOFDMA物理層シグナリングを送信する方式で各端末に対して割り振られ、それにより、端末がアップリンクOFDMAデータをアクセスポイントに送信するときに、アクセスポイントはより多くの端末に対するインジケーションを実行することができ、すなわち、アクセスポイントがサブチャネルを示す端末の数は制限されない。
当業者であれば、前述の方法の実施形態のステップの全部又は一部が、関連するハードウェアに指示するプログラムによって実施され得ることを理解するであろう。前述のプログラムは、コンピュータ読み取り可能な記憶媒体に記憶され得る。プログラムが実行されると、方法の実施形態に含まれる前述のステップが実行される。前述の記憶媒体は、ROM、RAM、磁気ディスク、又は光ディスクなどの、プログラムコードを記憶することができる任意の媒体であってよい。
本発明のアクセスポイントの実施形態1は、アクセスポイントを提供し、アクセスポイントは、直交周波数分割多元接続OFDMA物理層シグナリングを端末に送信するように構成された送信モジュール10を備え、ここで、OFDMA物理層シグナリングは、端末に対して割り振られたサブチャネルを端末に示すために使用され、それにより、端末はOFDMA物理層シグナリングに従って端末に対応するサブチャネルを判定し、ここで、OFDMA物理層シグナリングは、端末の識別子、及び端末の識別子に対応するサブチャネル情報を含む。
本発明のこの実施形態において提供されるアクセスポイントは、前述のデータ伝送インジケーション方法の実施形態の技術的解決方法を実行するものとしてよく、その実装原理及び技術的効果は類似しており、詳細はここで再び説明されない。
適宜、端末の識別子は、1つ又は複数の端末グループの識別子であり、各端末グループは、少なくとも1つの端末を含み、サブチャネル情報は、アップリンクサブチャネル又はダウンリンクサブチャネル又はアップリンク及びダウンリンク双方向サブチャネルを含み、その場合に、端末に対して割り振られたサブチャネルを端末に示すために使用されているOFDMA物理層シグナリングは、各端末グループに、割り振られたサブチャネルがアップリンクサブチャネル又はダウンリンクサブチャネル又はアップリンク及びダウンリンク双方向サブチャネルであることを示すために使用されているOFDMA物理層シグナリングを含み、ここで、端末グループ及びサブチャネルは一対一の対応関係にあり、その場合に、送信モジュール10は、OFDMA物理層シグナリングが端末に送信される前に、端末グループの識別子と端末のアドレスとの間のマッピング関係を端末に送信し、それにより、端末が配置されている端末グループを端末が学習する、ようにさらに構成される。
適宜、端末の識別子は、1つの端末グループの識別子であり、端末グループは、少なくとも2つの端末を含み、その場合に、OFDMA物理層シグナリングは、端末グループ内の各端末に、割り振られたサブチャネルがアップリンクサブチャネル又はダウンリンクサブチャネル又はアップリンク及びダウンリンク双方向サブチャネルであることを示すために使用され、ここで、端末グループ内の各端末及びサブチャネルは一対一の対応関係にある。
本発明のこの実施形態において提供されるアクセスポイントは、前述のデータ伝送インジケーション方法の実施形態の技術的解決方法を実行するものとしてよく、その実装原理及び技術的効果は類似しており、詳細はここで再び説明されない。
適宜、送信モジュール10は、直交周波数分割多重化OFDMプリアンブルを端末に送信し、ここで、OFDMプリアンブルは、OFDMA物理層シグナリングを運ぶ、ように特に構成される。
適宜、送信モジュール10は、ヌルデータパケットアナウンスメントNDPAフレームを端末に送信し、ここで、NDPAフレームは、前述のOFDMA物理層シグナリングを運ぶ、ようにさらに構成される。
適宜、送信モジュール10は、NDPAフレーム及びOFDMプリアンブルを端末に送信し、ここで、NDPAフレームは、前述のOFDMA物理層シグナリングにおける端末の識別子を運び、そしてOFDMプリアンブルは、端末の識別子に対応するとともに、前述のOFDMA物理層シグナリング内にあるサブチャネル情報を運ぶ、ようにさらに構成される。
適宜、送信モジュール10は、NDPAフレーム及びOFDMプリアンブルを端末に送信し、ここで、NDPAフレームは、端末の識別子に対応するとともに、前述のOFDMA物理層シグナリング内にあるサブチャネル情報を運び、そしてOFDMプリアンブルは、前述のOFDMA物理層シグナリングにおける端末の識別子を運ぶ、ようにさらに構成される。
本発明のこの実施形態において提供されるアクセスポイントは、前述のデータ伝送インジケーション方法の実施形態の技術的解決方法を実行するものとしてよく、その実装原理及び技術的効果は類似しており、詳細はここで再び説明されない。
図24は、本発明によるアクセスポイントの実施形態2の概略の構造図である。さらに、前述の装置の実施形態1に基づき、OFDMA物理層シグナリングは、ダウンリンクOFDMAデータ情報を受信するために端末に割り振られたサブチャネルを端末に示すために特に使用され、その場合に、送信モジュール10は、直交周波数分割多元接続OFDMA物理層シグナリングが端末に送信された後に、OFDMAモードにおいて端末に対応するサブチャネル上でダウンリンクOFDMAデータ情報を送信し、ここで、ダウンリンクOFDMAデータ情報は、OFDMAプリアンブル及びOFDMAデータを含み、OFDMAプリアンブルは、スイッチングフィールド及びウルトラハイスループットシグナリングB UHT−SIG−Bを含む、ようにさらに構成される。
さらに、OFDMA物理層シグナリング又はダウンリンクOFDMAデータ情報は、OFDMA確認応答ACK要求又はOFDMAブロック確認応答BA要求を運び、OFDMA ACK要求又はOFDMA BA要求は、OFDMAモードにおいてACK応答又はBA応答をアクセスポイントに送信するように端末に指示するために使用され、その場合に、OFDMA物理層シグナリングは、端末に対応し、ACK応答又はBA応答がアクセスポイントに送信されるとともに、端末に対して割り振られたサブチャネルを示すためにさらに使用される。
その場合に、前述の装置の実施形態1に基づき、図24を参照すると、アクセスポイントは、送信モジュール10がOFDMAモードにおいて端末に対応するサブチャネル上でダウンリンクOFDMAデータ情報を送信した後に、OFDMAモードにおいて端末に対応するサブチャネル上で端末によって送信されたACK応答又はBA応答を受信するように構成された受信モジュール11をさらに備える。
本発明のこの実施形態において提供されるアクセスポイントは、前述のデータ伝送インジケーション方法の実施形態の技術的解決方法を実行するものとしてよく、その実装原理及び技術的効果は類似しており、詳細はここで再び説明されない。
図24を引き続き参照すると、図24に示されている実施形態に基づき、OFDMA物理層シグナリングは、端末に対応し、ACK応答又はBA応答がアクセスポイントに送信されるとともに、端末に対して割り振られたサブチャネルを示すために使用され、その場合に、送信モジュール10は、ダウンリンクOFDMAデータ情報が端末に対応するサブチャネル上で送信された後に、ACK要求フレーム又はBA要求フレームを端末に送信するようにさらに構成され、受信モジュール11は、OFDMAモードにおいて対応するサブチャネル上で端末によって送信されたACK応答又はBA応答を受信するようにさらに構成される。
本発明のこの実施形態において提供されるアクセスポイントは、前述のデータ伝送インジケーション方法の実施形態の技術的解決方法を実行するものとしてよく、その実装原理及び技術的効果は類似しており、詳細はここで再び説明されない。
図24を引き続き参照すると、図24に示されている実施形態に基づき、OFDMA物理層シグナリングは、OFDMA ACK要求又はOFDMA BA要求を運び、OFDMA ACK要求又はOFDMA BA要求は、OFDMAモードにおいてACK応答又はBA応答をアクセスポイントに送信するように端末に指示するために使用され、その場合に、OFDMA物理層シグナリングは、端末に対応し、ACK応答又はBA応答がアクセスポイントに送信されるとともに、端末に対して割り振られたサブチャネルを端末に示すために特に使用され、その場合に、送信モジュール10は、マルチユーザ多入力多出力MU−MIMOモードにおいてMU−MIMOデータ情報を端末に送信し、ここで、MU−MIMOデータ情報は、OFDMA物理層シグナリングを運ぶ、ように特に構成され、受信モジュール11は、送信モジュール10が直交周波数分割多元接続OFDMA物理層シグナリングを端末に送信した後に、OFDMAモードにおいて対応するサブチャネル上で端末によって送信されたACK応答又はBA応答を受信するようにさらに構成される。
本発明のこの実施形態において提供されるアクセスポイントは、前述のデータ伝送インジケーション方法の実施形態の技術的解決方法を実行するものとしてよく、その実装原理及び技術的効果は類似しており、詳細はここで再び説明されない。
図24を引き続き参照すると、図24に示されている実施形態に基づき、OFDMA物理層シグナリングは、端末に対応し、ACK応答又はBA応答がアクセスポイントに送信されるとともに、端末に対して割り振られたサブチャネルを端末に示すために特に使用され、その場合に、送信モジュール10は、MU−MIMOモードにおいてMU−MIMOデータ情報を端末に送信し、ここでMU−MIMOデータ情報はOFDMA物理層シグナリングを運び、そしてACK要求フレーム又はBA要求フレームを端末に送信し、ここで、ACK要求フレーム又はBA要求フレームは専用情報ビットを含み、専用情報ビットは、OFDMAモードにおいてACK応答又はBA応答をアクセスポイントに送信するように端末に指示するために使用される、ように特に構成され、受信モジュール11は、送信モジュール10が直交周波数分割多元接続OFDMA物理層シグナリングを端末に送信した後に、OFDMAモードにおいて端末に対応するサブチャネル上で端末によって送信されたACK応答又はBA応答を受信するようにさらに構成される。
本発明のこの実施形態において提供されるアクセスポイントは、前述のデータ伝送インジケーション方法の実施形態の技術的解決方法を実行するものとしてよく、その実装原理及び技術的効果は類似しており、詳細はここで再び説明されない。
図24を引き続き参照すると、図24に示されている実施形態に基づき、OFDMA物理層シグナリングは、端末に対応し、ACK応答又はBA応答がアクセスポイントに送信されるとともに、端末に対して割り振られたサブチャネルを端末に示すために特に使用され、その場合に、送信モジュール10は、MU−MIMOモードにおいてMU−MIMOデータ情報を端末に送信するとともに、ACK要求フレーム又はBA要求フレームを端末に送信し、ここで、ACK要求フレーム又はBA要求フレームは専用情報ビットを含み、専用情報ビットは、OFDMAモードにおいてACK応答又はBA応答をアクセスポイントに送信するように端末に指示するために使用され、ACK要求フレーム又はBA要求フレームは、OFDMA物理層シグナリングを運ぶ、ように特に構成され、受信モジュール11は、送信モジュール10が直交周波数分割多元接続OFDMA物理層シグナリングを端末に送信した後に、OFDMAモードにおいて対応するサブチャネル上で端末によって送信されたACK応答又はBA応答を受信するようにさらに構成される。
本発明のこの実施形態において提供されるアクセスポイントは、前述のデータ伝送インジケーション方法の実施形態の技術的解決方法を実行するものとしてよく、その実装原理及び技術的効果は類似しており、詳細はここで再び説明されない。
図24を引き続き参照すると、図24に示されている実施形態に基づき、OFDMA物理層シグナリングは、OFDMA ACK要求又はOFDMA BA要求を運び、OFDMA ACK要求又はOFDMA BA要求は、OFDMAモードにおいてACK応答又はBA応答をアクセスポイントに送信するように端末に指示するために使用され、その場合に、OFDMA物理層シグナリングは、端末に対応し、ACK応答又はBA応答がアクセスポイントに送信されるとともに、端末に対して割り振られたサブチャネルを端末に示すために特に使用され、その場合に、送信モジュール10は、直交周波数分割多元接続OFDMA物理層シグナリングが端末に送信された後に、OFDMA+MU−MIMOモードにおいて端末に対応するサブチャネル上でOFDMA+MU−MIMOデータ情報を端末に送信し、受信モジュール11は、OFDMAモードにおいて対応するサブチャネル上で端末によって送信されたACK応答又はBA応答を受信するようにさらに構成される。
本発明のこの実施形態において提供されるアクセスポイントは、前述のデータ伝送インジケーション方法の実施形態の技術的解決方法を実行するものとしてよく、その実装原理及び技術的効果は類似しており、詳細はここで再び説明されない。
図24を引き続き参照すると、図24に示されている実施形態に基づき、OFDMA物理層シグナリングは、端末に対応し、ACK応答又はBA応答がアクセスポイントに送信されるとともに、端末に対して割り振られたサブチャネルを端末に示すために特に使用され、その場合に、送信モジュール10は、直交周波数分割多元接続OFDMA物理層シグナリングが端末に送信された後に、OFDMA+MU−MIMOモードにおいて端末に対応するサブチャネル上でOFDMA+MU−MIMOデータ情報を端末に送信するとともに、ACK要求フレーム又はBA要求フレームを端末に送信し、ここで、ACK要求フレーム又はBA要求フレームは専用情報ビットを含み、専用情報ビットは、OFDMAモードにおいてACK応答又はBA応答をアクセスポイントに送信するように端末に指示するために使用される、ようにさらに構成され、受信モジュール11は、OFDMAモードにおいて対応するサブチャネル上で端末によって送信されたACK応答又はBA応答を受信するようにさらに構成される。
本発明のこの実施形態において提供されるアクセスポイントは、前述のデータ伝送インジケーション方法の実施形態の技術的解決方法を実行するものとしてよく、その実装原理及び技術的効果は類似しており、詳細はここで再び説明されない。
図24を引き続き参照すると、図24に示されている実施形態に基づき、OFDMA物理層シグナリングは、端末に対応し、アップリンクOFDMAデータ情報がアクセスポイントに送信されるとともに、端末に対して割り振られたサブチャネルを端末に示すために特に使用され、その場合に、受信モジュール11は、送信モジュール10が直交周波数分割多元接続OFDMA物理層シグナリングを端末に送信する前に、端末によって送信されたアップリンク伝送フレームを受信し、送信モジュール10が直交周波数分割多元接続OFDMA物理層シグナリングを端末に送信した後に、OFDMAモードにおいて対応するサブチャネル上で端末によって送信されたアップリンクOFDMAデータ情報を受信するようにさらに構成される。
さらに、アップリンクOFDMAデータ情報は、OFDMA ACK要求又はOFDMA BA要求を運び、OFDMA ACK要求又はOFDMA BA要求は、OFDMAモードにおいてACK応答又はBA応答を端末に送信するようにアクセスポイントに指示するためにさらに使用され、その場合に、送信モジュール10は、受信モジュール11が対応するサブチャネル上で端末によって送信されたアップリンクOFDMAデータ情報を受信した後に、OFDMAモードにおいて端末に対応するサブチャネル上でアップリンクOFDMAデータ情報に対応するACK応答又はBA応答を送信するようにさらに構成される。
本発明のこの実施形態において提供されるアクセスポイントは、前述のデータ伝送インジケーション方法の実施形態の技術的解決方法を実行するものとしてよく、その実装原理及び技術的効果は類似しており、詳細はここで再び説明されない。
図24を引き続き参照すると、図24に示されている実施形態に基づき、OFDMA物理層シグナリングは、端末に対応し、アップリンクOFDMAデータ情報がアクセスポイントに送信されるとともに、端末に対して割り振られたサブチャネルを端末に示すために特に使用され、その場合に、受信モジュール11は、送信モジュール10が直交周波数分割多元接続OFDMA物理層シグナリングを端末に送信した後に、OFDMAモードにおいて対応するサブチャネル上で端末によって送信されたアップリンクOFDMAデータ情報を受信するようにさらに構成される。
本発明のこの実施形態において提供されるアクセスポイントは、前述のデータ伝送インジケーション方法の実施形態の技術的解決方法を実行するものとしてよく、その実装原理及び技術的効果は類似しており、詳細はここで再び説明されない。
図25は、本発明による端末の実施形態1の概略の構造図である。図25に示されているように、端末は、受信モジュール20と判定モジュール21とを備える。
受信モジュール20は、アクセスポイントによって送信された直交周波数分割多元接続OFDMA物理層シグナリングを受信し、ここで、OFDMA物理層シグナリングは、端末に対してアクセスポイントによって割り振られたサブチャネルを端末に示すために使用され、ここで、OFDMA物理層シグナリングは、端末の識別子、及び端末の識別子に対応するサブチャネル情報を含む、ように構成される。
判定モジュール21は、OFDMA物理層シグナリングに従って端末に対応するサブチャネルを判定するように構成される。
本発明のこの実施形態において提供される端末は、前述のデータ伝送インジケーション方法の実施形態の技術的解決方法を実行するものとしてよく、その実装原理及び技術的効果は類似しており、詳細はここで再び説明されない。
適宜、端末の識別子は、1つ又は複数の端末グループの識別子であり、各端末グループは、少なくとも1つの端末を含み、サブチャネル情報は、アップリンクサブチャネル又はダウンリンクサブチャネル又はアップリンク及びダウンリンク双方向サブチャネルを含み、その場合に、端末に対して割り振られたサブチャネルを端末に示すために使用されているOFDMA物理層シグナリングは、各端末グループに、割り振られたサブチャネルがアップリンクサブチャネル又はダウンリンクサブチャネル又はアップリンク及びダウンリンク双方向サブチャネルであることを示すために使用されているOFDMA物理層シグナリングを含み、ここで、端末グループ及びサブチャネルは一対一の対応関係にあり、その場合に、受信モジュール20は、アクセスポイントによって送信された直交周波数分割多元接続OFDMA物理層シグナリングが受信される前に、端末グループの識別子と端末のアドレスとの間のマッピング関係を受信し、ここで、マッピング関係はアクセスポイントによって送信される、ようにさらに構成され、その場合に、判定モジュール21は、マッピング関係に従って、端末が端末グループ内に配置されていることを判定し、その場合に、端末グループに対応するサブチャネルが、端末に対応するサブチャネルであることを判定するように特に構成される。
適宜、端末の識別子は、1つの端末グループの識別子であり、端末グループは、少なくとも2つの端末を含み、その場合に、端末に対して割り振られたサブチャネルを端末に示すために使用されているOFDMA物理層シグナリングは、端末グループ内の各端末に、割り振られたサブチャネルがアップリンクサブチャネル又はダウンリンクサブチャネル又はアップリンク及びダウンリンク双方向サブチャネルであることを示すために使用されているOFDMA物理層シグナリングを含み、ここで、端末グループ内の端末及びサブチャネルは一対一の対応関係にある。
本発明のこの実施形態において提供される端末は、前述のデータ伝送インジケーション方法の実施形態の技術的解決方法を実行するものとしてよく、その実装原理及び技術的効果は類似しており、詳細はここで再び説明されない。
図25に示されている実施形態に基づき、さらに、受信モジュール20は、アクセスポイントによって送信された直交周波数分割多重化OFDMプリアンブルを受信し、ここで、OFDMプリアンブルは、OFDMA物理層シグナリングを運ぶ、ように特に構成される。
適宜、受信モジュール20は、アクセスポイントによって送信されたヌルデータパケットアナウンスメントNDPAフレームを受信し、ここで、NDPAフレームは、OFDMA物理層シグナリングを運ぶ、ようにさらに構成される。
適宜、受信モジュール20は、アクセスポイントによって送信されたNDPAフレーム及びOFDMプリアンブルを受信し、ここで、NDPAフレームは、OFDMA物理層シグナリングにおける端末の識別子を運び、そしてOFDMプリアンブルは、端末の識別子に対応するとともに、OFDMA物理層シグナリング内にあるサブチャネル情報を運ぶ、ようにさらに構成される。
適宜、受信モジュール20は、アクセスポイントによって送信されたNDPAフレーム及びOFDMプリアンブルを受信し、ここで、NDPAフレームは、端末の識別子に対応するとともに、前述のOFDMA物理層シグナリング内にあるサブチャネル情報を運び、そしてOFDMプリアンブルは、前述のOFDMA物理層シグナリングにおける端末の識別子を運ぶ、ようにさらに構成される。
本発明のこの実施形態において提供される端末は、前述のデータ伝送インジケーション方法の実施形態の技術的解決方法を実行するものとしてよく、その実装原理及び技術的効果は類似しており、詳細はここで再び説明されない。
図26は、本発明による端末の実施形態2の概略の構造図である。図25に示されている実施形態に基づき、さらに、OFDMA物理層シグナリングは、ダウンリンクOFDMAデータ情報を受信するためにアクセスポイントによって端末に割り振られたサブチャネルを端末に示すために特に使用され、その場合に、受信モジュール20は、判定モジュール21がOFDMA物理層シグナリングに従って端末に対応するサブチャネルを判定した後に、端末に対応するサブチャネル上で、アクセスポイントによって送信されたダウンリンクOFDMAデータ情報を受信し、ここで、ダウンリンクOFDMAデータ情報は、OFDMAプリアンブル及びOFDMAデータを含み、OFDMAプリアンブルは、スイッチングフィールド及びウルトラハイスループットシグナリングB UHT−SIG−Bを含む、ようにさらに構成される。
その場合に、図25に示されている実施形態に基づき、さらに、受信モジュール20は、OFDMAデータに対応するとともに、アクセスポイントによって送信された送信先端末アドレスを受信するように構成された受信ユニット201と、端末が送信先端末アドレスに一致しているかどうかを判定し、もし一致すれば、端末に対応するサブチャネル上で、アクセスポイントによって送信されたダウンリンクOFDMAデータ情報を受信するように受信ユニット201に指示するように構成された判定ユニット202とを備える。
本発明のこの実施形態において提供される端末は、前述のデータ伝送インジケーション方法の実施形態の技術的解決方法を実行するものとしてよく、その実装原理及び技術的効果は類似しており、詳細はここで再び説明されない。
図27は、本発明による端末の実施形態3の概略の構造図である。前述のOFDMA物理層シグナリング又は前述のダウンリンクOFDMAデータ情報は、OFDMA ACK要求又はOFDMA BA要求を運び、OFDMA ACK要求又はOFDMA BA要求は、OFDMAモードにおいてACK応答又はBA応答をアクセスポイントに送信するように端末に指示するために使用され、その場合に、前述のOFDMA物理層シグナリングは、端末に対応し、ACK応答又はBA応答がアクセスポイントに送信されるとともに、端末に対して割り振られたサブチャネルを示すためにさらに使用される。その場合に、図26に示されている実施形態に基づき、さらに、前述の端末は、受信モジュール20が、端末に対応するサブチャネル上で、アクセスポイントによって送信されたダウンリンクOFDMAデータ情報を受信した後に、OFDMAモードにおいて端末に対応するサブチャネル上でアクセスポイントにACK応答又はBA応答を送信するように構成された送信モジュール22をさらに備える。
本発明のこの実施形態において提供される端末は、前述のデータ伝送インジケーション方法の実施形態の技術的解決方法を実行するものとしてよく、その実装原理及び技術的効果は類似しており、詳細はここで再び説明されない。
図27を引き続き参照すると、前述のOFDMA物理層シグナリングは、端末に対応し、ACK応答又はBA応答がアクセスポイントに送信されるとともに、端末に対して割り振られたサブチャネルを示すためにさらに使用され、その場合に、受信モジュール20は、アクセスポイントによって送信されたダウンリンクOFDMAデータ情報が端末に対応するサブチャネル上で受信された後に、アクセスポイントによって送信されたACK要求フレーム又はBA要求フレームを受信し、ここで、ACK要求フレーム又はBA要求フレームは専用情報ビットを含み、専用情報ビットは、OFDMAモードにおいてACK応答又はBA応答をアクセスポイントに送信するように端末に指示するために使用される、ようにさらに構成され、送信モジュール22は、OFDMAモードにおいて端末に対応するサブチャネル上でアクセスポイントにACK応答又はBA応答を送信するようにさらに構成される。
本発明のこの実施形態において提供される端末は、前述のデータ伝送インジケーション方法の実施形態の技術的解決方法を実行するものとしてよく、その実装原理及び技術的効果は類似しており、詳細はここで再び説明されない。
図27を引き続き参照すると、OFDMA物理層シグナリングは、OFDMA ACK要求又はOFDMA BA要求を運び、OFDMA ACK要求又はOFDMA BA要求は、OFDMAモードにおいてACK応答又はBA応答をアクセスポイントに送信するように端末に指示するために使用され、その場合に、OFDMA物理層シグナリングは、端末に対応し、ACK応答又はBA応答がアクセスポイントに送信されるとともに、端末に対して割り振られたサブチャネルを端末に示すために特に使用され、その場合に、受信モジュール20は、アクセスポイントによって送信されたマルチユーザ多入力多出力MU−MIMOデータ情報を受信するように特に構成され、送信モジュール22は、判定モジュール21がOFDMA物理層シグナリングに従って端末に対応するサブチャネルを判定した後に、OFDMAモードにおいて端末に対応するサブチャネル上でアクセスポイントにACK応答又はBA応答を送信するようにさらに構成される。
本発明のこの実施形態において提供される端末は、前述のデータ伝送インジケーション方法の実施形態の技術的解決方法を実行するものとしてよく、その実装原理及び技術的効果は類似しており、詳細はここで再び説明されない。
図27を引き続き参照すると、OFDMA物理層シグナリングは、端末に対応し、ACK応答又はBA応答がアクセスポイントに送信されるとともに、端末に対して割り振られたサブチャネルを端末に示すために特に使用され、その場合に、受信モジュール20は、アクセスポイントによって送信されたMU−MIMOデータ情報を受信し、ここでMU−MIMOデータ情報は前述のOFDMA物理層シグナリングを運び、そしてアクセスポイントによって送信されたACK要求フレーム又はBA要求フレームを受信し、ここで、ACK要求フレーム又はBA要求フレームは専用情報ビットを含み、専用情報ビットは、OFDMAモードにおいてACK応答又はBA応答をアクセスポイントに送信するように端末に指示するために使用される、ように特に構成され、送信モジュール22は、判定モジュール21がOFDMA物理層シグナリングに従って端末に対応するサブチャネルを判定した後に、OFDMAモードにおいて端末に対応するサブチャネル上でアクセスポイントにACK応答又はBA応答を送信するようにさらに構成される。
本発明のこの実施形態において提供される端末は、前述のデータ伝送インジケーション方法の実施形態の技術的解決方法を実行するものとしてよく、その実装原理及び技術的効果は類似しており、詳細はここで再び説明されない。
図27を引き続き参照すると、OFDMA物理層シグナリングは、端末に対応し、ACK応答又はBA応答がアクセスポイントに送信されるとともに、端末に対して割り振られたサブチャネルを端末に示すために特に使用され、その場合に、受信モジュール20は、アクセスポイントによって送信されたMU−MIMOデータ情報を受信するとともに、アクセスポイントによって送信されたACK要求フレーム又はBA要求フレームを受信し、ここで、ACK要求フレーム又はBA要求フレームは専用情報ビットを含み、専用情報ビットは、OFDMAモードにおいてACK応答又はBA応答をアクセスポイントに送信するように端末に指示するために使用され、ACK要求フレーム又はBA要求フレームは、OFDMA物理層シグナリングを運ぶ、ように特に構成され、送信モジュール22は、判定モジュール21がOFDMA物理層シグナリングに従って端末に対応するサブチャネルを判定した後に、OFDMAモードにおいて端末に対応するサブチャネル上でアクセスポイントにACK応答又はBA応答を送信するようにさらに構成される。
本発明のこの実施形態において提供される端末は、前述のデータ伝送インジケーション方法の実施形態の技術的解決方法を実行するものとしてよく、その実装原理及び技術的効果は類似しており、詳細はここで再び説明されない。
図27を引き続き参照すると、OFDMA物理層シグナリングは、OFDMA ACK要求又はOFDMA BA要求を運び、OFDMA ACK要求又はOFDMA BA要求は、OFDMAモードにおいてACK応答又はBA応答をアクセスポイントに送信するように端末に指示するために使用され、その場合に、OFDMA物理層シグナリングは、端末に対応し、ACK応答又はBA応答がアクセスポイントに送信されるとともに、端末に対して割り振られたサブチャネルを端末に示すために特に使用され、その場合に、受信モジュール20は、判定モジュール21がOFDMA物理層シグナリングに従って端末に対応するサブチャネルを判定した後に、端末に対応するサブチャネル上で、アクセスポイントによって送信されたOFDMA+MU−MIMOデータ情報を受信するようにさらに構成され、送信モジュール22は、OFDMAモードにおいて端末に対応するサブチャネル上でアクセスポイントにACK応答又はBA応答を送信するようにさらに構成される。
本発明のこの実施形態において提供される端末は、前述のデータ伝送インジケーション方法の実施形態の技術的解決方法を実行するものとしてよく、その実装原理及び技術的効果は類似しており、詳細はここで再び説明されない。
図27を引き続き参照すると、OFDMA物理層シグナリングは、端末に対応し、ACK応答又はBA応答がアクセスポイントに送信されるとともに、端末に対して割り振られたサブチャネルを端末に示すために特に使用され、その場合に、受信モジュール20は、判定モジュール21がOFDMA物理層シグナリングに従って端末に対応するサブチャネルを判定した後に、端末に対応するサブチャネル上で、アクセスポイントによって送信されたOFDMA+MU−MIMOデータ情報を受信するとともに、アクセスポイントによって送信されたACK要求フレーム又はBA要求フレームを受信し、ここで、ACK要求フレーム又はBA要求フレームは専用情報ビットを含み、専用情報ビットは、OFDMAモードにおいてACK応答又はBA応答をアクセスポイントに送信するように端末に指示するために使用される、ようにさらに構成され、送信モジュール22は、OFDMAモードにおいて端末に対応するサブチャネル上でアクセスポイントにACK応答又はBA応答を送信するようにさらに構成される。
本発明のこの実施形態において提供される端末は、前述のデータ伝送インジケーション方法の実施形態の技術的解決方法を実行するものとしてよく、その実装原理及び技術的効果は類似しており、詳細はここで再び説明されない。
図27を引き続き参照すると、OFDMA物理層シグナリングは、アップリンクOFDMAデータ情報がアクセスポイントに送信されるとともに、端末に対して割り振られたサブチャネルを端末に示すために特に使用され、その場合に、送信モジュール22は、受信モジュール20がアクセスポイントによって送信された直交周波数分割多元接続OFDMA物理層シグナリングを受信する前に、アップリンク伝送フレームをアクセスポイントに送信するようにさらに構成され、判定モジュール21がOFDMA物理層シグナリングに従って端末に対応するサブチャネルを判定した後に、OFDMAモードにおいて端末に対応するサブチャネル上でアップリンクOFDMAデータ情報をアクセスポイントに送信するようにさらに構成される。
さらに、アップリンクOFDMAデータ情報は、OFDMA ACK要求又はOFDMA BA要求を運び、OFDMA ACK要求又はOFDMA BA要求は、OFDMAモードにおいてACK応答又はBA応答を端末に送信するようにアクセスポイントに指示するためにさらに使用され、その場合に、受信モジュール20は、送信モジュール22がアップリンクOFDMAデータ情報をアクセスポイントに送信した後に、端末に対応するサブチャネル上で、アップリンクOFDMAデータ情報に対応するとともに、アクセスポイントによって送信されたACK応答又はBA応答を受信するようにさらに構成される。
本発明のこの実施形態において提供される端末は、前述のデータ伝送インジケーション方法の実施形態の技術的解決方法を実行するものとしてよく、その実装原理及び技術的効果は類似しており、詳細はここで再び説明されない。
図27を引き続き参照すると、OFDMA物理層シグナリングは、端末に対応し、アップリンクOFDMAデータ情報がアクセスポイントに送信されるとともに、端末に対して割り振られたサブチャネルを端末に示すために特に使用され、その場合に、送信モジュール22は、判定モジュール21がOFDMA物理層シグナリングに従って端末に対応するサブチャネルを判定した後に、OFDMAモードにおいて端末に対応するサブチャネル上でアップリンクOFDMAデータ情報をアクセスポイントに送信するようにさらに構成される。
本発明のこの実施形態において提供される端末は、前述のデータ伝送インジケーション方法の実施形態の技術的解決方法を実行するものとしてよく、その実装原理及び技術的効果は類似しており、詳細はここで再び説明されない。
本発明のアクセスポイントの実施形態3は、アクセスポイントを提供し、アクセスポイントは、直交周波数分割多元接続OFDMA物理層シグナリングを端末に送信するように構成された送信機30であって、ここで、OFDMA物理層シグナリングは、端末に対して割り振られたサブチャネルを端末に示すために使用され、それにより、端末はOFDMA物理層シグナリングに従って端末に対応するサブチャネルを判定し、ここで、OFDMA物理層シグナリングは、端末の識別子、及び端末の識別子に対応するサブチャネル情報を含む、送信機30を備える。
本発明のこの実施形態において提供されるアクセスポイントは、前述のデータ伝送インジケーション方法の実施形態の技術的解決方法を実行するものとしてよく、その実装原理及び技術的効果は類似しており、詳細はここで再び説明されない。
適宜、端末の識別子は、1つ又は複数の端末グループの識別子であり、各端末グループは、少なくとも1つの端末を含み、サブチャネル情報は、アップリンクサブチャネル又はダウンリンクサブチャネル又はアップリンク及びダウンリンク双方向サブチャネルを含み、その場合に、端末に対して割り振られたサブチャネルを端末に示すために使用されているOFDMA物理層シグナリングは、各端末グループに、割り振られたサブチャネルがアップリンクサブチャネル又はダウンリンクサブチャネル又はアップリンク及びダウンリンク双方向サブチャネルであることを示すために使用されているOFDMA物理層シグナリングを含み、ここで、端末グループ及びサブチャネルは一対一の対応関係にある。
送信機30は、OFDMA物理層シグナリングが端末に送信される前に、端末グループの識別子と端末のアドレスとの間のマッピング関係を端末に送信し、それにより、端末が配置されている端末グループを端末が学習する、ようにさらに構成されるものとしてよい。
適宜、端末の識別子は、1つの端末グループの識別子であり、端末グループは、少なくとも2つの端末を含み、その場合に、端末に対して割り振られたサブチャネルを端末に示すために使用されているOFDMA物理層シグナリングは、端末グループ内の各端末に、割り振られたサブチャネルがアップリンクサブチャネル又はダウンリンクサブチャネル又はアップリンク及びダウンリンク双方向サブチャネルであることを示すために使用されているOFDMA物理層シグナリングを含み、ここで、端末グループ内の端末及びサブチャネルは一対一の対応関係にある。
本発明のこの実施形態において提供されるアクセスポイントは、前述のデータ伝送インジケーション方法の実施形態の技術的解決方法を実行するものとしてよく、その実装原理及び技術的効果は類似しており、詳細はここで再び説明されない。
さらに、送信機30は、直交周波数分割多重化OFDMプリアンブルを端末に送信し、ここで、OFDMプリアンブルは、OFDMA物理層シグナリングを運ぶ、ように特に構成される。
適宜、送信機30は、ヌルデータパケットアナウンスメントNDPAフレームを端末に送信し、ここで、NDPAフレームは、OFDMA物理層シグナリングを運ぶ、ようにさらに構成されるものとしてよい。
適宜、送信機30は、NDPAフレーム及びOFDMプリアンブルを端末に送信し、ここで、NDPAフレームは、OFDMA物理層シグナリングにおける端末の識別子を運び、そしてOFDMプリアンブルは、端末の識別子に対応するとともに、OFDMA物理層シグナリング内にあるサブチャネル情報を運ぶ、ようにさらに構成されるものとしてよい。
適宜、送信機30は、NDPAフレーム及びOFDMプリアンブルを端末に送信し、ここで、NDPAフレームは、端末の識別子に対応するとともに、OFDMA物理層シグナリング内にあるサブチャネル情報を運び、そしてOFDMプリアンブルは、OFDMA物理層シグナリングにおける端末の識別子を運ぶ、ようにさらに構成されるものとしてよい。
本発明のこの実施形態において提供されるアクセスポイントは、前述のデータ伝送インジケーション方法の実施形態の技術的解決方法を実行するものとしてよく、その実装原理及び技術的効果は類似しており、詳細はここで再び説明されない。
さらに、OFDMA物理層シグナリングは、ダウンリンクOFDMAデータ情報を受信するために端末に割り振られたサブチャネルを端末に示すために特に使用され、その場合に、送信機30は、直交周波数分割多元接続OFDMA物理層シグナリングが端末に送信された後に、OFDMAモードにおいて端末に対応するサブチャネル上でダウンリンクOFDMAデータ情報を送信し、ここで、ダウンリンクOFDMAデータ情報は、OFDMAプリアンブル及びOFDMAデータを含み、OFDMAプリアンブルは、スイッチングフィールド及びウルトラハイスループットシグナリングB UHT−SIG−Bを含む、ようにさらに構成されるものとしてよい。
適宜、送信機30が端末に対応するサブチャネル上でダウンリンクOFDMAデータ情報を各端末に送信する方式は、送信機30内のアクセスポイントのアンテナに対応する逆離散フーリエ変換(Inverse Discrete Fourier Transform、以下略してIDFT)モジュールを構築することによって実施されることができ、すなわち、アクセスポイントは、最初に、複数の時空間ストリームへの、複数の端末のダウンリンクデータの符号化、空間ストリーム分離、及び時空間符号化を実行するものとしてよく、図28への参照がなされてよい。時空間ストリームは、アクセスポイントのアンテナに対応する。同じアンテナ上の異なる端末の時空間ストリームは、アンテナに対応するIDFTモジュールを使用することによって、端末に対応するサブチャネル又はサブキャリアにマッピングされるとともに送信され、それによって、それぞれの対応するダウンリンクOFDMAデータ情報を、異なるサブチャネルを使用することによって端末に送信する。アクセスポイントが複数のアンテナを備えている場合、対応する数のIDFTモジュールがある(アンテナの数がMである場合、IDFTモジュールの数は同様にMである)。これらのIDFTモジュールはすべて、同じ周波数帯域で動作する。したがって、アクセスポイントが複数のアンテナを備えているOFDMAについては、異なるユーザは、異なるサブチャネル上で作業し、同じサブチャネル上で、アクセスポイントの時空間ストリームは、空間マッピングを用いることで区別され得る。時空間ストリームは、サブチャネル上でMU−MIMO実装をさらにサポートし得る。
それに対応して、端末は、離散フーリエ変換(Discrete Fourier Transform、以下略してDFT)モジュールを使用することによって復調を実行し、受信端のデータを取得し、OFDMA物理層シグナリングのインジケーションに従って、端末が配置されているサブチャネル上でデータを取得する。データがマルチアンテナ空間マッピング信号である場合、信号は複数のアンテナを使用することによって分離されるか、又は、データが単一アンテナ信号である場合、信号は分離される必要はない。
本発明のこの実施形態において提供されるアクセスポイントは、前述のデータ伝送インジケーション方法の実施形態の技術的解決方法を実行するものとしてよく、その実装原理及び技術的効果は類似しており、詳細はここで再び説明されない。
図29は、本発明によるアクセスポイントの実施形態4の概略の構造図である。アクセスポイントは、前述の送信機30を備え、そして受信機31をさらに備える。
前述のOFDMA物理層シグナリング又は前述のダウンリンクOFDMAデータ情報は、OFDMA確認応答ACK要求又はOFDMAブロック確認応答BA要求を運び、OFDMA ACK要求又はOFDMA BA要求は、OFDMAモードにおいてACK応答又はBA応答をアクセスポイントに送信するように端末に指示するために使用され、その場合に、前述のOFDMA物理層シグナリングは、端末に対応し、ACK応答又はBA応答がアクセスポイントに送信されるとともに、端末に対して割り振られたサブチャネルを示すためにさらに使用され、その場合に、受信機31は、送信機30がOFDMAモードにおいて端末に対応するサブチャネル上でダウンリンクOFDMAデータ情報を送信した後に、OFDMAモードにおいて端末に対応するサブチャネル上で端末によって送信されたACK応答又はBA応答を受信するように構成される。
本発明のこの実施形態において提供されるアクセスポイントは、前述のデータ伝送インジケーション方法の実施形態の技術的解決方法を実行するものとしてよく、その実装原理及び技術的効果は類似しており、詳細はここで再び説明されない。
適宜、OFDMA物理層シグナリングは、端末に対応し、ACK応答又はBA応答がアクセスポイントに送信されるとともに、端末に対して割り振られたサブチャネルを示すために使用され、その場合に、送信機30は、ダウンリンクOFDMAデータ情報が端末に対応するサブチャネル上で送信された後に、ACK要求フレーム又はBA要求フレームを端末に送信し、ここで、ACK要求フレーム又はBA要求フレームは専用情報ビットを含み、専用情報ビットは、OFDMAモードにおいてACK応答又はBA応答をアクセスポイントに送信するように端末に指示するために使用される、ようにさらに構成されるものとしてよく、受信機31は、OFDMAモードにおいて対応するサブチャネル上で端末によって送信されたACK応答又はBA応答を受信するようにさらに構成されるものとしてよい。
適宜、OFDMA物理層シグナリングは、OFDMA ACK要求又はOFDMA BA要求を運び、OFDMA ACK要求又はOFDMA BA要求は、OFDMAモードにおいてACK応答又はBA応答をアクセスポイントに送信するように端末に指示するために使用され、その場合に、OFDMA物理層シグナリングは、端末に対応し、ACK応答又はBA応答がアクセスポイントに送信されるとともに、端末に対して割り振られたサブチャネルを端末に示すために特に使用され、その場合に、送信機30は、マルチユーザ多入力多出力MU−MIMOモードにおいてMU−MIMOデータ情報を端末に送信し、ここで、MU−MIMOデータ情報は、OFDMA物理層シグナリングを運ぶ、ように特に構成され、受信機31は、送信機30が直交周波数分割多元接続OFDMA物理層シグナリングを端末に送信した後に、OFDMAモードにおいて対応するサブチャネル上で端末によって送信されたACK応答又はBA応答を受信するようにさらに構成されるものとしてよい。
適宜、OFDMA物理層シグナリングは、端末に対応し、ACK応答又はBA応答がアクセスポイントに送信されるとともに、端末に対して割り振られたサブチャネルを端末に示すために特に使用され、その場合に、送信機30は、MU−MIMOモードにおいてMU−MIMOデータ情報を端末に送信し、ここでMU−MIMOデータ情報はOFDMA物理層シグナリングを運び、そしてACK要求フレーム又はBA要求フレームを端末に送信し、ここで、ACK要求フレーム又はBA要求フレームは専用情報ビットを含み、専用情報ビットは、OFDMAモードにおいてACK応答又はBA応答をアクセスポイントに送信するように端末に指示するために使用される、ように特に構成され、受信機31は、送信機が直交周波数分割多元接続OFDMA物理層シグナリングを端末に送信した後に、OFDMAモードにおいて対応するサブチャネル上で端末によって送信されたACK応答又はBA応答を受信するようにさらに構成されるものとしてよい。
適宜、OFDMA物理層シグナリングは、端末に対応し、ACK応答又はBA応答がアクセスポイントに送信されるとともに、端末に対して割り振られたサブチャネルを端末に示すために特に使用され、その場合に、送信機30は、MU−MIMOモードにおいてMU−MIMOデータ情報を端末に送信するとともに、ACK要求フレーム又はBA要求フレームを端末に送信し、ここで、ACK要求フレーム又はBA要求フレームは専用情報ビットを含み、専用情報ビットは、OFDMAモードにおいてACK応答又はBA応答をアクセスポイントに送信するように端末に指示するために使用され、ACK要求フレーム又はBA要求フレームは、OFDMA物理層シグナリングを運ぶ、ように特に構成され、受信機31は、送信機30が直交周波数分割多元接続OFDMA物理層シグナリングを端末に送信した後に、OFDMAモードにおいて対応するサブチャネル上で端末によって送信されたACK応答又はBA応答を受信するようにさらに構成されるものとしてよい。
適宜、OFDMA物理層シグナリングは、OFDMA ACK要求又はOFDMA BA要求を運び、OFDMA ACK要求又はOFDMA BA要求は、OFDMAモードにおいてACK応答又はBA応答をアクセスポイントに送信するように端末に指示するために使用され、その場合に、OFDMA物理層シグナリングは、端末に対応し、ACK応答又はBA応答がアクセスポイントに送信されるとともに、端末に対して割り振られたサブチャネルを端末に示すために特に使用され、送信機30は、直交周波数分割多元接続OFDMA物理層シグナリングが端末に送信された後に、OFDMA+MU−MIMOモードにおいて端末に対応するサブチャネル上でOFDMA+MU−MIMOデータ情報を端末に送信するようにさらに構成されるものとしてよく、受信機31は、OFDMAモードにおいて対応するサブチャネル上で端末によって送信されたACK応答又はBA応答を受信するようにさらに構成されるものとしてよい。
適宜、OFDMA物理層シグナリングは、端末に対応し、ACK応答又はBA応答がアクセスポイントに送信されるとともに、端末に対して割り振られたサブチャネルを端末に示すために特に使用され、その場合に、送信機30は、直交周波数分割多元接続OFDMA物理層シグナリングが端末に送信された後に、OFDMA+MU−MIMOモードにおいて端末に対応するサブチャネル上でOFDMA+MU−MIMOデータ情報を端末に送信するとともに、ACK要求フレーム又はBA要求フレームを端末に送信し、ここで、ACK要求フレーム又はBA要求フレームは専用情報ビットを含み、専用情報ビットは、OFDMAモードにおいてACK応答又はBA応答をアクセスポイントに送信するように端末に指示するために使用される、ようにさらに構成され、受信機31は、OFDMAモードにおいて対応するサブチャネル上で端末によって送信されたACK応答又はBA応答を受信するようにさらに構成されるものとしてよい。
適宜、OFDMA物理層シグナリングは、端末に対応し、アップリンクOFDMAデータ情報がアクセスポイントに送信されるとともに、端末に対して割り振られたサブチャネルを端末に示すために特に使用され、その場合に、受信機31は、送信機30が直交周波数分割多元接続OFDMA物理層シグナリングを端末に送信する前に、端末によって送信されたアップリンク伝送フレームを受信し、送信機30が直交周波数分割多元接続OFDMA物理層シグナリングを端末に送信した後に、OFDMAモードにおいて対応するサブチャネル上で端末によって送信されたアップリンクOFDMAデータ情報を受信するようにさらに構成されるものとしてよい。適宜、送信機30は、IDFTモジュールを使用することによってアップリンクOFDMAデータ情報をさらに伝送するものとしてよく、それにより、各端末は、OFDMA物理層シグナリングに従って、IDFTモジュールを使用することによってのみマッピングされたサブチャネル又はサブキャリアにおける端末に対応する部分を学習するものとしてよく、他の部分を0に設定するものとしてよいとともに、図30への参照がなされてよい。
適宜、アップリンクOFDMAデータ情報は、OFDMA ACK要求又はOFDMA BA要求を運び、OFDMA ACK要求又はOFDMA BA要求は、OFDMAモードにおいてACK応答又はBA応答を端末に送信するようにアクセスポイントに指示するためにさらに使用され、その場合に、送信機30は、受信機31が対応するサブチャネル上で端末によって送信されたアップリンクOFDMAデータ情報を受信した後に、OFDMAモードにおいて端末に対応するサブチャネル上でアップリンクOFDMAデータ情報に対応するACK応答又はBA応答を送信するようにさらに構成される。
適宜、OFDMA物理層シグナリングは、端末に対応し、アップリンクOFDMAデータ情報がアクセスポイントに送信されるとともに、端末に対して割り振られたサブチャネルを端末に示すために特に使用され、その場合に、受信機31は、送信機30が直交周波数分割多元接続OFDMA物理層シグナリングを端末に送信した後に、OFDMAモードにおいて対応するサブチャネル上で端末によって送信されたアップリンクOFDMAデータ情報を受信するようにさらに構成される。
本発明のこの実施形態において提供されるアクセスポイントは、前述のデータ伝送インジケーション方法の実施形態の技術的解決方法を実行するものとしてよく、その実装原理及び技術的効果は類似しており、詳細はここで再び説明されない。
図31は、本発明による端末の実施形態4の概略の構造図である。図31に示されているように、端末は、受信機40とプロセッサ41とを備える。
受信機40は、アクセスポイントによって送信された直交周波数分割多元接続OFDMA物理層シグナリングを受信し、ここで、OFDMA物理層シグナリングは、端末に対してアクセスポイントによって割り振られたサブチャネルを端末に示すために使用され、ここで、OFDMA物理層シグナリングは、端末の識別子、及び端末の識別子に対応するサブチャネル情報を含む、ように構成される。
プロセッサ41は、OFDMA物理層シグナリングに従って端末に対応するサブチャネルを判定するように構成される。
本発明のこの実施形態において提供される端末は、前述のデータ伝送インジケーション方法の実施形態の技術的解決方法を実行するものとしてよく、その実装原理及び技術的効果は類似しており、詳細はここで再び説明されない。
適宜、端末の識別子は、1つ又は複数の端末グループの識別子であり、各端末グループは、少なくとも1つの端末を含み、その場合に、端末に対して割り振られたサブチャネルを端末に示すために使用されているOFDMA物理層シグナリングは、各端末グループに、割り振られたサブチャネルがアップリンクサブチャネル又はダウンリンクサブチャネル又はアップリンク及びダウンリンク双方向サブチャネルであることを示すために使用されているOFDMA物理層シグナリングを含み、ここで、端末グループ及びサブチャネルは一対一の対応関係にある。
受信機40は、アクセスポイントによって送信された直交周波数分割多元接続OFDMA物理層シグナリングが受信される前に、端末グループの識別子と端末のアドレスとの間のマッピング関係を受信し、ここで、マッピング関係はアクセスポイントによって送信される、ようにさらに構成されるものとしてよく、その場合に、プロセッサ41は、マッピング関係に従って、端末が端末グループ内に配置されていることを判定し、その場合に、端末グループに対応するサブチャネルが、端末に対応するサブチャネルであることを判定するように特に構成される。
適宜、端末の識別子は、1つの端末グループの識別子であり、端末グループは、少なくとも2つの端末を含み、その場合に、端末に対して割り振られたサブチャネルを端末に示すために使用されているOFDMA物理層シグナリングは、端末グループ内の各端末に、割り振られたサブチャネルがアップリンクサブチャネル又はダウンリンクサブチャネル又はアップリンク及びダウンリンク双方向サブチャネルであることを示すために使用されているOFDMA物理層シグナリングを含み、ここで、端末グループ内の端末及びサブチャネルは一対一の対応関係にある。
本発明のこの実施形態において提供される端末は、前述のデータ伝送インジケーション方法の実施形態の技術的解決方法を実行するものとしてよく、その実装原理及び技術的効果は類似しており、詳細はここで再び説明されない。
さらに、受信機40は、アクセスポイントによって送信された直交周波数分割多重化OFDMプリアンブルを受信し、ここで、OFDMプリアンブルは、OFDMA物理層シグナリングを運ぶ、ように特に構成される。
適宜、受信機40は、アクセスポイントによって送信されたヌルデータパケットアナウンスメントNDPAフレームを受信し、ここで、NDPAフレームは、前述のOFDMA物理層シグナリングを運ぶ、ようにさらに構成されるものとしてよい。
適宜、受信機40は、アクセスポイントによって送信されたNDPAフレーム及びOFDMプリアンブルを受信し、ここで、NDPAフレームは、OFDMA物理層シグナリングにおける端末の識別子を運び、そしてOFDMプリアンブルは、端末の識別子に対応するとともに、OFDMA物理層シグナリング内にあるサブチャネル情報を運ぶ、ようにさらに構成されるものとしてよい。
適宜、受信機40は、アクセスポイントによって送信されたNDPAフレーム及びOFDMプリアンブルを受信し、ここで、NDPAフレームは、端末の識別子に対応するとともに、前述のOFDMA物理層シグナリング内にあるサブチャネル情報を運び、そしてOFDMプリアンブルは、前述のOFDMA物理層シグナリングにおける端末の識別子を運ぶ、ようにさらに構成されるものとしてよい。
本発明のこの実施形態において提供される端末は、前述のデータ伝送インジケーション方法の実施形態の技術的解決方法を実行するものとしてよく、その実装原理及び技術的効果は類似しており、詳細はここで再び説明されない。
さらに、OFDMA物理層シグナリングは、ダウンリンクOFDMAデータ情報を受信するためにアクセスポイントによって端末に割り振られたサブチャネルを端末に示すために特に使用され、その場合に、受信機40は、プロセッサ41がOFDMA物理層シグナリングに従って端末に対応するサブチャネルを判定した後に、端末に対応するサブチャネル上で、アクセスポイントによって送信されたダウンリンクOFDMAデータ情報を受信し、ここで、ダウンリンクOFDMAデータ情報は、OFDMAプリアンブル及びOFDMAデータを含み、OFDMAプリアンブルは、スイッチングフィールド及びウルトラハイスループットシグナリングB UHT−SIG−Bを含む、ようにさらに構成される。
さらに、受信機40は、OFDMAデータに対応するとともに、アクセスポイントによって送信された送信先端末アドレスを受信し、端末が送信先端末アドレスに一致しているかどうかを判定し、もし一致していれば、端末に対応するサブチャネル上で、アクセスポイントによって送信されたダウンリンクOFDMAデータ情報を受信するように特に構成される。
本発明のこの実施形態において提供される端末は、前述のデータ伝送インジケーション方法の実施形態の技術的解決方法を実行するものとしてよく、その実装原理及び技術的効果は類似しており、詳細はここで再び説明されない。
図32は、本発明による端末の実施形態5の概略の構造図である。図31に示されている実施形態に基づき、さらに、端末は、送信機42をさらに備える。
適宜、前述のOFDMA物理層シグナリング又は前述のダウンリンクOFDMAデータ情報は、OFDMA確認応答ACK要求又はOFDMAブロック確認応答BA要求を運び、OFDMA ACK要求又はOFDMA BA要求は、OFDMAモードにおいてACK応答又はBA応答をアクセスポイントに送信するように端末に指示するために使用され、その場合に、前述のOFDMA物理層シグナリングは、端末に対応し、ACK応答又はBA応答がアクセスポイントに送信されるとともに、端末に対して割り振られたサブチャネルを示すためにさらに使用され、その場合に、送信機42は、受信機40が、端末に対応するサブチャネル上で、アクセスポイントによって送信されたダウンリンクOFDMAデータ情報を受信した後に、OFDMAモードにおいて端末に対応するサブチャネル上でアクセスポイントにACK応答又はBA応答を送信するように構成される。
適宜、OFDMA物理層シグナリングは、端末に対応し、ACK応答又はBA応答がアクセスポイントに送信されるとともに、端末に対して割り振られたサブチャネルを示すためにさらに使用され、受信機40は、アクセスポイントによって送信されたダウンリンクOFDMAデータ情報が端末に対応するサブチャネル上で受信された後に、アクセスポイントによって送信されたACK要求フレーム又はBA要求フレームを受信し、ここで、ACK要求フレーム又はBA要求フレームは専用情報ビットを含み、専用情報ビットは、OFDMAモードにおいてACK応答又はBA応答をアクセスポイントに送信するように端末に指示するために使用される、ようにさらに構成されるものとしてよく、送信機42は、OFDMAモードにおいて端末に対応するサブチャネル上でアクセスポイントにACK応答又はBA応答を送信するように構成される。
適宜、OFDMA物理層シグナリングは、OFDMA ACK要求又はOFDMA BA要求を運び、OFDMA ACK要求又はOFDMA BA要求は、OFDMAモードにおいてACK応答又はBA応答をアクセスポイントに送信するように端末に指示するために使用され、その場合に、OFDMA物理層シグナリングは、端末に対応し、ACK応答又はBA応答がアクセスポイントに送信されるとともに、端末に対して割り振られたサブチャネルを端末に示すために特に使用され、その場合に、受信機40は、アクセスポイントによって送信されたマルチユーザ多入力多出力MU−MIMOデータ情報を受信し、ここで、MU−MIMOデータ情報は、OFDMA物理層シグナリングを運ぶ、ようにさらに構成されるものとしてよく、送信機42は、プロセッサ41がOFDMA物理層シグナリングに従って端末に対応するサブチャネルを判定した後に、OFDMAモードにおいて端末に対応するサブチャネル上でアクセスポイントにACK応答又はBA応答を送信するように構成される。
適宜、OFDMA物理層シグナリングは、端末に対応し、ACK応答又はBA応答がアクセスポイントに送信されるとともに、端末に対して割り振られたサブチャネルを端末に示すために特に使用され、その場合に、受信機40は、アクセスポイントによって送信されたMU−MIMOデータ情報を受信し、ここでMU−MIMOデータ情報はOFDMA物理層シグナリングを運び、そしてアクセスポイントによって送信されたACK要求フレーム又はBA要求フレームを受信し、ここで、ACK要求フレーム又はBA要求フレームは専用情報ビットを含み、専用情報ビットは、OFDMAモードにおいてACK応答又はBA応答をアクセスポイントに送信するように端末に指示するために使用される、ようにさらに構成されるものとしてよく、
送信機42は、プロセッサ41がOFDMA物理層シグナリングに従って端末に対応するサブチャネルを判定した後に、OFDMAモードにおいて端末に対応するサブチャネル上でアクセスポイントにACK応答又はBA応答を送信するように構成される。
適宜、OFDMA物理層シグナリングは、端末に対応し、ACK応答又はBA応答がアクセスポイントに送信されるとともに、端末に対して割り振られたサブチャネルを端末に示すために特に使用され、その場合に、受信機40は、アクセスポイントによって送信されたMU−MIMOデータ情報を受信するとともに、アクセスポイントによって送信されたACK要求フレーム又はBA要求フレームを受信し、ここで、ACK要求フレーム又はBA要求フレームは専用情報ビットを含み、専用情報ビットは、OFDMAモードにおいてACK応答又はBA応答をアクセスポイントに送信するように端末に指示するために使用され、ACK要求フレーム又はBA要求フレームは、OFDMA物理層シグナリングを運ぶ、ようにさらに構成されるものとしてよく、その場合に、送信機42は、プロセッサ41がOFDMA物理層シグナリングに従って端末に対応するサブチャネルを判定した後に、OFDMAモードにおいて端末に対応するサブチャネル上でアクセスポイントにACK応答又はBA応答を送信するように構成される。
適宜、OFDMA物理層シグナリングは、OFDMA ACK要求又はOFDMA BA要求を運び、OFDMA ACK要求又はOFDMA BA要求は、OFDMAモードにおいてACK応答又はBA応答をアクセスポイントに送信するように端末に指示するために使用され、その場合に、OFDMA物理層シグナリングは、端末に対応し、ACK応答又はBA応答がアクセスポイントに送信されるとともに、端末に対して割り振られたサブチャネルを端末に示すために特に使用され、その場合に、受信機40は、プロセッサ41がOFDMA物理層シグナリングに従って端末に対応するサブチャネルを判定した後に、端末に対応するサブチャネル上で、アクセスポイントによって送信されたOFDMA+MU−MIMOデータ情報を受信するようにさらに構成されるものとしてよく、送信機42は、OFDMAモードにおいて端末に対応するサブチャネル上でアクセスポイントにACK応答又はBA応答を送信するように構成される。
適宜、OFDMA物理層シグナリングは、端末に対応し、ACK応答又はBA応答がアクセスポイントに送信されるとともに、端末に対して割り振られたサブチャネルを端末に示すために特に使用され、その場合に、受信機40は、プロセッサ41がOFDMA物理層シグナリングに従って端末に対応するサブチャネルを判定した後に、端末に対応するサブチャネル上で、アクセスポイントによって送信されたOFDMA+MU−MIMOデータ情報を受信するとともに、アクセスポイントによって送信されたACK要求フレーム又はBA要求フレームを受信し、ここで、ACK要求フレーム又はBA要求フレームは専用情報ビットを含み、専用情報ビットは、OFDMAモードにおいてACK応答又はBA応答をアクセスポイントに送信するように端末に指示するために使用される、ようにさらに構成されるものとしてよく、送信機42は、OFDMAモードにおいて端末に対応するサブチャネル上でアクセスポイントにACK応答又はBA応答を送信するように構成される。
適宜、OFDMA物理層シグナリングは、端末に対応し、アップリンクOFDMAデータ情報がアクセスポイントに送信されるとともに、端末に対して割り振られたサブチャネルを端末に示すために特に使用され、その場合に、送信機42は、受信機40がアクセスポイントによって送信された直交周波数分割多元接続OFDMA物理層シグナリングを受信する前に、アップリンク伝送フレームをアクセスポイントに送信するようにさらに構成されるものとしてよく、プロセッサ41がOFDMA物理層シグナリングに従って端末に対応するサブチャネルを判定した後に、OFDMAモードにおいて端末に対応するサブチャネル上でアップリンクOFDMAデータ情報をアクセスポイントに送信するようにさらに構成されるものとしてよい。
適宜、アップリンクOFDMAデータ情報は、OFDMA ACK要求又はOFDMA BA要求を運び、OFDMA ACK要求又はOFDMA BA要求は、OFDMAモードにおいてACK応答又はBA応答を端末に送信するようにアクセスポイントに指示するためにさらに使用され、その場合に、受信機40は、送信機42がアップリンクOFDMAデータ情報をアクセスポイントに送信した後に、端末に対応するサブチャネル上で、アップリンクOFDMAデータ情報に対応するとともに、アクセスポイントによって送信されたACK応答又はBA応答を受信するようにさらに構成されるものとしてよい。
適宜、OFDMA物理層シグナリングは、端末に対応し、アップリンクOFDMAデータ情報がアクセスポイントに送信されるとともに、端末に対して割り振られたサブチャネルを端末に示すために特に使用され、その場合に、送信機42は、プロセッサ41がOFDMA物理層シグナリングに従って端末に対応するサブチャネルを判定した後に、OFDMAモードにおいて端末に対応するサブチャネル上でアップリンクOFDMAデータ情報をアクセスポイントに送信するようにさらに構成されるものとしてよい。
本発明のこの実施形態において提供される端末は、前述のデータ伝送インジケーション方法の実施形態の技術的解決方法を実行するものとしてよく、その実装原理及び技術的効果は類似しており、詳細はここで再び説明されない。
最後に、前述の実施形態は、本発明の技術的解決策を説明することのみを意図されており、本発明を限定することを意図されていないことに留意されたい。本発明は、前記の実施形態を参照しつつ詳しく説明されているが、それでも、当業者であれば、本発明の実施形態の技術的解決策の範囲から逸脱することなく、前記の実施形態において説明されている技術的解決策に修正を加えるか、又はその一部若しくは全部の技術的特徴に対する同等の置き換えを行うことが可能であることを理解するであろう。

Claims (14)

  1. データ伝送インジケーション方法であって、
    アクセスポイントにより、直交周波数分割多元接続(OFDMA)物理層シグナリングを端末に送信するステップであって、前記OFDMA物理層シグナリングは、前記端末に対して割り振られたサブチャネルを前記端末に示すために使用され、それにより、前記端末は前記OFDMA物理層シグナリングに従って前記端末に対応する前記サブチャネルを判定し、前記OFDMA物理層シグナリングは、前記端末の識別子、及び前記端末の前記識別子に対応するサブチャネル情報を含む、ステップを含み、
    前記OFDMA物理層シグナリングは、ダウンリンクOFDMAデータ情報を受信するために前記端末に割り振られたサブチャネルを前記端末に示すために使用され、その場合に、アクセスポイントにより、直交周波数分割多元接続(OFDMA)物理層シグナリングを端末に送信する前記ステップの後に、当該方法は、
    前記アクセスポイントにより、OFDMAモードにおいて前記端末に対応する前記サブチャネル上でダウンリンクOFDMAデータ情報を送信するステップであって、前記ダウンリンクOFDMAデータ情報は、OFDMAプリアンブル及びOFDMAデータを含む、ステップをさらに含み、
    前記OFDMA物理層シグナリング又は前記ダウンリンクOFDMAデータ情報は、OFDMA確認応答(ACK)要求又はOFDMAブロック確認応答(BA)要求を運び、前記OFDMA ACK要求又は前記OFDMA BA要求は、OFDMAモードにおいてACK応答又はBA応答を前記アクセスポイントに送信するように前記端末に指示するために使用され、その場合に、前記OFDMA物理層シグナリングは、前記端末に対応し、前記ACK応答又は前記BA応答が前記アクセスポイントに送信されるとともに、前記端末に対して割り振られた前記サブチャネルを示すためにさらに使用され、その場合に、前記アクセスポイントにより、OFDMAモードにおいて前記端末に対応する前記サブチャネル上でダウンリンクOFDMAデータ情報を送信する前記ステップの後に、当該方法は、
    前記アクセスポイントにより、前記OFDMAモードにおいて前記端末に対応する前記サブチャネル上で前記端末によって送信された前記ACK応答又は前記BA応答を受信するステップをさらに含む、方法。
  2. 前記端末の前記識別子は、1つ又は複数の端末グループの識別子であり、各端末グループは、少なくとも1つの端末を含み、前記サブチャネル情報は、アップリンクサブチャネル又はダウンリンクサブチャネル又はアップリンク及びダウンリンク双方向サブチャネルを含み、その場合に、前記端末に対して割り振られたサブチャネルを前記端末に示すために使用されている前記OFDMA物理層シグナリングは、
    各端末グループに、前記割り振られたサブチャネルがアップリンクサブチャネル又はダウンリンクサブチャネル又はアップリンク及びダウンリンク双方向サブチャネルであることを示すために使用されている前記OFDMA物理層シグナリングを含み、前記端末グループ及び前記サブチャネルは一対一の対応関係にある請求項1に記載の方法。
  3. アクセスポイントにより、直交周波数分割多元接続(OFDMA)物理層シグナリングを端末に送信する前記ステップは、
    前記アクセスポイントにより、直交周波数分割多重化(OFDM)プリアンブルを前記端末に送信するステップであって、前記OFDMプリアンブルは、前記OFDMA物理層シグナリングを運ぶ、ステップ、又は
    前記アクセスポイントにより、ヌルデータパケットアナウンスメント(NDPA)フレームを前記端末に送信するステップであって、前記NDPAフレームは、前記OFDMA物理層シグナリングを運ぶ、ステップを含む請求項1又は2に記載の方法。
  4. 前記OFDMA物理層シグナリングは、前記端末に対応し、ACK応答又はBA応答が前記アクセスポイントに送信されるとともに、前記端末に対して割り振られた前記サブチャネルを前記端末に示すために使用され、その場合に、アクセスポイントにより、直交周波数分割多元接続(OFDMA)物理層シグナリングを端末に送信する前記ステップは、
    前記アクセスポイントにより、MU−MIMOモードにおいてMU−MIMOデータ情報を前記端末に送信するステップと、
    前記アクセスポイントにより、ACK要求フレーム又はBA要求フレームを前記端末に送信するステップであって、前記ACK要求フレーム又は前記BA要求フレームは専用情報ビットを含み、前記専用情報ビットは、OFDMAモードにおいて前記ACK応答又は前記BA応答を前記アクセスポイントに送信するように前記端末に指示するために使用される、ステップとを含み、
    前記OFDMA物理層シグナリングは、前記MU−MIMOデータ情報、前記ACK要求フレーム、及び前記BA要求フレームのうちの少なくとも1つで運ばれ、
    その場合に、アクセスポイントにより、直交周波数分割多元接続(OFDMA)物理層シグナリングを端末に送信するステップの後に、当該方法は、
    前記アクセスポイントにより、前記OFDMAモードにおいて前記端末に対応する前記サブチャネル上で前記端末によって送信された前記ACK応答又は前記BA応答を受信するステップをさらに含む請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の方法。
  5. 前記OFDMA物理層シグナリングは、前記端末に対応し、ACK応答又はBA応答が前記アクセスポイントに送信されるとともに、前記端末に対して割り振られた前記サブチャネルを前記端末に示すために使用され、アクセスポイントにより、直交周波数分割多元接続(OFDMA)物理層シグナリングを端末に送信する前記ステップの後に、当該方法は、
    前記アクセスポイントにより、OFDMA+MU−MIMOモードにおいて前記端末に対応するサブチャネル上でOFDMA+MU−MIMOデータ情報を前記端末に送信するステップと、
    前記アクセスポイントにより、ACK要求フレーム又はBA要求フレームを前記端末に送信するステップであって、前記ACK要求フレーム又は前記BA要求フレームは専用情報ビットを含み、前記専用情報ビットは、OFDMAモードにおいて前記ACK応答又は前記BA応答を前記アクセスポイントに送信するように前記端末に指示するために使用される、ステップと、
    前記アクセスポイントにより、前記OFDMAモードにおいて前記対応するサブチャネル上で前記端末によって送信された前記ACK応答又は前記BA応答を受信するステップとをさらに含む請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の方法。
  6. 前記OFDMA物理層シグナリングは、前記端末に対応し、アップリンクOFDMAデータ情報が前記アクセスポイントに送信されるとともに、前記端末に対して割り振られた前記サブチャネルを前記端末に示すために使用され、その場合に、アクセスポイントにより、直交周波数分割多元接続(OFDMA)物理層シグナリングを端末に送信する前記ステップの前に、当該方法は、
    前記アクセスポイントにより、前記端末によって送信されたアップリンク伝送フレームを受信するステップをさらに含み、
    その場合に、アクセスポイントにより、直交周波数分割多元接続(OFDMA)物理層シグナリングを端末に送信する前記ステップの後に、当該方法は、
    前記アクセスポイントにより、OFDMAモードにおいて前記対応するサブチャネル上で前記端末によって送信された前記アップリンクOFDMAデータ情報を受信するステップをさらに含む請求項1から3のいずれか一項に記載の方法。
  7. 前記アップリンクOFDMAデータ情報は、OFDMA ACK要求又はOFDMA BA要求を運び、前記OFDMA ACK要求又は前記OFDMA BA要求は、OFDMAモードにおいてACK応答又はBA応答を前記端末に送信するように前記アクセスポイントに指示するためにさらに使用され、その場合に、前記アクセスポイントにより、前記対応するサブチャネル上で前記端末によって送信された前記アップリンクOFDMAデータ情報を受信する前記ステップの後に、当該方法は、
    前記アクセスポイントにより、前記OFDMAモードにおいて前記端末に対応する前記サブチャネル上で前記アップリンクOFDMAデータ情報に対応する前記ACK応答又は前記BA応答を送信するステップをさらに含む請求項に記載の方法。
  8. アクセスポイントであって、
    直交周波数分割多元接続(OFDMA)物理層シグナリングを端末に送信するように構成された送信モジュールであって、前記OFDMA物理層シグナリングは、前記端末に対して割り振られたサブチャネルを前記端末に示すために使用され、それにより、前記端末は前記OFDMA物理層シグナリングに従って前記端末に対応する前記サブチャネルを判定し、前記OFDMA物理層シグナリングは、前記端末の識別子、及び前記端末の前記識別子に対応するサブチャネル情報を含む、送信モジュールを備え、
    前記OFDMA物理層シグナリングは、ダウンリンクOFDMAデータ情報を受信するために前記端末に割り振られたサブチャネルを前記端末に示すために使用され、その場合に、前記送信モジュールは、前記直交周波数分割多元接続(OFDMA)物理層シグナリングが前記端末に送信された後に、OFDMAモードにおいて前記端末に対応する前記サブチャネル上でダウンリンクOFDMAデータ情報を送信し、前記ダウンリンクOFDMAデータ情報は、OFDMAプリアンブル及びOFDMAデータを含む、ようにさらに構成され、
    前記OFDMA物理層シグナリング又は前記ダウンリンクOFDMAデータ情報は、OFDMA確認応答(ACK)要求又はOFDMAブロック確認応答(BA)要求を運び、前記OFDMA ACK要求又は前記OFDMA BA要求は、OFDMAモードにおいてACK応答又はBA応答を前記アクセスポイントに送信するように前記端末に指示するために使用され、その場合に、前記OFDMA物理層シグナリングは、前記端末に対応し、前記ACK応答又は前記BA応答が前記アクセスポイントに送信されるとともに、前記端末に対して割り振られた前記サブチャネルを示すためにさらに使用され、その場合に、当該アクセスポイントは、
    前記送信モジュールが前記OFDMAモードにおいて前記端末に対応する前記サブチャネル上で前記ダウンリンクOFDMAデータ情報を送信した後に、前記OFDMAモードにおいて前記端末に対応する前記サブチャネル上で前記端末によって送信された前記ACK応答又は前記BA応答を受信するように構成された受信モジュールをさらに備える、アクセスポイント。
  9. 前記端末の前記識別子は、1つ又は複数の端末グループの識別子であり、各端末グループは、少なくとも1つの端末を含み、前記サブチャネル情報は、アップリンクサブチャネル又はダウンリンクサブチャネル又はアップリンク及びダウンリンク双方向サブチャネルを含み、その場合に、前記端末に対して割り振られたサブチャネルを前記端末に示すために使用されている前記OFDMA物理層シグナリングは、
    各端末グループに、前記割り振られたサブチャネルがアップリンクサブチャネル又はダウンリンクサブチャネル又はアップリンク及びダウンリンク双方向サブチャネルであることを示すために使用されている前記OFDMA物理層シグナリングを含み、前記端末グループ及び前記サブチャネルは一対一の対応関係にある請求項に記載のアクセスポイント。
  10. 前記送信モジュールは、直交周波数分割多重化(OFDM)プリアンブルを前記端末に送信し、前記OFDMプリアンブルは、前記OFDMA物理層シグナリングを運ぶ、ように構成されるか、又はヌルデータパケットアナウンスメント(NDPA)フレームを前記端末に送信し、前記NDPAフレームは、前記OFDMA物理層シグナリングを運ぶ、ように構成される請求項又はに記載のアクセスポイント。
  11. 前記OFDMA物理層シグナリングは、前記端末に対応し、ACK応答又はBA応答が前記アクセスポイントに送信されるとともに、前記端末に対して割り振られた前記サブチャネルを前記端末に示すために使用され、その場合に、前記送信モジュールは、MU−MIMOモードにおいてMU−MIMOデータ情報を前記端末に送信し、そしてACK要求フレーム又はBA要求フレームを前記端末に送信し、前記ACK要求フレーム又は前記BA要求フレームは専用情報ビットを含み、前記専用情報ビットは、OFDMAモードにおいて前記ACK応答又は前記BA応答を前記アクセスポイントに送信するように前記端末に指示するために使用される、ように構成され、
    前記OFDMA物理層シグナリングは、前記MU−MIMOデータ情報、前記ACK要求フレーム、及び前記BA要求フレームのうちの少なくとも1つで運ばれ、
    その場合に、前記受信モジュールは、前記送信モジュールが直交周波数分割多元接続(OFDMA)物理層シグナリングを前記端末に送信した後に、前記OFDMAモードにおいて前記端末に対応する前記サブチャネル上で前記端末によって送信された前記ACK応答又は前記BA応答を受信するようにさらに構成される請求項8から請求項10のいずれか一項に記載のアクセスポイント。
  12. 前記OFDMA物理層シグナリングは、前記端末に対応し、ACK応答又はBA応答が前記アクセスポイントに送信されるとともに、前記端末に対して割り振られた前記サブチャネルを前記端末に示すために使用され、その場合に、前記送信モジュールは、前記直交周波数分割多元接続(OFDMA)物理層シグナリングが前記端末に送信された後に、OFDMA+MU−MIMOモードにおいて前記端末に対応する前記サブチャネル上でOFDMA+MU−MIMOデータ情報を前記端末に送信するとともに、ACK要求フレーム又はBA要求フレームを前記端末に送信し、前記ACK要求フレーム又は前記BA要求フレームは専用情報ビットを含み、前記専用情報ビットは、OFDMAモードにおいて前記ACK応答又は前記BA応答を前記アクセスポイントに送信するように前記端末に指示するために使用される、ようにさらに構成され、
    その場合に、前記受信モジュールは、前記OFDMAモードにおいて前記対応するサブチャネル上で前記端末によって送信された前記ACK応答又は前記BA応答を受信するようにさらに構成される請求項8から請求項10のいずれか一項に記載のアクセスポイント。
  13. 前記OFDMA物理層シグナリングは、前記端末に対応し、アップリンクOFDMAデータ情報が前記アクセスポイントに送信されるとともに、前記端末に対して割り振られた前記サブチャネルを前記端末に示すために使用され、
    その場合に、前記受信モジュールは、前記送信モジュールが直交周波数分割多元接続(OFDMA)物理層シグナリングを前記端末に送信する前に、前記端末によって送信されたアップリンク伝送フレームを受信し、前記送信モジュールが前記直交周波数分割多元接続(OFDMA)物理層シグナリングを前記端末に送信した後に、OFDMAモードにおいて前記対応するサブチャネル上で前記端末によって送信された前記アップリンクOFDMAデータ情報を受信するようにさらに構成される請求項8から請求項10のいずれか一項に記載のアクセスポイント。
  14. 前記アップリンクOFDMAデータ情報は、OFDMA ACK要求又はOFDMA BA要求を運び、前記OFDMA ACK要求又は前記OFDMA BA要求は、OFDMAモードにおいてACK応答又はBA応答を前記端末に送信するように前記アクセスポイントに指示するためにさらに使用され、その場合に、前記送信モジュールは、前記受信モジュールが前記対応するサブチャネル上で前記端末によって送信された前記アップリンクOFDMAデータ情報を受信した後に、前記OFDMAモードにおいて前記端末に対応する前記サブチャネル上で前記アップリンクOFDMAデータ情報に対応する前記ACK応答又は前記BA応答を送信するようにさらに構成される請求項13に記載のアクセスポイント。
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