JP6479299B2 - 信号検出装置、サンプリング装置、不法電波監視システム、信号源位置推定システム、干渉回避通信システムおよび信号波形データ収集方法 - Google Patents

信号検出装置、サンプリング装置、不法電波監視システム、信号源位置推定システム、干渉回避通信システムおよび信号波形データ収集方法 Download PDF

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Description

本発明は、電波監視で使用される信号検出装置、サンプリング装置、不法電波監視システム、信号源位置推定システム、干渉回避通信システムおよび信号波形データ収集方法に関する。
従来、電波監視装置において、電波センサは、不要な電波情報を除去して必要な電波情報を上位装置に通知していた。電波センサは、受信信号について、周波数、帯域幅、出現時間などのうち少なくとも1つが予め設定されたものと一致するか否かを判定し、また、予め設定された変調方式、変調速度などにより得られる周波数分布と受信信号の周波数分布とが一致するか否かを判定することによって自動的に不要な電波情報を除去する。このような技術が、特許文献1において開示されている。
特許第3903814号公報
しかしながら、上記従来の技術によれば、周波数、帯域幅、変調方式、変調速度などの波形情報、または出現時間が既知である必要があった。そのため、電波センサは、これら全てが未知の場合は必要な電波情報を抽出できない。電波センサは、不要な電波情報も含めて上位装置に通知することになり、上位装置へ通知するデータ量が大きくなってしまう、という問題があった。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、上位装置へ通知する波形情報のデータ量を削減可能な信号検出装置を得ることを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明の信号検出装置は、複数のサンプリング装置から信号の受信状態を示す有効信号情報リストを取得し、信号から規定された信号強度を有する第1の信号を検出する信号検出部と、有効信号情報リストの組み合わせから、第1の信号のうち同一周波数帯の通信で使用されている信号である第2の信号の組み合わせを検出し、第2の信号の受信状態が含まれる有効信号情報リストの送信元のサンプリング装置の組み合わせおよび第2の信号の受信期間を示すコネクション情報を作成する組み合わせ検出部と、を備える。また、信号検出装置は、コネクション情報に基づいて、サンプリング装置で受信された信号の信号波形データの抽出期間を示す信号抽出メッセージを生成し、コネクション情報に該当するサンプリング装置に送信するメッセージ送信部と、サンプリング装置から有効信号情報リストを受信した場合は信号検出部に出力し、サンプリング装置から信号抽出メッセージに対する応答である信号波形データを受信した場合は上位装置に送信するメッセージ受信部と、を備えることを特徴とする。
本発明にかかる信号検出装置は、上位装置へ通知する波形情報のデータ量を削減できる、という効果を奏する。
実施の形態1にかかる信号検出システムの構成例を示す図 実施の形態1にかかる信号検出装置の構成例を示すブロック図 実施の形態1にかかる信号検出装置のハードウェア構成の一例を示す図 実施の形態1にかかるサンプリング装置の構成例を示すブロック図 実施の形態1にかかるサンプリング装置のハードウェア構成の一例を示す図 実施の形態1にかかる信号検出装置の動作の例を示すフローチャート 実施の形態1にかかる信号検出装置の組み合わせ検出部が作成したコネクションリストの例を示す図 実施の形態1にかかるサンプリング装置の動作の例を示すフローチャート 実施の形態1にかかる信号検出装置の動作およびサンプリング装置の動作の関係を示すシーケンス図 実施の形態2にかかる不法電波監視システムの構成例を示す図 実施の形態2にかかる信号検出装置がサンプリング装置から取得した有効信号情報リストに基づいて作成したコネクションリストの内容を具体的な信号の配置で表したときの例を示す図 実施の形態3にかかる信号源位置推定システムの構成例を示す図 実施の形態3にかかる信号検出装置の組み合わせ検出部が信号源の位置を推定する際のサンプリング装置からの有効信号情報リストの情報の例を示す図 実施の形態4にかかる干渉回避通信システムの構成例を示す図
以下に、本発明の実施の形態にかかる信号検出装置、サンプリング装置、不法電波監視システム、信号源位置推定システム、干渉回避通信システムおよび信号波形データ収集方法を図面に基づいて詳細に説明する。なお、この実施の形態によりこの発明が限定されるものではない。
実施の形態1.
図1は、本発明の実施の形態1にかかる信号検出システム900の構成例を示す図である。信号検出システム900は、信号検出装置100と、電波センサであるサンプリング装置200−1〜200−6と、上位装置300と、を備える。サンプリング装置200−1〜200−6を区別しない場合、サンプリング装置200と称する場合がある。図1ではサンプリング装置200は6台であるが、一例であり、6台より多くてもよいし少なくてもよい。信号検出装置100およびサンプリング装置200を含む全ての装置には、物理的または論理的な固有の識別子が割り当てられている。信号検出システム900では、信号検出装置100が、6台のサンプリング装置200のそれぞれから不要電波を除去した信号波形データを取得し、取得した信号波形データを上位装置300に送信する。
信号検出装置100の構成について説明する。図2は、実施の形態1にかかる信号検出装置100の構成例を示すブロック図である。信号検出装置100は、無線送受信部101と、メッセージ受信部102と、信号検出部103と、組み合わせ検出部104と、メッセージ送信部105と、アンテナ106と、を備える。
無線送受信部101は、アンテナ106を介して、サンプリング装置200−1〜200−6との間でメッセージを含む無線信号を送受信する。
メッセージ受信部102は、無線送受信部101で受信された無線信号に含まれるメッセージ内容を判断する。例えば、メッセージ受信部102は、無線信号に含まれるメッセージ内容が有効信号情報リストの場合、有効信号情報リストを信号検出部103に出力する。また、メッセージ受信部102は、無線信号に含まれるメッセージ内容が信号波形データの場合、信号波形データを上位装置300に送信する。
信号検出部103は、メッセージ受信部102から取得したサンプリング装置200−1〜200−6からの有効信号情報リストを用いて、規定された信号強度を有する固定長信号を検出する。固定長信号は第1の信号である。信号検出部103の詳細な動作については後述する。
組み合わせ検出部104は、有効信号情報リストの組み合わせから、固定長信号のうち同一周波数帯の通信で使用されている信号である第2の信号の組み合わせを検出する。組み合わせ検出部104は、第2の信号の受信状態が含まれる有効信号情報リストの送信元のサンプリング装置200の組み合わせおよび第2の信号の受信期間を示すコネクション情報を作成する。コネクション情報には、サンプリング装置200の組み合わせを示す各サンプリング装置200の識別子の情報が含まれる。第2の信号の受信期間については、各サンプリング装置200が第2の信号を受信している期間を含んでいればよく、実際の受信期間よりも大きめの範囲にしてもよい。複数のコネクション情報をまとめたものをコネクションリストとする。組み合わせ検出部104の詳細な動作については後述する。
メッセージ送信部105は、生成したメッセージをサンプリング装置200に向けて送信する。具体的に、メッセージ送信部105は、サンプリング装置200に対してサンプリングの開始を指示するトリガ信号を内容とするメッセージを生成し、無線送受信部101に出力する。無線送受信部101は、トリガ信号をメッセージ内容とする無線信号を生成し、全てのサンプリング装置200を宛先としてまたはブロードキャストで、アンテナ106を介して無線信号を送信する。また、メッセージ送信部105は、コネクションリストすなわち各コネクション情報に基づいて、サンプリング装置200で受信された信号の信号波形データの抽出期間を示す信号抽出メッセージを生成し、無線送受信部101に出力する。無線送受信部101は、信号抽出メッセージを含む無線信号を生成し、コネクション情報に該当するサンプリング装置200すなわち信号抽出メッセージに含まれる識別子に該当するサンプリング装置200に対して、アンテナ106を介して無線信号を送信する。
図3は、実施の形態1にかかる信号検出装置100のハードウェア構成の一例を示す図である。信号検出装置100は、プロセッサ120、ストレージ121、メモリ122、および無線送受信器123により実現される。具体的に、無線送受信部101は無線送受信器123である。無線送受信器123はアンテナ106も含むものとする。
メッセージ受信部102、信号検出部103、組み合わせ検出部104、およびメッセージ送信部105は、ソフトウェア、ファームウェア、またはソフトウェアとファームウェアの組み合わせにより実現される。ソフトウェアおよびファームウェアはプログラムとして記述され、メモリ122に記憶される。メモリ122が記憶するプログラムをプロセッサ120が読み出して実行することにより各機能が実現される。プログラムが実行される中で情報を記録する際には、メモリ122を用いてデータを保持してもよいし、ストレージ121を用いてデータを保持してもよい。このように、メッセージ受信部102、信号検出部103、組み合わせ検出部104、およびメッセージ送信部105は、プロセッサ120、ストレージ121、およびメモリ122を含む処理回路により実現される。
図3において、プロセッサ120は、例えば、CPU(Central Processing Unit、中央処理装置、処理装置、演算装置、マイクロプロセッサ、マイクロコンピュータ、DSP(Digital Signal Processor)ともいう)である。ストレージ121およびメモリ122は、例えば、RAM(Random Access Memory)、ROM(Read Only Memory)、フラッシュメモリ、EPROM(Erasable Programmable Read Only Memory)、EEPROM(登録商標)(Electrically Erasable Programmable Read Only Memory)などの、不揮発性または揮発性の半導体メモリ、磁気ディスク、フレキシブルディスク、光ディスク、コンパクトディスク、ミニディスク、DVD(Digital Versatile Disk)などが該当する。
プロセッサ120、ストレージ121、およびメモリ122からなる処理回路については、専用のハードウェアで実現してもよい。専用のハードウェアで実現する場合、処理回路は、例えば、単一回路、複合回路、プログラム化したプロセッサ、並列プログラム化したプロセッサ、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)、FPGA(Field Programmable Gate Array)、またはこれらを組み合わせたものである。
つぎに、サンプリング装置200の構成について説明する。サンプリング装置200−1〜200−6は同様の構成のため、ここでは、サンプリング装置200−1を例にして説明する。図4は、実施の形態1にかかるサンプリング装置200−1の構成例を示すブロック図である。サンプリング装置200−1は、無線送受信部201と、メッセージ受信部202と、無線受信部203と、信号波形記録部204と、スペクトログラム作成部205と、有効信号判定部206と、メッセージ送信部207と、信号波形抽出部208と、アンテナ209,210と、を備える。なお、アンテナ209,210については、別々のアンテナであってもよいし、共通の1つのアンテナであってもよい。
無線送受信部201は、アンテナ209を介して、信号検出装置100および周囲の他のサンプリング装置200との間でメッセージを含む無線信号を送受信する。
メッセージ受信部202は、無線送受信部201で受信された無線信号に含まれるメッセージ内容を判断する。例えば、メッセージ受信部202は、無線信号に含まれるメッセージ内容がトリガ信号の場合、トリガ信号を無線受信部203に出力する。また、メッセージ受信部202は、無線信号に含まれるメッセージ内容がコネクションリストの場合、コネクションリストを信号波形抽出部208に出力する。
無線受信部203は、信号検出装置100からの指示、すなわちトリガ信号に基づいてサンプリングを開始する。具体的に、無線受信部203は、アンテナ210を介して、自装置の周辺で送受信されている信号を受信し、信号を無線周波数から中間周波数に変換し、さらにアナログ信号からデジタル信号に変換する処理などを行って、受信した信号の波形のデジタルデータである信号波形データを信号波形記録部204に記憶させる。無線受信部203は、例えば、自装置の周辺で送受信されている不法な無線信号を受信する。無線送受信部201が特定の無線信号を送受信するのと異なり、無線受信部203は、不特定の無線信号を受信する。
信号波形記録部204は、無線受信部203でのサンプリングによって受信された信号の信号波形データを記憶する。
スペクトログラム作成部205は、信号波形記録部204に記憶されている信号波形データを用いて、時間方向および周波数方向にスペクトラム強度をマッピングしたスペクトログラムを作成する。
有効信号判定部206は、スペクトログラム作成部205で作成されたスペクトログラムからノイズなどの信号成分を除去し、通信で使用されている信号の候補となる有効信号を検出する。有効信号判定部206は、検出した有効信号について、有効周波数帯域、受信開始時刻、受信持続時間、受信終了時刻、および平均受信電力などを算出し、これらの情報を含む有効信号情報リストを作成する。有効信号判定部206の詳細な動作については後述する。
信号波形抽出部208は、信号検出装置100からの信号抽出メッセージによって指示された抽出期間の信号波形データを信号波形記録部204から抽出する。
メッセージ送信部207は、生成したメッセージを信号検出装置100に向けて送信する。具体的に、メッセージ送信部207は、有効信号判定部206で作成された有効信号情報リスト、または信号波形抽出部208で抽出された信号波形データを内容とするメッセージを生成し、無線送受信部201に出力する。無線送受信部201は、有効信号情報リストまたは信号波形データをメッセージ内容とする無線信号を生成し、信号検出装置100に対して、アンテナ209を介して無線信号を送信する。
図5は、実施の形態1にかかるサンプリング装置200−1のハードウェア構成の一例を示す図である。サンプリング装置200−1は、プロセッサ220、ストレージ221、メモリ222、A/Dコンバータ223、無線受信器224、および無線送受信器225により実現される。具体的に、無線送受信部201は無線送受信器225である。無線送受信器225はアンテナ209も含むものとする。また、無線受信部203はA/Dコンバータ223および無線受信器224である。無線受信器224はアンテナ210も含むものとする。信号波形記録部204はストレージ221またはメモリ222である。
メッセージ受信部202、スペクトログラム作成部205、有効信号判定部206、メッセージ送信部207、および信号波形抽出部208は、ソフトウェア、ファームウェア、またはソフトウェアとファームウェアの組み合わせにより実現される。ソフトウェアおよびファームウェアはプログラムとして記述され、メモリ222に記憶される。メモリ222が記憶するプログラムをプロセッサ220が読み出して実行することにより各機能が実現される。各機能のプログラムの実行において必要なデータの保持および信号波形記録部204が情報を記録する際には、メモリ222あるいはストレージ221を用いて行われる。このように、メッセージ受信部202、スペクトログラム作成部205、有効信号判定部206、メッセージ送信部207、および信号波形抽出部208は、プロセッサ220、ストレージ221、およびメモリ222を含む処理回路により実現される。
図5において、プロセッサ220は、例えば、CPUである。ストレージ221およびメモリ222は、例えば、RAM、ROM、フラッシュメモリ、EPROM、EEPROMなどの、不揮発性または揮発性の半導体メモリ、磁気ディスク、フレキシブルディスク、光ディスク、コンパクトディスク、ミニディスク、DVDなどが該当する。
プロセッサ220、ストレージ221、およびメモリ222からなる処理回路については、専用のハードウェアで実現してもよい。専用のハードウェアで実現する場合、処理回路は、例えば、単一回路、複合回路、プログラム化したプロセッサ、並列プログラム化したプロセッサ、ASIC、FPGA、またはこれらを組み合わせたものである。
つづいて、実施の形態1にかかる信号検出システム900の動作について説明する。信号検出装置100およびサンプリング装置200は、通信相手を識別する際、前述のように各装置に割り当てられた識別子を用いる。識別子としては、例えば、データリンク層、ネットワーク層、またはその他の層で用いられる公知のアドレスを用いることができる。
まず、信号検出装置100の動作について説明する。図6は、実施の形態1にかかる信号検出装置100の動作の例を示すフローチャートである。図6に示すフローチャートは一例であり、必要であれば各処理の順序を入れ替えてもよいし、各処理を並列化してもよい。信号検出装置100に設定される値および閾値については、上位装置300から設定してもよいし、予めユーザが信号検出装置100に設定してもよい。
信号検出装置100において、メッセージ送信部105は、サンプリングの開始を指示するためのトリガ信号を生成する。トリガ信号には、サンプリング開始時刻、およびサンプリング時間またはサンプリング終了時刻など、サンプリング装置200においてサンプリング、すなわち信号を受信する期間の情報が含まれる。メッセージ送信部105は、生成したトリガ信号を内容とするメッセージをサンプリング装置200に向けて送信する(ステップS1)。具体的に、メッセージ送信部105は、生成したトリガ信号を内容とするメッセージを無線送受信部101に出力する。無線送受信部101は、トリガ信号をメッセージ内容とする無線信号を生成し、全てのサンプリング装置200を宛先としてまたはブロードキャストで、アンテナ106を介して無線信号を送信する。
無線送受信部101は、アンテナ106を介して、サンプリング装置200から無線信号を受信すると、無線信号に含まれるメッセージをメッセージ受信部102に受け渡す。メッセージ受信部102は、メッセージに有効信号情報リストが含まれている場合、有効信号情報リストを取得して保持する(ステップS2)。
有効信号情報リストを取得していないサンプリング装置200がある場合(ステップS3:No)、無線送受信部101およびメッセージ受信部102は、ステップS2の処理を繰り返し実施する。全てのサンプリング装置200から有効信号情報リストを取得した場合(ステップS3:Yes)、メッセージ受信部102は、有効信号情報リストを信号検出部103に出力する。なお、メッセージ受信部102は、全てのサンプリング装置200の有効信号情報リストが揃ってからまとめて信号検出部103に出力してもよいし、個々のサンプリング装置200から有効信号情報リストを取得する都度、信号検出部103に出力してもよい。
信号検出部103は、メッセージ受信部102から取得した全てのサンプリング装置200の有効信号情報リストを用いて固定長信号を検出する(ステップS4)。例えば、信号検出部103は、有効信号情報リストに含まれる全ての信号の信号長でヒストグラムを作成し、設定された閾値を超える割合の信号を固定長信号として検出する。または、信号検出部103は、有効信号情報リストに含まれる信号について、有効信号情報リストに含まれる受信周波数帯域などの1つ以上の情報を用いて特徴ベクトルとして信号を分類し、分類されたクラスタ内の分散が一定以内の値を持つものを固定長信号として検出する。信号検出部103において固定長信号を検出するこれらの方法は一例であり、これらの方法に限定されるものではない。信号検出部103は、取得した有効信号情報リストとともに、検出した固定長信号の情報を組み合わせ検出部104に出力する。
組み合わせ検出部104は、信号検出部103から取得した全ての有効信号情報リストから2つの有効信号情報リストを抽出し、抽出した2つの有効信号情報リストの組み合わせから、固定長信号のうち同一周波数帯の通信で使用されている信号の組み合わせを検出できたか否かを確認する(ステップS5)。固定長信号すなわち第1の信号のうち、同一周波数帯の通信で使用されている信号を第2の信号とする。
組み合わせ検出部104は、例えば、ある2台のサンプリング装置200の有効信号情報リストの組み合わせにおいて、各有効信号情報リストに記載の有効周波数帯域が同一の帯域を含み帯域幅が同等の場合、有効周波数帯域が一致したと判定し、同一周波数帯の通信で使用されている信号の組み合わせを検出できたと判定する(ステップS5:Yes)。帯域幅が同等とは、例えば、一方の有効信号情報リストに記載の有効周波数帯域の帯域幅に対して、他方の有効信号情報リストに記載の有効周波数帯域の帯域幅が規定された誤差の範囲内になる場合である。組み合わせ検出部104は、例えば、2台のサンプリング装置200の有効信号情報リストから、固定長信号が等密度に配置されており、かつ、サンプリング装置200が交互に固定長信号を受信している領域をコネクションとして検出する。すなわち、組み合わせ検出部104は、有効信号情報リストの組み合わせにおいて、2台のサンプリング装置200での固定長信号の受信頻度および受信順に基づいて、同一周波数帯の通信で使用されている信号の組み合わせを検出したと判定する。
組み合わせ検出部104は、この2台のサンプリング装置200の識別子の組み合わせを、組み合わせリストに追加する。組み合わせ検出部104は、組み合わせリストに追加された2台のサンプリング装置200に紐づけられた有効信号情報リストに基づいて、1回の通信では呼び出しと応答の関係が存在すると仮定して1回の通信のやり取りをコネクションとして検出する。具体的に、2台のサンプリング装置200のうち一方のサンプリング装置200の周辺に通信装置Aがあり、他方のサンプリング装置200の周辺に通信装置Bがあり、一方のサンプリング装置200が通信装置Aから通信装置Bに送信された無線信号を受信し、他方のサンプリング装置200が通信装置Bから通信装置Aに送信された無線信号を受信した場合を想定したものである。
組み合わせ検出部104は、検出したコネクションについて、コネクション内に同数の固定長信号が存在すること、また1コネクションは時間的に密集していることを利用してコネクション情報を作成する(ステップS6)。コネクション情報には、第2の信号の受信状態が含まれる有効信号情報リストの送信元のサンプリング装置200の組み合わせの情報、および第2の信号の受信期間の情報が含まれる。サンプリング装置200の組み合わせの情報は、各サンプリング装置200の識別子によって示される。第2の信号の受信期間の情報は、受信開始時刻および受信持続時間であってもよいし、受信開始時刻および受信終了時刻であってもよい。
組み合わせ検出部104は、コネクション情報をまとめたものをコネクションリストとし、作成したコネクション情報をコネクションリストに追加する。図7は、実施の形態1にかかる信号検出装置100の組み合わせ検出部104が作成したコネクションリストの例を示す図である。コネクションリストには、サンプリング装置、受信開始時刻、および受信終了時刻の項目があり、1行が1つのコネクション情報である。説明の便宜上、サンプリング装置の項目には、図1で示した200−1,200−2などのサンプリング装置200の符号を用いているが、実際にはサンプリング装置200の識別子を用いる。なお、前述のように、受信終了時刻の項目については受信持続時間にしてもよい。
組み合わせ検出部104は、コネクションリストに追加された全てのコネクション情報について、各有効信号情報リストに含まれる受信開始時刻および受信持続時間、または受信開始時刻および受信終了時刻に基づいて、同一周波数帯の同一時刻に信号が存在するか否かを確認する。組み合わせ検出部104は、同一周波数帯の同一時刻に信号が存在するコネクション情報について、呼び出しと応答の関係が存在しない、すなわち通信を行っていないと判定し、コネクションリストから削除する。なお、組み合わせ検出部104は、同一周波数帯の同一時刻に信号が存在するコネクション情報について、例えば、平均受信電力が最も大きい信号以外の信号を該当する有効信号情報リストから削除し、コネクションリストから削除しないようにしてもよい。
組み合わせ検出部104は、コネクションリストの各コネクション情報に含まれる、有効信号情報リストの組み合わせに該当するサンプリング装置200の識別子、第2の信号の受信開始時刻および受信持続時間、または受信開始時刻および受信終了時刻の情報をメッセージ送信部105に通知する。
組み合わせ検出部104は、同一周波数帯の通信で使用されている信号の組み合わせを検出できなかった場合(ステップS5:No)、トリガ信号の再送をメッセージ送信部105に通知する。信号検出装置100では、ステップS1に戻って前述の処理を繰り返し実施する。なお、組み合わせ検出部104は、同一周波数帯の通信で使用されている信号の組み合わせを検出できたが(ステップS5:Yes)、コネクションリストからコネクション情報を除外する処理を行った結果、コネクションリストにコネクション情報が残らなかった場合、ステップS5:Noの場合と同様、トリガ信号の再送をメッセージ送信部105に通知してもよい。
メッセージ送信部105は、組み合わせ検出部104から取得した情報に基づいて、コネクションリストに含まれる信号の信号波形データをサンプリング装置200から収集するための信号抽出メッセージを生成する。信号抽出メッセージには、第2の信号の受信開始時刻および受信持続時間、または受信開始時刻および受信終了時刻の情報が含まれる。また、信号抽出メッセージには、有効信号情報リストの組み合わせに該当するサンプリング装置200の識別子が含まれる。メッセージ送信部105は、生成した信号抽出メッセージをサンプリング装置200に向けて送信する(ステップS7)。
具体的に、メッセージ送信部105は、生成した信号抽出メッセージを無線送受信部101に出力する。無線送受信部101は、信号抽出メッセージを含む無線信号を生成し、信号抽出メッセージの対象となるサンプリング装置200を宛先としてまたはブロードキャストで、アンテナ106を介して無線信号を送信する。なお、信号検出装置100から信号抽出メッセージを含む無線信号をブロードキャストで送信した場合、信号抽出メッセージの対象外のサンプリング装置200は、受信した信号抽出メッセージを含む無線信号を破棄する。ここで、信号検出装置100は、信号抽出メッセージの対象とならないサンプリング装置200、すなわち信号波形データを送信する必要のないサンプリング装置200に対して、信号波形データの送信の必要がないことを示す信号抽出メッセージを送信してもよい。これにより、サンプリング装置200は、有効信号情報リストを送信後、信号検出装置100からの応答すなわち信号抽出メッセージを待ち続ける事態を回避することができる。
無線送受信部101は、アンテナ106を介して、サンプリング装置200から無線信号を受信すると、無線信号に含まれるメッセージをメッセージ受信部102に受け渡す。メッセージ受信部102は、前述の信号抽出メッセージに対する応答であって、メッセージに含まれている信号波形データを取得すると(ステップS8)、取得した信号波形データを上位装置300に送信する(ステップS9)。
つぎに、サンプリング装置200の動作について説明する。図8は、実施の形態1にかかるサンプリング装置200の動作の例を示すフローチャートである。図8に示すフローチャートは一例であり、必要であれば各処理の順序を入れ替えてもよいし、各処理を並列化してもよい。サンプリング装置200に設定される値および閾値については、信号検出装置100から設定してもよいし、予めユーザがサンプリング装置200に設定してもよい。
サンプリング装置200において、無線送受信部201は、信号検出装置100から無線信号を受信すると、無線信号に含まれるメッセージをメッセージ受信部202に受け渡す。メッセージ受信部202は、メッセージの内容がサンプリングの開始を指示するためのトリガ信号を受信するまで待機する(ステップS21:No)。メッセージ受信部202は、トリガ信号を受信した場合(ステップS21:Yes)、トリガ信号に含まれるサンプリング期間の情報にしたがって、無線受信部203にサンプリングの開始を指示する。
無線受信部203は、メッセージ受信部202からの指示にしたがって、トリガ信号で示されるサンプリング期間において、他のサンプリング装置200と同期して信号のサンプリングを開始する(ステップS22)。
サンプリング装置200同士が同期してサンプリングを行う方法としては、例えば、サンプリング装置200内または外部に接続されたGPS(Global Positioning System)機器から得られる絶対時刻を、トリガ信号に含まれるサンプリング開始時刻で指定してもよいし、アドホックネットワークのように中継通信を行うシステムの場合には無線通信による時刻同期手法を用いて時刻同期を行い、ネットワーク内で同期した時刻を用いてもよい。また、信号検出装置100およびサンプリング装置200が信号検出装置100を中心としたスター型の系を構成している場合、サンプリング装置200は、信号検出装置100からトリガ信号を受信した時刻からサンプリングを開始してもよいし、トリガ信号に含まれるトリガ信号を受信してからサンプリングを開始するまでの相対時刻に基づいてサンプリングを開始してもよい。
無線受信部203は、サンプリングを行って得られた信号波形データを、信号波形記録部204に記憶させる。
スペクトログラム作成部205は、信号波形記録部204から信号波形データを読み出し、信号波形データのスペクトログラムを作成する(ステップS23)。スペクトログラム作成部205は、例えば、信号波形データに対して、信号のサンプルをずらして高速フーリエ変換(FFT:Fast Fourier Transform)を行い、時間方向および周波数方向に対するスペクトル強度をマッピングしたスペクトログラムを作成する。
有効信号判定部206は、スペクトログラム作成部205で作成されたスペクトログラムを用いて、ノイズなどの小電力の信号を除去した信号を有効信号として検出する(ステップS24)。有効信号判定部206は、小電力の信号を除去する方法として、例えば、信号の全領域における平均電力を算出し、平均電力以上の時間および周波数における信号を有効信号として検出してもよいし、電力が設定された閾値以上の信号を有効信号として検出してもよい。また、有効信号判定部206は、信号強度順に信号を並べて、設定された割合、例えば全時間において信号強度が上位1%を占める信号を有効信号としてもよい。また、有効信号判定部206は、これらの方法を組み合わせて用いてもよい。
また、有効信号判定部206は、設定された周波数分割値で複数の周波数帯域に分割し、各周波数帯域における信号強度の時間積分を行い、時間積分値が大きい周波数帯域を有効周波数帯域として検出する(ステップS25)。
また、有効信号判定部206は、検出された有効周波数帯域において信号が存在する区間を有効信号時間として検出する(ステップS26)。有効信号判定部206は、信号が存在する区間を検出する方法として、設定された時間幅で区切ってステップS24で検出した有効信号が一定数存在する区間を有効信号時間としてもよいし、ローパスフィルタなどの信号処理により信号強度を平滑化して閾値以上の区間を有効信号時間としてもよい。有効信号時間の範囲については、有効信号の受信開始時刻および有効信号の受信持続時間で特定してもよいし、有効信号の受信開始時刻および有効信号の受信終了時刻で特定してもよい。
有効信号判定部206は、検出により得られた有効周波数帯域、受信開始時刻、受信持続時間または受信終了時刻、および平均受信電力を含む有効信号情報リストを作成する(ステップS27)。有効信号判定部206は、作成した有効信号情報リストをメッセージ送信部207に出力する。
メッセージ送信部207は、信号波形抽出部208から取得した有効信号情報リストを内容とするメッセージを生成し、有効信号情報リストを信号検出装置100に向けて送信する(ステップS28)。具体的に、メッセージ送信部207は、生成したメッセージを無線送受信部201に出力する。無線送受信部201は、有効信号情報リストをメッセージ内容とする無線信号を生成し、生成した無線信号を、アンテナ106を介して信号検出装置100に送信する。
無線送受信部201は、信号検出装置100から無線信号を受信すると、無線信号に含まれるメッセージをメッセージ受信部202に受け渡す。メッセージ受信部202は、信号抽出メッセージを受信するまで待機する(ステップS29:No)。メッセージ受信部202は、信号抽出メッセージを受信した場合(ステップS29:Yes)、信号抽出メッセージを信号波形抽出部208に出力する。なお、サンプリング装置200は、信号検出装置100から信号波形データの送信の必要がないことを示す信号抽出メッセージを受信した場合、以降の処理を省略する。また、サンプリング装置200は、有効信号情報リストを送信後、規定された時間が経過しても信号検出装置100から信号抽出メッセージを受信できなかった場合、信号波形データの送信の必要がないと判断し、以降の処理を省略してもよい。
信号波形抽出部208は、メッセージ受信部202から取得した信号抽出メッセージに基づいて、信号抽出メッセージで示される抽出期間の信号波形データを、信号波形記録部204から抽出する(ステップS30)。信号波形抽出部208は、抽出した信号波形データを、メッセージ送信部207に出力する。
メッセージ送信部207は、信号波形抽出部208から取得した信号波形データを内容とするメッセージを生成し、信号波形データを信号検出装置100に向けて送信する(ステップS31)。具体的に、メッセージ送信部207は、生成したメッセージを無線送受信部201に出力する。無線送受信部201は、信号波形データをメッセージ内容とする無線信号を生成し、生成した無線信号を、アンテナ106を介して信号検出装置100に送信する。
なお、サンプリング装置200は、ステップS24で有効信号を検出できなかった場合、以降の処理を終了してもよいし、有効信号を検出できなかったことを信号検出装置100に通知してもよい。
図9は、実施の形態1にかかる信号検出装置100の動作およびサンプリング装置200の動作の関係を示すシーケンス図である。図6では信号検出装置100の動作を説明し、図8ではサンプリング装置200の動作を説明したが、前述のように各装置の動作は連携している。信号検出システム900では、図9に示すように、まず、指示ステップとして、信号検出装置100がステップS1の動作を行う。つぎに、有効信号情報リスト送信ステップとして、サンプリング装置200がステップS21からステップS28までの動作を行う。つぎに、信号抽出メッセージ送信ステップとして、信号検出装置100がステップS2からステップS7の動作を行う。つぎに、第1の信号波形データ送信ステップとして、サンプリング装置200がステップS29からステップS31までの動作を行う。そして、第2の信号波形データ送信ステップとして、信号検出装置100がステップS8からステップS9の動作を行う。図9は、信号検出システム900による信号波形データ収集方法の動作を示すものである。
なお、有効信号情報リストについて、有効周波数帯域、受信開始時刻、受信持続時間または受信終了時刻、および平均受信電力を含むとしていたが、これに限定されるものではなく、有効周波数帯域、受信開始時刻、受信持続時間、受信終了時刻、および平均受信電力のうち少なくとも1つ以上が含まれる形態であってもよい。
以上説明したように、本実施の形態によれば、信号検出装置100は、まず、サンプリング装置200から、信号波形データと比較して通信データ量の小さい有効信号情報リストを収集し、各サンプリング装置200から収集した有効信号情報リストの組み合わせから信号波形データの必要な抽出期間を決定して、各サンプリング装置200に通知する。各サンプリング装置200は、抽出期間で指示された信号波形データを信号検出装置100へ送信することとした。これにより、波形情報が未知の受信信号の場合においても、サンプリング装置200から信号検出装置100に対する波形情報、すなわち信号波形データの通信データ量を削減することができる。また、信号検出装置100から上位装置300に対する通信データ量を削減することができる。
実施の形態2.
実施の形態1では、信号検出装置100およびサンプリング装置200の具体的な動作について説明した。実施の形態2では、これらの装置を用いて不法電波を監視する不法電波監視システムについて説明する。
図10は、実施の形態2にかかる不法電波監視システム910の構成例を示す図である。不法電波監視システム910は、信号検出装置100と、サンプリング装置200−1〜200−4と、上位装置300と、を備える。図9ではサンプリング装置200は4台であるが、一例であり、4台より多くてもよいし少なくてもよい。不法電波監視システム910では、上位装置300は、具体的に不法電波監視装置である。不法電波監視システム910において、サンプリング装置200が設置された周辺には、不法電波源400−1〜400−4が存在している。不法電波源400−1〜400−4を区別しない場合、不法電波源400と称する場合がある。
実施の形態2では、サンプリング装置200が、不法電波源400−1,400−2が不法な通信を行っていることを検出する。サンプリング装置200は、不法な通信を行っている不法電波源400−1,400−2の信号波形データについて、実施の形態1の処理によって必要な部分の信号波形データのみ、信号検出装置100を介して不法電波監視装置である上位装置300へ通知する。
信号検出装置100およびサンプリング装置200の構成は、実施の形態1と同様の構成である。信号検出装置100は、コネクション情報を作成し、コネクションリストを作成する。図11は、実施の形態2にかかる信号検出装置100がサンプリング装置200−1〜200−4から取得した有効信号情報リストに基づいて作成したコネクションリストの内容を具体的な信号の配置で表したときの例を示す図である。信号検出装置100は、固定長信号を検出し、有効信号情報リストの情報に含まれる信号を固定長信号および非固定長信号に分ける。
信号検出装置100において、組み合わせ検出部104は、有効周波数帯域が等しいものについて、短い時間領域で2台のサンプリング装置200の双方に信号が存在し、かつ、固定長信号および非固定長信号が一定の比率で存在する領域501〜504をコネクションとして検出する。組み合わせ検出部104は、領域501〜504のうち、同時刻に信号が存在している領域504は呼び出しと応答の関係が存在しないとして、領域504に該当するコネクション情報をコネクションリストから除外する。また、組み合わせ検出部104は、2台のサンプリング装置200が交互に信号を受信していない領域503も呼び出しと応答の関係が存在しないとして、領域503に該当するコネクション情報をコネクションリストから除外する。
組み合わせ検出部104では、コネクションリストに領域501,502に該当するコネクション情報のみが残る。この結果、組み合わせ検出部104は、領域501,502はサンプリング装置200−1,200−2が受信した信号情報のみを含むため、不法な通信を行っている不法電波源400はサンプリング装置200−1,200−2に距離的に近い位置にあると判断する。組み合わせ検出部104は、サンプリング装置200−1,200−2の位置情報が既知の場合、コネクション情報に該当するサンプリング装置200−1,200−2の位置情報に基づいて、第2の信号で通信を行っている通信系、すなわち不法電波源400の位置を推定することができる。信号検出装置100は、不法電波監視装置である上位装置300に対して、不法電波源400の通信系の位置情報を通知することが可能となる。
以上説明したように、本実施の形態によれば、信号検出装置100は、不法な通信を行っている不法電波源400を検出したサンプリング装置200の位置情報に基づいて、不法電波源400の位置を推定することができる。これにより、信号検出装置100は、実施の形態1と同様、不要電波を除去した信号波形データをサンプリング装置200から取得して上位装置300である不法電波監視装置に送信するとともに、推定した不法電波源400の位置情報を併せて不法電波監視装置に送信することができる。
実施の形態3.
実施の形態3では、信号検出装置100およびサンプリング装置200を用いて、信号源の位置を推定する信号源位置推定システムについて説明する。
信号検出装置100およびサンプリング装置200の構成は、実施の形態1のときと同様である。実施の形態3では、信号検出装置100の組み合わせ検出部104は、同一周波数帯域の同一時刻に信号が存在するコネクションについて、通信を行っていないとは判定せず、同一の信号源が送信した信号を受信したものとして信号源の位置を推定する。
図12は、実施の形態3にかかる信号源位置推定システム920の構成例を示す図である。信号源位置推定システム920は、信号検出装置100と、サンプリング装置200−1〜200−3と、上位装置300と、を備える。図12ではサンプリング装置200は3台であるが、一例であり、3台より多くてもよいし少なくてもよい。信号源位置推定システム920において、サンプリング装置200が設置された周辺には、信号源500が存在している。信号源位置推定システム920では、信号検出装置100およびサンプリング装置200を用いて、信号源500の位置を推定する。
信号検出装置100の組み合わせ検出部104の動作に着目する。組み合わせ検出部104は、コネクション検出時、有効信号情報リストの組み合わせから同一周波数帯の同時刻に受信された固定長信号を検出する。組み合わせ検出部104は、同一周波数帯の同一時刻に信号が存在している領域について、コネクション内の複数の時刻に同様に固定長信号が存在している場合、有効信号情報リストに含まれる平均受信電力、およびサンプリング装置200−1〜200−3の位置情報に基づいて、検出された固定長信号の送信元である信号源500の位置を推定する。
図13は、実施の形態3にかかる信号検出装置100の組み合わせ検出部104が信号源500の位置を推定する際のサンプリング装置200−1〜200−3からの有効信号情報リストの情報の例を示す図である。図13の例では、信号検出装置100が取得した有効信号情報リストにおいて、サンプリング装置200−1が信号源500から受信した信号の平均受信電力が最も大きく、つぎにサンプリング装置200−3が信号源500から受信した信号の平均受信電力が大きく、サンプリング装置200−2が信号源500から受信した信号の平均受信電力が最も小さいことを示している。組み合わせ検出部104は、信号源500の位置を推定する方法として、例えば、電波の減衰が距離の2乗に比例するといったことを利用して位置を推定することが可能である。
以上説明したように、本実施の形態によれば、信号検出装置100は、コネクション検出時、同一周波数帯の同一時刻に信号が存在している領域での各サンプリング装置200の平均受信電力、および各サンプリング装置200の位置情報に基づいて、信号源500の位置を推定することが可能となる。
実施の形態4.
実施の形態4では、実施の形態1の方法によってコネクションを検出し、実施の形態3またはその他の方法によって信号源の位置が推定された場合に、信号源の周辺に電波が発射されないように干渉回避通信を行う干渉回避通信システムについて説明する。
信号検出装置100およびサンプリング装置200の構成は、実施の形態3のときと同様である。干渉回避通信、例えば、既存の通信に干渉を与えず通信を行うコグニティブ無線通信では、既存の信号源方向、具体的には既存の信号源の通信エリアに電波が発射されないように通信を行うことが効果的である。実施の形態4の具体的な動作について説明する。図14は、実施の形態4にかかる干渉回避通信システム930の構成例を示す図である。干渉回避通信システム930は、信号検出装置100と、サンプリング装置200−1,200−2と、上位装置300と、干渉回避通信装置700−1〜700−3と、を備える。干渉回避通信装置700−1〜700−3を区別しない場合、干渉回避通信装置700と称する場合がある。
干渉回避通信装置700は、公知の無線送受信器および指向性アンテナを含む通信装置である。干渉回避通信装置700は、上位装置300または信号検出装置100から通信許可指示のメッセージを受信した場合にのみ、通信許可指示のメッセージを受信した他の干渉回避通信装置700との間で通信が可能となる。干渉回避通信装置700は、上位装置300または信号検出装置100から通信停止指示のメッセージを受信した場合、ただちに通信を停止する。
図14において、信号検出装置100は、実施の形態1の方法により、サンプリング装置200−1,200−2のコネクションを検出し、また、実施の形態3またはその他の方法により信号源の位置を推定する。この場合、信号検出装置100または上位装置300は、既存通信源600−1,600−2の方向、具体的には、既存通信源600−1,600−2の通信エリアに電波が発射されることの無いよう、通信可能な干渉回避通信装置700−1,700−2に対して、通信可能であることを指示する通信許可指示のメッセージを送信する。図14において、信号検出装置100または上位装置300は、干渉回避通信装置700−3と干渉回避通信装置700−1との通信、および干渉回避通信装置700−3と干渉回避通信装置700−2との通信は、既存通信源600−1,600−2との通信に干渉する可能性があることと判断する。信号検出装置100または上位装置300は、既存通信源600−1,600−2間の通信を考慮し、干渉回避通信装置700−1,700−2に対して、干渉回避通信装置700−1,700−2間の通信のみを許可することを指示する通信許可指示のメッセージを送信する。
信号検出装置100または上位装置300は、周辺の通信環境が変化し、干渉回避通信装置700−1,700−2の通信が既存通信源に干渉を与えると判断した場合、例えば、干渉回避通信装置700−1,700−2のいずれかが移動可能な端末であって、いずれかが移動したことによって既存通信源600−1,600−2の通信エリア内に入ってしまった場合、通信停止指示のメッセージを干渉回避通信装置700−1,700−2に対して送信する。
干渉回避通信装置700−1,700−2は、通信許可指示のメッセージを受信した場合は通信を行い、通信停止指示のメッセージを受信した場合はただちに通信を停止する。
なお、干渉回避通信装置700−1,700−2に対して通信許可指示のメッセージおよび通信停止指示のメッセージを送信する制御については、上位装置300が行ってもよいし、上位装置300が信号検出装置100を介して送信するようにしてもよい。また、信号検出装置100において、組み合わせ検出部104が、コネクションの検出結果、既存通信源600−1,600−2の推定位置などに基づいて、干渉回避通信装置700−1,700−2に対して通信許可指示のメッセージおよび通信停止指示のメッセージを送信する制御を行ってもよい。
以上説明したように、本実施の形態によれば、干渉回避通信システム930は、実施の形態1と同様の処理で検出したコネクション情報、および実施の形態3で説明した処理などによって推定した信号源の位置情報を利用して、既存の通信に干渉を与えることなく、干渉回避通信装置700は通信を行うことができる。
以上の実施の形態に示した構成は、本発明の内容の一例を示すものであり、別の公知の技術と組み合わせることも可能であるし、本発明の要旨を逸脱しない範囲で、構成の一部を省略、変更することも可能である。
100 信号検出装置、101,201 無線送受信部、102,202 メッセージ受信部、103 信号検出部、104 組み合わせ検出部、105,207 メッセージ送信部、106,209,210 アンテナ、200−1〜200−6 サンプリング装置、203 無線受信部、204 信号波形記録部、205 スペクトログラム作成部、206 有効信号判定部、208 信号波形抽出部、300 上位装置、400−1〜400−4 不法電波源、500 信号源、600−1,600−2 既存通信源、700−1〜700−3 干渉回避通信装置、900 信号検出システム、910 不法電波監視システム、920 信号源位置推定システム、930 干渉回避通信システム。

Claims (11)

  1. 複数のサンプリング装置から信号の受信状態を示す有効信号情報リストを取得し、前記信号から規定された信号強度を有する第1の信号を検出する信号検出部と、
    前記有効信号情報リストの組み合わせから、前記第1の信号のうち同一周波数帯の通信で使用されている信号である第2の信号の組み合わせを検出し、前記第2の信号の受信状態が含まれる有効信号情報リストの送信元のサンプリング装置の組み合わせおよび前記第2の信号の受信期間を示すコネクション情報を作成する組み合わせ検出部と、
    前記コネクション情報に基づいて、前記サンプリング装置で受信された信号の信号波形データの抽出期間を示す信号抽出メッセージを生成し、前記コネクション情報に該当するサンプリング装置に送信するメッセージ送信部と、
    前記サンプリング装置から前記有効信号情報リストを受信した場合は前記信号検出部に出力し、前記サンプリング装置から前記信号抽出メッセージに対する応答である信号波形データを受信した場合は上位装置に送信するメッセージ受信部と、
    を備えることを特徴とする信号検出装置。
  2. 前記有効信号情報リストには、有効周波数帯域、受信開始時刻、受信持続時間、受信終了時刻、および平均受信電力のうち少なくとも1つ以上が含まれる、
    ことを特徴とする請求項1に記載の信号検出装置。
  3. 前記組み合わせ検出部は、前記有効信号情報リストの組み合わせにおいて、2台のサンプリング装置での前記第1の信号の受信頻度および受信順に基づいて、前記第2の信号の組み合わせを検出する、
    ことを特徴とする請求項1または2に記載の信号検出装置。
  4. 前記組み合わせ検出部は、前記有効信号情報リストの組み合わせにおいて、同一周波数帯の同時刻に前記第1の信号が存在する場合、該当するコネクション情報を削除する、
    ことを特徴とする請求項1から3のいずれか1つに記載の信号検出装置。
  5. 前記組み合わせ検出部は、前記有効信号情報リストの組み合わせにおいて、同一周波数帯の同時刻に前記第1の信号が存在する場合、平均受信電力の最も高い第1の信号以外の第1の信号を有効信号情報リストから削除する、
    ことを特徴とする請求項1から3のいずれか1つに記載の信号検出装置。
  6. 信号検出装置からの指示に基づいてサンプリングを開始する無線受信部と、
    前記無線受信部でのサンプリングによって受信された信号の波形データである信号波形データを記憶する信号波形記憶部と、
    前記信号波形データを用いてスペクトログラムを作成するスペクトログラム作成部と、
    前記スペクトログラムを用いて有効信号情報リストを作成する有効信号判定部と、
    前記有効信号情報リストを含むメッセージを前記信号検出装置に送信するメッセージ送信部と、
    前記信号検出装置から受信した信号抽出メッセージで示される抽出期間の前記信号波形データを前記信号波形記憶部から抽出する信号波形抽出部と、
    を備え、
    前記メッセージ送信部は、前記信号波形抽出部で抽出された前記信号波形データを含むメッセージを前記信号検出装置に送信する、
    ことを特徴とするサンプリング装置。
  7. 前記有効信号情報リストには、有効周波数帯域、受信開始時刻、受信持続時間、受信終了時刻、および平均受信電力のうち少なくとも1つ以上が含まれる、
    ことを特徴とする請求項6に記載のサンプリング装置。
  8. 請求項1から5のいずれか1つに記載の信号検出装置と、
    請求項6または7に記載のサンプリング装置と、
    を備え、
    前記信号検出装置は、前記コネクション情報に該当するサンプリング装置の位置情報に基づいて前記第2の信号で通信を行っている通信系の位置を推定し、前記通信系の位置情報を前記上位装置に送信する、
    ことを特徴とする不法電波監視システム。
  9. 請求項1に記載の信号検出装置と、
    請求項6に記載のサンプリング装置と、
    を備え、
    前記信号検出装置は、前記有効信号情報リストの組み合わせから同一周波数帯の同時刻に受信された第1の信号を検出し、各有効信号情報リストに含まれる前記第1の信号の平均受信電力、および前記サンプリング装置の位置情報に基づいて、検出された第1の信号の送信元である信号源の位置を推定する、
    ことを特徴とする信号源位置推定システム。
  10. 請求項9に記載の信号源位置推定システムの信号検出装置と、
    請求項9に記載の信号源位置推定システムのサンプリング装置と、
    通信装置と、
    を備え、
    前記信号検出装置または前記上位装置は、前記信号源の位置から規定された範囲である通信エリアの外の通信装置に対して通信を許可する通信許可指示メッセージを送信し、前記通信許可指示メッセージを受信した前記通信装置のうち位置が前記通信エリア内になった通信装置に対して通信の停止を指示する通信停止指示メッセージを送信し、
    前記通信装置は、前記通信許可指示メッセージを受信した場合は通信を開始し、前記通信停止指示メッセージを受信した場合は通信を停止する、
    ことを特徴とする干渉回避通信システム。
  11. 信号検出装置が、サンプリング装置にサンプリングを指示する指示ステップと、
    サンプリング装置が、サンプリングで得られた信号波形データを用いて信号の受信状態を示す有効信号情報リストを作成し、前記信号検出装置に送信する有効信号情報リスト送信ステップと、
    前記信号検出装置が、前記有効信号情報リストに基づいて前記信号波形データの抽出期間を示す信号抽出メッセージを生成し、前記サンプリング装置に送信する信号抽出メッセージ送信ステップと、
    前記サンプリング装置が、前記抽出期間で示された信号波形データを前記信号検出装置に送信する第1の信号波形データ送信ステップと、
    前記信号検出装置が、取得した信号波形データを上位装置に送信する第2の信号波形データ送信ステップと、
    を含むことを特徴とする信号波形データ収集方法。
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