JP6478747B2 - 固形化粧料の製造方法 - Google Patents

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Description

本発明は、固形化粧料の製造方法に関する。
従来、特許文献1に記載されているように、所定の形状に成形された複数の化粧料を容器に収容した後、プレス処理を施すことによって、固形化粧料を製造する固形化粧料の製造方法が知られている。
この固形化粧料の製造方法では、四角枠状の抜型機にて化粧料を打ち抜くことによって成形された打ち抜き化粧料の側面に対し、この打ち抜き化粧料とは色彩の異なる化粧料をスプレーによって塗布している。これによって、打ち抜き化粧料の側面に色彩の異なる塗膜層を一体的に設けた2色化粧料を生成している。
そして、この2色化粧料と、この2色化粧料とは色彩の異なる他の打ち抜き化粧料とを中皿(容器)に収容した後、プレス処理を施すことによって、固形化粧料を製造している。このような製造方法によれば、複数の打ち抜き化粧料の間に塗膜層を設けることができるので、固形化粧料の上面から下面にかけて仕切りのように極めて細い筋状の模様を形成することができる。
特開平3−155803号公報
ここで、特許文献1に記載された固形化粧料の製造方法では、イソプロピルアルコール等の揮発性アルコールを混合して粘性溶液状にした化粧料をスプレーによって打ち抜き化粧料の側面に吹き付けて塗布している。これは、揮発性アルコールを混合したパールなどをスプレーによって固形化粧料の上面に塗布して固形化粧料の表面を加飾する方法と同様の方法である。
しかしながら、揮発性アルコールを混合した化粧料は、打ち抜き化粧料の側面には定着しにくく、筋状の模様を綺麗に形成することができないという問題がある。
本発明の目的は、筋状の模様を綺麗に形成することができる固形化粧料の製造方法を提供することである。
本発明の固形化粧料の製造方法は、所定の形状に成形された複数の化粧料を容器に収容した後、プレス処理を施すことによって、固形化粧料を製造する固形化粧料の製造方法であって、第1の化粧料と、第1の化粧料における所定の面と対向する対向面を有する第2の化粧料とを成形する成形ステップと、第1の化粧料および第2の化粧料とは色彩の異なる第3の化粧料を所定の面および対向面の少なくともいずれかに塗布する塗布ステップと、所定の面と、対向面とを第3の化粧料を介して対向させて第1の化粧料および第2の化粧料を容器に収容する収容ステップと、容器に収容された複数の化粧料にプレス処理を施すことによって、固形化粧料を製造する打型ステップとを備え、第3の化粧料は、水添ポリイソブテン、リンゴ酸ジイソステアリル、トリイソステアリン酸ポリグリセリル−2、ジメチコン、およびワセリンのなかから選ばれる少なくとも1種以上の油分を3%超から40%未満含み、ワセリンを単独で使用するときは20%を超えないことを特徴とする。
このような構成によれば、第1の化粧料および第2の化粧料を成形し、第3の化粧料を第1の化粧料の所定の面および第2の化粧料の対向面の少なくともいずれかに塗布し、第1の化粧料における所定の面と、第2の化粧料における対向面とを第3の化粧料を介して対向させて第1の化粧料および第2の化粧料を容器に収容し、容器に収容された複数の化粧料にプレス処理を施すことによって、固形化粧料を製造することができる。そして、第3の化粧料は、水添ポリイソブテン、リンゴ酸ジイソステアリル、トリイソステアリン酸ポリグリセリル−2、ジメチコン、およびワセリンのなかから選ばれる少なくとも1種以上の油分を3%超から40%未満含み、ワセリンを単独で使用するときは20%を超えないので、第1の化粧料の所定の面および第2の化粧料の対向面の少なくともいずれかに定着しやすくなり、ひいては筋状の模様を綺麗に形成することができる。
ここで、色彩の異なる化粧料とは、人間の視覚に基づいて、両者の違いを区別できる化粧料を言うものとし、明度、彩度、および色相の異なる化粧料はもとより、パール等を加えたものと、そうでないものといったように同一色であっても光沢感の異なる化粧料などを含むものとする。
本発明では、第3の化粧料は、温度25℃の粘度を20mPa・s以上とする油分を5%以上含むことが好ましい。
このような構成によれば、第3の化粧料は、第1の化粧料の所定の面および第2の化粧料の対向面の少なくともいずれかに更に定着しやすくなり、ひいては筋状の模様を更に綺麗に形成することができる。
なお、第3の化粧料は、粘度を20mPa・s未満とする油分を採用した場合や、5%未満の油分を含む場合には、温度25℃の粘度を20mPa・s以上とする油分を5%以上含む場合と比較して第1の化粧料の所定の面および第2の化粧料の対向面の少なくともいずれかに定着しにくくなってしまうことになる。
本発明では、第3の化粧料は、油分を30%以下含むことが好ましい。
このような構成によれば、第3の化粧料は、適量の油分を含んでいるので、固形化粧料の使用感を向上させることができる。
なお、第3の化粧料は、30%より多くの油分を含む場合には、油分の量が多くなりすぎてしまうので、油分を30%以下含む場合と比較して固形化粧料の使用感を低下させてしまうことになる。
本発明では、第3の化粧料は、結合剤を更に含むことが好ましい。
このような構成によれば、第3の化粧料は、油分および結合剤を含むので、第1の化粧料の所定の面および第2の化粧料の対向面の少なくともいずれかに更に定着しやすくなり、ひいては筋状の模様を更に綺麗に形成することができる。
ここで、結合剤は、酢酸ビニル・ピロリドン共重合体、またはビニルピロリドン・ヘキサデセン共重合体や、キサンタンガムなどを採用することができる。
なお、第3の化粧料は、1種の結合剤を含んでいてもよく、2種以上の結合剤を含んでいてもよい。
本発明の固形化粧料の製造方法は、所定の形状に成形された複数の化粧料を容器に収容した後、プレス処理を施すことによって、固形化粧料を製造する固形化粧料の製造方法であって、第1の化粧料と、第1の化粧料における所定の面と対向する対向面を有する第2の化粧料とを成形する成形ステップと、第1の化粧料および第2の化粧料とは色彩の異なる第3の化粧料を所定の面および対向面の少なくともいずれかに塗布する塗布ステップと、所定の面と、対向面とを第3の化粧料を介して対向させて第1の化粧料および第2の化粧料を容器に収容する収容ステップと、容器に収容された複数の化粧料にプレス処理を施すことによって、固形化粧料を製造する打型ステップとを備え、第3の化粧料は、1%未満の結合剤を含むことを特徴とする。
このような構成によれば、第1の化粧料および第2の化粧料を成形し、第3の化粧料を第1の化粧料の所定の面および第2の化粧料の対向面の少なくともいずれかに塗布し、第1の化粧料における所定の面と、第2の化粧料における対向面とを第3の化粧料を介して対向させて第1の化粧料および第2の化粧料を容器に収容し、容器に収容された複数の化粧料にプレス処理を施すことによって、固形化粧料を製造することができる。そして、第3の化粧料は、1%未満の結合剤を含むので、第1の化粧料の所定の面および第2の化粧料の対向面の少なくともいずれかに定着しやすくなり、ひいては筋状の模様を綺麗に形成することができる。
また、第3の化粧料は、適量の結合剤を含んでいるので、固形化粧料の使用感を向上させることができる。
なお、第3の化粧料は、1%以上の結合剤を含む場合には、結合剤の量が多くなりすぎてしまうので、結合剤を1%未満含む場合と比較して固形化粧料の使用感を低下させてしまうことになる。
ここで、前述したように、結合剤は、酢酸ビニル・ピロリドン共重合体、またはビニルピロリドン・ヘキサデセン共重合体や、キサンタンガムなどを採用することができる。
本発明では、第3の化粧料は、結合剤を1%未満含むことが好ましい。
このような構成によれば、第3の化粧料は、適量の結合剤を含んでいるので、固形化粧料の使用感を向上させることができる。
なお、第3の化粧料は、1%以上の結合剤を含む場合には、結合剤の量が多くなりすぎてしまうので、結合剤を1%未満含む場合と比較して固形化粧料の使用感を低下させてしまうことになる。
本発明では、結合剤は、キサンタンガム、酢酸ビニル・ピロリドン共重合体、またはビニルピロリドン・ヘキサデセン共重合体の少なくとも1種を含むことが好ましい。
このような構成によれば、結合剤は、キサンタンガム、酢酸ビニル・ピロリドン共重合体、またはビニルピロリドン・ヘキサデセン共重合体の少なくとも1種を含むので、第1の化粧料の所定の面および第2の化粧料の対向面の少なくともいずれかに定着しやすくなり、ひいては筋状の模様を綺麗に形成することができる。
本発明の第1実施形態に係る固形化粧料を示す斜視図 所定の形状に成形された複数の化粧料を示す図 第1の化粧料の湾曲面に第3の化粧料を塗布している状態を示す図 複数の化粧料を容器に収容している状態を示す図 容器に収容された複数の化粧料にプレス処理を施している状態を示す図 油分の含有量と、使用感および密着力との関係を示す表 油分の含有量と、結合剤の含有量と、使用感および密着力との関係を示す表
〔第1実施形態〕
以下、本発明の第1実施形態を図面に基づいて説明する。
図1は、本発明の第1実施形態に係る固形化粧料の製造方法にて製造された固形化粧料を示す斜視図である。
固形化粧料1は、図1に示すように、色彩の異なる複数の化粧料を皿状の容器Cに収容した後、プレス処理を施すことによって製造されている。具体的には、固形化粧料1は、容器Cの紙面左側に収容された第1の化粧料11と、容器Cの紙面右側に収容された第2の化粧料12と、第1の化粧料11および第2の化粧料12の間に仕切りのように形成された第3の化粧料13とを備えている。この第3の化粧料13は、固形化粧料1の表面に極めて細い筋状の模様を形成し、固形化粧料1の表面から容器Cの底面に至るまで金太郎飴のように形成されている。
次に、固形化粧料1の製造方法を図面に基づいて説明する。
図2は、所定の形状に成形された複数の化粧料を示す図である。
まず、ファンデーション、フェイスパウダー、アイシャドウなどの化粧料を打型することによって、図2に示すように、第1の化粧料11および第2の化粧料12を所定の形状に成形する(成形ステップ)。
なお、化粧料を成形する方法としては、例えば、特許文献1に記載された製造方法のように、抜型機を用いて成形する方法を採用することができる。また、化粧料は、粉末のまま成形してもよく、この粉末と、エタノール、水、流動パラフィン、イソパラフィン、イソプロピルアルコールなどの揮発性溶剤とを混合してスラリー状の化粧料とした後、このスラリー状の化粧料に含まれる揮発性溶剤を吸引して除去することによって固化させて成形してもよい。
具体的には、第1の化粧料11は、波状に湾曲するように形成された湾曲面11A(紙面右側の側面)を有し、全体として略直方体状に成形されている。
第2の化粧料12は、第1の化粧料11の湾曲面11A(所定の面)と対向するとともに、この湾曲面11Aと対応して波状に湾曲するように形成された対向面12Aを有し、全体として略直方体状に成形されている。なお、本実施形態では、第2の化粧料12は、第1の化粧料11とは色彩の異なる化粧料を採用しているが、第1の化粧料11と色彩の同じ化粧料を採用してもよい。
図3は、第1の化粧料の湾曲面に第3の化粧料を塗布している状態を示す図である。
次に、図3に示すように、スプレーSを用いることによって、第1の化粧料11および第2の化粧料12とは色彩の異なる第3の化粧料13を第1の化粧料11の湾曲面11Aに塗布する(塗布ステップ)。
なお、本実施形態では、塗布ステップは、第3の化粧料13を第1の化粧料11の湾曲面11Aに塗布しているが、第2の化粧料12の対向面12Aに塗布してもよく、湾曲面11Aおよび対向面12Aの両方に塗布してもよい。要するに、塗布ステップは、第1の化粧料および第2の化粧料とは色彩の異なる第3の化粧料を第1の化粧料の所定の面および第2の化粧料の対向面の少なくともいずれかに塗布すればよい。
また、この第3の化粧料13は、パール剤を主体とする化粧料(ファンデーション、フェイスパウダー、アイシャドウなど)としている。そして、この第3の化粧料13は、温度25℃の粘度を20mPa・s以上とする油分を5%以上30%以下含んでいる。
なお、第3の化粧料13は、1種の油分を含んでいてもよく、2種以上の油分を含んでいてもよい。
ここで、油分は、水添ポリイソブテン、リンゴ酸ジイソステアリル、トリイソステアリン酸ポリグリセリル−2、ジメチコン、およびワセリンなどを採用することができる。
なお、本実施形態では、第3の化粧料13は、温度25℃の粘度を20mPa・s以上とする油分を5%以上30%以下含んでいるが、温度25℃の粘度を20mPa・s未満とする油分を含んでもよく、5%未満の油分を含んでいても30%より多くの油分を含んでいてもよい。要するに、第3の化粧料13は、油分を含んでいればよい。
図4は、複数の化粧料を容器に収容している状態を示す図である。
次に、図4に示すように、第1の化粧料11の湾曲面11Aと、第2の化粧料12の対向面12Aとを第3の化粧料13を介して対向させて第1の化粧料11および第2の化粧料12を容器Cに収容する(収容ステップ)。
図5は、容器に収容された複数の化粧料にプレス処理を施している状態を示す図である。
最後に、プレス装置PのプレスヘッドP1にて容器Cに収容された複数の化粧料11〜13にプレス処理を施すことによって、固形化粧料1を製造する(打型ステップ)。
図6は、油分の含有量と、使用感および密着力との関係を示す表である。具体的には、図6は、第3の化粧料13の主体となるパール剤に温度25℃の粘度を20mPa・s以上とする油分(水添ポリイソブテン、リンゴ酸ジイソステアリル、トリイソステアリン酸ポリグリセリル−2、ジメチコン、およびワセリン)を5%、10%、20%、または30%含むように実施例1〜18を調製し、これらの実施例1〜18によって、本発明の固形化粧料の製造方法にて固形化粧料1を製造したときの使用感および密着力を示す表である。
例えば、実施例1は、パール剤を95%とし、水添ポリイソブテンを5%とした化粧料を第3の化粧料13としている。
使用感は、第3の化粧料13の取れ感と、第1の化粧料11および第2の化粧料12の取れ感とが大きく変わらず良いと判断した場合に◎印とし、第3の化粧料13の取れ感と、第1の化粧料11および第2の化粧料12の取れ感とが大きく変わっていて良くないと判断した場合に×印とし、その中間を良い方から順に〇または△としている。
また、密着力は、第1の化粧料11の湾曲面11Aに第3の化粧料13を塗布した状態において、5cmの高さから第1の化粧料11を落下させて第3の化粧料13が脱落するまでの回数を計測し、30回以上の場合に◎印とし、10回以上30回未満の場合に〇印とし、5回以上10回未満の場合に△印とし、5回未満の場合に×印としている。
なお、水添ポリイソブテンの温度25℃の粘度は約20000mPa・s、リンゴ酸ジイソステアリルの温度20℃の粘度は約5500mPa・s、トリイソステアリン酸ポリグリセリル−2の温度20℃の粘度は約448mPa・s、ジメチコンの温度25℃の粘度は約20mPa・sである。ここで、リンゴ酸ジイソステアリル、トリイソステアリン酸ポリグリセリル−2、およびワセリンの温度25℃の粘度は20mPa・sよりも十分に大きい。
実施例1〜16に示すように、水添ポリイソブテン、リンゴ酸ジイソステアリル、トリイソステアリン酸ポリグリセリル−2、およびジメチコンのいずれかを5%〜30%含む第3の化粧料13を採用した場合には、使用感および密着力は、◎印または〇印となっている。
これに対して、比較例1は、第3の化粧料13の主体となるパール剤に水添ポリイソブテンを3%含むように調製し、比較例2は、第3の化粧料13の主体となるパール剤に水添ポリイソブテンを40%含むように調製している。比較例1に示すように、水添ポリイソブテンを5%未満含む場合には、使用感および密着力は、低下してしまっている。また、比較例2に示すように、水添ポリイソブテンを30%より多く含む場合には、使用感は、低下してしまっている。
また、図6の実施例17,18に示すように、ワセリンを5%〜10%含む第3の化粧料13を採用した場合には、使用感および密着力は、◎印または〇印となっている。
これに対して、比較例3は、第3の化粧料13の主体となるパール剤にワセリンを20%含むように調製している。比較例3に示すように、ワセリンを20%より多く含む場合には、使用感は、低下してしまっている。
このような本実施形態によれば、以下の作用・効果を奏することができる。
(1)本実施形態の固形化粧料の製造方法によれば、第1の化粧料11および第2の化粧料12を成形し、第3の化粧料13を第1の化粧料11の湾曲面11Aに塗布し、第1の化粧料11における湾曲面11Aと、第2の化粧料12における対向面12Aとを第3の化粧料13を介して対向させて第1の化粧料11および第2の化粧料12を容器Cに収容し、容器Cに収容された複数の化粧料11〜13にプレス処理を施すことによって、固形化粧料1を製造することができる。そして、第3の化粧料13は、油分を含むので、第1の化粧料11の湾曲面11Aに定着しやすくなり、ひいては筋状の模様を綺麗に形成することができる。
(2)第3の化粧料13は、温度25℃の粘度を20mPa・s以上とする油分を5%以上含むので、第3の化粧料13は、第1の化粧料11の湾曲面11Aに更に定着しやすくなり、ひいては筋状の模様を更に綺麗に形成することができる。
(3)第3の化粧料13は、30%以下の適量の油分を含んでいるので、固形化粧料1の使用感を向上させることができる。
なお、本実施形態では、油分は、水添ポリイソブテン、リンゴ酸ジイソステアリル、トリイソステアリン酸ポリグリセリル−2、ジメチコン、およびワセリンを採用しているが、通常、化粧料に使用されているものであれば、これら以外の油分を採用してもよい。例えば、油分は、パラフィン、セレシン、キャンデリラロウ、およびポリエチレン等の固体油や、ラノリン、ヒマシ油、ミリスチン酸イソプロピル、パルミチン酸イソプロピル、ポリブテン、オリーブ油、ホホバ油、ミリスチン酸オクチルドデシル、およびジメチルポリシロキサン等の液状油または半固体油を採用することができる。
〔第2実施形態〕
以下、本発明の第2実施形態を図面に基づいて説明する。
前記第1実施形態では、第3の化粧料13は、温度25℃の粘度を20mPa・s以上とする油分を5%以上30%以下含んでいた。
これに対して、本実施形態では、第3の化粧料13は、結合剤を1%未満含んでいる点で前記第1実施形態と異なる。この第3の化粧料13は、結合剤のみを含んでいてもよく、油分および結合剤の両方を含んでいてもよい。
なお、第3の化粧料13は、1種の結合剤を含んでいてもよく、2種以上の結合剤を含んでいてもよい。
ここで、結合剤は、酢酸ビニル・ピロリドン共重合体、またはビニルピロリドン・ヘキサデセン共重合体や、キサンタンガムを採用することができる。具体的には、結合剤は、ISP社製のPVP/VA S−630、PVP/VA E−735、およびPVP/VA E−335等の酢酸ビニル・ビニルピロリドン共重合体や、ANTARON V216等のビニルピロリドン・ヘキサデセン共重合体を採用することができる。
図7は、油分の含有量と、結合剤の含有量と、使用感および密着力との関係を示す表である。具体的には、図7は、前記第1実施形態の実施例1〜4および比較例1,2に加え、第3の化粧料13の主体となるパール剤に結合剤としてのPVP/VAコポリマー(酢酸ビニル・ビニルピロリドン共重合体)を0.5%含むように実施例19,20を調整し、これらの実施例1〜4,19,20によって、本発明の固形化粧料の製造方法にて固形化粧料1を製造したときの使用感および密着力を示す表である。
例えば、実施例19は、パール剤を99.5%とし、PVP/VAコポリマーを0.5%とした化粧料を第3の化粧料13としている。また、実施例20は、パール剤を94.5%とし、水添ポリイソブテンを5%とし、PVP/VAコポリマーを0.5%とした化粧料を第3の化粧料13としている。換言すれば、実施例20は、PVP/VAコポリマーを0.5%含んでいる点で実施例1と異なっている。
なお、本実施形態では、結合剤としてPVP/VAコポリマーを採用しているが、前述したキサンタンガムなどの他の結合剤を採用してもよく、これらを採用しても同様の作用・効果を奏することができる。
実施例19,20に示すように、PVP/VAコポリマーを0.5%含む第3の化粧料13を採用した場合には、使用感および密着力は、◎印または〇印となっている。特に、油分および結合剤の両方を含む実施例20の使用感および密着力は、油分のみを含む実施例1や、結合剤のみを含む実施例19の使用感および密着力よりも良くなっている。
これに対して、比較例4は、第3の化粧料13の主体となるパール剤にPVP/VAコポリマーを1%含むように調製している。比較例4に示すように、PVP/VAコポリマーを1%以上含む場合には、使用感および密着力は、低下してしまっている。
このような本実施形態によれば、以下の作用・効果を奏することができる。
(4)第3の化粧料13は、結合剤を含むので、第1の化粧料11の湾曲面11Aに定着しやすくなり、ひいては筋状の模様を綺麗に形成することができる。
(5)第3の化粧料13は、結合剤を1%未満の適量の結合剤を含んでいるので、固形化粧料1の使用感を向上させることができる。
(6)結合剤は、キサンタンガム、酢酸ビニル・ピロリドン共重合体、またはビニルピロリドン・ヘキサデセン共重合体の少なくとも1種を含むので、第1の化粧料11の湾曲面11Aに定着しやすくなり、ひいては筋状の模様を綺麗に形成することができる
(7)第3の化粧料13は、油分および結合剤の両方を含むので、第1の化粧料11の湾曲面11Aに更に定着しやすくなり、ひいては筋状の模様を更に綺麗に形成することができる。

以上のように、本発明は、固形化粧料の製造方法に好適に利用できる。
1 固形化粧料
11 第1の化粧料
11A 湾曲面(所定の面)
12 第2の化粧料
12A 対向面
13 第3の化粧料
C 容器
P プレス装置
P1 プレスヘッド
S スプレー

Claims (7)

  1. 所定の形状に成形された複数の化粧料を容器に収容した後、プレス処理を施すことによって、固形化粧料を製造する固形化粧料の製造方法であって、
    第1の化粧料と、前記第1の化粧料における所定の面と対向する対向面を有する第2の化粧料とを成形する成形ステップと、
    前記第1の化粧料および前記第2の化粧料とは色彩の異なる第3の化粧料を前記所定の面および前記対向面の少なくともいずれかに塗布する塗布ステップと、
    前記所定の面と、前記対向面とを前記第3の化粧料を介して対向させて前記第1の化粧料および前記第2の化粧料を前記容器に収容する収容ステップと、
    前記容器に収容された複数の化粧料にプレス処理を施すことによって、固形化粧料を製造する打型ステップとを備え、
    前記第3の化粧料は、水添ポリイソブテン、リンゴ酸ジイソステアリル、トリイソステアリン酸ポリグリセリル−2、ジメチコン、およびワセリンのなかから選ばれる少なくとも1種以上の油分を3%超から40%未満含み、ワセリンを単独で使用するときは20%を超えないことを特徴とする固形化粧料の製造方法。
  2. 請求項1に記載された固形化粧料の製造方法において、
    前記第3の化粧料は、温度25℃の粘度を20mPa・s以上とする前記油分を5%以上含むことを特徴とする固形化粧料の製造方法。
  3. 請求項1または請求項2に記載された固形化粧料の製造方法において、
    前記第3の化粧料は、前記油分を30%以下含むことを特徴とする固形化粧料の製造方法。
  4. 請求項1から請求項3のいずれかに記載された固形化粧料の製造方法において、
    前記第3の化粧料は、結合剤を更に含むことを特徴とする固形化粧料の製造方法。
  5. 所定の形状に成形された複数の化粧料を容器に収容した後、プレス処理を施すことによって、固形化粧料を製造する固形化粧料の製造方法であって、
    第1の化粧料と、前記第1の化粧料における所定の面と対向する対向面を有する第2の化粧料とを成形する成形ステップと、
    前記第1の化粧料および前記第2の化粧料とは色彩の異なる第3の化粧料を前記所定の面および前記対向面の少なくともいずれかに塗布する塗布ステップと、
    前記所定の面と、前記対向面とを前記第3の化粧料を介して対向させて前記第1の化粧料および前記第2の化粧料を前記容器に収容する収容ステップと、
    前記容器に収容された複数の化粧料にプレス処理を施すことによって、固形化粧料を製造する打型ステップとを備え、
    前記第3の化粧料は、1%未満の結合剤を含むことを特徴とする固形化粧料の製造方法。
  6. 請求項4に記載された固形化粧料の製造方法において、
    前記第3の化粧料は、前記結合剤を1%未満含むことを特徴とする固形化粧料の製造方法。
  7. 請求項4から請求項6のいずれかに記載された固形化粧料の製造方法において、
    前記結合剤は、キサンタンガム、酢酸ビニル・ピロリドン共重合体、またはビニルピロリドン・ヘキサデセン共重合体の少なくとも1種を含むことを特徴とする固形化粧料の製造方法。
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