JP6478060B2 - 印刷ジョブ送信用プログラムおよび印刷ジョブ送信装置 - Google Patents

印刷ジョブ送信用プログラムおよび印刷ジョブ送信装置 Download PDF

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Description

本発明は、印刷ジョブを送信するための印刷ジョブ送信用プログラムおよび印刷ジョブ送信装置に関する。
従来、電子メールの誤送信を防止するために、状況変化に応じて電子メールの送信遅延時間を動的に決定する制御装置が知られている(例えば、特許文献1参照。)。従来の制御装置は、端末から受けた電子メールのタイトルおよびメール本文に基づいて、電子メールの重要度を算出する。また、従来の制御装置は、端末から受けた電子メールのアドレス情報に基づいて、電子メールの誤送信のリスク度を算出する。そして、従来の制御装置は、算出した重要度およびリスク度に基づいて、送信遅延時間を算出し、算出した送信遅延時間後に電子メールを送信することによって、電子メールの誤送信を防止する。
特開2010−282363号公報
しかしながら、従来の制御装置は、電子メールの送信に特化したものであるので、利用者が電子機器から印刷装置に送信した後に印刷装置による実行結果としての印刷物を利用者が印刷装置に取りに行く印刷ジョブに対して、必ずしも適切に応用されることができないという問題がある。
そこで、本発明は、印刷装置への印刷ジョブの誤送信を抑えることができる印刷ジョブ送信用プログラムおよび印刷ジョブ送信装置を提供することを目的とする。
本発明の印刷ジョブ送信用プログラムは、電子機器から印刷装置への印刷ジョブの送信を実行する印刷ジョブ送信手段、および、前記印刷ジョブ送信手段による前記送信を遅延させる送信遅延手段として前記電子機器を機能させ、前記送信遅延手段は、前記電子機器および前記印刷装置の間のホップ数の増加に応じて前記送信の遅延時間を段階的に増加させることを特徴とする。
この構成により、本発明の印刷ジョブ送信用プログラムを実行する電子機器は、電子機器および印刷装置の間のホップ数の増加に応じて印刷装置への印刷ジョブの送信の遅延時間を段階的に増加させるので、電子機器および印刷装置の間のホップ数が多い場合、すなわち、電子機器と、印刷装置との距離が離れていると想定される場合に、利用者が印刷装置まで印刷物を取りに行く時間を印刷装置への印刷ジョブの送信の遅延時間に効率的に割り当てることが可能である。したがって、本発明の印刷ジョブ送信用プログラムを実行する電子機器は、誤った印刷装置への印刷ジョブの送信の指示が実行された場合に、電子機器と、印刷装置との距離が離れているとき、印刷ジョブが印刷装置に実際に送信される前に送信先の誤指定が利用者によって気が付かれて印刷ジョブの送信が利用者によって中止される可能性を向上するので、印刷装置への印刷ジョブの誤送信を抑えることができる。
本発明の印刷ジョブ送信用プログラムにおいて、前記送信遅延手段は、前記ホップ数が0である場合と、前記ホップ数が1以上である場合とで、前記遅延時間を異ならせても良い。
この構成により、本発明の印刷ジョブ送信用プログラムを実行する電子機器は、電子機器および印刷装置の間のホップ数が0である場合、すなわち、電子機器と、印刷装置との距離が近いと想定される場合と、それ以外の場合とで印刷装置への印刷ジョブの送信の遅延時間を異ならせるので、電子機器と、印刷装置との距離が近いときに、印刷装置への印刷ジョブの送信の指示が実行された後、印刷装置による印刷ジョブの実行結果としての印刷物が短時間で出力される可能性を向上することができる。したがって、本発明の印刷ジョブ送信用プログラムを実行する電子機器は、利便性を向上することができる。
本発明の印刷ジョブ送信用プログラムにおいて、前記送信遅延手段は、前記遅延時間の段階を3段階以上にしても良い。
この構成により、本発明の印刷ジョブ送信用プログラムを実行する電子機器は、電子機器および印刷装置の間のホップ数に応じて遅延時間を3段階以上に変化させるので、電子機器と、印刷装置との距離に応じた適切な遅延時間を設定することができる。
本発明の印刷ジョブ送信用プログラムにおいて、前記送信遅延手段は、前記印刷装置への印刷ジョブが特定のプリンタードライバーを利用して生成されている場合と、前記印刷装置への印刷ジョブが前記特定のプリンタードライバーを利用して生成されていない場合とのうち、前記印刷装置への印刷ジョブが前記特定のプリンタードライバーを利用して生成されていない場合のみ、前記ホップ数の増加に応じて前記遅延時間を段階的に増加させても良い。
この構成により、本発明の印刷ジョブ送信用プログラムを実行する電子機器は、特定のプリンタードライバーを利用して生成された印刷ジョブに対して、電子機器と、印刷装置との距離が離れていると想定される場合であっても、印刷装置への印刷ジョブの送信の遅延時間を増加させることを抑えるので、電子機器と、印刷装置との距離が離れていると想定される場合に必ず印刷装置への印刷ジョブの送信の遅延時間を増加させる構成と比較して、利便性を向上することができる。
本発明の印刷ジョブ送信用プログラムにおいて、前記送信遅延手段は、印刷ジョブの送信頻度が特定の頻度以上であるプリンタードライバーを前記特定のプリンタードライバーとしても良い。
この構成により、本発明の印刷ジョブ送信用プログラムを実行する電子機器は、送信頻度が特定の頻度以上であるプリンタードライバーを利用して生成された印刷ジョブ、すなわち、誤送信である可能性が少ない印刷ジョブに対して、電子機器と、印刷装置との距離が離れていると想定される場合であっても、印刷装置への印刷ジョブの送信の遅延時間を増加させることを抑えるので、利便性を向上することができる。
本発明の印刷ジョブ送信用プログラムにおいて、前記送信遅延手段は、印刷ジョブの送信回数が多い方から特定の順位以上であるプリンタードライバーを、前記送信頻度が前記特定の頻度以上であるプリンタードライバーとしても良い。
この構成により、本発明の印刷ジョブ送信用プログラムを実行する電子機器は、印刷装置への印刷ジョブの送信の遅延時間を増加させるか否かを電子機器における印刷ジョブの送信回数の順位に基づいて判断するので、電子機器における印刷ジョブの送信回数の総数の大小に関わらず、印刷装置への印刷ジョブの誤送信を適切に抑えることができる。
本発明の印刷ジョブ送信装置は、印刷装置への印刷ジョブの送信を実行する印刷ジョブ送信手段と、前記印刷ジョブ送信手段による前記送信を遅延させる送信遅延手段とを備える印刷ジョブ送信装置であって、前記送信遅延手段は、前記電子機器および前記印刷装置の間のホップ数の増加に応じて前記送信の遅延時間を段階的に増加させることを特徴とする。
この構成により、本発明の印刷ジョブ送信装置は、印刷ジョブ送信装置および印刷装置の間のホップ数の増加に応じて印刷装置への印刷ジョブの送信の遅延時間を段階的に増加させるので、印刷ジョブ送信装置および印刷装置の間のホップ数が多い場合、すなわち、印刷ジョブ送信装置と、印刷装置との距離が離れていると想定される場合に、利用者が印刷装置まで印刷物を取りに行く時間を印刷装置への印刷ジョブの送信の遅延時間に効率的に割り当てることが可能である。したがって、本発明の印刷ジョブ送信装置は、誤った印刷装置への印刷ジョブの送信の指示が実行された場合に、印刷ジョブ送信装置と、印刷装置との距離が離れているとき、印刷ジョブが印刷装置に実際に送信される前に送信先の誤指定が利用者によって気が付かれて印刷ジョブの送信が利用者によって中止される可能性を向上するので、印刷装置への印刷ジョブの誤送信を抑えることができる。
本発明の印刷ジョブ送信用プログラムおよび印刷ジョブ送信装置は、印刷装置への印刷ジョブの誤送信を抑えることができる。
本発明の第1の実施の形態に係るシステムのブロック図である。 図1に示す印刷ジョブ送信装置のブロック図である。 図2に示す遅延時間テーブルの一例を示す図である。 MFPに印刷ジョブを送信する場合の図2に示す印刷ジョブ送信装置の動作のフローチャートである。 図2に示す遅延時間テーブルの一例であって、図3に示す例とは異なる例を示す図である。 図2に示す遅延時間テーブルの一例であって、図3および図5に示す例とは異なる例を示す図である。 本発明の第2の実施の形態に係る印刷ジョブ送信装置のブロック図である。 図7に示す送信履歴の一例を示す図である。 MFPに印刷ジョブを送信する場合の図7に示す印刷ジョブ送信装置の動作のフローチャートである。 図9に示すプリンタードライバー判断処理の一例のフローチャートである。
以下、本発明の実施の形態について、図面を用いて説明する。
(第1の実施の形態)
まず、本発明の第1の実施の形態に係るシステムの構成について説明する。
図1は、本実施の形態に係るシステム10のブロック図である。
図1に示すように、システム10は、印刷ジョブを送信する電子機器としての印刷ジョブ送信装置20と、印刷ジョブ送信装置20によって送信された印刷ジョブを実行する印刷装置としてのMFP(Multifunction Peripheral)30とを備えている。印刷ジョブ送信装置20と、MFP30とは、LAN(Local Area Network)、インターネットなどのネットワーク11を介して互いに通信可能である。
システム10は、MFP30と同様のMFPを少なくとも1つ以上備えている。
システム10は、印刷ジョブ送信装置20と同様の印刷ジョブ送信装置を少なくとも1つ以上備えることが可能である。
なお、印刷ジョブ送信装置20の設置位置と、MFP30の設置位置とは、近い場合もあれば、遠い場合もある。例えば、印刷ジョブ送信装置20と、MFP30とは、同一の企業の同一の建物の同一のフロアに設置されている場合もあるし、同一の企業の互いに数百km離れた別々の拠点に設置されている場合もある。例えば、印刷ジョブ送信装置20の普段の設置位置と、MFP30の設置位置とが遠い場合、印刷ジョブ送信装置20の利用者が印刷ジョブ送信装置20を携帯してMFP30の設置位置に訪問して印刷ジョブ送信装置20のプリンタードライバーにMFP30の設定を行ったとき、印刷ジョブ送信装置20の利用者がMFP30の設置位置から印刷ジョブ送信装置20の普段の設置位置に印刷ジョブ送信装置20を携帯して戻った後に、印刷ジョブ送信装置20のプリンタードライバーにMFP30の設定が残っていることがある。
図2は、印刷ジョブ送信装置20のブロック図である。
図2に示すように、印刷ジョブ送信装置20は、利用者による種々の操作が入力されるキーボード、マウスなどの入力デバイスである操作部21と、種々の情報を表示するLCD(Liquid Crystal Display)などの表示デバイスである表示部22と、ネットワーク11(図1参照。)経由で外部の装置と通信を行う通信デバイスである通信部23と、各種のデータを記憶している半導体メモリー、HDD(Hard Disk Drive)などの不揮発性の記憶デバイスである記憶部24と、印刷ジョブ送信装置20全体を制御する制御部25とを備えている。印刷ジョブ送信装置20は、モバイルPC(Personal Computer)などのコンピューターによって構成されている。
記憶部24は、印刷ジョブを生成するためのプリンタードライバー24aと、印刷ジョブを送信するための印刷ジョブ送信用プログラム24bとを記憶している。プリンタードライバー24aおよび印刷ジョブ送信用プログラム24bは、それぞれ、印刷ジョブ送信装置20の製造段階で印刷ジョブ送信装置20にインストールされていても良いし、USB(Universal Serial Bus)メモリーなどの外部の記憶媒体から印刷ジョブ送信装置20に追加でインストールされても良いし、ネットワーク11上から印刷ジョブ送信装置20に追加でインストールされても良い。
記憶部24は、プリンタードライバー24aと同様のプリンタードライバーを少なくとも1つ以上記憶することが可能である。
記憶部24は、遅延時間を設定するための遅延時間テーブル24cを記憶している。
制御部25は、例えば、CPU(Central Processing Unit)と、プログラムおよび各種のデータを記憶しているROM(Read Only Memory)と、CPUの作業領域として用いられるRAM(Random Access Memory)とを備えている。CPUは、ROMまたは記憶部24に記憶されているプログラムを実行する。
制御部25は、記憶部24によって記憶されている印刷ジョブ送信用プログラム24bを実行することによって、印刷ジョブ送信装置20からMFPへの印刷ジョブの送信を実行する印刷ジョブ送信手段25a、および、印刷ジョブ送信手段25aによる送信を遅延させる送信遅延手段25bとして機能する。
図3は、遅延時間テーブル24cの一例を示す図である。
図3に示す遅延時間テーブル24cは、印刷ジョブ送信装置20および送信先としてのMFPの間のホップ数と、送信先への印刷ジョブの送信の遅延時間との関係を示している。ここで、印刷ジョブ送信装置20およびMFPの間のホップ数とは、印刷ジョブ送信装置20およびMFPの間のネットワーク通信経路において経由する中継機器の総数である。
次に、MFP30に印刷ジョブを送信する場合の印刷ジョブ送信装置20の動作について説明する。
図4は、MFP30に印刷ジョブを送信する場合の印刷ジョブ送信装置20の動作のフローチャートである。
プリンタードライバー24aは、MFP30への印刷ジョブの送信の実行の指示を例えば操作部21を介して受け付けることが可能である。制御部25は、MFP30への印刷ジョブの送信の実行の指示がプリンタードライバー24aによって受け付けられた場合に、図4に示す動作を実行する。
図4に示すように、送信遅延手段25bは、印刷ジョブ送信装置20と、印刷ジョブの送信先としてのMFP30との間のホップ数を取得する(S51)。例えば、送信遅延手段25bは、MFP30にtracerouteコマンドまたはtracertコマンドを送信することによって、ホップ数を取得する。
送信遅延手段25bは、S51の処理の後、S51において取得したホップ数と、遅延時間テーブル24cとに基づいた遅延時間を、MFP30への印刷ジョブの送信の遅延時間として設定する(S52)。
次いで、送信遅延手段25bは、S52において設定した遅延時間の間、MFP30への印刷ジョブをスプールする(S53)。
次いで、印刷ジョブ送信手段25aは、S53においてスプールされていた印刷ジョブをMFP30へ送信して(S54)、図4に示す動作を終了する。
以上に説明したように、印刷ジョブ送信装置20は、印刷ジョブ送信装置20およびMFP30の間のホップ数の増加に応じてMFP30への印刷ジョブの送信の遅延時間を段階的に増加させる(S52)ので、印刷ジョブ送信装置20およびMFP30の間のホップ数が多い場合、すなわち、印刷ジョブ送信装置20と、MFP30との距離が離れていると想定される場合に、利用者がMFP30まで印刷物を取りに行く時間をMFP30への印刷ジョブの送信の遅延時間に効率的に割り当てることが可能である。したがって、印刷ジョブ送信装置20は、誤った送信先としてのMFP30への印刷ジョブの送信の指示が実行された場合に、印刷ジョブ送信装置20と、MFP30との距離が離れているとき、印刷ジョブがMFP30に実際に送信される前に送信先の誤指定が利用者によって気が付かれて印刷ジョブの送信が利用者によって中止される可能性を向上するので、MFP30への印刷ジョブの誤送信を抑えることができる。
印刷ジョブ送信装置20は、MFPによって実行される前に印刷ジョブの送信が中止されることが可能であるので、印刷ジョブの実行結果としての印刷物によって情報が流出するリスクを低減することができる。
印刷ジョブ送信装置20は、印刷ジョブ送信装置20およびMFP30の間のホップ数が少ない場合、すなわち、印刷ジョブ送信装置20と、MFP30との距離が離れていないと想定される場合に、MFP30への印刷ジョブの送信の遅延時間が短く設定されるので、MFP30が誤った送信先であるときであっても、MFP30への印刷ジョブの送信が利用者によって中止される可能性が低い。しかしながら、印刷ジョブ送信装置20と、MFP30との距離が離れていない場合には、利用者は、MFP30による印刷ジョブの実行結果としての印刷物をすぐに取りに行くことができる。したがって、印刷ジョブ送信装置20は、印刷ジョブ送信装置20と、MFP30との距離が離れていないと想定される場合に、印刷物によって情報が流出するリスクがそもそも低い。
印刷ジョブ送信装置20は、図3に示すように、ホップ数が0である場合と、ホップ数が1以上である場合とで遅延時間を異ならせている。この構成により、印刷ジョブ送信装置20は、印刷ジョブ送信装置20およびMFP30の間のホップ数が0である場合、すなわち、印刷ジョブ送信装置20と、MFP30との距離が近いと想定される場合と、それ以外の場合とでMFP30への印刷ジョブの送信の遅延時間を異ならせるので、印刷ジョブ送信装置20と、MFP30との距離が近いときに、MFP30への印刷ジョブの送信の指示が実行された後、MFP30による印刷ジョブの実行結果としての印刷物が短時間で出力される可能性を向上することができる。したがって、印刷ジョブ送信装置20は、利便性を向上することができる。しかしながら、印刷ジョブ送信装置20は、ホップ数が1以上の何れかの値以下である場合に遅延時間を同一としても良い。例えば、印刷ジョブ送信装置20は、図5に示すように、ホップ数が1以下である場合の遅延時間を同一としても良い。
印刷ジョブ送信装置20は、図3に示すように、ホップ数に応じた遅延時間の段階を3段階以上にしている。この構成により、印刷ジョブ送信装置20は、印刷ジョブ送信装置20およびMFP30の間のホップ数に応じて遅延時間を3段階以上に変化させるので、印刷ジョブ送信装置20と、MFP30との距離に応じた適切な遅延時間を設定することができる。しかしながら、印刷ジョブ送信装置20は、図6に示すように、ホップ数に応じた遅延時間の段階を2段階にしても良い。
なお、印刷ジョブ送信装置20は、S51において取得したホップ数が0である場合、S52においてMFP30への印刷ジョブの送信の遅延時間を0秒に設定するが、0秒より長い時間に設定されても良い。
印刷ジョブを遅延時間0秒の間、スプールするということは、印刷ジョブをスプールしないということである。したがって、印刷ジョブ送信装置20は、S51において取得したホップ数が0である場合、S52およびS53の処理を実行せずに、S54の処理を実行しても良い。
(第2の実施の形態)
まず、本発明の第2の実施の形態に係るシステムの構成について説明する。
本実施の形態に係るシステムの構成は、第1の実施の形態に係るシステム10(図1参照。)が印刷ジョブ送信装置20(図1参照。)に代えて図7に示す印刷ジョブ送信装置120を備えた構成と同様である。
図7は、本実施の形態に係る印刷ジョブ送信装置120のブロック図である。
図7に示すように、印刷ジョブ送信装置120の構成は、印刷ジョブ送信装置20(図2参照。)が印刷ジョブ送信用プログラム24b(図2参照。)に代えて印刷ジョブ送信用プログラム124bを備えた構成と同様である。
記憶部24は、印刷ジョブの送信履歴124dを記憶することが可能である。
制御部25は、記憶部24によって記憶されている印刷ジョブ送信用プログラム124bを実行することによって、印刷ジョブ送信装置120からMFPへの印刷ジョブの送信を実行する印刷ジョブ送信手段25a、および、印刷ジョブ送信手段25aによる送信を遅延させる送信遅延手段125bとして機能する。
図8は、送信履歴124dの一例を示す図である。
図8に示すように、送信履歴124dは、送信日時と、生成時に利用されたプリンタードライバーの識別情報とを印刷ジョブ毎に含んでいる。
次に、送信履歴124dを更新する場合の印刷ジョブ送信装置120の動作について説明する。
送信遅延手段125bは、印刷ジョブ送信手段25aによって印刷ジョブが送信されると、送信された印刷ジョブの情報を送信履歴124dに追加する。
次に、MFP30に印刷ジョブを送信する場合の印刷ジョブ送信装置120の動作について説明する。
図9は、MFP30に印刷ジョブを送信する場合の印刷ジョブ送信装置120の動作のフローチャートである。
図9に示すように、送信遅延手段125bは、MFP30への印刷ジョブが特定のプリンタードライバーを利用して生成されているか否かを判断するプリンタードライバー判断処理を実行する(S151)。
図10は、図9に示すプリンタードライバー判断処理の一例のフローチャートである。
図10に示すように、送信遅延手段125bは、今回の印刷ジョブの生成時に利用されたプリンタードライバーを利用して生成された印刷ジョブの送信頻度を送信履歴124dに基づいて取得する(S161)。ここで、送信遅延手段125bは、現時点を基準にした過去の特定の期間における印刷ジョブの送信回数を、印刷ジョブの送信頻度として取得する。
送信遅延手段125bは、S161の処理の後、S161において取得した送信頻度が特定の頻度以上であるか否かを判断する(S162)。
送信遅延手段125bは、S161において取得した送信頻度が特定の頻度以上であるとS162において判断すると、今回の印刷ジョブが特定のプリンタードライバーを利用して生成されていると判断して(S163)、図10に示す動作を終了する。
送信遅延手段125bは、S161において取得した送信頻度が特定の頻度以上ではないとS162において判断すると、今回の印刷ジョブが特定のプリンタードライバーを利用して生成されていないと判断して(S164)、図10に示す動作を終了する。
図9に示すように、送信遅延手段125bは、S151の処理の後、MFP30への印刷ジョブが特定のプリンタードライバーを利用して生成されているとS151において判断したか否かを判断する(S152)。
送信遅延手段125bは、MFP30への印刷ジョブが特定のプリンタードライバーを利用して生成されていないと判断したとS152において判断すると、図4に示すS51〜S54の処理と同様のS153〜S156の処理を実行して、図9に示す動作を終了する。
送信遅延手段125bは、MFP30への印刷ジョブが特定のプリンタードライバーを利用して生成されていると判断したとS152において判断すると、印刷ジョブをMFP30へ送信して(S156)、図9に示す動作を終了する。
以上に説明したように、印刷ジョブ送信装置120は、送信頻度が特定の頻度以上であるプリンタードライバーを利用して生成された印刷ジョブ、すなわち、誤送信である可能性が少ない印刷ジョブに対して、印刷ジョブ送信装置120と、MFP30との距離が離れていると想定される場合であっても、MFP30への印刷ジョブの送信の遅延時間を増加させることを抑えるので、利便性を向上することができる。
送信遅延手段125bは、S162の処理において、印刷ジョブの送信頻度が多い方から特定の順位以上であるプリンタードライバーを、送信頻度が特定の頻度以上であるプリンタードライバーとしても良い。この構成により、印刷ジョブ送信装置120は、MFP30への印刷ジョブの送信の遅延時間を増加させるか否かを印刷ジョブ送信装置120における印刷ジョブの送信回数の順位に基づいて判断するので、印刷ジョブ送信装置120における印刷ジョブの送信回数の総数の大小に関わらず、MFP30への印刷ジョブの誤送信を適切に抑えることができる。
なお、送信遅延手段125bは、本実施の形態において、送信頻度が特定の頻度以上であるプリンタードライバーを特定のプリンタードライバーとしている。しかしながら、送信遅延手段125bは、送信頻度が特定の頻度以上であるという条件以外の条件のプリンタードライバーを特定のプリンタードライバーとしても良い。例えば、送信遅延手段125bは、通常使うプリンターのプリンタードライバーとして設定されているプリンタードライバーを、特定のプリンタードライバーとしても良い。
印刷ジョブ送信装置120は、特定のプリンタードライバーを利用して生成された印刷ジョブに対して、印刷ジョブ送信装置120と、MFP30との距離が離れていると想定される場合であっても、MFP30への印刷ジョブの送信の遅延時間を増加させることを抑えるので、印刷ジョブ送信装置20と、MFP30との距離が離れていると想定される場合に必ずMFP30への印刷ジョブの送信の遅延時間を増加させる構成と比較して、利便性を向上することができる。
なお、印刷ジョブ送信装置120は、図3に示すように、ホップ数が0である場合と、ホップ数が1以上である場合とで遅延時間を異ならせている。しかしながら、印刷ジョブ送信装置120は、ホップ数が1以上の何れかの値以下である場合に遅延時間を同一としても良い。
印刷ジョブ送信装置120は、図3に示すように、ホップ数に応じた遅延時間の段階を3段階以上にしている。しかしながら、印刷ジョブ送信装置120は、ホップ数に応じた遅延時間の段階を2段階にしても良い。
印刷ジョブ送信装置120は、S153において取得したホップ数が0である場合、S154においてMFP30への印刷ジョブの送信の遅延時間を0秒に設定するが、0秒より長い時間に設定されても良い。印刷ジョブ送信装置120は、S153において取得したホップ数が0である場合にS154においてMFP30への印刷ジョブの送信の遅延時間を0秒より長い時間に設定するとき、MFP30への印刷ジョブが特定のプリンタードライバーを利用して生成されているとS151において判断したとS152において判断した場合も、MFP30への印刷ジョブが特定のプリンタードライバーを利用して生成されていないとS151において判断したとS152において判断した場合にホップ数が0であるときと同じ遅延時間だけ印刷ジョブをスプールしてから印刷ジョブをMFP30に送信しても良い。
印刷ジョブを遅延時間0秒の間、スプールするということは、印刷ジョブをスプールしないということである。したがって、印刷ジョブ送信装置120は、S153において取得したホップ数が0である場合、S154およびS155の処理を実行せずに、S156の処理を実行しても良い。
本発明の印刷装置は、上述した各実施の形態においてMFPであるが、プリンター専用機など、MFP以外の印刷装置であっても良い。
20 印刷ジョブ送信装置(電子機器)
24a プリンタードライバー
24b 印刷ジョブ送信用プログラム
25a 印刷ジョブ送信手段
25b 送信遅延手段
30 MFP(印刷装置)
120 印刷ジョブ送信装置(電子機器)
124b 印刷ジョブ送信用プログラム
125b 送信遅延手段

Claims (6)

  1. 電子機器から印刷装置への印刷ジョブの送信を実行する印刷ジョブ送信手段、および、
    前記印刷ジョブ送信手段による前記送信を遅延させる送信遅延手段
    として前記電子機器を機能させ、
    前記送信遅延手段は、
    前記印刷装置への印刷ジョブが特定のプリンタードライバーを利用して生成されている場合と、
    前記印刷装置への印刷ジョブが前記特定のプリンタードライバーを利用して生成されていない場合とのうち、
    前記印刷装置への印刷ジョブが前記特定のプリンタードライバーを利用して生成されていない場合のみ、
    前記電子機器および前記印刷装置の間のホップ数の増加に応じて前記送信の遅延時間を段階的に増加させることを特徴とする印刷ジョブ送信用プログラム。
  2. 前記送信遅延手段は、印刷ジョブの送信頻度が特定の頻度以上であるプリンタードライバーを前記特定のプリンタードライバーとすることを特徴とする請求項1に記載の印刷ジョブ送信用プログラム。
  3. 前記送信遅延手段は、印刷ジョブの送信回数が多い方から特定の順位以上であるプリンタードライバーを、前記送信頻度が前記特定の頻度以上であるプリンタードライバーとすることを特徴とする請求項2に記載の印刷ジョブ送信用プログラム。
  4. 前記送信遅延手段は、前記ホップ数が0である場合と、前記ホップ数が1以上である場合とで、前記遅延時間を異ならせることを特徴とする請求項1から請求項3までのいずれかに記載の印刷ジョブ送信用プログラム。
  5. 前記送信遅延手段は、前記遅延時間の段階を3段階以上にすることを特徴とする請求項1から請求項4までのいずれかに記載の印刷ジョブ送信用プログラム。
  6. 印刷装置への印刷ジョブの送信を実行する印刷ジョブ送信手段と、
    前記印刷ジョブ送信手段による前記送信を遅延させる送信遅延手段と
    を備える印刷ジョブ送信装置であって、
    前記送信遅延手段は、
    前記印刷装置への印刷ジョブが特定のプリンタードライバーを利用して生成されている場合と、
    前記印刷装置への印刷ジョブが前記特定のプリンタードライバーを利用して生成されていない場合とのうち、
    前記印刷装置への印刷ジョブが前記特定のプリンタードライバーを利用して生成されていない場合のみ、
    前記印刷ジョブ送信装置および前記印刷装置の間のホップ数の増加に応じて前記送信の遅延時間を段階的に増加させることを特徴とする印刷ジョブ送信装置。
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