JP6478058B2 - プルプリントシステム - Google Patents

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Description

本発明は、プルプリントサーバーによってスプールされている印刷ジョブを印刷装置によって実行するプルプリントを実行するプルプリントシステムに関する。
従来、印刷ジョブを実行する印刷装置と、印刷装置に印刷ジョブを送信するためのプリンタードライバーを実行する電子機器とを備えるシステムが知られている(例えば、特許文献1参照。)。このシステムにおいて、電子機器は、プリンタードライバーのプラグインを外部記憶装置からインストールする。
特開2014−085749号公報
しかしながら、従来のシステムは、プルプリントには対応していないという問題がある。
そこで、本発明は、電子機器からプルプリントサーバーに適切な印刷ジョブを送信することができるプルプリントシステムを提供することを目的とする。
本発明のプルプリントシステムは、印刷ジョブを実行する印刷装置と、前記印刷装置によってプルプリントとして実行される前記印刷ジョブをスプールするプルプリントサーバーと、前記プルプリントサーバーに前記印刷ジョブを送信する電子機器とを備え、前記プルプリントサーバーは、特定の印刷設定を有する前記印刷ジョブのスプールを禁止する禁止機能を備え、前記電子機器は、プリンタードライバーと、前記プリンタードライバーのプラグインとを実行し、前記プラグインは、前記禁止機能の利用に必要であり、前記プルプリントサーバーは、前記プラグインを前記電子機器に送信し、前記電子機器は、前記プルプリントサーバーから送信された前記プラグインをインストールすることを特徴とする。
この構成により、本発明のプルプリントシステムは、プラグインをプルプリントサーバーから電子機器に送信し、プルプリントサーバーから電子機器に送信されたプラグインを電子機器においてインストールするので、プルプリントサーバーに適したプラグインを介して電子機器からプルプリントサーバーに適切な印刷ジョブを送信することができる。
本発明のプルプリントシステムにおいて、前記電子機器は、前記印刷ジョブの設定としてのジョブ設定の設定画面を表示する場合に前記プラグインを前記プルプリントサーバーに要求しても良い。
この構成により、本発明のプルプリントシステムは、電子機器においてジョブ設定の設定画面を表示する場合に電子機器からプルプリントサーバーにプラグインを要求するので、プルプリントサーバーが管理している全ての電子機器にプラグインを同時に送信する構成と比較して、プルプリントサーバーから電子機器へのプラグインの送信によってプルプリントサーバーおよびネットワークへの負荷が一時的に増大することを抑えることができる。
本発明のプルプリントシステムにおいて、前記プルプリントサーバーは、前記印刷ジョブの設定としてのジョブ設定のための設定用情報を前記電子機器に通知し、前記設定用情報は、前記特定の印刷設定を前記ジョブ設定の設定画面において指定不可能にする情報を含み、前記電子機器は、前記設定画面を表示する場合に、前記プルプリントサーバーから通知された前記設定用情報が反映された前記設定画面を表示しても良い。
この構成により、本発明のプルプリントシステムは、印刷ジョブの設定としてのジョブ設定のための設定用情報をプルプリントサーバーから電子機器に通知し、プルプリントサーバーから電子機器に通知された設定用情報をジョブ設定の設定画面に反映して電子機器において表示するので、プルプリントサーバーに適した設定用情報が反映された設定画面を介して電子機器からプルプリントサーバーに適切な印刷ジョブを送信することができる。また、本発明のプルプリントシステムは、プルプリントサーバーによって印刷ジョブのスプールが禁止される印刷設定が指定不可能にされた設定画面を表示するので、プルプリントサーバーによってスプールが禁止される印刷設定を有する印刷ジョブを電子機器からプルプリントサーバーに送信する無駄を抑えることができる。
本発明のプルプリントシステムにおいて、前記電子機器は、前記設定画面を表示する場合に前記設定用情報を前記プルプリントサーバーに要求しても良い。
この構成により、本発明のプルプリントシステムは、電子機器においてジョブ設定の設定画面を表示する場合に電子機器からプルプリントサーバーに設定用情報を要求するので、プルプリントサーバーが管理している全ての電子機器に設定用情報を同時に通知する構成と比較して、プルプリントサーバーから電子機器への設定用情報の通知によってプルプリントサーバーおよびネットワークへの負荷が一時的に増大することを抑えることができる。
本発明のプルプリントシステムにおいて、前記電子機器は、前記プルプリントサーバーに前記印刷ジョブが送信される場合に、前記印刷ジョブのスプールが前記禁止機能によって禁止されるか否かを前記プルプリントサーバーに前記印刷ジョブが送信される前に確認しても良い。
この構成により、本発明のプルプリントシステムは、プルプリントサーバーによって印刷ジョブのスプールが禁止される印刷設定が指定不可能にされた設定画面を表示するので、プルプリントサーバーによってスプールが禁止される印刷ジョブに対して、スプールが禁止されるか否かを電子機器からプルプリントサーバーに確認する無駄を抑えることができる。
本発明のプルプリントシステムは、電子機器からプルプリントサーバーに適切な印刷ジョブを送信することができる。
本発明の一実施の形態に係るプルプリントシステムのブロック図である。 図1に示す利用者端末のブロック図である。 図1に示すプルプリントサーバーのブロック図である。 図1に示すMFPのブロック図である。 利用者端末にプリンタードライバーおよびプラグインがインストールされる場合の図1に示すプルプリントシステムの動作のシーケンス図である。 利用者端末のプラグインがアップデートされる場合の図1に示すプルプリントシステムの動作のシーケンス図である。 利用者端末の設定用情報が変更される場合の図1に示すプルプリントシステムの動作のシーケンス図である。 (a)図7に示すプルプリントサーバーから通知される設定用情報が反映される前の設定画面の一例を示す図である。 (b)図7に示すプルプリントサーバーから通知される設定用情報が反映された後の設定画面の一例を示す図である。 利用者端末からプルプリントサーバーに印刷ジョブが送信される場合の図1に示すプルプリントシステムの動作のシーケンス図である。 プルプリントサーバーから通知される設定用情報が反映された設定画面が表示されなかった場合に対象の印刷ジョブをスプールしないとプルプリントサーバーによって判定されるときの図1に示すプルプリントシステムの動作のシーケンス図である。 プルプリントが実行される場合の図1に示すプルプリントシステムの動作のシーケンス図である。
以下、本発明の一実施の形態について、図面を用いて説明する。
まず、本実施の形態に係るプルプリントシステムの構成について説明する。
図1は、本実施の形態に係るプルプリントシステム10のブロック図である。
図1に示すように、プルプリントシステム10は、印刷ジョブを生成する電子機器としての利用者端末20と、利用者端末20によって生成された印刷ジョブをスプールするプルプリントサーバー30と、印刷ジョブを実行する印刷装置としてのMFP(Multifunction Peripheral)40とを備えている。利用者端末20と、プルプリントサーバー30と、MFP40とは、LAN(Local Area Network)、インターネットなどのネットワーク11を介して互いに通信可能である。
プルプリントシステム10は、利用者端末20と同様の利用者端末を複数備えることが可能である。しかしながら、以下においては、プルプリントシステム10に備えられる利用者端末を代表して利用者端末20について説明する。
同様に、プルプリントシステム10は、MFP40と同様のMFPを複数備えることが可能である。しかしながら、以下においては、プルプリントシステム10に備えられるMFPを代表してMFP40について説明する。
プルプリントサーバー30は、プルプリントシステム10に備えられる利用者端末によって生成された印刷ジョブをスプールするスプール機能と、プルプリントサーバー30を使用可能な利用者やグループを特定する認証機能と、特定の印刷設定を有する印刷ジョブのスプールを禁止する禁止機能とを備えている。利用者端末は、プルプリントサーバー30のスプール機能を利用するために、一般的なプリンタードライバーを備えていれば良い。しかしながら、利用者端末は、プルプリントサーバー30の認証機能および禁止機能を利用するために、一般的なプリンタードライバーのみではなく、プリンタードライバーの専用のプラグインも備えている必要がある。
図2は、利用者端末20のブロック図である。
図2に示すように、利用者端末20は、利用者による種々の操作が入力される入力デバイスである操作部21と、種々の情報を表示するLCD(Liquid Crystal Display)などの表示デバイスである表示部22と、ネットワーク11(図1参照。)経由で外部の装置と通信を行う通信デバイスである通信部23と、各種のデータを記憶している半導体メモリー、HDD(Hard Disk Drive)などの記憶デバイスである記憶部24と、利用者端末20全体を制御する制御部25とを備えている。利用者端末20は、PC(Personal Computer)などのコンピューターによって構成されている。
記憶部24は、プリンタードライバー24aと、プリンタードライバー24aのプラグイン24bとを記憶している。プリンタードライバー24aおよびプラグイン24bは、それぞれ、利用者端末20の製造段階で利用者端末20にインストールされていても良いし、USB(Universal Serial Bus)メモリーなどの外部の記憶媒体から利用者端末20に追加でインストールされても良いし、ネットワーク11上から利用者端末20に追加でインストールされても良い。
プラグイン24bは、プルプリントサーバー30の上述した認証機能や禁止機能の利用に必要である。
記憶部24は、印刷ジョブの設定としてのジョブ設定のための設定用情報24cを記憶可能である。
制御部25は、例えば、CPU(Central Processing Unit)と、プログラムおよび各種のデータを記憶しているROM(Read Only Memory)と、CPUの作業領域として用いられるRAM(Random Access Memory)とを備えている。CPUは、ROMまたは記憶部24に記憶されているプログラムを実行する。
図3は、プルプリントサーバー30のブロック図である。
図3に示すように、プルプリントサーバー30は、利用者による種々の操作が入力されるマウス、キーボードなどの入力デバイスである操作部31と、種々の情報を表示するLCDなどの表示デバイスである表示部32と、ネットワーク11(図1参照。)経由で外部の装置と通信を行う通信デバイスである通信部33と、各種のデータを記憶している半導体メモリー、HDDなどの記憶デバイスである記憶部34と、プルプリントサーバー30全体を制御する制御部35とを備えている。プルプリントサーバー30は、PCなどのコンピューターによって構成されている。
記憶部34は、利用者の識別情報、利用者のパスワードなど、利用者を認証するために認証機能によって利用される認証情報34aを記憶している。
記憶部34は、利用者が所属するグループを示すグループ情報34bを記憶している。グループ情報34bは、利用者が所属するグループを特定するために認証機能によって利用される。
記憶部34は、プルプリントサーバー30の設定としてのサーバー設定34cを記憶している。サーバー設定34cには、印刷ジョブを受け付けるキューの設定としてのキュー設定と、禁止機能によって印刷ジョブのスプールが禁止される印刷設定(以下「禁止印刷設定」と言う。)とを含んでいる。禁止印刷設定は、利用者やグループ毎に設定されても良い。
記憶部34は、プリンタードライバー34dと、プリンタードライバー34dのプラグイン34eとを複数記憶可能である。
記憶部34は、印刷ジョブ34fを複数記憶可能である。
制御部35は、例えば、CPUと、プログラムおよび各種のデータを記憶しているROMと、CPUの作業領域として用いられるRAMとを備えている。CPUは、ROMまたは記憶部34に記憶されているプログラムを実行する。
図4は、MFP40のブロック図である。
図4に示すように、MFP40は、利用者による種々の操作が入力されるボタンなどの入力デバイスである操作部41と、種々の情報を表示するLCDなどの表示デバイスである表示部42と、用紙などの記録媒体に印刷を実行する印刷デバイスであるプリンター43と、原稿から画像データを読み取る読取デバイスであるスキャナー44と、図示していない外部のファクシミリ装置と公衆電話回線などの通信回線経由でファックス通信を行うファックスデバイスであるファックス通信部45と、ネットワーク11(図1参照。)経由で外部の装置と通信を行うネットワーク通信デバイスである通信部46と、各種のデータを記憶している半導体メモリー、HDDなどの記憶デバイスである記憶部47と、MFP40全体を制御する制御部48とを備えている。
制御部48は、例えば、CPUと、プログラムおよび各種のデータを記憶しているROMと、CPUの作業領域として用いられるRAMとを備えている。CPUは、ROMまたは記憶部47に記憶されているプログラムを実行する。
次に、プルプリントシステム10の動作について説明する。
まず、利用者端末にプリンタードライバーおよびプラグインがインストールされる場合のプルプリントシステム10の動作について説明する。
図5は、利用者端末にプリンタードライバーおよびプラグインがインストールされる場合のプルプリントシステム10の動作のシーケンス図である。
プルプリントサーバー30の制御部35は、対象のプリンタードライバー34dおよびプラグイン34eと、これらを自動的にインストールするための自動インストーラーとを含んだ自己解凍形式のインストールパッケージを生成しておく。そして、制御部35は、対象のインストールパッケージに含まれるプリンタードライバーおよびプラグインをインストールすべき利用者端末が存在するか否かを定期的に確認し、これらをインストールすべき利用者端末が存在する場合に、図5に示す動作を実行する。図5は、対象のインストールパッケージに含まれるプリンタードライバーおよびプラグインがインストールされるべき利用者端末が利用者端末20である場合の図である。
図5に示すように、プルプリントサーバー30の制御部35は、対象のインストールパッケージを利用者端末20に送信する(S101)とともに、S101において送信したインストールパッケージの実行を利用者端末20に指示する(S102)。
したがって、利用者端末20の制御部25は、S101においてプルプリントサーバー30から送信されてきたインストールパッケージを解凍して自動インストーラーを実行することによって、対象のプリンタードライバーおよびプラグインをインストールする(S103)。
次に、利用者端末のプラグインがアップデートされる場合のプルプリントシステム10の動作について説明する。
図6は、利用者端末のプラグインがアップデートされる場合のプルプリントシステム10の動作のシーケンス図である。
プルプリントサーバー30の制御部35は、アップデートされるべきプラグイン34eと、このプラグイン34eを自動的にインストールするための自動インストーラーとを含んだ自己解凍形式のインストールパッケージを生成しておく。そして、制御部35は、対象のインストールパッケージに含まれるプラグインがインストールされるべきか否かを定期的に確認し、このプラグインがインストールされるべきである場合に、図6に示す動作を実行する。図6は、対象のインストールパッケージに含まれるプラグインがインストールされるべき利用者端末が利用者端末20である場合の図である。
図6に示すように、プルプリントサーバー30の制御部35は、対象のインストールパッケージを利用者端末20に送信する(S131)とともに、S131において送信したインストールパッケージの実行を利用者端末20に指示する(S132)。なお、制御部35は、図6においては利用者端末20に対してS131およびS132の処理を実行しているが、実際には、プルプリントサーバー30の管理対象の利用者端末の全てに対してS131およびS132の処理を実行する。
したがって、利用者端末20の制御部25は、S131においてプルプリントサーバー30から送信されてきたインストールパッケージを解凍して自動インストーラーを実行することによって、対象のプラグインをインストールする(S133)。
次に、利用者端末20の設定用情報24cが変更される場合のプルプリントシステム10の動作について説明する。
なお、以下において、プリンタードライバー24aの動作として説明する動作は、実際には、プリンタードライバー24aを実行している制御部24の動作である。同様に、プラグイン24bの動作として説明する動作は、実際には、プラグイン24bを実行している制御部24の動作である。
図7は、利用者端末20の設定用情報24cが変更される場合のプルプリントシステム10の動作のシーケンス図である。
図7に示すように、利用者端末20のプリンタードライバー24aは、ジョブ設定の設定画面の表示の指示が操作部を介して入力されると、その旨をプラグイン24bに通知する(S161)。
そして、プラグイン24bは、S161における通知がされると、プルプリントサーバー30に設定用情報を要求する(S162)。
プルプリントサーバー30の制御部35は、S162における要求を受けると、利用者端末20に設定用情報を通知する(S163)。この設定用情報は、利用者端末20を操作中の利用者や、この利用者が所属しているグループに応じて生成されたものであることが好ましい。なお、制御部35は、利用者端末20を操作中の利用者を、事前に認証機能によって認証情報34aに基づいて認証することによって特定可能である。また、制御部35は、利用者端末20を操作中の利用者が所属しているグループを、グループ情報34bに基づいて特定可能である。
利用者端末20のプラグイン24bは、S163においてプルプリントサーバー30から通知されてきた設定用情報をプリンタードライバー24aに通知する(S164)。
したがって、プリンタードライバー24aは、S164においてプラグインから通知された設定用情報を設定用情報24cとして記憶し(S165)、設定用情報24cに基づいた設定画面を表示する(S166)。
図8(a)は、プルプリントサーバー30から通知される設定用情報が反映される前の設定画面50の一例を示す図である。図8(b)は、プルプリントサーバー30から通知される設定用情報が反映された後の設定画面50の一例を示す図である。
図8(a)に示す設定画面50は、カラー印刷を選択するためのラジオボタン51と、モノクロ印刷を選択するためのラジオボタン52と、印刷の実行を指示するための印刷ボタン53とを含んでいる。
図8(b)に示す設定画面50は、図8(a)に示す設定画面50と同様に、ラジオボタン51、ラジオボタン52および印刷ボタン53を含んでいる。しかしながら、図8(b)に示す設定画面50は、図8(a)に示す設定画面50とは異なり、ラジオボタン51がグレイアウトされて指定不可能になっている。すなわち、図8(b)に示す設定画面50は、カラー印刷を禁止するという禁止印刷設定が反映されている。
次に、利用者端末20からプルプリントサーバー30に印刷ジョブが送信される場合のプルプリントシステム10の動作について説明する。
図9は、利用者端末20からプルプリントサーバー30に印刷ジョブが送信される場合のプルプリントシステム10の動作のシーケンス図である。
図9に示すように、利用者端末20のプリンタードライバー24aは、設定画面50において印刷ボタン53が押されると、その旨をプラグイン24bに通知する(S201)。
そして、プラグイン24bは、操作中の利用者の認証情報と、カラー印刷かモノクロ印刷かなど、送信予定の印刷ジョブのジョブ設定とをプルプリントサーバー30に送信する(S202)。
プルプリントサーバー30の制御部35は、利用者端末20から送信されてきた情報を基に、対象の印刷ジョブをスプールするか否かを認証機能および禁止機能によって判定し(S203)、判定結果を利用者端末20に送信する(S204)。
利用者端末20のプラグイン24bは、対象の印刷ジョブをスプールするという旨の判定結果がS204においてプルプリントサーバー30から送信されてくると、印刷ジョブをプルプリントサーバー30に送信する(S205)。
プルプリントサーバー30の制御部35は、S205において送信されてきた印刷ジョブを、利用者端末20を操作中の利用者の印刷ジョブ34fとして、スプール機能によってスプールする(S206)。
なお、図10は、プルプリントサーバー30から通知される設定用情報が反映された設定画面50が表示されなかった場合に対象の印刷ジョブをスプールしないとプルプリントサーバー30によって判定されるときのプルプリントシステム10の動作のシーケンス図である。
図10に示すように、S201〜S204の処理は、図9に示す動作と同様である。図10においては、利用者端末20のプラグイン24bは、対象の印刷ジョブをスプールしないという旨の判定結果がS204においてプルプリントサーバー30から送信されてくるので、その旨をプリンタードライバー24aに通知する(S231)。
したがって、プリンタードライバー24aは、対象の印刷ジョブがプルプリントサーバー30によってスプールされない旨を表示部22に表示する(S232)。
次に、プルプリントが実行される場合のプルプリントシステム10の動作について説明する。
図11は、プルプリントが実行される場合のプルプリントシステム10の動作のシーケンス図である。
図11に示すように、MFP40の制御部48は、利用者の認証情報が操作部41を介して入力されると、入力された認証情報をプルプリントサーバー30に送信する(S261)。
次いで、プルプリントサーバー30の制御部35は、S261において送信されてきた認証情報に基づいて認証機能によって認証して利用者を特定し(S262)、スプール機能によってスプールしている印刷ジョブ34fのうち、S262において特定した利用者の印刷ジョブ34fの一覧をMFP40に送信する(S263)。
次いで、MFP40の制御部48は、S263において送信されてきた一覧を表示部42に表示し(S264)、S264において表示した印刷ジョブのうち、操作部41を介して選択された印刷ジョブをプルプリントサーバー30に要求する(S265)。
プルプリントサーバー30の制御部35は、S265において要求された印刷ジョブ34fをMFP40に送信する(S266)。
MFP40の制御部48は、S266において送信されてきた印刷ジョブをプリンター43によって実行する(S267)。
なお、以上においては、図9および図11によってプルプリントについて説明している。しかしながら、利用者端末20の制御部25は、プリンタードライバー24aによってMFP40に印刷ジョブを直接送信することによって、MFP40の制御部48に印刷ジョブをプリンター43によって実行させることもできる。
以上に説明したように、プルプリントシステム10は、プラグインをプルプリントサーバー30から利用者端末20に送信し(S131)、プルプリントサーバー30から利用者端末20に送信されたプラグインを利用者端末20においてインストールする(S13)ので、プルプリントサーバー30に適したプラグイン24bを介して利用者端末20からプルプリントサーバー30に適切な印刷ジョブを送信することができる。
プルプリントシステム10は、プルプリントサーバー30が管理している全ての利用者端末にアップデート用のプラグインを同時に定期的に送信するようになっている(S131)。しかしながら、プルプリントシステム10は、他のタイミングでプルプリントサーバー30から利用者端末にアップデート用のプラグインが送信されても良い。例えば、プルプリントシステム10は、管理者が指定した任意のタイミングでプルプリントサーバー30から利用者端末にアップデート用のプラグインが送信されても良い。また、プルプリントシステム10は、設定用情報と同様に、利用者端末20においてジョブ設定の設定画面50を表示する場合に利用者端末20からプルプリントサーバー30にアップデート用のプラグインを要求しても良い。
プルプリントシステム10は、利用者端末20においてジョブ設定の設定画面50を表示する場合に利用者端末20からプルプリントサーバー30にプラグインを要求する構成であるとき、プルプリントサーバー30が管理している全ての利用者端末にプラグインを同時に送信する構成と比較して、プルプリントサーバー30から利用者端末20へのプラグインの送信によってプルプリントサーバー30およびネットワーク11への負荷が一時的に増大することを抑えることができる。
プルプリントシステム10は、印刷ジョブの設定としてのジョブ設定のための設定用情報をプルプリントサーバー30から利用者端末20に通知し(S163)、プルプリントサーバー30から利用者端末20に通知された設定用情報をジョブ設定の設定画面50に反映して利用者端末20において表示する(S166)ので、プルプリントサーバー30に適した設定用情報が反映された設定画面50を介して利用者端末20からプルプリントサーバー30に適切な印刷ジョブを送信することができる。
プルプリントシステム10は、利用者端末20においてジョブ設定の設定画面50を表示する(S166)場合に利用者端末20からプルプリントサーバー30に設定用情報を要求する(S162)ので、プルプリントサーバー30が管理している全ての利用者端末に設定用情報を同時に通知する構成と比較して、プルプリントサーバー30から利用者端末への設定用情報の通知によってプルプリントサーバー30およびネットワーク11への負荷が一時的に増大することを抑えることができる。
なお、プルプリントシステム10は、プルプリントサーバー30が管理している全ての利用者端末に設定用情報を同時に通知しても良い。プルプリントサーバー30が管理している全ての利用者端末に設定用情報を同時に通知するタイミングは、定期的なタイミングであっても良いし、管理者が指定した任意のタイミングであっても良い。
プルプリントシステム10は、プルプリントサーバー30によって印刷ジョブのスプールが禁止される印刷設定、すなわち、禁止印刷設定が指定不可能にされた設定画面50(図8(b)参照。)を表示するので、プルプリントサーバー30によってスプールが禁止される印刷ジョブに対して、スプールが禁止されるか否かを利用者端末20からプルプリントサーバー30に確認する無駄を抑えることができる。
また、プルプリントシステム10は、禁止印刷設定が指定不可能にされた設定画面50(図8(b)参照。)を表示するので、プルプリントサーバー30によってスプールが禁止される印刷ジョブであるか否かを利用者端末20からプルプリントサーバー30に印刷ジョブが送信される前に利用者端末20が確認するようになっていなかったとしても、プルプリントサーバー30によってスプールが禁止される印刷設定を有する印刷ジョブを利用者端末20からプルプリントサーバー30に送信する無駄を抑えることができる。
禁止印刷設定としては、以上においては、カラー印刷を禁止するという印刷設定を例として説明している。しかしながら、禁止印刷設定は、モノクロ印刷を禁止するという印刷設定が含まれていても良い。
また、禁止印刷設定は、モノクロ印刷やカラー印刷といった印刷設定以外の印刷設定が含まれていても良い。例えば、禁止印刷設定は、記録媒体の片面のみに印刷する片面印刷と、記録媒体の両面に印刷する両面印刷と、記録媒体の一面に複数のページを印刷する集約印刷と、集約印刷を実行しない非集約印刷と、トナーの消費量を抑えた省エネ印刷と、省エネ印刷を実行しない非省エネ印刷との何れかを禁止するという印刷設定が含まれていても良い。また、禁止印刷設定は、利用者またはグループに許可されている残りの印刷枚数が含まれていても良い。
また、プルプリントサーバー30から利用者端末に通知される設定用情報は、禁止印刷設定以外の情報を含んでいても良い。
例えば、プルプリントサーバー30から利用者端末に通知される設定用情報は、サーバー設定34cに含まれるキュー設定が含まれていても良い。設定用情報にキュー設定が含まれる場合、管理者がプルプリントサーバー30に新たに追加したキューや、名称を変更したキューなどがプリンタードライバー24aの設定画面に反映される。したがって、利用者端末の利用者は、印刷ジョブの送信先としてプルプリントサーバー30における最新のキューを選択することができる。
また、プルプリントサーバー30から利用者端末に通知される設定用情報は、OS(Operating System)にログインした認証情報を使用してプルプリントサーバー30にログインするか、それとも、プルプリントサーバー30にログインするための専用の認証情報を使用してプルプリントサーバー30にログインするかの設定が含まれていても良い。
また、プルプリントサーバー30から利用者端末に通知される設定用情報は、プルプリントサーバー30のIP(Internet Protocol)アドレスやポート番号など、プルプリントサーバー30にアクセスするための設定が含まれていても良い。
プルプリントシステム10は、アップデート用のプリンタードライバーを、アップデート用のプラグインと同様に、プルプリントサーバー30が管理している全ての利用者端末に同時に定期的に送信するようになっていても良い。また、プルプリントシステム10は、管理者が指定した任意のタイミングでプルプリントサーバー30から利用者端末にアップデート用のプリンタードライバーが送信されても良い。また、プルプリントシステム10は、設定用情報と同様に、利用者端末20においてジョブ設定の設定画面50を表示する場合に利用者端末20からプルプリントサーバー30にアップデート用のプリンタードライバーを要求しても良い。
ただし、プリンタードバイバーは、設定用情報やプラグインと比較して一般的にサイズが大きいので、プルプリントサーバー30から利用者端末までの通信時間が多く必要であるし、利用者端末におけるインストール時間も多く必要である。したがって、プルプリントシステム10は、プリンタードライバーに関しては、設定画面50の表示の遅延を抑えるために、利用者端末において設定画面50の表示の指示を受ける前にプルプリントサーバー30から利用者端末に送信しておくことが好ましい。
プルプリントシステム10は、アップデート用のプリンタードライバーと、アップデート用のプラグインとがプルプリントサーバー30から利用者端末に同時に送信される場合、アップデート用のプリンタードライバーと、アップデート用のプラグインとを同一のインストールパッケージに含めても良い。
また、プルプリントシステム10は、アップデート用のプリンタードライバーと、アップデート用のプラグインとの少なくとも一方と、設定用情報とがプルプリントサーバー30から利用者端末に同時に送信される場合、アップデート用のプリンタードライバーと、アップデート用のプラグインとの少なくとも一方と、設定用情報とを同一のインストールパッケージに含めても良い。
プルプリントシステム10は、利用者端末のプリンタードライバー、プラグインおよび設定用情報を、稼働中のプルプリントサーバー30に最適なものに自動で維持することができるので、利用者端末のプリンタードライバー、プラグインおよび設定用情報を、稼働中のプルプリントサーバー30に最適なものに利用者が手動で維持する手間が省け、かつ、プルプリントサーバー30の機能を利用者端末から最大限に活用することができる。
なお、プリンタードライバー、プラグインおよび設定用情報は、例えばバージョンによって識別されることによって、不要なものがプルプリントサーバー30から利用者端末に送信されることを防ぐことが可能である。
本発明の印刷装置は、本実施の形態においてMFPであるが、プリンター専用機など、MFP以外の印刷装置であっても良い。
10 プルプリントシステム
20 利用者端末(電子機器)
24a プリンタードライバー
24b プラグイン
24c 設定用情報
30 プルプリントサーバー
34d プリンタードライバー
34e プラグイン
34f 印刷ジョブ
40 MFP(印刷装置)
50 設定画面

Claims (3)

  1. 印刷ジョブを実行する印刷装置と、
    前記印刷装置によってプルプリントとして実行される前記印刷ジョブをスプールするプルプリントサーバーと、
    前記プルプリントサーバーに前記印刷ジョブを送信する電子機器とを備え、
    前記プルプリントサーバーは、特定の印刷設定を有する前記印刷ジョブのスプールを禁止する禁止機能を備え、
    前記電子機器は、
    プリンタードライバーと、
    前記プリンタードライバーのプラグインとを実行し、
    前記プラグインは、前記禁止機能の利用に必要であり、
    前記プルプリントサーバーは、前記プラグインを前記電子機器に送信し、
    前記電子機器は、前記プルプリントサーバーから送信された前記プラグインをインストールし、
    前記プルプリントサーバーは、前記印刷ジョブの設定としてのジョブ設定のための設定用情報を前記電子機器に通知し、
    前記設定用情報は、前記特定の印刷設定を前記ジョブ設定の設定画面において指定不可能にする情報を含み、
    前記電子機器は、前記設定画面を表示する場合に、前記プルプリントサーバーから通知された前記設定用情報が反映された前記設定画面を表示し、
    前記電子機器は、前記プルプリントサーバーに前記印刷ジョブが送信される場合に、前記印刷ジョブのスプールが前記禁止機能によって禁止されるか否かを前記プルプリントサーバーに前記印刷ジョブが送信される前に確認することを特徴とするプルプリントシステム。
  2. 前記電子機器は、前設定画面を表示する場合に前記プラグインを前記プルプリントサーバーに要求することを特徴とする請求項1に記載のプルプリントシステム。
  3. 前記電子機器は、前記設定画面を表示する場合に前記設定用情報を前記プルプリントサーバーに要求することを特徴とする請求項1または請求項2に記載のプルプリントシステム。
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