JP6477830B1 - 首輪及び近接判定システム - Google Patents

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【課題】生き物に発信装置を取り付けて近接状態を知ることができるようにするとともに、重量や電池取り換えなどの観点から装着する生き物へのストレスを少なくした近接判定システムを導入すること。【解決手段】太陽光に基づく電力を充電可能な太陽電池セル111太陽電池セル111により電力の供給を受けるワイヤレスモジュール113を含む発信デバイス110を備える動物用の首輪100と、ワイヤレスモジュール113から定常的に発信される発信される信号を探索し、当該信号を受信した場合に、首輪100を装着した動物の近接を判定する判定部210と、を備える。【選択図】図2

Description

本発明は、動物などの生き物の近接状態を判定するシステムに関する。
猫などの動物をペットとして飼っていく中で、ペットとのコミュニケーションをとっていきたいという需要が年々高まってきている。しかし実際のところ、動物は言葉を話し、理解するわけではないので現状ではコミュニケーションをとるのには限界がある。
したがって、現状としては動物とコミュニケーションをとるというより、まずは動物の状態を把握してフィードバックするというものが考えられている。例えば特許文献1によると、牛の首に小型デバイスを内蔵した首輪を装着することにより、動物から離間した場所にいても、携帯電話等の携帯情報端末で容易に管理することができる動物の生体情報検知装置が開示されている。
特開2007−124966号公報
一方で、猫を飼っている場合に、飼い主は常時猫を見ているわけではない。猫は飼い方によっては外に出ていく場合もあるし、飼い主も別のことをしている場合がある。その中でも、猫が自ら飼い主に近づいて行こうとしているときは、猫の近接に気づいて、何らかのコミュニケーションが必要な場合がある。また、コミュニケーションとは別に、猫は小さな動物であるので、間違って踏んづけてしまうような場合もあり得る。踏まないまでも蹴飛ばすこともあり、不注意による危害を与えてしまう場合もあり得る。
そこで特許文献1のように動物に何らかの監視装置を装着するというものは考えられているが、動きが小さいが大きな動物であり、商業的にも管理のコストに見合うような動物を対象としたものであった。もちろん猫のような動物にも同様のシステムを適用することも考えられるが、首輪に多種の回路や部品を内蔵させると全体として重量が大きくなってしまい、猫に大きな負担となってしまう。
さらに、発信機を装着する場合、電池を取り換えなければならないという問題が出てくる。首輪をつけたり外したりというのは猫にとってストレスになる。また、電池を取り換えそびれると、しばらくは発信装置が作動しない状態のままとなる。もちろん電池の容量を大きくすれば問題は解消するが、重量も増大し、その結果として猫にストレスをかけることになる。本発明は、生き物に発信装置を取り付けて近接状態を知ることができるようにするとともに、重量や電池取り換えなどの観点から装着する生き物へのストレスを少なくした近接判定システムを導入することを目的とする。
本発明に係る首輪は、太陽光を受光する平板状の第1の太陽電池セル及び第2の太陽電池セルと、前記第1の太陽電池セル及び前記第2の太陽電池セルで受光して太陽光発電による電力を供給する電力供給ユニットと、前記電力供給ユニットから電力の供給を受ける近距離無線発信機を含む発信デバイスと、前記第1の太陽電池セル、前記第2の太陽電池セル、前記電力供給ユニット及び前記発信デバイスを収容する小型容器を備え、前記電力供給ユニット及び前記発信デバイスは、前記第1の太陽電池セル及び前記第2の太陽電池セルに挟み込まれた状態で前記小型容器に収容され、前記小型容器を取り付けられる首輪である。
本発明によれば、無線発信機に太陽電池を組み合わせることにより、首輪を取り付けた動物の近接を判定可能とするとともに、首輪に内蔵される重量を抑えることができるので、首輪を取り付けた動物のストレスを少なくすることができる。また太陽電池により充電可能とするため、電池の取り換えストレスを回避することができるとともに、定常的に充電されることから、電池の大型化を防止することができ、その結果として首輪を取り付けた動物のストレスを少なくすることができる。
本実施形態に係るシステム全体の構成図である。 本実施形態に係る首輪の構成図である。 本実施形態に係る首輪の装着例である。 本実施形態に係る首輪に内蔵される回路の構成図である。 本実施形態に係る発信装置の内部構成図である。 本実施形態に係る受信装置の機能的構成を示す図である。
図1は、本実施形態に係るシステム全体の構成図である。猫Cは、本実施形態で観察の対象となる動物の一例であり、猫Cに限らず、例えば犬や鳥など様々な動物としてもよく、また人間の赤ちゃんについてもあてはまる。これらの動物の一例としての猫Cに装着物を装着させることにより、装着物から発信される信号を受信装置10によって受信することにより、猫Cの近接を判定する。
受信装置10は猫Cの近接を判定した場合、例えば、画像表示又は音声出力を行う。具体的には、受信装置10を構成するスマートホンがオフになっていたところを、画面をオンにして猫の画像を表示し、そして着信音を鳴らすことにより、猫Cの近接を、飼い主である受信装置10の保有者に通知する。
飼い主は、猫Cの近接を知ることにより、そこから様々なコミュニケーションを取ることができるとともに、猫Cに対してうっかり危害を及ぼしてしまうということを防ぐことができる。それは、従来の鈴の音で実現されていたものを、電子的に実現するものである。
また、猫Cからのコミュニケーションの手段というのはもともとあまり多くはないこともあり、その中で猫Cから近づいてくるというのは、猫Cからの反応というのは非常に重要な意味を持つ。通常は、猫Cに近づいていくと、猫Cはむしろ遠ざかっていくからである。そのような猫Cからの近接状況をその都度検出することにより、ネットワーク20を介して発信することで、他のコンピュータ30や受信装置40でも同じような臨場感を共有することができる。
例えば猫Cの飼い主は、猫Cを飼う生活を楽しんでいる一方で、世話のコストを負担していることになる。一方で世話のコストを負担できない場合や、住居の関係で猫を飼うことができない家も多い。そんな中で、現在では猫の画像が人気であり、数多く撮影され、共有されている。そして動画の共有も進んでいる。このように、猫Cの生活についての臨場感を楽しみたいというニーズもある。そこで、猫Cの近接状態を受信装置10で把握するだけでなく、ネットワーク20を介して他の端末30、40でも共有することにより、猫Cとの生活状態を共有することを進めることができる。
そのためには、近接状態を検知して通知するだけでは十分ではないので、近接したときにカメラを起動して撮影し、画像または動画を撮影して共有することで、猫Cの臨場感を届けることができる。さらに、録音をすることにより、猫Cの鳴き声を伝達することができる。
以上のコンテンツを、猫Cが近接した時に配信することで、猫Cが近接してきたという限定的なタイミングでのみ配信を受けた方で楽しむことができる。実際のところ飼っていない人間にとって、常時猫C映像や音声が流れてくるのも困るので、このように必要なタイミングのみでの配信を実現することで、コンテンツの価値を高めることができる。
また、コンテンツの配信側である飼い主にとっても、撮影した画像に対して配信ソフトを立ち上げてアップロードをする手間を省くことができ、ストレスのないアップロード環境を提供することができる。カメラに配信ソフトへの連携を組み込んでおくことも可能であるが、連携ソフトの数が多くなると通常のカメラ撮影時にアイコン又は設定操作の数が増えすぎて煩わしくなるので、それを防ぐことができる。
さて、以上の猫Cに装着物を装着することにより、猫Cの近接を検出する構成について説明するが、ここで、装着物の一例としては図2に示す首輪100が挙げられる。首輪100に限らず、例えば腕輪であったり、帽子状にしたり、足に嵌めたり、洋服にしたり様々な形態が考えられるが、本実施の形態では、首輪100に形態を例に挙げて説明する。
図2は、本実施形態に係る首輪の構成図である。首輪100は、環状部材105と発信装置110からなる。首輪100の環状部材105を猫の首にかけることで首の周りに装着することにより、発信装置110が猫Cに装着される。発信装置110から信号を発信するとともに、猫に首輪100として違和感なく装着させることができる。図3は、本実施形態に係る首輪の装着例である。
図4は、本実施形態に係る首輪に内蔵される回路の構成図である。発信装置110は、太陽電池セル111、電力供給ユニット112、ワイヤレスモジュール113、そしてさらに反対側に太陽電池セル115を、小型容器120に収容した構成である。太陽電池セル111と太陽電池セル115によって、電力供給ユニット112とワイヤレスモジュール113を挟んだ状態で収容される。
小型容器120は、カプセル状の球体であり、内部が中空となっている。内部の中空の部分に、収容対象となる上記各構成を内蔵する。小型容器120は、2つに分かれる構成となっており、上記各構成を内部に取り込んだ状態で挟み込んで固定することにより、太陽電池セル111、電力供給ユニット112、ワイヤレスモジュール113、太陽電池セル115を収容する。
小型容器120は、球体であるが、完全な球に近いものとは限らず、長球、扁球状でもよい。本実施形態では、図3の具体例に示すように主に長球形を例として、これを含めて球体として説明する。なお、装飾具としてもよいので、表面は完全になめらかなものには限られず、局所的に尖った形状も考えられる。
長球(長楕円体、長平楕円体)は、楕円をその長軸を回転軸として回転したときに得られる回転体である。長球は3径のうち短い2径の長さが等しい楕円体とも定義できる。言い換えれば、長球は短半径が赤道半径、長半径が極半径の回転楕円体である。扁球(偏楕円体、扁平楕円体)とは、楕円をその短軸を回転軸として回転したときに得られる回転体である。扁球は3径のうち長い2径の長さが等しい楕円体とも定義できる。言い換えれば、扁球は短半径が極半径、長半径が赤道半径の回転楕円体である。
小型容器120は、その端部に環状部材105を取り付けるための穴が設けられている。小型容器120自体に穴が開け、その穴に環状部材105を通してもよいし、小型容器120の外側に小さな輪を設けて、そこに環状部材105を通してもよい。この環状部材105を通す穴が、端部117である。
図4に示す点線で対応付けた左側と右側の各図のうち、右側が図3に示した状態の正面からの図であり、左側が側部から見た状態の図である。すなわち、太陽電池セル111と太陽電池セル115は、猫の左右側にセルの面を向けた配置となっている。セルの面を広く取るように、発信装置110は全体として縦長の楕円形の構造をとっている。楕円形の構造を取ることで、端部117を環状部材105に取り付けやすい構造としている。特にこの端部117を穴として構造とすることで、端部117を環状部材105が通り、取り付けられる。
また、猫はおとなしく正面を見て座っているのではなく、動き回るほか、寝転がったり下を向いたり、様々な姿勢をとる。そのときに、太陽電池セル111と太陽電池セル115について、セルが正面を向いているよりも、左右を向いている方が、猫の姿勢による受光効率の影響を受けにくい。さらに、両面に太陽光セルを面していることで、全体としての受光量も多くなる。
図5は、本実施形態に係る発信装置の内部構成図である。図4に示した正面及び側面からの図に加え、上面又は下面からの図を、正面からの図に対応付けて示している。図4では、正面と左右両面では配置が異なる点を示したが、上面又は下面からは、正面からの構成と基本的には変わらない。
太陽電池セル111と太陽電池セル115は、入射する太陽光スペクトルの放射エネルギーを、光起電力効果により電流に変換する半導体材料で構成され、平板状に形成される。半導体材料としては、シリコンが最も一般に使用され、その他様々な化合物半導体が用いられる。さらに結晶系と薄膜系に分類される。半導体材料が光子を吸収すると、価電子帯の電子のエネルギーが高まり、その結果電子は伝導帯に押し込まれる。この電子の遷移は入射光子エネルギーがバンドギャップエネルギーを超えると起こる。 電子が伝導帯に遷移すると半導体を通して電流が発生する。
太陽電池セル111と太陽電池セル115はいずれも電力供給ユニット112に接続される。電力供給ユニット112は、コンデンサを備え、太陽電池セル111と太陽電池セル115で変換された電力をコンデンサに蓄積する。そして電力供給ユニット112は、コンデンサに蓄積された電力を電力供給ユニット112によりワイヤレスモジュール113に供給する。電力供給ユニット112は、コンデンサの他、抵抗などの電力の供給に必要な部材を備えた構成により、太陽電池セル111と太陽電池セル115で発生した電力を供給する。太陽電池セル111、電力供給ユニット112と太陽電池セル115により、太陽電池モジュールが構成される。または単に太陽電池と呼ぶ。
ワイヤレスモジュール113は、電力の供給を受けて、常時無線信号を発信する近距離無線通信デバイスである。遠方との通信を想定した強い信号を発信する発信機ではなく、広義には到達距離の短い無線通信であり狭義には近接場型の無線通信(英: Near field radio communication)を示し、「非接触通信」とも呼ばれる。無線信号としてはBluetooth(登録商標)を想定するが、例えばWifi(登録商標)などその他の無線信号の方式でもよい。この無線信号は、ワイヤレスモジュール113を特定する情報を含めて発信される。
ワイヤレスモジュール113から発信される信号は弱い信号であるので、遠くでは受信できないが、ある程度近接することにより、受信装置10で受信が可能になる。受信装置10では無線信号を検知することにより、近接度合いと共に電波の強さ、そして発信者のIDを受信することができる。受信装置10が携帯端末であれば、これらの無線信号を受信する構成は一般的には内蔵されている。そして、発信装置110からの信号であると判定することにより、猫Cが近接していることを認識する。
猫の可聴周波数は60Hz〜65kHzとされており、人の可聴周波数である20Hz〜20kHzよりも高音域に強いことから、最近では猫の耳元で鳴る鈴が敬遠されている。発信装置110は鈴の構成要素について、異なるインターフェイスとしたものである。すなわち、発信装置110は従来の鈴のように、それ自体が音を発するものではない。発信装置110によって発信された信号を受信装置10が受信して音を鳴らすことにより、猫に不快感を与えることなく、猫に鈴を取り付けたときの可愛らしい感触を再現することができる。
一方で重量の問題がある。猫の首に、今までの鈴よりも重いものをぶら下げるとすると、猫はやはり不快に感じる。軽量化の観点から、必要な構成を検討すると、発信機と電池ということになる。ただし、電池は取り替え式とすると、そのたびに猫の首輪を取り付けたり外したりという面倒が生じる。その不都合を回避するために太陽電池をともに内蔵する。
猫に発信機を取り付けて何かをする際に、様々な機能を取り込むことを多くの場合に考える。しかしながら、猫の体に重いものを装備させると当然猫は嫌がると考えられ、特に首に取り付ける場合は小型化、軽量化と言う観点が重要になる。猫から情報を発信する最小機能は発信機と電力機能を組み合わせることであり、これに限定して最小化最軽量化することで猫の負担を下げる。
また鈴は外的要因による破損がない限り振動すると音を鳴らし続ける。そのことは猫にとって不快であり続けるが、飼い主にとっては猫が近くにいるときに鈴の音がなっていればそれでよい。なので、発信装置110と受信装置10が対になったときに飼い主との意思疎通が可能となり、飼い主がいないときの猫にとっての不快感が低減される。
一方で、猫の鈴の音が電子的に実現されるので、ネットワークを介して、猫の近接状態に基づく情報を対外的に共有可能となる。猫の言葉を人間が理解するまでは本願出願時点ではまだ遠い先の話であるが、そのためのインターフェースを増やすことは、意思疎通の可能性をさらに高める余地がある。現時点では猫の感情を把握したい場合は、例えば猫の鳴き声であったり、猫の表情を画像解析するということが考えられるが、猫の飼い主への近接状態もまた重要な情報の一つであると考えられる。
これと鳴き声や表情の情報を組み合わせることで、猫の言語解析をさらに一歩進める可能性がある。例えば、飼い主に近づく形で泣くのと、様子をうかがいながら泣くのでは感情の状態に違いがある可能性が高い。本実施の形態では組み合わせによる言語の具体的な解析について言及しないが、新たなインターフェースの提供につながる点で大きな進歩となることが考えられる。そしてさらに、知覚や感覚、認知や認識、それにともなう言語あるいは思考、そして意味や表現、さらに意識や時間の概念といった、つまり将来的なコミュニケーションの種をできるかぎり単純な形で仕込むことにつながる。
そしてまた、発信装置110と受信装置10の組み合わせにより生じる鈴の特徴である、リン!という音は、かわいい猫への思いとして、うちの猫ちゃんが一番かわいいと、周りの人たちへ共有を誘発する。そしてこの猫の近接状態と共に画像または動画を撮影することを可能とすることにより、ネットワーク上での共有をさらに進めることが可能となる。
ここで、猫と暮らしていなくても、接続するアプリケーションソフトウェアをインストールしておけば、ネットワーク上からいつでもこのコミュニティに参加できる仕組みとしてもよい。現在SNS上でも多くの猫画像や動画がシェアされて好まれているが、ここに猫の鈴の音を、単純録音のノイズが含まれたものではない状態のものでシェア可能とすることにより、新たなインターフェースとすることができる。
また、猫が家を出て行方不明となった場合、このネットワークでつながった全ての人たちがスマホ探索者として、この猫の発信装置110からビーコンを拾うようにしてもよい。そして、その情報は飼い主のもとへ、受信装置10へ戻すことができる。猫の行動範囲がそれほど広くないとされているので、本当に狭い地域のリアルなつながりで実現することができる。
猫と飼い主のリアルなつながりから、クラウドでのつながり、そして地域の顔の見えるリアルなつながりを、コミュニケーションの仕組みとして実装する。そしてそこから発せられるディスコース的あるいは井戸端会議的な情報をもとに、今度は少し地域を広げる仕組みを、本実施形態により実現可能である。そのためのネットワークの構築の仕組みを説明する。
図6は、本実施形態に係る受信装置の機能的構成を示す図である。受信装置10は、無線通信機200、判定部210、画像表示部220、音声出力部230、撮像部240を備える。無線通信機200は、上述のBluetooth(登録商標)、Wifi(登録商標)等の発信装置110の通信方式に沿った回路が構成されている。判定部210は、無線通信機200で受信した信号を探索する。
探索した結果、信号を受信し、受信した信号を発信者の識別情報(ID)と対応付けて認識する。判定部210では、ワイヤレスモジュール113に備えられた識別情報をあらかじめ設定しておき、設定されたワイヤレスモジュール113の識別情報の信号を受信した場合に、猫Cが近接してきていると判定する。
なお、無線通信機200では、受信した信号の強度に従って複数の段階、例えば、3段階+受信なしの4段階で検出するような構成になっているので、判定部210は、受信する信号の強度が高い場合には十分に近接、低い場合には少し離れていると判定する。受信なしの場合は近接なし、強度1の場合は、範囲内に入ってきた、強度2の場合はさらに近づいてきた、そして強度3の場合には十分に近づいてきたと判定する。
判定部210によって猫Cが近接していると判定された場合、近接判定の結果を画像表示部220に送り、猫Cのあらかじめ撮影された画像を表示することにより、飼い主に注意を喚起する。または近接判定の結果を音声出力部230に送り、音を鳴らすことにより、飼い主に注意を喚起する。
さらには、判定部210によって猫Cが近接していると判定された場合、撮像部240を起動させてもよい。受信装置10は、動物が近接してきたと判定したことにより撮像動作を起動する場合、撮像動作の結果として撮影された画像を、撮像動作に応答して外部の連携サーバに送信する。近接判定の結果として起動した撮像部240によって、飼い主は猫Cの画像を撮影することできるとともに、このタイミングで撮影した画像は猫画像であることは明らかである。
判定部210が撮影された画像を猫画像であると判定した場合、受信装置10は、無線通信機200及びネットワーク20を介して外部のサーバなどの他の端末に送信する。これにより、猫画像をスムーズにネットワーク20に接続される端末に送信可能となるとともに、猫Cの近接タイミングでの画像送信となることから、猫Cを飼っていないユーザにも臨場感を提供することができる。
(撮像部240のハードウェア構成について)
撮像部240は、CCDやCMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)等の撮像素子を有し、該撮像素子に結像した被写体の画像信号を生成し出力する。撮像部240で撮影された画像を表示部10に表示する。撮像部240は、例えばデジタルカメラであり、ユーザによるシャッタタイミングを指示する所定の操作に基づいて、当該ユーザを被写体として撮像して、その結果得られる撮像画像のデータを記録するまでの一連の処理を実行することができる。撮像部240によって撮像装置はデジタルカメラとして実現されるが、コンパクト型でも一眼レフ型でも、スマートフォン内蔵型でもいずれでもよい。
撮像部240は、光学レンズ部と、イメージセンサと、を備えている。光学レンズ部は、被写体を撮影するために、光を集光するレンズ、例えばフォーカスレンズやズームレンズ等で構成される。フォーカスレンズは、イメージセンサの受光面に被写体像を結像させるレンズである。ズームレンズは、焦点距離を一定の範囲で自在に変化させるレンズである。光学レンズ部にはまた、必要に応じて、焦点、露出、ホワイトバランス等の設定パラメータを調整する周辺回路が設けられる。
イメージセンサは、光電変換素子や、AFE(Analog Front End)等から構成される。光電変換素子は、例えばCMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)型の光電変換素子等から構成される。光電変換素子には、光学レンズ部から被写体像が入射される。そこで、光電変換素子は、被写体像を光電変換(撮像)して画像信号を一定時間蓄積し、蓄積した画像信号をアナログ信号としてAFEに順次供給する。
AFEは、このアナログの画像信号に対して、A/D(Analog/Digital)変換処理等の各種信号処理を実行する。各種信号処理によって、ディジタル信号が生成され、撮像部240の出力信号として出力される。このような撮像部240の出力信号が、撮像画像のデータである。
(本システムのハードウェア構成について)
受信装置10は、CPU(Central Processing Unit)と,ROM(Read Only Memory)と,RAM(Random Access Memory)と,画像処理部と,メモリを備えている。CPU,ROM,RAM,画像処理部及びメモリは,バスを介して相互に接続されている。
CPUは,ROMに記録されているプログラム,又はメモリからRAMにロードされたプログラムに従って各種の処理を実行する。RAMには,CPUが各種の処理を実行する上において必要なデータ等も適宜記憶される。
画像処理部は,DSP(Digital Signal Processor)や,VRAM(Video Random Access Memory)等から構成されており,CPUと協働して,画像データに対して各種画像処理を施す。例えば、画像処理部34は、撮像部20から出力される撮像画像のデータに対し、ノイズ低減、ホワイトバランスの調整、手ぶれ補正等の画像処理を施す。
メモリは,DRAMやキャッシュメモリ,磁気ディスク,光ディスク,光磁気ディスク,或いは半導体メモリ等何らかの記憶媒体が挙げられる。メモリは,バスにより接続されるもののみならず,ドライブを介して読み書きされるものも含まれる。本実施形態で記憶されたデータは,一時的記憶も不揮発性メモリによる長期記憶の場合も,このメモリにいったん記憶するものとして説明する。
受信装置10には入出力インターフェースが接続される。入出力インターフェースを介して,表示部,入力部,通信部が接続されている。入力部は,各種ボタンにより構成され,ユーザの指示操作を受け付ける。通信部は,インターネットを含むネットワークを介して他の装置との間で行う通信を制御する。
表示部は表示画面を有し、画像処理部によって形成された画像または映像を表示し、再生するディスプレイ装置を有する。ディスプレイ装置は、モニタや液晶ディスプレイなどの各種ディスプレイ装置が想定される。本実施形態では、CPU等で画像表示すべき画像データを生成し、画像処理部を介して表示画面上に画像表示処理を行う。以降、単に「表示する」と説明をするときは、以上の機能を含めて表示処理を実行することを含む。
受信装置10は、以上の各構成を備えるが,機能的構成については後述する。各機能的構成は,CPU,ROM,RAM,画像処理部及びメモリの協働動作により機能的に実現される。これらの各部の機能は電子回路又はプログラムによって提供されるモジュール構成であり,プログラムについてはROMに格納され,CPUにより適宜読み出しながら各部と協働することで実行される。
以上,本発明について実施例を用いて説明したが,本発明の技術的範囲は上記実施例に記載の範囲には限定されない。上記実施例に,多様な変更又は改良を加えることが可能であることが当業者に明らかである。その様な変更又は改良を加えた形態も本発明の技術的範囲に含まれ得ることが,特許請求の範囲の記載から明らかである。
受信装置10、首輪100、環状部材105、発信装置110、太陽電池セル111、電力供給ユニット112、ワイヤレスモジュール113、無線通信機200、判定部210、画像表示部220、音声出力部230、撮像部240

Claims (5)

  1. 太陽光を受光する平板状の第1の太陽電池セル及び第2の太陽電池セルと、
    前記第1の太陽電池セル及び前記第2の太陽電池セルで受光して太陽光発電による電力を供給する電力供給ユニットと、
    前記電力供給ユニットから電力の供給を受ける近距離無線発信機を含む発信デバイスと、
    前記第1の太陽電池セル、前記第2の太陽電池セル、前記電力供給ユニット及び前記発信デバイスを収容する小型容器を備え、
    前記電力供給ユニット及び前記発信デバイスは、前記第1の太陽電池セル及び前記第2の太陽電池セルに挟み込まれた状態で前記小型容器に収容された、
    前記小型容器を取り付けた首輪。
  2. 請求項1に記載の首輪と、前記近距離無線発信機から定常的に発信される発信される信号を探索し、当該信号を受信した場合に、前記首輪を装着した動物の近接を判定する判定部を備える受信装置と、
    を備える近接判定システム。
  3. 前記受信装置は、前記動物が近接してきたと判定した場合、画像表示又は音声出力により近接を通知する通知部をさらに備える、請求項2に記載の近接判定システム。
  4. 前記受信装置は、撮像部及び当該撮像部により得られた映像を表示する表示部をさらに備え、
    前記撮像部は、前記動物が近接してきたと判定した場合、撮像動作を起動する、請求項2に記載の近接判定システム。
  5. 前記動物が近接してきたと判定したことにより前記撮像動作を起動する場合、
    前記受信装置は、当該撮像動作の結果として撮影された画像を、当該撮像動作に応答して外部の連携サーバに送信する、
    請求項4に記載の近接判定システム。
    計処理方法。
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