JP6477776B2 - 表示装置、表示方法及び表示プログラム - Google Patents

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Description

本発明は、表示装置、表示方法及び表示プログラムに関する。
従来より、電子ペーパーと呼ばれる表示装置が知られている。このディスプレイは自らは発光しない非発光型のディスプレイである。
特開2013−29846号公報
しかしながら、一般的な電子ペーパーでは、画面切替の応答性が悪いためにスクロール操作に追従して画面に表示された表示内容をスムーズに変動させることは困難である。また、電子ペーパーに限らず他の表示装置であっても、ユーザは、表示内容の読み終えた位置を把握した状態でスクロール操作を行うことになるが、スクロール操作終了後に、読み終えた位置を見落としてしまう場合があった。
このため、本発明の課題は、スクロール操作の開始位置や表示内容のスクロール量を把握しやすくすることである。
本発明の表示装置は、表示部に表示されている表示内容を移動させるスクロールを指示するための操作であって、前記表示部上におけるスクロールの開始位置を指示する第1操作と、前記スクロールの量を指示する第2操作とを含むスクロール操作を検出し、前記第1操作で指示された前記表示部上における前記スクロールの開始位置に対して前記第2操作で指示された前記スクロールの量だけずれた位置を、前記表示部における前記スクロールの終了位置として決定し、前記スクロールの開始前において前記スクロールの開始位置に表示されていた表示内容が、前記スクロールの終了後に、決定した前記スクロールの終了位置へと移動するように、前記表示部に表示された表示内容の表示位置を第1の方向へ移動させるスクロールを行い、前記スクロールの終了後に、前記表示部上の前記第1の方向における前記決定した前記スクロールの終了位置に対応する位置であって、前記表示部における前記第1の方向とは異なる第2の方向の両端部それぞれの前記表示内容が表示されていない位置に目印を表示する第1識別表示を行うことを特徴とする。
本発明の表示方法は、表示部に表示されている表示内容を移動させるスクロールを指示するための操作であって、前記表示部上におけるスクロールの開始位置を指示する第1操作と、前記スクロールの量を指示する第2操作とを含むスクロール操作を検出し、前記第1操作で指示された前記表示部上における前記スクロールの開始位置に対して前記第2操作で指示された前記スクロールの量だけずれた位置を、前記表示部における前記スクロールの終了位置として決定し、前記スクロールの開始前において前記スクロールの開始位置に表示されていた表示内容が、前記スクロールの終了後に、決定した前記スクロールの終了位置へと移動するように、前記表示部に表示された表示内容の表示位置を第1の方向へ移動させるスクロールを行い、前記スクロールの終了後に、前記表示部上の前記第1の方向における前記決定した前記スクロールの終了位置に対応する位置であって、前記表示部における前記第1の方向とは異なる第2の方向の両端部それぞれの前記表示内容が表示されていない位置に目印を表示する第1識別表示を行うことを特徴とする。
本発明によれば、スクロール操作の開始位置や表示内容のスクロール量を把握しやすくすることができる。
第1実施形態の電子書籍リーダーの概略構成を示す平面図である。 第1実施形態の電子書籍リーダーの機能構成を示すブロック図である。 第1実施形態の電子書籍表示処理の流れを示すフローチャートである。 第1実施形態の電子書籍表示処理時における表示内容を示す説明図である。 第1実施形態の電子書籍表示処理時における表示内容を示す説明図である。 第1実施形態の電子書籍表示処理時における表示内容を示す説明図である。 第1実施形態の電子書籍表示処理時における表示内容を示す説明図である。 第1実施形態の電子書籍表示処理時における表示内容を示す説明図である。 第1実施形態の電子書籍表示処理時における表示内容を示す説明図である。 第1実施形態の電子書籍表示処理時における表示内容を示す説明図である。 第2実施形態のパソコンの概略構成を示す平面図である。 第2実施形態のパソコンの機能構成を示すブロック図である。 第2実施形態の電子書籍表示処理時における表示内容を示す説明図である。 第2実施形態の電子書籍表示処理時における表示内容を示す説明図である。 第2実施形態の電子書籍表示処理時における表示内容を示す説明図である。 第2実施形態の電子書籍表示処理時における表示内容を示す説明図である。
以下、添付図面を参照して、本発明に係る表示装置を電子書籍リーダーに適用した場合の第1実施形態の一例を詳細に説明する。ただし、発明の範囲は、図示例に限定されない。
図1は、電子書籍リーダー1の平面図である。
図1に示すように、電子書籍リーダー1は、表示部2と、タッチパネル3と、キー群4とを備えている。
表示部2は、ユーザによるキー群4やタッチパネル3の入力面への操作に応じた各種データ(電子書籍コンテンツデータ)を表示する部分であり、いわゆる電子ペーパー等によって構成されている。
タッチパネル3は、表示部2に重ねられており、ユーザによりタッチされた位置に対応する信号を出力するようになっている。
キー群4は、ユーザから電子書籍リーダー1を操作するための操作を受ける各種キーを有している。具体的には、キー群4は、メニューボタン4aと、右めくりボタン4bと、左めくりボタン4cとを有している。
メニューボタン4aは、メニュー画面の表示/非表示を切り替える際に使用されるキーである。メニュー画面には、電子書籍コンテンツデータの選択欄や、電子書籍コンテンツデータの表示終了欄などが設けられている。
右めくりボタン4bは、表示部2に表示された電子書籍のページを右側に向けてめくる際に使用されるキーである。
左めくりボタン4cは、表示部2に表示された電子書籍のページを左側に向けてめくる際に使用されるキーである。
続いて、電子書籍リーダー1の内部構成について説明する。図2は、電子書籍リーダー1の内部構成を示すブロック図である。
この図2に示すように、電子書籍リーダー1は、表示部2、入力部30、記録媒体読取部60、CPU(Central Processing Unit)20、記憶部80、通信部90を備え、各部はバスで相互にデータ通信可能に接続されて構成されている。
CPU20は、表示部2に対して表示制御信号を送信することにより、表示部2に各種情報を表示させる表示制御部21として機能する。
入力部30は、上述のキー群4やタッチパネル3を備えており、押下されたキーやタッチパネル3の入力面内の位置に対応する信号をCPU20に出力するようになっている。
記録媒体読取部60は、図示しないカードスロットに装着された外部情報記憶媒体12aから情報を読み出したり、当該外部情報記憶媒体12aに情報を記録したりするようになっているここで、外部情報記憶媒体12aには、電子書籍コンテンツデータ等が格納されるようになっている。
CPU20は、入力される指示に応じて、記憶部80に予め格納されたプログラムに基づいた処理を実行し、各機能部への指示やデータの転送等を行い、電子書籍リーダー1を統括的に制御するようになっている。具体的には、CPU20は、入力部30から入力される操作信号等に応じて記憶部80に格納された各種プログラムを読み出し、当該プログラムに従って処理を実行する。そして、CPU20は、処理結果を記憶部80に保存する記憶制御部として機能するとともに、当該処理結果を表示部2に適宜出力させる表示制御部21として機能する。
記憶部80は、電子書籍リーダー1の各種機能を実現するためのプログラムやデータを記憶するとともに、CPU20の作業領域として機能するメモリである。本第1実施形態においては、記憶部80は、本発明に係るプログラムとしての電子書籍表示プログラム81と、電子書籍データベース群82とを記憶している。
電子書籍表示プログラム81は、後述のスクロール処理(図3参照)をCPU20に実行させることにより、CPU20を表示制御部21として機能させるためのプログラムである。
電子書籍データベース群82は、種類の異なる複数の電子書籍コンテンツデータ821を備えている。電子書籍コンテンツデータ821は、本を電子データ化したものであり、文章データや画像データ等が含まれている。
通信部90は、無線或いは有線によって例えばインターネットNなどの回線を通じて外部のサーバ装置100と通信自在になっており、サーバ装置100から情報を読み取ったり、サーバ装置100に情報を送信したりするようになっている。
続いて、電子書籍リーダー1の動作について、図面を参照しつつ説明する。
図3は、CPU20が表示制御部21として機能する際に、電子書籍表示プログラムを読み出して実行する電子書籍表示処理の流れを示すフローチャートである。
CPU20によって、電子書籍表示プログラム81が実行されると、電子書籍表示処理が開始する。
ステップS1では、CPU20は、ユーザにより選択された電子書籍コンテンツデータ821を電子書籍データベース群82から読み出し、表示部2に表示する。図4は表示部2に表示された電子書籍の一部を示す説明図である。図4に示すように、表示部2には、文字列内の位置を示すマーク、所謂文字カーソルは表示されないが、必要があれば、そのような文字カーソルが表示されていてもよい。
ステップS2では、電子書籍コンテンツデータの表示終了指示が入力されたか否かを判断し、入力された場合には電子書籍表示処理を終了し、入力されていない場合にはステップS3に移行する。
ステップS3では、CPU20は、右めくりボタン4bもしくは左めくりボタン4cが操作されることによるページめくり操作が行われたか否かを判断し、ページめくり操作が行われた場合にはステップS4に移行し、ページめくり操作が行われていない場合にはステップS5に移行する。
ステップS4では、CPU20は表示部2を制御して、当該表示部2に表示された電子書籍が1ページ分だけめくられるように表示内容を切り替える。具体的には、ステップS3で右めくりボタン4bが操作された場合には電子書籍のページを右側に向けてめくり、ステップS3で左めくりボタン4cが操作された場合には電子書籍のページを左側に向けてめくる。
ステップS5では、CPU20は、スクロール操作があったか否かを判断し、スクロール操作があった場合にはステップS6に移行し、スクロール操作がなかった場合にはステップS2に移行する。
ここで、スクロール操作とは、表示部2に表示された表示内容を進行又は退行させるための操作である。具体的には、図5に示すように、タッチパネル3の入力面にスタイラスP(若しくは指)を接触させ(タッチオン操作)、接触させたままでタッチパネル3上を所望量だけスライドさせ(スライド操作)、スタイラスPをタッチパネル3の入力面から離間させる(タッチオフ操作)一連の操作である。CPU20は既定の時間間隔でタッチパネル3からの入力信号を取得しており、取得した入力信号に基づいて、タッチパネル3への入力状態(入力面への接触の有無と接触位置の座標)を検出する。また、CPU20は、検出した入力状態の経時的変化に基づいて、タッチオン、スライド、タッチオフの各操作を検出する。これにより、CPU20は検出部22として機能する。
図5では、矢印Y1の基端部がスクロール操作の開始位置Y2、即ち、タッチパネル3入力面においてタッチオン操作を行った位置であり、先端部がスクロール操作の終了位置Y3、即ち、タッチパネル3入力面においてタッチオフ操作を行った位置である。別の言い方をすると、図5に示すタッチパネル3の矩形状の入力面の左上の頂点を原点とし、図5の左右方向をX軸、上下方向をY軸としたXY平面において、スクロール操作の開始時にタッチオン操作を行ったタッチパネル3の入力面上の位置が開始位置Y2(座標(X1,Y1))であり、スクロール操作の終了時にタッチオフ操作を行ったタッチパネル3の入力面上の位置が終了位置Y3(座標(X2,Y2))である。なお、前述の文字カーソルが表示されている場合において、開始位置Y2は、スクロール操作の度に、当該文字カーソルの表示位置とは無関係にユーザが任意で指定する位置である。
ステップS6では、CPU20は、タッチパネル3からの入力信号に基づいて、上述の開始位置Y2、即ち、スクロール操作の終了時にタッチオン操作が行われたタッチパネル3の入力面上の位置のXY座標を検出する。これにより、CPU20は検出部22として機能する。続けて、CPU20による処理は、ステップS7へ移行する。
ステップS7では、CPU20は、当該開始位置Y2に表示されている文章の行L1を特定し、目印M1を表示する行L1の両端部分の位置を決定する。次に、CPU20は表示部2を制御することで、図5に示すように、表示内容のスクロールの開始前に、上記決定した行L1の両端部分の位置に、当該行L1を目立たせる目印(第1識別表示)M1を付加する。この識別表示は、スクロール操作の開始位置Y2の表示内容に対する相対位置に対応する位置に施される。これにより、CPU20は表示制御部21として機能する。なお、この識別表示を行ったときには、表示内容はまだスクロールされていないので、図5は、図4と比べると、目印M1が行L1の両端部分に追加された点だけが異なる。
ステップS8では、CPU20は表示部2を制御することで、図6に示すように、スクロール操作の終了位置Y3まで行L1及び目印M1が移動するように表示内容をスクロールさせる。上述の通り、この識別表示は、スクロール操作の開始位置Y2の表示内容に対する相対位置に対応する位置に施されるので、目印M1の表示内容に対する相対位置は変わらない。従って、目印M1は、表示内容のスクロール終了後も、行L1の両端部分に表示される。これにより、CPU20は表示制御部21として機能する。なお、表示内容のスクロールとは、CPU20がスライド操作の開始を検出後、当該スライド操作に基づいて、スライド操作開始前(タッチオン操作時)に表示部2に表示されていた表示内容を、表示更新のタイミングにおけるスライド量に対応する量、かつ、スライド方向に対応する方向へずらして、表示部2に更新表示させることである。この更新表示は、CPU20がスライド操作の開始を検出後、任意のタイミングで行われてよい。従って、CPU20は、スクロール操作の終了後、即ち、タッチオフ操作の検出時又は検出後に表示更新することで、表示内容のスクロールを行ってもよいし、スクロール操作の途中に、即ち、当該スクロール操作のスライド操作中(タッチオフ操作の検出前)に表示更新することで、表示内容のスクロールを行ってもよい。
ステップS9では、CPU20は識別表示を開始してから予め定めた時間経過したか否かを検出し、これにより、CPU20は検出部22として機能する。予め定めた時間が経過していないことが検出部22によって検出された場合には、CPU20はそのままの状態を維持し、予め定めた時間が経過したことが検出された場合にはCPU20による制御はステップS10に移行する。
ステップS10では、CPU20は表示部2を制御して、図7に示すように目印M1を消去することで、識別表示を非表示にしてから、ステップS2に移行する。
CPU20は、以上に述べた各ステップを実行して、表示部2を制御することにより、表示制御部21として機能する。
本第1実施形態の電子書籍リーダー1に適用される電子ペーパーのように、スクロール操作に対する表示更新の応答性が低い表示装置は、スライド操作中は表示が更新されないものがある。このような表示装置では、表示内容のスクロールとして、図5のような表示内容が更新されると、次に、図6のような表示にいきなり変化してしまうため、ユーザにとっては、スクロール操作の開始位置や表示内容のスクロール量がわかりづらい問題があった。
しかしながら、本第1実施形態によれば、CPU20によりスクロール操作が検出されると、スクロール操作の開始位置の表示内容に対する相対位置に対応する位置に、目印M1を表示するので、スクロール操作の開始位置や表示内容のスクロール量を把握しやすくなる。
また、表示部2に文章が表示された場合、スクロール操作の開始位置Y2に対応する文章中の行L1に識別表示が施されるので、スクロール前に見終えていた位置を行単位でユーザに把握させることができる。
また、開始位置Y2に対応する文章中の行L1に目印M1を付加しているので、簡単な処理で行L1を目立たせることができる。
また、スクロール操作が終了した場合に、開始位置Y2に対応する表示内容の位置に識別表示が施されるので、スクロール操作中に識別表示を行う場合と比しても識別表示による画面書き換え回数を少なくすることができる。具体的に、スクロール操作中に識別表示を行う場合には、最初のタッチ操作が行われたときに識別表示が行われ、さらにスクロール後にも識別表示が行われるため、画面書き換え回数は二回となる。他方、本第1実施形態のようにスクロール操作の終了後に識別表示を行う場合には、そのときだけ識別表示が行われるため、画面書き換え回数は一回となる。画面書き換え回数が少ないとそれだけ消費電力を抑制することが可能である。
また、CPU20(検出部22)により、識別表示を開始してから予め定めた時間が経過したことが検出された場合には、表示制御部21により識別表示が非表示にされるので、識別表示が継続されなくなり、当該識別表示が目障りになることを防止することができる。
なお、表示制御部21により識別表示を非表示にする処理は、予め定めた操作が検出部22により検出された場合に行われてもよい。予め定めた操作としては、電子書籍リーダー1の入力部4に含まれる物理ボタンを押下する操作であってもよいし、または、表示部2に表示されたソフトウェアにより実現される仮想ボタンに対応するタッチパネル3上の位置へのタッチ操作であってもよい。
なお、本発明を適用可能な実施形態は、上述した実施形態に限定されることなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更可能である。
上記第1実施形態では、表示内容のスクロールの開始前に識別表示を施し(ステップS7)、表示内容のスクロールの終了後にも識別表示を施す(ステップS8)ようにしたが、これに限らず、スクロールの開始前は識別表示を施さずに、スクロールの終了後に初めて識別表示を施すようにしてもよい。CPU20は、表示制御部21として、表示部2を制御することで、少なくともスクロールの終了後に、目印M1を表示部2に表示させてもよい。これにより、上述の第1実施形態と同様、スクロール操作の開始位置や表示内容のスクロール量を把握しやすくなる。
また、上記第1実施形態では、横書きの文章を上下方向にスクロールする場合を例示して説明したが、縦書きの文章を左右方向にスクロールさせる場合についても本発明の構成は適用可能である。
また、上記第1実施形態では、識別表示として行L1に対して目印M1を付与した場合を例示して説明したが、行L1が他の部分と明確に判別が付くのであれば識別表示は如何様であってもよい。例えば、図8に示すように、スクロール操作の開始位置Y2に対応する行L1に対してマーカM2を施すことが挙げられる。マーカM2は、図8のように行L1全体又はその一部の背景色を変更する形態であってもよいし、行L1全体又はその一部の文字色及び背景色をともに変更する形態であってもよいし、行L1全体又はその一部の文字列を太字に変更する形態であってもよいし、さらには、行L1全体又はその一部の文字列の文字色と背景色とのコントラストを変更する(例えば、コントラストを大きくする)形態であってもよい。これらの形態は適宜組み合わせ可能であるし、視覚的効果が得られる形態であれば、ここに例示した形態以外であってもよいことは言うまでもない。
さらに、開始位置Y2に対応する行L1よりも前段部分、即ち、行L1の直前の行を含めて当該直前の行よりも前の部分を既読部分と判定するとともに、行L1よりも後段部分、即ち、行L1を含めて当該行L1よりも後の部分を未読部分と判定し、既読部分を、未読部分とは視覚的に異ならせることにより、識別表示するようにしてもよい。具体的には、図9に示すように前段部分L3の文字色と背景色とのコントラストを、後段部分L4の文字色と背景色とのコントラストと異なるように変更する(例えば、前段部分L3のコントラストを後段部分L4のコントラストよりも小さくなるように変更する)表示してよい。
また、図10に示すように、CPU20は表示制御部21として表示部2を制御して、表示内容のスクロールの終了後に、スクロール操作の開始位置Y2の表示部2に対する相対位置に対応する位置に識別表示を施してもよい。具体的には、図10に示すように、表示内容のスクロールの終了後に、開始位置Y2に表示された文章の行L2の両端部分に、当該行L2を目立たせる目印(第2識別表示)M3を付加してよい。この目印M3は、前述の目印M1と同じ形態であってもよいし、異なる形態であってもよい。これにより、上述の第1実施形態と同様、スクロール操作の開始位置や表示内容のスクロール量を把握しやすくなる。
また、上記第1実施形態では、目印M1及びM2の少なくとも一つを、スクロールの開始前とスクロールの終了後との両方で表示したが、これに限らず、目印M1及びM2の少なくとも一つは、スクロールの開始前には表示せずにスクロールの終了後だけに表示してもよいし、スクロールの開始後、任意のタイミングで表示してもよい。特に、表示部2が、表示変更操作に対する応答性が高い表示装置である場合には、スクロールの終了後のみならず、スクロールの開始後、即ち、スクロール中からスクロール終了後の任意のタイミングに、目印M1及びM2の少なくとも一つを施すことで、スクロール操作の開始位置や表示内容のスクロール量を把握しやすくなる。
さらには、上記第1実施形態では、目印M3を、スクロールの終了後に表示したが、これに限らず、目印M3は、スクロールの開始後、任意のタイミングで表示してもよい。これによっても、スクロール操作の開始位置や表示内容のスクロール量を把握しやすくなる。
また、何れの場合においても、開始位置Y2ではなく終了位置Y3を基準に同様の処理を実行してもよい。
また、スクロール操作について、タッチパネル3をスタイラスP(若しくは指)でタッチ操作し、タッチしたままでタッチパネル3上を、表示内容を進めたい方向にスタイラスPをスライドさせ、所望の送り量となる位置でスタイラスPをタッチパネル3から離す操作であると説明したが、これに限らず、タッチパネル3上をスタイラスP(若しくは指)で軽くはらうような所謂フリック操作であってもよい。なお、フリック操作に基づいて表示内容をスクロールさせる場合、終了位置Y3は、フリック操作においてタッチパネル3の入力面上をスタイラスPが移動した量や当該移動のスピード等に応じて適宜決定される位置である。
また、上記第1実施形態では、表示部2が電子ペーパーである場合を例示して説明したが、表示部はLCD(Liquid Crystal Display)やELD(Electronic Luminescence Display)等によって構成されていてもよい。
また、本発明に係る表示装置を電子書籍リーダー1として説明したが、本発明が適用可能なものは、このような製品に限定されず、携帯電話、パソコン、PDA(Personal Digital Assistant)、ゲーム機などの電子機器全般に適用可能である。
以下では、本発明をパソコンに適用した場合の第2実施形態について、図11〜図16を用いて説明する。図11は第2実施形態のパソコン10の構成を示す概略構成図であり、図12は第2実施形態のパソコン10の機能構成を示すブロック図であり、図13〜図16は、第2実施形態の電子書籍表示処理時における表示内容を示す説明図である。本第2実施形態において、上述の電子書籍リーダー1と同様の構成については同一の符号を付すとともに説明を省略し、異なる部分を中心に説明する。なお、電子書籍表示処理の流れを示すフローチャートは図3と同様であるので、図3を適宜参照しながら説明する。
図11及び図12に示すように、本第2実施形態のパソコン10の入力部30は、キーボード40やマウス300を備えている。また、図12に示すCPU20、記録媒体読取部60、記憶部80、通信部90は、図11のパソコン本体部11の筐体内に設置されている。図12に示すように、入力部30は、押下されたキーや、マウス300のポインタ位置やマウス300の移動、クリック、ホイール回転等の各種操作に対応する入力信号をCPU20に出力するようになっている。CPU20は、入力部30からの入力信号に基づいて、LCDディスプレイ等の表示部2に対して表示制御信号を送信することにより、表示部2に各種情報を表示させる表示制御部21として機能する。
図3のステップS1において、表示部2は表示制御部21によって制御されることにより、図4と同様の表示を行う。この場合、マウス300のマウスポインタMPは、電子書籍のウィンドウの外側に配置されているので、不図示である。
図13は、図3のステップS5において、スクロール操作があったか否かを判断するときの表示部2に表示された表示内容を示す図である。まず、スクロール操作が行われる前に、図13のように、マウスポインタMPが、ユーザによるマウス300の移動操作により、電子書籍のウィンドウ内の行L1に重なる位置に配置される。この状態において、マウス300のホイールがユーザ操作により回転されると、CPU20は、マウス300からの入力信号に基づいて、当該ホイールの回転操作の開始を検出し、しばらくしてから、当該ホイールの回転操作の終了を検出する。これにより、CPU20はマウス300のホイール回転を検出する検出部22として機能する。CPU20によりマウス300のホイール回転が検出されると、CPU20による処理はステップS6に移行する。
ステップS6では、CPU20は、マウス300からの入力信号に基づいて、スクロール操作の開始位置Y2を検出する。具体的には、CPU20は、マウス300からの入力信号に基づいて、マウスポインタMPが電子書籍のウィンドウ内に配置された状態で、マウス300のホイールが回転したことを検出すると、そのときの表示部2内でマウスポインタMPが表示された位置のXY座標を検出する。これにより、CPU20は検出部22として機能する。続けて、CPU20は、ステップS7の処理を実行する。
ステップS7の処理は、第1実施形態と同様である。図14は、ステップS7の処理を終えたときの、電子書籍のウィンドウ内の表示である。ステップS7の識別表示を行ったときには、表示内容はまだスクロールされていないので、第1実施形態と同様、図14は、図13と比べると、目印M1が行L1の両端部分に追加された点だけが異なる。これにより、CPU20は表示制御部21として機能する。
ステップS8では、CPU20は表示部2を制御して、図15に示すようにスクロール操作の終了位置Y3まで行L1及び目印M1が移動するように表示内容をスクロールさせる。終了位置Y3は、ホイール回転操作における回転量や回転スピード等に応じて適宜決定される位置である。また、表示制御部21は、スクロール操作に基づいて、表示部2に表示させたウィンドウ内で表示内容を上下に移動させるが、マウスポインタMPの位置は図14のままとし、移動させない。
第1実施形態と同様、この識別表示は、スクロール操作の開始位置Y2の表示内容に対する相対位置に対応する位置に施されるので、目印M1の表示内容に対する相対位置は変わらない。従って、目印M1は、表示内容のスクロール終了後も、行L1の両端部分に表示される。これにより、CPU20は表示制御部21として機能する。なお、第2実施形態において、表示内容のスクロールとは、CPU20がホイール回転操作の開始を検出後、当該ホイール回転操作に基づいて、ホイール回転操作開始前に表示部2に表示されていた表示内容を、表示更新のタイミングにおけるホイール回転量に対応する量だけ、既定のスクロール方向(上下方向)へずらして、表示部2に更新表示させることである。この更新表示は、CPU20がホイール回転操作の開始を検出後、任意のタイミングで行われてよい。従って、CPU20は、ホイール回転操作の終了時又は終了後に表示更新することで、表示内容のスクロールを行ってもよいし、ホイール回転操作の途中に表示更新することで、表示内容のスクロールを行ってもよい。
ステップS9及びステップS10の処理は、上述の実施形態と同様である。
CPU20は、以上に述べた各ステップを実行して、表示部2を制御することにより、表示制御部21として機能する。
本第2実施形態では、上述の実施形態と同様、図13に示すように、表示部2には、文字列内の位置を示すマーク、所謂文字カーソルは表示されないが、必要があれば、そのような文字カーソルが表示されていてもよい。また、文字カーソルが表示されている場合において、開始位置Y2とは、スクロール操作の度に、当該文字カーソルの表示位置とは無関係にユーザが任意で指定する位置である。
また、本第2実施形態では、表示部2の表示画面における電子書籍コンテンツデータ821のウィンドウ内にマウスポインタMPを配置させた状態で、マウス300のホイールを一方向へ回転させることにより、当該電子書籍コンテンツデータ821が表示領域内において進行されるとともに、他方向へ回転させることにより、当該電子書籍コンテンツデータ821が表示領域内において後退されるようにしてよい。
また、本第2実施形態でも、上述の実施形態と同様、図16に示すように、CPU20は表示制御部21として表示部2を制御して、表示内容のスクロールの終了後に、スクロール操作の開始位置Y2の表示部2に対する相対位置に対応する位置に識別表示を施してもよい。具体的には、図16に示すように、表示内容のスクロールの終了後に、開始位置Y2に表示された文章の行L2の両端部分に、当該行L2を目立たせる目印(第2識別表示)M3を付加してよい。この目印M3は、前述の目印M1と同じ形態であってもよいし、異なる形態であってもよい。
本第2実施形態でも、上述の第1実施形態と同様の構成を備える場合には、同様の効果が得られることが言うまでもなく、さらには、前述したような各変形例を適用可能であることは言うまでもない。
以上、本発明のいくつかの実施形態を説明したが、本発明の範囲は、上述の実施の形態に限定するものではなく、特許請求の範囲に記載された発明の範囲をその均等の範囲を含む。
[付記1]
表示部と、
前記表示部に表示された表示内容のスクロールを指示する操作を検出する検出部と、
前記検出部により前記操作が検出されると、前記表示部に表示された表示内容をスクロールさせる表示制御部と、を備え、
前記表示制御部は、前記操作の開始位置の前記表示内容に対する相対位置に対応する位置に、第1識別表示を行うことを特徴とする表示装置。
[付記2]
付記1記載の表示装置において、
前記検出部は、前記操作の開始位置を検出し、
前記表示制御部は、前記検出部により検出された前記操作の開始位置に基づいて、前記第1識別表示を行うことを特徴とする表示装置。
[付記3]
付記1又は2記載の表示装置において、
前記表示制御部は、前記表示内容のスクロールの開始後に、前記第1識別表示を行うことを特徴とする表示装置。
[付記4]
付記1〜3のいずれか一項に記載の表示装置において、
前記表示制御部は、前記表示内容のスクロールの終了後に、前記第1識別表示を行うことを特徴とする表示装置。
[付記5]
付記1〜4のいずれか一項に記載の表示装置において、
前記表示制御部は、前記表示内容のスクロールの開始前に、前記第1識別表示を行うことを特徴とする表示装置。
[付記6]
付記1〜5のいずれか一項に記載の表示装置において、
前記表示制御部は、前記表示内容のスクロールの開始前と、スクロールの終了後とに、前記第1識別表示を行うことを特徴とする表示装置。
[付記7]
付記1〜6のいずれか一項に記載の表示装置において、
前記表示制御部は、前記表示内容のスクロールの終了後に、前記操作の開始位置の前記表示部に対する相対位置に対応する位置に、第2識別表示を行うことを特徴とする表示装置。
[付記8]
付記1〜7のいずれか一項に記載の表示装置において、
前記表示制御部は、前記表示部に文章が表示された場合、前記操作の開始位置の前記表示内容に対する相対位置に対応する前記文章中の行に、前記第1識別表示を行うことを特徴とする表示装置。
[付記9]
付記8記載の表示装置において、
前記表示制御部は、前記第1識別表示として、
前記文章中の前記行の両端の少なくとも一方に目印を付加する、
前記文章中の前記行に含まれる文字列の文字色と背景色とのコントラストを変更する、及び、
前記文章中の前記行よりも前段部分の文字色と背景色とのコントラストを、当該行以降の後段部分の文字色と背景色のコントラストと異なるように変更する、のうちの少なくとも一つを行うことを特徴とする表示装置。
[付記10]
付記1〜9のいずれか一項に記載の表示装置において、
前記表示制御部は、識別表示を開始してから予め定めた時間が経過したこと又は予め定めた操作が入力されたことを前記検出部により検出した場合に、前記識別表示を非表示にすることを特徴とする表示装置。
[付記11]
以下を備える表示方法:
表示部に表示された表示内容のスクロールを指示する操作を検出し、
前記検出により前記操作が検出されると、前記表示部に表示された表示内容をスクロールさせる表示制御を行い、
前記表示制御は、前記操作の開始位置の前記表示内容に対する相対位置に対応する位置に、第1識別表示を行うことを含むことを特徴とする表示方法。
[付記12]
付記11記載の表示方法において、
前記検出は、前記操作の開始位置を検出することを含み、
前記表示制御は、前記検出部により検出された前記操作の開始位置に基づいて、前記第1識別表示を行うことを含むことを特徴とする表示方法。
[付記13]
付記11又は12記載の表示方法において、
前記表示制御は、前記表示内容のスクロールの開始後に、前記第1識別表示を行うことを含むことを特徴とする表示方法。
[付記14]
付記11〜13のいずれか一項に記載の表示方法において、
前記表示制御は、前記表示内容のスクロールの終了後に、前記第1識別表示を行うことを含むことを特徴とする表示方法。
[付記15]
付記11〜14のいずれか一項に記載の表示方法において、
前記表示制御は、前記表示内容のスクロールの開始前に、前記第1識別表示を行うことを含むことを特徴とする表示方法。
[付記16]
付記11〜15のいずれか一項に記載の表示方法において、
前記表示制御は、前記表示内容のスクロールの開始前と、スクロールの終了後とに、前記第1識別表示を行うことを含むことを特徴とする表示方法。
[付記17]
付記11〜16のいずれか一項に記載の表示方法において、
前記表示制御は、前記表示内容のスクロールの終了後に、前記操作の開始位置の前記表示部に対する相対位置に対応する位置に、第2識別表示を行うことを含むことを特徴とする表示方法。
[付記18]
付記11〜17のいずれか一項に記載の表示方法において、
前記表示制御は、前記表示部に文章が表示された場合、前記操作の開始位置の前記表示内容に対する相対位置に対応する前記文章中の行に、前記第1識別表示を行うことを含むことを特徴とする表示方法。
[付記19]
付記18記載の表示方法において、
前記表示制御は、前記第1識別表示として、
前記文章中の前記行の両端の少なくとも一方に目印を付加する、
前記文章中の前記行に含まれる文字列の文字色と背景色とのコントラストを変更する、及び、
前記文章中の前記行よりも前段部分の文字色と背景色とのコントラストを、当該行以降の後段部分の文字色と背景色のコントラストと異なるように変更する、のうちの少なくとも一つを行うことを含むことを特徴とする表示方法。
[付記20]
付記11〜19のいずれか一項に記載の表示方法において、
前記表示制御は、識別表示を開始してから予め定めた時間が経過したこと又は予め定めた操作が入力されたことを前記検出部により検出した場合に、前記識別表示を非表示にすることを含むことを特徴とする表示方法。
[付記21]
表示部を含む表示装置の制御部に、
前記表示部に表示された表示内容のスクロールを指示する操作を検出させ、
前記検出により前記操作が検出されると、前記表示部に表示された表示内容をスクロールさせる表示制御を行わせることを実行させ、
前記表示制御は、前記操作の開始位置の前記表示内容に対する相対位置に対応する位置に、第1識別表示を行わせることを含むことを特徴とする表示プログラム。
1…電子書籍リーダー(表示装置)、2…表示部、3…タッチパネル、4…キー群、10…パソコン(表示装置)、20…CPU、21…表示制御部、22…検出部、30…入力部、60…記録媒体読取部、80…記憶部、90…通信部、300…マウス、M1…目印(第1識別表示)、M2…目印(第1識別表示)、M3…目印(第2識別表示)

Claims (15)

  1. 表示部に表示されている表示内容を移動させるスクロールを指示するための操作であって、前記表示部上におけるスクロールの開始位置を指示する第1操作と、前記スクロールの量を指示する第2操作とを含むスクロール操作を検出し、
    前記第1操作で指示された前記表示部上における前記スクロールの開始位置に対して前記第2操作で指示された前記スクロールの量だけずれた位置を、前記表示部における前記スクロールの終了位置として決定し、
    前記スクロールの開始前において前記スクロールの開始位置に表示されていた表示内容が、前記スクロールの終了後に、決定した前記スクロールの終了位置へと移動するように、前記表示部に表示された表示内容の表示位置を第1の方向へ移動させるスクロールを行い、
    前記スクロールの終了後に、前記表示部上の前記第1の方向における前記決定した前記スクロールの終了位置に対応する位置であって、前記表示部における前記第1の方向とは異なる第2の方向の両端部それぞれの前記表示内容が表示されていない位置に目印を表示する第1識別表示を行う、
    表示制御を実行する表示制御装置。
  2. 前記第1の方向が前記表示部の上下方向である場合には、前記第2の方向は前記表示部の左右方向であり、前記第1の方向が前記表示部の左右方向である場合には、前記第2の方向は前記表示部の上下方向である、請求項1に記載の表示制御装置。
  3. 前記表示制御において、
    前記スクロール操作が行われている最中には前記表示部の表示を更新せずに、前記スクロール操作の終了後に、前記表示部の表示を更新して前記スクロールを行う、請求項1または2に記載の表示制御装置。
  4. 1回の前記スクロール操作に応じて、前記スクロールによる前記表示部の表示更新を1回だけ行う、請求項1乃至3のいずれかに記載の表示制御装置。
  5. 前記スクロール操作は、前記第1操作として前記表示部の入力表示面への接触を開始するタッチオン操作を行い、前記第2操作として前記入力表示面へ接触させたまま接触位置をスライドさせるスライド操作を行う第1スクロール操作、前記第1操作として前記表示部の入力表示面への接触を開始するタッチオン操作を行い、前記第2操作として前記表示部の入力表示面への接触を開始した後に前記入力表示面上ではらう操作を行うフリック操作を行う第2スクロール操作、前記第1操作としてマウスによる前記表示部上の位置を指定する位置指定操作を行い、前記第2操作として前記マウスのホイールの回転操作を行う第3スクロール操作、のうちの少なくとも1つのスクロール操作を含む、請求項1乃至4のいずれかに記載の表示制御装置。
  6. 前記表示部は、入力表示面を有し、前記入力表示面への接触による操作を受け付け、
    前記スクロール操作は、前記第1操作として前記表示部の前記入力表示面への接触開始に対応するタッチオン操作を行い、前記第2操作として前記タッチオン操作が行われた位置から前記入力表示面が接触されながらその接触位置が前記入力表示面上を移動するスライド操作を行い、第3操作として前記スライド操作後の前記入力表示面への接触終了に対応するタッチオフ操作を行い、
    前記第3操作である前記タッチオフ操作による前記入力表示面への接触終了位置に基づいて前記スクロールの終了位置を決定する、請求項1乃至4のいずれかに記載の表示制御装置。
  7. 前記表示部は、入力表示面を有し、前記入力表示面への接触による操作を受け付け、
    前記スクロール操作は、前記第1操作として前記表示部の前記入力表示面への接触開始に対応するタッチオン操作を行い、前記第2操作として前記表示部の入力表示面への接触を開始した後に前記入力表示面上ではらう操作を行うフリック操作を行い、
    前記接触を開始した後のはらう操作の移動量または移動速度に基づいて前記スクロールの終了位置を決定する、請求項1乃至4のいずれかに記載の表示制御装置。
  8. 前記スクロール操作は、前記第1操作としてマウスによる前記表示部上の位置を指定する位置指定操作を行い、前記第2操作として前記マウスのホイールの回転操作を行い、
    前記位置指定操作による指定位置に基づいて前記スクロールの開始位置を決定し、
    前記回転操作の回転量または回転速度に基づいて前記スクロールの終了位置を決定する、請求項1乃至4のいずれかに記載の表示制御装置。
  9. 前記表示部に表示されている表示内容は、電子書籍の文章であり、
    前記表示内容に対して、前記スクロール操作による前記スクロールの指示と、ページめくり操作によるページ単位での表示位置の変更指示とが可能であり、
    前記ページめくり操作に応じて前記表示内容の表示位置を変更した場合には、前記第1識別表示を行わず、前記スクロール操作に応じて前記表示内容の表示位置を変更した場合には、前記第1識別表示を行う、
    請求項1乃至8のいずれかに記載の記載の表示制御装置。
  10. 前記表示制御において、
    前記スクロール操作が検出されると、前記スライド操作中は前記表示部の表示を更新せずに、前記スライド操作の終了時以降に、前記表示部の前記タッチオン操作が行われた位置に対応する位置にそのタッチオン操作時に表示していた内容を、前記タッチオフ操作が行われた位置に対応する位置に表示する、請求項6に記載の表示制御装置。
  11. 前記表示制御において、
    前記スクロールの終了後に、前記開始位置に表示されていた表示内容が前記スクロールの終了後に移動した位置を示す第1識別表示を行うとともに、前記開始位置に対応する前記表示部上の位置を示す第2識別表示を行う、請求項1乃至10のいずれかに記載の表示制御装置。
  12. 前記スクロールが終了した後、ユーザーの操作を検出しなくとも、予め定めた時間が経過したことを検出した後に前記第1識別表示を非表示にする、請求項1乃至11のいずれかに記載の表示制御装置。
  13. 前記表示部に文章が表示された場合、前記スクロールが終了した状態で、前記開始位置に表示されていた前記表示内容に対応する前記文章中の行に前記第1識別表示を行い、前記文章中の前記行よりも前段部分の文字色と背景色とのコントラストが、前記行以降の後段部分の文字色と背景色のコントラストよりも小さくなるようにコントラストを変更する、請求項1乃至12のいずれかに記載の表示制御装置。
  14. 表示部に表示されている表示内容を移動させるスクロールを指示するための操作であって、前記表示部上におけるスクロールの開始位置を指示する第1操作と、前記スクロールの量を指示する第2操作とを含むスクロール操作を検出し、
    前記第1操作で指示された前記表示部上における前記スクロールの開始位置に対して前記第2操作で指示された前記スクロールの量だけずれた位置を、前記表示部における前記スクロールの終了位置として決定し、
    前記スクロールの開始前において前記スクロールの開始位置に表示されていた表示内容が、前記スクロールの終了後に、決定した前記スクロールの終了位置へと移動するように、前記表示部に表示された表示内容の表示位置を第1の方向へ移動させるスクロールを行い、
    前記スクロールの終了後に、前記表示部上の前記第1の方向における前記決定した前記スクロールの終了位置に対応する位置であって、前記表示部における前記第1の方向とは異なる第2の方向の両端部それぞれの前記表示内容が表示されていない位置に目印を表示する第1識別表示を行う、
    表示制御を実行することを特徴とする表示制御方法。
  15. コンピュータに、
    請求項14に記載の表示制御方法を実行させることを特徴とするプログラム。
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