JP6475137B2 - Operating device - Google Patents
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Description
本発明は、例えば、スキッドステアローダ、コンパクトトラックローダ等の作業機を操作する操作装置に関する。 The present invention relates to an operating device for operating a working machine such as a skid steer loader or a compact truck loader.
従来より、作業機の操作レバー装置の配線構造として、特許文献1に示す技術が知られている。特許文献1の操作レバー装置では、基台上に孔の有するブラケットを設け、ブラケットの孔にワイヤーハーネスを通している。
Conventionally, the technique shown in
特許文献1の操作レバー装置においては、基台に設けたブラケットの孔にワイヤーハーネスを取付けることによって、基台に対するワイヤーハーネスの位置を決めつつ、操作レバーの揺動に伴ってワイヤハーネスが動きやすくしている。操作レバー装置では、ワイヤーハーネスの動く範囲が大きいことに加え、操作レバーが様々な方向に揺動させた場合には、操作レバーの軸等に接触する虞があり、十分にワイヤーハーネスの耐久性(寿命)を向上させることができなかった。
In the operation lever device of
そこで本発明は、上記問題に鑑み、シャフトの揺動に伴ってハーネスを容易に動かすことができ、ハーネスの耐久性(寿命)を向上させることができる操作装置を提供することを目的とする。 Therefore, in view of the above problems, an object of the present invention is to provide an operating device that can easily move a harness as the shaft swings and can improve the durability (lifetime) of the harness.
前記目的を達成するために、本発明は、次の手段を講じた。
即ち、操作装置は、把持部と、前記把持部に取り付けられる上端部を有し、且つ揺動自在に支持されたシャフトと、前記シャフトの上端部側と反対側の基端部側に配置され且つ前記シャフトの揺動によって作動する操作弁と、前記操作弁を収容する本体と、前記シャフトから離れて前記シャフトの周りを旋回しながら前記本体側から前記把持部の内部へ至るハーネスと、前記本体に取付けられ且つ、前記本体側の前記ハーネスを案内する案内部材と、を備え、前記案内部材は、前記本体から前記把持部に向けて上方に延び且つ前記本体側の前記ハーネスが接触することで、前記本体から前記把持部に至る経路でハーネスを、前記シャフトから離れる方向に案内する第1板部を有している。
In order to achieve the above object, the present invention has taken the following measures.
That is, the operating device has a gripping portion, a shaft that has an upper end portion attached to the gripping portion and is supported in a swingable manner, and a base end portion side opposite to the upper end portion side of the shaft. And an operation valve that operates by swinging the shaft, a main body that accommodates the operation valve, a harness that moves from the main body side to the inside of the gripping part while turning around the shaft away from the shaft , A guide member attached to the main body and guiding the harness on the main body side, the guide member extending upward from the main body toward the gripping portion, and contacting the harness on the main body side The first plate portion that guides the harness in a direction away from the shaft along a path from the main body to the grip portion .
また、前記案内部材は、前記ハーネスを前記シャフトの長手方向に案内する第2板部を有している。 The guide member has a second plate portion for guiding the harness in the longitudinal direction of the shaft.
また、前記案内部材は、前記ハーネスにおいて前記第1板部で案内される部分よりも前の部分で且つ前記第1板部と接触する部分と同じ側と接触可能な第3板部を有している。
また、前記案内部材は、前記本体に取り付ける取付部を有している。
また、前記シャフトと前記ハーネスとを外側から覆う覆い部材を備え、前記覆い部材は、前記ハーネスが通過する溝部を有している。
In addition, the guide member has a third plate portion that is in contact with the same side as the portion that is in front of the portion guided by the first plate portion in the harness and that is in contact with the first plate portion. ing.
Further, the guide member has an attachment portion attached to the main body.
Moreover, the cover member which covers the said shaft and the said harness from the outer side is provided, and the said cover member has a groove part through which the said harness passes.
また、操作装置は、把持部と、一端側と反対側の他端が前記把持部に取り付けられ、且つ揺動自在に支持されたシャフトと、前記シャフトから離れて前記シャフトの周りを旋回しながら当該シャフトの一端から他端に向けて延びるハーネスと、前記シャフトの一端側に取付けられ且つ前記一端側のハーネスを案内する案内部材と、を備え、前記案内部材は、前記シャフトの一端から他端に向けて延び且つ前記一端側の前記ハーネスが接触することで、前記シャフトの一端から他端に向けて延びる経路で、当該ハーネスを、前記シャフトから離れる方向に案内する第1板部を有している。 The operating device includes a gripping portion, a shaft having the other end opposite to the one end side attached to the gripping portion and supported to be swingable , and turning around the shaft away from the shaft. A harness that extends from one end of the shaft toward the other end, and a guide member that is attached to one end side of the shaft and guides the harness on the one end side, and the guide member extends from one end of the shaft to the other end. And a first plate portion that guides the harness in a direction away from the shaft in a path extending from one end of the shaft toward the other end by contacting the harness on the one end side. It is .
また、前記案内部材は、前記ハーネスを前記シャフトの長手方向に案内する第2板部を有している。
また、前記案内部材は、前記ハーネスにおいて前記第1板部で案内される部分よりも前の部分で且つ前記第1板部と接触する部分と同じ側と接触可能な第3板部を有している。
The guide member has a second plate portion for guiding the harness in the longitudinal direction of the shaft.
In addition, the guide member has a third plate portion that is in contact with the same side as the portion that is in front of the portion guided by the first plate portion in the harness and that is in contact with the first plate portion. ing.
本発明によれば、シャフトの揺動に伴ってハーネスを容易に動かすことができ、ハーネスの耐久性(寿命)を向上させることができる。 ADVANTAGE OF THE INVENTION According to this invention, a harness can be easily moved with the rocking | fluctuation of a shaft, and durability (life) of a harness can be improved.
以下に、図面を参照しながら、本発明の実施形態による操作装置を説明する。
図14は、本発明の操作装置(操縦装置)を搭載したスキッドステアローダの全体図である。なお、この実施形態では、操作装置を搭載する作業機としてスキッドステアローダを例示するが、これに限定されない。例えば、作業機は、コンパクトトラックローダ、ホイルローダ、バックホー、トラクタ、コンバイン、田植機等であってもよい。
Hereinafter, an operating device according to an embodiment of the present invention will be described with reference to the drawings.
FIG. 14 is an overall view of a skid steer loader equipped with the operating device (control device) of the present invention. In this embodiment, a skid steer loader is exemplified as a working machine on which the operating device is mounted, but the present invention is not limited to this. For example, the work machine may be a compact truck loader, a wheel loader, a backhoe, a tractor, a combiner, a rice transplanter, or the like.
図14に示すように、スキッドステアローダ1は、機体(車体)2と、この機体2に搭載されたキャビン3と、機体2に装備された作業装置4と、機体2の左及び右に設けられた走行装置5とを備えている。
機体2内の後部にはエンジンEが搭載されている。キャビン3内には運転席8が設けられている。運転席8の周囲、例えば、運転席8の幅方向外側には、操作装置25が設けられている。
As shown in FIG. 14, the
An engine E is mounted in the rear part of the
作業装置4は、左に設けられたブーム10Lと、右に設けられたブーム10Rと、作業具であるバケット11とを有している。各ブーム10L,10Rは、キャビン3及び機体2の両側に配置されている。バケット11は、一対のブーム10L,10Rの先端側(前端側)に上下に揺動自在に設けられている。
また、作業装置4は、リフトリンク12と、制御リンク13と、ブームシリンダ28と、バケットシリンダ29とを有している。リフトリンク12及び制御リンク13は、それぞれブーム10L,10Rの基部側(後部側)を支持している。ブームシリンダ28は、ブーム10L,10Rを昇降し、バケットシリンダ29は、バケット11を揺動する。ブームシリンダ28及びバケットシリンダ29は、複動型油圧シリンダから構成されている。
The work device 4 includes a
The work device 4 includes a
ブーム10L,10Rの先端側同士は異形パイプからなる前連結部材14で連結されている。ブーム10L,10Rの基部同士は円形パイプからなる後連結部材15で連結されている。リフトリンク12、制御リンク13及びブームシリンダ28は、ブーム10L,10Rに対応して機体2の左及び右に、それぞれ設けられている。
リフトリンク12は、ブーム10L,10Rの後端側に配置されている。例えば、リフトリンク12は、機体2の後端側であって、当該機体2の幅方向外方側に設けられている。このリフトリンク12の上端側は、ブーム10L,10Rの基部の後端側に枢軸16(
第1枢軸という)を介して横軸回りに回転自在に枢支されている。また、リフトリンク12の下端側は、機体2の後端側上部に枢軸17(第2枢軸という)を介して横軸回りに回転自在に枢支されている。
The front ends of the
The
It is pivotally supported around the horizontal axis via a first pivot). Further, the lower end side of the
制御リンク13は、リフトリンク12の前方に配置されている。この制御リンク13の前端側は、機体2に枢軸18(第3枢軸という)を介して横軸回りに回転自在に枢支されている。制御リンク13の後端側は、ブーム10L,10Rの基部側の前後方向中途部の下端部に枢軸19(第4枢軸という)を介して横軸回りに回転自在に枢支されている。
ブームシリンダ28の上部は、ブーム10L,10Rの基部側に第1ブームシリンダピン21を介して横軸回りに回転自在に枢支されている。このブームシリンダ28の下部は、機体2の後端側下部に第2ブームシリンダピン22を介して横軸回りに回転自在に枢支されている。このブームシリンダ28を伸縮することにより、リフトリンク12及び制御リンク13によってブーム10L,10Rの基部側が支持されながら該ブーム10L,10Rの先端側(バケット11)が昇降するように該ブーム10L,10Rが第1枢軸16回りに上下に揺動する。
The control link 13 is disposed in front of the
The upper part of the
制御リンク13は、ブーム10L,10Rの上下の揺動にともなって第3枢軸18回りに上下に揺動する。リフトリンク12は、制御リンク13の上下の揺動にともなって第2枢軸17回りに前後に揺動する。
バケット11は、ブーム10L,10Rの先端側(前端側)に枢支された装着体23に着脱自在に装着されている。装着体23は、ブーム10L,10Rの先端側に枢支ピン24を介して横軸回りに揺動自在に枢支されている。この装着体23には、バケット11の代わりに、油圧圧砕機,油圧ブレーカ,アングルブルーム,アースオーガー,パレットフォーク,スイーパー,モア,スノウブロア等のアタッチメント(予備アタッチメントという)を装着することができる。
The control link 13 swings up and down around the
The
バケットシリンダ29は、ブーム10L,10Rの先端側の幅方向内方側にそれぞれ配置されている。このバケットシリンダ29の上端側は、ブーム10L,10Rに第1バケットシリンダピン26を介して横軸回りに回転自在に枢支されている。バケットシリンダ29の下端側は、装着体23に第2バケットシリンダピン27を介して横軸回りに回転自在に枢支されている。このバケットシリンダ29を伸縮することでバケット11が揺動する。
The
走行装置5は、本実施形態では前輪5F及び後輪5Rを有する車輪型の走行装置が採用されている。なお、走行装置5として、クローラ型(セミクローラ型を含む)の走行装置を採用してもよい。
図1に示す操作装置(操縦装置)25は、スキッドステアローダを操作(操縦)するものであって、例えば、スキッドステアローダに設けた様々なアタッチメントを操作することができる。なお、アタッチメントの操作方法としては、様々な方法があるが、操作装置25の操作方法は、どのような方法であってもよい。
In the present embodiment, the traveling device 5 is a wheel-type traveling device having a
The operating device (steering device) 25 shown in FIG. 1 operates (steers) the skid steer loader, and can operate various attachments provided on the skid steer loader, for example. Although there are various methods for operating the attachment, any method may be used for operating the operating
図1に示すように、操作装置25は、運転席8の左又は右に設けられたフレーム30に支持されている。フレーム30は、機体2に取り付けられた操縦台(図示省略)に取り付けられている。以下の説明では、主に、運転席8に着座した作業者から見た方向を基準として説明する。図1の左方は前方、図1の右方は後方、図4の左方は左方、図4の右方は右方である。
As shown in FIG. 1, the operating
図1〜図4に示すように、フレーム30は、前板材30aと、後板材30bと、左板材30cと、第1上板材30dと、第2上板材30eとを有している。前板材30a、後板材30b、左板材30c、第1上板材30d及び第2上板材30eは、板材である。
前板材30aは、操作装置25の前方に設けられている。後板材30bは、操作装置25の後方に設けられ、前板材30aから後方に離れている。左板材30cは、操作装置25の左方に設けられ、前板材30aの左端と後板材30bの左端とを連結している。第1上板材30dは、前板材30aの上端と後板材30bの上端と左板材30cの上端とを連結している。第2上板材30eは、後板材30bの後方に設けられ、後板材30bの下端と左板材30cとを連結している。
As shown in FIGS. 1 to 4, the
The
第1上板材30dには、半円弧状の切欠き部31が形成されている。また、第1上板材30dには、複数の取付孔32が形成されている。取付孔32は、第1上板材30dに環状の縁部を形成することにより構成される。複数の取付孔32は、第1上板材30dの前部の右に設けられた第1取付孔32aと、第1上板材30dの後部の右に設けられた第2取付孔32bと、第1上板材30dの後部の左に設けられた第3取付孔32cとを含んでいる。
A
図1及び図2に示すように、操作装置25は、把持部40と、シャフト41と、操作ユニット42とを有している。把持部40は、樹脂等で形成された筒状の部材で、オペレータが把持することが可能な部材である。把持部40には、操作するための操作具40aが設けられている。操作部40aは、例えば、揺動自在なシーソ型スイッチ、スライド自在なスライド型スイッチ、或いは、押圧自在なプッシュ型スイッチである。操作具40aは、どのような部材であってもよい。
As shown in FIGS. 1 and 2, the operating
シャフト41は、把持部40に取り付けられ、前、後、左、右に揺動自在に支持されている。例えば、シャフト41の基端部(下端部)と、後述する操作ユニット42の本体43とは、ユニバーサルジョイント等の支持部材44を介して連結されている。シャフト41の下端部には、揺動に伴って傾きが変化する押圧部材45が設けられている。なお、図示したシャフト41は、本体43の中心部から直線状に延び、把持部40内で前方且つ左方に屈曲しているが、シャフト41は屈曲していなくてもよく、シャフト41の形状は限定されない。
The
操作ユニット42は、操作弁46と、操作弁46を収容する本体43とを備えている。操作弁46は、シャフト41の揺動によって開度が変化する弁であって、例えば、操作弁46には作動油(油)が供給され、作業機1に搭載された様々な油圧機器への油(作動油)の圧力等を設定可能である。操作弁46は、前操作弁46aと、後操作弁46bと、左操作弁46cと、右操作弁46bとを含んでいる。前操作弁46aは、シャフト41が前方に揺動した場合に作動する。後操作弁46bは、シャフト41が後方に揺動した場合に作動する。左操作弁46cは、シャフト41が左方に揺動した場合に作動する。右操作弁46dは、シャフト41が右方に揺動した場合に作動する。前操作弁46a、後操作弁46b、左操作弁46c及び右操作弁46bは、それぞれロッド47を有している。ロッド47は、本体43の上面から突出していて、押圧部材45に当接可能である。
The
したがって、シャフト41が前方に揺動すると、押圧部材45によって前操作弁46aのロッド47が押され、当該前操作弁46aの開度が揺動角度に応じて設定される。シャフト41が後方に揺動すると、押圧部材45によって後操作弁46bのロッド47が押され、当該後操作弁46bの開度が揺動角度に応じて設定される。シャフト41が左方に揺動すると、押圧部材45によって左操作弁46cのロッド47が押され、当該左操作弁46cの開度が揺動角度に応じて設定される。シャフト41が後方に揺動すると、押圧部材45によって後操作弁46bのロッド47が押され、当該後操作弁46bの開度が揺動角度に応じて設定される。
Therefore, when the
図3及び図4に示すように、本体43は、円筒状に形成されていて内部に操作弁46を収容している。本体43の上部には、外側に突出するフランジ43aが設けられている。フランジ43aは平面視で矩形状であり、前部の左及び右、後部の左及び右には、ボルト等の締結具48a、48b、48cを挿入する挿入孔が形成されている。したがって、本体43を第1上板材30dの切欠き部31に嵌め込み、フランジ43aの挿入孔に挿入した締結具48aを第1取付孔32aに通し、フランジ43aの挿入孔に挿入した締結具48bを第2取付孔32bに通し、フランジ43aの挿入孔に挿入した締結具48cを第3取付孔32cに通すことによって、本体43をフレーム30の第1上板材30dに取り付けることができる。
As shown in FIGS. 3 and 4, the
図5〜図7に示すように、操作装置25は、ハーネス50と、複数の案内部材51とを有している。ハーネス50は、複数のケーブルを束ねてチューブに収容したワイヤーハーネスである。ハーネス50は、把持部40の内部や外部等に設けた様々な電気・電子機器に電力を供給するためのもので、フレーム30内を通り、本体43及びシャフト41の周
囲を通って、把持部40内部に至る。ハーネス50は、本体43と把持部40との間では、シャフト41の周りを旋回しながら本体43から把持部40へと延びている。言い換えれば、ハーネス50は、本体43と把持部40との間では、シャフト41の周りを螺旋状に延設している。
As illustrated in FIGS. 5 to 7, the operating
詳しくは、ハーネス50は、本体43の下方から本体43のフランジ43aに至り、フランジ43aの前部であって左のコーナ部43bの付近に延びている。ハーネス50は、コーナ部43bの付近から上方(把持部40)に向かいつつ後方に向けて延び、さらに、上方に向かいつつ途中で右に旋回し、上方に向かいつつ前方に延設する。ハーネス50は、第1上板材30dの前部の付近では、上方に向かいつつ、左に旋回して再び、右に旋回して把持部40に至る。
Specifically, the
図5、図8に示すように、複数の案内部材51は、ハーネス50がシャフト41の周りを旋回しながら本体43(フランジ43a)から把持部40へ至る経路において、当該ハーネス50の向きを案内(設定)する部材である。複数の案内部材51は、本体43(フランジ43a)と把持部40との間に設けられている。具体的には、複数の案内部材51は、本体43のフランジ43aに設けられた第1案内部材51aと、把持部40の近傍に設けられた第2案内部材51bとを含んでいる。即ち、この実施形態では、本体43(フランジ43a)と把持部40との間において、本体43側に第1案内部材51aを設け、把持部40側に第2案内部材51bを設けている。
As shown in FIGS. 5 and 8, the plurality of
図9A、図9B、図10に示すように、第1案内部材51aは、例えば、1枚の金属板を折り曲げることにより形成したもので、取付部55と、第1板部56と、第2板部57と、第3板部58と、第4板部59とを有している。取付部55は、フランジ43aのコーナ部43bに取り付けられる部分で、ボルト等の締結具48dを挿入する挿入孔55aが形成されている。取付部55には、平面視でコーナ部43bに略沿う縁部55bが形成されている。したがって、取付部55の下面とフランジ43aの上面とを対向させつつ、取付部55の縁部55bをコーナ部43bに合わせ、締結具48dを、挿入孔55a及びコーナ部43bに設けた挿入孔に挿入することにより、取付部55(第1案内部材51a)に取り付けることができる。
As shown in FIGS. 9A, 9B, and 10, the
したがって、フランジ43aに形成した4つの挿入孔のうち、コーナ部43bに形成した1つの挿入孔を用いることによって、第1案内部材51aを本体43に取り付けることができる。説明の便宜上、取付部55(第1案内部材51a)を本体43に取り付けた状態を基準に第1案内部材51aについて説明する。
第3板部58は、第2板部55の端部から上方(把持部40側)に立ち上がり且つ後方に延びている。第3板部58の前端には、凹部58aが形成されている。第3板部58において、凹部58aの後方には挿入孔58bが形成されている。
Therefore, the
The
第1板部56は、第3板部58の後端に設けられている。第1板部56は、側面視で前端から後端に行くにしたがって上方に延び、且つ、平面視で前端から後端に行くにしたがって幅方向にシャフト41から離れる方向に延びている。言い換えれば、図9Aに示すように、幅方向において、シャフト41の中心に向かう方向を内方、シャフト41の中心から離れる方向を外方とした場合、第1板部56は、平面視で前端から後端に行くにしたがって幅方向にシャフト41の外方(矢印A)に延びている。
The
第1板部56の下端56aには、凹部56bが形成されている。第1板部56において、凹部56bの上方には挿入孔56cが形成されている。
第2板部57は、第1板部56の下端56aであって、凹部56bよりも前寄りに設けられている。第2板部57は、第1板部56の下端56aからシャフト41から離れる方向(外方)に延びている。第2板部57は、前端から後端に行くにしたがって上方に移行している。第4板部59は、第1板部56の後端に設けられている。第4板部59は、シャフト41に近づく方向に延びている。
A
The
次に、第1板部56、第2板部57及び第3板部58と、ハーネス50との関係について説明する。説明の便宜上、第1板部56、第2板部57及び第3板部58において、外方を向く面を外面という。
図10に示すように、第1板部56の凹部56b及び挿入孔56cに結束部材60を通しつつ、当該結束部材60をハーネス50の外面に巻くことにより、ハーネス50は、第1板部56に取り付けられている。第1板部56にハーネス50を取付けた状態では、ハーネス50の一部は、第1板部56の外面56dに接していて、当該外面56に沿って延びる。ここで、第1板部56は、上述したように、平面視で前端から後端に行くにしたがって幅方向にシャフト41から離れる方向に延びているため、ハーネス50は、第1板部56によって、シャフト41から離れる方向に案内されることになる。即ち、第1板部56は、ハーネス50をシャフト41から離れる方向に案内している。
Next, the relationship between the
As shown in FIG. 10, the
また、第2板部57は、第1板部56の凹部56bよりも前寄りに設けられているため、ハーネス50の下側は、当該第2板部57の上面57aによって支えられる。ここで、第2板部57は、前端から後端に行くにしたがって上方に移行しているため、ハーネス50は、第2板部57によって、ハーネス50をシャフト41の長手方向に案内されることになる。即ち、第2板部57は、ハーネス50をシャフト41の長手方向に案内する。
Further, since the
第3板部58は、第1板部56の前部に位置しているため、第1板部56の凹部56b及び挿入孔56cに結束部材60を通してハーネス50の向きを設定している状態においては、第3板部58の外面58cにハーネス50が接触する。即ち、ハーネス50に関して、第1板部56で案内される部分よりも前の部分であって、第1板部56と接触する部分と同じ側を第3板部58の外面58cにより支えていることになる。つまり、第1板部56によってハーネス50の向きを外方へ移行させる前に、ハーネス50が接触可能な第3板部58があることによって、スムーズにハーネス50の向きを外方に移行させることができる。
Since the
なお、第3板部58の凹部58a及び挿入孔58bに結束部材60を通しつつ、当該結束部材60をハーネス50の外面に巻くことにより、ハーネス50は、第3板部58にも取り付け可能である。このように、第3板部58にハーネス50を取付けることにより、ハーネス50を上方に移行しつつ後方に移行させることができる。言い換えれば、本体43から延びるハーネス50において、当該ハーネス50が旋回を開始する位置を第3板部58によって定めることができる。
The
図9B、図10、図12、図13に示すように、第2案内部材51bは、例えば、1枚の金属板を折り曲げることにより形成したもので、取付部65と、第5板部66と、第6板部67とを有している。
取付部65は、把持部40の下方に形成されたフランジ40bに取り付けられる部分で、ボルト等の締結具68a、68bを挿入する挿入孔69a、69bが形成されている。したがって、取付部65の上面とフランジ40bの下面とを対向させつつ、締結具68a、68bを挿入孔69a、69b及びフランジ40bに設けられた挿入孔に挿入することにより、取付部65(第2案内部材51b)に取り付けることができる。説明の便宜上、取付部65(第2案内部材51b)をフランジ40bに取り付けた状態を基準に第2案内部材51bについて説明する。
As shown in FIGS. 9B, 10, 12, and 13, the
The
第5板部66は、取付部65の左端部(内方の端部)から下方に延びている。第5板部66の下端には、凹部66aが形成されている。第5板部66において、凹部66aの上方には挿入孔66bが形成されている。
第6板部67は、第5板部66の前方に位置し、且つ、取付部65の前部であって側部から内方に延びている。第6板部67は、正面視で左から右に行くにしたがって下方に延びている。言い換えれば、ハーネス50の経路から見ると、第6板部67は、正面視で内方から外方に行くにしたがって上方に延びている。第6板部67の前端には、凹部67aが形成されている。第6板部67において、凹部67aの後方には挿入孔67b形成されている。
The
The
次に、第5板部66と、第6板部67と、ハーネス50との関係について説明する。説明の便宜上、第5板部66と、第6板部67において、内方を向く面を外面という。
第6板部67の凹部67a及び挿入孔67bに結束部材を通しつつ、当該結束部材をハーネス50の外面に巻くことにより、ハーネス50は、第6板部67に取り付けられてい
る。第6板部67にハーネス50を取付けた状態では、ハーネス50の一部は、第6板部67の下面67cに接していて、当該下面67cに沿って延びる。ここで、第6板部67は、上述したように、正面視で内方から外方に行くにしたがって上方に延びているため、ハーネス50は、第6板部67によって、幅方向に案内されつつシャフト41の長手方向に案内されることになる。即ち、第6板部67は、ハーネス50を幅方向に案内し且つハーネス50をシャフト41の長手方向に案内する。
Next, the relationship between the
The
また、第5板部66の凹部66a及び挿入孔66bに結束部材を通しつつ、当該結束部材をハーネス50の外面に巻くことにより、ハーネス50は、第5板部66に取り付けられている。第5板部66にハーネス50を取付けた状態では、ハーネス50の一部は、第5板部66の外面66cに接していて、当該外面66cに沿って延びる。ここで、第5板部66は、上述したように、取付部65の左端部(内方の端部)から下方に延びているため、ハーネス50は、第5板部66によって前後に案内されることになる。即ち、第5板部66は、ハーネス50を前後に案内する。
The
したがって、第5板部66及び第6板部67によって、ハーネス50を把持部40の下方で所定の位置に案内することで、当該ハーネス50が把持部40の下方から内部へとスムーズに移行させることができる。
図1、図11A、図11Bに示すように、操作装置25は、覆い部材70を有している。覆い部材70は、把持部40の下方において、シャフト41とハーネス50とを外側から覆う部材で、例えば、蛇腹である。覆い部材70は、上方から下方に行くにしたがって前後及び幅方向に広がる筒状である。覆い部材70の上部には、シャフト41及びハーネス50を通す挿入孔70aが形成されている。覆い部材70の下部(下面)70bには、環状の縁部70cが形成されている。平面視において、縁部70cは略矩形状であって、フランジ43aの輪郭(縁で構成される輪郭)と略同じである。覆い部材70においては、縁部70c(下面70b側)をフランジ43aに被せることが可能である。縁部70cであって、フランジ部43aのコーナ部43bには、溝部701bが形成されている。溝部701bは、矩形状の縁部70c(下面70b)を切欠くことにより構成されている。溝部701bには、ハーネス50を通すことが可能である。
Therefore, by guiding the
As shown in FIG. 1, FIG. 11A, and FIG. 11B, the operating
したがって、溝部701bにハーネス50を通すことができるため、第1案内部材51aに取り付けたハーネス50を、本体43の外面に沿て移行させることができる。
以上の操作装置25によれば、シャフト41の周りを旋回するようにハーネス50を配策することによって、シャフト41が前、後、左、右に揺動した場合に、ハーネス50に掛かる応力(力)を分散することができ、ハーネス50の所定の個所に集中して応力が掛かることを防止することができる。また、案内部材51(第1案内部材51a、第2案内部材51b)によって、シャフト41の周りに安定してハーネス50を旋回した状態(螺旋の状態)に保持することができる。
Therefore, since the
According to the
なお、今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味及び範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。上述した実施形態では、操作装置25は、本体43及び操作弁46、即ち、操作ユニット42を備えていたが、これに代え、本発明は、操作ユニット42を備えない操作装置25も適用可能である。この場合、ハーネス50は、シャフト41の周りを旋回しながら当該シャフト41の一端(下端)から他端(上端)に向けて延びるものであればよい。
The embodiment disclosed this time should be considered as illustrative in all points and not restrictive. The scope of the present invention is defined by the terms of the claims, rather than the description above, and is intended to include any modifications within the scope and meaning equivalent to the terms of the claims. In the above-described embodiment, the operating
1 作業機
25 操作装置(操縦装置)
40 把持部
40a 操作具
40b フランジ
41 シャフト
43 本体
43a フランジ
46 操作弁
50 ハーネス
51 複数の案内部材
56 第1板部
57 第2板部
58 第3板部
59 第4板部
60 結束部材
70 覆い部材
701b 溝部
1 Working
40
Claims (8)
前記把持部に取り付けられる上端部を有し、且つ揺動自在に支持されたシャフトと、
前記シャフトの上端部側と反対側の基端部側に配置され且つ前記シャフトの揺動によって作動する操作弁と、
前記操作弁を収容する本体と、
前記シャフトから離れて前記シャフトの周りを旋回しながら前記本体側から前記把持部の内部へ至るハーネスと、
前記本体に取付けられ且つ、前記本体側の前記ハーネスを案内する案内部材と、
を備え、
前記案内部材は、前記本体から前記把持部に向けて上方に延び且つ前記本体側の前記ハーネスが接触することで、前記本体から前記把持部に至る経路でハーネスを、前記シャフトから離れる方向に案内する第1板部を有している操作装置。 A gripping part;
A shaft having an upper end portion attached to the grip portion and supported to be swingable ;
An operation valve disposed on the base end side opposite to the upper end side of the shaft and operated by swinging of the shaft;
A main body for accommodating the operation valve;
A harness extending from the main body side to the inside of the gripping part while turning around the shaft away from the shaft ;
A guide member attached to the main body and guiding the harness on the main body side ;
With
The guide member extends upward from the main body toward the grip portion, and guides the harness in a direction away from the shaft along a path from the main body to the grip portion by contacting the harness on the main body side. An operating device having a first plate portion .
前記覆い部材は、前記ハーネスが通過する溝部を有している請求項4に記載の操作装置。 A covering member that covers the shaft and the harness from the outside;
The operating device according to claim 4, wherein the covering member has a groove portion through which the harness passes.
一端側と反対側の他端が前記把持部に取り付けられ、且つ揺動自在に支持されたシャフ
トと、
前記シャフトから離れて前記シャフトの周りを旋回しながら当該シャフトの一端から他端に向けて延びるハーネスと、
前記シャフトの一端側に取付けられ且つ前記一端側のハーネスを案内する案内部材と、
を備え、
前記案内部材は、前記シャフトの一端から他端に向けて延び且つ前記一端側の前記ハーネスが接触することで、前記シャフトの一端から他端に向けて延びる経路で、当該ハーネスを、前記シャフトから離れる方向に案内する第1板部を有している操作装置。 A gripping part;
A shaft having the other end opposite to the one end side attached to the grip portion and supported to be swingable ;
A harness extending from one end of the shaft to the other while turning around the shaft away from the shaft ;
A guide member attached to one end side of the shaft and guiding the harness on the one end side ;
With
The guide member extends from one end of the shaft toward the other end, and the harness on the one end side comes into contact with the guide member, so that the harness extends from the shaft to the other end. An operating device having a first plate that guides in a direction away from the operator.
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