JP6474639B2 - 浮魚礁およびその施工方法ならびに回収方法 - Google Patents

浮魚礁およびその施工方法ならびに回収方法 Download PDF

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Description

本発明は、魚を蝟集する本体部を海中に浮かして使用される浮魚礁に関する。
従来、海洋に生息する魚類を蝟集や滞留させるために、魚礁を海中に沈めることが行われる。魚礁には、種々の形態が存在するが、魚を蝟集する本体部を海中に浮かして使用される、いわゆる中層浮魚礁と呼ばれる魚礁が存在する。
この中層浮魚礁は、一般的には、特許文献1に記載されているように、海中に浮いて魚を蝟集する本体部と、海底に着地したアンカーと、当該本体部をアンカーに連結する1本の係留索とを有している。このような浮魚礁では、本体部は、当該本体部の下部に取り付けられた1本の係留索を介してアンカーに連結されることにより、海中の所定の位置および深さに位置決めされ、海中に浮いた状態で魚を蝟集することが可能である。
特開平6−14675号公報
上記のような中層浮魚礁は、本体部が一本の係留索で係留されているため、潮の流れなどによって、本体部が移動しやすく不安定である。そのため、本体部自体が係留索を中心に横方向(水平方向)に回転することにより、係留索に撚れやねじれ(キンク)が生じるおそれがある。その結果、係留索が早期に疲労するおそれがあり、中層浮魚礁を海中で長期安定した使用における信頼性の向上が難しい。
本発明はかかる問題を解消するものであり、海中に浮かぶ本体部の動きを制限し、かつ、係留索の疲労を軽減し安定して長期間使用することが可能な浮魚礁を提供することを目的とする。
本発明者は、浮魚礁の本体部の動きを限定し、かつ係留索の疲労を軽減するために、鋭意研究を重ねた結果、魚礁本体から下方向に延びる下方向索と当該魚礁本体から側方に延びる複数の横方向索とを組み合わせれば、本体部を多方向から支持することを可能にし、上記の目的を達成できることを見出し、以下の浮魚礁を創作するに至った。
すなわち、本発明の浮魚礁は、海水に浮いて魚を蝟集する構成を有する魚礁本体と、前記魚礁本体から下方に延びるように当該魚礁本体の下部に取り付けられた下方向索と、前記下方向索の下端部に取り付けられ、海底に配置されることにより前記下方向索を介して前記魚礁本体を当該海底に係留する下側アンカーと、第1端部と第2端部とを有する長尺の線状部材であり、前記魚礁本体から側方に離れる方向に延びるように、前記第1端部が前記魚礁本体における側面に取り付けられた複数の横方向索と、各々の前記横方向索の前記第2端部に取り付けられ、前記海底における前記下側アンカーに対して水平方向に離間した位置に配置されることにより前記横方向索を介して前記魚礁本体を前記海底に係留する横側アンカーと、前記横方向索における前記第1端部と前記第2端部との間の部位に浮力を与える浮力付与部とを備えており、前記複数の横方向索のそれぞれの前記第1端部は、前記魚礁本体の前記側面において当該第1端部同士が互いに水平方向に離間した位置に配置され、前記浮力付与部は、複数のフロート体を備えており、前記浮力付与部は、前記複数のフロート体が前記横方向索の延びる方向に沿って並び、かつ、各フロート体が前記横方向索に個別に取り付けられていることを特徴とする。
すなわち、本発明の浮魚礁では、魚礁本体は、その下部に取り付けられた下方向索を介して下側アンカーに係留され、それとともに、当該魚礁本体における側面にそれぞれ取り付けられた複数の横方向索を介して横側アンカーにそれぞれ係留される。複数の横方向索のそれぞれの第1端部は、魚礁本体の側面に取り付けられ、当該第1端部同士は互いに水平方向に離間した位置に配置されている。そのため、魚礁本体は、その下部に取り付けられた下方向索で支持されるだけでなく、当該魚礁本体の側面における複数の位置から複数の横方向索で支持される。その結果、魚礁本体は多方向から支持され、海中に浮かぶ魚礁本体の動きを制限することが可能になる。それにより、魚礁本体における横方向(水平方向)の回転を防ぎ、下方向索の撚れやねじれを防止することが可能である。さらに、下方向索とともに複数の横方向索を用いて魚礁本体を係留することにより、下方向索に作用する負荷を低減することにより当該下方向索の疲労の軽減が可能になる。
そして、このような下方向索および複数の横方向索を介して魚礁本体を係留する構造において、横方向索は、浮力付与部から浮力を受けることによって、魚礁本体と横側アンカーとの間において張力を受けた状態で張り渡されるので、横方向索のたるみを抑制することが可能である。その結果、横方向索と下方向索とがこすれ合ったり、からんだりするおそれがなく、これら下方向索および横方向索が互いに干渉し合うことによる疲労も防ぐことが可能である。その結果、浮魚礁を安定して長期間使用することが可能である。
また、前記浮力付与部は、複数のフロート体を備えており、前記浮力付与部は、前記複数のフロート体が前記横方向索の延びる方向に沿って並び、かつ、各フロート体が前記横方向索に個別に取り付けられている。かかる構成によれば、横方向索は、浮力付与部を構成する複数のフロート体から浮力を分散して受けることが可能になるので、当該浮力が横方向索に対して一点に集中することを防止し、その結果、横方向索のキンクなどの発生することを防ぐことが可能である。
しかも、横方向索のうち複数のフロート体が当該横方向索の延びる方向に沿って並んで取り付けられている部分は、複数のフロート体のそれぞれから浮力を常時受けているので、当該部分の変形の速度は緩やかになる。その結果、浮魚礁全体への衝撃的な外力をこの部分で緩やかに吸収することが可能になる。
前記複数の横方向索は、前記魚礁本体における側面のうち互いに対向する部分にそれぞれ取り付けられた一対の横方向索を含むのが好ましい。
かかる構成によれば、一対の横方向索が魚礁本体の側面における対向する部分の両側から当該魚礁本体を支持することが可能になるので、少ない本数の横方向索によって、魚礁本体における垂直軸周りの横方向(水平方向)の回転を有効に抑え、当該回転に起因する下方向索のねじれを防止することが可能である。つまり、横方向索の本数を抑えながら魚礁本体の回転に起因する下方向索の損傷を抑止できる。
また、前記一対の横方向索は、前記海中の潮の流れの方向に対する水平方向の傾斜角が±45度以内の方向で延びるように配置されているのが好ましい。
かかる構成によれば、一対の横方向索が潮の流れの影響を受けにくいので、これら横方向索が潮の流れの中で常時安定した配索状態を維持することが可能である。
前記浮力付与部は、前記横方向索において、当該浮力付与部から前記魚礁本体までの距離が当該浮力付与部から前記海底までの距離の2倍以上になるような位置に配置されているのが好ましい。
かかる構成によれば、浮力付与部と魚礁本体との距離を長くするとともに、浮力付与部と横側アンカーが設置された海底との距離を短くすることにより、横側アンカーによって浮力付与部の移動を制限し、さらには浮力付与部によって魚礁本体の回転を制限する。すなわち、浮力付与部は、横側アンカーに近い位置に配置されるので、浮力付与部と横側アンカーとの間の横方向索の部分が短くなり、その結果、浮力付与部が横側アンカー周囲で水平方向に移動可能な範囲が大幅に制限される。そのため、魚礁本体が垂直軸周りに回転しようとした場合に、浮力付与部は魚礁本体に追随して移動する量が大幅に制限され、その結果、魚礁本体は、浮力付与部と魚礁本体との間に張り渡された横方向索の部分によって垂直軸周りの回転を大幅に制限される。また、魚礁本体の回転が大幅に制限されることにより、下方向索と横方向索とが絡むおそれもさらに低減される。
前記横方向索を前記魚礁本体に連結する連結部をさらに備えており、前記連結部は、複数の連結索を備えており、前記複数の連結索のそれぞれは、前記横方向索と前記魚礁本体とを連結し、前記複数の連結索のそれぞれにおける前記魚礁本体に対する取付位置は、互いに水平方向に離れているのが好ましい。
かかる構成によれば、横方向索が魚礁本体を拘束する力は、連結部を構成する複数の連結索を介して魚礁本体に対して互いに水平方向に離れた複数の位置に分散して作用するので、より多くの方向から魚礁本体を支持することが可能になる。その結果、魚礁本体の横方向(水平方向)の回転を抑制する効果をさらに向上させることが可能である。
前記横方向索は、前記魚礁本体の側面のうち当該魚礁本体の高さ方向における中間位置よりも上の部分に取り付けられているのが好ましい。
潮の流れなどによって、魚礁本体は、その下部における下方向索との取付位置を回転中心として揺れようとする場合、魚礁本体の上部は回転中心から離れているので揺れ幅が大きくなるおそれがある。そこで、上記の構成にすれば、魚礁本体の中間位置よりも上に取り付けられた横方向索によって当該魚礁本体の上部の揺れ幅を抑制することが可能である。
記の浮魚礁を施工する施工方法は、前記魚礁本体の下部に前記下方向索を取り付けるとともに、当該下方向索の下端部に前記下側アンカーを取り付ける工程と、前記浮力付与部が取り付けられた前記複数の横方向索のそれぞれの前記第1端部を、前記魚礁本体の前記側面における当該第1端部同士が互いに水平方向に離間した位置に取り付ける工程と、前記下側アンカーおよび前記魚礁本体を前記下方向索で連結した状態で海中に沈降させ、前記下側アンカーを海底に着地させることにより、前記魚礁本体を海中に浮いた状態で前記下方向索を介して前記下側アンカーに係留する工程と、前記横方向索の第2端部に前記横側アンカーを取り付ける工程と、前記横側アンカーを前記横方向索がつながった状態で海中に沈降させて、前記横側アンカーを前記下側アンカーから水平方向に離れた位置で海底に着地させることにより、前記魚礁本体を前記横方向索を介して前記横側アンカーに係留する工程と、を含むようにしてもよい。
上記の施工方法では、まず、下側アンカーおよび魚礁本体を下方向索で連結した状態で海中に沈降させて、魚礁本体を海中に浮いた状態で下方向索を介して下側アンカーに係留する。そして、横側アンカーを、下側アンカーに対して水平方向に離れた位置に配置するように、海中に沈降させることにより、魚礁本体を横方向索を介して横側アンカーに係留する。このとき、横方向索は、当該横方向索に取り付けられた浮力付与部から浮力を受けることによって、魚礁本体と横側アンカーとの間において、張力を受けた状態で張り渡されるので、海中における横方向索のたるみを抑制することが可能である。これにより、浮魚礁の施工途中および施工後においても、横方向索と下方向索とがこすれ合ったり、からんだりするおそれがない。その結果、浮魚礁の施工後では、海中に浮かぶ魚礁本体の動きを制限しながらも下方向索および横方向索の疲労を軽減することが可能である。
本発明の浮魚礁の回収方法は、海水に浮いて魚を蝟集する構成を有する魚礁本体と、前記魚礁本体から下方に延びるように当該魚礁本体の下部に取り付けられた下方向索と、前記下方向索の下端部に取り付けられ、海底に配置されることにより前記下方向索を介して前記魚礁本体を当該海底に係留する下側アンカーと、第1端部と第2端部とを有する長尺の線状部材であり、前記魚礁本体から側方に離れる方向に延びるように、前記第1端部が前記魚礁本体における側面に取り付けられた複数の横方向索と、各々の前記横方向索の前記第2端部に取り付けられ、前記海底における前記下側アンカーに対して水平方向に離間した位置に配置されることにより前記横方向索を介して前記魚礁本体を前記海底に係留する横側アンカーと、前記横方向索における前記第1端部と前記第2端部との間の部位に浮力を与える浮力付与部とを備えており、前記複数の横方向索のそれぞれの前記第1端部は、前記魚礁本体の前記側面において当該第1端部同士が互いに水平方向に離間した位置に配置されている浮魚礁を海中から回収する方法であって、海中で前記横方向索を前記第1端部と前記第2端部との間で切断する工程と、切断された前記横方向索のうち前記横側アンカーに取り付けられた部分を用いて、前記横側アンカーを海中から引き上げる工程と、切断された前記横方向索のうち前記魚礁本体に取り付けられた部分を用いて、前記魚礁本体および前記下側アンカーを引き上げる工程とを含むことを特徴とする。
かかる特徴によれば、横方向に延びる横方向索を第1端部と第2端部との間で切断し、その切断された横方向索の部分を用いて、横側アンカーを引き上げ、さらに魚礁本体および下側アンカーを同時に引き上げることができる。その結果、浮魚礁の回収の際に横側アンカー、魚礁本体および下側アンカーをそれぞれ引き上げるためにこれら横側アンカー等に別途ロープを取り付ける必要がないので、浮魚礁の回収を容易に行うことが可能である。
前記横方向索を切断する前に、前記横方向索を切断する箇所の両側にそれぞれフロートを取り付ける工程をさらに含むのが好ましい。この場合、切断後の横方向索の端部はフロートが取り付けられているので、横方向索の端部の発見が容易になり、浮魚礁の回収がさらに容易になる。
以上説明したように、本発明の浮魚礁によれば、海中に浮かぶ魚礁本体の動きを制限し、かつ、下方向索および横方向索の疲労を軽減し安定して長期間使用することができる。
本発明の浮魚礁の施工方法によれば、浮魚礁の施工途中および施工後においても、横方向索と下方向索とがこすれ合ったり、からんだりするおそれがない。
本発明の浮魚礁の回収方法によれば、浮魚礁の回収の際には横側アンカー、魚礁本体および下側アンカーを引き上げるためにこれら横側アンカー等に別途ロープを取り付ける必要がないので、浮魚礁の回収を容易に行うことが可能である。
本発明の実施形態に係る浮魚礁を海中に設置した状態を示す斜視説明図である。 図1の浮魚礁の正面図である。 図1の浮魚礁の平面図である。 図1の浮魚礁本体の斜視図である。 図1の浮魚礁本体の平面図である。 本発明の実施形態に係る浮魚礁の施工方法を示す概略説明図である。 本発明の実施形態に係る浮魚礁の施工方法を示す概略説明図である。 本発明の実施形態に係る浮魚礁の施工方法を示す概略説明図である。 本発明の実施形態に係る浮魚礁の施工方法を示す概略説明図である。 本発明の実施形態に係る浮魚礁の施工方法を示す概略説明図である。 本発明の実施形態に係る浮魚礁の回収方法を示す概略説明図である。 本発明の実施形態に係る浮魚礁の回収方法を示す概略説明図である。 本発明の実施形態に係る浮魚礁の回収方法を示す概略説明図である。 本発明の実施形態に係る浮魚礁の回収方法を示す概略説明図である。 本発明の実施形態に係る浮魚礁の回収方法を示す概略説明図である。 本発明の実施形態に係る浮魚礁の回収方法を示す概略説明図である。 本発明の実施形態に係る浮魚礁の回収方法を示す概略説明図である。
以下、図面を参照しながら本発明の浮魚礁の実施形態についてさらに詳細に説明する。
図1〜3に示される浮魚礁1は、魚礁本体2から下方向に延びる下方向索3と当該魚礁本体2から側方に延びる複数の横方向索5とを組み合わせて、魚礁本体2を多方向から支持することにより、魚礁本体2の動きを限定しながら下方向索3の疲労を軽減するものである。
具体的には、浮魚礁1は、魚礁本体2と、当該魚礁本体2の下端部に取り付けられた下方向索3と、一方の端部(第1端部51が)当該魚礁本体2の側面28(具体的には対向する部分28a、28b)に取り付けられた複数(図1〜3では一対)の横方向索5と、下方向索3の下端部に取り付けられた下側アンカー4と、それぞれの横方向索5の他方の端部(第2端部52)に取り付けられた横側アンカー6と、横方向索5に浮力を与える浮力付与部としてそれぞれの横方向索5の途中に取り付けられた中間フロート7と、下方向索3を魚礁本体2に連結する下側連結部8と、それぞれの横方向索5を魚礁本体2に連結する横側連結部9とを備えている。
魚礁本体2は、海水に浮いて魚を蝟集する構成を有する構成であればいかなる構成であってもよい。例えば、図4〜5に示される魚礁本体2は、多面体の中空体からなる枠体21と、その枠体21内部に配置されたフロート収容部22と、フロート収容部22の内部に収容された複数のフロート23とを備えている。
枠体21は、複数の棒材21aと、棒材21a間に配置されたすじかい21bおよびロープ21cとを備えている。複数の棒材21aが互いに端部同士が溶接などによって結合することにより、多面体の中空体からなる枠体21が形成されている。棒材21aは、例えば、L型鋼やH型鋼などが用いられる。すじかい21bは、細長い棒鋼などからなり、枠体21における棒材21aの間に対角線上に配置され、枠体21の補強を行う。ロープ21cは、棒材21aの間に水平方向に配索されている。
このように棒材21a、すじかい21bおよびロープ21cによって構成された枠体21の内部には、魚を蝟集する空間部26が形成される。空間部26は、枠体21の棒材21a間の隙間を通して海中に開放されており、これらの隙間を通して魚が空間部26内に出入りすることが可能である。
枠体21は、多面体形状を有する中空体であり、ほぼ球形の形状を有するので、海水からの抵抗を押さえながら空間部26の容積を広く確保することが可能である。これにより、空間部26の内部で魚が回遊しやすくなり、魚の蝟集効果が向上する。
枠体21は、水平方向を向く側面28を有している。側面28は、互いに対向する部分28a、28bを有しており、これらの側面28a、28bには、それぞれ互いに水平方向に離間する一対の横側連結金具29が取り付けられている。
フロート収容部22は、複数のフロート23を収容可能な構成を有している。フロート収容部22としては、例えば、上下端部が閉じた円柱状の鉄製容器などが用いられる。本実施形態のフロート収容部22は、円柱形状であるので、魚が枠体21の空間部26内部を回遊するときにフロート収容部22の周面に沿って円滑に回遊できる。
フロート収容部22の上端部および下端部は、鋼材などからなる井桁状の連結部25を介して枠体21に連結されている。
フロート収容部22内部には、複数のフロート23が収容されている。フロート収容部22内部にフロート23を収容することにより、フロート23に貝などの付着物が付きにくくなり、フロート23の浮力の低下を抑えることができる。フロート23の形状、数量については本発明ではとくに限定されないが、フロート収容部22内部に収容された複数のフロート23の浮力によって、魚礁本体2が海中Sで浮くことができればよい。また、フロート収容部22の内部には、複数のフロート23とともに海水などの液体も収容されている。
フロート収容部22は、枠体21の重心O(図5参照)を通って垂直方向に延びるように設置されている。これにより、フロート収容部22に収容されたフロート23を枠体21の重心Oに近づけて配置することが可能になり、魚礁本体2がフロート23の浮力によって傾いたりするなどの魚礁本体2の重心O周りの回転や揺れを有効に抑えることが可能である。
複数のフロート23は、魚を蝟集する空間部26から隔離されたフロート収容部22の内部空間に収容されているので、空間部26内部に蝟集された魚と接触して当該フロート23および魚の双方が損傷するおそれが解消される。
また、枠体21の上部の日光が当たりやすい位置には、海藻の養生を促す海藻養生部24が適宜設けられている。海藻養生部24は、海藻が生育しやすい形状であればよく、例えば網状体などを備えている。海藻養生部24に海藻が生育すれば、海藻が枠体21の空間部26内部へ向かう日光を遮り、空間部26内部が日陰になるので、当該空間部26に魚が集まりやすくなる。
下方向索3は、化学繊維製のロープや鋼製のワイヤなどからなる線状部材であり、魚礁本体2から下方に延びるように当該魚礁本体2の下部に下側連結部8を介して取り付けられている。具体的には、下側連結部8は、下方向索3を魚礁本体2に連結するものであり、複数(図1〜2では2本)の連結索8a、8bを備えている。連結索8a、8bのそれぞれは、下方向索3と魚礁本体2とを連結している。これら連結索8a、8bは、魚礁本体2の下端部において互いに水平方向に離間して配置された複数(図1〜2では一対)の下側連結金具27にそれぞれ連結されている。これにより、横方向索5が魚礁本体2を拘束する力は、一対の連結索8a、8bを介して魚礁本体2に対して互いに水平方向に離れた複数の位置に分散して作用するので、魚礁本体2の横方向の揺れ抑制する効果を向上させることが可能である。
連結索8a、8bは、下方向索3に対してブラケットなどを介して着脱自在に連結されてもよいし、または下方向索3と溶接などによって連結されて当該下方向索3と一体になっていてもよい。
下側アンカー4は、下方向索3の下端部に取り付けられる。具体的には、下側アンカー4の上面には、U字状またはリング状の取付部4aが設けられ、当該取付部4aには、下方向索3の下端部が連結されている。下側アンカー4は、海底Gに配置されることにより下方向索3を介して魚礁本体2を当該海底Gに係留する。下側アンカー4の重量は、魚礁本体2が浮かないように、魚礁本体2の浮力(具体的にはその浮力により浮上可能な重量)から当該魚礁本体2の重量を引いた分よりも大きくなるように設定されている。
一対の横方向索5のそれぞれは、第1端部51および第2端部52を有する化学繊維製のロープや鋼製のワイヤなどからなる長尺の線状部材である。一対の横方向索5は、魚礁本体2から側方に離れる方向に延びるように、第1端部51が魚礁本体2における側面28のうち互いに対向する部分28a、28bに横側連結部9を介してそれぞれ取り付けられている。具体的には、横側連結部9は、横方向索5を魚礁本体2に連結するものであり、下側連結部8と同様に、複数(図1〜2では2本)の連結索9a、9bを備えている。連結索9a、9bのそれぞれは、横方向索5と魚礁本体2とを連結している。これら連結索9a、9bは、魚礁本体2の側面28の対向する部分28a、28bにおいて互いに水平方向に離間して配置された複数(図1〜2では一対)の横側連結金具29にそれぞれ連結されている。これにより、横方向索5が魚礁本体2を拘束する力は、一対の連結索9a、9bを介して魚礁本体2に対して互いに水平方向に離れた複数の位置に分散して作用するので、魚礁本体2の横方向(水平方向)の回転を抑制効果を向上させる。
連結索9a、9bは、横方向索5に対してブラケットなどを介して着脱自在に連結されてもよいし、横方向索5と溶接などによって連結されて当該横方向索5と一体になっていてもよい。
また、魚礁本体2は、下方向索3によって下部が拘束されているが、潮の流れなどによって、魚礁本体2は、その下部における下方向索3の取付位置を回転中心として揺れようとする場合がある。この場合、魚礁本体2の上部は回転中心から離れているので揺れ幅が大きくなるおそれがある。そこで、本実施形態では、横方向索5は、魚礁本体2の側面28a、28bのうち当該魚礁本体2の高さ方向における中間位置よりも上の部分に取り付けられている。そのため、魚礁本体2の上部の揺れ幅を抑制することが可能である。
なお、本実施形態のように横方向索5が魚礁本体2の高さ方向における中間位置よりも上の部分に取り付けられる構造では、魚礁本体2の大型の場合(例えば、高さ5m程度の略球体の場合)には、魚礁本体2を地上または船の甲板上に置いて横方向索5の取付作業を行うときに、横方向索5の取付位置が作業者の手の届かない高さ(3m程度)になることがある。そのような場合には、あらかじめ施工前に、横側連結部9の連結索9a、9bを魚礁本体2の横側連結金具29に連結しておき、施工時にこれら連結索9a、9bと横方向索5とをブラケットなどを介して後から連結できるようにすれば、横方向索5の取付作業が容易になる。
横側アンカー6は、各々の横方向索5の第2端部52に取り付けられ、海底Gにおける下側アンカー4に対して水平方向に離間した位置に配置されることにより、横側アンカー6は、横方向索5を介して魚礁本体2を海底Gに係留する。具体的には、横側アンカー6が配置される位置は、図2に示されるように、横側アンカー6と下側アンカー4との距離L2が海底Gから魚礁本体2の下面までの距離L1の2倍以上(好ましくは3倍以上)になるように設定されている。これにより、浮魚礁1を海中Sに施工する際に、横側アンカー6および横方向索5を設置しやすくなる。すなわち、横側アンカー6を下側アンカー4に近い位置に設置しようとすれば、潮の流れによっては横方向索5が下方向索3に接触したりからんだりするおそれがあるが、上記のように、横側アンカー6を下側アンカー4から十分に離れた位置に配置すれば、横方向索5と下方向索3との干渉を避けながら、横側アンカー6および横方向索5を容易に設置することが可能になる。
横側アンカー6の上面には、下側アンカー3と同様に、U字状またはリング状の取付部6aが設けられている。取付部6aには、横方向索5の側面28a、28bに連結されている。横側アンカー6の重量は、魚礁本体2の水平方向の回転を抑制することが可能な横方向索5の張力を発生することが可能な重量であればよい。なお、横側アンカー6の重量は、下側アンカー4の重量よりも小さくてもよい。
本実施形態では、一対の横方向索5は、潮の流れの方向Dに対する水平方向の傾斜角θ(図3参照)が±45度以内(すなわち、魚礁本体2の側方における全方向の半分をカバーする範囲)の方向E(図3では潮の流れの方向Dと平行な方向)に配置されているので、海中Sの潮の流れの影響を受けにくい。とくに、図3のように、一対の横方向索5が潮の流れの方向Dと平行な方向に配置されていれば、海中Sの潮の流れの影響を最も受けにくくなる。
中間フロート7は、横方向索5における第1端部51と第2端部52との間の部位に浮力を与える浮力付与部であり、横方向索5における第1端部51と第2端部52との間に取り付けられている。具体的には、中間フロート7は、複数のフロート体7aを備えている。複数のフロート体7aは、横方向索5の延びる方向に沿って並び、かつ、各フロート体7aが横方向索5に個別に取り付けられている。各フロート体7aは、その側面が横方向索5に密着するように取り付けられている。
中間フロート7は、図2および図10に示されるように、横方向索5において、当該中間フロート7から魚礁本体2までの距離L3が当該中間フロート7から海底Gまでの距離L4の2倍以上になるような位置に配置され、すなわち、横側アンカー6に近い位置に配置されている。これにより、海中Sにおける中間フロート7の移動量が制限される。
なお、本実施形態では、横方向索5における第1端部51と第2端部52との間の部位に浮力を与える浮力付与部の一例として、中間フロート7を例にあげて説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、横方向索5における第1端部51と第2端部52との間の部位に浮力を与えるものであれば種々の形態の浮力付与部を採用してもよい。例えば、横方向索5の全長にわたって浮力を持たせるための海水よりも比重の軽いロープや線材なども浮力付与部として採用してもよい。
(本実施形態の浮魚礁1の特徴)
(1)
以上のように、本実施形態の浮魚礁1では、魚礁本体2は、その下部に取り付けられた下方向索3を介して下側アンカー4に係留され、それとともに、当該魚礁本体2における側面28a、28bにそれぞれ取り付けられた複数の横方向索5を介して横側アンカー6にそれぞれ係留される。複数の横方向索5のそれぞれの第1端部51は、魚礁本体2の側面28a、28bに取り付けられ、当該第1端部51同士は互いに水平方向に離間した位置に配置されている。そのため、魚礁本体2は、その下部に取り付けられた下方向索3で支持されるだけでなく、当該魚礁本体2の側面28a、28bにおける複数の位置から複数の横方向索5で支持される。その結果、魚礁本体2は多方向から支持され、海中Sに浮かぶ魚礁本体2の動きを制限することが可能になる。それにより、魚礁本体2における横方向(水平方向)の回転を防ぎ、下方向索3の撚れやねじれを防止することが可能である。さらに、下方向索3とともに複数の横方向索5を用いて魚礁本体2を係留することにより、下方向索3に作用する負荷を低減することにより当該下方向索3の疲労の軽減が可能になる。
そして、このような下方向索3および複数の横方向索5を介して魚礁本体2を係留する構造において、横方向索5は、中間フロート7から浮力を受けることによって、魚礁本体2と横側アンカー6との間において張力を受けた状態で張り渡されるので、横方向索5のたるみを抑制することが可能である。その結果、横方向索5と下方向索3とがこすれ合ったり、からんだりするおそれがなく、これら下方向索3および横方向索5が互いに干渉し合うことによる疲労も防ぐことが可能である。その結果、浮魚礁1を安定して長期間使用することが可能である。
(2)
本実施形態の浮魚礁1では、複数の横方向索5は、魚礁本体2における側面28a、28bのうち互いに対向する部分にそれぞれ取り付けられた一対の横方向索5を含んでいる。このため、一対の横方向索5が魚礁本体2の側面28a、28bにおける対向する部分の両側から当該魚礁本体2を支持することが可能になるので、少ない本数の横方向索5によって、魚礁本体2における垂直軸周りの横方向(水平方向)の回転を有効に抑え、当該回転に起因する下方向索3のねじれを防止することが可能である。つまり、横方向索5の本数を抑えながら魚礁本体2の回転に起因する下方向索3の損傷を抑止できる。
なお、本実施形態では、魚礁本体2の側面28に取り付けられた複数の横方向索5の一例として、一対の横方向索5を例に挙げているが、本発明はこれに限定されるものではなく、複数の横方向索5は、一対の横方向索5を含むだけでなく、3本以上で構成されてもよい。例えば、4本の横方向索5を魚礁本体2の側面28から4方向に放射状に延びるように当該側面28に取り付けられてもよい。
(3)
本実施形態の浮魚礁1では、一対の横方向索5は、潮の流れの方向Dに対する水平方向の傾斜角θが±45度以内の方向E(例えば、図3のように海中Sの潮の流れの方向Dと平行)に配置されているので、一対の横方向索5が潮の流れの影響を受けにくい。それにより、これら横方向索5が潮の流れの中で常時安定した配索状態を維持することが可能である。
(4)
本実施形態の浮魚礁1では、中間フロート7は、横方向索5において、当該中間フロート7から魚礁本体2までの距離L3が当該中間フロート7から海底Gまでの距離L4の2倍以上になるような位置に配置されている。
かかる構成によれば、中間フロート7と魚礁本体2との距離L3を長くするとともに、中間フロート7と横側アンカー6が設置された海底Gとの距離L4を短くすることにより、横側アンカー6によって中間フロート7の移動を制限し、さらには中間フロート7によって魚礁本体2の回転を制限する。すなわち、中間フロート7は、横側アンカー6に近い位置に配置されるので、中間フロート7と横側アンカー6との間の横方向索5の部分が短くなり、その結果、中間フロート7が横側アンカー6周囲で水平方向に移動可能な範囲が大幅に制限される。そのため、魚礁本体2が垂直軸周りに回転しようとした場合に、中間フロート7は魚礁本体2に追随して移動する量が大幅に制限され、その結果、魚礁本体2は、中間フロート7と魚礁本体2との間に張り渡された横方向索5の部分によって垂直軸周りの回転を大幅に制限される。また、魚礁本体2の回転が大幅に制限されることにより、下方向索3と横方向索5とが絡むおそれもさらに低減される。
(5)
本実施形態の浮魚礁1では、中間フロート7は、複数のフロート体7aを備えており、中間フロート7は、複数のフロート体7aが横方向索5の延びる方向に沿って並び、かつ、各フロート体7aが横方向索5に個別に取り付けられている。かかる構成によれば、横方向索5は、中間フロート7を構成する複数のフロート体7aから浮力を分散して受けることが可能になるので、当該浮力が横方向索5に対して一点に集中することを防止し、その結果、横方向索5のキンクなどの発生することを防ぐことが可能である。しかも、横方向索5のうち複数のフロート体7aが当該横方向索5の延びる方向に沿って並んで取り付けられている部分は、複数のフロート体7aのそれぞれから浮力を常時受けているので、当該部分の変形の速度は緩やかになる。その結果、浮魚礁1全体への衝撃的な外力をこの部分で緩やかに吸収することが可能になる。
(6)
本実施形態の浮魚礁1は、横方向索5を魚礁本体2に連結する横側連結部9を備えており、横側連結部9は、複数の連結索9a、9bを備えており、複数の連結索9a、9bのそれぞれは、横方向索5と魚礁本体2とを連結し、複数の連結索9a、9bのそれぞれにおける魚礁本体2に対する取付位置は、互いに水平方向に離れている。かかる構成によれば、横方向索5が魚礁本体2を拘束する力は、横側連結部9を構成する複数の連結索9a、9bを介して魚礁本体2に対して互いに水平方向に離れた複数の位置に分散して作用するので、より多くの方向から魚礁本体2を支持することが可能になる。その結果、魚礁本体2の横方向(水平方向)の回転を抑制する効果をさらに向上させることが可能である。
(7)
本実施形態の浮魚礁1では、横方向索5は、魚礁本体2の側面28a、28bのうち当該魚礁本体2の高さ方向における中間位置よりも上の部分に取り付けられている。そのため、潮の流れなどによって、魚礁本体2が、下方向索3との取付位置を回転中心として揺れようとしても、魚礁本体2の中間位置よりも上に取り付けられた横方向索5によって当該魚礁本体2の上部の揺れ幅を抑制することが可能である。
(浮魚礁1の施工方法についての説明)
つぎに、図6〜10を参照しながら本実施形態の浮魚礁1を海中に施工する方法を説明する。なお、図6〜10では浮魚礁1の構造を簡略化するために、下側連結部8および横側連結部9を省略するとともに、魚礁本体2および中間フロート7の形状を1個の丸形形状の物に簡略化されている。
まず、海上で施工作業を始める前に、事前に陸上で中間フロート7を横方向索5に取り付ける。
ついで、図6に示されるように、クレーン船Aの船上で、魚礁本体2の下部に下方向索3を取り付けるとともに、当該下方向索3の下端部に下側アンカー4を取り付ける。なお、これらの作業は、陸上で行ってもよい。
それとともに、横方向索5の取付けも行う。すなわち、中間フロート7が取り付けられた一対の横方向索5のそれぞれの第1端部51(図1参照)を、魚礁本体2の側面28の例えば互いに対向する部分28a、28bにおける当該第1端部51同士が互いに水平方向に離間した位置に取り付ける。なお、この作業も陸上で行ってもよい。
ついで、図6に示されるように、クレーン船Aから魚礁本体2を海中Sに沈めていき、下側アンカー4および魚礁本体2を下方向索3で連結した状態で海中Sに沈降させる。下側アンカー4を海底Gに着地させることにより、魚礁本体2を海中Sに浮いた状態で下方向索3を介して下側アンカー4に係留する(図7参照)。魚礁本体2は、このとき、海底Gから所定の距離L1だけ離れた位置に浮かぶ。
そして、図7に示されるように、一対の横方向索5のうちの一方(図7の左側)の横方向索5の第2端部52に横側アンカー6を取り付ける。
ついで、図7に示されるように、クレーン船Aを下側アンカー4の位置から離れるように、横側アンカー6の設置予定の位置まで左へ移動する。このとき、横方向索5を順次海中Sへ投入していく。なお、一対の横方向索5のうちの他方(図7の右側)の横方向索5の第2端部52は、クレーン船Aとは別に準備した作業船Bに載せて待機した状態にしておく。
そして、図7〜8に示されるように、横側アンカー6を横方向索5がつながった状態で海中Sに沈降させて、横側アンカー6を下側アンカー4から水平方向に離れた位置で海底Gに着地させることにより、魚礁本体2を横方向索5を介して横側アンカー6に係留する。横側アンカー6の位置は、横側アンカー6と下側アンカー4との距離L2が海底Gから魚礁本体2の下面までの距離L1の2倍以上(好ましくは3倍以上)になるような位置に設定されている。例えば、水深L0が80m程度の場合には、距離L1は40m程度、距離L2は、160m程度に設定される。
そして、図9〜10に示されるように、一対の横方向索5のうちの他方(図7の右側)の横方向索5についても上記と同様に、横方向索5の第2端部52に横側アンカー6を取り付けて、下側アンカー4から距離L2を離れた位置に横側アンカー6を海中Sに沈降させる。
以上のように本実施形態の施工方法では、まず、下側アンカー4および魚礁本体2を下方向索3で連結した状態で海中Sに沈降させて、魚礁本体2を海中Sに浮いた状態で下方向索3を介して下側アンカー4に係留する。そして、横側アンカー6を、下側アンカー4に対して水平方向に離れた位置に配置するように、海中Sに沈降させることにより、魚礁本体2を横方向索5を介して横側アンカー6に係留する。このとき、横方向索5は、当該横方向索5に取り付けられた中間フロート7から浮力を受けることによって、魚礁本体2と横側アンカー6との間において、張力を受けた状態で張り渡されるので、海中Sにおける横方向索5のたるみを抑制することが可能である。これにより、浮魚礁1の施工途中および施工後においても、横方向索5と下方向索3とがこすれ合ったり、からんだりするおそれがない。その結果、浮魚礁1の施工後では、海中Sに浮かぶ魚礁本体2の動きを制限しながらも下方向索3および横方向索5の疲労を軽減することが可能である。
(浮魚礁1の回収方法についての説明)
つぎに、図11〜17を参照しながら本実施形態の浮魚礁1の回収方法を説明する。なお、図11〜17においても、図6〜10と同様に、浮魚礁1の構造を簡略化するために、下側連結部8および横側連結部9を省略するとともに、魚礁本体2および中間フロート7の形状を丸形形状に簡略化されている。
まず、図11に示されるように、2つの横側アンカー6のうちの一方(図11の左側)の横側アンカー6と魚礁本体2との間に挟まれた範囲まで作業船Bを移動させ、そして、先端が上に反ったかぎ針状の引掛け金具Cをロープを付けた状態で海中Sに沈める。さらに、作業船Bを移動させながら引掛け金具Cを海中Sで水平方向に移動させ、当該引掛け金具Cを横側アンカー6と魚礁本体2とを連結する横方向索5に引掛ける。
そして、引掛け金具Cをダイバーが潜水作業をすることが可能な水深L5(例えば25m程度)まで引き上げる。
ついで、ダイバーは、海中Sで横方向索5を切断作業を行う。具体的には、まず、フロートFが付いた2本の引き揚げ用ロープRを横方向索5に対して上記引掛け金具Cの両側の位置にそれぞれ取り付け、その後、横方向索5を第1端部51と第2端部52との間の位置、具体的には引掛け金具Cの付近の位置で横方向索5を切断する。
つぎに、図13に示されるように、切断された横方向索5のうち横側アンカー6に取り付けられた部分5aを用いて、横側アンカー6を海中Sからクレーン船Aへ引き上げる。
なお、切断された横方向索5のうち魚礁本体2に取り付けられた部分5bの端部は、フロートFによって海面に浮いている。部分5bの上端部は、フロートF付近で束ねられた状態にしておく。
作業船Bは、横方向索5の部分5aが取り付けられた引き揚げ用ロープRをクレーン船Aへ渡した後、ダイバーとともに引き続き、他方(図13の右側)の横側アンカー6と魚礁本体2との間へ移動して、上記の図12に示される同様の手順で、横方向索5を切断する。
そして、図14に示されるように、上記の図13に示される同様の手順で、切断された横方向索5のうち横側アンカー6に取り付けられた部分5aを用いて、他方の横側アンカー6も海中Sからクレーン船Aへ引き上げる。この作業をする間、作業船Bに居る作業者は、フロートFによって浮いている2本の横方向索5における魚礁本体2にそれぞれ取り付けられた部分5b同士が絡まないように監視する。
ついで、図15に示されるように、作業船Bは、魚礁本体2に取り付けられている横方向索5の部分5bをクレーン船Aに渡す。
その後、図15〜17に示されるように、切断された横方向索5のうち魚礁本体2に取り付けられた部分5bを用いて、魚礁本体2および下側アンカー4を引き上げる。
具体的には、まず、図15に示されるように、クレーン船Aは、巻上げ用ローラPで魚礁本体2の両側の横方向索5の部分5bをそれぞれ均等に力がかかるようにして引き上げる。
その後、図16に示されるように、魚礁本体2が海面近くに来たら、一旦、魚礁本体2を静止させる。そして、ダイバーは、クレーンCの引き揚げワイヤーWを魚礁本体2に取り付ける。ついで、クレーンCで魚礁本体2を海上まで引き揚げた後、横方向索5の部分5bを魚礁本体2から取り外す。そして、ダイバーは、引き揚げ用ロープRを下方向索3に取り付ける。
そして、引き揚げ用ロープRを巻上げ用ローラPで巻き上げる。このとき、引き揚げ用ロープRの巻き上げが進行して、下方向索3における魚礁本体2に取り付けられた部分が緩んだら、その緩んだ部分で下方向索3を魚礁本体2から切り離す。
その後、図17に示されるように、魚礁本体2をクレーンCによってクレーン船Aの甲板の所定位置に設置する。そして、引き揚げ用ロープRおよび下方向索3を巻上げ用ローラPで巻き上げることにより、下側アンカー4を海面近くまで引き上げて静止させる。その後、クレーンCの引き揚げ用ワイヤーWをダイバーにより、下側アンカー4に取り付ける。最後に、クレーンCによって下側アンカー4をクレーン船Aの甲板の所定位置に設置することにより、浮魚礁1の回収作業が終了する。
上記のように、本実施形態の浮魚礁1の回収方法は、上記の浮魚礁1を海中Sから回収する方法であって、海中Sで横方向索5を第1端部51と第2端部52との間で切断する工程と、切断された横方向索5のうち横側アンカー6に取り付けられた部分を用いて、横側アンカー6を海中Sから引き上げる工程と、切断された横方向索5のうち魚礁本体2に取り付けられた部分を用いて、魚礁本体2および下側アンカー4を引き上げる工程とを含む。かかる特徴によれば、横方向に延びる横方向索5を第1端部51と第2端部52との間で部分5a、5bに切断する。そして、切断された横方向索5の部分5bを用いて、両側の横側アンカー6を引き上げるとともに、さらに、切断された横方向索5の部分5aを用いて、魚礁本体2および下側アンカー4を同時に引き上げることができる。その結果、浮魚礁1の回収の際に横側アンカー6、魚礁本体2および下側アンカー4をそれぞれ引き上げるためにこれら横側アンカー6等に別途ロープを取り付ける必要がないので、浮魚礁1の回収を容易に行うことが可能である。
また、本実施形態の浮魚礁1の回収方法は、横方向索5を切断する前に、横方向索5を切断する箇所の両側にそれぞれフロートFを取り付ける工程をさらに含んでいる。そのため、切断後の横方向索5の端部はフロートFが取り付けられているので、横方向索5の端部の発見が容易になり、浮魚礁1の回収がさらに容易になる。
1 浮魚礁
2 魚礁本体
3 下方向索
4 下側アンカー
5 横方向索
6 横側アンカー
7 中間フロート(浮力付与部)
7a フロート体
8 下側連結部
9 横側連結部
21 枠体
22 フロート収容部
23 フロート
26 空間部
D 潮の流れの方向
G 海底
S 海中

Claims (8)

  1. 海水に浮いて魚を蝟集する構成を有する魚礁本体と、
    前記魚礁本体から下方に延びるように当該魚礁本体の下部に取り付けられた下方向索と、
    前記下方向索の下端部に取り付けられ、海底に配置されることにより前記下方向索を介して前記魚礁本体を当該海底に係留する下側アンカーと、
    第1端部と第2端部とを有する長尺の線状部材であり、前記魚礁本体から側方に離れる方向に延びるように、前記第1端部が前記魚礁本体における側面に取り付けられた複数の横方向索と、
    各々の前記横方向索の前記第2端部に取り付けられ、前記海底における前記下側アンカーに対して水平方向に離間した位置に配置されることにより前記横方向索を介して前記魚礁本体を前記海底に係留する横側アンカーと、
    前記横方向索における前記第1端部と前記第2端部との間の部位に浮力を与える浮力付与部とを備えており、
    前記複数の横方向索のそれぞれの前記第1端部は、前記魚礁本体の前記側面において当該第1端部同士が互いに水平方向に離間した位置に配置され
    前記浮力付与部は、複数のフロート体を備えており、
    前記浮力付与部は、前記複数のフロート体が前記横方向索の延びる方向に沿って並び、かつ、各フロート体が前記横方向索に個別に取り付けられている、
    浮魚礁。
  2. 前記複数の横方向索は、前記魚礁本体における側面のうち互いに対向する部分にそれぞれ取り付けられた一対の横方向索を含む、
    請求項1に記載の浮魚礁。
  3. 前記一対の横方向索は、前記海中の潮の流れの方向に対する水平方向の傾斜角が±45度以内の方向で延びるように配置されている、請求項2に記載の浮魚礁。
  4. 前記浮力付与部は、前記横方向索において、当該浮力付与部から前記魚礁本体までの距離が当該浮力付与部から前記海底までの距離の2倍以上になるような位置に配置されている、
    請求項1〜3のいずれか1項に記載の浮魚礁。
  5. 前記横方向索を前記魚礁本体に連結する連結部をさらに備えており、
    前記連結部は、複数の連結索を備えており、
    前記複数の連結索のそれぞれは、前記横方向索と前記魚礁本体とを連結し、
    前記複数の連結索のそれぞれにおける前記魚礁本体に対する取付位置は、互いに水平方向に離れている、
    請求項1〜のいずれか1項に記載の浮魚礁。
  6. 前記横方向索は、前記魚礁本体の側面のうち当該魚礁本体の高さ方向における中間位置よりも上の部分に取り付けられている、
    請求項1〜のいずれか1項に記載の浮魚礁。
  7. 海水に浮いて魚を蝟集する構成を有する魚礁本体と、前記魚礁本体から下方に延びるように当該魚礁本体の下部に取り付けられた下方向索と、前記下方向索の下端部に取り付けられ、海底に配置されることにより前記下方向索を介して前記魚礁本体を当該海底に係留する下側アンカーと、第1端部と第2端部とを有する長尺の線状部材であり、前記魚礁本体から側方に離れる方向に延びるように、前記第1端部が前記魚礁本体における側面に取り付けられた複数の横方向索と、各々の前記横方向索の前記第2端部に取り付けられ、前記海底における前記下側アンカーに対して水平方向に離間した位置に配置されることにより前記横方向索を介して前記魚礁本体を前記海底に係留する横側アンカーと、前記横方向索における前記第1端部と前記第2端部との間の部位に浮力を与える浮力付与部とを備えており、前記複数の横方向索のそれぞれの前記第1端部は、前記魚礁本体の前記側面において当該第1端部同士が互いに水平方向に離間した位置に配置されている浮魚礁を海中から回収する方法であって、
    海中で前記横方向索を前記第1端部と前記第2端部との間で切断する工程と、
    切断された前記横方向索のうち前記横側アンカーに取り付けられた部分を用いて、前記横側アンカーを海中から引き上げる工程と、
    切断された前記横方向索のうち前記魚礁本体に取り付けられた部分を用いて、前記魚礁本体および前記下側アンカーを引き上げる工程とを含む、
    ことを特徴とする、浮魚礁の回収方法。
  8. 前記横方向索を切断する前に、前記横方向索を切断する箇所の両側にそれぞれフロートを取り付ける工程をさらに含む、
    請求項に記載の浮魚礁の回収方法。
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