JP6473893B2 - テープフィーダ及びテープ接続装置 - Google Patents

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Description

本発明は、部品を保持したキャリヤテープをピッチ送りして部品の供給を行うテープフィーダ及びキャリヤテープに他のキャリヤテープを接合するテープ接続装置に関する。
従来、部品実装装置に用いられる部品供給装置として、部品を保持したキャリヤテープをピッチ送りして部品を供給するテープフィーダが多用されている。テープフィーダは、ピッチ送り用スプロケットをキャリヤテープの送り孔に係合させてピッチ回転させることでキャリヤテープをピッチ送りして、部品供給口に部品をひとつずつ連続的に供給する。通常、部品供給中のキャリヤテープをテープフィーダが送り切ってしまう前に、補充用のキャリヤテープがテープフィーダに補充される。近年では、キャリヤテープを容易に補充できるテープフィーダとして、テープフィーダに設けられたテープ挿入口からキャリヤテープを挿入するとそのキャリヤテープが自動でテープフィーダ内にロードされる、いわゆるオートロードフィーダが提案されている(例えば、下記の特許文献1)。また、既にテープフィーダにロードされている先行のキャリヤテープの後端部と、後続の(補充用の)キャリヤテープの先端部とを自動で接続(スプライシング)する自動テープ接続装置も提案されている(例えば、下記の特許文献2)。
これらの装置はいずれも、キャリヤテープの先端部をテープ挿入口から挿入すると、内部に設けられた引込み用スプロケットによってキャリヤテープが内部に引き込まれる構成となっている。テープフィーダは、テープ挿入口から挿入されたキャリヤテープの幅方向の両端部を支持する一対のキャリヤテープ支持部と、一対のキャリヤテープ支持部の間に形成された凹状溝を有する。凹状溝はキャリヤテープがエンボスタイプである場合に、そのキャリヤテープの下面から下方に突出した部品保持部との干渉を避けるための逃がし溝として機能する。
特開2014−27130号公報 特開2014−225592号公報
しかしながら、上記従来の装置では、テープ挿入口から挿入されたキャリヤテープの両端部の一方が凹状溝内に落ち込んでしまう、いわゆる片落ちの状態が生じることがあった。このような片落ちの状態では、キャリヤテープの送り孔が引込み用スプロケットの係合ピンとうまく係合せず、キャリヤテープのロードミスが発生してしまうおそれがあった。
そこで本発明は、キャリヤテープを安定してロードすることができるテープフィーダ及びテープ接続装置を提供することを目的とする。
本発明のテープフィーダは、部品を保持したキャリヤテープをピッチ送りにより搬送して部品供給口に部品を連続的に供給するテープフィーダであって、挿入された前記キャリヤテープの幅方向の両端部を支持する一対のキャリヤテープ支持部と、前記一対のキャリヤテープ支持部の間に設けられて前記キャリヤテープに形成された凸形状の部品保持部を逃がす形状を有する凹状溝と、前記凹状溝の前記キャリヤテープが挿入される側の端部側に設けられ、前記一対のキャリヤテープ支持部と同じ又は前記一対のキャリヤテープ支持部よりも高い高さの第1の支持面によって前記キャリヤテープの前記両端部の間の面を支持する案内部と、前記案内部を通過した前記キャリヤテープと係合して回転することにより前記キャリヤテープを前記テープフィーダの内部に引き込む引込み用スプロケットとを備えた。
本発明のテープ接続装置は、部品を保持したキャリヤテープを他のキャリヤテープと接合するテープ接続装置であって、挿入された前記キャリヤテープの幅方向の両端部を支持する一対のキャリヤテープ支持部と、前記一対のキャリヤテープ支持部の間に設けられて前記キャリヤテープに形成された凸形状の部品保持部を逃がす形状を有する凹状溝と、前記凹状溝の前記キャリヤテープが挿入される側の端部側に設けられ、前記一対のキャリヤテープ支持部と同じ又は前記一対のキャリヤテープ支持部よりも高い高さの第1の支持面によって前記キャリヤテープの前記両端部の間の面を支持する案内部と、前記案内部を通過した前記キャリヤテープと係合して回転することにより前記キャリヤテープを前記テープ接続装置の内部に引き込む引込み用スプロケットとを備えた。
本発明によれば、テープフィーダ又はテープ接続装置にキャリヤテープを安定してロードすることができる。
本発明の一実施の形態における部品実装装置の要部斜視図 本発明の一実施の形態における部品実装装置が備えるテープフィーダの斜視図 (a)(b)本発明の一実施の形態における部品実装装置が備えるテープフィーダの部分拡大図 本発明の一実施の形態におけるテープフィーダの一部の(a)斜視図(b)分解斜視図 (a)(b)本発明の一実施の形態におけるテープフィーダの一部の断面図 (a)(b)本発明の一実施の形態におけるテープフィーダの一部の断面図 本発明の一実施の形態におけるテープフィーダをキャリヤテープとともに示す斜視図 (a)(b)本発明の一実施の形態におけるテープフィーダの使用状態を示す断面図 (a)(b)本発明の一実施の形態におけるテープフィーダの使用状態を示す断面図 本発明の一実施の形態におけるテープフィーダをキャリヤテープとともに示す斜視図 (a)(b)本発明の一実施の形態におけるテープフィーダの使用状態を示す断面図 本発明の一実施の形態におけるテープ接続装置の斜視図 本発明の一実施の形態におけるテープ接続装置の一部の(a)斜視図(b)正面図 (a)(b)本発明の一実施の形態におけるテープ接続装置によるテープ接続動作を説明する要部斜視図 (a)(b)本発明の一実施の形態におけるテープ接続装置によるテープ接続動作を説明する要部斜視図 本発明の一実施の形態におけるテープ接続装置の動作を説明する斜視図 (a)(b)本発明の一実施の形態におけるテープ接続装置の一部の断面図
以下、図面を参照して本発明の実施の形態について説明する。図1は部品実装装置1を示している。部品実装装置1は基板2に部品3を装着する装置であり、基台11上に基板搬送コンベア12、部品供給部としての複数のテープフィーダ13、ヘッド移動機構14及び装着ヘッド15を備えている。
図1において、基板搬送コンベア12は外部から投入された基板2を作業者OPから見た左右方向(X軸方向とする)に搬送する。各テープフィーダ13は作業者OPから見た基台11の前後方向(Y軸方向とする)の手前側から奥側にキャリヤテープCTをピッチ送りし、基板搬送コンベア12側の端部に位置する部品供給口13aに部品3を供給する。ヘッド移動機構14は、Y軸方向に延びて設けられたY軸ビーム14aと、Y軸方向に移動自在にY軸ビーム14aに取り付けられたX軸ビーム14bとを備える。装着ヘッド15は、X軸ビーム14bにX軸方向に移動自在に取り付けられている。ヘッド移動機構14は、図示しない駆動機構を備え、X軸ビーム14bをY軸ビーム14aに対してY軸方向に移動させ、装着ヘッド15をX軸ビーム14bに対してX軸方向に移動させることで、装着ヘッド15をXY面内で移動させる。装着ヘッド15は下方に延びる吸着ノズル15aを備えている。
部品実装装置1は、外部から基板2が送られてきたら、その基板2を基板搬送コンベア12が受け取って装置内に搬入し、作業位置に位置決めする。そして、ヘッド移動機構14により装着ヘッド15をテープフィーダ13の上方に移動させ、テープフィーダ13が部品供給口13aに供給する部品3を吸着ノズル15aに吸着させる。吸着ノズル15aに部品3を吸着させたら装着ヘッド15を基板2の上方に移動させ、吸着ノズル15aを下降させて部品3を基板2上の所定の位置に装着する。このようにして装着すべき全ての部品3を基板2に装着したら、基板搬送コンベア12により基板2を下流工程側に搬出する。
上記構成の部品実装装置1において、各テープフィーダ13がピッチ送りするキャリヤテープCTはリールRL(図1)に巻き付けられた状態で供給される。テープフィーダ13がリールRLに巻き付けられた分のキャリヤテープCTを送り切って部品切れとなる前に、作業者OPは、補充用のキャリヤテープCTをテープフィーダ13に補充する必要がある。本実施の形態の部品実装装置1が備える各テープフィーダ13はキャリヤテープCTが自動でテープフィーダ13内にロードされるためキャリヤテープCTの補充作業が容易な、いわゆるオートロード型のテープフィーダであり、以下にその構成の説明を行う。
図2において、テープフィーダ13は、本体部21と、本体部21の下部に設けられて基台11と連結される連結部22を備えている。本体部21には、キャリヤテープCTの通路であるテープ走行路23と、テープ走行路23内のキャリヤテープCTをピッチ送りするピッチ送り用スプロケット24と、作業者OPによってテープ走行路23に挿入されたキャリヤテープCTがピッチ送り用スプロケット24によってピッチ送りが可能となるようにキャリヤテープCTを引き込む引込み用スプロケット25とを備えている。
図2において、テープ走行路23は本体部21の内部を手前側の下方から奥側の上方に向かって延びている。引込み用スプロケット25は本体部21の内部の手前側の端部に設けられており、テープ走行路23の上方に位置している。ピッチ送り用スプロケット24は本体部21の内部の奥側の端部に設けられており、テープ走行路23の下方に位置している。部品供給口13aは本体部21の上部のピッチ送り用スプロケット24の後方側に位置している。
図3(a)は、図2中における一点鎖線で囲む領域R1の拡大図であり、図3(b)は、図2中における一点鎖線で囲む領域R2の拡大図である。図3(a)に示すように、キャリヤテープCTの長手方向には多数の送り孔Hが等間隔で設けられており、その送り孔Hの列の隣には、部品3を保持する多数の部品保持部Sが送り孔Hのピッチに対応した等間隔で設けられている。各部品保持部SはキャリヤテープCTの下面から下方に突出した凸形状のエンボス部を有しており、各部品保持部Sには部品3がひとつずつ収納されている。
図3(a)において、引込み用スプロケット25の外周部には複数の係合ピン25pがキャリヤテープCTの送り孔Hのピッチに対応した等間隔のピッチで配置されている。引込み用スプロケット25が回転した状態でキャリヤテープCTが本体部21の後端のテープ挿入口23K(図2)からテープ走行路23に挿入され、キャリヤテープCTが引込み用スプロケット25の下方位置に達すると、引込み用スプロケット25の係合ピン25pがキャリヤテープCTの送り孔Hに係合し、キャリヤテープCTは引込み用スプロケット25の回転に従って(図3(a)中に示す矢印S1)、順次、テープ走行路23内(すなわちテープフィーダ13の内部)に引き込まれる(図3(a)中に示す矢印T1)。引込み用スプロケット25によってテープ走行路23内に引き込まれたキャリヤテープCTはテープ走行路23内を走行して、ピッチ送り用スプロケット24の側に送られる。
図3(b)において、ピッチ送り用スプロケット24の外周部には複数の係合ピン24pがキャリヤテープCTの送り孔Hのピッチに対応した等間隔のピッチで配置されている。ピッチ送り用スプロケット24が回転した状態でキャリヤテープCTがピッチ送り用スプロケット24の上方位置に達すると、ピッチ送り用スプロケット24の係合ピン24pがキャリヤテープCTの送り孔Hに係合し、キャリヤテープCTはピッチ送り用スプロケット24の回転に従って(図3(b)中に示す矢印S2)、テープフィーダ13の更に奥側にピッチ送りされる(図3(b)中に示す矢印T2)。ピッチ送り用スプロケット24によってキャリヤテープCTがピッチ送りされると、このピッチ送りに応じてキャリヤテープCTの部品保持部Sが部品供給口13aの下方を通過し、部品供給口13aへの部品3の連続供給がなされる。
このように本実施の形態における部品実装装置1が備えるテープフィーダ13では、キャリヤテープCTが挿入されると、キャリヤテープCTは引込み用スプロケット25によってテープフィーダ13の内部に自動で引き込まれ、ピッチ送り用スプロケット24に送られてロードされる。このため作業者OPは、補充用のキャリヤテープCTの先端部をテープフィーダ13のテープ走行路23の端部(テープ挿入口23K)から挿入するだけでキャリヤテープCTの補充を行うことができる。
このように本実施の形態における部品実装装置1が備えるテープフィーダ13では、キャリヤテープCTの先端部を挿入するだけでその補充用のキャリヤテープCTのロードを行うことができるのであるが、挿入したキャリヤテープCTの送り孔Hが確実に引込み用スプロケット25の係合ピン25pに係合してロードミスが発生しないようにするため、以下のような構成になっている。
図4(a),(b)はテープフィーダ13のテープ走行路23のテープ挿入口23Kの付近を斜視図により示したものである。図5(a)は図4(a)の矢視V1−V1から見た断面図であり、図5(b)は図5(a)における矢視V2−V2から見た断面図である。図4(a),(b)及び図5(a),(b)に示すように、テープフィーダ13は、テープ走行路23を形成するベース部31と、ベース部31の上部に設けられたテープ押さえ部32と、ベース部31の手前側に設けられた案内部33とを備えている。
図6(a)は図4(a)の矢視V1−V1から見たベース部31の側断面図であり、図6(b)は図6(a)における矢視V3−V3から見た断面図である。図5(a),(b)及び図6(a),(b)に示すように、ベース部31は左右方向に対向する一対の側壁部41を有しており、これら一対の側壁部41の間には、ベース部31の手前側から奥側に向かって延びる溝部42が設けられている。溝部42の手前側の端部はテープ挿入口23Kとなっている。
図6(a),(b)において、ベース部31が有する溝部42は、溝幅(左右の側壁部41の対向する面の間の距離)L1がキャリヤテープCTの幅方向寸法よりもやや大きい寸法の上段溝42Aと、上段溝42Aの下方に位置し、溝幅L2がキャリヤテープCTの部品保持部Sの幅方向寸法よりもやや大きい寸法を有した下段溝42Bとから成る。キャリヤテープCTはテープ挿入口23Kから上段溝42A内に挿入され、左右の側壁部41の対向する一対の面により幅方向の両端面をガイドされつつ奥側へ進行する。このとき左右の側壁部41の左右方向に対向する面のうち上段溝42Aを形成する部分は、キャリヤテープCTの幅方向の両端面を側方から支持する一対の側方支持面43となる。
図6(a),(b)において、上段溝42Aの底面はその幅方向の中間部に下段溝42Bが設けられることによって左右に分離した状態となっている。これら左右一対の上段溝42Aの底面は、テープ挿入口23Kから上段溝42A内に挿入されたキャリヤテープCTの下面の幅方向の両端部を下方から支持する一対のキャリヤテープ支持部44となっている。下段溝42Bは、ベース部31の一対のキャリヤテープ支持部44の間に設けられて下方に窪んだ形状を有する凹状溝である。この下段溝42Bは、上段溝42Aに挿入されるキャリヤテープCTがエンボスタイプである場合に、そのキャリヤテープCTの下面から下方に突出した部品保持部Sとの干渉を避けるための逃がし溝として機能する。
図4(a),(b)及び図5(a),(b)において、案内部33は、下段溝42Bのテープ挿入口23K側の端部側(キャリヤテープCTが挿入される側の端部側)に設けられている。案内部33は、案内部33の上面であり、テープ挿入口23Kから挿入されたキャリヤテープCTの両端部の間の面(下面の幅方向の中央部であり、キャリヤテープCTがエンボスタイプである場合には部品保持部Sの下面)を支持する案内面45を備える。案内面45は、案内部33が下段溝42B内に取り付けられた状態で、溝部42の手前側(テープ挿入口23K側)から溝部42の奥側に向かって所定の長さに渡り、一対のキャリヤテープ支持部44よりも高い高さに位置する第1の支持面45aを有する。本実施の形態では図4(a)に示すとおり、第1の支持面45aは水平な面であり、キャリヤテープ支持部44よりも高い高さに位置、すなわち上段溝42A内に位置している。なお、第1の支持面45aは水平な面に限らず、傾斜面や、傾斜面と水平面とが組み合わされた面であってもよい。案内面45は、第1の支持面45aの奥側の端部に連接し、奥側へ向かって(すなわちキャリヤテープCTの挿入方向へ向かって)キャリヤテープ支持部44よりも低い高さに漸次低くなる形状、すなわちスロープ状の第2の支持面45bを有する。
図4(a),(b)に示すように、テープ押さえ部32は側壁部41に取り付けられている。テープ押さえ部32は溝部42の上方に位置しており、図示しない付勢機構によって、挿入されたキャリヤテープCTをキャリヤテープ支持部44側に付勢するようになっている。
上記のように案内部33が一対のキャリヤテープ支持部44と同じかそれよりも高い高さの第1の支持面45aを有しているため、テープ挿入口23KからキャリヤテープCTが挿入されると(図7中に示す矢印A)、キャリヤテープCTは先ず、両端部の間の面が案内部33の第1の支持面45aによって、一対のキャリヤテープ支持部44と同じかそれよりも高い位置において支持される(図8(a)及び図8(b)。図8(b)は図8(a)の矢視V4−V4から見た断面図)。
このため、テープ挿入口23Kから挿入したキャリヤテープCTが水平姿勢でなかった場合であっても、キャリヤテープCTの一部(詳細にはキャリヤテープCTの両端部の一方)が下段溝42B内に落ち込むことを抑制できる。このように本実施の形態において、案内部33は、テープ挿入口23Kから上段溝42A内に挿入されるキャリヤテープCTの一部がテープ挿入口23Kの端部から下段溝42B内に進入することを阻止する機能を有する部材となっている。
テープ挿入口23Kから挿入され、第1の支持面45aによって両端部の間の面が支持された状態でテープ走行路23(上段溝42A内)を進んだキャリヤテープCTは、その下面が第2の支持面45bに乗り移って更に奥側へ進み、テープ押さえ部32の下面である上面案内面32aによって上方から押さえられるように案内され、両端部が一対のキャリヤテープ支持部44に上方から接触し、支持される(図9(a)及び図9(b)。図9(b)は図9(a)の矢視V5−V5から見た断面図)。このようにしてキャリヤテープ支持部44に下面を接触させながら奥側へ進んだキャリヤテープCTは、案内部33を通過した後、送り孔Hが引込み用スプロケット25の係合ピン25pに係合される(図10)。
上述のように、本実施の形態におけるテープフィーダ13は、下段溝42Bのテープ挿入口23K側の端部に設けられ、一対のキャリヤテープ支持部44よりも高い高さの第1の支持面45aによってキャリヤテープCTの両端部の間の面(下面の幅方向の中央部)を支持する案内部33を備えた構成となっている。
このため、テープ挿入口23Kから挿入されるキャリヤテープCTの両端部の間の面(下面の幅方向の中央部)は、案内部33の第1の支持面45aによって、一対のキャリヤテープ支持部44よりも高い位置に位置されることとなり、キャリヤテープCTが水平姿勢から傾いていたような場合であっても、キャリヤテープCTの一部(両端部の一方)が下段溝42B内に進入することはない。従ってテープフィーダ13にキャリヤテープCTを確実にロードすることができる。
また、本実施の形態におけるテープフィーダ13は、テープ挿入口23Kから挿入されたキャリヤテープCTの両端部が一対のキャリヤテープ支持部44に上方から接触するようにキャリヤテープCTをキャリヤテープ支持部44側に押さえるテープ押さえ部32を備えており、挿入後のキャリヤテープCTは確実にキャリヤテープ支持部44によって支持される。このため、案内部33を通過したキャリヤテープCTの送り孔Hは確実に引込み用スプロケット25の係合ピン25pと係合することとなり、ロードミスが生じにくい。
更に、本実施の形態におけるテープフィーダ13は、案内部33の第1の支持面45aは、キャリヤテープCTの挿入方向に向かって漸次低くなる第2の支持面45bと連接した構成となっており、テープ挿入口23Kに挿入されたキャリヤテープCTは第2の支持面45bに沿って下降し、キャリヤテープ支持部44と接触するように導かれる。このため、キャリヤテープCTを第2の支持面45bに沿った無理のない姿勢でキャリヤテープ支持部44の側に導くことができ、キャリヤテープCTの送り孔Hと引込み用スプロケット25の係合ピン25pとを確実に係合させることができる。
なお、上述の実施の形態では、テープフィーダ13に使用されるキャリヤテープCTはエンボスタイプのものであったが、各部品保持部SがキャリヤテープCTの厚み方向寸法がキャリヤテープCTの厚さ寸法内に収まり、部品保持部Sが下面から下方に突出していないタイプ(すなわち下面が平らな形状のタイプ)のキャリヤテープCTについても同様の効果が得られる(図11(a)→図11(b))。
また、案内部33の第1の支持面45aは、キャリヤテープCTの下面の両端部を支持するキャリヤテープ支持部44よりも高くなっていたが、第1の支持面45aは、キャリヤテープ支持部44と同じ高さであってもよい。すなわち、案内部33は、下段溝42B(凹状溝)のテープ挿入口23K側の端部に設けられ、一対のキャリヤテープ支持部44と同じ又は一対のキャリヤテープ支持部44よりも高い高さの第1の支持面45aによってテープ挿入口23Kから挿入されるキャリヤテープCTの両端部の間の面を支持するものであればよい。また、テープフィーダ13は必ずしもオートロード型である必要はなく、上述の案内部33は、作業者が手作業でキャリヤテープCTをロードする通常のタイプのものに適用することも可能である。
上述したテープフィーダ13が備える案内部33は、次に示すテープ接続装置50に設けることができる。図12に示すテープ接続装置50は、現在ピッチ送りしているキャリヤテープCTの後端部と補充用のキャリヤテープCTの先端部とを互いに近づく方向に進行させてその端部同士を突き合せた後、これら2つのキャリヤテープCTの間に接続テープSTを貼り付けて接続(スプライシング)する装置である。
テープ接続装置50は、図12に示すように、底面板51aと背面板51bから成るベース体51を備えており、ベース体51の背面板51bには第1の駆動手段52によって上下方向に駆動される第1の昇降部53aと第2の昇降部53b、第2の駆動手段54によって前後方向に駆動されるフォーク部55が取り付けられている。第1の昇降部53a及び第2の昇降部53bの上方には、接続テープSTをテープ部材に貼り付けた状態で供給する接続テープ供給部56が設けられている。ベース体51の底面板51aの上面側には移動テーブル57が設けられており、移動テーブル57には、キャリヤテープ搬送部58と押付けテーブル59が設けられている。背面板51bには移動テーブル57を前後方向に移動させる移動テーブル駆動部60が設けられている。
図12において、キャリヤテープ搬送部58は、接続しようとする2つのキャリヤテープCTがそれぞれ挿入される左右のテープ走行路23と、テープ押さえ部32と、案内部33とを備える。これらは前述のテープフィーダ13が備えるテープ走行路23、テープ押さえ部32、案内部33と同じ構成であり、符号も同一とする。また、挿入された2つのキャリヤテープCTをそれぞれ引き込んでその端部同士を押付けテーブル59上で突き合わせる左右の引込み用スプロケット(前述のテープフィーダ13が備える引込み用スプロケット25と同じ構成であり、符号も同一とする)を備えている。
但し、このテープ接続装置50では、図13(a),(b)に示すように、ベース部31が備える一対の側壁部41のうちの一方の一部は、蝶番47によって上方に揺動自在な可動部位41aとなっており、テープ押さえ部32は可動部位41aに取り付けられている。テープ押さえ部32は、通常の状態では溝部42の上方に位置しているが、蝶番47の前後方向に延びたヒンジ軸47Jを中心にして可動部位41aを揺動させることで(図13(a),(b)中に示す矢印P)、ベース部31の側方に移動させることができる(図13(a),(b))。
図12において、キャリヤテープ搬送部58によって、2つのキャリヤテープCTの端部同士が押付けテーブル59上で突き合わされたら(図14(a)中に示す矢印B)、接続テープ供給部56が、リール部56aが繰り出すテープ部材56b上で一定長さに切り出した接続テープSTを、押付けテーブル59の上方に位置させる(図14(a))。このとき接続テープSTの前方領域Haは端部同士を突合わせた2つのキャリヤテープCTの上方に位置し、接続テープSTの後方領域Hbは2つのキャリヤテープCTの側方(後方)にはみ出して位置する(図14(a))。
接続テープSTが押付けテーブル59の上方に位置されたら、第1の駆動手段52が第1の昇降部53aと第2の昇降部53bを下降させる。これにより第1の昇降部53aは接続テープSTの前方領域Haを2つのキャリヤテープCTの間に押し付け(図14(b)中に示す矢印C1)、第2の昇降部53bは、2つのキャリヤテープCTの背面側を下降して、接続テープSTの後方領域Hbを下方に折り曲げる(図14(b)中に示す矢印D1)。そして、フォーク部55が第2の駆動手段54に駆動されて前方に移動し(図15(a)中に示す矢印E1)、第2の昇降部53bによって下方に折り曲げられた接続テープSTの後方領域Hbを前方に押圧することにより、その後方領域HbをキャリヤテープCTの下面側に折り返す。
このようにして接続テープSTの後方領域HbがキャリヤテープCTの下面側に折り返されたら、第2の駆動手段54によってフォーク部55を元の位置に復帰させるとともに(図15(b)中に示す矢印E2)、第1の駆動手段52によって、第1の昇降部53aと第2の昇降部53bを上昇させる(図15(b)中に示す矢印C2及び矢印D2)。これにより2つのキャリヤテープCTが接続テープSTによって接続され、キャリヤテープCTの接続作業が終了する(図15(b))。
キャリヤテープCTの接続作業が終了したら、移動テーブル駆動部60が移動テーブル57を前方に移動させる(図16。図中に示す矢印F)。これによりキャリヤテープ搬送部58全体が第1の昇降部53aよりも前方に押し出される。キャリヤテープ搬送部58全体が第1の昇降部53aよりも前方に押し出されたら、作業者は、左右の可動部位41aをヒンジ軸47J回りに揺動させて(図17(a)中に示す矢印P))、左右の溝部42の上方を開放状態とする(図17(a))。これにより作業者は、接続テープSTによって接続されたキャリヤテープCTをテープ接続装置50から取り出すことができる(図17(b))。
ここに示したテープ接続装置50は、前述のテープフィーダ13が備えていたのと同様の構成の案内部33を備えている。このため、テープ挿入口23Kから挿入されるキャリヤテープCTの両端部の間の面(下面の幅方向の中央部)は、案内部33の第1の支持面45aによって、一対のキャリヤテープ支持部44よりも高い位置に位置されることとなり、キャリヤテープCTが水平姿勢から傾いていたような場合であっても、キャリヤテープCTの一部(両端部の一方)が下段溝42B内に進入することはない。従って、テープ接続装置50にキャリヤテープCTを確実にロードすることができる。
また、テープ接続装置50において、テープ挿入口23Kから挿入されたキャリヤテープCTの両端部が一対のキャリヤテープ支持部44に上方から接触するようにキャリヤテープCTをキャリヤテープ支持部44側に押さえるテープ押さえ部32を備えており、挿入後のキャリヤテープCTは確実にキャリヤテープ支持部44によって支持される。このため、案内部33を通過したキャリヤテープCTの送り孔Hは確実に引込み用スプロケット25の係合ピン25pと係合することとなり、ロードミスが生じにくい。
また、テープ接続装置50において、案内部33の第1の支持面45aが、キャリヤテープCTの挿入方向に向かって漸次低くなる第2の支持面45bと連接した構成となっており、テープ挿入口23Kに挿入されたキャリヤテープCTは第2の支持面45bに沿って下降し、キャリヤテープ支持部44と接触するように導かれる。このため、キャリヤテープCTを第2の支持面45bに沿った無理のない姿勢でキャリヤテープ支持部44の側に導くことができ、キャリヤテープCTの送り孔Hと引込み用スプロケット25の係合ピン25pとを確実に係合させることができる。
キャリヤテープを安定してロードすることができるテープフィーダ及びテープ接続装置を提供する。
3 部品
13 テープフィーダ
13a 部品供給口
25 引込み用スプロケット
32 テープ押さえ部
33 案内部
42B 下段溝(凹状溝)
44 キャリヤテープ支持部
45a 第1の支持面
45b 第2の支持面
50 テープ接続装置
CT キャリヤテープ
S 部品保持部

Claims (6)

  1. 部品を保持したキャリヤテープをピッチ送りにより搬送して部品供給口に部品を連続的に供給するテープフィーダであって、
    挿入された前記キャリヤテープの幅方向の両端部を支持する一対のキャリヤテープ支持部と、
    前記一対のキャリヤテープ支持部の間に設けられて前記キャリヤテープに形成された凸形状の部品保持部を逃がす形状を有する凹状溝と、
    前記凹状溝の前記キャリヤテープが挿入される側の端部側に設けられ、前記一対のキャリヤテープ支持部と同じ又は前記一対のキャリヤテープ支持部よりも高い高さの第1の支持面によって前記キャリヤテープの前記両端部の間の面を支持する案内部と、
    前記案内部を通過した前記キャリヤテープと係合して回転することにより前記キャリヤテープを前記テープフィーダの内部に引き込む引込み用スプロケットとを備えたことを特徴とするテープフィーダ。
  2. 前記キャリヤテープの前記両端部が前記一対のキャリヤテープ支持部に上方から接触するように前記キャリヤテープを前記キャリヤテープ支持部側に押さえるテープ押さえ部を備えたことを特徴とする請求項1に記載のテープフィーダ。
  3. 前記案内部は、前記キャリヤテープの挿入方向に向かってスロープ状に漸次低くなる第2の支持面を有し、前記第2の支持面は前記第1の支持面と連接していることを特徴とする請求項1又は2に記載のテープフィーダ。
  4. 部品を保持したキャリヤテープを他のキャリヤテープと接合するテープ接続装置であって、
    挿入された前記キャリヤテープの幅方向の両端部を支持する一対のキャリヤテープ支持部と、
    前記一対のキャリヤテープ支持部の間に設けられて前記キャリヤテープに形成された凸形状の部品保持部を逃がす形状を有する凹状溝と、
    前記凹状溝の前記キャリヤテープが挿入される側の端部側に設けられ、前記一対のキャリヤテープ支持部と同じ又は前記一対のキャリヤテープ支持部よりも高い高さの第1の支持面によって前記キャリヤテープの前記両端部の間の面を支持する案内部と、
    前記案内部を通過した前記キャリヤテープと係合して回転することにより前記キャリヤテープを前記テープ接続装置の内部に引き込む引込み用スプロケットとを備えたことを特徴とするテープ接続装置。
  5. 前記キャリヤテープの前記両端部が前記一対のキャリヤテープ支持部に上方から接触するように前記キャリヤテープを前記キャリヤテープ支持部側に押さえるテープ押さえ部を備えたことを特徴とする請求項4に記載のテープ接続装置。
  6. 前記案内部は、前記キャリヤテープの挿入方向に向かってスロープ状に漸次低くなる第2の支持面を有し、前記第2の支持面は前記第1の支持面と連接していることを特徴とする請求項4又は5に記載のテープ接続装置。
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