JP6472938B1 - 圧力リング、内燃機関、圧力リング用線材および圧力リング用線材の製造方法 - Google Patents
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本発明の圧力リングは、アルミニウム合金製シリンダブロックおよびアルミニウム合金製ピストンを少なくとも備えた内燃機関に用いられ、合い口を有するリング状の圧力リング本体部を備え、圧力リング本体部を構成する母材が、質量%で、C:0.7%〜1.6%、Si:0.6%〜1.2%、Mn:0.3%〜0.7%、P:0%〜0.04%、S:0%〜0.09%、Ni:0.3%〜0.6%、Cr:7.5%〜9.0%、Mo:0.7%〜1.0%、V:0%〜0.5%、W:0.2%〜0.5%、Cu:0.2%〜0.6%、Al:0.1%〜0.5%、Nb:0.05%〜0.15%、残部Feおよび不純物からなる組成を有し、母材のビッカース硬度H1av(HV0.1)が435〜510であり、圧力リング本体部の軸方向の一方側の面および他方側の面に窒化層が形成されていることを特徴とする。
Cは、一部が基地中に固溶し、硬さや疲労強度の向上に寄与し、他の一部は炭化物を生成して耐摩耗性の向上に寄与する元素である。しかし、Cの含有量が多すぎると冷間加工性が低下する。よって、Cの含有量は0.7%〜1.6%であることが必要である。
Siは、高温時の強度を高める作用を有する元素である。しかし、Siの含有量が多すぎると冷間加工性、靱延性の低下を引き起こし、また、熱間加工性および熱伝導性を損なうこととなる。よって、Siは0.6%〜1.2%であることが必要である。
Mnは、鋼の溶解時の脱酸剤として働く元素である。Mnは焼入れ性を高め、強度を増加し、熱間加工性を高めるが、Mnの含有量が多すぎると被削性が劣化する。よって、Mnの含有量は0.3〜0.7%であることが必要である。
Pは、靱性を阻害する元素である。Pの含有量は0%〜0.04%であることが必要であり、0%が最も好ましいが、通常、Pは母材中に不可避的に含有されるため、Pの含有量も通常は0%を超え0.04%以下である。
Sは自己潤滑性の向上に寄与し、耐スカッフ性、切削性を向上させるが、Sの含有量が多すぎると耐食性および加工性を低下させる。よって、Sの含有量は、0%〜0.09%であることが必要である。なお、Sの含有量は0%でもよく、あるいは、0%を超え0.09%以下でもよい。
Niは、硬さの維持に寄与する元素である。しかし、Niの含有量が多すぎると、焼入れおよび焼戻し前の焼鈍状態における被削性が劣化する。よって、Niの含有量は0.3%〜0.6%であることが必要である。
Crは、Cと結合して炭化物を形成するとともに、窒化処理時に形成される窒化層の硬さを増す効果を有し、窒化層の耐摩耗性向上に寄与する。また、Crは、その一部は基地に固溶し、耐食性を高め、基地の焼入れ性、焼戻し軟化抵抗を高める元素である。しかし、Crの含有量が多すぎると粗大な炭化物が増加し被削性が劣化したり、熱伝導率低下、耐スカッフィング性を阻害する。よって、Crの含有量は7.5%〜9.0%であることが必要である。
Moは、複合炭化物として耐摩耗性の向上に寄与するとともに、基地中に固溶して材料の強靭化、耐熱性を付与する。しかし、Moの含有量が多すぎると熱伝導性、被削性、靱性が低下する。よって、Moの含有量は0.7%〜1.0%であることが必要である。
Vは、焼戻し時に炭化物、窒化物を形成し、焼入れ時にこれらの炭化物、窒化物が結晶粒の粗大化を抑制し、靱性の低下を抑制する。しかし、Vの含有量が多すぎると熱伝導性、被削性、靱性が低下する。よって、Vの含有量は、0%〜0.5%であることが必要である。なお、Vの含有量は0%でもよく、あるいは、0%を超え0.5%以下でもよい。
Wは、複合炭化物として耐摩耗性の向上に寄与するとともに、基地中に固溶して材料の強靭化、耐熱性を付与する。しかし、Wの含有量が多すぎると被削性、靱性が低下し、コストも高くなる。よって、Wの含有量は0.2%〜0.5%であることが必要である。
Cuは、鋼の強度、耐蝕性、自己潤滑性の向上に寄与する元素である。しかし、Cuの含有量が多すぎると赤熱脆化を招き、熱間加工性が劣化する。よって、Cuの含有量は0.2%〜0.6%であることが必要である。
AlはNi等と金属間化合物を形成し、析出硬化して強度を増す元素である。また窒化するとAlNを形成し、表面を著しく硬化する作用を有する元素である。しかし、Alの含有量が多すぎると、Alは強力なフェライト化元素であるため、組織中のフェライトを増加させ硬さを阻害する。よって、Alの含有量は0.1%〜0.5%であることが必要である。
Nbは、高温強さ、クリープ強さ、硬化を増す元素である。しかし、Nbの含有量が多すぎると焼入れ性、被削性を低下させる。よって、Nbの含有量は0.05〜0.15%であることが必要である。
(1)サンプル作製
質量%で、C:1.1%、Si:0.7%、Mn:0.5%、P:0.02%、S:0.03%、Ni:0.4%、Cr:8.41%、Mo:0.9%、V:0.1%、W:0.3%、Cu:0.4%、Al:0.2%、Nb:0.09%、残部Feおよび不純物からなる組成を有する線材を、1040度±10度の範囲内の温度で焼き入れした。次に、焼き入れ処理した後の線材について630度〜700度の範囲内において10度毎に温度を変えて焼き戻し処理することで、実施例A1〜A7および比較例A1〜A2の圧力リング用線材を得た。各実施例および比較例の圧力リング用線材作成時の焼き戻し温度を表1に示す。
ビッカース硬度の測定は、JIS Z 2244「ビッカース硬度試験−試験方法」に基づいて測定した。
コイリング時の巻回数(コイリング本数)当たりの折損本数を評価した。なお、折損本数のカウントに際しては、圧力リング1本分の長さ毎に折損が存在するか否かを判定し、圧力リング1本分の長さ範囲内に2箇所以上の折損箇所が存在する場合でも折損数は1つとしてカウントした。また、折損本数が0本の試験例については、筒状に巻回された状態の圧力リング用線材を軸方向の両側に僅かに引き延ばして、圧力リング1本分の長さに相当する各リング部分について、軸方向に隣り合うリング部分同士の間隔が均等(均等ピッチ)であるのか、不均等(不均等ピッチ)であるのかを確認した。評価結果を表1に示す。なお、表1中に示す折損評価の評価基準は以下の通りである。
A:コイリング本数100本(巻回数100回)当たりの折損数が0本であり、かつ、均等ピッチである。
B:コイリング本数100本(巻回数100回)当たりの折損数が0本であり、かつ、不均等ピッチである。
C:コイリング本数100本(巻回数100回)当たりの折損数が1本以上である。
外径が80.5mmとなるようにコイリング後に、窒化層40が形成された後の圧力リング本体部について、各実施例および比較例につき、20本の圧力リング本体部の自由合い口すきま変化量を測定し、ばらつきを評価した。なお、比較例A1については、折損が発生しなかった圧力リング本体部を自由合い口すきま変化量の測定に用いた。自由合い口すきま変化量の測定は、圧力リングの自由状態における厚さ寸法a1の中心線上における両合い口端部間の距離mを測定し、各々の圧力リングが許容される自由合い口すきま変化量のばらつきの管理範囲内(0.5mm以下)に収まるか否かを確認して判断した。評価結果を表1に示す。なお、表1中に示す寸法ばらつきの評価基準は以下の通りである。
A:20本の圧力リング本体部の自由合い口すきま変化量のばらつきが、全て管理範囲をさらに半分に狭めた範囲内に収まっている。
B:20本の圧力リング本体部の自由合い口すきま変化量のばらつきが、全て管理範囲内に収まっている。
C:20本の圧力リング本体部のうち、少なくとも1本以上の圧力リング本体部の自由合い口すきま変化量のばらつきが、管理範囲外である。
(1)サンプル作製
リング状部材として、実施例A4と同一の条件にて作製したリング状部材(実施例B1)を準備した。また、圧力リング用線材として日立金属製のHPM31を用いてコイリングすることで作製したリング状部材(比較例B1)、および、圧力リング用線材としてSKD61を用いてコイリングすることで作製したリング状部材(比較例B2)も準備した。なお、HPM31およびSKD61共に、実施例B1とは母材の組成が異なるが、窒化層の形成および硬度に大きく影響する母材中のCr含有量が、本実施形態の圧力リングを構成する母材中のCr含有量と比較的に近い鋼材である。
なお、ビッカース硬度の測定は、JIS Z 2244「ビッカース硬度試験−試験方法」に基づいて測定した。ここで、窒化層断面のビッカース硬度(HV0.1)については、以下の手順で測定サンプルを準備し、測定を実施した。まず、周方向に対して合い口Gが設けられた位置を0度とした場合において、90度、180度および270度の位置の3カ所について、圧力リングサンプルを切断し、3カ所の切断面を研磨した。次に、各々の切断面について、切断面を除く最表面から深さ10μmの位置(窒化層が形成されている範囲内の位置)について、マイクロビッカース硬度計を用いて試験力0.9807N、試験力の保持時間15sの条件にて測定した。そして、3カ所の切断面における測定値の平均値HNavを求めた。
炭化物粒子数は、圧力リングサンプルの断面(圧力リングの周方向と直交する断面)について表面を研磨、マーブル試薬によるエッチング処理等した後に金属顕微鏡観察を行うことで測定した。ここで、金属顕微鏡観察は、圧力リング本体部の断面について、任意の9カ所を測定し、各々の測定位置における金属顕微鏡写真の視野サイズ(0.088mm×0.066mmのサイズ、面積:0.0058mm2)を400倍に拡大した組織写真内に存在する炭化物粒子の数を目視でカウントした。この際、カウントの対象とした炭化物粒子は、最大長さが3μm以上である炭化物粒子のみとした。そして、9カ所の測定位置の視野サイズ(合計面積:0.052mm2)内に存在する炭化物粒子の総数に基づいて、単位面積当たりの炭化物粒子数(個/mm2)を求めた。結果を表2に示す。
耐摩耗性試験には、図3に示す往復動摩擦試験機100を使用した。この往復動摩擦試験機100は、試験片102を、スプリング荷重により荷重Pを加えてプレート104に押し付け、プレート104が往復動することにより両者が摺動するよう構成されている。
・荷重P :50N
・プレート104の往復動の平均速度 :300rpm
・プレート104の往復動のストローク:50mm
・試験時間 :120min
・潤滑油 :5w−30エンジンオイル
・潤滑油の滴下量 :1ml/hr
・プレート104の材質 :アルミニウム合金製プレート(AC8A)(表面は陽極酸化被膜が形成されている)
12 :外周摺動面
14 :上面
16 :下面
20 :圧力リング本体部
22 :外周面
24B :下面側部分
24L :内周面側部分
24R :外周面側部分
24U :上面側部分
26 :上面
28 :下面
30 :硬質被膜
32 :表面
40 :窒化層
100 :往復動摩擦試験機
102 :試験片
104 :プレート
Claims (7)
- アルミニウム合金製シリンダブロックおよびアルミニウム合金製ピストンを少なくとも備えた内燃機関に用いられ、
合い口を有するリング状の圧力リング本体部を備え、
前記圧力リング本体部を構成する母材が、質量%で、C:0.7%〜1.6%、Si:0.6%〜1.2%、Mn:0.3%〜0.7%、P:0%〜0.04%、S:0%〜0.09%、Ni:0.3%〜0.6%、Cr:7.5%〜9.0%、Mo:0.7%〜1.0%、V:0%〜0.5%、W:0.2%〜0.5%、Cu:0.2%〜0.6%、Al:0.1%〜0.5%、Nb:0.05%〜0.15%、残部Feおよび不純物からなる組成を有し、
前記母材のビッカース硬度H1av(HV0.1)が435〜510であり、
前記圧力リング本体部の軸方向の一方側の面および他方側の面に窒化層が形成されていることを特徴とする圧力リング。 - 前記窒化層のビッカース硬度HNav(HV0.1)が900以上であり、かつ、前記圧力リング本体部の断面に存在する最大長さが3μm以上である炭化物粒子の粒子数が、577個/mm2以上であることを特徴とする請求項1に記載の圧力リング。
- 前記粒子数が、1058個/mm2以上である請求項2に記載の圧力リング。
- 前記粒子数が、1538個/mm2以上である請求項2に記載の圧力リング。
- アルミニウム合金製シリンダブロックと、
前記アルミニウム合金製シリンダブロックのシリンダボア内に配置されたアルミニウム合金製ピストンと、
前記アルミニウム合金製ピストンの外周面に、前記アルミニウム合金製ピストンの周方向に沿って設けられた環状溝に配置された請求項1〜4のいずれか1つに記載の圧力リングと、を備え、
前記アルミニウム合金製ピストンの軸方向に対して、前記環状溝の一方側の内壁面および他方側の内壁面の少なくとも一部に陽極酸化被膜が形成されていることを特徴とする内燃機関。 - 質量%で、C:0.7%〜1.6%、Si:0.6%〜1.2%、Mn:0.3%〜0.7%、P:0%〜0.04%、S:0%〜0.09%、Ni:0.3%〜0.6%、Cr:7.5%〜9.0%、Mo:0.7%〜1.0%、V:0%〜0.5%、W:0.2%〜0.5%、Cu:0.2%〜0.6%、Al:0.1%〜0.5%、Nb:0.05%〜0.15%、残部Feおよび不純物からなる組成を有し、
ビッカース硬度H2av(HV0.1)が435〜510であることを特徴とする圧力リング用線材。 - 質量%で、C:0.7%〜1.6%、Si:0.6%〜1.2%、Mn:0.3%〜0.7%、P:0%〜0.04%、S:0%〜0.09%、Ni:0.3%〜0.6%、Cr:7.5%〜9.0%、Mo:0.7%〜1.0%、V:0%〜0.5%、W:0.2%〜0.5%、Cu:0.2%〜0.6%、Al:0.1%〜0.5%、Nb:0.05%〜0.15%、残部Feおよび不純物からなる組成を有する線材を、1030度〜1050度の範囲内の温度で焼き入れする焼き入れ工程と、
前記焼き入れ工程を経た前記線材を640度〜690度の範囲内の温度で焼き戻しする焼き戻し工程と、
を少なくとも経て、ビッカース硬度H2av(HV0.1)が435〜510である圧力リング用線材を製造することを特徴とする圧力リング用線材の製造方法。
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WO2016152967A1 (ja) * | 2015-03-26 | 2016-09-29 | 日立金属株式会社 | 摺動部品および摺動構造体 |
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