JP6472019B2 - オイルダンパーのシーリング機構 - Google Patents
オイルダンパーのシーリング機構 Download PDFInfo
- Publication number
- JP6472019B2 JP6472019B2 JP2014239258A JP2014239258A JP6472019B2 JP 6472019 B2 JP6472019 B2 JP 6472019B2 JP 2014239258 A JP2014239258 A JP 2014239258A JP 2014239258 A JP2014239258 A JP 2014239258A JP 6472019 B2 JP6472019 B2 JP 6472019B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- piston rod
- cylinder
- hole
- oil damper
- cylinder cover
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
- 238000007789 sealing Methods 0.000 title claims description 59
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 claims description 48
- 239000003566 sealing material Substances 0.000 claims description 40
- 230000005284 excitation Effects 0.000 claims description 7
- 239000003921 oil Substances 0.000 description 69
- 239000012530 fluid Substances 0.000 description 22
- 239000010720 hydraulic oil Substances 0.000 description 15
- 238000012856 packing Methods 0.000 description 14
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 13
- 239000000463 material Substances 0.000 description 8
- 238000004891 communication Methods 0.000 description 7
- 239000006096 absorbing agent Substances 0.000 description 5
- 230000000149 penetrating effect Effects 0.000 description 5
- 230000035939 shock Effects 0.000 description 5
- 238000005192 partition Methods 0.000 description 3
- 125000006850 spacer group Chemical group 0.000 description 3
- 239000000428 dust Substances 0.000 description 2
- 239000007788 liquid Substances 0.000 description 2
- 238000000034 method Methods 0.000 description 2
- 238000011144 upstream manufacturing Methods 0.000 description 2
- 238000005461 lubrication Methods 0.000 description 1
- 238000000465 moulding Methods 0.000 description 1
- 238000005245 sintering Methods 0.000 description 1
- 239000000725 suspension Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Sealing Devices (AREA)
- Fluid-Damping Devices (AREA)
Description
前記シリンダの両端に配されたシリンダカバーに前記ピストンロッドが遊嵌される貫通孔が穿設され、
前記貫通孔の内周面の最外部に、前記ピストンロッドの軸心に対して直角な面に沿って刻設された溝に埋設され、前記ピストンロッドと当接する1つのシール材を備え、
前記シリンダカバーの貫通孔の内周面の、前記1つのシール材より内側に、1又は2以上のディスクが前記シリンダカバーと同軸状に組み付けられ、
前記1又は2以上のディスクは前記ピストンロッドが遊嵌される孔を有し、かつ前記ピストンロッドが前記1又は2以上のディスクの孔に遊嵌され、
前記ディスクが前記シリンダの内径よりも短い直径を有してなる
ことを特徴としている。
当該ソケットが、
前記貫通孔が穿設された基部と、
前記1又は2以上のディスクが嵌入される受け口を画成する側壁と
を備え、
前記基部及び側壁のうち、少なくとも前記側壁が前記シリンダの両端に固着されてなる
ことを特徴としている。
前記シリンダの両端に配されたシリンダカバーに前記ピストンロッドが遊嵌される貫通孔が穿設され、
前記貫通孔の内周面の最外部に、前記ピストンロッドの軸心に対して直角な面に沿って刻設された溝に埋設され、前記ピストンロッドと当接する1つのシール材と、
前記シリンダカバーの貫通孔の内周面の、前記1つのシール材より内側に、前記ピストンロッドの軸心に対して直角な面に沿って刻設された1又は2以上の溝と
を備えてなることを特徴としている。
前記シリンダの前記ピストンロッドが延出する端部に配されたシリンダカバーに前記ピストンロッドが遊嵌される貫通孔が穿設され、
前記貫通孔の内周面の最外部に、前記ピストンロッドの軸心に対して直角な面に沿って刻設された溝に埋設され、前記ピストンロッドと当接する1つのシール材を備え、
前記シリンダカバーの貫通孔の内周面の、前記1つのシール材より内側に、1又は2以上のディスクが前記シリンダカバーと同軸状に組み付けられ、
前記1又は2以上のディスクは前記ピストンロッドが遊嵌される孔を有し、かつ前記ピストンロッドが前記1又は2以上のディスクの孔に遊嵌され、
前記ディスクが前記シリンダの内径よりも短い直径を有してなる
ことを特徴としている。
当該ソケットが、
前記貫通孔が穿設された基部と、
前記1又は2以上のディスクが嵌入される受け口を画成する側壁と
を備え、
前記基部及び側壁のうち、少なくとも前記側壁が前記シリンダの両端に固着されてなる
ことを特徴としている。
前記シリンダの前記ピストンロッドが延出する端部に配されたシリンダカバーに前記ピストンロッドが遊嵌される貫通孔が穿設され、
前記貫通孔の内周面の最外部に、前記ピストンロッドの軸心に対して直角な面に沿って刻設された溝に埋設され、前記ピストンロッドと当接する1つのシール材を備え、
前記貫通孔の内周面の最外部に、前記ピストンロッドの軸心に対して直角な面に沿って刻設された溝に埋設され、前記ピストンロッドと当接する1つのシール材と、
前記シリンダカバーの貫通孔の内周面の、前記1つのシール材より内側に、前記ピストンロッドの軸心に対して直角な面に沿って刻設された1又は2以上の溝と
を備えてなることを特徴とするオイルダンパー用のシーリング機構。
ことを特徴としている。
そして、流路に流体を流すと主として壁面に流体の間の摩擦損失と、流れの乱れによるエネルギー損失が生じ、当該エネルギー損失により流路の上流と下流で圧力降下を引き起こす。このエネルギー損失は圧力損失と呼ばれる。そして壁面と流体の摩擦損失は流体の粘度が高く、流速が速いほど大きくなるため、圧力損失が大きくなる。また、流路の流速が速くなるほど乱流が発生し、圧力損失が大きくなる。
それゆえ、前記シリンダカバーの貫通孔の内周面の、前記1つのシール材より内側に、1又は2以上のディスクが前記シリンダカバーと同軸状に組み付けられ、前記1又は2以上のディスクは前記ピストンロッドが遊嵌される孔を有し、かつ前記ピストンロッドが前記1又は2以上のディスクの孔に遊嵌され、前記ディスクが前記シリンダの内径よりも短い直径を有してなる構成を有しているので、貫通部付近に流路の隙間を変化させたラビリンス溝が構成されるため、流体の流速が上がることで大きな圧力損失が発生し、これにより貫通部の圧力は大幅に低下し、接触圧や接触面積が小さいシール材でも作動流体の漏れを防止することができる。このため流体漏れのない確実なシーリング機能を実現することができるオイルダンパーのシーリング機構を提供することができる。
図1A、図2A及び図4Aを参照すると、本実施形態の場合、オイルダンパーは起振側(T1)にピストンロッド(2)の一端が連結され、被緩衝側(T2)に該ピストンロッド(2)の他端が連結されている。該ピストンロッド(2)には連通路(Ch)付のピストン(3)が設けられており、このピストン(3)によってシリンダ(2)内が2室に画成されている。
ここで図4Bを参照すると、前記1又は2以上のディスク(D1、D2、D3、D4)のおのおのの孔(Ha)の内周面には円弧状の溝(G2)が刻設されている。それゆえピストンロッド(2)との間に生じる作動油(F)の流路の隙間を変化させることができるので、所謂ラビリンス溝が生じるため、作動油(F)の流速が上がることで壁面との摩擦損失が増大し、かつ乱流が発生することにより、大きな摩擦損失が発生し、シール材(SR)の接触圧や接触面積を小さくできるという効果を奏することができる。
ついで図4Cを参照すると、該円弧状の溝(G2)に、当該溝の深さ(L1)よりも長い半径方向の長さ(L2)を有するリング(SLb)が嵌入されており、前記ピストンロッド(2)は該リング(SLb)の孔(Hc)に遊嵌される。リング(SLb)の材質としては限定されないが、硬い材質を使用すれば摺動抵抗が安定するので好ましい。そして本実施形態においては、1又は2以上のディスク(D1、D2、D3、D4)のおのおのの孔(Ha)の内周面と、ピストンロッド(2)との間、及びディスク(D1、D2、D3)に嵌入されたリング(SLb)の孔(Hc)の内周面と、ピストンロッド(2)との間に生じる作動油(F)の流路の隙間を変化させることができるので、所謂ラビリンス溝が生じるため、作動油(F)の流速が上がることで壁面との摩擦損失が増大し、かつ乱流が発生することにより、大きな摩擦損失が発生し、シール材(SR)の接触圧や接触面積を小さくできるという効果を奏することができる。
ここで図6を参照すると、本実施形態においては、前記リング(SLb)の孔(Hc)の内周面に円弧状の溝(G3)が刻設されている。このように前記リング(SLb)の孔(Hc)の内周面に円弧状の溝(G3)が刻設されると、これによって得られるラビリンス溝の構造をコンパクトにしたままラビリンスの段数が増えるので、より圧力損失が大きくなり、シール効果が増大するという効果を奏する。
ここで再び図4Aを参照すると、本実施形態においては、前記シリンダカバー(CC)は略円筒状のソケットである。当該ソケットは、貫通孔(Hb)が穿設された基部(CCb)と、前記1又は2以上のディスク(D1、D2、D3、D4)が嵌入される受け口を画成する側壁(CCa)とを備えている。そして前記基部(CCb)及び側壁(CCa)のうち、少なくとも前記側壁(CCa)が前記シリンダ(2)の両端に固着されている。実施の形態1乃至4においても本実施形態のソケットを採用することができることは言うまでもない。しかし、実施形態1乃至4では、ソケットを用いることを要件としていないので、ソケットの代わりに、例えば、図7に示されるようなシーリング構造を採用することもできる。
ついで図1Aと図5を参照すると、本発明に係るオイルダンパーは起振側(T1)にピストンロッド(2)の一端が連結され、被緩衝側(T2)に該ピストンロッド(2)の他端が連結されている。該ピストンロッド(2)には連通路(Ch)付のピストン(3)が設けられており、このピストン(3)によってシリンダ(2)内が2室に画成されている。
叙上の実施形態1乃至6では、図1A及び図2Aのオイルダンパーに適用されることを前提として説明したが、本発明の図4A、4B、4C、5及び6のシール構造は、図1B及び図2Bと図7及び図8に示されたオイルダンバー、すなわち起振側(T1)にシリンダ(1)の一端から延出するピストンロッド(2)が連結され、被緩衝側(T2)にシリンダ(1)の他端が連結され、当該ピストンロッド(2)に設けられた連通路(Ch)付のピストン(3)によってシリンダ(1)内が2室に画成されたオイルダンパーにも適用され得るのである。
本実施形態は前述の実施形態2と同一の構成を有する。すなわち図4B図4にはこの円弧状の溝(G2)が刻設された例が例証されている。それゆえピストンロッド(2)との間に生じる作動油(F)の流路の隙間を変化させることができるので、所謂ラビリンス溝が生じるため、作動油(F)の流速が上がることで壁面との摩擦損失が増大し、かつ乱流が発生することにより、大きな摩擦損失が発生し、シール材(SR)の接触圧や接触面積を小さくできるという効果を奏することができる。
本実施形態は前述の実施形態3と同一の構成を有する。したがって本実施形態においては、図4Cに例証されるように、1又は2以上のディスク(D1、D2、D3、D4)のおのおのの孔(Ha)の内周面と、ピストンロッド(2)との間、及びディスク(D1、D2、D3)に嵌入されたリング(SLb)の孔(Hc)の内周面と、ピストンロッド(2)との間に生じる作動油(F)の流路の隙間を変化させることができるので、所謂ラビリンス溝が生じるため、作動油(F)の流速が上がることで壁面との摩擦損失が増大し、かつ乱流が発生することにより、大きな摩擦損失が発生し、シール材(SR)の接触圧や接触面積を小さくできるという効果を奏することができる。
本実施形態は前述の実施形態4と同一の構成を有する。それゆえ本実施形態においては、前記リング(SLb)の孔(Hc)の内周面に円弧状の溝(G3)が刻設されている。このように前記リング(SLb)の孔(Hc)の内周面に円弧状の溝(G3)が刻設されると、これによって得られるラビリンス溝の構造をコンパクトにしたままラビリンスの段数が増えるので、より圧力損失が大きくなり、シール効果が増大するという効果を奏する。
本実施形態は前述の実施形態5と同一の構成を有する。それゆえ本実施形態においては、前記シリンダカバー(CC)は略円筒状のソケットである。当該ソケットは、貫通孔(Hb)が穿設された基部(CCb)と、前記1又は2以上のディスク(D1、D2、D3、D4)が嵌入される受け口を画成する側壁(CCa)とを備えている。そして前記基部(CCb)及び側壁(CCa)のうち、少なくとも前記側壁(CCa)が前記シリンダ(1)の両端に固着されている。実施の形態1乃至4においても本実施形態のソケットを採用することができることは言うまでもない。しかし、実施形態1乃至4では、ソケットを用いることを要件としていないので、ソケットの代わりに、例えば、図7に示されるようなシーリング構造を採用することもできる。
本実施形態は前述の実施形態6と同一の構成を有する。したがって、図1Aと図5に示されるように、本発明に係るオイルダンパーは起振側(T1)にピストンロッド(2)の一端が連結され、被緩衝側(T2)に該ピストンロッド(2)の他端が連結されている。該ピストンロッド(2)には連通路(Ch)付のピストン(3)が設けられており、このピストン(3)によってシリンダ(2)内が2室に画成されている。
そして、流路に流体を流すと主として壁面に流体の間の摩擦損失と、流れの乱れによるエネルギー損失が生じ、当該エネルギー損失により流路の上流と下流で圧力降下を引き起こす。このエネルギー損失は圧力損失と呼ばれる。そして壁面と流体の摩擦損失は流体の粘度が高く、流速が速いほど大きくなるため、圧力損失が大きくなる。また、流路の流速が速くなるほど乱流が発生し、圧力損失が大きくなるのである。
それゆえ、前記シリンダカバーの貫通孔の内周面の、前記1つのシール材より内側に、1又は2以上のディスクが前記シリンダカバーと同軸状に組み付けられ、前記1又は2以上のディスクは前記ピストンロッドが遊嵌される孔を有し、かつ前記ピストンロッドが前記1又は2以上のディスクの孔に遊嵌され、前記ディスクが前記シリンダの内径よりも短い直径を有してなる構成を有しているので、貫通部付近に流路の隙間を変化させたラビリンス溝が構成されるため、流体の流速が上がることで大きな圧力損失が発生し、これにより貫通部の圧力は大幅に低下し、接触圧や接触面積が小さいシール材でも作動流体の漏れを防止することができる。このため流体漏れのない確実なシーリング機能を実現することができるオイルダンパーのシーリング機構を提供することができる。
2 ピストンロッド
3 ピストン
CC シリンダカバー
CCa 側壁
CCb 基部
Ch 連通路
d1、d2 貫通孔の直径
d3、d4 貫通孔の直径
dR ピストンロッドの外径
D1、D2 ディスク(蓋)
D3,D4 ディスク(蓋)
F 作動油
G1、G2、G3 溝
Ha、Hb、Hc 貫通孔
SLb スライドリング
SLb1、SLb2 スライドリング
SLb3 スライドリング
T1 起振側
T2 被緩衝側
102 油圧式緩衝器(ダンパー)
107 ピストンロッド
108 シリンダ本体
109 シリンダカバー
110 ダンパーゴム
111 ストッパー
121 受圧板
122 円筒
123 Oリング
124 シール部材
125 クッションゴム
127 すべり軸受
201 オイルダンパー(緩衝器)
202 シリンダ
202A シリンダ上室
202B シリンダ下室
203 外筒
204 リザーバ
205 ピストン
206 ピストンロッド
207 ナット
208 ロッドガイド
209 ロッドシール
212 スペーサ
213 ピストン室
224 ロッド室
225 連通路
226 スペーサに設けられた通路
227 隔壁
228 中空ロッド
228A 通路
229 軸受部材
234 軸受部
330 Uパッキン
331 Uパッキンの下面
332 Uパッキンの凹部
333 Uパッキンの内側リップ
336 バックアップリング
Claims (4)
- 起振側と被緩衝側のうち一方にシリンダの一端が連結され、他方に該シリンダの他端から延出するピストンロッドが連結され、該ピストンロッドに設けられたピストンによってシリンダ内が2室に画成されたオイルダンパー用のシーリング機構であって、前記シリンダの前記ピストンロッドが延出する端部に配されたシリンダカバーに前記ピストンロッドが遊嵌される貫通孔が穿設され、
前記貫通孔の内周面の最外部に、前記ピストンロッドの軸心に対して直角な面に沿って刻設された溝に埋設され、前記ピストンロッドと当接する1つのシール材を備え、
前記シリンダカバーの貫通孔の内周面の、前記1つのシール材より内側に、1又は2以上のディスクが前記シリンダカバーと同軸状に組み付けられ、
前記1又は2以上のディスクは前記ピストンロッドが遊嵌される孔を有し、かつ前記ピストンロッドが前記1又は2以上のディスクの孔に遊嵌され、
前記ディスクが前記シリンダの内径よりも短い直径を有してなり、
前記1又は2以上のディスクのおのおのの孔の内周面に円弧状の溝が刻設されてなり、
前記円弧状の溝に、当該溝の深さよりも長い半径方向の長さを有するリングが嵌入され、前記ピストンロッドが該リングの孔に遊嵌されてなることを特徴とするオイルダンパー用のシーリング機構。 - 前記リングの孔の内周面に円弧状の溝が刻設されてなることを特徴とする請求項1に記載のオイルダンパー用のシーリング機構。
- 前記シリンダカバーが略円筒状のソケットであり、
当該ソケットが、
前記貫通孔が穿設された基部と、
前記1又は2以上のディスクが嵌入される受け口を画成する側壁と
を備え、
前記シリンダカバーはピストンロッドが延出する端部としてのシリンダの他端に設けられたことを特徴とする請求項1乃至2に記載のオイルダンパー用のシーリング機構。 - 起振側と被緩衝側のうち一方にシリンダの一端が連結され、他方に該シリンダの他端から延出するピストンロッドが連結され、該ピストンロッドに設けられたピストンによってシリンダ内が2室に画成されたオイルダンパー用のシーリング機構であって、
前記シリンダの前記ピストンロッドが延出する端部に配されたシリンダカバーに前記ピストンロッドが遊嵌される貫通孔が穿設され、
前記貫通孔の内周面の最外部に、前記ピストンロッドの軸心に対して直角な面に沿って刻設された溝に埋設され、前記ピストンロッドと当接する1つのシール材を備え、
前記シリンダカバーの貫通孔の内周面の、前記1つのシール材より内側に、3以上の円弧状の溝が刻設されており、
前記シリンダカバーが略円筒状のソケットであり、
前記ソケットが、
前記貫通孔が穿設された基部と、
受け口を画成する側壁とを備え、
前記基部と前記側壁は一体化物で構成され、
前記3以上の円弧状の溝が前記側壁自体に形成され、
前記シリンダカバーはピストンロッドが延出する端部としてのシリンダの他端に設けられたことを特徴とするオイルダンパー用のシーリング機構。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2014239258A JP6472019B2 (ja) | 2014-11-26 | 2014-11-26 | オイルダンパーのシーリング機構 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2014239258A JP6472019B2 (ja) | 2014-11-26 | 2014-11-26 | オイルダンパーのシーリング機構 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2016098998A JP2016098998A (ja) | 2016-05-30 |
JP6472019B2 true JP6472019B2 (ja) | 2019-02-20 |
Family
ID=56077528
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2014239258A Active JP6472019B2 (ja) | 2014-11-26 | 2014-11-26 | オイルダンパーのシーリング機構 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6472019B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN109610967A (zh) * | 2019-01-31 | 2019-04-12 | 宁波拓尔精工机械有限公司 | 电动驱动气缸装置 |
Family Cites Families (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS56149167U (ja) * | 1980-04-10 | 1981-11-09 | ||
JPS5997277U (ja) * | 1982-12-21 | 1984-07-02 | 三国重工業株式会社 | ガス圧縮機用軸封装置 |
JPH0518507Y2 (ja) * | 1988-08-01 | 1993-05-17 | ||
JP4999439B2 (ja) * | 2006-12-07 | 2012-08-15 | 不二ラテックス株式会社 | ショック・アブソーバ |
-
2014
- 2014-11-26 JP JP2014239258A patent/JP6472019B2/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2016098998A (ja) | 2016-05-30 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
CN109312809A (zh) | 具有递增的减振力特性曲线的减振阀装置 | |
CN103097745A (zh) | 流体压缸的活塞轴承构造 | |
KR102419623B1 (ko) | 주파수 선택적 댐핑 밸브 장치 | |
JP6838220B2 (ja) | 緩衝器 | |
JP5784228B2 (ja) | マスタシリンダ | |
JP6114499B2 (ja) | シール部材および緩衝器 | |
CN109790900A (zh) | 缓冲器 | |
US11988265B2 (en) | Shock absorber | |
JP6472019B2 (ja) | オイルダンパーのシーリング機構 | |
JP7076025B2 (ja) | ダンパ | |
KR101694641B1 (ko) | 실링조립체 및 이를 구비한 터빈밸브 유압액추에이터 실린더어셈블리 | |
JP2009204147A (ja) | 油圧緩衝器 | |
WO2018056216A1 (ja) | ショックアブソーバ | |
WO2016013129A1 (ja) | ピストンおよび緩衝器 | |
JP5265484B2 (ja) | ダンパー装置 | |
JP2009287719A (ja) | 油圧緩衝器 | |
JP5530142B2 (ja) | ピストン部のシール構造 | |
CN116438389A (zh) | 液压机的密封装置及缓冲器 | |
JP2018048719A (ja) | 緩衝器 | |
CN109424658A (zh) | 离合器从动缸 | |
JP5618415B2 (ja) | ピストン | |
JP5903021B2 (ja) | シールリングを用いた制動装置 | |
JP2009191992A (ja) | 油圧緩衝器用密封装置 | |
JP5406894B2 (ja) | 緩衝器 | |
JP6080257B2 (ja) | 緩衝器 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20171122 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20180920 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20181009 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20181205 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20181217 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20190116 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 6472019 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |