JP6471571B2 - 光ネットワークにおいてトランシーバを利用するための方法、製造品、管理システム - Google Patents

光ネットワークにおいてトランシーバを利用するための方法、製造品、管理システム Download PDF

Info

Publication number
JP6471571B2
JP6471571B2 JP2015062362A JP2015062362A JP6471571B2 JP 6471571 B2 JP6471571 B2 JP 6471571B2 JP 2015062362 A JP2015062362 A JP 2015062362A JP 2015062362 A JP2015062362 A JP 2015062362A JP 6471571 B2 JP6471571 B2 JP 6471571B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
optical
optical path
backup
working
transceiver
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2015062362A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2015204613A (ja
Inventor
ジャン・チョン
ワン・シィ
パラチャーラ・パパラオ
元義 関屋
元義 関屋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fujitsu Ltd filed Critical Fujitsu Ltd
Publication of JP2015204613A publication Critical patent/JP2015204613A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6471571B2 publication Critical patent/JP6471571B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L45/00Routing or path finding of packets in data switching networks
    • H04L45/28Routing or path finding of packets in data switching networks using route fault recovery
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04JMULTIPLEX COMMUNICATION
    • H04J14/00Optical multiplex systems
    • H04J14/02Wavelength-division multiplex systems
    • H04J14/0201Add-and-drop multiplexing
    • H04J14/0202Arrangements therefor
    • H04J14/021Reconfigurable arrangements, e.g. reconfigurable optical add/drop multiplexers [ROADM] or tunable optical add/drop multiplexers [TOADM]
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04JMULTIPLEX COMMUNICATION
    • H04J14/00Optical multiplex systems
    • H04J14/02Wavelength-division multiplex systems
    • H04J14/0287Protection in WDM systems
    • H04J14/0293Optical channel protection
    • H04J14/0295Shared protection at the optical channel (1:1, n:m)
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L41/00Arrangements for maintenance, administration or management of data switching networks, e.g. of packet switching networks
    • H04L41/14Network analysis or design
    • H04L41/145Network analysis or design involving simulating, designing, planning or modelling of a network
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L45/00Routing or path finding of packets in data switching networks
    • H04L45/22Alternate routing
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L45/00Routing or path finding of packets in data switching networks
    • H04L45/62Wavelength based
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04QSELECTING
    • H04Q11/00Selecting arrangements for multiplex systems
    • H04Q11/0001Selecting arrangements for multiplex systems using optical switching
    • H04Q11/0062Network aspects
    • H04Q11/0066Provisions for optical burst or packet networks
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L41/00Arrangements for maintenance, administration or management of data switching networks, e.g. of packet switching networks
    • H04L41/06Management of faults, events, alarms or notifications
    • H04L41/0654Management of faults, events, alarms or notifications using network fault recovery
    • H04L41/0668Management of faults, events, alarms or notifications using network fault recovery by dynamic selection of recovery network elements, e.g. replacement by the most appropriate element after failure
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L45/00Routing or path finding of packets in data switching networks
    • H04L45/24Multipath
    • H04L45/247Multipath using M:N active or standby paths
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04QSELECTING
    • H04Q11/00Selecting arrangements for multiplex systems
    • H04Q11/0001Selecting arrangements for multiplex systems using optical switching
    • H04Q11/0005Switch and router aspects
    • H04Q2011/0007Construction
    • H04Q2011/0016Construction using wavelength multiplexing or demultiplexing
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04QSELECTING
    • H04Q11/00Selecting arrangements for multiplex systems
    • H04Q11/0001Selecting arrangements for multiplex systems using optical switching
    • H04Q11/0062Network aspects
    • H04Q2011/0079Operation or maintenance aspects
    • H04Q2011/0081Fault tolerance; Redundancy; Recovery; Reconfigurability
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04QSELECTING
    • H04Q11/00Selecting arrangements for multiplex systems
    • H04Q11/0001Selecting arrangements for multiplex systems using optical switching
    • H04Q11/0062Network aspects
    • H04Q2011/0086Network resource allocation, dimensioning or optimisation

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Optical Communication System (AREA)
  • Data Exchanges In Wide-Area Networks (AREA)
  • Use Of Switch Circuits For Exchanges And Methods Of Control Of Multiplex Exchanges (AREA)

Description

開示される実施形態はフレキシブルグリッド光ネットワーク等に関連する。
通信システム、ケーブルテレビジョンシステム及びデータ通信ネットワークは、遠く離れた地点間で大量の情報を速やかに搬送するために光ネットワークを利用する場合がある。光ネットワークでは、情報は、光信号の形式で光ファイバを介して搬送される。光ファイバは、長距離間で非常に低損失で信号を通信することが可能な細いガラス繊維を有する。光ネットワークは、しばしば、光ファイバを介して光信号で情報を搬送ために変調方式を利用する。変調方式は、位相シフトキーイング(PSK)、周波数シフトキーイング(FSK)、振幅シフトキーイング(ASK)及び直交振幅変調(QAM)等を含んでもよい。PSKでは、光信号で搬送される情報は、基準信号の位相を変調することにより搬送され、基準信号は搬送波とも言及される。情報は異なる位相シフトキーイングを利用して信号自体の位相を変調することにより搬送されてもよい(DPSK)。QAMでは、光信号により搬送される情報は、搬送波の振幅及び位相の双方を変調することにより搬送される。PSKは、搬送波の振幅が一定に維持される一種のQAMであると考えられてもよい。
クラウドやビッグデータのように新たに登場するネットワークアプリケーションは、データセンタにおける情報テクノロジ(IT)リソースやデータセンタを相互接続するネットワークリソース等にも関わる。より多くのアプリケーションがクラウドに移行するにつれて、データセンタ間の接続の帯域幅は増加し、例えば、400Gb/s及びそれ以上に増える。ソフトウェア設定ネットワーキング(software defined networking:SDN)による支援とともに、データセンタ間の接続は、動的に提供され、アプリケーションの需要の変動に合わせて帯域幅を調整することに加えて、障害時にネットワークリンクを復旧することという双方に対処する必要がある。
一実施形態による方法は、
光ネットワークにおけるトランシーバの効率的な利用のための方法であって、
光ネットワークにおいて再設定可能な光分岐挿入マルチプレクサ(ROADM)ノードについて、複数のワーキング光経路にそれぞれ対応する複数のバックアップ光経路を決定するステップと、
前記バックアップ光経路の各々について及び前記ワーキング光経路の各々について個々のスペクトルの割り当てを決定するステップであって、前記バックアップ光経路及び前記ワーキング光経路は、前記ROADMノードにおいて第1終端点を有するワーキング・バックアップ光経路ペアをそれぞれ示し、前記ワーキング・バックアップ光経路ペアの各々は前記光ネットワークの共通ノードにおいて第2終端点を有し、スペクトルの割り当ては光経路に対するデータ帯域幅及び変調フォーマットを指定する、ステップと、
光経路の不具合についての所定のリスク群に基づいて、前記ROADMノードについて、前記光ネットワークにおいて前記バックアップ光経路を動作可能にするための光トランシーバの最小数を決定するステップであって、少なくとも幾つかの光トランシーバは前記バックアップ光経路の中で共有される、ステップと、
を有する方法である。
一形態によるデータセンタのうち選択された要素に関するブロック図。 一形態によるROADMノードアーキテクチャのうち選択された要素に関するブロック図。 一形態によるROADMノードアーキテクチャのうち選択された要素に関するブロック図。 専用トランスポンダを利用するトランシーバ共有形態における選択された要素に関するブロック図。 ワーキング再利用を行わない場合におけるトランシーバプールを利用するトランシーバ共有形態における選択された要素に関するブロック図。 ワーキング再利用を行う場合におけるトランシーバプールを利用するトランシーバ共有形態における選択された要素に関するブロック図。 共有復旧のためのトランシーバの効率的な利用方法の一例における選択された要素に関するフローチャートを示す図。 共有復旧のためのトランシーバの効率的な利用方法の一例における選択された要素に関するフローチャートを示す図。 一形態による管理システムのうち選択された要素に関するブロック図。 共有復旧のためのトランシーバの効率的な利用に関する選択的なシミュレーションデータについての棒グラフを示す図。
<実施形態の概要>
一形態において開示される方法は、光ネットワークにおけるトランシーバの効率的な利用のための方法であって、光ネットワークにおいて再設定可能な光分岐挿入マルチプレクサ(ROADM)ノードについて、複数のワーキング光経路にそれぞれ対応する複数のバックアップ光経路を決定するステップと、前記バックアップ光経路の各々について及び前記ワーキング光経路の各々について個々のスペクトルの割り当てを決定するステップとを含む。本方法において、前記バックアップ光経路及び前記ワーキング光経路は、前記ROADMノードにおいて第1終端点を有するワーキング・バックアップ光経路ペアをそれぞれ示してもよい。本方法において、前記ワーキング・バックアップ光経路ペアの各々は前記光ネットワークの共通ノードにおいて第2終端点を有する。本方法において、スペクトルの割り当ては光経路に対するデータ帯域幅及び変調フォーマットを指定してもよい。本方法は、光経路の不具合についての所定のリスク群に基づいて、前記ROADMノードについて、前記光ネットワークにおいて前記バックアップ光経路を動作可能にするための光トランシーバの最小数を決定するステップを含んでもよい。本方法において、少なくとも幾つかの光トランシーバは前記バックアップ光経路の中で共有されてもよい。
本方法について開示される何れかの形態において、前記光トランシーバはスーパーチャネルを送信及び受信することが可能であってもよい。本方法について開示される何れかの形態において、ワーキング・バックアップ光経路ペアのうちの少なくともいくつかは、ワーキング・バックアップ光経路ペアに含まれるワーキング光経路及びバックアップ光経路について、異なるスペクトルの割り当てを有してもよい。
本方法について開示される何れかの形態において、前記光トランシーバは前記ROADMノードにおける個別トランスポンダに含まれてもよい。本方法において、個別トランスポンダは、予め決定されるスペクトルの割り当てとともに動作する少なくとも2つの光トランシーバを含んでもよい。本方法において、前記ROADMノードはワーキング・バックアップ光経路ペアの間のプロテクションスイッチングのためのスイッチを含んでもよい。本方法において、光トランシーバの最小数を決定する前記ステップは、前記ROADMノードにおける個別トランスポンダの最小数を決定することを含んでもよい。
本方法について開示される何れかの形態において、前記光トランシーバは前記ROADMノードのトランシーバプールに含まれてもよい。本方法において、前記光トランシーバの各々は、異なるスペクトルの割り当てをサポートすることが可能なユニバーサルトランシーバであってもよい。本方法において、前記ROADMノードは、ワーキング光経路及びバックアップ光経路のうち何れかについて第1光トランシーバの選択を可能にするクロスコネクトスイッチを含んでもよい。
本方法について開示される何れかの形態において、前記ワーキング光経路に関連する前記光トランシーバは、前記バックアップ光経路については使用されない。
本方法について開示される何れかの形態において、前記ワーキング光経路に関連する少なくとも幾つかの光トランシーバが、前記バックアップ光経路について使用される。
光ネットワークにおけるトランシーバの効率的な利用に関連する別の開示される形態は、一時的ではないコンピュータ読み取り可能な(コンピュータ可読)媒体を有する製品、コンピュータ可読な記憶媒体、記憶媒体に保存されるコンピュータ実行可能な命令(コンピュータプログラム又はソフトウェア)等を含む。別の形態は、メモリと、メモリに結合されるプロセッサと、メモリに保存されるコンピュータ実行可能命令とを有する管理システムを含む。
<図面>
実施形態、実施形態の特徴及び実施形態の利点等についての更なる理解を促すために、添付図面に関連して以下において詳細な説明がなされる。
図1は一形態によるデータセンタのうち選択された要素に関するブロック図を示す。
図2Aは一形態によるROADMノードアーキテクチャのうち選択された要素に関するブロック図を示す。
図2Bは一形態によるROADMノードアーキテクチャのうち選択された要素に関するブロック図を示す。
図3Aは専用トランスポンダを利用するトランシーバ共有形態における選択された要素に関するブロック図を示す。
図3Bはワーキング再利用を行わない場合におけるトランシーバプールを利用するトランシーバ共有形態における選択された要素に関するブロック図を示す。
図3Cはワーキング再利用を行う場合におけるトランシーバプールを利用するトランシーバ共有形態における選択された要素に関するブロック図を示す。
図4Aは共有復旧のためのトランシーバの効率的な利用方法の一例における選択された要素に関するフローチャートを示す。
図4Bは共有復旧のためのトランシーバの効率的な利用方法の一例における選択された要素に関するフローチャートを示す。
図5は一形態による管理システムのうち選択された要素に関するブロック図を示す。
図6は共有復旧のためのトランシーバの効率的な利用に関する選択的なシミュレーションデータについての棒グラフを示す。
<実施形態の詳細な説明>
以下の説明では、開示される対象の内容を議論を促すために一例として詳細な事項が述べられる。しかしながら、開示される実施形態は一例にすぎず、全ての可能な実施形態を網羅しているわけではないことは、当業者に明らかである。
本明細書を通じて、ハイフンでつながれる形式の参照番号は或る要素の具体的な一例を示し、ハイフンでつながれてない形式の参照番号は全体的又は集合的に要素を示す。一例として(図面には示されていないが)、「12-1」という要素は、「12」という要素により集合的に言及される要素のクラスのうちの1つを示し、任意の1つの要素が「12」という要素により全体的に言及されてよい。図面及び明細書において、同様な参照番号は同様な要素を表現するように意図される。
多くの既存の光ネットワークは、国際電気通信連合(ITU)標準規格の波長グリッドに従って50ギガヘルツ(GHz)のチャネル間隔とともに、10ギガビット毎秒(Gbps)又は40Gbps信号レートで動作し、これは、従来の形態による光分岐挿入マルチプレクサ(optical add-drop multiplexor:OADM)及び従来の形態によるデマルチプレクサと互換性がある。しかしながら、データレートが400Gbps以上に増加すると、そのような高速データレート信号のための幅広いスペクトルの条件は、チャネル間隔を増やすことをしばしば必要とする。様々なレートの信号をサポートする従来の固定グリッドネットワーキングシステムでは、一般に、ネットワークシステム全体が、最速レート信号を収容できるように最も粗いチャネル間隔で動作しなければならない(例えば、100GHz、200GHz等のようなチャネル間隔を使用する必要がある)。これは、より遅いレートの信号については過剰に広いチャネル間隔を準備することになり、全体的なスペクトル利用度を下げてしまう。
そこで、光ネットワークは、特定の周波数をチャネル毎に指定できるようにするフレキシブルグリッド光ネットワーキング(flexible grid optical networking)と互換性を有する素子を使用してもよい。例えば、波長分割多重(wavelength division multiplexing:WDM)伝送の波長チャネルの各々は、少なくとも1つの周波数スロットを利用して指定されてもよい。例えば、シンボルレートの低い波長チャネルには1つの周波数スロットが割り当てられる一方、シンボルレートの高い波長チャネルには複数の周波数スロットが割り当てられてもよい。一例では、WDM信号の個々の又は複数の波長を挿入又は分岐することが可能な再設定可能なOADM(reconfigurable OADM:ROADM)が使用されてもよく、WDM信号は例えば波長選択スイッチ(wavelength selective switch:WSS)を利用して光領域で挿入又は分岐されるデータチャネルを搬送する。
更に、スペクトル伝送効率を向上させるため、光チャネルは、スペクトル領域で密に詰め込まれるサブキャリア(チャネル)を含むスーパーチャネル(superchannel)で実現されてもよい。スーパーチャネルは高密度WDM(dense WDM:DWDM)の進化形態を表す。スーパーチャネルは、例えばROADMを利用して光ネットワークにおける1つのエンティティ(single entity)のようにルーティングされる。
図面を参照すると、図1は一実施形態によるデータセンタネットワーク100を示している。図1において、データセンタネットワーク100は光ネットワーク106、データセンタノード102、ROADMノード108及び光経路104を含んでもよい。図1に示されるように、データセンタネットワーク100は、説明目的の一例であり、データセンタノード102同士の間の光経路104の相互接続を含む様々なタイプ及び構成のネットワーク形態を表現してもよく、この場合において、光経路104の帯域幅は例えばROADMノード108における様々なトランシーバを用いて調整可能であってもよい。データセンタネットワーク100において、光ネットワーク106を形成するROADMノード108は、カラーレス・ディレクションレス・コンテンジョンレス・グリッドレス(colorless, directionless, contentionless, gridless:CDCG)である再設定可能な光分岐挿入マルチプレクサ(ROADM)ノードを含んでもよく、これらのノードがデータセンタノード108を相互接続する。様々な実施形態において、光ネットワーク106は上述したようなフレキシブルグリッド光ネットワークであってもよい。
具体的には、図1に示されるように、データセンタネットワーク100は、コネクション110-1を介してデータセンタノード102-1を光ネットワーク106に接続するROADMノード108-1を含む。「データセンタ」は「DC」(data center)と言及されてもよい。また、データセンタネットワーク100は、コネクション110-2を介してデータセンタノード102-2を光ネットワーク106に接続するROADMノード108-2も含む。データセンタネットワーク100は、コネクション110-3を介してデータセンタノード102-3を光ネットワーク106に接続し、コネクション110-4を介してデータセンタノード102-4を光ネットワーク106に接続するROADMノード108-3も含む。データセンタネットワーク100は、光ネットワーク106における内部ノードであるROADMノード108-4も含む。光ネットワーク106において、光経路104-1はROADMノード108-1及び108-2を接続し、光経路104-2はROADMノード108-1及び108-3を接続し、光経路104-3はROADMノード108-1及び108-4を接続し、光経路104-4はROADMノード108-4及び108-3を接続し、そして、光経路104-5はROADMノード108-2及び108-3を接続する。図1におけるデータセンタネットワーク100は寸法を描くものではなく概略的な表現であり、個々のROADMノード108同士の間の光経路104の距離はかなり変動することが想定される。
データセンタ間接続要求(inter-data center connection request)と呼ばれるデータセンタ102間の接続を準備する段階において、ビットレート(又はデータ帯域幅)及び変調フォーマットを含む所望のスペクトル割り当てに対して光経路が提供される。「接続要求」は「コネクションリクエスト」等と言及されてもよい。以下の説明において、DC間接続の各々は、ROADMノード108におけるトランシーバを利用して生成されるスーパーチャネルであると仮定されてもよい。ROADMノード108は、距離に応じた適応変調(距離適応変調)の機能を有し、例えば、所与の光経路に対して所望の変調フォーマットを選択する機能を有する。「変調フォーマット」は「変調方式」等と言及されてもよい。所望の変調フォーマットについて個別的な又は専用のトランスポンダを選択することにより、或いは、所望の変調フォーマットを使用するように汎用のトランシーバを設定することにより、所望の変調フォーマットは設定されてもよく、この点については後述する。コネクションリクエストで指定される光経路についての物理的な距離及びビットレートに基づいて、(より高いスペクトル効率を達成するために)適切な変調フォーマット及び複数の関連するトランシーバが提供されてもよい。
データセンタネットワーク100では、CDCG-ROADMノード108を利用してフレキシブルグリッド光ネットワーク106において復旧(restoration)が実行されてもよい。文脈上適切であるならば「復旧」は「回復」、「障害回復」、「レストレーション」等と言及されてもよい。例えば、光ネットワーク106のオペレータにとっての顧客から、データセンタノード102-1とデータセンタノード102-2との間で提供するネットワークを求めて到来するリクエストは、ワーキング(working)光経路及びバックアップ(backup)光経路が提供される結果をもたらす。「ワーキング光経路」は「現用系光経路」等と言及されてもよい。「バックアップ光経路」は「予備系光経路」等と言及されてもよい。一実施形態において、ワーキング光経路が光経路104-1である一方、バックアップ光経路が光経路104-2及び104-5を含んでもよい。ワーキング光経路及びバックアップ光経路は、ワーキング・バックアップ光経路ペアと言及され、ワーキングバックアップ光経路ペアはROADMノード108-1及び108-2において共通終端ノードを有する。バックアップ光経路の物理的な距離が、関連するワーキング光経路の物理的な距離と相違する場合、バックアップ光経路について指定される変調フォーマット及びトランシーバ数は、ワーキング光経路と相違してもよい。ワーキング光経路とバックアップ光経路との間でのトランシーバ数の相違に加えて、他のコネクションリクエストのバックアップ光経路の間の相違は、ネットワーク障害の際に、非効率的なトランシーバの共有という結果を招くかもしれない。トランシーバ数は光ネットワーク106に関するコストに大きく寄与するので、フレキシブル光ネットワークにおいて共有形式の復旧のための効率的な方法が望まれる。
本願の発明者等は、フレキシブルグリッド光ネットワーク106における共有形式の復旧のためにROADMノードのトランシーバを効率的に利用する方法を見出した。実施形態により開示される方法は、バックアップ光経路に使用さえるトランシーバの総数を最小化する。実施形態により開示される方法は、個別化されるトランスポンダを利用することにより、又は、トランシーバのプールによるフレキシブルなROADMアーキテクチャを利用することにより、トランシーバの共有による経済的な恩恵をもたらす。
図2Aにおいて、ROADMノードアーキテクチャ200-1はワーキング光経路242及びバックアップ光経路244を含み、これらは図1における光経路104を表す。ROADMノードアーキテクチャ200-1は、更に、一形態によるROADMノード108とサービス経路240と含み、これは図1においてデータセンタノード102に対するコネクション110を表現する。
図2Aに示されるように、ROADMノード108は2種類の個別化されたトランスポンダ(専用のトランスポンダ)を含み、それらは:2つのトランシーバを有し、デュアル偏波16QAM(dual polarization 16QAM:DP-16QAM)変調フォーマットを利用する400Gトランスポンダ206と、4つのトランシーバを有し、DP-QPSK変調フォーマットを利用する400Gトランスポンダ208とである。400Gトランスポンダ206及び400Gトランスポンダ208は、光経路及び電気経路の間で何れの方向でも同時に双方向に変換する動作を行ってもよい。図2Aに示されるように、400Gトランスポンダ206はトランシーバ210-1及び210-2における光信号に対応する2×200G電気信号を処理するOTNモジュール212を含む一方、400Gトランスポンダ208はトランシーバ210-3、210-4、210-5及び210-6における光信号に対応する4×100G電気信号を処理するOTNモジュール214を含む。トランシーバ210は、個々のトランシーバについての固定されたデータ帯域幅及び変調フォーマットで動作する個別トランシーバと言及されてもよい。「個別トランシーバ」は「専用トランシーバ」等と言及されてもよい。様々な実施形態において、特定のコネクションリクエストに関連する変調フォーマット又は距離(又はリーチ(reach))に適合するように、適切なタイプのトランシーバがROADMノード108に導入されてよいことに留意を要する。
ROADMノードアーキテクチャ200-1にはスイッチ220も含まれており、スイッチ220は、ワーキング光経路242が不具合を生じる場合又は動作不能になる場合に、復旧のためにトランスポンダをバックアップ光経路244に切り替えるために使用され、これは「プロテクションスイッチング」とも言及される。ROADMノード200-1において、プロテクションスイッチングは、ROADMノード108によりコネクション110においてサービス経路240がデータセンタ102に提供されるように、スイッチ220を利用して内的に実行される。ROADMノードアーキテクチャ200-1において個別トランスポンダを利用するトランシーバ共有形態の動作例については、図3Aを参照しながら詳細に説明される。
図2Bにおいて、ROADMノードアーキテクチャ200-2はワーキング光経路242及びバックアップ光経路244を含み、これらは図1における光経路104を表す。ROADMノードアーキテクチャ200-2は、更に、一形態によるROADMノード108と、コネクション110と、図1のデータセンタノード102のうちの或る要素と含む。
図2Bに示されるように、ROADMノード108はトランシーバ211を含むトランシーバプール(transceiver pool)230を含む。説明の簡明化のため、7つのトランシーバ(211-1,211-2,211-3,211-4,211-5,211-6,211-7)がROADMノードアーキテクチャ200-2において示されているが、トランシーバプール230は別の個数のトランシーバとともに動作してもよいことが理解される。一実施形態では、トランシーバ211は様々なタイプの光変調フォーマットを処理することが可能なユニバーサルトランシーバ(universal transceiver)であってもよい。トランシーバ211は、ROADMノード108における様々な光経路の間で共有されてもよい(又は割り当てられてもよい)。トランシーバ211のフレキシブルな利用(柔軟な利用)は、(「マトリクススイッチ」とも言及される)クロスコネクトスイッチ222を利用することにより可能になり、クロスコネクトスイッチ222はコネクション110を介して電気信号経路をデータセンタノード102における対応するラインカード224に出力する。例えば、図2Bに示されるように、ワーキング光経路242はROADM204により各自のトランシーバ211-1及び211-4に対する2×200G光チャネルとして出力される。次に、クロスコネクトスイッチ222は、トランシーバ211-1及び211-4からの2×200G電気信号を、コネクション110を介して、データセンタノード102における2×200Gラインカード224-1にルーティングする。文脈上適切であるならば「ルーティング」は「配信」等と言及されてもよい。データセンタノード102において、2×200Gラインカード224-1は、ワーキング光経路242にリンクされるワーキング電気経路として、400G電気信号をスイッチ250に出力する。図2Bに示されるように、バックアップ光経路244は、4×100G光チャネルとして、ROADMノード204により個々のトランシーバ211-3、211-5、211-6及び211-7に出力される。次に、クロスコネクトスイッチ222は、コネクション110を介してトランシーバ211-3、211-5、211-6、211-7からデータセンタノード102の4×100Gラインカード224-2へ4×1-G電気信号をルーティングする。データセンタノード102において、4×100ラインカード224-2は、バックアップ光経路244にリンクされるバックアップ電気経路として、400G電気信号をスイッチ250に出力する。その結果、データセンタノード102において、スイッチ250は、ワーキング光経路242及びバックアップ光経路244の間でプロテクションスイッチングを実行する。
従って、ROADMノードアーキテクチャ200-2において、スイッチ250を利用してワーキング光経路242からバックアップ光経路244へ切り替えるように、データセンタノード102においてプロテクションスイッチングが実行される。トランシーバプール230を利用して、ROADMノードアーキテクチャ200-2は、特定のコネクションリクエストに関連する変調フォーマット又はリーチに適合するように、トランシーバ211の柔軟な選択を可能にする。ROADMノードアーキテクチャ200-2においてトランシーバプール230を利用するトランシーバの共有化についての2つの動作例が図3A及び図3Bに関連して以下において詳細に説明される。
スペクトルの利用の仕方を改善するために、ワーキング及びバックアップ光経路のルーティング及びスペクトル割り当て(routing and spectrum assignment:RSA)について様々な共有復旧方法(shared restoration method)が(距離適応変調とともに)フレキシブルグリッド光ネットワークで採用されてよい。光ネットワークにおいて1つの共有リスクグループ(single shared risk group(SRG))障害が仮定される。文脈上適切であるならば「リスク」は「不具合の要因」、「不具合の危険性」等と言及されてもよい。図3A、図3B及び図3Cに関連してそれぞれ説明されるトランシーバ共有例300、301、302において使用される様々な障害リスク(failure risks)rjを示す様々なSRGの具体例が表1に与えられる。表1において、リスクr1はワーキング光経路242-1及び242-2についての障害に関連し、リスクr2はワーキング光経路242-2及び242-3についての障害に関連する一方、リスクr3はワーキング光経路242-4についての障害に関連する。その結果、バックアップ光経路がワーキング光経路と何れのノードもリンクも共有しないように、バックアップ光経路はワーキング光経路に対してリスクディスジョイント(risk-disjoint)であるように選択されてもよい。以下に説明される具体例について表1で使用されるSRGリスクは、例示的であり、説明を意図して選択されていることに、留意を要する。任意の数及び組み合わせによるSRGリスク又はワーキング光経路が様々な形態で使用されてよいことが理解されるであろう。
Figure 0006471571
表1:トランシーバ共有例300,301,302におけるSRGリスク
以下において詳細に説明されるように、所与の一群のワーキング光経路についてバックアップ光経路を特定するための3つの異なる復旧手順が図3A、図3B及び図3Cにおいて提供される。復旧手順は、例えば、コネクションリクエストに関連するように、ワーキング光経路及びバックアップ光経路のルート及びスペクトル割り当てを生成(又は出力)することを含む。ルート及びスペクトル割り当ては、本願で開示されるトランシーバ共有方法に対する入力として与えられてもよい。その入力に基づいて、各々のROADMノード108において開始及び終端するワーキング光経路及びバックアップ光経路が特定される。バックアップ光経路の選択や、ROADMノード108におけるトランシーバの共有度(共有の仕方)は、ROADMノード108で使用される様々な要素に依存してもよい。
更に、ROADMノードeにおいて開始及び終了し及びSRGリスクrj障害に対してトランシーバが指定される一群のバックアップ光経路244を規定するコンフリクトセット(又は競合群)Be rjが導入される。バックアップ光経路244に関連するワーキング光経路242が不具合を生じた場合に、バックアップ光経路244はトランシーバの割り当てを受けてもよい。更に、コンフリクトセットBe rjの一部分としてBe,k rjが規定されてもよく、これは、リスクrjに関連する不具合についてROADMノードeにおけるk個のトランシーバを利用するバックアップ光経路244を含む。RSA手順による出力を利用して、ROADMノード108の各々におけるコンフリクトサブセットが決定されてもよい。
図3A、図3B及び図3Cを参照すると、共有復旧のためのトランシーバの効率的利用を促すトランシーバ共有形態における選択された要素が示される。図3A、図3B及び図3Cにおいて、ワーキング光経路Worki({rj})は、一群のリスク{rj}とともにi番目のワーキング光経路を表現する。各々のワーキング光経路242-i(Worki)について、対応するバックアップ光経路244-i(Backupi)が規定されてもよい。図3A、図3B及び図3Cに示される例において、光経路は400Gb/sであるように仮定されてもよい。ワーキング光経路242に加えて、バックアップ光経路244-3及びバックアップ光経路244-4は、2つのトランシーバ(k=2)とともにDP-16QAM変調フォーマットを利用するように仮定されてもよい。バックアップ光経路244-1及びバックアップ光経路244-2は、4つのトランシーバ(k=4)とともにDP-QPSK変調フォーマットを利用するように仮定されてもよい。
図3Aでは、個別トランスポンダ(図2A参照)とともに通常のROADMにおけるトランシーバ共有形態301のうちの選択された要素が図示されている。トランシーバ共有形態301において、ワーキング光経路242-1はトランスポンダ206-1Wを利用し、ワーキング光経路242-2はトランスポンダ206-2Wを利用し、ワーキング光経路242-3はトランスポンダ206-3Wを利用し、ワーキング光経路242-4はトランスポンダ206-4Wを利用する。トランシーバ共有形態301におけるリスクr1障害の場合、バックアップ光経路244-1がトランスポンダ208-1Bを利用し、バックアップ光経路244-2がトランスポンダ208-2Bを利用し、これらはROADM204を利用して接続される。トランシーバ共有形態301におけるリスクr2障害の場合、バックアップ光経路244-2がトランスポンダ208-1Bを利用する。図3Aにおける各々のトランシーバ206、208は固定された変調フォーマットを有するので、DP-QPSKフォーマットを利用するトランスポンダ208はDP-16QAMフォーマットのためには使用されず、従ってトランスポンダ206-1BはDP-16QAMに対応するバックアップ光経路244-3に割り当てるために使用される。トランシーバ共有形態301におけるリスクr3障害の場合、バックアップ光経路244-4についてトランスポンダ206-1Bが再び利用される。従って、トランシーバ共有形態301において、バックアップ光経路244-3及びバックアップ光経路244-4はトランスポンダ206-1Bを共有するが、その理由は、バックアップ光経路244-3及びバックアップ光経路244-4は、同じタイプのトランスポンダ206(DP-16QAM)を利用し、リスクディスジョイントなワーキング光経路に関連付けられるからである。
個別トランスポンダを利用するROADMノード108(ROADMe)におけるバックアップトランシーバの数は、あるリスク不具合についてのトランスポンダ206におけるトランシーバ210の最大数(k=2)、プラス、あるリスク不具合についてのトランスポンダ208におけるトランシーバ210の最大数(k=4)であってもよい。従って、個別トランスポンダの場合にROADMeにおけるバックアップトランシーバの総数は、図3Aのトランシーバ共有形態301に示されるように、次の数式(1)により与えられてもよい。
数式(1):
Figure 0006471571
数式(1)に基づくと、図3AにおけるROADMノード108で使用されるバックアップトランシーバの総数は、(1×2)+(2×4)=10となる。
図3Bでは、図2BのROADMノードアーキテクチャ200-2に基づいてトランシーバプール230を利用するトランシーバ共有形態302における選択された要素が示される。図3Bにおいて、ワーキングトランシーバ211-1W,211-2W,211-3W,211-4W,211-5W,211-6W,211-7W,211-8Wは、障害が生じた後に、バックアップトランシーバとして再利用されない。トランシーバ共有形態302におけるリスクr1障害の場合、バックアップ光経路244-1及びバックアップ光経路244-2は、合計8つのバックアップトランシーバ(211-1B,211-2B,211-3B,211-4B,211-5B,211-6B,211-7B,211-8B)を利用してよい。トランシーバ共有形態302におけるリスクr2障害の場合、4つのバックアップトランシーバ(例えば、211-1B,211-2B,211-3B,211-4B)プールがバックアップ光経路244-2について再利用され、2つのバックアップトランシーバ(例えば、211-5B,211-6B)がバックアップ光経路244-3について再利用されてもよい。トランシーバ共有形態302におけるリスクr3障害の場合、2つのバックアップトランシーバがバックアップ光経路244-4について再利用される(例えば、211-1B,211-2B)。トランシーバプール230におけるトランシーバ211の柔軟な利用可能性に起因して、トランシーバ211についての様々な割り振りが、様々な形態で使用されてよい。図3Bのトランシーバ共有形態302におけるトランシーバプール230は、図3Aのトランシーバ共有形態301と比較して、バックアップ光経路の中でバックアップトランシーバを共有する機能を改善し、更なる節約効果をもたらすことに留意を要する。
トランシーバプール230を有するROADMノード108(ROADMe)についてのバックアップトランシーバの総数は、リスク障害について使用されるトランシーバの最大数である。従って、トランシーバ共有形態302におけるトランシーバプール230の場合にROADMeにおけるバックアップトランシーバの総数は、図3Bに示されるように、次の数式(2)により与えられてもよい。
数式(2):
Figure 0006471571
数式(2)に基づくと、図3Bにおけるトランシーバ共有形態302におけるROADMノード108で使用されるバックアップトランシーバの総数は、8になる。
図3Cでは、図2BのROADMノードアーキテクチャに基づくトランシーバプール230を利用するトランシーバ共有形態303における選択された要素が示される。図3Cでは、トランシーバ共有形態303におけるトランシーバプール230の利点を考慮して、障害のあるワーキング光経路242からトランシーバを再利用することにより、バックアップトランシーバの更なる節約が達成される。障害は光ネットワーク106における他の何処かに存在すると仮定されることに起因して、障害のあるワーキング光経路に属するトランシーバ211が再利用されてよい。
トランシーバ利用形態303におけるリスクr1障害の場合、バックアップ光経路244-1及びバックアップ光経路244-2は、4つのバックアップトランシーバ(211-1B,211-2B,211-3B,211-4B)に加えて、4つのワーキングトランシーバ(例えば、211-1W,211-2W,211-3W,211-4W)の全体を利用してよい。トランシーバ利用形態303におけるリスクr2障害の場合、4つのバックアップトランシーバ(例えば、211-1B,211-2B,211-3B,211-4B)プールがバックアップ光経路244-2について再利用され、2つのワーキングトランシーバ(例えば、211-5W,211-6W)がバックアップ光経路244-3について再利用されてもよい。トランシーバ利用形態303におけるリスクr3障害の場合、2つのバックアップトランシーバがバックアップ光経路244-4について再利用されてもよい(例えば、211-1B,211-2Bが利用されてもよい)。トランシーバプール230におけるトランシーバ211の柔軟な利用可能性に起因して、トランシーバ211の様々な割り振りが様々な形態で利用されてよい。図3Cのトランシーバ共有形態303におけるトランシーバプール230は、図3Bのトランシーバ共有形態302と比較して、バックアップ光経路の中でトランシーバを共有する機能を改善し、更なる節約効果をもたらすことに留意を要する。
図3Cのトランシーバ共有形態303に示されるように、トランシーバプール230を有し、ワーキングトランシーバの再利用を行う場合のROADMノード108(ROADMe)におけるバックアップトランシーバの総数は、あるリスク障害について、障害のあるワーキング光経路からのトランシーバを加味したバックアップトランシーバの最大数であってもよい。We,k rjを、リスクrjが生じる場合に不具合になりk個のトランシーバが割り振られる一群のワーキング光経路であるとする。従って、ROADMeにおけるバックアップトランシーバの数は、図3Cに示されるように、次の数式(3)により与えられてもよい。
数式(3):
Figure 0006471571
数式(3)に基づくと、図3Cにおけるトランシーバ共有形態303におけるROADMノード108におけるバックアップトランシーバの総数は、4になる。全てのワーキング光経路242及びバックアップ光経路244が同じ変調フォーマットを利用し同数のトランシーバを利用する場合、何らかの追加的なバックアップトランシーバを追加することなく、全てのワーキングトランシーバがバックアップトランシーバとして再利用されてよいことに、留意を要する。
フレキシブルグリッド光ネットワークにおける共有復旧に関する動作の複雑さ及び復旧の遅延は、図3A、図3B、図3Cに関連して示される個々の場合について、選択されるトランシーバに切り替えること、ROADMを切り替えること(スイッチング)及び指定されれるスペクトルにトランシーバを調整することに主に関連する。図3Aにおける個別トランスポンダは、固定フォーマットのトランスポンダカードを利用できることに起因して簡易に管理でき、図3A、図3B、図3Cに示される個々の形態のそれぞれについて同様な復旧遅延が予想されるが、その理由は、復旧遅延はトランシーバの調整時間により主に支配されるからである。
図4Aを参照すると、本願で説明されるような共有復旧のためのトランシーバの効率的な利用を実現するための方法例400における選択された要素がフローチャートの形式で示されている。様々な実施形態において、方法400はバックアップトランシーバマネジャ530を用いて実行される。方法400に示される所定の処理は必要に応じて並べ替えられてもよいし或いは省略されてもよいことに留意を要する。
方法400は、ROADMノードにおいてワーキング光経路及びバックアップ光経路を決定することにより始まる(処理402)。光経路の各々についてデータ帯域幅及び変調フォーマットを指定するスペクトル割り当て(割り当て方)が決定される(処理404)。光経路の不具合についての所定の一群のリスクに基づいて、ROADMノードについて、光ネットワークにおけるバックアップ光経路を可能にする光トランシーバの最小数が決定され(処理406)、この場合において、少なくとも幾つかの光トランシーバはバックアップ光経路において共有される。
図4Bを参照すると、本願で説明されるような共有復旧のためのトランシーバの効率的な利用を実現するための方法例401における選択された要素がフローチャートの形式で示されている。方法401は方法400(図4A)における処理404の少なくとも一部を表現する。様々な実施形態において、方法401はバックアップトランシーバマネジャ530を用いて実行される。方法401に示される所定の処理は必要に応じて並べ替えられてもよいし或いは省略されてもよいことに留意を要する。
方法401は、光トランシーバは個別トラスポンダに含まれるか否かを判断することにより始まる(処理410)。光トランシーバが個別トランスポンダに含まれる場合、処理410の結果はYES(イエス)となり、バックアップ光経路を可能にするためにROADMノードにおける個別トランスポンダの最小数が決定される(処理412)。光トランシーバが個別トランスポンダに含まれない場合、処理410の結果はNO(ノー)となり、ワーキング光経路に使用される光トランシーバが、バックアップ光経路のために再利用されるか否かについての判断がなされる(処理414)。ワーキング光経路に使用される光トランシーバが再利用されない場合、処理414の結果はNO(ノー)となり、ワーキング光経路及びバックアップ光経路について異なる光トランシーバが利用される(処理418)。ワーキング光経路に使用される光トランシーバが再利用される場合、処理414の結果はYES(イエス)となり、少なくとも幾つかのワーキング経路の光トランシーバが、バックアップ光経路に改めて指定される(処理416)。
図5を参照すると、一形態による管理システム500のうち選択された要素に関するブロック図が示される。図5において、管理システム500は、本願で説明されるように、共有復旧のためのトランシーバの効率的な利用を実行するための物理的な素子及び論理的な素子を含むコンピュータシステムとして表現されており、その結果、プロセッサ501、メモリ510及びネットワークインタフェース520を含んでもよい。プロセッサ501は、1つ以上の個別的な処理ユニットを表現してもよく、プログラム命令を実行し、データを解釈し、メモリ510又は管理システム500により保存されるデータを処理してもよい。
図5において、メモリ510は、プロセッサ501に通信可能に結合され、或る期間にわたってプログラム命令及び/又はデータを維持するのに相応しいシステム、デバイス又は装置を有してもよい(例えば、コンピュータにより読み取ることが可能な(コンピュータ可読)媒体であってよい)。メモリ510は様々なタイプの素子及び装置を含んでもよく、例えば、ランダムアクセスメモリ(RAM)、電気的に消去可能なリードオンリメモリ(EEPROM)、PCMCIAカード、フラッシュメモリ、ソリッドステートディスク、ハードディスクドライブ、磁気テープライブラリ、光ディスクドライブ、磁気光ディスクドライブ、コンパクトディスクドライブ、コンパクトディスクアレイ、ディスクアレイコントローラ、及び/又は、揮発性又は不揮発性メモリのうちの適切な任意の選択又は配置等を含んでもよい。不揮発性メモリとは、電源が落とされた後でもデータを保持するメモリを示す。様々な実施形態において、メモリ510は様々な数の物理ストレージ装置を含んでもよいことに留意を要する。
図5に示されるように、メモリ510は、ある一群のコンピュータ可読命令を表現するバックアップトランシーバマネジャ530を含み、コンピュータ可読命令は、プロセッサ501のようなプロセッサにより実行される場合に、共有復旧に関するトランシーバの効率的な利用のための様々なアルゴリズムを実行し、そのようなアルゴリズムは、例えばトランシーバの共有301、302、303及び方法400等に関連してよいが、これらに限定されない。情報ストレージ540は、バックアップトランシーバマネジャ530に関連するデータ及びパラメータのような様々なデータ及びパラメータを保存してもよい。
図6を参照すると、図3A、図3B及び図3Cに対応する3つのそれぞれの場合について、バックアップトランシーバ及びワーキングトランシーバの比率を比較するシミュレーションデータが、棒グラフの形式で提供されている。バックアップトランシーバ対ワーキングトランシーバの比率は、ネットワークにおける全体的なトランシーバの利用についての優れた尺度を表わし、この場合において、低い比率は高い利用度を示す。図3Cのようにワーキングトランシーバの再利用とともにトランシーバプールを利用する場合、バックアップトランシーバ対ワーキングトランシーバの最大比率は16%になることが見出され、図3Aのような個別トランスポンダの場合の68%から大幅な削減効果を示す。バックアップトランシーバ対ワーキングトランシーバの最大比率の値が低い状況は、図2Bに示されるROADMアーキテクチャにより提供されるトランシーバ共有形態の柔軟性を考慮することにより達成される。バックアップ光経路は、典型的には、長い物理的距離を有し、ワーキング光経路についてはDP-16QAMを利用するのに対してDP-QPSKを利用することに起因して、追加的なバックアップトランシーバが存在してもよい。コネクションリクエストのバックアップ光経路が関連するワーキング光経路より多い数のトランシーバを利用する高い比率のコネクションリクエストに起因して、ランダムBは他のコネクションリクエスト群より僅かに多い数のバックアップトランシーバを利用してもよい。図3Bのようなワーキングトランシーバの再利用を行わないトランシーバプールの場合、バックアップトランシーバ対ワーキングトランシーバの比率は、バックアップ光経路の間のフレキシブルトランシーバ共有に起因して約70%程度になる。図3Aのような個別トランスポンダの場合、バックアップトランシーバ対ワーキングトランシーバの比率は、異なるタイプのバックアップトランスポンダの機能を共有することは少ないことに起因して、3つ全ての場合のうち最高の約80%になる。個別トランスポンダの場合、ランダムAはバックアップトランシーバ対ワーキングトランシーバの最高比率をもたらし、その理由は、ランダムAは最も均衡したDP-16QAM及びDP-QPSKバックアップ光経路を有し(DP-16QAMについては40%及びDP-QPSKについては60%)、異なるタイプの個別トランスポンダを利用して経路の中で共有化を図る機能に乏しいからである。
本願により開示されるように、トランシーバ共有方法は、フレキシブルグリッド光ネットワークにおける共有復旧のための様々なROADMノードアーキテクチャに基づいてよい。トランシーバのプールを有するROADMノードアーキテクチャは、従来のROADMノードアーキテクチャと比較して、バックアップ光経路についてのトランシーバの利用性を改善する。ワーキング及びバックアップの光経路についてプール内のトランシーバを共有することで、トランシーバの利用性を更に改善できる。本願により開示される方法は、複数のビットレート及び異なる変調フォーマットに利用されてもよい。
本明細書の目的は1つ以上の実施形態に関連して説明を行うことであるが、何れの請求項も、説明された特定の形態に限定されるようには意図されていない。むしろ、本願に関連する何れの請求項も、本願の精神及び範囲に包含される代替例、変形例及び均等物を包含するように意図される。
<関連分野>
実施形態はフレキシブルグリッド光ネットワークに関連し、特に、フレキシブルグリッド光ネットワークにおける共有復旧のためのトランシーバの効率的な利用に関連する。
<関連出願>
本願は「EFFICIENT UTILIZATION OF TRANSCEIVERS FOR SHARED RESTORATION IN FLEXIBLE GRID OPTICAL NETWORKS」と題する2014年4月10日付け出願の米国仮出願第61/978,030号による優先的利益を享受する。
100 データセンタネットワーク
102 データセンタ
104 光経路
106 光ネットワーク
108 再設定可能な光分岐挿入(ROADM)ノード
110 コネクション

Claims (21)

  1. 光ネットワークにおけるトランシーバの効率的な利用のための方法であって、
    光ネットワークにおいて再設定可能な光分岐挿入マルチプレクサ(ROADM)ノードについて、複数のワーキング光経路にそれぞれ対応する複数のバックアップ光経路を決定するステップと、
    前記バックアップ光経路の各々について及び前記ワーキング光経路の各々について個々のスペクトルの割り当てを決定するステップであって、前記バックアップ光経路及び前記ワーキング光経路は、前記ROADMノードにおいて第1終端点を有するワーキング・バックアップ光経路ペアをそれぞれ示し、前記ワーキング・バックアップ光経路ペアの各々は前記光ネットワークの共通ノードにおいて第2終端点を有し、スペクトルの割り当ては光経路に対するデータ帯域幅及び変調フォーマットを指定する、ステップと、
    光経路の不具合についての所定のリスク群に基づいて、前記ROADMノードについて、前記光ネットワークにおいて前記バックアップ光経路を動作可能にするための光トランシーバの最小数を決定するステップであって、少なくとも幾つかの光トランシーバは前記バックアップ光経路の中で共有される、ステップと、
    を有する方法。
  2. 前記光トランシーバはスーパーチャネルを送信及び受信することが可能である、請求項1に記載の方法。
  3. ワーキング・バックアップ光経路ペアのうちの少なくともいくつかは、ワーキング・バックアップ光経路ペアに含まれるワーキング光経路及びバックアップ光経路について、異なるスペクトルの割り当てを有する、請求項1に記載の方法。
  4. 前記光トランシーバは前記ROADMノードにおける個別トランスポンダに含まれ、個別トランスポンダは、予め決定されるスペクトルの割り当てとともに動作する少なくとも2つの光トランシーバを含み、前記ROADMノードはワーキング・バックアップ光経路ペアの間のプロテクションスイッチングのためのスイッチを含み、光トランシーバの最小数を決定する前記ステップは、前記ROADMノードにおける個別トランスポンダの最小数を決定する、請求項1に記載の方法。
  5. 前記光トランシーバは前記ROADMノードのトランシーバプールに含まれ、前記光トランシーバの各々は、異なるスペクトルの割り当てをサポートすることが可能なユニバーサルトランシーバであり、前記ROADMノードは、ワーキング光経路及びバックアップ光経路のうち何れかについて前記トランシーバプールからの光トランシーバの選択を可能にするクロスコネクトスイッチを含む、請求項1に記載の方法。
  6. 前記ワーキング光経路に関連する前記光トランシーバは、前記バックアップ光経路については使用されない、請求項5に記載の方法。
  7. 前記ワーキング光経路に関連する少なくとも幾つかの光トランシーバが、前記バックアップ光経路について使用される、請求項5に記載の方法。
  8. 一時的でないコンピュータ読み取り可能な媒体と、
    前記コンピュータ読み取り可能な媒体に保存されるコンピュータ実行可能な命令であって、プロセッサにより読み取ることが可能であり、前記プロセッサに方法を実行させる命令と、
    を有する製造品であって、前記方法は、
    光ネットワークにおいて再設定可能な光分岐挿入マルチプレクサ(ROADM)ノードについて、複数のワーキング光経路にそれぞれ対応する複数のバックアップ光経路を決定するステップと、
    前記バックアップ光経路の各々について及び前記ワーキング光経路の各々について個々のスペクトルの割り当てを決定するステップであって、前記バックアップ光経路及び前記ワーキング光経路は、前記ROADMノードにおいて第1終端点を有するワーキング・バックアップ光経路ペアをそれぞれ示し、前記ワーキング・バックアップ光経路ペアの各々は前記光ネットワークの共通ノードにおいて第2終端点を有し、スペクトルの割り当ては光経路に対するデータ帯域幅及び変調フォーマットを指定する、ステップと、
    光経路の不具合についての所定のリスク群に基づいて、前記ROADMノードについて、前記光ネットワークにおいて前記バックアップ光経路を動作可能にするための光トランシーバの最小数を決定するステップであって、少なくとも幾つかの光トランシーバは前記バックアップ光経路の中で共有される、ステップと、
    を有する、製造品。
  9. 前記光トランシーバはスーパーチャネルを送信及び受信することが可能である、請求項8に記載の製造品。
  10. ワーキング・バックアップ光経路ペアのうちの少なくともいくつかは、ワーキング・バックアップ光経路ペアに含まれるワーキング光経路及びバックアップ光経路について、異なるスペクトルの割り当てを有する、請求項8に記載の製造品。
  11. 前記光トランシーバは前記ROADMノードにおける個別トランスポンダに含まれ、個別トランスポンダは、予め決定されるスペクトルの割り当てとともに動作する少なくとも2つの光トランシーバを含み、前記ROADMノードはワーキング・バックアップ光経路ペアの間のプロテクションスイッチングのためのスイッチを含み、光トランシーバの最小数を決定する前記ステップは、前記ROADMノードにおける個別トランスポンダの最小数を決定する、請求項8に記載の製造品。
  12. 前記光トランシーバは前記ROADMノードのトランシーバプールに含まれ、前記光トランシーバの各々は、異なるスペクトルの割り当てをサポートすることが可能なユニバーサルトランシーバであり、前記ROADMノードは、ワーキング光経路及びバックアップ光経路のうち何れかについて前記トランシーバプールからの光トランシーバの選択を可能にするクロスコネクトスイッチを含む、請求項8に記載の製造品。
  13. 前記ワーキング光経路に関連する前記光トランシーバは、前記バックアップ光経路については使用されない、請求項12に記載の製造品。
  14. 前記ワーキング光経路に関連する少なくとも幾つかの光トランシーバが、前記バックアップ光経路について使用される、請求項12に記載の製造品。
  15. メモリと、
    前記メモリに結合されるプロセッサと、
    前記メモリに保存されるプロセッサ実行可能な命令であって、前記プロセッサにより読み取ることが可能であり、前記プロセッサに方法を実行させる命令と、
    を有する管理システムであって、前記方法は、
    光ネットワークにおけるトランシーバの効率的な利用のための方法であって、
    光ネットワークにおいて再設定可能な光分岐挿入マルチプレクサ(ROADM)ノードについて、複数のワーキング光経路にそれぞれ対応する複数のバックアップ光経路を決定するステップと、
    前記バックアップ光経路の各々について及び前記ワーキング光経路の各々について個々のスペクトルの割り当てを決定するステップであって、前記バックアップ光経路及び前記ワーキング光経路は、前記ROADMノードにおいて第1終端点を有するワーキング・バックアップ光経路ペアをそれぞれ示し、前記ワーキング・バックアップ光経路ペアの各々は前記光ネットワークの共通ノードにおいて第2終端点を有し、スペクトルの割り当ては光経路に対するデータ帯域幅及び変調フォーマットを指定する、ステップと、
    光経路の不具合についての所定のリスク群に基づいて、前記ROADMノードについて、前記光ネットワークにおいて前記バックアップ光経路を動作可能にするための光トランシーバの最小数を決定するステップであって、少なくとも幾つかの光トランシーバは前記バックアップ光経路の中で共有される、ステップと、
    を有する、管理システム。
  16. 前記光トランシーバはスーパーチャネルを送信及び受信することが可能である、請求項15に記載の管理システム。
  17. ワーキング・バックアップ光経路ペアのうちの少なくともいくつかは、ワーキング・バックアップ光経路ペアに含まれるワーキング光経路及びバックアップ光経路について、異なるスペクトルの割り当てを有する、請求項15に記載の管理システム。
  18. 前記光トランシーバは前記ROADMノードにおける個別トランスポンダに含まれ、個別トランスポンダは、予め決定されるスペクトルの割り当てとともに動作する少なくとも2つの光トランシーバを含み、前記ROADMノードはワーキング・バックアップ光経路ペアの間のプロテクションスイッチングのためのスイッチを含み、光トランシーバの最小数を決定する前記ステップは、前記ROADMノードにおける個別トランスポンダの最小数を決定する、請求項15に記載の管理システム。
  19. 前記光トランシーバは前記ROADMノードのトランシーバプールに含まれ、前記光トランシーバの各々は、異なるスペクトルの割り当てをサポートすることが可能なユニバーサルトランシーバであり、前記ROADMノードは、ワーキング光経路及びバックアップ光経路のうち何れかについて前記トランシーバプールからの光トランシーバの選択を可能にするクロスコネクトスイッチを含む、請求項15に記載の管理システム。
  20. 前記ワーキング光経路に関連する前記光トランシーバは、前記バックアップ光経路については使用されない、請求項19に記載の管理システム。
  21. 前記ワーキング光経路に関連する少なくとも幾つかの光トランシーバが、前記バックアップ光経路について使用される、請求項19に記載の管理システム。
JP2015062362A 2014-04-10 2015-03-25 光ネットワークにおいてトランシーバを利用するための方法、製造品、管理システム Active JP6471571B2 (ja)

Applications Claiming Priority (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US201461978030P 2014-04-10 2014-04-10
US61/978030 2014-04-10
US14/621066 2015-02-12
US14/621,066 US9699074B2 (en) 2014-04-10 2015-02-12 Efficient utilization of transceivers for shared restoration in flexible grid optical networks

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2015204613A JP2015204613A (ja) 2015-11-16
JP6471571B2 true JP6471571B2 (ja) 2019-02-20

Family

ID=54265963

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2015062362A Active JP6471571B2 (ja) 2014-04-10 2015-03-25 光ネットワークにおいてトランシーバを利用するための方法、製造品、管理システム

Country Status (2)

Country Link
US (1) US9699074B2 (ja)
JP (1) JP6471571B2 (ja)

Families Citing this family (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US9699074B2 (en) * 2014-04-10 2017-07-04 Fujitsu Limited Efficient utilization of transceivers for shared restoration in flexible grid optical networks
US11115318B2 (en) * 2016-10-06 2021-09-07 Nec Corporation Optical network control devices and optical path setting method
US10038496B1 (en) * 2017-03-14 2018-07-31 Fujitsu Limited Method for determining optical network utilization efficiency
US10200770B2 (en) * 2017-04-07 2019-02-05 Ciena Corporation Management of flexible grid and supercarriers in optical networks using a data model
CN109151830B (zh) * 2017-06-15 2022-07-29 华为技术有限公司 一种频谱整理的方法、装置、设备和系统
US10432342B1 (en) 2018-04-18 2019-10-01 At&T Intellectual Property I, L.P. Routing and regenerator planning in a carrier's core reconfigurable optical network
TWI691182B (zh) * 2018-11-08 2020-04-11 中華電信股份有限公司 用於彈性供裝網路備援路徑之系統與方法
US10979165B2 (en) * 2018-12-26 2021-04-13 Microsoft Technology Licensing, Llc Grid network for layer one optical connectivity from edge to cloud
JP2020191541A (ja) * 2019-05-22 2020-11-26 日本電気株式会社 パケット伝送システム、伝送装置、伝送経路切替方法及び伝送経路切替プログラム
US10812563B1 (en) * 2019-06-25 2020-10-20 GM Global Technology Operations LLC SCTP based communication via a selected one of multiple modems based on available cellular radio access technologies and signal state parameters
US11356356B2 (en) * 2019-10-22 2022-06-07 Ciena Corporation Permitted network risks in diverse route determinations

Family Cites Families (32)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CA2254606C (en) * 1997-11-28 2003-06-17 Nec Corporation Ring network for sharing protection resource by working communication paths
AU2002254262A1 (en) * 2001-03-16 2002-10-03 Photuris, Inc. Method and apparatus for interconnecting a plurality of optical transducers with a wavelength division multiplexed optical switch
US6307986B1 (en) * 2001-04-24 2001-10-23 Seneca Networks Protection switching in bidirectional WDM optical communication networks with transponders
US20040190901A1 (en) * 2003-03-29 2004-09-30 Xiaojun Fang Bi-directional optical network element and its control protocols for WDM rings
US7474850B2 (en) * 2004-02-23 2009-01-06 Dynamic Method Enterprises Limited Reroutable protection schemes of an optical network
CN100563354C (zh) * 2006-07-03 2009-11-25 华为技术有限公司 一种自动交换光网络中实现业务保护的方法
US20080131130A1 (en) * 2006-12-05 2008-06-05 Electronics And Telecommunications Research Institute Optical network node device
US8947999B2 (en) * 2007-08-17 2015-02-03 Tellabs Operations, Inc. Shared protection method and apparatus for reconfigurable optical add-drop multiplexer (roadm) based mesh networks
KR100903217B1 (ko) * 2007-08-30 2009-06-18 한국전자통신연구원 광 채널의 보호 절체 장치 및 방법
JP5095823B2 (ja) * 2008-08-11 2012-12-12 株式会社日立製作所 トランスポート制御サーバ、ネットワークシステム及びトランスポート制御方法
JP5423810B2 (ja) * 2009-12-21 2014-02-19 日本電気株式会社 光伝送システムおよび光伝送方法
JP5450274B2 (ja) * 2010-06-11 2014-03-26 日本電信電話株式会社 光経路制御方法
US8576708B2 (en) * 2011-06-02 2013-11-05 Cisco Technology, Inc. System and method for link protection using shared SRLG association
JP5782875B2 (ja) * 2011-07-11 2015-09-24 日本精工株式会社 ステアリング装置
US9391784B2 (en) * 2012-02-23 2016-07-12 Cisco Technology, Inc. Computing risk-sharing metrics in shared-media communication networks
JP2013192191A (ja) * 2012-03-15 2013-09-26 Mitsubishi Electric Corp 光ネットワーク制御方法、光ネットワーク
US8923698B2 (en) * 2012-06-18 2014-12-30 Verizon Patent And Licensing Inc. Spectrum efficient optical transport system with superchannels
US9197355B2 (en) * 2012-11-27 2015-11-24 Ciena Corporation Drop port based shared risk link group systems and methods
US20140207967A1 (en) * 2013-01-23 2014-07-24 Adva Optical Networking Se Method and Apparatus for Provisioning a Transport Service in a Multi-Domain Multi-Layer Network
US9160477B2 (en) * 2013-02-14 2015-10-13 Nec Laboratories America, Inc. Virtual networking embedding procedure in an optical wavelength division multiplexing (WDM) network
US9565101B2 (en) * 2013-04-22 2017-02-07 Fujitsu Limited Risk mitigation in data center networks
JP6244670B2 (ja) * 2013-06-03 2017-12-13 富士通株式会社 光伝送装置、光伝送システム、及び警報機能の試験方法
US20150016242A1 (en) * 2013-07-12 2015-01-15 Telefonaktiebolaget L M Ericsson (Publ) Method and Apparatus for Optimized LFA Computations by Pruning Neighbor Shortest Path Trees
US9473573B2 (en) * 2013-08-07 2016-10-18 Nec Corporation Network followed by compute load balancing procedure for embedding cloud services in software-defined flexible-grid optical transport networks
US9680564B2 (en) * 2013-08-26 2017-06-13 Verizon Patent And Licensing Inc. Protection in metro optical networks
US9253079B2 (en) * 2013-10-11 2016-02-02 Telefonaktiebolaget L M Ericsson (Publ) High performance LFA path algorithms
US9503367B2 (en) * 2013-12-10 2016-11-22 Fujitsu Limited Risk mitigation in data center networks using virtual machine sharing
IN2014DE00528A (ja) * 2014-02-25 2015-08-28 Ciena Corp
US9479424B2 (en) * 2014-03-18 2016-10-25 Telefonaktiebolaget Lm Ericsson (Publ) Optimized approach to IS-IS LFA computation with parallel links
US9699074B2 (en) * 2014-04-10 2017-07-04 Fujitsu Limited Efficient utilization of transceivers for shared restoration in flexible grid optical networks
US9485169B2 (en) * 2014-07-23 2016-11-01 Nexmo Inc. Systems and methods for adaptive routing
JP2017011471A (ja) * 2015-06-22 2017-01-12 富士通株式会社 光分岐挿入装置

Also Published As

Publication number Publication date
US9699074B2 (en) 2017-07-04
US20150295673A1 (en) 2015-10-15
JP2015204613A (ja) 2015-11-16

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6471571B2 (ja) 光ネットワークにおいてトランシーバを利用するための方法、製造品、管理システム
Patel et al. Survivable transparent flexible optical WDM (FWDM) networks
US11424848B2 (en) Flexible grid optical spectrum transmitter, receiver, and transceiver
US9391732B2 (en) Optical transport having full and flexible bandwidth and channel utilization
Yu et al. Migration from fixed grid to flexible grid in optical networks
Patel et al. Routing, wavelength assignment, and spectrum allocation algorithms in transparent flexible optical WDM networks
US8649683B2 (en) Light path characterization, traffic protection, and wavelength defragmentation
US10404374B1 (en) Optical networking with support for unidirectional optical links
US20130336658A1 (en) Spectrum efficient optical transport system with superchannels
WO2018050093A1 (en) Method and apparatus for efficient network utilization using superchannels
US9693123B2 (en) Optical switch
JP5666690B2 (ja) トランスポンダアグリゲータシステムおよび動作方法
JP6528770B2 (ja) 光ネットワーク管理装置および光ネットワーク管理方法
Ji et al. Optical layer traffic grooming in flexible optical WDM (FWDM) networks
US9667375B2 (en) Channel establishment method and device
EP2858319B1 (en) Path setting method and apparatus
US10231035B2 (en) Optical network controller and optical network control method
EP2858270B1 (en) Method and apparatus for path establishment
Ju Routing and Protection in Flexible Optical Networks
Gopal et al. Routing, wavelength assignment and spectrum allocation for reconfigurable optical mesh networks having a combination of fixed and flexible spectrum ROADM nodes
Patel et al. On-line routing, wavelength assignment, and spectrum allocation in wavelength convertible flexible optical WDM networks
Qian et al. OFDM for Data Center

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20180115

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20181010

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20181030

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20181203

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20181225

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20190107

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6471571

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150