JP6528770B2 - 光ネットワーク管理装置および光ネットワーク管理方法 - Google Patents

光ネットワーク管理装置および光ネットワーク管理方法 Download PDF

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Description

本発明は、光ネットワーク管理装置および光ネットワーク管理方法に関し、特に、波長分割多重方式による光ネットワークに使用する光ネットワーク管理装置および光ネットワーク管理方法に関する。
基幹系光ネットワークは、クライアント装置のトラヒックを契約サービス品質(サービスクラス)に従って、拠点間を接続する光ファイバ通信路を介して通信する機能を提供する。ここで基幹系光ネットワークは、ノード装置とクライアント装置との間のインターフェースを介してクライアント信号を受信する。そして、種々の多重方式を用いて複数のクライアント信号を多重した後に、より大容量な基幹伝送通信路を介して通信する。多重方式には、波長分割多重(Wavelength Division Multiplexing:WDM)方式、時分割多重(Time Division Multiplexing:TDM)方式、および直交周波数分割多重(Orthogonal Frequency Division Multiplexing:OFDM)方式などが用いられる。
基幹系光ネットワークでは、例えば1チャネル当たり100Gbps(Giga bit per second)級の大容量光リンクを数十波長用いて波長多重することにより、光ファイバ1本当たり最大で数Tbpsの通信容量を実現している。このとき、光ファイバの利用可能な全波長スロットに光パスを収容し、光ネットワーク全体のトラヒック収容効率を最大化するために、各光パスの通信経路および使用波長スロットを適切に割り当てる必要がある。
波長パスの通信経路および使用波長スロットは割当ポリシーに基づいて決定される。経路割当ポリシーの例としては、最短経路設計および最小ホップ数経路設計などがある。また、波長割当ポリシーとしては例えば、長波長側の空き波長スロットから光パスを割り当てるファーストフィット(First−Fit)割当方式、他の経路で最も使用率が高い空き波長スロットを選択するモストユーズド(Most−Used)割当方式がある。
このような光パスを割り当てる光ネットワーク管理装置の一例が、特許文献1に記載されている。特許文献1に記載された関連する光パス設計装置は、予め波長を割り当てる始点となるノードと終点となるノードの組み合わせである各対地に対し、需要計画に基づいて、経路及び波長を予約波長として予約する。そして、光パス設定要求を取得すると、この光パス開通要求と同じ対地を持つ予約波長を検索し、波長を割り当てる。
関連する光パス設計装置は、リソース管理情報データベース、データベース検索手段、空き波長探索手段、およびデータベース書き換え手段を有する。リソース管理情報データベースは、ノード間の予約波長と「使用」、「未使用」の状態情報を格納する。データベース検索手段は、入力された光パス開通要求を取得し、この光パス開通要求と同じ対地を持つ予約波長をリソース管理情報データベースから検索する。空き波長探索手段は、データベース検索手段で得られた予約波長が、光パス開通要求に適合するかを判定し、適合しない場合は、リソース管理情報データベースから、この光パス開通要求の経路上における空き波長を検索する。そしてデータベース書き換え手段は、空き波長探索手段で得られた空き波長に基づいて、リソース管理情報データベースの光パス開通要求の経路に対応する情報を更新する。
このような構成としたことにより、関連する光パス設計装置によれば、経路及び波長を事前に設計した場合においても設備増設を抑えることができる、としている。
また、関連技術としては、特許文献2に記載された技術がある。
特開2011−023981号公報 特開2012−195787号公報
基幹系光ネットワークでは、国際電気通信連合(International Telecommunication Union:ITU)電気通信標準化部門(Telecommunication Standardization Sector:ITU−T)で標準化されている高密度波長分割多重(Dense Wavelength Division Multiplexing:DWDM)方式に従って光周波数帯域が利用されている。DWDM方式においては、利用可能な光周波数帯域全体を波長グリッドと呼ばれる一定幅のグリッドで細分化し、そのグリッド幅内に一波長チャネルの光信号を割り当てている(ITU−T勧告G.694.1)。
ITU−T勧告G.694.1で標準化されたフレキシブル周波数グリッドにおいては、最小チャネル間隔をこれまでの50GHzから12.5GHzとし、周波数スロットの幅を12.5GHz単位で可変にすることができる構成としている。これにより、光パス毎に異なる幅の周波数スロットを割り当てることができるので、光パスに割り当てる光周波数帯域を必要最小限とすることが可能となった。
このようなフレキシブル周波数グリッドを用いた関連する基幹系光ネットワークシステムの一例を図19に示す。関連する基幹系光ネットワークシステム500は、関連する光ネットワーク管理装置600と関連する光ノード装置711〜718を備える。関連する光ネットワーク管理装置600と各関連する光ノード装置711〜718は互いに接続され、光ネットワークの利用状況などに関する情報を互いに通信する。
図20に、関連する光ネットワーク管理装置600の動作を説明するためのフローチャートを示す。関連する光ネットワーク管理装置600は、一個 の通信トラヒック要求に対して(ステップS701)、着信順に始点ノードと終点ノードとを結ぶ最短経路を検索し(ステップS702)、所要の波長スロット数を決定する(ステップS703)。トラヒック収容に必要な波長スロット数分の空きが有る場合には(ステップS704/YES)、上述したFirst−Fit割当方式に基づいて波長パスを割り当てる(ステップS706)。割り当て可能な空き波長スロットが存在しない場合には(ステップS704/NO)、必要なリンクに対してファイバを増設する(ステップS705)。すべての通信トラヒック要求に対して波長パスの割り当てが完了した時点で(ステップS707/NO)、各光ノード装置に波長パス設定情報を通知し(ステップS708)、波長パス割当を終了する。
しかし、このようなフレキシブル周波数グリッドを用いたWDM方式光ネットワークシステムにおいて、上述した関連する光ネットワーク管理装置600のようにFirst−Fit割当方式に基づいて波長パスを割り当てることとすると、以下の問題があった。すなわち、波長スロット数または変調方式が異なる波長パスが隣り合うように割り当てられる場合が生じる。この場合、光ファイバの非線形光学効果に起因して、隣接する波長パスにおいて通信品質劣化が生じる。
ここで、図21に示すように、隣接する波長パスの間にガードバンドと呼ばれる少数の空き波長スロットを挿入することにより、通信品質劣化を防止することが可能である。しかし、この場合、隣接する波長パスの占有波長スロット数または変調方式が異なる場所ごとにガードバンドを挿入する必要がある。そのため、光ファイバ1本当たりの実効的な利用可能波長スロット数が減少してしまうという問題があった。
このように、基幹系光ネットワークにおいては、光ネットワーク全体としてのトラヒック収容効率を最大化することが困難である、という問題点があった。
本発明の目的は、上述した課題である、基幹系光ネットワークにおいては、光ネットワーク全体としてのトラヒック収容効率を最大化することが困難である、という課題を解決する光ネットワーク管理装置および光ネットワーク管理方法を提供することにある。
本発明の光ネットワーク管理装置は、複数のトラヒック要求を受け付け、トラヒック要求ごとに光ノード装置間の最適経路を決定する経路探索部と、最適経路においてトラヒック要求をそれぞれ収容する波長パスの、少なくとも変調方式を含む波長パス属性をトラヒック要求ごとに決定する波長パス属性決定部と、光周波数軸上で隣接した波長パスそれぞれの変調方式が等しくなるように、波長パスを光周波数軸上に割り当てる波長パス割当部、とを有する。
本発明の光ネットワーク管理方法は、複数のトラヒック要求を受け付け、トラヒック要求ごとに光ノード装置間の最適経路を決定し、最適経路においてトラヒック要求をそれぞれ収容する波長パスの、少なくとも変調方式を含む波長パス属性をトラヒック要求ごとに決定し、光周波数軸上で隣接した波長パスそれぞれの変調方式が等しくなるように、波長パスを光周波数軸上に割り当てる。
本発明の光ネットワーク管理装置および光ネットワーク管理方法によれば、基幹系光ネットワークにおいて、トラヒックを効率よく収容することが可能となる。
本発明の第1の実施形態に係る光ネットワーク管理装置の構成を示すブロック図である。 本発明の第2の実施形態に係る光ネットワーク管理装置の構成を示すブロック図である。 本発明の第2の実施形態に係る光ノード装置の構成を示すブロック図である。 本発明の第2の実施形態に係る光ネットワーク管理装置の動作を説明するためのフローチャートである。 本発明の第2の実施形態に係る光ネットワーク管理装置による波長パス設定結果を説明するための光通信システムの概略構成を示すブロック図である。 本発明の第2の実施形態に係る光ネットワーク管理装置による波長パス設定結果を説明するための要求トラヒックを示す図である。 本発明の第2の実施形態に係る光ネットワーク管理装置による波長パス設定結果を説明するための信号光の到達性を示す図である。 本発明の第2の実施形態に係る光ネットワーク管理装置による波長パスの設定結果を示す概略図である。 本発明の第3の実施形態に係る光ネットワーク管理装置の構成を示すブロック図である。 本発明の第3の実施形態に係る光ネットワーク管理装置の動作を説明するためのフローチャートである。 本発明の第3の実施形態に係る光ネットワーク管理装置による波長パス設定結果を説明するための光通信システムの概略構成を示すブロック図である。 本発明の第3の実施形態に係る光ネットワーク管理装置による波長パス設定結果を説明するための概略図である。 本発明の第3の実施形態に係る光ネットワーク管理装置による波長パス設定結果を説明するために用いたメトリック値を示す図である。 本発明の第4の実施形態に係る光ネットワーク管理装置の構成を示すブロック図である。 本発明の第4の実施形態に係る光ネットワーク管理装置の動作を説明するためのフローチャートである。 本発明の第4の実施形態に係る光ネットワーク管理装置による波長パス設定結果を説明するための光通信システムの概略構成を示すブロック図である。 本発明の第4の実施形態に係る光ネットワーク管理装置による波長パスの設定結果を示す概略図である。 本発明の第2の実施形態に係る光ネットワーク管理装置による波長パス設定結果を説明するために用いたメトリック値を示す図である。 本発明の第4の実施形態に係る光ネットワーク管理装置による波長パス設定結果を説明するための信号光の到達性を示す図である。 本発明の第5の実施形態に係る光ネットワーク管理装置の構成を示すブロック図である。 本発明の第5の実施形態に係る光ネットワーク管理装置の動作を説明するためのフローチャートである。 本発明の第5の実施形態に係る光ネットワーク管理装置による波長パスの設定結果を示す概略図である。 本発明の第6の実施形態に係る光ネットワーク管理装置の構成を示すブロック図である。 本発明の第6の実施形態に係る光ネットワーク管理装置の動作を説明するためのフローチャートである。 本発明の第6の実施形態に係る光ネットワーク管理装置の動作を説明するための別のフローチャートである。 本発明の第6の実施形態に係る光ネットワーク管理装置による波長パス設定結果を説明するための光通信システムの概略構成を示すブロック図である。 本発明の第6の実施形態に係る光ネットワーク管理装置による波長パスの設定結果を示す概略図である。 本発明の第6の実施形態に係る光ネットワーク管理装置による波長パス設定結果を説明するための信号光の到達性を示す図である。 関連する基幹系光ネットワークシステムの概略構成を示すブロック図である。 関連する光ネットワーク管理装置の動作を説明するためのフローチャートである。 関連する光ネットワーク管理装置によって波長パスを割り当てた例を示す図である。
以下に、図面を参照しながら、本発明の実施形態について説明する。
〔第1の実施形態〕
図1は、本発明の第1の実施形態に係る光ネットワーク管理装置100の構成を示すブロック図である。光ネットワーク管理装置100は、経路探索部110、波長パス属性決定部120、および波長パス割当部130を有する。
経路探索部110は、複数のトラヒック要求を受け付け、トラヒック要求ごとに光ノード装置間の最適経路を決定する。波長パス属性決定部120は、最適経路においてトラヒック要求をそれぞれ収容する波長パスの、少なくとも変調方式を含む波長パス属性をトラヒック要求ごとに決定する。そして波長パス割当部130は、光周波数軸上で隣接した波長パスそれぞれの変調方式が等しくなるように、波長パスを光周波数軸上に割り当てる。
このような構成とすることにより、本実施形態の光ネットワーク管理装置100によれば、光周波数軸上で隣接した波長パスそれぞれの変調方式は等しくなるので、ガードバンドを挿入する箇所を最小限とすることができる。その結果、基幹系光ネットワークにおいて、トラヒックを効率よく収容することが可能となる。
次に、本実施形態による光ネットワーク管理方法について説明する。本実施形態による光ネットワーク管理方法においては、まず、複数のトラヒック要求を受け付け、トラヒック要求ごとに光ノード装置間の最適経路を決定する。続いて、この最適経路においてトラヒック要求をそれぞれ収容する波長パスの、少なくとも変調方式を含む波長パス属性をトラヒック要求ごとに決定する。そして、光周波数軸上で隣接した波長パスそれぞれの変調方式が等しくなるように、波長パスを光周波数軸上に割り当てる。
この場合においても、光周波数軸上で隣接した波長パスそれぞれの変調方式は等しくなるので、ガードバンドを挿入する箇所を最小限とすることができる。
以上説明したように、本実施形態の光ネットワーク管理装置および光ネットワーク管理方法によれば、基幹系光ネットワークにおいて、トラヒックを効率よく収容することが可能となる。
〔第2の実施形態〕
次に、本発明の第2の実施形態について説明する。図2に本実施形態に係る光ネットワーク管理装置200の構成を示す。図2に示すように、光ネットワーク管理装置200は、データベース部210、トラヒック収容設計部220、およびパス割当制御部230を有する。
データベース部210は、トラヒックDB211、物理層トポロジーDB212、波長パス管理DB213、割当前波長パスDB214を備える。一方、トラヒック収容設計部220は、経路探索部221、所要波長スロット数決定部222、波長スロット・ファイバ割当決定部223、トラヒック割当順序決定部224を備える。パス割当制御部230は各光ノード装置と接続される。
ここで、経路探索部221は第1の実施形態に係る光ネットワーク管理装置100が備える経路探索部110に、所要波長スロット数決定部222は波長パス属性決定部120にそれぞれ対応する。また、波長スロット・ファイバ割当決定部223と、割当順序決定部としてのトラヒック割当順序決定部224とが波長パス割当部130を構成する一例である。
トラヒックDB211はトラヒック要求を保存する。物理層トポロジーDB212は光通信網の物理配置およびファイバ接続関係を記録する。波長パス管理DB213は運用中波長パスの設定情報を記録する。そして割当前波長パスDB214は、所要波長スロット数決定部222において決定された波長パスの変調方式を保存する。
図3に、本実施形態に係る光ノード装置300の構成を示す。同図に示すように、光ノード装置300は、大粒度切替部310、制御部320、および光トランスポンダ(TPND)装置331、332を有する。
大粒度切替部310は、光伝送路と光トランスポンダ(TPND)装置331、332を接続し、波長パス単位で複数の光伝送路を切替える。制御部320は、光ネットワーク管理装置200が備えるパス割当制御部230から波長パスを割り当てた結果である波長パス割当情報を受け付ける。そして、波長パス割当情報に基づいて大粒度切替部310および光トランスポンダ(TPND)装置331、332の動作を制御する。そして、光トランスポンダ(TPND)装置331、332は、光伝送路を介してクライアント信号を送受信する。
次に、本実施形態に係る光ネットワーク管理装置200の動作について説明する。図4は、本実施形態に係る光ネットワーク管理装置200の動作を説明するためのフローチャートである。
光ネットワーク管理装置200はまず、トラヒックDB211から通信トラヒック要求を着信順に一個抽出する(ステップS201)。経路探索部221は、物理層トポロジーDB212を参照の上、そのトラヒック要求の始点ノードと終点ノードを接続する最短経路を検索する(ステップS202)。次に、所要波長スロット数決定部222は、検索結果である最短経路のリンク品質に基づいて、波長スロット数および変調方式を決定し(ステップS203)、割当前波長パスDB214に変調方式を保存する(ステップS204)。ここで、割当前波長パスDB214に、所要波長スロット数決定部222において決定された所要波長スロット数を記録することとしてもよい。この操作をすべてのトラヒック要求に対して実施する(ステップS205)。
次に、トラヒック割当順序決定部224は、変調方式によって定まる波長パスの光周波数利用効率の大きさの順番を決定する。具体的には、波長パスの光周波数利用効率に関する大きさの順番に従って割当前波長パスDB214から通信トラヒックを一個抽出する(ステップS206)。ここで、波長パスの光周波数利用効率は、BPSK(Binary Phase Shift Keying)、QPSK(Quadrature Phase Shift Keying)、16QAM(Quadrature Amplitude Modulation)等の変調方式や、単位波長スロット数当たりの波長パスの通信容量である。光周波数利用効率が同一の波長パスに対しては、トラヒック収容に必要な波長スロット数についてさらに順序付けを行い、その順番により抽出する。このとき、トラヒック割当順序決定部224は、波長パスのホップ数、通信距離、波長パスの通信品質について順序付けを行うことにより、トラヒックを抽出することとしてもよい。
なお、光周波数帯域のフラグメンテーションの発生数を低減するために、長距離トラヒックまたはホップ数の大きいトラヒックから順番に割り当てることが一般的である。このようなトラヒックには、光の到達性を考慮すると光周波数利用効率の低い変調方式(例えば、BPSK、QPSK)を採用することが望ましい。したがってこのような場合には、光周波数利用効率が小さい順番に従ってトラヒックを抽出する構成とすることができる。
抽出したトラヒック要求に対して、波長スロット・ファイバ割当決定部223は、二拠点ノード間通信を確立するうえで必要となる空き波長スロットの有無を調査する(ステップS207)。空き波長スロットが不足している場合には(ステップS207/NO)、ファイバを増設したうえで(ステップS208)、空き波長スロットにこのときの波長パスを割り当てる(ステップS209)。割当前波長パスDB214が保持するすべての波長パスに対して上述の手順(ステップS206〜S209)を実施する。すなわち、波長スロット・ファイバ割当決定部223は、光周波数軸上で隣接した波長スロットに、波長パスを上述した順番に従ってそれぞれ割り当てる。すべての波長パスに対して上述の手順が完了した後に(ステップS210/NO)、波長スロット・ファイバ割当決定部223は波長パス割当情報をパス割当制御部230に通知する。
パス割当制御部230は、データベース部210および光ノード装置300に波長パス設定結果を通知する(ステップS211)。光ノード装置300が備える制御部320は、受け付けた波長パス設定結果の通知に基づいて、大粒度切替部310および光トランスポンダ(TPND)装置331、332の設定を変更する。
なお、経路探索部221は、トラヒック要求に係る始点ノードと終点ノードを接続する最小ホップ数の経路、またはリンク品質が最も良好となる経路を検索することとしてもよい。
上述したように、トラヒック割当順序決定部224は波長パスの光周波数利用効率に関して順序付けを実施し、また光周波数利用効率が同一の波長パスに対しては波長スロット数に関して順序付けを行う。その後に、その順番でトラヒック要求を抽出する。そして、波長スロット・ファイバ割当決定部223が、例えばFirst−Fit方式によって波長パスを割り当てる。このような構成としたことにより、同一変調方式、波長スロット数の波長パスが隣接し合うように波長パスを設定することが可能となる。すなわち、変調方式が同一となる波長パス、次に波長スロット数が同一となる波長パスから順番に長波長側から波長パスを割り当てる構成としているので、隣接する波長パスは同一の変調方式および同一の波長スロット数となる。その結果、ガードバンドの占有波長スロット数を低減することができ、光ネットワーク全体のトラヒック収容効率を最大化することが可能となる。
次に、図5A〜5Dを用いて、本実施形態に係る光ネットワーク管理装置200による波長パスの設定結果について説明する。ここでは、図5Aに示すように、6個の光ノード装置301〜306がそれぞれ光ファイバ伝送路で接続された光通信システムを例として説明する。
この光通信システムに図5Bに示すような6個のトラヒック要求が到着した場合、光ノード装置303と光ノード装置304との間の光リンクにおける波長使用状況について説明する。変調方式は図5Cに示すように、通信経路のホップ数に依存する場合を例として用いるが、必ずしもこれに限られない。
上述したように、関連する光ネットワーク管理装置600が波長パスを割り当てる場合、トラヒック要求の着信順に波長パスが割り当てられるため、図21に示したように、互いに異なる変調方式の信号光が隣り合うように配置される。その結果、通信品質の劣化を防止するために、隣接し合う信号光の間にガードバンドを配置する必要があった。
それに対して、本実施形態に係る光ネットワーク管理装置200が波長パスを割り当てる場合、各トラヒック要求に対して最小ホップ数となる経路を探索したうえで、変調方式および所要波長スロット数を決定する。そして、多値度の小さい変調方式から順番に波長パスを割り当てることにより、図5Dに示すように同一の変調方式の信号光が隣接するように割り当てられる。その結果、挿入するガードバンドの個数を減らすことが可能になる。以上より、本実施形態に係る光ネットワーク管理装置200によれば、光通信システム全体のトラヒック収容効率を向上させることができる。
〔第3の実施形態〕
次に、本発明の第3の実施形態について説明する。図6に本実施形態に係る光ネットワーク管理装置201の構成を示す。図6に示すように、光ネットワーク管理装置201は、データベース部210、トラヒック収容設計部220、およびパス割当制御部230を有する。
データベース部210は、トラヒックDB211、物理層トポロジーDB212、波長パス管理DB213、および隣接波長パスメトリックDB215を有する。ここで、隣接波長パスメトリックDB215は隣接する波長パスの変調方式に応じた重み付け量を管理する。
トラヒック収容設計部220は、経路探索部221、所要波長スロット数決定部222、波長スロット・ファイバ割当決定部223、および波長パス割当メトリック計算部225を有する。
波長パス割当メトリック計算部225は波長パスメトリック算出部として、光周波数軸上で隣接する波長パスの変調方式により定まる重み付け量を用いて、波長スロットごとに隣接波長パスメトリックを算出する。具体的には、空き波長スロットに隣接する波長パスのそれぞれの変調方式と対応する重み付け量をリンク毎に加算することによって、隣接波長パスメトリックの値を算出する。なお、波長パス割当メトリック計算部225が、隣接波長パスの光周波数利用効率および所要波長スロット数に関する重み付け量を、隣接波長パスメトリックに加算する構成としてもよい。
次に、本実施形態に係る光ネットワーク管理装置201の動作について説明する。図7は、本実施形態に係る光ネットワーク管理装置201の動作を説明するためのフローチャートである。
光ネットワーク管理装置201はまず、トラヒックDB211から通信トラヒック要求を一個抽出する(ステップS201)。経路探索部221は、抽出された通信トラヒック要求に対して、始点ノードと終点ノードを接続する最短経路を検索する(ステップS202)。次に、所要波長スロット数決定部222は、検索結果の経路のリンク品質に基づいて、波長スロット数および変調方式を決定する(ステップS203)。波長スロット・ファイバ割当決定部223は、二拠点ノード間通信を確立するうえで必要となる空き波長スロットの有無を調査する(ステップS207)。空き波長スロットが不足している場合には(ステップS207/NO)、ファイバを増設する(ステップS208)。
次に、波長パス割当メトリック計算部225は、隣接波長パスメトリックDB215を参照して、空き波長スロットに隣接する波長パスのそれぞれの変調方式に対応する重み付け量を最短経路のリンク毎に加算する。これにより、空き波長スロットに波長パスを割り当てる際の隣接波長パスメトリックの値を算出する。このとき、波長スロット・ファイバ割当決定部223は、隣接波長パスメトリックが最適となる波長スロットに波長パスを割り当てる。例えば、隣接波長パスメトリックが最小となる空き波長スロットに波長パスを割り当てる(ステップS212)。
トラヒックDB211が保持するすべての波長パスに対して上述の手順が完了した後に(ステップS210/NO)、波長スロット・ファイバ割当決定部223は波長パス割当情報をパス割当制御部230に通知する。パス割当制御部230は、波長パス割当情報をデータベース部210および光ノード装置300に通知する(ステップS211)。
なお、隣接波長パスメトリックDB215が管理する重み付け量は、伝送シミュレーション結果や伝送実験結果などから求めることが出来る。また、隣接波長パスの波長スロット数についてメトリックを定義することとしてもよい。
次に、図8A〜8Cを用いて、本実施形態に係る光ネットワーク管理装置201による波長パスの設定結果について説明する。ここでは、図8Aに示すように、4個の光ノード装置301〜304がそれぞれ光ファイバ伝送路で接続された光通信システムを例として説明する。
光ノード装置301と光ノード装置302との間の光リンクにおけるトラヒック要求に対して、図8Bに示すように空き波長スロットSL401〜SL404が存在するとする。この場合における隣接波長パスメトリックの算出方法を以下に説明する。
隣接波長パスメトリックの値は波長パスの変調方式に基づいて設定される。隣接する波長パスにおける変調方式としてQPSK、8QAM、16QAMの3種類を想定し、これと隣接する波長スロットが空きの場合の各メトリック値(重み付け量)を、図8Cに示すように定義する。例えば、割当対象となる波長パスの変調方式が16QAMである場合、空きスロットSL402の隣接波長パスメトリックの値は次のように求められる。空きスロットSL402の左側の波長スロットは16QAM変調信号の波長パスであり、右側の波長スロットは空き波長スロットであるので、空きスロットSL402の隣接波長パスメトリックの値は図8Cから100+0=100となる。図8B中に示すように、空き波長スロットSL401〜SL404のうち、空きスロットSL402の隣接波長パスメトリックの値が最小となるため、本実施形態によれば、空き波長スロットSL402にトラヒック要求を収容することになる。
ここで、本実施形態では図8Cに示したように、同一の変調方式の信号光が隣接する場合に、メトリック値(重み付け量)が最小となるように構成している。また、図8Bに示すように、変調方式がQPSK、8QAM、16QAMである波長パスに対して、隣接する空き波長スロットがそれぞれ存在している。したがって、隣接波長パスメトリックの値が最小となる空き波長スロットを選択すると、同一の変調方式の信号光が隣接するように割り当てられる。その結果、この場合は挿入するガードバンドは不要となる。
上述したように、隣接波長パスメトリックの値が最小となる空き波長スロットにトラヒック要求を収容することによって、同一の変調方式による波長パスが隣接し合うように波長パスを設定することが可能である。したがって、本実施形態に係る光ネットワーク管理装置201によれば、ガードバンドの占有波長スロット数を低減でき、光ネットワーク全体のトラヒック収容効率を最大化することが可能となる。
〔第4の実施形態〕
次に、本発明の第4の実施の形態について説明する。図9に本実施形態に係る光ネットワーク管理装置202の構成を示す。図9に示すように、光ネットワーク管理装置202は、データベース部210、トラヒック収容設計部220、およびパス割当制御部230を有する。
データベース部210は、トラヒックDB211、物理層トポロジーDB212、波長パス管理DB213、隣接波長パスメトリックDB215、波長パス割当候補DB216を備える。ここで、波長パス割当候補DB216は、経路探索部221において求められた経路に対する隣接波長パスメトリックの最小値と最小値を実現する波長スロットの割当を保持する。
次に、本実施形態に係る光ネットワーク管理装置202の動作について説明する。図10は、本実施形態に係る光ネットワーク管理装置202の動作を説明するためのフローチャートである。
光ネットワーク管理装置202はまず、トラヒックDB211から通信トラヒック要求を一個抽出する(ステップS201)。経路探索部221は、抽出された通信トラヒック要求に対して、始点ノードと終点ノードを接続する最短経路を検索する(ステップS202)。次に、所要波長スロット数決定部222は、最短経路のリンク品質に基づいて、波長スロット数および変調方式を決定する(ステップS203)。
次に、波長パス割当メトリック計算部225は、隣接波長パスメトリックDB215を参照して、通信を確立するための空き波長スロットに隣接する波長パスのそれぞれの変調方式に対応する重み付け量を最短経路のリンク毎に加算する。これにより、空き波長スロットに波長パスを割り当てる際の隣接波長パスメトリックの値を算出する。そして、隣接波長パスメトリックの最小値と、最小値となるときの波長スロットの割当を波長パス割当候補DB216に保存する(ステップS213)。
このとき、隣接波長パスメトリックが最小となる空き波長スロットにおいて、隣接する波長スロットに収容される波長パスの変調方式または波長スロット数が同一か否かを判定する(ステップS214)。隣接する波長スロットに収容される波長パスの変調方式または波長スロット数が異なる場合(ステップS214/NO)、当該経路の次に短い経路に対して同様の操作を実施する(ステップS215/YES)。これにより、隣接する波長スロットに収容される波長パスが同一の変調方式または同一の波長スロット数となる空き波長スロットを探索する。
経路の再検索候補が無くなった時点で(ステップS215/NO)、経路毎の隣接波長パスメトリックの値が最小となる波長スロットに波長パスの割り当てを実施する(ステップS218)。なお、空き波長スロットが存在しない場合には(ステップS216/NO)、最短経路のリンクのうち空き波長スロットが存在しないリンクに対してファイバの増設を実施する(ステップS217)。
トラヒックDB211が保持するすべての波長パスに対して上述の手順(ステップS201〜S218)が完了した後に(ステップS210/NO)、波長スロット・ファイバ割当決定部223は波長パス割当情報をパス割当制御部230に通知する。パス割当制御部230は、波長パス割当情報をデータベース部210および光ノード装置300に通知する。
なお、複雑なネットワークに対しては、波長パス設計時間を短縮化するため、経路の再検索回数の上限値を予め設定することとしてもよい。また、経路毎の通信品質の相違により変調方式が変更になることを防止するために、経路長に上限値を設けることとしてもよい。
次に、図11A〜11Dを用いて、本実施形態に係る光ネットワーク管理装置202による波長パスの設定結果について説明する。ここでは、図11Aに示すように、4個の光ノード装置301〜304がそれぞれ光ファイバ伝送路で接続された光通信システムを例として説明する。ここで、光ノード装置301と光ノード装置303との間の光リンクにおけるトラヒック要求に対して、波長パス割当候補としてR401とR402の2経路が存在する。
波長パスの割当候補である2経路R401、R402はともにホップ数が2以上であるため、信号光の到達性を図11Dに示したものとすると、変調方式としてQPSK方式が採用される。経路R401は最短経路であるが、光ノード装置301と光ノード装置302との間の光リンクにおける空き波長スロットSL401に隣接する波長パスの変調方式は図11Bに示すように16QAMである。そのため、割り当てる波長パスの変調方式がQPSKである場合、ガードバンド(Guard Band)の挿入が必要となる。その結果、トラヒック収容効率が低減することになる。
一方、空き波長スロットSL402においては、割り当てる波長パスと隣接する波長スロットの変調方式が共にQPSK方式であるため、ガードバンド(Guard Band)は不要である。
ここで、隣接する波長パスにおける変調方式がQPSK方式または16QAM方式である場合、および隣接する波長スロットが空きの場合の各メトリック値(重み付け量)を、図11Cに示すように定義することができる。この場合、隣接波長パスメトリックの値は、空き波長スロットSL401では1100、空き波長スロットSL402では100となる。したがって、本実施形態の光ネットワーク管理装置202によれば、空き波長スロットSL402にトラヒック要求が収容されることになる。
上述したように、本実施形態の光ネットワーク管理装置202においては、経路探索部221が複数の最適経路を決定する。この複数の最適経路について、波長パスメトリック算出部としての波長パス割当メトリック計算部225が隣接波長パスメトリックをそれぞれ算出する。そして、波長パス割当部としての波長スロット・ファイバ割当決定部223が、光周波数軸上で隣接した波長パスそれぞれの変調方式が等しくなるように、隣接波長パスメトリックが最適となる波長スロットに波長パスを割り当てる構成としている。したがって、本実施形態に係る光ネットワーク管理装置202によれば、ガードバンド(Guard Band)の占有波長スロット数を低減でき、光ネットワーク全体のトラヒック収容効率を最大化することが可能となる。
〔第5の実施形態〕
次に、本発明の第5の実施形態について説明する。図12に本実施形態に係る光ネットワーク管理装置203の構成を示す。図12に示すように、光ネットワーク管理装置203は、データベース部210、トラヒック収容設計部220、およびパス割当制御部230を有する。
データベース部210は、トラヒックDB211、物理層トポロジーDB212、波長パス管理DB213、割当前波長パスDB214、および波長パス割当領域DB217を備える。波長パス割当領域DB217は、波長パスの変調方式や所要スロット数に応じて、波長パスを割り当てる空きスロット領域の区別を記録する。
トラヒック収容設計部220は、波長パス割当領域設定部として領域スロット数決定部226をさらに備える。領域スロット数決定部226はトラヒック要求の種別などに応じて波長パスを割り当てるスロット領域(波長パス割当領域)を決定する。
次に、本実施形態に係る光ネットワーク管理装置203の動作について説明する。図13は、本実施形態に係る光ネットワーク管理装置203の動作を説明するためのフローチャートである。
光ネットワーク管理装置203はまず、トラヒックDB211から通信トラヒック要求を一個抽出する(ステップS201)。経路探索部221は、抽出した通信トラヒック要求に対して、始点ノードと終点ノードを接続する最短経路を検索する(ステップS202)。次に、所要波長スロット数決定部222は、最短経路のリンク品質に基づいて波長スロット数および変調方式を決定し(ステップS203)、割当前波長パスDB214に保持する(ステップS204)。この操作をすべてのトラヒック要求に対して実施する(ステップS205)。
次に、波長パス割当領域設定部としての領域スロット数決定部226は、波長スロット数や変調方式などの波長パス属性に応じて、波長パス割当先の空きスロット領域の区別を決定し(ステップS219)、波長パス割当領域DB217に記録する。波長スロット・ファイバ割当決定部223は、抽出したトラヒック要求に対して通信を確立するうえで必要となる空き波長スロットの有無を調査する(ステップS207)。空き波長スロットが不足している場合には(ステップS207/NO)、ファイバを増設したうえで(ステップS208)、このときの波長パス割当領域における空き波長スロットに波長パスを割り当てる(ステップS209)。トラヒックDB211が保持するすべての波長パスに対して上述の手順が完了した後に(ステップS210/NO)、波長スロット・ファイバ割当決定部223は波長パス割当情報をパス割当制御部230に通知する。パス割当制御部230は、波長パス割当情報をデータベース部210および光ノード装置300に通知する(ステップS211)。
上述の説明では、領域スロット数決定部226がスロット領域を決定することとしたが、これに限らず、オペレータが事前に決定したスロット領域を用いることとしてもよい。
次に、図14を用いて、本実施形態に係る光ネットワーク管理装置203による波長パスの設定結果について説明する。
上述したように、関連する光ネットワーク管理装置600が波長パスを割り当てる場合、トラヒック要求の着信順に波長パスが割り当てられるため、図21に示したように、互いに異なる変調方式の信号光が隣り合うように配置される。そのため、通信品質の劣化を防止するために、隣接し合う信号光の間にガードバンド(Guard Band)を配置する必要があった。
それに対して、本実施形態に係る光ネットワーク管理装置203は、波長パスを割り当てる空きスロット領域(波長パス割当領域)に、波長パス割当領域に係る波長パス属性と等しい波長パス属性を備えた波長パスをそれぞれ割り当てる構成としている。例えば、波長パス属性を変調方式とすると、変調方式の種類毎に波長パス割当領域を設定する。この場合、波長パスを割り当てる波長パス割当領域が波長パスの変調方式に応じて異なるため、隣接する波長スロットの変調方式が異なるのは波長パス割当領域の境界だけとなる。したがって、ガードバンド(Guard Band)は波長パス割当領域の境界にだけ配置すればよい。
なお、上述の説明では、波長パス属性を変調方式とした場合について説明したが、波長パス属性として波長スロット数を用いて、トラヒックを収容する波長スロット数毎に波長パス割当領域を設定することとしてもよい。また、トラヒック要求の変化に応じて、波長パス割当領域の区分を再度変更することとしてもよい。
上述したように、波長パス割当領域を設定することにより、例えば同一の変調方式である波長パスが隣接し合うように波長パスを設定することが可能となる。その結果、本実施形態に係る光ネットワーク管理装置203によれば、ガードバンドの占有波長スロット数を低減でき、光ネットワーク全体のトラヒック収容効率を最大化することが可能となる。
〔第6の実施形態〕
次に、本発明の第6の実施形態について説明する。図15に本実施形態に係る光ネットワーク管理装置204の構成を示す。図15に示すように、光ネットワーク管理装置204は、データベース部210、トラヒック収容設計部220、およびパス割当制御部230を有する。
データベース部210は分割波長パス管理DB218をさらに備える。分割波長パス管理DB218は、トラヒック要求を収容する複数の波長パスの経路情報および波長スロット情報を管理する。
トラヒック収容設計部220は分割スロット決定部227を備える。分割スロット決定部227は、空き波長スロットの状況に応じて、トラヒック要求を複数の波長スロットに分割する際の波長スロット数の分割を管理する。
次に、本実施形態に係る光ネットワーク管理装置204の動作について説明する。図16は、本実施形態に係る光ネットワーク管理装置204の動作を説明するためのフローチャートである。
光ネットワーク管理装置204はまず、トラヒックDB211から通信トラヒック要求を一個抽出する(ステップS201)。経路探索部221は、抽出された通信トラヒック要求に対して、始点ノードと終点ノードを接続する最短経路を検索する(ステップS202)。次に、所要波長スロット数決定部222は、最短経路のリンク品質に基づいて、波長スロット数および変調方式を決定する(ステップS203)。
次に、波長パスを収容する際に、ガードバンド(Guard Band)の挿入が不要である空き波長スロットが存在するか否かを判定する(ステップS220)。このような空き波長スロットが存在する場合(ステップS220/YES)、この空き波長スロットに波長パスを割り当てる(ステップS209)。
一方、このような空き波長スロットが存在しない場合(ステップS220/NO)、波長パス分割部としての分割スロット決定部227は、トラヒック要求を収容する波長パスを複数の分割波長パスに分割する。すなわち、分割スロット決定部227は、トラヒック要求を複数の波長パスに分割して収容することができる空き波長スロットを検索する(ステップS221)。そして、このような空き波長スロットが存在する場合(ステップS221/YES)、波長パスの割り当てを実施する(ステップS222)。複数の波長パスに分割しても収容できない場合(ステップS221/NO)、最短経路のリンクのうち空き波長スロットが存在しないリンクに対してファイバを増設する(ステップS208)。
トラヒックDB211が保持するすべての波長パスに対して上述の手順が完了した後に(ステップS210/NO)、波長スロット・ファイバ割当決定部223は波長パス割当情報をパス割当制御部230に通知する。パス割当制御部230は、波長パス割当情報をデータベース部210および光ノード装置300に通知する(ステップS211)。
次に上述した、複数の波長パスに分割して収容する空き波長スロットを検索する処理(ステップS221)について、図17に示すフローチャートに基づいてさらに説明する。
まず、ガードバンド(Guard Band)の挿入が不要であり、かつ割り当てることが可能な空き波長スロットの細片が存在する場合(ステップS223/YES)について説明する。この場合、分割スロット決定部227は、この空き波長スロット数の最大値に適合するように波長パスを分割した後に、空き波長スロットへの割り当てを実施する(ステップS226)。トラヒック要求を収容するための波長パスの中で、未収容分が存在する場合、上述した処理を再度実施する(ステップS227/YES)。未収容分が存在しない場合(ステップS227/NO)、分割スロット決定部227は波長パス分割による波長パス割当情報をパス割当制御部230に通知する(ステップS228)。
一方、割り当て可能な空き波長スロット細片が存在しない場合(ステップS223/NO)、このときの経路の次に短い経路を検索する(ステップS224)。このような経路が存在する場合(ステップS224/YES)、所要波長スロット数および変調方式を決定し(ステップS225)、その後に波長パスの割り当てを実施する。すべての経路を検索し終えた段階で未割当の波長パスが存在する場合には、最短経路上の必要なリンクに対してファイバの増設を実施する。
なお、経路の再検索回数の上限値を予め設定することとしてもよい。また、経路毎の通信品質の相違により変調方式が変更になることを防止するために、経路長に上限値を設けることとしてもよい。また、上述した波長パス分割により波長パスを分割する際における分割数に制限を付加してもよいし、分割された波長パスの経路長差に上限値を設けることとしてもよい。
次に、図18A〜18Cを用いて、本実施形態に係る光ネットワーク管理装置204による波長パスの設定結果について説明する。ここでは、図18Aに示すように、3個の光ノード装置301〜303がそれぞれ光ファイバ伝送路で接続された光通信システムを例として説明する。ここで、光ノード装置301と光ノード装置302との間の光リンクにおけるトラヒック要求に対して、2個の波長パスP401、P402が存在する。
波長パスP401はホップ数が1であるため、信号光の到達性を図18Cに示したものとすると、変調方式として16QAM方式が採用される。一方、波長パスP402はホップ数が2であるため、変調方式としてQPSK方式が用いられる。
光ノード装置301と光ノード装置302との間のトラヒック要求に対して、波長パスP401(光リンク301:302)にはトラヒック要求を収容するのに十分な空きスロット数が存在しない場合について検討する(図18B参照)。この場合、これまでは光ファイバを新たに増設する必要があった。
それに対して、本実施形態の光ネットワーク管理装置204は、トラヒック要求を収容する波長パスを複数の分割波長パスに分割し、隣接した波長パスそれぞれの変調方式が等しくなるように、分割波長パスを割り当てる構成としている。これにより、光ノード装置301と光ノード装置302を直接接続する光リンクにトラヒック要求の一部を収容する波長パスP401を割り当て、残りは光ノード装置303を経由する光リンクの波長パスP402に割り当てることが可能になる。このとき、波長パスP401の空きスロットSL401には16QAM変調方式を採用する信号光が、波長パスP402の空きスロットSL402にはQPSK変調方式を採用する信号光が割り当てられることになる。
上述したように、本実施形態の光ネットワーク管理装置204によれば、空き波長スロットの細片を有効活用できるとともに、同一の変調方式である波長パスが隣接し合うように配置することができる。したがって、ガードバンド(Guard Band)の占有波長スロット数を低減でき、光ネットワーク全体のトラヒック収容効率を最大化することが可能となる。
以上、上述した実施形態を模範的な例として本発明を説明した。しかしながら、本発明は、上述した実施形態には限定されない。即ち、本発明は、本発明のスコープ内において、当業者が理解し得る様々な態様を適用することができる。
この出願は、2014年5月27日に出願された日本出願特願2014−109098を基礎とする優先権を主張し、その開示の全てをここに取り込む。
100、200、201、202、203、204 光ネットワーク管理装置
110、221 経路探索部
120 波長パス属性決定部
130 波長パス割当部
210 データベース部
211 トラヒックDB
212 物理層トポロジーDB
213 波長パス管理DB
214 割当前波長パスDB
215 隣接波長パスメトリックDB
216 波長パス割当候補DB
217 波長パス割当領域DB
218 分割波長パス管理DB
220 トラヒック収容設計部
222 所要波長スロット数決定部
223 波長スロット・ファイバ割当決定部
224 トラヒック割当順序決定部
225 波長パス割当メトリック計算部
226 領域スロット数決定部
227 分割スロット決定部
230 パス割当制御部
300、301〜306 光ノード装置
310 大粒度切替部
320 制御部
331、332 光トランスポンダ(TPND)装置
500 関連する基幹系光ネットワークシステム
600 関連する光ネットワーク管理装置
711〜718 関連する光ノード装置

Claims (14)

  1. 複数のトラヒック要求を受け付け、トラヒック要求ごとに光ノード装置間の最適経路を決定する経路探索手段と、
    前記最適経路において前記トラヒック要求をそれぞれ収容する波長パスの、少なくとも変調方式を含む波長パス属性を前記トラヒック要求ごとに決定する波長パス属性決定手段と、
    一の光リンクにおける光周波数軸上で隣接した波長パスそれぞれの前記変調方式が等しくなるように、前記変調方式によって定まる順番に従って、前記波長パスを前記光周波数軸上に割り当てる波長パス割当手段、とを有する
    光ネットワーク管理装置。
  2. 請求項1に記載した光ネットワーク管理装置において、
    前記波長パス割当手段は、割当順序決定手段を備え、
    前記割当順序決定手段は、前記変調方式によって定まる前記波長パスの光周波数利用効率の大きさの順番を決定し、
    前記波長パス割当手段は、前記光周波数軸上で隣接した波長スロットに、前記波長パスを前記順番に従ってそれぞれ割り当てる
    光ネットワーク管理装置。
  3. 請求項1に記載した光ネットワーク管理装置において、
    前記波長パス割当手段は、波長パスメトリック算出手段を備え、
    前記波長パスメトリック算出手段は、前記光周波数軸上で隣接する波長パスの変調方式により定まる重み付け量を用いて、波長スロットごとに隣接波長パスメトリックを算出し、
    前記波長パス割当手段は、前記隣接波長パスメトリックが最適となる波長スロットに、前記波長パスを割り当てる
    光ネットワーク管理装置。
  4. 請求項3に記載した光ネットワーク管理装置において、
    前記経路探索手段は、複数の前記最適経路を決定し、
    前記波長パスメトリック算出手段は、前記複数の最適経路について前記隣接波長パスメトリックをそれぞれ算出し、
    前記波長パス割当手段は、前記光周波数軸上で隣接した波長パスそれぞれの前記変調方式が等しくなるように、前記隣接波長パスメトリックが最適となる波長スロットに、前記波長パスを割り当てる
    光ネットワーク管理装置。
  5. 請求項1または2に記載した光ネットワーク管理装置において、
    前記波長パスを割り当てる波長パス割当領域を、前記波長パス属性ごとに前記光周波数軸上に設定する波長パス割当領域設定手段をさらに備え、
    前記波長パス割当手段は、前記波長パス割当領域に、前記波長パス割当領域に係る前記波長パス属性と等しい波長パス属性を備えた波長パスをそれぞれ割り当てる
    光ネットワーク管理装置。
  6. 請求項1から5のいずれか一項に記載した光ネットワーク管理装置において、
    前記トラヒック要求を収容する波長パスを複数の分割波長パスに分割する波長パス分割手段をさらに備え、
    前記波長パス割当手段は、前記光周波数軸上で隣接した波長パスそれぞれの前記変調方式が等しくなるように、前記分割波長パスを前記波長パスとして前記光周波数軸上に割り当てる
    光ネットワーク管理装置。
  7. 請求項1から6のいずれか一項に記載した光ネットワーク管理装置において、
    パス割当制御手段と、データベース手段をさらに備え、
    前記パス割当制御手段は、前記波長パス割当手段が前記波長パスを割り当てた結果である波長パス割当情報を、前記光ノード装置に通知し、
    前記データベース手段は、前記波長パス割当情報を保存する
    光ネットワーク管理装置。
  8. 請求項7に記載した光ネットワーク管理装置が備える前記パス割当制御手段から前記波長パス割当情報を受け付ける制御手段と、
    前記波長パス単位で複数の光伝送路を切替える大粒度切替手段と、
    前記光伝送路を介してクライアント信号を送受信する複数の光トランスポンダ装置、とを有し、
    前記制御手段は、前記波長パス割当情報に基づいて前記大粒度切替手段および前記光トランスポンダ装置を制御する
    光ノード装置。
  9. 複数のトラヒック要求を受け付け、トラヒック要求ごとに光ノード装置間の最適経路を決定し、
    前記最適経路において前記トラヒック要求をそれぞれ収容する波長パスの、少なくとも変調方式を含む波長パス属性を前記トラヒック要求ごとに決定し、
    一の光リンクにおける光周波数軸上で隣接した波長パスそれぞれの前記変調方式が等しくなるように、前記変調方式によって定まる順番に従って、前記波長パスを前記光周波数軸上に割り当てる
    光ネットワーク管理方法。
  10. 請求項9に記載した光ネットワーク管理方法において、
    前記変調方式によって定まる前記波長パスの光周波数利用効率の大きさの順番を決定し、
    前記光周波数軸上で隣接した波長スロットに、前記波長パスを前記順番に従ってそれぞれ割り当てる
    光ネットワーク管理方法。
  11. 請求項9に記載した光ネットワーク管理方法において、
    前記光周波数軸上で隣接する波長パスの変調方式により定まる重み付け量を用いて、波長スロットごとに隣接波長パスメトリックを算出し、
    前記隣接波長パスメトリックが最適となる波長スロットに、前記波長パスを割り当てる
    光ネットワーク管理方法。
  12. 請求項11に記載した光ネットワーク管理方法において、
    複数の前記最適経路を決定し、
    前記複数の最適経路について前記隣接波長パスメトリックをそれぞれ算出し、
    前記光周波数軸上で隣接した波長パスそれぞれの前記変調方式が等しくなるように、前記隣接波長パスメトリックが最適となる波長スロットに、前記波長パスを割り当てる
    光ネットワーク管理方法。
  13. 請求項9または10に記載した光ネットワーク管理方法において、
    前記波長パスを割り当てる波長パス割当領域を、前記波長パス属性ごとに前記光周波数軸上に設定し、
    前記波長パス割当領域に、前記波長パス割当領域に係る前記波長パス属性と等しい波長パス属性を備えた波長パスをそれぞれ割り当てる
    光ネットワーク管理方法。
  14. 請求項9から13のいずれか一項に記載した光ネットワーク管理方法において、
    前記トラヒック要求を収容する波長パスを複数の分割波長パスに分割し、
    前記光周波数軸上で隣接した波長パスそれぞれの前記変調方式が等しくなるように、前記分割波長パスを前記波長パスとして前記光周波数軸上に割り当てる
    光ネットワーク管理方法。
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