JP2020191541A - パケット伝送システム、伝送装置、伝送経路切替方法及び伝送経路切替プログラム - Google Patents
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Abstract
【課題】伝送経路上で帯域低下が発生した場合においても伝送経路を切り替えることが可能なパケット伝送システムを提供する。【解決手段】実施の形態に係るパケット伝送システム100は、端点装置101、102と、端点装置101、102に接続された、第1無線区間103を有する第1伝送経路1と、端点装置101、102に接続された、第2無線区間104を有する第2伝送経路2と、第1無線区間103、第2無線区間104間の帯域情報を監視する帯域監視部105と、第1無線区間103、第2無線区間104の帯域情報に基づいて、第1伝送経路1、第2伝送経路2それぞれの最小帯域値を判定し、判定結果に基づいてパケットを伝送するパケット伝送経路を決定する経路切替部106とを備える。【選択図】図1
Description
本発明は、パケット伝送システム、伝送装置、伝送経路切替方法及び伝送経路切替プログラムに関する。
特許文献1は、2つのキャリア通信網を用い、通信キャリアが他の通信キャリアと連携し、通信経路の冗長化を行う通信システムを開示している。この通信システムでは、ユーザ拠点にキャリアアクセスのための専用装置(ユーザアクセス装置)が設置され、キャリア切替えが行われる。
対向するユーザアクセス装置間では、イーサネット(登録商標)レベルのOAM(Operation Administration and Maintenance)及びAPS(Automatic Protection Switching)が実施される。各ユーザアクセス装置は、OAMにより2つのキャリア通信網の正常性を確認し、各キャリア通信網の通信断を検出すると、APSにより通信継続可能なキャリア通信網への切替えを実施する。
また、特許文献2は、ネットワーク機器間を接続する複数の物理ポートで、1つの論理ポートを構成するリンクアグリゲーション(Link Aggregation)を利用したネットワーク機器を開示している。このネットワーク機器では、フレームの送信に用いられる物理ポートが、振り分け情報により、フレームに関連するキー情報に対応付けて固定で設定されている。受信したフレームのキー情報に応じて、物理ポートを決定することで、物理ポートの負荷を分散することが可能となる。
また、特許文献2では、振り分け情報の設定により、ネットワーク機器を冗長構成にする技術が開示されている。回線障害等により現用系の物理ポートが通信できなくなった場合、振り分け情報において、通信ができなくなった物理ポートを予備系の物理ポートに変更することで、フレームの送信を継続することができる。
ITU−T勧告G.8013/Y.1731(OAM functions and mechanisms for Ethernet-based networks)
特許文献1のような通信経路を冗長化した通信システムでは、主回線には、安定度は低いが容量の大きな回線(例えばE−Band帯の無線伝送路)を使用し、予備回線には、容量は小さいが安定度の高い回線(例えばLicensed−Band帯の無線伝送路)を使用する場合が多い。このため、主回線は、天候等の影響を受けて帯域低下が発生することが多くなる。
特許文献1では、主回線の帯域低下が発生したとしても通信障害を検出しない限り予備回線への切替えは行われない。このため、主回線において輻輳が発生し、バッファメモリが枯渇した場合は主信号のフレームロスが生じてしまう虞がある。
また、特許文献2のネットワーク機器では、伝送経路が複数の無線伝送装置を直列接続した経路である場合、ある無線区間において天候等の影響により帯域低下が発生したとしても、ネットワーク機器内の物理ポートに障害が発生しない限り、フレームの伝送経路が維持される。このため、伝送経路上で輻輳が発生し、バッファメモリが枯渇した場合は主信号のフレームロスが生じてしまう虞がある。
本開示の目的は、上述した問題を鑑み、伝送経路上で帯域低下が発生した場合においても伝送経路を切り替えることが可能な、パケット伝送システム、伝送経路切替方法及び伝送経路切替プログラムを提供することにある。
本発明の一態様に係るパケット伝送システムは、端点装置と、前記端点装置に接続された、第1無線区間を有する第1伝送経路と、前記端点装置に接続された、第2無線区間を有する第2伝送経路と、前記第1無線区間、前記第2無線区間の帯域情報を監視する帯域監視部と、前記第1無線区間、前記第2無線区間の帯域情報に基づいて、前記第1伝送経路、前記第2伝送経路それぞれの最小帯域値を判定し、判定結果に基づいてパケットを伝送するパケット伝送経路を決定する経路切替部とを備えるものである。
本発明の一態様に係る伝送装置は、端点装置に直列接続され、複数の無線区間を有する伝送経路を構成する伝送装置であって、複数の前記伝送装置は、担当する前記無線区間の担当帯域情報を監視して、前記端点装置に通知する帯域監視部と、前記担当帯域情報と後段の前記伝送装置から受信した後段帯域情報とを比較する帯域比較部とを有し、前記担当帯域情報と前記後段帯域情報のうち小さい方の帯域情報を出力するものである。
本発明の一態様に係る伝送経路切替方法は、端点装置に接続された、第1伝送経路の第1無線区間と第2伝送経路の第2無線区間の帯域情報を監視し、前記第1無線区間、前記第2無線区間の帯域情報に基づいて、前記第1伝送経路、前記第2伝送経路それぞれの最小帯域値を判定し、判定結果に基づいてパケットを伝送するパケット伝送経路を決定する。
本発明の一態様に係る伝送経路切替プログラムは、端点装置に接続された、第1伝送経路の第1無線区間と第2伝送経路の第2無線区間の帯域情報を監視する処理と、前記第1無線区間、前記第2無線区間の帯域情報に基づいて、前記第1伝送経路、前記第2伝送経路それぞれの最小帯域値を判定する処理と、判定結果に基づいてパケットを伝送するパケット伝送経路を決定する処理とをコンピュータに実行させる。
本発明によれば、伝送経路上で帯域低下が発生した場合においても伝送経路を切り替えることが可能な、パケット伝送システム、伝送経路切替方法及び伝送経路切替プログラムを提供することが可能である。
以下、図面を参照して本発明の実施の形態について説明する。説明の明確化のため、以下の記載及び図面は、適宜、省略、及び簡略化がなされている。また、様々な処理を行う機能ブロックとして図面に記載される各要素は、ハードウェア的には、CPU、メモリ、その他の回線で構成することができる。また、本発明は、任意の処理を、CPU(Central Processing Unit)にコンピュータプログラムを実行させることにより実現することも可能である。従って、これらの機能ブロックがハードウェアのみ、ソフトウェアのみ、またはそれらの組合せによっていろいろな形で実現できることは当業者には理解されるところであり、いずれかに限定されるものではない。
また、上述したプログラムは、様々なタイプの非一時的なコンピュータ可読媒体(non-Transitory computer Readable Medium)を用いて格納され、コンピュータに供給することができる。非一時的なコンピュータ可読媒体は、様々なタイプの実体のある記録媒体(tangible storage Medium)を含む。非一時的なコンピュータ可読媒体の例は、磁気記録媒体(例えばフレキシブルディスク、磁気テープ、ハードディスクドライブ)、光磁気記録媒体(例えば光磁気ディスク)、CD−ROM(Read Only Memory)、CD−R、CD−R/W、半導体メモリ(例えば、マスクROM、PROM(Programmable ROM)、EPROM(Erasable PROM)、フラッシュROM、RAM(Random Access Memory))を含む。また、プログラムは、様々なタイプの一時的なコンピュータ可読媒体(Transitory computer Readable Medium)によってコンピュータに供給されてもよい。一時的なコンピュータ可読媒体の例は、電気信号、光信号、及び電磁波を含む。一時的なコンピュータ可読媒体は、電線及び光ファイバ等の有線通信路、又は無線通信路を介して、プログラムをコンピュータに供給できる。
実施の形態は、伝送容量の拡大を行うために複数の伝送経路を用いて、各伝送経路の帯域に応じてフローの振り分けを行い、帯域を有効活用する技術に関する。各伝送路が複数の無線伝送装置により構成される場合、無線を用いた通信は天候等の影響で帯域が変動しやすいため、帯域変動による経路制御は特に重要となる。
図1は、実施の形態に係るパケット伝送装置の構成を示すブロック図である。図1に示すように、パケット伝送システム100は、端点装置101、102と、端点装置101、102に接続された、第1無線区間103を有する第1伝送経路1と、端点装置101、102に接続された、第2無線区間104を有する第2伝送経路2と、第1無線区間103、第2無線区間104間の帯域情報を監視する帯域監視部105と、第1無線区間103、第2無線区間104の帯域情報に基づいて、第1伝送経路1、第2伝送経路2それぞれの最小帯域値を判定し、判定結果に基づいてパケットを伝送するパケット伝送経路を決定する経路切替部106とを備える。
このように、実施の形態では、各伝送経路の最小帯域を判定した上で伝送経路を切り替えることができるため、伝送経路上に帯域低下が発生した場合、伝送経路を切り替えることが可能となる。これにより、不要なフレームロスを抑止することができる。以下、具体的な実施の形態について説明する。
実施の形態1.
図2は、実施の形態1に係るパケット伝送装置の構成を示すブロック図である。図2では、端点装置101は、第1伝送経路1及び第2伝送経路2を介して端点装置102と対向している例を示している。なお、以下では、第1伝送経路1に帯域劣化が発生して、第1伝送経路1から第2伝送経路2に切り替える動作について説明する。
図2は、実施の形態1に係るパケット伝送装置の構成を示すブロック図である。図2では、端点装置101は、第1伝送経路1及び第2伝送経路2を介して端点装置102と対向している例を示している。なお、以下では、第1伝送経路1に帯域劣化が発生して、第1伝送経路1から第2伝送経路2に切り替える動作について説明する。
第1伝送経路1は、6つの伝送装置11、12、13、14、15、16を含む。これらの伝送装置11、12、13、14、15、16は、順に直列に接続されている。伝送装置11と伝送装置12との間に無線区間111が設けられ、伝送装置13と伝送装置14との間に無線区間112が設けられ、伝送装置15と伝送装置16との間に無線区間113が設けられている。
また、第2伝送経路2は、6つの伝送装置21、22、23、24、25、26を含む。これらの伝送装置21、22、23、24、25、26は、順に直列に接続されている。伝送装置21と伝送装置22との間に無線区間121が設けられ、伝送装置23と伝送装置24との間に無線区間122が設けられ、伝送装置25と伝送装置26との間に無線区間123が設けられている。
これらの伝送装置には、それぞれ端点装置101に向けて、担当する無線区間の帯域情報を送信するためのMEP(Maintenance End Point)(以下、サーバMEP)が配置されている。図2に示す例では、伝送装置11に設けられたサーバMEP11aが無線区間111を担当し、伝送装置13に設けられたサーバMEP13aが無線区間112を担当し、伝送装置15に設けられたサーバMEP15aが無線区間113を担当する。また、伝送装置21に設けられたサーバMEP21aが無線区間121を担当し、伝送装置23に設けられたサーバMEP23aが無線区間122を担当し、伝送装置25に設けられたサーバMEP25aが無線区間123を担当する。
帯域情報を通知する手段としては、ITU−T(International Telecommunication Union - Telecommunicationselector)勧告等に規定されている。例えば、ITU−T勧告G.8013/Y.1731(非特許文献1)では、イーサネットOAMの一つの機能としてETH−BN(Ethernet Bandwidth Notification)という帯域情報の通知手段が規定されている。数区間を無線で経路構築する場合、経路振り分けを行う端点装置は、各無線区間の帯域監視が必要となる。各サーバMEPは、ITU−T勧告準拠のETH−BNメッセージ(BNMパケット)を用いて帯域情報を端点装置101に向けて送信する。
端点装置101には、サーバMEPに1対1に対応して、各サーバMEPから帯域情報を受け取るためのMEP(以下、クライアントMEPとする)が配置されている。図2に示す例では、サーバMEP11a、13a、15aにそれぞれ対応して、クライアントMEP11b、13b、15bが設けられている。また、サーバMEP21a、23a、25aにそれぞれ対応して、クライアントMEP21b、23b、25bが設けられている。
続いて、図1を参照して、第1実施形態に係るパケット伝送システム100の動作について説明する。端点装置101は、受信トラフィックの受信ポート、VLAN ID(Virtual LAN IDentifier)、CoS(Class of Service)値等の情報からフロー識別を行い、所定のフロー条件に従って受信トラフィックの振り分け先(第1伝送経路1又は第2伝送経路2)を決定し、送信する。
第1伝送経路1、第2伝送経路2には、それぞれ異なる無線区間を担当するサーバMEPが配置されている。各無線区間は、それぞれのサーバMEPにより帯域監視が実行される。そして、各サーバMEPは、得られた帯域情報を、BNMパケットを用いて端点装置101に向けて送信する。なお、上記の勧告上、BNMパケットの送信周期は1s、10s、1minと定義されている。帯域に変化がないときは、サーバMEPは、定義された周期でBNMパケットを送信する。一方で、担当区間の帯域変化を検出時は、サーバMEPは即時BNMパケットを送信する。
端点装置101は、第1伝送経路1及び第2伝送経路2に配置されたサーバMEPからBNMパケットを受信し、無線伝送路毎に帯域情報を比較して最小帯域値を判定する。この最小帯域値を、その伝送経路の帯域として、経路切替の判定条件として使用する。すなわち、クライアントMEP11b、13b、15bにより受信された帯域情報を比較して、これらのうち最も小さい帯域値を、第1伝送経路1の帯域値とする。また、クライアントMEP21b、23b、25bにより受信された帯域情報を比較して、これらのうち最も小さい帯域値を、第2伝送経路2の帯域値とする。なお、BNMパケットの定周期の受信が途絶えた場合は、該伝送経路の帯域はゼロとして扱うことができる。
このように、各伝送装置にて各無線区間の帯域監視を行い、端点装置101が各無線区間の帯域情報を受信することで、各伝送経路の最小帯域を認識することができる。端点装置101は、この判定結果に基づいて、パケットを伝送するパケット伝送経路を決定することができる。
すなわち、端点装置101は、各伝送装置から受け取った帯域情報から各伝送経路の最小帯域を認識した上で、転送するパケットのフロー条件に応じた伝送経路の切り替えを行うことができる。これにより、伝送経路上の帯域低下が発生した場合、端点装置が伝送経路を切り替えることが可能となり不要なフレームロスを抑止することが可能となる。
実施の形態2.
図3は、実施の形態2に係るパケット伝送装置の一部の構成を示す図である。図3では、第1伝送経路1の一部のみを示している。また、図4は、実施の形態2に係る伝送装置の構成を示すブロック図である。実施の形態2では、実施の形態1と異なり、無線区間111を担当する伝送装置11、無線区間112を担当する伝送装置13として、図4に示す構成の伝送装置が用いられる。なお、第2伝送経路2における、伝送装置21、23としても、同様に、図4に示す構成の伝送装置が用いられる。
図3は、実施の形態2に係るパケット伝送装置の一部の構成を示す図である。図3では、第1伝送経路1の一部のみを示している。また、図4は、実施の形態2に係る伝送装置の構成を示すブロック図である。実施の形態2では、実施の形態1と異なり、無線区間111を担当する伝送装置11、無線区間112を担当する伝送装置13として、図4に示す構成の伝送装置が用いられる。なお、第2伝送経路2における、伝送装置21、23としても、同様に、図4に示す構成の伝送装置が用いられる。
図3に示すように、端点装置101から最も遠端となる、帯域監視を行う伝送装置15には、無線区間113の帯域を監視し、端点装置101に向けてBNMパケットを送信するサーバMEP15aが配置されている。また、端点装置101には、帯域情報を受け取るためのクライアントMEP15bが一つ、サーバMEP15aに対向する形で配置される。
BNMパケットはサーバMEP15aから送信され、伝送装置13及び伝送装置11で中継されて端点装置101に到達する。ここで、伝送装置13、11は、担当区間の担当帯域情報と、後段の伝送装置から受信したBNMに含まれる後段帯域情報とを比較する手段を有している。
図4には、一例として、伝送装置13の構成が示されている。伝送装置13は、BNM受信部31、帯域監視部32、帯域比較部33、BNM送信部34を備えている。BNM受信部31は、後段の伝送装置15から受信したBNMパケットの帯域情報を抽出して帯域比較部33へ出力を行うとともに、受信したBNMパケットをそのままBNM送信部34に送信する。帯域監視部32は、担当する無線区間112の帯域を監視し、担当帯域情報として帯域比較部33に出力する。
帯域比較部33は、BNM受信部31から入力された後段帯域情報と、帯域監視部32から入力された担当帯域情報を比較し、比較結果をBNM送信部34に出力する。BNM送信部34は、担当帯域情報と後段帯域情報のうち小さい方の帯域情報を出力する。
ここで、図5を参照して、図4の伝送装置のBNMパケットの中継動作について説明する。まず、サーバMEP13aが設定された契機で、BNM受信部31はBNM受信動作を開始し、帯域監視部32は帯域監視を開始する。(ステップS1)。次に、後段装置からBNMパケットを受信した契機で、BNM受信部31は受信したBNMパケットから後段帯域情報(B1)を抽出し、帯域比較部33へ出力する(ステップS2)。
その後、帯域比較部33は、帯域監視部32から担当区間の担当帯域情報(B2)を取得し(ステップS3)、担当区間の担当帯域情報(B2)がBNMパケットから抽出した後段帯域情報(B1)よりも小さいか否かを判断する(ステップS4)。担当帯域情報(B2)が後段帯域情報(B1)よりも小さい場合(ステップS4、YES)、BNM送信部34は、受信BNMパケットの帯域情報を担当帯域情報(B2)に更新して、該BNMパケットを装置外部に送信する(ステップS5)。
一方、ステップS4において、担当区間の帯域情報(B2)が後段帯域情報(B1)以上である場合、受信BNMパケットの帯域情報は後段帯域情報(B1)のまま、該BNMパケットを装置外部に送信する(ステップS6)。
その後、伝送装置11においても、同様に、後段の伝送装置13から入力されるBNMパケットの後段帯域情報と、担当する無線区間111の担当帯域情報とが比較され、小さい方の帯域情報がBNMパケットとして端点装置101に向けた送信される。
このように、実施の形態2によれば、端点装置101での帯域比較処理が不要となるため、CPU負荷の上昇を回避することができ、伝送経路の切り替えに要する処理時間を低減することが可能となる。また、各伝送経路上にサーバMEPとクライアントMEPを各々1つずつ配置するだけで、無線伝送路上の最小帯域を監視することができるため、ネットワーク内におけるMEPリソースの払出し管理が容易となる。
なお、本発明は上記実施の形態に限られたものではなく、趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更することが可能である。
1 第1伝送経路
2 第2伝送経路
11、12、13、14、15、16 伝送装置
11a、13a、15a、21a、23a、25a サーバMEP
11b、13b、15b、21b、23b、25b クライアントMEP
21、22、23、24、25、26 伝送装置
31 BNM受信部
32 帯域監視部
33 帯域比較部
34 BNM送信部
100 パケット伝送システム
101 端点装置
102 端点装置
103 第1無線区間
104 第2無線区間
105 帯域監視部
106 経路切替部
111、112、113 無線区間
121、122、123 無線区間
2 第2伝送経路
11、12、13、14、15、16 伝送装置
11a、13a、15a、21a、23a、25a サーバMEP
11b、13b、15b、21b、23b、25b クライアントMEP
21、22、23、24、25、26 伝送装置
31 BNM受信部
32 帯域監視部
33 帯域比較部
34 BNM送信部
100 パケット伝送システム
101 端点装置
102 端点装置
103 第1無線区間
104 第2無線区間
105 帯域監視部
106 経路切替部
111、112、113 無線区間
121、122、123 無線区間
Claims (9)
- 端点装置と、
前記端点装置に接続された、第1無線区間を有する第1伝送経路と、
前記端点装置に接続された、第2無線区間を有する第2伝送経路と、
前記第1無線区間、前記第2無線区間の帯域情報を監視する帯域監視部と、
前記第1無線区間、前記第2無線区間の帯域情報に基づいて、前記第1伝送経路、前記第2伝送経路それぞれの最小帯域値を判定し、判定結果に基づいてパケットを伝送するパケット伝送経路を決定する経路切替部と、
を備える、
パケット伝送システム。 - 前記第1伝送経路は、前記端点装置に接続された第1伝送装置を含み、
前記第2伝送経路は、前記端点装置に接続された第2伝送装置を含み、
前記帯域監視部は、前記第1伝送装置、前記第2伝送装置にそれぞれ設けられる、
請求項1に記載のパケット伝送システム。 - 前記第1伝送経路は、直列に接続される複数の前記第1伝送装置を含むとともに、複数の前記第1無線区間を有し、
複数の前記第1伝送装置の前記帯域監視部はそれぞれ、異なる前記第1無線区間の帯域情報を監視し、
前記第2伝送経路は、直列に接続される複数の前記第2伝送装置を含むとともに、複数の前記第2無線区間を有し、
複数の前記第2伝送装置の前記帯域監視部はそれぞれ、異なる前記第2無線区間の帯域情報を監視する、
請求項2に記載のパケット伝送システム。 - 前記第1伝送装置は、担当する前記第1無線区間の担当帯域情報と後段の伝送装置から入力される後段帯域情報とを比較する帯域比較部をさらに備え、
前記担当帯域情報と前記後段帯域情報のうち小さい方の帯域情報を出力する、
請求項3に記載のパケット伝送システム。 - 前記第1伝送装置は、
後段の伝送装置から入力されるBN(bandwidth notification)メッセージから前記後段帯域情報を抽出して前記帯域比較部に入力するBNM受信部と、
前記担当帯域情報が前記後段帯域情報よりも小さい場合、前記BNメッセージの前記後段帯域情報を前記担当帯域情報に更新して出力するBNM送信部と、
をさらに備える、
請求項4に記載のパケット伝送システム。 - 前記経路切替部は前記端点装置に設けられ、
前記帯域監視部は、前記端点装置に前記第1無線区間、前記第2無線区間の前記帯域情報を通知する、
請求項1〜4のいずれか1項に記載のパケット伝送システム。 - 端点装置に直列接続され、複数の無線区間を有する伝送経路を構成する伝送装置であって、
複数の前記伝送装置は、
担当する前記無線区間の担当帯域情報を監視して、前記端点装置に通知する帯域監視部と、
前記担当帯域情報と後段の前記伝送装置から受信した後段帯域情報とを比較する帯域比較部と、
を有し、
前記担当帯域情報と前記後段帯域情報のうち小さい方の帯域情報を出力する、
伝送装置。 - 端点装置に接続された、第1伝送経路の第1無線区間と第2伝送経路の第2無線区間の帯域情報を監視し、
前記第1無線区間、前記第2無線区間の帯域情報に基づいて、前記第1伝送経路、前記第2伝送経路それぞれの最小帯域値を判定し、
判定結果に基づいてパケットを伝送するパケット伝送経路を決定する、
伝送経路切替方法。 - 端点装置に接続された、第1伝送経路の第1無線区間と第2伝送経路の第2無線区間の帯域情報を監視する処理と、
前記第1無線区間、前記第2無線区間の帯域情報に基づいて、前記第1伝送経路、前記第2伝送経路それぞれの最小帯域値を判定する処理と、
判定結果に基づいてパケットを伝送するパケット伝送経路を決定する処理と、
をコンピュータに実行させる、
伝送経路切替プログラム。
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