JP6471540B2 - 車載通信システム、端末装置 - Google Patents
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Description
給を開始することで、当該システムの動作モードを、システム全体が通常の動作状態になるウェイクアップモードに遷移させる。
なお、特許請求の範囲に記載した括弧内の符号は、一つの態様として後述する実施形態に記載の具体的手段との対応関係を示すものであって、本発明の技術的範囲を限定するものではない。
[1.第1実施形態]
[1.2,構成]
車載通信システム1は、図1に示すように、複数の電子制御装置(ECU)10,30と、通信路50と、給電線60と、電源スイッチ部20と、入力スイッチ部40とを備える。
スレーブ30という。マスタ10およびスレーブ30の詳細については後述する。
スレーブ30は、電源回路31、トランシーバ32、マイクロコンピュータ(マイコン)33、抵抗34、バイパス部35を備える。
トランシーバ32は、マイコン33により生成された送信データTXを符号化して通信路50に送出すると共に、通信路50を伝搬する信号を受信し復号化した受信データRXを、マイコン33に供給する。
つまり、信号入力端子Tは、給電線60を介してスレーブ30への電源供給が行われている時には、バイパス部35を介してマイコン33に接続され、スレーブ30への電源供給が停止している時には、バイパス部35を介して通信路50に接続される。
マスタ10は、電源回路11、トランシーバ12、マイコン13、抵抗14を備える。
電源回路11、トランシーバ12は、スレーブ30の電源回路31、トランシーバ32
と同様であるため、ここでの説明は省略する。
マイコン13は、CPU,ROM,RAM,IOポート等を備える周知のものである。マイコン13は、電源回路11からの給電を受けて動作し、マスタスレーブ方式のマスタノードとしての通信機能を実現する。また、電源スイッチ部20を操作して、スレーブ30への電源供給を制御すること等により、車載通信システム1の動作モードを遷移させる機能を有する。なお、動作モードは、マスタ10,スレーブ30間の通信が可能なウェイクアップモードと、スレーブ30への電源供給を停止した低消費電力状態となるスリープモードとからなる。
本処理は、動作モードがスリープモードの時に起動する。
続くS140では、予め設定されたスリープ条件が成立したか否かを判断する。スリープ条件は、例えば、全てのスレーブ30からスリープ要求を受信することや、マスタ10の内部状態が予め設定された状態に変化すること等が考えられる。
S150では、通信路50を介したマスタスレーブ通信により、入力スイッチ部40が接続されているスレーブ30から、入力スイッチ部40の状態を獲得する。
S170では、電源スイッチ部20のコイル22への通電を停止して接点部21を開放した状態にすることで、スレーブ30への電源供給を停止して、本処理を終了する。これにより、車載通信システム1の動作モードはウェイクアップモードからスリープモードに遷移する。
このように構成された車載通信システム1では、動作モードがスリープモードの場合、電源スイッチ部20がオフ状態となるためスレーブ30への電源供給が停止され、マスタ10とスレーブ30との通信が不能な状態となる。但し、スレーブ30への電源供給が行われていないため、車載通信システム1全体としては低消費電力状態となる。このとき、スレーブ30では、バイパス部35への給電も止まるため、信号入力端子Tは通信路側端子TLに接続された状態に保持される。これにより、入力スイッチ部40の状態が直に通信路50に反映されることになる。具体的には、入力スイッチ部40がオフ状態の時には、通信路50の信号レベルはレセッシブとなり、入力スイッチ部40がオン状態の時には
、通信路50の信号レベルはドミナントとなる。
以上説明したように、車載通信システム1では、スレーブ30が、スリープモードの時に、信号入力端子Tに接続された入力スイッチ部40の状態を、通信制御機能を有するマイコン33を起動することなく、通信路50の信号レベルに反映させることができるように構成されている。
第2実施形態は、基本的な構成は第1実施形態と同様であるため、共通する構成については説明を省略し、相違点を中心に説明する。
本実施形態において、スレーブ30aは、図3に示すように、スレーブ30の構成から抵抗34およびバイパス部35が省略され、代わりにバイパス部36を備える。
本実施形態では、図4に示すように、動作モードがウェイクアップモードの場合、即ち、給電線60を介してスレーブ30aに対する電源供給が行われている場合、信号入力端子Tの信号レベルに関わらず、トランジスタ363のベースはハイレベルに固定され、トランジスタ363はオフ状態となる。つまり、信号入力端子Tの信号レベルに応じて通信路50が変化することはなく、マイコン33の入力ポートに入力される。
以上説明したように、本実施形態によれば、第1実施形態と同様の効果を得ることができる。更に、本実施形態によれば、大型部品であるリレーを用いることなくスレーブ30aが構成されるため、装置規模を小型化することができる。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は、上記実施形態に限定されることなく、種々の形態を採り得る。
33…マイクロコンピュータ 14,34,331,361…抵抗 20…電源スイッチ部 21,351…接点部 22,352…コイル 35,36…バイパス部 40…入力スイッチ部 50…通信路 60…給電線 332,362…ダイオード 351…接点部 363…トランジスタ
Claims (5)
- マルチドロップ型の通信路(50)と、前記通信路とは別に設けられた電源供給を行うための給電線(60)と、前記通信路および前記給電線に接続された複数の端末装置とを備え、前記端末装置の一つをマスタノード(10)、該マスタノード以外をスレーブノード(30,30a)とするマスタスレーブ通信を実行する車載通信システムにおいて、
前記マスタノードは、
予め設定されたスリープ条件が成立すると、前記給電線を介した前記スレーブノードへの電源供給を停止することで、当該システムの動作モードを、システム全体が低消費電力状態になるスリープモードに遷移させるスリープ遷移部(13:S140〜S170)と、
前記スリープモード時に、前記通信路の信号レベルを監視し、該通信路の信号レベルがドミナントに変化すると、前記スレーブノードへの電源供給を開始することで、当該システムの動作モードを、システム全体が通常の動作状態になるウェイクアップモードに遷移させるウェイクアップ遷移部(13:S110〜S120)と、
を備え、
前記スレーブノードは、
前記ウェイクアップモードへの遷移を指示するためのスイッチが接続される信号入力端子(T)と、
電源供給の停止時に、前記信号入力端子に接続されたスイッチの状態に応じた信号レベルを、前記通信路に発生させるバイパス部(35,36)と、
を備え、
前記バイパス部は、前記給電線に直結され、該給電線を介した電源供給の有無により作動状態が変化することで、前記信号入力端子と前記通信路とを接続する経路を、前記給電線からの電源供給が停止されている非給電時に導通し、前記給電線からの電源供給が行われている給電時に遮断する回路を用いて構成されていることを特徴とする車載通信システム。 - 電源供給を行う給電線(60)とは別に設けられたマルチドロップ型の通信路(50)を介してマスタスレーブ通信を実行する車載通信システムにおいてスレーブノードとして使用される端末装置であって、
システム全体が低消費電力状態になる動作モードであるスリープモードから、システム全体が通常の動作状態になる動作モードであるウェイクアップモードへの遷移を指示するためのスイッチが接続される信号入力端子(T)と、
前記給電線を介した自装置への電源供給が停止されている非給電時に、前記信号入力端子に接続されたスイッチの状態に応じた信号レベルを、前記通信路に発生させるバイパス部(35,36)と、
を備え、
前記バイパス部は、前記給電線に直結され、該給電線を介した電源供給の有無により作動状態が変化することで、前記信号入力端子と前記通信路とを接続する経路を、前記給電線からの電源供給が停止されている非給電時に導通し、前記給電線からの電源供給が行われている給電時に遮断する回路を用いて構成されていることを特徴とする端末装置。 - 前記バイパス部(35)を構成する前記回路は、
一端が前記給電線に直結されたコイル(352)と、前記コイルの通電状態によって作動する接点部(351)とを有したリレーを用いて構成されていることを特徴とする請求項2に記載の端末装置。 - 前記バイパス部(36)を構成する前記回路は、
アノードが自装置への給電線に接続されたダイオード(362)と、
一端が前記ダイオードのカソードに接続され、他端が前記信号入力端子に接続された抵抗(361)と、
エミッタが前記通信路に接続され、コレクタが接地され、ベースが前記ダイオードと前記抵抗との接続点に接続されたPNP型のトランジスタ(363)と、
を用いて構成されていることを特徴とする請求項2に記載の端末装置。 - 前記信号入力端子は、少なくともウェイクアップモードの時には、前記通信路を介してマスタスレーブ通信を実行する通信制御部に接続されていることを特徴とする請求項2ないし請求項4のいずれか1項に記載の端末装置。
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