JP6471185B2 - 管理装置 - Google Patents
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Description
しかしながら、ユーザが、携帯電話の操作やネットワークの設定について不得手である場合、管理装置及び携帯電話の設定を行うことが困難である場合があった。
本発明は、上記問題に鑑みて為されたものであり、管理装置に保存した情報の共有に係る設定を支援する仕組みを提供することを目的とする。
以下、図を参照して本発明の実施形態について説明する。
図1は、本実施形態に係るNAS装置10及び通信端末装置20の概要を示す図である。
NAS(Network Access Server)装置10は、通信端末装置20から受信するデータ(例えば、音楽、写真及び動画等)を管理する。NAS装置10は、ハードディスクドライブやROM(Read−Only−memory)などの記憶部140を備えている。この記憶部140には、通信端末装置20から送信される写真や動画、音楽などのデータが保存される。この記憶部140に記憶されるデータは、通信端末装置20が読み出すことも可能である。この場合、NAS装置10は、通信端末装置20のファイルサーバとして機能する。以降の説明において、記憶部140に記憶される写真や動画、音楽などのデータを総称してコンテンツ情報CTと記載する。
ここでは、NAS装置10が、通信端末装置20との間においてWi−Fi、及びLTEによって通信が可能である場合について説明する。
通信端末装置20は、可搬型の装置であり、ユーザの操作に応じて無線通信を行う。通信端末装置20とは、例えば、携帯電話、スマートフォン及びタブレット型のコンピュータ(タブレットPC)等の携帯型のパーソナルコンピュータなどである。
通信端末装置20は、NAS装置10との間においてWi−Fi、及びLTEによって通信が可能である。
NAS装置10及び通信端末装置20は、いずれも、移動体通信網を利用するサービスに加入する加入者を識別するための識別チップを備える。この識別チップとは、例えば、SIM(Subscriber Identity Module)である。このSIMには、IMSI(International Mobile Subscriber Identity)が、加入者を識別する加入者識別子IDとして記憶されている。
LTEなどの移動体通信網を介した通信サービスは、通信事業者によって提供される。通信事業者は、IMSI(加入者識別子ID)と、電話番号とを対応付けて加入者の装置による通信を管理する。NAS装置10及び通信端末装置20は、SIMを装着することにより、移動体通信網を介した相互の通信が可能になる。
また、以下の説明において、NAS装置10がルータRTを経由せずに、LTEなどの移動体通信網を介してして通信端末装置20とコンテンツ通信を行う場合の無線通信方式を「LTE方式」とも記載する。
本実施形態のNAS装置10は、NAS装置10が管理する情報の共有を適切に行うための設定をすることにより、設定に詳しくないユーザに対する支援を行う。
以降の説明において、NAS装置10の所有者であるユーザ(以下、親ユーザ)が使用する通信端末装置20を親通信端末装置20−Pと記載し、親ユーザ以外のユーザ(以下、子ユーザ)が使用する通信端末装置20を子通信端末装置20−Cと記載する。また、親通信端末装置20−Pに装着されているSIMの加入者識別子IDを親端末識別子ID2−Pと記載し、子通信端末装置20−Cに装着されているSIMの加入者識別子IDを子端末識別子ID2−Cと記載する。また、親通信端末装置20−P、及び子通信端末装置20−Cを区別しない場合には、総称して通信端末装置20と記載する。また、親ユーザと、子ユーザとを区別しない場合には、総称して、ユーザと記載する。
以下、子端末識別子ID2−C1を有する子通信端末装置20−C1と、NAS装置10との間のコンテンツ通信に係る許可を親通信端末装置20−Pが行う場合の具体的な機能構成について説明する。
以下、図2を参照してNAS装置10、及び通信端末装置20の機能構成について説明する。
図2は、本実施形態に係るNAS装置10及び通信端末装置20の機能構成の一例を示す図である。
上述したように、ルータRTは、ルータ方式による無線通信を提供する。
通信端末装置20は、Wi−Fi無線通信部210と、LTE無線通信部220と、操作部230と、表示部240と、CPU(Central Processing Unit)250と、記憶部260とを備える。これら各部は、内部バスによって相互に接続される。
Wi−Fi無線通信部210は、他の通信機器との間においてWi−Fi方式によって無線通信を行う。
LTE無線通信部220は、他の通信機器との間においてLTE方式によって無線通信を行う。
記憶部260は、例えば、ハードディスクドライブやROM等を備え、通信端末装置20を制御するためのプログラムなどが記憶されている。
通信端末装置20が親通信端末装置20−Pである場合、CPU250は、子通信端末装置20−CとNAS装置10との間のコンテンツ通信を許可するか否かを示す情報(以下、通信許可情報CA)をNAS装置10に無線通信を介して送信する。この一例では、CPU250は、ルータ方式の無線通信を介してWi−Fi無線通信部210からNAS装置10に通信許可情報CAを送信させる。
NAS装置10は、Wi−Fi無線通信部110と、LTE無線通信部120と、CPU130と、記憶部140とをその機能部として備える。これら各部は、内部バスによって相互に接続される。記憶部140には、コンテンツ情報CTと、許可識別情報WLとが記憶される。許可識別情報WLについては、後述する。
LTE無線通信部120は、他の通信機器との間においてLTE方式によって無線通信を行う。
上述したように、NAS装置10(Wi−Fi無線通信部110)は、子通信端末装置20−Cからコンテンツ通信の許可を要求する許可要求情報RQを受信する。
指示部131は、Wi−Fi無線通信部110が子通信端末装置20−Cから許可要求情報RQを受信したか否かを判定する。指示部131は、子通信端末装置20−Cから許可要求情報RQを受信した場合、親通信端末装置20−Pに対して、通信許可情報CAの送信を指示する。ここで、親通信端末装置20−Pは、許可識別情報WLに既に登録されている加入者識別子ID(この一例では、親端末識別子ID2−P)を有する通信端末装置20である。許可識別情報WLとは、NAS装置10とのコンテンツ通信が許可された通信端末装置20の加入者識別子ID(端末識別子ID2)を示す情報である。したがって、指示部131は、許可識別情報WLに既に登録されている通信端末装置20(親通信端末装置20−P)に対して、通信許可情報CAの送信を指示する。具体的には、指示部131は、通信許可情報CAの送信の指示を示す指示情報DRをルータ方式の無線通信によって親通信端末装置20−Pに送信する。
ここで、指示情報DRには、許可要求情報RQを送信する装置(この一例では、子通信端末装置20−C1)の加入者識別子ID(この一例では、子端末識別子ID2−C1)が含まれる。
なお、NAS装置10(指示部131)は、SMS(Short Message Service)を利用した方法によって親通信端末装置20−Pに指示情報DRを送信してもよい。
図3は、本実施形態に係る通信許可情報CAを取得する際の表示部240の一例を示す図である。図3に示す通り、親通信端末装置20−Pが備える表示部240は、NAS装置10から指示情報DRを受信することに応じて、親ユーザに子通信端末装置20−C1とNAS装置10との間のコンテンツ通信を許可するか否かの入力を求める画面を表示させる。親通信端末装置20−Pの画面には、例えば、「NASへの△△のアクセスを許可しますか?」と表示される。△△には、指示情報DRに基づいて、子通信端末装置20−C1の子端末識別子ID2−C1(電話番号)等が示される。親ユーザは、子通信端末装置20−C1とNAS装置10との間のコンテンツ通信を許可することを示す操作、又は許可しないことを示す操作を操作部230に入力する。親通信端末装置20−Pは、操作部230に入力された操作を検出する。親通信端末装置20−Pは、操作部230に入力された操作によって示される通信許可情報CAを、ルータ方式の無線通信を介してNAS装置10に送信する。
また、子端末識別子ID2−C1に子通信端末装置20−C1の装置名称が含まれる場合には、△△には、指示情報DRに基づいて、子通信端末装置20−C1の装置名称が表示されてもよい。
以下、図4を参照してNAS装置10の動作について説明する。
図4は、本実施形態に係るNAS装置10の動作の一例を示す第1の流れ図である。具体的には、図4は、NAS装置10が子通信端末装置20−C1の子端末識別子ID2−C1を登録する動作の一例を示す流れ図である。
子通信端末装置20−C1から許可要求情報RQを受信したことに応じて(ステップS110;YES)、指示部131は、親通信端末装置20−Pに指示情報DRを送信する(ステップS120)。また、NAS装置10は、子通信端末装置20−C1から許可要求情報RQを受信するまでの間(ステップS110;NO)、待機する。
図5は、本実施形態に係る許可識別情報WLの一例を示す表である。図5(A)に示す通り、許可識別情報WLには、予め通信端末装置20(親通信端末装置20−P)が有する端末識別子ID2(親端末識別子ID2−P)が登録される。
この場合、指示部131は、新たに許可要求情報RQを送信する子通信端末装置20−C(以下、子通信端末装置20−C2)の子端末識別子ID2−C(以下、子端末識別子ID2−C2)が許可識別情報WLに登録されているか否かを判定する。指示部131は、許可識別情報WLに子端末識別子ID2−C2が登録されていない場合、親通信端末装置20−Pに指示情報DRを送信する。また、登録部132は、通信許可情報CAが子通信端末装置20−C2とNAS装置10との間のコンテンツ通信を許可することを示す場合、子端末識別子ID2−C2を許可識別情報WLに登録する。この場合、図5(C)に示す通り、許可識別情報WLには、親端末識別子ID2−Pと、子端末識別子ID2−C1と、子端末識別子ID2−C2とが登録される。
以下、図6を参照してNAS装置10の動作について説明する。
図6は、本実施形態に係るNAS装置10の動作の一例を示す第2の流れ図である。具体的には、図6は、NAS装置10がルータ方式の通信によってコンテンツ通信を行う動作の一例を示す流れ図である。換言すると、この一例では、NAS装置10と子通信端末装置20−C1とは、ルータ方式の無線通信によって通信可能である。
Wi−Fi無線通信部110は、子通信端末装置20−C1からNAS装置10に対するコンテンツ通信の要求を受信する(ステップS210)。コンテンツ通信判定部133は、許可識別情報WLに基づいて、コンテンツ通信を行うか否かを判定する(ステップS220)。コンテンツ通信判定部133は、コンテンツ通信の要求があった子通信端末装置20−C1の子端末識別子ID2−C1が許可識別情報WLに登録されている場合(ステップS220;YES)、当該子通信端末装置20−C1とのコンテンツ通信を行うと判定する(ステップS230)。Wi−Fi無線通信部110は、コンテンツ通信判定部133の判定結果に基づいて、子通信端末装置20−C1とルータの方式の無線通信を介してコンテンツ通信を行う。また、コンテンツ通信判定部133は、コンテンツ通信の要求があった子通信端末装置20−C1の子端末識別子ID2−C1が許可識別情報WLに登録されていない場合(ステップS220;NO)、当該子通信端末装置20−C1とのコンテンツ通信を行わないと判定する(ステップS240)。
以下、図7を参照してNAS装置10の動作について説明する。
図7は、本実施形態に係るNAS装置10の動作の一例を示す第3の流れ図である。
ここで、NAS装置10と、子通信端末装置20−C1とが、LTE方式の無線通信によって通信する際に構築されるセッションの概要について説明する。
シグナリングサーバSSVは、NAS装置10と子通信端末装置20−C1との間において行われるセッションを管理する。具体的には、シグナリングサーバSSVは、NAS装置10、子通信端末装置20−C1、及びプッシュサーバPSVとの間において通信が可能である。シグナリングサーバSSVは、子通信端末装置20−C1から通信の要求があった場合に、NAS装置10との間の通信のセッションを構築するためのシグナリング処理を行う。このシグナリングサーバSSVは、端末情報を子通信端末装置20−C1から受信する。この端末情報には、子通信端末装置20−C1を識別する子端末識別子ID2−C1が含まれている。
シグナリングサーバSSVは、子通信端末装置20−C1が送信するセッション開始の要求に応じて、通信開始の要求を送信した子通信端末装置20−C1と、NAS装置10との間のセッションを、端末情報に基づいて構築する。
また、プッシュサーバPSVは、被要求側のNAS装置10に対してシグナリングサーバSSVがセッション構築開始の要求を行う際に、要求側の子通信端末装置20−C1の電話番号をプッシュ技術により被要求側のNAS装置10に対して送信する。このプッシュ技術とは、子通信端末装置20−C1に対する通信リクエストを、サーバ装置側(この例の場合には、シグナリングサーバSSV、及びプッシュサーバPSV側)からIPアドレスを用いてプッシュ配信する技術である。なお、以下の説明において、プッシュ技術によって情報を送信することを、単に、情報をプッシュするとも記載する。
以下、図7を参照して、NAS装置10がセッションを介して子通信端末装置20−C1とコンテンツ通信を行う動作について説明する。
次に、シグナリングサーバSSVは、被要求側のNAS装置10から送信されたセッション構築承認情報を受信すると、要求側の子通信端末装置20−C1と、被要求側のNAS装置10との間においてセッションを構築して(ステップS360)、セッション構築の処理を終了する。具体的には、シグナリングサーバSSVは、ステップS360において被要求側のNAS装置10のIPアドレス及びポート番号を、要求側の子通信端末装置20−C1に送信する。次に、要求側の子通信端末装置20−C1は、要求側の子通信端末装置20−C1のIPアドレス及びポート番号を、シグナリングサーバSSVに送信する。シグナリングサーバSSVは、要求側の子通信端末装置20−C1のIPアドレス及びポート番号を受信すると、受信したIPアドレス及びポート番号を被要求側のNAS装置10に送信する。これにより、要求側の子通信端末装置20−C1は、被要求側のNAS装置10のIPアドレス及びポート番号を取得する。また、被要求側のNAS装置10は、要求側の子通信端末装置20−C1のIPアドレス及びポート番号を取得する。すなわち、NAS装置10、及び子通信端末装置20−C1は、互いに、情報共有相手のIPアドレス及びポート番号を取得する。
セッション構築の処理が終了すると、NAS装置10のLTE無線通信部120、及び子通信端末装置20−C1のLTE無線通信部220は、コンテンツ通信を行う(ステップS370)。
以上説明したように、本実施形態の管理装置(この一例では、NAS装置10)は、既登録通信端末装置(この一例では、親通信端末装置20−P)が登録対象通信端末装置(この一例では、子通信端末装置20−C)とNAS装置10とのコンテンツ通信を許可する場合、登録部132が、許可要求情報RQを送信する子通信端末装置20−Cの子端末識別子ID2−C1を許可識別情報WLに登録する。コンテンツ通信判定部133が、許可識別情報WLに子通信端末装置20−Cの子端末識別子ID2−C1が登録されているか否かに基づいて、当該子通信端末装置20−Cとのコンテンツ通信を行うか否かを判定する。Wi−Fi無線通信部110、及びLTE無線通信部120が、コンテンツ通信判定部133の判定結果に基づいて、子通信端末装置20−Cとのコンテンツ通信を行う。
したがって、本実施形態のNAS装置10によれば、NAS装置10や通信端末装置20の設定が不得手なユーザであっても、ユーザがNAS装置10とコンテンツ通信を許可する子通信端末装置20−Cを登録することができる。つまり、本実施形態のNAS装置10によれば、NAS装置10に保存したコンテンツ情報CTの共有に係る設定を支援することができる。これにより、コンテンツ通信が許可された子通信端末装置20−Cが、NAS装置10のコンテンツ情報CTにアクセスすることができる。
本実施形態のNAS装置10によれば、子通信端末装置20−C1が宅内Wi−Fiの圏外(例えば、外出先)に位置する場合であっても、子通信端末装置20−C1とNAS装置10とは、LTE無線通信部120によって移動体通信網を介したコンテンツ通信を行うことができる。
したがって、本実施形態のNAS装置10によれば、コンテンツ通信が許可されていない子通信端末装置20−CとNAS装置10とがコンテンツ通信することを抑止することができる。
つまり、本実施形態のNAS装置10によれば、NAS装置10や子通信端末装置20−Cの設定が不得手なユーザに対して、NAS装置10の情報の共有を適切に行う設定の支援を行うことができる。
実施形態ではNAS装置10が、コンテンツ通信判定部133の判定結果に基づいて、ルータ方式、又はLTE方式の無線通信によって子通信端末装置20−C1とコンテンツ通信する場合について説明した。
変形例1のNAS装置10は、NAS装置10が提供する無線通信方式の無線通信によって子通信端末装置20−Cとコンテンツ通信する場合について説明する。
なお、上述した実施形態と同様の構成については、同一の符号を付して説明を省略する。
ここで、NAS装置10と、子通信端末装置20−C1とが、NAS無線LAN方式の無線通信によって通信可能に予め設定される場合について説明する。具体的には、子通信端末装置20−C1は、NAS無線LAN方式の通信を使用する際に用いられる鍵情報を、BLE(Bluetooth(登録商標) Low Energy)やWi−Fi方式の無線通信によってNAS装置10から受信する。子通信端末装置20−Cは、受信した鍵情報に基づいて、NAS無線LAN方式の通信設定を行う。
なお、NAS装置10と子通信端末装置20−Cとは、例えば、WPS(Wi−Fi Protected Setup)によってNAS無線LAN方式の通信設定を行ってもよい。
ここで、親ユーザは、NAS装置10とのコンテンツ通信を許可した子通信端末装置20−Cであっても、親ユーザがコンテンツ通信の内容を知り得ることができない場所でコンテンツ通信が行われることが好ましくないと考える場合がある。
変形例1のNAS装置10によれば、NAS装置10が提供するNAS無線LAN方式の無線通信が接続可能な位置(例えば、親ユーザの住宅内)においてのみ、子通信端末装置20−Cとの間のコンテンツ通信を行うことができる。したがって、変形例1のNAS装置10によれば、子通信端末装置20−Cを用いて他者が行うコンテンツ通信の内容をユーザが把握可能な位置において、子通信端末装置20−CとNAS装置10とがコンテンツ通信を行うことができる。
実施形態、及び変形例1ではNAS装置10が、コンテンツ通信判定部133の判定結果に基づいて、子通信端末装置20−Cとコンテンツ通信する場合について説明した。
変形例2のNAS装置10は、コンテンツ通信判定部133の判定結果に基づいて、所定の時間のみ子通信端末装置20−Cとコンテンツ通信する場合について説明する。
なお、上述した実施形態、及び変形例1と同様の構成については、同一の符号を付して説明を省略する。
ここで、親ユーザは、NAS装置10とのコンテンツ通信を許可した子通信端末装置20−Cであっても、子通信端末装置20−CとNAS装置10とが恒久的にコンテンツ通信することが好ましくないと考える場合がある。
変形例2のNAS装置10によれば、子通信端末装置20−CとNAS装置10とがコンテンツ通信する時間を制限することができる。したがって、変形例2のNAS装置10によれば、子通信端末装置20−CとNAS装置10とが恒久的にコンテンツ通信することを抑制することができる。
また、「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、フレキシブルディスク、光磁気ディスク、ROM、CD−ROM等の可搬媒体、コンピュータシステムに内蔵されるハードディスク等の記憶装置のことをいう。さらに「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、インターネット等のネットワークや電話回線等の通信回線を介してプログラムを送信する場合の通信線のように、短時間の間、動的にプログラムを保持するもの、その場合のサーバやクライアントとなるコンピュータシステム内部の揮発性メモリのように、一定時間プログラムを保持しているものも含むものとする。また上記プログラムは、前述した機能の一部を実現するためのものであってもよく、さらに前述した機能をコンピュータシステムにすでに記録されているプログラムとの組み合わせで実現できるものであってもよい。
Claims (4)
- 既登録通信端末装置との間において通信する管理装置であって、
自装置への通信が許可された通信端末装置の識別情報である許可識別情報を記憶する記憶部と、
装置を識別する識別情報を有する登録対象通信端末装置から、自装置への通信の許可を要求する許可要求を受信する許可要求受信部と、
前記登録対象通信端末装置と自装置との間の通信を許可するか否かを示す通信許可情報の送信を前記既登録通信端末装置に指示する指示部と、
前記既登録通信端末装置から前記通信許可情報を受信する通信許可情報受信部と、
前記通信許可情報受信部が受信する前記通信許可情報が、前記登録対象通信端末装置と自装置との間の通信を許可することを示す場合、前記識別情報を前記許可識別情報として登録する登録部と、
前記許可識別情報に前記識別情報が登録されているか否かに基づいて、前記登録対象通信端末装置と通信するか否かを判定する通信判定部と、
前記通信判定部の判定結果に基づいて、前記登録対象通信端末装置と通信する通信部と、
を備え、
前記登録対象通信端末装置と、自装置とは、
自装置が提供する無線通信方式によって無線通信し、
前記通信判定部は、
前記識別情報が前記許可識別情報に登録されている場合であって、かつ前記登録対象通信端末装置が前記無線通信方式の前記無線通信に接続可能な位置に存在する場合に、自装置と前記登録対象通信端末装置との間において通信すると判定する、
を備える管理装置。 - 前記識別情報とは、
移動体通信網を介した通信において通信端末装置の識別に用いられる加入者情報であって、
前記通信部は、
前記通信判定部の判定結果に基づいて、前記移動体通信網を介した無線通信により前記登録対象通信端末装置と通信する、
請求項1に記載の管理装置。 - 前記通信判定部は、
前記識別情報が前記許可識別情報に登録されている場合、自装置と前記登録対象通信端末装置との間において通信すると判定し、前記識別情報が前記許可識別情報に登録されてない場合、自装置と前記登録対象通信端末装置との間において通信しないと判定する、
請求項1又は請求項2に記載の管理装置。 - 前記通信判定部は、
前記識別情報が前記許可識別情報に登録されている場合であって、前記通信許可情報が前記登録対象通信端末装置と自装置との間の通信を許可することを示す場合、前記通信許可情報受信部が前記通信許可情報を受信してから所定の時間、自装置と前記登録対象通信端末装置との間において通信すると判定する、
請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の管理装置。
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