JP6471057B2 - 位相同期回路、無線通信装置および無線通信方法 - Google Patents

位相同期回路、無線通信装置および無線通信方法 Download PDF

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Description

本発明の実施形態は、位相同期回路、無線通信装置および無線通信方法に関する。
ディジタル位相同期回路では、発振器の位相を位相検出器で検出し、検出した位相情報に基づいて発振器の周波数の制御を行う。位相検出は、位相の整数部に相当する部分(整数位相)をカウンタで計測し、小数部に相当する部分(小数位相)を時間‐ディジタル変換回路(TDC:Time−to−Digital Converter)で検出する。
カウンタとTDCは、発振器の周波数レートで動作するため、消費電力が大きい。そこで、発振器が位相同期状態に近づくにつれて、発振器の位相差変動量が小さくなることを利用し、位相同期状態に近づいた時点でカウンタの動作を停止することにより、位相同期回路の消費電力を削減する技術が提案されている。
しなしながら、位相同期回路においてカウンタの動作を停止させると、周波数誤差信号あるいは位相誤差信号に、グリッチが発生する。グリッチは、真の位相情報とは異なっており、TDCの入力レンジより大きい値で発生するため、TDCの出力信号に基づいて周波数制御を行う発振器の周波数安定度が低下し、位相同期状態を維持できなくなる。
特開2011−229028号公報
本発明が解決しようとする課題は、低消費電力で、かつ位相同期状態での発振器の動作を安定化させることができる位相同期回路、無線通信装置および無線通信方法を提供することである。
本実施形態によれば、発振器の出力信号および前記出力信号の分周信号である発振信号の少なくとも一方の周期の数を計測して整数位相を検出する整数位相検出器と、
基準信号と前記発振信号との1周期未満の小数位相を検出する小数位相検出器と、
前記基準信号の周波数を制御する周波数制御信号と、前記整数位相および前記小数位相と、に基づいて、前記基準信号と前記発振信号との周波数誤差信号を生成する周波数誤差生成器と、
前記周波数誤差信号の絶対値が所定の閾値以上の場合には、前記周波数誤差信号を補正したグリッチ補正信号を生成して出力し、前記周波数誤差信号の絶対値が前記閾値未満の場合には、前記周波数誤差信号を出力するグリッチ補正部と、
前記グリッチ補正部の出力信号を時間積分して位相誤差信号を生成する位相誤差生成器と、
前記位相誤差信号に基づいて、前記発振信号の発振周波数を制御する発振器制御部と、
前記グリッチ補正部の出力信号に基づいて、前記基準信号の位相と前記発振信号の位相とが同期したことを検出し、同期が検出されると、前記整数位相検出器の検出を停止させる同期検出器と、を備える位相同期回路が提供される。
第1の実施形態による位相同期回路1の概略構成を示すブロック図。 分周器を設けた位相同期回路1のブロック図。 基準位相の変化を示すグラフ。 発振器位相の変化を示すグラフ。 グリッチのない位相誤差を示すグラフ。 グリッチを有する位相誤差を示すグラフ。 周波数誤差生成器の内部構成の一例を示すブロック図。 グリッチ補正部の内部構成の一例を示すブロック図。 第2の実施形態による位相同期回路の概略構成を示すブロック図。 位相誤差生成器の内部構成の一例を示すブロック図。 グリッチ補正部の内部構成の一例を示すブロック図。 位相同期回路を有する無線通信装置の内部構成を示すブロック図。 PCとマウスとの間で無線通信を行う例を示す図。 PCとウェアラブル端末との間で無線通信を行う例を示す図。
以下、図面を参照しながら、本発明の実施形態を説明する。
(第1の実施形態)
図1は第1の実施形態による位相同期回路1の概略構成を示すブロック図である。図1の位相同期回路1は、カウンタ(整数位相検出器)2と、TDC(小数位相検出器)3と、周波数誤差生成器4と、グリッチ補正部5と、位相誤差生成器6と、発振器制御部7と、発振器8と、同期検出器9とを備えたADPLL(All Digital Phase Locked Loop)回路である。
発振器8は、LC発振器やリング発振器などで構成される電圧制御型発振器(VCO:Votage Control Oscillator)やデジタル制御発振器(DCO:Digitally Control Oscillator)である。VCOはアナログ制御電圧により発振周波数を制御し、DCOはデジタル制御コードにより発振周波数を制御する。
図1では、発振器8の出力信号をカウンタ2とTDC3に入力しているが、図2に示すように、発振器8の出力信号を分周器10で分周した分周信号をカウンタ2とTDC3に入力してもよい。これにより、カウンタ2とTDC3の動作速度を遅くして、消費電力の低減を図ることができる。本実施形態は、発振器8から直接または分周器を介してカウンタ2とTDC3に入力される信号を発振信号と呼ぶ。
カウンタ2は、発振信号の周期の数を計測して、発振信号の整数位相を検出する。TDC3は、基準信号と発振信号の時間差(位相差)を計測することにより、発振信号の小数位相を検出する。
周波数誤差生成器4は、周波数制御信号、整数位相および小数位相に基づいて、周波数制御信号FCWで指定される周波数を持つ基準信号REFと発振信号との周波数誤差信号FEを生成する。周波数誤差信号FEの中には、グリッチが含まれる場合がある。グリッチは真の位相情報とは異なる雑音であるため、TDC3の出力信号に基づく発振器8の周波数安定度が低下し、位相同期状態を維持できなくなるおそれがある。そこで、本実施形態では、グリッチ補正部5を設けている。
グリッチ補正部5は、周波数誤差信号FEの絶対値が所定の閾値以上の場合には、周波数誤差信号FEを補正したグリッチ補正信号FEgcを生成して出力し、周波数誤差信号FEの絶対値が閾値未満の場合には、周波数誤差信号FEを出力する。位相誤差生成器6は、グリッチ補正部5の出力信号を時間積分して位相誤差信号を生成する。発振器制御部7は、位相誤差信号に基づいて、発振器8の発振周波数を制御するための発振制御信号を生成する。
同期検出器9は、グリッチ補正部5の出力信号に基づいて、基準信号REFと発振信号とが位相同期状態にあることを検出し、位相同期状態になると、カウンタ2の計測動作を停止させるための制御信号LCKを所定の論理にする。この制御信号LCKは、カウンタ2に入力される。カウンタ2は、制御信号LCKが所定の論理になると、計測動作を停止する。ここで、位相同期状態とは、厳密に位相同期が確立した状態を指すのではなく、基準信号REFと発振信号との周波数誤差が所定の値以下にまで減少した状態を指す。すなわち、基準信号REFと発振信号との整数位相が一致した状態を指す。このように、同期検出器9は、位相同期状態になると、整数位相の検出を停止させる。
図3Aおよび図3Bはカウンタ2の計測動作を停止する前後での基準信号REFと発振器8の位相変化を示す図である。また、図4Aおよび図4Bは位相誤差中にグリッチが含まれない場合と含まれる場合を示す図である。
カウンタ2が計測動作を継続している最中は、図3Aおよび3Bのように基準信号REFと発振信号の位相は増加し続けるが、カウンタ2が計測動作を停止すると、小数位相だけになるため、基準信号REFと発振信号の位相はともに、位相が1(=2π)になった時点で不連続になる。このように、小数位相が不連続になるとは、小数位相の桁上がりまたは桁下がりが発生したことを意味する。ところが、基準信号REFと発振信号は、雑音等により、桁上がりまたは桁下がりが発生するタイミングがずれてしまい、本来カウンタ2が所持しているはずの整数位相の情報も失われているため、このずれにより、周波数誤差生成器4から出力される周波数誤差信号FEに図4Bのような瞬間的なグリッチが発生してしまう。
上述したグリッチ補正部5は、周波数誤差信号FEに含まれるグリッチを検出し、グリッチの影響を完全に無くす処理を行う。これにより、グリッチが発生しても、発振器8(位相同期回路1)の動作を安定化させることができる。
図5は周波数誤差生成器4の内部構成の一例を示すブロック図である。図5の周波数誤差生成器4は、加算器11と、微分器12と、減算器13と、床関数演算器14と、乗算器15と、減算器16とを有する。加算器11は、カウンタ2で得られた整数位相Diと、TDC3で得られた小数位相Dfとを加算する。微分器12は、加算器11の出力信号を微分して、周波数成分信号を生成する。減算器13は、基準信号REFの周波数を制御するためのデジタル制御信号FCWと微分器の出力信号との差分信号を生成する。
床関数演算器14は、周波数制御信号FCWに床関数を適用し、周波数制御信号FCWの整数部分を抽出する。乗算器15は、同期検出器9からの制御信号LCKと床関数演算器14の出力信号とを乗算する。よって、乗算器15は、制御信号LCK=0の場合、すなわち基準信号と発振信号とが位相同期状態でなければ、ゼロを出力する。一方、制御信号LCK=1の場合、すなわち位相同期状態の場合は、床関数演算器14の出力である周波数制御信号FCWの整数部分を出力する。
減算器16は、減算器13の出力信号から乗算器15の出力信号を減じた信号を周波数誤差信号FEとして出力する。
図5に示した周波数誤差生成器4の内部構成は一例にすぎない。最終的に周波数誤差信号FEを生成することができれば、具体的な内部構成は問わない。また、図5の構成において、少なくとも一部の演算順序を入れ替えてもよい。例えば、減算器16の減算処理を減算器13の減算処理の前に行ってもよい。また、床関数演算器14および乗算器15の代わりに、周波数制御信号FCWの整数部分にゼロを代入する処理を行ってもよい。
図6はグリッチ補正部5の内部構成の一例を示すブロック図である。図6のグリッチ補正部5は、カウンタ2の停止中に、発振器8の雑音やTDC3の量子化雑音などによって、発振器位相と基準位相が異なるタイミングで桁上りまたは桁下がりを起こして擬似的に大きな周波数誤差が発生するのを防止する。グリッチ補正部5は、動作状態と停止状態を制御信号LCKによって切替可能である。
グリッチ補正部5は、絶対値演算部21と、絶対値判定部22と、符号判定部23と、演算器24と、乗算器25と、減算器26とを有する。
絶対値演算部21は、周波数誤差信号FEの絶対値を求める。絶対値判定部22は、周波数誤差信号FEの絶対値が所定の閾値以上か否かを判定する。位相同期状態では、大きな周波数誤差が発生することは本来ないため、周波数誤差信号FEの絶対値が閾値以上になるのは、周波数誤差信号FEにグリッチが含まれる場合である。そこで、符号判定部23は、周波数誤差信号FEが正か負かを判定する。そして、演算器24は、周波数誤差信号FEが正であれば、周波数誤差信号FEからカウンタ2の1LSB相当の値(1位相(=2π))を減算し、周波数誤差信号FEが負であれば、周波数誤差信号FEにカウンタの1LSB相当の値(1位相(=2π))を加算する。減算器26から出力されるグリッチ補正後の周波数誤差信号FEgcは、以下の(1)式で表される。
FEgc=FE−sign(FE) …(1)
また、周波数誤差信号FEの絶対値がTDC3の入力レンジに相当する値未満の場合には、グリッチはないと見なして、演算器24の出力信号はゼロになり、減算器26の出力信号FEgcは周波数誤差信号FEと同じ値になる。また、同期検出器9が位相同期状態でないと判断している場合は、制御信号LCKがロウとなり、乗算器25の出力はゼロになる。よって、位相同期状態でなければ、グリッチ補正部5は、周波数誤差信号FEをそのまま出力する。
このように、グリッチ補正部5は、雑音によって生じた擬似的な周波数誤差から、上述した(1)式の演算を行うことで、真の周波数誤差情報になるよう補正を行う。
なお、閾値の値は、任意である。演算量を削減するために、より簡易的な手法により絶対値判定部22の処理を行ってもよい。
このように、第1の実施形態では、基準信号REFと発振信号とが位相同期状態になると、整数位相は変化しないと判断してカウンタ2の計測動作を停止させて消費電力の削減を図る。そして、周波数誤差信号FEの絶対値を閾値と比較して、周波数誤差信号FEの絶対値が閾値以上になると、グリッチが発生したと判断する。そして、周波数誤差信号FEからグリッチの影響分を除去したグリッチ補正信号FEgcを生成する。そして、グリッチ補正信号FEgcに基づいてTDC3にて基準信号REFと発振信号との周波数を合わせる処理を行うため、周波数誤差信号FEのグリッチの影響を受けることなく、基準信号REFと発振信号との位相同期状態を安定して維持することができる。
(第2の実施形態)
第2の実施形態は、周波数誤差ではなく、位相誤差を検出するものである。
図7は第2の実施形態による位相同期回路1の概略構成を示すブロック図である。図7の位相同期回路1は、カウンタ2と、TDC3と、位相誤差生成器31と、グリッチ補正部32と、発振器制御部33と、発振器8と、同期検出器34とを備えたADPLL回路である。図7の位相同期回路1は、図1の周波数誤差生成器4の代わりに位相誤差生成器31を備えている。位相誤差生成器31は、周波数制御信号FCW、カウンタ2で検出された整数位相、およびTDC3で検出された小数位相に基づいて、周波数制御信号FCWで指定される周波数を持つ基準信号REFと発振信号との位相誤差信号を生成する。
グリッチ補正部32は、位相誤差信号PHEに含まれるグリッチを検出して、グリッチによる影響を除去したグリッチ補正信号PHEgcを生成する。
図8は位相誤差生成器31の内部構成の一例を示すブロック図である。図8の位相誤差生成器31は、床関数演算器41と、乗算器42と、減算器43と、基準位相累積部44と、加算器45と、減算器46とを有する。
床関数演算器41は、周波数制御信号FCWに床関数を適用し、周波数制御信号FCWの整数部分を抽出する。乗算器42は、同期検出器34からの制御信号LCKと床関数演算器41の出力信号とを乗算する。減算器43は、周波数制御信号FCWから乗算器42の出力信号を減算する。基準位相累積部44は、減算器43の出力信号を時間積分して、基準信号REFの位相を検出する。加算器45は、整数位相と小数位相とを加算する。減算器46は、基準位相累積部44の出力信号から加算器45の出力信号を減算し、基準信号REFと発振信号の位相誤差信号PHEを検出する。
図9は図7のグリッチ補正部32の内部構成の一例を示すブロック図である。図9のグリッチ補正部32は、ブロック構成としては、図6と同様であり、絶対値演算部51と、絶対値判定部52と、符号判定部53と、演算器54と、乗算器55と、減算器56とを有する。
絶対値演算部51は、位相誤差信号PHEの絶対値を求める。絶対値判定部52は、位相誤差信号PHEの絶対値が所定の閾値以上か否かを判定する。位相同期状態では、大きな位相誤差が発生することは本来ないため、位相誤差信号PHEの絶対値が閾値以上になるのは、位相誤差信号PHEにグリッチが含まれる場合である。そこで、符号判定部53は、位相誤差信号PHEが正か負かを判定する。そして、演算器54は、位相誤差信号PHEが正であれば、位相誤差信号PHEからカウンタの1LSB相当の値(1位相(=2π))を減算し、位相誤差信号PHEが負であれば、位相誤差信号PHEにカウンタの1LSB相当の値(1位相(=2π))を加算する。減算器56から出力されるグリッチ補正後の位相誤差信号PHEgcは、以下の(2)式で表される。
PHEgc=PHE−sign(PHE) …(2)
また、位相誤差信号PHEの絶対値がTDC3の入力レンジに相当する値未満の場合には、グリッチはないと見なして、演算器54の出力信号はゼロになり、減算器56の出力信号PHEgcは位相誤差信号PHEと同じ値になる。
このように、第2の実施形態では、位相同期状態において、周波数制御信号FCW、整数位相および小数位相に基づいて位相誤差信号PHEを求め、位相誤差信号PHEに含まれるグリッチを閾値と比較して、グリッチを補正するため、整数位相を計測するカウンタ2の停止後に、グリッチによる影響を除去するため、位相同期状態を安定して維持できるようになる。
(第3の実施形態)
上述した第1および第2の実施形態における位相同期回路1は、受信回路61または、受信回路61および送信回路62を備えた無線通信装置63にて用いられることができる。図10は第1および第2の実施形態における位相同期回路1(ADPLL回路)を有する受信回路61および無線通信装置63の内部構成を示すブロック図である。
図10の無線通信装置63は、RF部91とベースバンド部92とを備えている。RF部91は、送信回路62と、受信回路61と、送信回路62および受信回路61が共用する局部発振信号を生成するADPLL回路1と、アンテナ部80に接続されたバンドパスフィルタ(BPF)64とを有する。ベースバンド部92は、ベースバンド処理を行う信号処理部(DSP)65とを有する。図10のADPLL回路1は、第1および第2の実施形態で説明した位相同期回路1である。図10の無線通信装置63のすべては、1チップのIC(Integrated Circuit:集積回路)で構成可能である。あるいは、図10の無線通信装置63を複数のチップで構成してもよい。例えば、RF部91とベースバンド部92を別個のチップで構成してもよいし、RF部91を複数のチップで構成してもよいし、ベースバンド部92を複数のチップで構成してもよい。
受信回路61は、送受切替スイッチ71と、低雑音増幅器(LNA)72と、I信号受信用のミキサ(MIX)73、ローパスフィルタ(LPF)74およびA/D変換器(ADC)75と、Q信号受信用のミキサ(MIX)76、ローパスフィルタ(LPF)77およびA/D変換器(ADC)78と、ADPLL回路1からの局部発振信号を分周する分周器79とを有する。
送信回路62は、送受切替スイッチ81と、パワーアンプ(PA)82と、I信号送信用のミキサ(MIX)83、ローパスフィルタ(LPF)84およびD/A変換器(DAC)85と、Q信号送信用のミキサ(MIX)86、ローパスフィルタ(LPF)87およびD/A変換器(DAC)88と、ADPLL回路1からの局部発振信号を分周する分周器89とを有する。
信号処理部65は、送信処理機能と、受信処理機能と、MAC(Media Access Control)層またはその上位のネットワーク階層の処理を行う機能とを備えている。
図10の受信回路機61と送信回路62のそれぞれを単体で備える無線通信装置63を設けてもよい。
図10の無線通信装置63は、一つのアンテナ部80しか備えていないが、アンテナの数には特に制限はない。例えば、送信用のアンテナ部80と受信用のアンテナ部80を別個に設けてもよいし、I信号用のアンテナ部80とQ信号用のアンテナ部80を別個に設けてもよい。アンテナ部80が一つだけのときは、送受切替スイッチで、送信と受信を切り替えればよい。
図10に示した無線通信装置63は、アクセスポイントや無線ルータ、コンピュータなどの据置型の無線通信装置63にも適用できるし、スマートフォンや携帯電話等の携帯可能な無線端末にも適用できるし、マウスやキーボードなどのホスト装置と無線通信を行う周辺機器にも適用できるし、無線機能を内蔵したカード状部材にも適用できるし、生体情報を無線通信するウェアラブル端末にも適用できる。図10に示した無線通信装置63同士での無線通信の無線方式は、特に限定されるものではなく、第3世代以降のセルラー通信、無線LAN、Bluetooth(登録商標)、近接無線通信など、種々のものが適用可能である。
図11はホスト装置であるPC91と周辺機器であるマウス92との間で無線通信を行う例を示しており、PC91とマウス92の双方に、図10に示した無線通信装置63が内蔵されている。マウス92は、内蔵バッテリの電力を利用して無線通信を行うが、バッテリを内蔵するスペースは限られているため、できるだけ低消費電力で無線通信を行う必要がある。このため、Bluetooth(登録商標)4.0の規格の中で策定されたBluetooth Low Energyなどの低消費無線通信が可能な無線方式を用いて無線通信を行うのが望ましい。
図12はウェアラブル端末93とホスト装置(例えばPC91)との間で無線通信を行う例を示している。ウェアラブル端末93は、人間の身体に装着されるものであり、図12のように腕に装着するタイプだけでなく、シールタイプなどの身体に貼り付けるものや、眼鏡タイプおよびイヤホンタイプなどの腕以外の身体に装着するものや、ペースメーカなどの身体の内部に入れるものなど、種々のものが考えられる。図12の場合も、ウェアラブル端末93とPC91の両方に、図10に示した無線通信装置63が内蔵されている。なお、PC91とは、コンピュータやサーバなどである。ウェアラブル端末93も、人間の身体に装着されるため、内蔵バッテリのためのスペースが限られているため、上述したBluetooth Low Energy等の低消費電力での無線通信が可能な無線方式を採用するのが望ましい。
また、図10に示した無線通信装置63同士で無線通信を行う場合、無線通信によって送受される情報の種類は特に限定されない。ただし、動画像データのようなデータ量の多い情報を送受する場合と、マウス92の操作情報のようにデータ量の少ない情報を送受する場合とでは、無線方式を変えるのが望ましく、送受される情報量に応じて最適な無線方式で無線通信を行う必要がある。
さらに、図10に示した無線通信装置63同士で無線通信を行う場合、無線通信の動作状態をユーザに報知する報知部を設けてもよい。報知部の具体例としては、例えば、LED等の表示装置に動作状態を表示してもよいし、バイブレータの振動により動作状態を報知してもよいし、スピーカやブザー等による音声情報より動作状態を報知してもよい。
上述した実施形態で説明した位相同期回路1および無線通信装置63の少なくとも一部は、ハードウェアで構成してもよいし、ソフトウェアで構成してもよい。ソフトウェアで構成する場合には、位相同期回路1および無線通信装置63の少なくとも一部の機能を実現するプログラムをフレキシブルディスクやCD−ROM等の記録媒体に収納し、コンピュータに読み込ませて実行させてもよい。記録媒体は、磁気ディスクや光ディスク等の着脱可能なものに限定されず、ハードディスク装置やメモリなどの固定型の記録媒体でもよい。
また、位相同期回路1および無線通信装置63の少なくとも一部の機能を実現するプログラムを、インターネット等の通信回線(無線通信も含む)を介して頒布してもよい。さらに、同プログラムを暗号化したり、変調をかけたり、圧縮した状態で、インターネット等の有線回線や無線回線を介して、あるいは記録媒体に収納して頒布してもよい。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
1 位相同期回路、2 カウンタ、3 TDC、4 周波数誤差生成器、5 グリッチ補正部、6 位相誤差生成器、7 発振器制御部、8 発振器、9 同期検出器、11 加算器、12 微分器、13 減算器、14 床関数演算器、15 乗算器、16 減算器、21 絶対値演算部、22 絶対値判定部、23 符号判定部、24 演算器、25 乗算器、26 減算器、31 位相誤差生成器、32 グリッチ補正部、33 発振器制御部、34 同期検出器、41 床関数演算器、42 乗算器、43 減算器、44 基準位相累積部、45 加算器、46 減算器、61 受信回路、62 送信回路、63 無線通信装置、64 バンドパスフィルタ、65 信号処理部、71 送受切替スイッチ、72 低雑音増幅器、73 ミキサ、74 ローパスフィルタ、75 A/D変換器、76 ミキサ、77 ローパスフィルタ、78 A/D変換器、79 分周器、81 送受切替スイッチ、82 パワーアンプ、83 ミキサ、84 ローパスフィルタ、85 D/A変換器、86 ミキサ、87 ローパスフィルタ、88 D/A変換器、89 分周器

Claims (11)

  1. 発振器の出力信号および前記出力信号の分周信号である発振信号の少なくとも一方の周期の数を計測して整数位相を検出する整数位相検出器と、
    基準信号と前記発振信号との1周期未満の小数位相を検出する小数位相検出器と、
    前記基準信号の周波数を制御する周波数制御信号と、前記整数位相および前記小数位相と、に基づいて、前記基準信号と前記発振信号との周波数誤差信号を生成する周波数誤差生成器と、
    前記整数位相検出器の計測動作が停止している最中に、前記小数位相が不連続になった場合に、前記周波数誤差信号を補正したグリッチ補正信号を生成して出力し、前記周波数誤差信号の絶対値が所定の閾値未満の場合には、前記周波数誤差信号を出力するグリッチ補正部と、
    前記グリッチ補正部の出力信号を時間積分して位相誤差信号を生成する位相誤差生成器と、
    前記位相誤差信号に基づいて、前記発振信号の発振周波数を制御する発振器制御部と、
    前記グリッチ補正部の出力信号に基づいて、前記基準信号の位相と前記発振信号の位相とが同期したことを検出し、同期が検出されると、前記整数位相の検出を停止させる同期検出器と、を備える位相同期回路。
  2. 前記周波数誤差生成器は、前記同期検出器で同期が検出されていない場合は、前記周波数誤差信号を出力する請求項1に記載の位相同期回路。
  3. 前記グリッチ補正部は、前記周波数誤差信号の絶対値が前記閾値以上で、かつ前記周波数誤差信号が正の場合には、前記周波数誤差信号から前記整数位相検出器で検出される1位相分の値を減算して前記グリッチ補正信号を生成し、前記周波数誤差信号の絶対値が前記閾値以上で、かつ前記周波数誤差信号が負の場合には、前記周波数誤差信号に前記1位相分の値を加算して前記グリッチ補正信号を生成する請求項1又は2に記載の位相同期回路。
  4. 発振器の出力信号および前記出力信号の分周信号である発振信号の少なくとも一方の周期の数を計測して整数位相を検出する整数位相検出器と、
    基準信号と前記発振信号との1周期未満の小数位相を検出する小数位相検出器と、
    前記基準信号の周波数を制御する周波数制御信号と、前記整数位相および前記小数位相と、に基づいて、前記基準信号と前記発振信号との位相誤差信号を生成する位相誤差生成器と、
    前記整数位相検出器の計測動作が停止している最中に、前記小数位相が不連続になった場合に、前記位相誤差信号を補正したグリッチ補正信号を生成して出力し、前記位相誤差信号の絶対値が所定の閾値未満の場合には、前記位相誤差信号を出力するグリッチ補正部と、
    前記グリッチ補正部の出力信号に基づいて、前記発振信号の発振周波数を制御する発振器制御部と、
    前記グリッチ補正部の出力信号に基づいて、前記基準信号の位相と前記発振信号の位相とが同期したことを検出し、同期が検出されると、前記整数位相の検出を停止させる同期検出器と、を備える位相同期回路。
  5. 前記位相誤差生成器は、前記同期検出器で同期が検出されていない場合は、前記位相誤差信号を出力する請求項4に記載の位相同期回路。
  6. 前記グリッチ補正部は、前記位相誤差信号の絶対値が前記閾値以上で、かつ前記位相誤差信号が正の場合には、前記位相誤差信号から前記整数位相検出器で検出される1位相分の値を減算して前記グリッチ補正信号を生成し、前記位相誤差信号の絶対値が前記閾値以上で、かつ前記位相誤差信号が負の場合には、前記位相誤差信号に前記1位相分の値を加算して前記グリッチ補正信号を生成する請求項4又は5に記載の位相同期回路。
  7. 前記発振器制御部は、ループフィルタを有する請求項1乃至のいずれか1項に記載の位相同期回路。
  8. 請求項1乃至のいずれか1項に記載の位相同期回路を含む集積回路。
  9. 請求項に記載の集積回路と、
    少なくとも1つのアンテナと、を備える無線通信装置。
  10. RF部と、ベースバンド部とを備えた無線通信装置であって、
    前記RF部は、送信回路と、受信回路と、を有し、
    前記ベースバンド部は、送信処理回路と、受信処理回路と、を有し、
    前記受信回路は、
    発振器の出力信号および前記出力信号の分周信号である発振信号の少なくとも一方の周期の数を計測して整数位相を検出する整数位相検出器と、
    基準信号と前記発振信号との1周期未満の小数位相を検出する小数位相検出器と、
    前記基準信号の周波数を制御する周波数制御信号と、前記整数位相および前記小数位相と、に基づいて、前記基準信号と前記発振信号との周波数誤差または位相誤差を表す誤差信号を生成する誤差生成器と、
    前記整数位相検出器の計測動作が停止している最中に、前記小数位相が不連続になった場合に、前記誤差信号を補正したグリッチ補正信号を生成して出力し、前記誤差信号の絶対値が所定の閾値未満の場合には、前記誤差信号を出力するグリッチ補正部と、
    前記誤差信号に基づいて、前記発振信号の発振周波数を制御する発振器制御部と、
    前記グリッチ補正部の出力信号に基づいて、前記基準信号の位相と前記発振信号の位相とが同期したことを検出し、同期が検出されると、前記整数位相の検出を停止させる同期検出器と、を備える無線通信装置。
  11. 発振器の出力信号および前記出力信号の分周信号である発振信号の少なくとも一方の周期の数を計測して整数位相を検出するステップと、
    基準信号と前記発振信号との1周期未満の小数位相を検出するステップと、
    前記基準信号の周波数を制御する周波数制御信号と、前記整数位相および前記小数位相と、に基づいて、前記基準信号と前記発振信号との周波数誤差または位相誤差を表す誤差信号を生成するステップと、
    前記整数位相を検出するステップが停止している最中に、前記小数位相が不連続になった場合に、前記誤差信号を補正したグリッチ補正信号を生成して出力し、前記誤差信号の絶対値が所定の閾値未満の場合には、前記誤差信号を出力するステップと、
    前記誤差信号に基づいて、前記発振信号の発振周波数を制御するステップと、
    前記誤差信号に基づいて、前記基準信号の位相と前記発振信号の位相とが同期したことを検出し、同期が検出されると、前記整数位相の検出を停止させるステップと、を備える無線通信方法。
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