JP6470776B2 - デジタルコンテンツ管理サーバ及び電子書籍管理サーバ - Google Patents

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Description

本発明は、デジタルコンテンツ管理サーバ及び電子書籍管理サーバに関する。
近年、書籍やCD(Compact Disc)といったコンテンツが記録された有体物を所持する代わりに、自分の嗜好にあった電子書籍や音楽データなどを自身の携帯端末に保持するユーザが急速に増えている。
また、ユーザが所持する有体物に記録されたコンテンツを、デジタル化して自身の携帯端末に保持したいというニーズも急速に高まっており、これを実現するためのシステムが種々提案されている(例えば特許文献1参照)。
例えば、特許文献1には、紙媒体の書籍を所持するユーザに対し、対応する電子書籍の販売を仲介する電子書籍販売仲介システムが開示されている。かかるシステムによれば、ユーザは、事前に登録しておいた複数の電子書籍販売店から、ユーザが所持する紙媒体の書籍に対応する電子書籍の販売の可否、販売価格といった情報(以下、「電子書籍詳細情報」という。)を受け取ることができる。ユーザは、各電子書籍販売店から提示される電子書籍詳細情報を比較することで、例えば最も安い価格を提示する電子書籍販売店を販売元として選択し、当該電子書籍販売店から対応する電子書籍を購入することができる。
特開2016−66350号公報
上記電子書籍販売仲介システムを利用して対応する電子書籍を購入した場合には、紙媒体の書籍は不要となる。しかしながら、対応する電子書籍を購入したユーザは、紙媒体の書籍を自身で処分等しなければならず、処分等のために煩雑な作業を強いられる、という問題が指摘されていた。
本発明は、以上説明した事情を鑑みてなされたものであり、コンテンツを記録した有体物を所持するユーザが、有体物の処分等の煩雑な作業を強いられることなく、気軽に対応するデジタルコンテンツを利用することが可能なデジタルコンテンツ管理サーバ等を提供することを目的の一つとする。
本発明の一実施形態に係るデジタルコンテンツ管理サーバは、コンテンツを記録した有体物をユーザから引き受ける一方、有体物に対応するデジタルコンテンツをユーザに提供することが可能なサーバであって、ユーザから引き受けた有体物に基づき、有体物に対応するデジタルコンテンツがあるか否かを、コンテンツサーバに問い合わせる問い合わせ手段と、問い合わせに応じて、コンテンツサーバからデジタルコンテンツを取得する取得手段と、デジタルコンテンツを格納するコンテンツ格納手段と、デジタルコンテンツをユーザの通信端末に送信する送信手段と、デジタルコンテンツの利用状況を、ユーザの通信端末から受信する受信手段と、ユーザに対して、デジタルコンテンツの利用状況に応じた課金を行う課金手段とを具備する。
この態様によれば、デジタルコンテンツ管理サーバを運営するコンテンツ提供者が、各ユーザからコンテンツを記録した有体物を引き取るのと引き換えに、有体物に対応するデジタルコンテンツを各ユーザに利用可能な状態で提供することができる。よって、各ユーザは、自身が所持する紙媒体の書籍の処分等を強いられることなく、対応する電子書籍を、より気軽に利用することが可能となる。
上記態様において、有体物を引き受けた場合に、有体物に対応するデジタルコンテンツが、コンテンツ格納手段に格納されているか否かを判断する判断手段をさらに備え、送信手段は、判断手段によって、コンテンツ格納手段にデジタルコンテンツが格納されていると判断された場合、デジタルコンテンツをユーザの通信端末に送信するようにしてもよい。
本発明の他の形態に係る電子書籍管理サーバは、紙媒体の書籍をユーザから引き受ける一方、紙媒体の書籍に対応する電子書籍をユーザに提供することが可能なサーバであって、ユーザから引き受けた紙媒体の書籍に基づき、紙媒体の書籍に対応する電子書籍があるか否かを、コンテンツサーバに問い合わせる問い合わせ手段と、問い合わせに応じて、コンテンツサーバから対応する電子書籍を取得する取得手段と、対応する電子書籍を格納する電子書籍格納手段と、対応する電子書籍をユーザの通信端末に送信する送信手段と、対応する電子書籍の利用状況を、ユーザの通信端末から受信する受信手段と、ユーザに対して、対応する電子書籍の利用状況に応じた課金を行う課金手段とを具備する。
本発明によれば、コンテンツを記録した有体物を所持するユーザが、有体物の処分等の煩雑な作業を強いられることなく、気軽に対応するデジタルコンテンツを利用することが可能となる。
本実施形態に係るデジタルコンテンツ提供システムの概略構成を示す図である。 ユーザ情報DBの登録内容を例示する図である。 書籍DBの登録内容を例示する図である。 運用ケース1を説明するためのシステム概念図である。 運用ケース2を説明するためのシステム概念図である。 運用ケース3を説明するためのシステム概念図である。 デジタルコンテンツ提供システムの主要な動作フローを示す図である。
以下、本発明の実施形態について図面を参照しつつ詳細に説明する。なお、同一の要素には同一の符号を付し、重複する説明を省略する。
A.本実施形態
A−1.構成
本実施形態では、有体物に記録されたコンテンツとして紙媒体の書籍、対応するデジタルコンテンツとして電子書籍を想定するが、本発明はこれに限る趣旨ではない。例えば、有体物に記録されたコンテンツとしてCDやDVD(Digital Versatile Disc)、メモリーカードといった記録メディア、対応するデジタルコンテンツとして音楽データや動画データ、ゲームソフトなどにも適用可能である。
図1は、デジタルコンテンツ提供システム1000の概略構成を示す図である。図1に示すように、デジタルコンテンツ提供システム1000は、電子書籍管理サーバ100と、出版社サーバ200と、各ユーザが所持する携帯端末300とを含んで構成される。本実施形態に係るデジタルコンテンツ提供システム1000は、電子書籍管理サーバ100を運営する電子書籍提供者(法人、個人のいずれも含む)が、各ユーザから紙媒体の書籍を引き取るのと引き換えに、紙媒体の書籍に対応する電子書籍を各ユーザに利用可能な状態で提供することを特徴の1つとする。
電子書籍管理サーバ100と出版社サーバ200との間、及び各サーバ100、200と携帯端末300との間は、通信ネットワークNを介して接続されている。なお、図1では説明の便宜上、電子書籍管理サーバ100、出版社サーバ200をそれぞれ1台ずつ例示しているが、複数存在しても良い。また、電子書籍管理サーバ100、出版社管理サーバ200を構成するコンピュータは、必ずしも1台である必要はなく、通信ネットワークN上に分散する複数のコンピュータから構成されてもよい。
電子書籍管理サーバ(デジタルコンテンツ管理サーバ)100は、電子書籍をユーザに提供する事業者(すなわち、電子書籍提供者)が所有しており、例えば汎用的なサーバコンピュータによって構成されている。電子書籍管理サーバ100は、コントローラ110と、ユーザ情報データベース(DB)120と、電子書籍保持部130とを含んで構成される。
コントローラ110は、算術演算、論理演算、ビット演算等を処理する算術論理演算ユニット(CPUなど)および各種レジスタ等から構成され、ROMやRAM等の記憶手段に格納されている各種プログラムを実行することで電子書籍管理サーバ100の各部を中枢的に制御する。
また、コントローラ110は、メモリに記憶された電子書籍管理プログラムP1を実行することにより、各ユーザからのリクエストに応じた電子書籍の提供などを行う。
ユーザ情報DB120には、本システム1000を利用する各ユーザの詳細情報が登録されている。図2は、ユーザ情報DB120の登録内容を例示した図である。ユーザ情報DB120には、本システムを利用するユーザを一意に特定するためのユーザID、紙媒体の書籍を特定するための情報(以下、「紙書籍ISBN情報」ともいう。)、紙媒体の書籍を電子化することが許可されているか否かを示す情報(以下、「電子化可否情報」ともいう。)、電子書籍を特定するための情報(以下、「電子書籍ISBN情報」ともいう。)、メールアドレスなどが対応づけて登録されている。
図2を例に説明すると、ユーザID「1」が割り当てられたユーザAは、2冊の紙媒体の書籍(紙書籍ISBN情報;「1111−1234」、「2222−1234」)を所持している(または所持していた)。そのうち一方については電子化することが許可されているものの(電子化可否情報;「OK」)、他方については電子化することが許可されていない(電子化可否情報;「NG」)。電子化することが許可されている書籍については、電子書籍ISBN情報として「1111−4321」が割り当てられている。同様に、ユーザID「2」が割り当てられたユーザBは、1冊の紙媒体の書籍(紙書籍ISBN情報;「3333−1234」)を所持しており(または所持していた)、この書籍については電子化することが許可されている(電子化可否情報;「OK」)・・・といった具合である。
電子書籍保持部130には、各電子書籍のデジタルデータ(以下、「電子書籍データ」ともいう。)131が登録されるほか、電子書籍の利用に関する詳細情報を記録した書籍データベース(DB)132が登録されている。図3は、書籍DB132の登録内容を例示した図である。書籍DB132には、紙書籍ISBN情報、著作者等(以下、便宜上「著作者」と総称する。)によって紙媒体の書籍を電子化することが許可されているか否かを示す情報(以下、「著作者利用許否情報」ともいう。)、電子書籍ISBN情報、電子書籍の利用に必要な利用料を算出するための利用料算出情報、電子書籍の問い合わせ数を示す照会数情報、紙媒体の書籍が絶版となっているか否かを示す絶版フラグ情報などが対応づけて登録されている。
図3に示すように、著作者によって紙媒体の書籍を電子化することが許可されている書籍については(著作者利用許否情報;「OK」)、電子書籍ISBN情報とともに、利用料算出情報、照会数情報、絶版フラグ情報が登録される。図3では、利用料算出情報として、1頁あたり10円の利用料をユーザに課金する例を示している。課金対象となる電子書籍の既読ページ数(閲覧ページ数)は、携帯端末300にインストールされている電子書籍アプリケーションAP1(図1参照)によってカウント等される。電子書籍アプリケーションAP1は、課金すべき電子書籍の既読ページ数をカウントすると、カウント結果を課金ページ情報として電子書籍管理サーバ100に送信する。コントローラ110は、課金ページ情報と利用料算出情報に基づき、利用料を算出する。
照会数情報は、紙媒体の書籍に対応する電子書籍の利用(閲覧)要求を受けた照会数を示しており、例えば「100万部」や「10万部」等である。コントローラ110は、携帯端末300から電子書籍の利用要求を受けるたびに、カウンタ(図示略)のカウント値を1ずつインクリメントし、カウント値に基づき照会数を更新する。詳細は後述するが、コントローラ110は、著作者によって紙媒体の書籍を電子化することが許可されていない書籍について(著作者利用許否情報;「NG」)、電子書籍として利用したい旨の要求(すなわち、電子化要求)があると、照会数情報を参照し、電子化要求のあった書籍の照会数が閾値以上(例えば、20万部以上)になっているか否かを判断する。閾値を超えている場合には、コントローラ(許諾要求手段)110は、出版社サーバ200または当該書籍の著作者の端末にアクセスし、電子化の利用許諾を求める。なお、コントローラ110は、著作者に問い合わせすべき旨のメッセージを表示パネル等に表示しても良い。電子書籍提供者は、問い合わせメッセージに従い、当該書籍の著作者の端末に問い合わせ及び交渉し、電子化の許諾を求める。
絶版フラグ情報は、紙媒体の書籍が現時点で絶版になっているか否かを示すフラグ情報である。絶版フラグ情報が「ON」の場合には、紙媒体の書籍が現時点で絶版になっていることを示し、絶版フラグ情報が「OFF」の場合は、紙媒体の書籍が現時点で絶版になっていない(すなわち、刊行中である)ことを示す。絶版フラグ情報は、電子書籍サーバ100が出版社サーバ200との間で定期(又は不定期)に交換する最新の書籍情報(紙媒体の各書籍が絶版になっているか否かを示す情報や書籍の売上履歴を示す情報など)に含まれる。電子書籍管理サーバ100は、最新の書籍情報に基づき、絶版フラグ情報を逐次更新する。
出版社サーバ(コンテンツサーバ)200は、各書籍を販売する出版社が運営するサーバであり、汎用のサーバコンピュータ等により構成されている。出版社サーバ200は、出版社データベース(DB)210を備えている。出版社DB210には、出版社が保持する様々なジャンルの電子書籍データが格納されている。
携帯端末(通信端末)300は、例えば各ユーザが所持するタブレット端末である。携帯端末300のメモリには、本システム1000を利用して電子書籍を読む(閲覧する)ために必要な電子書籍アプリケーションAP1が格納されている。電子書籍アプリケーションAP1は、所定のアプリケーション・サーバ(図示略)からダウンロードし、携帯端末300にインストールすることが可能となっている。なお、携帯端末300は、上記タブレット端末のほか、パーソナルコンピュータ(PC)、ノートPC、スマートフォン、携帯電話機、携帯情報端末(PDA)など、通信ネットワークNを介して各サーバ100、200とデータの授受が可能なあらゆる端末装置を利用できる。
通信ネットワークNは、電子書籍管理サーバ100と、出版社サーバ200と、携帯端末300との間で相互に情報を送受信可能な通信網を含む。通信ネットワークNは、例えば、インターネット、LAN、専用線、電話回線、企業内ネットワーク、移動体通信網、ブルートゥース(登録商標)、WiFi(Wireless Fidelity)、その他の通信回線、それらの組み合わせ等のいずれであってもよく、有線であるか無線であるかを問わない。次に、本システム1000の主な運用ケースについて、図面を参照しながら説明する。
A−2.運用ケース
A−2−1.電子書籍データが出版社に存在する場合(運用ケース1)
図4は、運用ケース1を説明するためのシステム概念図である。
各ユーザは、本システム1000の利用に先立ち、携帯端末300を操作することで、電子書籍アプリケーションAP1をダウンロードし、インストールする。次いで、ユーザは、携帯端末300を操作して本システム1000の利用に必要な個人情報(例えば、氏名、年齢、性別、住所、電話番号、ユーザIDなど)を入力するとともに(C1)、本システム1000を利用するための月額利用料の支払い情報(毎月一定額の利用料を所定の銀行口座から自動引き落としにするなど)を登録する(C2)。
ユーザは、自身が所持する紙媒体の書籍を電子書籍提供者に渡す、あるいは、紙書籍ISBN情報がわかっている場合には、携帯端末300を操作して紙書籍ISBN情報を電子書籍管理サーバ100に送信した後(C3)、紙媒体の書籍を電子書籍提供者に渡す。紙媒体の書籍の電子書籍提供者に渡す方法として、ユーザが電子書籍提供者に出向いて直接渡すほか、郵送などによって渡しても良い。
電子書籍提供者は、紙媒体の書籍を受け取ると、この書籍の紙書籍ISBN情報を特定し、紙媒体の書籍に対応する電子書籍があるか否かを出版社に問い合わせる(C4)。具体的には、電子書籍管理サーバ100が、出版社サーバ200に紙書籍ISBN情報を送信し、対応する電子書籍があるか否かの問い合わせを行う。
なお、電子書籍提供者は、紙媒体の書籍を受け取る前に、紙書籍ISBN情報がわかっている場合には、紙媒体の書籍に対応する電子書籍があるか否かを、出版社に直接問い合わせても良い。
出版社サーバ200は、出版社DB210を参照し、紙書籍ISBN情報に対応する電子書籍ISBN情報があるか否かを判断する。出版社サーバ200は、出版社DB210に電子書籍ISBN情報があることを発見すると、電子書籍ISBN情報によって特定される電子書籍データを出版社DB210から取得し、電子書籍ISBN情報及び電子書籍データを電子書籍管理サーバ100に送信する(C5)。電子書籍管理サーバ100は、受け取った電子書籍ISBN情報及び電子書籍データを、電子書籍保持部130に登録するとともに(C6)、リクエストのあったユーザの携帯端末300に送信する(C7)。このように、紙媒体の書籍に対応する電子書籍データが、出版社サーバ200にある場合には、電子書籍管理サーバ100の電子書籍保持部130に当該電子書籍データを保持させておくことで、ユーザからリクエストがあるたびに、出版社サーバ200から電子書籍管理サーバ100に当該電子書籍データをダウンロードする、といった煩雑な動作を省略することができる。
一方、ユーザは、携帯端末300に紙媒体の書籍に対応する電子書籍がダウンロードされたことを確認すると、電子書籍アプリケーションAP1を利用して当該書籍の閲覧を開始する。電子書籍アプリケーションAP1は、課金対象となる電子書籍の既読ページ数をカウントし、カウント結果を課金ページ情報として電子書籍管理サーバ100に送信する。課金ページ情報は、課金が発生する都度送信しても良いが、一定期間ごと(例えば、1週間ごと)に送信しても良い。
電子書籍管理サーバ(受信手段)100は、携帯端末300から受信する課金ページ情報と書籍DB132に登録されている当該電子書籍の利用料算出情報に基づき、電子書籍の利用状況に応じた利用料を算出する。その後、電子書籍管理サーバ(課金手段)100は、電子マネー等を利用して出版社サーバ200に利用料の支払いを行う(C8)。
一方、電子書籍提供者は、ユーザから受け取った紙媒体の書籍を買取業者に売り渡し(C9)、引き換え代金を受け取る(C10)。
その後、新たなユーザが紙媒体の書籍を電子書籍提供者に渡すと(C11)、電子書籍管理サーバ100は、この書籍の紙書籍ISBN情報を特定し、紙媒体の書籍に対応する電子書籍が電子書籍保持部130に格納されているか否かを確認する(C12)。電子書籍管理サーバ100は、対応する電子書籍が電子書籍保持部130に格納されていと判断すると、電子書籍保持部130から、対応する電子書籍の電子書籍ISBN情報及び電子書籍データを読み出し、リクエストのあったユーザの携帯端末300に送信する(C13)
A−2−2.電子書籍データが出版社に存在しない場合(運用ケース2)
図5は、運用ケース2を説明するためのシステム概念図である。
各ユーザは、本システム1000の利用に先立ち、携帯端末300を操作することで、電子書籍アプリケーションAP1をダウンロードし、インストールする。次いで、ユーザは、携帯端末300を操作して本システム1000の利用に必要な個人情報(例えば、氏名、年齢、性別、住所、電話番号、ユーザIDなど)を入力するとともに(Ca1)、本システム1000を利用するための月額利用料の支払い情報(毎月一定額の利用料を所定の銀行口座から自動引き落としにするなど)を登録する(Ca2)。
ユーザは、自身が所持する紙媒体の書籍を電子書籍提供者に渡す(Ca3)。電子書籍提供者は、紙媒体の書籍を受け取ると、この書籍の紙書籍ISBN情報を特定し、紙媒体の書籍に対応する電子書籍があるか否かを出版社に問い合わせる(Ca4)。具体的には、電子書籍管理サーバ100が、出版社サーバ200に紙書籍ISBN情報を送信し、対応する電子書籍があるか否かの問い合わせを行う。
出版社サーバ200は、出版社DB210を参照し、紙書籍ISBN情報に対応する電子書籍ISBN情報がないと判断すると、電子書籍管理サーバ100に対応する電子書籍がない旨の返信を行う(Ca5)。電子書籍管理サーバ100は、対応する電子書籍がないことを把握すると、制作会社に対して当該電子書籍の制作依頼を行う(Ca6)。制作会社は、電子書籍の制作依頼を受け取ると、出版社に対してデータ提供依頼を行う(Ca7)。出版社は、著作者の許諾等を得ると、出版社サーバ200から制作会社へ当該電子書籍の制作に必要な書籍ソースデータを送信する(Ca8)。制作会社は、書籍ソースデータをもとに、当該電子書籍を制作し、電子書籍データとして電子書籍提供者に納品する(Ca9)。電子書籍管理サーバ100は、受け取った電子書籍データとともに、当該電子書籍の詳細情報(電子書籍ISBN情報など)を電子書籍保持部130に登録する。電子書籍管理サーバ100は、納品された電子書籍データを、リクエストのあったユーザの携帯端末300に送信する(Ca10)。
電子書籍提供者は、電子書籍データの納入に対して制作費の支払いを行う一方、ユーザから受け取った紙媒体の書籍を買取業者に売り渡し(Ca11)、引き換え代金を受け取る(Ca12)。
一方、ユーザは、携帯端末300に紙媒体の書籍に対応する電子書籍がダウンロードされたことを確認すると、電子書籍アプリケーションAP1を利用して当該書籍の閲覧を開始する。電子書籍アプリケーションAP1は、課金対象となる電子書籍の既読ページ数をカウントし、カウント結果を課金ページ情報として電子書籍管理サーバ100に送信する。
電子書籍管理サーバ100は、携帯端末300から受信する課金ページ情報と書籍DB132に登録されている当該電子書籍の利用料算出情報に基づき、利用料を算出する。その後、電子書籍管理サーバ100は、電子マネー等を利用して出版社サーバ200に利用料の支払いを行う(Ca13)。
A−2−3.著作者が電子書籍の制作を禁止している場合(運用ケース3)
図6は、運用ケース3を説明するためのシステム概念図である。
各ユーザは、本システム1000の利用に先立ち、携帯端末300を操作することで、電子書籍アプリケーションAP1をダウンロードし、インストールする。次いで、ユーザは、携帯端末300を操作して本システム1000の利用に必要な個人情報(例えば、氏名、年齢、性別、住所、電話番号、ユーザIDなど)を入力するとともに(Cb1)、本システム1000を利用するための月額利用料の支払い情報(毎月一定額の利用料を所定の銀行口座から自動引き落としにするなど)を登録する(Cb2)。
ユーザは、自身が所持する紙媒体の書籍を電子書籍提供者に渡す、あるいは、紙書籍ISBN情報がわかっている場合には、携帯端末300を操作して紙書籍ISBN情報を電子書籍管理サーバ100に送信した後(Cb3)、紙媒体の書籍を電子書籍提供者に渡す。
電子書籍管理サーバ100は、出版社サーバ200との間で最新の書籍情報(例えば、電子書籍ISBN情報や、照会数情報、紙媒体の各書籍が絶版になっているか否かを示す絶版フラグ情報、書籍の売上履歴を示す情報など)や著作者情報(例えば、著作者利用許否情報など)を交換し、電子書籍保持部130の登録内容を逐次更新する(Cb4)。
電子書籍管理サーバ100は、携帯端末300から紙書籍ISBN情報を受信し、対応する電子書籍の利用要求があったことを検知すると、カウンタ(図示略)のカウント値を「1」だけインクリメントし、カウント値に基づき照会数を更新する。電子書籍保持部130に登録されている著作者利用許否情報を参照することで、当該書籍の著作者によって電子化することが許可されているか、禁止されているかを判断する。著作者利用許否情報が「NG」であることから、当該書籍の電子化が許可されていない(すなわち禁止されている)と判断すると(Cb5)、電子書籍管理サーバ100は、ユーザの携帯端末300に電子化できない旨を返信する(Cb6)。なお、電子書籍提供者は、ユーザから紙媒体の書籍を受け取っている場合には、当該書籍を返却する。
その後、電子化が禁止されている書籍の電子化要求(照会)が増加し、当該書籍の照会数が閾値以上(例えば、20万部以上)になったことを検知すると(Cb7)、電子書籍管理サーバ100は、著作者に問い合わせをすべき旨のメッセージを表示パネル等に表示する。電子書籍提供者は、問い合わせメッセージに従い、当該書籍の著作者に問い合わせ及び交渉し、電子化の許諾を求める(Cb8)。著作者から当該書籍の電子化について許諾を得ると(Cb9)、電子書籍管理サーバ100は、電子書籍保持部130に登録されている著作者利用許否情報を禁止(「NG」)から許可(「OK」)に更新する。そして、電子書籍管理サーバ100は、制作会社に当該電子書籍の制作を依頼するか、または当該電子書籍の制作を代行し、電子書籍を制作する。電子書籍管理サーバ100は、制作した電子書籍データとともに、電子書籍ISBN情報を、リクエストのあったユーザの携帯端末300に送信する(Cb10)。
次に、デジタルコンテンツ提供システム1000の主要な動作フローについて図7を参照しながら説明する。なお、以下では、携帯端末300への電子書籍アプリケーションAP1のインストール、個人情報の登録など初期設定が終了していることを前提とする。
A−3.動作
ユーザは、携帯端末300を操作して電子書籍アプリケーションAP1を起動した後(ステップS1)、紙媒体の書籍を電子書籍提供者に渡す(ステップS2)。もっとも、紙書籍ISBN情報が既にわかっている場合には、ユーザは、携帯端末300を操作して紙書籍ISBN情報を電子書籍管理サーバ100に送信した後、紙媒体の書籍を電子書籍提供者に渡しても良い。
電子書籍管理(判断手段)サーバ100は、紙媒体の書籍に対応する電子書籍が、電子書籍保持部130に既に登録されているか否かを確認(判断)する(ステップS3)。電子書籍管理サーバ100は、対応する電子書籍が、電子書籍保持部(コンテンツ格納手段、電子書籍格納手段)130に登録されていると判断すると(ステップS3;YES)、書籍DB132の著作者利用許否情報を参照し、当該書籍の著作者によって電子化することが許可されているか、禁止されているかを判断する(ステップS8)。電子書籍管理サーバ(送信手段)100は、著作者利用許否情報が「OK」であることから、電子化することが許可されていると判断すると(ステップS8;YES)、対応する電子書籍の電子書籍ISBN情報及び電子書籍データを電子書籍保持部130から取得し、リクエストのあったユーザの携帯端末300に送信し、処理を終了する。
一方、電子書籍管理サーバ100は、著作者利用許否情報が「NG」であることから、電子化することが禁止されていると判断すると(ステップS8;NO)、書籍DB132の照会数情報を参照し、当該書籍の照会数が設定された閾値以上(例えば、20万部以上)であるか否かを判断する(ステップS12)。なお、前述したように、電子書籍管理サーバ(記録手段)100は、電子書籍の利用要求を受けるたびに、カウンタ(図示略)のカウント値を1ずつインクリメントし、カウント値に基づき照会数を更新する。
電子書籍管理サーバ100は、照会数が閾値未満である場合には(ステップS12;NO)、ユーザの携帯端末300に電子化できない旨を返信し(ステップS14)、処理を終了する。その際、電子書籍提供者は、ユーザに対して紙媒体の書籍を返却する。
一方、電子書籍管理サーバ100は、当該書籍の照会数が設定された閾値以上である場合には(ステップS12;YES)、著作者に問い合わせをすべき旨のメッセージを表示パネル等に表示する。電子書籍提供者は、問い合わせメッセージに従い、当該書籍の著作者に問い合わせ及び交渉し、電子化の許諾を求める。この際、電子書籍管理サーバ(許諾要求手段)100が、電子化の許諾を求めるメッセージを出版社サーバ200に送信し、出版社経由で当該書籍の著作者に電子化の許諾を求めても良い。電子書籍管理サーバ100は、著作者から当該書籍の電子化について許諾が得られない場合には(ステップS13;NO)、電子化を断念し、ユーザの携帯端末300に電子化できない旨を返信し(ステップS14)、処理を終了する。その際、電子書籍提供者は、ユーザに対して紙媒体の書籍を返却する。
一方、電子書籍管理サーバ100は、著作者から当該書籍の電子化について許諾を得ると(ステップS13;YES)、電子書籍保持部130に登録されている著作者利用許否情報を禁止(「NG」)から許可(「OK」)に更新する。そして、電子書籍管理サーバ100は、制作会社に当該電子書籍の制作を依頼するか、または当該電子書籍の制作を代行し、電子書籍を制作する(ステップS7)。電子書籍管理サーバ100は、制作した電子書籍の電子書籍ISBN情報及び電子書籍データを、電子書籍保持部130に格納した後(ステップS11)、ユーザの携帯端末300に送信し(ステップS10)、処理を終了する。
一方、電子書籍管理サーバ(問い合わせ手段)100は、ステップS3において、対応する電子書籍が、電子書籍保持部130に登録されていないと判断すると(ステップS3;NO)、出版社サーバ200に紙書籍ISBN情報を送信し、対応する電子書籍があるか否かの問い合わせを行う(ステップS4)。出版社サーバ200は、出版社DB210を参照し、紙書籍ISBN情報に対応する電子書籍ISBN情報(すなわち対応する電子書籍)があるか否かを判断する(ステップS5)。出版社サーバ200は、電子書籍があると判断すると(ステップS5;YES)、電子書籍ISBN情報及び電子書籍データを、電子書籍管理サーバ100に送信する。電子書籍管理サーバ(取得手段)100は、出版社サーバ200から電子書籍ISBN情報及び電子書籍データを取得すると、取得した電子書籍ISBN情報をもとに、書籍DB132の著作者利用許否情報(利用許否情報)を参照し、当該書籍の著作者によって電子化することが許可されているか、禁止されているかを判断する(ステップS9)。
電子書籍管理(照会数判断手段)サーバ100は、著作者利用許否情報が「NG」であることから、電子化することが禁止されていると判断すると(ステップS9;NO)、書籍DB132の照会数情報を参照し、当該書籍の照会数が設定された閾値以上(例えば、20万部以上)であるか否かを判断する(ステップS12)。電子書籍管理サーバ100は、照会数が閾値未満である場合には(ステップS12;NO)、ユーザの携帯端末300に電子化できない旨を返信し(ステップS14)、処理を終了する。その際、電子書籍提供者は、ユーザに対して紙媒体の書籍を返却する。
一方、電子書籍管理サーバ(コンテンツ格納手段、送信手段)100は、著作者利用許否情報が「OK」であることから、電子化することが許可されていると判断すると(ステップS9;YES)、出版社サーバ200から受信した対応する電子書籍の電子書籍ISBN情報及び電子書籍データを、電子書籍保持部130に格納した後(ステップS11)、ユーザの携帯端末300に送信し(ステップS10)、処理を終了する。
一方、出版社サーバ200は、ステップS5において、電子書籍がないと判断すると(ステップS5;NO)、電子書籍管理サーバ100に対して、対応する電子書籍がない旨の返信を行う。電子書籍管理サーバ100は、対応する電子書籍がないことを把握すると、書籍DB132の著作者利用許否情報を参照し、当該書籍の著作者によって電子化することが許可されているか、禁止されているかを判断する(ステップS6)。電子書籍管理サーバ100は、著作者利用許否情報が「NG」であることから、当該書籍の著作者によって電子化することが禁止されていると判断すると(ステップS6)、ステップS12に進み、当該書籍の照会数が設定された閾値以上(例えば、20万部以上)であるか否かを判断する。ステップS12に進んだ後の動作については、既に説明したため、割愛する。
一方、電子書籍サーバ100は、著作者利用許否情報が「OK」であることから、電子化することが許可されていると判断すると(ステップS9;YES)、制作会社に当該電子書籍の制作を依頼するか、または当該電子書籍の制作を代行し、電子書籍を制作する(ステップS7)。電子書籍管理サーバ100は、制作した電子書籍の電子書籍ISBN情報及び電子書籍データを、電子書籍保持部130に格納した後(ステップS11)、ユーザの携帯端末300に送信し(ステップS10)、処理を終了する。
以上説明したように、本実施形態によれば、電子書籍管理サーバを運営する電子書籍提供者が、各ユーザから紙媒体の書籍を引き取るのと引き換えに、紙媒体の書籍に対応する電子書籍を各ユーザに利用可能な状態で提供することができる。よって、各ユーザは、自身が所持する紙媒体の書籍の処分等を強いられることなく、対応する電子書籍を、より気軽に利用することが可能となる。
B.その他
上記本実施形態では、利用料算出情報として、1頁あたり10円の利用料をユーザに課金する態様を例示したが、いかなる課金方法を採用するかは任意である。例えば、ユーザがページを開いたら利用料の課金を開始する。その際、開いたページを全て課金対象としてもよいが、パラパラめくりなどで開いたページ(ユーザが意図していないページ)が、課金対象とされることを防ぐために、100ページや200ページ単位で課金しても良い。また、電子書籍について、いったん開いたページ(すなわち既読ページ)は、再課金しないように構成しても良い。さらに、ページ単位で課金する代わりに時間単位で課金しても良い。
また、電子書籍管理サーバ100は、書籍DB(記憶手段)132に登録されている絶版フラグ情報や照会数情報などに基づき、絶版になった紙媒体の書籍の電子化のリクエストを、各ユーザに募るようにしても良い。例えば、数年前に絶版になった紙媒体の書籍について、少数ではあるものの、熱心なユーザから電子化のリクエストがあったものについては、各ユーザの携帯端末300に当該書籍の電子化のリクエストを促すメッセージ(リコメンド・メッセージ)を送信しても良い。具体的には、電子書籍管理サーバ(特定手段)100が、書籍DB132に登録されている絶版フラグに基づき、絶版になっている紙媒体の書籍を特定する。電子書籍管理サーバ(リコメンド手段)100は、絶版になっている紙媒体の書籍の電子化の照会数が、設定された閾値(例えば、「10万部」など)を越えている場合には、各ユーザの携帯端末300に当該書籍の電子化のリクエストを促すリコメンド・メッセージを送信する。かかる構成を採用することで、絶版になっている紙媒体の書籍(例えば、名著)を電子化するチャンスが増え、電子書籍の普及を後押しすることが可能となる。
なお、本発明は、上述した実施形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において、他の様々な形で実施することができる。このため、上記実施形態はあらゆる点で単なる例示にすぎず、限定的に解釈されるものではない。例えば、上述した各処理ステップは処理内容に矛盾を生じない範囲で任意に順番を変更し、または並列に実行することができる。
1000…デジタルコンテンツ提供システム、100…電子書籍管理サーバ、110…コントローラ、120…ユーザ情報DB、130…電子書籍保持部、131…電子書籍データ、132…書籍DB、200…出版社サーバ、210…出版社DB、300…携帯端末、N…通信ネットワーク、P1…電子書籍管理プログラム、AP1…電子書籍アプリケーション

Claims (3)

  1. 紙媒体の書籍に対応する電子書籍をユーザの通信端末に提供することが可能なサーバであって、
    前記ユーザの通信端末から送信される前記紙媒体の書籍を特定するための情報に基づき、前記紙媒体の書籍に対応する電子書籍があるか否かを、コンテンツサーバに問い合わせる問い合わせ手段と、
    前記問い合わせに応じて、前記コンテンツサーバから前記対応する電子書籍を取得する取得手段と、
    前記対応する電子書籍を格納する電子書籍格納手段と、
    前記対応する電子書籍を前記ユーザの通信端末に送信する送信手段と、
    前記対応する電子書籍の利用状況を、前記ユーザの通信端末から受信する受信手段と、
    前記ユーザに対して、前記対応する電子書籍の利用状況に応じた課金を行う課金手段と
    を具備し、
    前記取得手段は、前記コンテンツサーバから、前記対応する電子書籍とともに、前記電子書籍の利用を許可するか否かをあらわす利用許否情報を取得し、
    前記電子書籍格納手段は、前記電子書籍とともに、前記利用許否情報を格納し、
    前記送信手段は、前記利用許否情報に基づき、前記対応する電子書籍の利用を許可していると判断した場合に、前記対応する電子書籍を前記ユーザの通信端末に送信し、
    前記対応する電子書籍の照会数をあらわす照会数情報を前記電子書籍格納手段に記録する記録手段と、
    前記利用許否情報に基づき、前記対応する電子書籍の利用を許可していないと判断した場合に、前記電子書籍格納手段に格納されている前記対応する電子書籍の照会数が、閾値以上であるか否かを判断する照会数判断手段と、
    前記対応する電子書籍の照会数が、前記閾値を超えている場合には、前記コンテンツサーバに前記利用の許諾をリクエストする許諾要求手段とをさらに具備する電子書籍管理サーバ。
  2. 前記紙媒体の書籍が絶版になっているか否かを示す絶版フラグ情報を記憶するフラグ記憶手段と、
    前記絶版フラグ情報に基づき、絶版になっている前記紙媒体の書籍を特定する特定手段と、
    前記特定手段によって特定された、絶版になっている前記紙媒体の書籍に対応する電子書籍の照会数が設定値を超えた場合に、前記ユーザの通信端末に当該書籍の電子化のリクエストを促すリコメンド・メッセージを送信するリコメンド手段とをさらに具備する請求項に記載の電子書籍管理サーバ。
  3. 前記ユーザの通信端末から前記紙媒体の書籍を特定するための情報を受信した場合に、前記紙媒体の書籍に対応する電子書籍が、前記電子書籍格納手段に格納されているか否かを判断する判断手段をさらに備え、
    前記送信手段は、前記判断手段によって、前記電子書籍格納手段に前記対応する電子書籍が格納されていると判断された場合、前記対応する電子書籍を前記ユーザの通信端末に送信する、請求項1または2に記載の電子書籍管理サーバ。

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