JP6469144B2 - 小型車両のフレーム構造 - Google Patents

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Description

本発明は、小型車両のフレーム構造に関する。
従来、車両のフレーム構造として、フレーム構造体を形成する一対のパイプ間に接着剤にて接合されたFRP製パネルが開示されている(例えば、特許文献1参照)。この構造では、フレーム構造体全体の軽量化を確保しつつ、剪断変形等に対して強度や剛性等の機械特性を効率良く高められるとしている。
尚、金属材料のフレーム部材に高剛性の構造用剛性樹脂材を接着して補強し、車体剛性を高めることは、上記出願(特許文献1)以前からの公知技術(特許文献2参照)である。
また、フレームの骨格を樹脂パネルで補強するものには、フレームに樹脂パネルをリベットで取付けるもの(特許文献3参照)、ボルトにて取付けるもの(特許文献4参照)などがある。
一方、バネ部材を車体の補強構造の一部として用いるものが知られている(例えば、特許文献5参照)。この技術では、車両の側面の補強構造に繊維強化樹脂の板ばねを内蔵して、外からの荷重を分散できる構造としている。
また、ワイヤ状の強化繊維樹脂の張力で、車体フレームやフレーム構成部材の変形を防ぐものもある(特許文献6及び特許文献7参照)。
特開2014−4728号公報 特許第3370238号公報 特開2015−124797号公報 特開2006−182295号公報 特開2006−273199号公報 特開2010−23706号公報 特開2016−193702号公報
上記特許文献1〜特許文献4では、そのフレーム骨格と、補強部材としての樹脂パネル材との結合手法は、適宜選択されるものであるが、用途によっては、改善が期待されるものがある。例えば、接着による接合においては、過酷な状況で繰り返し長年にわたって使用される場合などで、剥がれ防止等の配慮が必要な場合がある。また、リベットや、ボルト締結の場合は、フレーム骨格やパネル側に穴加工が必要になる。特に、パネル側の穴加工は、繊維強化樹脂ではドリルの摩耗が早くなることがある。また、締結部の応力集中により穴加工部からの割れ等の防止として、穴周辺を厚肉として補強したり、締結を段付きボルトやカラーを設けたりするなどの配慮が必要になる。
また、上記特許文献5〜特許文献7に見られる技術を、鞍乗型車両のような小型車両のフレームに適用しようとしても、かかる車両では、板ばねを内蔵するような補強部材を別途配置できる空間が少なく、また、張力による変形防止策についても、ワイヤ等の補強部材を直線的に配置するスペースは極めて限られる。
本発明の目的は、フレーム骨格と補強部材との従来の結合方法を改善し、また、補強部材を限られた車体スペースに効果的に設置可能な小型車両のフレーム構造を提供することにある。
本発明は、車体フレーム(11)と、前記車体フレーム(11)を補強する補強体(85,105,115)とからなり、前記車体フレーム(11)が、屈曲部(11A)を有して構成される小型車両のフレーム構造において、前記車体フレーム(11)には、前記屈曲部(11A)を挟んだ複数の位置で、前記補強体(85,105,115)を係止する係止部(86,87,106,116,117)がそれぞれ設けられ、前記補強体(85,105,115)は、弾性体であって、前記屈曲部(11A)に沿う方向に湾曲されて、湾曲により発生する前記補強体の初期荷重を前記車体フレームに付与するように、前記屈曲部(11A)を挟む複数の前記係止部(86,87,106,116,117)に係止されることを特徴とする。
上記発明において、前記車体フレーム(11)は、車両側面視において、屈曲する前記屈曲部(11A)を有するものであり、前記補強体(85,105,115)は、車両側面視で前記屈曲部(11A)に沿う方向に湾曲して係止されるようにしても良い。
また、上記発明において、前記車体フレーム(11)は、鋼材のパイプで構成され、前記補強体(85,105,115)は、繊維強化樹脂であっても良い。
また、上記発明において、前記小型車両(10)は、スクーター等の低床式車両であり、前記車体フレーム(11)は、ヘッドパイプ(12)から車両下方に延びるダウンパイプ(14)と、床部を支持するロアパイプ(16)とからなり、前記屈曲部(11A)は、前記ダウンパイプ(14)と前記ロアパイプ(16)との連結部に形成され、前記係止部(86,87,106,116,117)は、前記ダウンパイプ(14)と前記ロアパイプ(16)のそれぞれに少なくとも1箇所以上設けられ、前記補強体(85,105,115)は、その一端部側が、前記ダウンパイプ(14)に沿い、他端部側が前記ロアパイプ(16)に沿うように湾曲して、前記係止部(86,87,106,116,117)に係止されるようにしても良い。
また、上記発明において、前記補強体(85,105,115)は、車両のガード部材を兼ねるようにしても良い。
本発明は、車体フレームには、屈曲部を挟んだ複数の位置で、補強体を係止する係止部がそれぞれ設けられ、補強体は、弾性体であって、屈曲部に沿う方向に湾曲されて、湾曲により発生する補強体の初期荷重を車体フレームに付与するように、屈曲部を挟む複数の係止部に係止されるので、補強体に穴加工等を施さなくても、初期荷重を掛けることで係止部に補強体を容易に係止して保持することが可能であり、また、外れにくくすることが可能となる。また、屈曲部に沿うように補強体を湾曲させるので、車体スペースが少ない小型車両にも、効果的に設置することができる。
上記発明において、車体フレームは、車両側面視において、屈曲する屈曲部を有するものであり、補強体は、車両側面視で屈曲部に沿う方向に湾曲して係止されるので、特に、前輪と後輪とから受ける荷重に抗することができ、小型車両の車体フレームを補強するのに好適である。
また、上記発明において、車体フレームは、鋼材のパイプで構成され、補強体は、繊維強化樹脂であるので、繊維強化樹脂で補強し、補強に応じて鋼材のパイプ材の径を小さく、あるいは肉厚を薄くすることで、フレーム構造全体として軽量化を図ることができる。
また、上記発明において、小型車両は、スクーター等の低床式車両であり、車体フレームは、ヘッドパイプから車両下方に延びるダウンパイプと、床部を支持するロアパイプとからなり、屈曲部は、ダウンパイプとロアパイプとの連結部に形成され、係止部は、ダウンパイプ及びロアパイプのそれぞれに少なくとも1箇所以上設けられ、補強体は、その一端部側が、ダウンパイプに沿い、他端部側がロアパイプに沿うように湾曲して、係止部に係止されるので、補強体を簡易に設置でき、低床式車両の車体フレームの補強、あるいは軽量化を容易に図ることができる。
また、上記発明において、補強体は、車両のガード部材を兼ねるので、別体のガード部材を省くことが可能となる。
本発明に係る第1実施形態のフレーム構造を備えた自動二輪車の左側面図である。 車体フレームの前部を示す左側面図である。 補強体、上部支持部材及び下部支持部材を示す分解斜視図である。 上部支持部材を示す左側面図である。 下部支持部材を示す左側面図である。 第2実施形態の補強体が取付けられた車体フレームの前部を示す左側面図である。 第2実施形態の補強体、上部支持部材及び下部支持部材を示す分解斜視図である。 第3実施形態の補強体が取付けられた車体フレームの前部を示す左側面図である。 車体フレーム及び補強体を示す平面図である。 補強体を示す斜視図である。 上部支持部材を示す左側面図である。 下部支持部材を示す左側面図である。 段付きボルトによる補強体の固定状態を示す左側面図である。
以下、図面を参照して本発明の各実施形態について説明する。なお、説明中、前後左右および上下といった方向の記載は、特に記載がなければ車体に対する方向と同一とする。また、各図に示す符号FRは車体前方を示し、符号UPは車体上方を示し、符号LHは車体左方を示している。
<第1実施形態>
図1は、本発明に係る第1実施形態のフレーム構造を備えた自動二輪車10の左側面図である。
自動二輪車10は、車体フレーム11の前部にフロントフォーク13を介して前輪33が支持され、車体フレーム11の下部にパワーユニット21が揺動可能に支持され、パワーユニット21の後端部に後輪43が取付けられている。
また、自動二輪車10は、フロントフォーク13の後方にシート46が配置され、車体フレーム11の下部に、シート46に着座した乗員が足を載せるフロアステップ57が支持されたスクーター型の鞍乗り型車両である。
車体フレーム11は、ヘッドパイプ12、ダウンフレーム14、左右一対のロアフレーム16及び左右一対のリヤフレーム17を備える。
ヘッドパイプ12は、車体フレーム11の前端部を構成している。ダウンフレーム14は、ヘッドパイプ12から下方斜め後方に延びる鋼材のパイプからなる。左右のロアフレーム16は、ダウンフレーム14の下部から左右に延びた後に後方に延びる鋼材のパイプからなる。左右のリヤフレーム17は、ロアフレーム16,16の後端から一体に後方斜め上方に延びる鋼材のパイプからなる。また、リヤフレーム17は、シート46の下方を後上がりに後方に延びるリヤフレーム前部17aと、リヤフレーム前部17aよりも緩い傾斜で後上がりに延びるリヤフレーム後部17bとを有する。
車体フレーム11の大部分は、車体カバー23で覆われている。
自動二輪車10は、ヘッドパイプ12に操舵可能にフロントフォーク13が取付けられ、車体フレーム11の下部を構成するロアフレーム16の下部後端部にリンク18を介して上下揺動可能にパワーユニット21が取付けられている。
フロントフォーク13は、ヘッドパイプ12に回動可能に支持されたステアリングステム24と、ステアリングステム24の下端部に取付けられたボトムブリッジ25と、ボトムブリッジ25の左右両端部に取付けられた緩衝部26とから構成されている。ステアリングステム24の上端部にはバーハンドル31が取付けられ、左右の緩衝部26の下端部には、車軸32を介して前輪33が支持されている。前輪33は、上方からフロントフォーク13に取付けられたフロントフェンダ34で覆われ、フロントフェンダ34にフロントフォーク13を保護する左右一対のフォークガード30が取付けられている。
パワーユニット21は、前部を構成するエンジン35と、エンジン35の後部に一体的に設けられた無段変速機36とから構成される。エンジン35は、クランクケース37からシリンダヘッド、シリンダブロック等を備えたシリンダ部がほぼ前方に延び、シリンダヘッドにはエアクリーナ38を含む吸気装置が接続されている。無段変速機36は、クランクケース37の後端部に一体に設けられた伝動ケース39を備え、この伝動ケース39の後端部に出力軸42を介して後輪43が取付けられている。一方のリヤフレーム17と伝動ケース39とにはリヤクッションユニット45が渡されている。
シート46は、リヤフレーム17に収納ボックス(不図示)を介して支持され、開閉可能とされている。
車体カバー23は、フロントカバー51、左右一対のフロントロアカバー52、ハンドルカバー53、フロントインナカバー54、レッグシールド56、フロアステップ57、左右一対のフロアサイドスカート58、左右一対のリヤサイドスカート59を備える。
フロントカバー51は、フロントフォーク13の上部の前方を覆う。フロントロアカバー52は、フロントカバー51の下端に設けられる。ハンドルカバー53は、バーハンドル31の中央部を覆う。フロントインナカバー54は、フロントフォーク13の上部の後方を覆う。レッグシールド56は、フロントフォーク13の上部の後方を覆うとともにフロントカバー51の左右端に接続されて運転者の脚部を前方から覆う。フロアステップ57は、レッグシールド56の下端部から下方及び後方に延びて運転者の足載せとされ、左右のロアフレーム16によって支持される。フロアサイドスカート58は、フロアステップ57の左右縁部から下方に延びる。リヤサイドスカート59は、フロアサイドスカート58の後端に設けられる。
更に、車体カバー23は、センタカバー61、左右一対のボディサイドカバー62、リヤセンタカバー63、左右一対のボディロアカバー64、左右一対のリアサイドカバー66を備える。
センタカバー61は、フロアステップ57の後端からシート46の前端部下方まで延びる。ボディサイドカバー62は、フロアステップ57及びセンタカバー61からシート46の側縁下方を車体後方に延びる。リヤセンタカバー63は、シート46の後方で左右のボディサイドカバー62,62の後端部間を覆う。ボディロアカバー64は、左右のボディサイドカバー62,62の下縁に沿ってフロアステップ57の後端から後方へ延びる。リアサイドカバー66は、ボディサイドカバー62の後端部下縁に接続される。
シート46は、運転者が着座する前部シート46aと、前部シート46aより一段高く形成されて同乗者が着座する後部シート46bとを一体に備える。ボディロアカバー64の下端部には、後部シート46bに着座した同乗者が足を載せる可倒式の左右一対の同乗者用ステップ28が設けられている。また、後輪43の前部は、後輪カバー29によって上方から覆われている。
ハンドルカバー53には、前部にヘッドライト71、左右端部に左右一対のバックミラー73が設けられている。一側(詳しくは、左側)のロアフレーム16には折り畳み式のサイドスタンド75が設けられ、クランクケース37の下部にはメインスタンド76が設けられている。
フロントカバー51には、左右一対のウインカ74が一体的に設けられている。シート46の後方には、同乗者が掴むグラブレール77が設けられている。後輪43はリヤフェンダ79によって上方から覆われ、リヤフェンダ79にはライセンスプレートが設けられる。リアサイドカバー66の後方には、テールランプ69が設けられる。
図2は、車体フレーム11の前部を示す左側面図である。
車体フレーム11の前部下部、詳しくは、ダウンフレーム14とロアフレーム16とで形成される屈曲部11Aを跨ぐ範囲に、且つ屈曲部11Aの内側(後斜め上側)に、車体フレーム11を補強する補強体85が設けられている。補強体85は、車両側面視で、ダウンフレーム14、屈曲部11A及びロアフレーム16の形状に沿って配置されている。
車体フレーム11及び補強体85は、補強フレーム83を構成する。
補強体85は、炭素繊維強化樹脂(CFRP)からなる板状の弾性部材(弾性体)である。車体フレーム11のダウンフレーム14と左右のロアフレーム16とには、補強体85を支持する上部支持部材86及び左右一対の下部支持部材87が取付けられている。
上部支持部材86及び左右の下部支持部材87は、補強体85の両端部を支持する。
左右のロアフレーム16は、それぞれ車幅方向に延びるとともに前後に隔てて配置された前クロスパイプ81及び後クロスパイプ82によって接続されている。また、ダウンフレーム14の下端は、前クロスパイプ81に接続される。前クロスパイプ81及び後クロスパイプ82は、車体フレーム11の一部を構成する。
補強体85の初期形状は、平板状又は屈曲部11Aと同一方向に湾曲する湾曲した形状に形成されている。この場合、補強体85の初期の湾曲の程度は、車体フレーム11に組付け後の湾曲の程度よりも小さい。
補強体85は、平板状又はわずかに湾曲した湾曲状の形状から、車体フレーム11の前部下部に沿わせた形状まで弾性変形させられているので、補強体85には初期荷重が発生している。更に、補強体85の変形した状態が保たれるので、常に、車体フレーム11に初期荷重を作用させておくことができる。
図1において、車体重量は、前輪33及び後輪43によって支えられているため、前輪33と後輪43との間に渡された車体フレーム11には、屈曲部11Aの角度を小さくする方向に常に曲げ荷重が作用している。図2において、補強体85による初期荷重は、上記曲げ荷重に抗する方向(屈曲部11Aの角度を大きくする方向)に発生しているので、上記曲げ荷重は、補強体85が無い場合に比較して、小さくなっている。即ち、車体フレーム11に作用する曲げ荷重が小さいので、その分、車体フレーム11の強度・剛性を小さくすることができる。具体的には、車体フレーム11を構成する各フレーム(パイプ)の外径、肉厚を小さくすることが可能になる。この結果、車体フレーム11を軽量にすることが可能になる。
以上に示したように、小型車両としての自動二輪車10の補強フレーム83は、車体フレーム11と、車体フレーム11を補強する補強体85とからなり、車体フレーム11が、屈曲部11Aを有して構成される。
車体フレーム11には、屈曲部11Aを挟んだ複数の位置で、補強体85を係止する係止部としての上部支持部材86及び下部支持部材87がそれぞれ設けられる。補強体85は、弾性体であって、屈曲部11Aに沿う方向に湾曲されて、湾曲により発生する補強体85の初期荷重を車体フレーム11に付与するように、屈曲部11Aを挟む複数の上部支持部材86及び下部支持部材87に係止される。
この構成によれば、補強体85に穴加工等を施さなくても、初期荷重を掛けることで上部支持部材86及び下部支持部材87に補強体85を容易に係止して保持することが可能であり、また、外れにくくすることが可能となる。また、屈曲部11Aに沿うように補強体85を湾曲させるので、車体スペースが少ない小型車両にも、効果的に設置することができる。
また、車体フレーム11は、車両側面視において、屈曲する屈曲部11Aを有するものであり、補強体85は、車両側面視で屈曲部11Aに沿う方向に湾曲して係止される。この構成によれば、特に、前輪33(図1参照)と後輪43(図1参照)とから受ける荷重に抗する方向に、補強体85が初期荷重を掛けることができ、小型車両の車体フレーム11を補強するのに好適である。
また、車体フレーム11は、鋼材のパイプで構成され、補強体85は、繊維強化樹脂である。この構成によれば、繊維強化樹脂で補強し、補強に応じて鋼材のパイプ材の径を小さく、あるいは肉厚を薄くすることで、補強フレーム83の全体として軽量化を図ることができる。
図3は、補強体85、上部支持部材86及び下部支持部材87を示す分解斜視図である。補強体85については、車体フレーム11に組付けた後の形状を示している。
補強体85は、第1板部85a、左右一対の第2板部85b,85bが一体となったY字状の板材である。第1板部85aの端部の一面(上面)85cには、先端に向かうにつれて次第に第1板部85aが薄肉になるように傾斜した傾斜面85dが形成されている。また、第2板部85bの一面85cには、先端に向かうにつれて次第に第2板部85bが薄肉になるように傾斜した傾斜面85eが形成されている。
上部支持部材86は、ダウンフレーム14に取付けられ、上部支持部材86に、補強体85の第1板部85aが挿入されて係止される係止部86cが設けられている。
下部支持部材87は、左右のロアフレーム16にそれぞれ取付けられるフレーム側部材88と、フレーム側部材88の上部に取付けられて補強体85の第2板部85bを係止する係止部材91と、フレーム側部材88に係止部材91を締結する一対のボルト92,92とからなる。
フレーム側部材88には、ボルト92,92がねじ込まれるねじ穴88a,88aが形成され、係止部材91には、ボルト92,92が通されるボルト挿通穴91a,91aが開けられている。
図4は、上部支持部材86を示す左側面図である。
上部支持部材86は、ダウンフレーム14の左右両側に取付けられる左右一対の板状の基部86a,86aと、左右の基部86a,86aを接続する平板状の接続部86bと、接続部86bの上部に設けられた係止部86cとを一体に備える。
左右の基部86a,86aは、ダウンフレーム14に溶接により取付けられる。
係止部86cは、接続部86bから上方に延びる上方延出部86dと、上方延出部86dの上端からほぼ直角に屈曲する屈曲部86eと、屈曲部86eの後端から下方に向かうにつれて次第に接続部86bから離れるように形成された傾斜部86fとを備える。
傾斜部86fは、屈曲部86eに接続される上部傾斜部86gと、上部傾斜部86gの下端から上部傾斜部86gよりも大きく傾斜した下部傾斜部86hと、上部傾斜部86gの両側縁から前方に屈曲して延びる左右一対の側部延出部86jからなる。
上部傾斜部86gは、その内面である傾斜部内面86kが上部支持部材86内に挿入された第1板部85aの傾斜面85dと面当たりして、第1板部85aを保持する部分であり、第1板部85aでの応力集中を緩和する。
第1板部85aの先端である前縁85fと上部支持部材86の屈曲部86eとの間には隙間94が設けられ、前縁85fが、屈曲部86eに当たらない構造になっている。なお、隙間94には、ゴム等のクッション材を配置しても良い。
上部傾斜部86gは、上部支持部材86内に補強体85の第1板部85aを挿入する際に、第1板部85aの先端を挿入しやすくする。側部延出部86jは、上部支持部材86内に挿入された第1板部85aが車幅方向に移動するのを規制する。
なお、上方延出部86dを設けずに、接続部86bの上端に屈曲部86eを設けても良い。
図5は、下部支持部材87を示す左側面図である。
下部支持部材87のフレーム側部材88は、ロアフレーム16の左右両側に取付けられる左右一対の板状の基部88b,88bと、左右の基部88b,88bを接続する平板状の接続部88cとを一体に備える。
左右の基部88b,88bは、ロアフレーム16に溶接により取付けられる。
下部支持部材87の係止部材91は、フレーム側部材88の接続部88cにボルト92で取付けられるフレーム側取付部91bと、フレーム側取付部91bの前端から前方に向かうにつれて次第に接続部88cから離れるように形成された傾斜部91cとを備える。
傾斜部91cは、フレーム側取付部91bに接続される後部傾斜部91dと、後部傾斜部91dの前端から後部傾斜部91dよりも大きく傾斜した前部傾斜部91eと、後部傾斜部91dの両側縁から下方に屈曲して延びる左右一対の側部延出部91gとからなる。
後部傾斜部91dは、その内面である傾斜部内面91fが下部支持部材87内に挿入された第2板部85bの傾斜面85eに面当たりして、第2板部85bを保持する部分であり、第2板部85bでの応力集中を緩和する。
第2板部85bの先端である後縁85gと下部支持部材87の傾斜部91cとの間には隙間95が設けられ、後縁85gが、傾斜部91c等に当たらない構造になっている。なお、隙間95には、ゴム等のクッション材を配置しても良い。
前部傾斜部91eは、下部支持部材87内に補強体85の第2板部85bを挿入する際に、第2板部85bの先端を挿入しやすくする。
側部延出部91gは、下部支持部材87内に挿入された第2板部85bが車幅方向に移動するのを規制する。
以上の図1及び図2に示したように、自動二輪車10は、スクーター等の低床式車両であり、車体フレーム11は、ヘッドパイプ12から車両下方に延びるダウンパイプとしてのダウンフレーム14と、床部を支持するロアパイプとしてのロアフレーム16とからなる。屈曲部11Aは、ダウンフレーム14とロアフレーム16との連結部に形成され、上部支持部材86及び下部支持部材87は、ダウンフレーム14及びロアフレーム16のそれぞれに少なくとも1箇所以上設けられる。補強体85は、その一端部側が、ダウンフレーム14に沿い、他端部側がロアフレーム16に沿うように湾曲して、上部支持部材86及び下部支持部材87に係止される。この構成によれば、補強体85を簡易に設置でき、低床式車両の車体フレーム11の補強、あるいは軽量化を容易に図ることができる。
<第2実施形態>
図6は、第2実施形態の補強体105が取付けられた車体フレーム11の前部を示す左側面図、図7は、第2実施形態の補強体105、上部支持部材106及び下部支持部材87を示す分解斜視図である。補強体105については、車体フレーム11に組付けた後の形状を示している。
図6に示すように、車体フレーム11の前部下部、詳しくは、ダウンフレーム14とロアフレーム16とで形成される屈曲部11Aを跨ぐ範囲に、且つ屈曲部11Aの内側(後斜め上側)に、車体フレーム11を補強する補強体105が設けられている。補強体105は、車両側面視で、ダウンフレーム14、屈曲部11A及びロアフレーム16の形状に沿って配置されている。
車体フレーム11及び補強体105は、補強フレーム103を構成する。
補強体105は、炭素繊維強化樹脂からなる板状の弾性部材(弾性体)である。車体フレーム11のダウンフレーム14と左右のロアフレーム16とには、補強体85を支持する上部支持部材106及び左右一対の下部支持部材87が取付けられている。
上部支持部材106は、補強体105の上部を支持し、左右の下部支持部材87は、補強体105の後端部を支持する。
補強体105(詳しくは、後で詳述する補強体本体105c)の初期形状は、平板状又は屈曲部11Aと同一方向に湾曲する湾曲した形状に形成されている。この場合、補強体105(詳しくは、補強体本体105c)の初期の湾曲の程度は、車体フレーム11に組付け後の湾曲の程度よりも小さい。
補強体105は、平板状又はわずかに湾曲した湾曲状の形状から、車体フレーム11の前部下部に沿わせた形状まで弾性変形させられているので、補強体105には初期荷重が発生している。更に、補強体105の変形した状態が保たれるので、常に、車体フレーム11に初期荷重を作用させておくことができる。
図7に示すように、補強体105は、第1板部105a、左右一対の第2板部85b,85bが一体となったY字状の板材である補強体本体105cと、第1板部105aの両側縁から前方に延びる左右一対の被支持部105d,105dとから一体に形成されている。
左右の被支持部105d,105dは、それぞれピン挿入穴105eが開けられ、左右の被支持部105d,105dが、ダウンフレーム14に取付けられた上部支持部材106に連結ピン107を介して連結されている。
上部支持部材106は、ダウンフレーム14の左右両側に取付けられる一対の板状の基部106a,106aと、左右の基部106a,106aを接続する平板状の接続部106bとからなる。
左右の基部106a,106aは、ダウンフレーム14よりも前方に突出する位置にピン挿通穴106c,106cが開けられている。ピン挿通穴106c,106cには、補強体105のピン挿入穴105e,105eが合わせられ、ピン挿入穴105e,105eとピン挿通穴106c,106cとに連結ピン107が挿入される。
連結ピン107は、軸部107aと、軸部107aの一端部に軸部107aよりも大径に形成された頭部107bとを一体に備え、軸部107aの先端部に貫通穴107cが開けられている。
連結ピン107の挿入後には、一方のピン挿入穴105eから突出した連結ピン107の貫通穴107cに、割ピン108が通される。連結ピン107から突出した割ピン108の先端部は、曲げられて割ピン108が抜け止めされる。この結果、補強体105の第1板部105aが上部支持部材106に揺動可能に連結される。
<第3実施形態>
図8は、第3実施形態の補強体115が取付けられた車体フレーム11の前部を示す左側面図である。
車体フレーム11の前部下部、詳しくは、ダウンフレーム14とロアフレーム16とで形成される屈曲部11Aを跨ぐ範囲に、且つ屈曲部11Aの外側(前斜め下側)に、車体フレーム11を補強する補強体115が設けられている。補強体115は、車両側面視で、ダウンフレーム14、屈曲部11A及びロアフレーム16の形状に沿って配置されている。
車体フレーム11及び補強体115は、補強フレーム113を構成する。
補強体115は、炭素繊維強化樹脂からなる板状の弾性部材(弾性体)である。車体フレーム11のダウンフレーム14と左右のロアフレーム16とには、補強体115を支持する上部支持部材116及び下部支持部材117が取付けられている。上部支持部材116及び下部支持部材117は、補強体115の両端部を支持する。また、補強体115の前後方向の中間部は、左右一対の段付きボルト118によって車体フレーム11、詳しくは、前クロスパイプ81に固定されている。
補強体115の初期形状は、平板状又は屈曲部11Aと同一方向に湾曲する湾曲した形状に形成されている。この場合、補強体115の初期の湾曲の程度は、車体フレーム11に組付け後の湾曲の程度よりも小さい。
補強体115は、平板状又はわずかに湾曲した湾曲状の形状から、車体フレーム11の前部下部に沿わせた形状まで弾性変形させられているので、補強体115には初期荷重が発生している。更に、補強体115の変形した状態が保たれるので、常に、車体フレーム11に初期荷重を作用させておくことができる。
以上に示したように、補強体115は、車両のガード部材を兼ねるので、別体のガード部材を省くことが可能となる。
図9は、車体フレーム11及び補強体115を示す平面図、図10は、補強体115を示す斜視図である。図10の補強体105については、車体フレーム11に組付けた後の形状を示している。
図9に示すように、補強体115は、その前縁115a及び後縁115bが車幅方向に延び、側縁115c,115cが、左右のロアフレーム16,16の側縁16a,16aに沿って延びている。
図10に示すように、補強体115は、その剛性を調整する複数の剛性調整穴115dと、段付きボルト118を通す左右一対のボルト挿通穴115e,115eと、補強体115の上部に飛散した石や溜まった雨水を排出する複数の排出穴115fとが設けられている。剛性調整穴115d、ボルト挿通穴115e及び排出穴115fは、補強体115を型成形する際に形成されるので、機械加工により形成するのに比べて、加工コストを低減できるとともに穴明け工具を使用した場合の摩耗等による劣化を回避することができる。なお、排出穴115fを剛性調整穴としても良い。
補強体115は、上記したように、上部支持部材116、下部支持部材117及び段付きボルト118によって車体フレーム11に固定されているが、この固定方法に、接着剤による車体フレーム11への補強体115の接着を併用しても良い。
上記のように、補強体115は、車体フレーム11の下側に固定されるから、車体フレーム11の下部を下方から覆うガード部材を兼ねる。
図11は、上部支持部材116を示す左側面図、図12は、下部支持部材117を示す左側面図、図13は、段付きボルト118による補強体115の固定状態を示す左側面図である。
図11に示すように、上部支持部材116は、ボルト121により左右のロアフレーム16の上端部に取付けられた基部116bと、基部116bの下端部から一段高く形成された段部116cとを一体に備える。左右のロアフレーム16と段部116cとの間に補強体115の上端部が挿入される。補強体115の前縁115aと段部116cの縦壁116dとの間には、隙間122が設けられ、補強体115の前縁115aと段部116cとが当たらないようにされている。
図12に示すように、下部支持部材117は、ボルト121により左右のロアフレーム16の後部に取付けられた基部117bと、基部117bの前端部から一段高く形成された段部117cとを一体に備える。左右のロアフレーム16と段部117cとの間に補強体115の後端部が挿入される。補強体115の後縁115bと段部117cの縦壁117dとの間には、隙間123が設けられ、補強体115の後縁115bと段部117cとが当たらないようにされている。
図13に示すように、前クロスパイプ81の下部には左右一対のねじ穴81aが形成されている。段付きボルト118は、軸部118aと、軸部118aの一端部に一体に形成された頭部118bとからなる。軸部118aは、先端部側に設けられたおねじ部118cと、おねじ部118cの頭部118b側に設けられた大径部118dとからなる。
大径部118dは、その外径がおねじ部118cの外径よりも大きく、大径部118dの軸方向長さが、補強体115の板厚と略等しく、あるいは少し締め代を持たすことができるように調整されている。従って、段付きボルト118を補強体115のボルト挿通穴115eに通しておねじ部118cの全体を前クロスパイプ81のねじ穴81aにねじ込んだ場合に、頭部118bが補強体115を過度に締め付けないように、締め代を調整しながら適切に締結できる。また、ラバー材のフランジ付きカラー等をボルト挿通穴115eに挿入して、フランジ付きカラーのボルト挿通穴長と大径部118dの軸方向長さとを調整し、適切な締め代を持たせて補強体115をラバー材を介してロアフレーム16に取付けても良い。
段付きボルト118、詳しくは、頭部118bは、補強体115の最下部よりも上方に配置されているので、頭部118bが路上の突起物等に干渉しにくくできる。
上述した実施形態は、あくまでも本発明の一態様を示すものであり、本発明の主旨を逸脱しない範囲で任意に変形及び応用が可能である。
例えば、上記実施形態において、車体フレームを、鋼材のパイプとしたが、これに限らず、アルミニウム又はアルミニウム合金製のフレームや、樹脂フレームであっても良い。
また、補強体を、炭素繊維強化樹脂としたが、これに限らず、炭素以外の他の繊維を用いた繊維強化樹脂や金属としても良い。
本発明は、スクーター型の自動二輪車10に適用する場合に限らず、他の形式の自動二輪車や、自動二輪車以外も含む鞍乗り型車両にも適用可能である。なお、鞍乗り型車両とは、車体に跨って乗車する車両全般を含み、自動二輪車(原動機付き自転車も含む)のみならず、揺動車両を含む三輪車や四輪車、ATV(不整地走行車両)に分類される三輪車両や四輪車両を含む車両である。
10 自動二輪車(小型車両)
11 車体フレーム
11A 屈曲部
12 ヘッドパイプ
14 ダウンフレーム(ダウンパイプ)
16 ロアフレーム(ロアパイプ)
85,105,115 補強体
86,106,116 上部支持部材(係止部)
87,117 下部支持部材(係止部)

Claims (5)

  1. 車体フレーム(11)と、前記車体フレーム(11)を補強する補強体(85,105,115)とからなり、前記車体フレーム(11)が、屈曲部(11A)を有して構成される小型車両のフレーム構造において、
    前記車体フレーム(11)には、前記屈曲部(11A)を挟んだ複数の位置で、前記補強体(85,105,115)を係止する係止部(86,87,106,116,117)がそれぞれ設けられ、
    前記補強体(85,105,115)は、弾性体であって、前記屈曲部(11A)に沿う方向に湾曲されて、湾曲により発生する前記補強体の初期荷重を前記車体フレームに付与するように、前記屈曲部(11A)を挟む複数の前記係止部(86,87,106,116,117)に係止されることを特徴とする小型車両のフレーム構造。
  2. 前記車体フレーム(11)は、車両側面視において、屈曲する前記屈曲部(11A)を有するものであり、前記補強体(85,105,115)は、車両側面視で前記屈曲部(11A)に沿う方向に湾曲して係止されることを特徴とする請求項1に記載の小型車両のフレーム構造。
  3. 前記車体フレーム(11)は、鋼材のパイプで構成され、前記補強体(85,105,115)は、繊維強化樹脂であることを特徴とする請求項1又は2に記載の小型車両のフレーム構造。
  4. 前記小型車両(10)は、スクーター等の低床式車両であり、前記車体フレーム(11)は、ヘッドパイプ(12)から車両下方に延びるダウンパイプ(14)と、床部を支持するロアパイプ(16)とからなり、前記屈曲部(11A)は、前記ダウンパイプ(14)と前記ロアパイプ(16)との連結部に形成され、前記係止部(86,87,106,116,117)は、前記ダウンパイプ(14)及び前記ロアパイプ(16)のそれぞれに少なくとも1箇所以上設けられ、前記補強体(85,105,115)は、その一端部側が、前記ダウンパイプ(14)に沿い、他端部側が前記ロアパイプ(16)に沿うように湾曲して、前記係止部(86,87,106,116,117)に係止されることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか一項に記載の小型車両のフレーム構造。
  5. 前記補強体(85,105,115)は、車両のガード部材を兼ねることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか一項に記載の小型車両のフレーム構造。
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