JP6468904B2 - フレーム構造及びそれを用いた車椅子 - Google Patents

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本発明は、分割可能なフレーム構造及びそれを用いた車椅子、特に、トラックレースやマラソン等で用いる競走用の車椅子に関する。
従来、トラックレースやマラソン等で用いられる競走用の車椅子や自転車等の乗り物のフレーム構造として、持ち運び等を容易にするためにフレームを複数に分割可能なものが知られている(例えば、特許文献1参照。)。
特許文献1に記載のフレーム構造では、フレーム同士の連結方法として、2つのフレームを貫いて固定するボルト及びそのボルトと螺合するナットを用いた連結方法や、フレームに設けた係合突起を固定ネジによって押圧する連結方法が用いられている。
特開2001−231819号公報
しかし、特許文献1に記載のフレーム構造で用いられている連結方法では、ボルトとナットとの螺合や固定ネジによる押圧が十分でない場合に、フレーム構造に伝わった振動等によってその固定が緩み、連結部分においてがたつきが発生してしまうという問題があった。
その一方で、そのようながたつきの発生を防止するために、強固に螺合や押圧を行ったり、螺合や固定に加えて接着剤による接着を行ったりした場合には、強固な固定は維持できるものの、分割を行うことが困難になるという問題があった。
本発明は以上の点に鑑みてなされたものであり、フレーム同士の連結部分におけるがたつきの発生を防止することができ、分割を容易に行うことができるフレーム構造及びそれを用いた車椅子を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明のフレーム構造は、第1フレームと、第1フレームに連結される第2フレームと、第1フレームと第2フレームとの間に塗布された接着用樹脂と、第1フレームと第2フレームとを連結する連結機構とを備え、第2フレームは、筒状の被挿入端部を有し、第1フレームは、筒状に形成され、被挿入端部に挿入される挿入端部を有し、連結機構は、第1フレーム及び第2フレームを貫いて固定するボルトと、挿入端部の内周面に固定され、ボルトと螺合するナットと、第1フレームとナットとの間に充填された固定用樹脂とで構成され、挿入端部及び被挿入端部の一方の他方に対向する領域には、離型処理が施されていることを特徴とする。
このように、本発明のフレーム構造では、連結機構によってフレーム同士を連結するとともに、フレーム同士の間に接着用樹脂で接着することによって、がたつきを防止している。また、接着用樹脂を塗布する領域に樹脂の剥離が容易となる離型処理を施している。そのため、本発明のフレーム構造によれば、フレーム同士を十分な強度で固定して連結部分におけるがたつきの発生を防止するとともに、分割を容易に行うことができる。
また、このように、フレームの一方を他方に挿入する構成にすれば、分割の容易さを維持しつつ、さらに強固な連結を実現し、連結部分におけるがたつきの発生を防止することができる。
また、このように、連結機構としてボルトとナットによる連結を用いれば、分割の容易さを維持しつつ、さらに強固な連結を実現し、連結部分におけるがたつきの発生を防止することができる。また、このように、ボルト又はナットとフレームとの間に固定用樹脂を充填すれば、ボルト又はナットが接触する領域を平坦にすることができるので、ボルト又はナットの取り付け位置におけるがたつきの発生を防止することができる。
また、上記目的を達成するために、本発明のフレーム構造は、第1フレームと、第1フレームに連結される第2フレームと、第1フレームと第2フレームとの間に塗布された接着用樹脂と、第1フレームと第2フレームとを連結する連結機構とを備え、第2フレームは、断面形状が第1フレームの外周面に対応する半円形状の被固定部を有し、第1フレームは、筒状に形成され、被固定部に覆われる固定部を有し、連結機構は、第1フレーム及び第2フレームを貫いて固定するボルトと、第1フレームの内周面に固定され、ボルトと螺合するナットと、第1フレームとナットとの間に充填された固定用樹脂とで構成され、被固定部の固定部に対向する領域には、離型処理が施されていることを特徴とする。
また、本発明のフレーム構造においては、第1フレーム及び第2フレームの一方を、繊維強化プラスチックで形成し、第1フレーム及び第2フレームの他方を、金属材料で形成してもよい。
また、本発明のフレーム構造においては、フレームの一方を強化繊維プラスチック材料で形成した場合、繊維強化プラスチックは、振動減衰特性の高い繊維強化プラスチックを含む複数の繊維強化プラスチックを積層して形成されていることが好ましい。
このように、フレーム構造の減衰特性を良好なものにすることができ、がたつきの発生をさらに防止しやすくなる。
また、上記目的を達成するために、本発明の車椅子は、上記いずれかのフレーム構造を備えた車椅子であって、着座用シートを有するケージと、ケージの前方に延設された車体フレームと、車体フレームに設けられた操舵用のハンドルと、車体フレームの前端部に取り付けられた前輪と、ケージの左右に取り付けられた一対の後輪とを備え、ケージは、第1フレーム又は第2フレームの一方であり、車体フレームは、第1フレーム又は第2フレームの他方であることを特徴とする。
このように、上記いずれかのフレーム構造を用いた本発明の車椅子では、分割可能な構造とした場合でも、連結部分におけるがたつきの発生を防止でき、また、フレーム同士の連結部分において、減衰振動特性等のフレーム特性が悪化することもない。
また、本発明の車椅子では、容易に分割を行うことができるので、パーツの交換も容易に行うことができる。そのため、複数種類のフレームを用意しておき、それらのフレームを適宜組み替えることによって、使用者の要望や路面の状態に対応して、車椅子全体のフレーム特性を容易に変更することができる。
本発明の実施形態に係る車椅子の側面図。 図1の車椅子のフロントフォークの平面図。 図1の車椅子の第1連結部を拡大して示す側面図。 図3の車椅子の車体フレームのA−A線断面図。 図1の車椅子の第2連結部を拡大して示す側面図。 図1の車椅子の車体フレームのB−B線断面図。
まず、図1及び図2を参照して、本実施形態に係る車椅子1の構成について説明する。車椅子1は、トラックレースやマラソン等で用いられるものである。
図1に示すように、本実施形態の車椅子1は、着座用シート(不図示)が設置されるケージ10(第1フレーム)と、ケージの前方に延設された車体フレーム11(第2フレーム)と、車体フレーム11に設けられた操舵用のハンドル12と、車体フレーム11の前端部に配置された前輪13と、ケージ10の左右に取り付けられた一対の後輪14と、車体フレーム11の前端部に取り付けられ、ハンドル12が連結され、前輪13を保持するフロントフォーク15とを備えている。
ケージ10は上部が開放され、ケージ10の内部には競技者(使用者)が着座する着座用シート(不図示)が配置される。
車体フレーム11は、後述するように、ケージ10から分割可能な構造となっている。
ハンドル12は、車体フレーム11の先端部に枢支されたフロントフォーク15のコラム部15a(図2参照)の端部に接続されている。車椅子1では、ハンドル12を操作することにより、フロントフォーク15の向きを変更して、車椅子1を所望の方向に旋回走行させることができるようになっている。
後輪14には、ハンドリム14aが設けられており、ケージ10に接地された着座用シートに着座した競技者は、ハンドリム14aを介して駆動力を後輪14に伝達する。
図2に示すように、フロントフォーク15は、車体フレーム11の先端部に支持されるコラム部15aと、コラム部15aから二股状に前方に延びるフォーク部15bとを有している。フォーク部15bの先端部には、前輪13の車軸を支持する軸受け孔15cが形成されている。
コラム部15aは円筒状に形成され、ベアリング(不図示)を介して車体フレーム11の前端部に枢支される。コラム部15aの上端部にはハンドル12(図1参照)が固設される。
ケージ10は、アルミによって形成されている。車体フレーム11は、ポリアクリルニトリル(PAN)系炭素繊維で強化された繊維強化プラスチック(以下、「FRP」という。)を複数積層して形成されている。
車体フレーム11を形成するFRPとしては、PAN系炭素繊維で強化されたものの他、アラミド繊維、ポリアリレート繊維等の有機繊維やピッチ系炭素繊維といった振動減衰特性の高い繊維で強化されたものや、ガラス繊維、PBO繊維、ポリエチレン繊維等で強化されたものを用いてもよい。
また、車体フレーム11を形成するFRPは、所定のパターン(例えば、その層に含まれる繊維の、隣接する層に含まれる繊維に対する傾斜角度のパターン)に従って積層されたものが用いられている。
そのため、車体フレーム11の振動減衰特性と剛性とのバランスは、用いられている材料及びパターンによって定まる。また、車体フレーム11は、車椅子1全体の振動減衰特性及び剛性に対して最も影響の大きい部材であるので、車椅子1全体の特性は、車体フレーム11の特性に大きく影響される。
次に、図3〜図6を参照して、車椅子1のケージ10(第1フレーム)と車体フレーム11(第2フレーム)との連結部について詳細に説明する。車椅子1では、後輪14近傍に設けられた第1連結部C1(連結機構)及び車体フレーム11の中央部近傍に設けられた第2連結部C2の2つの連結部が設けられている。
図3に示すように、第1連結部C1は、ケージ10の後輪14の車軸近傍から前輪13側に向けて延設された断面形状が円筒状の挿入端部10aと、車体フレーム11の後端部に設けられた断面形状が円筒状の被挿入端部11aとで構成されている。
図4に示すように、挿入端部10aには、外周側と内周側を連通する孔10bが形成されている。被挿入端部11aには、挿入端部10aの孔10bに対応する位置に、外周側と内周側を連通する孔11bが形成されている。挿入端部10aの被挿入端部11aと対向する外周面は、樹脂材料の剥離が容易となる離型処理が施された離型処理面10cとなっている。
離型処理面10cは、挿入端部10aの被挿入端部11aと対向する外周面に、離型用ワックスを塗布することによって形成されている。ただし、離型処理面10cの形成方法は、このような方法に限定されるものではなく、離型処理面10cとなる領域の形成材料を変化させる等の方法によって形成してもよい。
第1連結部C1において、ケージ10と車体フレーム11とを連結する際には、まず、ケージ10の挿入端部10aの被挿入端部11aと対向する外周面に、離型用ワックスを塗布し、離型処理面10cを形成する。
次に、挿入端部10aの離型処理面10cに接着用樹脂16を塗布し、挿入端部10aを車体フレーム11の被挿入端部11aに挿入する。この際、必要に応じて挿入端部10aと被挿入端部11aとの間にさらに接着用樹脂16を注入する。
最後に、接着用樹脂16が固化した後、挿入端部10aの孔10b及び被挿入端部11aの孔11bに、挿入端部10a及び被挿入端部11aを貫くようにボルト17を挿入し、ボルト17を予め挿入端部10aの内周面に固定しておいたナット18に螺合させる。
なお、ナット18と挿入端部10aの内周面との間には、固定用樹脂19が充填されている。固定用樹脂19によって、ナット18は、挿入端部10aの内周面の所望の位置(孔10bに対応する位置)に固定される。その結果、外部からボルト17を回すだけで、ボルト17とナット18との螺合による着脱が可能となっている。
また、固定用樹脂19を充填することによって、ナット18が接触する挿入端部10aの内周面(すなわち、ナット18が接触する領域)は、平坦になる。そのため、その面において振動によるがたつきは発生しにくい。
また、図5に示すように、第2連結部C2は、ケージ10の前方部分から車体フレーム11に向けて延設された連結アーム10dのアーム先端部10eを車体フレーム11の周面に固定することで構成されている。
図6に示すように、アーム先端部10eの断面形状は、車体フレーム11の外周面に対応する半円形状となっている。また、アーム先端部10eには、外周側と内周側を連通する孔10fが形成されている。車体フレーム11には、アーム先端部10eの孔10fに対応する位置に、外周側と内周側を連通する孔11cが形成されている。アーム先端部10e車体フレーム11と対向する内周面は、樹脂材料の剥離が容易となる離型処理が施された離型処理面10gとなっている。
離型処理面10gは、アーム先端部10e車体フレーム11と対向する内周面に、離型用ワックスを塗布することによって形成されている。ただし、離型処理面10gの形成方法は、このような方法に限定されるものではなく、離型処理面10gとなる領域の形成材料を変化させる等の方法によって形成してもよい。
第2連結部C2において、アーム先端部10eと車体フレーム11とを連結する際には、まず、アーム先端部10e車体フレーム11と対向する内周面に、離型用ワックスを塗布し、離型処理面10gを形成する。
次に、アーム先端部10eの離型処理面10gに接着用樹脂20を塗布し、アーム先端部10eを車体フレーム11に配置する。この際、必要に応じてアーム先端部10eと車体フレーム11との間にさらに接着用樹脂20を注入する。
最後に、注入した接着用樹脂20が固化した後、アーム先端部10eの孔10f及び車体フレーム11の孔11cに、アーム先端部10e及び車体フレーム11を貫くようにボルト21を挿入し、ボルト21を予め車体フレーム11の内周面に固定しておいたナット22に螺合させる。
なお、ナット22と車体フレーム11の内周面との間には、固定用樹脂23が充填されている。固定用樹脂23によって、ナット22は、車体フレーム11の内周面の所望の位置(孔11cに対応する位置)に固定される。その結果、外部からボルト21を回すだけで、ボルト21とナット22との螺合による着脱が可能となっている。
また、固定用樹脂23を充填することによって、ナット22が接触する車体フレーム11の内周面(すなわち、ナット22が接触する領域)は、平坦になる。そのため、その面において振動によるがたつきは発生しにくい。
以上説明したように、本実施形態の車椅子1では、ケージ10又はアーム先端部10eと車体フレーム11とを接着用樹脂16,20で接着するとともに、その接着用樹脂16,20を塗布する領域(挿入端部10aの離型処理面10c及びアーム先端部10eの離型処理面10g)に樹脂の剥離が容易となる離型処理を施している。
そのため、車椅子1では、離型処理を行った領域において接着用樹脂を用いた接着を行うことによって、ケージ10と車体フレーム11とを十分な強度で固定して連結部分におけるがたつきの発生を防止するとともに、分割を容易に行うことができる。また、連結部分において、減衰振動特性等のフレーム特性が悪化することもない。
また、本実施形態の車椅子1では、容易に分割を行うことができるので、パーツの交換も容易に行うことができる。そのため、複数種類の車体フレーム11を用意しておき、それらの車体フレーム11を適宜変更することによって、使用者の要望や路面の状態に対応して、車椅子1全体のフレーム特性を容易に変更することができる。
以上、図示の実施形態について説明したが、本発明はこのような形態に限られるものではない。
上記実施形態では、本発明のフレーム構造を競争用の車椅子1に適用している。しかし、本発明のフレーム構造は、必ずしも競争用の車椅子にのみ用いることができるものではなく、一般に用いられる車椅子の他、自転車等に用いてもよい。
また、上記実施形態では、ケージ10の挿入端部10a及び車体フレーム11の被挿入端部11aを円筒状に形成し、挿入端部10aを被挿入端部11aに挿入する構成となっている。しかし、本発明のフレーム構造はそのような構成に限定されるものではない。
例えば、第1フレーム側に被挿入端部を形成し、第2フレーム側に挿入端部を形成してもよい。また、断面形状は、円筒形状に限らず、挿入端部の断面形状を柱状、矩形状、半円形状等の他の形状とし、被挿入端部の断面形状をその挿入端部が挿入可能な筒状に形成してもよい。
また、本発明における第1フレームと第2フレームとの連結機構は、フレーム同士が接触するとともに相対位置を固定できる構造であればよい。例えば、一方に係合突起を設け、他方にその係合突起に係合する係合溝を設け、それらを係合させた後に、隙間に接着用樹脂を注入するようにしてもよい。
また、上記実施形態では、ケージ10をアルミで形成し、車体フレーム11をFRPで形成している。しかし、本発明のフレーム構造を用いた車椅子は、そのような構成に限定されるものではない。例えば、ケージを鉄、チタン等の他の金属材料やFRPで形成してもよいし、車体フレームを金属材料で形成してもよい。また、FRPは必ずしも積層して形成する必要はなく、単一の層で形成してもよい。さらに、ケージや車体フレームの領域ごとに材料を異ならせてもよい。
また、上記実施形態では、離型処理面10cを、挿入端部10aの被挿入端部11aと対向する外周面に形成している。しかし、被挿入端部側に離型処理面を形成するようにしてもよい。
また、上記実施形態では、ケージ10の挿入端部10aの内周面とナット18との間に、固定用樹脂19を充填している。しかし、本発明のフレーム構造は、必ずしもそのような構成に限定されるものではない。例えば、固定用樹脂をボルトとフレームとの間に充填するようにしてもよい。また、フレームに係合突起を設け、ボルトの代わりに固定ネジを用いる場合には、固定用樹脂の充填を省略してもよい。
1…車椅子、10…ケージ(第1フレーム)、10a…挿入端部、10b,10f…孔、10c…離型処理面、10d…連結アーム、10e…アーム先端部、10g…離型処理面、11…車体フレーム(第2フレーム)、11a…被挿入端部、11b…孔、11c…孔、12…ハンドル、13…前輪、14…後輪、14a…ハンドリム、15…フロントフォーク、15a…コラム部、15b…フォーク部、15c…軸受け孔、16,20…接着用樹脂、17,21…ボルト、18,22…ナット、19,23…固定用樹脂、C1…第1連結部(連結機構)、C2…第2連結部。

Claims (5)

  1. 第1フレームと、
    前記第1フレームに連結される第2フレームと、
    前記第1フレームと前記第2フレームとの間に塗布された接着用樹脂と、
    前記第1フレームと前記第2フレームとを連結する連結機構とを備え、
    前記第2フレームは、筒状の被挿入端部を有し、
    前記第1フレームは、筒状に形成され、前記被挿入端部に挿入される挿入端部を有し、
    前記連結機構は、前記第1フレーム及び前記第2フレームを貫いて固定するボルトと、前記挿入端部の内周面に固定され、前記ボルトと螺合するナットと、前記第1フレームと前記ナットとの間に充填された固定用樹脂とで構成され、
    前記挿入端部及び前記被挿入端部の一方の他方に対向する領域には、離型処理が施されていることを特徴とするフレーム構造。
  2. 第1フレームと、
    前記第1フレームに連結される第2フレームと、
    前記第1フレームと前記第2フレームとの間に塗布された接着用樹脂と、
    前記第1フレームと前記第2フレームとを連結する連結機構とを備え、
    前記第2フレームは、断面形状が前記第1フレームの外周面に対応する半円形状の被固定部を有し、
    前記第1フレームは、筒状に形成され、前記被固定部に覆われる固定部を有し、
    前記連結機構は、前記第1フレーム及び前記第2フレームを貫いて固定するボルトと、前記第1フレームの内周面に固定され、前記ボルトと螺合するナットと、前記第1フレームと前記ナットとの間に充填された固定用樹脂とで構成され、
    前記被固定部の前記固定部に対向する領域には、離型処理が施されていることを特徴とするフレーム構造。
  3. 請求項1又は請求項に記載のフレーム構造であって、
    前記第1フレーム及び前記第2フレームの一方は、繊維強化プラスチックで形成され、
    前記第1フレーム及び前記第2フレームの他方は、金属材料で形成されていることを特徴とするフレーム構造。
  4. 請求項3に記載のフレーム構造であって、
    前記繊維強化プラスチックは、振動減衰特性の高い繊維強化プラスチックを含む複数の繊維強化プラスチックを積層して形成されていることを特徴とするフレーム構造。
  5. 請求項1〜請求項4のいずれか1項に記載のフレーム構造を備えた車椅子であって、
    着座用シートを有するケージと、
    前記ケージの前方に延設された車体フレームと、
    前記車体フレームに設けられた操舵用のハンドルと、
    前記車体フレームの前端部に取り付けられた前輪と、
    前記ケージの左右に取り付けられた一対の後輪とを備え、
    前記ケージは、前記第1フレーム又は前記第2フレームの一方であり、
    前記車体フレームは、前記第1フレーム又は前記第2フレームの他方であることを特徴とする車椅子。
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