JP6467724B2 - カロリー算出装置 - Google Patents
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Description
本発明は、以上の背景をもとに創作されたものであり、簡便にカロリーを算出できるカロリー算出装置を提供することを目的とする。
上記手段の一形態は、前記カロリー算出装置は、前記分析対象物の食品種類情報を入力する食品種類情報入力部、または前記分析対象物の食品種類情報を検出する食品種類情報検出部を有し、前記カロリー算出部は、前記分析対象物の食品種類情報を用いて、前記分析対象物のカロリーを補正する。
筐体11は、内部に試料皿12および分析対象物Sを配置する。筐体11は、図示しない扉を有し、扉を閉じることにより、内部が遮光される。
発光部21は、試料皿12よりも上方に配置される。発光部21は、試料皿12の上面に配置される分析対象物Sに光を照射する。発光部21から照射される光は、近赤外光である700〜1100nmの波長の少なくとも1部を含む。発光部21の光源としては、例えばハロゲンランプが用いられる。
第1受光素子22Aは、試料皿12よりも下方に配置される。第1受光素子22Aは、発光部21からの照射光のうち、分析対象物Sを透過した光を受光する。第1受光素子22Aは、受光した光に応じた信号を制御部70に送信する。第1受光素子22Aとしては、例えばシリコン素子が用いられる。
第1位置センサー41は、筐体11の内面に取り付けられる。第1位置センサー41は、試料皿12の横方向に配置される。第1位置センサー41は、分析対象物Sとの距離に応じた信号を制御部70に出力する。
表示部60は、液晶画面を有する。表示部60は、液晶画面に分析対象物Sのカロリーの測定結果を表示する。
(手順1)制御部70は、圧電素子31からの信号と予め設定されている試料皿12の重さに基づいて分析対象物Sの重量を算出する。
(手順2)制御部70は、位置センサー40からの信号に基づいて分析対象物Sの位置を検出する。具体的には、制御部70は、分析対象物Sから発光部21までの距離、分析対象物Sからおよび受光素子22A,22Bまでの距離を算出する。
(手順3)制御部70は、測定部20の発光部21から近赤外光を照射する。また、受光部22から受光量に基づいた信号を検出する。
(手順4)制御部70は、分析対象物Sの重量、分析対象物Sの位置、および受光部22からの受光量に基づいて分析対象物Sのカロリーを算出する。
(手順5)制御部70は、算出したカロリーを表示部60に表示する。
従来の食品のカロリーの算出方法は、たんぱく質、炭水化物、脂質、および水分のそれぞれの重量を測定し、これら成分にそれぞれカロリー換算係数を乗算して総カロリーを算出する。
すなわち、一般的な食品は、水分、たんぱく質、炭水化物、および脂質により構成される。水分は、成分の所定の重量が分解されるときのカロリー生産量(以下、「カロリー寄与率」)が「0」である。一方、水分は、多くの食品において重量の半分程を占める。このため、食品中の水分比率は、食品全体のカロリーと相関する。
制御部70は、受光部22からの信号に基づいて近赤外光を分光し、700〜1100nmの波長におけるスペクトルデータを作成する。制御部70は、スペクトルデータおよび分析対象物Sの位置を用いて分析対象物Sの水分比率を算出する。具体的には、受光した光の吸光度は、分析対象物Sの位置に応じて変化するため、制御部70は、スペクトルデータを分析対象物Sの位置に基づいて補正し、水分の算出に適した波長の吸光度に基づいて水分比率を算出する。具体的には、発光部21から分析対象物Sまでの距離が大きくなるほど、受光素子22A,22Bが受光する光は少なくなる。また、分析対象物Sから受光素子22A,22Bまでの距離が大きくなるほど、受光素子22A,22Bが受光する光は少なくなる。このため、例えば、分析対象物Sと発光部21、および受光素子22A,22Bとの距離が大きいときは、分析対象物Sと発光部21、および受光素子22A,22Bとの距離が小さいときよりも吸光度が大きくなるように補正する。
(1)カロリー算出装置1は、分析対象物S中の水分比率に基づいて分析対象物Sのカロリーを算出する。このため、分析対象物S中のたんぱく質、炭水化物、脂質、および水分の全てを測定し、カロリーを算出する構成と比較して、簡便にカロリーを算出できる。
本実施形態のカロリー算出装置1は、第1実施形態のカロリー算出装置1と比較して次の部分において異なる構成を有し、その他の部分において同一の構成を有する。すなわち、カロリー算出装置1は、分析対象物Sの水分に加えて脂質を測定する。
制御部70は、受光部22からの信号に基づいて近赤外光を分光し、スペクトルデータを作成する。制御部70は、スペクトルデータおよび分析対象物Sの位置に基づいて分析対象物Sの水分比率を算出する。制御部70は、算出された水分比率と、分析対象物Sの重量(以下、「総重量X」)とに基づいて、水分の重量(以下、「水分量W」)を算出する。また、制御部70は、スペクトルデータに基づいて分析対象物Sの脂質比率を算出する。制御部70は、算出された脂質比率と、分析対象物Sの総重量Xとに基づいて、脂質の重量(以下、「脂質量F」)を算出する。
C=(X−W−F)×4+F×9 …(1)
「C」は、分析対象物Sのカロリーを示す。
(6)カロリー算出装置1は、分析対象物S中の水分量Wおよび脂質量Fに基づいて分析対象物Sのカロリーを算出する。このため、分析対象物S中のたんぱく質、炭水化物、脂質、および水分の全てを測定し、カロリーを算出する構成と比較して、簡便にカロリーを算出できる。
本カロリー算出装置は、第1実施形態および第2実施形態以外の実施形態を含む。以下、本カロリー算出装置のその他の実施形態としての第1実施形態および第2実施形態の変形例を示す。なお、以下の各変形例は、互いに組み合わせることもできる。
C=(X−W−F−T)×4+F×9 …(2)
・変形例Xをさらに以下のように変更することもできる。この変形例のカロリー算出装置1は、カメラを有する。制御部70は、カメラの画像を処理することにより、分析対象物Sの食品種類情報を検出する。例えば、制御部70は、画像内において緑色が所定の面積以上を占める場合、予め記憶されている複数の食品種類情報の中からサラダを選択する。なお、この変形例において制御部70は、「食品種類情報検出部」に相当する。
上記実施形態に記載の事項を上位概念化した事項を以下に記載する。
(付記1)
分析対象物に含まれる水分比率を測定する測定部と、前記分析対象物の重量を測定する重量検出部および前記分析対象物の体積を測定する体積検出部のうちの一方と、前記分析対象物に含まれる水分比率と、前記重量検出部の測定結果または前記体積検出部の測定結果とを用いて前記分析対象物のカロリーを算出するカロリー算出部とを備えるカロリー算出装置。
(付記2)
分析対象物に含まれる水分比率および前記分析対象物に含まれる脂質比率を測定する測定部と、前記分析対象物の重量を測定する重量検出部および前記分析対象物の体積を測定する体積検出部のうちの一方と、前記分析対象物に含まれる水分比率と、前記分析対象物に含まれる脂質比率と、と、前記重量検出部の測定結果または前記体積検出部の測定結果とを用いて前記分析対象物のカロリーを算出するカロリー算出部とを備えるカロリー算出装置。
Claims (3)
- 分析対象物に含まれる水分比率を測定する測定部と、
前記分析対象物の重量を測定する重量検出部および前記分析対象物の体積を測定する体積検出部のうちの一方と、
前記測定部の測定結果と、前記重量検出部の測定結果または前記体積検出部の測定結果とを用いて前記分析対象物のカロリーを算出するカロリー算出部とを備え、
前記測定部の測定結果は、前記水分比率だけを含む
カロリー算出装置。 - 前記測定部は、近赤外光を用いて得られたスペクトルデータに基づいて、前記分析対象物を測定する
請求項1に記載のカロリー算出装置。 - 前記カロリー算出装置は、前記分析対象物の食品種類情報を入力する食品種類情報入力部、または前記分析対象物の食品種類情報を検出する食品種類情報検出部を有し、
前記カロリー算出部は、前記分析対象物の食品種類情報を用いて、前記分析対象物のカロリーを補正する
請求項1または2に記載のカロリー算出装置。
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