JP6467724B2 - カロリー算出装置 - Google Patents

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Description

本発明は、カロリー算出装置に関する。
特許文献1は、分析対象物の成分を測定する成分分析装置の一例を開示している。分析対象物の成分は、人体が使用するエネルギー源となる。このため、従来、分析対象物中に含まれる、たんぱく質、炭水化物、脂質、および水分を成分分析装置により測定し、この測定結果に基づいて分析対象物のカロリーを算出する方法が知られている。
特開2002−122538号公報
上記カロリー算出方法は、たんぱく質、炭水化物、脂質、および水分をそれぞれ測定する。このため、カロリーの算出の手間が大きい。
本発明は、以上の背景をもとに創作されたものであり、簡便にカロリーを算出できるカロリー算出装置を提供することを目的とする。
本発明に従うカロリー算出装置の一形態は、分析対象物に含まれる水分比率を測定する測定部と、前記分析対象物の重量を測定する重量検出部および前記分析対象物の体積を測定する体積検出部のうちの一方と、前記測定部の測定結果と、前記重量検出部の測定結果または前記体積検出部の測定結果とを用いて前記分析対象物のカロリーを算出するカロリー算出部とを備える。
上記手段の一形態は、前記測定部は、近赤外光を用いて得られたスペクトルデータに基づいて、前記分析対象物を測定する。
上記手段の一形態は、前記カロリー算出装置は、前記分析対象物の食品種類情報を入力する食品種類情報入力部、または前記分析対象物の食品種類情報を検出する食品種類情報検出部を有し、前記カロリー算出部は、前記分析対象物の食品種類情報を用いて、前記分析対象物のカロリーを補正する。
本カロリー算出装置は、簡便にカロリーを算出できる。
第1実施形態のカロリー算出装置に関する模式図であり、カロリー算出装置の全体の構成を示す模式図。 第1実施形態の試料皿に関する斜視図であり、試料皿の全体の構造を示す斜視図。 食品の水分比率と食品のカロリーとの関係を示すグラフ。 その他の実施形態のカロリー算出装置に関する模式図であり、カロリー算出装置の全体の構成を示す模式図。 その他の実施形態のカロリー算出装置に関する模式図であり、カロリー算出装置の全体の構成を示す模式図。
図1および図2を参照して、カロリー算出装置1の構成について説明する。カロリー算出装置1は、分析対象物Sとしての食品のカロリーを算出する。なお、食品は、固形物および液体を含む。
図1に示されるように、カロリー算出装置1は、本体10、測定部20、重量検出部30、位置センサー40、制御部70、操作部50、および表示部60を有する。なお、制御部70は、「カロリー算出部」に相当する。
本体10は、筐体11および試料皿12を有する。
筐体11は、内部に試料皿12および分析対象物Sを配置する。筐体11は、図示しない扉を有し、扉を閉じることにより、内部が遮光される。
図2に示されるように、試料皿12は、透過部13を有する。試料皿12は、円盤形状を有する。透過部13は、試料皿12の円盤形状の中央部分に位置する。透過部13は、近赤外光を透過する材料により形成される。透過部13の材料としては、例えば赤外線領域の光の吸収が少ない石英ガラスが用いられる。
図1に示されるように、測定部20は、発光部21、および受光部22を有する。
発光部21は、試料皿12よりも上方に配置される。発光部21は、試料皿12の上面に配置される分析対象物Sに光を照射する。発光部21から照射される光は、近赤外光である700〜1100nmの波長の少なくとも1部を含む。発光部21の光源としては、例えばハロゲンランプが用いられる。
受光部22は、第1受光素子22A、第2受光素子22Bを有する。
第1受光素子22Aは、試料皿12よりも下方に配置される。第1受光素子22Aは、発光部21からの照射光のうち、分析対象物Sを透過した光を受光する。第1受光素子22Aは、受光した光に応じた信号を制御部70に送信する。第1受光素子22Aとしては、例えばシリコン素子が用いられる。
第2受光素子22Bは、試料皿12よりも上方に配置される。第2受光素子22Bは、発光部21からの照射光のうち、分析対象物Sから反射した散乱反射光を受光する。第2受光素子22Bは、受光した光に応じた信号を制御部70に送信する。第2受光素子22Bとしては、例えばシリコン素子が用いられる。
重量検出部30は、圧電素子31を有する。重量検出部30は、試料皿12よりも下方に位置する。重量検出部30は、試料皿12を上面で受け止める。このため、重量検出部30は、試料皿12および試料皿12に乗せられる分析対象物Sの重量に応じた圧力がかかる。圧電素子31は、試料皿12および試料皿12に乗せられる分析対象物Sの重量に起因する圧力に応じた信号を制御部70に出力する。
位置センサー40は、第1位置センサー41および第2位置センサー42を有する。
第1位置センサー41は、筐体11の内面に取り付けられる。第1位置センサー41は、試料皿12の横方向に配置される。第1位置センサー41は、分析対象物Sとの距離に応じた信号を制御部70に出力する。
第2位置センサー42は、筐体11の内面に取り付けられる。第2位置センサー42は、試料皿12よりも上方に配置される。第2位置センサー42は、分析対象物Sとの距離に応じた信号を制御部70に出力する。
操作部50は、測定開始ボタン(図示略)を有する。操作部50は、使用者の操作により測定開始ボタンが押されたとき、測定開始する旨の信号を制御部70に出力する。
表示部60は、液晶画面を有する。表示部60は、液晶画面に分析対象物Sのカロリーの測定結果を表示する。
制御部70は、図示しないケーブルによって、測定部20、重量検出部30、位置センサー40、操作部50、および表示部60と接続される。制御部70は、受光素子22A,22Bからの信号に基づいて分析対象物Sのカロリーを算出する。制御部70は、重量検出部30の圧電素子31からの信号に基づいて、分析対象物Sの重量を算出する。制御部70は、第1位置センサー41からの信号に基づいて分析対象物Sの横方向の位置を算出する。制御部70は、第2位置センサー42からの信号に基づいて分析対象物Sの高さ方法の位置を算出する。
制御部70による分析対象物Sのカロリーの測定手順について説明する。制御部70は、操作部50の操作による測定開始の信号を受信したとき、(手順1)〜(手順5)の手順で分析対象物Sのカロリーを算出する。
(手順1)制御部70は、圧電素子31からの信号と予め設定されている試料皿12の重さに基づいて分析対象物Sの重量を算出する。
(手順2)制御部70は、位置センサー40からの信号に基づいて分析対象物Sの位置を検出する。具体的には、制御部70は、分析対象物Sから発光部21までの距離、分析対象物Sからおよび受光素子22A,22Bまでの距離を算出する。
(手順3)制御部70は、測定部20の発光部21から近赤外光を照射する。また、受光部22から受光量に基づいた信号を検出する。
(手順4)制御部70は、分析対象物Sの重量、分析対象物Sの位置、および受光部22からの受光量に基づいて分析対象物Sのカロリーを算出する。
(手順5)制御部70は、算出したカロリーを表示部60に表示する。
カロリーの算出方法について説明する。
従来の食品のカロリーの算出方法は、たんぱく質、炭水化物、脂質、および水分のそれぞれの重量を測定し、これら成分にそれぞれカロリー換算係数を乗算して総カロリーを算出する。
例えば、近赤外光においてたんぱく質、炭水化物、脂質、および水分の重量を測定する構成においては、たんぱく質、炭水化物、脂質、および水分の特徴波長の吸光スペクトルの重なりから、各成分の含有比率を測定する。そして、各成分の含有比率および総重量から各成分の重量を求める。各成分は、吸光スペクトル上で互いに重なる。このため、高精度のセンサーを用いない場合、互いに分離が困難になる。さらに、アルゴリズムが複雑になるため、解析の時間が長くなる。また、各成分の含有比率をそれぞれ測定する構成においては、たんぱく質、炭水化物、脂質、および水分は、発光部および受光部において各成分に対応したフィルタを備えて測定を行う。このため、測定装置が大型化する。また、各成分の全てを測定するため、時間がかかる。
また、近赤外光領域のうち、特に短波長領域と言われる700〜1100nmの領域においては、1100nm以上の領域と比較して、近赤外光が分析対象物Sの内部に透過しやすい。一方、たんぱく質は、700〜1100nmの領域において、たんぱく質は吸光スペクトルの明瞭なピークを有しない。このため、700〜1100nmの近赤外光を用いて、たんぱく質の含有比率を算出することが難しい。
発明者は、従来の方法によって算出される各種食品の重量カロリーが、分析対象物Sの水分比率と相関することを見出した。
すなわち、一般的な食品は、水分、たんぱく質、炭水化物、および脂質により構成される。水分は、成分の所定の重量が分解されるときのカロリー生産量(以下、「カロリー寄与率」)が「0」である。一方、水分は、多くの食品において重量の半分程を占める。このため、食品中の水分比率は、食品全体のカロリーと相関する。
また、炭水化物は、脂質よりもカロリー寄与率が低い。炭水化物を多く含む、米、および麺類等の食品は、水分を含みやすく、水分比率が比較的高い。一方、カロリー寄与率の高い脂質を多く含む食品は、水分比率が比較的低い。このため、水分比率の小さい食品および水分比率の大きな食品において、水分比率は食品のカロリーとよく相関する。すなわち、水分比率は、食品全体のカロリーと高い相関を示す。
図3は、複数の食品における水分比率と重量カロリーとの関係を示している。なお、図3における水分比率および重量カロリーは、従来の方法により測定している。なお、水分比率は、食品全体の重量に対する水分の重量の割合を示す。重量カロリーは、食品の重量あたりのカロリーを示す。
図3に示されるように、食品における水分比率と重量カロリーとは相関する。具体的には、水分比率が高い食品ほど、重量カロリーが低い。
制御部70は、受光部22からの信号に基づいて近赤外光を分光し、700〜1100nmの波長におけるスペクトルデータを作成する。制御部70は、スペクトルデータおよび分析対象物Sの位置を用いて分析対象物Sの水分比率を算出する。具体的には、受光した光の吸光度は、分析対象物Sの位置に応じて変化するため、制御部70は、スペクトルデータを分析対象物Sの位置に基づいて補正し、水分の算出に適した波長の吸光度に基づいて水分比率を算出する。具体的には、発光部21から分析対象物Sまでの距離が大きくなるほど、受光素子22A,22Bが受光する光は少なくなる。また、分析対象物Sから受光素子22A,22Bまでの距離が大きくなるほど、受光素子22A,22Bが受光する光は少なくなる。このため、例えば、分析対象物Sと発光部21、および受光素子22A,22Bとの距離が大きいときは、分析対象物Sと発光部21、および受光素子22A,22Bとの距離が小さいときよりも吸光度が大きくなるように補正する。
次に、制御部70は、図3に示される複数の食品における水分比率と重量カロリーとの関係から求められる近似線の関係式と、カロリー算出装置1によって算出される分析対象物Sの水分比率とを用いて、分析対象物Sの重量カロリーを算出する。次に、制御部70は、分析対象物Sの重量カロリーおよび分析対象物Sの重量を用いて、分析対象物Sのカロリーを算出する。
カロリー算出装置1は、以下の効果を奏する。
(1)カロリー算出装置1は、分析対象物S中の水分比率に基づいて分析対象物Sのカロリーを算出する。このため、分析対象物S中のたんぱく質、炭水化物、脂質、および水分の全てを測定し、カロリーを算出する構成と比較して、簡便にカロリーを算出できる。
(2)従来の分析対象物Sのカロリーの算出方法として、分析対象物Sを粉砕し、化学的分析手法により、分析対象物Sの成分を分析する方法がある。この分析方法においては、分析対象物Sを粉砕し、成分を測定する。カロリー算出装置1は、近赤外光により分析対象物Sのカロリーを算出する。このため、カロリー算出装置1は、分析対象物Sを粉砕せずに、非破壊的にカロリーを算出できる。
また、従来の化学的分析手法においては、試薬および遠心機等を用いる必要がある。カロリー算出装置1は、試薬および遠心機等を用いずに分析対象物Sのカロリーを分析する。このため、カロリー算出装置1は、簡便にカロリーの算出を行うことができる。
(3)たんぱく質は、700nm〜1100nmの領域においては、明瞭な吸光スペクトルを有しないため、測定精度が低い。カロリー算出装置1は、分析対象物S中のたんぱく質の含有比率を算出せずに、分析対象物Sのカロリーを算出する。すなわち、測定精度の低いたんぱく質を用いずにカロリーを算出することができる。
(4)カロリー算出装置1は、700nm〜1100nmの領域のスペクトルデータに基づいてカロリーを算出する。700nm〜1100nmの領域の近赤外光は、1100nm以上の近赤外光と比較して、分析対象物Sの内部に浸透しやすい。このため、1100nm以上の近赤外光を用いる場合と比較して、分析対象物Sの内部まで反映したカロリーを算出することができる。
(5)カロリー算出装置1は、内部を遮光できる筐体11を有する。このため、外部からの近赤外光の影響を低減できる。このため、カロリーの算出精度が低下することを抑制できる。
(第2実施形態)
本実施形態のカロリー算出装置1は、第1実施形態のカロリー算出装置1と比較して次の部分において異なる構成を有し、その他の部分において同一の構成を有する。すなわち、カロリー算出装置1は、分析対象物Sの水分に加えて脂質を測定する。
カロリーの算出方法について説明する。
制御部70は、受光部22からの信号に基づいて近赤外光を分光し、スペクトルデータを作成する。制御部70は、スペクトルデータおよび分析対象物Sの位置に基づいて分析対象物Sの水分比率を算出する。制御部70は、算出された水分比率と、分析対象物Sの重量(以下、「総重量X」)とに基づいて、水分の重量(以下、「水分量W」)を算出する。また、制御部70は、スペクトルデータに基づいて分析対象物Sの脂質比率を算出する。制御部70は、算出された脂質比率と、分析対象物Sの総重量Xとに基づいて、脂質の重量(以下、「脂質量F」)を算出する。
脂質のカロリー係数は「9」である。たんぱく質のカロリー係数は「4」である。炭水化物のカロリー係数は「4」である。脂質のカロリー係数は、たんぱく質および炭水化物のカロリー係数よりも高い。また、たんぱく質および炭水化物のカロリー係数は等しい。このため、たんぱく質の量および炭水化物の量をそれぞれ測定しなくとも、たんぱく質の量および炭水化物の量の和が推定できれば、たんぱく質および炭水化物に由来するカロリーを算出できる。ここで、一般的な食品においては、その重量のほとんどはたんぱく質、炭水化物、脂質、および水分が占める。このため、総重量Xから水分量Wおよび脂質量Fを引いた値は、たんぱく質の量および炭水化物の量に略等しくなる。このため、制御部70は、水分量Wおよび脂質量Fに基づいて下記(1)式によりカロリーを算出する。

C=(X−W−F)×4+F×9 …(1)

「C」は、分析対象物Sのカロリーを示す。
第2実施形態のカロリー算出装置1は第1実施形態の(2)〜(5)の効果に加えて、以下の効果を奏する。
(6)カロリー算出装置1は、分析対象物S中の水分量Wおよび脂質量Fに基づいて分析対象物Sのカロリーを算出する。このため、分析対象物S中のたんぱく質、炭水化物、脂質、および水分の全てを測定し、カロリーを算出する構成と比較して、簡便にカロリーを算出できる。
(7)たんぱく質、炭水化物、および脂質のうち、脂質のカロリー係数は最も高い。カロリー算出装置1は、水分に加えて脂質を測定する。このため、水分のみでカロリーを算出する構成と比較して、カロリーの算出の精度が向上する。
(その他の実施形態)
本カロリー算出装置は、第1実施形態および第2実施形態以外の実施形態を含む。以下、本カロリー算出装置のその他の実施形態としての第1実施形態および第2実施形態の変形例を示す。なお、以下の各変形例は、互いに組み合わせることもできる。
・第1実施形態のカロリー算出装置1は、水分比率を用いて分析対象物Sのカロリーを算出する。ただし、カロリー算出装置1の構成はこれに限られない。例えば、変形例のカロリー算出装置1は、分析対象物Sの、水分比率、たんぱく質比率、炭水化物比率、および脂質比率のうちの、1、2、または3つを用いて分析対象物Sのカロリーを算出する。
1つのパラメーターを用いて分析対象物Sのカロリーを算出する場合、制御部70には、予めこのパラメーターと重量カロリーとの関係式が保存される。制御部70は、パラメーターと重量カロリーとの関係式を用いて分析対象物Sのカロリーを算出する。
・第1実施形態の制御部70は、水分比率に基づいて分析対象物Sのカロリーを算出する。ただし、制御部70の構成はこれに限られない。例えば、変形例の制御部70は、分析対象物Sの重量から水分量を除いた除水分量を算出する。制御部70は、算出した除水分量と予め実験等により決定した重量カロリーとの関係から分析対象物Sのカロリーを算出する。
・第2実施形態の制御部70は、水分量Wおよび脂質量Fを用いてカロリーを算出する。ただし、制御部70の構成はこれに限られない。例えば、変形例の制御部70は、水分量Wおよび脂質量Fに加えて、食品種類情報を用いてカロリーを算出する。食品種類情報としては、例えば、サラダ、ご飯、パン、およびハンバーグ等の料理名が設定される。
制御部70は、予め複数の食品種類情報を記憶している。測定者は、操作部50を介して複数の食品種類情報から、分析対象物Sの種類と対応する食品種類を選択する。制御部70は、選択された食品種類情報に基づいて、カロリーを算出する。カロリーの算出式としては、例えば下記(2)式が用いられる。この変形例のカロリー算出装置1は、成分の測定のみでカロリーを算出する構成と比較して、カロリーの算出の精度が向上する。なお、「T」は、食品種類毎に設定される補正値を示す。なお、この変形例において、操作部50は、「食品種類情報入力部」に相当する。この変形例を変形例Xとする。

C=(X−W−F−T)×4+F×9 …(2)

・変形例Xをさらに以下のように変更することもできる。この変形例のカロリー算出装置1は、カメラを有する。制御部70は、カメラの画像を処理することにより、分析対象物Sの食品種類情報を検出する。例えば、制御部70は、画像内において緑色が所定の面積以上を占める場合、予め記憶されている複数の食品種類情報の中からサラダを選択する。なお、この変形例において制御部70は、「食品種類情報検出部」に相当する。
・第2実施形態のカロリー算出装置1は、(1)式において総重量Xから水分量Wおよび脂質量Fを引いた値をたんぱく質の重量および炭水化物の重量の和としてカロリーを算出する。ただし、カロリー算出装置1の構成はこれに限られない。例えば、変形例のカロリー算出装置1は、水分量Wおよび脂質量Fに加えて塩分等の微小な値を総重量Xから引いた値をたんぱく質の重量および炭水化物の重量の和としてカロリーを算出する。なお、塩分のカロリー係数は「0」であるため、総重量Xから塩分の量を引いた値を用いてカロリーを算出することにより、カロリーの算出精度を向上できる。なお、塩分の重量は、測定部20を用いて算出するようにしてもよいし、食品の平均的な塩分量として予め制御部70に記憶しておくこともできる。
・各実施形態の重量検出部30は、圧電素子31により分析対象物Sの重量を測定する。ただし、重量検出部30の構成はこれに限られない。例えば、変形例の重量検出部30は、カメラとして構成される。重量検出部30は、検出した画像を制御部70に出力する。制御部70は、入力された画像を解析することにより、分析対象物Sの体積を算出する。制御部70は、分析対象物Sの体積に基づいて分析対象物Sの重量を算出する。
・各実施形態のカロリー算出装置1は、分析対象物Sの重量を測定する重量検出部30を備える。ただし、カロリー算出装置1の構成はこれに限られない。例えば、変形例のカロリー算出装置1は、重量検出部30に代えて分析対象物Sの体積を測定する体積検出部を有する。体積検出部としては、例えば、位置センサー40を用いることもできる。位置センサー40を体積検出部として用いる場合、カロリー算出装置1は、試料皿12から位置センサー42までの距離を予め制御部70に記憶する。そして、制御部70は、試料皿12から位置センサー42までの距離と、位置センサー42の検出値とに基づいて、分析対象物Sの厚さを推定する。また、位置センサー41の検出値に基づいて、分析対象物Sの横方向の大きさを推定する。そして、制御部70は、分析対象物Sの厚さの推定値と、分析対象物Sの横方向の大きさの推定値とに基づいて、分析対象物Sの体積を算出する。制御部70は、分析対象物Sの体積から、分析対象物Sの重量を推定する。この場合、カロリー算出装置1は、複数の種類の食品から求められた体積あたりの平均重量値を制御部70に記憶している。制御部70は、平均重量値を体積に乗算することにより、分析対象物Sの重量を推定する。この変形例を変形例Yとする。
・上記変形例Yのカロリー算出装置1は、分析対象物Sの体積から分析対象物Sの重量を推定し、推定した重量および水分比率に基づいてカロリーを算出する。しかし、変形例Yのカロリー算出装置1の構成をさらに次のように変更することもできる。すなわち、カロリー算出装置1は、分析対象物Sの体積および水分比率に基づいてカロリーを算出する。この場合、カロリー算出装置1は、体積の異なる複数の種類の食品を用いて求められた水分比率と体積あたりのカロリー(以下、「サイズカロリー」)との関係式を有する。制御部70は、水分比率とサイズカロリーとの関係式を用いて、分析対象物Sのサイズカロリーを算出する。制御部70は、分析対象物Sのサイズカロリーおよび分析対象物Sの体積に基づいて、分析対象物Sのカロリーを算出する。
・各実施形態のカロリー算出装置1は、位置センサー41,42により測定される分析対象物Sの位置に基づいて水分比率を補正する。ただし、カロリー算出装置1の構成はこれに限られない。例えば、図4に示される変形例のカロリー算出装置1は、第1移動機構81および第2移動機構82を有する。第1移動機構81は、試料皿12を上方および下方に移動させる。第2移動機構82は、試料皿12を右方および左方に移動させる。制御部70は、移動機構81,82を用いて試料皿12の位置を変更する。制御部70は、位置センサー40の検出値に基づいて、分析対象物Sの位置を変更する。この場合、分析対象物Sと発光部21および受光部22との距離を常に一定の距離に維持することができるため、位置センサー41,42により測定される分析対象物Sの位置に基づいて水分比率を補正することを省略できる。なお、移動機構81,82は、手動により駆動する構成とすることもできる。
・各実施形態のカロリー算出装置1は、位置センサー40を有する。ただし、カロリー算出装置1の構成はこれに限られない。例えば、変形例のカロリー算出装置1は、位置センサー40を省略している。この場合、制御部70は、分析対象物Sの位置によるカロリーの補正を省略する。
・各実施形態のカロリー算出装置1は、表示部60に分析対象物Sのカロリーを表示する。ただし、カロリー算出装置1の構成はこれに限られない。例えば、変形例のカロリー算出装置1は、カロリーの算出結果を外部媒体に出力するポートを有する。ポートとしては、例えば、USBおよび無線通信のポートが挙げられる。
・各実施形態のカロリー算出装置1は、700nm〜1100nmの近赤外光のスペクトルデータを用いてカロリーを算出する。ただし、カロリー算出装置1の構成はこれに限られない。例えば、変形例のカロリー算出装置1は、1100nm以上の近赤外光のスペクトルデータを用いてカロリーを算出する。
・各実施形態のカロリー算出装置1は、近赤外光を用いる測定部20を有する。ただし、カロリー算出装置1の構成はこれに限られない。例えば、図5に示される変形例のカロリー算出装置1は、核磁気共鳴(以下、「NMR」)を用いる測定部120を有する。測定部120は、磁場発生部121および電磁波検出部122を有する。電磁波検出部122は、第1検出部122A、第2検出部122Bを有する。第1検出部122Aは、分析対象物Sの下方から電磁波を検出する。第2検出部122Bは、分析対象物Sの上方から電磁波を検出する。制御部70は、各検出部122A,122Bからの信号に基づいて、NMRスペクトルデータを作成する。制御部70は、水分の化学構造に対応したスペクトルデータに基づいて、分析対象物Sの水分を測定する。なお、磁場発生部121としては、例えばコイル、および磁石が用いられる。要するに、分析対象物Sの水分を測定できる測定部20であれば、いずれの測定部20を採用することもできる。
・各実施形態のカロリー算出装置1は、近赤外光を用いて分析対象物Sのカロリーを非破壊的に算出する。ただし、カロリー算出装置1の構成はこれに限られない。例えば、変形例のカロリー算出装置1は、化学的分析手法によって粉砕された分析対象物Sのカロリーを算出する。具体的には、制御部70は、化学分析手法により測定された水分と分析対象物Sの重量に基づいて分析対象物Sのカロリーを測定する。この場合においても、カロリー算出装置1は、水分のみで分析対象物Sのカロリーを算出できる。
・各実施形態のカロリー算出装置1は、以下の構成を追加した変形例とすることもできる。すなわち、この変形例のカロリー算出装置1は、参照試料を用いてカロリーを算出する。具体的には、使用者は、温度および湿度等の環境によって分析対象物Sと同様にスペクトルデータが変化する参照試料を準備する。使用者は、分析対象物Sの測定の前に、参照試料のカロリーを測定する。例えば、分析対象物Sを液体とする場合、参照試料として水を用いる。制御部70は、算出した参照試料のカロリーと予め記憶されている参照試料の基準カロリーとを比較し、補正係数を決定する。制御部70は、分析対象物Sのカロリー算出のとき、参照試料によって決定された補正係数を用いて、算出されるカロリーを補正する。これにより、温度および湿度等の環境によりカロリーの測定精度が低下することを抑制できる。この変形例を変形例Zとする。
・上記変形例Zのカロリー算出装置1は、参照試料のカロリーを用いて補正係数を決定するが、これに代えて、参照試料のカロリーを用いて、発光部の位置および発光強度を変更することもできる。具体的には、参照試料のカロリーが、予め記憶されている参照試料の基準カロリーと一致するように、発光部の位置および発光強度を変更する。これにより、温度および湿度等の環境によりカロリーの測定精度が低下することを抑制できる。
・各実施形態のカロリー算出装置1は、液晶画面を有する表示部60を備える。ただし、カロリー算出装置1の構成はこれに限られない。例えば、変形例のカロリー算出装置1は、LEDを有する表示部60を備える。要するに、算出したカロリーを表示できる表示部60であれば、いずれの構成に変更することもできる。
・各実施形態のカロリー算出装置1に以下の構成を追加することもできる。すなわち、分析対象物Sの重量とカロリーとの関係を表示部60に表示する。この構成において、使用者は、分析対象物Sの重量をさらに追加したとき、最終的なカロリーの大きさを簡単に把握できる。また、使用者は、目標とするカロリー摂取量と表示された分析対象物Sの重量あたりのカロリーとを比較することにより、目標とするカロリー摂取量と分析対象物Sの摂取量とを簡単に比較することができる。
・各実施形態のカロリー算出装置1は、試料皿12を有する。ただし、カロリー算出装置1の構成はこれに限られない。例えば、変形例のカロリー算出装置1は、試料皿12を省略している。この場合、分析対象物Sを、石英ガラスの容器に入れて測定を行うこともできる。
・各実施形態のカロリー算出装置1は、位置センサー40が筐体11の内部に取り付けられる。ただし、カロリー算出装置1の構成はこれに限られない。例えば、変形例のカロリー算出装置1は、位置センサー40が発光部21および受光部22の少なくとも一方に取り付けられる。この変形例を変形例Vとする。
・上記変形例Vのカロリー算出装置1は、位置センサー40の測定値が、分析対象物Sと測定部20との距離に対応している。このため、カロリー算出装置1に、発光部21および受光部22の移動機構をさらに備えることにより、位置センサー40の測定値を用いて、分析対象物Sと発光部21および受光部22との距離を常に一定の距離に維持することができる。
・各実施形態の測定部20は、2つの受光部22を有する。ただし、測定部20の構成はこれに限られない。例えば、変形例の測定部20は、受光部22の一方を省略している。さらに別の変形例の測定部20は、3つ以上の受光部22を有する。この場合、受光素子は、分析対象物Sを透過した光、および分析対象物Sから反射した散乱反射光のいずれを受光する構成としてもよい。また、受光部22の位置も、目的および本体10の形状等に応じて変更できる。
また、受光素子を複数有する構成においては、測定に利用する主たる受光素子を定め、他の受光素子をこの近傍に配置する構成とすることもできる。そして、他の受光素子の検出値により主たる受光素子の検出値を補正することもできる。
・各実施形態の測定部20は、散乱反射光を受光する受光素子22Bを有する受光部22を1つ備える。ただし、測定部20の構成はこれに限られない。例えば、変形例の測定部20は、散乱反射光を受光する複数の受光部22および光ファイバーを有する。光ファイバーは、一端が複数に分岐する。各受光部22は、それぞれ光ファイバーの分岐した端部が接続される。光ファイバーの他端は、受光素子22Bに接続される。散乱反射光は、各受光部22および光ファイバーを介して受光素子22Bに集光される。この測定部20は、複数の部位に到達した散乱反射光を集光するため、受光素子22Bに到達する光の強度を高めることができる。
・各実施形態の筐体11は、扉を有する。ただし、筐体11の構成はこれに限られない。例えば、変形例の筐体11は、扉を省略している。この場合、カロリー算出装置1は、分析対象物Sを筐体11内に配置しない状態における吸光度を測定し、分析対象物Sを測定したときの吸光度の対照値とすることもできる。具体的には、カロリー算出装置1は、分析対象物Sを測定したときの測定値から、分析対象物Sを筐体11内に配置しない状態における測定値を引いた値に基づいて吸光度を算出する。
・各実施形態のカロリー算出装置1は、筐体11を有する。ただし、カロリー算出装置1の構成はこれに限られない。例えば、変形例のカロリー算出装置1は、筐体11を省略している。
(実施形態の記載に基づく付記事項)
上記実施形態に記載の事項を上位概念化した事項を以下に記載する。
(付記1)
分析対象物に含まれる水分比率を測定する測定部と、前記分析対象物の重量を測定する重量検出部および前記分析対象物の体積を測定する体積検出部のうちの一方と、前記分析対象物に含まれる水分比率と、前記重量検出部の測定結果または前記体積検出部の測定結果とを用いて前記分析対象物のカロリーを算出するカロリー算出部とを備えるカロリー算出装置。
(付記2)
分析対象物に含まれる水分比率および前記分析対象物に含まれる脂質比率を測定する測定部と、前記分析対象物の重量を測定する重量検出部および前記分析対象物の体積を測定する体積検出部のうちの一方と、前記分析対象物に含まれる水分比率と、前記分析対象物に含まれる脂質比率と、と、前記重量検出部の測定結果または前記体積検出部の測定結果とを用いて前記分析対象物のカロリーを算出するカロリー算出部とを備えるカロリー算出装置。
1…カロリー算出装置、20…測定部、30…重量検出部、70…制御部(カロリー算出部)。

Claims (3)

  1. 分析対象物に含まれる水分比率を測定する測定部と、
    前記分析対象物の重量を測定する重量検出部および前記分析対象物の体積を測定する体積検出部のうちの一方と、
    前記測定部の測定結果と、前記重量検出部の測定結果または前記体積検出部の測定結果とを用いて前記分析対象物のカロリーを算出するカロリー算出部とを備え、
    前記測定部の測定結果は、前記水分比率だけを含む
    カロリー算出装置。
  2. 前記測定部は、近赤外光を用いて得られたスペクトルデータに基づいて、前記分析対象物を測定する
    請求項1に記載のカロリー算出装置。
  3. 前記カロリー算出装置は、前記分析対象物の食品種類情報を入力する食品種類情報入力部、または前記分析対象物の食品種類情報を検出する食品種類情報検出部を有し、
    前記カロリー算出部は、前記分析対象物の食品種類情報を用いて、前記分析対象物のカロリーを補正する
    請求項1または2に記載のカロリー算出装置。
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