JP6466867B2 - 情報管理装置、情報管理方法および情報管理プログラム - Google Patents

情報管理装置、情報管理方法および情報管理プログラム Download PDF

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本発明は、情報管理装置、情報管理方法および情報管理プログラムに関する。
従来、自治体や企業等において災害やサイバー攻撃等の危機に対応するためのシステムとして、WebEOC(登録商標)が知られている。WebEOCは、災害対策室(EOC:Emergency Operations Center)においてホワイトボードやメール、電話、FAX等で共有されてきた災害対応の情報をWeb化し、災害対応を行う全ての部署および組織間で情報を集約し、管理し、共有することで状況認識の統一(COP:Common Operational Picture)を実現し、効率的な災害対策室の運営をサポートする。
また、WebEOCを基に構築されたシステムとして、本部運営のプロセスおよび各フェーズにおける実施項目を提示するPlan画面、非定型業務についての重要度や進捗状況等の情報を管理するDo画面、および、対応や被害の状況を地図や表で俯瞰的に表示するSee画面によってCOPを実現するシステムが知られている。
このような危機対応において、災害の状況や危機対応に関する活動の内容を示す非定型の情報である活動ログが各部署から対策本部へ通知される。この活動ログは、自由記述の形式で各担当者により記載されたものであり、情報の重要度、優先度等が付与される。この活動ログは、対策本部が、状況を把握したり、全体の方針を決定したりするためのものであるが、多数の部署から情報が通知されるため、情報量が多く迅速な状況の把握等が難しかった。
特に、災害発生直後等は、複数の部署から同時に活動ログが通知され、重複した内容の活動ログも多く存在しているため、必要な情報のみを確認することが難しい場合があった。大量の活動ログから確認したい情報を表示するために、入力したキーワードを基に検索を行い、キーワードを含む活動ログのみを表示する手法が知られている。また、情報の可視化技術として、意味的に近いものを空間的に近くに配置する表現も知られている。
小阪 尚子、小山 晃、一ノ瀬 文明、爰川 知宏、前田 裕二、佐久間 秀一、野崎 貴裕、和田 茉莉、酒井 奈々、西村 聡明、杉山 昌弘、圖書 学、長田 正土、蓑輪 研二、「WebEOCを活用した危機管理情報マネジメント支援システム」、NTT技術ジャーナルVol.27、No.3、2015. "「構造化と可視化 MIMAサーチによる知の構造化ワールド」"[online][2015年12月17日検索]、インターネット(http://mimasearch.t.u-tokyo.ac.jp/mimasearch_manual.pdf)
しかしながら、上記の従来技術では、活動ログ間の時系列の関係や、活動ログに関わる組織の関係が把握し難く、迅速な状況の把握を行うことができない場合があるという課題があった。つまり、例えば、入力したキーワードを基に検索を行う手法では、キーワードを含む活動ログのみを表示することはできるが、活動ログ間の時系列の関係や、活動ログに関わる組織の関係を把握することができず、迅速な状況の把握を行うことができなかった。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明の情報管理装置は、危機対応時における各活動ログ同士の類似度を計算し、該類似度に基づいて類似度が高い活動ログ同士をグループに分類する計算部と、前記計算部によって分類された複数のグループのうち、選択されたグループに含まれる活動ログの内容を時系列に表示するとともに、各活動ログに関係する組織名を表示する表示部と、前記表示部によって表示された活動ログのうち紐付けを行う活動ログの選択を受け付けた場合に、該選択された活動ログを紐付けて登録する登録部とを有することを特徴とする。
また、本発明の情報管理方法は、情報管理装置で実行される情報管理方法であって、危機対応時における各活動ログ同士の類似度を計算し、該類似度に基づいて類似度が高い活動ログ同士をグループに分類する計算工程と、前記計算工程によって分類された複数のグループのうち、選択されたグループに含まれる活動ログの内容を時系列に表示するとともに、各活動ログに関係する組織名を表示する表示工程と、前記表示工程によって表示された活動ログのうち紐付けを行う活動ログの選択を受け付けた場合に、該選択された活動ログを紐付けて登録する登録工程とを含んだことを特徴とする。
また、本発明の情報管理プログラムは、危機対応時における各活動ログ同士の類似度を計算し、該類似度に基づいて類似度が高い活動ログ同士をグループに分類する計算ステップと、前記計算ステップによって分類された複数のグループのうち、選択されたグループに含まれる活動ログの内容を時系列に表示するとともに、各活動ログに関係する組織名を表示する表示ステップと、前記表示ステップによって表示された活動ログのうち紐付けを行う活動ログの選択を受け付けた場合に、該選択された活動ログを紐付けて登録する登録ステップとをコンピュータに実行させることを特徴とする。
本発明によれば、活動ログ間の時系列の関係や、活動ログに関わる組織の関係を把握し易くし、状況の把握を迅速に行うことができるという効果を奏する。
図1は、危機対応システムの概要を説明するための図である。 図2は、第1の実施形態に係る情報管理装置の構成を示すブロック図である。 図3は、活動ログ記憶部に記憶された活動ログの情報の一例を示す図である。 図4は、グループ情報記憶部に記憶されたグループ情報の一例を示す図である。 図5は、紐付け情報記憶部に記憶された会議情報の一例を示す図である。 図6は、紐付けする候補のグループを一覧表示する画面例を示す図である。 図7は、紐付け候補グループにおける活動ログの一覧を表示する画面例を示す図である。 図8は、選択された活動ログとグループ内活動ログとの関係を表示する画面例を示す図である。 図9は、紐付けの選択を受け付ける画面例を示す図である。 図10は、第1の実施形態に係る情報管理装置の処理の流れを示すフローチャートである。 図11は、情報管理プログラムを実行するコンピュータを示す図である。
以下に、本願に係る情報管理装置、情報管理方法および情報管理プログラムの実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。なお、この実施形態により本願に係る情報管理装置、情報管理方法および情報管理プログラムが限定されるものではない。
[危機対応システムの概要]
本発明の情報管理装置は、危機対応システムに含まれる装置、または危機対応システムの1つの機能として実現されてもよい。ここで、まず図1を用いて危機対応システムについて説明する。図1は、危機対応システムの概要を説明するための図である。
図1に示すように、危機対応システム1は、ネットワーク2を介して、対策本部3および担当部局4と接続されている。なお、ネットワーク2は、接続される各装置が相互に通信可能に構成されていればよく、例えばインターネットやLAN(Local Area Network)、WAN(Wide Area Network)等で構成することができる。
また、対策本部3および担当部局4には、例えばパーソナルコンピュータ、スマートフォン等のクライアント端末が備えられており、ユーザは、各クライアント端末のWebブラウザ等を介して、危機対応システム1から提供される情報の参照や、危機対応システム1への情報の送信等を行うことができる。
危機対応システム1においては、災害の状況や危機対応に関する活動の内容を示す非定型の情報である活動ログが各担当部局4から対策本部3へ通知される。この非定型の活動ログについて、抜け漏れや重複をなくすために、活動ログの組織間の関係や時系列の流れを把握することができる活動ログの一覧表示し、活動ログの紐付け作業を効率化する。
危機対応システム1は、対策本部3および担当部局4に備えられたクライアント端末に、本部運営のプロセスおよび各フェーズにおける実施項目を提示するPlan画面、非定型業務についての重要度や進捗状況等の情報を管理するDo画面、および対応や被害の状況を地図や表で俯瞰的に表示するSee画面を表示させる。なお、本発明の情報管理装置は、特にDo画面に関する機能を提供する。
[第1の実施形態の構成]
まず、図2を用いて第1の実施形態に係る情報管理装置の構成について説明する。図2は、第1の実施形態に係る情報管理装置の構成を示すブロック図である。図2に示すように、情報管理装置10は、データ通信が可能なネットワーク2によって対策本部3のクライアント端末30および各担当部局A、Bの各クライアント端末40と接続されている。
危機対応の際、対策本部3から各担当部局4に対して活動ログを通知する。このとき、クライアント端末30は、活動ログを受け取るための端末として機能する。一方、クライアント端末40は、活動ログを入力するための端末として機能する。情報管理装置10は、後述する各部の機能により、活動ログの入力に関する各情報を記憶し、クライアント端末30およびクライアント端末40に各画面を表示させ、また、表示させた各画面への所定の操作を受け付けることで、対策本部3と各担当部局4との間の活動ログの伝達を実現する。
また、情報管理装置10は、後述する各部の機能により、活動ログのうち、関連性の高い活動ログを効率的に紐付けできるように、危機対応時における各活動ログ同士の類似度を計算し、該類似度に基づいて類似度が高い活動ログ同士をグループに分類する。そして情報管理装置10は、分類された複数のグループのうち、選択されたグループに含まれる活動ログの内容を時系列に表示するとともに、各活動ログに関係する組織名を表示し、表示された活動ログのうち紐付けを行う活動ログの選択を受け付け、該選択された活動ログを紐付けて登録する。以下に各部について説明する。
情報管理装置10は、記憶部11および制御部12を有する。記憶部11は、活動ログ記憶部111、グループ情報記憶部112および紐付け情報記憶部113を有する。活動ログ記憶部111に記憶された情報は、各クライアント端末40から予め受信した情報である。例えば、記憶部11は、RAM(Random Access Memory)、フラッシュメモリ(Flash Memory)等の半導体メモリ素子、又は、ハードディスク、光ディスク等の記憶装置などである。
活動ログ記憶部111は、災害の状況を示す情報や危機対応に関する活動の内容を示す情報である活動ログを記憶する。例えば、活動ログは、各担当部局4が対策本部3に報告するための情報であり、各担当部局4のクライアント端末40から情報管理装置10を介して対策本部3のクライアント端末30へ通知される情報である。例えば、活動ログ記憶部111は、活動ログとして、火災や洪水の発生状況や、救助活動や避難状況の情報を記憶する。
ここで、図3の例を用いて、活動ログ記憶部111に記憶された活動ログの情報について説明する。図3は、活動ログ記憶部に記憶された活動ログの情報の一例を示す図である。図3に例示するように、活動ログ記憶部111は、活動ログのレコードを一意に識別する「レコードID」と、重要度が高い活動ログに設定されるフラグ情報である「重要」と、緊急度が高い活動ログに設定されるフラグ情報である「緊急」と、災害の状況を示す情報や危機対応に関する活動の内容を送信した送信元の組織名である「送信元」と、送信先の組織名である「送信先」と、送信時の件名を示す「件名」と、送信した災害の状況を示す情報や危機対応に関する活動の内容を示す「内容」と、送信事項を示す「時刻」とを対応付けて記憶する。
グループ情報記憶部112は、後述する計算部122によって類似度が高い活動ログごとに分類されたグループに関する情報を記憶する。例えば、グループ情報記憶部112は、図4に例示するように、グループを一意に識別する「グループID」、グループ内における活動ログ同士の類似度の最大値を示す「類似度」と、グループ内における活動ログのうち重要度が高い活動ログとしてフラグ情報が設定されているものを一つでも含むか否かを示す「重要度」と、グループ内における活動ログのうち緊急度が高い活動ログとしてフラグ情報が設定されているものを一つでも含むか否かを示す「緊急度」と、グループ内における活動ログの送信元の全ての組織名である「組織名」と、グループ内における活動ログの内容に共通して含まれる「フレーズ」と、同一グループに含まれる全レコードIDを示す「レコードID」とを記憶する。
紐付け情報記憶部113は、紐付けられた活動ログのレコードの情報を記憶する。例えば、紐付け情報記憶部113は、図5に例示するように、紐付けられた活動ログ群を識別する「紐付けID」と、紐付けられた活動ログの全レコードIDを示す「レコードID」とを対応付けて記憶する。
制御部12は、各種の処理手順などを規定したプログラムおよび所要データを格納するための内部メモリを有し、これらによって種々の処理を実行するが、特に本発明に密接に関連するものとしては、格納部121、計算部122、表示部123および登録部124を有する。
格納部121は、クライアント端末40により活動ログが入力された場合に、活動ログを活動ログ記憶部111に格納する。計算部122は、危機対応時における各活動ログ同士の類似度を計算し、該類似度に基づいて類似度が高い活動ログ同士をグループに分類する。また、計算部122は、類似度を計算して該類似度に基づいて類似度が高い活動ログ同士をグループに分類するとともに、該類似度の最大値が高い順にグループを表示し、紐付けを行うグループの選択を受け付ける。
例えば、計算部122は、活動ログの紐付け開始の指示を受け付けると、活動ログ記憶部111から全ての活動ログを取得し、各活動ログをベクトル化して類似度を計算し、類似度が高い活動ログ同士をグループに分類し、紐付けする候補のグループを対策本部3のクライアント端末30に一覧表示する。なお、一覧を表示する装置は、クライアント端末30に限られるものではなく、他の装置でもよいが、以下の説明では、各画面をクライアント端末30に表示し、操作を受け付けるものとして説明する。
また、計算部122は、活動ログをグループに分類した際に、グループに関する情報をグループ情報記憶部112に格納する。つまり、計算部122は、分類した各グループを類似度の最大値が高いものから順にグループIDを割り当てる。また、計算部122は、グループ内における活動ログのうち重要度が高い活動ログとしてフラグ情報が設定されているものを一つでも含む場合には、重要度のフラグをオンにし、グループ内における活動ログのうち緊急度が高い活動ログとしてフラグ情報が設定されているものを一つでも含む場合には、緊急度のフラグをオンにする。
また、各グループ内における活動ログの送信元の全ての組織名である「組織名」と、グループ内における活動ログの内容に共通して含まれる「フレーズ」と、同一グループに含まれる全レコードIDを示す「レコードID」とをグループ情報記憶部112に格納する。なお、類似度は最大値でなくても、平均値でもよい。また、重要度と緊急度についても、一つではなく、所定数以上の活動ログについて、フラグ情報が設定されている場合に、重要度または緊急度のフラグをオンにするようにしてもよい。
ここで、図6の例を用いて、紐付けする候補のグループを一覧表示する画面例について説明する。図6は、紐付けする候補のグループを一覧表示する画面例を示す図である。図6に例示するように、計算部122は、類似度の最大値が高いものグループほど画面の上に表示している。また、計算部122は、各グループについて、グループID、類似度、重要度、緊急度、組織名、フレーズを表示している。
図6の具体例を用いて説明すると、例えば、計算部122は、グループID「1」のグループについて、類似度「0.95」、重要度のフラグがオン(図では星印を表示)、組織名「本部事務局情報班、生活基盤部、上下水道部・・・」、フレーズ「マンホール、水、冠水、・・・」をクライアント端末30に表示する。そして、表示されたグループのなかから活動ログの紐付けを行うグループの選択を受け付ける。なお、以下では、グループID「1」が選択された例を用いて適宜説明する。
表示部123は、計算部122によって分類された複数のグループのうち、選択されたグループに含まれる活動ログの内容を時系列に表示するとともに、各活動ログに関係する組織名を表示する。例えば、表示部123は、縦軸を時間、横軸を組織として活動ログの内容をマッピングして表示する。
ここで、図7の例を用いて、グループID「1」の紐付け候補グループにおける活動ログの一覧を表示する画面例について説明する。図7は、紐付け候補グループにおける活動ログの一覧を表示する画面例を示す図である。図7に例示するように、表示部123は、縦軸を時間、横軸を組織として活動ログの内容をマッピングして表示する。また、表示部123は、図7に例示するように、上に表示される活動ログほど過去のものであり、下に表示される活動ログほど新しいものとなるように、時系列順に活動ログの内容を表示する。このため、活動ログの組織間の関係や時系列の流れを把握することが可能であり、活動ログの抜け漏れや重複を容易に把握することができる。
また、表示部123は、重要度が高い活動ログとしてフラグ情報が設定されているものについては、「重」という文字を表示している。さらに、表示部123は、表中の活動ログのうち、グループ内の類似度が高く、まだ紐付けがされていない活動ログはハイライトで表示するようにしてもよく、グループ内の類似度が高いものに既に紐づけられている活動ログと区別して表示するようにしてもよい。また、同一組織内では繰り返しの業務もあることから、グループ化した活動ログが同一組織内に閉じている場合、もしくは複数組織にまたがる場合でもパターン化されたもの(繰り返し複数回出現するもの)は別の色表示として区別しやすくするようにしてもよい。
また、表示部123は、表示した活動ログのうち一つの活動ログが選択されると、該活動ログとの類似度に応じて、他の活動ログにそれぞれ色を付して表示する。例えば、表示部123は、図8に例示するように、活動ログが選択されると、該活動ログとの類似度が0.95以上のものと、0.90以上のものと、0.85以上のものとで、それぞれ異なる色を付して表示する。このため選択された活動ログと他の類似度の関係を容易に把握することが可能である。また、活動ログが選択されると、紐付けを開始する「紐付け」ボタンが表示される。
登録部124は、表示部123によって表示された活動ログのうち紐付けを行う活動ログの選択を受け付けた場合に、該選択された活動ログを紐付けて登録する。例えば、登録部124は、図9に例示するように、表示部123によって表示された活動ログのうち紐付けを行う活動ログの選択を受け付け、且つ、紐付けを開始する「紐付け」ボタンが押下されると、紐付けの選択を受け付ける画面を表示する。
図9に例示するように、紐付けの選択を受け付ける画面では、選択された活動ログと同一グループの他の活動ログの「時刻」、「組織名」および「内容」が表示されるとともに、紐付けを指示するチェックボックスである「紐付けチェック」が表示される。これにより、選択された活動ログに紐付けを指示する活動ログについては、チェックボックスをオンとなるように操作され、「実行」ボタンが押下されると、チェックボックスがオンである活動ログのレコードIDと、選択させた活動ログのレコードIDとを紐付けて紐付け情報記憶部113に登録する。つまり、本来一塊のタスクとして管理するべき活動ログを紐付けて登録することが可能である。
[第1の実施形態の処理]
図10を用いて、第1の実施形態に係る情報管理装置10の処理について説明する。図10は、第1の実施形態に係る情報管理装置の処理の流れを示すフローチャートである。
図10に示すように、計算部122は、活動ログをベクトル化して類似度を計算し、類似度が高い活動ログを含む紐付け候補グループをそれぞれ構成する(ステップS101)。そして、表示部123は、紐付けする候補のグループを一覧である紐付け候補グループ一覧を表示する(ステップS102)。例えば、計算部122は、活動ログの紐付け開始の指示を受け付けると、活動ログ記憶部111から全ての活動ログを取得し、各活動ログをベクトル化して類似度を計算し、類似度が高い活動ログ同士をグループに分類し、紐付けする候補のグループを対策本部3のクライアント端末30に一覧表示する。
続いて、表示部123は、複数のグループのうち、選択されたグループについて、紐付け候補グループ内の活動ログ一覧を表示する(ステップS103)。例えば、表示部123は、活動ログ一覧として、選択されたグループに含まれる活動ログの内容を時系列に表示するとともに、各活動ログに関係する組織名を表示する。
そして、登録部124は、活動ログ一覧に表示された活動ログのなかから選択された所定の活動ログと紐づける紐付け対象の活動ログの選択を受け付けると(ステップS104肯定)、選択された紐付け対象の活動ログを選択された所定の活動ログと紐付けて紐付け情報記憶部113に登録し(ステップS105)、処理を終了する。
[第1の実施形態の効果]
このように、情報管理装置10は、危機対応時における各活動ログ同士の類似度を計算し、該類似度に基づいて類似度が高い活動ログ同士をグループに分類し、分類された複数のグループのうち、選択されたグループに含まれる活動ログの内容を時系列に表示するとともに、各活動ログに関係する組織名を表示し、表示された活動ログのうち紐付けを行う活動ログの選択を受け付けた場合に、該選択された活動ログを紐付けて登録する。このため、活動ログ間の時系列の関係や、活動ログに関わる組織の関係を把握し易くし、対策本部3等の上位の組織が状況の把握を迅速に行うことが可能である。
つまり、活動ログの組織間の関係や時系列の流れを把握することができる活動ログの一覧を表示して、本来一塊のタスクとして管理するべき活動ログを発見して紐付け処理を効率的かつ効果的に行うことが可能である。
また、情報管理装置10は、類似度を計算して該類似度に基づいて類似度が高い活動ログ同士をグループに分類するとともに、該類似度の最大値が高い順にグループを表示し、紐付けを行うグループの選択を受け付ける。このため、例えば、どのグループについて、紐付けを行うかの選択をより効率的に行うことが可能である。
また、情報管理装置10は、表示した活動ログのうち一つの活動ログが選択されると、該活動ログとの類似度に応じて、他の活動ログにそれぞれ色を付して表示するので、活動ログ同士の類似度の関係が分かり易く、紐付け処理を効率的に行うことが可能である。
[システム構成等]
また、図示した各装置の各構成要素は機能概念的なものであり、必ずしも物理的に図示の如く構成されていることを要しない。すなわち、各装置の分散・統合の具体的形態は図示のものに限られず、その全部または一部を、各種の負荷や使用状況等に応じて、任意の単位で機能的または物理的に分散・統合して構成することができる。さらに、各装置にて行なわれる各処理機能は、その全部または任意の一部が、CPU(Central Processing Unit)および当該CPUにて解析実行されるプログラムにて実現され、あるいは、ワイヤードロジックによるハードウェアとして実現され得る。
また、本実施形態において説明した各処理のうち、自動的におこなわれるものとして説明した処理の全部または一部を手動的におこなうこともでき、あるいは、手動的におこなわれるものとして説明した処理の全部または一部を公知の方法で自動的におこなうこともできる。この他、上記文書中や図面中で示した処理手順、制御手順、具体的名称、各種のデータやパラメータを含む情報については、特記する場合を除いて任意に変更することができる。
[プログラム]
一実施形態として、情報管理装置は、パッケージソフトウェアやオンラインソフトウェアとして上記の情報管理を実行する情報管理プログラムを所望のコンピュータにインストールさせることによって実装できる。例えば、上記の情報管理プログラムを情報処理装置に実行させることにより、情報処理装置を情報管理装置として機能させることができる。ここで言う情報処理装置には、デスクトップ型またはノート型のパーソナルコンピュータが含まれる。また、その他にも、情報処理装置にはスマートフォン、携帯電話機やPHS(Personal Handyphone System)等の移動体通信端末、さらには、PDA(Personal Digital Assistant)等のスレート端末等がその範疇に含まれる。
また、情報管理装置は、ユーザが使用する端末装置をクライアントとし、当該クライアントに上記の情報管理に関するサービスを提供するサーバ装置として実装することもできる。例えば、情報管理装置は、テンプレートの入力指示を入力とし、連絡処理票を出力とする情報管理サービスを提供するサーバ装置として実装される。この場合、情報管理装置は、Webサーバとして実装することとしてもよいし、アウトソーシングによって上記の情報管理に関するサービスを提供するクラウドとして実装することとしてもかまわない。
図11は、プログラムが実行されることにより情報管理装置が実現されるコンピュータの一例を示す図である。コンピュータ1000は、例えば、メモリ1010、CPU1020を有する。また、コンピュータ1000は、ハードディスクドライブインタフェース1030、ディスクドライブインタフェース1040、シリアルポートインタフェース1050、ビデオアダプタ1060、ネットワークインタフェース1070を有する。これらの各部は、バス1080によって接続される。
メモリ1010は、ROM(Read Only Memory)1011およびRAM1012を含む。ROM1011は、例えば、BIOS(Basic Input Output System)等のブートプログラムを記憶する。ハードディスクドライブインタフェース1030は、ハードディスクドライブ1090に接続される。ディスクドライブインタフェース1040は、ディスクドライブ1100に接続される。例えば磁気ディスクや光ディスク等の着脱可能な記憶媒体が、ディスクドライブ1100に挿入される。シリアルポートインタフェース1050は、例えばマウス1110、キーボード1120に接続される。ビデオアダプタ1060は、例えばディスプレイ1130に接続される。
ハードディスクドライブ1090は、例えば、OS1091、アプリケーションプログラム1092、プログラムモジュール1093、プログラムデータ1094を記憶する。すなわち、情報管理装置10の各処理を規定するプログラムは、コンピュータにより実行可能なコードが記述されたプログラムモジュール1093として実装される。プログラムモジュール1093は、例えばハードディスクドライブ1090に記憶される。例えば、情報管理装置10における機能構成と同様の処理を実行するためのプログラムモジュール1093が、ハードディスクドライブ1090に記憶される。なお、ハードディスクドライブ1090は、SSD(Solid State Drive)により代替されてもよい。
また、上述した実施形態の処理で用いられる設定データは、プログラムデータ1094として、例えばメモリ1010やハードディスクドライブ1090に記憶される。そして、CPU1020が、メモリ1010やハードディスクドライブ1090に記憶されたプログラムモジュール1093やプログラムデータ1094を必要に応じてRAM1012に読み出して実行する。
なお、プログラムモジュール1093やプログラムデータ1094は、ハードディスクドライブ1090に記憶される場合に限らず、例えば着脱可能な記憶媒体に記憶され、ディスクドライブ1100等を介してCPU1020によって読み出されてもよい。あるいは、プログラムモジュール1093およびプログラムデータ1094は、ネットワーク(LAN、WAN等)を介して接続された他のコンピュータに記憶されてもよい。そして、プログラムモジュール1093およびプログラムデータ1094は、他のコンピュータから、ネットワークインタフェース1070を介してCPU1020によって読み出されてもよい。
1 危機対応システム
2 ネットワーク
3 対策本部
4 担当部局
10 情報管理装置
11 記憶部
12 制御部
30、40 クライアント端末
111 活動ログ記憶部
112 グループ情報記憶部
113 紐付け情報記憶部
121 格納部
122 計算部
123 表示部
124 登録部

Claims (5)

  1. 危機対応時における各組織がそれぞれ対策本部に活動内容を報告するための非定型の情報である各活動ログ同士の類似度を計算し、該類似度に基づいて類似度が高い活動ログ同士をグループに分類する計算部と、
    前記計算部によって分類された複数のグループのうち、選択されたグループに含まれる活動ログの内容を時系列に表示するとともに、各活動ログに関係する組織名を表示し、表示した活動ログのうち一つの活動ログが選択されると、該活動ログとの類似度に応じて、他の活動ログにそれぞれ色を付して表示するとともに、まだ紐付けされていない活動ログをハイライト表示し、繰り返し業務の活動ログには前記色とは異なる色を付して表示する表示部と、
    前記表示部によって表示された活動ログのうち紐付けを行う活動ログの選択を受け付けた場合に、該選択された活動ログを紐付けて登録する登録部と
    を有することを特徴とする情報管理装置。
  2. 前記計算部は、前記類似度を計算して該類似度に基づいて類似度が高い活動ログ同士をグループに分類するとともに、該類似度の最大値が高い順にグループを表示し、紐付けを行うグループの選択を受け付けることを特徴とする請求項1に記載の情報管理装置。
  3. 前記活動ログが入力された場合に、該活動ログを記憶部に格納する格納部をさらに有し、
    前記計算部は、前記記憶部に記憶された全活動ログを取得し、各活動ログ同士の類似度を計算し、該類似度に基づいて類似度が高い活動ログ同士をグループに分類することを特徴とする請求項1または2に記載の情報管理装置。
  4. 情報管理装置で実行される情報管理方法であって、
    危機対応時における各組織がそれぞれ対策本部に活動内容を報告するための非定型の情報である各活動ログ同士の類似度を計算し、該類似度に基づいて類似度が高い活動ログ同士をグループに分類する計算工程と、
    前記計算工程によって分類された複数のグループのうち、選択されたグループに含まれる活動ログの内容を時系列に表示するとともに、各活動ログに関係する組織名を表示し、表示した活動ログのうち一つの活動ログが選択されると、該活動ログとの類似度に応じて、他の活動ログにそれぞれ色を付して表示するとともに、まだ紐付けされていない活動ログをハイライト表示し、繰り返し業務の活動ログには前記色とは異なる色を付して表示する表示工程と、
    前記表示工程によって表示された活動ログのうち紐付けを行う活動ログの選択を受け付けた場合に、該選択された活動ログを紐付けて登録する登録工程と
    を含んだことを特徴とする情報管理方法。
  5. 危機対応時における各組織がそれぞれ対策本部に活動内容を報告するための非定型の情報である各活動ログ同士の類似度を計算し、該類似度に基づいて類似度が高い活動ログ同士をグループに分類する計算ステップと、
    前記計算ステップによって分類された複数のグループのうち、選択されたグループに含まれる活動ログの内容を時系列に表示するとともに、各活動ログに関係する組織名を表示し、表示した活動ログのうち一つの活動ログが選択されると、該活動ログとの類似度に応じて、他の活動ログにそれぞれ色を付して表示するとともに、まだ紐付けされていない活動ログをハイライト表示し、繰り返し業務の活動ログには前記色とは異なる色を付して表示する表示ステップと、
    前記表示ステップによって表示された活動ログのうち紐付けを行う活動ログの選択を受け付けた場合に、該選択された活動ログを紐付けて登録する登録ステップと
    をコンピュータに実行させるための情報管理プログラム。
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